月刊!桜井シュウ第17号 - 伊丹市議会議員 桜井シュウ 公式サイト

月刊!桜井シュウ 第17号
伊丹市議会議員 桜井周 市政報告
(写真)2012年3月定例会において平成24年度予算案等について代表質問を行いました
桜井 周(さ くらい しゅう )の プ ロフィール
1970年
1977年
1983年
1986年
1989年
1994年
1996年
2002年
生まれ
美鈴月影幼稚園卒
伊丹市立鈴原小学校卒
伊丹市立南中学校卒
兵庫県立伊丹高校卒
京都大学農学部卒
京都大学大学院
農学研究科修士課程修了
米国ブラウン大学大学院
環境学修士課程修了
1996年に国際協力銀行に入行、
2005年に退職。
2005年 国際特許業務法人に入所。
2007年より弁理士。
2011年 伊丹市議会議員選挙で
初当選(3,241票、2位)
資格:弁理士、TOEIC:925点
国会議員政策秘書試験合格
趣味:マラソン、読書
家族:妻、二女、犬(トイプードル♀)
代表質問を実施
一般会計予算審査委員会での質疑
3月定例会の本会議において、桜井周は所属会派
の伊丹市民連合を代表し、日本全体の経済社会情勢
を踏まえて、市税全般に関する質問を行いました。
予算審査の特別委員会は、一般会計と特別会計・公
営企業会計の2つに分かれて行いました。桜井周は一
般会計等予算審査特別委員会に所属し、様々な事業
について様々な角度から、本会議では行われないよう
な、個別事業について具体的に質疑を行いました。
人口減少時代に向けての行財政改革
日本と関西と兵庫県の人口も減少する中で、今後
は伊丹市も人口減少時代を迎えることを考慮すべき
です。また、高齢化の進行も含めて、将来への備え
を万全にしておくべきとの観点から質問しました。
まずは、財政再建。市の人口が減少すると、債務
負担能力も減少します。将来にツケを回さないとい
う観点と相まって、財政再建が至上命題です。
伊丹空港活性化と我が国航空機産業育成
関西の空港をめぐる情勢として、7月の伊丹空港
・関西空港の経営統合、3月から関西空港での格安
航空会社(LCC)の就航に、東アジアの高度経済成
長と相まって航空需要が飛躍的に増加する可能性が
あります。一方で、経済産業省が国産ジェット機の
開発を支援しており、再来年からの販売開始が予定
されています。こうした時代背景の中、伊丹空港を
どのように活用してくかを質しました。
市長からは、伊丹空港は利便性という特徴を生か
した運営をされるべきであり、低騒音の定義は難し
いが、現状よりも騒音レベルが上がらない範囲で伊
丹空港を有効活用すべきという答弁がありました。
また、伊丹空港の問題については、一義的には国
土交通省航空局が主管でありますが、空路を利用し
た観光業(北海道・沖縄への観光など)の振興の観
点から観光庁、低騒音小型ジェット機の開発育成の
観点から経済産業省製造産業局などと連携をするよ
う要望しました。
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その他、子育て支援や教育などを質しました。
次回の市政報告会
9月1日(土)午後2時∼4時
スワンホール3階中ホール
さる3月11日(日)に市政報告会を開催し、
スワンホール中ホールが満席になる程の大盛況で
した。ご出席いただいた方、ありがとうございま
した。この日で東日本大震災から丁度1年になり
ます。災害復興のスピードが遅いのはなぜなのか、
災害復興の観点から国と地方の役割分担を改めて
考えました。また、伊丹空港活性化と我が国航空
機産業の育成についても取り上げました。
次回は9月1日(土)午後2時∼4時にスワン
ホール3階中ホールで予定しています。より多く
の方にご出席頂きたくご案内申し上げます。
歳入・不動産売払収入
新伊丹駅近くの教員寮の売却が予算計上されており
ましたが、他にも売却できる不動産がないか質しました。
背景として、伊丹市は、不動産事業で失敗を繰り返して
おります。例えば、ネオ伊丹ビルの賃貸事業は行き詰
