コーちゃんバスの課題・改善策について - 湖西市

資料4
コーちゃんバスの課題・改善策について
平成26年8月26日(火)
湖西市企画部市民協働課
1.コーちゃんバスの課題(関係部署ヒアリング、患者アンケートより)
①外出時間にコーちゃんバスの時間が合わない。
・病院の利用時間は分散。一方、バスは1.5~2時間に1本であり、使いたい時間にないと感じられている。
・特に、帰りの時間が合わない。
・平日の日中の運行であるため、高校生や社会人が利用できない。観光との連携も困難。(朝夕の運行、土日
の運行)
②バス停が遠い。
・ふれあいバスは、集落内に入ってきたが、コーちゃんバスは幹線道路を走行。
・川口整形外科など、けがをした人が乗るには、バス停から医療施設までの距離が長い。
③時間がかかりすぎる。
・特に鷲津地区や新居地区は、地区内を循環するために遠回りになるという意見がある。
・時間がかかりすぎるため、特に夏場の買い物には適していない。また、クルマ酔いやトイレの心配もある。
④運行内容がわからない。
1)運行内容がわかりづらい
・鷲津地区内が、どこに行くのかわからない。
・ダイヤが複雑
・ゾーン制運賃がわかりづらい
・バス停がわからない
・乗り継ぎが難しい。
2)広報不足
・運行内容が広報されていないという意見あり
・バスの存在がわからないという意見あり
・高齢者でなくとも利用できるかどうかわからな
い意見あり
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1.コーちゃんバスの課題(関係部署ヒアリング、患者アンケートより)
1)運行内容の課題
運行内容がどの対象にも向くように設定されており中
途半端。
結果的に、だれにとっても使いづらいものとなってい
る恐れあり。
2)情報提供の課題
コーちゃんバスの運行内容が十分伝わっていない恐れ
がある。
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2.課題に対する対応方針(案)
(1)運行内容の課題に対する対応方針
すべての課題に対応することは不可能。
・例えば、各集落内にアクセスしつつ、目的地まで短時間で行くことは不可能。
・どの地区からも、乗り継ぎ無しで、目的地まで短時間で行くことは不可能。
課題を最も多く解決できる方法を検討
1)運行内容の改善
・運行内容のわかりやすさと速達性の確保を優先。
・アクセス性の向上(各集落近くまでアクセスすること)は、コーちゃんバス以外の
対策を別途検討
・乗り継ぎは、時間・場所や乗り継ぎ環境の工夫により対応。
2)広報の改善
・きめ細かな広報が必要。(高頻度で、直接的な広報が必要)
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2.課題に対する対応方針(案)
(1)運行内容の課題に対する対応方針
【わかりやすさ・速達性に配慮した運行内容の改善(案)】
①コーちゃんバスの役割の再確認
・誰でも利用できる移動手段(年齢などで利用を制限しない)
・各地区とJR駅周辺を連絡する目的地直行型の路線
・各地区中心までアクセスする地域公共交通の乗降場所までは、自転車や徒歩での
アクセスを基本
・乗り継ぎ抵抗の軽減
(湖西市地域公共交通基本計画より)
②コーちゃんバス路線改正の原則(案)
・路線
:各地区中心と目的地を直行。鷲津地区内も分かりやすい路線設定。
(鷲津地区内の運行パターン化or鷲津循環の運行)
・ダイヤ:1時間に1本(ダイヤのパターン化)
・乗り継ぎ軽減(待ち時間の縮小、乗り継ぎ箇所・環境の改善)
・運賃:均一運賃または運賃ゾーンの統合
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2.課題に対する対応方針(案)
(1)運行内容の課題に対する対応方針
【住民意見の把握(案)】
①目的
・案の妥当性について、主な利用対象である高齢者の意見を把握する。
②把握手法
地域の会合に出席し、会合後、
趣旨説明と、興味ある方を把握
・老人クラブに伺い、報告(5分)、案の妥当性確認・意見把握(10分)
・妥当性がほぼ確認できた場合、高齢者アンケートで定量的に妥当性を把握
③説明事項と把握事項
1)説明次項
・コーちゃんバスの課題
・アクセス性、乗り継ぎ、わかりやすさをす
べて満足することは困難なこと
・路線改正の原則(案)
2)把握事項
・わかりやすさと速達性を第一に考えてよい
か。
・その分、乗り継ぎとバス停までの往き方が
問題となるがよいか。
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2.課題に対する対応方針(案)
(2)情報提供の課題に対する対応方針
①目的
・個別の生活に合わせたコーちゃんバスの使い方をお伝えすることで、コーちゃんバスに対する
不安を解消し、新規利用者の獲得につなげる。
