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お客様各位
ルネサステクノロジ
開発環境 FAQ
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カタログ等資料中の旧社名の扱いについて
FAQ TOP -RH-
2010 年4 月1 日を以ってNEC エレクトロニクス株式会社及び株式会社ルネサステクノロジ
が合併し、両社の全ての事業が当社に承継されております。従いまして、本資料中には旧社
名での表記が残っておりますが、当社の資料として有効ですので、ご理解の程宜しくお願い
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
申し上げます。
ルネサスエレクトロニクス ホームページ(http://www.renesas.com)
2010 年4 月1 日
ルネサスエレクトロニクス株式会社
【発行】ルネサスエレクトロニクス株式会社(http://www.renesas.com)
【問い合わせ先】http://japan.renesas.com/inquiry
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
更新日: 2005年6月20日
FAQ概要
SuperH RISC engineファミリ (2005年5月11日)
M32Rファミリ *1 (2005年5月11日)
H8SXファミリ (2005年5月11日)
M16ファミリ(保守品種) (1999年6月4日)
32ビット
M32C/90, M32C/80, M16C/80, M16C/70シリーズ *2 (2005
年6月20日)
16
ビ
ッ
ト
8ビット
M16Cファミリ M16C/60, M16C/30, M16C/20, M16C/10, M16C/Tinyシリー
ズ (2005年6月20日)
R8C/Tinyシリーズ (2005年6月20日)
H8Sファミリ
H8Sファミリ (2005年5月11日)
H8/300H Tiny, H8/300H Super Low Power シリーズ (2005
H8ファミリ
年6月20日)
7700ファミリ
79xxシリーズ(保守品種) *3 (2004年7月5日)
77xxシリーズ *4 (2004年7月5日)
740ファミリ
740ファミリ *5 (2005年4月5日)
H8ファミリ
H8/300L Super Low Power シリーズ (2005年5月11日)
H8/300, H8/300L シリーズ (2005年5月11日)
H8/300H シリーズ (2005年5月11日)
4ビット
4500シリーズ (2005年4月5日)
720シリーズ (2003年11月20日)
アクセサリ
アクセサリツール (2005年1月7日)
その他
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修理 他
(2003年9月5日)
*1.M32Rファミリ:M32R/ECUシリーズ(M32R/E, M32Rx/D, M32R/Dシリーズは保守品種)
*2.M32C/90, M32C/80シリーズMCUは32/16ビットMCUです。
*3.79xxシリーズ:7900シリーズ(保守品種)
*4.77xxシリーズ:7770シリーズ(7700, 7751, 7790シリーズは保守品種)
*5.740ファミリ:38000, 740, 7200, 7600シリーズ(7450, 7470, 7500シリーズは保守品種)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
エミュレータ
クロスツール
統合開発環境(HEW)
E10A エミュレータ
C/C++コンパイラ
E10T エミュレータ
リンケージエディタ
E8000 エミュレータ
アセンブラ
E6000 エミュレータ
シミュレータ/デバッガ
E7 エミュレータ
評価版コンパイラ
Tiny/SLP無償版コンパイラ
リアルタイムOS
HIシリーズOS (uITRON仕様準拠)
自動車向けOS (OSEK/VDX仕様準拠)
F-ZTATオンボード書込みツール
F-ZTATオンボード書込みツール
無償評価版
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
概要
更新日: 2003年4月5日
FAQとは
FAQ (Frequently Asked Questions)とは、よくある質問とその回答をまとめたQ&A集のこと
で、ここでは、弊社ツール製品に関するFAQを掲載しております。内容は、前月分の電子
メールによるサポート情報をもとに毎月追加・更新しており、常に新しい情報をご提供させ
ていただいております。ここでのFAQがお客様の疑問を解決する手助けになれば幸いです。
FAQの掲載について
弊社FAQは以下の構成で掲載しております。
1. FAQの総目次は、マイコンのファミリ/シリーズ別に分類しています。(32ビットから
4ビット、アクセサリの順)
2. 各マイコンのファミリ/シリーズ別の目次(例:M16C/60,30,20,10シリーズの目次)
は、作業工程順に使用するツール製品ごとに分類しています。
(プログラミングツール/デバッグツール/エミュレータ/プログラム書き込みアダプタ/
アクセサリの順)
3. 各製品のFAQページ(例:コンパイラM3T-NC30WAのFAQページ)では、ページ先頭
にある目次の項目をクリックしていただくと(目次がない場合もあります)、対応す
るFAQの質問群へジャンプします。 質問は新規掲載日が新しいものから降順に掲載し
ており、その後内容を更新しましても各質問の掲載場所は変わりません(日付のみ変
更)。
質問をクリックしていただくと回答が表示されます。
4. 各FAQ(例)には、それぞれの右肩に最終更新日(青字)を記載しております。
ただし、1999年9月以前に掲載され、それ以降更新していないFAQについては最終更
新日を記載しておりません。ご了承ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
32ビット SuperH RISC engineファミリ
更新日: 2005年5月11日
SH C コンパイラ (04.11.22)
アセンブラ(04.7.8)
最適化リンケージエディタ(04.9.21)
C/C++コンパイラパッケージに同梱
SHシミュレータ デバッガ(05.4.5)
High-performance
Embedded Workshop V.3 (05.4.5)
High-performance
Embedded Workshop V.4
統合開発環境(C/C++コンパイラパッケージ, E8, E7
に同梱)
(05.5.11)
E10A (05.1.20)
E10A-USB (05.1.20)
オンチップデバッギングエミュレータ
E6000 (04.11.22)
E6000H (04.11.22)
E8000 (04.7.5)
HI7000/4シリーズOS (04.7.8) Ho70xxシリーズOS (04.7.8)
フラッシュ開発ツールキット
(04.7.8)
F-ZTATマイクロコンピュータ オン
ボード書き込みプログラム
(04.7.8)
その他 (03.9.5)
インサーキットデバッギングエミュレータ
SuperH RISC engine ファミリ用uITRON4.0仕様リア
ルタイムOS SuperH RISC engine ファミリ用OSEK OS 仕様リアル
タイムOS オンボード書き込みソフト ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修
理他
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
32ビット M32Rファミリ
更新日: 2005年5月11日
M32Rファミリ マイコンのFAQについては「ルネサスマイコン技術情報」を参照してくだ
さい。
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
High-performance
Embedded Workshop V.4 (05.5.11)
統合開発環境
High-performance
Embedded Workshop V.3 (05.2.7)
統合開発環境(M3T-CC32Rに付属)
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-CC32Rに付属)
SQMlint (04.5.10)
MISRA C ルールチェッカ
M3T-CC32R (05.2.21)
Cコンパイラパッケージ(アセンブラ・統合開発
環境High-performance Embedded Workshop,
TM・シミュレータM3T-PD32RSIM付き)
M3T-MR32R (05.1.20)
ミドルウエア (04.4.5)
リアルタイムOS(開発キットM3T-MR32RK・量
産契約M3T-MR32RSの総称)
M32Rファミリ用ミドルウエア全般
M3T-PD32RSIM (02.2.5)
シミュレータデバッガ(M3T-CC32Rに付属)
M3T-PD32R (04.1.9)
SDIエミュレータ(SDI-2まで対応)用エミュレー
タデバッガ
(M32100T2-SDI-Eに付属)
M3T-PD32RM (04.1.9)
SDIエミュレータ(SDI-3まで対応)用エミュレー
タデバッガ
(M32100T5-SDI-E, M32100T3-SDI-E,
M32100T-EZ-Eに付属)
PDSDK COMキット (02.11.5)
デバッガ拡張キット
M32xxxTx-SDI(-E) (04.6.21)
SDIエミュレータ
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/
修理 他
■保守製品
M3T-TW32R (00.8.25)
M3T-PD32000 (00.8.25)
M32000TB-2MB-E (00.6.5)
クロスツールキット(GNUツール版・統合開発環
境TM付き)(保守製品)
M32R/Dシリーズ用エミュレータデバッガ (保守
製品)
M32R/Dシリーズ用エミュレータ (保守製品)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
H8SX,H8S,H8ファミリ
更新日: 2005年6月20日
H8 C コンパイラ (04.11.22)
アセンブラ(04.7.8)
最適化リンケージエディタ(04.9.21)
C/C++コンパイラパッケージに同梱
H8シミュレータ デバッガ(05.4.5)
High-performance
Embedded Workshop V.3 (05.4.05)
High-performance
Embedded Workshop V.4
統合開発環境(C/C++コンパイラパッケージ, E8, E7
に同梱)
(05.5.11)
E10A (05.1.20)
E10A-USB (05.1.20)
E10T (04.11.22)
オンチップデバッギングエミュレータ
E7 (05.1.20)
E8 (05.6.20)
E6000 (04.11.22)
E6000H (04.11.22)
HI2000/3、HI1000/4 (04.7.8) Ho26xxシリーズOS (04.7.8)
フラッシュ開発ツールキット
(04.7.8)
F-ZTATマイクロコンピュータ オン
ボード書き込みプログラム
(04.7.8)
その他 (03.9.5)
インサーキットデバッギングエミュレータ
H8SX,H8S,H8ファミリ用uITRON仕様リアルタイム
OS H8SX,H8S,H8ファミリ用OSEK OS 仕様リアルタイム
OS オンボード書き込みソフト ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修
理 他 FAQの総目次へ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
32ビット M16ファミリ (保守品種)
更新日: 1999年6月4日
■保守製品
CC16 (99.6.4)
クロスツールキット(保守製品)
MR1600 (98.6.22) リアルタイムOS(開発キットMR1600K・量産契約MR1600Sの総称、
保守製品)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
32/16ビット M32C/90, M32C/80シリーズ
16ビット M16C/80, M16C/70シリーズ
更新日: 2005年6月20日
M16Cファミリ マイコンのFAQについては「ルネサスマイコン技術情報」を参照してくだ
さい。
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
High-performance
Embedded Workshop V.4
統合開発環境(M3T-NC308WAに付属)
High-performance
Embedded Workshop V.3
統合開発環境(M3T-NC308WAに付属)
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-NC308WAに付属)
SQMlint (04.5.10)
MISRA C ルールチェッカ
M3T-NC308WA (05.6.6)
Cコンパイラパッケージ(アセンブラAS308・統合開
発環境High-performance Embedded Workshop,TM・
シミュレータデバッガM3T-PD308SIM付き)
(05.5.11)
(05.5.11)
M3T-MR308 (05.6.6)
M3T-PD308SIM (03.5.20)
M3T-PD308F (04.5.10)
M3T-PD308 (04.5.10)
PDSDK COMキット (05.6.20)
PC4701 (03.9.22)
PC7501 (03.9.22)
リアルタイムOS(開発キットM3T-MR308K・量産契
約M3T-MR308Sの総称)
シミュレータデバッガ(M3T-NC308WAに付属)
M32C/80, M16C/70シリーズ用エミュレータデバッ
ガ
M32C/80, M16C/80シリーズ用エミュレータデバッ
ガ
デバッガ拡張キット
M16C, 7700, 740ファミリ用エミュレータ
PC4701U(販売中)
PC4701M/PC4701HS/PC4701L/PC4700H/
PC4700L(保守製品)
M16Cファミリ用エミュレータ
M308xxT-EPB (04.5.10)
エミュレーションプローブ
M308xxT-RPD-E (04.5.10)
エミュレーションポッド
アクセサリ (03.9.22)
アクセサリツール
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修
理他
M32C/90,M32C/80,M16C/80,M16C/70シリーズの総目次へ | FAQの総目次へ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
16ビット M16C/60, M16C/30, M16C/Tiny, M16C/20, M16C/10シリーズ
更新日: 2005年6月20日
M16Cファミリ マイコンのFAQについては「ルネサスマイコン技術情報」を参照してくだ
さい。
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
High-performance
統合開発環境(M3T-NC30WAに付属)
Embedded Workshop V.4 (05.5.11)
High-performance
Embedded Workshop V.3
統合開発環境(M3T-NC30WAに付属)
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-NC30WAに付属)
SQMlint (04.5.10)
MISRA C ルールチェッカ
M3T-NC30WA (05.6.6)
M16C/60, 30, Tiny, 20, 10, R8C/Tinyシリーズ用Cコ
ンパイラパッケージ(アセンブラAS30・統合開発環
境High-performance Embedded Workshop,TM・シ
ミュレータデバッガM3T-PD30SIM付き)
(05.5.11)
M3T-MR30 (05.6.6)
M3S-STCP30 (03.1.7)
M3T-PD30SIM (03.5.20)
M3T-PD30F (04.12.20)
M3T-PD30 (04.3.5)
(旧称: PDB30)
リアルタイムOS(開発キットM3T-MR30K・量産契
約M3T-MR30Sの総称)
M16C/62A, 62M, 62N, 62Pグループ用ミドルウエア
TCP/IPプロトコルスタック (開発キットM3SSTCP30K・量産契約M3S-STCP30Sの総称)
M16C/60, 30, Tiny, 20, 10, R8C/Tinyシリーズ用シ
ミュレータデバッガ(M3T-NC30WAに付属)
M16C/60, M16C/Tinyシリーズ用エミュレータデ
バッガ
エミュレータデバッガ
PDSDK COMキット (05.06.20)
デバッガ拡張キット
E8 (05.06.20)
R8C/Tiny, M16C/Tiny, H8/Tinyシリーズ, M16C/62P
グループ用オンチップデバッギングエミュレータ
(統合開発環境High-performance Embedded
Workshopを同梱)
M306xxT(2)-CPE (03.9.22)
コンパクトエミュレータ
PC4701 (03.9.22)
PC7501 (03.9.22)
M306xxT-EPB (04.12.20)
M306xxTx-RPD-E (03.3.5)
M302xxT-RPD-E (03.3.5)
M301xxT-RPD-E (03.2.5)
M16C, 7700, 740ファミリ用エミュレータ
PC4701U(販売中)
PC4701M/PC4701HS/PC4701L/PC4700H/
PC4700L(保守製品)
M16Cファミリ用エミュレータ
M16C/60, 30, Tinyシリーズ用エミュレーションプ
ローブ
M16C/60, M16C/30シリーズ用エミュレーション
ポッド
M16C/Tiny, M16C/20シリーズ用エミュレーション
ポッド
M16C/10シリーズ用エミュレーションポッド
PCA741xx-xxxx (99.12.20)
プログラム書き込みアダプタ
アクセサリ (03.9.22)
アクセサリツール
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修
理他
■保守製品
WDB30 (97.11.1)
エミュレータデバッガ(DOS版、保守製品)
M16C/60,30,Tiny,20,10シリーズの総目次へ | FAQの総目次へ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
16ビット R8C/Tinyシリーズ
更新日: 2005年6月20日
High-performance
Embedded Workshop V.4
統合開発環境(M3T-NC30WA, E8に同梱)
High-performance
Embedded Workshop V.3
統合開発環境(M3T-NC30WA, E8, E7に同梱)
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-NC30WAに同梱)
SQMlint (04.5.10)
MISRA C ルールチェッカ
M3T-NC8C (05.2.7)
R8C/Tinyシリーズ専用無償版Cコンパイラ
(M3T-NC8CはM16C/60, 30, 20, 10, Tiny, R8C/Tiny
シリーズ用M3T-NC30WA無償評価版Cコンパイラ
パッケージに一本化されました)
(05.5.11)
(05.5.11)
M3T-NC30WA (05.6.6)
M3T-PD30SIM (03.5.20)
E7 (随時)
E8 (05.6.20)
その他 (03.9.5)
M16C/60, 30, 20, 10, Tiny, R8C/Tinyシリーズ用
プロフェッショナル版Cコンパイラパッケージ(アセ
ンブラAS30・統合開発環境High-performance
Embedded Workshop,TM・シミュレータデバッガ
M3T-PD30SIMを同梱)
M16C/60, 30, 20, 10, Tiny, R8C/Tinyシリーズ用
シミュレータデバッガ(M3T-NC30WAに同梱)
H8/Tiny, H8/300H SLP, H8/300L SLPシリーズ,
R8C/10-13グループ用オンチップデバッギングエ
ミュレータ(統合開発環境High-performance
Embedded Workshopを同梱)
R8C/Tiny, M16C/Tiny, H8/Tinyシリーズ, M16C/62P
グループ用用オンチップデバッギングエミュレータ
(統合開発環境High-performance Embedded
Workshopを同梱)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修
理他
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
16ビット 79xxシリーズ (保守品種)
更新日: 2004年7月5日
7900シリーズ マイコンのFAQについては「ルネサスマイコン技術情報」を参照してくださ
い。
■保守製品
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-NC79WAに付属)
M3T-NC79WA (04.5.20)
Cコンパイラパッケージ(アセンブラAS79・統合開発環境
TM・シミュレータデバッガM3T-PD79SIM付き)
M3T-MR79 (02.8.5)
M3T-PD79SIM (02.12.5)
M3T-PD79 (04.3.5)
リアルタイムOS(開発キットM3T-MR79K・量産契約M3TMR79Sの総称)
シミュレータデバッガ(M3T-NC79WAに付属)
エミュレータデバッガ
PDSDK COMキット (02.11.5) デバッガ拡張キット
PC4701 (03.9.22)
M379xxT-RPD-E (00.6.5)
M16C, 7700, 740ファミリ用エミュレータ
PC4701U(販売中)
PC4701M/PC4701HS/PC4701L/PC4700H/PC4700L(保
守製品)
エミュレーションポッド
アクセサリ (03.9.22)
アクセサリツール
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修理 他
79xxシリーズの総目次へ | FAQの総目次へ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
16ビット 77xxシリーズ
更新日: 2004年7月5日
7751/7700シリーズ マイコンのFAQについては「ルネサスマイコン技術情報」を参照して
ください。
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-NC77WAに付属)
M3T-NC77WA (03.7.22)
Cコンパイラパッケージ(アセンブラM3T-RASM77・統合
開発環境TM・シミュレータデバッガM3T-PD77SIM付き)
M3T-MR7700 (01.3.20)
M3T-PD77SIM (03.5.8)
PC4701システム
M3T-PD77 (04.3.5)
リアルタイムOS(開発キットM3T-MR7700K・量産契約
M3T-MR7700Sの総称)
シミュレータデバッガ(M3T-NC77WAに付属)
PC4701対応エミュレータデバッガ
PDSDK COMキット (02.11.5) デバッガ拡張キット
PC4701 (03.9.22)
M377xxT-RPD-E (02.8.20)
M16C, 7700, 740ファミリ用エミュレータ
PC4701U(販売中)
PC4701M/PC4701HS/PC4701L/PC4700H/PC4700L(保
守製品)
PC4701対応エミュレーションポッド
PCAxxxxxx-xxxx (03.12.5)
プログラム書き込みアダプタ
アクセサリ (03.9.22)
アクセサリツール
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修理 他
■保守製品
M377xxT-PAC (00.10.5)
PC4816システム(保守製品)
7700ファミリ7702/7733/7735グループ用簡易ツールシ
ステムパッケージ(保守製品)
M3T-PDB77 (00.8.7)
PC4816対応エミュレータデバッガ(保守製品)
PC4816B (00.8.25)
77xxシリーズ用エミュレータ(保守製品)
M377xxTx-HPD(-E) (00.6.5) PC4816対応エミュレーションポッド(保守製品)
77xxシリーズの総目次へ | FAQの総目次へ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
8ビット 740ファミリ
更新日: 2005年4月5日
38000,740/7450/7470シリーズ マイコンのFAQについては、 「ルネサスマイコン技術情報」
を参照してください。
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
TM (04.7.5)
統合開発環境(M3T-ICC740・M3T-SRA74に付属)
M3T-ICC740 (04.9.21)
コンパイラパッケージ[IAR Systems社製ツール版] (統合開発環
境TM・シミュレータデバッガM3T-PD38SIM付き)
M3T-SRA74 (03.7.22)
M3T-PD38SIM (03.5.8)
M3T-PD38 (05.4.5)
(旧称: PDB38)
アセンブラパッケージ(統合開発環境TM・シミュレータデ
バッガM3T-PD38SIM付き)
シミュレータデバッガ(M3T-ICC740・M3T-SRA74に付属)
エミュレータデバッガ(Windows版)
PDSDK COMキット (02.11.5) デバッガ拡張キット
M38xxxT2-CPE (04.7.5)
コンパクトエミュレータ
PC4701 (03.9.22)
M16C, 7700, 740ファミリ用エミュレータ
PC4701U(販売中)
PC4701M/PC4701HS/PC4701L/PC4700H/PC4700L(保守製
品)
M38000TL2-FPD (04.7.5)
エミュレータMCU (03.2.20)
PC4701用エミュレーションポッド [エミュレータMCUのFAQを
含む]
M3xxxxT-RPD(-E) (04.1.9)
PC4701用エミュレーションポッド
PCAxxxxxx-xxxx (02.2.20)
プログラム書き込みアダプタ
アクセサリ (05.1.7)
アクセサリツール
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修理 他
■保守製品
M3xxxxT-PAC (02.6.5)
XDB38 (97.11.1)
WDB38N (97.11.1)
740ファミリ
3820/3822/3850,3851/38K0/38K2/7540/3806/7471/7531
グループ用簡易ツールシステムパッケージ(保守製品)
PC4701用エミュレータデバッガ(EWS版、保守製品)
PC4701用エミュレータデバッガ(DOS版、保守製品)
WDB38 (97.11.1)
PC4600用エミュレータデバッガ(DOS版、保守製品)
RTT74 (97.11.1)
PC4600用エミュレータデバッガ(DOS版、保守製品)
PC4600 (02.4.5)
740ファミリ用エミュレータ(保守製品)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
4ビット 4500シリーズ
更新日: 2005年4月5日
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
ASM45 (05.4.5)
アブソリュートアセンブラ
M3T-PD45 (03.12.5)
PC4504用エミュレータデバッガ(アブソリュートアセンブラ
ASM45付き)
M345xxT2-CPE (04.1.9)
コンパクトエミュレータ
PC4504 (02.6.5)
4500シリーズ用エミュレータ(量産中)
(旧称: PDB45)
M345xxTx-MCU (00.12.5) MCU基板
PCAxxxxxx-xxxx (01.5.21) プログラム書き込みアダプタ
その他 (03.9.5)
■保守製品
WDB45 (97.11.1)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修理 他
PC4504用エミュレータデバッガ(アブソリュートアセンブラ
ASM45付き、DOS版、保守製品)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
4ビット 720シリーズ
更新日: 2003年11月20日
MM (02.12.20)
マスクファイル変換ユーティリティ
PCAxxxxxx-xxxx (99.12.3)
プログラム書き込みアダプタ
その他 (03.9.5)
ユーザ登録, ライセンスID, ツールニュース, 保証/修理 他
■保守製品
M3T-RTT72 (03.11.20 更新) PC4400用エミュレータデバッガ(アセンブラASM72付き、
保守製品)
M34250T-SET (00.6.5)
4250グループ用一体型エミュレータ(保守製品)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
アクセサリツール
更新日: 2005年1月7日
M30201T-56FP (00.6.5)
ポッドプローブM30201T-PRB→56ピン0.65mmピッチ
QFP接続用変換基板(M30201グループ用)
M37530T-PTCC (05.1.7)
42ピンRSSタイプエミュレータMCU→32ピン1.778mm
ピッチSDIP接続用変換基板 (7531/7540/7542/7544グ
ループ用)
SEAL100FP (00.4.5)
100ピン0.65mmピッチQFP(100P6S-A), LCC(100D0)
→100ピン標準ピッチ(2.54mm)変換シール基板
M38C89T-ADF (03.9.22)
M38C89RLFS対応端子処理基板
M3T-100LCC-80QSB (00.12.20) 100ピン0.65mmピッチLCC→80ピン0.65mmピッチQFP
接続用変換基板(M16C/60シリーズ用)
M3T-DCT42B-450 (00.8.25)
42ピン0.8mmピッチSSOP用ダイレクトダミーIC
M3T-DUMMY64 (02.11.5)
64ピン0.8mmピッチQFP(64P6N-A)用ダミーIC
M3T-DUMMY80 (00.6.5)
80ピン0.8mmピッチQFP(80P6N-A)用ダミーIC
M3T-DUMMY100S (00.6.5)
100ピン0.65mmピッチQFP(100P6S-A, 100P6S-E)用
ダミーIC
(旧称: DIRECT42-450-50)
M3T-FLX100 (00.4.5)
100芯フレキシブル基板
M3T-FLX-80QSB (00.6.5)
M3T-SSOP42B-450 (00.8.25)
100芯フレキシブル基板FLX100→80ピン0.65mmピッ
チQFP接続用変換基板
42ピン0.8mmピッチSSOP用ダミーIC
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
その他
更新日: 2003年9月5日
目次
●
●
●
●
ユーザ登録
ツールニュース
ライセンスID
保証/修理 更新
※このページのFAQは、M32Rファミリ,M16Cファミリ,7700ファミリ,740ファミリ,4500シ
リーズ,720シリーズのツール製品のみに該当します。
ユーザ登録
●
ユーザ登録したかどうか分からないのですが。(2002.1.21)
●
ユーザ登録内容を変更または抹消したいのですが。(2003.2.20)
●
ユーザ登録内容を確認したいのですが。(2001.5.21)
●
ユーザ登録の完了を知らせる通知はありますか?(2001.5.21)
●
バージョンアップした製品のユーザ登録は必要ですか?(2001.5.21)
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ツールニュース
●
WebのツールニュースをA4サイズの用紙に印刷すると、右端が途中で切れることがあ
ります。うまく印刷する方法はありませんか?(2003.7.22)
●
ツールニュースの受信アドレス(受信者)を変更したいのですが。(2002.4.5)
●
ツールニュースの受信を中止したいのですが。(2002.1.21)
●
ツールニュースを受信したいのですが。(2002.1.21)
ページの先頭へ
ライセンスID
●
●
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッ
ガ製品の種類とライセンスIDを教えてください。(2003.7.7)
ソフトウェアツールのライセンスIDがわかりません。(2002.12.5)
ページの先頭へ
保証/修理
●
ハードウェアツール製品の修理について教えてください。(2003.9.5)更新
●
ハードウェアツール製品の保証について教えてください。(2003.7.22)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
●このページはHigh-performance Embedded WorkshopV.3に関するQ&Aを掲載しています。
High-performance Embedded WorkshopV.3についてはこちらのQ&Aもご覧下さい。
●High-performance Embedded WorkshopV.4に関するQ&Aはこちらをご覧下さい。
Q1
Q2
Q3
Q4
Q5
Q6
H8 300H/3664Fを選択してプロジェクトを構築すると、hwsetup.cの内容
が、シリアル(SCI3)に関する設定部分の記述しかありませんが、何故です
か?
High-performance Embedded Workshopエディタで日本語のコメントが文字
化けしてしまいます。
シンボルのメモリ割付情報を出力する方法を教えてください。
古いバージョンのHigh-performance Embedded Workshopがインストールさ
れているパソコンへ、新しいバージョンのHigh-performance Embedded
Workshopをインストールしたいと思います。注意事項等はありますか?
ビルド結果をファイルに出力することは出来ますか?
最適化リンカの出力するロードモジュールの種類について教えてください。
High-performance Embedded Workshopで自動生成されたメイン関数の意味がわか
りません。
High-performance Embedded Workshopにて、Workspace及び Outputウィンドウ
Q8
のフォントを変更する方法を教えて下さい。
Q9
High-performance Embedded Workshop上で、オブジェクトファイルのリンク順序
(Dec.20,2004) を指定する方法を教えて下さい。
コンパイラマニュアルに書かれている、コマンドラインオプションをHighQ10
performance Embedded Workshopで設定する方法を教えて下さい。
Stop Build”ボタンをクリックするか [Build->Stop Build]を選んでビルドを中止しよ
Q11
うとしたが、ビルドの実行が中止できません。
エディタにテキストファイルが表示されているが、シンタックス色付けが表示され
Q12
ません。
ツールの設定を変えたいが、[Tools->Administration…] メニューオプションを選べ
Q13
ません。
プロジェクトファイルの編集をしていないのに、[Build-> Build] を選んだらいくつ
Q14
かのファイルが再ビルドされてしまいました。
Q15
プロジェクトのファイルを一時的にビルドから除外する方法を教えて下さい。
自分のPCでワークスペースを開き、同時に、他の人が他のPCから同じワークス
ペースを開いた。自分でワークスペースの設定を変えて保存した後、他の人がワー
Q16
クスペースの設定を変えて保存した。自分が再びワークスペースを開くと、設定が
自分の行った設定とは異なっています。
プロジェクトにファイルを追加するとき、ファイルに自動的にデフォルトオプショ
Q17
ンを指定する方法を教えて下さい。
[Options] メニューからフェーズのオプションのダイアログボックスを開いたら、
Q18
正しく表示されません。
[Build->Build]を選択するとワークスペースウィンドウの “Projects”タブのファイ
Q19
ル依存関係が更新されるが、[Build-> Build All]を選択してもファイル依存関係が更
新されません。
Q7
Q20
Q21
Q22
Q23
Q24
WindowsNT系のOSで、High-performance Embedded Workshopを使用する方法を
教えて下さい。
ワークスペースウィンドウで、プロジェクトがグレー表示されてしまいます。
lnkspawn.exeツールの説明がありません。
chgincpath、errorpathの説明がありません。
無償版コンパイラで作成したワークスペースを製品版コンパイラで使用できます
か?
新規プロジェクト作成時、Step 1のCPU選択画面で、所望のCPUが表示され
Q25
ません。
(Jun.5,2003)
この場合、どのようにしてプロジェクトを構築すれば良いのですか?
Q26
High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェーンの
(Dec.5,2003) バージョンを確認するにはどうすれば良いですか?
High-performance Embedded Workshop3でコンパイラ、シミュレータ、エ
Q27
ミュレータを纏めて使おうと思っているのですが、うまく環境を構築するこ
(Aug.5,2004)
とが出来ません。
Q28
High-performance Embedded Workshopのパフォーマンスを向上する方法は
(Aug.5,2004) ありますか?
Q29
High-performance Embedded Workshopが自動生成するファイルの詳細な説
(Aug.5,2004) 明書はありますか?
High-performance Embedded Workshop3が強制終了した際に、バグレポー
Q30
トを生成、送信する旨のダイアログが出ました。対処方法について教えてく
(Aug.5,2004)
ださい。
Q31
High-performance Embedded Workshopのプレースホルダ(相対パス指定)
(Sep.21,2004) の意味を教えてください。
Q32
High-performance Embedded Workshopのワークスペース作成時に、フォル
(Sep.21,2004) ダー名に使用できる文字は何ですか?
Q33
High-performance Embedded Workshop上で標準入出力を実現する方法を教
(Sep.21,2004) えてください。
Q34
High-performance Embedded Workshopの検索機能で検索文字列フィールドに漢字
(Sep.21,2004) が正しく表示されません。正しく表示する方法を教えてください。
Q35
(Apr.05,2005)
WindowsXP Service Pack2には対応していますか?
(Nov.22,2004)
Title: H8 300H/3664Fを選択してプロジェクトを構築すると、hwsetup.cの
内容が、シリアル(SCI3)に関する設定部分の記述しかありませんが、何故で
すか?
Q1
▲ Return
Question:
●
H8 300H/3664Fを選択してプロジェクトを構築すると、hwsetup.cの内容が、シリ
アル(SCI3)に関する設定部分の記述しかありません。
Answer:
hwsetup.cは、CPUの初期設定を行う関数を持つファイルです。
CPUの初期設定はお客様のシステムにより千差万別ですので、Highperformance Embedded Workshop側でお客様のシステムにおけるCPUの完全
な初期設定をサポートすることは出来ません。そこで、良く使用されるモ
ジュールであるSCI3を例に、ヒントとして初期設定のコーディング例を記述し
てあります。
実際のソフトウェア開発にあたっては、お客様のシステムに沿うような形で
CPUの初期設定コードを記述してください。
Q2
Title: High-performance Embedded Workshopエディタで日本語のコメン
トが文字化けしてしまいます。
▲
Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopエディタで日本語のコメントが文字化けして
しまいます。
Answer:
1.High-performance Embedded Workshopメニュー [Tools]→[表示形式]を選択
してください。
2.[表示形式]ダイアログの左側で文字化けするウィンドウの種類をマウスでポ
イントしてください。
3.同ダイアログ右側[フォント]タブを選択し、日本語フォントが選択されてい
ることを確認してください。
なお日本語フォントをインストールした英語WindowsOSをご使用中の場合
は、コントロールパネルの「地域のオプション」で、各種言語設定が日本語に
設定されていることを確認してください。
Q3
Title: シンボルのメモリ割付情報を出力する方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
シンボルのメモリ割付情報を出力する方法を教えてください。
Answer:
1.High-performance Embedded Workshopメニュー [オプション]から[SuperH
RISC engine Standard Toolchain...]を選択してください。
2.[最適化リンカ]タブ内[カテゴリ]に"リスト"を選択してください。[リンケージ
リスト出力]にチェックを付け、[全て有効]ボタンを押してください。
3.ビルドを行ってください。リンケージマップリスト(*.map)ファイルが生成さ
れます。
4.High-performance Embedded Workshopメニュー[ツール]から[Hitachi
Mapview]を選択してください。MapViewが起動されますので、[File]メニュー
から"Open"を選択して、3.で生成されたリンケージマップリストを指定してく
ださい。
5.MapViewによりアドレス情報を確認してください。MapViewの使用方法に関
しては、MapViewのオンラインヘルプを参照してください。"
Q4
Title: 古いバージョンのHigh-performance Embedded Workshopがインス
トールされているパソコンへ、新しいバージョンのHigh-performance
Embedded Workshopをインストールしたいと思います。注意事項等はあ
りますか?
▲
Return
Question:
●
古いバージョンのHigh-performance Embedded Workshopがインストールされている
パソコンへ、新しいバージョンのHigh-performance Embedded Workshopをインス
トールしたいと思います。注意事項等はありますでしょうか。
Answer:
新しいHigh-performance Embedded Workshopをインストールする前に、古い
High-performance Embedded Workshopをアンインストールする必要は御座い
ません。
インストーラの指示に従い、新しいHigh-performance Embedded Workshopを
インストールして下さい。
但し、High-performance Embedded Workshop2御使用されていて、Highperformance Embedded Workshop3へバージョンアップする場合は、Highperformance Embedded Workshop3は必ずHigh-performance Embedded
Workshop2のインストールされたフォルダと同じフォルダへインストールして
ください。
Q5
Title: ビルド結果をファイルに出力することは出来ますか?
▲
Return
Question:
●
ビルド結果をファイルに出力することは出来ますか?
Answer:
1.High-performance Embedded Workshopメニュー[ツール]から"カスタマイ
ズ"を選択してください。
2.カスタマイズダイアログボックスの[ログ]タブを選択して、[ビルドログファ
イル生成]にチェックを付け、[ディレクトリ]フィールドで出力ファイル名を指
定してください。
出力表示内容は、High-performance Embedded Workshopメニュー[ツール]か
らオプションを選択すると表示されるオプションダイアログの[ビルド]タブ内
の"表示"グループボックスで指定することが出来ます。
Q6
Title: 最適化リンカの出力するロードモジュールの種類について教えてく
ださい。
Question:
●
最適化リンカの出力するロードモジュールの種類について教えてください。
▲
Return
Answer:
ELF/DWARF: 業界標準のELF/DWARF2フォーマットです。SHCコンパイラの
バージョン6以降、H8コンパイラのバージョン4以降で、本フォーマットをサ
ポートしています。
SYSROF: ルネサス独自のフォーマットです。SHCコンパイラのバージョン5以
前、H8Cコンパイラのバージョン3以前で使用されていたフォーマットです。
Sタイプ: ROMライタへのデータ入力時に、広く用いられているフォーマットで
す。
Q7
Title: High-performance Embedded Workshopで自動生成されたメイ
ン関数の意味がわかりません。
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopで自動生成されたメイン関数の意味がわかりませ
ん。
Answer:
<Program> extern "C" {#endif void abort(void); #ifdef __cplusplus} #endif
__cplusplusは、C++言語をコンパイルするときに、コンパイラが自動的に定義するマ
クロと解釈してください。
つまり、当該プログラムの解釈は、
(a)C言語
void abort( void );
(b)C++言語
extern "C" {
void abort( void );
}
となります。
abort関数は、Cリンケージで宣言する必要があるため、C++言語ではextern "C"を付加
したプログラムを出力します。
Q8
Title: High-performance Embedded Workshopにて、Workspace及び
Outputウィンドウのフォントを変更する方法を教えて下さい。
▲
Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopにて、Workspace及び Outputウィンドウのフォン
トを変更する方法を教えて下さい。
Answer:
High-performance Embedded Workshop->TOOLS->OPTIONS->FORMAT画面にてフォ
ントの設定をしてください。
OUTPUTウインドウについては、OUTPUT画面で、右クリック->SET FONTにて設定が
可能です。
Q9
Title: High-performance Embedded Workshop上で、オブジェクトファイ
ルのリンク順序を指定する方法を教えて下さい。
▲
Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshop上で、オブジェクトファイルのリンク順序を指定す
る方法を教えて下さい。
Answer:
●
●
SHC V.8.00 Release01以前、またはH8C V.6.00 Release01以前をご使用の場合
リンカオプションの[Input]タブ-[Input files]から[Relocatable files and object files]を
選択し、Addを押し、オブジェクトファイルを追加して下さい。
ここで指定した順番でオブジェクトがリンクされます。
SHC V.8.00 Release02以降、またはH8C V.6.00 Release02以降をご使用の場合
High-performance Embedded Workshopメニュー "ビルド"→"リンク順序の指定"メ
ニューにより指定して下さい。
Q10
Title:コンパイラマニュアルに書かれている、コマンドラインオプション
をHigh-performance Embedded Workshopで設定する方法を教えて下さ
い。
▲
Return
Question:
●
コンパイラマニュアルに書かれている、コマンドラインオプションをHigh-performance
Embedded Workshopで設定する方法を教えて下さい。
Answer:
-code=asmを例にご説明します。
コンパイラマニュアルに記載されている-code=asmの記述を見ると、"Object[Output
file type :][Machine code][Assembly source code]"と書かれています。これは、コンパ
イラオプションを開き、[Object]タブを選択し、[Output file type:]というリストボッ
クスから[Machine code]や、[Assembly source code]に対応していることを意味しま
す。
Q11
Title: Stop Build”ボタンをクリックするか [Build->Stop
Build]を選んでビルドを中止しようとしたが、ビルドの実行
が中止できません。
▲ Return
Question:
●
Stop Build”ボタンをクリックするか [Build->Stop Build]を選んでビルドを中止しようとした
が、ビルドの実行が中止できません。
Answer:
High-performance Embedded Workshopは現在のファイルをビルド実行(または現在
のフェーズを実行)後、ビルド実行を中止します。もしも、プロジェクトビルダから
長い間応答がない場合、 [Build->Terminate Current Tool] を選んでください。現在の
処理を強制終了します。強制終了したツールから出力されたファイルは無効です。そ
れらの出力ファイルを削除してフェーズを再実行してください。
Q12
Title: エディタにテキストファイルが表示されているが、シンタックス色
付けが表示されません。
▲
Return
Question:
●
エディタにテキストファイルが表示されているが、シンタックス色付けが表示されません。
Answer:
ファイルに名前が付いている(保存した)ことを確認してください。
また、[Tools->Options...]を選んで“Tools Options” ダイアログボックスを開
き、“Editor”タブの“Enable syntax coloring” チェックボックスがチェックされて
いることを確認してください。High-performance Embedded Workshop ではファイ
ルの拡張子の属するファイルグループを調べてファイルを色付けするかどうか判断し
ます。現在定義されている拡張子とファイルグループを参照するには、 [Project >File Extensions...]を選んで“File Extensions”ダイアログボックスを表示してくださ
い。色付け情報を確認するには、[Tools-> Options...]を選んで“Tools Options”ダイ
アログボックスの“Format” タブを参照してください。詳細は、ユーザーズマニュ
アル3章,「エディタの使用」のシンタックスの色付けに関する説明をお読みくださ
い。
Q13
Title: ツールの設定を変えたいが、[Tools->Administration…] メニューオ
プションを選べません。
▲
Return
Question:
●
ツールの設定を変えたいが、[Tools->Administration…] メニューオプションを選べません。
Answer:
●
●
High-performance Embedded Workshop、High-performance Embedded Workshop2を御使
用頂いている場合
ワークスペースを開いている間は[Tools->Administration...] を選ぶことはできませ
ん。“Tool Administration”ダイアログボックスを開くには、現在のワークスペースを閉じ
てください。
High-performance Embedded Workshop3を御使用頂いている場合
ワークスペースを開いている間も[Tools-Administration...]を選ぶことはできます。
Q14
Title: プロジェクトファイルの編集をしていないのに、[Build-> Build] を
選んだらいくつかのファイルが再ビルドされてしまいました。
▲
Return
Question:
●
プロジェクトファイルの編集をしていないのに、[Build-> Build] を選んだらいくつかのファ
イルが再ビルドされてしまいました。
Answer:
ファイルは以下のいずれかの条件で再ビルドされます。
(1) ビルド後に現在のファイルのオプションが変更されたとき
(2) 出力ファイルのいずれかがないとき
(3) いずれかのソースファイルの日付がそのフェーズの出力ファイルの日付より新し
いとき
(4) ユーザ定義のビルドフェーズで、 “Don’t check for input file (s) existence
before executing” チェックボックスがチェックされているとき。
(5) リンカの設定でサブコマンドファイルが選択されているとき
Title: プロジェクトのファイルを一時的にビルドから除外する方法を教え
て下さい。
Q15
▲
Return
Question:
●
プロジェクトのファイルを一時的にビルドから除外する方法を教えて下さい。
Answer:
ワークスペースウィンドウの“Projects”タブのファイル上でマウスの右ボタンを押
下し、[Exclude Build <file>]を選択してください。すると、そのファイルがビルドか
ら除外されます。再びファイルをビルドに戻すには、ワークスペースウィンドウ
の“Projects”タブの当該ファイル上でマウスの右ボタンを押下し、[Include Build
<file>]を選択してください。
Title: 自分のPCでワークスペースを開き、同時に、他の人が他のPCから同じワー
▲
クスペースを開いた。自分でワークスペースの設定を変えて保存した後、他の人
Return
がワークスペースの設定を変えて保存した。自分が再びワークスペースを開く
と、設定が自分の行った設定とは異なっいます。
Q16
Question:
●
自分のPCでワークスペースを開き、同時に、他の人が他のPCから同じワークスペースを開
いた。自分でワークスペースの設定を変えて保存した後、他の人がワークスペースの設定を
変えて保存した。自分が再びワークスペースを開くと、設定が自分の行った設定とは異なっ
ています。
Answer:
最後に保存した設定が有効です。High-performance Embedded Workshopはワークス
ペースを開くとメモリ内で更新します。
ユーザが意識的に設定をファイルに保存しない限り、設定はファイルに保存されませ
ん。
Q17
Title: プロジェクトにファイルを追加するとき、ファイルに自動的にデ
フォルトオプションを選択する方法を教えて下さい。
▲
Return
Question:
●
プロジェクトにファイルを追加するとき、ファイルに自動的にデフォルトオプションを選択
する方法を教えて下さい。
Answer:
フェーズがマルチプルビルドフェーズであれば、フェーズにデフォルトオプションを
選択できます。 [Options] メニューからフェーズを選んでください。フェーズがマル
チプルビルドフェーズの場合、オプションダイアログボックスの左側にファイルのリ
ストが表示されます。 ファイルリストで、デフォルトオプションを指定したいファ
イルグループのフォルダを開いてください。 フォルダ内に“Default Options” アイ
コンが表示されます。アイコンを選択して、オプションダイアログボックスの右側で
オプションを選択して“OK”をクリックしてください。このオプションは、プロ
ジェクトにそのファイルグループのファイルを初めて追加するときに適用されま
す。
Q18
▲
Return
Title: [Options] メニューからフェーズのオプションのダイアログボックス
を開いたら、正しく表示されません。
Question:
●
[Options] メニューからフェーズのオプションのダイアログボックスを開いたら、正しく表
示されません。
Answer:
Windows(R) 95の旧バージョンをお使いの場合、コンパイラやアセンブラなどの
オプションのダイアログボックスが正しく表示されません。これは, Windowsディレ
クトリのSystemディレクトリにあるCOMCTL32.DLLが古いためです。Windows®95
を更新してください。
Title: [Build->Build]を選択するとワークスペースウィンドウの
“Projects”タブのファイル依存関係が更新されるが、[Build-> Build All]を
選択してもファイル依存関係が更新されません。
Q19
▲ Return
Question:
●
[Build->Build]を選択するとワークスペースウィンドウの “Projects”タブのファイル依存関
係が更新されるが、[Build-> Build All]を選択してもファイル依存関係が更新されません。
Answer:
[Build->Build All]はファイルの依存関係を更新しません。ファイル保存関係を更新す
るには[Build->Update All Dependencies]を選択してください。
Q20
Title: WindowsNT系のOSで、High-performance Embedded Workshopを使用
▲ Return
する方法を教えて下さい。
Question:
●
WindowsNT、Windows2000、WindowsXPなど、アクセス制限のある
OSでHigh-performance Embedded Workshopを使用する方法を教えて下さい。
Answer:
1.インストール方法
インストールは、Administration権限にてインストールを行って下さい。
2.環境変数変更
ワークスペースを閉じた状態で、下記設定を行って下さい。
High-performance Embedded Workshopメニュー:[Tools -> Administration]
[Registered components]にて、"Toolchain"フォルダを展開し、
表示されているToolchainをクリックし、[Propaties]ボタンを押して下さい。
[Environment]タブにて、CH38(H8の場合)、SHC_TMP(SHの場合)を選択し、
[Modify]ボタンを押して下さい。
[Value]をアクセス権のあるフォルダに変更して下さい。
例:Temporary directory - $(TEMPDIR)
Title: ワークスペースウィンドウで、プロジェクトがグレー表示されてしま
います。
Q21
▲ Return
Question:
●
複数のプロジェクトを含むワークスペースを開いた時、
ワークスペースウィンドウにてグレー表示されており、
カレントプロジェクトへの設定や、ファイルのオープンなどが出来ません。
Answer:
複数のプロジェクトを含むワークスペースを開いた時、
最後に選択していたプロジェクト以外は、アンロード(グレー化)された状態になり
ます。
下記方法により、プロジェクトをロードして下さい。
(1)ワークスペースウィンドウにて、アンロードされたプロジェクト
を選択し、右クリック。
(2)ポップアップウィンドウにて、[Load Project]を選択。
Q22
Title: lnkspawn.exeツールの説明がありません。
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopでmakefile生成すると、lnkspawn.exeを使用してい
ますが、
マニュアルにそのツールの使用方法が記載されていません。
Answer:
lnkspawn.exeは、High-performance Embedded Workshopからリンケージエディタを
起動するためのツールです。
コマンドラインなどでリンケージエディタを使用する場合には、lnkspawn.exe
ではなく、optlnk.exeをご使用下さい。
Q23
Title: chgincpath、errorpathの説明がありません。
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopでmakefile生成すると、コンパイルオプションに
chgincpath、errorpathを指定していますが、
マニュアルにそのツールの使用方法が記載されていません。
Answer:
chgincpath、errorpathは、High-performance Embedded Workshopからコンパイラ
を起動する時に必要になる
オプションで、マニュアル等には特に記載がありません。
コマンドラインなどでコンパイラを使用する場合には、chgincpath、errorpath
オプションは削除してご使用下さい。
Title:無償版コンパイラで作成したワークスペースを製品版コンパイラで使
用できますか?
Q24
▲ Return
Question:
●
無償版コンパイラで作成したワークスペースを製品版コンパイラで使用できますか?
Answer:
製品版コンパイラは、無償版コンパイラで作成したワークスペースを開くことはでき
ません。
High-performance Embedded Workshopツールチェーンコンバータを使用して、ワー
クスペースの変換を行ってから、製品版コンパイラで開いて下さい。
Title:新規プロジェクト作成時、Step 1のCPU選択画面で、所望のCPUが表示
されません。 この場合、どのようにしてプロジェクトを構築すれば良いの
ですか?
Q25
▲ Return
Question:
●
CPU選択画面で選択できないCPUのプロジェクトを構築したい。
Answer:
一部の最新デバイスに対しては、High-performance Embedded Workshopのプ
ロジェクト構築画面内でCPUを選択することが出来ない場合があります。 以下
の手順に従ってプロジェクトを構築してください。
1.CPU選択画面(Step 1)において、"CPU Series"で該当ファミリを選択
し、"CPU Type"で"Other"を選択し、プロジェクト生成ステップを最後まで
行ってください。
2.こちらから、該当CPUの周辺モジュール定義ファイルを入手してくださ
い。
(使用に際しては、注意事項を良く読んでからご使用ください)
3.2で入手した周辺モジュール定義ファイル("デバイス名.H")を、Highperformance Embedded Workshopのプロジェクトディレクトリ内にコピーし
てください。
4.ソースファイル中で、コピーしたファイルをインクルードしてください。
Title:High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェー
ンのバージョンを確認するにはどうすれば良いですか?
Q26
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェーンのバージョン
を確認したい。
Answer:
High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェーンのバー
ジョンを確認するには、こちら をご参照下さい。
また、High-performance Embedded Workshopに登録されている各コンポーネ
ントのバージョンを確認するには、こちら をご参照下さい。
Title:High-performance Embedded Workshop3でコンパイラ、シミュレー
タ、エミュレータを纏めて使おうと思っているのですが、うまく環境を構
築することが出来ません。
Q27
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshop3でコンパイラ、シミュレータ、エミュレー
タを纏めて使おうと思っているのですが、うまく環境を構築することが出来ません。
Answer:
High-performance Embedded Workshop V.3.01.04以前の、環境構築における
多くの問題は、High-performance Embedded Workshop V.3.01.04以降のHighperformance Embedded Workshopをインストールすることで解決されます。
詳細は以下のURLを御参照ください。
http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/tools/support/hew.html
Title:High-performance Embedded Workshopのパフォーマンスを向上する
方法はありますか?
Q28
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopのパフォーマンスを向上する方法はあります
か?
Answer:
以下のURLにて、High-performance Embedded Workshop3のパフォーマンス
を向上する方法をガイドしておりますので御参照ください。http://www.
renesas.com/jpn/products/mpumcu/tools/support/hew.html
また、High-performance Embedded Workshop3は常に改良を加えており、上
記URLより無償で最新版をダウンロード可能です。
最新版をダウンロードしてお試しください。
Title:High-performance Embedded Workshopが自動生成するファイルの詳
細な説明書はありますか?
Q29
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopが自動生成するファイルの詳細な説明書はあ
りますか?
Answer:
H8系、SH1,2,SH2-DSP系、SH3,SH3-DSP,SH-4系に対する、High-performance
Embedded Workshop生成ファイルの詳細な説明資料をマニュアルサイトに掲
載しております。こちらを御参照ください。
Title:High-performance Embedded Workshop3が強制終了した際に、バグ
レポートを生成、送信する旨のダイアログが出ました。対処方法について
教えてください。
Q30
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshop3が強制終了した際に、バグレポートを生
成、送信する旨のダイアログが出ました。対処方法について教えてください。
Answer:
本ダイアログは、High-performance Embedded Workshop3がエラー終了した
場合に、御使用の環境に関する情報を自動的にレポート作成し、ルネサスサ
ポートセンタへのメールを送信する機能です。レポートの最後に "Please type
a description of the problem you wish to report:" という記載が御座いますの
で、その後ろにエラー終了に至るまでの経緯を記述頂き、"Submit"ボタンを押
して下さい。
Title: High-performance Embedded Workshopのプレースホルダ(相対パス
指定)の意味を教えてください。
Q31
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopのプレースホルダ(相対パス指定)の意味を
教えてください。
Answer:
プレースホルダは、一時的にテキストに挿入される特殊文字列です。後に実際
の値におきかえられ、ファイルの参照等が行われます。
例)コンパイラオプションのインクルードファイルディレクトリの指定
相対パス:HEW installation directory サブディレクトリ:testと指定した場
合は、
-include="$(HEWDIR)¥test" と指定できます。これは、High-performance
Embedded Workshopのインストールされているフォルダー下にあるtestフォル
ダを指します。C:¥(High-performance Embedded Workshopインストールフォ
ルダー)¥test。
プレースホルダに関しては、下記URLにあるHigh-performance Embedded
Workshop3ユーザーズマニュアル シミュレータ・デバッガ編の付録Cプレー
スホルダで詳細をマニュアルサイトに掲載しております。
Title: High-performance Embedded Workshopのワークスペース作成時に、
フォルダー名に使用できる文字は何ですか?
Q32
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopのワークスペース作成時に、フォルダー名に
使用できる文字は何ですか?
Answer:
英数文字とアンダーバー"_"が御使用頂けます。
Title: High-performance Embedded Workshop上で標準入出力を実現する方
法を教えてください。
Q33
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshop上で標準入出力を実現する方法を教えてくだ
さい。
Answer:
標準入出力を実現する為には、High-performance Embedded Workshopのプロ
ジェクト構築時にI/Oライブラリー使用にチェックして下さい。これにより、
シミュレータ専用の低水準インターフェースルーチンを生成します。また、お
客様のシステムに合わせた標準入出力を実現する場合は、別途システムにあっ
た低水準インタフェースルーチンを作成して頂く必要が御座います。詳細は、
コンパイラパッケージに同梱しておりますC/C++コンパイラ,アセンブラ,最適化
リンケージエディタ ユーザーズマニュアル 9.2初期設定プログラムの作成
を御参照ください。
Title: High-performance Embedded Workshopの検索機能で検索文字列
フィールドに漢字が正しく表示されません。正しく表示する方法を教えて
ください。
Q34
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopの検索機能で検索文字列フィールドに漢字が正しく
表示されません。正しく表示する方法を教えてください。
Answer:
現在、検索文字列フィールドに漢字を入力されると文字が正しく表示できませ
ん。
申し訳御座いませんが、High-performance Embedded Workshopメニューの編
集から”検索”ファイルを選び、その中から検索”を選択、または”検
索”ファイルの中の”検索”ボタンを押していただき検索のダイアログを起動
し、御使用下さい。本ダイアログでは、漢字を正しく表示できます。
Q35
Title: WindowsXP Service Pack2には対応していますか?
▲ Return
Question:
●
WindowsXP Service Pack2には対応していますか?
Answer:
Windows XP Service Pack2への対応状況は、以下をご参考ください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/n050301/tn18.htm
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
・E10Aエミュレータ起動前 E10A-1-1
E10A-1-2
E10A-1-3
H-UDIポートコネクタのピン配置方法を教えてください。
H-UDIポートコネクタと端子間の推奨接続例を教えてください。
E10Aエミュレータ用カードが認識されません。 [E10A Driver Details] ダ
イアログボックスでドライバ選択時にエラーになってしまいます。
E10A-1-4 E10AエミュレータをバージョンアップしたらLink UPできません。
E10A-1-5 E10AエミュレータがLink UPしません。
E10A-1-6 AUDの有無による機能差を教えて下さい。
E10A-1-7 E10Aエミュレータは全てのデバイスで使用できないのですか?
E10A-1-8
H-UDI/AUD機能を内蔵しているSH7055, SH7058はE10Aエミュレータで
(Feb.1.2002) 対応していますか。
E10A-1-9
オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
(Mar.20,2002)
E10A-1-10 E10AエミュレータのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が
(Aug.1,2002) 入っていた場合、影響はありますか?
E10A-1-11
Windows®XPで動作可能でしょうか?
(Jun.5,2003)
E10A-1-12
E10Aエミュレータマニュアルの最新版はどれになりますか?
(Dec.22,2003)
E10Aエミュレータ(High-performance Embedded Workshop版のエミュ
E10A-1-13
レータソフトウェア)において、使用するC/C++コンパイラパッケージの
(Jan.20,2005)
組み合わせによりどのような制限があるのか教えてください。
・E10Aエミュレータ起動後 E10A-2-1
E10A-2-2
E10A-2-3
E10A-2-4
E10A-2-5
E10A-2-6
E10A-2-7
E10A-2-8
メモリアクセス時に[Communication timeout error]が発生したりメモリ
データが化けたりします。
ユーザプログラムをダウンロードできません。
absファイルのオフセットを指定する方法を教えてください。
メモリウインドウからのメモリリードあるいはライト時、不要なメモリア
クセスがある、もしくはMEコマンドからのメモリリード時、メモリアク
セスが発生しない場合があります。回避方法はありますか?
ソフトウェアブレークポイントを設定できません。
ソースプログラムを表示すると、日本語コメント表示が文字化けします。
ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教えてくださ
い。
ロードモジュールのダウンロードは出来るのに、ソースプログラムが表示
されません。
E10A-2-9
プログラムウインドウのソースプログラムが、プログラムの実行に対応し
て更新されません。
ステップ実行中にPC表示の黄色のバーが消えてしまいます。
E10A-2-10
E10A-2-11
ソフトウエアブレークポイントで停止しません。
(Mar.20,2002)
E10A-2-12 キャッシュの一部をRAMとして使用する設定にすると、E10Aからのメモ
(Aug.1,2002) リライト時にベリファイエラーになってしまいます。
E10A-2-13
HDIが途中でハングアップしてしまいます。
(Jun.5.2003)
SHのE10Aで、FlashROMにプログラムをダウンロードし、プログラムを
E10A-2-14 実行(Go)しようとすると、FlashROMの書き換え回数は超えていないの
(Jun.20.2003) に、"Flash memory write error! Change device"というHDIのエラーダイア
ログが表示されてしまいます。
・E10Aエミュレータの使い方について E10A-3-1
E10A-3-2
E10A-3-3
プログラムデバッグにはどんな方法がありますか?
コマンドの自動実行方法を教えてください。
セッションの保存内容について教えてください。
HDIの起動から、セッションのロードまでをワンアクションで行なう方法
E10A-3-4
はありますか?
E10A-3-5 E10Aエミュレータからのフラッシュメモリ書き込みについて教えてくださ
(Apr.5.2004) い。
E10A-3-6 E10AエミュレータからのCPUリセット方法を教えてください。
メモリのない状態、あるいはROMエリアでのデバックについて教えてくだ
E10A-3-7
さい。
E10A-3-8
E10Aエミュレータで簡単にワンアクションでメモリテストを行うことは出
(Feb.1.2002) 来ますか?
E10A-3-9
E10Aエミュレータの起動からI/Oレジスタやメモリ設定の自動実行をワン
(Feb.1.2002) アクションで行う方法はありますか?
E10A-3-10 I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィンドウで設定
(Feb.1.2002) する方法はありますか?
E10A-3-11 ソフトウエアブレークポイント指定箇所に不当命令が残っています。どう
(Mar.20.2002) すれば元の命令に置き換えることができますか?
E10A-3-12
F-ZTATマイコン用のE10Aエミュレータでソフトウェアブレークの設定有
(Dec.22,
無でプログラムの動作が異なります。
2003)
E10A-3-13 High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンド
(Jul.5, 2004) ウで"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
E10A-3-14 HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因
(Jul.5, 2004) と対策方法を教えてください。
E10A-3-15
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
(Oct.20, 2004)
E10A-3-16
(Nov.22,
2004)
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなり
ました。
表示させる方法はありますか?
・その他 Q&A E10A-4-1 E10Aエミュレータからリーク電流があるが問題ないでしょうか?
E10A-4-2 E10Aエミュレータ使用時、TLBエラーが発生します。
E10A-1-1
Title: H-UDIポートコネクタのピン配置方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
H-UDIポートコネクタのピン配置方法を教えてください。
Answer:
各製品のターゲットインタフェースを紹介している、以下のサイトをご利用くだ
さい。 OPENするPDFファイルをご参照ください。
ターゲットインターフェース
上記以外の製品に関しては、各製品に添付されているE10Aエミュレータユー
ザーズマニュアルをご参照ください。
E10A-1-2
Title:H-UDIポートコネクタと端子間の推奨接続例を教えてください。
▲
Return
Question:
●
H-UDIポートコネクタと端子間の推奨接続例を教えてください。
Answer:
各製品のターゲットインタフェースを紹介している、以下のサイトをご利用くだ
さい。OPENするPDFファイルをご参照ください。
ターゲットインターフェース
E10A-1-3
Question:
●
Title: E10Aエミュレータ用カードが認識されません。
[E10A Driver Details] ダイアログボックスでドライバ選択時
にエラーになってしまいます。
▲ Return
E10Aエミュレータ用カードが認識されません。 [E10A Driver Details] ダイアログボッ
クスでドライバ選択時にエラーになってしまいます。
Answer:
E10Aエミュレータ用HDIをインストールする前にE10Aエミュレータ用カードを挿入した場
合、ドライバが正しく設定されません。
以下、ドライバが正しく設定されているかどうかのチェック方法と、正しく設定
されていなかった場合の設定方法を記載します。
[確認方法]
●
Windows(R)95/98をご使用の場合
1. E10Aエミュレータカードを挿入した状態で、コントロールパネルから[システム]アイ
コンをダブルクリックし[システムの[プロパティ]ウインドウを
表示してください。
2. [デバイスマネージャ]ページを開いてください。
3. [Memory Technology Drivers(MTD)]が設定されていることを確認してください。
4. [Memory Technology Drivers(MTD)]デバイスカテゴリに、以下の対応するデバイスド
ライバが正しく設定されていることを確認してください。
製品型名
HS7750KCM01H
HS****KCM01H
(HS7750KCM01以外)
(SH-Mobileは含まない)
HS****KCI01H
(H8S系)
HSxxxxKCM01H
(SH-Mobile,SH7630)
HSxxxxKCI01H
(SH-Mobileは含まない)
デバイスドライバ名
青いE10Aエミュレータカード使用時:
CEDRV1
黄色いE10Aエミュレータカード使用時:
CEDRV3 CEDRV3 CEAM9DR5
CEDRV7
PCIDRV3
HSxxxxKCI01H
(H8S系)
HSxxxxKCI01H
(SH-Mobile,SH7630)
HSxxxxKCM02H
(SH7729/29R/27/06/7622)
HSxxxxKCM02H
(SH7729/29R/27/06/7622以
外)
(SH-Mobileは含まない)
HSxxxxKCM02H
(SH-Mobile、SH7630)
HSxxxxKCI02H
(Model名:HS0005KCI02H)
(SH7729/29R/7622)
HSxxxxKCI02H
(Model名:HS0005KCI04H)
HSxxxxKCI02H
(SH-Mobile,SH7630))
CEAI9DR5
PCIDRV7
CEDRV2
CEDRV4
CEDRV8
PCIDRV2 PCIDRV4 PCIDRV8
5. 正しいドライバが表示されていない場合は、コントロールパネルから[ハードウェア]を
選択し、ドライバのインストールを行なってください。¥SETUPフォルダに各ドライバ
を提供しています。
●
WindowsNT(R)/2000をご使用の場合
1. E10Aエミュレータカードを挿入した状態で、コントロールパネルから[デバイス]アイ
コンをダブルクリックし[デバイス]ウインドウを表示してください。
2. 以下の対応するデバイスドライバの状態が「開始」となっていることを確認してくだ
さい。
デバイスドライバ名
製品型名
WindowsNT®
Windows2000
HS****KCM01H
CEAMDR3
CEAM0DR3
(SH-Mobileは含まない)
HS****KCI01H
CEAM9DR5
CEAM0DR7
(H8S系)
HSxxxxKCM01H
CAMDR7
CEAMDR7
(SH-Mobile,SH7630)
HSxxxxKCI01H
PCIEML3
PCIEML3 または CEAI0DR3
(SH-Mobileは含まない)
HSxxxxKCI01H
CEANDR5
CEAINDR5 または CEAI0DR5
(H8S系)
HSxxxxKCI01H
(SH-Mobile,SH7630)
HSxxxxKCM02H
(SH7729/29R/27/06/7622)
HSxxxxKCM02H
(SH7729/29R/27/06/7622
以外)
(SH-Mobileは含まない)
HSxxxxKCM02H
(SH-Mobile、SH7630)
HSxxxxKCI02H
(Model名:HS0005KCI02H)
(SH7729/29R/7622)
HSxxxxKCI02H
(Model名:HS0005KCI04H)
HSxxxxKCI02H
(SH-Mobile,SH7630))
PCIEML7
PCIEML7 または CEAIDR5
CEAMDR2
CEAM0DR2
CEAMDR4
CEAM0DR4
CEAMDR8
CEAM0DR8
PCIEML2
PCIEML2 または CEAI0DR2
PCIEML4
PCIEML4 または CEAI0DR4
PCIEML8
PCIEML8 または CEI0DR8
[注]E10Aエミュレータをインストールする際は、デバイスドライバを設定するため必
ず"administrator"モードでログインしてください。
3. 正しいドライバが表示されていない場合や、ドライバが開始されていない場合、カー
ドを挿入した状態で"administrator"モードでログインし、E10Aエミュレータをインス
トールしたディレクトリの中にあるSTEUPPCI.EXE(またはSETUPPC3.EXE/
SETUPPC2.EXE/SETUPPC4.EXE)を実行してください。
E10A-1-4
Title: E10AエミュレータをバージョンアップしたらLink UPできませ
ん。
▲
Return
Question:
●
E10AエミュレータをバージョンアップしたらLink UPできません。
Answer:
E10Aエミュレータ用HDIはバージョンアップ時、ドライバもバージョンアップし
ています。したがって、最新HDIをインストールする際、最新ドライバも組み込
む必要があります。
しかし、E10Aエミュレータ用カードをPCに装着したまま最新HDIをインストール
しても、最新ドライバは正しく組み込まれません。最新HDIをインストールする
際は、必ずE10Aエミュレータ用カードを一旦抜いた上で行なってください。
E10Aエミュレータ用カードをPCに装着したまま最新HDIをインストールした場合
の対処方法については、本Q&AのE10A-1-3をご参照ください。
E10A-1-5
Title:E10AエミュレータがLink UPしません。
▲
Return
Question:
●
E10AエミュレータがLink UPしません。
Answer:
ユーザシステム上の次の6点についてチェックしてください。
●
●
●
●
●
●
H-UDIコネクタの配線は正しいかどうか
H-UDIの各信号線にノイズがのっていないかどうか
リセットがデバイスに対して有効かどうか
Vcc値が正しいかどうか
クロックが発振しているかどうか
SH2-DSP系のE10Aエミュレータでは、起動時にリセットベクタ(アドレス
H'A0000000番地)値をリードしています。したがって、メモリ設定不具合
でリセットベクタがリードできない場合はLink UPしませんので、確認して
ください。
[注] E10Aエミュレータからターゲットボードへ微量のリーク電流がありま
す。このためターゲットボードに電源をいれたときにパワーオンリセット
を発生できない可能性があります。詳細は本Q&AのE10A-4-1を参照してく
ださい。
E10A-1-6
Title: AUDの有無による機能差を教えて下さい。
Question:
●
AUDの有無による機能差を教えて下さい。
▲ Return
Answer:
以下の表に示します。
KCM01H
ターゲットI/F
14pin
KCI01H
KCM02H
KCI02H
ターゲットI/F ターゲットI/F
ターゲットI/F
デバイス
差分
14pin
36pin
36pin
PCMCIA AUD
PCMCIA AUD無
PCI AUD無
PCI AUD有
有
16384個の分
トレース機能無
岐先
トレース機能無
トレース容量
RAMモニタ機能
65536個の分岐先
SH7047F RAMモニタ機
RAMモニタ機能 RAMモニタ機
無
RAMモニタ機能
能
無
能
16384個の分
トレース容量 トレース機能無 トレース機能無
SH7144F
岐先
RAMモニタ機 RAMモニタ機能 RAMモニタ機能
RAMモニタ機
SH7145F
能
無
無
能
SH7612 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
SH7615 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
SH7616 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
最新の4096分
SH7622 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
最新の4096分
SH7709A トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
最新の4096分
SH7729 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
最新の4096分
SH7709S トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
最新の4096分
SH7729R トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
最新の4096分
SH7706 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
最新の4096分
SH7727 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
岐
SH7750 トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
SH7750R トレース容量 最新の8分岐
最新の8分岐
最新の4096分
岐
トレース容量
データトレー
SH7751 トレース機能 最新の8分岐
最新の8分岐
ス機能
追加
メモリトレー
ス機能
65536個の分岐先
RAMモニタ機能
最新の16384分岐
最新の16384分岐
最新の16384分岐
最新の16384分岐
最新の16384分岐
最新の16384分岐
最新の16384分岐
最新の16384分岐
データトレース機
能
メモリトレース機
能
トレース容量
SH7751R トレース機能
追加
E10A-1-7
最新の8分岐
最新の8分岐
最新の4096分
最新の16384分岐
岐
データトレース機
データトレー
能
ス機能
メモリトレース機
メモリトレー
能
ス機能
Title: E10Aエミュレータは全てのデバイスで使用できないのですか?
▲
Return
Question:
●
E10Aエミュレータは全てのデバイスで使用できないのですか?
Answer:
使用できません。
E10Aエミュレータはデバイス毎に個別で必要となります。
つまり、E10Aエミュレータの対象デバイスは、それぞれ別のE10Aエミュレータ
でサポートしています。
対象デバイス以外のE10Aエミュレータを使用しますと、通信さえも確立できま
せんので、全く使用(デバッグ)することが出来ません。
対象デバイスを変更する場合、E10Aエミュレータも新規に準備頂く必要があり
ます。ご注意ください。
ただし、SH7729と09Aは、同一のE10Aエミュレータでサポートしています。
SH7729RとSH7709S も同一のE10Aエミュレータでサポートしています。
E10A-1-8
Title: H-UDI/AUD機能を内蔵しているSH7055, SH7058はE10Aエミュ
レータで対応していますか。
▲
Return
Question:
●
H-UDI/AUD機能を内蔵しているSH7055, SH7058はE10Aエミュレータで対応していま
すか。
Answer:
SH7055, SH7058内蔵のH-UDI/AUD機能はエミュレータ専用のデバッグ機能では
ありません。そのためルネサスとしましてはE8000、E6000Hエミュレータでの
みご提供させていただいております。
もしお客様がH-UDI/AUDを介したエミュレータのご使用を希望される場合は、コ
ンピューテックス社またはビットラン社製のエミュレータをご利用ください。た
だし、エミュレーション用に一部ユーザリソースを使用するという制限がありま
す。
詳細はコンピューテックス社またはビットラン社にお問い合わせください。
コンピューテックス社 HPのURLアドレス
http://www.computex.co.jp
ビットラン社 HPのURLアドレス
http://www.bitran.co.jp
E10A-1-9
Title: オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
▲
Return
Question:
●
オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
Answer:
HDIの再インストールをしてください。その際、インストール言語
に"English"を選択すると、オンラインヘルプを英文表示します。
ただしオンラインヘルプを日本語と英語で同時に表示することはできませんの
で注意してください。
E10A-1-10
▲
Title: E10AエミュレータのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か
信号が入っていた場合、影響はありますか?
Return
Question:
●
E10AエミュレータのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が入っていた場
合、影響はありますか?
Answer:
E10AエミュレータのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンはE10Aエミュレータ内
部で使用しております。
ここに入力信号を接続すると信号の衝突が起き、E10Aエミュレータの誤動作お
よび破壊を招く可能性があります。
したがってNCとなっているところには何も接続しないでください。接続した場
合、動作保証できません。
E10A-1-11 Title: Windows®XPで動作可能でしょうか?
▲
Return
Question:
●
Windows®XPで動作可能でしょうか?
Answer:
可能です。
但し、WEBに掲載している最新のWindows2000のドライバをご使用ください。
最新のWindows2000ドライバは、こちら。
E10A-1-12 Title: E10Aエミュレータの最新版マニュアルはどれになりますか?
▲
Return
Question:
●
E10Aエミュレータの最新版マニュアルはどれになりますか?
Answer:
HDIデバッガをご使用の場合、下記のマニュアルが最新版となります。
HDIデバッガ用:HSxxxxKCM01HJ ・・・ xxxxは、E10Aエミュレータの製品名
と同じです。
こちらを参照ください。
High-performance Embedded Workshopデバッガをご使用の場合、下記のマニュ
アルが最新版となります。
High-performance Embedded Workshopデバッガ用:
共通マニュアル:HS0005KCM01HJ
固有マニュアル:HSxxxxKCM02HJ ・・・ xxxxは、E10Aエミュレータの製品名
と同じです。
こちらを参照ください。
E10A-1-13
Question:
●
Title: E10Aエミュレータ(High-performance Embedded
Workshop版のエミュレータソフトウェア)において、使用す
るC/C++コンパイラパッケージの組み合わせによりどのような
制限があるのか教えてください。
▲ Return
E10Aエミュレータ(High-performance Embedded Workshop版のエミュレータソフト
ウェア)において、使用するC/C++コンパイラパッケージの組み合わせによりどのよう
な制限があるのか教えてください。
Answer:
E10Aエミュレータ(High-performance Embedded Workshop版のエミュレータ
ソフトウェア)は、ご使用になるC/C++コンパイラパッケージのバージョンによ
り、下記のように制限事項が異なります。
詳しい制限事項の説明についてはこちらをご覧下さい。
E10A-2-1
Title: メモリアクセス時に[Communication timeout error]が発生した
りメモリデータが化けたりします。
▲
Return
Question:
●
メモリアクセス時に[Communication timeout error]が発生したりメモリデータが化けた
りします。
Answer:
(1)ターゲットボード上のメモリが正常にアクセスできない場合
ターゲットボード上のメモリが正常にアクセスできない状態の場
合、[Communication timeout error]が発生したりメモリデータが化
けたりします。ターゲットボード上のメモリの結線とバスコント
ローラの設定を確認してください。
・BREQ信号、WAIT信号がアサートされたままでないかどうか
・バスコントローラの設定が正しいかどうか
(2)MMUを使用している場合(SH3/SH4系のCPU)
TLBエラーが発生している可能性があります。詳細は本Q&AのE10A4-2を参照てください。
(3)ROMエリアの場合
E10Aエミュレータでは、ROMエリアに対してのライトはできませ
ん。
(4)通信用クロック(Jtagクロック)が保証外の場合
デバイスの動作周波数によって、Jtagクロックに制限があります。
保証外のクロックになっている場合、[Communication timeout
error]が発生します。詳細は各製品に添付されているユーザーズマ
ニュアルをご参照ください。
E10A-2-2
Title: ユーザプログラムをダウンロードできません。
Question:
●
ユーザプログラムをダウンロードできません。
▲
Return
Answer:
(1)ROMエリアの場合
E10Aエミュレータは、ROMエリアにユーザプログラムをダウンロードできませ
ん。ROMエリアでソ-スレベルデバッグを行なう場合、以下の2つの方法がありま
す。
(i)ユーザプログラムリンク時にsdebugオプションを使用してロードモジュール
(absファイル)とデバッグ情報ファイル(dbgファイル)を作成してください。
ダウンロード時に、デバッグ情報ファイルのみダウンロードを行なうと、ソース
レベルデバッグできます。
(ii)CS0空間を別のメモリ(SRAM)に割り当てる方法があります。
(2)RAMエリアの場合
メモリが正常にアクセスできない状態である可能性があります。ターゲットボー
ドのメモリの結線とバスコントローラの設定を確認してください。
メモリがSDRAMの場合は、ダウンロードする前にSDRAMの初期化を行う必要が
あります。(E10A-2-1参照)
(3)チュートリアルプログラムをダウンロードする場合
チュートリアルプログラムはH'00000000番地からマッピングしています。
H'00000000がROMの場合、ダウンロードできません。この場合、お手数ですが
RAMの領域にマッピングしなおして再リンクを行なってください。なお、E10A
エミュレータではabsファイルのオフセットを指定してダウンロードすることは
できません。(E10A-2-3関連)
(4)[Memory load]機能をご使用の場合
現状、[Memory load]機能は終了するまでに時間がかかります。ユーザプログラ
ムダウンロード時は[File Load]機能をご使用下さい。
(5)SH7729/SH7709Aをご使用の場合
HDIのバージョンが古く、デバイスのロットが新しい場合、1%でダウンロードが
停止することがあります。この場合、ダウンロードサイトから最新版をダウン
ロードしてバージョンアップしてください。
E10A-2-3
Title: absファイルのオフセットを指定する方法を教えてください。
Question:
●
absファイルのオフセットを指定する方法を教えてください。
▲
Return
Answer:
[File Load]機能でabsファイルをダウンロードする際、オフセットを指定しても、
デバッグ情報内のマッピングは変更しません。ダウンロードするアドレスを変え
てデバッグを行う場合、リンクを再度行なってマッピングを変更してください。
E10A-2-4
Question:
●
Title: メモリウインドウからのメモリリードあるいはライト時、不要
なメモリアクセスがある、もしくはMEコマンドからのメモリリード
時、メモリアクセスが発生しない場合があります。回避方法はありま
すか?
▲
Return
メモリウインドウからのメモリリードあるいはライト時、不要なメモリアクセスがあ
る、もしくはMEコマンドからのメモリリード時、メモリアクセスが発生しない場合が
あります。回避方法はありますか?
Answer:
1. メモリライト
メモリウインドウからのメモリライト直後、メモリウインドウ更新のために、アクセス
していないアドレスに対してもリードアクセスが発生します。(メモリウインドウのス
クロール処理の高速化のため。リードサイズは256バイトです)また、MEコマンドか
らのメモリライト直後、次のアドレスに対してのリードが発生します。
これらのリードアクセスなしにライトのみ行ないたい場合、[Memory]メニューの[Fill]
機能、またはコマンドラインウインドウからのMFコマンドを使用し、当該アドレスだ
けの範囲とベリファイ無しオプションを指定することを、複数回行なってください。
2. メモリリード
HDIは内部にメモリキャッシュを持っており、一旦メモリリードが発生したアドレスに
対して、データを保持しています。したがって、メモリウインドウの内容を更新する場
合、[Update memory]機能を使用してください。
MEコマンドでメモリリードを行なう場合、HDI内部のキャッシュをクリアしないと
キャッシュ内容が表示され、メモリに対してリードアクセスが発行されません。HDI内
部キャッシュをクリアするために、コマンドラインからRefreshコマンドを発行してく
ださい。
E10A-2-5
Title: ソフトウェアブレークポイントを設定できません。
▲
Return
Question:
●
ソフトウェアブレークポイントを設定できません。
Answer:
(1)[SET POINT NOT RAM]というメッセージが表示される場合
この場合、ソフトウェアブレークポイントをROMに設定できません。ROM上
でブレークする場合、Break condition機能をご使用ください。
(2)その他の場合
メモリが正常にアクセスできない状態である可能性があります。ターゲット
ボードのメモリの結線とバスコントローラの設定を確認してください。メモリが
SDRAMの場合は、ソフトウェアブレークを設定する前にSDRAMの初期化を行う
必要があります。(E10A-2-1参照)
E10A-2-6
Title: ソースプログラムを表示すると、日本語コメントが文字化けす
る
▲
Return
Question:
●
ソースプログラムを表示すると、日本語コメントが文字化けする
Answer:
ソースウィンドウの表示フォントとして、日本語フォントが選択されてい
ない可能性があります。[Setup]メニューのCustomiseのFontsを選択するこ
とにより、ウィンドウのフォントやフォントサイズを変更できます。日本
語を表示できるフォントを選択してください。
E10A-2-7
Title: ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教
えてください。
Question:
●
ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教えてください。
▲
Return
Answer:
(1)ユーザプログラム実行中
ターゲットボード上のリセットは有効です。リセット後、リセットベクタから
プログラムが実行します。E10Aエミュレータを接続していない場合と同じ動作
です。
(2)ユーザプログラムブレーク中
ターゲットボード上のリセットは無効です。E10Aエミュレータのリセット機
能をご使用ください。(E10A-3-6参照)
E10A-2-8
Title: ロードモジュールのダウンロードは出来るのに、ソースプログ
ラムが表示されません。
▲
Return
Question:
●
ロードモジュールのダウンロードは出来るのに、ソースプログラムが表示されません。
Answer:
1. デバッグオプションは選択されていますか?
コンパイル、アセンブル、リンク時にデバッグオプションが選択されていない可能性が
あります。コンパイル、アセンブル、リンクの全ての段階でデバッグオプションを選択
してください。また、リロケータブルオブジェクトをリンクする場合、各リロケータブ
ルオブジェクトのリンク時、および全体のリンク時にもデバッグオプションを選択して
ください。
2. プログラムの出力フォーマットをご確認ください。
Absolute(ELF/DWARF)形式の場合、SH7612のE10Aエミュレータでは、Absolute(ELF/
DWAF)形式のロードモジュールに対応していません。出力フォーマットをSysrof形式に
変更してお試しください。
High-performance Embedded Workshopをご使用の場合、[Options]メニューから
[OptLinker...]を選択し、[OptLinker options]ダイアログボックスをオープンしてくださ
い。[Output]ページの、[Type of output file]リストボックスで選択されているフォー
マットとなります。
3. コンパイル/リンク時のオプション設定において、sdebugオプションを指定している場
合は、.absファイルだけではなく、Cソースの表示は出来ません。.abgファイルもあわせ
てダウンロードしていただく必要があります。
E10A-2-9
Title: プログラムウインドウのソースプログラムが、プログラムの実
行に対応して更新されません。
▲
Return
Question:
●
プログラムウインドウのソースプログラムが、プログラムの実行に対応して更新されま
せん。
Answer:
表示しているソースプログラムと実行中のロードモジュールが対応していないこ
とが考えられます。「View」メニューから「Program Window」を選択する
か、又はツールバーの「Program Window」ボタンをクリックして、ロードモ
ジュールに対応するソースプログラムを選択し、プログラムウィンドウをオープ
ンして下さい。
E10A-2-10 Title: ステップ実行中にPC表示の黄色のバーが消えてしまいます。
▲
Return
Question:
●
ステップ実行中にPC表示の黄色のバーが消えてしまいます。
Answer:
Cソースに明確に対応できないアドレスで停止した場合、強調表示がなくなる場
合があります。よって、ステップ実行を行ったときに、PC表示の黄色のバーが消
えることがあります。
E10A-2-11 Title: ソフトウエアブレークポイントで停止しません。
Question:
●
ソフトウエアブレークポイントで停止しません。
▲
Return
Answer:
SDRAMにあるプログラムにソフトウェアブレークポイントを設定し、ResetGoを
実行した場合、ユーザプログラムの初期化ルーチンにてバスコンの初期化を行
なっていない場合、設定したソフトウェアブレークポイントで停止しません。
ユーザプログラムの初期化ルーチンがターゲット上のメモリにない場合も同様で
す。ResetGoで、Reset(レジスタがCPUの持つ初期値に初期化)された後、リ
セットルーチンからGo(実行)されます。このとき、SDRAMは、初期化されて
いませんので、正しくアクセスできません。つまり、ソフトウェアブレークポイ
ントを設定できません。
初期化ルーチンをユーザターゲット上のメモリに置くか、ResetとGoを別々に実
行し、Resetを実行後、SDRAMの初期化をE10Aエミュレータ上から行なった後、
Goを実行してください。
Title: キャッシュの一部をRAMして使用する設定にして使用する際、
E10A-2-12 E10Aエミュレータからのメモリライト時にベリファイエラーになっ
てしまいます。
▲
Return
Question:
●
キャッシュの一部をRAMして使用する設定にする際、E10Aからのメモリライト時にベ
リファイエラーになってしまいます。
Answer:
E10Aエミュレータは、ベリファイ時、キャッシュをオフにして実行していま
す。
キャッシュの一部をRAMとして使用する機能は、キャッシュをオンに設定した時
のみ有効です。このためE10Aエミュレータからのメモリベリファイ時、対象ア
ドレスに正常にアクセスできず、ベリファイエラーになってしまいます。ベリ
ファイを無効にして、メモリアクセスするか、ベリファイエラーを無視して使用
してください。
なお、ライト時は、RAMとして扱われますので、書込みは正しく行なわれます。
E10A-2-13 Title: HDIが途中でハングアップしてしまいます。
Question:
●
HDIが途中でハングアップしてしまいます。
▲
Return
Answer:
HDIが使用している dwarf2.dll の不具合の可能性があります。こちらからダウ
ンロードしたファイルを解凍し、E10Aエミュレータのインストール先ディレク
トリに上書きコピーして下さい。
Title: SHマイコン用のE10Aエミュレータで、FlashROMにプログラム
をダウンロードし、プログラムを実行(Go)しようとすると、
E10A-2-14 FlashROMの書き換え回数は超えていないのに、"Flash memory write
error! Change device"というHDIのエラーダイアログが表示されてし
まいます。
▲
Return
Question:
●
SHマイコン用のE10Aエミュレータで、FlashROMにプログラムをダウンロードし、プロ
グラムを実行(Go)しようとすると、FlashROMの書き換え回数は超えていないの
に、"Flash memory write error! Change device"というHDIのエラーダイアログが表示さ
れてしまいます。
Answer:
本エラーは、FlashROMに書込み(消去)が正常に出来ていないため発生しま
す。
原因としては、クロック指定に間違いがあるケースが多くあげられます。
E10Aエミュレータ HDI起動時に、「システムクロック」の入力を要求されます
が、それがFlashROMへの書込みに使用する「クロック」になります。
「システムクロック」が正しく入力されているかどうか、確認をしてください。
「システムクロック」とは、CPUの動作周波数です。例えば、10MHzのクロック
を入力し、4逓倍してCPUを動作させている場合、「システムクロック」は
40MHzとなります。
また、SH7047Fをご使用の場合には、FlashROMにE10Aエミュレータからプログ
ラムをダウンロードする際、FWP端子をLowにする必要があります。
E10A-3-1
Title: プログラムデバッグにはどんな方法がありますか?
Question:
●
プログラムデバッグにはどんな方法がありますか?
▲
Return
Answer:
E10Aエミュレータにプログラムをダウンロードした後のデバッグ方法について
簡単な例を紹介します。
(1)メモリウィンドウによりダウンロードしたプログラムが正しく読めるか、数
箇所チェックします。ROM、RAM、I/O等、おのおのチェックすることを推奨し
ます。
[View]メニューからI/O Register Windowを選択すると、I/Oレジスタの内容を簡
単に参照または変更することができます。
(2)CPUのプログラムカウンタにプログラムの先頭アドレスを指定し、スタック
ポインタにスタック領域のアドレスを指定後、「Step Over」によりシングルス
テップを実行し、正しく動作するか確認します。少なくともハードウェアの初期
化処理ルーチンだけは、正しく動作することを確認することを推奨します。
なお、単体テスト時はCPUのプログラムカウンタ及びスタックポインタを指定し
てください。
(3)ブレークポイントによるデバッグ方法
a)メインプログラムの適当な位置に、ブレークポイントを設定します。ブレーク
ポイントは、プログラムウィンドウのアドレスが表示されている行のブレークカ
ラムをダブルクリックして設定します。
b)プログラムをリセットからブレークポイントまで実行します。プログラムのリ
セット方法については、本Q&AのE10A-3-6をご参照ください。リセット後、
「Run」メニューから「Go」を選択します。
c)ブレークポイントを設定した位置までプログラムが実行されると、プログラム
は停止します。停止すると、停止位置を示すステートメントが強調表示されま
す。
d)停止したら、ウオッチウィンドウやI/Oレジスタウィンドウを開いて、変数の内
容やI/Oの状態を確認します。変数の内容やI/Oの状態に誤りがなければ、ブレー
クポイント位置以降のデバッグを続けます。誤りがあれば、プログラムの先頭か
らシングルステップ実行をするなどして、1ステップ毎に動作確認を行って下さ
い。
e)停止しない場合、現在のブレークポイントよりプログラムの先頭に近い位置
に、さらにブレークポイントを設定します。もう一度(b)の操作から実行し、プロ
グラムが停止するかを確認します。プログラムが停止するまで、ブレークポイン
トの設定位置をプログラムの先頭に近づけていきます。
(4)ハードウェアブレークポイント(Break Condition機能)によるデバッグ方法
Break Condition機能を使用することにより、アクセスしたアドレス値、データ内
容により停止させることが可能です。
ツールバーの[BreakpointWindow]ボタンをクリックするか、「View」メニュー
の[BreakpointWindow]を選択し [Breakpoints] ウインドウを表示してください。
[Add] ボタンをクリックすることにより、停止する条件を設定することができま
す。
各製品のBreak Condition機能の使用方法については、オンラインヘルプをご参照
ください。
(5)トレースによるデバッグ方法
ツールバーのHalt Programボタンをクリックするか、[Run]メニューのHalt
Programを選択して、実行中のプログラムを強制的に停止します。
次に、ツールバーのTraceWindowボタンをクリックするか、[View]メニューから
TraceWindowを選択して、TraceWindowを表示します。TraceWindowにより、
プログラムの実行履歴を調べることができます。
なお、プログラムカウンタが予想外のアドレスを示している場合は、そのアドレ
ス付近にブレークポイントを設定し、プログラムを停止させてからTraceWindow
を参照すると効果的です。
(6)ROM上のプログラムを停止させたい場合
ROM上のプログラムを停止させたい場合は、ハードウェア・ブレークポイントを
設定します。ツールバーの「BreakpointWindow」ボタンをクリックするか、
「View」メニューの「BreakpointWindow」を選択することにより設定すること
ができます。
E10A-3-2
Title: コマンドの自動実行の方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
コマンドの自動実行方法を教えてください。
Answer:
1. [Command Line] ウインドウで、実行するコマンドを羅列した形式のファイルを作成し
ます。
2. [Command Line] ウインドウの左上のボタンをクリックし、作成したファイル名を選択
してください。
E10A-3-3
Title: セッションの保存内容について教えてください。
▲
Return
Question:
●
セッションの保存内容について教えてください。
Answer:
各ウインドウの表示状態、設定状態を保存します。ただし、メモリ内容は保存し
ません。
[注] MMU機能を持つMCUをサポートしているE10Aエミュレータにおいては、メ
モリエリア設定*オプションを選択時にはセッション保存されません。
(メモリエリア設定*:ブレーク中のメモリアクセスにおいて、論理アドレスでア
クセスするか物理アドレスでアクセスするか選択できるオプション。論理アドレ
スでアクセスする設定を選択している場合、強制的にMMU機能を有効にし、そ
の時のTLBテーブルの状態によってメモリアクセスします。)
E10A-3-4
Title: HDIの起動からセッションのロードまでを1ボタンで行う方法
▲
Return
Question:
●
HDIの起動からセッションのロードまでを1ボタンで行う方法
Answer:
1. [Setup]メニューの[Options...]を選択し、[HDI Options]ウインドウを開いてください。
2. [Load last session on startup]チェックボックスにチェックしてください。
以上の操作により、次回のE10Aエミュレータ起動時からセッションファイルを自動的
にロードします。
E10A-3-5
Title: E10Aエミュレータからのフラッシュメモリ書き込みについて教
えてください。
Question:
●
E10Aエミュレータからのフラッシュメモリ書き込みについて教えてください。
▲
Return
Answer:
E10Aエミュレータは、外部フラッシュメモリへのプログラムのダウンロード機
能
のみをサポートしています。
ただし、下記のデバイスをサポートしているE10Aエミュレータは、本機能をサ
ポートしておりません。
・SH7612
・SH7047F
・SH7144F/SH7145F
・H8Sファミリ
E10Aエミュレータで外部フラッシュメモリへのプログラムのダウンロードを行
うには、外部フラッシュメモリの書込みを行うか、あるいは消去プログラムを作
成する必要があります。また、本プログラムを格納しておくRAMがターゲット
ボード上に必要となります。
詳細は、対象デバイスのE10Aエミュレータユーザーズマニュアルの最新版を参
照ください。
なお、外部フラッシュメモリへのメモリライトについては、サポート予定は有り
ません。
また、書込み、消去プログラムの作成は、お客様に準備していただきますが、
CPUの仕様が許す範囲内であれば、フラッシュメモリメーカや接続仕様には特に
制限はありません。
E10A-3-6
Title: E10AエミュレータからのCPUリセット方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
E10AエミュレータからのCPUリセット方法を教えてください。
Answer:
[Run]メニューの[RESET CPU]が有効である製品の場合、[RESET CPU]を実行する
か、[Command Line]ウインドウからResetコマンドを実行してください。
[RESET CPU]が無効である製品については、以下の手順でResetコマンドを発行し
てください。
1. RAM上に無限ループプログラムを記述してください。
2. リセットベクタにBreak Condition機能を使用してブレークを設定してください。
3. 無限ループプログラムを実行中に、ユーザシステム上からCPUへResetコマンドを発行
してください。
E10A-3-7
Title: メモリのない状態、あるいはROMエリアでのデバックについて
教えてください。
▲
Return
Question:
●
メモリのない状態、あるいはROMエリアでのデバックについて教えてください。
Answer:
CS0空間を別のメモリ(SRAM)に割り当てる方法があります。弊社制エミュレー
ションメモリボードをご使用いただければ、CS0領域をエミュレーションメモリ
として使用できます。(エミュレーションメモリボードはサポートしているデバイ
スが限られます。詳細はこちらをご参照ください)
E10A-3-8
Title: E10Aエミュレータで簡単にワンアクションでメモリテストを行
うことは出来ますか?
▲
Return
Question:
●
E10Aエミュレータで簡単にワンアクションでメモリテストを行うことは出来ますか?
Answer:
E10Aエミュレータの機能(コマンド)でワンアクションで簡単に行うメモリテ
ストはサポートしておりません。
下記の2つの方法のうちいずれかで、メモリテストを行ってください。
・プログラムを作成し、E10Aエミュレータで何処かのメモリにダウンロードし
た後、メモリテストを実行する。
・メモリ操作コマンド(Memory_Fill等)を使用して、メモリテストを実行す
る。
E10A-3-9
Title: E10Aエミュレータの起動からI/Oレジスタやメモリ設定の自動
実行をワンアクションで行うことはできますか?
▲
Return
Question:
●
E10Aエミュレータの起動からI/Oレジスタやメモリ設定の自動実行をワンアクションで
行うことはできますか?
Answer:
1. バッチファイル(.hdc)を作成する。
ルネサスデバッグインタフェースマニュアルのコマンドラインインタフェースの
メモリ操作系のコマンド、[Memory_edit(me)]、[『Memory_fill(mf)]、
[Memory_move(mv)]を使用して、バッチファイルを作成する。
バッチファイルの作成例(sample.hdc)
sample.hdcの内容:
ME H'FFFFFF80 WORD
0234
A005
A005
.
ME H'FFFFFF86 LONG
A005A005
A005A005
.
ME H'FFFFFF8e
A0
05
A0
.
解説:
FFFFFF80をWORDアクセスで、0234に書き換える。
FFFFFF82をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF84をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF86をLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8AをLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8EをBYTEアクセスで、A0に書き換える。
FFFFFF8FをBYTEアクセスで、05に書き換える。
FFFFFF90をBYTEアクセスで、A0に書き換える。
.で入力モードが終了します。
2. バッチファイルを実行する。
[Command Line] ウィンドウから、Run Batch Fileを実行し、作成したバッチファ
イルを選択し実行する。
3. E10Aエミュレータ起動時の一番最初にバッチファイルを自動実行させるこ
とが出来ます。E10AエミュレータLinkUp直後にセッションの保存を行います。
この時のセッション名は、1で作成したバッチファイル名と同じ名前にして下さ
い。(sample.hds)
また、このセッションファイル(.hds)と自動実行させたいバッチファイル(.
hdc)は、同一のフォルダに置いてください。
4. E10Aエミュレータ HDI起動時、3で作成したセッションファイルを起動する
と、リセット要求メッセージが表示されますので、OKをクリックした後、バッチ
ファイルの実行を行います。これで、コマンド待ち状態となります。
バッチファイルで、SDRAMの初期化を行っている場合、本操作を行うことで
SDRAMが初期化されていますので、プログラムをダウンロードすることが可能と
なります。
E10A-3-10
Title: I/Oレジスタ設定やメモリ内容の変更を[Command Line]ウィ
ンドウで設定する方法
▲
Return
Question:
●
I/Oレジスタ設定やメモリ内容の変更を[Command Line]ウィンドウで設定する方法
Answer:
ME H'FFFFFF80 WORD
0234
A005
A005
.
ME H'FFFFFF86 LONG
A005A005
A005A005
.
ME H'FFFFFF8e
A0
05
A0
.
解説:
FFFFFF80をWORDアクセスで、0234に書き換える。
FFFFFF82をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF84をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF86をLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8AをLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8EをBYTEアクセスで、A0に書き換える。
FFFFFF8FをBYTEアクセスで、05に書き換える。
FFFFFF90をBYTEアクセスで、A0に書き換える。
.で入力モードが終了します。
E10A-3-11
Title: ソフトウエアブレークポイント指定箇所に不当命令が残ってい
ます。どうすれば元の命令に置き換えることができますか?
▲
Return
Question:
●
ソフトウエアブレークポイント指定箇所に不当命令が残っています。どうすれば元の命
令に置き換えることができますか?
Answer:
Configurationダイアログボックス内の[Flash memory synchronizasion]のコンボ
ボックス上で[PC to flash meory]を選択してください。ユーザプログラム停止時
にフラッシュメモリ書込みのために待ち時間が生じますが、フラッシュメモリの
内容を元の命令に書き戻します。
なお、ユーザプログラムを実行中に強制的にHDIを終了させてしまうとフラッ
シュメモリへの書き戻しはできなくなりますのでご注意ください。
E10A-3-12
Question:
●
Title: F-ZTATマイコン用のE10Aエミュレータでソフトウェアブレーク
▲ Return
の設定有無でプログラムの動作が異なります。
F-ZTATマイコン用で、ソフトウェアブレークの設定設定の有無で、プログラム
(WDT)の動作が異なります。またソフトウェアブレークを設定したとき、WDTの設
定が変更されてしまいます。
Answer:
申し訳ございませんが、本現象はSH7047F E10Aエミュレータ HDIデバッガ
V1.00の制約事項に該当し、SH7047F E10Aエミュレータ HDIデバッガ V1.10以
降のバージョンで対策しております。
お手数ですがこちらからSH7047F E10Aエミュレータ HDIデバッガ 最新版をダウ
ンロードし、exeファイルを実行してください。
Title: High-performance Embedded Workshopを使用していて、
E10A-3-13 Watchウィンドウで"Not available now."と表示される原因と対策方法
を教えてください。
▲ Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウで"Not
available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
Answer:
"Not available now."は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報
が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なくなり、"Not
available now."となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを
作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、"Not
available now."となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指しま
す。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使用して
いる関数内にプログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除
します。最適化によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が
「使用されていないため削除」と判断された場合、Watchウインドウで参
照できず "Not available now."と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言して
ください。
E10A-3-14
Question:
●
Title: HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示
される原因と対策方法を教えてください。
▲ Return
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と対策方法を
教えてください。
Answer:
"Out of Scope"は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッ
グ情報が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なくな
り、"Out of Scope"となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファ
イルを作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場
合、"Out of Scope"となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指
します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使
用している関数内にプログラム関数が存在するときに限定されま
す。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を
削除します。最適化によりWatchウインドウで参照しようとしてい
る変数が「使用されていないため削除」と判断された場合、Watch
ウインドウで参照できず "Out of scope"と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣
言してください。
E10A-3-15
Question:
●
Title: ツールチップウオッチによるメモ
リ参照をOFFにする方法はあります
か。
▲ Return
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
Answer:
以下の手順でツールチップウオッチ機能をOFFにしてください。
[ツール]→[オプション]で開くダイアログボックスから、[エディタ]のシートを選
びます。
ツールチップウオッチのチェック(初期値)を外すと、ツールチップウオッチは
無効になります。
ツールチップウオッチ機能がONの場合、ユーザプログラム実行中でもソースプロ
グラムウインドウの変数をカーソルが指した際に、短時間ですがエミュレータが
プログラム実行を中断し、変数の値を取得します。
不用意にカーソルを操作したときでも、プログラムの実行を中断したくない場合
に、ツールチップウオッチをOFFにしてください。
Title: ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなく
▲ Return
E10A-3-16
なりました。
表示させる方法はありますか?
Question:
●
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりました。
表示させる方法はありますか?
Answer:
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマット確認
ください。
Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマットを‘Elf/
Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してくださ
い。
E10A-4-1
Question:
●
Title: E10Aエミュレータからリーク電流があるが問題ないで
しょうか?
▲ Return
E10Aエミュレータからリーク電流があるが問題ないでしょうか?