まり、今般売却することとなりました。債務超過に陥った
土地開発公社は、39億円の市税を投入して破綻処理
することとなりました。こうした失敗を繰り返さないため
にも、行政目的でない不動産は保有すべきでないとの
考え方を貫徹すべく質問しました。具体的には、JR伊
丹駅の改札横にある美術ギャラリーは7月にオープン
する新図書館に移転することとなりましたが、この跡地
をどうするのか質しました。当局は「具体的には決まっ
ていないが、有料で待合室機能を持つような使い方を
検討」との回答でした。桜井は、伊丹市が新たに不動産
事業を展開することのないよう、もしテナントとして貸し
出すのであれば早々に売却するように求めました。
総務費・総合企画調整経費
公共施設マネジメントと行政評価システムに関して質
しました。これらの事業は、行財政改革を推進していく
ためにとても重要な事業ですが、予算がほとんど計上
されていません。伊丹市には○○ホールや共同利用施
設などが近隣他市に比べて数多くあります。各施設が
資産相応の行政効果を上げているのか検証することと
ともに、老朽化が進んでいるこれらの施設をどのように
整理していくのかが今後の大きな課題であり、公共施
設マネジメントはその中核です。行政評価はいわゆる
事業仕分けとしても活用できるものであり、費用対効果
を監理する上で重要なツールです。
そこで、これへの取組みのために十分な予算措置が
取られているのか質しました。当局は「24年度は職員
が実施するので、特段の予算措置は不要」と答弁しまし
た。お金をかけずにできれば素晴らしいのですが、予算
がないからできませんでした、という言い訳をしないよう
に念押ししました。
総務費・諸費・土地開発公社保証債務弁済39億円
土地開発公社保証債務弁済金の39億円は、地価の
下落によって発生した土地開発公社の損失を最終処
理するものですから、市民サービスに何ら貢献しな
い支出と言えます。バブル崩壊の処理を20年経った
今頃になって行っているということです。民間銀行
であれば、1999年に大手銀行15行に対して公的資金
注入が行われ(不良債権処理の原資を確保)、さら
に2001年(竹中平蔵金融担当大臣就任)以降に金融
庁検査が厳しく行われ不良債権処理が進みました。
しかし、地方自治体の不動産の不良債権処理は抜
本的には行われませんでした。この理由は、地方財
政法5条(健全財政主義)の規定により地方自治体
には原則として赤字地方債を発行できず、不良債権
処理を行う原資不足にありました。今般、第三セク
ター改革推進債という名目の赤字地方債の発行が可
能となり(地方財政法33条の5の7)、ようやく抜本
処理が実施されることとなりました。
国の政策の遅れと相まって、第三セクターの不良
債権処理は民間銀行の不良債権処理に遅れること十
年です。桜井は、39億円で処理済として終わらせる
だけではなく、なぜこのような結果になったのか歴
史的に批判的に検証するよう要望しました。
公債費の利子10億79百万円
現在の低金利時代においては、負債の額に比べて
利子は少額で済んでいます。しかし、もし金利が上
昇した場合には、公債費の利子が増大することなり
たいへんな事態になります。そこで、金利上昇局面
における公債費の利子についてシミュレーションを
やっているのか質しました。財政基盤部長は、「シ
ミュレーションはやっていないが、桜井議員の指摘
を受けて検討したい」と答弁しました。一方で、市
長は、悪性インフレによる金利上昇リスクの可能性
は低いとの答弁をしておりました。ギリシャに端を
発したヨーロッパ財政危機は、ギリシャ以上に財政
状況が悪化している日本にいつ飛び火してもおかし
くはありません。東日本大震災と福島第一原発事故
の経験を踏まえ、想定外というのは許されませんの
で、危機感と緊張感をもって財政運営を行うように
要望しました。
児童福祉費・こども手当給付システム開発費
子ども手当給付システム開発委託料の1,000万円
を質しました。子ども手当に限らず行政サービスに