②実施手法
・老人クラブの会合に伺い、コーちゃんバスに乗りたいが運行内容がわからず乗れていない方を把握
・1人1人に対し、乗り方をアドバイス。
・帰り際に、次の一週間のコーちゃんバス利用記録票と返信用封筒を配布。
○日頃の外出状況(目的地、手段
など)や外出の困りごとを把握。
1)地域の会合に出席し、
会合後、趣旨説明と、
興味ある方を把握
2)興味ある方の外出状況を
聞き、コーちゃんバスの
利用方法をアドバイス
○外出状況に合ったコーちゃんバ
スの利用方法をアドバイス。
(マイ時刻表を作成し、進呈)
○○さんが、買い物に行く場合は、・・・
松山
イオンタウン湖西
8:15
8:53
帰りは、
3)次に1週間の外出を記録
してもらえるよう依頼。
イオンタウン湖西
松山
9:32
10:10
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2.課題に対する対応方針(案)
(2)情報提供の課題に対する対応方針
・コーちゃんバス利用記録票を送っていただいた方に、お礼状と粗品を進呈。
・次の老人クラブの会合に伺い、感想などを聞くことをお知らせし、再度、個別の
コミュニケーションを実施。
1)事前にお葉書を出し、
会合に再び伺うことを
お知らせ。
2)一人ひとりの外出結果を教え
てもらい、バス利用の効果を
お知らせ。
3)そのほか、バスを利用して使
いづらかった点などを教えて
もらいます。
○バス利用の効果をお知らせ。
③実施規模と目標
・1箇所10人程度にアドバイス。3箇所の老人クラブを表敬。(合計30人にアドバイス)
・このうち、3回目の接触で10人がバスを日常で利用してもらえる状態を目標とする。
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3.その他
(1)乗り継ぎ対策
・阿久比町では、阿久比駅での乗継を想定し、阿久比駅前バス停の発着時刻を統一。
・車両を縦列停車させることで乗り継ぎ距離を短縮し、さらに乗り継ぎ抵抗を低減。
浅井外科
ピアゴ
アピタ
竹内整形外科・内科
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3.その他
(2)利用促進提案
・利用促進のための車内でのサービス(①他地域事例を参考に湖西市でできること、②その他の提案)
①他地域事例を参考に湖西市ができること
・市内のイベント情報ちらしの設置
横浜市では、バス車内に地域イベント情報
ちらしやスーパーのちらしを設置している。
・ウェットティッシュの配布
愛知県では、観光施設の調査にてウェットティッ
シュの配布を行い、好評であった。
デザイン(案)
②その他の提案
・紙うちわの配布
夏に配布。
デザインには、コーちゃんバス
情報や地域のイベント情報など
を掲載する。
・使い捨てカイロの配布
冬に配布。
カイロ
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3.その他
(2)サービスの向上提案
・バス運転者の売り出し(例:わったーバス党)
沖縄県とバス会社が共同でわったーバス党を開設。わったーバス党とは、「バスへの関心を高め、
バスを利用してもらうこと」を目標とし、「周知・認知を図る広報とアクションを促す広報の実
施」と、「県民自身が気づき・考え・行動する期間の提供」を軸として活動している。
ホームページでは、「バス運転手名鑑」として乗務員が紹介されている。
わったーバス党ホームページより
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4.今後のスケジュール(案)
・運行内容の改善計画は、市・事業者間(+委託コンサル)で協議して作成。
・特に、わかりやすい運行内容実現のため、乗り継ぎが発生するが、その是非について、老人クラブや高齢者の
意見を把握。
・各地区中心へのアクセスは、デマンド型交通、自転車などで担保するよう検討
・委託費については、運賃低額(定額)化、サービス向上等により、増加が懸念されるため、常に意識しつつ、
事業者が創意工夫できるような仕組みを模索。(定率補助等)
現状の把握
1.利用者数の整理
2.アンケートの集計分析
課題の整理
運行内容の改善計画検討
・各路線の位置付けの再整理
・運行内容(ルート、ダイヤ、車両、乗
降場、運行方法、運賃)の改善
・市の委託方法(バス事業者にメリット
のある委託方法)の検討
現運行内容をわかりやすく広報
市・事業者
協議
老人クラブ
ヒアリング
・モビリティマネジメントの実施
・マップ、ガイドブック等ツール制作
老人クラブ ・こまめな広報
MM
高齢者
アンケート
地域公共交通再編実施計画策定
継続的な広報活動
地域公共交通網の再編
図 検討の手順
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