Answer:
E10Aエミュレータの電源をオンにした状態(E10AエミュレータをPCに装着し、
PCの電源がオンの状態)で、 ターゲットシステム(ターゲットデバイス搭載の
実機等)に 接続(ボードの電源はオフ)した場合、 E10Aエミュレータからの
リーク電流により、 ターゲットデバイス(ターゲット システム)の電源電圧
が、1.2Vから1.4V程上がってしまう ことがあります。 これはE10Aエミュレータ
側でTMSおよびTRSTをHighにドライブしているためで、エミュレータソフト
ウェア(HDI もしくはHigh-performance Embedded Workshop)起動前はTMSラ
インから、 起動後はTMSラインとTRSTラインから、CPUを介してリーク電流が
発生します。 本現象は、SuperHファミリ用E10Aでのみ発生いたします。
CPUの劣化、破壊の可能性はありませんが、パワーオンリセットが効かなくなる
可能性があります。リーク電流を低減する方法として、E10Aエミュレータから
の出力端子(TMS,TRST)にダイオードを挿入する事で、リーク電流による電源電
圧上昇を0.2Vにまで抑えることができます。 ダイオードの種類(型名)と挿入方
向は下記を参照してください。
ダイオードを挿入する対策による効果はお客様の回路によって異なりますので、
あくまでもここに記載した内容は参考例です。 本体策について詳細なご検討が必
要なお客様は、担当営業経由でルネサスソリューションズ ツール技術部 E10Aエミュレータ担当までご相談いただくようお願いいたします。
E10A-4-2
Title: E10Aエミュレータ使用時、TLBエラーが発生します。
▲
Return
Question:
●
E10Aエミュレータ使用時、TLBエラーが発生します。
Answer:
Go実行時にTLBエラーが発生してGo実行できないことがあります。Go実行時の
TLB範囲外のアドレスにソフトウェアブレークポイントが設定されている場合
に、このTLBエラーが発生します。該当するソフトウェアブレークポイントを解
除するか、Break Condition機能によりハードウェアブレークポイントに設定し直
してください。
SH7750 E10Aエミュレータ V1.0およびV2.0、SH7729 E10Aエミュレータ V1.1
において、ユーザプログラムブレーク時に予期せぬTLBエラーが発生することが
ありますが、ブレーク後のE10Aエミュレータによる、アドレスH'0∼H'7BCへの
メモリアクセスが原因です。 TLBテーブルにあらかじめアドレスH'0∼H'7BCを設
定して頂くと、本現象は発生しません。
なお、SH7750 E10AエミュレータおよびSH7729 E10Aエミュレータはバージョ
ンアップしていますので、ダウンロードサイトよりアップデートしてください。
[注]SH7729 E10Aエミュレータでは、ブレーク中にTLBエラーが発生した場合、
ユーザのTLB例外処理ルーチンに分岐します。したがって、TLB例外処理ルーチ
ンから正常に戻って来ない場合、[Comminucation timeout error]が発生しますの
でご注意ください。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
C-1
C-2
C-3
C-4
C-5
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C-7
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C-10
C-11
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C-13
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C-15
C-16
C-17
C-18
C-19
C-20
"C1403(W) #pragma asm ignored" が表示され、インラインアセンブル機
能が使用できません。
8ビットの変数内の特定のビット値を取り出すための、有効なC言語記述を
教えてください。
変数と定数との比較を行うと、期待する結果が得られない場合がありま
す。
関数呼出しを、関数宣言と異なる型で行った場合、コンパイラはどのよう
なメッセージを出力しますか?
SH-4の浮動小数点演算結果が期待値と異なります。
メイクファイルに"LNK -ws=.¥$OPT0000.SUB"という記載がありますが、"ws"オプションについて教えてください。
"SH-2で動作していたプログラムをSH-4に移植しています。
この際、主に割込み処理とタイマ処理を修正しなければならないのです
が、参考となる資料やサンプルプログラムはありませんか?"
コンパイラオプションで、"cpu=sh2dsp"、または"cpu=sh3dsp"、また
は"cpu=sh4aldsp"を選択すれば、C言語あるいはC++言語から直接DSP命令
が出力されますか?
Cソースファイルから、C++で定義した関数を呼ぶ方法を教えて下さい。
SHC Ver5.0ではサポートしていなかった#pragma pack1はVer6.0ではサ
ポートしているのでしょうか?(SH)
defineオプションを使用したとき、「(0) : 1300 (W) Command parameter
specified twice」のwarningが出力します。
関数呼び出しを絶対アドレスサブルーチンジャンプ(JSR)から相対アドレス
サブルーチンジャンプ(BSR)に変更する方法を教えて下さい。
sizeof演算子を使用すると、「C2211 (E) Illegal sizeof」 エラーになりま
す。
8ビットマイコンH8/300で16ビット、32ビットの演算を行う方法を教えて
下さい。(H8)
ビットシフト演算を行った時、「C0005 (I) Precision lost」が出力されま
す。
セクションの初期化(__INITSCT)を行わなかった場合はどのような問題が発
生するのでしょうか?
C記述にて、CCRの設定方法を教えて下さい。
ノーマルモードでコンパイルしているが、「MOV.B R0L,@ER6」のように
32ビットアドレスでコード生成されます。
最適化オプション(speed, size)によって、何が変わるのでしょうか。
デバッグ中、実行されない命令があります。
C-21
C-22
C-23
C-24
C-25
C-26
C-27
C-28
C-29
C-30
C-31
C-32
C-33
C-34
(Jun.5,2003)
C-35
(Nov.5,2003)
C-36
(Nov.5,2003)
C-37
(Nov.5,2003)
4021,4031のINTERNAL ERRORが出力されるます。
SJISや、EUCなどの日本語コードを使用する方法を教えて下さい。
標準ライブラリで、リエントラントな関数を使用する方法を教えて下さ
い。
関数の引数が正しく渡されません。
1ビットのビットフィールドデータが正しく判定されません。
同一アドレスへの書込みが最適化により削除されてしまいます。
ライト専用レジスタのビット操作が正しく行われません。
DOSプロンプトからコンパイラを起動すると、メモリオーバーフローが出
力されます。
割り込みプログラムで、GBR, VBRの退避・回復を行わない時があります。
割り込みプログラムから戻る時に、ある関数の途中に戻る方法を教えて下
さい。
#pragma inline_asm内で、ローカルラベルを生成できません。
const宣言変数をCセクションに割り付けることができません。
標準ライブラリの数学関数で、実行速度を早くする方法をおしえて下さ
い。
C言語を用いて、特定アドレスに配置された関数をアドレス値により直接
コールする方法をおしえて下さい。
SHCコンパイラVer.7以前でも、SH-4A、SH4AL-DSPの開発はできるので
しょうか。
-repeatオプション(SHCコンパイラVer.8以降)を指定したら、実行時に不
当命令例外が発生しました。
I/O定義ファイル(iodefine.h)を使用しているソースファイルでコンパイ
ルオプションpack、bit_orderを指定しても問題ないでしょうか。
PS008CAS5-MWRなど、H8SXファミリに対応していないH8コンパイラ
C-38
で、
(Nov.5,2003)
H8SXファミリの開発をする事はできるのでしょうか。
C-39
for文などループ処理から、条件を満たしてもループを抜けません。
(Nov.20,2003)
C-40
ソースファイルによって、構造体、共用体、クラスのメンバ変数に対して
(Dec.5,2003) 正常に参照、設定できない場合があります。
C-41
ソースファイルによって、仮想関数が正常に呼ばれない場合があります。
(Dec.5,2003)
C-42
ポインタへの加減算が期待値になりません。
(May.10,2004)
C-43
32ビットx32ビット乗算(longxlong)の結果が正しくありません。
(Aug.5,2004)
C-44
(Aug.5,2004)
C-45
(Aug.5,2004)
マニュアルにはANSI/ISO対応と書いてあったのですが、標準テンプレート
ライブラリ(STL)はサポートしていますか?
オブジェクトにビルドを行った日付と時間を埋め込む方法を教えて下さ
い。
SH-3,SH3-DSP,SH-4を使用していますが、High-performance Embedded
C-46
Workshopの生成コードで、スタックポインタの初期設定を行っている箇所
(Aug.5,2004)
がわかりません。
C++にて開発を行っていますが、ビルドを行うと、
C-47
__curr_eh_stack_entry、__eh_curr_region の2つの外部参照が生成され、
(Aug.5,2004)
リンクエラーが生じてしまいます。
C-48
2byte文字列の対応状況を教えてください。 (UNICODEをサポートして
(Sep.21,2004) いますか?)
C-49
未初期化データ領域のデータを保持する方法を教えて下さい。
(Sep.21,2004)
C-50
パッチオプション -patch=7055 の適用範囲を教えてください。
(Sep.21,2004)
C-51
malooc()、free()、new演算子の処理を頻繁に繰り返すと、関数内での処理
(Sep.21,2004) がだんだん遅くなってきます。処理を早くする方法はないでしょうか?
C-52
配列の大きさに制限はありますか?
(Sep.21,2004)
ルネサス製コンパイラパッケージと(株)日立超LSIシステムズ製コンパイ
ラパッケージの相違点を教えて下さい。
以前は両社のパッケージの内容が同じで、製品型名も同じ(SH:P0700CAS8C-53
xxx H8:PS008CAS6-xxx)だったと思います。
(Nov.22,2004)
ルネサス製コンパイラパッケージの型名が変更(SH:R0C40700XSx08R H8:
R0C40008XSx06R)になったことで、両社のコンパイラパッケージ内容に
差分があるのですか?
C-1
Question:
●
Title: "C1403(W) #pragma asm ignored" が表示され、インラインアセ
▲ Return
ンブル機能が使用できません。
"C1403(W) #pragma asm ignored" が表示され、インラインアセンブル機能が使用で
きない。
Answer:
該当ファイルに対して、コンパイルオプション"-code=asmcode"を使用してく
ださい。
本オプションを使用していない場合、"#pragma asm"から"#pragma endasm"ま
での記述部分を無視します。
C-2
Question:
●
Title: 8ビットの変数内の特定のビット値を取り出すための、有効なC
言語記述を教えてください。
▲ Return
8ビットの変数内の特定のビット値を取り出すための、有効なC言語記述を教えてく
ださい。
Answer:
該当変数を、ビットフィールドのメンバを持つ構造体として定義してくださ
い。
「例」
struct AAA{
unsigned char a0:1;
unsigned char a1:1;
unsigned char a2:1;
unsigned char a3:1;
unsigned char a4:1;
unsigned char a5:1;
unsigned char a6:1;
unsigned char a7:1;
}aaa;
char c1, c2, c3;
void main(void){
aaa.a0 = 1;
c1 = aaa.a4;
}
C-3
Question:
●
Title: 変数と定数との比較を行うと、期待する結果が得られない場合
があります。
▲ Return
変数と定数との比較を行うと、期待する結果が得られない場合があります。
Answer:
H8Sコンパイラを使用した場合、以下の例ではdataに100が代入されます。
「例」
long work, data;
work = 5000;
if(work >= 5*10000){
data = 100;
}
else{
data = 0;
}
ANSI規格により定数はint型として扱われます。H8Sのint型は16ビット
(-32768から32767)であるため、正常に値を比較することが出来ません。
上記では、明示的に""5 * 1000L""とlong型である旨の記載を行う必要がありま
す。
C-4
Question:
●
Title: 関数呼出しを、関数宣言と異なる型で行った場合、コンパイラ
はどのようなメッセージを出力しますか?
▲ Return
関数呼出しを、関数宣言と異なる型で行った場合、コンパイラはどのようなメッセー
ジを出力しますか?
Answer:
C2136 (E)Type mismatch
(内容:externあるいはstatic記憶クラスを持つ変数あるいは関数を2度以上宣
言しており、その型が一致していません。) というエラーメッセージ。
C-5
Title: SH-4の浮動小数点演算結果が期待値と異なります。
▲ Return
Question:
●
SH-4の浮動小数点演算結果が期待値と異なります。
Answer:
コンパイラのfpuオプションと、SH-4にあるFPCSRレジスタのPRビット値の対
応を確認してください。
コンパイラのdenormalizeオプションと、SH-4にあるFPCSRレジスタのDNビッ
ト値の対応を確認してください。
コンパイラのroundオプションと、SH-4にあるFPCSRレジスタのRMビット値の
対応を確認してください。
fpuオプションは、fpu=single, doubleの2種類が選択可能です。
"fpu=single"を選択した場合、全ての浮動小数点データを単精度浮動小数点
データとして扱います。
"fpu=double"を選択した場合、全ての浮動小数点データを倍精度浮動小数点
データとして扱います。
fpuオプションを使用しない場合、ソースコードの宣言型通りに浮動小数点
データを扱います。
fpuオプションを使用しない場合、コンパイラは、浮動小数点の演算時にその
精度に応じてPRビットを変更するコードを生成しますが、"fpu=single"また
は"fpu=double"を選択した場合には、コンパイラはPRビットにアクセスする
コードを一切生成しません。
一方、SH-4にあるFPSCRレジスタのPRビットは、リセット時に0に初期化され
ます。
そのため、fpuオプションを使用しない場合、または"fpu=single"を選択した場
合には、PRビットを意識しなくても正しく動作しますが、"fpu=double"を選択
した場合には、FPU演算前に、PRビットを1に変更する必要があります。
denormalize, roundオプションについても、以下の選択が必要になります。
「非正規化モード」
"denormalize=ON"オプションを選択している場合には、FPSCRのDNビットが0
に設定されていることを確認してください。
"denormalize=OFF"オプションを選択している場合には、FPSCRのDNビットが
1に設定されていることを確認してください。
[丸めモード]
"round=zero"オプションを選択している場合には、FPSCRのRMビットが01に
設定されていることを確認してください。
"round=nearest"オプションを選択している場合には、FPSCRのRMビットが00
に設定されていることを確認してください。
C-6
Question:
●
Title: メイクファイルに"LNK -ws=.¥$OPT0000.SUB"という記載があり
▲ Return
ますが、"-ws"オプションについて教えてください。
メイクファイルに"LNK -ws=.¥$OPT0000.SUB"という記載がありますが、"-ws"オプ
ションについて教えてください。
Answer:
High-performance Embedded Workshopとコンパイラ間で内部的に使用され
る、サブコマンドファイルを使用するためのオプションです。
マニュアルにも記載しておりません。
C-7
Question:
●
Title: SH-2で動作していたプログラムをSH-4に移植しています。
この際、主に割込み処理とタイマ処理を修正しなければならないので
すが、参考となる資料やサンプルプログラムはありませんか?"
▲ Return
SH-2で動作していたプログラムをSH-4に移植しています。
この際、主に割込み処理とタイマ処理を修正しなければならないのですが、参考とな
る資料やサンプルプログラムはありませんか?
Answer:
コンパイラのドキュメントダウンロードページに記載されている以下のドキュ
メントを参照してください。
1.SuperH RISC engine C/C++コンパイラ編 アプリケーションノート
2.High-performance Embedded Workshop生成ファイル補足説明資料(SH3, SH3-DSP, SH-4)
C-8
Question:
●
Title: コンパイラオプションでにSH2-DSP、SH3-DSP、SH4AL-DSPを
選べば、DSP命令が出力されるのでしょうか。
▲ Return
コンパイラオプションで、"cpu=sh2dsp"、または"cpu=sh3dsp"、また
は"cpu=sh4aldsp"を選択すれば、C言語あるいはC++言語から直接DSP命令が出力され
ますか?
Answer:
SHCコンパイラバージョン7以前のコンパイラを御使用の場合、C言語あるいは
C++言語からDSP命令を生成することはできません。
DSP命令を使用するためには、アセンブリ言語で記述するか、DSPライブラリ
を使用してください。
SHCコンパイラVer.8を御使用の場合、DSP-C言語仕様に従った記述を行うこと
で、DSP命令を生成させることができます。
また、コンパイラの"repeat"オプションを選択した場合、DSP拡張リピート
ループを使用した命令を生成する場合があります。
DSP拡張リピートループはLDRC命令をサポートしたCPUのみ使用することがで
きます。
C-9
Question:
●
Title: Cソースファイルから、C++で定義した関数を呼ぶ方法を教え
て下さい。
▲ Return
Cソースファイルから、C++で定義した関数を呼ぶ方法を教えて下さい。
Answer:
C++言語で定義された関数をC言語で呼ぶためには、C++言語での関数宣言に於
いてextern ""C""宣言する必要があります。
C/C++言語双方で共通にincludeするファイルに上記の関数を宣言する場合は、
以下のような記述をされることをお薦めします。
<ヘッダファイル>
#ifdef __cplusplus
extern ""C"" {
#endif
void func( int a ); // etc.
#ifdef __cplusplus
}
#endif
* __cplusplusは、C++コンパイル時、コンパイラが自動的に定義するマクロと
お考え下さい。
C-10
Title: SHC Ver5.0ではサポートしていなかった#pragma pack1は
Ver6.0ではサポートしているのでしょうか?
▲ Return
Question:
●
SHC Ver5.0ではサポートしていなかった#pragma pack1はVer6.0ではサポートして
いるのでしょうか?
Answer:
Ver6.0では#pragma pack1をサポートしておりません。 Ver. 8でサポートされ
ました。
C-11
Question:
●
Title: defineオプションを使用したとき、「(0) : 1300 (W) Command
parameter specified twice」のwarningが出力します。
▲ Return
defineオプションを使用したとき、「(0) : 1300 (W) Command parameter specified
twice」のwarningが出力します。
Answer:
【例】shc -cpu=sh3 -optimize=1 -speed -pic=1 -define=MEM_MEM define=NO_GETENV jcapimin.c
同じコンパイルオプションを2度(以上)指定しているため、最後(あと)に
指定したもの(-define=NO_GETENV)を有効とします。というwarningメッ
セージです。上記の場合、
-define=MEM_MEM,NO_GETENV
と記述してください。
C-12
Question:
●
Title:関数呼び出しを絶対アドレスサブルーチンジャンプ(JSR)から相
対アドレスサブルーチンジャンプ(BSR)に変更する方法を教えて下さ
い。
▲ Return
関数呼び出しを絶対アドレスサブルーチンジャンプ(JSR)から相対アドレスサブルー
チンジャンプ(BSR)に変更する方法を教えて下さい。
Answer:
基本的に、JSR,BSRはコンパイラが自動的にどちらかの命令を出力します。
(ユーザサイドでJSR、BSRの選択をできません)。
なお、JSRになる原因として考えられることは下記2点です。
1.BSRで届かない範囲に分岐している。
2.外部シンボルを参照している。
C-13
Question:
●
Title: sizeof演算子を使用すると、「C2211 (E) Illegal sizeof」 エラー
になります。
▲ Return
sizeof演算子を使用すると、「C2211 (E) Illegal sizeof」 エラーになります。
Answer:
配列に対してsizeof演算子を使用する場合、配列の明確なサイズが分かってい
る必要があります。
このため、
(a) extern int tblA[3];
(b) int tblA[] = { 0, 0, 0 };
(c) int tblA[];
sizeof(tblA)という記述は、(a),(b)ではOKですが、(c)ではC2211エラーになりま
す。
C-14
Question:
●
Title: 8ビットマイコンH8/300で16ビット、32ビットの演算を行う方
▲ Return
法を教えて下さい。(H8)
8ビットマイコンH8/300で16ビット、32ビットの演算を行う方法を教えて下さい。
(H8)
Answer:
H8/300では、32ビットの加減算がサポートされていません。サポートされ
ない演算は、全てランタイムルーチンで演算するコードが生成されます。C言
語で、shortやlongの演算を記述してください。また、標準ライブラリをリンク
してください。
C-15
Question:
●
Title: ビットシフト演算を行った時、「C0005 (I) Precision lost」が出
▲ Return
力されます。
ビットシフト演算を行った時、「C0005 (I) Precision lost」が出力されます。
Answer:
「a = a << 1;」のようなビットシフトを行う場合、aがchar型だとメッセージが
出力され、intだとメッセージは出力されません。
ANSIの言語仕様に基づいて、上記、右辺の直値「1」 は、int型と認識されま
す。
従って、int型をchar型に代入することで""精度が失われる""というインフォ
メーションを出力します。
また、aがintで型宣言されている場合は、両辺の型がint型(一致)であるため
インフォメーションは出力されません。上式をchar型で扱いたい場合は、右辺
をキャストする必要があります。
C-16
Question:
●
Title: セクションの初期化(__INITSCT)を行わなかった場合はどのよう
な問題が発生するのでしょうか?
▲ Return
セクションの初期化(__INITSCT)を行わなかった場合はどのような問題が発生するの
でしょうか?
Answer:
セクションの初期化を行わない時は不定値が入ってしまいます。その他に考え
られる影響としては、ROM上にある初期化データをRAM上に転送できなくな
ります。
C-17
Title: C記述にて、CCRの設定方法を教えて下さい。
▲ Return
Question:
●
C記述にて、CCRの設定方法を教えて下さい。
Answer:
CCRの設定は、組み込み関数として提供しております。
C-18
Question:
●
Title: ノーマルモードでコンパイルしているが、「MOV.B R0L,
@ER6」のように32ビットアドレスでコード生成されます。
▲ Return
ノーマルモードでコンパイルしているが、「MOV.B R0L,@ER6」のように32ビット
アドレスでコード生成されます。
Answer:
ノーマルモードまたはアドバンストモードに関わらず、アドレス参照の為のレ
ジスタは32ビットで行います。またR0でも構いません。アドバンストの場合
は、アドレス空間が16MまでありえるのでER0の24ビット分を使用していま
す。ノーマルの場合はER0と出ていますが、上位(拡張)側のレジスタは使用し
ておりません。よって、上位(拡張)側に0が入っていてもH'FFFFが入っていて
も関係ないため動作に影響はありません。また、オブジェクト性能にも影響し
ません。
C-19
Title: 最適化オプション(speed, size)によって、何が変わるのでしょう
か。
▲ Return
Question:
●
最適化オプション(speed, size)によって、何が変わるのでしょうか。
Answer:
選択する最適化オプションによって、生成されるコードが変わってきます。
(なお、最適化によってユーザプログラムのアルゴリズムを崩すようなことは
しません。)最適化により、関数のインライン展開やループ展開が行われ、実
行時のサイクル数が変わってきます。これにより当然のことながら動作のタイ
ミングが変わってきます。まずは、タイミングについて十分検証頂きますよ
う、お願いいたします。また、上記以外の懸念事項として変数アクセスの最適
化も考えられます。データの授受がメモリを介さずにレジスタ間で実現できて
しまうような場合がこれに該当し、一言で言うと、「タイミング検証」の範疇
になるのですが、「最適化して欲しくない」変数については、volatile宣言の付
加の必要性等も含めて、ご確認いただけるようお願い致します。
C-20
Title: デバッグ中、実行されない命令があります。
▲ Return
Question:
●
デバッグ中、実行されない命令があります。
Answer:
最適化により、削除対象になる場合があります。未使用変数への代入などは、
無駄な処理と判断し、処理自体を削除する場合があります。
C-21
Title: 4021,4031のINTERNAL ERRORが出力されます。
▲ Return
Question:
●
4021,4031のINTERNAL ERRORが出力されます。
Answer:
インストールがうまくいっていない可能性があります。
インストールガイドに従って、再度インストール、環境変数の設定を行なって
ください。
C-22
Question:
●
Title: SJISや、EUCなどの日本語コードを使用する方法をおしえて下さ
▲ Return
い。
SJISや、EUCなどの日本語コードを使用する方法をおしえて下さい。
Answer:
SJISまたはEUCオプションを選択することにより、プログラムおよびコメント
に日本語を使用できます。
また、OUTCODEオプションでソースプログラム内の漢字コードと異なる漢字
コードをオブジェクトプログラムに変換出力することもできます。
C-23
Question:
●
Title: 標準ライブラリで、リエントラントな関数を使用する方法をお
しえて下さい。
▲ Return
標準ライブラリで、リエントラントな関数を使用する方法をおしえて下さい。
Answer:
コンパイラマニュアルの「10.3.3 リエントラントライブラリ」にリエントラン
ト関数一覧があります。なお、SHC V7では、標準ライブラリ構築ツールの設
定で、リエントラントな関数を生成することができます。
C-24
Title:関数の引数が正しく渡されません。
Question:
●
関数の引数が正しく渡されません。
▲ Return
Answer:
関数の原型宣言をしているか確認してください。
関数の原型宣言をしていないと、引数(char,unsigned char,float)は自動型変換
の対象になります。そのとき、呼び出される関数側は変換後の型で宣言する必
要があります。
関数は原型宣言することをお勧めします。
なお、コンパイラのmessageオプションで、関数の原型宣言の有無をチェック
できます。
C-25
Title: 1ビットのビットフィールドデータが正しく判定されません。
▲ Return
Question:
●
1ビットのビットフィールドデータが正しく判定されません。
Answer:
データを符号付きで宣言していないか確認してください。
ビットフィールドでサイズが1bitのデータを符号付きで宣言した場合、1bit
データそのものを符号として解釈します。従って表現できる値は、"0"と"-1"だ
けになります。 "0"と"1"を表現するためには、必ず符号なしで宣言してくださ
い。
C-26
Question:
●
Title: 同一アドレスへの書込みが最適化により削除されてしまいまし
た。
▲ Return
同一アドレスへの書込みが最適化により削除されてしまいました。
Answer:
I/Oレジスタ等、最適化を抑止しなければならない変数は、volatile宣言をして
ください。
C-27
Title: ライト専用レジスタのビット操作が正しく行われません。
▲ Return
Question:
●
ライト専用レジスタのビット操作が正しく行われません。
Answer:
コンパイラはBSET,BCLR,BNOT,BST,BISTの各ビット操作命令を生成します。
これらの命令はバイト単位でデータを読み込み、ビット操作後に再びバイト単
位でデータを書き込みます。一方CPUは、ライト専用レジスタのビット操作命
令では操作するビット以外のビット内容が変化してしまいます。
ライト専用レジスタは直接ビット操作せず、一旦1バイトデータに代入してか
ら演算します。
C-28
Question:
●
Title: DOSプロンプトからコンパイラを起動すると、メモリオーバー
フローが出力されます。
▲ Return
DOSプロンプトからコンパイラを起動すると、メモリオーバーフローが出力されま
す。
Answer:
環境変数SHC_LIBを実行ファイル(shc.exeや、ch38.exe)のあるディレクトリに
設定してください。
C-29
Question:
●
Title: 割り込みプログラムで、GBR, VBRの退避・回復を行わない時が
あります。
▲ Return
割り込みプログラムで、GBR, VBRの退避・回復を行わない時があります。
Answer:
GBRについては、#pragma gbr_base,gbr_base1の指定がない限りGBR相対アド
レッシングを含むオブジェクトを生成しないため、割り込みプログラムで退
避/回復を行なう必要はありません。VBRについては、故意にベクタテーブル
を変換するシステムをしない限り退避/回復を行なう必要はありません。
C-30
Question:
●
Title: 割り込みプログラムから戻る時に、ある関数の途中に戻る方法
を教えて下さい。
▲ Return
割り込みプログラムから戻る時に、ある関数の途中に戻る方法を教えて下さい。
Answer:
標準ライブラリの、setjmp, longjmp関数を使用することにより、可能です。
C-31
Title: #pragma inline_asm内で、ローカルラベルを生成できません。
▲ Return
Question:
●
#pragma inline_asm内で、ローカルラベルを生成できません。
Answer:
ラベルの先頭に"?"を付与することにより、アセンブラのローカルラベル機能を
利用できます。
C-32
Title: const宣言変数をCセクションに割り付けられません。
▲ Return
Question:
●
const宣言変数をCセクションに割り付けられません。
Answer:
変数をconst宣言すると以下に示す意味になります。
1. const char msg[] = "sun";
Cセクションへ割り付け:文字列"sun"
2. const char *msg[] = {"sun","moon"};
Cセクションへ割り付け:文字列"sun","moon"
Dセクションへ割り付け:msg[0],msg[1]の先頭アドレス
3. const char *const msg[] = {"sun","moon"};
Cセクションへ割り付け:文字列"sun","moon",msg[0],msg[1]の先頭アド
レス
4. char *const msg[] = {"sun","moon"};
Cセクションへ割り付け:文字列"sun","moon",msg[0],msg[1]の先頭アド
レス
C-33
Question:
●
Title:標準ライブラリの数学関数で、実行速度を早くする方法を教えて
▲ Return
下さい。
標準ライブラリの数学関数で、実行速度を早くする方法を教えて下さい。
Answer:
標準ライブラリには、<math.h>と<mathf.h>があります。
<math.h>は精度が倍精度(double)であるのに対し、
<mathf.h>は、精度が単精度(float)になっています。
<mathf.h>の方が<math.h>よりも演算精度が落ちますが、
より高速な実行が可能です。
ソースプログラム上で、<math.h>の変わりに<mathf.h>を
インクルードし、通常の数学関数呼び出しの変わりに、
単精度の数学関数呼び出しに変更して下さい。
例:sin -> sinf
標準ライブラリ構築の設定で、mathf.hも付加して
標準ライブラリを生成して下さい。
また、標準ライブラリ構築の最適化設定で
[速度優先]最適化を選択することにより、
処理速度が速くなる場合があります。
C-34
Question:
●
Title:C言語を用いて、特定アドレスに配置された関数をアドレス値に
より直接コールする方法を教えて下さい。
▲ Return
C言語を用いて、特定アドレスに配置された関数をアドレス値により直接コールする
方法を教えて下さい。
Answer:
0x10000番地の関数をコールする場合の例を示します。
(例1)
typedef void (*FUNC)(void);
const FUNC func = (FUNC)0x10000;
void main(void)
{
func();
}
(例2)
void main(void)
{
((void (*)(void))0x10000)();
}
(例3)
typedef void(*FUNC)(void);
void main(void)
{
((FUNC)0x10000)();
}
(例4)
void main(void)
{
void (*func2)(void);
func2 = (void(*)(void))0x10000;
func2();
}
C-35
Question:
●
Title:SHCコンパイラVer.7以前でも、SH-4A、SH4AL-DSPの開発はで
きるのでしょうか。
▲ Return
SHCコンパイラVer.7以前でも、SH-4A、SH4AL-DSPの開発はできるのでしょうか。
Answer:
SH-4Aは、SH-4とオブジェクトコードレベルで上位互換性を持っています。
したがって、SHCコンパイラVer.7以前を使用する場合には、コンパイラオプ
ション、アセンブラオプション、標準ライブラリ構築ツールのCPUオプション
にSH-4を指定する事で
SH-4A向けアプリケーションの開発が可能です。ただし、SH-4Aの新命令は
使用することができません。
同様に、SH4AL-DSPは、SH3-DSPとオブジェクトコードレベルで上位互換性を
持っています。
したがって、SHCコンパイラVer.7以前を使用する場合には、SH3-DSPを指定す
る事で
SH4AL-DSP向けアプリケーションの開発が可能です。ただし、SH4AL-DSPの
新命令は
使用することができません。
C-36
Question:
●
Title:-repeatオプション(SHCコンパイラVer.8以降)を指定したら、
実行時に不当命令例外が発生しました。
▲ Return
-repeatオプション(SHCコンパイラVer.8以降)を指定したら、実行時に不当命令例
外が発生しました。
Answer:
-repeatオプションは、LDRC命令をサポートしたCPUのみ使用することができ
ます。
LDRC命令をサポートしないCPUでは、-repeatオプションは使用しないで下さ
い。
私用しているCPUがLDRC命令でサポートしているかどうかは、私用している
CPUのハードウェアマニュアルをご覧下さい。
C-37
Title:I/O定義ファイル(iodefine.h)を使用しているソースファイルで
コンパイルオプションpack、bit_orderを指定しても問題ないでしょう ▲ Return
か。
Question:
●
I/O定義ファイル(iodefine.h)を使用しているソースファイルでコンパイルオプショ
ンpack、bit_orderを指定しても問題ないでしょうか。
Answer:
周辺モジュールを定義する構造体にpack=1 オプション、#pragma pack 1 、ま
たは、
bit_order=right オプション、#pragma bit_order right が指定されると、周辺モ
ジュールに正常にアクセスできなくなる可能性があります。
コンパイルオプションpack、bit_orderをデフォルトオプションから変えて私用
する場合には、I/O定義ファイル内に下記のような記述を追加して頂く必要が
あります。
<IO定義ファイル(iodefine.h):SHコンパイラ Ver.8以降>
#pragma pack 4 // <-- 追加
#pragma bit_order left // <-- 追加
... 周辺モジュールの構造体定義
#pragma bit_order // <-- 追加
#pragma unpack // <-- 追加
<IO定義ファイル(iodefine.h):SHコンパイラ Ver.3以降>
#pragma pack 2
... 周辺モジュールの構造体定義
#pragma unpack
C-38
Question:
●
Title:PS008CAS5-MWRなど、H8SXファミリに対応していないH8コ
ンパイラで、H8SXファミリの開発をする事はできるのでしょうか。
▲ Return
PS008CAS5-MWRなど、H8SXファミリに対応していないH8コンパイラで、H8SX
ファミリの開発をする事はできるのでしょうか。
Answer:
H8S用オブジェクトプログラムはH8SXで実行することができます。
H8S用開発環境(コンパイラ、アセンブラ)を用いてH8SX用プログラムを開
発できますが、H8SXCPUの新機能は使用できません。
詳細はこちらを御参照下さい。
C-39
Question:
●
Title:for文などループ処理か
ら、条件を満たしてもループ
を抜けません。
▲ Return
for文などループ処理から、条件を満たしてもループを抜けません。
Answer:
最適化などの処理により条件に指定している変数に最適化がかかり、
ループから抜けない事が考えられます。
外部変数に対して最適化を抑止するvolatile指定が必要になります。
以下に例を示します。
(例)
char c=0;
void sub(void)
{
for(;;)
{
if(c==1) break; //割り込みでc=1になるまでループ
}
}
アセンブラ出力
[volatile指定なしの場合] (c=1になってもループを抜けない例)
_sub 6A2800FFE424
MOV.B @_c:32,R0L
00000842 A801
CMP.B #H'01,R0L
00000844 46FC
BNE
@H'0842:8 <-新規に参照を行わない
00000846 5470
RTS
[volatile指定ありの場合] (c=1でループを抜ける例)
_sub 6A2800FFE424
MOV.B @_c:32,R0L
00000842 A801
CMP.B #H'01,R0L
00000844 46F6
BNE
@_sub:8 <-その都度参照を行う
00000846 5470
RTS
外部変数に対して最適化を抑止するには下記のいずれかの設定して下さい。
・変数宣言時にvolatile宣言を行う。 (任意の外部変数対象)
・コンパイラオプション"Volatile"指定を行う。 (すべての外部変数対象)
C-40
Question:
●
Title:ソースファイルによって、構造体、共用
体、クラスのメンバ変数に対して正常に参照、
設定できない場合があります。
▲ Return
ソースファイルによって、構造体、共用体、クラスのメンバ変数に対して正常に参
照、設定できない場合があります。
Answer:
構造体、共用体、クラスのメンバ変数の有無をマクロやコンパイラオプション
(-define)により
切り替えている部分が無いか ご確認下さい。
また、そのマクロやコンパイラオプションが、ソース間で共通に設定されてい
るかをご確認下さい。
例えば、下記のような構造体宣言があったとします。
<test.h>
struct _tag
{
#ifdef _DEBUG
int debug;
#endif
int m0;
};
extern struct _tag a;
下記 test1.c と test2.c では、_DEBUG マクロの有無により動作が異なります。
C++言語のクラス宣言の場合には、基底クラスにこのような記述があると、 派
生クラスのクラスメンバ変数に正常にアクセスできない場合があります。
#define _DEBUG
#include "test.h"
/* あるいは、コンパイルオプションで設定している */
...
a.m0 = 0;
#include "test.h"
...
a.m0 = 0;
C-41
Question:
●
Title:ソースファイルによって、
仮想関数が正常に呼ばれない場
合があります。
▲ Return
ソースファイルによって、仮想関数が正常に呼ばれない場合があります。
Answer:
想関数の有無をマクロやコンパイラオプション(-define)により
切り替えている部分が無いか ご確認下さい。
また、そのマクロやコンパイラオプションが、ソース間で共通に設定されてい
るかをご確認下さい。
例えば、下記のようなクラス定義があったとします。
class A
{
public:
#ifdef _DEBUG
virtual void debug();
#endif
virtual void func();
};
class B : public A
{
public:
#ifdef _DEBUG
virtual void debug();
#endif
virtual void func();
};
下記 test1.cpp と test2.cpp では、_DEBUG マクロの有無により動作が異なりま
す。
基底クラスにこのような記述があっても、派生クラスのクラスメンバ変数に正
常にアクセスできない場合があります。
#define _DEBUG
#include "test.h"
...
A a;
B* p = (B*)&a;
p->func();
/* あるいは、コンパイルオプションで設定している */
#include "test.h"
...
A a;
B* p = (B*)&a;
p->func();
C-42
Title: ポインタへの加減算が期待値になりません。
▲ Return
Question:
●
ポインタへの加減算が期待値になりません。
Answer:
例えば下記のプログラムにおいて、
long *p = (long*)0x1000;
long a = *(p+8);
この演算により、0x1008番地から4バイトデータをロードすることを期待し
ていたとすると、
それは文法的に間違いであり、実際の動作は0x1020番地から4バイトデータ
をロードすることになります。
期待している動作をさせるためには、
a = *(p+2); /* 2 == 8 / sizeof(long) */
または、
a = *((long*)((char*)p + 8));
と記述する必要があります。 同様に、
long *p = (long*)0x1000;
p += 8;
この演算により、p が 0x1008 になることを期待していたとすると、
それも文法的に間違いであり、実際の動作は p は 0x1020 になります。
期待している動作をさせるためには、
p += 2; /* 2 == 8 / sizeof(long) */
または、
p = (long*)((char*)p + 8);
と記述する必要があります。
この解説のために、ポインタと配列の関係について説明致します。
ポインタと配列は、それらを同等に扱えるほど非常に強い関係を持っていま
す。
例えば下記のプログラムにおいて、(1-1)、(1-2)、(1-3)、(1-4)は
どれも同じ意味となり、同じ結果が得られます。
同様に、(2-1)、(2-2)、(2-3)、(2-4)はどれも同じ意味となります。
int n;
long x;
long a[10];
long* p = a;
void main()
{
x = a[2]; // (1-1)
x = *(a+2); // (1-2)
x = p[2]; // (1-3)
x = *(p+2); // (1-4)
x = a[n]; // (2-1)
x = *(a+n); // (2-2)
x = p[n]; // (2-3)
x = *(p+n); // (2-4)
}
(1-2)、(1-4)に記述された「a+2」、「p+2」は、配列 a の先頭アドレス、また
は、long型へのポインタ p から、
2要素分先のアドレスを示すことを意味しています。
ここで、1要素のサイズは sizeof(long) ( = 4) であり、2要素のサイズは、2 *
sizeof(long) ( = 8) となります。
したがって、a、 p から8バイト先のアドレスを示すことになります。
これに対し、「(char*)p + 8」のように一旦 char型へのポインタにキャストす
る場合には、
1要素のサイズは sizeof(char) ( = 1) であるため、加算したバイト数分 先のア
ドレスを示します。
なお、(1-1)、(1-3)のように記述する場合には、何要素先なのかを意識するこ
とはあっても、
何バイト先なのかを意識する必要は特になく、コンパイラがその要素のサイズ
を元に、
何バイト先になるのかを自動的に解釈します。
同様なことが、ポインタへの減算、および、代入演算子(+=、-=)でも言えま
す。
また、long型へのポインタだけではなく、short型へのポインタや構造体、共用
体、クラス
へのポインタでも同様なことが言えます。
したがって、ポインタに対して加算(減算)する場合には、その加算値(減算
値)を
バイト数で解釈させたいのか、要素数で解釈させたいのかに注意し、バイト数
で
解釈させたい場合には一旦 char型へのポインタにキャストして下さい。
C-43
Question:
●
Title:32ビットx32ビット乗算(longxlong)の結果が正しくありませ
ん。
32ビットx32ビット乗算(longxlong)の結果が正しくありません。
▲ Return
Answer:
演算対象の値をlong型として扱うには、"L"を用いて明示的にlong型の指定を
行ってください。 「例」
a = 0x000010ffL * 0x0000fff0L;
a = 0x000010ffL * 0x00001210L;
また、"long"でキャストする方法もあります。
a = (long)0x000010ff * 0x0000fff0;
a = (long)0x000010ff * 0x00001210;
C-44
Question:
●
Title:マニュアルにはANSI/ISO対応と書いてあったのですが、標準テ
ンプレートライブラリ(STL)はサポートしていますか?
▲ Return
マニュアルにはANSI/ISO対応と書いてあったのですが、標準テンプレートライブラ
リ(STL)はサポートしていますか?
Answer:
いいえ。弊社コンパイラでは、STLはサポートしておりません。
C-45
Question:
●
Title:オブジェクトにビルドを行った日付と時間を埋め込む方法を教え
▲ Return
て下さい。
オブジェクトにビルドを行った日付と時間を埋め込む方法を教えて下さい。
Answer:
コンパイル開始時のホストマシンのタイマに基づく日時情報が
__TIME__
__DATE__ に格納されます。
const char datestr[ ] = __DATE__; //【出力例:Cセクション】 Mar.22.2004
const char timestr[ ] = __TIME__; //【出力例:Cセクション】 20:30:00
上記のようにように利用することが可能です。
C-46
Question:
●
Title:SH-3,SH3-DSP,SH-4を使用していますが、High-performance
Embedded Workshopの生成コードで、スタックポインタの初期設定
を行っている箇所がわかりません。
▲ Return
SH-3,SH3-DSP,SH-4を使用していますが、High-performance Embedded Workshopの
生成コードで、スタックポインタの初期設定を行っている箇所がわかりません。
Answer:
resetprg.c内のPowerON_Reset関数の先頭に、#pragma entry指定によりコンパ
イラが自動生成しています。PowerON_Reset関数の先頭を逆アセンブル表示す
ることにより確認することが出来ます。
C-47
Question:
●
Title:C++にて開発を行っていますが、ビルドを行うと、
__curr_eh_stack_entry、__eh_curr_region の2つの外部参照が生成さ
れ、リンクエラーが生じてしまいます。
▲ Return
C++にて開発を行っていますが、ビルドを行うと、__curr_eh_stack_entry、
__eh_curr_region の2つの外部参照が生成され、リンクエラーが生じてしまいます。
Answer:
これらのシンボルは、C++の例外処理、実行時型情報をご使用になる場合に、
コンパイラに-exception、-rtti=onオプションを指定することでコンパイラによ
り自動生成されるものです。例外処理、実行時型情報をご使用にならない場合
には、これらのオプションを指定しないようにして下さい。
C-48
Question:
●
Title: 2byte文字列の対応状況を教えてください。(UNICODEをサ
ポートしていますか?)
▲ Return
2byte文字列の対応状況を教えてください。(UNICODEをサポートしていますか?)
Answer:
コンパイラはUNICODEをサポートしておりません。その為、「幅広文字定数
の宣言」及び「UNICODE文字列を処理するための文字列関数」は、未対応と
なっております。
尚コンパイラは、次の文字コードをサポートしております。EUC、SJIS、
Latin1(ISO-8859-1)。
C-49
Question:
●
Title: 未初期化データ領域のデータを保持する方法を教えてくださ
い。
▲ Return
未初期化データ領域のデータを保持する方法を教えてください。
Answer:
High-performance Embedded Workshopが生成する_INITSCT()関数は、
__sectop(), __secend()演算子で指定した未初期化データ
領域(B section)に対して、ゼロクリアの処理を実行します。初期化したい領域
と初期化したくない領域をセクション分けして、後者のセクションを__sectop
(), __secend()演算子で指定しないようにすれば初期化は実施されません。
C-50
Title: パッチオプション -patch=7055 の適用範囲を教えてくださ
い。
▲ Return
Question:
●
パッチオプション -patch=7055 の適用範囲を教えてください。
Answer:
パッチオプションはSH7055 CPU固有の不具合を回避するオプションです。
SH7058では、該当するCPUの不具合が修正されておりますので、本オプショ
ンを指定する必要は御座いません。また本オプションを指定された場合、動作
が不正になる事は御座いませんが、SH7055の不具合を回避するコードを生成
致しますのでコードサイズ、性能に影響が出る可能性が御座います。
C-51
Question:
●
Title: malooc()、free()、new演算子の処理を頻繁に繰り返すと、関数
内での処理がだんだん遅くなってきます。処理を早くする方法はない
でしょうか?
▲ Return
malooc()、free()、new演算子の処理を頻繁に繰り返すと、関数内での処理がだんだん
遅くなってきます。処理を早くする方法はないでしょうか?
Answer:
割り付けを繰り返すことによて空き領域のサイズ合計が、十分でも開き領域が
小さな領域に分割(断片化)しているために処理速度が遅くなる場合が御座い
ます。また新たに要求した大きなサイズの領域を確保できないという状況が生
じる事もあります。このような状況を避けるために、以下の注意に従ってヒー
プ領域を御使用下さい。
●
●
サイズの大きな領域は、なるべくプログラムの実行開始直後に確保して下さい。
開放して再利用するデータ領域のサイズをなるべく一定にしてください。
またヒープ領域は、メモリ管理ライブラリー関数(calloc、malloc、realloc、
new関数)によって割り付ける領域の合計です。その際にヒープ領域を1024
バイト単位で管理いたします。
ヒープ領域として次の条件を満たす領域を確保して下さい。
HEAPSIZE = 1024 × n ( n≧1)
(メモリ管理ライブラリーによって割り付ける領域サイズ) + 管理領域サ
イズ ≦ HEAPSIZE
*管理領域サイズは、1回の呼び出しのたびに管理用の領域として4バイト使用
します。
詳細は、C/C++コンパイラ,アセンブラ,最適化リンケージエディタの9.2.1メモ
リ領域の割付をご参照下さい。
C-52
Title: 配列の大きさに制限はありますか?
▲ Return
Question:
●
配列の大きさに制限はありますか?
Answer:
配列の大きさには、Cコンパイラ側で扱い可能な制限値があります。その他の
制限値についても、お客様お手持ちのC/C++コンパイラ、アセンブラ、最適化
リンケージエディタ」マニュアル16. 限界値にてご説明しておりますのでご参
照下さい。
C-53
Question:
●
Title: ルネサス製コンパイラパッケージと(株)日立超LSIシステムズ
製コンパイラパッケージの相違点を教えて下さい。
以前は両社のパッケージの内容が同じで、製品型名も同じ(SH:
▲ Return
P0700CAS8-xxx H8:PS008CAS6-xxx)だったと思います。
ルネサス製コンパイラパッケージの型名が変更(SH:
R0C40700XSx08R H8:R0C40008XSx06R)になったことで、両社のコ
ンパイラパッケージ内容に差分があるのですか?
ルネサス製コンパイラパッケージと(株)日立超LSIシステムズ製コンパイラパッ
ケージの相違点を教えて下さい。
以前は両社のパッケージの内容が同じで、製品型名も同じ(SH:P0700CAS8-xxx H8:
PS008CAS6-xxx)だったと思います。
ルネサス製コンパイラパッケージの型名が変更(SH:R0C40700XSx08R H8:
R0C40008XSx06R)になったことで両社のコンパイラパッケージ内容に差分があるの
ですか?
Answer:
以下のリビジョンより、ルネサス製コンパイラパッケージの製品型名を変更
し、パッケージデザインを一新して販売を開始しました。
●
●
SHC/C++コンパイラパッケージ V.8.00 Release02
H8C/C++コンパイラパッケージ V.6.00 Release01
パッケージに含まれるソフトウェアは、(株)日立超LSIシステムズ社製コン
パイラパッケージに含まれるソフトウェアと同様です。
ルネサス製コンパイラパッケージをご購入頂き、ユーザ登録を行って頂きます
と、ツールの最新情報のニュース配信サービスをご利用頂けます。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
E10T-1-1
E10T-1-2
E10Tエミュレータ用カードが認識されない。 [E10T Driver Details] ダイア
ログボックスでドライバ選択時にエラーとなる。
E10TエミュレータがLink UPしない。
E10T-1-3
E10T使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて下さい。
E10T-1-4
H8/300H Tinyシリーズを使用する場合コンパイル時のCPUコアの設定は何
でしょうか。 H8/300HですかH8/300ですか、それともH8/300H Tiny
というコア設定があるのでしょうか。
E10T-1-5
同じ製品名のE10Tを同一PCに2台接続し、2台同時に起動できますか。
(Feb.1.2002)
E10T-1-6
オンラインヘルプを英文表示する方法は?
(Mar.20,2002)
E10T-1-7
E10TのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が入っていた場
(Aug.1,2002) 合、影響があるか?
E10T-2-1
absファイルのオフセットをつける方法は?
E10T-2-2
メモリウインドウからのメモリリード/ライト時、不要なメモリアクセスがあ
る、あるいはMEコマンドからのメモリリード時、メモリアクセスが発生しな
い場合がある。回避方法は?
E10T-2-3
ソースプログラム表示時、日本語コメント表示が文字化けする。
E10T-2-4
ターゲットボード上のRESET信号をLowにした時の動作について。
E10T-2-5
ロードモジュール(SYSROFファイル)のダウンロードは出来るのに、ソースプ
ログラムが表示されない。
E10T-2-6
E10T-2-7
プログラムウインドウのソースプログラムが、プログラムの実行に対応して
更新されない。
ステップ実行中にPC表示の黄色のバーが消える。
E10T-2-8
E10Tエミュレータを接続した状態で、特定のポートのリード・ライト値が正
しくない。
E10T-3-1
コマンド自動実行の方法。
E10T-3-2
セッションの保存内容。
E10T-3-3
E10TエミュレータからのCPUリセット方法。
E10T-3-4
I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィンドウで設定す
(Feb.1.2002) る方法
E10Tでデバッグに使用する端子はポートと兼用である場合がありますが、た
E10T-3-5
とえばH8/3664FでPCR8、PDR8のビット5、6、7の値を操作した場合P85、
(Feb.1.2002)
P86、P87にどうのように反映されますか。
E10T-3-6
ソフトウエアブレークポイントの箇所に不当命令が残っています。どうすれば
(Mar.20,2002) 元の命令に置き換えることができますか?
E10T-3-7
(Jul.5.2004)
E10T-3-8
(Jul.5.2004)
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウ
で"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と
対策方法を教えてください。
E10T-3-9
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
(Oct.20.2004)
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
E10T-3-10 また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりまし
(Nov.22.2004) た。
表示させる方法はありますか?
E10T-1-1
Question:
●
●
Title: E10Tエミュレータ用カードが認識されない。[E10T Driver
Details] ダイアログボックスでドライバ選択時にエラーとなる。
▲ Return
E10Tエミュレータ用カードが認識されない。
[E10T Driver Details] ダイアログボックスでドライバ選択時にエラーとなる。
Answer:
E10Tエミュレータ用HDIをインストールする前にE10Tエミュレータ用カードを挿入した場
合、ドライバが正しく設定されません。
以下、ドライバが正しく設定されているかどうかのチェック方法と、正しく設定されていな
かった場合の設定方法を記載します。
(1)E10Tエミュレータのドライバが正しく設定されているかどうかチェックしてくださ
い。
[確認方法]
●
Windows(R)95/98/MEをご使用の場合
1. E10Tエミュレータカードを挿入した状態で、コントロールパネルから[システム]アイコ
ンをダブルクリックし[システムのプロパティ]ウインドウを表示してください。
2. [デバイスマネージャ]ページを開いてください。
3. [Memory Technology Drivers(MTD)]が設定されていることを確認してください。
4. [Memory Technology Drivers(MTD)]デバイスカテゴリに、以下の対応するデバイスドラ
イバが正しく設定されていることを確認してください。
製品型名
デバイスドライバ名
HS****TCI01H
ceti9drv
HS****TCM01H
HS3048BTCM01H
HS3048BTCI01H
cetm9drv
cetm9dr2
ceti9dr2
注)****は3048Bは除く
●
WindowsNT(R)/2000をご使用の場合
1. E10Tエミュレータカードを挿入した状態で、コントロールパネルから[デバイス]アイコ
ンをダブルクリックし[デバイス]ウインドウを表示してください。
2. 以下の対応するデバイスドライバの状態が「開始」となっていることを確認してくださ
い。
製品型名
HS****TCM01H
HS****TCI01H
HS3048BTCM01H
HS3048BTCI01H
デバイスドライバ名
cetmndrv/WindowsNT cetm0drv/
Windows2000
cetindrv/WindowsNT cetindrv/
Windows2000
cetmndr2/WindowsNT cetm0dr2/
Windows2000
cetindr2/WindowsNT cetindr2/
Windows2000
注)****は3048Bは除く
[注]E10Tエミュレータをインストールする際は、デバイスドライバを設定するため必
ず"administrator"モードでログインしてください。
3. 正しいドライバが表示されていない場合や、ドライバが開始されていない場合、カード
を挿入した状態で"administrator"モードでログインし、E10Tエミュレータをインストー
ルしたディレクトリの中にあるSTEUPTIM.EXEを実行してください。
E10T-1-2
▲
Return
Title: E10TエミュレータがLink UPしない
Question:
●
E10TエミュレータがLink UPしない
Answer:
ユーザシステム上の次の6点についてチェックしてください。
●
●
●
●
●
E10Tインタフェースコネクタの配線
E10T、MCU間の各信号線にノイズがのっていないかどうか
リセットがデバイスに対して有効かどうか
Vcc値が正しいかどうか
クロックが発振しているかどうか
E10T-1-3
Question:
●
Title: E10T使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて
下さい。
▲ Return
E10T使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて下さい。
Answer:
H8/3664F、H8/3694F、H8/3664N
1. NMI 端子はE10T で占有するため使用できません。
ただし、どうしてもユーザでNMIを使用したい場合はHDIの設定を変更すること
により使用可能です。ただしその場合強制ブレークが使用不可になります。
2. P85 、P86 、P87 端子も使用できません。
3. アドレスH'7000 ∼H'7FFF 領域はE10T で使用するためユーザはこの領域は使
用できません。
4. アドレスH'F780 ∼H'FB7F 領域は絶対にアクセスしないでください。
5. E10T を使用する場合、アドレスブレークをE10T が使用するか、ユーザに開
放するか設定可能になっています。ユーザーがアドレスブレークを使用する場合
はユーザはアドレスブレークの制御レジスタはアクセスしないでください。
6. E10T 使用時、NMI 端子は入出力(出力時はオープンドレイン)、P85 端子お
よびP87 端子は入力、P86 端子は出力になります。
H8/3672F
1. NMI 端子はE10T で占有するため使用できません。
ただし、どうしてもユーザでNMIを使用したい場合はHDIの設定を変更すること
により使用可能です。ただしその場合強制ブレークが使用不可になります。
2. アドレスH'F780 ∼H'FB7F 領域は絶対にアクセスしないでください。
3. E10T を使用する場合、アドレスブレークをE10T が使用するか、ユーザに開
放するか設定可能になっています。E10T がアドレスブレークを使用する場合は
ユーザはアドレスブレークの制御レジスタはアクセスしないでください。
4. E10T 使用時、NMI 端子は入出力(出力時はオープンドレイン)になります。
H8/3687F
1. NMI 端子はE10T で占有するため使用できません。
ただし、どうしてもユーザでNMIを使用したい場合はHDIの設定を変更すること
により使用可能です。ただしその場合強制ブレークが使用不可になります。
2. P85 、P86 、P87 端子も使用できません。
3. アドレスH'D000 ∼H'DFFF 領域はE10T で使用するためユーザはこの領域は使
用できません。
4. アドレスH'F780 ∼H'FB7F 領域は絶対にアクセスしないでください。
5. E10T を使用する場合、アドレスブレークをE10T が使用するか、ユーザに開
放するか設定可能になっています。E10T でアドレスブレークを使用する場合は
ユーザはアドレスブレークの制御レジスタはアクセスしないでください。
6. E10T 使用時、NMI 端子は入出力(出力時はオープンドレイン)、P85 端子お
よびP87 端子は入力、P86 端子は出力になります。
H8/38024F
1. P95、P35、P36、P37端子は使用できません。
2. アドレスH'7000 ∼H'7FFF 領域はE10T で使用するためユーザはこの領域は使
用できません。
E10T-1-4
Question:
●
●
Title: H8/300H Tinyシリーズを使用する場合コンパイル時
のCPUコアの設定は何でしょうか。 H8/300Hですか
H8/300ですか、それともH8/300H Tinyというコア設定が
あるのでしょうか。
▲ Return
H8/300H Tinyシリーズを使用する場合コンパイル時のCPUコアの設定は何でしょう
か。 H8/300HですかH8/300ですか、それともH8/300H Tinyというコア設定があるので
しょうか。
Answer:
コンパイルのCPUコアの設定はH8/300Hのノーマルモードです。 H8/300H
TinyというCPUコアはありません。
E10T-1-5
Question:
●
Title: 同じ製品名のE10Tを同一PCに2台接続し、2台同時に
起動できますか。
▲ Return
同じ製品名のE10Tを同一PCに2台接続し、2台同時に起動できますか。
Answer:
できません。1台のPCでは1台のE10Tしか操作できません。
E10T-1-6
Title: オンラインヘルプを英文表示する方法は?
▲ Return
Question:
●
オンラインヘルプを英文表示する方法は?
Answer:
HDIの再インストールをしてください。その際、インストール言語の選択
を"English"にしていただければ、オンラインヘルプを英文表示します。ただしオ
ンラインヘルプを日本語/英語で同時に表示することはできませんので注意して
ください。
E10T-1-7
Question:
●
Title: E10TのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信
号が入っていた場合、影響があるか?
▲ Return
E10TのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が入っていた場合、影響がある
か?
Answer:
E10TのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンはE10T内部で使用しております。
ここに入力信号を接続すると信号の衝突が起き、E10Tの誤動作および破壊を招く
可能性があります。
したがってNCとなっているところには何も接続しないでください。接続した場
合、動作保証ができません。
E10T-2-1
Title: absファイルのオフセットをつける方法は?
▲
Return
Question:
●
absファイルのオフセットをつける方法は?
Answer:
[File Load]機能でabsファイルをダウンロードする際、オフセット指定を指定しても、デ
バッグ情報内のマッピングは変更しません。ダウンロードするアドレスを変えてデバッ
グを行う場合、リンクを再度行なってマッピングを変更してください。
E10T-2-2
Question:
●
Title: メモリウインドウからのメモリリード/ライト時、不要なメモリ
▲
アクセスがある、あるいはMEコマンドからのメモリライト時、メモ
Return
リアクセスが発生しない場合がある。回避方法は?
メモリウインドウからのメモリリード/ライト時、不要なメモリアクセスがある、ある
いはMEコマンドからのメモリライト時、メモリアクセスが発生しない場合がある。回
避方法は?
Answer:
1. メモリライト
メモリウインドウからのメモリライト直後、メモリウインドウ更新のために、アクセ
スしていないアドレスに対してもリードアクセスが発生します。(メモリウインドウの
スクロール処理の高速化のため。リードサイズは256バイト)また、MEコマンドから
のメモリライト直後、次のアドレスに対してのリードが発生します。
これらのリードアクセスなしにライトのみ行ないたい場合、[Memory]メニューの[Fill]
機能、またはコマンドラインウインドウからのMFコマンドを使用し、当該アドレスだ
けの範囲とベリファイ無しオプションを指定することを、複数回行なってください。
2. メモリリード
HDIは内部にメモリキャッシュを持っており、一旦メモリリードが発生したアドレスに
対して、データを保持しています。したがって、メモリウインドウの内容を更新する
場合、[Update memory]機能を使用してください。
MEコマンドでメモリリードを行なう場合、HDI内部のキャッシュをクリアしないと
キャッシュ内容が表示され、メモリに対してリードアクセスが発行されません。HDI内
部キャッシュをクリアするために、コマンドラインからRefreshコマンドを発行してく
ださい。
E10T-2-3
Question:
●
Title: ソースプログラム表示時、日本語コメント表示が文字化
けする
▲ Return
ソースプログラム表示時、日本語コメント表示が文字化けする
Answer:
ソースウィンドウの表示フォントとして,日本語フォントが選択されていない可
能性があります。[Setup]メニューのCustomiseのFontsを選択することにより,
ウィンドウのフォントやフォントサイズを変更できます。日本語を表示できる
フォントを選択してください。
E10T-2-4
Question:
●
Title: ターゲットボード上のRESET信号をLowにし
た時の動作について。
ターゲットボード上のRESET信号をLowにした時の動作について
▲ Return
Answer:
(1)ユーザプログラム実行中
ターゲットボード上のリセット信号入力は有効です。リセット後、リセットベク
タからプログラムが実行します。E10Tを接続していない場合と同じ動作です。
(2)ユーザプログラムブレーク中
ターゲットボードからRESET信号をLowにしないでください。RESET信号をLow
にした場合はエミュレータが誤動作します。
マイコンを初期化する場合は、必ずE10Tエミュレータのリセット機能をご使用く
ださい。
E10T-2-5
Question:
●
Title: ロードモジュール(SYSROFファイル)のダウンロードは出来
▲ Return
るのに、ソースプログラムが表示されない
ロードモジュール(SYSROFファイル)のダウンロードは出来るのに、ソースプログラムが
表示されない
Answer:
コンパイル,アセンブル,リンク時にデバッグオプションが設定されていない可
能性があります。コンパイル,アセンブル,リンクの全ての段階でデバッグオプ
ションを付けてください。また,リロケータブルオブジェクトをリンクする場
合,各リロケータブルオブジェクトのリンク時,および全体のリンク時にもデ
バッグオプションを指定してください。
E10T-2-6
Title: プログラムウインドウのソースプログラムが、プログラムの実
行に対応して更新されない
▲
Return
Question:
●
プログラムウインドウのソースプログラムが、プログラムの実行に対応して更新されな
い
Answer:
表示しているソースプログラムと実行中のロードモジュールが対応していないこ
とが考えられます。「View」メニューから「Program Window」を選択する
か,又はツールバーの「Program Window」ボタンをクリックして,ロードモ
ジュールに対応するソースプログラムを指定し,プログラムウィンドウをオープ
ンして下さい。
E10T-2-7
Title: ステップ実行中にPC表示の黄色のバーが消える
▲
Return
Question:
●
ステップ実行中にPC表示の黄色のバーが消える
Answer:
Cソースに明確に対応できないアドレスで停止した場合、強調表示がなくなる場
合があります。よって,ステップ実行を行ったときに,PC表示の黄色のバーが消
えることがあります。
E10T-2-8
Title: E10Tエミュレータを接続した状態で、特定のポートのリード・
ライト値が正しくない。
▲
Return
Question:
●
E10Tエミュレータを接続した状態で、特定のポートのリード・ライト値が正しくな
い。
Answer:
例えば、H8/38024ではE10Tの制御にP34, P35, P36, P95を使用しますが、P31,
P32等の残りのポートのPDRの内容には次のような制約があります。
・ブレーク中はポート3、ポート9を使用して制御します。PDRはバイト単位で操
作するレジスタであるため、E10Tが動作するにはPDR3, PDR9を「バイト単位
で」リード/ライトします。その際、本来のPDRの内容はE10T制御ソフトがブ
レーク直後に退避します。そしてプログラム実行の直前に退避していた値を書き
戻すという操作をします。
・HDIのリフレッシュコマンドを実施した状態では、E10Tの制御ソフトはブレー
ク直後に退避した内容をPC画面上に表示しているだけ、実際にPDRのアクセスを
行なっていません。従って、ブレーク中に入力端子の状態を変化させても(実際
のマイコンのPDRには値が設定されますが)、E10T制御ソフトはPDRを読みにい
かず退避した値を表示しているため内容が更新されません。
・同様にI/Oレジスタウインドウや、メモリウインドウでPDRのライトをしたと
き、E10T制御ソフトは画面上で値を更新しますが、実際にPDRに書込みを行なう
のはプログラム実行直前です。
E10T-3-1
Title: コマンド自動実行の方法
▲
Return
Question:
●
コマンド自動実行の方法
Answer:
1. [Command Line]ウインドウで実行するコマンドを羅列した形式のファイルを作成しま
す。
2. [Command Line]ウインドウの左上のボタンをクリックし、作成したファイル名を指定
してください。
E10T-3-2
Title: セッションの保存内容
▲
Return
Question:
●
セッションの保存内容
Answer:
各ウインドウの表示状態、設定状態を保存します。ただし、メモリ内容は保存し
ません。
E10T-3-3
Title: E10TエミュレータからのCPUリセット方法
Question:
●
E10TエミュレータからのCPUリセット方法
▲
Return
Answer:
[Run]メニューの[RESET CPU]がアクティブである製品の場合、[RESET CPU]を実
行して頂くか、[Command Line]ウインドウからResetコマンドを実行してくださ
い。
E10T-3-4
Title: I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィン
ドウで設定する方法
▲
Return
Question:
●
I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィンドウで設定する方法
Answer:
ME H'FFFFFF80 WORD
0234
A005
A005
.
ME H'FFFFFF86 LONG
A005A005
A005A005
.
ME H'FFFFFF8e
A0
05
A0
.
解説:
FFFFFF80をWORDアクセスで、0234に書き換える。
FFFFFF82をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF84をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF86をLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8AをLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8EをBYTEアクセスで、A0に書き換える。
FFFFFF8FをBYTEアクセスで、05に書き換える。
FFFFFF90をBYTEアクセスで、A0に書き換える。
.で入力モードが終了します。
E10T-3-5
Question:
●
Title: E10Tでデバッグに使用する端子はポートと兼用である場合があ
りますが、たとえばH8/3664FでPCR8、PDR8のビット5、6、7の値
を操作した場合P85、P86、P87にどうのように反映されますか。
▲
Return
E10Tでデバッグに使用する端子はポートと兼用である場合がありますが、たとえば
H8/3664FでPCR8、PDR8のビット5、6、7の値を操作した場合P85、P86、P87にどう
のように反映されますか。
Answer:
H8/3664Fの場合ですとデバッグ中はP85、P86、P87はポート8の端子としては
使用できませんが、P80∼P84までの端子はE10T接続中もポート8として使用で
きます。
PCR8、PDR8のビット5、6、7の値はポート8には全く反映されません。
これは他のデバイスでも端子が兼用のモジュールに関して同様に考えていただい
て結構です。
E10T-3-6
Title: ソフトウエアブレークポイントの箇所に不当命令が残っていま
す。どうすれば元の命令に置き換えることができますか?
▲
Return
Question:
●
マイコン内蔵Flashメモリにソフトウエアブレークポイントを設定してデバッグをした
後HDIを終了し、再びHDIを起動するとソフトウエアブレークポイントの箇所に不当命
令が残っています。どうすれば元の命令に置き換えることができますか?
Answer:
Configurationダイアログボックス内の[Flash memory synchronizasion]のコンボ
ボックス上で[PC to flash meory]を選択してください。ユーザプログラム停止時
にフラッシュメモリ書込みのために待ち時間が生じますが、フラッシュメモリの
内容を元の命令に書き戻します。
なお、ユーザプログラムを実行中に強制的にHDIを終了させてしまうとフラッ
シュメモリへの書き戻しはできなくなりますので注意をしてください。
E10T-3-7
Question:
●
Title: High-performance Embedded Workshopを使用していて、
Watchウィンドウで"Not available now."と表示される原因と対策方法
を教えてください。
▲
Return
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウで"Not
available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
Answer:
"Not available now."は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報
が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なくなり、"Not
available now."となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを
作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、"Not
available now."となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指しま
す。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使用して
いる関数内にプログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除
します。最適化によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が
「使用されていないため削除」と判断された場合、Watchウインドウで参
照できず "Not available now."と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言して
ください。
E10T-3-8
Title: HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示
される原因と対策方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と対策方法を
教えてください。
Answer:
"Out of Scope"は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッ
グ情報が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なくな
り、"Out of Scope"となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファ
イルを作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場
合、"Out of Scope"となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指
します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使
用している関数内にプログラム関数が存在するときに限定されま
す。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を
削除します。最適化によりWatchウインドウで参照しようとしてい
る変数が「使用されていないため削除」と判断された場合、Watch
ウインドウで参照できず "Out of scope"と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣
言してください。
E10T-3-9
Question:
●
Title: ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法
はありますか。
▲ Return
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
Answer:
以下の手順でツールチップウオッチ機能をOFFにしてください。
[ツール]→[オプション]で開くダイアログボックスから、[エディタ]のシートを選
びます。
ツールチップウオッチのチェック(初期値)を外すと、ツールチップウオッチは
無効になります。
ツールチップウオッチ機能がONの場合、ユーザプログラム実行中でもソースプロ
グラムウインドウの変数をカーソルが指した際に、短時間ですがエミュレータが
プログラム実行を中断し、変数の値を取得します。
不用意にカーソルを操作したときでも、プログラムの実行を中断したくない場合
に、ツールチップウオッチをOFFにしてください。
E10T-3-10
Question:
●
Title: ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなく
なりました。
表示させる方法はありますか?
▲
Return
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりました。
表示させる方法はありますか?
Answer:
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマット確認
ください。
Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマットを‘Elf/
Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
ASM-1
アセンブリ言語ソースプログラムに記載されている".POOL"や".NOPOOL"の意
味がわかりません。
ASM-2 未使用領域をnopで埋める方法を教えて下さい。
ASM-3 JMP命令、JSR命令などにおいて、分岐先アドレスを必ず偶数にする方法を教えて下
さい。
ASM-4 起動するたびにコンベンショナルメモリが減っていき、最後には起動できなくなりま
す。
ASM-5 BCLR #0,@60:8を指定したらウォーニング835が出力されました。
ASM-6 アセンブラでウォーニング870が出力されます。
ASM-7
マクロの中でラベルを定義する方法を教えて下さい。
ASM-8 .EXPORTと.GLOBALの違いは何ですか?
ASM-1
Title: アセンブリ言語ソースプログラムに記載されている、".POOL"や".
NOPOOL"の意味がわかりません。
▲ Return
Question:
●
アセンブリ言語ソースプログラムに記載されている、".POOL"や".NOPOOL"の意味が
わかりません。
Answer:
".POOL"や".NOPOOL"は、アセンブラ制御命令です。
".POOL"はリテラルプール自動生成機能によって生成されるリテラルプールの
出力位置を指定します。
".NOPOOL"は、リテラルプール自動生成機能によって生成されるリテラルプー
ル出力を抑止します。
ASM-2
Title: 未使用領域をnopで埋める方法を教えて下さい。
Question:
●
未使用領域をnopで埋める方法を教えて下さい。
▲ Return
Answer:
アセンブラ記述で.AREPEAT(繰り返し展開)を使用することにより、記述いただく命
令数はわずか数行となります。
また、アセンブラですので、リンク時にはアセンブラで、.SECTION制御命令によ
り、アセンブラプログラムの先頭に絶対アドレスで該当部(未使用領域)を指定して
いただくことにより、実現できます。
ASM-3
Title: JMP命令、JSR命令などにおいて、分岐先アドレスを必ず偶数にする
方法を教えて下さい。
▲ Return
Question:
●
JMP命令、JSR命令などにおいて、分岐先アドレスを必ず偶数にすする方法を教えて下さ
い。
Answer:
アセンブラ制御命令 .ALIGN を使用して、セクション内のロケーションカウンタ値
を境界調整数の倍数に補正していただくことになります。アセンブラでの記述例は以
下のようになります。
.SECTION A,DATA,ALIGN=2
DATA1
.DATA.W H'0001
DATA2
.DATA.B H'02
.ALIGN 2
DATA3
.DATA.W H'0003
.END
上記では、DATA2で、1バイトデータを確保していることにより、次のロケーション
カウンタ値が奇数番地になってしまいます。従って、.ALIGN 2で、ロケーションカウ
ンタ値を2の倍数番地に補正しています。
ASM-4
Title: 起動するたびにコンベンショナルメモリが減っていき、最後には起動
できなくなります。
▲ Return
Question:
●
起動するたびにコンベンショナルメモリが減っていき、最後には起動できなくなります。
Answer:
PC98でEMM386を組み込んでいると、この現象が起きます。アセンブラ使用時には
EMM386を外してください。
ASM-5
Title: BCLR #0,@60:8を指定したらウォーニング835が出力されました。
▲ Return
Question:
●
BCLR #0,@60:8を指定したらウォーニング835が出力されました。
Answer:
8bitおよび16bitアドレス領域を指定する場合は、フルアドレスで指定します。
例) cpu=300ha:20の場合
BCLR #0,@FFF60:8
ASM-6
▲ Return
Title: アセンブラでウォーニング870が出力されます。
Question:
●
アセンブラでウォーニング870が出力されます。
Answer:
dispに指定する値は実際の値で、アセンブラが変換してコードを生成します。
ASM-7
Title: マクロの中でラベルを定義する方法を教えて
下さい。
Question:
●
マクロの中でラベルを定義する方法を教えて下さい。
▲ Return
Answer:
マクロの中でラベルを定義する場合に有用な機能としてマクロ生成番号がありま
す。 これは、マクロ展開のたびに5桁の10進数字を生成していくという機能です。
1回目のマクロ展開では00000、2回目のマクロ展開では00001というようになりま
す。 これでラベルを修飾することにより、異なるラベルを自動生成することができ
ます。
<記述例>
.macro test Ri,Rj,Rk
cmp/pz ¥Rk
bt label¥@
mov ¥Ri,¥Rj
label¥@:
sub ¥Rk,¥Rk
.endm
¥@の部分がマクロ生成番号の指定です。
このマクロを次のように2回コールすると
test r0,r1,r2
test r3,r4,r5
マクロ展開の結果は
cmp/pz r2
bt label00000
mov r0,r1
label00000:
sub r2,r2
cmp/pz r5
bt label00001
mov r3,r4
label00001:
sub r5,r5
となります。label¥@がlabel00000、label00001に置き換わります。詳細はアセンブ
ラマニュアル:マクロ機能の項を参照ください。
ASM-8
Title: .EXPORTと.GLOBALの違いは何ですか?
Question:
●
.EXPORTと.GLOBALの違いは何ですか?
▲ Return
Answer:
".EXPORT" と ".GLOBAL"はそれぞれ外部定義シンボルを宣言する際に使用
致しますが、下記の点を御確認下さい。
●
●
".EXPORT":ソースプログラム内で定義したシンボルが、他のソースプログラムから
参照されるケースに宣言を行う記述です。
".GLOBAL":ソースプログラム内で定義したシンボルを、他のソースプログラムから
参照されるケースおよび、他のソースプログラム内で定義したシンボルを参照する
ケースに宣言を行う記述です。
詳しくはC/C++コンパイラ,アセンブラ,最適化リンケージエディタユーザーズマ
ニュアルの
11.アセンブラ言語仕様を御参照下さい。また、".EXPORT", ".GLOBAL"及び、".
IMPORT"をあわせてご参照下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
システム 設定 プログラム デバッグ ハードウェア ソフトウェア その他
システム
E6000-1-01
外部拡張モード使用時にはオプション商品の増設メモリの購入が必要です
か?
E6000-1-02 ホストマシンが起動しません。
E6000-1-03 ISAインターフェースボードが認識されません。
E6000-1-04
E6000-1-05
E6000エミュレータは、PCのOS環境Windows®2000, XP及び、NTに対応でき
ますか?
E6000エミュレータの拡張メモリはSIMMメモリと表記してありますが、これ
は一般のパソコン用のSIMMメモリボードで代用できますか?
E6000-1-06
PCIバスインタフェースボードがWindows®2000で動作しません。
(Mar.20.2002)
E6000-1-07
PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えてください。
(Mar.20.2002)
E6000-1-08
オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
(Mar.20.2002)
USBアダプタを購入しましたが製品にドライバが添付されていません。E6000
E6000-1-09
エミュレータにも添付されていないようです。この場合USBアダプタは使用で
(Aug.05.2003)
きないのでしょうか。
Windows®XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB
E6000-1-10 adaptor を使用するためにインストールしようとしているソフトウェアは、
(Mar.05.2004) Windows XP との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格していませ
ん。」 というダイアログが表示されますが問題ないでしょうか?
E6000-1-11
USBドライバを正常にインストールできません。
(Mar.22.2004)
To Select
設定
E6000-2-01
E6000-2-02
E6000-2-03
HDI [View]メニューに[Bus Monitor Window...]の項目が表示されていないので
すが。
ユーザシステムを接続後、Config Platform画面でターゲットのクロックを選
択できないのですか。
H8S/2655 E6000エミュレータHDI において Configure Platform画面のデバ
イス選択時H8S/2345, H8S/2344, H8S/2343, H8S/2341, H8S/2340 の場合
はそれぞれAとBという2種類の選択肢がありますがこれはどう違うのです
か。
WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダウンロードし
E6000-2-04
てドライバを更新すると、故障解析用テストプログラムが正常に動作しなく
(May.20.2004)
なりました。
To Select
プログラム
E6000-3-01
コンパイラのバージョンが古いとプログラムのロードができない場合がありま
すか?
E6000-3-02 2つ以上のプログラムファイルを別々にダウンロードできますか?
E6000-3-03
プログラムをロードするとVerifyエラー、あるいはInvalid Address エラーにな
ります。
E6000-3-04 ソースプログラムの表示が更新されません。
E6000-3-05 日本語表示が文字化けします。
E6000-3-06
E6000エミュレータで、Cソースではなく、アセンブラでデバッグする時にシ
ンボルの値をアドレスではなくてシンボル名で参照する方法はありますか?
To Select
デバッグ
E6000-4-01
C言語で書いたソースプログラムの変数の値がWatch Windowで表示されませ
ん。
E6000-4-02 ソースウィンドウ上でプログラムを書き替えることは可能ですか?
E6000-4-03
E6000-4-04
バスモニタでI/Oレジスタを見る為にアドレスを設定したが「Unable to set
address」のエラーが表示されます。
I/OレジスタウィンドウでI/Oレジスタの値を書き換えても、I/Oレジスタの値
が書き換わりません。
E6000-4-05
E6000-4-06
I/Oレジスタウィンドウの内容を書き換える毎に全てのウィンドウの内容は更
新されるのですか?
I/Oレジスタウィンドウでタイマ割り込み要求フラグクリアは反映されない場
合があるのですか?
E6000-4-07 トレースできないRAM領域があります。
E6000-4-08 トレースデータ表示について教えて下さい。
E6000-4-09 サブルーチントレースの設定方法について教えてください。
E6000-4-10 サブアクティブモードではステップ実行の反応が極端に遅いようですが。
E6000-4-11 Watchウィンドウで表示する変数の型を指定する方法を教えてください。
E6000-4-12 プログラムをロードしたが全く期待どおりに動作しません。
E6000-4-13 ソースウインドウ表示の選択が出来ずソースデバックができません。
E6000-4-14
プログラムを実行している最中に特定のメモリやI/Oの内容をサンプリングし
て表示する方法はありますか?
E6000-4-15 I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィンドウで設定す
(Feb.1.2002) る方法はありますか?
E6000-4-16
ハードウエアスタンバイのエミュレーションをすることは可能ですか?
(Feb.1.2002)
SH7010, SH7040, SH7050用E6000でステップ実行中に割り込みが入ってし
E6000-4-17
まいますが
(Mar.20.2002)
回避する方法はありますか?
E6000-4-18
(Jul.5.2004)
E6000-4-19
(Jul.5.2004)
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウ
で"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と
対策方法を教えてください。
E6000-4-20
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
(Oct.20.2004)
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
E6000-4-21 また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりま
(Nov.22.2004) した。
表示させる方法はありますか?
To Select
ハードウェア
E6000-5-01 ポートのレベルが期待値になりません。
E6000-5-02 エミュレータ単独で動作しません。
E6000-5-03 エミュレータの動作が不安定です。
E6000-5-04 ユーザプログラムが暴走します。
E6000-5-05 ZTAT, F-ZTAT書込み後の不具合について。
To Select
ソフトウェア
E6000-6-01 バスモニタウィンドの更新間隔を変更する方法はありますか。
E6000-6-02 ウィンドウ位置を記憶する方法はありますか。
To Select
その他
E6000-7-01 プログラムデバッグの紹介
E6000-7-02 ユーザシステムのチェック方法を教えて下さい。
E6000-7-03 コマンドバッチファイルの自動実行方法を教えて下さい。
E6000-7-04 インターフェース変更時の注意点を教えて下さい。
(Sep.02.2002)
E6000-7-05 E6000エミュレータの故障解析用のテストプログラムは全てのE6000エミュ
(Aug.05.2003) レータに使用できますか。
インタフェース購入時PCのOSとの組み合わせに関する注意点を教えてくださ
E6000-7-06
い。
(Feb.05.2004)
To Select
E6000-1-01
Question:
●
Title: 外部拡張モード使用時にはオプション商品の増設メモリ
の購入が必要ですか?
▲ Return
外部拡張モード使用時にはオプション商品の増設メモリの購入が必要ですか?
Answer:
マイコンを外部拡張モードで使用する時は増設メモリが必要です。 E6000エミュ
レータはマイコンをシングルチップモードでエミュレートする為のメモリを用意
しています。しかし、外部拡張モードで外部拡張したメモリ上の動作をエミュ
レートする為のメモリは用意しておりません。従ってユーザ実機上の外部ROMや
外部RAMを使用せずE6000エミュレータ上のメモリを代替してエミュレートする
場合は、増設メモリをE6000エミュレータに搭載する必要があります。
(ユーザ実機上の外部ROMや外部RAMを使用し、代替機能なしでデバッグを行
なう場合は増設メモリがなくてもデバッグが可能です。)
また、この増設メモリはH8S、H8/300Hシリーズ用E6000エミュレータとSH
ファミリ用E6000エミュレータとは異なります。
なお、H8/300シリーズE6000エミュレータでは外部拡張メモリはE6000エミュ
レータ本体に標準で内蔵されています。
下図は外部メモリ領域をエミュレーションメモリに割り当てている画面です。
メモリマップダイアログボックス
E6000-1-02 Title: ホストマシンが起動しません。
▲ Return
Question:
●
●
ISAインターフェースボードをホストマシンに実装し起動しようとしたがホストマシン
が起動しません。
ホストマシンの他のアプリケーション、又は他のI/O装置が起動しません。
Answer:
ISAインターフェースボードが使用しているメモリ領域と、パソコン内蔵I/Oや他
のオプションボード等が使用しているメモリ領域が重複していることが考えられ
ます。
ISAインターフェースボードは、ホストマシンのH'C0000番地からH'EFF
FF番地の空間に16Kバイトのメモリ領域を割り当てる必要があります。ISAイ
ンターフェースボードは出荷時、メモリ領域をH'D0000番地からH'D3FF
F番地のアドレスに割り当てています。他のボードのメモリ領域と重複している
か調べ、重複している場合はISAインターフェースボードのリアパネルのスイッ
チでアドレスを変更してください。
また、EMSなどのメモリマネージャの設定で、ISAインターフェースボードのメ
モリ領域を除外するように設定してください。
E6000-1-03 Title: ISAインターフェースボードが認識されません。
Question:
●
HDIを起動したがISAインターフェースボードが認識されません。
▲ Return
Answer:
1. ホストマシンで予約したメモリ領域とISAインターフェースボードのスイッ
チで選択したメモリ領域が異なっている場合が考えられます。
ホストマシンで予約したメモリ領域とISAインターフェースボードのメモリ
領域を一致させてください。
2. BIOSによっては、640kBを越えたアドレス空間にシャドウメモリが設定
されていることがあります。この場合、シャドウメモリとISAインター
フェースボードのメモリ領域が重複せぬよう、BIOSの設定を変更してくだ
さい。 BIOSのSETUPメニューで「シャドウメモリ」等と表記されている項
目を変更し、ISAインターフェースボードのメモリ領域をシャドウ状態でな
い(アクセス可能な「見える」状態にする)ように設定します。
一般的なPCーAT(互換機)の場合、当ボードが使用する640kBを越え
たアドレス空間は、BIOSの管理によってアクセス禁止状態に設定されてい
ることがほとんどです。この場合もBIOSの設定によってアクセス出来るよ
うに設定をする必要があります。
注意しなければならないのは、同じ機種においても搭載されているマザー
ボードの供給メーカが製造時期によって異なり、それに伴ってBIOSが異な
ることもあります。また、「シャドウメモリを使用許可とする」が初期設
定で有効になっているもの、「シャドウ状態とすること」が初期設定で有
効にしているものというように、初期設定が異なる製品も存在しますので
詳しくはPC本体のマニュアルでご確認ください。
E6000-1-04
Title: E6000エミュレータは、PCのOS環境Windows®2000, XP及び、
NTに対応できますか?
▲
Return
Question:
●
E6000エミュレータは、PCのOS環境Windows®2000, XP及び、NTに対応できますか?
Answer:
(1)Webに掲載しているE6000エミュレータ型番については、全て対応しております。下記
URLでご確認下さい。
ただし、USBアダプタをご使用の場合、WindowsNT環境下ではE6000エミュレータは動作し
ませんので、ご注意ください。
(2)HDIのバージョンによってはサポートしていないものもあります。最新のHDIをこちらから
ダウンロードしてご使用ください。
尚、上記以外の旧型番のE6000エミュレータについては一部対応していないものもありま
す。
詳細は、最寄りのルネサス営業にお問い合わせ下さい。
Title: E6000エミュレータの拡張メモリはSIMMメモリと表記してあり
E6000-1-05 ますが、これは一般のパソコン用のSIMMメモリボードで代用できま
すか?
▲
Return
Question:
●
E6000エミュレータの拡張メモリはSIMMメモリと表記してありますが、これは一般の
パソコン用のSIMMメモリボードで代用できますか?
Answer:
代用できません。E6000エミュレータに使用するSIMMメモリボードはE6000エ
ミュレータ専用のものになります。
E6000-1-06
Title: PCIバスインタフェースボードがWindows®2000で動作しませ
ん。
▲
Return
Question:
●
Windows®2000を搭載したPCにPCIバスインタフェースボードを装着したところ、ハー
ドウェアが認識されデバイスに最適なドライバがインストールされたのですが、実際に
HDIを起動しようとしたところ、PCIバスインタフェースボードが認識されず、エラー
になってしまいます。同じ手順で別のWindows®2000を搭載したPCにPCIバスインタ
フェースボードをインストールしたところ問題なく動作しました。Windows®2000を
搭載したPC上でPCIバスインタフェースボードを使用する場合、特別な設定が必要なの
でしょうか?
Answer:
ご使用のPCのBIOS設定により、「Plug & Playによるリソースの割り当てをオペ
レーティングシステムにより再設定させる」設定となっている場合、PCIバスイ
ンタフェースボードを正しく認識できない場合があります。
この場合、リソースの割り当てをオペレーティングシステムにより再設定しない
ように設定を変更してください。
[例]
BIOS設定項目: [Plug & Play OS]
設定値 : [No]
ご使用のPCによっては設定項目名が異なる場合があります。また、設定項目自体
が存在しない場合があります。BIOSの設定につきましては、ご使用のPCの取扱
い説明書をご参照ください。
E6000-1-07
Question:
●
Title: PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを
教えてください。
▲ Return
PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えてください。
Answer:
基板サイズは下記のとおりです。また付属のケーブルは1.5mです。
E6000-1-08
Title: オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
▲
Return
Question:
●
オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
Answer:
HDIの再インストールをしてください。その際、インストール言語
に"English"を選択すると、オンラインヘルプを英文表示します。
ただしオンラインヘルプを日本語と英語とで同時に表示することはできません
ので注意してください。
Title: USBアダプタを購入しましたが製品にドライバが添付されていま
▲
せん。E6000エミュレータにも添付されていないようです。この場合
E6000-1-09
USBアダプタは使用できないのでしょうか。
Return
Question:
●
USBアダプタを購入しましたが製品にドライバが添付されていません。E6000エミュ
レータにも添付されていないようです。この場合USBアダプタは使用できないのでしょ
うか。
Answer:
基本的に各PCインタフェース用のドライバはE6000に添付されています。ただ
し、リリースのタイミングによりE6000の出荷に間に合わない場合があります。
その場合はWebから各ドライバをこちらからダウンロードしてご使用ください。
E6000-1-10
Title: Windows® XP ProへUSBドライバをインストールする
と、「E7/E10 USB adaptor を使用するためにインストールし
ようとしているソフトウェアは、Windows XP との互換性を検
証する Windows ロゴ テストに合格していません。」 という
ダイアログが表示されますが問題ないでしょうか?
▲ Return
Question:
●
Windows® XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB adaptor を使
用するためにインストールしようとしているソフトウェアは、Windows XP との互換性
を検証する Windows ロゴ テストに合格していません。」 というダイアログが表示さ
れますが問題ないでしょうか?
Answer:
そのままインストールを継続していただいて問題ありません。
Microsoft社は、Windows®XP以降、不正なドライバを排除してPCの安定性を高
める目的で、ドライバの認証を提唱しています。
ルネサスのUSBドライバはMicrosoft社の認証ではありませんが、当社が十分な検
証を行いお客様に提供させていただいております。
E6000-1-11 Title: USBドライバを正常にインストールできません。
▲
Return
Question:
●
USBドライバを正常にインストールできません。
Answer:
ザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしていませんか?
もしザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしているのであれば、ザイリ
ンクス社ホームページをご覧の上、問題に該当していないかどうか確認くださ
い。
1. 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って回避策
を実行ください。
2. (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新のザイ
リンクス社製ソフトウェアをインストールください。
3. (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザイリン
クス社にお問い合わせください。
E6000-2-01
Title: HDI [View]メニューに[Bus Monitor Window...]の項目が表示され
ません。
▲
Return
Question:
●
「View」 メニューに「Bus Monitor Window.......」の項目が表示されません。
Answer:
エミュレータのHDIをインストールした後に別のHDI(シミュレータ等)をインス
トールすると情報ファイル
(HDI.ini)が変更されます。そうするとバスモニタが選択できなくなります。
お手数ですがHDIを再インストールしてください。
E6000-2-02
Question:
●
Title: ユーザシステムを接続後、Config Platform画面でター
ゲットのクロックを選択できないのですか。
▲ Return
ユーザシステムを接続後、Config Platform画面でターゲットのクロックを選択できない
のですか。
Answer:
HDI上から[View]→[Status]によりSystem Statusウィンドウを開き、Platformシー
トより User CableとUser System Voltageの項目を確認し、以下の事項と照らし合
わせて下さい。
1. User Cable:Attached
User System Voltage:OK
この表示の場合ターゲットのクロックを選択可能です。
2. User Cable:Not Connect
User System Voltage:NG
この表示の場合ユーザケーブルが認識されていません。
ターゲット及びユーザケーブルがE6000エミュレータに確実に接続されて
いるかご確認下さい。
3. User Cable:Attached
User System Voltage:NG
この表示の場合、ユーザシステムからの電源の供給不足です。
User Vcc Thresholdの設定とユーザシステムの電源を確認して下さい。
ユーザシステムのVccがこの設定値より小さいとターゲットのクロックを
選択できません。
設定値をVcc以下にして下さい。
Configuration PropertiesダイアログボックスにおけるThreshold設定
E6000-2-03
Question:
●
Title: H8S/2655 E6000エミュレータHDI において Configure
Platform画面のデバイス選択時H8S/2345, H8S/2344,
H8S/2343, H8S/2341, H8S/2340 の場合はそれぞれAとBとい
う2種類の選択肢がありますがこれはどう違うのですか。
▲ Return
H8S/2655 E6000エミュレータHDI において Configure Platform画面のデバイス選択時
H8S/2345, H8S/2344, H8S/2343, H8S/2341, H8S/2340 の場合はそれぞれAとBとい
う2種類の選択肢がありますがこれはどう違うのですか。
Answer:
H8S/2345, H8S/2344, H8S/2343, H8S/2341, H8S/2340 は使用するパッケージ
により Configure Platform上で選択するデバイスが異なります。
対応は以下のようになっております。
A:FP-100A
B:FP-100B,TFP-100B,TFP-100G
Configuration Propertiesダイアログボックス
Title: WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダ
▲
E6000-2-04 ウンロードしてドライバを更新すると、故障解析用テストプログラム
Return
が正常に動作しなくなりました。
Question:
●
WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダウンロードしてドライ
バを更新すると、故障解析用テストプログラムが正常に動作しなくなりました。
Answer:
エミュレータに添付されている故障解析用テストプログラムはHighperformance Embedded Workshop、HDIと同様にドライバDLLにてPCとエミュ
レータとの通信を実現しています。したがってドライバを更新した場合、故障解
析用テストプログラムについてもドライバDLLを最新のものに更新する必要があ
ります。
故障解析用テストプログラムはCD-Rのdiagフォルダにありますので、いったん
ハードディスクにコピーした後ドライバを最新のものに更新してください。
Title: プログラムをダウンロードすると下記のエラーが表示されま
す。
E6000-3-01 「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます。」
コンパイラのバージョンが古いとプログラムのロードができない場合
がありますか?
▲
Return
Question:
●
プログラムをダウンロードすると下記のエラーが表示されます。
「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます。」コンパイラのバー
ジョンが古いとプログラムのロードができない場合がありますか?
Answer:
E6000エミュレータのHDIはH8S、H8/300シリーズのアセンブラバージョン1.0
及びCコンパイラバージョン1.0以降のオブジェクトコードのダウンロードが可能
です。
これ以前の製品(H8/300シリーズ アセンブラ)で生成されたオブジェクトは
フォーマットが異なるためダウンロードできません。
ただし、古いバージョンのオブジェクトコードに対してはSYSROFコンバータ
(FCNV.exe)でコンバートすることによりE6000エミュレータにダウンロード可
能なフォーマットを生成することができます。
E6000-3-02
Title: 2つ以上のプログラムファイルを別々にダウンロードできます
か?
▲
Return
Question:
●
ロードモジュールファイル(拡張子abs)とモトローラファイル(拡張子mot)を別々
にE6000エミュレータにダウンロードすることは可能でしょうか?
Answer:
ロードモジュールファイル(拡張子abs)とモトローラファイル(拡張子mot)を別々
にダウンロードすることは可能です。
先にモトローラファイルをダウンロードしてからロードモジュールファイルをダ
ウンロードして下さい。
順序を逆にするとシンボル情報が消えてしまいます。
複数のロードモジュールファイルをE6000エミュレータにダウンロードすると先
にダウンロードしたデバッグ情報が消えてしまいます。
E6000-3-03
Title: プログラムをロードするとVerifyエラー、あるいはInvalid
Address エラーになってしまいます。
▲
Return
Question: プログラムをロードするとVerifyエラー、あるいはInvalid Address エラーになって
しまいます。
Answer:
プログラムのアドレス指定に誤りがある可能性があります。
リンケージエディタのスタートオプションで指定するアドレスがエミュレータで
マッピングされたメモリ空間外でないかを確認してください。
また、各セクションがCPUのアドレス空間を超えていないかについても確認して
下さい。
E6000-3-04 Title: ソースプログラムの表示が更新されません。
▲
Return
Question:
●
プログラムウィンドウのソースプログラムがプログラムの実行に対応して更新されませ
ん。
Answer:
表示しているソースプログラムと実行中のロードモジュールが対応していないこ
とが考えられます。[View]メニューから[Source...]を選択するか、ツールバーの
[Program Source]ボタンをクリックして、ロードモジュールに対応するソース
プログラムを選択し、プログラムウィンドウをオープンして下さい。
E6000-3-05
Question:
●
Title: 日本語表示が文字化けします。
▲ Return
Cソースプログラムが表示されているウィンドウで、Cのソースプログラムは表示され
るが日本語のコメント部分が文字化けしてしまいます。
Answer:
このウィンドウの表示フォントとして、日本語フォントが選択されていない可能
性があります。[Setup]→[Customize]→[Font...]を選択し、表示されるFontダイア
ログボックスでウィンドウのフォントやフォントサイズを変更できます。日本語
を表示できるフォントを選択してください。
Fontダイアログボックスによるフォントの変更
Title: E6000エミュレータで、Cソースではなく、アセンブラでデ
E6000-3-06 バッグする時にシンボルの値をアドレスではなくてシンボル名で参
照する方法はありますか?
▲ Return
Question:
●
E6000エミュレータで、Cソースではなく、アセンブラでデバッグする時にシンボルの
値をアドレスではなくてシンボル名で参照する方法はありますか?
Answer:
(1)ラベルウィンドウ(Labels)を開き、シンボルの一覧を表示させます。ここで登
録されているシンボルの名前(表記)を確認して下さい。
(2)Viewメニューから"Watch Window"を選択し"Watch Window"を表示させま
す。このウィンドウ内でマウスの"右クリック"をすると"ポップアップメ
ニュー"が表示されて使用可能な機能が表示されます。その中から"Add Watch"オ
プションを選択します。すると"Add Watchウィンドウ"が表示されます。
(3)表示された"Add Watchウィンドウ"内に先のLabels Windowで確認した表記通
りに、参照したいシンボル名を入力して「OKボタン」をクリックします。(これ
でWatchするシンボルが登録されます。)すると"Watch Window"内の"Value
フィールド"にシンボルの "値"が表示されます。なお、"値"の表示形式はデフォル
トではint(word)表示ですが、シンボルの前に(char)を付けるとByteで表示されま
す。
注意事項
HDIのバージョンによって、上記シンボル表示をサポートしているオブジェクト
形式が異なりますのでご注意下さい。ここで言う「HDIのバージョン」とは、
HDI.EXEのバージョンのことで製品としてのHDIのバージョンではありません。
HDI.EXEのバージョンは、HDIの画面のHELPメニューから"UI(User Interface)"の
バージョンを参照することにより確認できます。オブジェクトがSYSROF形式で
あればHDIのバージョンには関係しません。HDI Ver 4.xでELF/DOWARF2形式の
場合には、オブジェクトファイルをコンバーターでSYSROF形式に変換してくだ
さい。
HDI Version
Object Format
Ver 4.x
SYSROF
OK
ELF/DOWARF2
NG
Ver 5.x
OK
OK
E6000-4-01
Title: C言語で書いたソースプログラムの変数の値がWatch Windowで
表示されません。
▲
Return
Question:
●
C言語で書いたソースプログラムの変数の値がWatch Windowで表示されません。
Answer:
ローカル変数は、PC(プログラムカウンタ)がその関数の外にある状態では
Watch Windowに表示されません。
その関数内にあれば、Watch WindowもしくはLocal Variable Windowで変数の値
を表示できます。
グローバル変数はWatch Windowで常に表示することが可能です。
ただし、C言語で作成されたプログラムであってもコンパイル→アセンブル→リ
ンクというように一度アセンブラに変換した場合はローカル変数、グローバル変
数共にWatch WindowおよびLocal Variable Windowで表示することはできませ
ん。
例えば、#pragma asmを使ってSP(スタックポインタ)を設定しているような
場合、これに当てはまります。
E6000-4-02
Question:
●
Title: ソースウィンドウ上でプログラムを書き替えることは可
能ですか?
▲ Return
ソースウィンドウ上でプログラムを書き替えることは可能ですか?
Answer:
いいえ、ソースウィンドウ上でソースプログラムを書き換えることはできませ
ん。
ソースウィンドウをアセンブラ表示にすることによりアセンブルコードの変更が
可能です。
ソースウィンドウ上で右クリックし[Go to Disassembly]を選択し、書き替えたい
アドレスのCode上、もしくはAssembler表示上でダブルクリックして下さい。
Assemblerダイヤログボックスが開きニーモニックを書き込むことが可能になり
ます。
Assemblerダイヤログボックスからの書き換え
E6000-4-03
Title: バスモニタでI/Oレジスタを見る為にアドレスを設定した
が「Unable to set address」のエラーが表示されます。
▲ Return
Question:
●
バスモニタでI/Oレジスタを見る為にアドレスを設定したが「Unable to set address」エ
ラーが表示されます。
Answer:
E6000エミュレータバスモニタでは、一度に取得するメモリサイズが256バイト
に固定されています。
I/Oレジスタはアドレス下位に割り付けられているため、このアドレス指定時に
残りのメモリ空間が256バイト以下の場合、「Unable to set address」エラーが
表示されます。
アドレス設定時256バイト以上のメモリ空間があるか確認して下さい。
なお、アドレス設定画面において「Access」と「256 Byte」との違いは表示方法
だけであり、「Access」にチェックをしても256 Byte 固定でメモリを取得して
しまいます。
バスモニタのアドレス設定画面
E6000-4-04
Title:I/OレジスタウィンドウでI/Oレジスタの値を書き換えても、I/O
レジスタの値が書き換わりません。
▲
Return
Question:
●
I/OレジスタウィンドウでI/Oレジスタの値を書き換えても、I/Oレジスタの値が書き換
わりません。
Answer:
以下の場合が考えられます。
1. Write Only レジスタにライトしている場合
Write Onlyのレジスタはリードする事ができません。この為ライトされた
内容はレジスタに反映されますが、I/Oレジスタウィンドウに表示されませ
ん。
Write Only レジスタの内容を確認する方法としては、RAM上にダミーの
Write Only用ワークエリアを用意し、Write Only レジスタに書き込むと同
時にダミーのワークエリアに書き込むプログラムを追加すればワークエリ
アの内容を見る事により Write Only レジスタに書き込んだ内容の確認がで
きます。
2. モジュールストップ機能があるデバイスの場合
モジュールストップ機能が動作している(ストップしている)モジュールに
対するI/Oレジスタは動作しません。 そのためI/Oレジスタ上で書き換えても値が変わらないという現象が起こり
ます。
デバイスのハードウェアマニュアルを参照の上、デバイスの設定を再度確
認下さい。
E6000-4-05
Question:
●
Title: I/Oレジスタウィンドウの内容を書き換える毎に全ての
ウィンドウの内容が更新されるのですか?
▲ Return
I/Oレジスタウィンドウでレジスタの値を変えるとタイマカウンタレジスタの値が変わ
るのはなぜですか?
Answer:
I/OレジスタウィンドウでI/Oレジスタの値を書き換える毎にウィンドウ上の全て
のデータは更新されます。
通常ブレーク命令でプログラムが停止していてもタイマカウンタレジスタはカウ
ントを続けておりI/Oレジスタの値を書き換えた時点で最新のカウント値が表示
されます。
I/Oレジスタウィンドウ
E6000-4-06
Title: I/Oレジスタウィンドウでタイマ割り込み要求フラグクリアは反
映されない場合がありますか?