かかる制度変更があれば、その都度、市区役所・町
ネオ伊丹ビル土地信託条例改正
村役場ではコンピューター・システム開発が必要に
ネオ伊丹ビルを売却可能とする条例改正案につい
なり、全国での総額は数百億円に上ります。このよ
うな費用は住民サービス向上に直接繋がるものでは て、桜井は賛成の立場から討論を行いました。賛成
ありません。また、市役所にとってシステム開発関 の理由は、第一に、土地開発公社の経営破綻からも
連業務は大きな負担です。したがって、安易に制度 明らかな通り伊丹市当局は不動産事業に不得手であ
変更すべきではありません。もし、やむを得ず制度 り不動産事業から撤退すべきであること、第二に、
変更を行うにしても、半年ごとに少しずつ変更する 公共施設マネジメントの観点から行政目的としない
不動産を伊丹市の資産として保有すべきでないこと、
べきでなく、まとめてドーンと変更すべきです。
第三に、ビル建設にかかる負債に対する日々利息が
また、0歳∼15歳が一律1万3千円という制度であ
発生していること、などからネオ伊丹ビルを早急に
れば簡素なシステムで済みますが、「0歳∼2歳が1
売却処理すべきと考えるからです。
万5千円、3歳∼小学校卒業が1万円(ただし、第三
ネオ伊丹ビルの信託事業については、単に土地を
子以降は1万5千円)、所得制限あり」という制度に
なると、家族情報(第三子以降の判別)や納税情報 売却していたケースと比較すれば、20億円以上の損
(所得制限の判別)などを取り込むなど複雑なシス 失が発生していると言えます。したがって、土地信
テムになり開発費用は高額になります。また、シス 託を行ったことが適切であったのか、現在に至るま
テム開発費用だけでなく、市役所の窓口業務も複雑 で市当局が信託銀行に対して適時適切な連絡を行っ
てきたのか、などについて、歴史的かつ批判的に検
になります。
このような背景があるにも拘わらず、子ども手当 証することを要望しました。
また、ネオ伊丹ビルの売却が順調にいかなかった
は与野党間で政争の具となってしまい、昨年10月の
場合には、市当局が議会に報告する旨の付帯決議が
制度変更に続いて、今年6月にも再度制度変更が行
われる方向で進んでいます。国会の勝手気ままな行 提出され、桜井周は賛成する立場から討論しました。
動が、現場である地方自治体にしわ寄せとなって噴 すなわち、条例改正が行われた後、現状では議会と
出します。そこで、市当局に対して、頻繁な変更と してネオ伊丹ビルの売却手続き関わる手段がなくな
複雑な制度による窓口業務の煩雑さなどを国に説明 り、議会が関与せず、責任を負わないことは、二元
するよう要望しました。もちろん、私自身も国会議 代表制を定めた地方自治の趣旨に反します。本付帯
員に対して言うべきことを言い、二度とこのような 決議は、こうした現行法制度の欠陥を補充するもの
愚かな政策が実施されないように監理していきます。です。なお、本付帯決議は、全会一致で可決されま
した。
教育費・国際交流事業
ちなみに、同様の試みとして1月臨時会において
ハッセルト市及び佛山市との国際交流事業につい 市高定時制の統合事業費について桜井周は8議員と
ても質しました。すなわち、公費負担で実施するか 共同で付帯決議を提出したものの賛成少数で否決さ
らには、選抜された少数の生徒が一過性の交流を行 れましたが、こうした問題意識が議会の中で広まり
うというだけでなく、インターネットなどを活用し 今議会に繋がったので効果はあったと考えます。
つつ継続的な交流に発展させていくこと、また他の
*
*
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生徒へ波及させていくことなどを要望しました。
この他、商工や教育など様々な質問を行いました。
2012年春季インターンシップに5人の学生が参加
未来に責任ある政治を実現すべく、大学の春休みの間、桜井周と共に活動するために、5名の大学生・