▲
Return
Question:
●
I/Oレジスタウィンドウでタイマ割り込み要求フラグをクリアできないのは何故です
か?
Answer:
I/Oレジスタウィンドウでタイマ割り込み要求フラグをクリアしてもそれを確認
できません。
これはブレーク命令でプログラムを停止してもタイマカウンタはカウントを続け
ているためです。
このため、タイマ割り込みの周期が短い場合には、タイマ割り込み要求フラグを
クリアしても即次のタイマ割り込み要求フラグが立つことになりフラグがクリア
されていないように見えます。
タイマ割り込み要求フラグがクリアされているかの確認方法として、タイマ割り
込み要求フラグをクリアしている部分の直後にタイマ割り込み要求フラグをビッ
トテストします。その結果をワークRAMにストアするダミープログラムを挿入
し、適当にブレークを実行し確認する方法があります。
また、実際タイマ割り込みが正しい周期に設定されているかの確認方法として、
タイマ割り込みルーチンの先頭で任意のポートをタイマ割り込み毎にON、OFFさ
せるダミープログラムを挿入し、ポートをオシロスコープ等で計測する方法があ
ります。
E6000-4-07 Title: トレースできないRAM領域があります。
▲
Return
Question:
●
E6000エミュレータでH8/300Lのトレースを行おうと思っているのですが、あるRAM
領域をライトしたタイミングでトレースを開始しソフト動作終了後、動作を中断しト
レースウインドウを開いてもトレースデータが表示されません。
マニュアルの指示通りに操作していますがトレースデータが表示されません。
Answer:
誠に申し訳ございませんが、あるRAM領域をライトしたタイミングでトレースを
開始する設定方法は、マニュアルの例(P51∼P61)には該当しません。下記にト
レースの設定方法を紹介致します。
1. トレースウィンドウから[Acquisition]を選択
2. 初期状態の確認
Free Trace欄がチェック状態
Trace Event欄が空白
注:とりあえず初期状態からの設定します。
現在デバッグ中でイベントをすでに設定してあり、それを消したくない場
合は御客様の方で注意いただきたく。
3. Free Trace欄のチェックの解除
4. 1から4のメニューがでますのでここは1を選択
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
Free Trace欄空白でこの1∼4に何も設定しないとトレースは行いませ
ん。
もしかしたら御客様はこの状態なのではないでしょうか。
Point to Pointを選択
Start Addressに御客様の指定のRAMアドレス(例:f700)を指定
Stop Addressにトレースを終了させたいアドレスを指定
Start後Free Traceにさせたいのならアクセスしないアドレスを指定
例えば使用しないベクタアドレスなど
メニューでGeneralを選択
Trace EventのEvent欄に「1(E)H'F700 address」が登録されているはずな
のでそれを選択
Editを選択
Directionをwriteに選択
「1(E)H'F700 address」が「1(E)H'F700 address write」に変わっているこ
とを確認
再び1を選択
Eventを選択
Start Eventに「1(E)H'F700 address write」を選択
Stop Eventにもう一つのイベントを選択
OK
E6000-4-08 Title: トレースデータ表示について教えてください。
▲
Return
Question:
●
ある数バイトのRAM領域が更新された履歴を、トレースが中断されるまでトレースする
ことは可能でしょうか?
Answer:
RAM領域(例:H'FF50∼H'FF60)にアクセスした履歴だけをトレースバッファ
に残す設定方法を紹介します。
もし、お客様の意図するトレースと違う場合には、弊社にお問い合わせ下さいま
すようお願い致します。
1. Traceウィンドウ上で右クリックしポップアップメニューより[Acquisition]
を選択
2. [Trace Event]→[Event]→[Add]を選択
3. [Address]で[Range]にマーク
4. [Address Lo]にH'FF50を入力
5. [Address Hi]にH'FF60を入力
6. OK
7. [Trace Event]→[Event]に「®H'FF50 range to H'FF60」となっている事を
確認。
8.
9.
10.
11.
Free Traceを解除し、1から4のうち任意の番号を選択
[Range]にマーク
[Range Event]に先ほどのイベントを設定
OK
以上でH'FF50からH'FF60にアクセスした履歴だけをトレースバッファに残す事
が可能です。
E6000-4-09 Title: サブルーチントレースの設定方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
E6000エミュレータでE7000エミュレータと同様のサブルーチントレースを行いたいの
ですが設定方法を教えて下さい。
Answer:
例として1000番地から2000番地までのサブルーチンをトレースする方法を紹介
します。
1. Trace Windowを開きます。
2. Trace Window上で右クリックし表示されるポップアップメニューより
[Acquisition]を選択すると、Trace Acquisitionダイアログボックスが開き、
Generalの画面になります。
3. Free Traceチェックボックスのチェックマークを解除します。
4. Trace Eventsの[Add]を選択します。
5. AddressのRangeをチェックします。
6. Address LoにH'1000を入力し、Address HiにH'2000を入力します。
7. Bus/Areaの画面に移動し、Bus StateのCPU Prefetchをチェックします。
8. Actionの画面に移動しEnable Sequencingをチェックします。
9. Eventsに「1(E) H’1000 range to H’ 2000」となっているのを確
認します。
10. OKを選択し、Generalの画面に戻ります。
11. もう一度Trace Eventsの[Add]を選択します。
12. AddressのRangeをチェックします。
13. Address Loに1000を入力し、Address Hiに2000を入力します。
14. 今度はOutside Rangeをチェックします。
15. Bus/Areaの画面に移動し、Bus StateのCPU Prefetchをチェックします。
16. OKを選択し、Generalの画面に戻ります。
17. Eventsに「2(E) H’1000 out range to H’ 2000」となっているの
を確認します。
18. 次に1∼4のトレースポイントのうち任意の番号を選び、その画面に移り
ます。
19. Eventをチェックします。
20. Start Eventに1(E)、End Eventに2(E)のセットします。
▲
Return
E6000-4-10 Title: サブアクティブモードではステップ実行の反応が極端に遅い
Question:
●
サブアクティブモードでステップ実行するとホストPC上での反応が極端に遅くなるの
はなぜですか?
Answer:
対象デバイスをエミュレートするためのCPUをE6000エミュレータでは1個の
CPUで実現している事に起因しています。
サブアクティブモードに遷移するとE6000エミュレータ上のCPU(EVAチップ)自
体がサブアクティブで動作し、ホストPCとの通信処理等が遅くなるためです。
HS3880EPI60Hにはデバッグ用にサブクロックを307.2KHzに設定できます。
このクロックを選択すればステップ実行時の反応は少なくともストレスを感じな
い程度には良くなります。
ただし、この場合ハードとの組み合わせデバッグは不可です。ソフトに依存する
デバッグに使用して下さい。
E6000-4-11
Question:
●
Title:Watchウィンドウで表示する変数の型を指定する方法
を教えてください。
▲ Return
アセンブラ言語で記述したプログラムをデバッグしているのですが、シンボルを割り付
けた整数データ(.DATA)をWatchウィンドウで参照する際、表示されるデータが常に
WORD型となります。これをLONG型で表示することは可能でしょうか。
Answer:
可能です。Watchウィンドウに変数を追加する際、C言語のキャストと同一の書
式を用いることにより表示する型を変換することができます。BYTE型、WORD
型、LONG型に変換する例を下記に示します。
キャストによる型変換
整数型(int)でキャストした場合、8ビットおよび16ビットCPUではWORD型に、
32ビットCPUではLONG型に変換されます。
E6000-4-12
Question:
●
Title:プログラムをロードしましたが期待どおりに動作しませ
ん。
▲ Return
プログラムをロードしたのですが、Reset Goを行なっても期待したアドレスからプログ
ラムが開始されません。プログラム開始前に何か設定が必要なのでしょうか。
Answer:
デバッグ情報のみがロードされている可能性があります。
プログラムをロードするとき、Load Programダイアログボックスの「Load only
debugging information」チェックボックスをチェックしていないことを確認して
ください。
このチェックボックスをチェックした場合、デバッグ情報のみをロードし、MCU
のメモリにはプログラムをロードしません。
本チェックボックスはユーザのROMなど、既にメモリに書き込まれたプログラム
に対してデバッグを行なう場合にのみチェックしてください。
Load Programダイアログボックス
E6000-4-13
Title: ソースウインドウ表示の選択が出来ずソースデバックができま
せん。
▲
Return
Question:
●
ソースウインドウ表示の選択が出来ず、ソースデバックができません。
Answer:
使用するHigh-performance Embedded WorkshopとE6000エミュレータのHDIの
バージョンの組合せにより、ソースウインドウ表示が不可になる現象が生じま
す。バージョンの組合せ状況は以下の通りです。
(1)High-performance Embedded WorkshopのObjectフォーマットが SYSROF の場合
・E6000のHDIのバージョンがVer4.X→OK
・E6000のHDIのバージョンがVer5.X→OK
(2)High-performance Embedded WorkshopのObjectフォーマットが ELF/
DOWARF2 の場合
・E6000のHDIのバージョンがVer4.X→NG
・E6000のHDIのバージョンがVer5.X→OK
尚、High-performance Embedded Workshopはバージョンによって、Object出力
形式のサポートが異なります。
また、HDIのバージョンとは、HDI.EXEのバージョンのことで、HDIの画面の
HELPメニューからUI(User Interface)のバージョンとして確認できます。
E6000-4-14
Title: プログラムを実行している最中に特定のメモリやI/Oの内容をサ
ンプリングして表示する方法はありますか?
▲
Return
Question:
●
プログラムを実行している最中に特定のメモリやI/Oの内容をサンプリングして表示す
る方法はありますか?
Answer:
プログラムを実行中にメモリの内容を見るにはバスモニタ機能を使用して下さ
い。バスモニタ機能は指定した領域に対するリード、ライトの内容をプログラム
を停止することなく画面に表示します。表示画面は1秒毎に自動的に更新しま
す。
なお、WatchWindow、I/OレジスタウィンドウはCPU動作中の変化の表示(リア
ルタイムウォッチ機能)には対応しておりません。プログラムを実行中に
WatchWindow、I/Oレジスタウィンドウを開いた場合やRefreshコマンドを実行
した場合は、一旦プログラム実行をブレークしデータを読み出した後でプログラ
ムの実行を再開します。
バスモニタ機能はE6000の機種により、標準・オプションに違いがあります。
本体機種名 HSxxxxEPI61H: バスモニタ機能を標準で備えています。
本体機種名 HSxxxxEPI60H: バスモニタ機能はオプションとなります。バス
モニタHS6000EBR01Hを別途購入してください。
E6000-4-15
Title: I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィン
ドウで設定する方法はありますか?
▲
Return
Question: I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更を[Command Line]ウィンドウで設定する方法
はありますか?
Answer:
ME H'FFFFFF80 WORD
0234
A005
A005
.
ME H'FFFFFF86 LONG
A005A005
A005A005
.
ME H'FFFFFF8e
A0
05
A0
.
解説:
FFFFFF80をWORDアクセスで、0234に書き換える。
FFFFFF82をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF84をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF86をLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8AをLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8EをBYTEアクセスで、A0に書き換える。
FFFFFF8FをBYTEアクセスで、05に書き換える。
FFFFFF90をBYTEアクセスで、A0に書き換える。
.で入力モードが終了します。
E6000-4-16
Title: ハードウエアスタンバイのエミュレーションをすることは可能
ですか?
▲
Return
Question:
●
ハードウエアスタンバイのエミュレーションをすることは可能ですか?
Answer:
エミュレータの品種によって下記のように動作が異なります。
●HS2148EPI61H, HS2339EPI61H, HS2655EPI61H, HS2633REPI61H,
HS2646EPI61H, HS2612EPI61H, HS2214EPI62H
ConfigurationウインドウでUSer standby enableのチェックボックスにチェッ ク
した場合、ターゲットシステムのSTBY信号がそのままエミュレータに入力されエ
ミュレータは動作を停止します。
STBY信号が入力されると、エミュレータのハードウエアが初期化されるためエ
ミュレーションを継続することはできません。通常のエミュレーションではUser
standby enableのチェックボックスはクリアの状態でご使用ください。
●HS2678REPI61H
ConfigurationウインドウでUSer standby enableのチェックボックスにチェックし
た場合、ターゲットシステムのSTBY信号がそのままエミュレータに入力されエ
ミュレータは動作を停止します。
STBY信号の解除は、各MCUのハードウエアマニュアルに記載されている発振安
定時間とRES信号のタイミング仕様を必ず守ってください。
●HS3067EPI62H, HS3052EPI61H
本エミュレータではハードウエアスタンバイはサポートしておりません。STBY信
号の入力は無効です。
E6000-4-17
Title: SH7010, SH7040, SH7050用E6000でステップ実行中に割り込
みが入ってしまいますが回避する方法はありますか?
▲
Return
Question:
●
SH7010, SH7040, SH7050用E6000でステップ実行中に割り込みが入ってしまいますが
回避する方法はありますか?
Answer:
Configuration ダイアログボックスの一番下にある「Enable interrupts during
step execution」のチェックボックスがチェックされているとステップ実行中に
割り込みを受け付けます。割り込みを禁止したい場合はチェックボックスを解除
して使用してください。
なお、エミュレータ出荷時のHDIバージョンによってはこのチェックボックスが
表示されない場合があります。HDI最新版のセットアップファイルをダウンロー
ドしてご使用ください。
Title: High-performance Embedded Workshopを使用していて、
E6000-4-18 Watchウィンドウで"Not available now."と表示される原因と対策方法
を教えてください。
▲
Return
Question:
●
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウで"Not
available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
Answer:
"Not available now."は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報が存在しま
せんので、対象変数を参照する事が出来なくなり、"Not available now."となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを作成しなお
す必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、"Not available
now."となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使用している関数内に
プログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除します。最適
化によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が「使用されていないため削
除」と判断された場合、Watchウインドウで参照できず "Not available now."と表示され
ます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言してください。
E6000-4-19
Title: HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示
される原因と対策方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と対策方法を
教えてください。
Answer:
"Out of Scope"は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報が存
在しませんので、対象変数を参照する事が出来なくなり、"Out of Scope"となり
ます。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを作成
しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、"Out of
Scope"となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使用している関
数内にプログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除しま
す。最適化によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が「使用されて
いないため削除」と判断された場合、Watchウインドウで参照できず "Out of
scope"と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言してくださ
い。
E6000-4-20
Question:
●
Title: ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法
はありますか。
▲ Return
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
Answer:
以下の手順でツールチップウオッチ機能をOFFにしてください。
[ツール]→[オプション]で開くダイアログボックスから、[エディタ]のシートを選
びます。
ツールチップウオッチのチェック(初期値)を外すと、ツールチップウオッチは
無効になります。
ツールチップウオッチ機能がONの場合、ユーザプログラム実行中でもソースプ
ログラムウインドウの変数をカーソルが指した際に、短時間ですがエミュレータ
がプログラム実行を中断し、変数の値を取得します。
不用意にカーソルを操作したときでも、プログラムの実行を中断したくない場合
に、ツールチップウオッチをOFFにしてください。
Title: ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなく
E6000-4-21
なりました。
表示させる方法はありますか?
▲
Return
Question:
●
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりました。
表示させる方法はありますか?
Answer:
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマット確認
ください。
Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマットを‘Elf/
Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してくださ
い。
E6000-5-01
Question:
●
Title: ポートのレベルが期待値になりません。
▲ Return
ユーザシステム上でプルダウン抵抗を付けていますが入力ポートのレベルが下がりませ
ん。
Answer:
E6000エミュレータから実装時に出力される信号線は実際のデバイスとは異なり
E6000エミュレータ内で保護回路を経由し出力しています。
マニュアルに記載されているユーザインタフェース回路を参考に検証して下さ
い。
下記にH8/3067の端子例を示します。
ユーザインタフェース信号回路例(H8/3067)
E6000-5-02 Title: エミュレータ単独で動作しません。
▲ Return
Question:
●
●
ホストマシンとエミュレータ本体のみで動作させようとしたがうまく動作しません。
("Verify error writing firmware to E6000" が表示されます。)
ユーザケーブルをユーザーシステムから切り離した後、動作しなくなってしまいまし
た。
Answer:
E6000エミュレータとユーザケーブルとの接続を解除した場所が誤っている可能
性があります。
ユーザケーブルはユーザケーブル本体とケーブル先端部から成っています。
必ずE6000エミュレータ本体とユーザーケーブル本体部のE6000エミュレータ側
(160ピンハーフピッチコネクタ)を切り離してください。ケーブル先端部の
ユーザシステム側を切り離すと、E6000エミュレータは動作不定となるほかユー
ザシステム上のICソケットのハンダ不良の原因となります。
E6000エミュレータ本体側のユーザーケーブルを切り離し再起動することによ
り、エバチップの電源とクロックはE6000エミュレータ本体から供給されます。
また、E6000エミュレータ本体とユーザシステムを接続することにより、E6000
エミュレータはユーザシステムの電圧を監視しかつポートの電圧をユーザシステ
ムの電圧に合わせて出力します。
E6000-5-03 Title: エミュレータ動作が不安定です。
▲ Return
Question:
●
●
初めは正常に動作しますが途中から動作が不安定になります。
I/Oやユーザシステム上のメモリの値が正しくアクセスされない場合があります。
Answer:
ユーザシステムとマイコン用ICソケットのハンダ部に生じたマイクロクラックに
よる半断線が、原因として考えられます。ユーザシステムとマイコン用ICソケッ
トのハンダ部を再度ハンダ付けしてください。マイクロクラックが発生している
場合、導通チェックを行っても発見されない可能性があります。
なお、マイクロクラックはICソケットの4隅のネジ付近に多く発生します。ICソ
ケットのネジを締め過ぎたり、ユーザケーブルの切り離しを頻繁に行わないな
ど、ハンダ部分にストレスを与えないようにしてください。また、ユーザケーブ
ルを切り離す場合は、E6000エミュレータ本体側のユーザケーブルコネクタ部分
を切り離するようにしてください。
E6000-5-04 Title: ユーザプログラムが暴走します。
▲ Return
Question:
●
ユーザプログラムをエミュレータにダウンロード後、プログラムをリセットから実行し
ましたがすぐに暴走します。
Answer:
次の理由が考えられます。
1. エミュレーションメモリサイズ以上のプログラムをロードしている可能性
があります。[Memory]→[Configure Map...]を選択することにより表示され
る Memory Mapダイアログボックスより、エミュレーションメモリの割り
当て状況を確認してください。ロードするプログラムがエミュレーション
メモリの範囲内であることも確認する必要があります。
2. プログラムによるマイコンの初期設定が不十分な場合があります。プログ
ラムの初期設定部分をチェックしてください。リセットベクタにアドレス
を設定しているか、サブルーチンジャンプや割込み処理の前にスタックポ
インタを設定しているかを確認してください。 詳しくはマイコンの各ハー
ドウェアマニュアルを参照してください。
E6000-5-05 Title: ZTAT, F-ZTAT書込み後の不具合について。
▲
Return
Question:
●
ZTAT、FZTATに書込後ユーザシステムのみでデバッグ開始しましたが、プログラムが
正常動作しません。
Answer:
マイコンの各端子に正常な信号が入力されていない可能性があります。次の確認
をしてください。
a. ZTAT、FZTATに正しくプログラムデータが書込まれているか。
b. 水晶発振がなされているか、発振波形が正しいか。
c. VCC、GND、RESET、NMI、STANDBY、割込み端子の各端子のレベルが設
計どおりか。
d. マイコンのモードが正しく設定されているか。
e. ユーザプログラムにスタックポインタを設定しているか。
E6000エミュレータは起動時にスタックポインタをデフォルト値に設定します。
このため、ユーザプログラムがスタックポインタを未設定の場合、エミュレータ
上では動作するがユーザシステムのみでは動作しないという現象が生じます。
詳しくはマイコンの各ハードウェアマニュアルを参照してください。
E6000-6-01
Question:
●
Title: バスモニタウィンドの更新間隔を変更する方法はあります
か。
▲ Return
バスモニタウィンドの更新間隔を変更する方法はありますか。
Answer:
可能です。
HDIをインストールしたフォルダにバスモニタ設定情報ファイル("E6000bus.
hdb")があります。
このファイルをテキストエディタで開き、上から3行目の「TIME=」の値を変更
し上書き保存してください。
バスモニタウィンドウ更新間隔設定
更新間隔はms(ミリ秒)単 位で指定可能です。
0∼65535の整数値を指定可能です。
(初期値: 500)更新間隔を短く設定した場合、ご使用の環境によっては更新が間に
合わない場合があります。
E6000-6-02 Title:ウィンドウ位置を記憶する方法はありますか。
▲
Return
Question:
●
ハードウェアの初期デバッグにHDIを使用しており、I/O Registersウィンドウや
Memoryウィンドウを開き、毎回見やすい位置に配置し直して使用しています。ウィン
ドウを開いたとき前回配置した位置で開くときがあるのですが何か法則があるのでしょ
うか。
Answer:
HDIで使用するほとんどのウィンドウは、ウィンドウを閉じたときに、その位置
を記憶します。したがって、使用するウィンドウを全て開き、任意の位置に配置
した後、一度全てのウィンドウを閉じてください。これにより各ウィンドウごと
にデフォルトで開くウィンドウ位置を記憶することができます。Memoryウィン
ドウなど複数開くこができるウィンドウは、最後に閉じた方のウィンドウ位置が
記憶されます。開いたウィンドウを一度も閉じずにHDIを終了した場合、ウィン
ドウ位置は記憶されません。
E6000-7-01 Title: プログラムデバッグの紹介
▲
Return
Question:
●
プログラムのデバッグはどのように行いますか?
Answer:
E6000エミュレータにプログラムをダウンロードした後のデバッグ方法について
簡単に紹介します。
1. メモリウィンドウによりダウンロードしたプログラムが正しく読めるか数
箇所チェックします。ROM, RAM, I/O等、おのおのチェックすると良いで
しょう。
[View]→[I/O Area]を選択し表示される I/O Register Windowを使用する
と、I/O レジスタなどの内容を簡単に参照または変更することができま
す。
2. CPUのプログラムカウンタにプログラムの先頭アドレスを設定し、スタッ
クポインタにスタック領域のアドレスを設定後、「Step Over」によりシン
グルステップ実行を行って正しく動作するか確認します。ハードウェアの
イニシャライズ処理ルーチン程度は正しく動作することを確認して下さ
い。
尚、単体テストの場合はCPUのプログラムカウンタ及びスタックポインタ
を設定してください。
3. ブレークポイントによるデバッグ方法
a. 次にメインプログラムの適当な位置に、ブレークポイントを設定し
ます。ブレークポイントは、プログラムウィンドウのアドレスが表
示されている行のブレークカラムをダブルクリックすることで設定
されます。
b. プログラムをリセットからブレークポイントまで実行します。ツー
ルバーの[Reset Go]ボタンをクリックするか、[Run]メニューから
[Reset Go]で実行します。
c. リセットからブレークポイントを設定した位置までプログラムが実
行されるとプログラムは停止します。停止すると、停止位置を示す
ステートメントが強調表示されます。
d. 停止したらウオッチウィンドウやI/Oレジスタウィンドウを用いて変
数の内容やI/Oの状態を確認します。内容や状態に誤りがなければブ
レークポイント位置以降のデバッグを続けます。誤りがあれば、プ
ログラムの先頭からシングルステップ実行して1ステップ毎に動作
確認を行って下さい。
e. 停止しない場合、現在のブレークポイントよりプログラムの先頭に
近い位置にさらにブレークポイントを設定します。もう一度[Reset
Go]を実行し、プログラムが停止するかを確認します。プログラムが
停止するまでブレークポイントの設定位置をプログラムの先頭に近
づけていきます。
4. トレースによるデバッグ方法
ツールバーの[Halt]ボタンをクリックするか、[Run]メニューの[Halt]を選択
して、実行中のプログラムを強制的に停止します。次にツールバーの
[Trace]ボタンをクリックするか、[View]メニューから[Trace]を選択して、
Traceウィンドウを表示します。Traceウィンドウにより、プログラムの実
行履歴を調べることができます。
なお、プログラムカウンタが予想外のアドレスを示している場合は、その
アドレス付近にブレークポイントを設定し、プログラムを停止させてから
Traceウィンドウを参照すると効果的です。Traceウィンドウでバスサイク
ルを表示させると原因を発見しやすくなります。
5. ROM上のプログラムを停止させたい場合
ROM上のプログラムを停止させたい場合は、ハードウェア・ブレークポイ
ントを設定します。ツールバーの[Breakpoints]ボタンをクリックするか、
[View]メニューの[Breakpoints]を選択して設定します。
E6000-7-02 Title: ユーザシステムのチェック方法を教えて下さい。
▲
Return
Question:
●
E6000エミュレータでユーザシステムのハードウェアをチェックする方法を紹介してく
ださい。
Answer:
ポートの入出力を任意に行いその値をエミュレータで確認することにより、ユー
ザシステムの簡単なハードウェアチェックが可能です。
[View]→[I/O Area]を選択し表示される I/O Register Windowを使用すると、I/O
レジスタなどの内容を簡単に参照または変更することができます。
1. I/Oレジスタウィンドウを使用し出力ポートのチェックができます。
出力ポートの場合は、I/Oレジスタウィンドウ上のポートデータレジスタ
(PDR)に値を直接書き込むことにより任意の値をポートに出力できま
す。
入出力ポートの場合は、ポートデータレジスタ(PDR)の書き込みの前に
予めデータディレクションレジスタ(DDR)を出力に設定する必要があり
ます。
2. I/Oレジスタウィンドウを使用し入力ポートのチェックができます。これに
よりユーザシステムのスイッチ入力をチェックできます。
入力ポートを変化させた後再度I/Oレジスタウィンドウを開くか、I/Oレジ
スタの一部を変更することで、I/Oレジスタウィンドウの表示内容は全て更
新されます。
尚、ポートを「ON」「OFF」する簡単なループプログラムを作成し実行すること
により、継続的なハードウェアのチェックが可能です。
簡単なループプログラムは、特に外部拡張機能使用時のアドレスバス、データバ
スのハードウェアチェックに有効です。
デバッグ初期の段階ではこれらの方法をとり、ハードウェアの不具合とソフト
ウェアの不具合を予め分離してチェックする方法をお進めします。
注)高速マイコンを使用する場合は、外部メモリやI/Oのリンギングノイズやタ
イミングマージンによる誤動作が起こることがあります。設計段階で10ns以上
のタイミングマージンを取る事とオシロスコープによるチェックをお進めしま
す。
E6000-7-03
Question:
●
Title: コマンドバッチファイルの自動実行方法を教えて下さ
い。
▲ Return
HDIでセッションファイルロード時、コマンドバッチファイルを自動的に実行できると
聞いたことがあるのですが、その方法と適応例を教えてください。
Answer:
[自動実行方法]
自動実行させる処理を記述したコマンドバッチファイルを作成し、セッション
ファイル(拡張子「.hds」および「.hdt」)と同じファイル名で拡張子を「.hdc」と
したものをセッションファイルと同一のフォルダに保存します。
これによりセッションロードによるセッションの回復後、自動的にコマンドバッ
チファイルが実行されます。
[適応例]
セッションロードによるセッションの回復では下記項目が順に行なわれます。
1. MCU情報(Device, Mode, Clockなど)の設定
2. メモリマップの設定
3. プログラムのロード
4. 各ウィンドウの位置および設定情報の回復
ただし、ロードされるプログラム以外のメモリ内容 (I/Oレジスタも含む) は回復
されません。
例えば、MCUにメモリを接続して使用する場合、接続したメモリに合わせバスコ
ントローラを設定する必要があります。これを行わずに接続したメモリに対しプ
ログラムをロードした場合、メモリにプログラムを正しくロードできない問題が
発生します。
セッションロードによるプログラムロードではこの問題を回避することができま
せん。
したがって、セッションロードによりデバッグ環境を回復した後、I/O Registers
ウィンドウなどからバスコントローラを設定し、再びプログラムをロードするこ
とになります。
しかし、セッションロードを行なうたびに、毎回この操作を行なうのは大変で
す。このような場合、セッションロード後に行う一連の操作をコマンドバッチ
ファイルとして自動的に処理させると非常に便利です。
H8S/2633 E6000 Emulatorを用いた例を示します。
[デバッグ環境]
Device: H8S/2633
Mode: 5(advanced mode, 8-bit bus)
Memory map: H'000000-H'00FFFFをUser Read-writeに設定
Load Program: C:¥Hew¥Hdi5¥E6000¥2633¥Tutorial¥Tutorial.abs
上記環境をセッションに保存 (File name: "Tutorial.hds" および "Tutorial.hdt")
#***** H8S/2633 E6000 HDI command batch file *************************
#--- Definition of the symbol --sa ABECR 0xfffed0
sa ASTCR 0xfffed1
sa WCRL 0xfffed3
#--- Setting of the bus controller --hdi memwrite 0 [hdi expr ABECR] 1 0xfe ;# Area 0 is 16-bit access
hdi memwrite 0 [hdi expr ASTCR] 1 0xff ;# Area 0 is 3-state access
hdi memwrite 0 [hdi expr WCRL ] 1 0xfd ;# 1 program wait state (area 0)
#--- Load program --fl C:¥¥Hew¥¥Hdi5¥¥E6000¥¥2633¥¥Tutorial¥¥Tutorial.abs
#--- Setting of the breakpoints --bc all ;# All the breakpoints are cleared
bp p main ;# Set the software breakpoint at main fanction
bp p sort ;# Set the software breakpoint at sort function
bp p change ;# Set the software breakpoint at change function
#*********************************************************************
上記コマンドバッチファイルを作成し、セッションファイルと同一のフォルダに
保存 (File name: "Tutorial.hdc")。
以上により、セッションロード後、接続したメモリを下記のとおり初期化し、プ
ログラムのロードを行ないます。
・ エリア0を16ビットアクセス空間に設定
・ エリア0は3ステートアクセス
・ エリア0アクセス時プログラムウェイトを1ステート挿入
また、上記コマンドバッチファイルではプログラムロード後、ブレークポイント
を全て削除し、 main関数, sort関数, change関数の先頭にソフトウェアブレーク
ポイントを再設定します。
HDIではアドレスの代わりにシンボルを指定した場合、自動的にアドレスに変換
され認識されます。
この機能を利用することにより、アドレスを意識せず汎用性の高いコマンドバッ
チファイルを作成することができます。
E6000-7-04 Title: インタフェース変更時の注意点を教えてください。
▲
Return
Question:
●
LANインタフェースからUSBインタフェースに変更するためドライバを追加し、USBイ
ンタフェースを使ってPCとE6000エミュレータを接続後にHDIを起動したのですが、
HDIが応答しません。USBドライバは正常に認識されているようですが何か原因が考え
られるでしょうか?
Answer:
LANインタフェースドライバの接続応答待ちのためHDIが応答していないように
見えている可能性があります。
HDIは前回使用していたインタフェースの種類を記憶しており、HDI起動時に前
回使用していたインタフェースドライバにより接続を試みます。
このため前回使用したインタフェースと異なるインタフェースを使用すると、エ
ラーメッセージが表示されてしまいます。その後Driver Detailsダイアログボック
スにて、ご使用のインタフェースドライバを選択して下さい。
前回使用していたインタフェースドライバによる接続が行なわれ、エラーの応答
が返るまでの時間はインタフェースドライバにより異なり、ネットワークを経由
するLANドライバがもっとも長く設定されています。(約30秒)
上記の動作仕様は複数のインタフェースドライバをインストールした場合にHDI
を起動するたびにどのドライバで接続するかを選択するわずらわしさを回避しま
す。
しかし、前回使用したインタフェースと異なるインタフェースを使用したい場
合、前回使用していたインタフェースドライバによる接続は不要であり、エラー
の応答が返るまでの待ち時間が逆にわずらわしくなってしまいます。
この問題を解決する方法として次の2つがありますが、ここではより実用的な2つ
目の方法をご紹介します。
1. 前回使用したインタフェースドライバを削除する。
2. 前回使用したインタフェースの情報を削除する。 HDIはロードしたファイルのパス情報履歴や、前回使用したインタフェース情報
などを<Windowsディレクトリ>¥Hdi.iniファイルに保存しています。
したがって、この情報を削除することで問題は解決できます。
1. <Windowsディレクトリ>¥Hdi.iniファイルをテキストエディタで開いてください。
2. [Target]セクションを検索します。[Target]セクションにはデバッグプラットフォーム
名 (HDI起動時に表示されるSelect Sessionダイアログボックスで選択する項目) と 接続
インタフェースの情報が記載されています。例: E6000 H8S/2633 Emulator=E6000
LAN Driver
3. インタフェースを変更するデバッグプラットフォーム名および接続インタフェース情報
の行を削除します。
4. Hdi.iniファイルを上書き保存し閉じてください。
5. HDIを起動し、Select Sessionダイアログボックスよりご使用のデバッグプラットフォー
ム名を選択してください。Driver Detailsダイアログボックスが表示され、ドライバを選
択することが可能となります。
E6000-7-05
Title: E6000エミュレータの故障解析用のテストプログラムは全ての
E6000エミュレータに使用できますか。
▲
Return
Question:
●
E6000エミュレータの故障解析用のテストプログラムは全てのE6000エミュレータに使
用できますか。
Answer:
テストプログラムは製品毎に個別のプログラムになっています。
製品に添付されている以外のプログラムを他のE6000エミュレータに使うことは
できません。同じマイコンをサポートしているE6000エミュレータでもテストプ
ログラムは別のものです。 例えばHS2140EPI61Hに同梱されているテストプログラム(TM2148B)では、
HS2148EPI61H はテストできません。
E6000-7-06
Title: インタフェース購入時PCのOSとの組み合わせに関する注意点を
教えてください。
▲
Return
Question:
●
インタフェースにはPCI、PCMCIA、USB、LANのアダプタがありますがPCとOSの組み
合わせに関して注意点がありますか。
Answer:
Windows®98, Windows®NTではUSBアダプタは動作いたしません。
Windows®98SE、Windows®ME、Windows®2000およびWindows®XP環境で
USBアダプタをご使用ください。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
LNK-1
LNK-2
LNK-3
LNK-4
LNK-5
SHCコンパイラの標準ライブラリで提供されているモジュールを特定
のアドレスに割り当てる方法を教えて下さい。
HIMで開発中に、"3320 Illegal File Format (Input Mismatch CPU
type)"が出力されます。
ライブラリファイルの登録数に制限はありますか?
SHCコンパイラを使用しています。
標準ライブラリ構築時に、「L1200(W) Bucked up file "a.lib"into "b.
lbk"」が出力されてしまいます。
C$DSEC, B$DSEC, PIntPRGおよびSセクションの意味を教えてくださ
い。
LNK-6
あるオブジェクトをPセクションの先頭へ必ずリンクする方法を教えて
(Dec.20,2004)
下さい。
LNK-7
LNK-8
LNK-9
LNK-10
LNK-11
LNK-12
LNK-13
LNK-14
LNK-15
LNK-16
LNK-17
LNK-18
LNK-19
LNK-20
最適化により、デバッグ情報は保証されるのでしょうか。
H8Cにて浮動小数点演算をC言語で記述する場合リンクするライブラ
リは何ですか。
リンカの「Verifyオプション」で指定するCPU情報ファイルは
どこにありますか。
標準ライブラリを使用したとき、リンク時「L2310 (E) Undefined
external symbol」が出力されます。
標準ライブラリが存在しません。(SHC V6,7, H8C V4,5)
mallocを使用すると、sbrkが未定義というエラーになってしまいま
す。
モトローラ形式のファイルの容量が、パソコンで見るとデバイスの
ROMサイズを超えています。
subコマンドファイルに、100以上のファイルを入れると、ロードモ
ジュールが生成されません。
Windows®2000にてoptlnksh.exeを実行すると、「2020 SYNTAX
ERROR」が出力されました。
RELOCATION SIZE OVERFLOWが出力されます。
複数のRAMセクションを同一メモリに割り付ける方法を教えて下さ
い。
出力ファイルをROMに合わせて複数ファイルに分割する方法を教えて
下さい。
Sタイプファイルの出力形式がS1,S2,S3混在しているが、統一する方法
を教えて下さい。
ROMライタにSタイプファイルを入力したところ、タイムアウトエ
ラーになりました。
LNK-21
LNK-22
(Nov.5,2003)
LNK-23
(Dec.5,2003)
LNK-24
(Dec.5,2003)
LNK-25
(Feb.5,2004)
LNK-26
(Aug.5,2004)
LNK-27
(Aug.5,2004)
LNK-28
(Aug.5,2004)
LNK-29
(Sep.21,2004)
LNK-30
(Sep.21,2004)
LNK-31
(Sep.21,2004)
LNK-32
(Sep.21,2004)
LNK-1
Question:
●
リンク時、「L2000 (E) Invalid option : "cpucheck"」が出力されます。
コンパイラをVer.8やVer.7.1.03に切り替えたら L1321 や L1110 が出
力されます。
リンク時にL2011が出力されるます。
H8コンパイラパッケージVer.6以降、SHコンパイラパッケージVer.8以
降リンク時にエラーメッセージL2022が出力されるます。
リロケータブルファイル(*.rel)とライブラリファイル(*.lib)の違い
を教えて下さい。
プログラムで使用していないROM領域を特定値で埋める方法を教えて
下さい。
ROMサイズの確認方法を教えてください。
L1120(W) Section address is not assigned to "セクション名"が出力さ
れた場合、当該セクションはどのように扱われるのでしょうか。
リンク時に下記warningが出力されるのは何故ですか?
L1100(W) Cannot find"C" spcified in option "start"
L1120(w) Section adress is not assinged to "セクション名"の
Warningが出力されるのは、何故ですか?
使用していないライブラリ内の関数をリンクしないようにするにはど
うしたらよいでしょうか?
関数のプログラムサイズを取得するには、どうしたらよいでしょう
か?
Title: SHCコンパイラの標準ライブラリで提供されているモジュール
を特定のアドレスに割り当てる方法を教えて下さい。
▲ Return
SHCコンパイラの標準ライブラリで提供されているモジュールを特定のアドレスに割
り当てる方法を教えて下さい。
Answer:
Librarian Interfaceを用いてライブラリの特定モジュールを特定セクションに
割りあて、
最適化リンケージエディタで特定セクションの割りあてアドレスを指定した
後、ビルドを行ってください。
High-performance Embedded Workshopを使用する場合の設定方法を以下に記
述します。
1.High-performance Embedded Workshopメニュー[ツール]から"Hitachi H
serise Librarian Interface"を選択して、Librarian Interfaceを起動してくださ
い。
2.Librarian Interfaceメニュー[File]から"Open"を選択してください。
3.セクションを変更したいモジュールを選択後、Librarian Interfaceメニュー
[Action]から"Rename Section"を選択してください。
4.Rename Sectionダイアログボックスの[After]ボタンを用いて変更後のセク
ション名を記述してください。
5.[rename]ボタンを押して下さい。該当モジュールのセクション名が変更され
ます。
6.High-performance Embedded Workshopメニュー[オプション]から"SuperH
RISC engine Standard Toolchain..."を選択してください。
7.[最適化リンカ]タブ内"カテゴリ"に"セクション"を選択してください。
8.[追加ボタンを押して、5で変更されたセクション名およびアドレスを指定し
てください。
9.ビルドを行ってください。
LNK-2
Question:
●
Title: HIMで開発中に、"3320 Illegal File Format (Input Mismatch
CPU type)"が出力されます。
▲ Return
HIMで開発中に、"3320 Illegal File Format (Input Mismatch CPU type)"が出力されま
す。
Answer:
CPUオプションの選択が、コンパイル時、アセンブル時に統一されていない可
能性があります。
以下を確認してください。
1.CPUオプションの選択
コンパイラ、アセンブラのCPUオプションが統一されているかどうかを確認し
てください。
2.アセンブラ制御命令
アセンブリ言語ソース内で、".CPU"アセンブラ制御命令を使用しているかどう
か、使用している場合には1と統一されているかどうかを確認してください。
LNK-3 Title: ライブラリファイルの登録数に制限はありますか?
▲ Return
Question:
●
大規模プロジェクトのため、多数のライブラリを使用します。ライブラリファイルの
使用可能な数に制限はありますか?
Answer:
使用可能なライブラリファイル数に制限値はありません。
Title: SHCコンパイラを使用しています。
LNK-4 標準ライブラリ構築時に、「L1200(W) Bucked up file "a.lib"into "b.
lbk"」が出力されてしまいます。
▲ Return
Question:
●
SHCコンパイラを使用しています。
標準ライブラリ構築時に、「L1200(W) Bucked up file "a.lib"into "b.lbk"」が出力され
てしまいます。
Answer:
本メッセージは、ライブラリ生成時にライブラリのバックアップを取ります、
という意味のメッセージです。
以下の設定を行うことにより、本メッセージの出力を抑止することができま
す。
1.High-performance Embedded Workshopメニュー[オプション]から"SuperH
RISC engine Standard Toolchain..."を選択してください。
2.[標準ライブラリ]タブ内"カテゴリ"から"モード"を選択してください。
3."モード"ドロップダウンリストから標準ライブラリ作成(オプション変更時)を
選択してください。
LNK-5
Question:
●
Title: C$DSEC, B$DSEC, PIntPRGおよびSセクションの意味を教えてく
ださい。
▲ Return
C$DSEC, B$DSEC, およびPIntPRGセクションの意味を教えてください。
Answer:
「C$DSEC」
初期値を持つデータ領域のセクションを初期化するための、セクション初期
化用データテーブルが割りあてられるセクションです。
初期値データが格納されているROM領域の先頭アドレスと最終アドレス、コ
ピー先のRAM領域の先頭アドレスが格納されます。
「B$BSEC」
初期値を持たないデータ領域のセクションを0で初期化するための、セク
ション初期化用データテーブルが割りあてられるセクションです。
初期値を持たないデータ領域のセクションの先頭アドレスと最終アドレスが
格納されます。
「PIntPRG」
High-performance Embedded Workshopが生成するファイルの中には、割り
込み関数に"#pragma IntPRG"が記述されている場合があります。
この場合の割込み関数が、"PInrPRG"セクションに割りあてられます。
「S」
スタック領域を示すセクションです。スタック領域は以下の方法により変更
可能です。
1.High-performance Embedded Workshopメニュー[プロジェクト]から"構成
の編集"を選択してください。
2.[スタック]タブ内でスタックポインタアドレス、スタックサイズを選択し
てください。"
LNK-6
Question:
●
Title: あるオブジェクトをPセクションの先頭へ必ずリンクする方法を
▲ Return
教えて下さい。
あるオブジェクトをPセクションの先頭へ必ずリンクする方法を教えて下さい。
Answer:
●
SHCコンパイラパッケージ V8.00 Release02以降、H8Cコンパイラパッケージ V6.00
Release02以降をご使用の場合
High-performance Embedded Workshopメニューより[ビルド] - [リンク順の指定]を
選択して下さい。
起動したダイアログで[リンク順のカスタマイズの使用]にチェックをし、 リンク順序
を入れ替えていただく事で指定した順にオブジェクトをリンクします。 本機能を使用すると、Pセクション以外のセクションも、各セクションの先頭に配置
されることになります。
●
上記のバージョン以前のコンパイラをご使用の場合
リンカのinputオプションを使用し、リンク順序を変更していただくことでご対応頂
けます。
[ OptLinkerオプション - Inputタブ -Input files ]にコンパイル済みのobjファイルを
指定し、追加していただくとリンク時、指定したオブジェクトからリンクし始めま
す。
これにより、任意の順番でメモリ配置されることができます。本機能を使用すると、
Pセクション以外のセクションも、各セクションの先頭に配置されることになりま
す。
LNK-7 Title: 最適化により、デバッグ情報は保証されるのでしょうか。
Question:
●
最適化により、デバッグ情報は保証されるのでしょうか。
▲ Return
Answer:
最適化によって、ソースの記述と処理の流れが異なる場合があります。ただ
し、開発者の意図しない動作(アルゴリズムの変更など)に変更することはあ
りません。
例えば・・・
・未参照変数への代入の削除
・ループ内不変式の移動
・ループ変数のレジスタ割付
などがあります。ソース通りの処理を追いたい場合は、最適化をはずしてコン
パイルしてください。
LNK-8
Question:
●
Title: H8Cにて浮動小数点演算をC言語で記述する場合リンクするラ
イブラリは何ですか。
▲ Return
H8Cにて浮動小数点演算をC言語で記述する場合リンクするライブラリは何ですか。
Answer:
お手持ちのコンパイラV3.0以降で浮動小数点ライブラリをサポートしておりま
す。まずは、コンパイラバージョンをご確認ください。
[コンパイラV3.0以降をお持ちの場合]
ソース上で<float.h>をインクルードし、リンク時に、標準ライブラリをリンク
していただくことにより使用できるはずです。従って、リンクコマンドファイ
ルに記述するライブラリは、ご使用になる標準ライブラリとなります。ライブ
ラリについての記載箇所は、「C/C++コンパイラユーザーズマニュアル」の
「標準Cライブラリ」です。
[コンパイラV3.0以前をお持ちの場合]
別途、浮動小数点ライブラリ(オプション品)をご購入いただく必要がありま
す。ただ、浮動小数点ライブラリ(オプション品)はかなり古い製品ですの
で、対応できるかどうかはコンパイラご購入元にお問い合わせいただくことに
なります。また、価格を考慮すると、浮動小数点ライブラリ(オプション品)
を購入いただくよりは、最新バージョン(コンパイラV4.0)のコンパイラパッ
ケージをご購入いただいたほうが、よいはずです。
LNK-9
Title: リンカの「Verifyオプション」で指定するCPU情報ファ
イルはどこにありますか。
▲ Return
Question:
●
リンカの「Verifyオプション」で指定するCPU情報ファイルはどこにあります
か。
Answer:
CPU情報ファイルは、過去のバージョンサポートしておりました。(過去の
バージョンのコンパイラでは、cpu情報ファイルを生成して、セクションの割
付アドレスの整合性 をチェックしていましたが、新しいコンパイラではファイ
ルを生成しないで、整合性をチェックします。)新しいコンパイラでは、当該
オプションで、アドレス範囲を指定していただくだけです。実際にプログラム
に割り付けているセクションが、「Verifyオプション」で指定した範囲
を超えている場合は、プログラムBUILD時にOUTPUT画面にエラーメッセージ
を出力します。
LNK-10
Question:
●
Title: 標準ライブラリを使用したとき、リンク時「L2310 (E)
Undefined external symbol」が出力されます。
▲ Return
標準ライブラリを使用したとき、リンク時「L2310 (E) Undefined external symbol」
が出力されます。
Answer:
標準ライブラリがリンクされていないと考えられます。
SHC V6, H8C V4以降では、製品に標準ライブラリを添付しておらず、
標準ライブラリ構築ツールを使用して標準ライブラリを生成する必要がありま
す。
LNK-11を参照頂き、標準ライブラリをリンクして下さい。
また、こちらも併せてご参照ください。
LNK-11 Title: 標準ライブラリが存在しません。(SHC V6,7, H8C V4,5)
Question:
●
標準ライブラリが存在しません。(SHC V6,7, H8C V4,5)
▲ Return
Answer:
SHC V5、H8C V3以前では、製品に標準ライブラリを添付しておりました。
しかし、SHC V6, H8C V4以降では、製品に標準ライブラリを添付しておら
ず、
標準ライブラリ構築ツールを使用して標準ライブラリを生成する必要がありま
す。
下記設定により、標準ライブラリを作成して下さい。
なお、ソースファイル上には、#include <***>などのように、
標準ライブラリヘッダファイルのインクルードを記述して下さい。
[High-performance Embedded Workshop1.2の場合]
High-performance Embedded Workshopメニュー:[Options -> *** Library
Generator]
[Mode]:"Build a library file"を選択して下さい。
さらに、[Category]タブにて、必要なライブラリにチェックを付けて下さ
い。
また、リンクオプションでサブコマンドファイルを使用している場合には、
サブコマンドファイル中に、下記コマンドを追加して下さい。
library <生成される標準ライブラリ>.lib
サブコマンドファイルを使用していない場合には、作成された標準ライブラ
リ
が自動的にリンクされます。
[High-performance Embedded Workshop2以降の場合]
High-performance Embedded Workshopメニュー:[Options -> *** Standard
Toolchain]
[Standard Library]タブ
[Category]:"Mode"選択
[Mode]:"Build a library file"または、"Build a library file (anytime)"または、
"Build a library file (option changed)"を選択して下さい。
(*)High-performance Embedded Workshop2.0と、High-performance
Embedded Workshop2.1では、選択できる項目が異なります。
さらに、[Category]:"Standard Library"にて、必要なライブラリにチェック
を付けて下さい。
また、リンクオプションでサブコマンドファイルを使用している場合には、
サブコマンドファイル中に、下記コマンドを追加して下さい。
library <生成される標準ライブラリ>.lib
サブコマンドファイルを使用していない場合には、作成された標準ライブラ
リ
が自動的にリンクされます。
[コマンドラインでのご使用の場合]
コンパイラ(shc.exe)と同じフォルダに、lbgsh.exe(SHの場合)、lbg38.exe(H8
の場合)が
存在します。本ツールにより、標準ライブラリを作成し、リンクオプション
で
リンクして下さい。本ツールの使用方法は、オンラインマニュアル
「コンパイラ、アセンブラ、最適化リンケージエディタ ユーザーズマニュ
アル」の
「5. 標準ライブラリ構築ツール操作方法」にあります。
LNK-12 Title: mallocを使用すると、sbrkが未定義というエラーになります。
▲ Return
Question:
●
mallocを使用すると、sbrkが未定義というエラーになります。
Answer:
標準入出力関数や、メモリ管理関数を使用する場合には、低水準入出力関数を
ユーザに実装して頂く必要があります。コンパイラマニュアルに実装例があり
ますので、ご参照ください。
LNK-13
Question:
●
Title: モトローラ形式のファイルの容量が、パソコンで見るとデバイ
スのROMサイズを超えています。
▲ Return
モトローラ形式のファイルの容量が、パソコンで見るとデバイスのROMサイズを超
えています。
Answer:
モトローラ形式ファイルのサイズと、コードサイズ(ROMサイズ)は異なります
ので、マップファイルを参照して、規定のROMサイズに収まっているかご確認
願います。
LNK-14
Title: subコマンドファイルに、100以上のファイルを入れると、ロー
ドモジュールが生成されません。
▲ Return
Question:
●
subコマンドファイルに、100以上のファイルを入れると、ロードモジュールが生成
されません。
Answer:
最適化リンケージエディタの制限値に関わっている可能性があります。最適化
リンケージエディタには、制限事項としまして「サブコマンドファイルのファ
イル行長が最大512バイト(文字)」があります。
サブコマンドファイルには、inputとして"&"で複数行に渡ってコマンドが書か
れています。しかし、"&"で行が分割されてもリンケージエディタ内部では一
行とみなされるため、この制限を越えてしまっている可能性があります。
いくつかのオブジェクトファイルを一時的にライブラリファイルにし、input
コマンド自体の文字数を減らして頂きます様お願い致します。
Title: Windows®2000にてoptlnksh.exeを実行すると、「2020
LNK-15 SYNTAX ERROR」が出力されます。
▲ Return
Question:
●
Windows®2000にてoptlnksh.exeを実行すると、「2020 SYNTAX ERROR」が出力さ
れます。
Answer:
環境変数 SHC_TMP に、スペースが入っていないかご確認ください。
shcでは SHC_TMPにスペースが入っていても正しく動作しますが、optlnksh
では エラー(2020 SYNTAX ERROR)になります。ちなみに、
Windows2000でデフォルトのテンポラリディレクトリは
C:¥Documents and Settings¥ユーザ名¥Local Settings¥Temp
のようになります。
LNK-16 Title: RELOCATION SIZE OVERFLOWが出力されます。
Question:
●
RELOCATION SIZE OVERFLOWが出力されます。
▲ Return
Answer:
以下の内容を確認してください。
1. H8S,H8/300Cコンパイラでabs8, abs16, indirectオプション、または
#pragma abs8, abs16, indirectを使用している場合、$で始まるセクショ
ンを特定のアドレスに割り付け指定する必要があります。各セクション
の割り付けアドレスを確認してください。
例: cpu=300ha:20の場合
$ABS8で始まるセクション: FFF00からFFFFF
$ABS16で始まるセクション: 0から7FFF または F8000からFFFFF
$INDIRECTで始まるセクション: 0からFF
2. SHCコンパイラで、#pragma abs16, gbr_base, gbr_base1で領域の制限
を越えて指定していないか確認してください。
3. RELOCATION SIZE OVERFLOW(モジュール名.セクション名-オフセッ
ト値)が表示されます。コンパイル、アセンブルリストから、当該モ
ジュール名のオフセット位置に該当する命令を確認してください。ブラ
ンチ命令の場合は、ブランチオフセットの届かない幅に入っていませ
ん。ブランチ命令以外の場合は、アクセスしている変数がアクセス幅を
超えるアドレス領域に割り付いています。
LNK-17
Question:
●
Title: 複数のRAMセクションを同一メモリに割り付けける方法を教え
て下さい。
▲ Return
複数のRAMセクションを同一メモリに割り付ける方法を教えて下さい。
Answer:
startコマンドで複数のセクションに対して同一アドレスを指定することができ
ます。
例)optlnk test1.obj,test2.obj -start=PA,PB:PC/1000 ;PAとPCを1000番地か
ら割り付けます。PBはPAに連続して割り付けます。
LNK-18
Question:
●
Title: 出力ファイルをROMに合わせて複数ファイルに分割する方法を
教えて下さい。
▲ Return
出力ファイルをROMに合わせて複数ファイルに分割する方法を教えて下さい。
Answer:
出力ファイル名の後に開始アドレスと終了アドレスを指定すると、指定範囲の
オブジェクトをファイルに出力することができます。出力ファイル名は複数指
定することが可能です。
例)optlnk test.abs -form=stype -output=test1.mot=0-FFFF test2.mot=100001FFFF ;test1.motに0x0∼0xFFFFの範囲のオブジェクトを、test2.motに
0x10000∼0x1FFFFの範囲のオブジェクトをそれぞれ出力します。
LNK-19
Question:
●
Title: Sタイプファイルの出力形式がS1,S2,S3混在しているが、統一す
る方法を教えて下さい。
▲ Return
Sタイプファイルの出力形式がS1,S2,S3混在しているが、統一する方法を教えて下さ
い。
Answer:
recordオプションでロードアドレスに関係なく一定のデータレコード(S1,S2,
S3)で出力することができます。
例)optlnk test.abs -form=stype -output=test.mot -record=s2 ;全てのデータレ
コードをS2で出力します。
LNK-20
Question:
●
Title: ROMライタにSタイプファイルを入力したところ、タイムアウト
▲ Return
エラーになりました。
ROMライタにSタイプファイルを入力したところ、タイムアウトエラーになりまし
た。
Answer:
ROMライタには、エンドレコードがS9でなければ正常に終了しないものがあ
ります。S9オプションを指定してS9レコードを追加してください。
例)optlnk test.abs -form=stype -output=test.mot -s9 ;終端にS9レコードを出
力します。
LNK-21
Title: リンク時、「L2000 (E) Invalid option : "cpucheck"」が出力され
▲ Return
ます。
Question:
●
リンク時、「L2000 (E) Invalid option : "cpucheck"」が出力されます。
Answer:
SHC Ver5、H8C Ver3で作成したワークスペースをSHC Ver6、H8C Ver4以降
の
High-performance Embedded Workshopで開くと、このエラーメッセージが
不正に出力される場合があります。
High-performance Embedded Workshopツールチェインコンバータ を使用
して、ワークスペースの変換を行ってから、
SHC Ver6、H8C Ver4以降のHigh-performance Embedded Workshopで開い
て下さい。
LNK-22
Question:
●
Title: コンパイラをVer.8やVer.7.1.03に切り替えたら L1321 や
L1110 が出力されます。
▲ Return
コンパイラをVer.8やVer.7.1.03に切り替えたら L1321 や L1110 が出力されます。
Answer:
本来optlnkでは、#pragma entry指定が2つあると、L1321が出力されます。
しかし、SHC Ver.7.1.02以前では#pragma entryの指定があっても、その情報
をオブジェクトファイルに正常に出力できない不具合(不具合名 : #pragma entry|noregsave指定時のレジスタ退避・回復不正)があった為、
SHC Ver.7.1.02以前のコンパイラでは、本来出力されるべきL1321が出力され
ませんでした。
SHC Ver.8以降、およびVer.7.1.03以降では、この不具合対策をする事により、
#pragma entry 指定の情報をオブジェクトファイルに出力するように対策しま
した。
これにより、L1321が出力されるようになりました。
同様な理由により、#pragma entryとリンカオプション-entryの指定が重複し
た時に本来出力すべきL1110が出力されるようになりました。
LNK-23 Title: リンク時にL2011が出力されます。
▲ Return
Question:
●
リンク時にL2011が出力されます。
Answer:
ソースファイルのファイル名やパス名に括弧("("、および")")を含んでいる場
合、 リンク時にL2011が出力されます。
最適化リンケージエディタがリンクオプション "input" で "input <lib_name>
(<module_name>)"
という書式をサポートしており、ファイル名やパス名の括弧をサブオプション
の括弧として解釈するためです。
括弧を含めないファイル名やパス名にして下さい。
LNK-24
Question:
●
Title: H8コンパイラパッケージVer.6以降、SHコンパイラパッケージ
Ver.8以降リンク時にエラーメッセージL2022が出力されます。
▲ Return
H8コンパイラパッケージVer.6以降、SHコンパイラパッケージVer.8以降リンク時に
エラーメッセージL2022が出力されます。
Answer:
H8コンパイラパッケージVer.6以降、SHコンパイラパッケージVer.8以降 (リン
カVer.8)よりリンカのエラーチェックが強化され、旧バージョンではエラーが
発生しない指定でもリンカVer.8でエラーメッセージL2022を出力する場合が
あります。
リンカVer.7と同様の処理を御希望の際は、リンカオプションにてL2022をエ
ラーレベルからウォーニングレベルに変更する事が可能です。
(ウォーニングレベルの場合処理を続行します。)
[指定方法]
High-performance Embedded Workshopメニュー [オプション] -> [Standard
Toolchain] -> "最適化リンカ"タブ
カテゴリ: -> "その他"
ユーザ指定オプション: -> "HEX/Sタイプ/バイナリ"
->「change_message=warning=2022」を記述。
LNK-25
Question:
●
Title: リロケータブルファイル(*.rel)とライブラリファイル(*.lib)
▲ Return
の違いを教えて下さい。
リロケータブルファイル(*.rel)とライブラリファイル(*.lib)の違いを教えて下さ
い。
Answer:
どちらも、複数のオブジェクトファイル(*.obj)を1つのファイルにまとめた
ものです。
アブソリュートファイル(*.abs)を生成する際のリンケージエディタの動作が
異なります。
[ライブラリファイル]
リンク時、あるオブジェクトファイル(*1)から参照されるシンボル(関数また
は変数)の定義が
他のどのオブジェクトファイルからも見つからなかった場合、 リンケージエ
ディタはリンクオプションで指定されたライブラリファイルの中から未定義シ
ンボルを探してリンクします。
このとき、モジュール単位(ライブラリファイルを構成するオブジェクトファ
イル単位)でリンクされ、参照されるシンボルが全く無いモジュールはリンク
されません。
このため、リンケージエディタの最適化がOFFであっても、未参照シンボルを
削除でき、ROMサイズが削減できる可能性があります。
しかし、同名のシンボルが複数のライブラリファイル、あるいはオブジェクト
ファイルに存在するような場合には、アプリケーションの不具合の元にもなり
ますので、どのシンボルが使用されたのか注意する必要があります。
どのモジュールのシンボルがリンクされたかは、リンケージリスト(*.map)
を参照することで確認できます。
(*1) アブソリュートファイルを生成する際には、1つ以上のオブジェクトファ
イルをリンクする必要があります。
[リロケータブルファイル]
ライブラリファイルと異なり、リロケータブルファイルに含まれるモジュール
は全てリンクされます。
このため、未参照シンボルが削除されません(ただし、リンケージエディタの
未参照シンボル
削除最適化を使用することができます)。
同名のシンボルが複数のリロケータブルファイルに存在する場合には、リンク
時にduplicate symbolエラーが発生するため、複数のシンボルが存在していた
ことを確認できます。
LNK-26
Question:
●
Title: プログラムで使用していないROM領域を特定値で埋める方法を
教えて下さい。
▲ Return
プログラムで使用していないROM領域を特定値で埋める方法を教えて下さい。
Answer:
SHコンパイラVersion8、H8コンパイラVersion6からサポートされている、空
きエリア出力指定オプションにより可能です。
LNK-27 Title: ROMサイズの確認方法を教えてください。
▲ Return
Question:
●
ROMサイズの確認方法を教えてください。
Answer:
ユーザープログラムのROM容量を確認するには、リンケージマップリストファ
イル(*.map)を出力して、ROMに該当するセクションサイズの和を算出する
方法があります。
High-performance Embedded Workshop3でのリンケージマップリストファイ
ルを出力するには、下記設定をしてからビルドします。
High-performance Embedded Workshop3 -> オプション(O) -> H8S,H8/300
Standard Toolchain
-> 最適化リンカ タブ
-> カテゴリ(Y): リスト 選択
-> □リンケージリスト出力(G) にチェックマーク
-> [すべて有効(E)]ボタン押下
LNK-28
Title:L1120(W) Section address is not assigned to "セクション名"が出
▲ Return
力された場合、当該セクションはどのように扱われるのでしょうか。
Question:
●
L1120(W) Section address is not assigned to "セクション名"が出力された場合、当該
セクションはどのように扱われるのでしょうか。
Answer:
最適化リンカへ割付けられている全てのセクションのうち、アドレスの一番大
きいセクションの後ろに割付けられます。
LNK-29
Question:
●
Title: リンク時に下記warningが出力されるのは何故ですか?
L1100(W) Cannot find"C" spcified in option "start"
▲ Return
リンク時に下記warningが出力されるのは何故ですか?
L1100(W) Cannot find"C" spcified in option "start"
Answer:
このウォーニングは、お客様のプログラムで使用されていないセクションが設
定されていることを示します。まず下記の内容をご確認下さい。
1. High-performance Embedded Workshopメニュー[オプション]から
[・・・Standard Toolchains]を選択して下さい。
2. [・・・Standard Toolchains] ダイアログの最適化リンカタブを選択し
て下さい。
3. カテゴリにセクションを選択し、設定されている未使用のセクションを
削除して下さい。
LNK-30
Question:
●
Title: L1120(w) Section adress is not assinged to "セクション名"の
Warningが出力されるのは、何故ですか?
▲ Return
L1120(w) Section adress is not assinged to "セクション名"のWarningが出力される
のは、何故ですか?
Answer:
このウォーニングは、お客様が御使用になられているセクションに対してアド
レスが割り付けられていないことを示します。次の設定を行ってください。
1. High-performance Embedded Workshopのメニューよりオプションから
SuperH RISC engine Standard Toolchain または、H8S,H8/300
Standard Toolchainを選択してください。
2. 起動したダイアログで最適化リンカのタブを選択しカテゴリにセクショ
ンを選択してください。
3. AddressとSectionが表示されますのでAddressとWarningが出力されてい
るSectionを追加して下さい。
LNK-31
Question:
●
Title: 使用していないライブラリ内の関数をリンクしないようにする
にはどうしたらよいでしょうか?
▲ Return
使用していないライブラリ内の関数をリンクしないようにするにはどうしたらよいで
しょうか?
Answer:
最適化リンカの最適化機能に、「未参照シンボル 削除最適化」が御座います。
この最適化を有効にし使用していない関数のリンクを抑止する事ができます。
「未参照シンボル 削除最適化」を有効にするには、リンクされるライブラリを
コンパイルする際、-goptimize を指定する必要があります。
SHC V8をHigh-performance Embedded Workshop3でビルドしている場合は、
High-performance Embedded WorkshopメニューのオプションからSuperH
RISC engine Standard Tool Chainを選択して下さい。起動したダイアログでコ
ンパイラタブ、カテゴリに最適化 を選択しモジュール間最適化にチェックをつ
けますまた、エントリ関数が指定されている必要があります。"未参照シンボ
ル 削除最適化"に関しては、C/C++コンパイラ,アセンブラ,最適化リンケージエ
ディタ ユーザズマニュアル 4.2.4 最適化オプション をご参照下さい。
LNK-32
Title: 関数のプログラムサイズを取得するには、どうしたらよいで
しょうか?
▲ Return
Question:
●
関数のプログラムサイズを取得するには、どうしたらよいでしょうか?
Answer:
High-performance Embedded Workshopのメニューのオプション->SuperH
RISC engine または、H8S,H8/300 Standard Toolchain...を選択し、最適化リン
カのタブで ”カテゴリ” にリストを選択して下さい。リンケージリスト出
力にチェックをし、シンボル情報にチェックをつけて下さい。本設定後、ビル
ドを実行するとプロジェクトのフォルダー内にプロジェクト名.mapファイルが
生成されます。本ファイル内をご参照下さい。
また、High-performance Embedded WorkshopのMapViewを御使用頂く事で、
生成したマップファイルより取得した各情報(セクション情報、セクション別
シンボル情報、およびオプティマイズ情報)を分別表示してご覧いただく事が
可能です。MapViewの起動方法は、High-performance Embedded Workshopの
メニューバーよりツールからHitachi Mapviewを選択して下さい。起動後にプ
ロジェクト名.mapファイルをopenし御使用下さい。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
HDIについて
HDIについて
E8000-1
E8000-2
インターフェースソフト(IPW)について
E8000/E8000SエミュレータのHDIを起動すると、 Emulaor Send/Receive
check error (xxx) というエラーメッセージが出力されます。
PCインタフェースボード(ISA)装着時の注意点について。
E8000-3
システムのインストールについて。
E8000-4
Command Line ウインドウでのログの保存について。
E8000-5
コマンドの連続実行方法について。
E8000-6
HDIでサポートしているインタフェースについて。
E8000-7
E8000 emulator cannot be started correctly change the CPU OPERATING MODE
というメッセージが出力され、HDIをLink upできません。(SH7729/SH7709A
E8000 HDI)
E8000-8
E8000、E8000Sエミュレータで簡単にメモリテストを行うことは出来ますか?
(Feb.1.2002)
E8000-9
I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更をCommand Lineウィンドウで設定する方法
(Feb.1.2002) を教えてください。
HS8000EST02H(E8000 エミュレータ)にHS8000ETR11H(トレースボー
E8000-10
ド)を搭載してE8000S エミュレータとして使用する場合のコンソールインタ
(Mar.20,2002) フェーススイッチ(SW1、SW2)(E8000の背面)の設定はどうしたらよいで
すか?
E8000-11
オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
(Mar.20,2002)
E8000-12
PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えてください。
(Mar.20,2002)
E8000-13
HDIが途中でハングアップしてしまいます。
(Jun.5,2003)
E8000-14
E8000エミュレータはWindows®XPで動作しますか?
(Jun.5,2003)
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB
adaptor を使用するためにインストールしようとしているソフトウェア
E8000-15
は、Windows XP との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格して
(Mar.5,2004)
いません。」 というダイアログが表示されますが問題ないでしょうか?
E8000-16
(Ma
r.22,2004)
USBドライバを正常にインストールできません。
WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダウンロー
E8000-17
ドしてドライバを更新すると故障解析用テストプログラムが正常に動作し
(May.20,2004)
なくなりました。
E8000-18
(Jul.5,2004)
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因
と対策方法を教えてください。
インターフェースソフト(IPW)について
IPW-1
インタフェースソフトウエアIPWの設定情報を保存する機能はありますか? IPW-2
インタフェースソフトウエアIPWの表示が文字化けします。
IPW-3
インタフェースソフトウエアIPWでエミュレータからのメッセージが表示されませ
ん。
E8000-1
Title: E8000/E8000SエミュレータのHDIを起動すると、 Emulaor Send/
Receive check error (xxx) というエラーメッセージが出力されます。
▲
Return
Question:
●
E8000/E8000SエミュレータのHDIを起動すると、 Emulaor Send/Receive check error (xxx) と
いうエラーメッセージが出力されます。
Answer:
HDI起動時に以下のエラーメッセージが出力されることがあります。対処方法にしたがってくださ
い。
エラーメッセージ
エラー番号
H'0∼H'A
Emultor Command send/receive
check error (エラー番号)
H'50
エラー内容
対処方法
E8000/E8000Sエミュレー
E8000/E8000Sエミュレー
タの電源を一度ください。
タの起動コマンドを発行し
再度電源をいれ、HDIを起
ていますが、エミュレータ
動してください。
から応答がありません。エ
表示されたエラー番号の内
ミュレータが正常に起動で
容を営業宛てまでご連絡く
きない可能性があります。
ださい。
Config.sysに設定したPCイ
ンタフェースボードのメモ
リ領域が他のデバイスに
よって使用されている可能
性がありますので、再度確
PCインタフェースボード
認してください。また、
(ISA, PCカード,PCI))が正
PCインタフェースボード
しく認識できていません。
のディップスイッチが
Config.sysの内容と異なっ
ている可能性がありますの
で、再度確認してくださ
い。
Hardware register Read/Write
check error (エラー番号)
System ID Error(エラー番号)
E8000-2
E8000/E8000Sエミュレー
タのハード障害の可能性が
あります。E8000/E8000S
エミュレータの電源を一度
ください。E8000エミュ
レータの場合は、シリアル
接続に変更し、再度電源を
いれ、IPW.EXEを起動し
E8000/E8000Sエミュレー
て、エミュレータが正しく
タを起動を行なっています
起動できかどうかを確認し
が、ハードウェアチェック
H'B∼H'11
てください。詳しい使用方
でエラーが発生したか、途
法は、エミュレータマニュ
中でエミュレータからの応
アルを参照してください。
答がなくなりました。
起動できない場合は、表示
されたエラーメッセージ、
およびエラー番号を営業宛
てまでご連絡ください。
E8000Sエミュレータの場
合は、表&されたエラー番
号を営業宛てまでご連絡く
ださい。
ご使用のHDIと接続してい
起動したE8000/E8000エ るE8000/E8000Sエミュ
H'12∼H'15 ミュレータは、正しくあり レータが異なっていますの
ません。
で、正しいエミュレータを
接続してください。
Title: PCインタフェースボード(ISA)装着時の注意点について。
▲ Return
Question:
●
PCインタフェースボード(ISA)装着時の注意点について。
Answer:
PCインタフェースボード装着時に以下の点に注意してください。ボードが正しくPCで認
識されないとHDIが正常に起動できませんので、ご注意ください。
Windows®95, Windows®98の場合を例の場合について説明します。
(1) PCインタフェースボードに割り付けたメモリ領域がすでに他のデバイスによって
使用されている
●
[Computer Proerties]の[View Resources]ダイアログボックスでメモリ領域が確保
されていることを確認してください。[Computer Proerties]は、コントロールパネ
ルのシステムアイコンをクリックすることによって表示することができます。
<D'00000-D'3FFFFの範囲に設定した場合>
(2)ディップスイッチが正しい値に設定されていない
●
●
E8000-3
PCインタフェースボードの側面にあるディップスイッチが正しく設定されている
ことを確認してください。
ディップスイッチに設定したチャンネル番号とConfig.sys、System.iniファイルに
設定したメモリアドレス範囲が適当であることを確認してください。
Title: システムのインストールについて
▲ Return
Question:
●
システムのインストールについて
Answer:
E8000/E8000Sエミュレータ HDIでは、エミュレータシステムのインストールを行うた
めに、専用のインストールソフトウェアを提供しています。
提供しているソフトウェア名はESI.EXEです。
E8000-4
Title: Command Lineウインドウでのログの保存について。
▲ Return
Question:
●
Command Lineウインドウでのログの保存について。
Answer:
(1) Command Lineウインドウの[Log File]ボタンをクリックし、[Open Log File]ダイアログボックスでロ
グに保存するファイル名を設定してください。
(2) Command Lineウインドウの[Logging to]チェックボックスをチェックしてください。
チェックがある場合のみログを指定されたファイルに保存します。
E8000-5
Title: コマンドの連続実行方法について。
Question:
●
コマンドの連続実行方法について。
▲ Return
Answer:
(1)Command Lineウインドウで実行するコマンドを一行ずつ記述した、テキストファイル
を作成します。このファイルを拡張子(.hdc)形式で保存します。
(2)Command Lineウインドウの[Bat File]ボタンをクリックし、(1)で作成したファイル名
を指定してください。
E8000-6
Title: HDIでサポートしているインタフェースについて。
▲ Return
Question:
●
HDIでサポートしているインタフェースについて。
Answer:
HDIでは、 Window®95, Window®98では、PCインタフェース(ISA)(HS6000EII01H), PC
インタフェースカード(HS6000EIP01H)、PCIインタフェース(HS6000EIC02H)、LANア
ダプタ(HS6000ELN01H) の各インタフェースをサポートしています。WindowNT®)4.0
では、PCインタフェース(ISA), PCIインタフェース、LANアダプタをサポートしていま
す。
E8000-7
Title: E8000 emulator cannot be started correctly change the CPU
OPERATING MODEというメッセージが出力され、HDIをLink upできませ
ん。(SH7729/SH7709A E8000 HDI)
▲ Return
Question:
●
E8000 emulator cannot be started correctly change the CPU OPERATING MODEというメッセー
ジが出力され、HDIをLink upできません。(SH7729/SH7709A E8000 HDI)
Answer:
上記のメッセージは、E8000エミュレータに登録されているデバイスのモードの設定と
ユーザターゲットにデバイスのモードが不一致になっているために発生します。この場
合、[CPU OPERATING MODE]ダイアログボックスが出力されますので、ユーザターゲッ
トにデバイスの設定にあったモードに変更してください。詳しくは「SH7729/SH7709A
E8000 ルネサスデバッギングインタフェースユーザーズマニュアル」のチュートリアル
の部分を参照してください。
E8000-8
Title: E8000、E8000Sエミュレータで簡単にメモリテストを行うことは出来
▲ Return
ますか?
Question:
●
E8000、E8000Sエミュレータで簡単にメモリテストを行うことは出来ますか?
Answer:
E8000、E8000Sエミュレータで簡単にメモリテストを行う機能はサポートしておりませ
ん。
下記の2つの方法のいずれかでテストを行ってください。
・ユーザにてプログラムを作成し、E8000エミュレータで何処かのメモリにダウンロード
して実行する。
・メモリ操作コマンド(Memory_Fill等)を使用していただき、お客様の操作にてテスト
を行う。
E8000-9
Title: I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更をCommand Lineウィンドウで設定
する方法を教えてください。
▲ Return
Question:
●
I/Oレジスタ設定やメモリ内容変更をCommand Lineウィンドウで設定する方法を教えてくださ
い。
Answer:
下記に示します。
ME H'FFFFFF80 WORD
0234
A005
A005
.
ME H'FFFFFF86 LONG
A005A005
A005A005
.
ME H'FFFFFF8e
A0
05
A0
.
解説:
FFFFFF80をWORDアクセスで、0234に書き換える。
FFFFFF82をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF84をWORDアクセスで、A005に書き換える。
FFFFFF86をLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8AをLONGアクセスで、A005A005に書き換える。
FFFFFF8EをBYTEアクセスで、A0に書き換える。
FFFFFF8FをBYTEアクセスで、05に書き換える。
FFFFFF90をBYTEアクセスで、A0に書き換える。
.で入力モードが終了します。
E8000-10
Title: HS8000EST02H(E8000 エミュレータ)にHS8000ETR11H
(トレースボード)を搭載してE8000S エミュレータとして使用す
る場合のコンソールインタフェーススイッチ(SW1、SW2)
(E8000の背面)の設定はどうしたらよいですか? ▲ Return
Question:
●
HS8000EST02H(E8000 エミュレータ)にHS8000ETR11H(トレースボード)を搭載して
E8000S エミュレータとして使用する場合のコンソールインタフェーススイッチ(SW1、
SW2)(E8000の背面)の設定はどうしたらよいですか?
Answer:
E8000Sエミュレータ(HS8000EST11H)でサポートされているマイコン
(SH7046/47、SH7729R/09S、SH7750S/51等)に関しては、エミュレータユーザーズ
マニュアルには、E8000Sエミュレータ使用時のセットアップ手順しか記載されておりま
せん。
HS8000EST02H(E8000 エミュレータ)にHS8000ETR11H(トレースボード)を搭載
してE8000S エミュレータとして使用される場合のE8000エミュレータ背面のコンソー
ルインタフェーススイッチ(SW1、SW2)の設定を下記に示します。
E8000-11
Title: オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
▲ Return
Question: オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
Answer:
HDIの再インストールをしてください。その際、インストール言語に"English"を選択し
て下さい。
ただしオンラインヘルプを日本語と英語で同時に表示することはできませんので注意して
ください。
E8000-12
Title: PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えて
ください。
Question:
●
PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えてください。
▲ Return
Answer:
基板サイズは下記のとおりです。また付属のケーブルは1.5mです。
E8000-13
Question:
●
Title: HDIが途中でハングアップしてしまいます。
▲ Return
HDIが途中でハングアップしてしまいます。
Answer:
HDIで使用している dwarf2.dll の不具合の可能性があります。こちらからダウ
ンロードして頂き、E10AエミュレータHDIインストールディレクト内にある、同
名のファイルと入れ替えて使用してください。
E8000-14
Question:
●
Title: E8000エミュレータはWindows®XPで動作しますか?
E8000エミュレータはWindows®XPで動作しますか?
▲ Return
Answer:
はい。
但し、WEB掲載の最新のWindows2000のドライバをご使用ください。
最新のWindows2000ドライバは、こちらからダウンロードして下さい。
E8000-15
Title: Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、
「E7/E10 USB adaptor を使用するためにインストールしようと
しているソフトウェアは、Windows XP との互換性を検証する
Windows ロゴ テストに合格していません。」 というダイアロ
グが表示されますが問題ないでしょうか?
▲ Return
Question:
●
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB adaptor を使用
するためにインストールしようとしているソフトウェアは、Windows XP との互換性を
検証する Windows ロゴ テストに合格していません。」 というダイアログが表示されま
すが問題ないでしょうか?
Answer:
そのままインストールを継続していただいて問題ありません。
Microsoft社は、WindowsXP以降、不正なドライバを排除しPCの安定性を高める目
的で、ドライバの認証を提唱しています。
弊社のUSBドライバはMicrosoft社の認証ではありませんが、十分な検証を行いお
客様に提供させていただいております。
E8000-16
Title: USBドライバを正常にインストールできません。
▲ Return
Question:
●
USBドライバを正常にインストールできません。
Answer:
ザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしていませんか?
ザイリンクス社ホームページの問題に該当していないかどうか確認ください。
1. 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って回避策
を実行ください。
2. (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新のザイリ
ンクス社製ソフトウェアをインストールください。
3. (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザイリン
クス社にお問い合わせください。
E8000-17
Title: WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダ
ウンロードして
ドライバを更新すると故障解析用テストプログラムが正常に動作しな ▲ Return
くなりました。
Question:
●
WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダウンロードして
ドライバを更新すると故障解析用テストプログラムが正常に動作しなくなりました。
Answer:
エミュレータに添付されている故障解析用テストプログラムはHigh-performance
Embedded Workshop、HDIと同様にドライバDLLにてPCとエミュレータとの通信
を実現しています。したがってドライバを更新した場合、故障解析用テストプログ
ラムについてもドライバDLLを最新のものに更新する必要があります。
故障解析用テストプログラムはCD-Rのdiagフォルダにありますので、いったん
ハードディスクにコピーした後ドライバを最新のものに更新してください。
E8000-18
Title: HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示さ
▲ Return
れる原因と対策方法を教えてください。
Question:
●
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と対策方法を
教えてください。
Answer:
"Out of Scope"は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報が存在しませ
んので、対象変数を参照する事が出来なくなり、"Out of Scope"となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを作成しなおす
必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、"Out of Scope"となり
ます。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使用している関数内に
プログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除します。最適化
によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が「使用されていないため削除」
と判断された場合、Watchウインドウで参照できず "Out of scope"と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言してください。
IPW-1
Title: インタフェースソフトウエアIPWの設定情報を保存する機能はありま
▲ Return
すか? Question:
●
インタフェースソフトウエアIPWの設定情報を保存する機能はありますか? Answer:
いいえ、設定情報の保存機能はありません。IPWを起動後に、設定を行ってからご使用く
ださい。
IPW-2
Title: インタフェースソフトウエアIPWの表示が文字化けします。
▲ Return
Question:
●
インタフェースソフトウエアIPWの表示が文字化けします。
Answer:
Communication Settingの設定と、エミュレータのホストコンピュータの設定(ボーレー
ト、データビット長等)が正しく設定されているか確認して下さい。
IPW-3
Title: インタフェースソフトウエアIPWでエミュレータからのメッセージが
表示されない
▲ Return
Question:
●
インタフェースソフトウエアIPWでエミュレータからのメッセージが表示されない
Answer:
Communication Settingの設定のシリアルポート設定と、シリアルケーブルに接続してい
るホストコンピュータのシリアルポートの設定が正しいか確認して下さい。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
SIM-1
SIM-2
SIM-3
SIM-4
SIM-5
SIM-6
SIM-7
SIM-8
SIM-9
(Nov.5,2003)
SIM-10
(Sep.21,2003)
SIM-11
(Apr.05,2005)
(Sep.21,2003)
SIM-12
(Sep.21,2003)
SIM-13
(Sep.21,2003)
SIM-14
(Dec.20,2004)
SIM-1
Question:
●
シミュレータデバッガを使用していると、Windowsが不安定になる場
合があります。
シミュレーション処理を速くする方法を教えて下さい。
実機通りにシステムメモリリソースをマッピングする方法を教えて下
さい。
プログラムをH'A0000000に配置するとロード時にエラーになります。
メモリマップを変更できません。
パフォーマンスアナリシスで表示するサイクル数はコントロールレジ
スタに設定した外部メモリのステート数を反映しているのですか。
パフォーマンスアナリシスで関数内でコールされる実行時ルーチンは
サイクル数にカウントされるのですか。
SH4にてシミュレート時、1命令実行するのに数十サイクルかかってし
まいます。
-repeatオプション(SHCコンパイラVer.8以降)を指定したら、実行時
に不当命令例外が発生しました。
シミュレータで取得できるカバレッジのレベルを教えてください。
シミュレータの対応状況を教えてください。
シミュレータが対応しているCPUの機能は何ですか?
シミュレータで外部メモリ空間へのアクセス時のサイクル数はどのよ
うに設定したらいいのでしょうか?
Cソースプログラムをデバッグしようとしていますが、ソースレベルの
デバッグを行うことが出来ません。
Title: シミュレータデバッガを使用していると、Windowsが不安定に
なる場合があります。
▲ Return
シミュレータデバッガを使用していると、Windowsが不安定になる場合がありま
す。
Answer:
Windows®98を御使用の場合に、本現象が生じる事例が報告されています。
Windows®98 Service Pack 1を用いてアップグレードしてください。
SIM-2
Title: シミュレーション処理を速くする方法を教えて下さい。
▲ Return
Question:
●
シミュレーション処理を速くする方法を教えて下さい。
Answer:
High-performance Embedded Workshop Ver.2.0に添付されているシミュレー
タでは、シミュレーション速度を調節する機能が付いています。シミュレータ
のコマンドラインにて、RESPONSEというコマンドでウィンドウリフレッシュ
間隔を調整できます。指定する数値を大きくすると、シミュレーション速度を
早くすることができます。
SIM-3
Question:
●
Title: 実機通りにシステムメモリリソースをマッピングする方法を教
えて下さい。
▲ Return
実機通りにシステムメモリリソースをマッピングする方法を教えて下さい。
Answer:
システムコンフィギュレーションウィンドウでユーザ環境に合わせてメモリ
マップを変更できます。
メモリマップ変更後、メモリマップウィンドウでシステムメモリリソースを
マッピングしてください。
SIM-4
Title: プログラムをH'A0000000に配置するとロード時にエラーにな
ります。
▲ Return
Question:
●
プログラムをH'A0000000に配置するとロード時にエラーになります。
Answer:
SH-3,4の場合、論理アドレスH'A0000000は、物理アドレスH'00000000に
マッピングされます。
メモリリソースはH'00000000∼にマッピングしてください。
SIM-5
Title: メモリマップを変更できません。
▲ Return
Question:
●
メモリマップを変更できません。
Answer:
メモリウィンドウのメモリリソースがマッピングされていると、システムコン
フィギュレーションウィンドウでメモリマップの変更はできません。メモリリ
ソースのマッピングを解除してからメモリマップを変更してください。
SIM-6
Question:
●
Title: パフォーマンスアナリシスで表示するサイクル数はコントロー
ルレジスタに設定した外部メモリのステート数を反映しているのです
か。
▲ Return
パフォーマンスアナリシスで表示するサイクル数はコントロールレジスタに設定した
外部メモリのステート数を反映しているのですか。
Answer:
コントロールレジスタの設定は反映していません。メモリマップで設定したス
テート数にしたがってサイクル数を計算しています。
SIM-7
Question:
●
Title: パフォーマンスアナリシスで関数内でコールされる実行時ルー
チンはサイクル数にカウントされるのですか。
▲ Return
パフォーマンスアナリシスで関数内でコールされる実行時ルーチンはサイクル数にカ
ウントされるのですか。
Answer:
実行時ルーチンに限らず、関数内でコールされる関数についてはカウントされ
ません。
SIM-8
Question:
●
Title: SH4にてシミュレート時、1命令実行するのに数十サイクルか
かってしまいます。
▲ Return
SH4にてシミュレート時、1命令実行するのに数十サイクルかかってしまいます。
Answer:
SH4シミュレータ・デバッガではウェイトコントロールレジスタ(WCR)をサ
ポートしています。
エリア0の挿入ウェイトステートはデフォルトで15となっています。
また、SH4シミュレータ・デバッガではバスクロックとCPUクロックの分周率
を1:3とし、CPUクロックのクロック数を表示しています。
したがって、15サイクルのウェイトが挿入された場合、表示されるサイクル数
は45サイクルとなります。
ウェイトコントロールレジスタを設定してください。
SIM-9
Question:
●
Title: -repeatオプション(SHCコンパイラVer.8以降)を指定したら、
実行時に不当命令例外が発生しました。
▲ Return
-repeatオプション(SHCコンパイラVer.8以降)を指定したら、実行時に不当命令例
外が発生しました。
Answer:
-repeatオプションは、LDRC命令をサポートしたCPUのみ使用することができ
ます。
シミュレータのターゲット設定で、[SH3-DSP Simulator]および[SH3-DSP
Simulator (Little endian)]は
LDRC命令がサポートされていませんので、不当命令例外が発生します。
LDRC命令を含むアプリケーションをシミュレーションする場合には、[SH3DSP(Core) Simulator]、または[SH3-DSP(Core) Simulator (Little endian)]を使用
して下さい。
また、SRレジスタのDSPビットが0の時にDSP命令を実行した時にも不当命令
例外が発生します。
組み込み関数(set_cr)などを使用して、SRレジスタのDSPビットを1に設定して
下さい。
SIM-10
Question:
●
Title: シミュレータで取得できるカバレッジのレベルを教えてくださ
い。
▲ Return
シミュレータで取得できるカバレッジのレベルを教えてください。
Answer:
シミュレータでは、C0レベルのカバレッジを取得できます。
SIM-11 Title: シミュレータの対応状況を教えてください。
Question:
●
シミュレータの対応状況を教えてください。
▲ Return
Answer:
御使用頂いているコンパイラパッケージによって、同梱しているシミュレータ
のCPUシリーズが異なります。
●
●
SHC/C++コンパイラパッケージ
∼Ver.7 SH1、SH2、SH3、SH3-DSP、SH4
Ver.8* SH1、SH2、SH3、SH3-DSP、SH4、SH4A、SH4AL-DSP
Ver.9* SH1、SH2、SH3、SH3-DSP、SH4、SH4A、SH4AL-DSP、SH-2A
H8C/C++コンパイラパッケージ
∼Ver.4 H8S/2600、H8S/2000、H8/300L、H8/300H、H8/300
Ver.5* H8S/2600、H8S/2000、H8/300L、H8/300H、H8/300
Ver.6* H8S/2600、H8S/2000、H8/300L、H8/300H、H8/300、H8SX
*シミュレータはWindows版コンパイラパッケージにのみ同梱されています
SIM-12 Title: シミュレータが対応しているCPUの機能は何ですか?
▲ Return
Question:
●
シミュレータが対応しているCPUの機能は何ですか?
Answer:
各CPUシリーズのシミュレータによってシミュレータがサポートしている機能
が異なります。詳細は、High-performance Embedded Workshopユーザーズマ
ニュアルのシミュレータ・デバッガ編 2.3シミュレーション範囲にてご説明
しております。
SIM-13
Question:
●
Title: シミュレータで外部メモリ空間へのアクセス時のサイクル数は
どのように設定したらいいのでしょうか?
▲ Return
シミュレータで外部メモリ空間へのアクセス時のサイクル数はどのように設定したら
いいのでしょうか?
Answer:
High-performance Embedded Workshopのメニューのオプションから、シミュ
レータ->メモリリソースを選択して下さい。シミュレータシステムのメモリ設
定ダイアログが起動します。本ダイアログのメモリマップより設定を行いたい
メモリ空間を選択(マウスをダブルクリック)しアクセスサイクルを設定して
下さい。尚、BSC(バスステートコントローラ)の機能をサポートしているシ
ミュレータでは、プログラムにBSCのレジスタを設定して頂く事で本メモリ
マップに設定を反映する事が可能です。
SIM-14
Question:
●
Title: Cソースプログラムをデバッグしようとしていますが、ソースレ
▲ Return
ベルのデバッグを行うことが出来ません。
Cソースプログラムをデバッグしようとしていますが、ソースレベルのデバッグを行
うことが出来ません。
Answer:
High-performance Embedded Workshopを用いてビルドを行う場合、ソースレ
ベルのデバッグを行うためには、以下の全ての条件を満たしている必要があり
ます。
1. コンパイラ、最適化リンケージエディタの両方で、該当ファイルに対してデバッグ情
報出力のオプションを指定していること
2. コンパイラの出力形式に機械語プログラム(machinecode)を指定していること
(asmcode出力の場合、ソースレベルデバッグを行うことはできません)
3. 最適化リンケージエディタの出力形式に、"ELF/DWARF形式付き"の出力形式を指定
していること
4. 該当ロードモジュールおよびデバッグ情報をシミュレータ/エミュレータ上にロード
していること
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
E7の機能につい
E7の販売方法について
て
High-performance Embedded
Workshop-エミュレータ環境に関する その他
FAQ
E7エミュレータの販売方法について
E7-s1
E7エミュレータの製品構成を教えてください。
(Sep. 22, 2003)
E7-s2
(Sep. 22,
2003)
E7エミュレータにはHigh-performance Embedded Workshopが同梱され
ているとの事ですが、クロスツール(コンパイラ等)もEエミュレータに同
梱されていますか?
E7-s3
E10Tエミュレータは廃止を予定しているとありますが、E10Tエミュ
(Nov.22, 2004) レータでの新規デバイスのサポートはもうしないのでしょうか?
E7-s4
(Feb.07, 2005)
(Oct.26,2004)
個人ユーザがE7エミュレータを購入するルートはありますか。
(Apr.5, 2004)
(Jul.7.2003)
E7-s5
H8/36049Fの開発にE7エミュレータに同梱されているコンパイラや無
(Nov. 20, 2003) 償版コンパイラを使用できますか。
E7エミュレータの機能について
E7-f1
(Feb.07,
コンパイラパッケージのHigh-performance Embedded Workshopがイン
2005)
ストールされているPCにE7エミュレータのHigh-performance Embedded
(Apr.20,
Workshopをインストールするとどうなりますか?
2004)
また、E7エミュレータのHigh-performance Embedded Workshopがイン
(Feb.05,
ストールされているPCにコンパイラパッケージのHigh-performance
2004)
Embedded Workshopをインストールするとどうなりますか?
(Sep. 22,
2003)
E7-f2
E7-f3
(Jan.7,
2005)
E7-f4
E7エミュレータのインタフェース端子には保護素子はついていますか?
ついているのなら回路構成を教えてください。
一台のPCで複数のE7エミュレータを使うことができますか?
E7エミュレータとE6000エミュレータを一台のPCで両方とも使うことが
できますか?
E7-f5
(Apr.15,
2004)
(Sep. 22,
2003)
E7-f6
古いバージョンのコンパイラパッケージはE7エミュレータで使用可能で
すか?
E7エミュレータもE10Tエミュレータと同じように起動時にユーザプログ
ラムを内蔵フラッシュに書き込むのですか?
どのような手順でプログラムをマイコンにダウンロードするのでしょう
E7-f7
か。
(Jul. 7, 2003)
E10Tエミュレータとは手順が違うのですか。
E7-f8
E7エミュレータの動作環境としてPCのOSはWindows®98SE他が記載され
(Jul. 7, 2003) ていますが、Windows®98、Windows®NTでは動作しないのですか?
E7-f9
(May.10,
2004)
(Sep. 22,
2003)
(Jul. 7, 2003)
E7でH8マイコンを使用している場合、プログラムを実行しようとする
と、
「Program counter odd」「Stack pointer is odd」というエラーメッセー
ジが表示されます。
どうすれば回避できますか?
E7-f10
(May. 20,
ソースウインドウのブレークポイントを表示するためのカラム(欄)が
2004)
消えてしまいます。
(Sep. 22,
2003)
(Jul. 7, 2003)
E7-f11
(May. 20,
ハードウエアブレークを設定する場合、conditionダイヤログボックスで
2004)
アドレスを入力する際に「変数名」もしくは「ラベル名」での入力がで
(Sep. 22,
きません。
2003)
(Jul. 7, 2003)
E7-f12
マイコン仕様で規定しているフラッシュメモリの書き換え回数を超えた
(Jul. 7, 2003) 場合、E7エミュレータで何か不具合が起きますか。
E7エミュレータ起動時にE7エミュレータのランプが消えることがありま
E7-f13
す。
(Jul. 7, 2003)
その後E7エミュレータが反応しなくなり起動できません。
E7-f14
2003/3/31以前に入手した「無償版Tiny/SLPツールチェイン」をインス
(Sep. 22,
トールされた環境にE7エミュレータをインストールすると、新規
2003)
Workspace作成時に「Tiny/SLPツールチェイン」が選択できません。
(Jul. 7, 2003)
E7-f15
(May. 20,
一旦接続後、接続解除またはターゲットの初期化を行ったあと再接続を
2004)
し、逆アセンブルウィンドウを開こうとするとHigh-performance
(Sep. 22,
Embedded Workshopが異常終了してしまいます。
2003)
(Aug. 5, 2003)
E7-f16
(Mar.23,
I/Oレジスタウィンドウからレジスタの値を変更したが反映されません。
2005)
(Sep.22, 2003)
E7-f17
E7エミュレータ使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて下さい。
(Oct.6, 2003)
E7-f18
E7エミュレータに対応しているマイコンのコンパイル時のCPUコアの設
(Oct.6, 2003) 定は何でしょうか。
E7-f19
E7エミュレータのコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が
(Oct.6, 2003) 入っていた場合、影響はありますか。
E7-f20
ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教えてくだ
(Jun. 21,
さい。
2004)
(Oct.6, 2003)
E7-f21
E7エミュレータを接続した状態で、特定のポートのリード・ライト値が
(Oct.6, 2003) 正しくありません。
E7エミュレータでTinyシリーズとSLPシリーズをデバッグする場合、デ
バッグに使用する端子はポートと兼用である場合があります。
E7-f22
このようなポートの設定はプログラムではどのようにすればよいでしょ
(Apr.5, 2004) うか。
(Oct.6, 2003) たとえばH8/3664FはP85、P86、P87がデバッグ用の端子ですが、
PCR8、PDR8はどのように設定すればよいですか。
マイコン内蔵Flashメモリにソフトウエアブレークポイントを設定してデ
バッグをした後High-performance Embedded Workshopを終了し、再び
E7-f23
High-performance Embedded Workshopを起動するとソフトウエアブ
(Oct.6, 2003)
レークポイントを設定した箇所に不当命令が残っています。どうすれば
元の命令に置き換えることができますか。
E7-f24
ユーザプログラム実行中、リアルタイムエミュレーションは常に保証さ
(Nov.5, 2003) れますか?
E7-f25
サブアクティブモードのような低速モードでプログラムを実行したと
(Nov.5, 2003) き、E7エミュレータの動作も遅くなるのですか?
E7-f26
(Dec.22,
2003)
USBケーブルを抜くとブルースクリーンになってしまいます。
E7-f27
(Dec.22,
2003)
E7エミュレータと基板を接続した際に、「Boot Failed」
「Communication Timeout Error」と表示され「Target Missing」になっ
て接続できません。
E7-f28
(Sep.5, 2004) デバッグ作業中に「Communication Timeout Error」が表示されデバッグ
が中断してしまいます。
(Dec.22,
2003)
E7エミュレータのRun Time Count機能で実行時間を計りましたが分解能
E7-f29
がms単位のようです。
(Jan.9, 2004)
もっと細かい時間を測定したいのですが可能でしょうか。
E7-f30
Writing Flash Memory モードを使用した場合にSumData値が表示されま
(Feb.5, 2004) すが、 その計算方法を教えてください。
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB
adaptor を使用するためにインストールしようとしているソフトウェア
E7-f31
は、Windows XP との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格し
(Mar.5, 2004)
ていません。」 というダイアログが表示されますが問題ないでしょう
か?
E7-f32
(Mar.22,
2004)
USBドライバを正常にインストールできません。
E7-f34
(May. 10,
2004)
E7エミュレータマニュアルには「ブレークポイントを設定するためにフ
ラッシュメモリの書き換えが発生する」と記載されていますが、プログ
ラムをステップ実行するたびにフラッシュメモリの書き換えをするので
すか?
E7-f33
H8/300H TinyシリーズをE7エミュレータでデバッグ中に、ブレークが発
(Apr.5, 2004) 生するとSSU、IIC2、SCI3がクロックを出力してしまいます。
E7-f35
(May. 10,
2004)
E7-f36
(Jun. 21,
2004)
High-performance Embedded Workshopを起動したままでE7エミュレー
タの接続を解除するにはどうしたらいいでしょうか。
以下のデバイスはE7の対象デバイスにありませんが使用できないので
しょうか。
H8/36054F H8/36034F H8/36012F H8/3684F H8/3670F
H8/38002F
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィン
E7-f37
ドウで"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてくださ
(Jul.5.2004)
い。
E7-f38
E7を起動しマイコンと接続を行う途中でID Codeの入力を要求するダイア
(Sep.21.2004) ログが表示されますが、何を入力すればよいのでしょうか。
E7-f39
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
(Oct.20.2004)
E7-f40
E7エミュレータでデバッグ完了後、マイコン単体で動作確認をする場合
(Oct.20.2004) の注意事項はありますか。
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
E7-f41
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくな
(Nov.22.2004) りました。
表示させる方法はありますか?
E7-f42
R8C/TinyシリーズCPU書き換えモードのデバッグ中にプログラムが暴走
(Jan.20.2005) するのですが、対処方法を教えてください。
High-performance Embedded Workshop-エミュレータ環境に関するFAQ
E7-h1
High-performance Embedded Workshopのコンフィグレーションとセッショ
(Aug. 27,
ンとは何ですか?
2003)
E7-h2
(Aug. 27,
2003)
E7-h3
(Aug. 27,
2003)
E7-h4
(Aug. 27,
2003)
E7-h5
(Aug. 27,
2003)
その他
E7-o1
(Jan.20,
2004)
High-performance Embedded Workshop-エミュレータ環境でエミュレータと
シミュレータの環境を併用する方法を教えてください。
エミュレータの接続実行時,Timeout Errorになり接続ができなません。
High-performance Embedded Workshopの起動時にエミュレータ接続が開始
されません。
High-performance Embedded Workshopでプログラムを修正あるいはビルド
した後、正しいプログラムがエミュレータ側にダウンロードされません。
E7エミュレータ用自己診断プログラムを実行しましたが、エラーになりま
す。故障でしょうか?
E7-s1
Title: E7エミュレータの製品構成を教えてください
▲ Return
Question:
●
E7エミュレータの製品構成を教えてください
Answer:
製品構成は以下になります
・E7エミュレータ本体(95×65×21mm)
・USBケーブル(1500mm)
・UserSystem I/Fケーブル(200mm)
・CD(E7用のHigh-performance Embedded Workshop、マニュアル、自
己診断プログラム)
・Ver2.0.00からCDにTiny/SLP無償版コンパイラ、R8C/Tiny用無償版コ
ンパイラ、アプリケーションノートも添付されるようになりました。
(Sep , 22, 2003 追記)
注意:UserSystem I/Fコネクタ(型式:7604-6002:住友スリーエム㈱)
は、添付しておりません。お客様のほうでご用意ください。
E7-s2
Question:
●
Title: E7エミュレータにはHigh-performance Embedded
Workshopが同梱されているとの事ですが、ということはク
ロスツール(コンパイラ等)もE7に添付されているという事で
しょうか?
▲ Return
E7エミュレータにはHigh-performance Embedded Workshopが同梱されている
との事ですが、ということはクロスツール(コンパイラ等)もE7に添付されてい
るという事でしょうか?
Answer:
E7エミュレータのHigh-performance Embedded Workshopにはクロス
ツールは添付されておりません。E7のHigh-performance Embedded
Workshopはデバッガとしての機能しか含まれておりません。
クロスツールに関しましては製品版のコンパイラパッケージ、もしくは
無償版コンパイラをご使用くださいますようお願い申し上げます。
Ver2.0.00から無償版コンパイラ(Tiny/SLP、R8C/Tiny)も製品に添付され
るようになりました。
(Sep , 22, 2003 追記)
E7-s3
Question:
●
Title: E10Tは廃止を予定しているとありますが、E10Tでの新
規デバイスのサポートはもうしないのでしょうか?
▲ Return
E10Tは廃止を予定しているとありますが、E10Tでの新規デバイスのサポートは
もうしないのでしょうか?
Answer:
H8/Tiny, H8/SLPにつきましては新規デバイスサポートの追加予定はござ
いません。
新規デバイスをご採用の際はE7エミュレータをご使用ください。
E7-s4
Title: 個人ユーザがE7を購入するルートはありますか。
▲ Return
Question:
●
個人ユーザがE7を購入するルートはありますか。
Answer:
日本国内のお客様であれば、(株)ソリスト、サンハヤト(株)、共立電子産
業(株)からE7をご購入いただけます。
●
●
●
(株)ソリスト ホームページ http://www.soliste.jp/model/
renesas_detail.html
サンハヤト(株) ホームページ http://www.sunhayato.co.jp
共立電子産業(株)ホームページ http://keic.jp/info/
E7-s5
Question:
●
Title: H8/36049Fの開発にE7同梱のコンパイラや無償版コン
パイラを使用できますか。
▲ Return
H8/36049Fの開発にE7同梱のコンパイラや無償版コンパイラを使用できます
か。
Answer:
E7同梱のコンパイラや無償版コンパイラはメモリ空間が64KBを超えると
使用できません。
メモリが64KBを超えると、リンク時に下記のようなエラーメッセージが
出力されます。
L3100 (F) Section address overflow out of range : "セクション名"
このため使用することはできませんので、製品版のご購入をお願い致し
ます。
E7-f1
Question:
●
Title: コンパイラパッケージのHigh-performance Embedded
WorkshopがインストールされているPCにE7のHighperformance Embedded Workshopをインストールするとど
うなりますか?
また、E7のHigh-performance Embedded Workshopがインス
トールされているPCにコンパイラパッケージのHighperformance Embedded Workshopをインストールするとど
うなりますか?
▲ Return
コンパイラパッケージのHigh-performance Embedded Workshopがインストー
ルされているPCにE7のHigh-performance Embedded Workshopをインストール
するとどうなりますか?
また、E7のHigh-performance Embedded Workshopがインストールされている
PCにコンパイラパッケージのHigh-performance Embedded Workshopをインス
トールするとどうなりますか?
Answer:
Feb, 2, 2005 変更
最初にコンパイラパッケージ Ver6.x、Ver5.xをインストールした場合
同一フォルダにインストールすることによりビルドとデバッグをひとつ
のHigh-performance Embedded Workshopから操作することができるよ
うになります
(E7ソフトウエアVre2.0.00以降で対策されています)。
必ず同一フォルダに全てのコンポーネントをインストールしてくださ
い!
1.コンパイラパッケージをリビジョンアップして最新版にしてください
(2005年1月現在 V6は6.00 Release 00 V5は 5.0.06)
2. お持ちのE7のCDをドライブに挿入した状態でバージョンアップ用プロ
グラムを起動してください。
3. すでに製品に同梱されたE7ソフトウェアをインストールしている場合
(注)はそのままバージョンアップ用プログラムを起動してください。
4.High-performance Embedded Workshopのみのバージョンアップを
行ってください。(2005年1月現在 V.3.01.08)
注:
E7 Ver1.0.00がすでにインストールされている状態でアップデートをし
た場合:
-その後、(High-performance Embedded Workshopインストールディレク
トリ)¥System¥Sec¥Hitachi Debugger¥Debugger.hscを削除してくださ
い。
- (High-performance Embedded Workshopインストールディレクトリ)
¥pretools.hdbを削除してください。(pretools.hdbが存在しない場合は、
何も行う必要はございません)
コンパイラパッケージ5.0.05より古いバージョンをお持ちで5.0.05への
りビジョンアップを行わず(古いバージョンのままで)E7を使用したい場
合には別途お問い合わせください。
(コンパイラパッケージ、E7のバージョンをあわせてご連絡ください)
最初にコンパイラパッケージ Ver4.xがインストールされている場合
1. この場合はHigh-performance Embedded Workshopのバージョンが1.
xになりますのでE7は別のフォルダにインストールしてください。
2. E7のソフトウェアを最新版にバージョンアップしてください。
3. E7のHigh-performance Embedded Workshopを起動してアドミニス
トレーションからHigh-performance Embedded Workshop1.xのツール
チェインを登録してください
4. 新規ワークスペースの作成はHigh-performance Embedded
Workshop1.xで行い、その後E7のHigh-performance Embedded
Workshopでそのワークスペースを起動しニューバーの[オプション]から
[デバッグの設定]→[ターゲット]にE7を選択してE7を起動してください。
5. High-performance Embedded Workshopのみのアップデートも可能
です。(その場合は自動的にE7のHigh-performance Embedded Workshop
だけアップデートされます)
6. E7のHigh-performance Embedded Workshopからビルドとデバッグ
を行ってください。
7. 最新版のコンパイラパッケージの購入をお勧めします。
最初に無償版コンパイラがインストールされている場合
同一フォルダにインストールすることによりビルドとデバッグをひとつ
のHigh-performance Embedded Workshopから操作することができるよ
うになります。 (E7ソフトウエアVre2.0.00以降で対策されていま
す)。
必ず同一フォルダに全てのコンポーネントをインストールしてくださ
い!
1.2003/3/31以前に入手した無償版コンパイラは使用できません。
2. .お持ちのE7のCDをドライブに挿入した状態でバージョンアップ用プ
ログラムを起動してください。
3. すでにE7をインストールしている場合はそのままバージョンアップ用
プログラムを起動してください。
4High-performance Embedded Workshopのみのバージョンアップを行っ
てください。
(2005年1月現在 V.3.01.08)
[注意]
E7 Ver1.0.00がすでにインストールされている状態でアップデートをし
た場合:
-その後、(High-performance Embedded Workshopインストールディレク
トリ)¥System¥Sec¥Hitachi Debugger¥Debugger.hscを削除してく ださ
い。
- (High-performance Embedded Workshopインストールディレクトリ)
¥pretools.hdbを削除してください。
(pretools.hdbが存在しない場合は、何も行う必要はございません)
すでにE7がインストールされている場合
同一フォルダにインストールすることによりビルドとデバッグをひとつ
のHigh-performance Embedded Workshopから操作することができるよ
うになります。
必ず同一フォルダに全てのコンポーネントをインストールしてくださ
い!
1.お手持ちのE7のソフトがVer1.0.00の場合はVer2.0.00以降にバージョ
ンアップしてください。
2.コンパイラパッケージ無償版、Ver5.xもしくはVer6.xをE7と同一フォ
ルダにインストールしてください。
3.コンパイラパッケージが最新で無い場合最新版にリビジョンアップし
てください。
(2005年1月現在 V6は6.00 Release 00 V5は 5.0.06)
4.High-performance Embedded Workshopのみのバージョンアップも可
能です。
(2005年1月現在 V.3.01.08)
E7-f2
▲
Title: E7のインタフェース端子には保護素子はついていますか?
ついているのなら回路構成を教えてください。
Return
Question:
●
E7のインタフェース端子には保護素子はついていますか?
ついているのなら回路構成を教えてください。
Answer:
ターゲットインタフェースのページからダウンロードできる資料に記載さ
れています。 → ターゲットインタフェース
E7-f3
Question:
●
Title: 一台のPCで複
数のE7を使うこと
ができますか?
▲ Return
一台のPCで複数のE7を使うことができますか?
Answer:
はい、使用可能です。
同時に使用する場合は台数分だけHigh-performance Embedded Workshop
を起動する必要があります。まず、E7のソフトウェアを最新にしてくださ
い。E7を複数台同一PCに接続し起動するとDriver detailsのダイアログで
Channelが台数分表示されます。
Channelを切り替えることによりE7を切り替えることができます。
▲
Return
Title: E7とE6000を一台のPCで両方とも使うことができます
か?
E7-f4
Question:
●
E7とE6000を一台のPCで両方とも使うことができますか?
Answer:
複数のHigh-performance Embedded Workshopを同時に起動することは可
能です。
ですから、E6000がHigh-performance Embedded Workshop対応になった
場合でも同時起動は可能です。
Title: 古いバージョンのコンパイラパッケージはE7で使用可
能ですか?
E7-f5
Question:
●
▲ Return
古いバージョンのコンパイラパッケージはE7で使用可能ですか?
Answer:
H8ファミリ用マイコンをご使用の場合、E7エミュレータがダウンロー
ドできるデータ形式は、下記の4種類です。
1.
2.
3.
4.
ELF/DWARF2 (デバッグ情報付き.abs)
S-Record (モトローラフォーマット .mot)
Binary Intel Hex
ソースコードデバッグをするためには、1.ELF/DWARF2の形式でプログラ
ムをダウンロードする必要があります。
その場合、H8ファミリ用コンパイラパッケージのVer4.0以降 (Highperformance Embedded Workshop1.2以降、C/C++コンパイラVer4.0以降)
をご使用ください。
もし、Ver4.0より古いバージョンのコンパイラパッケージをご使用の場合
は、デバッグ情報付きファイル(.abs)がSYSROFという形式のため、
E7エミュレータではダウンロードできません。
S-Record、BinaryまたはIntel Hex形式のファイルを作成いただき、ダウン
ロードしてください。
S-Record、BinaryまたはIntel Hex形式のファイル作成方法:
Linkerの出力ファイル形式において、下記を指定してください。
1. Stype via absolute
2. HEX via absolute
3. Binary via absolute
Ver4.0以降を使用する場合のインストール方法に関してはE7-f1を参照し
てください。
(Apr.15, 2004 追記)
E7-f6
Question:
●
Title: E7もE10Tと同じように起動時にユーザプログラムを内
蔵フラッシュに書き込むのですか?
▲ Return
E7もE10Tと同じように起動時にユーザプログラムを内蔵フラッシュに書き込む
のですか?
Answer:
E7は起動時には内蔵フラッシュにユーザプログラムは書き込みません。一
度E7を起動した後にユーザプログラムをダウンロードするという動作が必
要です。
E7-f7
Question:
●
Title: どのような手順でプログラムをマイコンにダウンロー
ドするのでしょうか。
E10Tとは手順が違うのですか。
▲ Return
どのような手順でプログラムをマイコンにダウンロードするのでしょうか。
E10Tとは手順が違うのですか。
Answer:
E10TはHDIというGUIですが、E7ではHigh-performance Embedded
WorkshopというGUIになっているため、手順が変わっています。
「オプション」>「デバッグの設定」を選んでいただくと、「デバッグの
設定」というダイアログボックスが開きます。
ダウンロードファイルの指定は、ダイアログボックス右下の「ダウン
ロードモジュール(D)」「追加」ボタンで、ファイルを指定してくださ
い。「OK」をクリックすると、HEW画面左側のプロジェクトウインド
ウに、該当ファイルがツリー表示されます。
この状態では、まだファイルが登録されただけで、ファイルのダウン
ロードはされません。
ダウンロード対象ファイルに対してマウス右クリックし、「ダウンロー
ド」を指定することで、プログラムのダウンロードができます。
(詳細はE7エミュレータユーザーズマニュアル デバッガ編 4.2
章、4.3章 にHEWの起動方法とファイルのダウンロード方法を記載
していますので、参考にしてください)
なお、実際のフラッシュメモリにプログラムをダウンロードするのは、
ユーザプログラム実行直前です。
E7-f8
Question:
Title: E7の動作環境としてPCのOSはWindows®98SE他が記載
されていますが、Windows®98、Windows®NTでは動作しな
いのですか?
▲ Return
E7の動作環境としてPCのOSはWindows®98SE他が記載されていますが、
Windows®98、Windows®NTでは動作しないのですか?
●
Answer:
Windows®98、Windows®NTではE7は動作いたしません。
Windows®98SE、Windows®ME、Windows®2000およびWindows®XP環
境でE7をご使用ください。
E7-f9
Question:
●
Title: E7でH8マイコンを使用している場合、プログラムを
実行しようとすると、
「Program counter odd」「Stack pointer is odd」というエ
ラーメッセージが表示されます。
どうすれば回避できますか?
▲ Return
E7でH8マイコンを使用している場合、プログラムを実行しようとすると、
「Program counter odd」「Stack pointer is odd」というエラーメッセージが
表示されます。
どうすれば回避できますか?
Answer:
・プログラムカウンタに関して
ユーザプログラムをダウンロードしているか確認してください。
プログラムのダウンロードは、[デバッグ->ダウンロード]からロードモ
ジュールを選択するか、
[Workspace]ウィンドウの[Download modules]のロードモジュールを右
クリックすると表示される
ポップアップメニューより[ダウンロード]を選択します。
その後、「CPUリセット」をしてください。
ダウンロードがされていない場合、お客様のプログラムでリセットベ
クタを設定されていても反映されず、結果としてプログラムカウンタ
が奇数になったり、実行後、暴走してスタックポインタが奇数になっ
たりしますので必ずダウンロードをしてから実行してください。
以上の作業で解決しない場合、お客様のプログラムのリセットベクタ
の設定を見直してください。
・スタックポインタに関して
H8マイコンではスタックポインタの初期値は不定であり、奇数は許さ
れていません。
また、E7は「実行」系の動作をする際にエミュレータ自身がユーザス
タックを使用するため、ワークスペース作成時に初期値を内蔵RAM領
域に設定しています。*1
しかし、故意に奇数に設定した、または暴走して奇数になってしまっ
た後に実行等を行おうとすると「Stack pointer is odd」というエラー
メッセージが表示されます。
その場合には「CPUリセット」ではスタックポインタは内蔵RAM領域
に設定されず、「実行」する前に手動でスタックポインタ(R7)の値
を内蔵RAM領域に変更する必要があります。
ただし、「リセット後実行」の場合は、スタックポインタが内蔵RAM
領域以外であっても偶数であればE7側で内蔵RAM領域に修正後実行さ
れます。*2
*1*2 E7ソフトウェアVer1.0.00では未対応なので手動でスタックポイ
ンタ
(R7)を設定する必要があります。
最新版へのバージョンアップをお願いします。(May.10, 2004 追記)
E7-f10
Question:
●
Title: ソースウインドウのブレークポイントを表示するため
のカラム(欄)が消えてしまいます。
▲ Return
ソースウインドウのブレークポイントを表示するためのカラム(欄)が消えてし
まいます。
Answer:
ブレークポイントを表示するカラムが消えるのは、E7エミュレータソフ
トウエアV1.0.00の不具合です。Ver2.0.00以降において修正いたしまし
た。
お手数ですが、E7ソフトウェアを最新版にバージョンアップしてくださ
い。
E7-f11
Question:
●
Title: ハードウエアブレークを設定する場合、conditionダイ
ヤログボックスでアドレスを入力する際に「変数名」もしく
は「ラベル名」での入力ができません。
▲ Return
ハードウエアブレークを設定する場合、conditionダイヤログボックスでアドレ
スを入力する際に「変数名」もしくは「ラベル名」での入力ができません。
Answer:
conditionダイヤログボックスで「変数名」もしくは「ラベル名」での入力
ができないのは、E7エミュレータソフトウエアV1.0.00の制限事項で
す。
Ver2.0.00以降において修正いたしました。
お手数ですが、E7ソフトウェアを最新版にバージョンアップしてくださ
い。
E7-f12
Question:
●
Title: マイコン仕様で規定しているフラッシュメモリの書き
換え回数を超えた場合、E7で何か不具合が起きますか。
▲ Return
マイコン仕様で規定しているフラッシュメモリの書き換え回数を超えた場合、
E7で何か不具合が起きますか。
Answer:
フラッシュメモリの書き換え回数によるは、使用条件によって大きな差が
あります。既定の回数を僅かでも超えると動作しなくなる、といったもの
ではありません。
目安としては、フラッシュメモリ書き換え時間が極端に長くなったら、規
定回数を超えたものと考えてください。E7エミュレータではプログラムを
実行する直前にフラッシュメモリにプログラムをダウンロードしますの
で、Goコマンド発行後ステータスウインドウに"Download"の表示が出て
いる時間を参考にしてください。
(例)同じサイズのプログラムを実行するのに以前は"Download"の表示が
1秒以下だったが、5秒以上表示されるようになった。
>フラッシュメモリ書き換え回数規定を超えたと考えられます。マイコ
ンを交換してください。
E7-f13
Question:
●
Title: E7起動時にE7のランプが消えることがあります。
その後E7が反応しなくなり起動できません。
▲ Return
E7起動時にE7のランプが消えることがあります。
その後E7が反応しなくなり起動できません。
Answer:
USBがサスペンド状態になったためと推定されます。USBコネクタを抜き
差ししてから起動してください。
E7-f14
Question:
●
Title: 2003/3/31以前に入手した「無償版Tiny/SLPツール
チェイン」をインストールされた環境にE7をインストールす
ると、新規Workspace作成時に「Tiny/SLPツールチェイン」
が選択できない。
▲ Return
2003/3/31以前に入手した「無償版Tiny/SLPツールチェイン」をインストール
された環境にE7をインストールすると、新規Workspace作成時に「Tiny/SLP
ツールチェイン」が選択できない。
Answer:
お手数ですが、一度「日立版 無償版Tiny/SLPツールチェイン」をアンイ
ンストールいただき、
「ルネサス版 無償版Tiny/SLPツールチェイン」をインストールいただく
ようお願いいたします。
なお、「ルネサス版 無償版Tiny/SLPツールチェイン」を起動後E7に添
付されているHigh-performance Embedded Workshopをインストールして
ください。
Ver2.0.00よりE7添付のソフトに無償版コンパイラも含まれるようになり
ました。
E7-f15
Question:
●
Title: 一旦接続後、接続解除またはターゲットの初期化を行った
あと再接続をし、逆アセンブルウィンドウを開こうとすると
▲ Return
High-performance Embedded Workshopが異常終了してしまい
ます。
一旦接続後、接続解除またはターゲットの初期化を行ったあと再接続をし、逆ア
センブルウィンドウを開こうとするとHigh-performance Embedded Workshopが
異常終了してしまいます。
Answer:
High-performance Embedded Workshopが異常終了するのは、E7エミュ
レータソフトウエアV1.0.00の不具合です。
Ver2.0.00以降において修正いたしました。
お手数ですが、E7ソフトウェアを最新版にバージョンアップしてくださ
い。
E7-f16
Question:
●
Title: I/Oレジスタウィンドウからレジスタの値を変更したが反
映されない。
▲ Return
I/Oレジスタウィンドウからレジスタの値を変更したが反映されない。
Answer:
大変申し訳ございません、これはE7のHigh-performance Embedded
Workshopの不具合です。
レジスタの値の編集時に編集前の値と編集後の値が同じになる場合はメモ
リの書き込みが発生しません。
特にライトオンリーのレジスタに対して書き込めないというケースが多
く、大変ご迷惑をおかけししておりますが、メモリーウィンドウから直接
レジスタのアドレスを指定して書き換えていただきたくお願いいたしま
す。
Ver2.0.00において修正いたしました。
ページ左部の「各種ダウンロード」→「エミュレータ」→「E7」からバー
ジョンアッププログラムをダウンロードしてください。(Sep , 22, 2003
追記)
なお、ライトオンリーレジスタは正常に書き込み終了した後であっても、
エミュレータのIOレジスタウインドウ、メモリウインドウ、その他のメモ
リ参照機能を使って書き込んだ値を読み出すことはできません。そのた
め、表示内容には書き込んだ値が反映されませんので注意してください。
(Mar , 23, 2005 追記)
E7-f17
Title: E7使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて下さい。 ▲ Return
Question:
●
E7使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて下さい。
Answer:
E7ターゲットインタフェース
(URL:http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/toolhp/manual/h8/e7/
index.html)からダウンロードできるマニュアルの4項に各マイコン毎の制
限や注意事項が記載 されておりますので参照ください。
E7-f18
Question:
●
Title: E7に対応しているマイコンのコンパイル時のCPUコアの
設定は何でしょうか。
▲ Return
E7に対応しているマイコンのコンパイル時のCPUコアの設定は何でしょうか。
Answer:
High-performance Embedded Workshopのプロジェクトジェネレータでマ
イコン名を指定した場合に自動的に設定されます。
手動で設定する場合は以下になります。
H8/36049F以外のH8/300H Tinyシリーズ:300H ノーマルモード
H8/36049F :300H 16Mアドバンストモード
300L SLPシリーズ :300Lモード
E7-f19
Question:
●
Title: E7のコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が
入っていた場合、影響があるのでしょうか。
▲ Return
E7のコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が入っていた場合、影響が
あるのでしょうか。
Answer:
E7のコネクタのNC(ノンコネクト)ピンはE7内部で使用しておりま
す。
ここに入力信号を接続すると信号の衝突が起き、E7の誤動作および破壊
を招く可能性があります。
したがってNCとなっているところには何も接続しないでください。接続
した場合、動作保証ができません。
E7-f20
Question:
●
Title: ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作につい
▲ Return
て教えてください。
ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教えてください。
Answer:
(1)ユーザプログラム実行中
ターゲットボード上のリセットは有効です。リセット後、リセットベク
タからプログラムが実行します。E7を接続していない場合と同じ動作で
す。
(2)ユーザプログラムブレーク中
ターゲットボード上のリセットは無効です。E7エミュレータのリセッ
ト機能をご使用ください。
(3) R8C/Tinyのデバッグ時には、ユーザプログラム実行中あるいはブレー
ク中のいずれの場合も ターゲットボード上からリセットを行なわないで
ください。
ユーザターゲットシステムからリセットするとE7エミュレータが制御で
きなくなってしまいます。R8C/Tinyをリセットする場合は、必ずHEW
のコマンドでリセットしてください。
(Jun. 21, 2004 追記)
E7-f21
Question:
●
Title: E7エミュレータを接続した状態で、特定のポートのリー
ド・ライト値が正しくない。
▲ Return
E7エミュレータを接続した状態で、特定のポートのリード・ライト値が正しく
ない。
Answer:
例えば、H8/38024ではE7の制御にP34, P35, P36, P95を使用しますが、
P31, P32等の残りのポートのPDRの内容には次のような制約があります。
・ブレーク中はポート3、ポート9を使用して制御します。PDRはバイト単
位で操作するレジスタであるため、E7が動作するにはPDR3, PDR9を「バ
イト単位で」リード/ライトします。その際、本来のPDRの内容はE7制
御ソフトがブレーク直後に退避します。そしてプログラム実行の直前に退
避していた値を書き戻すという操作をします。
・High-performance Embedded Workshopのリフレッシュコマンドを実施
した状態では、E7の制御ソフトはブレーク直後に退避した内容をPC画面
上に表示しているだけ、実際にPDRのアクセスを行なっていません。従っ
て、ブレーク中に入力端子の状態を変化させても(実際のマイコンのPDR
には値が設定されますが)、E7制御ソフトはPDRを読みにいかず退避し
た値を表示しているため内容が更新されません。
・同様にI/Oレジスタウインドウや、メモリウインドウでPDRのライトを
したとき、E7制御ソフトは画面上で値を更新しますが、実際にPDRに書
込みを行なうのはプログラム実行直前です。
E7-f22
Question:
●
Title: E7でTinyシリーズとSLPシリーズをデバッグする場合、
デバッグに使用する端子はポートと兼用である場合がありま
す。
このようなポートの設定はプログラムではどのようにすればい ▲ Return
いでしょうか。
たとえばH8/3664FはP85、P86、P87がデバッグ用の端子です
が、PCR8、PDR8はどのように設定すればいいですか。
E7でTinyシリーズとSLPシリーズをデバッグする場合、デバッグに使用する端
子はポートと兼用である場合があります。
このようなポートの設定はプログラムではどのようにすればいいでしょうか。
たとえばH8/3664FはP85、P86、P87がデバッグ用の端子ですが、PCR8、
PDR8はどのように設定すればいいですか。
Answer:
H8/3664Fの場合、E7接続時はP85、P86、P87はポートとしては使用で
きませんが、
P80∼P84までの端子はE7接続中もポートとして使用できます。
お客様がPCR8を操作する場合にはビット0∼4はお客様の設定で、ビット
5、6、7は初期値と同じ0をライトしてご使用ください。
これは他のデバイスでも端子が兼用のモジュールに関して同様に考えてい
ただいて結構です。
E7-f23
Question:
●
Title: マイコン内蔵Flashメモリにソフトウエアブレークポイン
トを設定してデバッグをした後High-performance Embedded
Workshopを終了し、再びHigh-performance Embedded
Workshopを起動するとソフトウエアブレークポイントの箇所
に不当命令が残っています。どうすれば元の命令に置き換える
ことができますか。
▲ Return
マイコン内蔵Flashメモリにソフトウエアブレークポイントを設定してデバッグ
をした後High-performance Embedded Workshopを終了し、再びHighperformance Embedded Workshopを起動するとソフトウエアブレークポイント
の箇所に不当命令が残っています。どうすれば元の命令に置き換えることができ
ますか。
Answer:
[オプション]→[エミュレータ]→[システム]ダイアログボックス内の[Flash
memory synchronizasion]のコンボボックス上で[PC to flash meory]を選択
してください。
ユーザプログラム停止時にフラッシュメモリ書込みのために待ち時間が生
じますが、フラッシュメモリの内容を元の命令に書き戻します。
なお、ユーザプログラムを実行中に強制的にHigh-performance
Embedded Workshopを終了させてしまうとフラッシュメモリへの書き戻
しはできなくなりますので注意をしてください。
E7-f24
Title: ユーザプログラム実行中、リアルタイムエミュレーション
は常に保証されますか?
▲
Return
Question:
●
ユーザプログラム実行中、リアルタイムエミュレーションは常に保証されます
か?
Answer:
E7エミュレータはユーザプログラム実行中に、マイコン内蔵メモリやIOレ
ジスタの参照・変更する機能がありますが、その場合は短時間ですがユー
ザプログラムの実行が中断し、エミュレータ制御プログラムが動作しま
す。
下記にユーザプログラムの実行が中断される操作を示します。
1.[メニュ]->[表示]->[逆アセンブリ] 選択で開く[逆アセンブリ]ウィンドウ
2.[メニュ]->[表示]->[CPU]->[メモリ]選択で開く[メモリ]ウィンドウ
3.[メニュ]->[表示]->[CPU]->[IO] 選択で開く[IO]ウィンドウ
4.[メニュ]->[表示]->[グラフィック]->[画像]選択で開く[画像]ウィンドウ
5.[メニュ]->[表示]->[グラフィック]->[波形]選択で開く[波形]ウィンドウ
6.[ソース]ウィンドウでのツールチップウォッチ
[ソース]ウィンドウ上の変数上にカーソルをおくとメモリアクセスし
て変数の値を表示します。
7.[メニュ]->[表示]->[コード]->[スタックトレース]選択で開く
[スタックトレース]ウィンドウ
プログラム実行中に[スタックトレース]ウィンドウを開いた場合、メモ
リリードが発生します。
プログラム実行前に[スタックトレース]ウィンドウを開いてそのままプ
ログラムを実行した場合は、メモリリードは発生しません。
参考値
以下の環境でのユーザプログラムの停止時間を示します。
ホストコンピュータ:PentiumIII 500MHz
H8/3664F:システムクロック周波数 16MHz
コマンドラインウインドウから1バイトメモリリードを行った場合の、停
止時間は約48msです。
E7-f25
Title: サブアクティブモードのような低速モードでプログラムを
実行したとき、E7エミュレータの動作も遅くなるのですか?
▲
Return
Question:
●
サブアクティブモードのような低速モードでプログラムを実行したとき、E7エ
ミュレータの動作も遅くなるのですか?
Answer:
E7エミュレータではユーザプログラムがブレークした際、低速モードの
ままではブレーク中の操作が遅くなるため、アクティブモードに遷移しま
す。再度プログラムを実行する場合は、E7エミュレータがブレーク前の動
作モードに戻す操作を行います。
E7-f26
Title: USBケーブルを抜くとブルースクリーンになってしまう
▲
Return
Question:
●
E7のファームウェアセットアップのため、セットアップツールやライセンス
ツールを動作させました。画面の指示に従ってUSBケーブルを抜いたところ、
WindowsがSTOPエラーを発生させブルースクリーンになって停止してしまいま
した。
Answer:
大変申し訳ございません、この現象はE7用USBドライバの不具合によるも
のです。 この問題を解決するためには、ドライバの更新をお願いします。
ダウンロードサイトの最新ドライバをこちらからダウンロードし、exe
ファイルを実行してくださ。PC再起動後、ドライバが更新されます。
該当するE7 ソフトウェアバージョン : V1.0.00∼V2.0.xx E7-f27
Question:
●
Title: E7と基板を接続した際に、「Boot Failed」
「Communication Timeout Error」が表示され「Target
Missing」になって接続できません。
▲
Return
E7と基板を接続した際に、「Boot Failed」「Communication Timeout Error」が
表示され「Target Missing」になって接続できません。
Answer:
E7が接続できない原因は様々なケースが考えられます。 以下に過去の事
例を掲載します。
1. 結線に間違いがあった。
マニュアルの結線図と再度比較をお願いいたします。
2. マイコン自体が正常に動作できていない。
要因としては以下の例が考えられます(端子等はマイコンにより有無がありま
す)。
●
OSC1,OSC2等のクロック入力端子への入力クロックが規定外であったり、水晶発
振子が規定外のものを使用している。
❍ TEST端子の端子処理を間違っている。
❍ VCL端子等の安定化端子の処理を間違っている。
❍ IRQAEC端子等の制御端子を"Low"レベルに固定している。
❍ H8/38104F,H8/38124FマイコンでE7接続の際、外部クロック入力が必要
であるが入力していない(リングオシレータ使用時)。
❍ マイコンがICソケットに実装されている場合、ICソケットがルネサス推
奨のものでなく接触不良を起こしている。あるいはネジがしっかり絞まっ
ていない。
❍ Vcc端子への入力電圧が不足している(マスクROM版マイコンと異なる保証
のものがあります)
❍ 水晶発振子を使用する際に端子にオシロスコープのプローブ等の容量負荷
があり、発振できない。
3. Select Emulator Modeのマイコン名選択の間違い(事例多数、この場合は即座に
「Boot Failed」が表示されますので、再度マイコン名の確認をお願いします)。
4. 基板のパワーオンのタイミングを間違えた。
「Power on target board and press <Enter> key.」のダイアログが表示され
てから基板の電源を入れてください。
マイコン内部にパワーオンリセット時のみ初期化されるE7との通信用回路が搭載
されています(再接続時も同様です)。
5. 「System Clock」入力ダイヤログにおいて入力する周波数を間違えた。
H8/300L SLPシリーズなど内部2分周されるマイコンの場合でも、外部入力ク
ロックの周波数を入れてください。
6. マイコンに電流がリークしていてパワーオンリセットができない。マイコンの特
定端子からVCC端子に電流リークが無いことを確認してください。ユーザシステ
ム(マイコン)の電源が落ちていても、I/Oポート端子あるいはアナログ入力端子に
電圧が加わっているとマイコン内部回路からVCC端子あるいはAVCC端子にに電
流リークが発生します。これはマイコンがパワーオンリセットできない上に、マ
イコンのスペック違反となります。ユーザシステム(マイコン)の電源オフ時に
は、I/Oポート端子あるいはアナログ入力端子に電圧が加わわらない回路にして
ください。
7. E7のACTランプが消えている状態である。
お手数ですが、High-performance Embedded Workshopを終了しE7のDIPスイッ
チが"1"であることを確認し、USBコネクタを再度抜き差ししてからHighperformance Embedded Workshopを再起動してください。
E7-f28
Question:
●
Title: デバッグ作業中に「Communication Timeout Error」が表
示され、デバッグが中断してしまいます。
▲ Return
デバッグ作業中に「Communication Timeout Error」が表示され、デバッグが中
断してしまいます。
Answer:
E7はブレーク中(ユーザプログラムを実行していない状態では)マイコンと
通信を行っています。 E7用のRAM領域をユーザプログラムが使用してい
る場合、E7からの命令に対してマイコン内部のE7用のファームが正常に
動作できずこのエラーが表示されます。
以下過去の事例を掲載します。
なお、E7が占有するRAM領域に関しては各デバイス別個別マニュアルの
「E7 エミュレータと各MCU の相違点」の章に記載されています。
リンカの設定でE7用のRAMのアドレスを使用するような設定になってい
る。
→リンカの設定を見直してください。
ユーザプログラムのイニシャライズ部でRAMの初期化範囲を間違えた。
→プログラムの内容を見直してください。
ユーザプログラムの暴走によりE7用のRAM領域を使用してしまった。
→お手数ですがE7を初期化してください。
またR8C Tinyシリーズの場合、E7エミュレータとMCUはデバッグ中、
UART1(送受信制御レジスタ1)の機能を
使用しています。そのため、プログラム中でUART1を操作すると、
Communication Timeout Errorが発生します。
E7エミュレータの制限事項になりますので、UART1は操作しないでくだ
さい。
なお、CコンパイラM3T-NC30WAのサンプルスタートアッププログラム
(ncrt0.a30)では、標準入出力関数(init関数)を使用する設定になっていま
す。
これが設定されている場合、UART1が初期化されます。
以下の方法で、標準関数入出力初期化処理を無効にしてください。
(1)スタートアップncrt0.a30中のinit関数呼び出し部をコメントアウトす
る。
; .glb _init
; jsr _init
(2)init関数呼び出し部を有効にしない。
(a) High-performance Embedded Workshopを使用する場合
新規プロジェクト作成時のウィザード
"New Project-3/6-Setting the contents of Files to be
Generated"で表示される、
[Use Standard I/O Library]チェックボックスにチェックしな
い。
(b) High-performance Embedded Workshopを使用する場合
(プロジェクト作成後)
以下の手順でアセンブラオプション -D__STANDARD_IO__=1
のチェックをはずす。
1. メニュー[オプション]→[Renesas M16C Standard Toolchain]
をクリックする。
2. Renesas M16C Standard Toolchainダイアログボックスが表示
される。
3. Assemblyタブをクリックする。
4. Category:Source、Show entries for:Definesを選択する。
5. [-D__STANDARD_IO__=1] Enable initialization for standard
&I/O library.のチェックをはずす。
6. OKボタンをクリックする。
(c) DOS窓上でコンパイル(High-performance Embedded
Workshopを使用しない)
アセンブラオプション -D__STANDARD_IO__=1 を指定しな
い。
なお、init関数の有効/無効の設定については注意事項がありますので、
以下のツールニュースをご確認ください。
http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/n040501/tn9.htm
E7-f29
Question:
●
Title: E7のRun Time Count機能で実行時間を計りましたが分解
能がms単位のようです。 もっと細かい時間を測定したいので
すが可能でしょうか。
▲ Return
E7のRun Time Count機能で実行時間を計りましたが分解能がms単位のようで
す。
もっと細かい時間を測定したいのですが可能でしょうか。
Answer:
E7のRun Time Count機能はタイマリソースはPC(パソコン)になります。
そのためms単位以下の細かい時間を測定することはできません。 また、
デバッガソフトの処理時間も計測されますのでご注意ください。
E7-f30
Question:
●
Title: Writing Flash Memory モードを使用した場合にSumData
値が表示されますが、その計算方法を教えてください。
▲ Return
Writing Flash Memory モードを使用した場合にSumData値が表示されますが、
その計算方法を教えてください。
Answer:
対象マイコンの内蔵ROM領域の内容を0番地から1バイト毎に加算し合計
値の4バイトを表示します。
例:
H8/3664Fの場合には計算範囲はH'0000番地∼H'7FFF番地になります。
ユーザプログラムが存在しない領域はH'FFで計算します。
なお、E7用の専用ROM領域を持っているマイコンの場合はその領域も対
象になります。
例:
H8/3672Fの場合には計算範囲はH'0000番地∼H'4FFF番地になります。
E7-f31
Question:
●
Title: Windows XP ProへUSBドライバをインストールす
ると、「E7/E10 USB adaptor を使用するためにインス
トールしようとしているソフトウェアは、Windows XP
との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格して
いません。」 というダイアログが表示されますが問題な
いでしょうか?
▲ Return
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB adaptor
を使用するためにインストールしようとしているソフトウェアは、Windows XP
との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格していません。」 というダイ
アログが表示されますが問題ないでしょうか?
Answer:
そのままインストールを継続していただいて問題ございません。
Microsoft社は、WindowsXP以降、不正なドライバを排除しPCの安定性を
高める目的で、ドライバの認証を提唱しています。
ルネサスのUSBドライバはMicrosoft社の認証ではありませんが、ルネサス
が十分な検証を行いお客様に提供させていただいております。
E7-f32
Question:
●
Title: USBドライバが正常にインストールできません。
▲ Return
USBドライバが正常にインストールできません。
Answer:
ザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしていませんか?
ザイリンクス社ホームページの問題に該当していないかどうか確認くださ
い。
1. 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って
回避策を実行ください。
2. (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新
のザイリンクス社製ソフトウェアをインストールください。
3. (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザ
イリンクス社にお問い合わせください。
E7-f33
Question:
●
Title: H8/300H TinyシリーズをE7でデバッグ中に、ブレークが
発生するとSSU、IIC2、SCI3がクロックを出力してしまいま
す。
▲ Return
H8/300H TinyシリーズをE7でデバッグ中に、ブレークが発生するとSSU、
IIC2、SCI3
がクロックを出力してしまいます。
Answer:
IOレジスタウィンドウでSynchronous Serial Communication Unit(SSU)の
SSRDRレジスタ、IIC Bus Interface Controller 2(IIC2)のICDRRレジスタ、
Serial Communication Interface 3(SCI3)のRDRレジスタを表示している場
合、もしくはメモリウィンドウでそれらのレジスタアドレスを表示してい
る場合に本現象が発生します。
デバッグ中にIOレジスタウィンドウ、メモリウィンドウが更新のされる
と、該当するレジスタがリードされその結果クロックが出力されてしまい
ます。
本現象を回避するには該当するレジスタにアクセスしないようにするしか
ありません。
IOレジスタウィンドウの場合は該当するモジュールのレジスタ全てを見な
いようにするか、
[High-performance Embedded Workshopインストールフォルダ]¥Tools
¥Renesas¥DebugComp¥Platform¥E7¥IOFiles
にある[使用マイコン].ioファイルの記述から該当レジスタを、E7ユーザマ
ニュアル「付録E I/O ファ イルフォーマット」の項に従って削除してく
ださい。
メモリウィンドウの場合は、カーソルをメモリウィンドウ上に置き、右ク
リックで「表示固定」にすれば自動的に更新されることはありません。
E7-f34
Title: E7エミュレータマニュアルには「ブレークポイントを設
定するためにフラッシュメモリの書き換えが発生する」と記載
されていますが、プログラムをステップ実行するたびにフラッ
シュメモリの書き換えをするのですか?
▲ Return
Question:
●
E7エミュレータマニュアルには「ブレークポイントを設定するためにフラッ
シュメモリの書き換えが発生する」と記載されていますが、プログラムをステッ
プ実行するたびにフラッシュメモリの書き換えをするのですか?
Answer:
E7エミュレータでは、プログラムのステップ実行にはマイコン内蔵の専
用回路を使用しています。そのため、ステップ実行のたびにフラッシュメ
モリの書き換えは発生しません。
マイコンのフラッシュメモリ書き換え保証回数を考慮いただく場合でも、
ステップ実行回数は影響ありません。
E7-f35
Question:
●
Title: High-performance Embedded Workshopを起動したまま
でE7エミュレータの接続を解除するにはどうしたらいいでしょ
うか。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを起動したままでE7エミュレータの接
続を解除するにはどうしたらいいでしょうか。
Answer:
E7エミュレータの接続に関するコマンドは以下の3つがあります。
いずれもHigh-performance Embedded Workshopを起動したままでE7エ
ミュレータの接続状態を変更可能です。
・E7エミュレータ接続状態からメニューバー「デバッグ」→「初期化」で
E7エミュレータとの再接続を行います。
一度ターゲット基板の電源を落とし再度パワーオンリセットから接続しま
す。
デバッグ中にターゲット基板を変更したい場合などに使用してください。
・E7エミュレータ接続状態からメニューバー「デバッグ」→「接続解除」
でE7エミュレータとの接続を解除します。
E7エミュレータソフトウェアVer2.0.00以降から対応しています。
初期化と違いすぐに再接続をしませんので、ソフトコーディング作業のみ
に移行する場合などに使用してください。
・接続解除状態から「ビルド」→「ビルド」→「接続」でE7エミュレータ
に接続に行きます。
再度ハードデバッグ作業に移行するときに使用してください。
E7-f36
Question:
●
Title: 以下のデバイスはE7の対象デバイスにありませんが使用
できないのでしょうか。
H8/36054F H8/36034F H8/36012F H8/3684F H8/3670F
H8/38002F
▲ Return
以下のデバイスはE7の対象デバイスにありませんが使用できないのでしょうか。
H8/36054F H8/36034F H8/36012F H8/3684F H8/3670F H8/38002F
Answer:
H8/36054F H8/36034F H8/36012F H8/3684F H8/3670F
H8/38002FはE7で使用可能です。
デバイス名を以下の設定でご使用ください。
ただし、本来の内蔵ROM容量を超えるプログラムをダウンロードしてもエ
ラーなどの表示はされませんのでご注意ください。
使用デバイス
選択デバイス
H8/36034F
H8/36037F
H8/36054F
H8/36057F
H8/36012F
H8/36014F
H8/3670F
H8/3672F
H8/3684F
H8/38002F
E7-f37
Question:
●
H8/3687F
H8/38004F
Title: High-performance Embedded Workshopを使用してい
て、Watchウィンドウで"Not available now."と表示される原因
と対策方法を教えてください。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウ
で"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
Answer:
"Not available now."は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デ
バッグ情報が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なく
なり、"Not available now."となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュート
ファイルを作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場
合、"Not available now."となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指
します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使
用している関数内にプログラム関数が存在するときに限定されま
す。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理
を削除します。最適化によりWatchウインドウで参照しようとして
いる変数が「使用されていないため削除」と判断された場合、
Watchウインドウで参照できず "Not available now."と表示されま
す。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣
言してください。
E7-f38
Question:
●
Title: E7を起動しマイコンと接続を行う途中でID Codeの入力を
要求するダイアログが表示されますが、何を入力すればよいの
でしょうか。
▲ Return
E7を起動しマイコンと接続を行う途中でID Codeの入力を要求するダイアログが
表示されますが、何を入力すればよいのでしょうか。
Answer:
●
●
Download emulator firmwareモードで起動した場合
お客様の任意の4桁(0000などFFFF以外の16進四桁まで入力可能です。)を入
力してください。
このとき、フラッシュメモリ内容はすべて消去します。IDコードの設定により、
次回 Does not download emulator firmwareモードで起動した場合、設定した
IDコードの入力により、内蔵フラッシュメモリの内容を読み出すことができま
す。
Does not download emulator firmwareモードで起動した場合
前回Download emulator firmwareモードで起動した時設定したIDコードを入力し
てください。内蔵フラッシュメモリの内容を読み出すことができます。正しくな
いIDコードを入力した場合、フラッシュメモリ内容はすべて消去しますので、
Download emulator firmwareモードで再度起動してください。
R8C/Tiny シリーズでは、ID コードをビルド時に指定します。そのため
Download emulator firmwareモードで起動した場合、ID 入力のダイアログボッ
クスはオープンしません。
E7-f39
Question:
●
Title: ツールチップウオッチによるメモリ
参照をOFFにする方法はありますか。
▲ Return
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
Answer:
以下の手順でツールチップウオッチ機能をOFFにしてください。
[ツール]→[オプション]で開くダイアログボックスから、[エディタ]のシートを選
びます。
ツールチップウオッチのチェック(初期値)を外すと、ツールチップウオッチは
無効になります。
ツールチップウオッチ機能がONの場合、ユーザプログラム実行中でもソースプ
ログラムウインドウの変数をカーソルが指した際に、短時間ですがエミュレータ
がプログラム実行を中断し、変数の値を取得します。
不用意にカーソルを操作したときでも、プログラムの実行を中断したくない場合
に、ツールチップウオッチをOFFにしてください。
E7-f40
Question:
●
Title: E7エミュレータでデバッグ完了後、マイコン単体で動作
確認をする場合の注意事項はありますか。
▲ Return
E7エミュレータでデバッグ完了後、マイコン単体で動作確認をする場合の注意事
項はありますか。
Answer:
とくにE7の仕様に起因してマイコン単体での動作に問題が起きた事例を以下に記
載します。
「Writing Flash Memoryモード」は通常のROMライタと同様に全ROM領域に対
して書き込みが可能です。
実チップ単体での動作確認をする場合は以下の事項に注意してください。
1. RES端子、NMI端子の処理
E7接続時はE7の内部回路により問題のなかったRES端子、NMI端子の処理がE7を
外した場合には不正な処理になり結果としてマイコンが正常動作できない場合が
あります。
(例:基板側でNMI端子のプルアップ抵抗が無ければE7を外すと端子処理がNCに
なってしまう)
2. E7占有領域をSUMチェックで考慮しているか
各デバイス別マニュアルに記載しているようにE7に占有されるROM領域があり
ます。
ユーザプログラムのイニシャライズ部でROM領域全てのSUMチェックをしてい
るような場合、
「download Emulator firmwareモード」と「Writing Flash Memoryモード」では
これらの領域のメモリ内容が違うためにSUM値も変わってしまいます。
ROMのSUMチェックをする場合にはこのことを考慮のうえプログラムを作成し
てください。
3. WDTの設定
E7はエミュレータの仕様上、デバッグ中エミュレータがWDTをOFFにする場合
があります。
ゆえに、デバッグ中はリセットが発生しなくても実チップ単体動作時にリセット
が発生する場合があります。
また、以下のマイコンはWDTが初期値でONですのでご注意ください。
H8/38602RF、H8/38902F、H8/36912F、H8/38124F、H8/38104F、
H8/36064F
なお、「download Emulator firmwareモード」であってもE7は内蔵フラッシュ
ROMを書き換えながら
デバッグするエミュレータなのでE7を外せば実チップで単体動作の確認ができま
す。
しかし、PCブレークポイントなどを設定したままですとROMにブレーク用の命
令が書き込まれてしまい、実チップ単体では正常に動作しない場合があります。
ですので、Does not download Emulator firmware モードで読み出すことを前提
にどうしても
こちらのモードを使用したいのであれば、ブレークポイントを全て外して書き込
み動作が行われたことを
確認してからE7の接続を解除してください。
E7-f41
Question:
●
Title: ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいまし
た。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択で
きなくなりました。
表示させる方法はありますか?
▲ Return
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりまし
た。
表示させる方法はありますか?
Answer:
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマット確認
ください。
Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマットを‘Elf/
Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してくださ
い。
E7-f42
Question:
●
Title: R8C/TinyシリーズCPU書き換えモードのデバッグ中にプ
ログラムが暴走するのですが、対処方法を教えてください。
▲ Return
R8C/TinyシリーズCPU書き換えモードのデバッグ中にプログラムが暴走するの
ですが、対処方法を教えてください。
Answer:
1. ウォッチドッグタイマが動作していないかご確認ください。
R8C/10-13グループではWDTSに任意の値を書き込むとウイッチドッグタイマが
起動する仕様です。
この操作を行わないでデバッグをしてください。
2. フラッシュメモリ制御レジスタ(FMR0)のビット5をユーザプログラム中
で"1"にしないでください。
E7エミュレータのファームウエアでfmr0レジスタのビット5を"1"に設定するた
め、ユーザプログラムでfmr0レジスタのビット5を"0"に設定すると、動作しませ
ん。
詳細は各「R8C/1xグループ 注意事項集」をご参照ください。
❍
❍
❍
❍
E7-h1
Question:
●
R8C/10 グループ 注意事項集
R8C/11 グループ 注意事項集
R8C/12 グループ 注意事項集
R8C/13 グループ 注意事項集 Title: High-performance Embedded Workshopのコンフィグ
レーションとセッションとは?
▲ Return
High-performance Embedded Workshopのコンフィグレーションとセッションと
は?
Answer:
High-performance Embedded Workshopによるプロジェクト管理には、コ
ンフィグレーション(ビルド時のオプション設定情報)とデバッガセッ
ション(デバッグ環境の設定情報)という2つの概念があります。エミュ
レータを使用したデバッグ環境の設定情報は、デバッガセッションに保存
されます。
尚、コンフィグレーション・デバッガセッションに関する詳細は、Highperformance Embedded Workshop2 ユーザーズマニュアルのHighperformance Embedded Workshop編(2.5 ビルドのコンフィグレーショ
ン)、デバッガ編(3.4 デバッガセッション)を御参照ください。
E7-h2
Question:
●
Title: High-performance Embedded Workshop-エミュレータ環
境でエミュレータとシミュレータの環境を併用したい
▲ Return
High-performance Embedded Workshop-エミュレータ環境でエミュレータとシ
ミュレータの環境を併用したい
Answer:
エミュレータやシミュレータのデバッグ環境の設定情報はデバッガセッ
ションに保存されます。エミュレータとシミュレータを併用する場合は、
2つのデバッガセッションを用意する必要があります。
デフォルトのデバッガセッションをシミュレータ用とし、エミュレータ用
に新規のセッションを作成する場合、以下の手順でセッションの作成を
行って下さい。
セッションの追加
1、High-performance Embedded Workshopメニューの{オプション]-[デ
バッグセッション]を選択して下さい。
2、デバッグセッションダイアログで追加を押し、新規セッション追加を
行って下さい。
3、デバッグセッションダイアログで[現在のセッション]のドロップダウ
ンリストから新規に追加したセッション名を選択してください。
ダウンロードモジュールの設定
1、High-performance Embedded Workshopメニューの[オプション]-[デ
バッグの設定]を選択して下さい。
2、デバッグの設定ダイアログのターゲットに新規追加したセッション名
を選択し、デフォルトデバッグフォーマット、ダウンロードモジュールに
シミュレータ用のデバッグセッションと同じロードモジュールを指定下さ
い。
以後、High-performance Embedded Workshop上でデバッグセッションの
ドロップダウンリストを変更して頂くことで、シミュレータとエミュレー
タを切り替えることができます。この場合、それぞれシミュレータ・エ
ミュレータ用に保存された設定情報がクリアされることがありません。
E7-h3
Question:
●
Title: エミュレータの接続実行時,Timeout Errorとなり接続がで
きない
▲ Return
エミュレータの接続実行時,Timeout Errorとなり接続ができない
Answer:
PC、エミュレータ、Target Boardが正しく接続できていない可能性があり
ます。Target Boardの電源も含め接続をチェックし直して下さい。
また、エミュレータ接続時の周波数設定がTarget Boardの仕様に適してい
ない時にも、本エラーがでる場合があります。正しい周波数設定を行って
下さい。
E7-h4
Question:
●
Title: High-performance Embedded Workshopの起動時にエ
ミュレータ接続が開始されない
▲ Return
High-performance Embedded Workshopの起動時にエミュレータ接続が開始され
ない
Answer:
High-performance Embedded Workshop起動時にエミュレータ用の既存
セッションが選択されている場合は、自動的にエミュレータとの接続が開
始されます。接続が開始されない場合は、次の設定をご確認下さい。
High-performance Embedded Workshopメニューの[オプション]-[デバッ
グの設定]を選択し、デバッグの設定ダイアログでターゲットを確認して
下さい。<none>の場合、自動的に接続が開始されませんので、ドロップ
ダウンリストよりエミュレータ用のターゲットを選択して下さい。これに
よりエミュレータの接続が開始されます。
Ver2.0.00によりHigh-performance Embedded Workshopを起動している
状態でエミュレータの接続/解除ができるようになったためターゲットの
選択だけではエミュレータに接続しないように変更となりました。
ターゲットの選択後、High-performance Embedded Workshopメニューの
[ビルド]→[デバッグ]→[接続]でE7と接続をしてください。
(Sep , 22, 2003 追記)
E7-h5
Question:
●
Title: High-performance Embedded Workshopでプログラムを
▲ Return
修正・ビルドした後、正しいプログラムがエミュレータ側に
ダウンロードされない
High-performance Embedded Workshopでプログラムを修正・ビルドした後、
正しいプログラムがエミュレータ側にダウンロードされない
Answer:
High-performance Embedded Workshopは、ビルド後にプログラムのダ
ウンロードを自動実行する設定が可能です。
ビルト後にワークスペースウィンドウのDownload modulesがダウン
ロード済みになっているが、エミュレータ側に正しく反映されていない
場合は、次のチェック有無をご確認下さい。
High-performance Embedded Workshopメニューの[オプション]-[デバッ
グ設定]を選択し、デバッグ設定ダイアログのオプションタグにある[ビ
ルド後のダウンロード]のチェック有無をご確認下さい。本チェックがさ
れていない場合は、ビルド後にプログラムのダウンロードを実行する必
要があります。
注: チェックをはずした場合、ワークスペースウィンドウのDownload
moduleの表示はダウンロード済みになっていますが、ビルド後にプログ
ラムがエミュレータ側にダウンロードされていません。ご注意下さい。
E7-o1
Question:
●
Title: E7エミュレータ用自己診断プログラムを実行しまし
たが、エラーが出ます。故障でしょうか?
▲ Return
E7エミュレータ用自己診断プログラムを実行しましたが、エラーが出ます。
故障でしょうか?
Answer:
E7エミュレータ用自己診断プログラムV1.0.00ではE7エミュレー
タが正常に動作している場合でも、動作環境によって稀にエラーが出る
という問題がございました。V1.0.01以降ではこの問題を解消しており
ますので、お手数ですがこちらから最新のE7エミュレータ自己診断プ
ログラムE7TMxxxx.zip をダウンロードの上、再度自己診断テストを実
施してください。
なお、自己診断テストを行う場合は、予めE7エミュレータのソフトウ
エアをインストールした上で、プログラムを実行してください。
その上でエラーが出る場合は故障の可能性がありますので、ご購入され
た弊社営業・特約店経由で修理依頼をお申し付けください。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q-1
Q-2
Q-3
Q-4
(Feb.5, 2004)
評価版コンパイラと製品版コンパイラは何が違うのでしょうか?
製品版コンパイラ同様、評価版コンパイラもサポートを受けられますか?
評価版コンパイラを使って、製品の開発を行っても良いのでしょうか?
評価版コンパイラのパッケージバージョンはいくつでしょうか?
Q-5
ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いのでしょう
か?
Q-6
登録をしたのですが、キーファイルが送られてきません。
Q-7
ダウンロードに失敗しました。再度登録しても良いのでしょうか。
Q-8
ダウンロードでエラーが発生します。
(Nov.22,2004)
Q-9
評価版コンパイラをダウンロードしたのですが、うまくインストールできませ
ん。
Q-10
評価版コンパイラをインストールすると、"2"とだけ書かれたダイアログが表示
され、インストールできなせん。
Q-11
古いバージョンのHEWがインストールされているパソコンへ、評価版コンパ
イラをインストールするにはどうしたら良いでしょうか。
Q-12
High-performance Embedded Workshop上でプロジェクトを作成する際、CPU
選択で対象のデバイスが一覧にありません。
Q-13
以前にダウンロードを行ったが再度キーファイルを送付してもらことはできま
すか。
また期限を延長してもらうことはできますか。
Q-14
メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
Q-15
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Cannot open
Time key file; Please reinstall or specify "HITACHI=directory" as an
environment value」とエラーになります。
Q-16
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Missing Time
key file; Please conntact sales office」とエラーになります。
Q-17
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Evaluation
software expire; Please purchase Hitachi official product」とエラーになりま
す。
Q-18
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Cannot access
Time key file; Please check HDD space」とエラーになります。
Q-19
SHコンパイラVer.7の最適化内容を教えてください。
Q-20
(Feb.5, 2004)
評価版コンパイラをコマンドラインで使用する方法を教えて下さい。(H8)
Q-21
(Feb.5, 2004)
評価版コンパイラをコマンドラインで使用する方法を教えて下さい。(SH)
Q-1
Question:
●
Title:評価版コンパイラと製品版コンパイラは何が違うのでしょうか?
▲ Return
評価版コンパイラと製品版コンパイラは何が違うのでしょうか?
Answer:
使用期間が最大3ヶ月に限定されていることです。
機能的な相違はありません。
Q-2
Question:
●
Title:製品版コンパイラ同様、評価版コンパイラもサポートを受けられます
か?
▲ Return
製品版コンパイラ同様、評価版コンパイラもサポートを受けられますか?
Answer:
評価版コンパイラに対する技術サポートは行っておりません。
また、不具合に対する修正およびリビジョンアップサービスも行っておりません。
これらのサポートを受けるためには、製品版コンパイラをご購入頂く必要がありま
す。
Q-3
Question:
●
Title:評価版コンパイラを使って、製品の開発を行っても良いのでしょう
か?
評価版コンパイラを使って、製品の開発を行っても良いのでしょうか?
Answer:
評価版コンパイラを用いた製品開発は認めていません。
製品版コンパイラをご購入ください。
▲ Return
Q-4
Question:
●
Title:評価版コンパイラのパッケージバージョンはいくつでしょうか?
▲ Return
評価版コンパイラのパッケージバージョンはいくつでしょうか?
Answer:
SHの評価版コンパイラは製品版のVer8.0.00、H8の評価版コンパイラは製品版の
Ver6.0.00 相当です。
Q-5
Question:
●
Title:ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いので
しょうか?
▲ Return
ダウンロードしたファイルを複数のマシンにインストールしても良いのでしょうか?
Answer:
複数マシンへのインストールは認めていません。必要な数だけダウンロードしてくだ
さい。
Q-6
Question:
●
Title:登録をしたのですが、キーファイルが送られてきません。
▲ Return
登録をしたのですが、キーファイルが送られてきません。
Answer:
通常、登録から数時間後にメール返信でご連絡を行っております。
ただし、営業日1日から5日程度かかる場合があります。ご了承下さい。
Q-7
Question:
●
Title:ダウンロードに失敗しました。再度登録しても良いでしょうか。
ダウンロードに失敗しました。再度登録しても良いでしょうか。
▲ Return
Answer:
はい、構いません。
ダウンロード画面で、[キーファイルもリクエストする] のチェックボックスを付け
ずにダウンロードして頂ければ、二重登録されません。
再ダウンロードを試される場合は、本チェックボックスを外して下さい。
Q-8
Question:
●
Title:ダウンロードでエラーが発生します。
▲ Return
ダウンロードでエラーが発生します。
Answer:
ダウンロード時にエラーになるケースとしては、以下のような場合があります。
これらのケースに該当していないかどうかを確認してください。
●
●
●
ネットワーク設定に問題があり、アクセス不可能である場合
ご使用のパソコンから、外部FTPへのアクセス許可がされていない場合
ダウンロードファイルのサイズ制限があり、その制限値をダウンロードファイルサイズが超
えている場合
また、ネットワークが混雑している場合には、ファイルサイズを取得するまでの時間
が長くなり、
ダウンロードファイルの確認ダイアログが出力されるまでの間に真っ白な画面のまま
になることがあります。
Q-9
Question:
●
Title:評価版コンパイラをダウンロードしたのですが、うまくインストール
できません。
▲ Return
評価版コンパイラをダウンロードしたのですが、うまくインストールできません。
Answer:
ネットワーク上のトラブルで、ファイルのダウンロードが正常にできていない可能性
があります。再度ダウンロードして頂きますよう、お願い致します。
Q-10
Question:
●
Title:評価版コンパイラをインストールすると、"2"とだけ書かれたダイアロ
グが表示され、インストールできません。
▲ Return
評価版コンパイラをインストールすると、"2"とだけ書かれたダイアログが表示され、インス
トールできません。
Answer:
ネットワーク上のトラブルなどで、ファイルのダウンロードが正常にできていない可
能性があります。再度ダウンロードして頂きますよう、お願い致します。
Q-11
Question:
●
Title:古いバージョンのHEWがインストールされているパソコンへ、評価
版コンパイラをインストールするにはどうしたら良いでしょうか。
▲ Return
古いバージョンのHEWがインストールされているパソコンへ、評価版コンパイラをインス
トールするにはどうしたら良いでしょうか。
Answer:
High-performance Embedded Workshop2以降をお使いのお客様で、評価版コンパイ
ラのHigh-performance Embedded Workshopバージョンの方が新しい場合はHighperformance Embedded Workshopが上書きされる事になりますのでインストールの際
には注意が必要です。
ただし、High-performance Embedded Workshop1.xをお使いのお客様は古いバージョ
ンのHigh-performance Embedded Workshop1.xをアンインストールする必要はありま
せん。評価版をインストールする際に、インストール先フォルダを別名にしていただ
ければ、同一PCにて使用可能です。ただし、インストール後、スタートメニューから
High-performance Embedded Workshopを起動すると、新しいバージョンのHEWが
起動してしまいます。(あとからインストールしたHigh-performance Embedded
Workshopが有効になります。)従いまして、使用する際には、High-performance
Embedded Workshopインストール先のフォルダ内のHEW.EXEのショートカットをデ
スクトップに置いて(それぞれのショートカットの名前を変更して)、そこからそれ
ぞれ新旧バージョンのHigh-performance Embedded Workshopを起動することをお勧
め致します。
Q-12
Question:
●
Title:High-performance Embedded Workshop上でプロジェクトを作成する
際、CPU選択で対象のデバイスが一覧にありません。
▲ Return
High-performance Embedded Workshop上でプロジェクトを作成する際、CPU選択で対象の
デバイスが一覧にありません。
Answer:
選択一覧にないデバイスに関しては、ハードウェア仕様の近いCPUもしくは"Other"を
選択して下さい。生成される雛形プログラムの不一致部分は、お客様で修正してご使
用下さい。
Q-13
Question:
●
Title:以前にダウンロードを行ったが再度キーファイルを送付してもらこと
はできますか。
また期限を延長してもらうことはできますか。
▲ Return
以前にダウンロードを行ったが再度キーファイルを送付してもらことはできますか。
また期限を延長してもらうことはできますか。
Answer:
弊社のダウンロード基準として、1回の認可と定めております。申し訳ありません
が、製品の購入を御願い致します。
Q-14
Question:
●
Title:メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
▲ Return
メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
Answer:
お使いの環境によっては、半角数字の入力がはじかれる場合があります。この場合に
は、メールアドレス欄には適当なメールアドレスを入力して頂き、使用目的欄にその
旨の記述および正確なメールアドレスを入力して登録して下さい。
Q-15
Question:
●
Title:High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Cannot
open Time key file; Please reinstall or specify "HITACHI=directory" as an
environment value」とエラーにります。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Cannot open Time key file;
Please reinstall or specify "HITACHI=directory" as an environment value」とエラーにりま
す。
Answer:
High-performance Embedded WorkshopをインストールしたフォルダにKeyFile
(T_LIMIT.DAT)が無い場合、このメッセージが表示されます。メールにて送付され
たT_LIMIT.DATをHigh-performance Embedded Workshopインストールディレクトリ
(例:C:¥HEW)に保存して下さい。
Q-16
Question:
●
Title:High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Missing
Time key file; Please conntact sales office」とエラーにります。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Missing Time key file; Please
conntact sales office」とエラーにります。
Answer:
High-performance Embedded Workshopをインストールすると、High-performance
Embedded Workshopインストールディレクトリに、すでにKeyFile(T_LIMIT.DAT)
が存在しますが、登録後にメールにて送付されるT_LIMIT.DATを上書き保存して下さ
い。T_LIMIT.DATが保存されていないと、本メッセージが出力されます。
Q-17
Question:
●
Title:High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F)
Evaluation software expire; Please purchase Hitachi official product」とエ
ラーにります。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Evaluation software expire;
Please purchase Hitachi official product」とエラーにります。
Answer:
試用期間が切れると、本メッセージが出力されます。 恐れ入りますが、製品のご購入
をお願い致します。
Q-18
Question:
●
Title:High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Cannot
access Time key file; Please check HDD space」とエラーになります。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを起動すると、「(F) Cannot access Time key file;
Please check HDD space」とエラーになります。
Answer:
KeyFile(T_LIMIT.DAT)が上書き禁止属性になっていると、本メッセージが出力され
ます。High-performance Embedded Workshopインストールディレクトリ(例:C:
¥HEW)に存在するT_LIMIT.DATの上書き禁止属性を外してご使用ください。
Q-19
Question:
●
Title:SHコンパイラVer.7の最適化内容を教えて下さい。
▲ Return
SHコンパイラVer.7の最適化内容を教えて下さい。
Answer:
SHコンパイラVer.7の最適化使用方法について簡単にご紹介しています。
こちらをご覧頂き、コンパイラの最適化を有効化してご使用下さい。
Q-20
Question:
●
Title:評価版コンパイラをコマンドラインで使用する方法を教えて下さい
(H8)。
▲ Return
評価版コンパイラをコマンドラインで使用する方法を教えて下さい(H8)。
Answer:
(1) 下記コマンドにより、環境変数を設定して下さい。
(a) SET CH38=C:¥Hew3T¥Tools¥Renesas¥H8¥6_0_0¥include
(b) SET CH38TMP=C:¥Temp
(c) SET PATH=%PATH%;C:¥Hew3T¥Tools¥Renesas¥H8¥6_0_0¥bin
(d) SET RENESAS=C:¥Hew3
(*a) : コンパイラシステムをC:¥Hew3にインストールした場合のフォルダ構成で
す。
(*b) : CH38TMPは実在し、かつアクセス可能な領域に設定して下さい。
(2) 下記コマンドにより、ビルドを行って下さい。
(a) lbg38 -cpu=300HN (b) ch38 -cpu=300HN c1.c c2.c
(c) asm38 -cpu=300HN a1.src a2.src
(d) optlnk -sub=lnk.sub
(*a) : 標準ライブラリ構築ツールが起動している最中、有効期限を表示する
メッセージが大量に出力されますが、そのままご使用頂けます。
(*b) : c1.c、c2.cをコンパイルする場合。
(*c) : a1, a2をアセンブルする場合。
(*d) : リンクサブコマンドファイル(例)は下記の様になります。
form a
input c1, c2, a1, a2
library stdlib
start P,C/0100
start B/0FE80
exit
Q-21
Question:
●
Title:評価版コンパイラをコマンドラインで使用する方法を教えて下さい
(SH)
▲ Return
評価版コンパイラをコマンドラインで使用する方法を教えて下さい(SH)
Answer:
(1) 下記コマンドにより、環境変数を設定して下さい。
(a) SET SHC_INC=C:¥Hew3¥Tools¥Renesas¥Sh¥8_0_0¥include
(b) SET SHC_LIB=C:¥Hew3¥Tools¥Renesas¥Sh¥8_0_0¥bin
(c) SET SHC_TMP=C:¥temp
(d) SET PATH=%PATH%;C:¥Hew3¥Tools¥Renesas¥Sh¥8_0_0¥bin
(e) SET RENESAS=C:¥Hew3
(*a) : コンパイラシステムをC:¥Hew2にインストールした場合のフォルダ構成で
す。
(*b) : SHC_LIBは、shc.exeがあるフォルダを指定して下さい。
(*c) : SHC_TMPは実在し、かつアクセス可能な領域に設定して下さい。
(2) 下記コマンドにより、ビルドを行って下さい。
(a) lbgsh -cpu=SH1
(b) shc -cpu=SH1 c1.c c2.c
(c) asmsh -cpu=SH1 a1.src a2.src
(d) optlnk -sub=lnk.sub
(*a) : 標準ライブラリ構築ツールが起動している最中、有効期限を表示する
メッセージが大量に出力されますが、そのままご使用頂けます。
(*b) : c1.c、c2.cをコンパイルする場合。
(*c) : a1, a2をアセンブルする場合。
(*d) : リンクサブコマンドファイル(例)は下記の様になります。
form a
input c1, c2, a1, a2
library stdlib
start P,C/0100
start B/0FE80
exit
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q-1
製品版コンパイラ同様、無償版コンパイラもサポートを受けられるのでしょう
か?
Q-2
無償版コンパイラを使って、製品の開発を行っても良いのでしょうか?
(Oct.26,2004)
Q-3
Tiny・SLP無償版コンパイラと、製品版コンパイラは何が違うのでしょうか。
High-performance Embedded Workshop上でプロジェクトを作成する際、CPU選択で対
Q-4
象のデバイスが一覧にありません。
Q-5
ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いのでしょうか。
Q-6
登録をしたのですが、パスワードを知らせるメールが送られてきません。
Q-7
ダウンロードに失敗してしまいました。再度登録しても良いのでしょうか。
Q-9
無償版コンパイラで作成したワークスペースを製品版コンパイラで使用できますか?
Q-8
Q-10
メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
無償版コンパイラをコマンドラインで使用できますか?
Q-11
(Nov.5, 2003) メモリが64KBを超えるマイコンの開発に使用できますか?
Q-1
Question:
●
Title:製品版コンパイラ同様、無償版コンパイラもサポートを受けられる
のでしょうか?
▲ Return
製品版コンパイラ同様、無償版コンパイラもサポートを受けられるのでしょうか?
Answer:
無償版コンパイラに対する技術サポートは行っておりません。
また、不具合に対する修正およびリビジョンアップサービスも行っておりません。
これらのサポートを受けるためには、製品版コンパイラをご購入頂く必要がありま
す。
Q-2
Question:
●
Title:無償版コンパイラを使って、製品の開発を行っても良いのでしょう
か?
無償版コンパイラを使って、製品の開発を行っても良いのでしょうか?
▲ Return
Answer:
無償版コンパイラに対する許諾事項は、ダウンロード前に表示される同意書の文面
に明記されております。本プログラムは予告なく変更する場合がありますので、製
品開発に使用する場合は、製品版を使用するようお勧めしています。
Q-3
Question:
●
Title:Tiny・SLP無償版コンパイラ
と、製品版コンパイラは何が違うの
でしょうか。
▲ Return
Tiny・SLP無償版コンパイラと、製品版コンパイラは何が違うのでしょうか。
Answer:
Tiny・SLP無償版コンパイラは内蔵ROM64Kバイト以下のTiny・SLP(スーパーロー
パワー)シリーズのみ対応となります。製品版H8S,H8/300シリーズ全ての製品が対
象となります。また、製品版は弊社テクニカルサポートセンタのサポートや無償不
具合修正の対象となりますが、無償版コンパイラはその対象外となります。
以下に、両者の違いを一覧表で示します。
製品版コンパイラ(最新版)
無償版コンパイラ
バージョン
Ver.6
製品版Ver.5相当(*)
シミュレー
タ
あり
なし
ユーティリ
あり(MapViewer、CallWalker)
ティツール
なし
マニュアル
あり
あり
使用期間
無制限
無制限
対応デバイ
ス
H8S,H8/300シリーズ(全デバイ
ス対応)
Tiny, SLP
サポート
無償リビジョンアップ
テクニカルサポートセンタのサ
ポート
なし
動作確認済
みOS
Windows®98/Me/NT4.0/2000/
XP
Windows®98/Me/NT4.0/2000/
XP
(*)High-performance Embedded Workshop、ツールチェーンは、製品版コンパイラ
Ver.5相当の機能を持っています。
ただし、コンパイラパッケージに同梱されているツールに違いがあります(シ
ミュレータなど)。
Q-4
Question:
●
Title:High-performance Embedded Workshop上でプロジェクトを作成す
る際、CPU選択で対象のデバイスが一覧にありません。
▲ Return
High-performance Embedded Workshop上でプロジェクトを作成する際、CPU選択で対象
のデバイスが一覧にありません。
Answer:
選択一覧にないデバイスは、ハードウェア仕様の近いCPU、もしくは"Other"を選択
して下さい。
尚、生成される雛形プログラムの不一致部分は、お客様が修正してご使用くださ
い。
Q-5
Question:
●
Title:ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いの
でしょうか。
▲ Return
ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いのでしょうか。
Answer:
弊社クロスツールは、ツールのコピーを認めていません。お手数ですが、必要な数
の分だけダウンロードして下さい。
Q-6
Question:
●
Title:登録をしたのですが、パスワードを知らせるメールが送られてきま
せん。
▲ Return
登録をしたのですが、パスワードを知らせるメールが送られてきません。
Answer:
通常、メール送付から数時間後にメールでのご連絡を行っております。ただし、場
合によっては営業日1日から5日程度かかる場合がありますので、ご了承下さい。
Q-7
Question:
●
Title:ダウンロードに失敗してしまいました。再度登録しても良いので
しょうか。
▲ Return
ダウンロードに失敗してしまいました。再度登録しても良いのでしょうか。
Answer:
はい、構いません。
Q-8
Question:
●
Title:メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
▲ Return
メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
Answer:
お使いの環境によっては、半角数字の入力がはじかれる場合があります。この場合
には、メールアドレス欄には適当なメールアドレスを入力して頂き、使用目的欄に
その旨の記述および正確なメールアドレスを入力して登録してください。
Q-9
Question:
●
Title:無償版コンパイラで作成したワークスペースを製品版コンパイラで
使用できますか?
▲ Return
無償版コンパイラで作成したワークスペースを製品版コンパイラで使用できますか?
Answer:
製品版コンパイラは、無償版コンパイラで作成したワークスペースを開くことはで
きません。
High-performance Embedded Workshopツールチェーンコンバータを使用して、
ワークスペースの変換を行ってから、製品版コンパイラで開いて下さい。
Q-10
Question:
●
Title:無償版コンパイラをコマンドラインで使用できますか?
▲ Return
無償版コンパイラをコマンドラインで使用できますか?
Answer:
(1) 下記コマンドをPOSプロンプト上で入力し、環境変数を設定して下さい。
(a) SET CH38=C:¥Hew2¥Tools¥Hitachi¥Tiny_SLP¥5_0_0¥include
(b) SET CH38TMP=C:¥Temp
(c) SET PATH=%PATH%;C:¥Hew2¥Tools¥Hitachi¥Tiny_SLP¥5_0_0¥bin
(*a) : コンパイラシステムをC:¥Hew2にインストールした場合のフォルダ構成
です。
(*b) : CH38TMPは実在し、かつアクセス可能な領域に設定して下さい。
(2) 下記コマンドにより、ビルドを行って下さい。
(例) (a) C:¥Hew2¥Tools¥Hitachi¥Tiny_SLP¥5_0_0¥bin¥lbg38 -cpu=300HN
(b) ch38 -cpu=300HN c1.c c2.c
(c) asm38 -cpu=300HN a1.src a2.src
(d) optlnk -sub=lnk.sub
(*a) : WindowsNT/2000上で標準ライブラリ構築ツールを使用する場合は、
フルパスを指定して起動して下さい。
(*b) : c1.c、c2.cをコンパイルする場合。
(*c) : a1, a2をアセンブルする場合。
(*d) : リンクサブコマンドファイル(例)は下記の様になります。
form a
input c1, c2, a1, a2
library stdlib
start P,C/0100
start B/0FE80
exit
Q-11
Question:
●
Titleメモリが64KBを超えるマイコンの開発に使用できますか?
▲ Return
メモリが64KBを超えるマイコンの開発に使用できますか?
(例:H8/36049グループ)
Answer:
メモリが64KBを超えると、リンク時に下記のようなエラーメッセージが出力されま
す。
L3100 (F) Section address overflow out of range : "セクション名"
このため使用することはできませんので、製品版のご購入をお願い致します。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
----- HIシリーズOS Q&A -----
(HI_COM-1)
複数のタスクに同じ優先度をつけることはできますか?
(HI_COM-2)
タスクの生成、登録方法が良く分かりません。またセットアップで定義したタス
クはいつ起動されますか?
(HI_COM-3)
スタック領域は0クリアされていますか?また、メモリプールやページプールか
ら獲得したメモリは0クリアされていますか?
(HI_COM-4)
CPU/MCU初期化ルーチンとシステム初期化ハンドラの役割の違いを教えてくださ
い。
(HI_COM-5)
イベントフラグやセマフォの初期値はどうなっていますか?
(HI_COM-6)
メイルボックスの初期化は必要ですか?
(HI_COM-7)
タスクがメッセージの到着していないメイルボックスに対してprcv_msgシステム
コールを発行したが、カーネルを実行中に割込みが発生し、割込みハンドラから
同じメイルボックスに対してsnd_msgシステムコールを発行した場合どうなりま
すか?
(HI_COM-8)
タスクの沈み込みはどんな時に発生しますか?また、その回避策を教えてくださ
い。
(HI_COM-9)
RAM使用サイズをできるだけ少なくするためにはどうすればよいですか?
(HI_COM-10)
リエントラントな関数は、どのように作成しますか?
(HI_COM-11)
システムクロックに誤差が発生します。
HI_COM-1
Title: 複数のタスクに同じ優先度をつけることはできますか?
Question:
●
複数のタスクに同じ優先度をつけることはできますか?
▲
Return
Answer:
HI8-3Xを除き可能です。タスクの優先度は、タスク生成/登録のときに指定します。
また、chg_priシステムコールで任意の優先度に動的に変更することもできます。
HI8-3X,では,タスクID=タスク優先度という仕様ですので、複数のタスクが同じ優先
度を持つことはできません。
なお、HI8-3Xにもchg_priシステムコールが用意されていますが、優先度の変更は
「システム最高の優先度に変更」と「元の優先度(=タスクID)に変更」の2種類の変更
のみになります。
HI_COM-2
Title: タスクの生成、登録方法が良く分かりません。またセットアップ
で定義したタスクはいつ起動されますか?
▲
Return
Question:
●
タスクの生成、登録方法が良く分かりません。またセットアップで定義したタスクはいつ起
動されますか?
Answer:
タスクの生成、登録方法には、静的な方法と動的な方法があります。
静的な方法はすべてのHIシリーズOSでサポートされており、セットアップファイル
やカーネルビルドファイルといったファイルにタスクの登録情報を記述します。カー
ネル起動時には、これらの情報をもとにタスク生成処理が実行され、タスクは
DORMANT状態となります。
動的な方法とは、システムコールによって生成する方法で、以下のSHマイコン用の
HIシリーズOSでサポートされています。詳細は、各OSのユーザーズマニュアルを下
記システムコール名をキーワードに調べてください。
HI7000/4, HI7700/4, HI7750/4 : cre_tsk, acre_tsk, vscr_tskサービスコール
生成されたタスクはDORMANT状態になります。実際にタスクを実行させるには「タ
スクを起動する」必要があります。タスクを起動するには、通常はsta_tskシステム
コールを使用しますが、 OSによっては、セットアップファイル等で起動指定(READY
状態にする)を行うことができるものもあります。詳細は各OSの構築マニュアルを、
「セットアップファイル」や「カーネルビルドファイル」をキーワードに調べてくだ
さい。
「起動」によってタスクはREADY状態となります。カーネルは、すべてのREADY状
態のタスクの中で最も優先度の高いタスクを実際に実行(RUN状態)させます。そのよ
うなタスクが複数存在する場合は、それらの中でもっとも早くREADY状態となったタ
スクがRUN状態となります。
HI_COM-3
Title: スタック領域は0クリアされていますか?また、メモリプールや
ページプールから獲得したメモリは0クリアされていますか?
▲
Return
Question:
●
スタック領域は0クリアされていますか?また、メモリプールやページプールから獲得した
メモリは0クリアされていますか?
Answer:
カーネルは、これらの領域の0クリアは行いません。
メモリプールやページプールから獲得するメモリブロックは、必要に応じてアプリ
ケーションで0クリアしてください。
スタック領域については、0クリアする方法はありません。
HI_COM-4
Title: CPU/MCU初期化ルーチンとシステム初期化ハンドラの役割の違い
を教えてください。
▲
Return
Question:
●
CPU/MCU初期化ルーチンとシステム初期化ハンドラの役割の違いを教えてください。
Answer:
CPU/MCU初期化ルーチンは、カーネルの起動前に実行されます。ここではカーネル
を含めたソフトウェア全体が動作するのに必要な処理を行います。
具体的には、メモリを正しくアクセスできるようにすることがまずあげられます。バ
スステートコントローラの設定がこれに当たります。
2つ目として、割込みのケアがあげられます。割込みを受け付ける環境は、通常カー
ネルの起動処理が完了してシステム初期化ハンドラが起動されたタイミングで完了し
ますので、それまでの間は割込みを発生させないようにする、あるいは割込みをマス
クすることが望ましいです。
3つ目は、セクションの初期化やライブラリの初期化などのC言語プログラムの実行
環境の設定です。
この処理はシステム初期化ハンドラで行ってもかまわないですが、この処理によって
カーネルの作業領域を誤って破壊する可能性を考慮すると、CPU/MCU初期化ルーチ
ンで行うことが望ましいです。
システム初期化ハンドラは、カーネルの初期化が完了した直後にマルチタスク環境に
移行する前に呼び出されます。ここで行うべき処理は、ひとつはタスクの生成や起
動、セマフォカウンタの初期化といった、ソフトウェア環境の初期化があげられま
す。
2つ目として、各種割込み要因の初期化があげられます。つまり、各種要因の割込み
発生をイネーブルにします。カーネルが使用するタイマデバイスの初期化も、出荷時
の状態ではこのタイミングで初期化するようになっています。
HI_COM-5
Title: イベントフラグやセマフォの初期値はどうなっていますか?
Question:
●
イベントフラグやセマフォの初期値はどうなっていますか?
▲
Return
Answer:
HI7000/4シリーズでは、各種オブジェクトの初期状態はオブジェクト生成時のパラ
メータで指定します。オブジェクト生成は、タスクの生成と同様に、セットアップ
ファイルなどに記述する静的な生成方法と、cre_semシステムコールなどによる動的
な生成方法があります。
その他のHIシリーズOSでは、セマフォカウントの初期値は1、イベントフラグの初
期値は0と決まっています。この初期値がアプリケーションにとってふさわしくない
場合は、システム初期化ハンドラでsig_sem, set_flgなどのシステムコールを用いて
所望の状態に初期化してください。
HI_COM-6
Title: メイルボックスの初期化は必要ですか?
▲
Return
Question:
●
メイルボックスの初期化は必要ですか?
Answer:
不要です。ただし、メッセージ送信時には、アプリケーションがメッセージ先頭の
カーネル予約領域を0にする必要があります。
HI_COM-7
Title: タスクがメッセージの到着していないメイルボックスに対して
prcv_msgシステムコールを発行したが、カーネルを実行中に割込みが発
生し、割込みハンドラから同じメイルボックスに対してsnd_msgシステム
コールを発行した場合どうなりますか?
▲
Return
Question:
●
タスクがメッセージの到着していないメイルボックスに対してprcv_msgシステムコールを
発行したが、カーネルを実行中に割込みが発生し、割込みハンドラから同じメイルボックス
に対してsnd_msgシステムコールを発行した場合どうなりますか?
Answer:
割込みが発生したタイミングにより、以下の2ケースのいずれかと等価の動きとなり
ます。
prcv_msgシステムコール発行前に割込みが発生したことと等価
この場合、prcv_msgの前にsnd_msgシステムコールが処理されます。したがっ
て、prcv_msgではメッセージを受信し、エラーコードはE_OKとなります。
prcv_msgシステムコール処理完了後に割込みが発生したことと等価
この場合、prcv_msgシステムコールではメッセージを受信できず、ポーリング失
敗としてエラーリターンします。
HI_COM-8
Title: タスクの沈み込みはどんな時に発生しますか?また、その回避策を
教えてください。
▲
Return
Question:
●
タスクの沈み込みはどんな時に発生しますか?また、その回避策を教えてください。
Answer:
タスクの沈み込みは、常にそのタスクよりも高い優先度のタスクあるいは割込みハン
ドラが実行され てしまう場合や、割込みをマスクしたタスクがCPUを占有してしまう
場合など、そのタスクがいつまでも実行できない(そのタスクにスケジューリングさ
れない)時に発生します。
沈み込みが発生する主な原因の一つに、次のようなことが考えられます。
優先度の高いタスクの処理が、WAIT状態に遷移することでタスク切り替えが発生す
ることを想定します。ところが、WAIT状態に遷移するシステムコールを発行する前
で待ち要因が成立しているため、結果的にWAIT状態に遷移せずタスク切り替えが発
生しません。すなわち優先度の高いタスクが実行し続けます。
このような場合の対策としては、次のような方法が考えられます。
必ず待ち状態に遷移するように方式を変更する。つまり、待ち状態に遷移するシステ
ムコールを発行する前で対象オブジェクトの状態を参照し、その状態によって処理フ
ローを変化させる。
タイマ割込みを使用し、一定時間でrot_rdqシステムコールを発行する(ラウンドロビ
ンスケジューリング)。
HI7000/4シリーズの場合は、オーバーランハンドラ機能を利用する。
沈み込みを解決する一般的な対策として、次のような方法が考えられます。
タスクの分割、および優先度の割り振りを再検討する。
沈み込みが発生するタスクの優先度を高くする。
割込みハンドラの処理を単純化するなどにより、処理時間の短縮を図る。
割込み発生頻度を少なくする。
HI_COM-9
Title: RAM使用サイズをできるだけ少なくするためにはどうすればよいで
すか?
▲
Return
Question:
●
RAM使用サイズをできるだけ少なくするためにはどうすればよいですか?
Answer:
セットアップファイルでは、使用するタスクやセマフォといったオブジェクト数を必
要最小限に定義してください。
使用するメモリプール、ページプール、メッセージバッファのサイズを最小限に定義
してください。
システムコールトレース機能を使用しない場合は、トレースバッファを確保しないよ
うにしてください。
タスクやハンドラのスタック使用量を厳密に計算し、余分なスタック領域を確保しな
いようにしてください。システムで使用する割込みレベル数を少なくすると、スタッ
クサイズ削減に効果があります。たとえば、複数の割込み要因を同じレベルに割当て
可能な場合は、そのようにしてください。
スタック共有機能の使用を検討してください。スタック共有機能については、使用す
るOSのユーザーズマニュアルを参照してください。
HI_COM-10 Title: リエントラントな関数は、どのように作成しますか?
▲
Return
Question:
●
リエントラントな関数は、どのように作成しますか?
Answer:
再入する可能性のある関数(コンパイラなどのライブラリ関数といった下位関数も含
みます。システムコール、システムコールC言語インタフェースライブラリは含みま
せん)では、グローバル変数やスタティック変数の設定・更新・参照を行ってはなり
ません。関数内部で使用するローカル変数はすべてスタック上に確保する必要があり
ます。たとえば、ある関数の実行中に割込み等で中断され、再び同じ関数が呼び出さ
れた場合、中断された処理で使用中のデータを後から呼び出された処理が変更した
り、後から呼び出された処理で設定したデータを、中断再開後の処理が変更すると、
データの矛盾が発生します。
再入する可能性のある関数をこのような構造にできない場合は、グローバル変数・ス
タティック変数の一連の不可分な操作を排他的に実行させれば、見かけ上はリエント
ラントな関数となります。排他的に実行させる方法としては、以下があります。
セマフォによる排他制御
一連の不可分な処理を実行前にセマフォを獲得し、実行後にセマフォを返却します。
一連の不可分な処理を実行中に他のタスクが同じ処理を行おうとした場合は、先の処
理が完了してセマフォを返却するまでの間WAIT状態に移行します。
この方法は、排他対象がタスクに限定されます。
ディスパッチ禁止状態に移行する方法
1において、セマフォの獲得/返却の代わりに、ディスパッチ禁止(dis_dsp)/許可
(ena_dsp)を用いる方法です。ディスパッチ禁止中は、他のタスクは一切実行できな
いこと、それからWAIT状態に移行できない、という点で、(1)よりも制限は強くなり
ます。
この方法は、排他対象がタスクに限定されます。
CPUロック状態に移行する方法
2において、ディスパッチ禁止(dis_dsp)/許可(ena_dsp)の代わりにCPUロック
(loc_cpu)/アンロック(unl_cpu)を用いる方法です。CPUロック状態では、カーネル割
込みマスクレベル以下の割込みもマスクされるという点で、(2)よりも制限は強くな
ります。
この方法は、排他対象がタスクとカーネル割込みマスクレベル以下の割込みハンドラ
になります。
割込みマスクによる方法
3において、CPUロック(loc_cpu)/アンロック(unl_cpu)の代わりにchg_imsシステム
コールを用いて割込みをマスクする/マスクを解除する方法です。
この方法は、排他対象がタスクとマスクしたレベル以下の割込みハンドラになりま
す。
HI_COM-11
Title: システムクロックに誤差が発生します。何が原因
か教えてください。
▲ Return
Question:
●
システムクロックに誤差が発生します。何が原因か教えてください。
Answer:
カーネルのシステムクロックは、タイマ割込みハンドラから一定周期でsys_clkシステ
ムコール等を発行することによって更新(+1)されます。
したがって、理論的には以下のようになります。
実時間=システムクロック値×タイマ割込み周期
タイマよりも高いレベルの割込みハンドラがタイマ周期時間以上連続して動作すると
(正確にはタイマ割込みレベルがマスクされる時間が連続してタイマ周期以上となる
と)、タイマ割込みハンドラの動作回数が1回以上抜けることになり、システムク
ロック値が実時間よりも少なくなってしまいます。
このようなことが起きないようにするため、理想的にはタイマ割込みレベルはシステ
ムで最も高くしてください。それができない場合は、タイマよりも高い割込みハンド
ラの実行時間をタイマ周期よりも短くしてください。
"TRON"は、"The Realtime Operating System Nucleus"の略称です。
"uITRON"は、"Micro Industrial TRON"の略称です。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
フラッシュ開発ツールキットFlash Development Toolkit) Ver.3
型名: (HS6400FDIW3SR) (Nov.5, 2003)
V3-1
フラッシュ開発ツールキットの対応しているマイコンを教えてください。
V3-2
V3-3
V3-4
V3-5
V3-6
フラッシュ開発ツールキットの画面表示は日本語と英語の両方に対応していま
すか?
フラッシュ開発ツールキットを使用するためには、アダプタボードが必要なの
でしょうか?
前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか?
フラッシュ開発ツールキットと類似の製品はありますか?
V3-7
Error No 15024: Boot failed が出力されます。 推定される原因がありますか?
V3-8
フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
V3-9
V3-10
V3-11
V3-12
V3-13
V3-14
2つ以上のファイルを結合することはできますか?
0.18μm製品は、Choose Device And Kernel ウィンドウ上でSelect Device は、
何を選択すれば良いですか?
HS0008EAUF1H(USBアダプタボード)を使用する場合、Communications Port
ウィンドウ上で
Select port は、何を選択すれば良いですか?
フラッシュ開発ツールキットで出力されれるsum値の計算方法を教えてくださ
い。
フラッシュ開発ツールキットで、設定したマイコン名や周波数を確認する方法
を教えてください。
フラッシュ開発ツールキットのPC動作環境を教えてください。
フラッシュ開発ツールキット(Flash Development Toolkit) Ver.2
型名: (HS6400FDIW2SR)
V2-1
V2-2
V2-3
V2-4
V2-5
V2-6
V2-7
V2-8
V2-9
フラッシュ開発ツールキットの対応しているマイコンを教えてください。
フラッシュ開発ツールキットでは日本語OSと英語OSの両方に対応しています
か?
フラッシュ開発ツールキットを使用するためには、アダプタボードが必要なの
でしょうか?
前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか?
フラッシュ開発ツールキットと類似の製品はありますか?
ERROR : Boot failedが出力されます。推定される原因はありますか?
フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
2つ以上のファイルを結合することはできますか?
F-ZTAT マイコンオンボード書込みプログラム Ver.5
型名:(HS6400FWIW5SR)
F-ZTAT-1 オンボード書込みプログラムの対応しているマイコンを教えてください。
F-ZTAT-2
F-ZTAT-3
オンボード書込みプログラムの画面表示は日本語と英語の両方に対応していま
すか?
オンボード書込みプログラムを使用するためには、アダプタボードが必要なの
でしょうか?
F-ZTAT-4 前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
F-ZTAT-5 書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか?
F-ZTAT-6
F-ZTAT-7
エラーNo.100『ビットレートの合せ込みに失敗しました』が出てしまいます
が、推定される原因はありますか?
エラーNo.104『書込み制御プログラムのサイズエラー』が出てしまいますが、
推定される原因はありますか?
F-ZTAT-8 オンボード書込みツールと類似の製品はありますか?
F-ZTAT-9 フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
F-ZTAT2つのファイルを結合することはできますか?
10
アダプタボード (HS0008EASF4H)
ADP-1 HS0008EASF3HとHS0008EASF4Hの違いを教えてください。
ADP-2
HS0008EASF4Hのユーザ側のソケットの型名とソケットメーカを教えてくださ
い。
V2-1
V3-1
Title: フラッシュ開発ツールキットの対応しているマイコンを教え
▲ Return
てください。
Question:
●
フラッシュ開発ツールキットの対応しているマイコンを教えてください。
Answer:
フラッシュ開発ツールキットのリリース情報に記載がありますのでご参考く
ださい。
Title:
V2-2
V3-2
フラッシュ開発ツールキットでは日本語OSと英語OSの両方に対
応していますか?
▲ Return
Question:
●
フラッシュ開発ツールキットでは日本語OSと英語OSの両方に対応していますか?
Answer:
はい。対応しております。
V2-3
V3-3
Question:
●
Title: フラッシュ開発ツールキットを使用するためには、アダプタ
▲ Return
ボードが必要なのでしょうか?
フラッシュ開発ツールキットを使用するためには、アダプタボードが必要なのでしょ
うか?
Answer:
いいえ、必ずしも必要というわけではありません。
アダプタボードは、リセット信号の発生モード信号の確定制御、シリアル通信
の電圧レベル変換をしているハードウェアです。
ユーザ実機上に同等なインタフェース回路を設けて頂ければ、アダプタボード
は必要ありませ
ん。
V2-4
Title: 前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
▲ Return
Question:
●
前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
Answer:
フラッシュ開発ツールキットを起動したときのログウインドウに設定が記憶さ
れます。このログウインドウのログは、
消去することはできません。
V3-4
Title: 前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
▲ Return
Question:
●
前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
Answer:
もっとも最近開いたワークスペース順に、最大で4つ "Open a recent project
workspace" に表示されます。
このログウインドウのログは、消去することはできません。
V2-5
V3-5
Title: 書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか? ▲ Return
Question:
●
書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか?
Answer:
はい。Cソース、アセンブラソースが提供されます。
V2-6
V3-6
Title: フラッシュ開発ツールキットと類似の製品はありますか?
▲ Return
Question:
●
フラッシュ開発ツールキットと類似の製品はありますか?
Answer:
はい。3rd Party より販売されております。他製品は、下記URLを参照くださ
い。
URL:http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/tools/partner/index.
html
V2-7
V3-7
Question:
●
●
Title: ERROR : Boot failedが出力されます。推定される原因があり
ますか?
Title: No 15024 ERROR : Boot failedが出力されます。推定される
原因がありますか?
▲ Return
ERROR : Boot failedが出力されます。推定される原因がありますか?
No 15024 ERROR : Boot failedが出力されます。推定される原因がありますか?
Answer:
これは、フラッシュ開発ツールキットのTimeOutエラーです。
マイコンと通信ができない場合に出力されます。以下を確認してください。
1. マイコンがブートモードなっているか。
MDピンの設定、リセットのタイミングを確認してください。
2. PCとユーザシステムの接続は適切か。
3. マイコンのSCIポートは、ブートモードが起動する SCIを使用している
か。
4. 適切なマイコンが選択されているか?
5. PCのポート設定をFIFOバッファ未使用にしてください。
[設定方法]
スタート→設定→コントロールパネル→システム→デバイスマネージャ
→ポート(COM)→
通信ポート→プロパティー→ポートの設定→詳細設定の画面上から FIFO
バッファを使用のチェックボックスのチェックをはずしてください。
6. H8S/2215UFをご使用の場合、ターゲットのクロックを16MHzにしてご
使用ください。
USBブートを使用する場合、16MHzでしか動作しません。
7. H8S/2212UF、H8S/2218UFご使用の場合、モードの設定を確認してく
ださい。
USBブートを使用する場合、システムクロック 16MHzまたは24MHz
でしか動作しません。
V2-8
V3-8
Title: フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
▲ Return
Question:
●
フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
Answer:
はい、できます。
ただし、ブートモードで起動した場合、フラッシュメモリのデータは、消去状
態ですので、最初はH'FFが読み出されます。
V2-9
V3-9
Title: 2つ以上のファイルを結合することはできますか?
▲ Return
Question:
●
2つ以上のファイルを結合することはできますか?
Answer:
はい、できます。
2つ以上のファイルを Target files に登録し、Build Device Image機能で結合し
ます。
V3-10
Title: 0.18μm製品は、Choose Device And Kernel ウィンドウ上で
Select Device は、何を選択すれば良いですか?
▲ Return
Question:
●
0.18μm製品は、Choose Device And Kernel ウィンドウ上でSelect Device は、何を選
択すれば良いですか?
Answer:
Generic BOOT Device を選択してください。
0.18μm製品のデバイスがサポートしている問合せ設定処理を行い、書込みを
実行します。
今後リリースする0.18μm新製品の対応デバイス選択ミスによる誤書込みを防
止が可能です。
0.18μm製品のデバイスは、こちらで確認してください。
V3-11
Question:
●
Title: HS0008EAUF1H(USBアダプタボード)を使用する場合、
Communications Portウィンドウ上でSelect port は、何を選択す
れば良いですか?
▲ Return
HS0008EAUF1H(USBアダプタボード)を使用する場合、Communications Portウィン
ドウ上でSelect port は、何を選択すれば良いですか?
Answer:
FDMを選択してください。
V3-12
Question:
●
Title: フラッシュ開発ツールキットで出力されるsum値の計算方法
を教えてください。
▲ Return
フラッシュ開発ツールキットで出力されるsum値の計算方法を教えてください。
Answer:
バイト加算のロングワード表示をしています。
User Area
(File Checksum) では、64KB、128KB、256KB、512KB、1MB 毎の計算をし
ます。
データの無い領域は、H'FFとしております。
(Raw Chechsum)では、デバイスのROMサイズの値を計算します。
データの無い領域は、H'FFとしております。。
例えば、デバイスのROMサイズが96KBの場合
File checksum値は、128KBのsum値(データの無い領域及び96KB以上をH'FF)
Raw checksum値は、96KBのsum値(データの無い領域は、H'FF
デバイスのROMサイズが、768KBの場合
File checksum値は、1MBのsum値(データの無い領域及び768KB以上をH'FF)
Raw checksum値は、768KBのsum値(データの無い領域は、H'FF)
User Boot Area :
(File Checksum) では、8KB,16KB 毎の計算をします。
データの無い領域は、H'FFとしております。
(Raw Chechsum)では、デバイスのROMサイズの値を計算します。
例えば、デバイスのユーザブートエリアのROMサイズが、10KBの場合
file checksum値は、16KBのsum値(データの無い領域及び16KB以上をH'FF)
Raw checksum値は、10KBのsum値(データの無い領域は、H'FF)
V3-13
Title: フラッシュ開発ツールキットで、設定
したマイコン名や周波数を確認する方法を教
えてください。
▲ Return
Question: フラッシュ開発ツールキットで、設定したマイコン名や周波数を確認する方法を
教えてください。
Answer:
(Configure flash project)を選択してください。
Title: フラッシュ開発ツールキットのPC動作環境を教えてくださ
い。
V3-14
Question:
●
▲ Return
フラッシュ開発ツールキットのPC動作環境を教えてください。
Answer:
以下をPC環境として推奨いたします。
●
●
F-ZTAT-1
Question:
●
ホストコンピュータ : IBM PC互換機(PentiumⅢ800MHz以上を推奨)
メモリ容量:最低128MB、256MB以上を推奨
Title: オンボード書込みツールの対応しているマイコンを教えてく
▲ Return
ださい。
オンボード書込みツールの対応しているマイコンを教えてください。
Answer:
オンボード書込みツールのリリース情報に記載がありますのでご参考くださ
い。
F-ZTAT-2
Question:
●
Title: オンボード書込みツールの画面表示は日本語と英語の両方に
▲ Return
対応していますか?
オンボード書込みツールの画面表示は日本語と英語の両方に対応していますか?
Answer:
はい、対応しております。
F-ZTAT-3
Question:
●
Title: オンボード書込みツールを使用するためには、アダプタボー
▲ Return
ドが必要なのでしょうか?
オンボード書込みツールを使用するためには、アダプタボードが必要なのでしょう
か?
Answer:
いいえ、必ずしも必要というわけではありません。
アダプタボードは、リセット信号の発生モード信号の確定制御、シリアル通信
の電圧レベル変換をしているハードウェアです。
ユーザ実機上に同等なインタフェース回路を設けて頂ければ、アダプタボード
は必要ありません。
F-ZTAT-4
Title: 前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
▲ Return
Question:
●
前回のパラメータを記憶する機能はありますか?