大学院生が集まりました。2カ月間のインターンシップを修了した所感を紹介します。
岡野 壮宏(関西学院大学総合政策学部)
今回、桜井議員のもとでインターンをさせてい
ただいて非常に濃い時間を過ごすことができまし
た。インターンに参加しようと思った理由は「自
己変革」と「政策研究」で、「自己変革」という
点で自分の思い描いていた姿とは違い、100点満点
とはいえませんが、桜井議員の市政報告会で約70
人の前で5分近くメモを見ずに話すことができたの
は今までの自分では考えられない進歩でした。
「政策研究」においても同様で傍聴することに集
中し、「議会改革」への学生らしい提案、改善な
どができませんでした。しかし、「見る」という
ことで自分がいかに「政治」を知らないかを痛感
しました。2ヶ月間という短い間でしたが、桜井
議員、会派の議員、事務局の方、他市・県議会議
員、伊丹市民の方々、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
強くなりました。本当に、このインターンに参加
して良かったと思っています。私は確実にインター
ンをする前と変わったと言えます。インターンで
出会った全ての方々にお礼申したいと思います。
高橋 開人(大阪大学理学部)
今回のインターンを通して、僕が一番感じそし
て伝えたいと思ったことは、 「政治は自分たちの
手で変える事ができる」ということです。 これは、
僕が今回、普段は見ない市議会を見たから感じた
事です。 国政ばかりに目を向けていたら、このよ
うな事は決して思わなかったことでしょう。 しか
し、市議会において、小さな住民の意見が反映さ
れている現場を見ると、 政治を身近に感じ今まで
とは違った、政治に対するポジティヴな視点を持
つ事ができるようになりました。 今後は、この経
験のもと「政治は変えられるのだから変えていこ
う」という気持ちを持って行動していきたいです。
金下 裕平(大阪大学基礎工学部)
渡邉 大生(立命館大学法務研究科)
桜井インターンでは、ポスティングなど地道な
作業と、市や県、国会の見学など幅広く活動しま
した。議会見学では議員や当局の考え方がそれぞ
れ違うことに驚きました。伊丹空港についての政
策立案では賛成派と反対派のどちらの考えも尊重
できる答えを目指しました。はじめに目標にして
いた『未来に責任ある政治とはなにか』について
変えるべきことがあると思います。それは国民の
政治への意識の低さです。これを変えていくため
にまずは僕自身が桜井さんのもとで得た経験を胸
にこれからも政治に真摯に向きあおうと思います。
私が、議員インターンに参加するにあたり考え
ていた抱負は、①実際の政治の場を先ずは知り、
②活動を将来の政治の場や仕事の場で活かす、と
いうことでした。
①については、駅立ち・辻立ちや、ポスティン
グ、議会傍聴・国会の委員会傍聴などを通じて、
普段見えない政治家の部分や、政治活動の充実し
ている部分・大変さ・つらさなど、実体験として
直接政治を学ぶことはできたので、おおむね目標
としていたことは達成
できたのだと思います。
②については、これ
からの自分に委ねられ
ますが、インターンで
得られた経験を、将来
の仕事や政治の場など
に活かせるように意識
をしてゆきたいです。 インターン生と共に街頭活動
北林 聖子(立命館大学国際関係学部)
私が当初たてた目標は、有権者として責任ある
一票を投じられるように、政治の知識を得る、と
いうことだったのですが、その目標は正直あまり
達成できませんでした。しかし、参加する前より
も、やはり市民の政治参画は必要なのだというこ
とを改めて強く感じるようになりましたし、私達
発行者:桜井シュウ
〒664-0882
伊丹市鈴原町9-138
TEL 080-5031-8071 / FAX 072-777-2650
E-mail [email protected]
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