Answer:
フラッシュ開発ツールキットを終了する直前の設定が記憶されます。この設定
は、次回スタートボタンをクリックした際に更新されます。
F-ZTAT-5
Title: 書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか? ▲ Return
Question:
●
書込み制御プログラムのソースは提供されるのでしょうか?
Answer:
はい、アセンブラの書込み制御プログラム(ソースリスト)が本製品に添付され
ております。
F-ZTAT-6
Question:
●
Title: エラーNo.100『ビットレートの合せ込みに失敗しました』
が出てしまいますが、推定される原因がありますか?
▲ Return
エラーNo.100『ビットレートの合せ込みに失敗しました』が出てしまいますが、推
定される原因がありますか?
Answer:
これは、本製品のTimeOutエラーです。
マイコンと通信ができない場合に本エラーメッセージが出力されます。以下の
内容を確認してください。
1. マイコンがブートモードなっているか?
MDピンの設定、リセットのタイミングを確認してください。
2. PCとユーザシステムの接続は適切か?
3. マイコンのSCIポートは、ブートモードが起動する SCIを使用している
か?
4. 情報ファイル(*INF)の内容は正しいか?
5. 適切なマイコンが選択されているか?
6. PCのポート設定をFIFOバッファ未使用にしてください。
[設定方法]
スタート→設定→コントロールパネル→システム→デバイスマネージャ
→ポート(COM)→
通信ポート→プロパティー→ポートの設定→詳細設定の画面上から FIFO
バッファを使用のチェックボックスのチェックをはずしてください。
F-ZTAT-7
Question:
●
Title: エラーNo.104『書込み制御プログラムのサイズエラー』が
出てしまいますが、推定される原因がありますか?
▲ Return
エラーNo.104『書込み制御プログラムのサイズエラー』が出てしまいますが、推定
される原因がありますか?
Answer:
HS6400FWIW5SRの Ver.5.0Bを使用し、SH7044F/SH7045F に対し書込みを
した場合に出てくるエラーメッセージです。Ver.5.0Cで対策済みなので、
Ver.5.0Cにリビジョンアップしてご使用ください。
また、他のマイコンを使用されている場合、不具合の可能性がありますので、
弊社特約店又は下記弊社ホームページお問合せまでご連絡ください。
http://www.renesas.com/jpn/contact/index.html
F-ZTAT-8
Question:
●
Title: オンボード書込みツールで、ルネサス製以外の製品はありま
▲ Return
すか?
オンボード書込みツールで、ルネサス製以外の製品はありますか?
Answer:
はい。他社の情報は、パートナーサイトにて参照ください。
F-ZTAT-9
Title: フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
Question:
●
フラッシュのROMデータを読み出すことはできますか?
Answer:
いいえ、できません。
▲ Return
F-ZTAT-10 Title: 2つのファイルを結合することはできますか?
▲ Return
Question:
●
2つのファイルを結合することはできますか?
Answer:
いいえ、できません。
ADP-1
Question:
●
Title: HS0008EASF3HとHS0008EASF4Hの違いを教えてくださ
い。
▲ Return
HS0008EASF3HとHS0008EASF4Hの違いを教えてください。
Answer:
HS0008EASF3H ---- PVccなし
HS0008EASF4H ---- PVccあり
の違いになります。
PVccとは、ポートの電源のことです。
このPVccを持つマイコンには、SH7055F、H8S/2623F、H8S/2633F等の製品
があります。
アダプタボードでは、
HS0008EASF3H は、18,20ピンが、Vcc
HS0008EASH4Hは、18ピンがVcc、20ピンが、PVcc
になります。
(Vcc=3.3v、PVcc=5.0vとして使用できます。)
HS0008EASF4Hは、Vcc=PVccに設定することで単一電源マイコン用としても
使用できるため、HS0008EASF3Hの上位互換機として使用できます。
(HS0008EASF3Hは、現在販売中止となっております)
ADP-2
Question:
●
Title: HS0008EASF4Hのユーザ側のソケットの型名とソケット
メーカを教えてください。
▲ Return
HS0008EASF4Hのユーザ側のソケットの型名とソケットメーカを教えてください。
Answer:
メーカ:住友スリーエム(株)
コネクタ型名:3428-6002LCSC です。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
OSEK全般
Ho-ALL 1
Ho-ALL 2
Ho-ALL 3
Ho-ALL 4
Ho-ALL 5
Ho-ALL 6
Ho-ALL 7
Ho-ALL 8
Ho-ALL 9
Ho-ALL 10
(Jul.7,2003)
Ho-ALL 11
(Jul.7,2003)
Ho-ALL 12
(Jul.7,2003)
ITRON仕様OSとOSEK/VDX仕様OSの相違点を教えて下さい。
OSEK仕様OSは、自動車制御システムをメインターゲットにしていますが、
その他の
分野には、適用できないのですか。
OSEK OSとOSEK COMは、それぞれ単独で使用できますか?
内部タスク間通信を行う場合は、OSEK OS , OSEK COM どちらが必要です
か?
OSEK OS , OSEK COM が提供する機能のうち、使用しない機能がある場合、
その分のROM/RAMサイズは削減可能ですか?
Hoシリーズが対応しているデバイス、コンパイラバージョン情報を教えてく
ださい。
OSEK OSまたはOSEK COMを別々に購入することはできますか?
Ho7055(SH7055用)を使用しています。この製品をSH7058にも使用できま
すか?
OSEKの機能評価、アプリケーション開発に使用可能なリファレンスボード
などは用意されていますか?
OIL(OSEK Implementation Language)ファイルの生成方法を教えてくださ
い。
「OIL」とは何ですか?また、その用途を教えてください。
「Counter」機能を使用する場合、基準クロックには、CPU Timer以外に何
を使用できますか?
Ho-ALL 13
タスク分割方法について教えてください。
(Jan.20,2004)
Ho-ALL 14
SH7055F、SH7058FのFPU (Floating-Point Unit) を使用できますか?
(Jan.20,2004)
OS・OSコンフィギュレータ
Ho-OS 1
Ho-OS 2
Ho-OS 3
OS管理外の割り込みルーチンを実装することはできますか?
Scheduleシステムサービスについて
WaitEventシステムサービスについて
Ho-OS 4
Ho-OS 5
Ho-OS 6
Ho-OS 7
Ho-OS 8
Ho-OS 9
OSEK OSコンフィギュレータのOS、Task、およびIsrページにStack定義ボッ
クスがありますが、それぞれ何を定義するものですか?
OSEK OSコンフィギュレータのOS、Task、およびIsrページにException
Processing Stack Size 定義ボックスがありますが、それぞれ何を定義するも
のですか?
割込み処理ルーチンの作成手順を教えて下さい。
"アプリケーションモード機能"は、どのような場合に使用するのですか?
基本タスクは、どのような処理に適用すれば良いのですか?
タスクには、プリエンプティブおよびノンプリエンプティブ属性を割当てる
ことができますが、各属性を持つタスクの動作を教えて下さい。
Ho-OS 10
基本タスク(Basic Tasks)と拡張タスク(Extended Tasks)の主な相違点は?
(Jan.20,2004)
Ho-OS 11
割込み制御は、カテゴリ1とカテゴリ2の2種類ありますが、NMIは両方の
(Jan.20,2004) モードで使用できますか?
Ho-OS 12
1つのTaskに対して複数のイベントを割当てることは可能ですか?
(Jan.20,2004)
タスクの優先度を動的に変更することはできますか?
Ho-OS 13
(Jan.20,2004)
Ho-OS 14
(Jun.7,2004)
複数のタスクに同じ優先度を設定することはできますか?
Ho-OS 16
(Jun.7,2004)
Automatic start 機能を設定したタスクが起動するタイミングを教えてくださ
い。
Ho-OS 15
(Jun.7,2004)
タスク優先度は、0から127までの値を設定できますが、最高優先度は0と
127のどちらですか?
Ho-OS 17
(Jun.7,2004)
Automatic start 機能を設定したタスクが複数存在する場合は、各タスクはど
のような動作をしますか?
COM・COMコンフィギュレータ
Ho-COM 1
Ho-COM 2
Ho-COM 3
Ho-COM 4
Ho-COM 5
OSEK COMは、CANのリード・ライト処理を関数レベルで提供していますか?
SendMessageシステムサービスには、内部タスク間通信・ネットワーク間通信
を区別するパラメータがありません。どのように区別したら良いのですか?
COMコンフィギュレータのCOMダイアログ内のCPU Frequencyには、外部ク
ロック値、内部クロック値のどちらの値を設定するのですか?
OSEK COMのNotification機能(アプリケーション)は、COM単独で使用できます
か?
OSEK COMの周期送信機能を使用する場合は、OSの使用も必須になりますが、
本機能をCOM単独で実現できませんか?
Ho-COM 6
CANのBitRate は、Prescaler(BRP)・TSEG1・TSEG2の設定値で決まりますが、
ユーザーがこれらの値を用いてBitRate値を計算しなければならないのでしょう
か?
Ho-COM 7
H8Sマイコン用OSEK OSのROM/RAMサイズを教えてください
(Jul.7,2003)
Ho-COM 8 OSEK COMの割込みレベルを変更したい。提供ファイル「ocos.h」のどの部分
(Jul.7,2003) を変更すれば良いですか?
セクションOSEKCOMD、OSEKCOMRの作成が指示されています。もし、アプ
Ho-COM 9
リケーションで使用しない場合は、 このセクションを作成しなくても良いで
(Jul.7,2003)
すか?
Ho-ALL 1
Question:
●
Title: ITRON仕様OSとOSEK/VDX仕様OSの相違点を教えて下さ
い。
▲ Return
ITRON仕様OSとOSEK/VDX仕様OSの相違点を教えて下さい。
Answer:
大きく分類すると、次の2点が異なります。
OSEK/VDX仕様OSは、(ITRON仕様OSに比べ)
・自動車応用分野をメインターゲットにしたOSで、走る・曲がる・止まると
いった基本機能を実現する為に必要十分な機能のみサポートしたコンパクトOS
です。
・ECU間通信(CAN通信)を考慮したOSです。
各OSの特徴(基本コンセプト)と機能相違点を以下に示します。
1.特徴(基本コンセプト)
◇μITRON仕様OS:
(1)一般の組み込みシステムを対象としたリアルタイムOS。
(2)汎用性と拡張性に優れ、情報家電分野?FA分野・運輸分野まで幅広く
対応可能です。
◇OSEK/VDX仕様OS:
(1)自動車制御システムをメインターゲットとしたリアルタイムOS。主に自動
車制御に必要な機能を厳選してサポート(機能の絞り込みによるコンパクト化)
(2)リアルタイムOS仕様の他、ECU内/ECU間通信インタフェース仕様が標準化
されたOS(CAN通信に対応)
2.機能相違点(概 要):
OSEK仕様OSは、(ITRON仕様OSに対し)下記機能を削減しています。
(1)カーネルオブジェクトの動的生成/削除機能
(2)タスク優先度の動的変更機能
(3)他タスクの終了/中断/待ち解除
(4)同優先度タスクのラウンドロビンスケジューリング機能
(5)メモリ管理機能
(6)メモリ待ち管理機能
Ho-ALL 2
Title: OSEK仕様OSは、自動車制御システムをメインターゲットにし
ていますが、その他の分野には、適用できないのですか。
▲
Return
Question:
●
OSEK仕様OSは、自動車制御システムをメインターゲットにしていますが、その他の
分野には、適用できないのですか。
Answer:
自動車制御システムを意識した(ROM/RAMサイズ、機能等)OSですが、CANな
どを使用するシステム、コンパクトOSを必須とするシステムなどにも適用でき
ます。
Ho-ALL 3
Title: OSEK OSとOSEK COMは、それぞれ単独で使用できますか?
Question:
●
OSEK OSとOSEK COMは、それぞれ単独で使用できますか?
▲
Return
Answer:
それぞれ単独で使用できます(独立して動作します)。リアルタイムOS機能のみ
使用したい場合は、 OSEK OSを、通信機能のみ使用したい場合にはOSEK COM
を使用して下さい。ただし、次の機能を使用する場合は、OSEK OS, OSEK
COM両方が必要になります。
◇ COMのCCC1クラス機能(通知機能, Deadline monitoring等)を使用する場合
COMのCCC1クラス機能(通知機能,Deadline monitoring等)は、OSと連動し
て動作しますので、これらの機能を使用する場合は、COMの他OSも必要にな
ります。
Ho-ALL 4
▲
Title: 内部タスク間通信を行う場合は、OSEK OS , OSEK COM どちら
が必要ですか?
Return
Question:
●
内部タスク間通信を行う場合は、OSEK OS , OSEK COM どちらが必要ですか?
Answer:
内部タスク間通信を行う場合は、OSEK COM仕様Ver.2.0aに準拠しCOMでサ
ポートしています。
OSではサポートしておりません。この機能を使用する場合は、COMをお使い
ください。
Ho-ALL 5
▲
Title: OSEK OS , OSEK COM が提供する機能のうち、使用しない機能
がある場合、その分のROM/RAMサイズは削減可能ですか?
Return
Question:
●
OSEK OS , OSEK COM が提供する機能のうち、使用しない機能がある場合、その分の
ROM/RAMサイズは削減可能ですか?
Answer:
使用しないOSEK OS、OSEK COMの機能があれば、その分のROM/RAMサイズ
は削減できます(ライブラリ方式)。
Ho-ALL 6
Question:
●
Title: Hoシリーズが対応しているデバイス、コンパイラバージョン
▲ Return
情報を教えてください。
Hoシリーズが対応しているデバイス、コンパイラバージョン情報を教えてくださ
い。
Answer:
Hoシリーズは、主にCAN内蔵デバイスをターゲットにした製品です。現在
(2003年1月時点)対応
しているデバイスおよびコンパイラバージョン情報を次の表に示します。
OSEK-WEB(製品体系の項)
もご参照下さい。
対応コンパイ
ラバージョン
C/C++コンパ
イラパッケー
Ho7055 (V2.2.02) SH7052/SH7053/SH7054SH7055
ジV5.1B−
V7.1
C/C++コンパ
イラパッケー
Ho7058 (V1.0.03)
SH7058
ジV5.1B−
V7.1
製品名(バージョン)
Ho-ALL 7
対応デバイス
Title: OSEK OSまたはOSEK COMを別々に購入することはできます
か?
Question:
●
OSEK OSまたはOSEK COMを別々に購入することはできますか?
▲
Return
Answer:
次のような販売形態をサポートしていますので、用途に応じて別々に購入する
ことが可能
です。OSEK-WEB(製品体系の項)もご参照下さい。 < 販売形態 >
(1)Fullパッケージ(次の製品で構成)
OSカーネル・OS用コンフィギュレータ・Debugging Extension(OS用
デバッガ−)
COMカーネル・COM用コンフィギュレータ (2)OSパッケージ(次の製品で構成)
OSカーネル・OS用コンフィギュレータ・Debugging Extension(OS用
デバッガ−)
(3)COMパッケージ(次の製品で構成)
COMカーネル・COM用コンフィギュレータ
Ho-ALL 8
▲
Title: Ho7055(SH7055用)を使用しています。この製品をSH7058に
も使用できますか?
Return
Question:
●
Ho7055(SH7055用)を使用しています。この製品をSH7058にも使用できますか?
Answer:
SH7058専用のHo7058を使用してください。
Ho-ALL 9
Title: OSEKの機能評価、アプリケーション開発に使用可能なリファ
レンスボードなどは用意されていますか?
▲
Return
Question:
●
OSEKの機能評価、アプリケーション開発に使用可能なリファレンスボードなどは用
意されていますか?
Answer:
(株)日立超LSIシステムズで、OSEK対応システム開発用のリファレンスプ
ラットフォーム
"Solution Engine"を用意しています。詳細仕様は、WEB情報(http://web00.
hitachi-ul.co.jp/SH-SE/index.html)をご参照ください。
Ho-ALL 10
Title: OIL(OSEK Implementation Language)ファイルの生成方法を教
えてください。
▲
Return
Question:
●
OIL(OSEK Implementation Language)ファイルの生成方法を教えてください。
Answer:
OSEK OSコンフィギュレータで、OILファイルを生成できます。以下に操作手
順を示します。
1. OSEK OSコンフィギュレータのメニューバーからFile->Save as を選択する
2. 保存するファイル名の拡張子を「oil」に設定する
Ho-ALL 11 Title: 「OIL」とは何ですか?また、その用途を教えてください。
▲
Return
Question:
●
「OIL」とは何ですか?また、その用途を教えてください。
Answer:
1. 「OIL」とは、OSEK Implementation Languageの略称で、OSEK OSのコンフィギュ
レーション
情報(Task、Alarm、Event、Resourceなどのオブジェクト情報)を記述するための言語
で、
ポータビリティを保証するための標準フォーマットです。
2. OSEK OSコンフィギュレータが、OIL仕様にしたがって、コンフィギュレーション情
報ファイル(OIL File)
を生成します。このファイルを共有 (=コンフィギュレーション情報の共有) するこ
とにより、多人数での
開発、ポータビリティの向上が可能になります。
Ho-ALL 12
Title: 「Counter」機能を使用する場合、基準クロックには、CPU
Timer以外に何を使用できますか?
▲
Return
Question:
●
「Counter」機能を使用する場合、基準クロックには、CPU Timer以外に何を使用で
きますか?
Answer:
センサなどのI/O信号、外部割込みなどを基準クロックとして使用できます。
Ho-ALL 13 Title:タスク分割方法について教えてください。
▲
Return
Question:
●
タスク分割方法について教えてください。
Answer:
以下に指針を示します。本指針を参考にタスクを分割してください。
(1)機能ごとに分類する
(2)高速処理を要するものは、独立したTaskにする
(3)I/Oに依存する処理は、処理ごとにTask分割する
(4)長い処理時間を要するものは、独立したTaskにする
(5)周期的に実行する処理は、処理ごとにTask分割する
(6)同じイベントで起動する処理は同一Taskにする
(7)頻繁にデータ交換をする複数関数は、同一Taskにする
Ho-ALL 14
▲
Title: SH7055F、SH7058FのFPU (Floating-Point Unit) を使用できま
すか?
Return
Question:
●
SH7055F、SH7058FのFPU (Floating-Point Unit) を使用できますか?
Answer:
使用できます。
Ho-OS 1
Title: OS管理外の割り込みルーチンを実装することはできますか?
▲
Return
Question:
●
OS管理外の割り込みルーチンを実装することはできますか?
Answer:
割込み処理は、OSが介在するカテゴリ2、OSが介在しないカテゴリ1の2種類
をサポートします。
したがって、カテゴリ1の割込みを使用することにより、OS管理外の割り込み
ルーチンを実装できます。
Ho-OS 2
Title: Scheduleシステムサービスについて
▲
Return
Question:
●
Scheduleシステムサービスについて
Scheduleは、高い優先度のタスクがREADY状態であれば、現在のタスクをREADY
状態にして、高優先度のタスクをRUN状態へスケジューリングする・・との事です
が、優先度がScheduleをコールするタスクと同じ、またはそれ以下のタスクしか
READY状態に無い場合は、どのような動作をしますか?
Answer:
何もせずにScheduleシステムサービスコールは終了します。
Scheduleは、明示的にスケジュール変更するシステムサービスです。次にスケ
ジュール準備ができているタスク(READY状態の高優先度タスク)をスケジュー
リングします。その他の場合は、何もせずに終了します。
また、高優先度タスクがREADY状態であったとしても、リソース;
RES_SCHEDULERを占有している場合は、再スケジューリングされません。
Ho-OS 3
Title: WaitEventシステムサービスについて
▲
Return
Question:
●
WaitEventは、Eventがセットされていない場合に待ち状態になって再スケジューリン
グされるとマニュアルに記載されていますが、この「再スケジューリング」とは、
Scheduleをコールするのと同等の処理内容でしょうか?
Answer:
異なります。
タスクが待ち状態になる(イベントがセットされていない)場合、必ず他のタ
スク(その時点でREADYになっているタスクの中で最高優先度のタスク)に切
り替えます。
Ho-OS 4
Title: OSEK OSコンフィギュレータのOS、Task、およびIsrページに
Stack定義ボックスがありますが、それぞれ何を定義するものです
か?
▲
Return
Question:
●
OSEK OSコンフィギュレータのOS、Task、およびIsrページにStack定義ボックスがあ
りますが、それぞれ何を定義するものですか?
Answer:
■OSページ :HOOKルーチンで使用するStackサイズを設定して下さい
■Taskページ:各タスクで使用するStackサイズを設定して下さい
■Isrページ :各ISRで使用するStackサイズを設定して下さい
Ho-OS 5
Title: OSEK OSコンフィギュレータのOS、Task、およびIsrページに
▲
Exception Processing Stack Size 定義ボックスがありますが、それぞ
Return
れ何を定義するものですか?
Question:
●
OSEK OSコンフィギュレータのOS、Task、およびIsrページにException Processing
Stack Size 定義ボックスがありますが、それぞれ何を定義するものですか?
Answer:
一言でいうと、例外処理のスタックサイズを定義するためのものです。
■OSページ:
「NMI割り込み」、「CPU例外」または「フックルーチンで使用されるソフト
ウェアトラップ」の例外処理スタックサイズを定義して下さい。
■Taskページ:
タスクで使用されるソフトウェアトラップの例外処理スタックサイズを定義し
て下さい。
■Isrページ:
ISRで使用されるソフトウェアトラップの例外処理スタックサイズを定義して
下さい。
Ho-OS 6
Title: 割込み処理ルーチンの作成手順を教えて下さい。
▲ Return
Question:
●
割込み処理ルーチンの作成手順を教えて下さい。
Answer:
割込み処理ルーチン作成時の手順を以下に示します。ISR名は、XYZと仮定し
ます。
1.OSEK OSコンフィギュレータのISRページで、割込み XYZ の設定を
します。
(1)ISRsの欄にISR名 XYZ を設定(NEWを選択すると名前を入力できま
す)
(2)Category欄で割込みカテゴリを選択します。
(カテゴリ1の場合はCategory1、Category2の場合はCategory2を選択し
ます)
(3)その他、割込みレベルと使用するスタック数を設定します。
(4)Interrupt Sourceは、NMIでなければ、OTHERを選択します。
2.ベクタテーブルの設定
サンプルで提供している vcttble.scrを例にして説明します。
●カテゴリ1割込みの場合
(1)ファイルの頭で下記コードを記述して下さい
.import _XYZ ← XYZの前の _ が必要(アセンブラのため)
(2)使用するベクタに XYZ を定義してください。
.data.l _XYZ ← XYZの前の _ が必要(アセンブラのため)
(1)(2);C言語でベクタ作成の場合は _ は不要です。
(3)割込み処理ファンクションの作成
アプリケーションファイル内に次の形で作成してください。
void XYZ(void)
{
処理内容
}
もしくは、
ISR(XYZ)
{
処理内容
} これは、void XYZ(void)と同じですが、ISR()の形式を使用する場合は、
osekos.hをインクルードする必要があります。
(マニュアルP46を御参照ください )
●カテゴリ2割込みの場合
(1)vcttble.scrの頭で下記コードを記述して下さい
.import _XYZ_ISR を記述 ← XYZの前の_と_ISRが必要です
(コンフィギュレータでは、名称に _ISRの追加は不要です)
(2)ベクタテーブルに、_XYZ_ISRを定義 ← XYZの前の_と_ISRが必要で
す
(3)割込みルーチンは、
void XYZ() [または ISR(XYZ)]
{
・
・
・
}
【備 考】
#pragma interrupt宣言はOSコンフィギュレータが自動的に行いますの
で不要です。
#pragma interrupt宣言は、OS構築ファイル「intdecl.h」に定義されま
す。
Ho-OS 7
Question:
●
Title: "アプリケーションモード機能"は、どのような場合に
使用するのですか?
▲ Return
"アプリケーションモード機能"は、どのような処理に適用するのですか?
Answer:
アプリケーションモードとは、異なるモード(最大8個)でアプリケーションを
開始することができる機能です。次のような、通常のアプリケーションと区別
したいアプリケーションがある場合に使用します。
(例) (1)保守用アプリケーション(テストモードなど)
(2)Diagnosis (診断)用アプリケーション
(3)仕向け地別アプリケーション(寒冷地向け、欧州向け、米国向けなど)
(4)車種別アプリケーション
Ho-OS 8
Question:
●
Title: 基本タスクは、どのような処理に適用すれば良いので
すか?
基本タスクは、どのような処理に適用すれば良いのですか?
▲ Return
Answer:
基本タスクは、優先度ごとに1つのスタックを共有します。システム全体のス
タック使用
サイズを削減したい場合に適用して下さい。
Ho-OS 9
Question:
●
Title: タスクには、プリエンプティブおよびノンプリエンプ
ティブ属性を割当てることができますが、各属性を持つタス
クの動作を教えて下さい。
▲ Return
タスクには、プリエンプティブおよびノンプリエンプティブ属性を割当てることがで
きますが、各属性を持つタスクの動作を教えて下さい。
Answer:
(1)プリエンプティブタスク
プリエンプティブタスクが実行中に、より高優先度のタスクが実行可能状態に
なった場合、スケジューラは高優先度のタスクに制御を渡します。つまり、処
理が高優先度タスクに移行します。
(2)ノンプリエンプティブタスク
ノンプリエンプティブタスク実行中に、より高優先度のタスクが実行可能状態
になった場合、でも、処理は高優先度タスクに移行しません。この点がプリエ
ンプティブタスクと異なります。ノンプリエンプティブタスクが終了する、待
ち状態になる、または明示的にスケジューラを呼び出したときに、高優先度の
タスクに処理が移行します。
Ho-OS 10
Question:
●
Title: 基本タスク(Basic Tasks)と拡張タスク(Extended Tasks)
の主な相違点は?
基本タスク(Basic Tasks)と拡張タスク(Extended Tasks)の主な相違点は?
▲ Return
Answer:
主に次の4点の相違があります。
Waiting状態が不要なシステムの場合には、基本タスクを使用してください。
なお、基本タスクを使用することで、ROM/RAM容量を削減することができま
す。
(1)状態遷移(Task State)
基本タスク: Running、Ready、またはSuspendedの3種類の状態に遷移
します。
拡張タスク: Running、Ready、Suspended、またはWaitingの4種類の
状態に遷移します
(2)使用可能なシステムサービス
拡張タスクでは次のシステムサービスを使用できますが、基本タスクでは
使用できません。
ClearEvent()
WaitEvent()
(3)使用スタック量
基本タスク: 同一優先度のタスクごとに共通のスタックを使用します。
拡張タスク: 各タスクごとに専用のスタックを使用します。
(4)多重起動(タスク起動のキューイング)
基本タスク: 多重起動させる事ができます。
拡張タスク: 多重起動させることはできません。
Ho-OS 11
Question:
●
Title: 割込み制御は、カテゴリ1とカテゴリ2の2種類ありま
すが、NMIは両方のモードで使用できますか。
▲ Return
割込み制御は、カテゴリ1とカテゴリ2の2種類ありますが、NMIは両方のモードで使
用できますか。
Answer:
カテゴリ1のみで使用可能です。
Ho-OS 12
Question:
●
Title: 1つのTaskに対して複数のイベントを割当てることは
可能ですか?
1つのTaskに対して複数のイベントを割当てることは可能ですか?
▲ Return
Answer:
最大8個のイベントを割当てることができます。
複数のイベント待ち状態にあるTaskは、少なくとも1つのイベントがセットさ
れるとReady状態に遷移します。システムに応じて使いわけてください。
Ho-OS 13
Title: タスクの優先度を動的に変更することはできますか
▲ Return
Question:
●
タスクの優先度を動的に変更することはできますか
Answer:
優先度は静的に割当てる仕組みになっています。動的な優先度管理の仕組みは
サポートしていません ので、動的に変更することはできません(OSEK/VDX規
格準拠)。これらの仕組みをサポートしないことでOSのコンパクト化を実現し
ています。
Ho-OS 14
Title: 複数のタスクに同じ優先度を設定することはできます
か?
▲ Return
Question:
●
複数のタスクに同じ優先度を設定することはできますか?
Answer:
BCC2またはECC2のコンフォーマンスクラスを選択した場合に複数のタスクに
同じ
優先度を設定することができます。その他のコンフォーマンスクラス(BCC1、
ECC1)を
選択した場合は、このような設定はできません。
Ho-OS 15
Title: タスク優先度は、0から127までの値を設定できます
が、最高優先度は0と127のどちらですか?
▲ Return
Question:
●
タスク優先度は、0から127までの値を設定できますが、最高優先度は0と127のどち
らですか?
Answer:
最高優先度は127です。数値が大きくなるほど優先度が高くなります。
Ho-OS 16
Question:
●
Title: Automatic start 機能を設定したタスクが起動するタイ
ミングを教えてください。
▲ Return
Automatic start 機能を設定したタスクが起動するタイミングを教えてください。
Answer:
タスクは、カーネル初期化処理の後に自動起動します。
なお、カーネル初期化処理は、StartOS()関数で行います。
Ho-OS 17
Question:
●
Title: Automatic start 機能を設定したタスクが複数存在する
場合は、各タスクはどのような動作をしますか?
▲ Return
Automatic start 機能を設定したタスクが複数存在する場合は、各タスクはどのよう
な動作をしますか?
Answer:
1. 同じ優先度のタスクが存在しない場合
カーネル初期化処理の後に、優先度が高いタスクから順番に自動起動します。
つまり、優先度の高いタスクがRUNNING状態、低いタスクがREADY状態になりま
す。
2. 同じ優先度のタスクが存在する場合 基本的には(1)と同一です。同じ優先度のタスク内では、タスクID順(昇順)に起動しま
す。
Ho-COM 1
▲
Title: OSEK COMは、CANのリード・ライト処理を関数レベルで提供
Return
していますか?
Question:
●
OSEK COMは、CANのリード・ライト処理を関数レベルで提供していますか?
Answer:
OSEK COMの標準機能として関数レベルで提供しています (SendMessage、
ReceiveMessageなど)。
システム構築時に、COMコンフィギュレータがライブラリの形態で自動生成し
ます。また、CANを使用する上での様々な設定は、GUI上で簡単に設定するこ
とが可能です。その設定に応じたHCAN用のCANドライバもコンフィギュレー
タが自動生成します。
Title: SendMessageシステムサービスには、内部タスク間通信・
Ho-COM 2 ネットワーク間通信を区別するパラメータがありません。どのよう
に区別したら良いのですか?
▲
Return
Question:
●
SendMessageシステムサービスには、内部タスク間通信・ネットワーク間通信を区別
するパラメータがありません。どのように区別したら良いのですか?
Answer:
アプリケーション内で区別する必要はありません。共通インターフェースで使
用できます。
内部タスク間通信・ネットワーク間通信の区別は、メッセージ毎にCOMコン
フィギュレータで設定するだけです。
Title: COMコンフィギュレータのCOMダイアログ内のCPU
Ho-COM 3 Frequencyには、外部クロック値、
内部クロック値のどちらの値を設定するのですか?
▲
Return
Question:
●
COMコンフィギュレータのCOMダイアログ内のCPU Frequencyには、外部クロック
値、内部クロック値のどちらの値を設定するのですか?
Answer:
内部クロック値を設定してください。製品添付のHELP(COMダイアログの項
目)をご参照ください。
Ho-COM 4
Title: OSEK COMのNotification機能(アプリケーション)は、COM単
独で使用できますか?
▲
Return
Question:
●
OSEK COMのNotification機能(アプリケーション)は、COM単独で使用できますか?
Answer:
単独で使用することはできません。
Notification機能は、OSの機能を使用して実現しているため、本機能を使用す
る場合は、OSが必要になります(OSEK/VDX規格に準拠)。
Ho-COM 5
Title: OSEK COMの周期送信機能を使用する場合は、OSの使用も必
須になりますが、本機能をCOM単独で実現できませんか?
▲
Return
Question:
●
OSEK COMの周期送信機能を使用する場合は、OSの使用も必須になりますが、本機
能をCOM単独で実現できませんか?
Answer:
COMの提供する周期送信機能は利用できませんが、周期的に起動するモジュー
ルから、SendMessage
システムコールを発行する事で実現可能です。
ただし、この場合はSendMessage処理が完了するまでCOMがCPUを占有するた
め、アプリケーション
に負荷がかかる可能性があります。
Title: CANのBitRate は、Prescaler(BRP)・TSEG1・TSEG2の設定値で
▲
Ho-COM 6 決まりますが、ユーザーがこれらの値を用いてBitRate値を計算しな
Return
ければならないのでしょうか?
Question:
●
CANのBitRate は、Prescaler(BRP)・TSEG1・TSEG2の設定値で決まりますが、ユー
ザーがこれらの値を用いてBitRate値を計算しなければならないのでしょうか?
Answer:
OSEK COMコンフィギュレータで、Prescaler(BRP)・TSEG1・TSEG2を設定す
るとBitRate値を自動計算しコンフィギュレータ画面に表示します。
Ho-COM 7 Title: H8Sマイコン用OSEK OSのROM/RAMサイズを教えてください
▲
Return
Question:
●
H8Sマイコン用OSEK OSのROM/RAMサイズを教えてください
Answer:
ROMサイズ :約2−12 Kbyte
RAMサイズ :約0.2−0.6 Kbyte
Title: OSEK COMの割込みレベルを変更したい。提供ファイル
Ho-COM 8 「ocos.h」のどの部分を変更すれば良いですか?
▲
Return
Question:
●
OSEK COMの割込みレベルを変更したい。提供ファイル「ocos.h」のどの部分を変更
すれば良いですか?
Answer:
「ocos.h」の下記<A>部分の数値を変更してください。
/*--- Interrupt level for critical regions in CCC0 ---*/
#define OC_Ccc0IntLevelD 6 <----------- <A>
Title: セクションOSEKCOMD、OSEKCOMRの作成が指示されていま
Ho-COM 9 す。もし、アプリケーションで使用しない場合は、 このセクション
を作成しなくても良いですか?
▲
Return
Question:
●
セクションOSEKCOMD、OSEKCOMRの作成が指示されています。もし、アプリケー
ションで使用しない場合は、 このセクションを作成しなくても良いですか?
Answer:
ガイダンスのとおり、必ず作成してください。OSEK COMでセクション
OSEKCOMD、OSEKCOMRを使用します。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-NC30WA (NC30含む) Cコンパイラパッケージ
更新日: 2005年6月6日
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High-performance Embedded Workshop V.3 | High-performance Embedded Workshop V.4 | TM |
M3T-PD30SIM | SQMlint
目次
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
オプションについて
メモリ配置について
プリプロセスコマンドについて
関数、変数の宣言について
ユーティリティ(stk30、utl30など)について
最適化について
ライブラリについて
スタートアップについて
ワーニング、エラーについて
インクルードファイルについて
●
●
●
●
●
●
●
●
出力コードについて
インストールについて
コメントについて
レジスタについて
#pragmaについて
出力ファイルについて
擬似命令について
動作環境について
オプションについて
●
●
●
●
●
●
●
●
●
ln308又はln30の-LOCオプションはどのような場面で利用するのですか?(2002.12.20)
NC30, AS30, LN30の起動オプションには-M62Eオプション(M16C/62グループの拡張領域対
応したオブジェクトコードを出力する)がありますが、拡張領域を使用しない場合のオプショ
ンを教えてください。(2000.8.25)
"-Wall"を指定しないで、"-Wall"と同等の警告内容を出力させることはできますか?(2000.8.7)
"-Wall"は検出可能な警告をすべて表示するオプションですが、検出可能な警告とは具体的にど
の警告オプションが対象になるのでしょうか?(2000.8.7)
NC30WA製品に含まれているプログラムのバージョン番号を知るにはどうすればいいですか?
(2000.8.7)
-Wallは検出可能な警告を全て表示するとマニュアルに記載されていますが、他の警告オプショ
ン、例えば"-WUV,-WNC,-WLTS等"の警告内容も出力してくれるのでしょうか?(2000.7.21)
最適化を行うオプションと最適化を抑止するオプションでは、どちらが優先順位が高いので
しょうか?(2000.7.21)
最適化オプションを複数指定した場合、オプションが処理される優先順位はどうなりますか?
(2000.7.21)
最適化オプション"-ONSBD"で抑止される最適化の内容を細かく設定する事はできるのでしょう
か?(2000.7.21)
●
●
●
コンパイラの最適化オプション"-ONSBD"で最適化が抑止される場合としてどんなものがありま
すか?(2000.7.21)
コンパイルドライバオプション-Iで指定するディレクトリ名に優先順位はありますか?
(2000.7.21)
コマンドオプション-fextend_to_intを指定してコンパイルすると演算結果が期待値と異なる場合
があります。(2000.7.5)
ページの先頭へ
メモリ配置について
●
●
●
●
●
●
C言語でプログラムを記述する場合、定義した順序通りに外部変数を配置するにはどうすればい
いでしょうか。(2000.12.5)
配列の実体をfar領域に配置し、それを参照するポインタをnear領域に配置するにはどのように
宣言すればよいでしょうか?(2000.8.25)
C言語で記述した各関数を絶対アドレス(固定アドレス)にしたいのですがどのようにすればい
いのでしょうか?(2000.7.21)
CONST宣言したデータをROMの指定した場所に配置する方法を教えてください。(2000.7.5)
"#pragma ADDRESS"を使って、次の記述と同じ絶対アドレス指定をするにはどうすればいいで
しょうか?(2000.7.5)
[絶対アドレス指定例]
#define AAA (*(volatile unsigned char *)0x000406)
ライブラリ関数をリンク時にROMアドレスに配置するように指定したいのですが、どうすれば
いいでしょうか?また、リンク時にセクション配置指定ができるようにするためのライブラリ
関数用のセクションはありませんか。(2000.3.3)
ページの先頭へ
プリプロセスコマンドについて
●
プリプロセスコマンド"#define"で文字列に数値を定義していますが、定義した文字列を使った
式の結果が期待する値にならないのはなぜですか?
以下の例で、culの値が期待値0x04AAAになりません。(2000.8.7)
[プログラム例]
#define
#define
V1
V2
0x040000
0x0AAAA + V1
cul = (WORD *)v2
ページの先頭へ
関数、変数の宣言について
●
以下のプログラムを実行すると、long型変数"l"には-1が代入されるものと考えますが、結果は
0xF(15)が代入されてしまいます。どのようにすれば、結果が-1になるのですか。(2000.11.20)
void main( void )
{
struct
{
short r : 10 ;
short i : 4 ;
short s : 2 ;
} buf ;
long l ;
}
●
●
●
buf.i = -1 ;
l = (long)buf.i ;
C言語プログラムにおいて、構造体ビットフィールドを定義していますが、コンパイルの結果
ビットフィールドメンバの順序が入れ替わります。入れ替わらないようにするにはどうすれば
いいですか?(2000.10.20)
配列の実体をfar領域に配置し、それを参照するポインタをnear領域に配置するにはどのように
宣言すればよいでしょうか?(2000.8.25)
外部ファイルで定義されている関数を使って式の評価をしたとき、関数が定義されている型と
は異なる型で、式の評価がされているようですがなぜこのようなことになるのでしょうか?
(2000.8.7)
●
●
●
extern宣言をしないで関数を外部参照をしたとき、コンパイラでエラーとならないのでしょう
か?(2000.8.7)
C言語のプログラムにおいて、同一ファイル内で、同じ型の同じ名前の変数を宣言した場合、エ
ラーになりますか?(2000.8.7)
"#pragma PARAMETER"を指定した関数をプロトタイプ宣言しているのですが、コンパイル後の
関数名が、"_"で始まっています。どうして"$"で始まらないのでしょうか?(2000.8.7)
●
プロトタイプ宣言は、関数引数の渡し方を決めるものですか?(2000.8.7)
●
関数引数の渡し方は、プログラムの移植性に影響がありますか?(2000.8.7)
●
●
●
関数の引数がレジスタ渡しになる場合とスタック渡しになる場合とでサイズ、速度に違いがあ
るのですか?(2000.8.7)
関数の引数がレジスタ渡しとなるのはどのような条件のときですか?(2000.8.7)
Buildを行うと、以下のエラー表示が出ます。通常参照する関数がない場合、"_func1"の様
に"_"が付いた関数名が表示されますが、"$"の表示となっているのはどうしてですか。関数
func1は別のファイルに存在しています。(2000.8.7)
samp.c 190 Error (ln30):.¥samp.r30:'$func1' value is undefined
●
constの文字列データを構造体として宣言したところ、定数データの他にROM上に領域を確保す
るアセンブリコードが生成されています。この領域は何でしょうか?(2000.7.21)
●
CONST宣言したデータをROMの指定した場所に配置する方法を教えてください。(2000.7.5)
●
全てのレジスタ(R0,R1,R2,R3,A0,A1)に対してレジスタ変数を割り当てることができますか?
●
NC30を使用するとき、レジスタ変数を使用するにはどうすればいいでしょうか?(2000.7.5)
●
●
●
(2000.7.5)
"#pragma ADDRESS"を使って絶対アドレス指定をするとき、volatile指定をする必要があります
か?(2000.7.5)
"#pragma ADDRESS"を使って、次の記述と同じ絶対アドレス指定をするにはどうすればいいで
しょうか?(2000.7.5)
[絶対アドレス指定例]
#define AAA (*(volatile unsigned char *)0x000406)
リンク時に'関数名' value is undefined というエラーが出力されます。関数の実体は存在しま
す。なぜでしょうか?
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ユーティリティ(stk30、utl30など)について
●
●
Stk Viewerで表示されるスタックサイズを確保したが、オーバーフローが発生しました。Stk
Viewerで表示されるスタックサイズだけでは足りないのですか?(2003.2.20)
統合化開発環境TM V.3.01を使用していますが、プログラムの増加に伴ってStk Viewerでメモリ
不足のエラー (No.6 Stk Viewer: Out of memory.) が発生するようになりました。対処方法を教
えてください。(2001.8.6)
●
●
stk30において、スタック使用量の計算を開始する関数にstatic関数を指定するにはどうすれば
いいですか?(2000.8.7)
SBDATA宣言ユーティリティ(utlxx)でsbdata.hを生成したところ、一部の変数がコメントになる
のはなぜですか?(2000.7.21)
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最適化について
●
●
●
●
●
●
●
CコンパイラM3T-NC30WAのROM圧縮方法について教えてください。 (2002.3.5)
最適化を行うオプションと最適化を抑止するオプションでは、どちらが優先順位が高いので
しょうか?(2000.7.21)
最適化オプションを複数指定した場合、オプションが処理される優先順位はどうなりますか?
(2000.7.21)
最適化オプション"-ONSBD"で抑止される最適化の内容を細かく設定する事はできるのでしょう
か?(2000.7.21)
コンパイラの最適化オプション"-ONSBD"で最適化が抑止される場合としてどんなものがありま
すか?(2000.7.21)
コンパイラの最適化機能によって、ローカル変数がレジスタに割り当てられることがあるので
すか?(2000.7.5)
プログラム例において、コンパイルの結果生成されたアセンブリコードでは、 変数 b の値が、
「l=ReceiveByte(4);」の行で上書きされてしまいます。これは、なぜですか?(2000.3.3)
プログラム例
void IntS4R(void)
{
long l;
char c,b;
b=ReceiveByte(4);
l=ReceiveByte(4);
}
アセンブリコード
void IntS4R(void)
{
long l;
char c,b;
b=ReceiveByte(4);
MOV.B
#4,R1L
JSR.A
$Receive
MOV.B
R0L,-4H[FB]
l=ReceiveByte(4);
MOV.B
#4,R1L
JSR.A
$Receive
MOV.W
R0,-4H[FB]
MOV.W
R2,-2H[FB]
EXITD
}
●
●
ポートの読み込み等のために記述した式が最適化オプションを使用した場合にコードが出力さ
れません。
連続してビットアクセスを行うと1つにまとめられる。これでは、ビットアクセスの間に割込み
が発生した場合、不正な動作を行ってしまう場合がある。どうしたらいいですか?
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ライブラリについて
●
●
●
NCxxWAにおいて、アプリケーションに不要なMALLOC(), MEMCPY()などの関数がリンクされ
ないようにするにはどうすればいいでしょうか?(2000.7.21)
ライブラリファイルをリンクする場合、ライブラリファイルの相互参照は行われるのですか?
(2000.7.5)
ライブラリ関数をリンク時にROMアドレスに配置するように指定したいのですが、どうすれば
いいでしょうか?また、リンク時にセクション配置指定ができるようにするためのライブラリ
関数用のセクションはありませんか。(2000.3.3)
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スタートアップについて
●
●
ncrt0.a30にFBレジスタの設定が記述されていますが、何に利用しているのでしょうか?また、
書き換え可能でしょうか?(2000.12.5)
[FBレジスタの設定箇所]
ldc #0h,fb ; for debuger
M16C/21用のプログラムを開発しております。TMで新規プロジェクトを作成し、生成された
ncrt0.a30ファイルに"C COMPILER for M16C/60"と記述されていますがこのまま使用しても大
丈夫でしょうか?(2000.7.21)
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ワーニング、エラーについて
●
リアルタイムOSを使用していますが、コンパイル時に以下のワーニングが発生しています。
ワーニングが発生する理由は何でしょうか?また、ワーニングが発生しているままで問題ない
でしょうか?(2005.6.6)
'far_msg' is not defined, so it's treated as 0
●
●
●
ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。(2005.2.7)
統合開発環境をTMからHigh-performance Embedded Workshopへ移行しました。 その結果、ア
センブラ指示命令".ASSERT"で出力したファイルを他のソースファイルからインクルードすると
下記エラーが発生します。どのようにすればエラーは抑止されますか?(2004.12.6)
Cソースからインクルードした場合:"include file not found"
アセンブラソースからインクルードした場合:"Can't open include file"
リンク時にワーニング "16-bits unsigned value is out of range 0 -- 65535. address='xxxx'" が発
生します。RAMサイズを減らすとワーニングは発生しません。何が問題なのでしょうか?
(2001.11.5)
●
●
●
●
●
ln30のワーニングエラー"JMP.S instruction exist at end of bank(address xxxxx)"を解消するよう
に、C言語のプログラムを記述するにはどう記述すればいいでしょう?(2000.10.5)
MS-DOSプロンプトでNC30を実行すると以下のメッセージが表示されコンパイルができませ
ん。どのように対処すればよいのでしょうか?(2000.9.20)
"これは a Windows NT character-mode 実行可能 です"
extern宣言をしないで関数を外部参照をしたとき、コンパイラでエラーとならないのでしょう
か?(2000.8.7)
C言語のプログラムにおいて、同一ファイル内で、同じ型の同じ名前の変数を宣言した場合、エ
ラーになりますか?(2000.8.7)
NC30WAをV.3.20 Release1以降へバージョンアップしたところ、ワーニングが出力されるよう
になりました。旧バージョンでコンパイルされたプログラムに問題はないのでしょうか?
(2000.7.21)
●
#pragma ASM∼#pragma ENDASM内に構造化記述言語を記述したC言語ソースファイルを統合
化開発環境TM上でコンパイル・アセンブルするとシンボルミスエラーが発生します。回避方法
を教えてください。
nc30waのオプション-Sで中間ファイルを作成後、as30を起動するとr30ファイルが生成できエ
ラーになりませんでした。(2000.7.21)
[例]
❍ C言語ソースファイル(samp.c):
void func(void){
#pragma ASM
if R0 == 02h
A0 = 1
endif
#pragma ENDASM
}
❍
エラーメッセージ:
samp.c 25 Error (asp30): Symbol is missing
samp.c 26 Error (asp30): Symbol is missing
samp.c 27 Error (asp30): Symbol is missing
●
●
リンク時に'関数名' value is undefined というエラーが出力されます。関数の実体は存在しま
す。なぜでしょうか?
NC30をWindows95上で実行するとcan't analyze errorが出力されコンパイルできません。なぜ
でしょうか?
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インクルードファイルについて
●
●
統合開発環境をTMからHigh-performance Embedded Workshopへ移行しました。 その結果、ア
センブラ指示命令".ASSERT"で出力したファイルを他のソースファイルからインクルードすると
下記エラーが発生します。どのようにすればエラーは抑止されますか?(2004.12.6)
Cソースからインクルードした場合:"include file not found"
アセンブラソースからインクルードした場合:"Can't open include file"
コンパイルドライバオプション-Iで指定するディレクトリ名に優先順位はありますか?
(2000.7.21)
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出力コードについて
●
C言語で以下(1)のようにプログラミングしました。
生成されたコードを見ると、変数xはインクリメントする前の値で5と比較してるようです。 変
数xをインクリメントした後に5と比較するには、以下(2)のように記述する必要がありますか。
(2001.6.20)
(1)
(2)
●
if (x++ == 5){
aaasub();
}
x++;
if (x ==5){
aaasub();
}
以下のプログラムを実行すると、long型変数"l"には-1が代入されるものと考えますが、結果は
0xF(15)が代入されてしまいます。どのようにすれば、結果が-1になるのですか。(2000.11.20)
void main( void )
{
struct
{
short r : 10 ;
short i : 4 ;
short s : 2 ;
} buf ;
long l ;
}
●
buf.i = -1 ;
l = (long)buf.i ;
C言語で乗算式を記述したとき、結果が期待した値になりません。なぜですか?
例えば以下の例で、期待した値(y0の値)は0x0300ですが、実際には0x055となります。
(2000.10.5)
[プログラム例]
#define CONST_A 0x0400
#define CONST_B 0x0c0
void main( void )
{
unsigned char x0;
unsigned int y0;
}
●
●
x0 = 0x090;
y0 = ( x0 * CONST_A ) / CONST_B;
関数(void_far)型を宣言した場合に4バイトの領域が確保されます。3バイト(0∼FFFFFFH)
にならないのはなぜですか?(2000.8.7)
プリプロセスコマンド"#define"で文字列に数値を定義していますが、定義した文字列を使った
式の結果が期待する値にならないのはなぜですか?以下の例で、culの値が期待値0x04AAAにな
りません。(2000.8.7)
[プログラム例]
#define
V1
0x040000
#define
V2
0x0AAAA + V1
cul = (WORD *)v2
●
●
NC30でコンパイルした結果、符号付変数を左シフトする演算に対して算術シフト命令ではな
く、論理シフト命令が出力されています。これはなぜですか?(2000.7.5)
"#pragma INTERRUPT/B"を指定した割り込み関数に対して、レジスタを切りかえる"fclr B"が生
成されていないのはなぜか?(2000.7.5)
●
●
以下の演算の処理仕様を教えてください。(2000.3.3)
1. 負の整数の除算 "/" の、結果の切り捨て方向
2. 負の整数の剰余算 "%" の、結果の符号
3. 負の整数の右シフト ">>" の動作が、算術シフト(MSBに符号ビットが入る) または論理
シフト(MSBに 0 が入る)のいずれか
プログラム例で、「aaa = (signed long)( BBB << CCC );」式の右辺が 0x0000f000 になるのはな
ぜですか? VISUAL C++ では、0x0ffff000 になっています。(2000.3.3)
プログラム例
#define BBB
#define CCC
(unsigned short)0xffff
(unsigned char)12
signed long aaa;
test( void )
{
aaa = (signed long)( BBB << CCC );
}
●
void IntS4R(void)
{
long l;
char c,b;
b=ReceiveByte(4);
l=ReceiveByte(4);
}
●
_test:
mov.w
mov.w
rts
#0f000H,_aaa
#00000H,_aaa+2
プログラム例において、コンパイルの結果生成されたアセンブリコードでは、変数 b の値が、
「l=ReceiveByte(4);」の行で上書きされてしまいます。これは、なぜですか?(2000.3.3)
プログラム例
●
生成アセンブリコード
アセンブリコード
void IntS4R(void)
{
long l;
char c,b;
b=ReceiveByte(4);
MOV.B
#4,R1L
JSR.A
$Receive
MOV.B
R0L,-4H[FB]
l=ReceiveByte(4);
MOV.B
#4,R1L
JSR.A
$Receive
MOV.W
R0,-4H[FB]
MOV.W
R2,-2H[FB]
EXITD
}
ポートの読み込み等のために記述した式が最適化オプションを使用した場合にコードが出力さ
れません。
連続してビットアクセスを行うと1つにまとめられる。これでは、ビットアクセスの間に割込み
が発生した場合、不正な動作を行ってしまう場合がある。どうしたらいいですか?
●
NC30 V.3.00(最適化なし)でコンパイルするとNC30 V.2.00よりコードサイズが大きくなる場
合があります。なぜでしょうか?
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インストールについて
●
NC30WAを購入しました。NC30は添付のライセンスIDでインストールできましたが、AS30が
インストールできません。AS30用のライセンスIDが必要ですか?(2000.7.5)
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コメントについて
●
"//"で始まるコメントの中に"/*"を記述した場合、コンパイラがエラーを出力します。この書き
方はできないのですか?(2000.7.5)
[プログラム例]
main()
{
// /* abc
}
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レジスタについて
●
関数呼び出し時にスタックに退避されるのは、どのようなレジスタですか?(2000.11.20)
●
全てのレジスタ(R0,R1,R2,R3,A0,A1)に対してレジスタ変数を割り当てることができますか?
●
●
(2000.7.5)
コンパイラの最適化機能によって、ローカル変数がレジスタに割り当てられることがあるので
すか?(2000.7.5)
NC30を使用するとき、レジスタ変数を使用するにはどうすればいいでしょうか?(2000.7.5)
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#pragmaについて
●
"#pragma ADDRESS"を使って絶対アドレス指定をするとき、volatile指定をする必要があります
か?(2000.7.5)
●
"#pragma ADDRESS"を使って、次の記述と同じ絶対アドレス指定をするにはどうすればいいで
しょうか?(2000.7.5)
[絶対アドレス指定例]
#define AAA (*(volatile unsigned char *)0x000406)
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出力ファイルについて
●
●
●
NC30WAが生成するモトローラSフォーマットファイルの最終行"S8"レコードは何を示している
のですか?(2000.7.5)
NC30WAが生成するモトローラSフォーマットファイルの先頭行"S0"レコードは、PROMライタ
では利用されていないようですが、このレコードは何を示しているのですか?(2000.7.5)
Cコンパイラを使用してコンパイルするとき、アセンブラリストファイルを生成できますか?
(2000.7.5)
ページの先頭へ
擬似命令について
●
●
ln30のワーニングエラー"JMP.S instruction exist at end of bank(address xxxxx)"を解消するよう
に、C言語のプログラムを記述するにはどう記述すればいいでしょう?(2000.10.5)
アセンブラ指示命令 .PAGE のオペランドに漢字を記述したとき、アセンブラリストファイル上
で文字化けしてしまいます。どうしてでしょうか。(2000.3.3)
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動作環境について
●
●
コンパイルを実行すると次のエラーが発生します。---> nc30:No such file or directory
環境変数の設定は行っているのですが、他に考えられる原因はありますか。(2000.11.20)
SET BIN30=C:¥MTOOL¥BIN
SET LIB30=C:¥MTOOL¥LIB30
SET INC30=C:¥MTOOL¥INC30
SET TMP30=C:¥MTOOL¥TMP
MS-DOSプロンプトでNC30を実行すると以下のメッセージが表示されコンパイルができませ
ん。どのように対処すればよいのでしょうか?(2000.9.20)
"これは a Windows NT character-mode 実行可能 です"
●
●
●
NC30WA製品に含まれているプログラムのバージョン番号を知るにはどうすればいいですか?
(2000.8.7)
Windows 3.1, DOS版(IBE,IBJ,98)においてコンパイルに時間がかかる。なんとかならないです
か?
NC30をWindows95上で実行するとcan't analyze errorが出力されコンパイルできません。なぜ
でしょうか?
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(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01051222_j
Q.
NC30, AS30, LN30の起動オプションには-M62Eオプション (M16C/62グループの拡張領域対
応したオブジェクトコードを出力する) がありますが、拡張領域を使用しない場合のオプショ
ンを教えてください。
A.
NC30, AS30, LN30はデフォルトで 「M16C/62グループMCU・拡張領域を使用しない」 が指定
されていますので、MCU対応の起動オプションを指定する必要はありません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
E10A-USB起動前
E10A-USB起動前
E10AU-1-1
(Nov.20,
2003)
E10AU-1-2
(Nov.20,
2003)
E10AU-1-3
(Nov.20,
2003)
E10AU-1-4
(Nov.20,
2003)
E10AU-1-5
(Nov.20,
2003)
E10A-USB起動後
E10A-USBの使い方について
ポートコネクタのピン配置を教えてください。
ポートコネクタと端子間の推奨接続例を教えてください。
E10A-USBエミュレータがLink UPしません。
H-UDI/AUD機能を内蔵している、SH7055, SH7058E10A-USBでサポート
していますか。
オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
E10A-USBに添付しているエミュレータソフトウェア使用ライセンス(1
E10AU-1-6
デバイスグループのみインストールを許諾)を、既に他のデバイスグ
(Dec.22,
ループがインストールされているE10A-USBに、デバイスグループをもう
2003)
一つ追加インストールする目的で使用することが出来ますか?
E10AU-1-7
デバイスグループ追加用ライセンスツールの使用ライセンスは、E10A(Dec.22,
USBエミュレータ1台分ですか?
2003)
E10AU-1-8
E10A-USBとデバイスグループ追加用ライセンスツールを同時に購入した
(Dec.22,
とき、インストール順番はありますか?
2003)
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB
E10AU-1-9 adaptor を使用するためにインストールしようとしているソフトウェア
は、Windows XP との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格し
(Mar.5,
ていません。」 というダイアログが表示されますが問題ないでしょう
2004)
か?
E10AU-1-10
USBドライバを正常にインストールできません。
(Mar.22,
2004)
E10AU-1-11 E10A-USBエミュレータのH-UDIポートコネクタとCPU各端子間の接続方
法は、E10Aエミュレータでもサポートされているデバイスについては
(Apr.20,
E10Aエミュレータと同様ですか?
2004)
E10AU-1-12
E10A-USBは使用出来るデバイスが決まっているのですか?
(Jun.21,
2004)
E10AU-1-13
デバイスグループは変更できるのですか?
(Jun.21,
2004)
E10AU-1-14 E10A-USBエミュレータソフトウェア起動時に、下記エラーメッセージが
(Sep.5, 2004) 表示されます。原因と対策を教えて下さい。
"The Product currently connected is not the SHxxxx(or H8S/
(Oct.6,
xxxx) E10A-USB Emulator. "
2004)
E10A-USBエミュレータソフトウェア起動時に、下記エラーメッセージが
E10AU-1-15 表示されます。原因と対策を教えて下さい。
(Sep.5, 2004) "Check the coccection between the H-UDI pins and the H-UDI port
connentor."
E10A-USBのセットアップ時、エミュレータセットアップスイッチ
E10AU-1-16 (SW1)を1→0→1と操作しました。
SW1=0にしてUSBケーブルを再接続したとき、セットアップが開始さ
(Jan.7, 2005)
れず、エラーメッセージ(Shift the switch for setting up the emulatorto
'1' and reinsert the USB cable)が表示されるのですが、どうすればよい
でしょうか。
E10AU-1-17
(Jan.20,
E10A-USBエミュレータにおいて、使用するC/C++コンパイラパッケージ
2005)
の組み合わせによりどのような制限があるのか教えてください。
E10A-USB起動後
E10AU-2-1
USBケーブルを抜くとブルースクリーンになってしまいます。
(Dec.22,
2003)
BCカラム上でのダブルクリック、もしくは、Break Condition 1にて設定した
E10AU-2-2
ハードウェアブレークで
(Mar.5, 2004)
プログラムが停止した後、GOもしくはSTEPを実行できません。
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウ
E10AU-2-3
で"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
(Jul.5.2004)
E10A-USBの使い方について
E10AU-3-1
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
(Oct.20,
2004)
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
E10AU-3-2
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりま
(Nov.22,
した。
2004)
表示させる方法はありますか?
E10AU-1-1 Title: ポートコネクタのピン配置は?
▲
Return
Question:
●
ポートコネクタのピン配置を教えてください。
Answer:
. E10A-USBのターゲットインタフェースとして、下記にマイコン別のピン配置
情報をpdfファイルで掲載しておりますので、ご参照ください。
ターゲットインターフェース
上記以外のマイコンに関しては、E10A-USBに添付されているE10A-USBエミュ
レータユーザーズマニュアルをご参照ください。
E10AU-1-2 Title:ポートコネクタと端子間の推奨接続例は?
▲
Return
Question:
●
ポートコネクタと端子間の推奨接続例を教えてください。
Answer:
各マイコンのターゲットインタフェースとして、下記にポートコネクタと端子
間の接続推奨例に関する情報をpdfファイルで掲載しておりますので、ご参照
ください。
ターゲットインターフェース
E10AU-1-3 Title: E10A-USBエミュレータがLink UPしない。
▲
Return
Question:
●
E10A-USBエミュレータがLink UPしません。
Answer:
ユーザシステム上の次の6点についてチェックしてください。
●
●
●
●
●
●
H-UDIコネクタの配線は正しいかどうか
H-UDIの各信号線にノイズがのっていないかどうか
リセットがデバイスに対して有効かどうか
Vcc値が正しいかどうか
クロックが発振しているかどうか
SH2-DSP系のE10Aエミュレータでは、起動時にリセットベクタ(アドレス
H'A0000000番地)値をリードしています。
したがって、メモリ設定不具合でリセットベクタがリードできない場合はLink UPし
ませんので、ご注意ください。
E10AU-1-4
Title: H-UDI/AUD機能を内蔵している、SH7055, SH7058をE10AUSBエミュレータでサポートしていますか。
▲
Return
Question:
●
H-UDI/AUD機能を内蔵している、SH7055, SH7058をE10A-USBエミュレータでサ
ポートしていますか。
Answer:
E10A-USBエミュレータではSH7055, SH7058の対応予定はありません。
SH7055, SH7058内蔵のH-UDI/AUD機能はエミュレータ専用のデバッグ機能で
はありません。そのためルネサスとしましてはE8000, E6000Hエミュレータの
みで対応しています。
もしお客様がH-UDI/AUDを介したエミュレータのご使用を希望される場合は、
コンピューテックス社またはビットラン社製のエミュレータをご利用くださ
い。ただし、エミュレーション用に一部ユーザリソースを使用するという制限
があります。
詳細はコンピューテックス社またはビットラン社にお問い合わせください。
コンピューテックス社 HPのURLアドレス
http://www.computex.co.jp
ビットラン社 HPのURLアドレス
http://www.bitran.co.jp
E10AU-1-5 Title: オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
▲
Return
Question:
●
オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
Answer:
High-performance Embedded Workshopの再インストールをしてください。そ
の際、インストール言語を"English"に設定すると、オンラインヘルプが英文表
示されます。
ただしオンラインヘルプを日本語と英語で同時に表示することはできません
のでご注意ください。
Title: E10A-USBエミュレータに添付しているエミュレータソフトウェ
ア使用ライセンス(1デバイスグループのみインストールを許諾)
E10AU-1-6 を、既に他のデバイスグループがインストールされているE10A-USB
エミュレータに、デバイスグループをもう一つ追加インストールする
目的で使用することが出来ますか?
▲
Return
Question:
●
E10A-USBエミュレータに添付しているエミュレータソフトウェア使用ライセンス(1
デバイスグループのみインストールを許諾)を、既に他のデバイスグループがインス
トールされているE10A-USBエミュレータに、デバイスグループをもう一つ追加イン
ストールする目的で使用することが出来ますか?
Answer:
E10A-USBエミュレータに添付されているライセンスはE10A-USBエミュレータ
が出荷時の状態(初期状態)のときに、1デバイスグループのみ(1回だけ)
インストールができます。既に他のデバイスグループがインストールされてい
るE10A-USBエミュレータには、他のデバイスグループを追加でインストール
することはできません。
E10AU-1-7
Question:
●
Title: デバイスグループ追加用ライセンスツールの使用ライ
センスは、E10A-USBエミュレータ 1台分ですか?
▲ Return
デバイスグループ追加用ライセンスツールの使用ライセンスは、E10A-USBエミュ
レータ 1台分ですか?
Answer:
デバイスグループ追加用ライセンスツールの使用ライセンスは、E10A-USBエ
ミュレータ 1台分です。
E10A-USBエミュレータを複数台使用されている場合は、使用される台数分の
デバイスグループ追加用ライセンスツールが必要となります。
デバイスグループ追加用ライセンスツールにはそれぞれ、下記の図が示すよう
に(SH-4)、(H8S)といった、対象デバイスグループを明記したシールを
添付しておりますので、デバイスグループを追加インストールされた場合は、
添付のシールをE10A-USBエミュレータの裏面に貼付していただくようお願い
します。
また、E10A-USBエミュレータに添付しているエミュレータソフトウェアの
セットアップ時には、インストール(選択)されたデバイスグループをE10AUSBエミュレータ裏面欄にチェックしてください。
チェックされたデバイスグループ、および貼付されたシールに明記されたデバ
イスグループが、実際のE10A-USBエミュレータのインストール内容と異なる
場合は、修理の対象外とさせていただく場合がございます。
ユーザ登録も併せて必ず実施していただきますようお願いいたします。
E10AU-1-8
Question:
●
Title: E10A-USBエミュレータソフトウェアとデバイスグループ追
加用ライセンスツールを同時に購入したとき、インストール順番 ▲ Return
はありますか?
E10A-USBに添付しているエミュレータソフトウェアと、デバイスグループ追加用ラ
イセンスツールを使用するとき、インストール順番はありますか?
Answer:
E10A-USBエミュレータに添付のエミュレータソフトウェアとデバイスグルー
プ追加用ライセンスツールのインストールには順番がありますので、注意が必
要です。
1. まず始めにE10A-USBエミュレータに添付のエミュレータソフトウェアの
セットアップツールを起動して、E10A-USBエミュレータにデバイスグ
ループを1つインストールしてください。
2. 次にデバイスグループ追加用ライセンスツールのセットアップツールを
起動して、E10A-USBエミュレータにデバイスグループを追加インストー
ルしてください。
順番を逆にしますと、上記1のエミュレータソフトウェアのセットアップ、が
無効になります。
E10AU-1-9
Title: Windows XP ProへUSBドライバをインストールする
と、「E7/E10 USB adaptor を使用するためにインストー
ルしようとしているソフトウェアは、Windows XP との互
換性を検証する Windows ロゴ テストに合格していませ
ん。」 というダイアログが表示されますが問題ないで
しょうか?
▲ Return
Question:
●
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB adaptor を使
用するためにインストールしようとしているソフトウェアは、Windows XP との互換
性を検証する Windows ロゴ テストに合格していません。」というダイアログが表示
されますが問題ないでしょうか?
Answer:
そのままインストールを継続していただいて問題ありません。
Microsoft社は、WindowsXP以降、不正なドライバを排除しPCの安定性を高め
る目的で、ドライバの認証を提唱しています。
ルネサスのUSBドライバはMicrosoft社の認証ではありませんが、ルネサスが十
分な検証を行いお客様に提供させていただいております。
E10AU-1-10 Title: USBドライバを正常にインストールできません。
Question:
●
USBドライバを正常にインストールできません。
▲ Return
Answer:
もしお客様がザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしているのであれ
ば、
ザイリンクス社ホームページに掲載されている諸項目に該当していないかどう
か確認ください。
1. 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って回避
策を実行ください。
2. (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新のザ
イリンクス社製ソフトウェアをインストールください。
3. (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザイリ
ンクス社にお問い合わせください。
Title: E10A-USBエミュレータのH-UDIポートコネクタとCPU各端
E10AU-1-11 子間の接続方法は、E10Aエミュレータでもサポートされている
デバイスについてはE10Aエミュレータと同様ですか?
▲ Return
Question:
●
E10A-USBエミュレータのH-UDIポートコネクタとCPU各端子間の接続方法は、E10A
エミュレータでもサポートされているデバイスについてはE10Aエミュレータと同様
ですか?
Answer:
E10A-USBは、2通りの接続方法があります。
1. H-UDIポートコネクタにUVccを接続する(E10A-USB推奨)
2. H-UDIポートコネクタにUVccを接続しない(E10Aと同じ)
上記、どちらでも動作いたします。
ただし、E10A-USBは、E10A-USBエミュレータからのリーク電流対策のため、
ターゲットシステムのUVccを接続していただく仕様(1)を推奨しておりま
す。
UVccを接続しない場合、E10A-USBエミュレータの電源『ON』 (E10A-USB
をPCに装着し、PCの電源がONの状態)で、ターゲットシステムの電源
『OFF』のときに E10A-USBエミュレータからのリーク電流により、ターゲッ
トシステムの電源電圧が上がってしまい、 パワーオンリセットが効かなくなる
可能性があります。
E10AU-1-12 Title: E10A-USBは使用出来るデバイスが決まっているのですか? ▲ Return
Question:
●
E10A-USBは使用出来るデバイスが決まっているのですか?
Answer:
E10A-USBは、エミュレータソフトウェアのインストール時に使用するデバイ
スグループを1つだけ選択する必要があります。
一度選択(セットアップ)したデバイスグループを変更することは出来ませ
ん。セットアップとは、E10A-USBハードウェアにデバイスグループの情報を
書き込むことを指します。
エミュレータソフトウェアのインストールにより作成される、 [スタートメニュー] -> [プログラム] -> [Renesas High-performance Embedded
Workshop] -> [Tools]
-> [Setup tool for E10A-USB Emulator] -> [対象となるデバイスグループ名]
で起動するSetup tool for E10A-USB Emulator の実行により、E10A-USBはデバ
イスグループが確定します。
PC上へのエミュレータソフトウェアのインストールだけならば、いくつでも行
なう事が出来ます。
しかし、一度でもSetup tool for E10A-USB Emulator を実行し、E10A-USBにデ
バイスグループをセットアップすると、他のデバイスグループでE10A-USBを
使用(変更)することは出来ません。
セットアップしているデバイスグループ以外のデバイスグループのデバイスを
ご使用になる場合は、別売の『デバイスグループ追加用ライセンスツール』を
使用し、デバイスグループを追加する必要があ
ります。
『デバイスグループ追加用ライセンスツール』は、E10A-USBにデバイスグ
ループを追加するためのソフトウェアであり、CD−ROMの形で販売してい
る製品です。デバイスグループ毎に準備しています。
E10A-USBの台数分必要となります。
デバイスグループ内のデバイスは、自由に切り替えて使用することが出来ま
す。
(複数のデバイスを同時に使用することは出来ません。)
E10AU-1-13 Title: デバイスグループは変更できるのですか?
▲ Return
Question:
●
デバイスグループは変更できるのですか?
Answer:
一度、Setup tool for E10A-USB Emulator を実行すると、デバイスグループを
変更することは出来ません。
セットアップしているデバイスグループ以外のデバイスグループのデバイスを
ご使用になる場合は、別売の『デバイスグループ追加用ライセンスツール』を
使用し、デバイスグループを追加する事が可能
です。
『デバイスグループ追加用ライセンスツール』は、E10A-USBにデバイスグ
ループを追加するためのソフトウェアであり、CD−ROMの形で販売してい
る製品です。デバイスグループ毎に準備しています。
E10A-USBの台数分必要となります。
『デバイスグループ追加用ライセンスツール』を使用して複数のデバイスグ
ループが使用可能状態にあるとき、デバイスグループを切り替えて使用するこ
とが可能です。
【デバイスグループの切り替え方法】
エミュレータソフトウェアのインストールにより作成される、 [スタートメニュー] -> [プログラム] -> [Renesas High-performance Embedded
Workshop] -> [Tools]
-> [Setup tool for E10A-USB Emulator] -> [対象となるデバイスグループ名]
で起動するSetup tool for E10A-USB Emulator の実行により、デバイスグルー
プの切り替えることができます。
Title: E10A-USBエミュレータソフトウェア起動時に、下記エラー
メッセージが表示されます。原因と対策を教えて下さい。
E10AU-1-14
"The Product currently connected is not the SHxxxx(or H8S/
xxxx) E10A-USB Emulator. "
▲
Return
Question:
●
E10A-USBエミュレータソフトウェア起動時に、下記エラーメッセージが表示されま
す。原因と対策を教えて下さい。
"The Product currently connected is not the SHxxxx(or H8S/xxxx) E10A-USB
Emulator."
Answer:
E10A-USBに対象デバイスグループの設定がされていない場合、本エラーメッ
セージが表示されます。
下記マニュアルの 『3.10 E10A-USBエミュレータのセットアップ』 を参照
し、E10A-USBに使用対象のデバイスグループを設定してください。
対象デバイス:H8S
対象デバイス:SH
Title: E10A-USBエミュレータソフトウェア起動時に、下記エラー
メッセージが表示されます。原因と対策を教えて下さい。
▲ Return
E10AU-1-15
"Check the coccection between the H-UDI pins and the H-UDI
port connentor."
Question:
●
E10A-USBエミュレータソフトウェア起動時に、下記エラーメッセージが表示されま
す。原因と対策を教えて下さい。
"Check the coccection between the H-UDI pins and the H-UDI port connentor."
Answer:
E10A-USBのDIPスイッチを設定していない場合、本エラーメッセージが表示さ
れます。
下記WEBページの『デバイス固別マニュアル』の『1.5 H-UDIポートコネクタ
とチップ間の推奨接続例』を参照し、E10A-USBのDIPスイッチの設定をご確認
ください。
E10A-USBのDIPスイッチは、E10A-USBのスライドカバー内にあります。
こちらを参照ください。
Title: E10A-USBのセットアップ時、エミュレータセットアップス
イッチ(SW1)を1→0→1と操作しました。
SW1=0にしてUSBケーブルを再接続したとき、セットアップが
▲ Return
E10AU-1-16
開始されず、エラーメッセージ(Shift the switch for setting up
the emulatorto '1' and reinsert the USB cable)が表示されるので
すが、どうすればよいでしょうか。
Question:
●
E10A-USBのセットアップ時、エミュレータセットアップスイッチ(SW1)を1→0
→1と操作しました。
SW1=0にしてUSBケーブルを再接続したとき、セットアップが開始されず、エラー
メッセージ(Shift the switch for setting up the emulatorto '1' and reinsert the USB
cable)が表示されるのですが、どうすればよいでしょうか。
Answer:
エミュレータセットアップスイッチが0の状態のE10A-USBが、PCに正常に認
識されていないものと推測されます。
エラーメッセージ(Shift the switch for setting up the emulator to'1' and
reinsert the USB cable)は「キャンセル」を選んでください。その後、エミュ
レータセットアップスイッチが0の状態でE10A-USBをPCに再接続し、「新し
いハードウェアの追加ウィザード」が表示されるまで、しばらくお待ちくださ
い。「新しいハードウェアの追加ウィザード」が表示されたら、ドライバを指
定してください。E10A-USBをPCが正しく認識した後、再度、エミュレータ
セットアップスイッチを1の状態に戻し、E10A-USBのセットアップを始めか
ら行なってください。
E10AU-1-17
Question:
●
Title: E10A-USBエミュレータにおいて、使
用するC/C++コンパイラパッケージの組み
合わせによりどのような制限があるのか教
えてください。
▲ Return
E10A-USBエミュレータにおいて、使用するC/C++コンパイラパッケージの組み合わせに
よりどのような制限があるのか教えてください。
Answer:
E10A-USBエミュレータは、ご使用になるC/C++コンパイラパッケージのバージョ
ンにより、下記のように制限事項が異なります。
詳しい制限事項の説明についてはこちらをご覧下さい。
E10AU-2-1 Title: USBケーブルを抜くとブルースクリーンになってしまいます。
▲
Return
Question:
●
E10A-USBエミュレータのファームウェアセットアップのため、セットアップツールや
ライセンスツールを起動しました。画面の指示に従ってUSBケーブルを抜いたところ、
STOPエラーが発生しブルースクリーンになって停止してしまいました。
Answer:
大変申し訳ございません、この現象はE10A-USBエミュレータ用USBドライバの不
具合によるものです。
この問題を解決するためには、ドライバの更新をお願いします。
最新ドライバをこちらからダウンロードし、exeファイルを実行してください。
PC再起動後、ドライバが更新されます。
該当するE10A-USB High-performance Embedded Workshopデバッガバージョン
: ∼V1.1.00 Title: プログラムがハードウェアブレークで停止した後に、GOもしく
E10AU-2-2 はSTEPを実行できません。
▲
Return
Question:
●
BCカラム上でのダブルクリック、もしくは、Break Condition 1にて設定したハードウェ
アブレークで
プログラムが停止した後、GOもしくはSTEPを実行できません。
Answer:
本不具合は、SH-Mobileデバイスグループ、もしくはSH-3デバイスグループの一
部のデバイス(SH7705, SH7710, SH7720, SH7630, SH7660)を使用する
場合の制限事項に該当します。
また本不具合は、Break Condition1を「Prefetch address break before
executing」に設定した場合のみ発生し、それ以外では発生しません。
(BCカラムでのダブルクリックでハードウェアブレークポイントを設定した場合
は「Prefetch address break before executing」として設定されます。)
本不具合はE10A-USBソフトウェアV1.3.00にて改善されますが、Ver1.2.00で本
不具合を回避するには以下の2つの方法があります。
①Break Condition 2を使用する。
BCカラム上でダブルクリックをすると、ハードウェアブレークは自動的にBreak
Condition1, Break Condition 2の順番で設定されますので、ダブルクリックではな
くBCカラム上で右クリックにより「BC2」を選択してください。
ハードウェアブレークはBreak Condition 2に設定され本不具合を回避できます。
(ただし、使用可能なハードウェアブレークは、1chとなります)
②Break Condition 1を無効にしたのちGOもしくはSTEPを実行する。
停止後、BreakConditionタブで、Break Condition 1を選択し、右クリックで無効
を選択してください。
その後、GOもしくはSTEPを実行してください。
STEPを一回実行した後、再度Break Condition 1を有効に設定すればGOを実行で
きます。
(ハードウェアブレークは2chとも使用出来ます)
Title: High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watch
▲
E10AU-2-3 ウィンドウで"Not available now."と表示される原因と対策方法を教え
Return
てください。
Question:
●
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウで"Not
available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
Answer:
"Not available now."は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報
が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なくなり、"Not
available now."となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを
作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、"Not
available now."となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指しま
す。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使用して
いる関数内にプログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除し
ます。最適化によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が「使
用されていないため削除」と判断された場合、Watchウインドウで参照で
きず "Not available now."と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言して
ください。
E10AU-3-1
Question:
●
Title: ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法
はありますか。
▲ Return
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
Answer:
以下の手順でツールチップウオッチ機能をOFFにしてください。
[ツール]→[オプション]で開くダイアログボックスから、[エディタ]のシートを選
びます。
ツールチップウオッチのチェック(初期値)を外すと、ツールチップウオッチは
無効になります。
ツールチップウオッチ機能がONの場合、ユーザプログラム実行中でもソースプロ
グラムウインドウの変数をカーソルが指した際に、短時間ですがエミュレータが
プログラム実行を中断し、変数の値を取得します。
不用意にカーソルを操作したときでも、プログラムの実行を中断したくない場合
に、ツールチップウオッチをOFFにしてください。
Title:ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなく
E10AU-3-2
なりました。
表示させる方法はありますか?
▲
Return
Question:
●
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりました。
表示させる方法はありますか?
Answer:
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマット確認
ください。
Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマットを‘Elf/
Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してくださ
い。
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
ハードウェア
ハードウェア
H-1
H-2
H-3
H-4
H-5
H-6
H-7
H-8
H-9
H-10
H-11
(Mar.5,
2004)
H-12
(Mar.22,
2004)
H-13
(May.20,
2004)
ソフトウェア
デバッグ
その他
SH7058用E6000Hエミュレータの内蔵フラッシュメモリ書込みについて
の質問です。Configuration PropertiesウインドウのFlash Load Optionに
あるupdateとeraseの違いは何ですか?
ユーザシステムとエミュレータを切り離したらエミュレータが動作しなく
なりました。
SH7046用E6000Hエミュレータに搭載しているエミュレーションメモリ
に正しくアクセスできません。
HS6000EIU01H(USBアダプタ)でE6000Hエミュレータが起動しませ
ん。 HS6000EIP01H(PCMCIAカード)では問題なく起動します。
SH7058用E6000Hエミュレータを持っていますが、部品を交換して
SH7046用E6000Hエミュレータにすることはできますか?
ユーザシステムインタフェースボードはどの様な時に必要ですか?
一台のPCでE6000HエミュレータとE10Aエミュレータを使うことができ
ますか?
SH7058用E6000Hエミュレータはエバチップ内蔵のフラッシュメモリを
使用しているとのことですが、書込み回数に制限はないのでしょうか? また、書込みできなくなったらどうしたら良いのでしょうか?
PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えてくださ
い。
オンラインヘルプを英文表示する方法を教えてください。
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB
adaptor を使用するためにインストールしようとしているソフトウェア
は、Windows XP との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格して
いません。」 というダイアログが表示されますが問題ないでしょうか?
USBドライバを正常にインストールできません。
WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダウンロー
ドしてドライバを更新すると、故障解析用テストプログラムが正常に動作
しなくなりました。
ソフトウェア
S-1
S-2
ユーザプログラム実行中にブレークポイントを設定することはできます
か?
ステップ実行中に割り込みが入ってしまいますが回避する方法はあります
か?
S-3
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンド
(Jul.5.2004) ウで"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
S-4
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因
(Jul.5.2004) と対策方法を教えてください。
デバッグ
D-1
その他
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
D-2
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなり
ました。
表示させる方法はありますか?
O-1
E6000Hエミュレータの製品構成を教えてください。
H-1
Title: SH7058用E6000Hエミュレータ内蔵フラッシュ
書込み
Question:
●
▲ Return
SH7058用E6000Hエミュレータの内蔵フラッシュメモリ書込みについての質問
です。
Configuration PropertiesウインドウのFlash Load Optionにあるupdateとeraseの
違いは何ですか?
Answer:
下図を例にご説明いたします。
EB1にはプログラム領域とデータ領域があり、データ領域を変更します。
Erase時の動作 :データ領域の変更の他にプログラム領域が初期化されま
す。
Update時の動作 :データ領域のみ変更します。(デバッガが元データの
書き戻しをします。)
注)内蔵フラッシュメモリの書込みはブロック単位で行われ、書込みする
前に一度初期化(H'FF)されます。
H-2
Question:
●
Title: エミュレータの単体動作
▲ Return
ユーザシステムとエミュレータを切り離したらエミュレータが動作しなくなりま
した。
Answer:
ユーザシステムとエミュレータを切り離す場所が間違えている可能性があ
ります。
ユーザシステムと接続するエミュレータの先端部は、エバチップボードと
ユーザシステムインタフェースボードとで構成しています。
ユーザシステムとエミュレータを切り離す場合には、必ずユーザシステム
インタフェースボードとエバチップボードを切り離してください。
ICソケットとユーザシステムインタフェースボードを切り離すとエミュ
レータはユーザシステム電源のVCCDOWNを検出するため、リンクアップ
できません。また、ユーザシステム上のICソケットに負担がかかるため、
ハンダ不良の原因となります。
H-3
Question:
●
Title: エミュレーションメモリのアクセス
▲ Return
SH7046用E6000Hエミュレータに搭載しているエミュレーションメモリに正し
くアクセスできません。
Answer:
SH7046用E6000Hエミュレータに搭載しているエミュレーションメモリ
にアクセスするにはマイコンの動作周波数によりウエイトを挿入する必要
があります。
40MHz以下:ウエイトは必要ありません。
40MHz以上:1サイクル以上のウエイトが必要です。
H-4
Question:
●
Title: USBアダプタ
▲ Return
HS6000EIU01H(USBアダプタ)でE6000Hエミュレータが起動しません。
HS6000EIP01H(PCMCIAカード)では問題なく起動します。
Answer:
Windows®98SEを搭載した一部のPCにてエミュレータが正しく起動しな
いケースがあります。この場合、USBドライバをアップデートする必要が
あります。
詳細はこちらをご参照ください。
H-5
Question:
●
Title: 対象デバイスの変更
▲ Return
SH7058用E6000Hエミュレータを持っていますが部品を交換してSH7046用
E6000Hエミュレータにすることはできますか?
Answer:
いいえ、できません。
E6000Hエミュレータは筐体から先端基板(エバチップボード)まで一体
型になっています。
E6000エミュレータやE8000Sエミュレータとは構成が異なります。
製品毎の対象デバイスは下記のURLを参照してください。
http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/tool/emulator/e6000h/
target_dev.html
H-6
Question:
●
Title: ユーザシステムインタフェースボード
▲ Return
ユーザシステムインタフェースボードはどの様な時に必要ですか?
Answer:
ユーザシステムインタフェースボードとはエミュレータとユーザシステム
を接続するためのボードです。
マイコンのパッケージ毎に用意されており、ユーザシステムに搭載した実
チップ用ICソケットと接続するための変換ボードです。
ユーザシステムインタフェースボードおよびICソケット型名についてはこ
ちらを参照ください。
http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/tool/emulator/e6000h/
target_inter.html
H-7
Question:
●
Title: 複数のエミュレータ使用
▲ Return
一台のPCでE6000HエミュレータとE10Aエミュレータを使うことができます
か?
Answer:
はい、できます。
H-8
Question:
●
Title: SH7058用E6000Hエミュレータフラッシュメモリ書込
み回数
▲ Return
SH7058用E6000Hエミュレータはエバチップ内蔵のフラッシュメモリを使用し
ているとのことですが、書込み回数に制限はないのでしょうか? また、書込み
できなくなったらどうしたら良いのでしょうか?
Answer:
・エバチップ内蔵フラッシュメモリの書込み回数は1000回まで保障して
います。
・書き込めなくなった時は下記の対応となります。
(1)書き換え回数:1000回以内で、購入後1年未満の場合 →無償で交換
いたします。
(2)書き換え回数:1000回以上 →有償で交換いたします。
保証書記載の品質保証部で対応いたします。
H-9
Question:
●
Title: 基板サイズ
▲ Return
PCIインタフェースボード(HS6000EIC02H)の基板サイズを教えてください。
Answer:
基板サイズは下記のとおりです。また付属のケーブルは1.5mです。
H-10
Question:
●
▲ Return
Title: オンラインヘルプ
オンラインヘルプを英文表示する方法はありますか?
Answer:
HDIの再インストールをしてください。その際、インストール言語
に"English"を選択して下さい。
ただしオンラインヘルプを日本語と英語で同時に表示することはできませ
んので注意してください。
H-11
Title: Windows XP ProへUSBドライバをインストールす
ると、「E7/E10 USB adaptor を使用するためにインス
トールしようとしているソフトウェアは、Windows XP
との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格して
いません。」 というダイアログが表示されますが問題な
いでしょうか?
▲ Return
Question:
●
Windows XP ProへUSBドライバをインストールすると、「E7/E10 USB adaptor
を使用するためにインストールしようとしているソフトウェアは、Windows XP
との互換性を検証する Windows ロゴ テストに合格していません。」 というダイ
アログが表示されますが問題ないでしょうか?
Answer:
はい、そのままインストールを継続していただいて問題ありません。
Microsoft社は、WindowsXP以降、不正なドライバを排除しPCの安定性を
高める目的で、ドライバの認証を提唱しています。
弊社のUSBドライバはMicrosoft社の認証ではありませんが、弊社が十分な
検証を行いお客様に提供させていただいております。
H-12
Question:
●
Title: USBドライバを正常にインストールできません。
▲ Return
USBドライバを正常にインストールできません。
Answer:
ザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしていませんか?
ザイリンクス社ホームページに記載されている問題に該当していないかど
うか確認ください。
1. 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って
回避策を実行ください。
2. (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新
のザイリンクス社製ソフトウェアをインストールください。
3. (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザ
イリンクス社にお問い合わせください。
H-13
Question:
●
Title: WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドラ
イバをダウンロードしてドライバを更新すると、故障解析用
テストプログラムが正常に動作しなくなりました。
▲ Return
WEBの最新ドライバダウンロードからPCIボード用ドライバをダウンロードして
ドライバを更新すると、故障解析用テストプログラムが正常に動作しなくなりま
した。
Answer:
エミュレータに添付されている故障解析用テストプログラムはHighperformance Embedded Workshop、HDIと同様にドライバDLLにてPCと
エミュレータとの通信を実現しています。したがってドライバを更新した
場合、故障解析用テストプログラムについてもドライバDLLを最新のもの
に更新する必要があります。
故障解析用テストプログラムはCD-Rのdiagフォルダにありますので、いっ
たんハードディスクにコピーした後ドライバを最新のものに更新してくだ
さい。
S-1
Question:
●
Title: ブレークポイントの設定
ユーザプログラム実行中にブレークポイントを設定することはできますか?
Answer:
設定できません。
ユーザプログラム停止中にブレークポイントを設定してください。
▲ Return
S-2
Question:
●
Title: ステップ実行中の割り込み
▲ Return
ステップ実行中に割り込みが入ってしまいますが回避する方法はありますか?
Answer:
Configuration ダイアログボックスにある「Enable interrupts during step
execution」のチェックボックスにチェックされていると、ステップ実行中
に割り込みを受け付けます。割り込みを禁止したい場合はチェックボック
スをクリアした状態で使用してください。
S-3
Question:
●
Title: High-performance Embedded Workshopを使用してい
て、Watchウィンドウで"Not available now."と表示される原
因と対策方法を教えてください。
▲ Return
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウ
で"Not available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
Answer:
"Not available now."は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、デ
バッグ情報が存在しませんので、対象変数を参照する事が出来なく
なり、"Not available now."となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュート
ファイルを作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場
合、"Not available now."となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指
します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変数を使
用している関数内にプログラム関数が存在するときに限定されま
す。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理
を削除します。最適化によりWatchウインドウで参照しようとして
いる変数が「使用されていないため削除」と判断された場合、
Watchウインドウで参照できず "Not available now."と表示されま
す。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣
言してください。
S-4
Question:
●
Title: HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of
Scope"と表示される原因と対策方法を教えてください。
▲ Return
HDIを使用していて、Watchウィンドウで"Out of Scope"と表示される原因と対策
方法を教えてください。
Answer:
"Out of Scope"は、次の3つの場合表示されます。
1. Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool cahinにて、Debugオプションが指定されていない場合、
デバッグ情報が存在しませんので、対象変数を参照する事が
出来なくなり、"Out of Scope"となります。
Tool cahinにて、Debugオプションを指定して、アブソリュー
トファイルを作成しなおす必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない
場合、"Out of Scope"となります。
スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関
数を指します。
Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、対象変
数を使用している関数内にプログラム関数が存在するときに
限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない
場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要
な処理を削除します。最適化によりWatchウインドウで参照
しようとしている変数が「使用されていないため削除」と判
断された場合、Watchウインドウで参照できず "Out of
scope"と表示されます。
対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数を
volatile宣言してください。
D-1
Question:
●
Title: ツールチップウオッチによるメ
モリ参照をOFFにする方法はあります
か。
▲ Return
ツールチップウオッチによるメモリ参照をOFFにする方法はありますか。
Answer:
以下の手順でツールチップウオッチ機能をOFFにしてください。
[ツール]→[オプション]で開くダイアログボックスから、[エディタ]のシー
トを選びます。
ツールチップウオッチのチェック(初期値)を外すと、ツールチップウ
オッチは無効になります。
ツールチップウオッチ機能がONの場合、ユーザプログラム実行中でも
ソースプログラムウインドウの変数をカーソルが指した際に、短時間です
がエミュレータがプログラム実行を中断し、変数の値を取得します。
不用意にカーソルを操作したときでも、プログラムの実行を中断したくな
い場合に、ツールチップウオッチをOFFにしてください。
D-2
Question:
●
Title: ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいまし
た。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択
できなくなりました。
表示させる方法はありますか?
▲ Return
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。
また、メニューからウォッチ、インスタントウォッチを選択できなくなりまし
た。
表示させる方法はありますか?
Answer:
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマッ
ト確認ください。
Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマット
を‘Elf/Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してく
ださい。
O-1
Question:
●
Title: E6000Hエミュレータの製品構成
▲ Return
E6000Hエミュレータの製品構成を教えてください。
Answer:
製品構成は以下のとおりです。
・E6000H本体(94×222×282mm)
・ACケーブル
・外部プローブ
・CD-R(E6000H用のHDIまたはHigh-performance Embedded Workshop、
マニュアル、自己診断プログラム)
オプションは以下のとおりです。
・ユーザーシステムインタフェースボードまたはユーザシステムインタ
フェースケーブル
・ホストシステムインタフェースボード
(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
MM マスクファイル変換ユーティリティ
この製品のツールニュースをみる
更新日: 2002年12月20日
目次
●
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●
ファイルコード
マスクファイル
形名
16進データファイル 更新
空き領域設定値
マスクオプション
実行環境
エラーメッセージ
ファイルコード
●
●
ファイルコードとは、プログラムの16進データの積算値でしょうか? 従来のチェック
サム値とどう違うのでしょうか?(2000.10.20)
テーブルデータがひとつだけ異なる2つのプログラムからマスクファイルを生成したと
ころ、それぞれの 「ファイルコード」 が同じですが、マスクファイルは正しく生成され
たのでしょうか?(2001.6.20)
●
バージョンの異なるMMで生成されたファイルコードが異なるが正常ですか?
●
ファイルコードをメモするのを忘れてしまったのですが・・・(2001.6.20)
(2001.6.20)
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マスクファイル
●
●
●
マスクファイルをデバッガにダウンロードできますか。(2001.6.20)
マスクファイル変換ユーティリティで作成した**.MSKファイルの内容をOTP版ファイ
ルと比較することができますか?(2000.10.20)
ROM発注をフロッピーで行う場合、受け取ったマスクファイルの信頼性をどのように
チェックしているのでしょうか?
EPROMで発注するときは、3個のEPROMのデータの内容を比較チェックしていますが
フロッピーで発注するときは一つのマスクファイルで良い理由はなんでしょうか?
(2000.10.20)
●
マスクファイル内の16進データを確認するにはどうすればいいですか。(2001.6.20)
●
マスクファイルは普通の16進データファイルとは違うのですか?(2001.6.20)
●
マスクファイルが見つからないのですが・・・(2001.6.20)
ページの先頭へ
形名
●
コマンド形式のMMでコマンドプロンプトからの入力を小文字で行ない、形名を大文字
で指定 しましたが、大文字・小文字混在のままで問題ありませんでしょうか?
(2001.6.20)
●
●
●
「形名」 が決まっていないのですが、マスクファイルの生成をルネサスに依頼すること
はできますか?(2000.10.20)
フロッピーでROM発注を行うときは、ASCIIコードでマイコン形名データを書きこむ必
要はないのですか?(2000.10.20)
製品形名のデータ領域を設定しなければいけないですか?(2000.10.20)
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16進データファイル
●
●
●
●
IAR社製の開発ツールで作成したインテルHEXファイルを用いるとエンドレコードが重
複しているとワーニングが出ました。どうしたらいいでしょうか。(2002.12.20)New
パートナーベンダ製クロスツールで生成されるインテルHEXファイルをMMで処理する
とエラーになります。(2002.12.5)
マスクファイルを生成するために、MMのマスクファイル生成ウィザードでプログラム
ファイル (16進データファイル) を指定するとエラーが出ます。(2002.6.20)
MM V.3.00 Release 1でOSDフォントエディタの出力ファイル(.hfd)が指定できません。
指定方法を教えてください。(2002.4.5)
●
●
●
●
●
●
●
使用するアセンブラに限らず、4500シリーズMCUであれば、0∼3FFF番地に16進デー
タの下位5ビット、4000∼7FFF番地に16進データの上位5ビットが割り付けられたイ
ンテルHEXフォーマットの16進データファイルであれば、マスクファイルを生成する
ことが可能でしょうか?(2000.10.20)
マスク処理を行うプログラムで同一のアドレスに複数のデータを割り当てた場合、マ
スク処理はできますか。(2001.6.20)
パートナーベンダ製のアセンブラで生成したインテルHEXフォーマットの16進データ
ファイルから、マスクファイルを生成することができますか?(2000.10.20)
MMはインテルHEXフォーマット形式ファイルのエンド・レコード行数を判別 (エンド
レコードが1行かの判別) していますか?(2001.6.20)
MMでインテルHEXファイルを生成できますか?(2001.6.20)
マスクファイルから生成されるモトローラSフォーマットのレコードタイプはなんで
しょうか?(2000.10.20)
EPROMライタからPCにアップロードした16進データをMMで処理してマスクデータを
生成することができますか?(2000.10.20)
●
16進データファイルのファイル名に制限はありますか?(2001.6.20)
●
MMがマスクファイルに間違った16進データを登録することはないのですか?
●
MMは16進データファイルを加工しているのですか?(2000.10.20)
●
16進データファイルはEPROMによる場合のようにオフセットが必要ですか?
(2000.10.20)
(2000.10.20)
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空き領域設定値
●
MM V.3.00 Release 1のマイコン情報の登録で、形名と空き領域設定値の使用を設定し
ましたが、マスクファイル作成ウィザードで空き領域設定値が入力できません。
(2002.4.5)
●
MMの空き領域に16進データを設定する機能を用いてデータを書きこむように設定し
ましたが、マスクデータから抽出した16進データファイルにはデータが書きこまれて
いないようです。(2000.10.20)
●
MMが作成したマスクファイルの未使用領域に設定した16進データの確認を行いたい
のですが可能ですか?(2000.10.20)
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マスクオプション
●
MMに設定するマスクオプションとは何ですか。(2001.6.20)
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実行環境
●
MMの実行ファイルは、MS-DOS上では実行できないのですか?(2001.6.20)
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エラーメッセージ
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●
●
●
エラーメッセージ "Data-file column exceed 255" が表示されました。どうすればいい
でしょうか。(2001.8.21)
エラーメッセージ "Can't create Mask file" が表示されました。どうすればいいでしょ
うか。(2001.8.21)
エラーメッセージ "Can't create HEX file" が表示されました。どうすればいいでしょう
か。(2001.8.21)
エラーメッセージ "Can't open file filename" が表示されました。どうすればいいでしょ
うか。(2001.8.21)
エラーメッセージ "Invalid Load Address" が表示されました。どうすればいいでしょう
か。(2001.8.21)
エラーメッセージ "Illegal ROM Data file name" が表示されました。どうすればいいで
しょうか。(2001.8.21)
エラーメッセージ "Illegal file format" が表示されました。どうすればいいでしょう
か。(2001.8.21)
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(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
High-performance Embedded Workshop V.4 統合開発環境
この製品のツールニュースをみる
更新日: 2005年5月11日
関連製品のFAQをみる:
コンパイラ (SH CおよびH8 C, M3T-CC32R, M3T-NC308WA, M3T-NC30WA)
エミュレータ (E10A-USB, E7, E8, E6000H, E6000, E10A, E10T, E10T-USB, E200F)
目次
●
インストール: High-performance Embedded Workshopのインストールについて
●
プロジェクト: プロジェクトの作成・操作について
●
ソースファイル: ソースファイルの追加・削除等について
●
オプション: コンパイラ・アセンブラオプション設定について
●
ビルド: ビルド操作・makefile等について
●
デバッグ: デバッガの実行等について
●
その他
インストール
●
●
High-performance Embedded Workshop環境がすでにインストールされているPCに、
High-performance Embedded Workshopが付属しているM3T-NC30WAをインストール
しましたが、High-performance Embedded Workshopを起動してもツールチェインと
してM16Cが表示されません。(2005.5.11)
WindowsNT系のOSで、High-performance Embedded Workshopを使用する方法を教え
て下さい。(2005.2.21)
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プロジェクト
●
●
ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。(2005.5.11)
High-performance Embedded WorkshopでM3T-CC32Rの新規プロジェクトを作成する
際、「CPU Series」を選択しなければなりませんが、実際にどれを選択してよいかがわ
かりません。CPUのグループ名(32182など)は分かっているのですが。(2005.5.11)
●
●
●
●
●
●
High-performance Embedded Workshopを起動して、新規プロジェクトワークスペー
スを作成しようとしたところプロジェクトタイプ欄に何も表示されないため、ワーク
スペースを作成することができません。(2005.5.11)
High-performance Embedded Workshopのワークスペース作成時に、フォルダー名に
使用できる文字は何ですか?(2005.2.21)
High-performance Embedded Workshopのプレースホルダ(相対パス指定)の意味を
教えてください。(2005.2.21)
ワークスペースウィンドウで、プロジェクトがグレー表示されてしまいます。
(2005.2.21)
プロジェクトにファイルを追加するとき、ファイルに自動的にデフォルトオプション
を指定する方法を教えて下さい。(2005.2.21)
複数の開発者が同じワークスペース開いた際、保存される設定内容はどのようになり
ますか?(2005.2.21)
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ソースファイル
●
●
High-performance Embedded Workshopで自動生成された関数の意味がわかりませ
ん。(2005.2.21)
プロジェクトを構築時、ハードウェアセットアップファイルを生成すると、hwsetup.c
の内容が特定のモジュールの設定部分の記述しかありませんが、何故ですか?
(2005.2.21)
ページの先頭へ
オプション
●
●
NC8C V.5.30 Release 1を使用しています。プロジェクト作成時のデフォルトのオプ
ション設定でデバッグ情報は出力されますか?(2005.5.11)
ビルドコンフィグレーションとして Release を選択するとビルドエラーになる場合で
も、Debug を選択すると正常にコンパイルできます。なぜでしょうか?(2005.5.11)
●
●
ビルドの各オプションとHigh-performance Embedded Workshopのダイアログ設定の
関係を教えて下さい。(2005.2.21)
シンボルのメモリ割付情報を出力する方法を教えてください。(2005.2.21)
ページの先頭へ
ビルド
●
●
●
High-performance Embedded Workshopでビルドすると、指定ファイル(ワークス
ペースウィンドウのProjectタブでツリーから選択するファイル)ではなく、エディタ
で開いているファイルがビルドされます。(2005.5.11)
ビルド中にコンパイルエラーなどが発生した場合に、ビルドを停止させる方法はあり
ますか?(2005.5.11)
モトローラSフォーマットファイルを生成するにはどうすればいいでしょう?
(2005.5.11)
●
High-performance Embedded Workshopでプロジェクトを作成したのですが、ファイ
ルのリンク順序がファイル名のアルファベット順になってしまいます。スタートアッ
プファイル(ncrt0.r30)を最初にリンクするにはどうすればよいでしょうか?
(2005.5.11)
●
リロケータブルファイルのリンク順序を変更するにはどうすればいいですか?
(2005.5.11)
●
●
●
●
●
プロジェクトのファイルを一時的にビルドから除外する方法を教えて下さい。
(2005.2.21)
プロジェクトファイルの編集をしていないのに、[ビルド->ビルド] を選んだらいくつか
のファイルが再ビルドされてしまいました。(2005.2.21)
"ビルドの中止"ボタンをクリックするか [ビルド->ビルドの中止]を選んでビルドを中止
しようとしたが、ビルドの実行が中止できません。(2005.2.21)
High-performance Embedded Workshop上で、オブジェクトファイルのリンク順序を
指定する方法を教えて下さい。(2005.2.21)
ビルド結果をファイルに出力することは出来ますか?(2005.2.21)
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デバッグ
●
High-performance Embedded Workshop上で標準入出力を実現する方法を教えてくだ
さい。(2005.2.21)
ページの先頭へ
その他
●
●
●
●
●
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MRxx(*)を含むプログラムを
ビルドするためには、どのように設定すればよいでしょうか?(2005.5.11)
M32R、M32C、M16Cのプロジェクトから、STKViewer、MAPViewerを使用するには
どうすればよいですか?(2005.5.11)
High-performance Embedded Workshopが強制終了した際に、バグレポートを生成、
送信する旨のダイアログが出ました。対処方法について教えてください。(2005.2.21)
High-performance Embedded Workshopに登録されている各コンポーネントのバー
ジョンを確認するにはどうすれば良いですか?(2005.2.21)
High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェーンのバージョン
を確認するにはどうすれば良いですか?(2005.2.21)
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(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
High-performance Embedded Workshop V.3 統合開発環境
High-performance Embedded WorkshopについてはこちらのFAQ
も参照してください
この製品のツールニュースをみる
更新日: 2005年5月11日
関連製品のFAQをみる:
コンパイラ (SH CおよびH8 C, M3T-CC32R, M3T-NC308WA, M3T-NC30WA, M3TNC8C)
エミュレータ (E10A-USB, E7, E8, E6000H, E6000, E10A, E10T, E10T-USB, E200F)
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ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。(2005.2.7)
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MRxx(*)を含むプログラムを
ビルドするためには、どのように設定すればよいでしょうか?(2005.1.20)
High-performance Embedded WorkshopでM3T-CC32Rの新規プロジェクトを作成する
際、「CPU Series」を選択しなければなりませんが、実際にどれを選択してよいかがわ
かりません。CPUのグループ名(32182など)は分かっているのですが。(2004.12.20)
M32R、M32C、M16Cのプロジェクトから、STKViewer、MAPViewerを使用するには
どうすればよいですか?(2004.10.6)
NC8C V.5.30 Release 1を使用しています。プロジェクト作成時のデフォルトのオプ
ション設定でデバッグ情報は出力されますか?(2004.7.21)
ビルドコンフィグレーションとして Release を選択するとビルドエラーになる場合で
も、Debug を選択すると正常にコンパイルできます。なぜでしょうか?(2004.6.21)
High-performance Embedded Workshopでビルドすると、指定ファイル(ワークス
ペースウィンドウのProjectタブでツリーから選択するファイル)ではなく、エディタ
で開いているファイルがビルドされます。(2003.12.22)
ビルド中にコンパイルエラーなどが発生した場合に、ビルドを停止させる方法はあり
ますか?(2003.12.5)
High-performance Embedded Workshopを起動して、新規プロジェクトワークスペー
スを作成しようとしたところプロジェクトタイプ欄に何も表示されないため、ワーク
スペースを作成することができません。(2003.12.5)
High-performance Embedded Workshop環境がすでにインストールされているPCに、
High-performance Embedded Workshopが付属しているM3T-NC30WAをインストール
しましたが、High-performance Embedded Workshopを起動してもツールチェインと
してM16Cが表示されません。(2003.12.5)
●
モトローラSフォーマットファイルを生成するにはどうすればいいでしょう?
●
リロケータブルファイルのリンク順序を変更するにはどうすればいいですか?
●
(2004.4.12)
(2005.5.11)
High-performance Embedded Workshopでプロジェクトを作成したのですが、ファイ
ルのリンク順序がファイル名のアルファベット順になってしまいます。スタートアッ
プファイル(ncrt0.r30)を最初にリンクするにはどうすればよいでしょうか?
(2004.4.12)
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(C)2005 Renesas Technology Corp., All Rights Reserved.
ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
TM※ 統合開発環境 ※ TMは、ルネサス製Cコンパイラパッケージやアセンブラパッケージにバンドルされています。
この製品のツールニュースをみる
関連製品のFAQをみる:M3T-CC32R | M3T-NC308WA | M3T-NC30WA | M3TNC79WA | M3T-NC77WA | M3T-SRA74 | M3T-ICC740
更新日: 2004年7月5日
目次
●
TM V.3.20、V.3.20A の内部エラーについて (2004.2.5)
●
インストール: TMのインストールについて
●
プロジェクト: プロジェクトの作成・操作について
●
ソースファイル: ソースファイルの追加・削除等について
●
オプション: コンパイラ・アセンブラオプション設定について
●
ビルド: ビルド操作・makefile等について
●
タグジャンプ: ビルドエラータグジャンプについて
●
デバッグ: デバッガの実行等について
●
外部ツール: 外部ツールの操作・実行等について
●
その他
インストール
●
●
WindowsNTにAdministrator以外でログインし、TM V.3.00を使用するとErrorNo.10が発生しますが、な
ぜですか?(2002.8.5)
TMを9文字以上の長い名前を使用したディレクトリにインストールするとうまく動きません。8文字以
下の名前のディレクトリにインストールした人は問題なく動作してます。(2002.8.5)
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プロジェクト
●
あるディレクトリで新規にプロジェクトを作成すると、以下のエラーが発生します。別のディレクトリ
では問題なくプロジェクトが作成できます。なぜですか?(2002.8.5)
「Error:No.0001 内部エラーが発生しました
ドキュメントのインスタンスを作成できませんでした
弊社までご連絡ください」
●
TM V.1.10で作成したプロジェクトを読み込んだ時に、TM V.2.00上でMRとの統合環境を使用します
か?の問いに、「はい」とした時OSパッケージが見つかりませんというメッセージがでます。MR7700
はTMにて自動認識をしてくれないのでしょうか?
TM V.2.00をインストールしたのですが、TM V.1.12で作成したSRA74用のプロジェクトが引き継げませ
ん。新規にプロジェクトを作成しようとしたのですが、M16Cファミリーのみで、他のマイコンを選択
できません。
●
●
●
●
●
●
新規に作成したプロジェクトでソースファイルを登録せず終了してしまった場合、次回のオープンで拒
否されます。エクスプローラ上ではホルダが生成され、"*.mtm"ファイルもできています。再度、同一名
プロジェクトを作成しようとしても、同一ホルダがあるため拒否されます。同一名プロジェクトの作成
には、ホルダ削除しか方法がないのでしょうか?(2002.8.5)
TMでオープンしているプロジェクトファイルをエクスプローラ等にてコピーしようとするとエラーとな
りました。
スタートアップファイルのコピーを指定してプロジェクトファイルを作成後、スタートアップファイル
のファイル名を一旦変更したところ、これ以降プロジェクトファイルをオープンできなくなってしまい
ました。別の内容に変更したい場合、編集 or コピー&ペーストしかないのでしょうか?(2002.8.5)
新規プロジェクト作成後、プロジェクトで使用しているディレクトリ名を変更できません。
プロジェクトディレクトリ全体(プロジェクトファイル、ソースファイル、ヘッダファイル等全てを含
む)を別のディレクトリにコピーしたものを利用できますか?
コピーしたプロジェクトファイルやソースを使って、別の条件設定やソース変更後、ビルドしたいので
すが...。
既存のディレクトリに新規プロジェクトを作成したいのですが。(2002.8.5)
ページの先頭へ
ソースファイル
●
TMを使用する場合、ファイルパスに使えない文字はありますか?(2004.7.5)
●
TM V.3を使用しています。ソースファイルのリンク順序の変更方法を教えて下さい。(2003.3.5)
●
●
●
●
●
Mifes(エディタ)とTMを交互に使用していると、時々ソースファイルの登録が解除されている場合が
有ります。なにかアドバイスがあれば宜しくお願い致します。(2002.8.5)
WindowsNTを使用した場合に、Netwareのネットワークドライブ上のソースファイルをプロジェクトに
登録できません。(2002.8.5)
アセンブラ指示命令.includeの行にコメントを記述すると、TMがincludeファイルを見つけることができ
ません。これは仕様でしょうか?(2002.8.5)
TW32Rのアセンブリ言語ソースファイルの拡張子は、必ず大文字の.Sでなければなりませんか? 小文
字.sは使用できますか?
TW32Rではソースファイルの拡張子は、".c" または ".S" でなければプロジェクトに登録できないのです
か?
●
ソースファイル登録時に、複数の.cファイルを一度に登録することはできますか?
●
ソースファイルの拡張子は変更できませんか?
ページの先頭へ
オプション
●
TMのオプションブラウザで、lmc30のIDコードチェックオプション-IDを用いて以下のように設定する
と、IDファイル(.id)とモトローラSフォーマットファイル(.mot)がすべて "FF" となってしまいます。IDを
16進数で設定すると "FF" となってしまうようです。IDを16進数で設定する方法を教えてください。
(2001.10.5)
-ID#1234
●
●
●
●
M16C用CコンパイラNC30WAでアセンブラリストファイルを作るにはどうすればよいですか? TMを使
わないときは、コンパイル時に -as30 "-L" オプションでアセンブラリストファイルを作ることができま
すが、TMでは、-as30 オプションが指定できません。TM環境下でアセンブラリストファイルを作る方
法を教えて下さい。(2002.8.5)
TMで、コンパイラオプションを設定する際に、削除できないオプションと追加できないオプション(as30等)があるのは、なぜですか。
プロジェクト作成時にデフォルトで指定されているコンパイラ(またはアセンブラ)オプションを自分
で設定できませんか。
コンパイラ(またはアセンブラ)オプションをたくさん指定した場合、TMでコンパイルできません。オ
プションの数に制限はありますか。ファイル名は128文字未満しかNGとは書いてありますが....
オプションを減らすと問題ないのですが。 (2002.8.5)
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ビルド
●
TMでビルドを行ったとき、ラベルの二重定義エラーが1つの同一のリロケータブルファイルに対して発
生します。エラーが発生しないようにするにはどうすればいいでしょうか?(2001.2.20)
[エラー例]
ERROR NO.10: "NAME00" is multiple defined in .¥TES.R74. others in TES.R74
●
●
Build開始時等に、Aドライブ(フロッピーディスク)をアクセスしにいき、1分弱位戻ってこない。Aドラ
イブをアクセスしにいくのは、何故でしょうか?(1999.10.5)
TM上からBuild or Rebuildを実行すると 以下のようになり make.exeが動作せず、Build or Rebuildできま
せん。(2002.8.5)
******** Executing...
C:¥mtool¥bin¥MAKE.EXE: Interrupt/Exception caught (code = 0xc00000fd, addr=
0x4164e7)
******** Finish...
●
コンパイラオプションの設定を変更しても、下記の操作をするとビルドを実行するときに「リビルドを
行います」というメッセージがでません。
この場合、リビルドは行われているのでしょうか。(2002.8.5)
1. 起動オプションを変更後、OKしウインドウを閉じます。
2. 再度起動オプション設定画面を出し、変更せずにOKしウインドウを閉じます。
3. ビルドを実行します。
●
●
M16C用CコンパイラNC30WAに付属しているユーティリティstk30をTMから実行する事が可能であれ
ばその方法を教えて下さい。(2002.8.5)
M16C用CコンパイラNC30WAでTMを使用してビルドするとき、アセンブラのソースファイルと同じ
ディレクトリにあるインクルードファイルが見つからないため、アセンブルがエラーになります。
●
TMが生成するMakefileを、ユーザが書き換えても構いませんか?
●
TMが生成する*.makファイルの更新のタイミングはいつでしょうか?
●
●
●
ヘッダファイルの内容を変更した場合、TMはそのファイルを含むソースだけをリコンパイルするのです
か。
TM環境下でモジュールのリンク順を指定する方法を教えて下さい。(2001.9.5)
ビルドを行ったところ、以下のエラーメッセージがでました。
MAKEファイルを見たところ"XYZ.r30"のオブジェクトを生成する記述がされていませんでした。Scan
All DependenciesをするとMAKEファイルが更新されるそうですが更新されません。(2002.8.5)
make.exe: *** No rule to make target `Output¥XYZ.r30', needed by `Output¥sample.x30'. Stop
●
●
ビルドするとき、ソースファイルと別のディレクトリにあるインクルードファイルが見つからないた
め、コンパイルエラーが発生します。
ネットワーク経由でファイルサーバにプロジェクトやソースファイルなどを置いていますが、うまくビ
ルドできません。
ページの先頭へ
タグジャンプ
●
●
コンパイルした結果がアウトプットウインドウ上に出力された後、エラー箇所をダブルクリックしても
タグジャンプしません。エディタは開くのですが.......。エディタはMifesV3.0です。
ビルドした結果がエラーであったとき、アウトプットウィンドウでエラーを表示している行をダブルク
リックしても、エディタで該当する行が表示されません。
ページの先頭へ
デバッグ
●
●
TMを使いデバッグを行った後、そのプロジェクトをセーブして終了しているのですが、次にそのプロ
ジェクトを呼び出してエミュレータに転送する際、その後何の変更もしていないのに必ずビルドをしな
さいと指示がでますが、何故ですか?(2002.8.5)
デバッガ起動時のパラメータ指定をしたいのですが。(2002.8.5)
ページの先頭へ
外部ツール
●
●
TM V.2.00を使用していますが、外部ツールを登録する時、カレントディレクトリの変更をしても変更
直後はOKですが、再度プロジェクトを開きなおした場合などに、カレントディクトリ情報が保存されて
いません。具体的には、カレントディクトリを "Working Directory" に変更したいのですが、再度プロ
ジェクトを開き直すといつでも "Directory that contains the execution file" に戻ってしまっています。な
ぜですか?(2002.8.5)
TMのメニュー[Action]→[Other]で外部ツールを実行すると以下のようなメッセージが出力されま
す。これによる問題はありませんか? DOS窓で直接LMC30を実行するとこのメッセージは出ません。
「コードページ 932 はシステムでサポートされていません。」
●
●
Other Toolsでファイル名などのパラメータを指定する際、"%F"などの指定はできませんか?
TMのメニュー[Action]→[Other]で外部ツール実行時に「パラメータ範囲が越えています」とメッ
セージが表示されます。
ページの先頭へ
その他
●
TMでROM書き込み用データの作成方法を教えてください。(2004.5.20)
●
TM V.2.01とNC308WA V.3.00を組み合わせて使用できますか?(2000.10.20)
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TMのウィンドウサイズをOutput Windowサイズよりも小さくしたら、Tree Window と View Window
が隠れてしまいました。この状態でTree Window, View Window, Output Window のサイズを小さくす
るにはどうすればよいでしょうか?(2000.3.3)
TMにプロジェクトをローディングする時間やコンパイル時間が、以前のバージョンよりかなり遅くなっ
たような気がします。これは、バージョンアップに伴い機能を追加した為やむを得ない事なのでしょう
か?(2002.8.5)
TM V.1.00を使用していたら終了できなくなってしまいました。ファイルメニューでも右上のXマーク
も隠れてしまい、ALT+F4でも終了しません。PCをリセットするかCtrl+Alt+Deleteで終了するしか方法が
ないようです。(2002.8.5)
ビューウィンドウのTAB、FONTの設定を変更する方法はあるのでしょうか?これが可能な場合、それは
ファイルの種類毎に変更可能でしょうか?
また、TM上からファイルをエディタに開くとき、ビューウィンドウ上で合わせたカーソル位置に起動直
後のエディタのカーソル位置を移動させることは可能でしょうか?(2002.8.5)
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File Treeに表示されているTarget、Source、Headerフォルダは、実際に作成されるのですか?
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File Treeでソースディレクトリを作成して管理構造をユーザーが作成することはできますか?
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ワーキングディレクトリの下にさらにディレクトリを作成し、そこにファイル(ソース、ヘッダファイ
ル)を置くことはできますか? また、この時File Treeは正しく表示されますか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
SQMlint MISRA C ルールチェッカ
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更新日: 2004年5月10日
三項演算子の ":" の左右に列挙子を記述して、かつその戻り値を列挙変数に代入する
と、同じ型であるにもかかわらずレポートメッセージが出力されます。なぜこのよう
なメッセージが出力されるのでしょうか?(2004.5.10)
プロトタイプ宣言の引数にenum型を記述して、かつその関数呼び出し時に実引数とし
て列挙子を記述すると、同じ型であるにもかかわらずレポートメッセージが出力され
ます。なぜこのようなメッセージが出力されるのでしょうか?(2004.5.10)
複数のC言語ソースファイルをコンパイルするのと同時に、SQMlintでチェックした結
果をレポートファイルに出力したいのですが、ソースファイル毎にレポートファイル
を分けて出力するにはどうすればいいでしょうか?(2004.4.5)
検査可能なルールのうち、必要なルールのみを選択して検査できますか?(2003.10.6)
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M3T-CC32R Cコンパイラパッケージ
更新日: 2005年2月21日
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関連製品のFAQをみる:
High-performance Embedded Workshop V.3 | High-performance Embedded Workshop V.4 | TM
|
M3T-PD32RSIM | SQMlint
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constを指定したポインタ変数がROMではなくRAM領域に配置されるのはなぜでしょうか?
例:const unsigned int *abc; (2005.2.21)
以下のようなCソースプログラムをコンパイルすると、syntax errorが発生します。(2005.2.21)
file.c
-----------------------------------------#define SIZE 256
#include "inc.h"
-----------------------------------------inc.h
-----------------------------------------#define OK 0
#define NG 1
------------------------------------------
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ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。(2005.2.7)
プログラムの一部をRAM領域にコピーして実行させたいのですが、リンカlnk32Rで、セクショ
ンの配置順序および配置アドレスを指定する機能はありますか?(2004.11.22)
標準ライブラリ関数を使用しないでプログラムを記述する場合、ヒープ領域のサイズを0(ゼロ)
としても問題ないでしょうか?(2004.5.20)
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Cソースプログラム上で宣言した変数は、宣言した順序でメモリ上に配置されるのでしょうか?
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コンパイルを実行すると "internal error: object table overflow" が発生します。(2002.12.5)
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(2003.6.20)
void型に typedef した型名を関数の引数に使用すると、エラー:unnamed parameterが発生し
ます。(2002.10.21)
MCUのDSP機能を使用したいのですが、ルネサス製M32R用Cコンパイラ M3T-CC32Rは、DSP
機能用命令を生成するコンパイルを行うのでしょうか?(2002.7.5)
M3T-CC32Rで#pragma ADDRESSで変数のアドレスを指定してコンパイルすると、MapViewer
で指定した変数の定義が表示されなくなりました。表示する方法を教えてください。(2002.2.5)
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long型変数に最小値である-2147483648を代入すると、下記の「範囲外の指定をしている」と
いうワーニングがでます。マニュアルには、long型変数の最小値は-2147483648であると記載
されているのに何故でしょうか?(2001.9.5)
constant out of range due to unportable conversion
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CC32Rにおいて、ビットフィールドをアクセスするにはどうすればいいでしょうか?
(2000.7.21)
Cプログラムで、複数の浮動小数点定数を含む式で、コンパイル時に定数がひとつにまとめられ
ない場合があります。なぜでしょうか。(2000.1.20)
アセンブラでコードセクション中に.RES疑似命令や.DATA疑似命令を記述した場合に、以下の
ワーニングメッセージが出ます。どうしてでしょうか。(2000.1.20)
warning: caution! there are some data in code section
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Cプログラムで short data = 0xFBEC; とすると、下記のワーニングがでます。なぜですか?
(2000.1.20)
warning: constant out of range due to unportable conversion
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Cプログラムで0xFF800000 と定数を記述すると、unsigned long として処理されます。long で
はないのですか?(2000.1.20)
アセンブラで、LDI R0,#H'80と記述した場合、H'80を8ビット即値と解釈すればR0には (符号拡
張されて)H'FFFFFF80の値が代入されます。一方、16ビット即値と解釈すればR0には
H'00000080が代入されます。アセンブラではどちらで解釈されるのでしょうか。(2000.1.20)
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CC32Rの-Vオプションで表示すると、パッケージと異なるバージョンが表示されるのですが。
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リンク時、グローバル変数や関数はどのような順序でメモリに配置されるのでしょうか。
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CD-ROMによるバージョンアップはできないのですか?(2000.1.20)
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Cのソース上で関数やグローバル変数をfar, nearに指定できますか?(2000.1.20)
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(2000.1.20)
(2000.2.4)
CC32Rのインストールを行いましたが、TM(統合化環境)がインストールされませんでした。な
ぜでしょうか?(2000.1.20)
TMからCC32Rのヘルプを開こうとすると、エラーになってしまいました。原因として何が考え
られるでしょうか。(2000.1.20)
スモールとラージのように、異なるメモリモデルでコンパイルしたオブジェクト同士をリンク
することは可能でしょうか?(2000.12.20)
アセンブラで -m32rx 付きでアセンブルするとき、4バイト長命令に並列処理記述(||)を行った
場合は、どう処理されるのでしょうか。(2000.1.20)
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I/O空間上のポートをC言語から制御するため、変数にアドレスを割り付けてこれに値を代入・
参照する方法を採っています。しかし、最後の代入・参照のみが残って他は削除されてしまい
ます。なにか良い方法はありませんか?(2000.1.20)
Cプログラムで浮動小数点型の演算を記述すると、リンク時に __100_Faddd が未定義であると
いう次のようなエラーがでました。(2000.12.20)
error: external symbol not defined: "__100_Faddd"
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Cソースにてたくさんの配列を記述したとき、コンパイルが中断してしまいます。
インラインアセンブリを使うと、インラインアセンブリが含まれるファイルの最適化の度合
が、大きく下がるのですがどうしてですか?
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W95E版は、W95J版とはどこが違うのですか?
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リンク時に低水準関数がリンクできないというエラーが出るのですが?
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Cソースとアセンブリソースをマージする機能はありますか?
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PCでコンパイラのエラーメッセージはリダイレクトできないの?
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アセンブラで、条件付きアセンブルは出来ないのか?
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char で宣言された変数に 0xaa を代入するところで、constant out of range due ∼ ワーニング
が発生します。どうしてですか?
「子プロセスが起動できない」というメッセージが表示されて、コンパイルが止ってしまいま
す。
CC32R V.2.00 から、「メモリモデル」が導入されましたが、それぞれのメモリモデルを指定し
てコンパイルした場合、どのような違いがあるのでしょうか。(2001.1.22)
CC32R V.1.00 Release3 以前で作成したオブジェクトファイルを、CC32R V.1.00 Release4 以降
でリンクしたところ、"relocation out of range" のエラーが発生して、リンクできませんでし
た。
CC32R V.1.00 Release3 以前 と CC32R V.1.00 Release4 以降 では、何か違いがあるのでしょう
か?
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スタートアップからmain関数までの流れがよく判りません。(2000.12.20)
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CC32R V.1.00 以前のバージョンは、 M32Rx に対応していますか?
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Solaris2.3に対応とありますが、Solaris2.5でも使用できますか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-MR32R (M3T-MR32RK, M3T-MR32RS) リアルタイムOS
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更新日: 2005年1月20日
リアルタイムOS製品の契約形態変更に関するFAQ(2004年4月1日から契約形態が変更されました)
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High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MR32Rを含むプログラムをビルドする
ためには、どのように設定すればよいでしょうか?(2005.1.20)
リアルタイムOS M3T-MR32Rには、M3T-MR32RKとM3T-MR32RSがあるのですが、違いを教え
てください。(2005.1.7)
MR32R V.3.30 Release 1にバージョンアップしました。それに伴い、プログラムを修正しリンク
したところ、次のエラーが表示されました。
__REL_BASE11などのシンボルは定義していないのですが、なぜエラーになるのですか。
(2001.1.22)
lnk32R: "C:¥MTOOL¥lib32r¥mr32R.lib": error: external symbol not defined: "__REL_BASE11"
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MR32Rのメモリマネジメントでは、多数のフラグメントが発生した場合、実際には要求量のメモ
リがあいているにも関わらずメモリ獲得に失敗する事がありますか?それを防ぐためのメモリマ
ネジメントがされているのでしょうか?(2000.8.7)
MR32Rユーザーズマニュアルの「3.5.11 メモリプール管理機能」の「可変長メモリプール管理機
能管理機能」では、メモリブロックの最大獲得サイズを400Bと指定したとき、実際に獲得される
サイズが 400Bよりも大きくなっていますがなぜですか?(2000.8.7)
MR32R V.1.00 Release 1∼ MR32R V.2.00 Release 2を使用する場合、コンフィグレーションファ
イルのシステム定義にheap_size(ヒープ領域のサイズ)を指定する項目がありますが、ここでい
うヒープ領域とは何に使われるのでしょうか? cre/del/exd_tskを使用しなくても必要な領域なの
でしょうか?(2000.3.21)
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システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
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プログラムが暴走してしまいます。
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バージョンアップをすると今までのプログラムが動作しなくなりました。
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ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょうか?
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1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?(2005.1.7)
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製品には開発キットM3T-MR32RKと量産契約M3T-MR32RSがあるが、量産契約のみ購入できる
か?(2005.1.7)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M32Rファミリ用ミドルウエア全般
更新日: 2004年4月5日
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M32Rファミリとビットマップ形式の表示コントローラ用画像メモリをバス接続する場
合の注意事項はありますか?(2002.9.11)
ミドルウエアを使用するアプリケーションをコンパイルする際、メモリモデルはどれ
を使用したらよいでしょうか?(2002.8.27)
M32Rファミリ用のJPEGライブラリのミドルウエアでプログレッシブJPEG、ロスレス
JPEGデータの作成は可能ですか?(2001.12.11)
M32Rファミリ用のJPEGライブラリのミドルウエアで、DCFフォーマットデータは作成
できますか?(2001.12.11)
M32Rファミリ用のFATファイルシステムのミドルウエアでは、ATAカード以外のメ
ディア(HDD等)でも使用できますか?(2001.12.11)
M32Rファミリ用ミドルウエアにはどのようなものがありますか?(2002.10.7)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD32RSIM シミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: M3T-CC32R | PDSDK COMキット
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更新日: 2002年2月5日
CB32RSIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えています
が、_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以
降、msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定
にすると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)New!
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD32R M32Rx/D, M32R/E, M32R/ECUシリーズ用エミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット
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更新日: 2004年1月9日
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
M3T-PD32R/PD32RMを使って、MCU内部のフラッシュメモリへのプログラムダウン
ロードができません。(2003.10.6)
「Error16317:送信されたコマンドは、このH/W環境では実行できません。」のエラー
メッセージが表示されます。(2003.1.7)
M3T-PD32Rのトレース機能を使用するために、トレースウィンドウをオープンしたい
のですが、PD32Rウィンドウのトレースウィンドウをオープンするメニューが選択で
きない状態になっています。(2002.6.20)
M32Rの割り込みベクタレジスタ(IVECT)をM3T-PD32R上で読み出す (RAMモニタ、
DUMPウィンドウによる値の表示) と、割り込みが不定な動作をしてしまいます。
M3T-PD32Rでの値の表示=IVECTの読み出しが結びつかないためだと考えます。
(2002.2.5)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD32RM M32R/E, M32R/ECUシリーズ用エミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット
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更新日: 2004年1月9日
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
M3T-PD32R/PD32RMを使って、MCU内部のフラッシュメモリへのプログラムダウン
ロードができません。(2003.10.6)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
PDSDK COM キット デバッガ拡張キット
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更新日: 2005年6月20日
M3T-PD30F用のCOMプログラムとM3T-PD308F用のCOMプログラムがあるのです
が、M3T-PD30FとM3T-PD308Fを同時に起動した状態で、COMプログラムをそれぞれ
のデバッガに連携させることはできますか?(2005.6.20)
PDSDK COMキットを利用して、ハードウェアの波形データ (通信の送受信波形など) を
取得することはできますか?(2002.11.5)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M32xxxTx-SDI(-E) M32R/ECU, M32R/E(保守品種), M32Rx/D(保守品種)シリーズ用SDIエ
ミュレータ
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更新日: 2004年6月21日
エミュレータM32100T-EZ-Eまたは、M32100T3-SDI-Eを使用中に次のような症状が発
生しました。 これはエミュレータが故障しているのでしょうか?(2004.6.21)
❍ エミュレータとパソコンを接続後、ERRORランプが点灯したままで消えない。
❍ PD32RM起動後、INIT画面でシリアルNo.が表示されず、OKをクリックしても反
応しない。
M3T-PD32R/PD32RMを使って、MCU内部のフラッシュメモリへのプログラムダウン
ロードができません。(2003.10.6)
エミュレータM32xxxTx-SDI(-E)でフリーランを実行すると、ソフトウェアブレーク、
ハードウェアブレークを設定していないにもかかわらず、プログラムが停止する事が
あります。何が問題でしょうか?(2001.11.5)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-TW32R クロスツールキット(GNU版) [保守製品]
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実行形式ファイル program.x から、Sフォーマット形式のロードモジュール(motファ
イル)を作成する方法を教えてください。(2000.8.25)
TW32Rにおいて、アセンブラからCの関数を呼び出すにはどのようにすればよいで
しょうか?(2000.8.7)
TW32Rに同梱のGNUツールのオブジェクトコピー・変換ツール m32r-elf-objcopyで、O srecオプションを指定してSフォーマットファイルを作成した場合、TW32R V.3.00
ではS3フォーマットで作成されていたのに、TW32R V.3.10ではS2フォーマットが作
成されました。
V.3.10からオブジェクトコピー・変換ツール m32r-elf-objcopyの仕様が変わったので
しょうか?
変換対象のアドレス範囲は、0x00010000∼0x00FFFFFFです。(2000.7.21)
TW32Rを使用していますが、M32160の割り込みベクタの記述方法がよくわかりませ
ん。どのように設定すればいいでしょうか?(2000.7.5)
セクション内で大域変数はどのような順序で配置されるのでしょうか。
ハーフワードアクセスの空間(バイトアクセス不可)があり、ビットフィールド構造体を
用いてアクセスしようとしたところ、バイトアクセスコードが生成されることがあり
ます。ハーフワードでアクセスするための記述方法はありますか。
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long long型は使えますか?
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TW32Rにインラインアセンブル機能はありますか?
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更新日: 2000年8月25日
as32Rのソースを、TW32Rのアセンブラ(m32r-elf-as)で利用するための変更点を教え
てください。
gccのパス名に半角カナ文字を指定すると、うまくコンパイルできないのですが。
Sフォーマット形式のロードモジュール(motファイル)を作成するツールはあります
か。
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C++風の // から始まる行単位のコメントは使えますか。
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main関数をvoid型として宣言するとなぜワーニングになるのですか。
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M3T-PD32000 M32R/Dシリーズ用エミュレータデバッガ [保守製品]
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更新日: 2000年8月25日
MCUファイルにメモリマップを指定する際に注意することはありますか?(2000.8.25)
デバッカでSoft Resetをした時、Reset Addressでなく別のアドレスからプログラムが始
まります。Reset Addressからプログラムを始めるにはどうすればいいですか?
(2000.8.25)
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エミュレータM32000TB-2MB-Eにて、実行モジュールをロード後、デバッグ時にリ
セットベクタの領域を参照すると、タイムアウトのためnot responceのエラーを表示し
ます。原因と対策を教えてください。(2000.7.5)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M32000TB-2MB-E M32R/Dシリーズ用エミュレータシステム [保守製品]
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更新日: 2000年6月5日
エミュレーションポッドM32000TB-2MB-Eとターゲットボードと接続した状態で電源
ON(ICE、ターゲットの順)してもM32000TB-2MB-EのERRORランプが点灯しなくなっ
てしまいました。このためエミュレータデバッガとの通信がエラーとなりエミュレー
タが起動できません。M32000TB-2MB-Eマニュアルには起動後デバッガとの通信が成
功するまではERRORランプが点灯し、通信成功するとランプが消えると書かれていま
す。
故障に至った要因はどのようなものが考えられるでしょうか。(2000.6.5)
1. エミュレータとターゲット基板を接続するプローブが、基板上のM32R/Dチップの
向きとどのような位置関係になっているのでしょうか。チップの1番ピンの位置とプ
ローブケーブルの出し口の関係のわかる図があればご提示してください。
2. プローブから出ているケーブル長を教えてください。
3. ターゲット基板との接続形態を教えてください。 (2000.4.5)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
CC16 クロスツールキット [保守製品]
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更新日: 1999年6月4日
Cソースにてたくさんの配列を記述したとき、コンパイルが中断してしまいます。
インラインアセンブリを使うと、インラインアセンブリが含まれるファイルの最適化
の度合が、大きく下がるのですがどうしてですか?
PC98版を使用していますが、昨年、NECから発売された、NXのマシンには使えるので
しょうか?
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W95E版は、W95J版とはどこが違うのですか?
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リンク時に低水準関数がリンクできないというエラーが出るのですが?
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マルチバイト文字(日本語)はサポートしていますか?
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Cソースとアセンブリソースをマージする機能はありますか?
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PCでコンパイラのエラーメッセージはリダイレクトできないの?
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アセンブラで、条件付きアセンブルは出来ないのか?
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char で宣言された変数に 0xaa を代入するところで、constant out of range due ∼
ワーニングが発生します。どうしてですか?
「子プロセスが起動できない」 というメッセージが表示されて、コンパイルが止ってし
まいます。
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オプション-RBPPでコンパイルすると、リンク時に _mainが認識できません。
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Solaris2.3に対応とありますが、Solaris2.5でも使用できますか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
MR1600 (MR1600K, MR1600S) リアルタイムOS [保守製品]
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更新日: 1998年6月22日
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システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
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プログラムが暴走してしまいます。
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バージョンアップをすると今までのプログラムが動作しなくなりました。
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ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょう
か?
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?
製品には開発キットMR1600Kと量産契約MR1600Sがあるが、量産契約のみ購入でき
るか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-NC308WA Cコンパイラパッケージ
更新日: 2005年6月6日
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関連製品のFAQをみる:
High-performance Embedded Workshop V.3 | High-performance Embedded Workshop V.4 | TM |
M3T-PD308SIM | SQMlint
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リアルタイムOSを使用していますが、コンパイル時に以下のワーニングが発生しています。
ワーニングが発生する理由は何でしょうか?また、ワーニングが発生しているままで問題ない
でしょうか?(2005.6.6)
'far_msg' is not defined, so it's treated as 0
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ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。(2005.2.7)
統合開発環境をTMからHigh-performance Embedded Workshopへ移行しました。 その結果、ア
センブラ指示命令".ASSERT"で出力したファイルを他のソースファイルからインクルードすると
下記エラーが発生します。どのようにすればエラーは抑止されますか?(2004.12.6)
Cソースからインクルードした場合:"include file not found"
アセンブラソースからインクルードした場合:"Can't open include file"
Stk Viewerで表示されるスタックサイズを確保したが、オーバーフローが発生しました。Stk
Viewerで表示されるスタックサイズだけでは足りないのですか?(2003.2.20)
ln308又はln30の-LOCオプションはどのような場面で利用するのですか?(2002.12.20)
統合化開発環境TM V.3.01を使用していますが、プログラムの増加に伴ってStk Viewerでメモリ
不足のエラー (No.6 Stk Viewer: Out of memory.) が発生するようになりました。対処方法を教
えてください。(2001.8.6)
NC308WA V.3.00 Release 1では、関数先頭でenter命令を出力していましたが、V.3.10 Release
2では出力されないことがあるため、インラインアセンブリ記述でスタック引数が正しく参照で
きません。enter命令の生成を制御できますか?(2001.8.6)
C言語で以下(1)のようにプログラミングしました。
生成されたコードを見ると、変数xはインクリメントする前の値で5と比較してるようです。 変
数xをインクリメントした後に5と比較するには、以下(2)のように記述する必要がありますか。
(2001.6.20)
(1)
(2)
if (x++ == 5){
aaasub();
}
x++;
if (x ==5){
aaasub();
}
●
●
●
C言語でプログラムを記述する場合、定義した順序通りに外部変数を配置するにはどうすればい
いでしょうか。(2000.12.5)
TM V.2.01とNC308WA V.3.00を組み合わせて使用できますか?(2000.10.20)
C言語プログラムにおいて、構造体ビットフィールドを定義していますが、コンパイルの結果
ビットフィールドメンバの順序が入れ替わります。入れ替わらないようにするにはどうすれば
いいですか?(2000.10.20)
●
プロトタイプ宣言は、関数引数の渡し方を決めるものですか?(2000.8.7)
●
関数引数の渡し方は、プログラムの移植性に影響がありますか?(2000.8.7)
●
●
●
関数の引数がレジスタ渡しになる場合とスタック渡しになる場合とでサイズ、速度に違いがあ
るのですか?(2000.8.7)
関数の引数がレジスタ渡しとなるのはどのような条件のときですか?(2000.8.7)
const宣言したものは、すべてROMセクションに配置されると考えていたのですが、以下のよう
な記述をした場合、dataセクションに配置されてしまうようです。ROMセクションに配置する
にはどうすればよいでしょうか?(2000.8.7)
const S_TBL *sp_tbl[]={
p00, /* 構造体へのポインタ */
p01, /* 構造体へのポインタ */
p02, /* 構造体へのポインタ */
};
●
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●
●
●
関数を新しくコンパイラのライブラリに追加することはできますか?(2000.8.7)
最適化を行うオプションと最適化を抑止するオプションでは、どちらが優先順位が高いので
しょうか?(2000.7.21)
最適化オプションを複数指定した場合、オプションが処理される優先順位はどうなりますか?
(2000.7.21)
最適化オプション"-ONSBD"で抑止される最適化の内容を細かく設定する事はできるのでしょう
か?(2000.7.21)
コンパイラの最適化オプション"-ONSBD"で最適化が抑止される場合としてどんなものがありま
すか?(2000.7.21)
SBDATA宣言ユーティリティ(utlxx)でsbdata.hを生成したところ、一部の変数がコメントになる
のはなぜですか?(2000.7.21)
●
●
NCxxWAにおいて、アプリケーションに不要なMALLOC(), MEMCPY()などの関数がリンクされ
ないようにするにはどうすればいいでしょうか?(2000.7.21)
次のようにlmc308を実行したのですが、開始アドレスが変更されないのはなぜですか?
(2000.7.21)
>lmc308 -E 00 test.x30
●
●
開始アドレスを0xFC0000で記述したプログラムを、開始アドレスを0x000000のモトローラS
フォーマットに変換したいのですが?(2000.7.21)
10ビット幅、11ビット幅、3ビット幅の組み合わせのようなビットフィールドを、各フィール
ドの間に空きビットを作らない(パディングしない)ように宣言するにはどうすればいいです
か?(2000.7.21)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-MR308 (M3T-MR308K, M3T-MR308S) リアルタイムOS
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目次
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契約について
プログラムが正常に動作しない原因について
レジスタバンクについて
コンパイル、リンク時のメッセージについて
メモリプール機能について
タスクの記述方法について
システムクロックタイマについて
周期起動ハンドラについて
割り込みについて
システムコールのインターフェースについて
更新日: 2005年6月6日
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メイクファイルについて
システムコールが使用する
RAMについて
高速割り込みについて
TMとの連携について
M3T-MR308KとM3TMR308Sの違い
High-performance
Embedded Workshopとの
連携について
契約について
注:2004年4月1日からリアルタイムOS製品の契約形態が変更されました。
リアルタイムOS製品の契約形態変更に関するFAQ
●
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●
ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょう
か?
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?(2005.1.7)
製品には開発キットM3T-MR308Kと量産契約M3T-MR308Sがありますが、量産契約の
み購入できますか?(2005.1.7)
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プログラムが正常に動作しない原因について
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●
メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
(2000.12.5)
MR308でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル
時の出力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指
定) すると、リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
(2000.11.20)
●
プログラムが暴走してしまいます。(2002.8.5)
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レジスタバンクについて
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タスク内で、レジスタバンクを切り替えても問題ありませんか?(1999.10.5)
タスクのコンテキストとしては、レジスタバンク0とレジスタバンク1のどちらを使用
しているのですか?(1999.10.5)
OS依存割り込みハンドラ内でレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですが、どの
ように記述すればよいのでしょうか?
OS独立割り込みハンドラでレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですがコンフィ
グレーションファイルでどのように指定すればよいでしょうか?
MR308カーネル内で、レジスタバンクの切り替えを行うのですか?(1999.10.5)
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コンパイル、リンク時のメッセージについて
●
リアルタイムOSを使用していますが、コンパイル時に以下のワーニングが発生してい
ます。ワーニングが発生する理由は何でしょうか?また、ワーニングが発生している
ままで問題ないでしょうか?(2005.6.6)
'far_msg' is not defined, so it's treated as 0
●
●
コンパイル時にメイルボックス機能のシステムコールに関するところで "far pointer
(implicitly) casted by near pointer" のワーニングが出力されます。このワーニングがど
うして出力されるのでしょうか?
リンク時に、シンボル "__TCB_tmrq_for" と "__TCB_tmrq_back" について、"value is
undefined" のワーニングが出力されます。このワーニングはどうして出力されるので
しょうか?
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メモリプール機能について
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●
MR308を使用する場合、動的にメモリ(可変長)を獲得するために、C言語標準関数
mallocを使用しても問題ないでしょうか?
可変長メモリプール機能のシステムコールをハンドラ (割り込みハンドラ、周期起動ハ
ンドラ、アラームハンドラ) から発行できるのでしょうか?
可変長メモリプール機能では、コンフィグレーションファイルで指定した
(max_memsize) 値をもとにして 4種類のメモリブロックサイズで管理するということ
ですが、その4種類のブロックサイズの計算式を教えてください。
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タスクの記述方法について
●
マニュアルには、タスクに対してext_tskシステムコールを記述する必要はないとなっ
ていますが、ソース再利用の関係からこのシステムコールを記述したいのですが、問
題ありませんか?
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システムクロックタイマについて
●
システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
ページの先頭へ
周期起動ハンドラについて
●
周期起動ハンドラは、割り込み禁止状態で処理が開始されるのでしょうか?それと
も、割り込み許可状態で処理が開始されるのでしょうか?
ページの先頭へ
割り込みについて
●
MR308のOS独立割り込みで多重を許可する場合、"#pragma INTERRUPT /E" により多
重割り込みの許可が行えますが、MR308のOS依存割り込みで多重割り込みを行う場
合、同様の記述方法はないのでしょうか?
ソースファイルはC言語で記述しています。(2001.3.20)
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システムコールのインターフェースについて
●
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状態参照システムコール(ref_xxx)の拡張情報exinfには、どのような内容が格納されて
いるのでしょうか?
リターンパラメータを持つシステムコール(can_wup、wai_flg、twai_flg、pol_flg、
rcv_msg、trcv_msg、 prcv_msg、pget_blf、pget_blk)がE_OKを返さない場合のリター
ンパラメータの値はどうなるのでしょうか?
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メイクファイルについて
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メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
(2000.12.5)
MR308でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル
時の出力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指
定) すると、リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
(2000.11.20)
●
MR308を使用したシステムに対するメイクファイル(makefile)を作りたいのですが (コ
ンフィグレータが生成するメイクファイルは使用しない)、注意事項があれば教えてく
ださい。
ページの先頭へ
システムコールが使用するRAMについて
●
イベントフラグのビットパターンの初期値は、不定ですか?
ページの先頭へ
高速割り込みについて
●
OS独立割り込みハンドラに高速割り込みを使用したいのですがコンフィグレーション
ファイルでどのように指定すればよいでしょうか?
ページの先頭へ
TMとの連携について
●
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メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
(2000.12.5)
MR308でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル
時の出力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指
定) すると、リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
(2000.11.20)
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M3T-MR308KとM3T-MR308Sの違い
●
リアルタイムOS M3T-MR308には、M3T-MR308KとM3T-MR308Sがあるのですが、
違いを教えてください。(2005.1.7)
ページの先頭へ
High-performance Embedded Workshopとの連携について
●
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MRxx(*)を含むプログラムを
ビルドするためには、 どのように設定すればよいでしょうか?(2005.1.20)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD308SIM シミュレータデバッガ
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●
更新日: 2003年5月20日
M3T-PD308SIMおよびM3T-PD30SIMでプログラムダウンロードの際に以下のエラー
が発生します。(2003.5.20)New!
ERROR 6200:シンボルファイルフォーマットが異常です。
●
CB308SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えています
が、_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以
降、msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定
にすると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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M3T-NC308WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列
挙子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD308SIMで列
挙型変数を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合が
あります。これはなぜですか?(2001.12.20)
PD308SIM上でMR308を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR308で使用する
タイマA0を設定するにはどうすればよいですか?(2001.9.20)
PD308SIMでローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。(2001.7.23)
以下のディレクトリ構成でTMのプロジェクトを生成し、作成したアブソリュートモ
ジュールファイル(test.x30)をPD308SIMにロードした場合、スタートアッププログ
ラムncrt0.a30ファイルやC言語ソースファイルが表示できません。ソースファイルを
表示する方法を教えてください。(2000.10.20)
C:¥File¥test.tmi
C:¥File¥test.tmk
←TMのメイクファイル
C:¥File¥c¥
←C言語ソースプログラム
C:¥File¥h¥
←ヘッダファイル
C:¥File¥asm¥ncrt0.a30, sect308.inc ←アセンブリ言語ソースプログラム
C:¥File¥abs¥test.x30
←アブソリュートモジュールファイル
●
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD308F M32C/80, M16C/70シリーズ用エミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット | PC7501
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更新日: 2004年5月10日
エミュレータデバッガのInitダイアログのMCUタグにある以下のチェックボックスはど
のような場合にチェックすればいいのでしょうか?(2004.5.10)
□Debug the program using the Watchdog Timer.
MCUの監視タイマ機能(ウォッチドッグ)を使用している状態でデバッグを行いたい
のですが、デバッガを設定する必要がありますか?(2004.5.10)
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
「MRトレースウィンドウ」の履歴表示、および「MRアナライズウィンドウ」のグラ
フ表示に、波線が表示されます。この表示はどういう意味ですか?また、波線表示の
計測には誤差があるようですが、なぜですか?(2004.4.5)
ターゲットプログラムを書き込んだROMを、ユーザターゲット(基板) に搭載していま
す。マイクロプロセッサモードで、そのターゲットプログラムをプログラム実行した
いのですが正常に動作せず、デバッグできません。確認すべき項目、必要な設定はあ
りますか?(2003.7.22)
M3T-NC308WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列
挙子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD308Fで列挙
型変数を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があ
ります。これはなぜですか?(2002.1.21)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD308 M32C/80, M16C/80シリーズ用エミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット | PC4701
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更新日: 2004年5月10日
エミュレータデバッガM3T-PD308には、MCUファイルとして "M30800.
MCU"、"M30803.MCU"、"M30835.MCU" が添付されています。どのMCUファイルを
選択したらよいですか?(2004.5.10)
エミュレータデバッガのInitダイアログのMCUタグにある以下のチェックボックスはど
のような場合にチェックすればいいのでしょうか?(2004.5.10)
□Debug the program using the Watchdog Timer.
MCUの監視タイマ機能(ウォッチドッグ)を使用している状態でデバッグを行いたい
のですが、デバッガを設定する必要がありますか?(2004.5.10)
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
「MRトレースウィンドウ」の履歴表示、および「MRアナライズウィンドウ」のグラ
フ表示に、波線が表示されます。この表示はどういう意味ですか?また、波線表示の
計測には誤差があるようですが、なぜですか?(2004.4.5)
M16C/80グループ用エミュレーションポッド M30800T-RPD-E(保守製品) で、
M16C/80グループの RAM20KおよびRAM24KB版MCUのデバッグはできますか?
(2003.7.22)
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ターゲットプログラムを書き込んだROMを、ユーザターゲット(基板) に搭載していま
す。マイクロプロセッサモードで、そのターゲットプログラムをプログラム実行した
いのですが正常に動作せず、デバッグできません。確認すべき項目、必要な設定はあ
りますか?(2003.7.22)
外部ROM領域のコードにブレークポイントを設定する方法を教えてください。
(2002.12.20)
PCのOSをWindows 2000にアップグレードしたところ、エミュレータデバッガが起動
しなくなりました。PCとエミュレータは、専用パラレルインターフェース基板 (以下
PCA4202G02と表記) を使用して接続しています。(2002.12.5)
●
CB308のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、
msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にす
ると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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M3T-NC308WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列
挙子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD308で列挙型
変数を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があり
ます。これはなぜですか?(2001.12.20)
エミュレータシステムPC4701、PC4816B専用パラレルインタフェース基板
PCA4202G02は、Windows 2000/NT 4.0上で使用できますか?(2001.10.19)
PD308でローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。(2001.7.23)
以下のようにsrcコードを変更すると以下のワーニングメッセージが表示されます。
命令コードへの変換は最適化しないためでしょうか?(2001.6.5)
MOV.W #0020H,A0
↓
MOV.W #0030H,A0
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LAN接続でPD308を使用する場合に注意することはありますか?(2000.8.25)
ノートパソコンにLANカードを増設する場合に、推奨のLANカードや動作確認済のLAN
カードがありますか?(2000.8.25)
スタンドアロン環境で使用時もハブ等が必要なのでしょうか?パソコンとPC4701HS
を直接接続できますか?(2000.8.25)
ノートパソコンでLAN接続は可能ですか?このとき、特別に必要なものはあります
か?(2000.8.25)
M3T-PD308の区間計測ウィンドウでイベントの設定をしようとするとFetchボタンが
選択できません。なぜでしょうか?(2002.12.5)
区間時間測定で、指定したアドレスの実行を計測イベントとして設定する場合、指定
したアドレスのリードを計測イベントとして設定することになっています。この場
合、そのアドレスがプリフェッチされたとき(実際の実行前)にその計測イベントを
検出すると思うのですが、意図しない計測を行う場合がありませんか?(2000.8.7)
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PDxxの操作によりエミュレータMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょう
か?
リアルタイムにデータを読み出す機能をPC4701でどのように実現しているのか簡単に
教えていただけないでしょうか?(2000.7.5)
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッ
ガ製品の種類とライセンスIDを教えてください。(2003.7.7)
ノートパソコン上でエミュレータデバッガPDxxを使用しています。通信インタフェー
スにシリアル通信を使用していますが、 RAMモニタウィンドウをオープンしていると
ターゲットプログラム実行中にハングアップする場合があります。ノートパソコンと
の相性やOSの設定に問題があるのでしょうか?(2000.6.20)
PD308 V.1.10 Release 1を使用すると次の動作が正しくない。(2000.6.5)
❍ C ウオッチウインドウで C 言語変数の内容が正しく表示されない。
❍ C ウオッチウインドウでリアルタイム表示されない。
❍ スクリプトウインドウでPRINTコマンドの表示内容が正しくない。
1. M3T-PDxx (M3T-PD308, M3T-PD30, M3T-PD79, M3T-PD77, M3T-PD38) を
PC4701UまたはPC4701Mと組み合わせて使用する際M3T-PDxxのインストール時にエ
ミュレータのシリアル番号を入力しますが、インストールの際に入力したシリアル番
号以外のPC4701U/PC4701Mを使用することはできますか?
2. PC4701U/PC4701Mに同梱された "Debug Tools" (旧称:"PDxx Service Pack") に含
まれるM3T-PDxxを、PC4701U/PC4701M以外のPC4701エミュレータと組み合わせて
使用する事はできますか?(2003.7.7)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
RAMモニタウィンドウにおいて、アドレス0x46と0x500のデータを参照したいのです
が、リアルタイムRAMモニタ機能の仕様が連続した1Kバイトとあるため、同時に参照
することができません。
RAMモニタ領域を分割することはできないのでしょうか?(1999.11.3)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
PC4701※ M16C, 7700, 740ファミリ用エミュレータ
※ エミュレータ PC4701U/PC4701M/PC4701HS/PC4701L/PC4700H/PC4700Lの総称
更新日: 2003年9月22日
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関連製品のFAQをみる:M3T-PD308 | M3T-PD30 | M3T-PD79(保守製品) | M3T-PD77 | M3T-PD38
目次
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ご購入に際して
インタフェースに関して 更新
動作エラーに関して
デバッグ機能に関して
その他
ご購入に際して
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エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッガ製品の種類とライセンスIDを教
えてください。(2003.7.7)
エミュレータPC4701UおよびエミュレータPC4701M, エミュレータPC4701HSは、中華人民共和国でも使用可能でしょ
うか?また、使用に際して別途購入する部品はありますか?(2001.10.5)
PC4701エミュレータの種類を教えてください。(2001.2.20)
ページの先頭へ
インタフェースに関して
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エミュレータデバッガをインストールし、エミュレータをUSBで接続しても、新しいデバイスが認識されません。
(2003.9.22) New!
ルネサスエミュレータ用の専用デバイスドライバ (Musbdrv.sys) をインストールしたのですが、システムプロパティー
のデバイスマネージャで見ると、USBのアイコンではなく、"?マーク" のアイコンになってしまいます。(2001.9.20)
USBケーブルを接続するとUSBドライバを追加するためのウィザードが起動します。どうして自動的にインストールされ
ないのですか?(2001.10.5)
●
スタンドアロンのPCとエミュレータPC4701UまたはエミュレータPC4701HSをLAN接続することは可能でしょうか?
●
ルネサスエミュレータのPCとの通信インタフェース展開方針は?(2000.8.25)
●
エミュレータPC4701でUSBインタフェースが装備されていない既存製品でUSBインタフェースは対応できませんか?
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(2001.4.5)
(2001.4.20)
エミュレータPC4701HSまたはエミュレータPC4700HをLAN接続していますが、ホスト側の設定がIPアドレスの自動取
得になっていると接続できません。(2000.7.21)
エミュレータPC4701HSまたはエミュレータPC4700HをLAN接続していますが、IPアドレスを自動で取得する設定は出
来ないのでしょうか?(2000.7.21)
エミュレータPC4701の専用パラレルインタフェース基板PCA4202G02の将来展開についてお聞きしたいことがありま
す。この基板は、パソコンのISAバスに接続するタイプですが、現在発売されているパソコンはISAバスがサポートされ
ていない製品が多数であることはご存じと思います。 PCIバスに接続するタイプのパラレルインタフェース基板を開発
する予定はありませんか?(2001.4.20)
エミュレータPC4701UまたはエミュレータPC4701Mとパソコンのプリンタポートとの接続方法を教えてください。
ページの先頭へ
動作エラーに関して
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エミュレーションポッドM306xxTx-RPD-Eを変換基板100LCC-80QSBとの組み合わせで使用していますが、エミュレー
タPC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDが点灯しません。(2000.12.20)
1998年7月16日付け発行のツールニュース 「PC4701/PC4700/PC4901/PC4900エミュレータLANインタフェースご使
用上のお願い」で、改修対象製品となっているエミュレータPC4701HS/PC4700Hのシリアル番号を教えていただけな
いでしょうか。(2000.6.5)
エミュレータPC4701とエミュレーションポッドM38000TL2-FPDを組み合わせて使用しているのですが、エミュレータ
システム起動直後の PC4701のLED表示が取り扱い説明書の通りになりません。取り扱い説明書では、正常時にはター
ゲットステータスLEDのRESETが消灯するとありますが、点灯したままです。エラーと思ったのですが、エミュレータデ
バッガは正常に起動します。(2000.2.21)
エミュレータデバッガ起動時に「リセット不可状態です」や「デバッグモニタとの 通信ができません。RESETコマンド
を実行してください。」というエラーがでます。(2003.5.8)
●
エミュレータPC4701の電源が入りません。
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ファームウエアをダウンロードできません。
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エミュレータデバッガ起動時に "通信エラーが発生しました。" と表示されます。(2001.4.20)
●
エミュレータPC4701のセルフチェックを行いますと、エラーになります。
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デバッグ機能に関して
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●
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エミュレータPC4701のブレーク・イベント出力ケーブルからブレーク信号が出力されるブレーク条件とはどのような条
件でしょうか?(2001.2.20)
ユーザープログラム実行中においてエミュレータデバッガへのどの操作がMCUの動作に影響を与えますか?(2000.6.5)
エミュレータデバッガPDxxの操作によりMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょうか?
リアルタイムにデータを読み出す機能をエミュレータPC4701でどのように実現しているのか簡単に教えていただけない
でしょうか?(2000.6.5)
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その他
●
PC4701Uとターゲットシステムの電源投入および電源遮断のタイミングを教えてください。(2001.7.23)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
PC7501 M16Cファミリ用エミュレータ
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関連製品のFAQをみる:M3T-PD308F | M3T-PD30F
●
更新日: 2003年9月22日
エミュレータデバッガをインストールし、エミュレータをUSBで接続しても、新しいデ
バイスが認識されません。 (2003.9.22) New!
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M308xxT-EPB M32C/80シリーズ用エミュレーションプローブ
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更新日: 2004年5月10日
エミュレータデバッガのInitダイアログのMCUタグにある以下のチェックボックスはど
のような場合にチェックすればいいのでしょうか?(2004.5.10)
□Debug the program using the Watchdog Timer.
MCUの監視タイマ機能(ウォッチドッグ)を使用している状態でデバッグを行いたい
のですが、デバッガを設定する必要がありますか?(2004.5.10)
M30830T-EPBを使用して、CPUクロックにPLLクロックもしくはオンチップオシレー
タクロックを選択した場合のデバッグは可能ですか?(2003.8.5)
ターゲットプログラムを書き込んだROMを、ユーザターゲット(基板) に搭載していま
す。マイクロプロセッサモードで、そのターゲットプログラムをプログラム実行した
いのですが正常に動作せず、デバッグできません。確認すべき項目、必要な設定はあ
りますか?(2003.7.22)
エミュレータデバッガで、ポートP9方向レジスタの設定を変更しましたが、状態が変
わりません。(2002.2.20)
M32C/90,M32C/80,M16C/80,M16C/70シリーズFAQの目次へ | FAQの総目次へ
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M308xxT-RPD-E M32C/80,M16C/80シリーズ用エミュレーションポッド
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更新日: 2004年5月10日
エミュレータデバッガM3T-PD308には、MCUファイルとして "M30800.
MCU"、"M30803.MCU"、"M30835.MCU" が添付されています。どのMCUファイルを
選択したらよいですか?(2004.5.10)
エミュレータデバッガのInitダイアログのMCUタグにある以下のチェックボックスはど
のような場合にチェックすればいいのでしょうか?(2004.5.10)
□Debug the program using the Watchdog Timer.
MCUの監視タイマ機能(ウォッチドッグ)を使用している状態でデバッグを行いたい
のですが、デバッガを設定する必要がありますか?(2004.5.10)
M16C/80グループ用エミュレーションポッド M30800T-RPD-E(保守製品) で、
M16C/80グループの RAM20KおよびRAM24KB版MCUのデバッグはできますか?
(2003.7.22)
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ターゲットプログラムを書き込んだROMを、ユーザターゲット(基板) に搭載していま
す。マイクロプロセッサモードで、そのターゲットプログラムをプログラム実行した
いのですが正常に動作せず、デバッグできません。確認すべき項目、必要な設定はあ
りますか?(2003.7.22)
M16C/80シリーズ用エミュレーションポッドM30803T-RPD-EおよびM30800T-RPD-E
(保守製品) の拡張エミュレーションメモリ1.5MBのメモリ容量を拡張することはでき
ますか?(2003.2.20)
エミュレータデバッガで、ポートP9方向レジスタの設定を変更しましたが、状態が変
わりません。(2002.2.20)
エミュレータデバッガ(M3T-PD308またはM3T-PD30)で、フリーラン動作している
最中に、ターゲットシステムの電源のみをON/OFFすることはできないのでしょうか?
(2002.2.5)
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M16C/6Nグループ用エミュレーションポッドM306N0T2-PRD-Eを使用してサブク
ロックのみでの動作をデバッグしていますが、メインクロックは停止しているにもか
かわらず、UART、タイマなど正常に動作している周辺機能があります(評価用MCUで
はそれらは止まっています)。回避方法と理由を教えてください。(2001.12.20)
タイマ割り込みを使用したプログラムをデバッグしています。プログラムが停止した
後でもタイマ割り込み要求が発生します。なぜでしょうか?(2001.12.20)
M32C/90,M32C/80,M16C/80,M16C/70シリーズFAQの目次へ | FAQの総目次へ
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M3T-MR30 (M3T-MR30K, M3T-MR30S) リアルタイムOS
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目次
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契約について
プログラムが正常に動作しない原因について
コンパイル時、リンク時のワーニングについて
メモリプール機能について
タスクの記述方法について
システムクロックタイマについて
周期起動ハンドラについて
割り込みについて
システムコールのリターンパラメータについて
メイクファイルの作成方法について
更新日: 2005年6月6日
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システムコールが使用す
るRAMの内容について
レジスタバンクについ
て
TMとの連携について
M3T-MR30KとM3TMR30Sの違い
High-performance
Embedded Workshopと
の連携について
契約について
注:2004年4月1日からリアルタイムOS製品の契約形態が変更されました。
リアルタイムOS製品の契約形態変更に関するFAQ
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●
ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょう
か?
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?(2005.1.7)
製品には開発キットM3T-MR30Kと量産契約M3T-MR30Sがありますが、量産契約のみ
購入できますか?(2005.1.7)
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プログラムが正常に動作しない原因について
●
●
メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
(2000.12.20)
MR30でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル時
の出力先ディレクトリを変更指定(コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指
定)すると、リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
(2000.11.20)
●
プログラムが暴走してしまいます。(2002.8.5)
●
バージョンアップをすると今までのプログラムが動作しなくなりました。
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コンパイル時、リンク時のワーニングについて
●
リアルタイムOSを使用していますが、コンパイル時に以下のワーニングが発生してい
ます。ワーニングが発生する理由は何でしょうか?また、ワーニングが発生している
ままで問題ないでしょうか?(2005.6.6)
'far_msg' is not defined, so it's treated as 0
●
●
●
M3T-MR30を使用したプログラムをTMで作成する場合に、ビルドを行うと、システム
コールなどのシンボルが未定義であるエラー (value is undefined) が発生します。原因
と対処方法を教えてください。(2002.8.5)
コンパイル時にメイルボックス機能のシステムコールに関するところで "far pointer
(implicitly) casted by near pointer" のワーニングが出力されます。このワーニングがど
うして出力されるのでしょうか?
リンク時に、シンボル "__TCB_tmrq_for" と "__TCB_tmrq_back" について、"value is
undefined" のワーニングが出力されます。このワーニングはどうして出力されるので
しょうか?
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メモリプール機能について
●
●
●
MR30を使用する場合、動的にメモリ(可変長)を獲得するために、 C言語標準関数
mallocを使用しても問題ないでしょうか?
可変長メモリプール機能のシステムコールをハンドラ(割り込みハンドラ、周期起動ハ
ンドラ、アラームハンドラ)から発行できるのでしょうか?
可変長メモリプール機能では、コンフィグレーションファイルで指定した
(max_memsize)値をもとにして 4種類のメモリブロックサイズで管理するということで
すが、その4種類のブロックサイズの計算式を教えてください。
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タスクの記述方法について
●
マニュアルには、タスクに対してext_tskシステムコールを記述する必要はないとなっ
ていますが、ソース再利用の関係からこのシステムコールを記述したいのですが、問
題ありませんか?
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システムクロックタイマについて
●
システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
ページの先頭へ
周期起動ハンドラについて
●
周期起動ハンドラは、割り込み禁止状態で処理が開始されるのでしょうか?それと
も、割り込み許可状態で処理が開始されるのでしょうか?
ページの先頭へ
割り込みについて
●
MR30のOS独立割り込みで多重を許可する場合、"#pragma INTERRUPT /E" により多
重割り込みの許可が行えますが、MR30のOS依存割り込みで多重割り込みを行う場
合、同様の記述方法はないのでしょうか?
ソースファイルはC言語で記述しています。(2001.3.5)
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システムコールのリターンパラメータについて
●
リターンパラメータを持つシステムコール(can_wup、wai_flg、twai_flg、pol_flg、
rcv_msg、trcv_msg、 prcv_msg、pget_blf、pget_blk) がE_OKを返さない場合のリ
ターンパラメータの値はどうなるのでしょうか?
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メイクファイルの作成方法について
●
●
メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
(2000.12.20)
MR30でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル時
の出力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指定)
すると、リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
(2000.11.20)
●
MR30を使用したシステムに対するメイクファイル(makefile)を作りたいのですが (コン
フィグレータが生成するメイクファイルは使用しない)、注意事項があれば教えてくだ
さい。
ページの先頭へ
システムコールが使用するRAMの内容について
●
●
状態参照システムコール(ref_xxx)の拡張情報exinfには、どのような内容が格納されて
いるのでしょうか?
イベントフラグのビットパターンの初期値は、不定ですか?
ページの先頭へ
レジスタバンクについて
●
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タスク内で、レジスタバンクを切り替えても問題ありませんか?(1999.10.5)
タスクのコンテキストとしては、レジスタバンク0とレジスタバンク1のどちらを使用
しているのですか?(1999.10.5)
OS依存割り込みハンドラ内でレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですが、どの
ように記述すればよいのでしょうか?
OS独立割り込みハンドラでレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですがコンフィ
グレーションファイルでどのように指定すればよいでしょうか?
MR30カーネル内で、レジスタバンクの切り替えを行うのですか?(1999.10.5)
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TMとの連携について
●
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M3T-MR30を使用したプログラムをTMで作成する場合に、ビルドを行うと、システム
コールなどのシンボルが未定義であるエラー (value is undefined) が発生します。原因
と対処方法を教えてください。(2002.8.5)
メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
(2000.12.20)
MR30でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル時
の出力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指定)
すると、リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
(2000.11.20)
ページの先頭へ
M3T-MR30KとM3T-MR30Sの違い
●
リアルタイムOS M3T-MR30には、M3T-MR30KとM3T-MR30Sがあるのですが、違い
を教えてください。(2005.1.7)
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High-performance Embedded Workshopとの連携について
●
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MRxx(*)を含むプログラムを
ビルドするためには、 どのように設定すればよいでしょうか?(2005.1.20)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3S-STCP30 (M3S-STCP30K, M3S-STCP30S) TCP/IPプロトコルスタック
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●
更新日: 2003年1月7日
M3S-STCP30はUDPをサポートしているようですが、APIレベルの細かいサポート状況
と詳細スペック等を教えてください。(2003.1.7)New!
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M3T-PD30SIM シミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: M3T-NC30WA | PDSDK COMキット
●
更新日: 2003年5月20日
M3T-PD308SIMおよびM3T-PD30SIMでプログラムダウンロードの際に以下のエラー
が発生します。(2003.5.20)New!
ERROR 6200:シンボルファイルフォーマットが異常です。
●
CB30SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えています
が、_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以
降、msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定
にすると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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●
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M3T-NC30WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙
子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD30SIMで列挙型
変数を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があり
ます。これはなぜですか?(2001.12.20)
PD30SIM上でMR30を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR30で使用するタイ
マA0を設定するにはどうすればよいですか?(2001.9.20)
PD30SIMでローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。(2001.7.23)
PD30SIM 上で M16C/62 が持つCRC演算機能のCRCコード生成ができますか?つま
り、CRCデ−タレジスタ,CRCインプットレジスタのアクセスでCRC生成が可能でしょ
うか?(2000.3.3)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD30F M16C/60, M16C/Tinyシリーズ用エミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット | PC7501
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更新日: 2004年12月20日
メモリ空間拡張機能(4Mバイトモード)を使用しています。4Mバイトに拡張した領
域をデバッガ上で参照できますか?(2004.12.20)
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
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M3T-PD30 エミュレータデバッガ (旧称: PDB30)
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット | PC4701
更新日: 2004年3月5日
目次
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購入前の質問
インストール・設定
C言語デバッグ機能
リアルタイムRAMモニタ機能
その他のデバッグ機能
購入前の質問
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●
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッ
ガ製品の種類とライセンスIDを教えてください。(2003.7.7)
リリースノートによれば、PD30 は、IAR社のコンパイラ XLINK V.4.51F で生成したオ
ブジェクトモジュールファイルをダウンロードできないとありますが、XLINK
V.4.51G で生成したオブジェクトモジュールファイルを PD30 にダウンロードするこ
とは可能ですか?(2000.3.3)
●
PD30またはPDB30は38000シリーズのデバッグに使用できますか?
●
LANインタフェースの使用は可能ですか?
●
パラレルインタフェースの使用は可能ですか?
●
PD30の英語版はありますか?
●
複数のパソコンでPD30を使用する場合、パソコン台数分 PD30を購入する必要があり
ますか?
ページの先頭へ
インストール・設定
●
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
●
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●
PCのOSをWindows 2000にアップグレードしたところ、エミュレータデバッガが起動
しなくなりました。PCとエミュレータは、専用パラレルインターフェース基板 (以下
PCA4202G02と表記) を使用して接続しています。(2002.12.5)
エミュレータシステムPC4701、PC4816B専用パラレルインタフェース基板
PCA4202G02は、Windows 2000/NT 4.0上で使用できますか?(2001.10.19)
ROM256K、RAM20Kのマイコンを開発するとき、PD30のワークエリアの設定をデ
フォルトのまま使用できますか?(2000.12.20)
ROM256K、RAM20Kのマイコンを開発するとき、PD30のMCUファイルをデフォルト
のまま使用できますか?(2000.12.20)
ターゲットMCUシリーズを変えるため、PC4701用エミュレーションポッドも変えま
した。 PC4701の電源を投入するたびにファームウェアのダウンロード要求が発生し
てしまいます。(2000.10.20)
LAN接続でPD30を使用する場合に注意することはありますか?(2000.8.25)
ノートパソコンにLANカードを増設する場合に、推奨のLANカードや動作確認済のLAN
カードがありますか?(2000.8.25)
スタンドアロン環境で使用時もハブ等が必要なのでしょうか?パソコンとPC4701HS
を直接接続できますか?(2000.8.25)
ノートパソコンでLAN接続は可能ですか?このとき、特別に必要なものはあります
か?(2000.8.25)
PD30の起動時にMCUファイルの選択を聞いてくるのですが、ターゲットのMCUファ
イルが見つかりません。どのようにすればいいのでしょうか?(2000.8.7)
1. M3T-PDxx (M3T-PD308, M3T-PD30, M3T-PD79, M3T-PD77, M3T-PD38) を
PC4701UまたはPC4701Mと組み合わせて使用する際M3T-PDxxのインストール時にエ
ミュレータのシリアル番号を入力しますが、インストールの際に入力したシリアル番
号以外のPC4701U/PC4701Mを使用することはできますか?
2. PC4701U/PC4701Mに同梱された "Debug Tools" (旧称:"PDxx Service Pack") に含
まれるM3T-PDxxを、PC4701U/PC4701M以外のPC4701エミュレータと組み合わせて
使用する事はできますか?(2003.7.7)
PD30 V.4.00に添付されているMCUファイルの最終行に記述されている数字は何です
か。
MAPコマンドでメモリマップ情報を変更する場合に、注意事項はありますか。
●
LAN通信機能を使用する場合、Windows 95で特別な設定が必要ですか?
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C言語デバッグ機能
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M3T-NC30WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙
子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD30で列挙型変数
を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合がありま
す。これはなぜですか?(2001.12.20)
プリプロセスコマンド#defineで定義したマクロ名を使って、ソースデバッグをするこ
とはできませんか?(2001.5.21)
M16C/62のメモリ空間拡張モード2を使用したプログラムをデバッグする際、拡張し
た領域の値を示すポインタ変数をCウオッチウィンドウで表示すると表示される値が正
しくありません。(1999.11.3)
フロート(float)で使っている変数を小数点付き10進で表示、参照できるのでしょう
か?
PD30でstatic変数のアドレスを取得するにはどうすればよいですか?
ページの先頭へ
リアルタイムRAMモニタ機能
●
●
●
PDxxの操作によりエミュレータMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょう
か?リアルタイムにデータを読み出す機能をPC4701でどのように実現しているのか簡
単に教えていただけないでしょうか?(2000.7.5)
ノートパソコン上でエミュレータデバッガPDxxを使用しています。通信インタフェー
スにシリアル通信を使用していますが、 RAMモニタウィンドウをオープンしていると
ターゲットプログラム実行中にハングアップする場合があります。ノートパソコンと
の相性やOSの設定に問題があるのでしょうか?(2000.6.20)
RAMモニタウィンドウにおいて、アドレス0x46と0x500のデータを参照したいのです
が、リアルタイムRAMモニタ機能の仕様が連続した1Kバイトとあるため、同時に参照
することができません。 RAMモニタ領域を分割することはできないのでしょうか?
(1999.11.3)
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その他のデバッグ機能
●
●
●
●
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
ステップ実行中に、ターゲットシステムをリセットした場合、正常にデバッグを続け
られますか?(2003.2.5)
CB30のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、
msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にす
ると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
●
●
PD30でローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。(2001.7.23)
以下のようにsrcコードを変更すると以下のワーニングメッセージが表示されます。
命令コードへの変換は最適化しないためでしょうか?(2001.6.5)
MOV.W #0020H,A0
↓
MOV.W #0030H,A0
●
●
●
PD30で、ハードウェアブレークポイントを設定していますが、実際にデバッガを動作
させたときには、設定したポイントを過ぎたところでプログラムが停止しています。
これはなぜでしょうか?(2001.1.22)
PD30において、ブレークポイントを設定しないで、トレースポイントを通過したこと
を知る方法はないでしょうか?(2000.8.7)
GUI入力ウィンドウでボタンを作成し、SAVEした後LOADするとエラー(ERROR10601)
になり、読み込めません。回避方法を教えてください。
●
●
●
●
PD30のプロテクトブレークは、連続する256Kバイトの領域に対して指定できます
が、複数の領域に対して同時にプロテクトブレークを指定することはできないのです
か。(2000.7.21)
[例]
00000h∼3FFFFhの領域
C0000h∼FFFFFhの領域
ツールニュース番号 「MESCT-PC4701HS_TRGA-980716D」 の 「PC4701HS/PC4700H
エミュレータ区間時間測定ウィンドウご使用上のお願い」 の内容については、PD30
V.4.00 では、修正されているのでしょうか?
修正されていない場合は、上記ツールニュースにある、 phicount_j.exe を使用する必
要がありますか?(2000.3.21)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
ログファイルをオープンする際に既存のログファイル名を指定した場合、新しいデー
タはファイルの最後に追加されるのでしょうか?それとも上書きされるのでしょう
か?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
E8 R8C/10-17, M16C/Tiny, M16C/62P, H8/300H Tiny用オンチップデバッギングエミュ
レータ
更新日: 2005年6月20日
この製品のツールニュースをみる
関連製品のFAQをみる:
High-performance Embedded Workshop V.3 | High-performance Embedded Workshop V.4 |
M3T-NC8C (M3T-NC8CはM3T-NC30WA無償評価版コンパイラに一本化されました)
目次
●
●
ご購入に際して
デバッグ機能に関して
ご購入に際して
●
個人ユーザがE8を購入するルートはありますか。(2005.6.20)
●
E8エミュレータの製品構成を教えてください。(2005.6.20)
ページの先頭へ
デバッグ機能に関して
●
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。また、メニューからウォッチ、
インスタントウォッチを選択できなくなりました。表示させる方法はありますか?
(2005.6.20)
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E8エミュレータでデバッグ完了後、マイコン単体で動作確認をする場合の注意事項はあり
ますか。(2005.6.20)
E8を起動しマイコンと接続を行う途中でID Codeの入力を要求するダイアログが表示され
ますが、何を入力すればよいのでしょうか。(2005.6.20)
以下のデバイスはE8で使用できないのでしょうか。
H8/36054F, H8/36034F, H8/36012F, H8/3684F, H8/3670F, H8/3664N, H8/3687N, お
よびH8/3694N(2005.6.20)
H8/300H TinyシリーズをE8でデバッグ中に、ブレークが発生するとSSU、IIC2、SCI3が
クロックを出力してしまいます。(2005.6.20)
デバッグ作業中に「Communication Timeout Error」が表示され、デバッグが中断してし
まいます。(2005.6.20)
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E8と基板を接続した際に、「Boot Failed」「Communication Timeout Error」が表示され
「Target Missing」になって接続できません。(2005.6.20)
サブアクティブモードのような低速モードでプログラムを実行したとき、E8エミュレータ
の動作も遅くなるのですか?(2005.6.20)
ユーザプログラム実行中、リアルタイムエミュレーションは常に保証されますか?
(2005.6.20)
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E8でH8/300H TinyシリーズとH8/300H SLPシリーズ、H8/300L SLPシリーズをデバッグ
する場合、デバッグに使用する端子はポートと兼用である場合があります。このような
ポートの設定はプログラムではどのようにすればいいでしょうか。たとえばH8/3664Fは
P85、P86、P87がデバッグ用の端子ですが、PCR8、PDR8はどのように設定すればいい
ですか。(2005.6.20)
E8エミュレータでH8/300H TinyシリーズとH8/300H SLPシリーズ、H8/300L SLPシリー
ズを接続した状態で、特定のポートのリード・ライト値が正しくない。(2005.6.20)
H8/300H TinyシリーズとH8/300H SLPシリーズ、H8/300L SLPシリーズのコンパイル時
のCPUコアの設定は何でしょうか。(2005.6.20)
H8マイコン用の古いバージョンのコンパイラパッケージはE8で使用可能ですか?
(2005.6.20)
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High-performance Embedded Workshop-エミュレータ環境でエミュレータとシミュレータ
の環境を併用したい。(2005.6.20)
High-performance Embedded Workshopを使用していて、Watchウィンドウで"Not
available now."と表示される原因と対策方法を教えてください。(2005.6.20)
E8のRun Time Count機能で実行時間を計りましたが分解能がms単位のようです。もっと
細かい時間を測定したいのですが可能でしょうか。(2005.6.20)
マイコン内蔵Flashメモリにソフトウエアブレークポイントを設定してデバッグをした後
High-performance Embedded Workshopを終了し、再びHigh-performance Embedded
Workshopを起動するとソフトウエアブレークポイントの箇所に不当命令が残っていま
す。どうすれば元の命令に置き換えることができますか。(2005.6.20)
ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教えてください。(2005.6.20)
E8のコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が入っていた場合、影響があるので
しょうか。(2005.6.20)
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E8使用時の各マイコンの使用上の制限を教えて下さい。(2005.6.20)
マイコン仕様で規定しているフラッシュメモリの書き換え回数を超えた場合、E8で何か不
具合が起きますか。(2005.6.20)
E8の動作環境としてPCのOSはWindows®98SE他が記載されていますが、Windows®98、
Windows®NTでは動作しないのですか?(2005.6.20)
E8のインタフェース端子には保護素子はついていますか?ついているのなら回路構成を教
えてください。(2005.6.20)
R8C/TinyシリーズCPU書き換えモードのデバッグ中にプログラムが暴走するのですが、対
処方法を教えてください。(2005.6.20)
E8エミュレータとE7エミュレータの違いを教えてください。(2005.1.20)
E8エミュレータを使えば、E8がサポートしているどのルネサスマイコンでも1線式でデ
バッグできますか。(2005.1.20)
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M306xxT(2)-CPE コンパクトエミュレータ
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更新日: 2003年9月22日
エミュレータデバッガをインストールし、エミュレータをUSBで接続しても、新しいデ
バイスが認識されません。 (2003.9.22)New!
M30620T-CPEを使用する場合、ターゲットシステムに接続するための変換基板はどの
ようなものがありますか?(2003.8.5)
M16C/62グループM16C/62A用コンパクトエミュレータM30620T-CPEを使用して、
M16C/61グループMCU (M30612) のデバッグはできますか?(2001.7.23)
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M306xxT-EPB M16C/60,30,Tinyシリーズ用エミュレーションプローブ
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更新日: 2004年12月20日
M16C/60,30シリーズ用エミュレーションプローブに搭載されているエミュレータ
MCUの内臓フラッシュメモリの書き換えの保障回数は?(2004.12.20)
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M306xxTx-RPD-E M16C/60,30シリーズ用エミュレーションポッド
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更新日: 2003年3月5日
F8000h番地にアドレス一致割り込みを設定すると、エミュレータが暴走します。
(2003.3.5)New!
ステップ実行中に、ターゲットシステムをリセットした場合、正常にデバッグを続け
られますか?(2003.2.5)
プログラムでポートP9方向レジスタの設定を変更していますが、設定が変わりませ
ん。(2002.9.20)
エミュレーションポッドプローブ部分のフレキシブルケーブルFLX100上のスルーホー
ルとコネクタとの接続を示した資料はありますか?(2002.8.20)
M16C/60シリーズ用エミュレーションポッドでシングルチップモードで動作するプロ
グラムをメモリ拡張モードまたはマイクロプロセッサモードにすると動作しません。
(2002.2.20)
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エミュレータデバッガで、ポートP9方向レジスタの設定を変更しましたが、状態が変
わりません。(2002.2.20)
エミュレータデバッガ(M3T-PD308またはM3T-PD30)で、フリーラン動作している
最中に、ターゲットシステムの電源のみをON/OFFすることはできないのでしょうか?
(2002.2.20)
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M16C/6Nグループ用エミュレーションポッドM306N0T2-PRD-Eを使用してサブク
ロックのみでの動作をデバッグしていますが、メインクロックは停止しているにもか
かわらず、UART、タイマなど正常に動作している周辺機能があります(評価用MCUで
はそれらは止まっています)。回避方法と理由を教えてください。(2001.12.20)
タイマ割り込みを使用したプログラムをデバッグしています。プログラムが停止した
後でもタイマ割り込み要求が発生します。なぜでしょうか?(2001.12.20)
M16C/6Nグループ用エミュレーションポッドM306N0T2-RPD-E (またはM306N0TBRPD-E) を使用しています。M16C/6NグループMCUは世代交代推奨機種になっており
ます。将来、M16C/6N0またはM16C/6N1からM16C/6NAまたはM16C/6NBにMCUを
転換して場合、エミュレーションポッドの再購入は必要になるのですか?(2001.10.5)
ターゲットシステムにM30620T2-RPD-EまたはM306N0T2-RPD-Eを接続すると、ター
ゲットシステムの消費電流の増加量は、どのように見積もれば良いのでしょうか?
(2001.7.23)
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M16C/62グループ (M16C/62) 用エミュレーションポッドM30620TB-RPD-Eを使用し
て、M16C/61グループMCU (M30612) のデバッグはできますか?(2001.7.5)
エミュレーションポッドM306xxTx-RPD-Eを変換基板100LCC-80QSBとの組み合わせ
で使用していますが、エミュレータPC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDが
点灯しません。(2000.12.20)
エミュレーションポッドM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eでは動作するターゲット
システムが、エミュレーションポッドM30620T2-RPD-Eでは動作しません。
M30620TB-RPD-EとM30620T2-RPD-Eの違いについて教えてください。(2000.6.5)
エミュレーションポッドM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-EでM16C/62Aの開発は可
能でしょうか?(2000.6.5)
M30620T-RPD-E、M30620TB-RPD-E、M30620T2-RPD-Eの拡張A/Dを使用する場合
についてポートP0の0ビット目をA/D入力として使用する場合、
1. ポートP2の0ビット目は入出力ポートとして使用できますか?
2. ポートP10の0ビット目を入力に設定して、ポートP10の1∼7ビットは入出力ポート
として使用できますか?(2000.6.5)
固定ベクタテーブルの値が、ダウンロードしたプログラムで設定している値と異なる
のですが?(2000.6.5)
M30620T2-RPD-EとM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eの相違点についてお教えくだ
さい。(2000.6.5)
エミュレータデバッガPD30起動後、CS2の空間に対してSCRIPT WINDOWで"MAP
4000H, 027FFFh, EXTERNAL"とコマンドを打ち込み、PD30上で"Go"コマンドを実行
するとプログラムが止まってしまいます。(2000.4.5)
エミュレータの電源投入直後に、プログラム上でCS2の番地をアクセスしていないの
に、CS2がアクティブになることがあります。(2000.4.5)
ターゲットシステム上でリセット入力を行ったが正常動作しません。マスク版MCU等
の実MCUと比べて違いがありますか?
また、エミュレータデバッガPD30からリセットを行う場合との違いがありますか?
(2000.4.5)
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M16C/62グループ用のエミュレーションポッドと接続し、エミュレータでセルフ
チェックを実行してましたが正常に終了しません。何が問題でしょうか?
エミュレータとエミュレーションポッドをタ-ゲットシステムに接続したが、 起動しま
せん(エミュレ-タ本体のエラ-LEDが点灯)。何が問題でしょうか?
エミュレーションポッドとエミュレータを接続したのに、エミュレータの電源が入り
ません。何が問題でしょうか?
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M302xxT-RPD-E M16C/Tiny,20シリーズ用エミュレーションポッド
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更新日: 2003年3月5日
F8000h番地にアドレス一致割り込みを設定すると、エミュレータが暴走します。
(2003.3.5)New!
ステップ実行中に、ターゲットシステムをリセットした場合、正常にデバッグを続け
られますか?(2003.2.5)
エミュレータデバッガ(M3T-PD308またはM3T-PD30)で、フリーラン動作している
最中に、ターゲットシステムの電源のみをON/OFFすることはできないのでしょうか?
(2002.2.20)
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M301xxT-RPD-E M16C/10シリーズ用エミュレーションポッド
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更新日: 2003年2月5日
ステップ実行中に、ターゲットシステムをリセットした場合、正常にデバッグを続け
られますか?(2003.2.5)New!
エミュレータデバッガ(M3T-PD308またはM3T-PD30)で、フリーラン動作している
最中に、ターゲットシステムの電源のみをON/OFFすることはできないのでしょうか?
(2002.3.5)
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M16C書き込みアダプタ全般
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更新日: 1999年12月20日
MCUに書き込みができません。何が原因でしょうか?(1999.12.3)
ルネサス製のパラレル入出力モード用書き込みアダプタ(PCA7412F-100等)でフラッ
シュマイコンの書き込みができますか。(1999.12.3)
PROMマイコン用書き込みアダプタとギャングライタとを組み合わせて使用できます
か?(1999.12.20)
●
推奨ROMライタ以外でのROMライタでの書き込みできますか?
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M16C/60の内部ROM 128KBはどのように書き込みするのですか?
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WDB30 エミュレータデバッガ(DOS/V対応版) [保守製品]
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更新日: 1997年11月1日
WDB30を起動すると、以下のエラーが発生します。WDB30.KEYは無編集です。
(1997.11.1)
"エラー番号30 ファイルWDB30.KEY(22LINE)の記述に誤りがあります。"
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M3T-NC8C R8C/Tiny専用無償版コンパイラ
※R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cは、2005年2月1日よりM3T-NC30WA無償評価版コンパ
イラに一本化されています。
更新日: 2005年2月7日
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関連製品のFAQをみる:
High-performance Embedded Workshop V.3 | M3T-NC30WA(プロフェッショナル版コンパイラ)
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ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。(2005.2.7)
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC30WA V.5.20 Release 1 で作成したワークスペースを
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8C V.5.30 Release 1 以降で使用したい。(2004.4.5)
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cをコマンドラインで使用したい。(2004.4.5)
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cで作成したワークスペースをプロフェッショナル版コ
ンパイラで使用したい。(2004.4.5)
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メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。(2003.9.1)
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ダウンロードに失敗してしまいました。再度登録しても良いのでしょうか。(2003.9.1)
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登録をしたのですが、パスワードを知らせるメールが送られてきません。(2003.9.1)
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ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いのでしょうか。(2003.9.1)
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R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cと、プロフェッショナル版コンパイラM3T-NC30WA
は何が違うのでしょうか。(2004.4.5)
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cを使って、製品の開発を行っても良いのでしょうか。
(2003.9.1)
プロフェッショナル版コンパイラ同様、R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cもサポートを
受けられるのでしょうか。(2003.9.1)
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M3T-NC79WA Cコンパイラパッケージ [保守製品]
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関連製品のFAQをみる: TM | M3T-PD79SIM(保守製品)
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更新日: 2004年5月20日
const宣言している変数に定数を代入してもワーニングが出ない場合があります。
(2004.5.20)
●
NC77用に記述したプログラムをNC79で使用するには?(2003.7.22)
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高級言語ソースレベルでデバッグを行うには?(2003.7.22)
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スタートアッププログラムの処理時間を短くするには?(2003.7.22)
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ROM 容量を圧縮するには?(2003.7.22)
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near/far 属性はどのように区別されますか?(2003.7.22)
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最適化オプションをつけるとコードが生成されない行がありますが問題ありません
か?(2003.7.22)
関数のプロトタイプ宣言は必要ですか?(2003.7.22)
関数名に相当するラベルにたいしてリンク時に未定義シンボルであるというエラーが
出力されますが原因は?(2003.7.22)
C言語で記述した関数名はアセンブリソース上ではどのような名前になるのですか?
(2003.7.22)
register修飾子を付けていない変数がレジスタ変数として扱われていますがなぜです
か?(2003.7.22)
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レジスタ (register) 記憶クラスを指定して、それをレジスタに割り当てるには?
●
#include 指定でファイル名にパスを指定できますか?(2003.7.22)
●
「コマンドファイル」はどのように使うのですか?(2003.7.22)
●
(2003.7.22)
リンクするファイル数が多くてコマンド行の制限を越えてしまいます。リンクする方
法はありますか??(2003.7.22)
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コマンドオプションが指定できない場合がありますがなぜですか?(2003.7.22)
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Stk Viewerで表示されるスタックサイズを確保したが、オーバーフローが発生しまし
た。Stk Viewerで表示されるスタックサイズだけでは足りないのですか?(2003.2.20)
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統合化開発環境TM V.3.01を使用していますが、プログラムの増加に伴ってStk Viewer
でメモリ不足のエラー (No.6 Stk Viewer: Out of memory.) が発生するようになりまし
た。対処方法を教えてください。(2001.8.6)
割り込み制御レジスタへのアクセス(書き込み・呼び出し)をC言語でプログラミングす
るとAND命令のコードが生成されます。
MCUのマニュアルではSTA、MOV命令で割り込み制御レジスタをアクセスするように
書かれています。C言語プログラムでSTA、MOV命令コードを生成することはできます
か。(2001.6.20)
C言語で以下(1)のようにプログラミングしました。
生成されたコードを見ると、変数xはインクリメントする前の値で5と比較してるよう
です。 変数xをインクリメントした後に5と比較するには、以下(2)のように記述する必
要がありますか。(2001.6.20)
(1)
if (x++ == 5){
aaasub();
}
(2)
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x++;
if (x ==5){
aaasub();
}
C言語でプログラムを記述する場合、定義した順序通りに外部変数を配置するにはどう
すればいいでしょうか。(2000.12.5)
C言語プログラムにおいて、構造体ビットフィールドを定義していますが、コンパイル
の結果ビットフィールドメンバの順序が入れ替わります。入れ替わらないようにする
にはどうすればいいですか?(2000.10.20)
NCxxWAにおいて、アプリケーションに不要なMALLOC(), MEMCPY()などの関数がリ
ンクされないようにするにはどうすればいいでしょうか?(2000.7.21)
条件コンパイルを行うプリプロセスコマンド#ifdef∼#endifのブロック内に ダブルコー
テーションを記述した個所でエラーが出力されますがなぜですか?他の文字ではエ
ラーになりません。
#ifdefで識別子がマクロ定義されていない場合は、プログラムの処理が行われないので
はないでしょうか。(2000.3.3)
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M3T-MR79 (M3T-MR79K、M3T-MR79S) リアルタイムOS [保守製品]
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更新日: 2002年8月5日
目次
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契約について
プログラムが正常に動作しない原因について 更新
コンパイル時、リンク時のワーニングについて
メモリプール機能について
タスクの記述方法について
システムクロックタイマについて
周期起動ハンドラについて
割り込みについて
システムコールのリターンパラメータについて
メイクファイルの作成方法について
システムコールが使用するRAMの内容について
MR79KとMR79Sの違い
契約について
●
●
●
ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょう
か?
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?
製品には開発キットMR79Kと量産契約MR79Sがありますが、量産契約のみ購入できま
すか?(1999.10.5)
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プログラムが正常に動作しない原因について
●
プログラムが暴走してしまいます。(2002.8.5)更新
●
バージョンアップをすると今までのプログラムが動作しなくなりました。
ページの先頭へ
コンパイル時、リンク時のワーニングについて
●
●
コンパイル時にメイルボックス機能のシステムコールに関するところで "far pointer
(implicitly) casted by near pointer" のワーニングが出力されます。このワーニングがど
うして出力されるのでしょうか?(1999.10.5)
リンク時に、シンボル "__TCB_tmrq_for", "__TCB_tmrq_back", "_tslp_tsk" につい
て、"value is undefined" のワーニングが出力されます。このワーニングはどうして出
力されるのでしょうか?
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メモリプール機能について
●
●
●
MR79を使用する場合、動的にメモリ(可変長)を獲得するために、C言語標準関数
mallocを使用しても問題ないでしょうか?(1999.10.5)
可変長メモリプール機能のシステムコールをハンドラ(割り込みハンドラ、周期起動ハ
ンドラ、アラームハンドラ)から発行できるのでしょうか?
可変長メモリプール機能では、コンフィグレーションファイルで指定した
(max_memsize)値をもとにして 4種類のメモリブロックサイズで管理するということで
すが、その4種類のブロックサイズの計算式を教えてください。(1999.10.5)
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タスクの記述方法について
●
マニュアルには、タスク中でext_tskシステムコールを記述する必要はないとなってい
ますが、ソース再利用の関係からこのシステムコールを記述したいのですが、問題あ
りませんか?
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システムクロックタイマについて
●
システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
ページの先頭へ
周期起動ハンドラについて
●
周期起動ハンドラは、割り込み禁止状態で処理が開始されるのでしょうか?それと
も、割り込み許可状態で処理が開始されるのでしょうか?(1999.10.5)
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割り込みについて
●
MR79のOS独立割り込みで多重を許可する場合、"#pragma INTERRUPT /E" により多
重割り込みの許可が行えますが、 MR79のOS依存割り込みで多重割り込みを行う場
合、同様の記述方法はないのでしょうか?
ソースファイルはC言語で記述しています。(2001.3.20)
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システムコールのリターンパラメータについて
●
リターンパラメータを持つシステムコール (can_wup、wai_flg、twai_flg、pol_flg、
rcv_msg、trcv_msg、 prcv_msg、pget_blf、pget_blk) がE_OKを返さない場合のリ
ターンパラメータの値はどうなるのでしょうか?
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メイクファイルの作成方法について
●
MR79を使用したシステムに対するメイクファイル(makefile)を作りたいのですが (コン
フィグレータが生成するメイクファイルは使用しない)、注意事項があれば教えてくだ
さい。(1999.10.5)
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システムコールが使用するRAMの内容について
●
状態参照システムコール(ref_xxx)の拡張情報exinfには、どのような内容が格納されて
いるのでしょうか?
●
イベントフラグのビットパターンの初期値は、不定ですか?
ページの先頭へ
MR79KとMR79Sの違い
●
リアルタイムOS MR79には、MR79KとMR79Sがあるのですが、違いを教えてくださ
い。(2001.3.20)
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M3T-PD79SIM シミュレータデバッガ [保守製品]
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関連製品のFAQをみる: M3T-NC79WA(保守製品)
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更新日: 2002年12月5日
"GUI Input Window" でボタンを作成し "Save" しましたが、M3T-PD79SIM (又はM3TPD77SIM, M3T-PD38SIM) 再起動時に、"ERROR 21001:ボタンファイルフォーマット
が異常です" というメッセージがでます。(2002.12.5)New!
CB79SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えています
が、_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以
降、msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定
にすると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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M3T-NC79WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙
子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD79SIMで列挙型
変数を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があり
ます。これはなぜですか?(2001.12.20)
PD79SIM上でMR79を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR79で使用するタイ
マA0を設定するにはどうすればよいですか?(2001.9.20)
PD79SIMでローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。(2001.7.23)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-PD79 エミュレータデバッガ [保守製品]
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット | PC4701
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更新日: 2004年3月5日
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
PCのOSをWindows 2000にアップグレードしたところ、エミュレータデバッガが起動
しなくなりました。PCとエミュレータは、専用パラレルインターフェース基板 (以下
PCA4202G02と表記) を使用して接続しています。(2002.12.5)
CB79のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、
msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にす
ると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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M3T-NC79WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙
子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD79で列挙型変数
を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合がありま
す。これはなぜですか?(2001.12.20)
エミュレータシステムPC4701、PC4816B専用パラレルインタフェース基板
PCA4202G02は、Windows 2000/NT 4.0上で使用できますか?(2001.10.19)
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PD79でローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。(2001.7.23)
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LAN接続でPD79を使用する場合に注意することはありますか?(2000.8.25)
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ノートパソコンにLANカードを増設する場合に、推奨のLANカードや動作確認済のLAN
カードがありますか?(2000.8.25)
スタンドアロン環境で使用時もハブ等が必要なのでしょうか?パソコンとPC4701HS
を直接接続できますか?(2000.8.25)
ノートパソコンでLAN接続は可能ですか?このとき、特別に必要なものはあります
か?(2000.8.25)
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ターゲットシステムのプロセッサモードは、MD0, MD1端子をGNDに接続し、ソフト
ウェアでメモリ拡張モードに切り替えています。
このような設定の場合、EMEMのプロセッサモードには何を選択すればよいのでしょ
うか?(2000.8.7)
デバッガ(PD79)の立ち上げ時に必ず「プロセッサーモードとターゲットシステムが
不一致です。」というエラーメッセージが表示されます。このエラーは、どのプロ
セッサモードを指定しても表示されます。エラーが出ないようにするにはどうすれば
よいでしょうか?(2000.8.7)
PDxxの操作によりエミュレータMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょう
か?
リアルタイムにデータを読み出す機能をPC4701でどのように実現しているのか簡単に
教えていただけないでしょうか?(2000.7.5)
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッ
ガ製品の種類とライセンスIDを教えてください。(2003.7.7)
ノートパソコン上でエミュレータデバッガPDxxを使用しています。
通信インタフェースにシリアル通信を使用していますが、RAMモニタウィンドウを
オープンしているとターゲットプログラム実行中にハングアップする場合がありま
す。ノートパソコンとの相性やOSの設定に問題があるのでしょうか?(2000.6.20)
1. M3T-PDxx (M3T-PD308, M3T-PD30, M3T-PD79, M3T-PD77, M3T-PD38) を
PC4701UまたはPC4701Mと組み合わせて使用する際M3T-PDxxのインストール時にエ
ミュレータのシリアル番号を入力しますが、インストールの際に入力したシリアル番
号以外のPC4701U/PC4701Mを使用することはできますか?
2. PC4701U/PC4701Mに同梱された "Debug Tools" (旧称:"PDxx Service Pack") に含
まれるM3T-PDxxを、PC4701U/PC4701M以外のPC4701エミュレータと組み合わせて
使用する事はできますか?(2003.7.7)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
RAMモニタウィンドウにおいて、アドレス0x46と0x500のデータを参照したいのです
が、リアルタイムRAMモニタ機能の仕様が連続した1Kバイトとあるため、同時に参照
することができません。RAMモニタ領域を分割することはできないのでしょうか?
(1999.11.3)
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PD79 V.1.10において、指定アドレスのメモリ内容を2バイト単位で変更する
setMemoryWordコマンド(MWコマンド)で偶数アドレスを指定した際に上位8ビッ
トのメモリ内容が変更されません。なお、奇数アドレスを指定した場合にはこの問題
は発生しません。(1999.11.19)
PD79 V.1.10のTaskTraceウィンドウでタスク名が表示されません。PD79 V.1.00では
表示されていました。
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M379xxT-RPD-E 79xxシリーズ用エミュレーションポッド [保守製品]
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更新日: 2000年6月5日
M37902T-RPD-E内のエミュレーションチップの電源(VDD)は、ICE本体からのみの供給
となりますか。
ターゲット側の電源(VCC)は、ポッド内でどの様に処理されているのですか。
ポッドに供給される電源と、ターゲット電源に電位差がある場合、I/O端子出力等はど
うなりますか。(2000.6.5)
7920グループ(M37920S4CGP)をデバッグする際の注意点は?(2000.6.5)
7920グループ(M37920S4CGP)の開発を行う場合、M37920T-RPD-E と M37900T2RPD-E + M37920T-PRB のどちらの購入がお奨めですか。両者の機能的な差はありま
すか。(2000.6.5)
ユーザターゲット上のXIN端子から矩形波を入力し、XOUT端子は解放しています。エ
ミュレーションポッド内では、発振基板(OSC-3)上に発振回路が実装されています。そ
こで質問です。(2000.4.5)
1. エミュレータデバッガPD79起動時に、Internalクロックを選択してエミュレー
ションポッド内部の発振回路を使用したい場合、ユーザターゲット上のXIN端子
から入力される矩形波の影響を受けないのですか?反対にExternalクロックを選
択した場合、エミュレーションポッド内部の発振回路の影響を受けないのです
か?
2. エミュレータデバッガPD79起動時に、クロック選択としてExternal/Internalを
切り替えた場合、エミュレーションポッド内部のハードウエア的にはどの様な切
り換えが行われるのでしょうか?
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M3T-NC77WA (NC77含む) Cコンパイラパッケージ
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関連製品のFAQをみる: TM | M3T-PD77SIM
更新日: 2003年7月22日
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高級言語ソースレベルでデバッグを行うには?(2003.07.22)New!
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スタートアッププログラムの処理時間を短くするには?(2003.07.22)New!
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ROM 容量を圧縮するには?(2003.07.22)New!
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near/far 属性はどのように区別されますか?(2003.07.22)New!
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最適化オプションをつけるとコードが生成されない行がありますが問題ありません
か?(2003.07.22)New!
関数のプロトタイプ宣言は必要ですか?(2003.07.22)New!
関数名に相当するラベルにたいしてリンク時に未定義シンボルであるというエラーが
出力されますが原因は?(2003.07.22)New!
C言語で記述した関数名はアセンブリソース上ではどのような名前になるのですか?
(2003.07.22)New!
register修飾子を付けていない変数がレジスタ変数として扱われていますがなぜです
か?(2003.07.22)New!
レジスタ (register) 記憶クラスを指定して、それをレジスタに割り当てるには?
(2003.07.22)New!
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#include 指定でファイル名にパスを指定できますか?(2003.07.22)New!
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「コマンドファイル」はどのように使うのですか?(2003.07.22)New!
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リンクするファイル数が多くてコマンド行の制限を越えてしまいます。リンクする方
法はありますか?(2003.07.22)New!
コマンドオプションが指定できない場合がありますがなぜですか?(2003.07.22)New!
NC77でスタックサイズ算出結果表示ファイル(拡張子.siz) を出力するオプション "-o"
を指定して "stk77 -s シンボルファイル名" を実行しましたが、スタックサイズ算出結
果表示ファイル名が、"シンボルファイル名.siz" になりません。(2003.04.21)
C言語で以下(1)のようにプログラミングしました。
生成されたコードを見ると、変数xはインクリメントする前の値で5と比較してるよう
です。 変数xをインクリメントした後に5と比較するには、以下(2)のように記述する必
要がありますか。(2001.6.20)
(1)
if (x++ == 5){
aaasub();
}
(2)
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x++;
if (x ==5){
aaasub();
}
C言語でプログラムを記述する場合、定義した順序通りに外部変数を配置するにはどう
すればいいでしょうか。(2000.12.5)
C言語プログラムにおいて、構造体ビットフィールドを定義していますが、コンパイル
の結果ビットフィールドメンバの順序が入れ替わります。入れ替わらないようにする
にはどうすればいいですか?(2000.10.20)
NCxxWAにおいて、アプリケーションに不要なMALLOC(), MEMCPY()などの関数がリ
ンクされないようにするにはどうすればいいでしょうか?(2000.7.21)
自分で定義したセクションにプログラムを配置できません。どうしてでしょうか。
(2000.3.3)
#pragma SECTION programを定義していないプログラムは無条件に program_F のセ
クションに配置されるのですか?変更は出来ないのですか?(2000.3.3)
program_Nのセクションにプログラム本体が配置できていないようです。このセク
ションにプログラム本体を配置するにはどの様にすれば良いでしょうか?(2000.3.3)
機械語(HEX)ファイルを複数のファイルに分割することはできますか?内部/外部
ROMで別々のHEXファイルを作りたいのですが。(2000.3.3)
プログラムのセクションを複数に分割するには、どうすればよいでしょうか?現在、
001000H∼00F00FHと010000H∼01EFFFFHに配置されているプログラムを
130000Hにもプログラムを配置したいのですが。(2000.3.3)
ポートの読み込み等のために記述した式が最適化オプションを使用した場合にコード
が出力されません。
リンク時に'関数名' value is undefined というエラーが出力されます。関数の実体は存
在します。なぜでしょうか?
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連続してビットアクセスを行うと1つにまとめられる。これでは、ビットアクセスの間
に割込みが発生した場合、不正な動作を行ってしまう場合がある。どうしたらいいで
すか?
Windows 3.1, DOS版(IBE,IBJ,98) においてコンパイルに時間がかかる。なんとかならな
いですか?
NC77 V.5.00(最適化なし) でコンパイルすると以前のバージョンよりコードサイズが大
きくなる場合があります。なぜでしょうか?
NC77をWindows95上で実行するとcan't analyze errorが出力されコンパイルできませ
ん。なぜでしょうか?
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M3T-MR7700 (M3T-MR7700K, M3T-MR7700S) リアルタイムOS
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更新日: 2001年3月20日
リアルタイムOS MR7700には、MR7700KとMR7700Sがあるのですが、違いを教えて
ください。(2001.3.20)
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システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
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プログラムが暴走してしまいます。
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バージョンアップをすると今までのプログラムが動作しなくなりました。
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ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょう
か?
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?
製品には開発キットMR7700Kと量産契約MR7700Sがあるが、量産契約のみ購入でき
るか?
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M3T-PD77SIM シミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: M3T-NC77WA
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更新日: 2003年5月8日
"GUI Input Window" でボタンを作成し "Save" しましたが、M3T-PD79SIM (又はM3TPD77SIM, M3T-PD38SIM) 再起動時に、"ERROR 21001:ボタンファイルフォーマット
が異常です" というメッセージがでます。(2002.12.5)
CB77SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えています
が、_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以
降、msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定
にすると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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M3T-NC77WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙
子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD77SIMで列挙型
変数を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があり
ます。これはなぜですか?(2001.12.20)
PD77SIM上でMR7700を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR7700で使用す
るタイマA0を設定するにはどうすればよいですか?(2001.9.20)
IAR Systems製のCコンパイラ (ICC7700) で生成したオブジェクトファイルをPD77SIM
でデバッグできますか? (2003.5.8)更新
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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M3T-PD77 PC4701対応エミュレータデバッガ
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更新日: 2004年3月5日
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
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USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
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外部ROM領域のコードにブレークポイントを設定する方法を教えてください。
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(2002.12.20)
PCのOSをWindows 2000にアップグレードしたところ、エミュレータデバッガが起動
しなくなりました。PCとエミュレータは、専用パラレルインターフェース基板 (以下
PCA4202G02と表記) を使用して接続しています。(2002.12.5)
CB77のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、
msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にす
ると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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M3T-NC77WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙
子の型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD77で列挙型変数
を参照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合がありま
す。これはなぜですか?(2001.12.20)
エミュレータシステムPC4701、PC4816B専用パラレルインタフェース基板
PCA4202G02は、Windows 2000/NT 4.0上で使用できますか?(2001.10.19)
PD77を起動したときに、"ERROR 11465 現在ターゲットMCUはリセット不可状態で
す ターゲットシステムをリセットして下さい"が発生します。
このエラーの原因は何でしょうか?(2001.2.20)
IAR社のCコンパイラ(ICC7700)で生成したオブジェクトファイルをPD77でデバッグ
できますか?(2001.2.5)
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LAN接続でPD77を使用する場合に注意することはありますか?(2000.8.25)
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ノートパソコンにLANカードを増設する場合に、推奨のLANカードや動作確認済のLAN
カードがありますか?(2000.8.25)
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スタンドアロン環境で使用時もハブ等が必要なのでしょうか?パソコンとPC4701HS
を直接接続できますか?(2000.8.25)
ノートパソコンでLAN接続は可能ですか?このとき、特別に必要なものはあります
か?(2000.8.25)
区間時間測定で、指定したアドレスの実行を計測イベントとして設定する場合、指定
したアドレスのリードを計測イベントとして設定することになっています。
この場合、そのアドレスがプリフェッチされたとき(実際の実行前)にその計測イベ
ントを検出すると思うのですが、意図しない計測を行う場合がありませんか?
(2000.8.7)
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ガイオ・テクノロジー株式会社のCコンパイラとPD77を組み合わせて使用できます
か?(2000.8.7)
PDxxの操作によりエミュレータMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょう
か?
リアルタイムにデータを読み出す機能をPC4701でどのように実現しているのか簡単に
教えていただけないでしょうか?(2000.7.5)
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッ
ガ製品の種類とライセンスIDを教えてください。(2003.7.7)
ノートパソコン上でエミュレータデバッガPDxxを使用しています。
通信インタフェースにシリアル通信を使用していますが、RAMモニタウィンドウを
オープンしているとターゲットプログラム実行中にハングアップする場合がありま
す。ノートパソコンとの相性やOSの設定に問題があるのでしょうか?(2000.6.20)
1. M3T-PDxx (M3T-PD308, M3T-PD30, M3T-PD79, M3T-PD77, M3T-PD38) を
PC4701UまたはPC4701Mと組み合わせて使用する際M3T-PDxxのインストール時にエ
ミュレータのシリアル番号を入力しますが、インストールの際に入力したシリアル番
号以外のPC4701U/PC4701Mを使用することはできますか?
2. PC4701U/PC4701Mに同梱された "Debug Tools" (旧称:"PDxx Service Pack") に含
まれるM3T-PDxxを、PC4701U/PC4701M以外のPC4701エミュレータと組み合わせて
使用する事はできますか?(2003.7.7)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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RAMモニタウィンドウにおいて、アドレス0x46と0x500のデータを参照したいのです
が、リアルタイムRAMモニタ機能の仕様が連続した1Kバイトとあるため、同時に参照
することができません。
RAMモニタ領域を分割することはできないのでしょうか?(1999.11.3)
PD77で区間時間計測を行いたいのですが、区間時間測定ウィンドウのイベント設定
「set_event」中の「Fetch」が選択出来ません(ボタンがグレー表示でアクティブにな
らない)。
選択できるのは「addres」「bitsymbol」「trigger」だけです。「Fetch」が使えない
場合があるのでしょうか?(1999.11.3)
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M377xxT-RPD-E 77xxシリーズ用エミュレーションポッド(PC4701対応)
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更新日: 2002年8月20日
エミュレーションポッドプローブ部分のフレキシブルケーブルFLX100上のスルーホー
ルとコネクタとの接続を示した資料はありますか?(2002.8.20)
PC4701 (PC4701U, PC4701M, PC4701HS, PC4701L, PC4700H, PC4700L) 用エミュ
レーションポッドとターゲットを接続するために必要なアクセサリを教えてくださ
い。(2002.8.20)
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77xx書き込みアダプタ全般
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更新日: 2003年12月5日
7700シリーズ用書き込みアダプタPCA4709でM37703MCUに書き込む場合、
PCA4709のJP1スイッチはM37701側とM37705側のどちらに設定すればよいでしょ
うか?(2003.12.5)
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MCUに書き込みができません。何が原因でしょうか?(1999.12.3)
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PCA4708/PCA4773/PCA4774について「G0X」による違いを教えてください。
(2000.6.20)
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M377xxT-PAC 16ビット簡易ツール [保守製品]
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更新日: 2000年10月5日
16ビット簡易ツール用エミュレータデバッガPDB77Mでソース表示が行われないので
すが。
16ビット簡易ツール用エミュレータデバッガPDB77Mでシンボル情報が表示されない
のですが。
エミュレータ本体MXXXXXT(L)-SBIを破損してしまい、修理をお願いしたいのです
が。
M37702T-PACとPDB77M Ver.2.00 Release 1 の組み合わせで動作しますか?
M37702T-PACに添付されているPDB77Mのバージョンを Ver.2.00 Release 1に移行す
る予定はありませんか?
16ビット用簡易ツールに添付されているコンパイラNC77無償評価版とNC77製品版は
何が違うのですか?
製品版ソフトウェアツールNC77WAで生成したファイルを16ビット簡易ツールに添付
されているエミュレータデバッガPDB77Mでダウンロードしてデバッグできますか?
(2000.2.21)
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簡易ツールシステム製品と製品版ソフトウェアツール(SRA74、NC77WA、PD38、
PD77等)との互換性について教えてください。(2000.2.21)
簡易ツールのエミュレータは、PC4701システム等のフルスペックエミュレータと何が
違うのですか?
M37702T-SBIのエミュレーションメモリのマッピング指定(外部・内部)は設定でき
ますか?
M37702T-SBIの64KBのマッピングに制限はありますか?またフルスペックエミュレー
タPC4701やPC4816Bとマッピング状況は異なりますか?
ターゲットシステム側にSRAM等を実装し、それを拡張エミュレーションメモリとして
使用することは可能ですか?
簡易ツールはPC-9800シリーズで動作可能ですか?
M37702T-PACを購入したらNC77無償評価版とPDB77Mがついていなかったのです
が。
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エミュレータ本体(M38000T-SBI/M37702T-SBI/M37735TL-SBI)を単体で購入可能
ですか?
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簡易ツールシステムのパンフレットはありませんか?
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簡易ツールを用意すればマスク化まで可能ですか?
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現在、簡易ツールは何種類用意されているのですか?(2000.10.5)
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どのような場合に簡易ツールを利用するのですか?
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M3T-PDB77 PC4816対応エミュレータデバッガ [保守製品]
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更新日: 2000年8月7日
PDB77起動時に発生するエラーNo."1110", "1111", "1112", "1120"の原因として考えら
れることはなんでしょうか?(2000.8.7)
PDB77 でアセンブリソース行デバッグを行うにはどうすればいいでしょうか?現在、
アセンブリソース画面がでてきません。(2000.3.21)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
PC4816B 77xxシリーズ用エミュレータ [保守製品]
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更新日: 2000年8月25日
エミュレータデバッガ(PDB77, SDB77P)を起動したときに「ERROR 1110 指定され
たコマンドを正常に実行することができません(コマンドの実行のための前処理がで
きません)」または、「ERROR 1111 指定されたコマンドを正常に実行することがで
きません(MCUのHOLD が解除できません)」というエラーメッセージが表示されま
す。どうしてでしょうか?(2000.8.25)
エミュレーションポッドはエミュレータPC4700H用とエミュレータPC4816B用とで組
み合わせによって変わるのでしょうか。(2000.4.5)
アセンブラRASM77で作成されたオブジェクトはエミュレータデバッガPDB77または
エミュレータデバッガPD77で使用できますか。(2000.4.5)
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M377xxTx-HPD(-E) 7700シリーズ用エミュレーションポッド(PC4816対応) [保守製品]
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更新日: 2000年6月5日
以下の環境で使う場合の注意点を教えてください。(2000.6.5)
マイコン :M37702E8BFP(ROM60KB/RAM2KB)
使用条件 :25MHz/5V
環境
:PC4816B + M37702TL-HPD
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M3T-ICC740 コンパイラパッケージ
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関連製品のFAQをみる: TM | M3T-PD38SIM
目次
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cstartup.s31について
lnk740.xclについて
変数について
インクルードファイルについて
言語拡張機能について
最適化について
メモリ配置について
スタックについて
割り込みについて
アセンブラA740とのインターフェースについて
更新日: 2004年9月21日
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ワーニング、エラーについて
デバッグについて
動作環境について
cstartup.s31について
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cstartup.s31 29 行目辺りで、関数の外部参照宣言として、以下を宣言していますが、 これらは同じソース
ファイルで "PUBLIC" 宣言されています。何故 EXTERN 宣言が必要なのですか? (2004.8.5)
EXTERN __low_level_init
EXTERN exit
シンボル名の先頭に「?」を付加していますが、何か特別な意味があるのですか? (2004.8.5)
cstartup.s31の64行、CSTACKセグメントの宣言では、サイズが0バイトとなっています。実際のサイズは
どこで設定しますか。(2004.8.5)
セグメント宣言の":ROOT"について教えてください。(2004.9.21)
スタックエリアの設定で、以下を記述する部分がありますが、これはどういう意味ですか? (2004.8.5)
LDM #0Ch,3Bh ; set stack page : 3803 Group
cstartup.s31の 192 行目にある、"LIMIT"について教えてください。(2004.8.5)
LIMIT expr_stack_start,0,100h, "Expression stack out of range"
cstartup.s31の206行目にある JSR main の後の JMP REFFN exit は必ず必要ですか?使わない場合、exit 関
数は必要ないのですか? (2004.8.5)
cstartup.s31の 347 行目辺りにある exit モジュールの中の BRA * について教えてください。 また、これ
を BRA init_C と書き換えて、exit 関数のコールで強制的にリセットスタートさせるようにしても構わない
ですか? (2004.8.5)
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lnk740.xclについて
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lnk740.xclの38行目の記述について教えてください。(2004.8.5)
-Z(ZPAGE)ZPAGE,C_ARGZ,Z_UDATA,Z_IDATA=41-FF
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BITVARSセグメントについて教えてください。(2004.8.5)
-Z(BIT)BITVARS=200 -! address 40 (only) -!
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変数について
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1バイトを、バイトアクセスとビットアクセスの両方でアクセスするには、どのようにするとできますか?
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16ビットデータの乗除算は、どのようにするとできますか?(2004.8.5)
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定数のテーブルを ROM に配置する方法はありますか?(2004.9.21)
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2・8・10・16 進数について、10B,B'101, $80,10Q,D'42,20H,H'1A等の表記は使用できますか。
(2004.8.5)
(2004.8.5)
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インクルードファイルについて
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TMを使用して、M3T-ICC740ユーザーズマニュアルのプロジェクトの新規作成を試してみましたが、依存
関係の更新をするとtutor3.cファイルに対してエラーが発生するのはなぜでしょうか?(2004.8.5)
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言語拡張機能について
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sfr変数の設定方法及び使用方法について教えてください。(2004.8.5)
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bit変数の設定方法及び使用方法について教えてください。(2004.8.5)
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インライン関数の記述方法について教えてください。(2004.8.5)
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C言語記述行の間にアセンブル記述はできますか? できる場合、その記述形態について教えてください。
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プロセッサステータスレジスタの内容をCプログラムの中で参照できますか?(2004.8.5)
(2004.8.5)
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最適化について
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コンパイラのバージョンによって、最適化の内容に相違はありますか?(2004.8.5)
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メモリ配置について
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メモリモデルについて教えてください。(2004.8.5)
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C_ARGZ、C_ARGNセグメントについて教えてください。(2004.8.5)
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アセンブラソースファイルでROM領域の先頭アドレスを設定するために、"ORG $A080" を定義したとこ
ろ、リンク時に ROM 領域外であるエラーが発生してしまいました。 ROMサイズは200バイト程度である
ため、ROM 領域外になるとは考えにくいのですが、何かセグメントの変更のようなものが必要なのです
か? (2004.8.5)
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スタックについて
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ICC740のスタックについて教えてください。(2004.9.21)
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スタック領域を 0 ページまたは 1 ページのどちらにするかは、何を基準に判断すると良いですか?
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スタック領域を 1 ページから 0 ページに切り替える方法について教えてください。(2004.8.5)
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スタック(CSTACK、EXPR_STACK、INT_EXPR_STACK)の内容、サイズの見積り方法を教えてください。
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RF_STACK(再帰的スタック)セグメントについて教えてください。 (2004.8.5)
(2004.9.21)
(2004.9.21)
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割り込みについて
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多重割り込みを使用できますか?(2004.9.21)
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アセンブラA740とのインターフェースについて
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Cプログラムからアセンブラルーチンを呼び出す際の注意点・スタックサイズについて教えてください。
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C言語の拡張キーワードのsfr変数をアセンブラファイルで参照できますか。(2004.8.5)
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C言語の拡張キーワードのbit変数をアセンブラファイルで参照できますか。(2004.8.5)
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DEFFN疑似命令の使用方法がよくわかりませんので教えてください。(2004.8.5)
(2004.9.21)
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ワーニング、エラーについて
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リンク時に次のようなエラーが発生します。どうすれば、エラーを削除できますか?(2004.8.5)
Error[e16]: Segment EXPR_STACK (size: 0x20 align: 0) is too long for segment definition.
At least 0x18 more bytes needed.
The problem occurred while processing the segment placement command "-Z(ZPAGE)EXPR_STACK+20",
where at the moment of placement the available memory ranges were "f8-ff"
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リンク時に次のようなワーニングが発生します。どうすれば、ワーニングを削除できますか?(2004.8.5)
Warning[w46]: External function "asm_routine" in module m ( .¥m.r31 ) has no global definition
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デバッグについて
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M3T-PD38 は IAR アセンブラのソースレベルデバッグが可能ですか?(2004.8.5)
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M3T-PD38 で BreakPoint が設定できない行があります。なぜですか?(2004.8.5)
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言語拡張機能のsfr変数およびbit変数を、M3T-PD38 で参照する方法について教えてください。(2004.8.5)
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M3T-PD38 でリセットボタンを押した場合に、main 関数の先頭を表示する方法について教えてください。
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PC4600+WDB38 で M3T-ICC740 がサポートされていますか?(2004.8.5)
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簡易ツールシステムで M3T-ICC740 がサポートされていますか?(2004.8.5)
(2004.8.5)
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動作環境について
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M3T-ICC740のプロテクト形式について教えてください。(2004.8.5)
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M3T-SRA74 アセンブラパッケージ
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関連製品のFAQをみる: TM | M3T-PD38SIM
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更新日: 2003年7月22日
スタックを1ページに設定した場合の乗除演算サブルーチンの使用方法(2003.7.22)New!
構造化記述命令で演算子*, /, % を使用している箇所でエラーが発生しますがなぜです
か?(2003.7.22)New!
「コマンドファイル」はどのように使うのですか?(2003.7.22)New!
リンクするファイル数が多くてコマンド行の制限を越えてしまいます。リンクする方
法はありますか?(2003.7.22)New!
M37280でアプリケーション開発をしていますが、64Kバイトを超える領域をアクセス
するプログラムをアセンブル、リンクするにはどうすればいいでしょうか?
(2003.7.22)更新
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M3T-PD38SIM シミュレータデバッガ
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関連製品のFAQをみる: M3T-SRA74 | M3T-ICC740
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更新日: 2003年5月8日
"GUI Input Window" でボタンを作成し "Save" しましたが、M3T-PD79SIM (又はM3TPD77SIM, M3T-PD38SIM) 再起動時に、"ERROR 21001:ボタンファイルフォーマット
が異常です" というメッセージがでます。(2002.12.5)
CB38SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えています
が、_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以
降、msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定
にすると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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新しいマイコン用のプログラムをデバッグしようとしていますが、対応するSFRファイ
ルがM3T-PD38SIMに添付されていません。どう対処すればよいですか?(2001.12.20)
IAR Systems製のCコンパイラ (ICC740) で生成したオブジェクトファイルをPD38SIM
でデバッグできますか? (2003.5.8)更新
PD38SIMのサンプルファイル"timer1.scr"使用して仮想割り込みを作成したのですが、
割り込みの発生するサイクル数が作成したものと違っています。なぜですか?
(2000.8.7)
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スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。(1999.11.3)
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M3T-PD38 エミュレータデバッガ (旧称: PDB38)
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関連製品のFAQをみる: PDSDK COMキット | PC4701
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更新日: 2005年4月5日
CコンパイラM3T-ICC740と、エミュレータデバッガM3T-PD38の組み合わせで、IEEE695ファイルのロードを指定すると、以下のエラーメッセージが出力されてロードでき
ません。(2005.4.5)
ERROR26601(C¥DOCME~1¥xxx¥LOCALS~1¥temp¥xxx.sym)作成出来ません
MCUの内蔵RAM領域で、シングルステップ実行やブレーク動作ができません。
(2004.3.5)
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがありま
す。どうすれば区間時間計測ができますか?(2004.3.5)
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
PCのOSをWindows 2000にアップグレードしたところ、エミュレータデバッガが起動
しなくなりました。PCとエミュレータは、専用パラレルインターフェース基板 (以下
PCA4202G02と表記) を使用して接続しています。(2002.12.5)
エミュレータデバッガM3T-PD38を起動すると、"ERROR 16215" が表示されて、エ
ミュレータが動作しません。(2002.12.20)
CB38のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、
msと記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にす
ると設定とおりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
(2002.2.5)
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エミュレータシステムPC4701、PC4816B専用パラレルインタフェース基板
PCA4202G02は、Windows 2000/NT 4.0上で使用できますか?(2001.10.19)
PD38でプログラムを実行中に、スタックがオーバーフローしたことを検出することは
できませんか?(2001.2.20)
IAR社のCコンパイラ(ICC740)で生成したオブジェクトファイルをPD38でデバッグ
できますか?(2001.9.5)
M38000TL2-FPDを使用する場合、PD38で内部クロックを選択できますか?
(2000.10.5)
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LAN接続でPD38を使用する場合に注意することはありますか?(2000.8.25)
ノートパソコンにLANカードを増設する場合に、推奨のLANカードや動作確認済のLAN
カードがありますか?(2000.8.25)
スタンドアロン環境で使用時もハブ等が必要なのでしょうか?
パソコンとPC4701HSを直接接続できますか?(2000.8.25)
ノートパソコンでLAN接続は可能ですか?このとき、特別に必要なものはあります
か?(2000.8.25)
新しいマイコン用のプログラムをデバッグしようとしていますが、対応するMCUファ
イルがPD38に添付されていません。どう対処すればよいですか。(2000.8.7)
PDxxの操作によりエミュレータMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょう
か?
リアルタイムにデータを読み出す機能をPC4701でどのように実現しているのか簡単に
教えていただけないでしょうか?(2000.7.5)
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッ
ガ製品の種類とライセンスIDを教えてください。(2003.7.7)
ノートパソコン上でエミュレータデバッガPDxxを使用しています。
通信インタフェースにシリアル通信を使用していますが、RAMモニタウィンドウを
オープンしているとターゲットプログラム実行中にハングアップする場合がありま
す。ノートパソコンとの相性やOSの設定に問題があるのでしょうか?(2000.6.20)
PD38のリアルタイム性はどの程度保証されているのですか?(2000.6.5)
1. M3T-PDxx (M3T-PD308, M3T-PD30, M3T-PD79, M3T-PD77, M3T-PD38) を
PC4701UまたはPC4701Mと組み合わせて使用する際M3T-PDxxのインストール時にエ
ミュレータのシリアル番号を入力しますが、インストールの際に入力したシリアル番
号以外のPC4701U/PC4701Mを使用することはできますか?
2. PC4701U/PC4701Mに同梱された "Debug Tools" (旧称:"PDxx Service Pack") に含
まれるM3T-PDxxを、PC4701U/PC4701M以外のPC4701エミュレータと組み合わせて
使用する事はできますか?(2003.7.7)
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在す
る*.scrファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカス
タムコマンドをスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマ
ンドを実行できません。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンド
を実行できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばな
らず不便です。 (1999.11.3)
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RAMモニタウィンドウにおいて、アドレス0x46と0x500のデータを参照したいのです
が、リアルタイムRAMモニタ機能の仕様が連続した1Kバイトとあるため、同時に参照
することができません。
RAMモニタ領域を分割することはできないのでしょうか?(1999.11.3)
8ビットマイコン用のプログラムをデバッグしています。エミュレータPC4701がワー
ク領域として使用するユーザスタック容量は、何バイトですか?また、その内訳を教
えて下さい。(1999.11.3)
IEEE-695ファイルをダウンロードしようとした際、以下のエラーが発生しました。原
因と対応策を教えて下さい。(1999.11.3)
ERROR 30007: このデータ(line_no)は、サポートしていません。
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PD38でカバレッジ計測結果を参照したところ、実行していないはずの命令をアクセス
したように表示されました。場所はRTS命令の次のアドレスです。ターゲットプログラ
ムではこのアドレスの命令を実行していません。
実行していないのにアクセスしたように表示される原因を教えて下さい。
PDB38 V.1.00は、LAN通信に対応していますか?
マイコンM38199MFを使用しています。このマイコンは、RAMが2Kバイト(40h∼
83Fh)存在します。しかし、440h以上のアドレスに対し、データの変更ができませ
ん。変更するためにはどうすれば良いですか?
IAR社製のCコンパイラICC740を使用しています。ICC740では、ソースプログラム中
にSFRシンボルを使用する事ができます。SFRシンボルとは、SFRの各レジスタに対
し、シンボルを割り当てたものです。このSFRシンボルが、メモリウィンドウにおいて
表示されません。SFRシンボルは、メモリウィンドウで表示させる事ができないのです
か?
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PD38およびPDB38はWindows 95でも動作しますか?
●
PD38およびPDB38はシリアル通信で使用可能ですか?
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旧バージョンのPC4700HエミュレータをPD38およびPDB38で使用できますか?
(旧バージョンのPC4700Hエミュレータとは、シリアルNoの末尾が"B","C"以外のもの
を指します。)
パソコンのメモリが不足の場合でも、ソースウィンドウ等での表示モード切り替えは
できますか?
PD38はWindows NT版でも動作できますか?
●
DOS用デバッガWDB38NからWindows用デバッガPD38へ移行できますか?
●
PDB38またはPD38はエミュレータPC4600と組み合わせて使用できますか?
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M38xxxT2-CPE コンパクトエミュレータ
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更新日: 2004年7月5日
エミュレータシステムはSTP命令およびWIT命令の実行をサポートしていますか?
(2004.7.5)
●
Dフラグが"1"(10進演算モードを有効)の状態でブレーク付きの実行を行うと正しい
アドレスでブレークしません。また、シングルステップも正常に実行できません。
(2004.4.12)
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コンパクトエミュレータM38000T2-CPEの電源投入時にセルフチェックエラーが発生
し、以下に示すLED表示となりコンパクトエミュレータが起動できません。(2004.4.12)
MCUの内蔵RAM領域で、シングルステップ実行やブレーク動作ができません。
(2004.3.5)
コンパクトエミュレータM38000T2-CPEにおいて、エミュレータMCUを使用したとき
の動作保証条件を教えてください。(2004.2.20)
M3T-PD38M上でRESETボタンをクリックまたはresetコマンドを実行した場合やター
ゲットからターゲットMCUをリセットした場合に、エミュレーションメモリ領域の
データが書き換わることがあります。(2004.3.22)
ユーザプログラムからブレークベクタアドレスをリードするようなプログラムを実行
した場合に、プログラムがブレークしてしまいます。(2004.3.22)
4000∼4FFF番地を含む領域を、エミュレータデバッガM3T-PD38Mの各種ウィンドウ
やスクリプトコマンドで参照または変更したり、 4000∼4FFF番地を含む領域で、プ
ログラムを実行した場合に以下の症状が発生する。(2004.3.22)
❍ 「ERROR 16224: ターゲットMCUが暴走しました。ターゲットシステムをリ
セットして下さい。」 エラーが発生する。
❍ 4000∼4FFF番地のデータが正しく表示されない。
❍ 4000∼4FFF番地のデータを正しく設定できない。
エミュレータデバッガをインストールし、エミュレータをUSBで接続しても、新しいデ
バイスが認識されません。(2003.9.22)
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M38000TL2-FPD※ エミュレーションポッド
※ M38000TL2-FPDは、M38000TL-FPDの海外規格(欧州/米国)に適合した製品です。機能はM38000TL-FPDと同じ
です。
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更新日: 2004年7月5日
目次
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M38000TL2-FPD
エミュレータMCUについて
M38000TL2-FPD
●
エミュレータシステムはSTP命令およびWIT命令の実行をサポートしていますか?
(2004.7.5)
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MCUの内蔵RAM領域で、シングルステップ実行やブレーク動作ができません。
●
M38C8デバッグ時のエミュレータとターゲットシステムとの接続方法は? (2003.9.22)
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(2004.3.5)
エミュレータデバッガM3T-PD38を起動すると、"ERROR 16215" が表示されて、エ
ミュレータが動作しません。(2002.12.20)
M38000TL2-FPDとM37531RSSの組み合わせで、以下のようなスタックポインタを設
定する命令をシングルステップするとエミュレータが暴走してしまいます。回避方法
を教えてください。(2001.10.5)
[例]
-----------------------------------------------------C000 LDX #3Fh
C002 TXS
; スタックポインタの設定
C003 LDM #C4,3Bh ; CPUモードレジスタ設定
C006 NOP
------------------------------------------------------
●
●
同一ターゲットシステム上で、エミュレータPC4701+M38000TL2-FPDの接続とOTP
マイコン(M37540E8GP)の実装を共有することは可能でしょうか?(2001.3.20)
M38000TL2-FPDを使用する場合、PD38で内部クロックを選択できますか?
(2000.10.5)
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3803および3804グループMCUの最大動作クロック周波数は16.8MHzですが、
M38000TL2-FPDの最大動作クロック周波数は16.0MHzです。M38000TL2-FPDは
16.8MHzで動作するでしょうか。(2000.6.5)
3850/3851グループ(42ピンSSOP)の開発を行いたいのですが、ターゲットシステ
ム上の42ピンSSOPのフットパターンへの接続は可能ですか。(2000.6.5)
PC4701とM38000TL2-FPDを組み合わせて使用しているのですが、エミュレータシス
テム起動直後のエミュレータ本体の表示が取り扱い説明書の通りになりません。取り
扱い説明書では、正常時にはターゲットステータスLEDのRESETが消灯するとあります
が、点灯したままです。エラーと思ったのですが、エミュレータデバッガは正常に起
動します。(2000.2.21)
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エミュレータMCUについて
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3850グループのエミュレータMCUには、M38507ARLSSとM38517RSSの2種類ありま
すが、何が違うのですか?また、使用上の注意はありますか?(2003.2.20)
エミュレータMCUとはどういうものですか。(2000.6.5)
RFSタイプエミュレータMCU接続用変換基板32LCC-Sはネジロック機構が付いていま
す。エミュレータMCU M38867RFSに、接続できるでしょうか?(2000.6.5)
7451グループのエミュレータMCUは、M37451RFSとM37451RSSの2種類があります
が、何が違うのですか?(2000.2.21)
38C3グループのエミュレータMCUは、M38C37RFSとM38C37RMFSの2種類がありま
すが、何が違うのですか?(2000.3.21)
3803/3804グループのエミュレータMCUは、M38049RSSとM38049RLSSの2種類が
ありますが、何が違うのですか?また使用上の注意はありますか?(2000.1.20)
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M3xxxxT-RPD(-E) 740ファミリ用エミュレーションポッド(PC4701対応)
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更新日: 2004年1月9日
M3T-PD38からMCUのEDMA機能を使用して拡張メモリ領域にアクセスを行うには、
どのようにすればよいのでしょうか。(2004.1.9)
ターゲットの電源としてバスパワード(USBケーブル経由で電源を供給する方式)を使
用したシステムで、M37640T-RPD-Eを使用することができますか。(2000.8.25)
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740書き込みアダプタ全般
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更新日: 2002年2月20日
プログラム書き込みアダプタの使用(書き込み)回数の保証値を教えてください。
(2002.2.20)New!
PCA7435GP(生産中止品)及びPCA7435GPG02(生産中止品)とPCA7435GPG03の
差異を教えてください。(2001.5.21)
PCA7435GP(又はPCA7435GPG02)からMCUを取り外せません。(2001.5.21)
PCA7435GP / PCA7435SP / PCA7435FPを使用して7540グループMCUへの書き込み
はできるのですか。(2001.2.5)
MCUの内蔵ROM容量が32KB以下のMCUに書き込みをしたいのですが、うまく書き込
めません。MCUに "1M" の印字がなかったのでデバイスの書き込みモードは
M5M27C256を指定しています。(2000.3.21)
MCUに書き込みができません。何が原因でしょうか?(1999.12.3)
EPROM用書き込みアダプタ(PCA4738X-XXXA)でフラッシュマイコンの書き込みがで
きますか。(1999.12.3)
PROMマイコン用書き込みアダプタとギャングライタとを組み合わせて使用できます
か?(1999.12.20)
●
推奨ROMライタ以外でのROMライタでの書き込みできますか?
●
形名の末尾に"A"が付くものと付かないものがあります。違いはなんですか?
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M3xxxxT-PAC 8ビット簡易ツール [保守製品]
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更新日: 2002年6月5日
リロケータブルアセンブラM3T-SRA74の構造化命令およびマクロ命令を使用したプロ
グラムを、エミュレータデバッガPDB38Mでデバッグできますか?(2002.4.5)
M38000T-SBIのセルフチェックが行われないのですが。
エミュレータ本体MXXXXXT(L)-SBIを破損してしまい、修理をお願いしたいのです
が。
製品版ソフトウェアツールSRA74で生成したファイルを8ビット簡易ツールに添付され
ているエミュレータデバッガPDB38Mでダウンロードしてデバッグできますか?
(2000.2.21)
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●
●
PDB38M Ver.1.00 Release 1 (8ビット簡易ツール用エミュレータデバッガ) で前回のデ
バッグ環境 (ウィンドウの状態) などを保存することはできませんか?
簡易ツールシステム製品と製品版ソフトウェアツール(SRA74、NC77WA、PD38、
PD77等)との互換性について教えてください。(2000.2.21)
簡易ツールのエミュレータは、PC4701システム等のフルスペックエミュレータと何が
違うのですか?
740ファミリ用簡易ツールシステムパッケージ製品を、他のエミュレータMCUと組み
合わせて使用できますか?(2002.6.5)更新
●
M38000T-SBIではターゲットシステムを3V電源で使用できますか?
●
M37471T-PACをM37470のデバッグに使用できますか?
●
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●
ターゲットシステム側にSRAM等を実装し、それを拡張エミュレーションメモリとして
使用することは可能ですか?
簡易ツールはPC-9800シリーズで動作可能ですか?
エミュレータ本体(M38000T-SBI/M37702T-SBI/M37735TL-SBI)を単体で購入可能
ですか?
●
簡易ツールシステムのパンフレットはありませんか?
●
簡易ツールを用意すればマスク化まで可能ですか?
●
現在、簡易ツールは何種類用意されているのですか?(2000.10.5)
●
どのような場合に簡易ツールを利用するのですか?
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XDB38 エミュレータデバッガ(EWS版) [保守製品]
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更新日: 1997年11月1日
IAR社のCコンパイラICC740でコンパイルしたプログラムを、XDB38でデバッグ可能で
しょうか?(1997.11.1)
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WDB38N エミュレータデバッガ(DOS版) [保守製品]
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更新日: 1997年11月1日
WDB38N V.1.30の起動時に、ガイドメッセージファイル "WDB38N.GID" が読み込めず
に強制終了してしまいます。原因は何ですか?(1997.11.1)
「エラーNo.67」が発生するのですが、マニュアルにこのエラーは載っていません。
(1997.11.1)
[エラーメッセージ]
エミュレータPC4700Hが不適当です。
[対処方法(処理内容)]
エミュレータPC4700Hをバージョンアップして下さい。
●
エミュレーションポッドM38000TL2-FPDと使用した時、以下のようなエラーがある
日突然発生するようになりました。(1997.11.1)
1. WDB38N起動後、"エミュレータの初期設定を行っています。しばらくお待ち下
さい。" と画面表示されて数秒後、"[エラー番号5]通信エラーが発生しました。"
と画面表示されます。
2. セルフチェックにてシステムステータスエラーが発生します。
《LEDの状態》
SYSTEM
TARGET
POWER : 点灯 POWER : 点灯
SAFE : 消灯 CLOCK : 点灯
ERROR : 点灯 RESET : 消灯
RUN : 消灯
HALT : 消灯
●
WDB38N V.1.30 Release 1を起動すると(PC-9800シリーズ版)、以下のメッセージが表
示されます。(1997.11.1)
「EMULATOR 5_5_D Rg 不適切です」
「EMULATOR 5_5_D Rg をVERSIONUPして下さい」
エミュレータPC4700Hは、旧バージョンのものを使用しています。
1. エラーが出るのは、エミュレータのバージョンが古いためですか?
2. IBM PC/AT互換機版でも同様の結果になりますか?
●
ソースプログラムモードにしようとしたのですが、エラーNo.41が発生して表示モード
変更ができません。同時に表示される対処方法は満たしていると思いますし、SYM
ファイルにソース行情報も入れています。(1997.11.1)
●
WDB38N V.1.00起動時に、エラーNo.60と61が出て起動できません。(1997.11.1)
1. WDB38Nに付属しているファームウェアとエミュレータに搭載されている
ファームウェアのバージョンが合っていないからだと思いますが、何とか起動す
る方法はありませんか?
2. WDB38N V.1.30の中にM37451.Sというファームウェアはありますか?
3. M37451.MCUというファイルがない場合にそのファイルを作りたいのですが、
内容は次の通りで良いですか?
(上から順に)
7
DF
7F
FFFE
●
WDB38NからPD38へグレードアップすることは可能ですか?(1997.11.1)
●
WDB38Nで2つのHEXファイルを同時に読み込むことはできますか?(1997.11.1)
●
WDB38N V.1.30のブレーク時に発生するビープ音を消去することはできないですか?
●
●
(1997.11.1)
ソースウィンドウでの表示モード変更ができません。
HEXファイルとSYMファイルを添付しますのでよろしくお願いします。(1997.11.1)
WDB38Nのソースウィンドウで、サーチができません。
[Alt]+[F2]を押すと、ビープ音のみです。(1997.11.1)
●
ICC740とWDB38Nの組合せで使用可能ですか?(1997.11.1)
●
IBM PC/AT互換機版の日本語版と英語版のソフトウェアは、基本的に異なりますか?
●
●
●
(1997.11.1)
1. SRA74, WDB38Nを、PC-9800シリーズ、DOS/Vの両方で使用できますか?
2. PC4600, PC4701と、それぞれに対応したポッドを、SRA74, WDB38Nで使用できま
すか?(1997.11.1)
WDB38Nで、M37451, M37471のデバッグは可能ですか?(1997.11.1)
WDB38NをWindows 95のDOS窓で使用すると、リアルタイムRAMモニタの表示内容
の更新時間が遅くなります。
原因と対策を教えて下さい(DOSモードでは、通常通り更新されます)。
使用環境は以下の通りです。(1997.11.1)
インタフェース : RS232C 9600および19200 共にNG
●
WDB38Nは、エミュレータPC4600に対応していますか?(1997.11.1)
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WDB38 エミュレータデバッガ(DOS版) [保守製品]
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更新日: 1997年11月1日
●
WDB38からPD38へのグレードアップは可能ですか?(1997.11.1)
●
WDB38はDOS/Vマシンでも使用できますか?(1997.11.1)
●
WDB38はPC4701エミュレータ(PC4701HS/PC470lL/PC4700H/PC4700L)との組合せ
で使用可能ですか?(1997.11.1)
●
WDB38を動作させるためには、どんな基準でPCを選択すれば良いですか?(1997.11.1)
●
Windows 95上でWDB38を使用できますか?(1997.11.1)
●
パートナーベンダ製のCコンパイラは使用できますか?(1997.11.1)
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RTT74 エミュレータデバッガ(DOS版) [保守製品]
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更新日: 1997年11月1日
RTT74実行時、『!』コマンドでDOSプロンプトになりません。(1997.11.1)
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PC4600 740ファミリ用エミュレータ [保守製品]
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更新日: 2002年4月5日
PC4600エミュレータはエミュレータデバッガM3T-PD38やエミュレーションポッド
M38000TL2-FPDと組み合わせて使用できますか?(2002.4.5)New!
エミュレータPC4701システムで動作可能なMCUについては、エミュレータPC4600で
も動作可能ですか?(2000.6.5)
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M3T-PD45 エミュレータデバッガ
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更新日: 2005年4月5日
目次
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M3T-PD45
ASM45
M3T-PD45
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●
M34514M8用プログラムのデバッグを行っています。このマイコンのRAMは384語
(000h∼17Fh)のはずですが、M3T-PD45のダンプウィンドウやメモリウィンドウで
は、1FFhまでのデータが表示されています。180h∼1FFhのデータはデバッグに使用
できるのでしょうか?(2003.12.5)
エミュレータPC4504にMCU基板を挿入して、M3T-PD45を立ち上げ、データファイル
を読み込もうとすると、"ERROR1522 DATファイルがない。" と表示されて、読み込む
ことができません。(2002.7.5)
シリアルポートを搭載していないパソコンでPC4504を使用するために、USB-シリアル
変換アダプタを使用しようと考えています。この変換アダプタを使用して、PC4504と
通信させることは可能でしょうか。(2002.6.5)
マイコンM345xxxx用のプログラムを開発中ですが、使用しているM3T-PD45に
M345xxxx用に該当するデータファイルが含まれていません。他のMCU用のデータ
ファイルを使用してプログラムをアセンブルおよびデバッグすることはできますか?
(2002.2.20)
●
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●
●
ASMウォッチウィンドウやメモリウィンドウにシンボルが表示されません。 シンボル
を表示するにはどうすればいいでしょうか?(2001.2.20)
PC4504用エミュレータデバッガPD45で、タイマ制御レジスタなどの各種制御レジス
タの設定および参照する方法を教えてください。(2000.10.20)
PD45でエラー「No.1430:測定が終了していません。」が発生しました。これは、どん
な場合に発生するエラーですか?(2000.8.7)
レジスタウィンドウをオープンする際、"ERROR 1400: 指定したアドレス値が範囲外で
す。"というエラーが発生する場合があります。対応策を教えてください。(2000.7.21)
●
●
●
実行時間計測の際、GOボタンを押下後、STOPボタン押下するまでの間に、MP Startか
らMP Endの範囲を複数回通過した場合、表示される値は1回目に通過したときの時間
ですか?
また、最長実行時間または最短実行時間を表示することはできますか?(2000.7.5)
割り込み発生周期を測定したところ、理論値と一致しない値になりました。正確な割
り込み周期を測定するにはどうすればよいのでしょうか?(2000.3.3)
レジスタウィンドウのオープン時、以下のエラーが発生しますがなぜですか?
"Error 1400: 指定したアドレス値が範囲外です。"
●
リアルタイムにRAMの値を参照できますか?
●
通信ポートCOM2に対応していますか?
●
製品パッケージ1つでIBM PC/AT互換機およびPC-9800シリーズ両パソコンに対応でき
ますか?
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ASM45
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アセンブラASM45で、ブランチ命令(BRN)をアセンブルすると、Questionable
Syntaxエラーになります。(2005.4.5)
Windows 2000上で、ASM45を実行すると "run-time ERROR6009 -not enough space
for environment" エラーが発生することがあり、正常に動作しません。(2002.11.19)
ブランチ命令最適化プログラム "AS4" から起動する最適化処理2 "OPT4P2.EXE" 実行時
に以下のエラーが表示されました。原因を教えてください。(2002.6.5)
Line NO[ xxx]
●
File format error.
ASM45においてユーザマクロは定義できますか?
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M345xxT2-CPE コンパクトエミュレータ
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更新日: 2004年1月9日
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起
動できなくなった。(2004.1.9)
USBドライバが正常にインストールできません。(2004.1.9)
エミュレータデバッガをインストールし、エミュレータをUSBで接続しても、新しいデ
バイスが認識されません。(2003.9.22)
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PC4504 エミュレータ
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更新日: 2002年6月5日
シリアルポートを搭載していないパソコンでPC4504を使用するために、USB-シリアル
変換アダプタを使用しようと考えています。この変換アダプタを使用して、PC4504と
通信させることは可能でしょうか。(2002.6.5)New!
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M345xxTx-MCU MCU基板
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更新日: 2000年12月5日
同一ターゲットシステム上で、エミュレータPC4504+M34514T-MCUの接続とOTPマ
イコン(M34513E4FP)の実装を共有することは可能でしょうか?(2000.12.5)
M34502T-MCUにおけるポート出力状態は、RAMバックアップモード時に保持される
のでしょうか?(2000.10.20)
MCU基板のVDD端子は、ターゲットシステムへ電源電圧を出力すると書いてあります
が、供給可能な電流はどれくらいですか?(2000.10.5)
4500シリーズ用MCU基板M34502T-MCUにて、4507グループのデバッグは可能で
しょうか?(2000.9.5)
MCU基板M34551T2-MCU内の発振をCR発振に変更する手順を教えてください。
(2000.6.5)
M34551T-MCUで4555グループも動作させるため基板改造等の対応は可能でしょう
か?(2000.6.5)
M34551T-MCUで4555グループのデバックは可能でしょうか?それとも、
M34551T2-MCUを購入しないと、デバックは出来ないのでしょうか?(2000.6.5)
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4500書き込みアダプタ全般
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更新日: 2001年5月21日
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PCA7442FP(生産中止品)とPCA7442FPG02の差異を教えてください。(2001.5.21)
●
PCA7442FPからMCUを取り外せません。(2001.5.21)
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MCUに書き込みができません。何が原因でしょうか?(1999.12.3)
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WDB45 エミュレータデバッガ(DOS版) [保守製品]
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更新日: 1997年11月1日
WDB45のマニュアルにPC-98XAでは動作不可と書かれてありますが、ペンティアムの
PC9821Xaシリーズでは使用できないのですか?(1997.11.1)
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720書き込みアダプタ全般
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更新日: 1999年12月3日
MCUに書き込みができません。何が原因でしょうか?(1999.12.3)
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M3T-RTT72 エミュレータデバッガ [保守製品]
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更新日: 2003年11月20日
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M3T-RTT72はWindows 2000で使用できますか?(2003.11.20)更新
●
M3T-RTT72はWindows 98/95のMS-DOSプロンプト上で使用できますか?(2002.5.10)
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M34250T-SET 4250グループ用一体型エミュレータ [保守製品]
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更新日: 2000年6月5日
M34250T-SETの先端部の形状はどのようになっているのですか。(2000.6.5)
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M30201T-56FP
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更新日: 2000年6月5日
変換基板M30201T-56FPはどのような部品が製品パッケージに含まれていますか。
(2000.6.5)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M37530T-PTCC
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●
更新日: 2005年1月7日
42ピンRSSタイプエミュレータMCU用変換基板M37530T-PTCCには、 7531用エミュ
レータMCU (M37531RSS) と7532用エミュレータMCU (M37532RSS) を切替えるス
イッチ (SW1) が付いています。 7531および7532以外のエミュレータMCUを使用する
ときは、どちら側に設定するのですか。(2005.1.7)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
SEAL100FP
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更新日: 2000年4月5日
1. ユニバーサル基板との接続は具体的にどのようにするものでしょうか?
2. シール基板のレジスト、ランドの形状は?(2000.4.5)
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M38C89T-ADF
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更新日: 2003年9月22日
M38C8デバッグ時のエミュレータとターゲットシステムとの接続方法は? (2003.9.22)
New!
38C8グループ M38C89RLFSを、端子処理基板 M38C89T-ADFに実装しようとしてい
ます。M38C89T-ADFの取り扱い説明書は、M38C89RLFSに刻印されている文字の方
向で実装する方法を説明していますが、実物のM38C89RLFSには刻印がなく、実装す
る方向がわかりません。(2002.10.21)
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M3T-100LCC-80QSB
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更新日: 2000年12月20日
エミュレーションポッドM306xxTx-RPD-Eを変換基板100LCC-80QSBとの組み合わせ
で使用していますが、エミュレータPC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDが
点灯しません。(2000.12.20)
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M3T-DCT42B-450 (旧称: DIRECT42-450-50)
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更新日: 2000年8月5日
アクセサリガイドには、42DIP-DMSにDIRECT42-450-50を接続して使用するとありま
すが、DIRECT42-450-50の代わりにSSOP42B-450を接続して使用することはできます
か?(2000.8.5)
3850/3851グループ(42ピンSSOP)の開発を行いたいのですが、ターゲットシステ
ム上の42ピンSSOPのフットパターンへの接続は可能ですか。(2000.6.5)
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M3T-DUMMY64
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更新日: 2002年11月5日
64ピン0.8mmピッチQFP 64P6N-AパッケージMCU用ダミーIC M3T-DUMMY64のソ
ケット (AXS4643R19K) を、64ピン0.8mmピッチLQFP 64P6U-AパッケージMCUに使
用できますか?(2002.11.5)New!
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M3T-DUMMY80
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更新日: 2000年6月5日
ダミーIC DUMMY80を固定するソケットは、松下電工製ICソケット:AXS4806M19C
(ネジ止めタイプ)でも使用できますか。(2000.6.5)
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M3T-DUMMY100S
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更新日: 2000年6月5日
ダミーIC DUMMY100Sは、山一電機製のICソケットに装着可能ですか。(2000.6.5)
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M3T-FLX100
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更新日: 2000年4月5日
エミュレーションポッドプローブ部分のフレキシブルケーブルFLX100上のスルーホー
ルとコネクタとの接続を示した資料はありますか?(2000.4.5)
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M3T-FLX-80QSB
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更新日: 2000年6月5日
FLX-80QSBは、方向変換基板FLX100-T/Rに接続することができますか。(2000.6.5)
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M3T-SSOP42B-450
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更新日: 2000年8月25日
アクセサリガイドには、42DIP-DMSにDIRECT42-450-50を接続して使用するとありま
すが、DIRECT42-450-50の代わりにSSOP42B-450を接続して使用することはできます
か?(2000.8.25)
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最終更新日:2002年1月21日
文書番号:02012104_j
Q.
ユーザ登録したかどうか分からないのですが。
A.
ユーザ登録されている場合、電子メール(またはFAX) にて ユーザ登録完了通知書 を送付して
おります。
これがお手元にない場合、ユーザ登録されていない可能性があります。
「ユーザ登録内容確認依頼書」 に必要事項をご記入の上、ツールユーザ登録窓口 まで送信して
ください。確認後、ご連絡させていただきます。
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最終更新日:2003年2月20日
文書番号:01090502_j
Q.
ユーザ登録内容を変更または抹消したいのですが。
A.
以下のフォームに必要事項をご記入の上、ツールユーザ登録窓口 まで送信してください。
※別の担当者がその製品を引き続きご使用になられる場合は、 「ユーザ登録変更依頼書」
で、ご登録を新ご担当者へ変更ください。この場合「ユーザ登録抹消依頼書」は不要です。
●
●
変更の場合:ユーザ登録変更依頼書
抹消の場合:ユーザ登録抹消依頼書
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最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01052101_j
Q.
ユーザ登録内容を確認したいのですが
A.
ユーザ登録内容確認依頼書 にご記入ください。
これを ツールユーザ登録窓口 まで送信してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01052103_j
Q.
ユーザ登録の完了を知らせる通知はありますか?
A.
はい、あります。
窓口でユーザ登録処理が完了すると、電子メールで 「ユーザ登録完了通知書」 をご返信いたし
ます。電子メールアドレスのご登録がない場合は、FAXにてご連絡いたします。登録完了通
知書のご返信は1∼2週間程度かかりますのでご了承ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01052104_j
Q.
バージョンアップした製品のユーザ登録は必要ですか?
A.
はい、バージョンアップした製品もユーザ登録をお願いいたします。
ユーザ登録は常に最新の情報を得ることで、ユーザサポートに活用させていただいておりま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年7月22日
文書番号:03072226_j
Q.
WebのツールニュースをA4サイズの用紙に印刷すると、右端が途中で切れることがありま
す。うまく印刷する方法はありませんか?
A.
以下のいずれかの方法で、印刷してみてください。 いずれの場合も、A4サイズの用紙を縦向
きにセットしてください。
■印刷方法1
ブラウザのメニュー[ファイル]→[印刷]
を選択し、倍率を81%に縮小して(右図
1)、印刷してください。
<図1>
■印刷方法2
<図2>
ブラウザのメニュー[ファイル]→[印刷]
を選択し、用紙(原稿)サイズをB4または
A3に、出力サイズをA4に設定して(右図
2)、印刷してください。
<図3>
■印刷方法3
ブラウザのメニュー[ファイル]→[ページ
設定]を選択し、ページの左右の余白を
それぞれ3.0mm前後に設定して(右図
3)、印刷してください。
※ 画面イメージは、プリンタドライバやブラウザ、OSの種類などにより異なります。
※ 印刷環境や掲載されている画像などの影響により、上記に示す数値およびサイズではA4サ
イズに収まらない場合があります。その場合、お手数ですが、お客様の方で、微調整して
いただきますようお願いいたします。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年4月5日
文書番号:02040503_j
Q.
ツールニュースの受信アドレス(受信者)を変更したいのですが。
A.
ユーザ登録されている電子メールアドレス(ご担当者)の変更が必要となります(※)。
ユーザ登録変更依頼書に必要事項をご記入の上、ツールユーザ登録窓口 まで送信してくださ
い。
※ツールニュースはルネサスツール製品をご購入いただき且つユーザ登録いただいたお客様
に送信しております。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年1月21日
文書番号:02012103_j
Q.
ツールニュースの受信を中止したいのですが。
A.
「ツールニュース受信中止依頼書」 に必要事項をご記入の上、ツールユーザ登録窓口 まで送信
してください。その後、こちらで中止の手続をいたします。(この手続きは、ツールニュース
の受信のみを中止するもので、ユーザ登録の抹消ではありません。→抹消をご希望の場合は
こちらを参照ください。)
手続完了まで1∼2週間程度かかることがありますが、ご了承いただきますようお願いしま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年1月21日
文書番号:02012102_j
Q.
ツールニュースを受信したいのですが。
A.
ツールニュースはツール製品をご購入し、ユーザ登録されたお客様のうち、電子メールアド
レスをお持ちの方に送付させていただいております。まだユーザ登録をされていないお客
様、すでにユーザ登録をされているが電子メールアドレス未登録のお客様は、以下の方法で
ツールユーザ登録窓口 まで連絡くださるようお願いいたします。
また、すでにユーザ登録をされており、かつ電子メールアドレスも登録されているのにツー
ルニュースが届いていない場合はお手数ですがその旨を ツールユーザ登録窓口 まで連絡くだ
さるようお願いいたします。
●
ユーザ登録をされていないお客様:
ご購入されたツール製品のユーザ登録を行ってください。
ユーザ登録方法は、こちら を参照してください。(このとき、電子メールアドレスのご
記入をお忘れなく)
ご登録完了日以降に発行されたニュースから、送信させていただきます。
なお、ツールニュースはホームページにも掲載しております。電子メールをお持ちで
ないお客様は、是非 こちら をご利用ください。
●
ユーザ登録をされているが電子メールアドレス未登録のお客様:
「ユーザ登録変更依頼書」 に電子メールアドレス他、必要事項をご記入の上、ツール
ユーザ登録窓口まで送信してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年7月7日
文書番号:01050889_j
Q.
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッガ製品
の種類とライセンスIDを教えてください。
A.
エミュレータPC4701U/PC4701Mと組み合わせて使用できるエミュレータデバッガは、以下
の5製品です。
M32C/80,M16C/80シリーズ用 :M3T-PD308
M16C/60,30,20,10シリーズ用 :M3T-PD30
79xxシリーズ用
:M3T-PD79
77xxシリーズ用
:M3T-PD77
740ファミリ用
:M3T-PD38
PC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMには、上記の5製品以外のデバッガが入っている場合
もありますが、それらをインストールすることはできません。
上記の5製品は、PC4701U/PC4701Mと組み合わせてご使用になる場合のみ、無償で使用い
ただけます。ライセンスIDも不要です。
そのため、PC4701U/PC4701Mに付属のM3T-PDxxには、ライセンスID証書が添付されてい
ません。
ご使用の際は、インストール時にオープンする [ライセンス選択指定ダイアログ] で、
[PC4701U/M 専用版のインストール] をチェックした上で、PC4701U/PC4701Mのシリアル
番号を入力してください。
PC4701U/PC4701M専用のエミュレータデバッガの最新版
日本語版
英語版
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月5日
文書番号:01052102_j
Q.
ソフトウェアツールのライセンスIDがわかりません。
※エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のエミュレータデバッガPDxxのライセンスIDについては、 こちらを参照く
ださい。
A.
以下の手順で確認をお願いいたします。
ユーザ登録完了通知書※ をご確認ください。
(1) 製品をユーザ登録しましたか?
※ ユーザ登録完了通知書は、ユーザ登録完了後にお客様に
返信しております。
ユーザ登録完了通知書を紛失された場合は、 ユーザ登録内容確認
依頼書 にご記入ください。
これを ツールユーザ登録窓口 まで送信してください。
(2) 製品をインストールしたことが
ありますか?
(3) 製品購入時の特約店担当者を
ご存知ですか?
以下のファイルにライセンスIDが記載されております。
これらのファイルはユーザがソフトウェアをインストールした
フォルダ (デフォルトはMTOOL) 下に生成されています。
[NC30WAの例]
ユーザ登録用紙
: ¥MTOOL¥SUPPORT¥nc30wa¥regist.txt
技術サポート連絡書 : ¥MTOOL¥SUPPORT¥nc30wa¥support.txt
ライセンスID確認依頼書(特約店経由) の 「ユーザご記入欄」 に
記入してください。
特約店担当者に 「特約店記入欄」 を記入後、ツールユーザ登録窓
口 へ送信するよう依頼してください。
ライセンスID紛失の連絡書 に必要事項を記入の上、ツールユーザ登録窓口 へ送信してください。折り返しご連絡い
たします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2003年9月5日
文書番号:03072228_j
ハードウェアツール製品の修理について教えてください。
A.
[修理規定]
ご購入後12カ月以内は保証期間となります。保証については こちら をご参照ください。
保証範囲外の修理を依頼される場合は、有償修理となります。
ただし、部品の製造中止などにともない修理部品が入手できないなど修理、保守が不可能な
場合があります。また、販売中止後1年を経過した製品は修理不可能な場合があります。
以下の項目に該当する場合は、修理ではなく、ユニット交換または新規購入いただく場合が
あります。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
機構部分の故障、破損
塗装、メッキ部分の傷、剥がれ、錆
樹脂部分の傷、割れなど
使用上の誤り及び不当な修理、改造による故障、破損
電源ショートや過電圧、過電流のため電気回路が大きく破損した場合
プリント基板の割れ、パターン焼失箇所
修理箇所が広範囲にわたり、修理費用より交換の費用が安くなる場合
不良箇所が特定できない場合
プログラム書き込みアダプタやアクセサリツールは消耗品ですので、保証はございません。
ただし、製品購入時に輸送上の原因などで破損していた場合は、無償で交換いたします。
レンタル中の製品は、レンタル会社または貸し主とご相談ください。
[修理依頼方法]
こちら を参照してください。
「修理依頼書」は こちら からダウンロードしてください。
上記の内容につきましては、各製品の取り扱い説明書にも記載しておりますので、ご一読く
ださい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年7月22日
文書番号:03072227_j
Q.
ハードウェアツール製品の保証について教えてください。
A.
保証内容は以下のとおりです。
各製品は当社の製品検査に合格したものです。各取り扱い説明書の「安全上の注意事項」を
守った正常な使用状態のもとで、購入後12カ月以内に故障した場合は、無償修理または無償
交換いたします。
ただし、次の項目による故障の場合は、ご購入から12カ月以内でも有償修理または有償交換
といたします。
1.
2.
3.
4.
製品の誤用、濫用または、その他異常な条件下での使用
弊社以外のものによる改造、修理、保守または、その他の行為
ユーザシステムの不備または、誤使用
火災、地震、または、その他の事故
修理については こちらのFAQ をご参照ください。
また製品によっては保証期間が異なる場合がありますので、各取り扱い説明書の「保守と保
証」を必ずお読みください。
レンタル中の製品は、レンタル会社または貸し主とご相談ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月20日
文書番号:02122003_j
Q.
ln308又はln30の-LOCオプションはどのような場面で利用するのですか?
A.
プログラムをRAM上で動作させるようなアプリケーションに利用できます。その場合、RAM
上で動作させるプログラムのRAMアドレスを-ORDERオプションで定義します。そして、
RAMに転送するプログラムを登録するROMアドレスを-LOCオプションで定義します。
なお、-LOCオプションの機能は定義されたプログラムを所定のアドレスに登録するだけで
す。そのプログラムを実行時のアドレス領域に転送する機能はありません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051223_j
Q.
"-Wall" を指定しないで、"-Wall" と同等の警告内容を出力させることはできますか?
A.
-Wnon_prototype(-WNP), -Wunknown_pragma(-WUP), -Wnesting_comment(-WNC), Wuninitialize_variable(-WUV) の4オプションを指定すると "-Wall" と同等の警告が出力され
ます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051224_j
Q.
"-Wall" は検出可能な警告をすべて表示するオプションですが、検出可能な警告とは具体的に
どの警告オプションが対象になるのでしょうか?
A.
-Wnon_prototype(-WNP), -Wunknown_pragma(-WUP), -Wnesting_comment(-WNC), Wuninitialize_variable(-WUV) の4オプションが対象になります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051286_j
NC30WA製品に含まれているプログラムのバージョン番号を知るにはどうすればいいです
か?
A.
NC30WAのコマンドオプション-V (Vは大文字) を付けて実行してください。NC30WAの各プ
ログラムの起動時メッセージを表示し、処理を終了します。この場合、コンパイル処理は行
いません。
[実行例:NC30WA V.3.20 Release 1の場合]
C:¥>nc30 -V
M16C/60 NC30 COMPILER V.3.20 Release 1
Copyright 1999 MITSUBISHI ELECTRIC CORPORATION
and MITSUBISHI ELECTRIC SEMICONDUCTOR SYSTEMS CORPORATION
All Rights Reserved.
M16C/60 C Compile Driver
Version 2.10.00
NC Preprocessor
Version 4.00.07
M16C/60 C Compiler
Version 3.20.03 (NC_CORE Version 2.02.00)
M16C Family Assembler system Version 3.20 Release1
Assembler Driver (as30) for M16C Family Version 3.20.00
Macro Processor (mac30) for M16C Family Version 3.20.00 (core 1.00.02)
Structured Processor (pre30) for M16C Family Version 1.10.11
Assembler Processor (asp30) for M16C Family Version 3.00.01
Linkage Editor (ln30) for M16C Family Version 3.00.00
Librarian (lb30) for M16C Family Version 1.00.02
Load Module Converter (lmc30) for M16C Family Version 3.10.03
Cross Referencer (xrf30) for M16C Family Version 2.00.10
Absolute Lister (abs30) for M16C Family Version 2.10.03
C:¥>
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051226_j
Q.
-Wallは検出可能な警告を全て表示するとマニュアルに記載されていますが、他の警告オプ
ション、例えば "-WUV,-WNC,-WLTS等" の警告内容も出力してくれるのでしょうか?
A.
-Wall指定時に有効になるのは、以下のオプションです。
●
●
●
●
-WNP
-WUP
-WNC
-WUV
以下のオプションは別途指定が必要になります。
●
-WLTS
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051006_j
Q.
最適化を行うオプションと最適化を抑止するオプションでは、どちらが優先順位が高いので
しょうか?
A.
最適化を抑止するオプションのほうが優先順位が高くなります。最適化オプションと最適化
抑止オプションを同時に指定した場合は、指定された最適化抑止オプションに基づいて最適
化が抑止されます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051007_j
Q.
最適化オプションを複数指定した場合、オプションが処理される優先順位はどうなります
か?
A.
最適化に関するオプションを同時に指定された場合に有効となるオプションは以下のとおり
です。
●
●
●
-O1 ∼ -O5のいずれかが同時に指定された場合は、後から指定されたものが有効になり
ます。
-O[番号]と-ORが同時に指定された場合は、両方ともに有効になります。
-O[番号]と-OSが同時に指定された場合は、両方ともに有効になります。
※-ORと-OSは同時に指定することはできません。
[例:-ORと-O1を同時に指定したとき]
-ORの最適化は行ないますが、-O[番号]で抑止される最適化は行われません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051008_j
Q.
最適化オプション "-ONSBD" で抑止される最適化の内容を細かく設定する事はできるので
しょうか?
A.
最適化の抑止を細かく設定するようなオプションはありません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051009_j
Q.
コンパイラの最適化オプション"-ONSBD"で最適化が抑止される場合としてどんなものがあり
ますか?
A.
最適化が抑止される場合には、つぎのようなものがあります。
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
共通部分式の括り出し(同じ部分式を何度も計算しないようにする)
共通命令ブロックの纏め上げ(同じ並びの命令列への分岐をまとめるなど)
連続する領域へのバイト単位の格納をワード単位にする
1バイト定数の連続するpushをワード単位にする
連続するシフトをまとめる( b=a<<2; b<<=2; を b=a<<4にするなど )
ビット操作をまとめて OR,AND 演算にする
for文の条件判定式をループの末尾に移動し、評価回数を減らす
return文への無条件分岐をreturnに置き換える(NC308のみ)
2のべき乗での乗除算をシフトに変換する最適化
auto変数を自動的にレジスタに割り当てる最適化
定数を畳み込む最適化
※なお、これらの最適化は、該当個所の前後の記述などにより、必ずしも適用されない場合
もあります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051231_j
Q.
コンパイルドライバオプション-Iで指定するディレクトリ名に優先順位はありますか?
A.
-Iで複数のディレクトリを指定した場合、指定した順番にインクルードファイルを検索しま
す。以下の例では、"c:¥include¥aaa¥sample.h" ファイルがインクルードされます。
[ファイル配置例]
c:¥include¥aaa¥sample.h
インクルードファイル
c:¥include¥bbb¥sample.h
インクルードファイル
c:¥test¥sample.c
sample.hをインクルードしているCソースファイル
[コマンド入力例]
c:¥>nc30 -I c:¥include¥aaa -I c:¥include¥bbb sample.c
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051232_j
Q.
コマンドオプション-fextend_to_intを指定してコンパイルすると演算結果が期待値と異なる
場合があります。
A.
コマンドオプション-fextend_to_intを指定すると、最初にchar型をintに拡張します。した
がって次の例のようなプログラムでは、オプションを指定したときとしないときでは演算結
果が異なります。
[プログラム例]
main()
{
unsigned char c=0xff,cc=0x00;
}
if(c!=~cc)
printf("Ok¥n"); /* -fextend_to_int指定時 */
else
printf("NG¥n"); /* -fextend_to_int指定なし */
このプログラム例の場合、まず、charをintへ拡張してから~演算子を実行します。
その結果、上位側は常にFFになり、ifの比較結果は常に真になります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年12月5日
文書番号:01050997_j
Q.
C言語でプログラムを記述する場合、定義した順序通りに外部変数を配置するにはどうすれば
いいでしょうか。
A.
通常NCxxWAでは、次に示す属性毎にまとめて外部変数を配置します。
初期値ありと初期値なしのデータを区別しないようにすることはできませんが、コマンドオ
プション-fno_evenを指定してコンパイルすると、偶数サイズデータと奇数サイズデータの区
別をしないで、以下のように外部変数を配置することができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01051234_j
配列の実体をfar領域に配置し、それを参照するポインタをnear領域に配置するにはどのよう
に宣言すればよいでしょうか?
A.
例えば、short型で64バイトの配列を宣言する場合は次のように宣言します。
/* (1) 配列の実体を宣言 */
short far data[64];
/* (2) 配列へのポインタを宣言 */
short far *pdata;
上記(2)のポインタは次のようなイメージでnear領域に配置されます。このポインタが指し示
す先はfar領域です。
near |----------|
|- pdata -| <---4バイト(配列の先頭アドレスが格納される)
|----------|
|
|
また、配列へのポインタを配置する領域とその指し示す先の領域は以下のように変更するこ
とができます。
short * far pdata
/* (a) pdataはfar領域に、その指し示す先はnear領域に配置
(farを省略した場合はnearとしてで扱われます)*/
short far * far pdata
/* (b) pdataはfar領域に、その指し示す先もfar領域に配置 */
short far * pdata
/* (c) pdataはnear領域に、その指し示す先はfar領域に配置 */
short * pdata
/* (d) pdataはnear領域に、その指し示す先もnear領域に配置 */
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051235_j
C言語で記述した各関数を絶対アドレス(固定アドレス)にしたいのですがどのようにすれば
いいのでしょうか?
A.
NC30WAは、関数をprogramセクションに配置します。したがって、関数を絶対アドレスに
配置するためには、programセクションの配置アドレスを指定してください。
programセクションの配置アドレスは、sect30.incファイル中の ".section program" の行の後
で、疑似命令.orgを使用して指定してください。
[例:関数を10000H番地に配置する場合]
sect30.incファイルで以下のように指定してください。
.section program
.org 10000H
関数毎に別のアドレスに配置する場合は、対象となる関数に対して "#pragma SECTION" を用
いてprogramセクションとは別のセクション名を作成して、そのセクションの配置アドレス
を指定するように記述してください。
[例:関数func()を"program1"というセクションに配置し、そのセクションを20000Hに配置
する場合]
1. 以下のように関数を配置するセクション名を指定できます。
#pragma SECTION program program1
func()
{
}
2. sect30.incファイルでセクションの配置アドレスを以下のように指定してください。
.section program1
.org 20000H
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051236_j
CONST宣言したデータをROMの指定した場所に配置する方法を教えてください。
A.
次のようにプログラムを記述してください。
1. ROMに配置したい変数を "#pragma ROM" 宣言する。
2. 1.で宣言した変数が配置されるセクション "rom_FE" を配置したいROMアドレスに配置
されるようにスタートアッププログラムを変更する。
次に、配列として定義した変数"text"を0xF9000に配置する例を示します。
1. textを"#pragma ROM"宣言する
#pragma ROM text
const char text[5]={"text"};
上の宣言に対して、次のアセンブラコードが生成されます。
.SECTION
rom_FE,ROMDATA ;<--rom_FEというセクション
.glb _text
_text:
.byte 74H ; 't'
.byte 65H ; 'e'
.byte 78H ; 'x'
.byte 74H ; 't'
.byte 00H
.END
2. スタートアッププログラム(sect30.inc)を変更する
.section
rom_FE,ROMDATA
.org
F9000H
;<--セクションの配置アドレスを指定
rom_FE_top:
.section
rom_FO_top:
rom_FO,ROMDATA
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051237_j
Q.
"#pragma ADDRESS"を使って、次の記述と同じ絶対アドレス指定をするにはどうすればいい
でしょうか?
[絶対アドレス指定例]
#define AAA (*(volatile unsigned char *)0x000406)
A.
"#pragma ADDRESS"を使って上記と同じ0x0406を指定するには、次のように記述してくだ
さい。
#pragma ADDRESS AAA 000406h
volatile unsigned char AAA;
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Q.
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051238_j
ライブラリ関数をリンク時にROMアドレスに配置するように指定したいのですが、どうすれ
ばいいでしょうか?また、リンク時にセクション配置指定ができるようにするためのライブ
ラリ関数用のセクションはありませんか。
A.
ライブラリ関数用のセクションはありません。
任意のライブラリ関数のセクションを変更するには、目的のライブラリ関数のソースプログ
ラムを取り出して、NC30の拡張機能 #pragma SECTION でセクション名を指定してくださ
い。NC30WAの製品には、各ライブラリのソースを添付しています。
#pragma SECTIONの記述方法
取り出したライブラリ関数の先頭に、次の行を追加してくださ
い。
#pragma SECTION program library
library がライブラリ関数が配置されるセクション名になりま
す。新しいセクション名は任意の名前で指定できます。
その後、通常関数と同様にコンパイル、アセンブルした後、
libraryセクションを意図されるアドレスに配置するようにして
リンクしてください。
(注意)
(参考)
アセンブラで記述されているライブラリに関しては、#pragma SECTIONでは、セク
ション名を変更できません。
直接 .section program を変更してください。
ライブラリ関数のソースは、NC30WAをインストールしたディレクトリ下のsrc30¥lib
に格納されています。
(ただし、インストールの際、ライブラリソースのインストールをチェックされている
場合です。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051239_j
Q.
プリプロセスコマンド"#define"で文字列に数値を定義していますが、定義した文字列を使っ
た式の結果が期待する値にならないのはなぜですか?
以下の例で、culの値が期待値0x04AAAになりません。
[プログラム例]
#define
V1
#define
V2
0x040000
0x0AAAA + V1
cul = (WORD *)v2
A.
上記プログラム例では、#defineを展開した結果の式は以下のようになります。
※#defineを展開する時は単に文字列置換になります。
cul = ( WORD *)0x0AAAA+ 0x040000;
この式では、(WORD *)のキャストは0x0AAAAにのみかかり、これに対して0x040000が加算
されます。実際にはintへのポインタに加算しているので0x80000です。
期待する値を得るためには、以下のように#defineで定義する式に対して () を付けてくださ
い。
[プログラム例]
#define
V2
(0x0AAAA + V1)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年11月20日
文書番号:01051240_j
以下のプログラムを実行すると、long型変数"l"には-1が代入されるものと考えますが、結果
は0xF(15)が代入されてしまいます。
どのようにすれば、結果が-1になるのですか。
void main( void )
{
struct
{
short r : 10 ;
short i : 4 ;
short s : 2 ;
} buf ;
long l ;
buf.i = -1 ;
l = (long)buf.i ;
}
A.
NC30WAでは、ビットフィールドメンバの型はunsignedとして処理します。そのため型の大
きい変数に格納 (転送) する場合には、ゼロ拡張されます。
これを符号拡張として扱う場合は、ビットフィールドメンバの型宣言時に明示的にsignedで
宣言するようにしてください。
[例]
struct
{
signed short r : 10 ;
signed short i : 4 ;
signed short s : 2 ;
} buf ;
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050999_j
C言語プログラムにおいて、構造体ビットフィールドを定義していますが、コンパイルの結果
ビットフィールドメンバの順序が入れ替わります。
入れ替わらないようにするにはどうすればいいですか?
A.
構造体のビットフィールドメンバの配置は、以下のような規則で決定します。
※#pragma STRUCT で unpack, arrange を使用しないとき。
●
●
●
型が同一のビットフィールドが連続する場合、連続して配置する。
型が異なるビットフィールドが出現した場合、
以前に型が同一のビットフィールドがあれば、そこに連続して配置する。
以前に型が同一のビットフィールドがなければ、次のアドレスから配置する。
ビットフィールドでないメンバを挟んで、連続して配置しない。
上記の条件にあてはまるメンバを記述順に配置するには、次のいずれかの方法で対処してく
ださい。
対処方法1:型が違うビットフィールド毎に、struct { } で括る。
対処方法2:連続で配置したいフィールドを全て同じ型で宣言する。
※オプションや #pragma STRUCT などで変更することはできません。
以降にメンバの順序が入れ替わる記述例と各対処方法による記述例を示します。
[メンバの順序が入れ替わる記述例]
struct tagData {
unsigned char c0a : 5; /* (1) */
unsigned char c0b : 3; /* (2) */
unsigned char c1a : 6; /* (3) */
unsigned char c1b : 2; /* (4) */
unsigned int i2a : 10; /* (5) */
unsigned int i2b : 6; /* (6) */
unsigned char c4a : 3; /* (7) */
unsigned char c4b : 5; /* (8) */
unsigned char c5;
/* (9) */
unsigned char c6a : 5; /* (10) */
unsigned char c6b : 3; /* (11) */
} s;
このような記述の場合、以下のように配置されます。
●
●
●
●
●
●
(1)(2)(3)(4)は連続に配置されます。
(5)(6)は型が異なるので、同一な型の(7)(8)が先に配置されます。
(9)はビットフィールドでないメンバなので、(10)(11)は(7)(8)には続きません。
(7)(8)の次のアドレスから(5)(6)[型が異なるビットフィールド]が配置されます。
(5)(6)の次のアドレスに(9)[ビットフィールドでないメンバ]が配置されます。
(9)の次のアドレスから(10)(11)が配置されます。
◆対処方法1:型が違うビットフィールド毎に、struct { } で括る。
struct tagData {
struct {
unsigned char c0a : 5; /* (1) */
unsigned char c0b : 3; /* (2) */
unsigned char c1a : 6; /* (3) */
unsigned char c1b : 2; /* (4) */
} s1;
struct {
unsigned int i2a : 10; /* (5) */
unsigned int i2b : 6; /* (6) */
} s2;
struct {
unsigned char c4a : 3; /* (7) */
unsigned char c4b : 5; /* (8) */
} s3;
unsigned char c5;
/* (9) */
struct {
unsigned char c6a : 5; /* (10) */
unsigned char c6b : 3; /* (11) */
} s4;
} s;
なお、この構造体を参照している個所を変更する必要があります。
変更前: s.c0a = 1;
変更後: s.s1.c0a = 1;
◆対処方法2:連続で配置したいフィールドを全て同じ型で宣言する。
struct tagData {
unsigned int
unsigned int
unsigned int
unsigned int
unsigned int
unsigned int
unsigned int
unsigned int
unsigned char
unsigned char
unsigned char
} s;
c0a : 5; /* (1) */
c0b : 3; /* (2) */
c1a : 6; /* (3) */
c1b : 2; /* (4) */
i2a : 10; /* (5) */
i2b : 6; /* (6) */
c4a : 3; /* (7) */
c4b : 5; /* (8) */
c5;
/* (9) */
c6a : 5; /* (10) */
c6b : 3; /* (11) */
(1)∼(8),(10)∼(11)は連続で配置されます。
この方法は、コードサイズが多少大きくなることがあります。
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051242_j
Q.
外部ファイルで定義されている関数を使って式の評価をしたとき、関数が定義されている型
とは異なる型で、式の評価がされているようですがなぜこのようなことになるのでしょう
か?
A.
外部ファイルで定義されている関数が、extern宣言されていないことが原因として考えられ
ます。
extern宣言 (プロトタイプ宣言) がない関数を参照した場合、ANSI仕様ではその関数はint型を
返すと解釈します。したがって、もとの関数の型と異なる型で評価される可能性がありま
す。
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051243_j
Q.
extern宣言をしないで関数を外部参照をしたとき、コンパイラでエラーとならないのでしょ
うか?
A.
extern宣言 (プロトタイプ宣言) が無い場合は、ANSI仕様によりその関数はintを返す関数であ
ると解釈します。したがって、int型で外部参照され、エラーとなりません。
extern宣言 (プロトタイプ宣言) が無い関数を検出するには、コンパイル時に-Wno_prototype
(-WNP) もしくは-Wallを指定してください。プロトタイプ宣言の無い関数に対してワーニン
グを出力します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051244_j
Q.
C言語のプログラムにおいて、同一ファイル内で、同じ型の同じ名前の変数を宣言した場合、
エラーになりますか?
A.
同一ファイル内で同一名の変数を宣言した場合、エラー (もしくはワーニング) は発生しませ
ん。
これは次のANSI仕様を採用しているためです。
●
同一ファイル内において名前に割り当てる型が異ならない限り、その名前に対する外
部宣言はいくつあっても良い。
例1 (エラー発生しない)
int i;
int i=1;
main()
{
}
例2 (2重定義エラー発生)
int i;
char i;
main()
{
}
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051245_j
Q.
"#pragma PARAMETER" を指定した関数をプロトタイプ宣言しているのですが、コンパイル
後の関数名が、"_" で始まっています。どうして "$" で始まらないのでしょうか?
A.
#pragma PARAMETERで指定された関数は、プロトタイプの有無に関わらず "_" が関数の前
に付加されます。#pragma PARAMETERで指定される関数は、アセンブラで記述された関数
であるため、"_","$" を区別すると、アセンブラ関数側も変更しなくてはならなくなるため
"_" に固定しています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051000_j
Q.
プロトタイプ宣言は、関数引数の渡し方を決めるものですか?
A.
プロトタイプ宣言は、関数引数の渡し方を決めるほかに、引数のサイズなども指定します。
したがって、プロトタイプ宣言の無い関数呼び出しと、別ファイルに存在する関数実体側の
引数の整合性が合わなくなる可能性もあります。そのためプロトタイプ宣言を記述されるこ
とをお勧めいたします。
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051001_j
Q.
関数引数の渡し方は、プログラムの移植性に影響がありますか?
A.
関数のプロトタイプ宣言をしていれば、関数引数の渡し方はコンパイラが判断します。よっ
て、プログラムの移植性に影響はありません。
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051002_j
Q.
関数の引数がレジスタ渡しになる場合とスタック渡しになる場合とでサイズ、速度に違いが
あるのですか?
A.
レジスタ渡しのほうが、サイズ、速度とも有利になります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051003_j
Q.
関数の引数がレジスタ渡しとなるのはどのような条件のときですか?
A.
次の条件のとき、関数の引数はレジスタ渡しとなります。
1. 関数のプロトタイプ宣言を行い、関数呼び出し時に引数の型が確定している。
2. プロトタイプ宣言に可変引数"..."を使用していない。
3. 関数の引数の型が次の表にあるものと一致している。
[NC30の場合]
引数
引数の型
char型
使用するレジスタ
R1Lレジスタ
第1引数 int型
R1レジスタ
nearポインタ型
第2引数
int型
R2レジスタ
nearポインタ型
[NC308の場合]
引数
引数の型
char型
使用するレジスタ
R0Lレジスタ
第1引数 int型
R0レジスタ
nearポインタ型
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051250_j
Buildを行うと、以下のエラー表示が出ます。
samp.c 190 Error (ln30):.¥samp.r30:'$func1' value is undefined
通常参照する関数がない場合、"_func1" の様に "_" が付いた関数名が表示されますが、"$" の
表示となっているのはどうしてですか。関数func1は別のファイルに存在しています。
A.
NC30WAの関数の命名規則では、以下の2種類の形式があります。
1. 関数名の先頭に"_"が付加されている
2. 関数名の先頭に"$"が付加されている
["_"と"$"の違い]
●
●
"_"の場合は、関数引数がない、もしくは引数がすべてスタック渡しである。
"$"の場合は、関数引数が1つでもレジスタ渡しである (NC30WAの場合、関数引数がレ
ジスタ渡しになる条件の1つとして、その関数のプロトタイプ宣言されていることが条
件です)。
[エラーメッセージから推測される原因]
func1を呼び出しているときには、$func1として呼び出していますが、関数の実体は、
_func1となっていると考えます。
この原因としては、
●
関数呼び出し部ではプロトタイプ宣言がされているが、関数実体部では、プロトタイ
プ宣言がされていない。
と推測します。 関数がプロトタイプ宣言されているかどうかを確認してください。
[プロトタイプ宣言の確認方法]
コンパイル時にオプション-WNP、もしくは-Wallを指定すると、プロトタイプ宣言されてい
ない関数に対してワーニングを出力します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051251_j
constの文字列データを構造体として宣言したところ、定数データの他にROM上に領域を確保
するアセンブリコードが生成されています。この領域は何でしょうか?
A.
この場合、定数データを確保するROMとそのROMデータの先頭のアドレスを指示する構造体
のデータ領域を別に確保します。次のような構造体を宣言したとき、NC30WAは以下に示す
ようにデータをROM上に定義します。
[構造体の宣言例]
typedef struct {
uchar SIZE;
uchar far *DATA;
}TEMPLATE;
const TEMPLATE TBL_TEMPLATE[];
const TEMPLATE TBL_TEMPLATE[] = {
{ 2, (uchar far *)"¥x10¥x04" },
{ 2, (uchar far *)"¥x10¥x04" },
{ 2, (uchar far *)"¥x10¥x04" }
};
[構造体データの定義例]
1. 文字列 "¥x10¥x04" を(どこかに)確保する。
NC30WA は、このアドレスに ___T0 等というラベルを付けます。
2. ROM領域に配置される構造体のデータは、次の2つです。
これを配列要素の数だけ繰り返します。
❍ 定数 2
❍ 文字列のアドレス(これが上記の"x10¥x04"で、___T0になります)
したがって、{ 2, (uchar far *)"¥x10¥04" } は、次のアセンブリコードに変換されま
す。
_TBL_MSTEMPLATE:
.byte 02H ;<============== 定数2 1バイト
.word (___T0)&0FFFFH ;<==== 文字列のアドレスの下位2バイト
.word (___T0&0FF0000H)>>16 ;文字列のアドレスの上位2バイト
3. "¥x10¥x04" は、___T0 ラベルの個所に出力されます。
___T0:
.byte 10H
.byte 04H
.byte 00H ;<== 文字列の末尾なので、NULLが入ります。
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最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051252_j
Q.
全てのレジスタ(R0,R1,R2,R3,A0,A1)に対してレジスタ変数を割り当てることができますか?
A.
全てのレジスタに対して割り当てることができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051253_j
Q.
NC30を使用するとき、レジスタ変数を使用するにはどうすればいいでしょうか?
A.
コンパイラ実行時に-fER(-fenable_register)オプションを指定すると、register宣言が有効にな
り、その変数がレジスタとして扱われます。
[プログラム例]
register int reg_a
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051254_j
Q.
"#pragma ADDRESS"を使って絶対アドレス指定をするとき、volatile指定をする必要がありま
すか?
A.
"#pragma ADDRESS"で定義された変数をvolatile宣言する必要はありません。自動的に
volatile宣言されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051255_j
Q.
リンク時に'関数名' value is undefined というエラーが出力されます。関数の実体は存在しま
す。なぜでしょうか?
A.
これは、関数の呼び出し側、実体側において一方が_関数名、もう一方が$関数名になってい
るため発生しています。この原因は、関数のプロタイプ宣言が記述されていないか、両関数
の引数等の型が合っていないことが考えられます。もう一度プロトタイプ宣言を確認してく
ださい。
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最終更新日:2003年2月20日
文書番号:03022001_j
Q.
Stk Viewerで表示されるスタックサイズを確保したが、オーバーフローが発生しました。Stk
Viewerで表示されるスタックサイズだけでは足りないのですか?
A.
Stk Viewerが表示するスタックサイズは参考値です。
Stk Viewerが呼び出すStkは、コンパイラが出力するアブソリュートモジュールファイルの中
にあるスタック情報をもとにスタックサイズを算出していますが、このサイズは理論上のも
のであり、実際にプログラムをトレースして導きだされたサイズではありません。
また、Stkは割り込み関数を考慮していません。
割り込み関数を考慮したスタックサイズを算出する場合は、Stk Viewerが表示している割り
込みが発生する関数またはアセンブラルーチンのスタックサイズに割り込み関数のスタック
サイズを加算してください。
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Q.
最終更新日:2001年8月6日
文書番号:01080601_j
統合化開発環境TM V.3.01を使用していますが、プログラムの増加に伴ってStk Viewerでメモリ不足の
エラー (No.6 Stk Viewer: Out of memory.) が発生するようになりました。対処方法を教えてくださ
い。
A.
本現象はSTK Viewerの内部バッファが不足しているために発生していると考えられます。
STK Viewerのバッファを調節するにはSTK Viewerのレジストリ情報を変更する方法と外部ツールとし
てSTK Viewerを登録する方法があります。
1. レジストリ情報を変更する方法
この方法ではTMのプロジェクトバーにあるSTK Viewerボタンをそのまま使用できます。
※レジストリを直接操作しますので、バックアップを取ることをお勧めします。
1. Windowsのスタートメニューで[ファイル名を指定して実行]を選択します。
2. regeditと入力してOKボタンをクリックするとレジストリエディタが起動します。
3. レジストリエディタのツリーで、[HKEY_LOCAL_MACHINE] - [Software] - [MITSUBISHI
SEMICONDUCTOR SYSTEMS] - [お使いのクロスツールパッケージ名] - [stk] を選択しま
す。
4. Paramのアイコンをダブルクリックして文字列の編集ダイアログを開きます。
5. 値のデータの先頭に以下のオプションを挿入します。挿入するオプションと-jarの間はス
ペースを入れてください。
-Xmx600m
6. OKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
7. レジストリエディタを終了します。
2. 外部ツールとしてSTK Viewerを登録する方法
この方法ではTMにSTK Viewerボタンが追加されます。
1. TMを起動します。
2. プロジェクトバーのツールの登録ボタンをクリックし、Tools Information ダイアログを
開きます。
3. APPLICATIONタブをクリックし、Addボタンをクリックします。そうすると Application
Informationダイアログが開きます。
4. Application Informationダイアログに以下のように設定します。
Name
: STK Viewer
File Path : D:¥MTOOL¥BIN¥StkViewer¥jre¥1.2¥bin¥javaw.exe
Parameter : -Xmx600m -jar D:¥MTOOL¥BIN¥StkViewer.jar -prj %P -target %T -x %X
上記の設定値中で、D:¥MTOOLの部分はクロスツールをインストールされたディレクトリ
を指定してください。
5. OKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
バッファの最大値は上記のようにして指定した-Xmxオプションで調整できます。600mは600Mバイト
を表します。この値でもOut of memoryになる場合は、値を増やしてください。
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051256_j
Q.
stk30において、スタック使用量の計算を開始する関数にstatic関数を指定するにはどうすれ
ばいいですか?
A.
stk30では、スタック使用量の計算を開始する関数にstatic関数を指定することはできませ
ん。
次の方法でstatic関数からスタック使用量の計算を開始することもできますが、同一名の関数
が存在する場合はスタック使用量の計算ができません。
●
"**.stk" ファイルの "STATIC FUNCTION" を "FUNCTION" に書き換えてから、スタック
使用量の計算を開始する関数名を"-e"オプションで指定してstk30を実行します。
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最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051010_j
Q.
SBDATA宣言ユーティリティ(utlxx)でsbdata.hを生成したところ、一部の変数がコメントにな
るのはなぜですか?
A.
既にプログラム上でSBDATA宣言されている変数が優先的にSBDATA領域に割り当てられま
す。SBDATA宣言ユーティリティは、残りの部分に変数を割り当てます。そのため、SBDATA
領域に割り当てられなかった変数がコメントとして出力されています。出力されるコメント
には次の2種類があります。
1. 既に#pragma SBDATAで宣言されている変数を示すもの。
コメントの末尾に"@"がつきます。
//#pragma SBDATA ***********
/* size=( 1) / ref=[
22] @ */
2. 候補として挙がったがSBDATAには割り当てられなかったもの。
//#pragma SBDATA ***********
/* size=( 1) / ref=[ 22] */
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最終更新日:2002年3月5日
文書番号:02030501_j
Q.
CコンパイラM3T-NC30WAのROM圧縮方法について教えてください。
A.
以下のROM圧縮方法の資料を参照してください。
●
"CコンパイラROM圧縮高速化手法" (2001年2月発行, 36ページ, 68.0KB)
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最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051258_j
Q.
コンパイラの最適化機能によって、ローカル変数がレジスタに割り当てられることがあるの
ですか?
A.
レジスタ宣言を行っていない場合でも、最適化オプション使用時にはローカル変数をレジス
タに割り当てることがあります。
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最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051259_j
Q.
プログラム例において、コンパイルの結果生成されたアセンブリコードでは、変数 b の値
が、「l=ReceiveByte(4);」 の行で上書きされてしまいます。これは、なぜですか?
プログラム例
void IntS4R(void)
{
long l;
char c,b;
b=ReceiveByte(4);
l=ReceiveByte(4);
}
アセンブリコード
void IntS4R(void)
{
long l;
char c,b;
b=ReceiveByte(4);
MOV.B
#4,R1L
JSR.A
$Receive
MOV.B
R0L,-4H[FB]
l=ReceiveByte(4);
MOV.B
#4,R1L
JSR.A
$Receive
MOV.W
R0,-4H[FB]
MOV.W
R2,-2H[FB]
EXITD
}
A.
これは、NC30WAの最適化によるコードです。
プログラム例の場合、auto変数 b と l は、生存区間 (使用されている区間) が異なります。b
が使用されているのは、関数ReceiveByteからの戻り値を格納しているだけで、その後使用さ
れていません。そのため変数lとauto領域が重なっていてもいいということになります。
上記のように変数の生存区間が重ならない場合、nc30waはスタックを有効活用できるように
最適化をおこないます。そのため l に対して書き込みをおこなった時に b の値も変化するよ
うに見えます。
もし、 b の変数がl以降も使用されるのであれば、上記のようなauto領域の重ね込みはおこ
ないません。
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文書番号:01051260_j
Q.
ポートの読み込み等のために記述した式が最適化オプションを使用した場合にコードが出力
されません。
A.
これは、最適化により意味の無いコードとして削除されています。ご質問のように読み込み
に意味を持つような場合は、その変数の宣言時に volatileで宣言してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051261_j
Q.
連続してビットアクセスを行うと1つにまとめられる。これでは、ビットアクセスの間に割込
みが発生した場合、不正な動作を行ってしまう場合がある。どうしたらいいですか?
A.
本処理は、最適化処理により連続するビットの演算を1つに纏め上げています。ご質問のよう
な場合には、コンパイル時のオプション-ONB(-Ono_bit)を指定することにより本最適化を抑
止することができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051011_j
Q.
NCxxWAにおいて、アプリケーションに不要なMALLOC(), MEMCPY()などの関数がリンクさ
れないようにするにはどうすればいいでしょうか?
A.
MALLOC(), MEMCPY()関数は、スタートアッププログラム (ncrt0.axx,sectxx.inc) で設定され
ているHEAP領域を確保するために使用しています。MALLOC(), MEMCPY()などのメモリ管理
関数を使用しない場合は、ncrt0.axx,sectxx.incに記述されているHEAPサイズ設定箇所を削除
してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051263_j
Q.
ライブラリファイルをリンクする場合、ライブラリファイルの相互参照は行われるのです
か?
A.
リンカはライブラリファイルの相互参照は行いません。その理由は次のとおりです。
1. ライブラリの相互参照をしないことによりリンカの処理効率を向上させている。
2. ライブラリ間での相互参照を許可した場合、各々のライブラリがどのライブラリをリ
ンク時に必要とするのかをユーザが把握せねばならずライブラリの管理が煩雑にな
る。
3. リンク指定順序に依存しないライブラリ参照を可能にした場合、複数ライブラリを指
定して、かつ同じモジュールが複数のライブラリに登録されている場合、どのモ
ジュールがリンクされたのかをユーザが把握しづらい。
また、相互参照をしているリロケータブルモジュールは、同じライブラリファイルに登録す
るようにしてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年12月5日
文書番号:01051264_j
Q.
ncrt0.a30にFBレジスタの設定が記述されていますが、何に利用しているのでしょうか?ま
た、書き換え可能でしょうか?
[FBレジスタの設定箇所]
ldc #0h,fb ; for debuger
A.
ncrt0.a30のFBレジスタ設定の記述は、デバッガのスタックトレースに使用します。
デバッガはスタックトレースを行った際、関数呼び出し元を追っていき、FBの値が0 (ゼロ)
になったときに、終端 (始まり) であると認識します。そのためにFBレジスタ値を初期化(ゼ
ロに設定)しています。
このことからデバッグの際にスタックトレースを行わないのであれば、この記述は変更可能
です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051265_j
Q.
M16C/21用のプログラムを開発しております。TMで新規プロジェクトを作成し、生成され
たncrt0.a30ファイルに"C COMPILER for M16C/60"と記述されていますがこのまま使用して
も大丈夫でしょうか?
A.
生成されたncrt0.a30スタートアップを使用できます。
ただし、M16C/62とM16C/21とで、異なるところ (例えばベクタアドレスなど) があります
ので、使用される機種およびシステム設定に合わせて修正してください。
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最終更新日:2005年6月6日
文書番号:05060601_j
Q.
リアルタイムOSを使用していますが、コンパイル時に以下のワーニングが発生しています。
ワーニングが発生する理由は何でしょうか?また、ワーニングが発生しているままで問題な
いでしょうか?
'far_msg' is not defined, so it's treated as 0
A.
M3T-NC308WAおよびM3T-NC30WAの以下のバージョンから、 コンパイルオプション-Wall
または-WUMを選択してコンパイルをすると、 #if で使用されたマクロが未定義の場合に警告
を出力するようにしました。
●
●
M3T-NC308WA V.5.20 Release 1
M3T-NC30WA V.5.30 Release 1
そのため、mr30.hもしくはmr308.h中に記述されている"msg_far"は同ファイル中では定義さ
れていないためにワーニングが発生します。 このとき、msg_farは 0(ゼロ)として扱われま
す。"msg_far=0"のときにプログラム動作に問題がないとお客様が判断されれば、 ワーニン
グが発生していても問題ありません。
本警告の出力を止めるためには、以下のいずれかを実施ください。
(1) メールボックスのメッセージサイズを16ビットで使用する際、 コンパイルオプションに"Dfar_msg=0"を追加してください。 メールボックスのメッセージサイズを32ビットで使
用する際は、 従来どおり、コンパイルオプションに"-Dfar_msg=1"を追加してください。
(2) "-Wall"指定をしている場合は、個別に警告オプションを設定し、 "-WUM"オプションを設
定しないようにしてください。
(3) "-WUM"オプションを設定している場合、 "-WUM"オプションを設定しないようにしてく
ださい。
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最終更新日:2005年2月7日
文書番号:05020701_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
ビルド時、"Can't open file"などのコンパイルエラーがでます。
A.
ソースプログラムのファイル名およびディレクトリ名には、以下の制限がありますので確認
ください。
●
●
●
●
●
●
●
漢字を含むディレクトリ名、ファイル名は使用できません。
ファイル名に使用するピリオド(.)は一つのみ使用可能です。
ネットワークパス名は使用できません。ドライブ名を割り当ててください。
ショートカットは使用できません。
空白文字を含むディレクトリ名、ファイル名は使用できません。
"..."表記を用いて2つ以上のディレクトリを指定することはできません。
パス指定を含めたファイル名の長さが128文字以上になるものは使用できません。
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Q.
最終更新日:2004年12月6日
文書番号:04120601_j
統合開発環境をTMからHigh-performance Embedded Workshopへ移行しました。
その結果、アセンブラ指示命令".ASSERT"で出力したファイルを他のソースファイルからイン
クルードすると下記エラーが発生します。
●
●
Cソースからインクルードした場合:"include file not found"
アセンブラソースからインクルードした場合:"Can't open include file"
どのようにすればエラーは抑止されますか?
A.
".ASSERT"で出力したファイルのディレクトリ先を指定する必要があります。
Cソースの場合:
1. メニュー「オプション」→「Renesas M16C Standard Toolchain...」(*)をクリックす
る。
2. Renesas M16C Standard Toolchain(*)ダイアログボックスのCタブをクリックする。
3. Category:Source、Show entries for:Include file directoriesを選択する。
4. Addタブをクリックする。
(Add include file directoryダイアログボックスが表示されます)
5. Relative to: Configuration directoryを選択する。
6. OKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
アセンブラソースの場合:
1. メニュー「オプション」→「Renesas M16C Standard Toolchain...」(*)をクリックす
る。
2. Renesas M16C Standard Toolchain(*)ダイアログのAssemblyタブをクリックする。
3. Category:Source、Show entries for:Include file directoriesを選択する。
4. オプション[-I]をチェックし、Modifyボタンをクリックする。
(Include file directoryダイアログボックスが表示されます)
5. Relative to: Configuration directoryを選択する。
6. OKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
(*) M3T-NC30WAの場合の名称です。
M3T-NC308WAの場合は、Renesas M32C Standard Toolchain になります。
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最終更新日:2001年11月5日
文書番号:01110502_j
Q.
リンク時にワーニング "16-bits unsigned value is out of range 0 -- 65535. address='xxxx'" が
発生します。RAMサイズを減らすとワーニングは発生しません。何が問題なのでしょうか?
A.
ビット命令が届かない領域 (0H∼1FFFH以外) に対してビット命令が出力されると、リンク時
に上記ワーニングが発生します。 RAMサイズを減らすとワーニングが発生しないのは、0H
∼1FFFH以外の領域にある変数がRAMサイズが減ったことにより0H∼1FFFH内に収まり、
ビット命令が届くようになったためです。変数が配置されるアドレスはコンパイル時には判
断できません (リンク時に決定します)。
以下のとおりビット命令を出力する指定をはずしてください。
(1) コンパイル時に-fbit (もしくは-fB)を指定している場合は、指定をはずす。
(2) 該当する変数が#pragma BITで指定されている場合は、指定をはずす。
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最終更新日:2000年10月5日
文書番号:01051266_j
Q.
ln30のワーニングエラー"JMP.S instruction exist at end of bank(address xxxxx)"を解消するよ
うに、C言語のプログラムを記述するにはどう記述すればいいでしょう?
A.
asm関数を用いてアセンブラ指示命令".SJMP"を記述し jmp.s命令の出力を抑止してくださ
い。
●
●
jmp.s命令の出力を抑止する場合は、.SJMP OFF
jmp.s命令の出力を許可する場合は、.SJMP ON
ワーニングが発生した箇所を".SJMP OFF" -- ".SJMP ON"で囲みます。
[記述例]
main()
{
asm(" .SJMP OFF"); //jmp.s命令の抑止
if(xxxxx)
......
//ワーニング発生箇所
else
.......
asm(" .SJMP ON"); //jmp.s命令の許可
}
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最終更新日:2000年9月20日
文書番号:01051267_j
Q.
MS-DOSプロンプトでNC30を実行すると以下のメッセージが表示されコンパイルができませ
ん。
"これは a Windows NT character-mode 実行可能 です"
どのように対処すればよいのでしょうか?
A.
おそらく以下の環境下で実行されているものと推測します。
●
●
MS-DOSプロンプトをMS-DOSモードを選択した状態で起動している。
立ち上げ時にMS-DOSモードで立ち上げて使用している。
NC30WAはWindowsアプリケーションですので、MS-DOSモードでは動作しません。そのた
め、このメッセージが出力されています。
したがって、MS-DOSプロンプトの[プロパティ]→[詳細設定]においてMS-DOSモードの選択を
はずして実行してください。
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Q.
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051268_j
NC30WAをV.3.20 Release1以降へバージョンアップしたところ、ワーニングが出力されるよ
うになりました。旧バージョンでコンパイルされたプログラムに問題はないのでしょうか?
A.
ワーニングが出力される箇所は、Cプログラムの記述どおりにコードが生成されますがその動
作に問題がおこる可能性があることを警告しています。
次に2つのワーニングメッセージについて、ワーニングが出力される理由と問題がおこる可能
性について説明します。
1. Warning(ccom): invalid return type
ある関数の戻り値が不定になる可能性があることを警告しています。この関数の呼び
出し側で関数の戻り値を利用していない場合は問題はおこりません。戻り値を利用し
ている場合は、値が不定であることにより異常動作がおこらないかどうかを確認する
必要があります。
2. Warning(ccom): assignment from const pointer to non-const pointer
「変数へのfarポインタ」 に 「定数への定数farポインタ」 を代入しようとしているため暗
黙の型変換ができないところで型変換を行ったことを警告しています。代入されるポ
インタが参照している場所に書きこみを行おうとすると、書きこみ先が定数(const)型
であっても書きこみ命令を生成してしまいます。代入される側のポインタの参照先に
書きこみをおこなっていないことを確認する必要があります。
また、このワーニングが出力されないようにするには、定数ポインタの型変換 (キャスト) を
行ってから代入してください。
[キャスト実行プログラム例]
uchar *addr;
uchar offset;
const uchar * const d_fig[] =
{
000,001,002,003
}
func()
{
addr = (uchar *)d_fig[offset];
}
[ワーニング発生プログラム例]
uchar *addr;
uchar offset;
const uchar * const d_fig[] =
{
000,001,002,003
}
func()
{
addr = d_fig[offset]; /* ワーニング発生 */
}
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051269_j
#pragma ASM∼#pragma ENDASM内に構造化記述言語を記述したC言語ソースファイルを統
合化開発環境TM上でコンパイル・アセンブルするとシンボルミスエラーが発生します。回避
方法を教えてください。
[例]
●
●
C言語ソースファイル(samp.c):
void func(void){
#pragma ASM
if R0 == 02h
A0 = 1
endif
#pragma ENDASM
}
エラーメッセージ:
samp.c 25 Error (asp30): Symbol is missing
samp.c 26 Error (asp30): Symbol is missing
samp.c 27 Error (asp30): Symbol is missing
nc30waのオプション-Sで中間ファイルを作成後、as30を起動するとr30ファイルが生成でき
エラーになりませんでした。
A.
NC30 (コンパイルドライバ) からアセンブルを行う場合、構造化プリプロセッサpre30は起動
しないようにしています。そのため、構造化記述は予期しない記述となるためアセンブル時
にエラーになります。
#pragma ASM∼#pragma ENDASM内に構造化記述言語を記述する場合は、アセンブルを単独
で行ない、その際には、-Pオプションでpre30を起動するようにしてください。
なお、構造化記述言語を記述する場合は、出力コードの確認を行なうなど、充分に検査して
ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051270_j
Q.
NC30をWindows95上で実行するとcan't analyze errorが出力されコンパイルできません。な
ぜでしょうか?
A.
本現象はウイルスチェックソフトを常駐させている場合に発生する可能性があります。ウイ
ルスチェックソフトの常駐を止めることにより本現象を回避できる場合は、ウイルスチェッ
クソフトが原因と考えられます。その場合はウイルスチェックソフトの製造元へお問い合わ
せ下さいますようお願い致します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01062001_j
Q.
C言語で以下のようにプログラミングしました。
if (x++ == 5){
aaasub();
}
生成されたコードを見ると、変数xはインクリメントする前の値で5と比較してるようです。
変数xをインクリメントした後に5と比較するには、以下のように記述する必要があります
か。
x++;
if (x ==5){
aaasub();
}
A.
インクリメント演算子++とデクリメント演算子--を記述する位置には、後置と前置の2種類が
あります。
後置:対象となる変数を使用した後にインクリメントもしくはデクリメントします。
前置:対象となる変数を使用する前にインクリメントもしくはデクリメントします。
ご指摘のプログラムでは後置となりますので、インクリメントする前の変数xと5と比較する
ことになります。期待される結果にするには前置でインクリメント演算子を記述してくださ
い。
if (++x == 5){
aaasub();
}
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Q.
最終更新日:2000年10月5日
文書番号:01051271_j
C言語で乗算式を記述したとき、結果が期待した値になりません。なぜですか?
例えば以下の例で、期待した値(y0の値)は0x0300ですが、実際には0x055となります。
[プログラム例]
#define CONST_A 0x0400
#define CONST_B 0x0c0
void main( void )
{
unsigned char x0;
unsigned int y0;
}
x0 = 0x090;
y0 = ( x0 * CONST_A ) / CONST_B;
A.
y0の値が0x0300とならないのは、乗算の結果は"int"で保持されるため乗算時にオーバーフ
ローするためです。x0を "unsigned long" でキャストして乗算結果をlongで保持するようにし
てください。
これにより、y0の値が0x0300となります。
#define CONST_A 0x0400
#define CONST_B 0x0c0
void main( void )
{
unsigned char x0;
unsigned int y0;
}
x0 = 0x090;
y0 = ( (unsigned long)x0 * CONST_A ) / CONST_B;
[参考]
x0が"unsigned char"のとき、y0が0x055になる原因は以下の通りです。
1. "y0 = ( x0 * CONST_A ) / CONST_B;" の式において、"x0 * CONST_A" を実行する際に
x0は "singned int" に型変換されます。乗算の結果は "int" です。
※即値(CONST_A,CONST_B)は、"signed int"で扱います。
2. 乗算の結果をCONST_Bで除算するとき、M16Cのニーモニックの制限によって、被除
数 (上記1.で示した乗算結果) を32ビットに符号拡張します。
※M16Cには、32ビットを16ビットで除算するニーモニックしかありません。
3. 2.の除算結果をy0に格納します。
この手順の1.で、unsigned char * singed intの結果はintで扱いますが、乗算の結果は
0x024000で上位1バイト(0x020000)が捨てられます。このため、除算
は"0x4000/0x0c0"となり、結果0x055となります。
"y0 = ( x0 * CONST_A ) / CONST_B;" の出力コードは以下の通り。
mov.b -2[FB],A0
;
x0
mov.w A0,R0
mul.w #03ffH,R0
exts.w R0
div.w #00c8H
mov.w R0,-2[FB] ; y0
"y0 = ( (unsigned long)x0 * CONST_A ) / CONST_B;" の出力コードは以下の通り。
mov.b -2[FB],R0L
; x0
mov.b #00H,R0H
mulu.w #03ffH,R0
push.w #0000H
push.w #00c8H
.glb __i4div
jsr.a __i4div
add.b #4H,SP
mov.w R0,-2[FB]
; y0
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051272_j
Q.
関数 (void_far) 型を宣言した場合に4バイトの領域が確保されます。3バイト (0∼FFFFFFH)
にならないのはなぜですか?
A.
コンパイラの処理上は、関数のアドレスを取る場合4バイトとして扱います。これは、関数の
アドレスだけではなく通常の変数のアドレスを取得する場合も同様に4バイトとして扱いま
す。構造体で関数の間接呼び出し宣言をして、PACKした場合も4バイトで扱います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051273_j
Q.
NC30でコンパイルした結果、符号付変数を左シフトする演算に対して算術シフト命令ではな
く、論理シフト命令が出力されています。これはなぜですか?
A.
M16Cの命令セットの場合、左シフトを行う命令は算術シフト "SHA" と論理シフト "SHL" が
ありますが、どちらも演算結果は同じになります。したがって、NC30は "SHL" を生成しま
す。
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最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051274_j
Q.
"#pragma INTERRUPT/B"を指定した割り込み関数に対して、レジスタを切りかえる"fclr B"が
生成されていないのはなぜか?
A.
プログラム実行中に割り込みが発生した場合、マイクロコンピュータが自動的にフラグレジ
スタをスタックに回避し、割り込が解除されたときには自動的にフラグレジスタを割り込み
前の状態に復帰するので、コンパイラは"fclr B"を生成しません。
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最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051275_j
Q.
以下の演算の処理仕様を教えてください。
1. 負の整数の除算 "/" の、結果の切り捨て方向
2. 負の整数の剰余算 "%" の、結果の符号
3. 負の整数の右シフト ">>" の動作が、算術シフト (MSBに符号ビットが入る) または論理
シフト (MSBに 0 が入る) のいずれか
A.
1. 負の整数の除算 "/" 結果は、 0 (ゼロ)の方向に切り捨てられます。
式
(-10) / 3
(-10) % 3
10 / ( -3)
10 % ( -3)
(-10) / (-3)
(-10) % (-3)
演算結果
-3
-1
-3
1
3
-1
2. 負の整数の剰余算 "%" 結果符号は、被除数の符号に合わせます。
式
演算結果
(-10) % 3
-1
10 % ( -3) 1
(-10) % (-3) -1
(注意) オプション-fround_under_div(-fRUD)を指定した場合、除数の符号に合わせま
す。
3. 負の整数の右シフト ">>" は、算術シフトです。MSBには、符号ビットが入ります。
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最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051276_j
Q.
プログラム例で、「aaa = (signed long)( BBB << CCC );」 式の右辺が 0x0000f000 になるのはな
ぜですか?VISUAL C++ では、0x0ffff000 になっています。
プログラム例
#define BBB
#define CCC
(unsigned short)0xffff
(unsigned char)12
signed long aaa;
test( void )
{
aaa = (signed long)( BBB << CCC );
}
生成アセンブリコード
_test:
mov.w
mov.w
rts
#0f000H,_aaa
#00000H,_aaa+2
A.
コンパイラは、プログラム例の式を以下の順序で処理します。
1. BBBをintに型変換
(元がintで表現できる場合は、signed int)
(元がintで表現できない場合は、unsigned int(以上))
2. CCCでシフト
3. signed longに型変換してaaaに格納
NC30 では、int型変数を16ビットで扱います。したがって、式 aaa = (signed long)( BBB <<
CCC ); を次のように処理します。
1. 0xffff -> 0xffff (intで表現できないのでunsigned intへ型変換します)
2. 0xffff<<12 -> 0xf000
3. 0xf000は符号無しですから(signed long)にキャストしても 0x0000f000となりま
す。 -> aaa
結果は、0x0000f000となります。
NC30 で式 aaa = (signed long)( BBB << CCC ); の結果を 0x0ffff000 にするには、シフトした
結果を signed long にキャストするのでなく、変数 BBB をキャストするように記述してくだ
さい。
#define BBB
#define CCC
(unsigned short)0xffff
(unsigned char)12
signed long aaa;
test( void )
{
aaa = (signed long)BBB<<CCC;
}
上記プログラムをコンパイルした結果、次のアセンブリコードが生成されます。
;## # C_SRC :
aaa = (signed long)BBB << CCC;
mov.w #0f000H,_aaa
mov.w #00fffH,_aaa+2
(参考)
VISUAL C++ はint型を32ビットで扱います。
したがって、 VISUAL C++ では、式 aaa = (signed long)( BBB << CCC ); を次のように処
理します。
1. 0xffff -> 0x0000ffff
2. 0x0000ffff <<12 -> 0x0ffff000
3. 0x0ffff000 ->aaa
演算結果は、0x0ffff000 です。
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文書番号:01051277_j
Q.
NC30 V.3.00 (最適化なし) でコンパイルするとNC30 V.2.00よりコードサイズが大きくなる
場合があります。なぜでしょうか?
A.
NC30 V.3.00では、従来デフォルト (最適化なし) で行っていた処理の幾つかを最適化オプ
ションを指定した時に行うように変更しています。そのため最適化オプションを指定してい
ない場合は、コードサイズが増える場合があります。
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最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051278_j
Q.
NC30WAを購入しました。NC30は添付のライセンスIDでインストールできましたが、AS30
がインストールできません。AS30用のライセンスIDが必要ですか?
A.
NC30WA (アセンブラ、統合化開発環境つきコンパイラ) を購入された場合、コンパイラ
(NC30) のインストールと同時にアセンブラ (AS30) もインストールされます。NC30をインス
トールしたディレクトリの"bin"ディレクトリ内にアセンブラもインストールされますのでご
確認ください。
製品CD-ROMのAS30ディレクトリにあるインストーラはAS30単体製品を購入された場合のみ
使用できます。ただし、現在アセンブラ単体製品 (AS308, AS30, AS79) は販売しておりませ
ん。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051279_j
Q.
"//" で始まるコメントの中に "/*" を記述した場合、コンパイラがエラーを出力します。この
書き方はできないのですか?
[プログラム例]
main()
{
// /* abc
}
A.
NC30は、"/*" と "*/" で囲まれた範囲および、"//" 以降の桁をコメントとして判断します
が、"/* */" を先に処理します。このため、上記の記述に対しては、"/*" に対応する "*/" を検
索し、それが見つからない場合、エラーを出力します。必ず、"/*" に対応する "*/" を記述し
てください。
なお、ANSIに準拠する他のコンパイラも同様の扱いとなっています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年11月20日
文書番号:01051280_j
Q.
関数呼び出し時にスタックに退避されるのは、どのようなレジスタですか?
A.
関数呼出し後に参照されるレジスタのみをスタックに退避します。
[例](関数呼出し後に R1レジスタを参照する場合)
mov.w R1,_a
mov.w R1,-4[FB]
; R1レジスタのスタック退避
jsr _func
mov.w -4[FB],R1
; R1レジスタの復帰
cmp.w #10,R1
; 関数呼出し後のR1レジスタの参照
:
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051281_j
Q.
NC30WAが生成するモトローラSフォーマットファイルの最終行 "S8" レコードは何を示して
いるのですか?
A.
最終行 "S8" レコードは、"S2" レコードの終了を示しています。S2レコードがあれば必ず、
S8レコードも出力されます。S8レコードの5∼10桁には実行アドレスが登録されています。
実行アドレスはlmc30のコマンドオプション-Eで指定されます (指定がない場合、実行開始ア
ドレスには0が登録されます)。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051282_j
Q.
NC30WAが生成するモトローラSフォーマットファイルの先頭行 "S0" レコードは、PROMラ
イタでは利用されていないようですが、このレコードは何を示しているのですか?
A.
"S0" レコードは、コメントフィールドレコードです。
NC30WAでは、このレコードを将来の拡張用に用意しています。lmc30では常に
"S0030000FC" が出力されます。実際にこのレコードは、PROMライタでは利用されませ
ん。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051283_j
Q.
Cコンパイラを使用してコンパイルするとき、アセンブラリストファイルを生成できます
か?
A.
アセンブラオプション"-l"を指定してコンパイルするとアセンブラリストを生成できます。コ
ンパイラ起動時にアセンブラオプション"-l"を指定する方法は以下のとおりです。
[NC30のコマンド入力例]
>nc30 sample.c -as30 "-l"
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051284_j
アセンブラ指示命令 .PAGE のオペランドに漢字を記述したとき、アセンブラリストファイル
上で文字化けしてしまいます。
どうしてでしょうか。
A.
AS30では漢字のサポートは行っておりません。コメント以外では、漢字を使用しないように
お願いいたします。
(参考)
AS30は、漢字で記述されたデータは、4バイトデータとして処理します。漢字の4バイ
トコードに特殊な機能が割り当てられているコードが含まれている場合に、文字化け
する可能性があります。
例) .PAGE "[機能]"
この例でダブルコーテーション(")でくくられた文字のコードはそれぞれ次のように
なっています。
文
文字コード
字
[
機
能
]
5B
8B40
945C
5D
ここで、「能」 の文字コードに 5C が含まれています。5C は、特殊な機能をもつ "¥" に
割り当てられており、AS30は、5C をデータとしては処理しません。この結果、
945C5Dは945Dと置きかえられてしまい、.PAGE "[機能]" を処理した結果は、"[機脳"
となります。(脳の文字コードは、945Dです。)
この現象を回避するには、 5C コードを含む漢字コードの直前または直後に ¥ を記述
してください。「能」 のように、コードが XX5C の場合は直後に、コードが 5CXX の場
合は直前に ¥ を記述します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年11月20日
文書番号:01051285_j
Q.
コンパイルを実行すると以下のエラーが発生します。
nc30:No such file or directory
環境変数の設定は行っているのですが、他に考えられる原因はありますか。
SET BIN30=C:¥MTOOL¥BIN
SET LIB30=C:¥MTOOL¥LIB30
SET INC30=C:¥MTOOL¥INC30
SET TMP30=C:¥MTOOL¥TMP
A.
環境変数で指定したディレクトリが実際には存在しない場合が考えられます。特に、環境変
数TMP30で指定されたディレクトリが存在しないことが原因となります。
また、環境変数で指定されたディレクトリのパーミッション (TMP30が書き込み禁止になっ
ていないかどうか) も確認してください。
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文書番号:01051287_j
Q.
Windows3.1, DOS版 (IBE, IBJ, 98) においてコンパイルに時間がかかる。なんとかならないで
すか?
A.
確保されているメモリが少ないためコンパイルに時間がかかっています。環境変数EXESWを
設定してください。EXESWを設定しない場合は、最大2Mbyteしか確保されません。
Windows95版は関係ありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050967_j
Q.
ファイルコードとは、プログラムの16進データの積算値でしょうか? 従来のチェックサム値
とどう違うのでしょうか?
A.
ファイルコードは、マスクファイルに登録されているすべてのデータをASCIIコードで32ビッ
ト符号なしで加算した32ビット長データとなっております。EPROMのチェックサムとは異な
ります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050968_j
Q.
テーブルデータがひとつだけ異なる2つのプログラムからマスクファイルを生成したところ、
それぞれの 「ファイルコード」 が同じですが、マスクファイルは正しく生成されたのでしょう
か?
A.
「ファイルコード」 はマスクファイル毎に必ず固有の値が生成されるものではありません。
「ファイルコード」 は、マスク処理実施の課程でマスクファイルとマスク化確認書との整合性
を確認するための、データの一つであるとお考えください。
ファイルコードの算出はマスクファイルに登録されているすべてのデータを1バイト単位で符
号なし32ビット長の加算で行っています。 また、マスクファイルへは各設定データにつき
チェックサムを持たせ登録しています。
このため設定されたデータ内容が一部異なっても、その変化のあったデータに対応して
チェックサム値も変化することになり、設定のデータ内容によってファイルコード自体は変
わらない場合があります。
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最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050969_j
Q.
バージョンの異なるMMで生成されたファイルコードが異なるが正常ですか?
A.
MMは V.2.00.00 よりマスクファイル中に実行したMMのバージョン情報を格納しています。
このため、登録したデータが同一であってもMMのバージョンによって生成されたマスク
ファイルのファイルコードが異なる場合があります。
しかし、このバージョン情報はマスクするデータそのものへの影響はまったくありませんの
でご心配はありません。
いずれのバージョンで生成されたマスクファイルであっても正しくROMマスク作成処理を行
います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050970_j
ファイルコードをメモするのを忘れてしまったのですが・・・
A.
ファイルコードはマスク化確認書に必ず記載しなければならない情報です。
しかし、そのファイルコードをMM実行時に確認するのを忘れてしまった場合でも、マスク
ファイルさえあればそのマスクファイルのファイルコードを確認することができます。
●
●
V.3.00以降の場合
MMのメニューから [実行] → [マスク情報表示…] を選択して、マスク情報の確認を行
うマスクファイルを設定してください。[マスク情報ダイアログ] が開かれ、ファイル
コードが表示されます。またマスク情報を確認したいマスクファイルを作成するとき
MMが生成したマスク情報ファイルがあれば、MMでマスク情報ファイルを開いてメイ
ンウィンドウに表示させることができます。
V.2.00.20以前の場合
MMの起動時に確認したいマスクファイル名を指定してください。 下記にマスクファ
イル名が sampl.msk の場合の確認の例を示します。
上記のようにMMを実行すれば画面上にそのマスクファイルに設定されている 「形
名」、「マスクオプション (設定されている場合のみ)」、「空き領域設定値」 を表示し、最
後にそのマスクファイルのファイルコードを表示します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050971_j
Q.
マスクファイルをデバッガにダウンロードできますか。
A.
マスクファイルはROMマスク処理専用のフォーマットです。デバッガやEPROMに書き込んで
デバッグする用途には使用できません。マスクファイルに登録された16進データをデバッグ
する場合は、16進データファイルを抽出して生成された16進データファイルをご利用くださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050972_j
Q.
マスクファイル変換ユーティリティで作成した**.MSKファイルの内容をOTP版ファイルと比
較することができますか?
A.
マスクファイルには、マイコン内蔵ROMに書き込む16進データだけではなくROMマスク作成
する際に必要となる各種情報が含まれます。このため、マスクファイルとOTP版ファイルと
の比較はできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050973_j
Q.
ROM発注をフロッピーで行う場合、受け取ったマスクファイルの信頼性をどのようにチェッ
クしているのでしょうか?
EPROMで発注するときは、3個のEPROMのデータの内容を比較チェックしていますがフロッ
ピーで発注するときは一つのマスクファイルで良い理由はなんでしょうか?
A.
ROM発注をフロッピーで行うとき、一つのマスクファイルで信頼性が充分であるとしている
理由は以下のとおりです。
●
●
●
マスクファイルに個別の名前をつけ、その名前を 「マスク化確認書」 に記載すること
で、ROMマスク作成すべきファイルの特定ができる。
マスクファイルには、ROMマスク作成する際の設定内容が記述されており、それを確
認することができるので、「マスク化確認書」 に記載されている設定内容と比較し正し
いことを確認できる。
以上のことをマスクファイル受け入れ部門で確認している。
EPROMでROM発注を行う場合、EPROMから引き出せるデータはチェックサムのみです。
チェックサムデータは、データ内容が異なるファイルから同じ値が生成されることもありま
す。そのため、複数のデータを比較しデータ内容が一致していることで正しいデータである
ことを確認しています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050974_j
Q.
マスクファイル内の16進データを確認するにはどうすればいいですか。
A.
マスクファイル内の16進データを確認するには、MMの16進データファイルを抽出する機能
を用いて生成されたファイルにてお願いします。
マスクファイルから抽出した16進データファイルはモトローラSフォーマット (V.3.00以降で
はインテルHEXフォーマットおよび拡張インテルHEXフォーマットも可能) のデータとなって
います。この16進データファイルを用いてマスクファイルの中に登録された16進データが正
しいものであるかどうかを検証するには、EPROM内蔵のマイコンまたはFlushROM内蔵のマ
イコンなどに抽出した16進データを書き込むかデバッガを用いて、お客様のシステム上で動
作確認して検証することができます。
また、その他にはEPROMライターのデータコンペア機能を用いて、MMに処理させた元の16
進データファイル内容とMMから抽出した16進データファイルの内容を確認することができ
ます。
なお、ルネサス専用HEXフォーマットで確認を行う場合は次のような手順で確認を行ってく
ださい。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
開発ツールでMM用の16進データファイルを生成。
MMでマスクファイルを生成。
MMでマスクファイルから16進データファイルを抽出。
抽出した16進データファイルをEPROMライタへ転送。
EPROMライタからインテルHEX形式でPCへ転送。
5. の16進データファイルをデバッガ上で動作確認。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050975_j
Q.
マスクファイルは普通の16進データファイルとは違うのですか?
A.
マスクファイルはルネサス製マイコンのROMマスク作成するための情報が登録された専用の
ファイル形式になっています。
モトローラS形式のファイルに酷似していますが、このマスクファイルをデバッガ等へダウン
ロードして利用することはできません。また、マスクファイルをエディタ等で変更すること
はしないでください。マスクファイルの内容が変化し、正常なROMマスク作成を実施するこ
とができなくなります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050976_j
Q.
マスクファイルが見つからないのですが・・・
A.
マスクファイルはMMに指定された16進データファイルが登録されているディレクトリに生
成されます。
V.3.00以降ではプログラムファイルとして指定された16進データファイルと同じディレクト
リです。
V.2.00.20以前ではMMに指定した16進データファイルを下記のようにディレクトリ名も含め
て指定した場合には、そのディレクトリ中に生成されます。
PROG:C:¥WORK¥FINAL.HEX
16進データファイルの登録ディレクトリ中を確認してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050977_j
Q.
コマンド形式のMMでコマンドプロンプトからの入力を小文字で行ない、形名を大文字で指
定しましたが、大文字・小文字混在のままで問題ありませんでしょうか?
A.
MMでは指定された形名は、大文字のデータでマスクファイルに登録されます。したがっ
て、小文字ではMMが大文字に変換し、大文字の場合はそのままでマスクファイルに登録さ
れます。このため小文字、大文字の混在であっても支障ありません。
詳しくは、MMユーザーズマニュアルの 「マスクファイル変換処理内容」 の 「形名」 を参照し
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050978_j
Q.
「形名」 が決まっていないのですが、マスクファイルの生成をルネサスに依頼することはでき
ますか?
A.
正式なROM番号を持つ 「形名」 は、特約店またはルネサス営業にお尋ねください。
なお、マスクファイルはお客様が生成くださるようお願いします。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050979_j
Q.
フロッピーでROM発注を行うときは、ASCIIコードでマイコン形名データを書きこむ必要はな
いのですか?
A.
フロッピーでROM発注を行う場合は、マスクファイルを生成する過程で形名を設定します。
その設定データをもとにROMマスク作成処理を行います。したがって、マイコン形名データ
をASCIIコードで書きこむ必要はありません。これを書きこんだ場合、ROMマスク作成処理過
程でエラーとなります。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050980_j
Q.
製品形名のデータ領域を設定しなければいけないですか?
A.
従来のEPROMによるROM発注には、指定されたEPROM領域に製品形名をアスキーコードで
設定することになっていました。
しかし、MMではマスクファイルにROMマスク作成するマイコンの形名を設定しますので、
このデータは必要ありません。EPROMの場合に設定していた製品形名データはマスクファイ
ルに指定する16進データファイルには登録しないでください。
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最終更新日:2002年12月20日
文書番号:02122004_j
Q.
IAR社製の開発ツールで作成したインテルHEXファイルを用いるとエンドレコードが重複して
いるとワーニングが出ました。どうしたらいいでしょうか。
A.
IAR社製のリンカ (XLINK) はオプション内容によってインテルHEXファイルにエンドレコード
を二重に出力します。
MMを利用する場合、IAR社リンカのオプションは下記の指定を実施してください。
●
●
Embedded Workbench を利用している場合
「Projectオプション設定」内のリンカ(XLINK) に指定するオプション項目中の出力
ファイルオプションの「Format variant」という項目を「End only
with :00000001FF」とする。
コマンドラインで利用している場合
リンカ(XLINK) 起動時に「-Y0」オプションを用いる。
上記の指定によりインテルHEXファイルに出力されるエンドレコードが「:00000001FF」の
みになります。このインテルHEXファイルを利用することでMMのワーニングは出力されな
くなります。
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最終更新日:2002年12月5日
文書番号:02120504_j
Q.
パートナーベンダ製クロスツールで生成されるインテルHEXファイルをMMで処理するとエ
ラーになります。
A.
パートナーベンダ製クロスツールで生成されるインテルHEXファイルには、マスクデータの
生成には関係のないレコードが含まれている場合があります。MMを使用する場合は、MMで
処理できるファイル形式のインテルHEXファイルを用いてください。
または、モトローラSフォーマットを用いるようにしてください。
MMで処理できるファイル形式の詳細は、「MMユーザーズマニュアル」の「付録A MMに入
力できる16進データファイル形式」を参照ください。「MMユーザーズマニュアル」は、こ
ちら から参照、ダウンロードできます。
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最終更新日:2002年6月20日
文書番号:02062001_j
Q.
マスクファイルを生成するために、MMのマスクファイル生成ウィザードでプログラムファ
イル (16進データファイル) を指定するとエラーが出ます。
A.
プログラムファイル名、およびプログラムファイルがあるディレクトリ名にスペースコー
ド、タブ、および漢字コードを使用することはできません。
プログラムファイル名およびディレクトリ名を上記コードを含まない名前に変更してくださ
い。
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最終更新日:2002年4月5日
文書番号:01080602_j
Q.
MM V.3.00 Release 1でOSDフォントエディタの出力ファイル(.hfd)が指定できません。指定
方法を教えてください。
A.
V.3.00 Release 2よりOSDフォントデータとしてOSDフォントエディタの出力ファイル (拡張
子.hfd) が指定できるようになりました。
最新バージョン をダウンロードしてご利用ください。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050981_j
Q.
使用するアセンブラに限らず、4500シリーズMCUであれば、0∼3FFF番地に16進データの
下位5ビット、4000∼7FFF番地に16進データの上位5ビットが割り付けられたインテルHEX
フォーマットの16進データファイルであれば、マスクファイルを生成することが可能でしょ
うか?
A.
4500シリーズMCUについては弊社4ビットマイコン用アセンブラASM45と同一の16進デー
タファイル内容でなければ正常にマスク処理は行われません。したがって、ASM45が生成す
る以下の16進データファイル内容と同一である必要があります。
1. 16進データを上位5ビットと下位5ビットに分割し、下位、上位の順に出力している。
2. 下位5ビットは0000h番地から3FFFh番地、上位5ビットは4000h番地から7FFFh番地
に割り付けている。
3. 各16進データの上位3ビットには1が設定されている。
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最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050982_j
Q.
マスク処理を行うプログラムで同一のアドレスに複数のデータを割り当てた場合、マスク処
理はできますか。
A.
いいえ。
そのような機械語ファイルからマスクファイルを作成するとき、MMはプログラムの内容を
検査していないためマスクファイルを作成いたします。しかしROMマスク処理を行うときエ
ラーとなり、処理が中止されます。
同一のアドレスに複数のデータを割り当てた場合、リンク時にエラーとなります。ただし、
以下のルネサス製コンパイラおよびアセンブラは警告を表示した上で機械語ファイルを作成
します。
ASM72, ASM45, SRA74, RASM77, NC77WA
リンカが同一アドレスにデータが重複していると警告を表示した場合、生成された機械語
ファイルを使用してマスクファイルを作成されないようお願いいたします。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050983_j
Q.
パートナーベンダ製のアセンブラで生成したインテルHEXフォーマットの16進データファイ
ルから、マスクファイルを生成することができますか?
A.
MMが取り扱うことのできる16進データファイル形式は、以下のものです。
1.
2.
3.
4.
インテルHEX形式
拡張インテルHEX形式
ルネサス専用HEX形式
モトローラS1, S2, S3形式
したがって、何れかの形式を出力できるアセンブラであれば、マスクファイルを 生成するこ
とができます。
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最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050984_j
Q.
MMはインテルHEXフォーマット形式ファイルのエンド・レコード行数を判別 (エンドレコー
ドが1行かの判別) していますか?
A.
エンドレコードとは左端から8、9桁目が01になっているレコードのことです。MMは16進
データファイルのエンドレコード以降にデータが存在しないことを確認しています。
V.2.00.20以前はエンドレコードが複数存在する場合エラーとなります。
V.3.00以降エンドレコードが複数存在する場合は警告を表示します。指定された16進データ
ファイルが異常ではないことをお客様に確認していただいた上で、最初のエンドレコード以
降に存在するレコードを無視してマスクファイルを生成いたします。
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最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050985_j
Q.
MMでインテルHEXファイルを生成できますか?
A.
V.3.00よりインテルHEXフォーマットおよび拡張インテルHEXフォーマットの16進データを
マスクファイルから抽出できるようになりました。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050986_j
Q.
マスクファイルから生成されるモトローラSフォーマットのレコードタイプはなんでしょう
か?
A.
MMは、S1, S2, S3, S7, S8, S9レコードを生成します。
ただし、マスクファイルを生成する際に指定した16進データファイル (お客様が作成された
16進データファイル) がモトローラSフォーマットで、かつS0レコードを含む場合には、S0レ
コードも生成します。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050987_j
Q.
EPROMライタからPCにアップロードした16進データをMMで処理してマスクデータを生成す
ることができますか?
A.
MMで処理する16進データファイルは、必ず開発ツールで作成したものを用いてください。
EPROMライタからPCにアップロードした16進データ等は、余分なデータを含む可能性があ
ります。そのような内容を使用した場合は、正常にROMマスク作成することはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050988_j
Q.
16進データファイルのファイル名に制限はありますか?
A.
MMは利用されているOSに従っているファイル名であれば処理することができます。
ただし、マスクファイルの名称は半角英数字の 「8文字.3文字」 となっていますので作成さ
れたマスクファイル名がこの規定に合っていない場合にはファイル名を変更する必要があり
ます。
なお、MMではプログラムファイルまたは 「PROG:」 で指定された16進データファイル名の拡
張子を 「.MSK」 にした名称で生成しますのでMMに対して指定したプログラムファイル名また
は 「PROG:」 指定の16進データファイル名を半角英数字 「8文字.3文字」 にしておけば生成さ
れたマスクファイル名を変更する必要はありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050989_j
Q.
MMがマスクファイルに間違った16進データを登録することはないのですか?
A.
MMではマスクファイルの生成直後に、自らが生成したマスクファイルに登録されている16
進データと、登録指定をされた元の16進データファイル内容とのデータ照合を必ず実施して
います。
このときに万が一登録元とマスクファイル内の16進データに相違があった場合にはエラー
メッセージを表示します。
従いまして、MM実行時に何もエラーメッセージを表示せずにマスクファイル変換を終了し
ていれば、データ照合処理も正常に終了しています。
更にMMの16進データファイル抽出機能を用いて16進データを取り出した後内容を確認する
こともできますので、この機能によりマスクファイルに登録された16進データ内容を照査す
ることも可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050990_j
Q.
MMは16進データファイルを加工しているのですか?
A.
MMは指定された16進データファイルをモトローラSフォーマットに変換してマスクファイル
に登録するのみです。
16進データファイルのデータそのものに対して何ら加工はしません。
(モトローラSフォーマットの16進データファイルを指定された場合には、一切手を加えるこ
となくマスクファイルに設定します。) したがってMMでは、ROMマスク作成する16進デー
タファイルとして正しくないデータ (例えばRAM領域のデータなど) が指定された16進データ
ファイルに登録されていてもそのままマスクファイルに登録します。
この場合、ROMマスク作成処理時に異常であることが検出され、再度マスクファイルを作成
いただき提出をお願いすることになります。ROMマスク作成するデータとして正しい16進
データファイルであることは事前に確認ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050991_j
Q.
16進データファイルはEPROMによる場合のようにオフセットが必要ですか?
A.
MMで処理する16進データファイルは、ROMマスクするマイコンの実アドレスを用いた16進
データファイルになります。
従来のEPROMによるROM発注の場合にはEPROM品種によりアドレスにオフセットを付ける
などしていましたがMMではその必要はありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年4月5日
文書番号:01080603_j
Q.
MM V.3.00 Release 1のマイコン情報の登録で、形名と空き領域設定値の使用を設定しました
が、マスクファイル作成ウィザードで空き領域設定値が入力できません。
A.
V.3.00 Release 2よりマスクファイル作成ウィザードで空き領域設定値を入力する場合の注意
事項がなくなりました。
最新バージョン をダウンロードしてご利用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050992_j
Q.
MMの空き領域に16進データを設定する機能を用いてデータを書きこむように設定しました
が、マスクデータから抽出した16進データファイルにはデータが書きこまれていないようで
す。
A.
MMは、ROMマスク作成する16進データファイルに指定データは書きこみません。MMはマ
イコン内蔵ROMの空き領域に設定するデータ値の情報だけをマスクファイルに出力します。
実際にマイコン内蔵ROMにこのデータ値を設定するのはROMマスク作成処理の段階で行われ
ます。
したがって、MMで生成したマスクファイルから16進データファイルを抽出した場合、その
16進データファイルには指定した空き領域設定値は書きこまれません。抽出した16進データ
ファイルはマスクファイル変換時にMMが入力した16進データファイルと同様のものしか出
力しません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050993_j
Q.
MMが作成したマスクファイルの未使用領域に設定した16進データの確認を行いたいのです
が可能ですか?
A.
MMが生成したマスクファイルの未使用領域に設定した16進データをマスク実行の前に確認
することはできません。マスク実施の際にルネサスからお客様に提出するダンプリストで確
認できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050994_j
Q.
MMに設定するマスクオプションとは何ですか。
A.
マスクオプションとは、ROMマスクを作成する際に特定機能を設定することを示していま
す。すべてのマイコン品種で必要なものではありません。
マスクオプションについては使用されるマイコン品種のマスク化確認書を参照してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01050995_j
Q.
MMの実行ファイルは、MS-DOS上では実行できないのですか?
A.
MM V.2.00.20以前の実行ファイルは、MS-DOS上では動作しません。Windows 95/98/Meま
たはWindows NT/2000のMS-DOSプロンプト (DOS窓) 上でご利用ください。
MM V.3.00以降はWindows 95/98/MeまたはWindows NT/2000上でご利用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082101_j
Q.
エラーメッセージ "Data-file column exceed 255" が表示されました。どうすればいいでしょ
うか。
A.
このメッセージはマスクファイルを作成するとき、マスク情報ファイル (拡張子.mmd) の1行
の桁数が255文字を超えた場合に表示されます。16進データファイルのパスが長い場合は短
いパス名に変更するなど、マスク情報ファイルの1行の桁数が255文字以内になるようにして
ください。
マスク情報ファイルの形式についてはMMユーザーズマニュアルの付録Cを参照願います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082102_j
Q.
エラーメッセージ "Can't create Mask file" が表示されました。どうすればいいでしょうか。
A.
マスクファイルが生成されるディレクトリに書き込み許可がないか、ディスクの容量が足り
ないことが考えられます。ディレクトリの書き込み可否およびディスクの空き容量をご確認
ください。
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最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082103_j
Q.
エラーメッセージ "Can't create HEX file" が表示されました。どうすればいいでしょうか。
A.
マスクファイルから16進データを抽出するとき、16進データファイルが生成されるディレク
トリに書き込み許可がないか、ディスクの容量が足りないことが考えられます。ディレクト
リの書き込み可否およびディスクの空き容量をご確認ください。
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最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082104_j
Q.
エラーメッセージ "Can't open file filename" が表示されました。どうすればいいでしょう
か。
A.
filenameで表示されているファイルを開くことができませんでした。ファイル名を確認の
上、存在するファイルを設定してください。
またMM V.3.00 Release 1でマスクファイルを作成するとき、マスクファイルが生成できず本
メッセージを表示することがあります。これは以下2点の条件をすべて満たす場合に発生しま
す。
1. Windows Me/98/95上でMMを実行する。
2. 処理する16進データファイルをC:¥のようなルートディレクトリに置いている。
Windows Me/98/95上でMMを使用する場合は、16進データファイルをルートディレクトリ
以外のディレクトリに置いてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082105_j
Q.
エラーメッセージ "Invalid Load Address" が表示されました。どうすればいいでしょうか。
A.
マスクファイルから16進データを抽出するとき、以下の場合はインテルHEXフォーマットで
16進データを抽出することができません。
1. マスクファイルにS3フォーマットのレコードが含まれている。
2. プログラムで使用されているアドレスが20ビットで表される範囲を超えている。
このような場合はモトローラSフォーマットでの抽出をお願いいたします。
各ファイルのフォーマットについてはMMユーザーズマニュアルの付録Aおよび付録Bを参照
願います。
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最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082106_j
Q.
エラーメッセージ "Illegal ROM Data file name" が表示されました。どうすればいいでしょう
か。
A.
本メッセージが表示される原因として以下のことが考えられます。
1. 16進データファイルのパスにスペースがある。
ディレクトリ名およびファイル名にスペースは使用できません。
(例:My Documents、Program Filesなど)
2. マスクファイルを作成するとき、16進データファイルとしてOSDフォントデータのみ
設定した。
OSDフォントデータのみ設定される場合は、ROM領域内にFFhを1バイト以上設定した16進
データファイルを作成し、プログラムファイルとして設定してください。設定するファイル
のフォーマットについてはMMユーザーズマニュアルの付録Aを参照願います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年8月21日
文書番号:01082107_j
Q.
エラーメッセージ "Illegal file format" が表示されました。どうすればいいでしょうか。
A.
本メッセージは以下の場合に表示されます。
1. マスクファイルを作成するときに表示
16進データファイルの内容がMMの処理可能な形式ではない。
2. マスクファイルからマスク情報を表示するときに表示
マスクファイル内容に誤りがある。(マスクファイルが壊れている)
3. マスクファイルから16進データを抽出するときに表示
マスクファイル内容に誤りがある。(マスクファイルが壊れている)
本メッセージが表示された場合は、MMユーザーズマニュアルの付録Aまたは付録Bを参照の
上、ファイルの内容を確認してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年12月5日
文書番号:03120501_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshop環境がすでにインストールされているPCに、 Highperformance Embedded Workshopが付属しているM3T-NC30WAをインストールしました
が、 High-performance Embedded Workshopを起動してもツールチェインとしてM16Cが表
示されません。
A.
M3T-NC30WAに付属しているHigh-performance Embedded Workshopをインストールする場
合は、 インストール済みのHigh-performance Embedded Workshop環境と同じディレクトリ
に上書きしてインストールしてください。 また、High-performance Embedded Workshop環
境は、M3T-NC30WAよりも先にインストールする必要がありますので、 必ずM3T-NC30WA
コンパイラ用のインストーラを使用してインストールしてください。
[SHCおよびH8Cをご使用のお客様へ]
SHC Ver.7、H8C Ver.5をご使用のお客様は、以下のURLから最新版 コンパイラパッ
ケージのHigh-performance Embedded Workshopへのリビジョンアップを行った上
で、 M3T-NC30WAコンパイラのインストールを行ってください。
❍
❍
SH用最新版コンパイラパッケージ
H8用最新版コンパイラパッケージ
これらの対応をしても現象が改善されない場合は、「ツールチェインの登録」 を実施
してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022112_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
WindowsNT系のOSで、High-performance Embedded Workshopを使用する方法を教えて下
さい。
A.
1. Administration権限にてインストールを行って下さい。
2. High-performance Embedded Workshopが使用するフォルダーは、必ずアクセス権の
あるフォルダーとして下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年12月20日
文書番号:04122001_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded WorkshopでM3T-CC32Rの新規プロジェクトを作成する際、
「CPU Series」を選択しなければなりませんが、 実際にどれを選択してよいかがわかりませ
ん。 CPUのグループ名(32182など)は分かっているのですが。
A.
High-performance Embedded Workshopのプロジェクト新規作成ウィザードで表示される、
「CPU Series」という項目で指定できる名称は4つあり、 それぞれの意味は次の通りです。
●
●
●
●
M32R/E
M32R/Eシリーズ。
対応グループ名:32102グループ、32104グループ
M32R/ECU
M32R/ECUシリーズのうち、M32R CPUコアを持つもの。
対応グループ名:32170,32174グループ、32172,32173グループ、32176グループ
M32R/ECU-FPU
M32R/ECUシリーズのうち、M32R-FPUコアを持つもの。
対応グループ名:32180,32182グループ、32192グループ
M32R/I
M32R/Iシリーズ。
ご利用のシリーズまたはグループ名に対応する名称を指定ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年12月5日
文書番号:03120502_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopを起動して、新規プロジェクトワークスペースを作
成しようとしたところ プロジェクトタイプ欄に何も表示されないため、ワークスペースを作
成することができません。
A.
M3T-NC30WAに付属しているHigh-performance Embedded Workshop環境は、必ずM3TNC30WAのインストーラを使用してインストールしてください。 また、High-performance
Embedded Workshop環境がすでにインストールされているPCにHigh-performance
Embedded Workshopが付属しているM3T-NC30WAをインストールする場合は、 既存の
High-performance Embedded Workshopに上書きしてインストールしてください。
これらの対応をしても現象が改善されない場合は、以下に示す手順でツールチェインの登録
を行ってください。
(1) High-performance Embedded Workshopを起動します。
(2) 「ようこそ!」ダイアログが表示されますので、キャンセルボタンをクリック
します。
(3) High-performance Embedded Workshopのメニュー[ツール]→[アドミニストレー
ション]をクリックします。 ツールアドミニストレーションダイアログが表示さ
れます。
(4) ツールアドミニストレーションダイアログの登録ボタンをクリックします。
HEW登録ファイルの選択ダイアログが表示されます。
(5) HEW登録ファイルの選択ダイアログのファイルの場所を、M3T-NC30WAを イ
ンストールしたディレクトリ(デフォルト¥MTOOL)に移動します。
(6) nc30wa.hrfを選択して、選択ボタンをクリックします。
(7) ツールアドミニストレーションダイアログに戻りますので、OKボタンをクリッ
クします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022118_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopのワークスペース作成時に、フォルダー名に使用で
きる文字は何ですか?
A.
英数文字とアンダーバー"_"が御使用頂けます。
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022117_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
High-performance Embedded Workshopのプレースホルダ(相対パス指定)の意味を教えて
ください。
A.
プレースホルダは、一時的にテキストに挿入される特殊文字列です。 後に実際の値におきか
えられ、ファイルの参照等が行われます。
例)コンパイラオプションのインクルードファイルディレクトリの指定
相対パス:HEW installation directory サブディレクトリ:testと指定した場合は、include="$(HEWDIR)¥test" と指定できます。 これは、High-performance Embedded
Workshopのインストールされているフォルダー下にあるtestフォルダを指します。C:¥(HEW
インストールフォルダー)¥test。
プレースホルダに関しては、High-performance Embedded Workshop V.4 ユーザーズマニュ
アルをご参照下さい。
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022113_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
ワークスペースウィンドウで、プロジェクトがグレー表示されてしまいます。
A.
複数のプロジェクトを含むワークスペースを開いた時、 最後に選択していたプロジェクト以
外は、アンロード(グレー化)された状態になります。 下記方法により、プロジェクトを
ロードして下さい。
(1)ワークスペースウィンドウにて、アンロードされたプロジェクトを選択し、右クリック。
(2)ポップアップウィンドウにて、[アクティブプロジェクトに設定]を選択。
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022111_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
プロジェクトにファイルを追加するとき、ファイルに自動的にデフォルトオプションを指定
する方法を教えて下さい。
A.
High-performance Embedded Workshopメニューの[ビルド]->[...Standard Toolchains]を選択
してください。 起動したダイアログの左側にファイルのリストが表示されています。 本ファ
イルリストでデフォルトオプションを指定したいファイルグループのフォルダを開いて下さ
い。 フォルダ内に"Default Options"アイコンが表示されます。本アイコンを選択して、 オプ
ションダイアログボックスの右側でオプションを選択し"OK"をクリックして下さい。 このオ
プションは、プロジェクトのファイルグループにファイルを初めて追加された際に適用され
ます。
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022110_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
複数の開発者が同じワークスペース開いた際、保存される設定内容はどのようになります
か?
A.
最後に保存した設定が有効になります。
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022104_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
High-performance Embedded Workshopで自動生成された関数の意味がわかりません。
A.
各コンパイラパッケージの[アプリケーションノート 2章]でご説明しております。こちらをご
参照下さい。
●
●
●
RJJ05B0557-0400H----SuperH RISC engine C/C++コンパイラパッケージ アプリケー
ションノート
RJJ05B0558-0300H----H8S、H8/300シリーズ C/C++コンパイラパッケージ アプリ
ケーションノート
RJJ10J0793-0100Z----M16Cファミリ用Cコンパイラ アプリケーションノート
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022101_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
※SuperH, H8SX, H8S, H8ファミリのみ該当します。
プロジェクトを構築時、ハードウェアセットアップファイルを生成すると、hwsetup.cの内容
が特定のモジュールの設定部分の記述しかありませんが、何故ですか?
A.
hwsetup.cは、CPUの初期設定を行う関数を持つファイルです。
CPUの初期設定はお客様のシステムにより千差万別ですので、High-performance Embedded
Workshop側でお客様のシステムにおけるCPUの完全な初期設定をサポートすることは出来ま
せん。 そこで、良く使用されるモジュールである特定モジュールを例に、ヒントとして初期
設定のコーディング例を記述してあります。 実際のソフトウェア開発にあたっては、お客様
のシステムに沿うような形でCPUの初期設定コードを記述してください。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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最終更新日:2004年7月21日
文書番号:04072101_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
NC8C V.5.30 Release 1を使用しています。
プロジェクト作成時のデフォルトのオプション設定でデバッグ情報は出力されますか?
A.
ワークスペース作成時のオプションには、 デバッグ情報を出力するオプションは指定されて
いません。
デバッグ情報を出力する場合は、以下の手順でオプションを設定してください。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
メニュー[オプション]→[Renesas R8C Standard Toolchain]をクリックします。
Renesas R8C Standard Toolchainダイアログボックスが表示されます。
「C」タブをクリックします。
Categoryから「Object」を選択します。
Debug optionsのリストから、[-g] をチェックします。
OKボタンをクリックします。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2004年6月21日
文書番号:04062102_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
ビルドコンフィグレーションとして Release を選択するとビルドエラーになる場合でも、
Debug を選択すると正常にコンパイルできます。なぜでしょうか?
A.
Debug と、Release で設定されているオプションが異なるためです。
ビルドコンフィグレーションの有用性について:
High-performance Embedded Workshopはプロジェクトを作成すると、ReleaseとDebugの
2つのビルドコンフィグレーションを作成します。 コンフィグレーションにはそれぞれ異
なったオプションパターンを設定することができ、 ビルドコンフィグレーションを切り替
えることで、簡単にオプションパターンを切り替えることができます。
※ ただし、High-performance Embedded Workshopが最初にビルドコンフィグレーショ
ンを作成する時、 どちらのコンフィグレーションに設定されているオプションパター
ンも同じです。
上記の理由のため、 High-performance Embedded Workshopは、一方のコンフィグレーショ
ンのオプションパターン設定が変更された場合、 その変更を他方に自動的に反映しません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022106_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
※SuperH, H8SX, H8S, H8ファミリのみ該当します。
ビルドの各オプションとHigh-performance Embedded Workshopのダイアログ設定の関係を
教えて下さい。
A.
マニュアルに記載している各オプション説明の右上に、High-performance Embedded
Workshopのダイアログメニューに対応させた記述を記載しております。
●
タブ名<カテゴリ名>[項目]
本記載の通り、…Standard Toolchainのダイアログを起動しタブ名>カテゴリ名>項目を順に
辿って頂く事でビルドの各オプションをダイアログで設定して下さい。
マニュアルに記載のないオプションは、下記の方法にて設定して下さい。
High-performance Embedded Workshopメニューの[ビルド]->[...Standard Toolchains]を選択
し起動したダイアログでコンパイラ、アセンブラ、最適化リンカのタブを選択して下さい。
各タブを選択後、カテゴリにその他を選択しユーザ指定オプション欄にマニュアルに記載の
オプションを記述して下さい。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022102_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
※SuperH, H8SX, H8S, H8ファミリのみ該当します。
シンボルのメモリ割付情報を出力する方法を教えてください。
A.
1. High-performance Embedded Workshopメニュー[ビルド]から[… Standard
Toolchain...]を選択してください。
2. [最適化リンカ]タブ内[カテゴリ]に"リスト"を選択してください。[リンケージリスト出
力]にチェックを付け、[全て有効]ボタンを押してください。
3. ビルドを行ってください。リンケージマップリスト(*.map)ファイルが生成されます。
4. Mapviewを起動し、[File]メニューから"Open"を選択して、3.で生成されたリンケージ
マップリストを指定してください。
5. MapViewによりアドレス情報を確認してください。MapViewの使用方法に関しては、
MapViewのオンラインヘルプを参照してください。漢字を含むディレクトリ名、ファ
イル名は使用できません。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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最終更新日:2003年12月22日
文書番号:03122201_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopでビルドすると、指定ファイル(ワークスペース
ウィンドウのProjectタブでツリーから選択するファイル)ではなく、 エディタで開いている
ファイルがビルドされます。
A.
エディタで開いているファイルにフォーカスがある(カーソルがある)場合は、 エディタで
開いているファイルがビルド対象になります。 これはソースファイル修正直後にビルドする
ケースが多いと想定しているためです。 エディタにフォーカスがない場合、ワークスペース
ウィンドウのProjectタブでツリーから選択されたファイルがビルド対象になります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年12月5日
文書番号:03120505_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
ビルド中にコンパイルエラーなどが発生した場合に、ビルドを停止させる方法はあります
か?
A.
High-performance Embedded Workshopのデフォルト設定では、ビルド中にエラーが発生し
てもそこでビルドを停止せず、 リンクまで処理を実行します。 次に示す設定を行うと、エ
ラーが発生した時点でビルドを停止します。
1. メニュー「ツール」→「オプション」をクリックする。 オプションダイアログが表示
されます。
2. オプションダイアログのビルドタブをクリックする。 ビルド処理に関する設定項目が
表示されます。
3. 「エラーの数が超えたときにビルド中止」をチェックする。 (隣のテキストボックス
の数値で、ビルド停止条件のエラー数を設定できます)
4. OKボタンをクリックしてダイアログを閉じる。
ビルド停止条件として、ウォーニング発生を設定するときは、 「ウォーニングの数が超えた
ときにビルド中止」をチェックしてください。 (エラー条件と同じく、隣のテキストボック
スの数値で、ビルド停止条件のウォーニング数を設定できます)
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年4月12日
文書番号:03092205_j
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
モトローラSフォーマットファイルを生成するにはどうすればいいでしょう?
A.
次に示す設定を行ってください。
1. メニュー[オプション]→[ビルドフェーズ]をクリックする。
ビルドフェーズダイアログが表示されます。
2. ビルドフェーズダイアログの「ビルド順序」タブをクリックする。
ビルドフェーズの順序リストが表示されます。
3. M3T-NC30WA V.5.20 Release 1の場合:
「M16C Stype Converter」をチェックする。
M3T-NC30WA V.5.30 Release 1の場合:
「M16C Load Module Converter」をチェックする。
M3T-NC308WA V.5.20 Release 1の場合:
「M32C Load Module Converter」をチェックする。
M3T-NC8C V.5.30 Release 1の場合:
「R8C Load Module Converter」をチェックする。
M3T-CC32Rの場合:
「M32R Stype Converter」をチェックする。
4. OKボタンをクリックしてダイアログを閉じる。
5. メニュー「オプション」→「Renesas M16C Standard Toolchain...」(*)をクリックす
る。
Renesas M16C Standard Toolchainダイアログが表示されます。
備考(*):
M3T-NC308WAの場合は、Renesas M32C Standard Toolchain... になります。
M3T-NC8Cの場合は、Renesas R8C Standard Toolchain... になります。
M3T-CC32Rの場合は、Renesas M32R Standard Toolchain... になります。
6. Renesas M16C Standard ToolchainダイアログのLmcタブをクリックする。
ロードモジュールコンバータのオプション設定画面が表示されます。
7. 必要なオプションを設定し、OKボタンをクリックしてダイアログを閉じる。
以上で設定は終了です。
これ以降ビルド時にロードモジュールコンバータが実行されるようになります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年4月12日
文書番号:03092203_j
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopでプロジェクトを作成したのですが、ファイルのリ
ンク順序がファイル名のアルファベット順になってしまいます。スタートアップファイル
(ncrt0.r30)を最初にリンクするにはどうすればよいでしょうか?
A.
以下の手順で設定してください。
●M3T-NC30WA V.5.20 R1の場合
1. メニュー「オプション」-> "Renesas M16C Standard Toolchain..." をクリックする。
("Renesas M16C Standard Toolchain"ダイアログが開きます。)
2. 「link」タブをクリックする。
3. "Category:" から、"Input" を選択する。
4. "Show entries for:" から、"Relocatable files" を選択する。
5. "Add" ボタンをクリックする。
("Add Relocatable files" ダイアログが開きます。)
6. "Relative to:" から、"Configuration directory" を選択する。
7. "File path:" に "ncrt0.r30" を入力する。
8. "Add Relocatable files" ダイアログの[OK]をクリックする。
9. "Renesas M16C Standard Toolchain" ダイアログの[OK]をクリックする。
これで、ncrt0.r30を最初にリンクすることができます。
●M3T-NC30WA V.5.30 R1、M3T-NC308WA V.5.20 R1、M3T-NC8C V.5.30 R1の場合
●
プロジェクトワークスペースを新規に作成したときは、 スタートアッププログラム名
がncrt0.a30の場合のみ、自動的に先頭にリンクされます。
自動先頭リンクは、以下のオプションになります。
1. メニュー「オプション」-> "Renesas M16C Standard Toolchain..." (*) をクリック
する。
("Renesas M16C Standard Toolchain"ダイアログが開きます。)
備考(*):
M3T-NC308WAの場合は、Renesas M32C Standard Toolchain... になります。
M3T-NC8Cの場合は、Renesas R8C Standard Toolchain... になります。
2. 「link」タブをクリックする。
3. "Category:" から、"Other" を選択する。
"Start-up program is linked to a head."が自動先頭リンクオプションです。
●
ncrt0.a30以外のファイル名のスタートアッププログラムの場合は、 「M3T-NC30WA
V.5.20R1の場合」の方法で設定してください。
[Relocatable files]リストの概要
●
●
●
ワークスペースに登録されているファイルを[Relocatable files]リストに追加した場
合、ワークスペースに登録されているファイルより先にリンクされます。
ワークスペースに登録されていないファイルを[Relocatable files]リストに追加した場
合、ワークスペースに登録されているファイルの後にリンクされます。
[Relocatable files]リストに追加されたファイルは、リストの順にリンクされます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年5月11日
文書番号:03092202_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
リロケータブルファイルのリンク順序を変更するにはどうすればいいですか?
A.
M3T-NC30WA V.5.30 Release 02以降 および M3T-NC308WA V.5.20 Release 02以降をご使
用の場合は、 High-performance Embedded Workshopのメニュー「ビルド」からコマンド
「リンク順の指定」を選択して設定できます。
詳細は、High-performance Embedded Workshop ユーザズマニュアルの「リンク順序をカス
タマイズする」を参照してください。
M3T-NC30WA V.5.30 Release 02 および M3T-NC308WA V.5.20 Release 02より前の製品を
ご使用の場合は、 以下のとおり設定してください。
(1) ワークスペースと[Relocatable files]リストの両方に登録されているファイル
を[Relocatable files]リストの順にリンクします。
(2) ワークスペースのみに登録されているファイルをファイル名のアルファベッ
ト順にリンクします。
(3) [Relocatable files]リストのみに登録されているファイルをリストの順にリン
クします。
必要に応じて、[Relocatable files]リストにファイルを追加してください。
参考: スタートアップファイルを最初にリンクする方法について
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022109_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
プロジェクトのファイルを一時的にビルドから除外する方法を教えて下さい。
A.
ワークスペースウィンドウの"Projects"タブのファイル上でマウスの右ボタンを押下し、[ビル
ドから除外<file>]を選択してください。すると、そのファイルがビルドから除外されます。
再びファイルをビルドに戻すには、ワークスペースウィンドウの"Projects"タブの当該ファイ
ル上でマウスの右ボタンを押下し、[ビルドから除外の解除 <file>]を選択してください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022108_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
プロジェクトファイルの編集をしていないのに、[ビルド->ビルド] を選んだらいくつかの
ファイルが再ビルドされてしまいました。
A.
ファイルは以下のいずれかの条件で再ビルドされます。
1. ビルド後に現在のファイルのオプションが変更されたとき
2. 出力ファイルのいずれかがないとき
3. いずれかのソースファイルの日付がそのフェーズの出力ファイルの日付より新しいと
き
4. ユーザ定義のビルドフェーズで、"Don’t check for input file (s) existence before
executing"チェックボックスがチェックされているとき
5. リンカの設定でサブコマンドファイルが選択されているとき
6. 依存関係をチェックした際にエラーがある場合
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022107_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
ビルドの中止ボタンをクリックするか、[ビルド->ビルドの中止]を選んでビルドを中止しよう
としたが、ビルドの実行が中止できません。
A.
High-performance Embedded Workshopは現在のファイルをビルド(または現在のフェーズ
を実行)後、ビルドを中止します。もしも、プロジェクトビルダから長い間応答がない場
合、 [ビルド->ツールの終了] を選んでください。現在の処理を強制終了します。強制終了し
たツールから出力されたファイルは無効です。それらの出力ファイルを削除してフェーズを
再実行してください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022105_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
※SuperH, H8SX, H8S, H8ファミリのみ該当します。
High-performance Embedded Workshop上で、オブジェクトファイルのリンク順序を指定す
る方法を教えて下さい。
A.
●
●
SHC V.8.00 Release01以前、またはH8C V.6.00 Release01以前をご使用の場合
リンカオプションの[Input]タブ-[Input files]から[Relocatable files and object files]を選
択し、Addを押し、オブジェクトファイルを追加して下さい。
ここで指定した順番でオブジェクトがリンクされます。
SHC V.8.00 Release02以降、またはH8C V.6.00 Release02以降をご使用の場合
High-performance Embedded Workshopメニュー "ビルド"→"リンク順序の指定"メ
ニューにより指定して下さい。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022103_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
ビルド結果をファイルに出力することは出来ますか?
A.
1. High-performance Embedded Workshopメニュー[基本設定]から"カスタマイズ"を選択
してください。
2. カスタマイズダイアログボックスの[ログ]タブを選択して、[ビルドログファイル生成]
にチェックを付け、[ディレクトリ]フィールドで出力ファイル名を指定してください。
出力表示内容は、High-performance Embedded Workshopメニュー[基本設定]からオプ
ションを選択すると表示されるオプションダイアログの[ビルド]タブ内の"表示"グルー
プボックスで指定することが出来ます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022119_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
※SuperH, H8SX, H8S, H8ファミリのみ該当します。
High-performance Embedded Workshop上で標準入出力を実現する方法を教えてください。
A.
標準入出力を実現する為には、High-performance Embedded Workshopのプロジェクト構築
時にI/Oライブラリー使用にチェックして下さい。 これにより、シミュレータ専用の低水準
インターフェースルーチンを生成します。 また、お客様のシステムに合わせた標準入出力を
実現する場合は、別途システムにあった低水準インタフェースルーチンを作成して頂く必要
が御座います。
詳細は、コンパイラパッケージに同梱しておりますC/C++コンパイラ,アセンブラ,最適化リン
ケージエディタ ユーザーズマニュアル 9.2初期設定プログラムの作成を御参照ください。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月20日
文書番号:05012003_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MRxx(*)を含むプログラムをビルド
するためには、 どのように設定すればよいでしょうか?
* M3T-MRxxは、M3T-MR32R, M3T-MR308, およびM3T-MR30を示します。
コンパイラパッケージとM3T-MRxxの対応は以下のとおりです。
コンパイラパッケージ
M3T-MRxx
M3T-CC32R
M3T-MR32R, またはM3T-MR32R/4
M3T-NC308WA
M3T-MR308
M3T-NC30WA
M3T-MR30
A.
●
●
●
コンパイラパッケージM3T-CC32RとM3T-MR32R, またはM3T-MR32R/4を使用する場
合はこちらを参照ください。
コンパイラパッケージM3T-NC308WAとM3T-MR308を使用する場合はこちらを参照
ください。
コンパイラパッケージM3T-NC30WAとM3T-MR30を使用する場合はこちらを参照くだ
さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年10月6日
文書番号:04100601_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
M32R、M32C、M16Cのプロジェクトから、STKViewer、MAPViewerを使用するにはどうすればよいですか?
A.
メニューの[ツール]→[カスタマイズ]をクリックして表示されるカスタマイズダイアログボックスのメニュータブ
から、 追加ボタンをクリックして、ツールの追加ダイアログを表示してください。
表示した追加ダイアログで以下の項目を指定してください。
●
STKViewerを使用する場合(例)
名前
STKViewer
(なんでも構いません)
コマンド
C:¥MTOOL¥BIN¥stkviewer¥jre¥1.2¥bin¥javaw.exe
(コンパイラインストールディレクトリにあるjavaw.exeを指定してください)
引数
-Xmx600m -jar C:¥MTOOL¥BIN¥StkViewer.jar -x $(CONFIGDIR)¥
$(PROJECTNAME).x30
(コンパイラインストールディレクトリにあるstkviewer.jarを指定してくださ
い)
初期ディレクトリ $(CONFIGDIR)
●
MAPViewerを使用する場合(例)
名前
MAPViewer
(なんでも構いません)
コマンド
C:¥MTOOL¥BIN¥MapViewer.exe
(コンパイラインストールディレクトリにあるmapviewer.exeを指定してください)
引数
$(CONFIGDIR)¥$(PROJECTNAME).x30
初期ディレクトリ $(CONFIGDIR)
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022116_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4 向け]
High-performance Embedded Workshopが強制終了した際に、バグレポートを生成、送信す
る旨のダイアログが出ました。対処方法について教えてください。
A.
本ダイアログは、High-performance Embedded Workshop V.4 がエラー終了した場合に、御
使用の環境に関する情報を自動的にレポート作成し、 ルネサスサポートセンタへのメールを
送信する機能です。 "Please type a description of the problem you wish to report:"の欄が御
座いますので、 その後ろにエラー終了に至るまでの経緯を記述頂き、"Submit"ボタンを押し
て下さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022115_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopに登録されている各コンポーネントのバージョンを
確認するにはどうすれば良いですか?
A.
High-performance Embedded Workshopに登録されている各コンポーネントのバージョンを
確認するには、こちら をご参照下さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022114_j
Q.
[High-performance Embedded Workshop4, 3 向け]
High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェーンのバージョンを確認
するにはどうすれば良いですか?
A.
High-performance Embedded Workshopで使用しているツールチェーンのバージョンを確認
するには、こちら をご参照下さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年2月5日
文書番号:03120504_j
■TM V.3.20、V.3.20A の内部エラーについて
-------------------------------------------------<ERROR>内部エラー
D:¥TM_V3¥ProjectEditor¥ProjectData¥ProjectData.cpp(<ライン番号>)
上記ファイル名・ライン番号を弊社までご連絡ください。
-------------------------------------------------上記フォーマットの内部エラーが発生した場合は、以下の内容を一度ご確認ください。
●
●
●
<ライン番号>が275、284、290、311、344、352、408、414の場合
プロジェクトファイルが破損しています。 再度プロジェクトを作り直してください。
<ライン番号>が374、381、387、484、493、600の場合
プロジェクトファイル名、ディレクトリ名に2バイトコード文字および空白文字を使用
している場合は 2バイトコード文字および空白文字を使用しないでください。 プロ
ジェクトファイルまたはワーキングディレクトリ(途中のパスも含む)の属性が読み取り
専用になっている場合は、 読み取り専用属性をはずしてください。
<ライン番号>が475の場合
コンパイラが正常にインストールされていない可能性があります。 コンパイラの再イ
ンストールをお願いします。 念のためコンパイラと一緒にTMも再インストールしてく
ださい。
-------------------------------------------------Error No.0010
内部エラーが発生しました。
内部情報を設定できません。(Initialization data)
→弊社までご連絡下さい。
-------------------------------------------------上記エラーが発生した場合は次の項目について一度ご確認ください。
●
●
●
プロジェクトファイル(拡張子がtmiとtmk)の属性が読み取り専用になっていないか。
→プロジェクトファイルは書き込み可能な属性にしてください。
TMまたはコンパイラをインストールしたディレクトリ名(途中のパスも含む)に日本語
(2バイトコード)または空白文字を使用していないか。
→TMまたはコンパイラをインストールするディレクトリ(途中のパスも含む)は日本語
(2バイトコード)や空白文字を含まない名前にしてください。
プロジェクトを作成したディレクトリ名(途中のパスも含む)に日本語(2バイトコード)
または空白文字を使用していないか。
→プロジェクトを作成するディレクトリ(途中のパスも含む)は日本語(2バイトコード)
や空白文字を含まない名前にしてください。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051123_j
Q.
WindowsNTにAdministrator以外でログインし、TM V.3.00を使用するとErrorNo.10が発生し
ますが、なぜですか?
A.
TM V.3.0をWindowsNT上でAdministratorの権限を持たないユーザーが使用した場合、コン
パイラの情報が正しく取得できず、ErrorNo.10が発生します。 本件は、TM V.3.01(2000年9
月1日バージョンアップ) 以降では改修されております。TM V.3.01以降をお使いいただきま
すようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051124_j
Q.
TMを9文字以上の長い名前を使用したディレクトリにインストールするとうまく動きませ
ん。8文字以下の名前のディレクトリにインストールした人は問題なく動作してます。
A.
TM V.2.00 (1999年3月16日バージョンアップ) で、長いファイル名のディレクトリにインス
トールできるよう改修されております。 TM V.2.00をお使いいただきますようお願いいたし
ます。
TMの最新版は、ホームページのオンラインバージョンアップサイトから入手下さい。(注:
ただし、空白の含まれるディレクトリ名は、使用できませんのでご注意下さい)
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051125_j
Q.
あるディレクトリで新規にプロジェクトを作成すると、
「Error:No.0001 内部エラーが発生しました
ドキュメントのインスタンスを作成できませんでした
弊社までご連絡ください」
というエラーが発生します。別のディレクトリでは問題なくプロジェクトが作成できます。
なぜですか?
A.
ディレクトリの属性が読み取り専用の場合、現象が発生します。
本件は、TM V.2.01(1999年7月16日バージョンアップ) 以降では改修されております。TM
V.2.01以降をお使いいただきますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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文書番号:01051126_j
Q.
●
●
TM V.1.10で作成したプロジェクトを読み込んだ時に、TM V.2.00上でMRとの統合環
境を使用しますか?の問いに、「はい」 とした時OSパッケージが見つかりませんという
メッセージがでます。MR7700はTMにて自動認識をしてくれないのでしょうか?
TM V.2.00をインストールしたのですが、TM V.1.12で作成したSRA74用のプロジェク
トが引き継げません。新規にプロジェクトを作成しようとしたのですが、M16Cファミ
リーのみで、他のマイコンを選択できません。
A.
TMのセットアッププログラムが存在するディレクトリにV2CVT.EXEというプログラムがあり
ます。このプログラムを一度実行して下さい。(V2CVTの実行は、TMを終了させてから行っ
て下さい)
「V2CVTについて」
このプログラムは、TM V.2用の情報を持たないツールに対しTM V.2で使用できるよう、情報
の補完を行います。V2CVTは、実行していただきますとわかりますが、インストールプログ
ラム同様、ウィンドウの指示に従って手順を追っていけるようになっています。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051127_j
Q.
新規に作成したプロジェクトでソースファイルを登録せず終了してしまった場合、次回の
オープンで拒否されます。エクスプローラ上ではホルダが生成され、"*.mtm"ファイルもでき
ています。再度、同一名プロジェクトを作成しようとしても、同一ホルダがあるため拒否さ
れます。
同一名プロジェクトの作成には、ホルダ削除しか方法がないのでしょうか?
A.
TM V.1.11以降で、ソースファイルがひとつも登録されていないプロジェクトファイルを
オープンできるよう改修されています。TM V.1.11以降をお使いいただきますようお願いい
たします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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文書番号:01051129_j
Q.
TMでオープンしているプロジェクトファイルをエクスプローラ等にてコピーしようとすると
エラーとなりました。
A.
TMは、現在オープンしているプロジェクトファイルを 「ロック」 し、プロジェクトファイル
の保護を行っています。プロジェクトファイルをコピーする場合は、一度プロジェクトをク
ローズしてから行っていただきますようお願いいたします。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051130_j
Q.
スタートアップファイルのコピーを指定してプロジェクトファイルを作成後、スタートアッ
プファイルのファイル名を一旦変更したところ、これ以降プロジェクトファイルをオープン
できなくなってしまいました。別の内容に変更したい場合、編集 or コピー&ペーストしかな
いのでしょうか?
A.
TM V.1.11以降で、本件は改修されています。また、TM V.2.00では、新規プロジェクト作成
時、既存のスタートアップファイルの指定が可能です。TM V.2.00以降をお使いいただきま
すようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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文書番号:01051131_j
Q.
新規プロジェクト作成後、プロジェクトで使用しているディレクトリ名を変更できません。
A.
プロジェクトをクローズすると、ディレクトリ名を変更する事ができます。
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文書番号:01051132_j
Q.
プロジェクトディレクトリ全体 (プロジェクトファイル、ソースファイル、ヘッダファイル等
全てを含む) を別のディレクトリにコピーしたものを利用できますか?
コピーしたプロジェクトファイルやソースを使って、別の条件設定やソース変更後、ビルド
したいのですが...。
A.
できます。コピーしたプロジェクトに別の条件を設定したり、元のプロジェクトに影響なく
ソースファイルを変更することも可能です。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051133_j
Q.
既存のディレクトリに新規プロジェクトを作成したいのですが。
A.
TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降では、既存のディレクトリにプロジェク
トを作成できるよう改修されております。TM V.2.00以降をお使いいただきますようお願い
いたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年7月5日
文書番号:04070503_j
Q.
TMを使用する場合、ファイルパスに使えない文字はありますか?
A.
以下に示す文字はファイルパスに使えません。
●
●
●
次の記号
&()[]{}^=;!'+,`~
漢字
(漢字によっては使用しても問題なく動作する場合もありますが、 基本的には2バイト
コードの文字の使用については保証していません。)
空白文字
補足: TMが内部で使用しているシェル(Windows98系:command.com、 WindowsNT系:
cmd.exe)の仕様が違うために、OSによって問題発生の条件が異なる場合がありま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年3月5日
文書番号:03030502_j
Q.
TM V.3を使用しています。ソースファイルのリンク順序の変更方法を教えて下さい。
A.
以下の手順で変更してください。
1. プロジェクトエディタの左側ツリーから、プロジェクト名.cmdを選択する。
2. メニュー[プロジェクト]→[アイテムの編集]→[コマンド]をクリックして、コマンドダ
イアログをオープンする。
3. コマンドダイアログに表示されたリンクのコマンド一覧から、リンク順序を変更する
行を選択して、↑、↓ボタンで移動させる。
注意: TM V.3.00∼V.3.11をご使用の場合、コマンド一覧の1行目のリダイレクト記号
は「>」、それ以外の行は「>>」になるように「編集」ボタンで編集くださ
い。
詳しくは、2001年12月1日付MAECツールニュース「TM ご使用上のお願い」
を参照ください。
上記は、TM V.3.20 で改修されています。
4. 変更が終了したら、コマンドダイアログのOKボタンをクリックする。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051134_j
Q.
Mifes (エディタ) とTMを交互に使用していると、時々ソースファイルの登録が解除されてい
る場合が有ります。なにかアドバイスがあれば宜しくお願い致します。
A.
TM V.1.11以降で、本件は改修されています。TM V.1.11以降をお使いいただきますようお願
いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051135_j
Q.
WindowsNTを使用した場合に、Netwareのネットワークドライブ上のソースファイルをプロ
ジェクトに登録できません。
A.
TM V.1.11以降で、ネットワークドライブのファイルをプロジェクトに追加できるよう改修
されています。TM V.1.11以降をお使いいただきますようお願いいたします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051136_j
Q.
アセンブラ指示命令.includeの行にコメントを記述すると、TMがincludeファイルを見つける
ことができません。これは仕様でしょうか?
A.
TM V.1.11以降で、本件は改修されています。TM V.1.11以降をお使いいただきますようお願
いいたします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051137_j
Q.
TW32Rのアセンブリ言語ソースファイルの拡張子は、必ず大文字の.Sでなければなりません
か?小文字.sは使用できますか?
A.
拡張子が 「.Sまたは.s」 であればアセンブリ言語ソースファイルとして登録することができま
す。また、デフォルトのアセンブルオプションでは、Cプリプロセッサを起動するようにオプ
ション指定 (-x assembler-with-cpp) していますので、Cプリプロセッサを起動したくない場合
は 「-x assembler」 オプションに変更する必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051138_j
Q.
TW32Rではソースファイルの拡張子は、".c" または ".S" でなければプロジェクトに登録でき
ないのですか?
A.
できません。
TMでは、ソースファイルとツールを連携させるために拡張子で判断しています。これらの拡
張子の情報は、ツールの情報と共にレジストリに登録されており、この情報に従うため登録
はできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051139_j
Q.
ソースファイル登録時に、複数の.cファイルを一度に登録することはできますか?
A.
1つのディレクトリ内にあるソースファイルならば、次の方法で一度に登録することができま
す。
●
●
範囲で指定する場合、Shiftキーを押した状態で選択
選択的に指定する場合、Crtlキーを押した状態で選択
異なるディレクトリにあるファイルを一度に登録することはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051140_j
Q.
ソースファイルの拡張子は変更できませんか?
A.
TMが自動出力したMakefileを使用する場合は、拡張子を変更できません。これは、TMが
ソースファイルとツールを連携させるために拡張子で判断しているからです。自作の
Makefileを使用すればできますが、TMが管理しているファイルがMakefileに反映されなくな
ります。また、オプション等の設定も反映されなくなります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年10月5日
文書番号:01100501_j
Q.
TMのオプションブラウザで、lmc30のIDコードチェックオプション-IDを用いて
-ID#1234
と設定すると、IDファイル(.id)とモトローラSフォーマットファイル(.mot)がすべて "FF" と
なってしまいます。IDを16進数で設定すると "FF" となってしまうようです。IDを16進数で
設定する方法を教えてください。
A.
オプションブラウザでIDの設定を16進数で設定する場合、
-ID¥#1234
と設定してください。
TM V.3.00以降では、プロジェクトエディタで作成したメイクファイル(TMKファイル) を基
にして、GNU Makeコマンドを起動します。そのため "#" 以降がコメントとして扱われ
(makefileの仕様)、"-ID#1234" の指定が "-ID" として処理されるため、ID値がすべて "FF" と
なっていました。TM V.2.xxでは、"-ID#1234" と設定してください。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051141_j
Q.
M16C用CコンパイラNC30WAでアセンブラリストファイルを作るにはどうすればよいです
か?
TMを使わないときは、コンパイル時に -as30 "-L" オプションでアセンブラリストファイルを
作ることができますが、TMでは、-as30 オプションが指定できません。TM環境下でアセン
ブラリストファイルを作る方法を教えて下さい。
A.
TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降では、-as30オプションを使用できるよう
改修されております。TM V.2.00以降をお使いいただきますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
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文書番号:01051142_j
Q.
TMで、コンパイラオプションを設定する際に、削除できないオプションと追加できないオプ
ション (-as30等) があるのは、なぜですか。
A.
TMとコンパイラ・アセンブラの連携を行う上でのプログラム構造上の制限とお考え下さい
(コンパイラ・アセンブラをコマンドラインで実行する時は、こういった制限はありません)。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051143_j
Q.
プロジェクト作成時にデフォルトで指定されているコンパイラ (またはアセンブラ) オプショ
ンを自分で設定できませんか。
A.
できません。
一度設定したオプションの組み合わせは履歴に残りますので、そちらをご使用下さい。
以下の手順に従って、履歴の使用をお願いいたします。
1.
2.
3.
4.
Project SettingダイアログのBUILDタブからOption Setting Dialogを開く。
[Load defined option...]ボタンをクリックして、Load Optionダイアログを開く。
使用したいオプションの組み合わせを選択する。
[Over Load]のチェックをオンにすると、このダイアログで選択した以外のオプション
は設定が解除される。チェックをオフにすると、このダイアログで選択したオプショ
ンが追加される。
5. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じる。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051144_j
Q.
コンパイラ (またはアセンブラ) オプションをたくさん指定した場合、TMでコンパイルできま
せん。オプションの数に制限はありますか。ファイル名は128文字未満しかNGとは書いてあ
りますが....
オプションを減らすと問題ないのですが。
A.
TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降で、コマンド文字数に関する制限をなく
すよう改修されております。TM V.2.00以降をお使いいただきますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年2月20日
文書番号:01051145_j
Q.
TMでビルドを行ったとき、ラベルの二重定義エラーが1つの同一のリロケータブルファイル
に対して発生します。エラーが発生しないようにするにはどうすればいいでしょうか?
[エラー例]
ERROR NO.10: "NAME00" is multiple defined in .¥TES.R74. others in TES.R74
A.
(上記例の場合) SRA74 (またはRASM77) の指示命令 ".OBJ" で "TES.R74" を指定し、TMのプ
ロジェクトに "TES.R74" のソースファイルを追加すると、TMはリンクまでの処理を自動的に
作成するため、TES.R74が二重にリンクされ、ラベル定義箇所でエラーが発生する場合があ
ります。
TMを使用する場合は、ソースプログラムの ".OBJ" の行を削除してください。
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最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051146_j
Q.
Build開始時等に、Aドライブ (フロッピーディスク) をアクセスしにいき、1分弱位戻ってこ
ない。Aドライブをアクセスしにいくのは、何故でしょうか?
A.
ウィルスチェックプログラムが常駐している場合に 「Aドライブアクセス」 という現象が発生
します。単純に問題を解決するには、TMをお使いの間、ウィルスチェックプログラムの常駐
を解除してください。
<常駐解除をせずに現象を解決するには>
本現象は、常駐しているウィルスチェックプログラムの種類、およびその設定に影響
されます。ウィルスチェックプログラムの設定において、「ディスクのスキャン」 とい
う項目がある場合は、「ディスクのスキャン」 のチェックを外していただくことで、A
ドライブへのアクセスが発生しなくなります。
例:McAfee VShield 3.1.0 Hの場合
プロパティ (VShieldの設定) を開き、スキャンタグを選択する。ここで 「ディスクのス
キャン」 のアクセスのチェックを外し、設定を完了する。
ディスクのスキャンの詳細については、ウィルスチェックプログラムのマニュアルをご確認
くださいますようお願いいたします。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051147_j
Q.
TM上からBuild or Rebuildを実行すると
******** Executing...
C:¥mtool¥bin¥MAKE.EXE: Interrupt/Exception caught (code = 0xc00000fd,
addr= 0x4164e7)
******** Finish...
と、なり make.exeが動作せず、Build or Rebuildできません。
A.
お使いのパソコンに 「Cygwin32」 がインストールされている場合、現象が発生します。
autoexec.bat等にCygwin用のパスが設定されていると思いますので、TMをお使いの間は、こ
のパス設定をはずしていただきますようお願いいたします。
本件は、TM V.2.01(1999年7月16日バージョンアップ) 以降では改修されております。TM
V.2.01以降をお使いいただきますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051148_j
Q.
コンパイラオプションの設定を変更しても、下記の操作をするとビルドを実行するときに
「リビルドを行います」 というメッセージがでません。
1. 起動オプションを変更後、OKしウインドウを閉じます。
2. 再度起動オプション設定画面を出し、変更せずにOKしウインドウを閉じます。
3. ビルドを実行します。
この場合、リビルドは行われているのでしょうか。
A.
TM V.1.11以降で、本件は改修されています。TM V.1.11以降をお使いいただきますようお願
いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051149_j
Q.
M16C用CコンパイラNC30WAに付属しているユーティリティstk30をTMから実行する事が可
能であればその方法を教えて下さい。
A.
TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降では、stk30をビルドの一部として使用で
きるよう改修されております。TM V.2.00以降をお使いいただきますようお願いいたしま
す。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051150_j
Q.
M16C用CコンパイラNC30WAでTMを使用してビルドするとき、アセンブラのソースファイ
ルと同じディレクトリにあるインクルードファイルが見つからないため、アセンブルがエ
ラーになります。
A.
AS30のオプションまたは環境変数にて、インクルードファイルのパスを指定していただきま
すようお願いいたします。パスの指定はProject SettingダイアログのBUILDタブで行って下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051151_j
Q.
TMが生成するMakefileを、ユーザが書き換えても構いませんか?
A.
書き換えることは、推奨できません。ユーザが書き換える場合は、Makefileを他のファイル
名でコピーし、そのコピーしたファイルを変更して下さい。
この変更したMakefileをProject SettingダイアログのMAKEFILEタブで登録することによりプ
ロジェクトで使用可能になります。ただし、それ以降のTMの操作 (ソースファイルの追加・
オプションの変更など) は、この変更したMakefileには反映されなくなります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051152_j
Q.
TMが生成する*.makファイルの更新のタイミングはいつでしょうか?
A.
*.makファイルは、「指定ファイルのコンパイル」、「ビルド」、「リビルド」 時に更新されま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051153_j
Q.
ヘッダファイルの内容を変更した場合、TMはそのファイルを含むソースだけをリコンパイル
するのですか。
A.
変更したヘッダファイルに関連するソースのみリコンパイルします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年9月5日
文書番号:01051154_j
Q.
TM環境下でモジュールのリンク順を指定する方法を教えて下さい。
A.
●
●
V.3.00以降の場合
リンク順番の変更は、プロジェクトエディタで行います。
[手順]
(1) 依存関係のツリーから、「xxx.cmd」 アイテムを選択。
(2) メニュー [プロジェクト] → [アイテムの編集] → [コマンド] を選択。コマン
ドダイアログが表示されます。
(3) リストに 「$(ECHO)¥$(OUTDIR)¥リロケータブルファイル名 >> $(ODINCMD)
¥$(LNLIST)」 という行が複数あるので、これを選択して、[↑] [↓] ボタンで順番
を変更。
V.2.01以前の場合
リンク順番の変更は、Project Settingダイアログで行います。
[手順]
(1) メニュー [Environment] → [Project Setting] よりProject Settingダイアログを
起動。
(2) LINKタブを選択。
(3) リンクの順番がリロケータブルファイル名で表示されるので、順番を変更し
たいファイルを選択し、UpまたはDownボタンをクリックして移動させる。
LINKタブに表示されている順番に、上からリンクされます。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051155_j
Q.
ビルドを行ったところ、以下のエラーメッセージがでました。
make.exe: *** No rule to make target `Output¥XYZ.r30', needed by `Output¥sample.x30'. Stop
MAKEファイルを見たところ"XYZ.r30"のオブジェクトを生成する記述がされていませんでし
た。Scan All DependenciesをするとMAKEファイルが更新されるそうですが更新されません。
A.
これは、ファイル名の大文字・小文字を変更した場合、発生することがあります。
例: ファイル名 「XYZ.c」 だった場合 「xyz.c」 に変更し、そのソースファイルを再度プロジェ
クトに登録する。このとき、MAKEファイルには、XYZ.r30の生成方法が小文字のファイル名
(xyz.r30) で記述されます。
本件は、TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降で改修されております。TM
V.2.00以降をお使いいただきますようお願いいたします。 TMの最新版は、ホームページの オ
ンラインバージョンアップサイト から入手いただけます。
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文書番号:01051156_j
Q.
ビルドするとき、ソースファイルと別のディレクトリにあるインクルードファイルが見つか
らないため、コンパイルエラーが発生します。
A.
コンパイラのオプションまたは環境変数にて、インクルードファイルのパスを指定していた
だきますようお願いいたします。パスの指定はProject SettingダイアログのBUILDタブで行っ
て下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051157_j
Q.
ネットワーク経由でファイルサーバにプロジェクトやソースファイルなどを置いています
が、うまくビルドできません。
A.
TMを実行するマシンとファイルを置いているマシンの時刻がずれている場合、ビルドが正常
にできないことがあります。この場合は時刻を合わせていただきますようお願いいたしま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051158_j
Q.
コンパイルした結果がアウトプットウインドウ上に出力された後、エラー箇所をダブルク
リックしてもタグジャンプしません。エディタは開くのですが.......。エディタはMifesV3.0で
す。
A.
Mifesを登録した時の情報に抜けがあるものと思われます。以下の手順に従ってMifesの登録
情報の確認をお願いします。
1. メニュー [Environment] → [Tool] からTools Informationダイアログを起動し、EDITタ
ブをクリックする。
2. Mifesを選択し、Modifyボタンを押下する。
3. Editor Tool Informationダイアログ上に登録してあるMifesの情報が表示される。
ここで、Editor Tool Informationダイアログの 「Parameter」 項目が以下の設定になっている
かご確認下さい。
設定: Parameter
%F+%L
この設定がされていない場合は、上記パラメータ文字列(%F+%L)を入力後、OKボタンを押
下して設定を完了して下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051159_j
Q.
ビルドした結果がエラーであったとき、アウトプットウィンドウでエラーを表示している行
をダブルクリックしても、エディタで該当する行が表示されません。
A.
エディタにNotepadを使用されている場合、エディタにタグジャンプの機能がないため表示
できません。Mifesなど、行を指定すると該当する行にジャンプする機能があるエディタを使
用していただくようお願いいたします。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051160_j
Q.
TMを使いデバッグを行った後、そのプロジェクトをセーブして終了しているのですが、次に
そのプロジェクトを呼び出してエミュレータに転送する際、その後何の変更もしていないの
に必ずビルドをしなさいと指示がでますが、何故ですか?
A.
TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降では、何の変更もしていないプロジェク
トではビルドしなさいという指示を出さないよう改修されております。TM V.2.00以降をお
使いいただきますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051161_j
Q.
デバッガ起動時のパラメータ指定をしたいのですが。
A.
TM V.2.00(1999年3月16日バージョンアップ) 以降では、デバッガ起動時のパラメータを指
定できるよう改修されております。TM V.2.00以降をお使いいただきますようお願いいたし
ます。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051162_j
Q.
TM V.2.00を使用していますが、外部ツールを登録する時、カレントディレクトリの変更を
しても変更直後はOKですが、再度プロジェクトを開きなおした場合などに、カレントディク
トリ情報が保存されていません。具体的には、カレントディクトリを "Working Directory" に
変更したいのですが、再度プロジェクトを開き直すといつでも "Directory that contains the
execution file" に戻ってしまっています。なぜですか?
A.
本件は、TM V.2.01(1999年7月16日バージョンアップ) 以降では改修されております。TM
V.2.01以降をお使いいただきますようお願いいたします。
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文書番号:01051163_j
Q.
TMのメニュー [Action] -> [Other] で外部ツールを実行すると以下のようなメッセージが出力
されます。
これによる問題はありませんか? DOS窓で直接LMC30を実行するとこのメッセージは出ませ
ん。
「コードページ 932 はシステムでサポートされていません。」
A.
TMからDOS窓上で動作するプログラムを実行する時は、command.comのコードページを日
本語にして、実行しています。コードページに関するエラーメッセージが発生している状態
でも、lmc30の動作に何ら不都合はありません。
このエラーメッセージが表示されないようにするためには、以下の設定を行って下さい。
1. autoexec.batをエディタで開く
2. 「loadhigh C:¥WINDOWS¥nlsfunc.exe C:¥WINDOWS¥country.sys」 を追加する
(autoexec.batの内容にもよりますが、1行目あたりに追加して下さい)。
3. パソコンをリブートする。
この記述方法は、Windows95を 「c:¥windows (デフォルト) 」 にインストールした場合の例で
す。他のディレクトリにインストールしてある場合は、それにあわせてディレクトリ名を変
更して下さい。
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文書番号:01051164_j
Q.
Other Toolsでファイル名などのパラメータを指定する際、"%F"などの指定はできませんか?
A.
ファイル名をパラメータとして指定する場合、"%F"の指定はできません。ただ、ファイルツ
リーに表示されているファイルを左クリックで選択してから外部ツールを起動すると、選択
したファイルがパラメータとして設定されます。
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文書番号:01051165_j
Q.
TMのメニュー [Action] → [Other] で外部ツール実行時に 「パラメータ範囲が越えています」
とメッセージが表示されます。
A.
Windows 95の設定の問題で、この症状が発生します。SYSTEM¥CONAGENT.EXEのプロパ
ティで環境変数の初期サイズを 「自動」 に設定することで表示されなくなります。
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最終更新日:2004年5月20日
文書番号:01072305_j
Q.
TMでROM書き込み用データの作成方法を教えてください。
A.
ロードモジュールコンバータを実行する方法を以下に示します。
1.
2.
3.
4.
5.
TMを起動した後で、ProjectEditorを起動します。
メニュー[プロジェクト] → [情報]を選択します。
プロジェクトプロパティダイアログが表示されます。
ダイアログ上のツールタブをクリックします。
ダイアログ中央の項目からロードモジュールコンバータをチェックします。
M3T-NC30WA : lmc30
M3T-NC308WA : lmc308
M3T-NC79WA : lmc79
M3T-CC32R : lmc32R
M3T-ICC740 : xlink(lmc)
6. OKボタンをクリックします。
以上で設定は終了です。
リビルドを行ってください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01051166_j
Q.
TM V.2.01とNC308WA V.3.00を組み合わせて使用できますか?
A.
NC308WA V.3.00 Release 1では、TM V.3.00以降をサポートしております。
TM V.3.00より前のバージョンと組み合せて使用することはできません。TM をバージョン
アップしてご使用くださいますようお願い致します。
TM 最新バージョンにつきましては、ホームページのオンラインバージョンアップサイトか
ら入手下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051167_j
Q.
TMのウィンドウサイズをOutput Windowサイズよりも小さくしたら、Tree Window と View
Window が隠れてしまいました。この状態でTree Window, View Window, Output Window の
サイズを小さくするにはどうすればよいでしょうか?
A.
全体のウィンドサイズを Output Window より小さくする場合は、一度、 Output Window の
サイズを調整してから、全体のウィンドウサイズを変更してください。各ウィンドウの境界
線がTMウィンドウに表示されていない状態で、それぞれのウィンドウサイズを変更すること
はできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051168_j
Q.
TMにプロジェクトをローディングする時間やコンパイル時間が、以前のバージョンよりかな
り遅くなったような気がします。これは、バージョンアップに伴い機能を追加した為やむを
得ない事なのでしょうか?
A.
本件は、TM V.2.01(1999年7月16日バージョンアップ) 以降では改修されております。TM
V.2.01以降をお使いいただきますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051169_j
Q.
TM V.1.00を使用していたら終了できなくなってしまいました。ファイルメニューでも右上
のXマークも隠れてしまい、ALT+F4でも終了しません。PCをリセットするかCtrl+Alt+Delete
で終了するしか方法がないようです。
A.
TM V.1.11以降で、本件は改修されています。TM V.1.11以降をお使いいただきますようお願
いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051170_j
Q.
ビューウィンドウのTAB、FONTの設定を変更する方法はあるのでしょうか?これが可能な場
合、それはファイルの種類毎に変更可能でしょうか?
また、TM上からファイルをエディタに開くとき、ビューウィンドウ上で合わせたカーソル位
置に起動直後のエディタのカーソル位置を移動させることは可能でしょうか?
A.
ビューウィンドウでは、TAB、FONTの変更は行えません。
ビューウィンドウのカーソル位置に合わせた、エディタのカーソル移動は、TM V.2.00(1999
年3月16日バージョンアップ) 以降で改修されております。TM V.2.00以降をお使いいただき
ますようお願いいたします。
TMの最新版は、ホームページの オンラインバージョンアップサイト から入手いただけま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051171_j
Q.
File Treeに表示されているTarget、Source、Headerフォルダは、実際に作成されるのです
か?
A.
実際には作成されません。
TMでは視認性向上のため、ファイルの種別によりこのようにツリー状に表示していますが、
実際の管理イメージとは異なります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051172_j
Q.
File Treeでソースディレクトリを作成して管理構造をユーザーが作成することはできます
か?
A.
TMはディレクトリ階層等の管理を行っていないためできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051173_j
Q.
ワーキングディレクトリの下にさらにディレクトリを作成し、そこにファイル (ソース、ヘッ
ダファイル) を置くことはできますか?
また、この時File Treeは正しく表示されますか?
A.
ワーキングディレクトリの下にディレクトリを作成し、ソースファイルを置く事は可能で
す。ただし、File Treeでは、ソースファイルのディレクトリがどこであれ必ず並列に表示さ
れます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年5月10日
文書番号:04051002_j
Q.
三項演算子の ":" の左右に列挙子を記述して、かつその戻り値を列挙変数に代入すると、 同
じ型であるにもかかわらず次のレポートメッセージが出力されます。
なぜこのようなメッセージが出力されるのでしょうか?
Cソース例:
-------------------------enum E { A, B, C };
void func(int i)
{
enum E e;
e = (i == 0) ? A : B;
}
-------------------------出力メッセージ:
Rule 43 (Complaining) "information loss conversion (from 'signed int' to 'enum E')
in assignment operation"
Rule 29 (Complaining) "enum type object to which has not been assigned own enumerator"
A.
三項演算子の ":" の左右に列挙子を記述すると、三項演算子は int型の値を返します。 このた
め列挙変数に int型定数を代入することと同じ意味になり、レポートメッセージを出力しま
す。
この場合、レポートメッセージは無視してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年5月10日
文書番号:04051001_j
Q.
プロトタイプ宣言の引数にenum型を記述して、かつその関数呼び出し時に実引数として列挙
子を記述すると、 同じ型であるにもかかわらず次のレポートメッセージが出力されます。
なぜこのようなメッセージが出力されるのでしょうか?
Cソース例:
---------------------enum E { A, B, C };
void func1(enum E);
void func2()
{
func1(A);
}
---------------------出力メッセージ:
Rule 77 (Complaining) "argument type shall be compatible with prototype, the 1st argument"
A.
列挙子の型は int型です。
SQMlintは仮引数と対応する実引数を厳密に比較するため、"enum E"型と"int"型は異なるとみ
なしてレポートメッセージを出力しています。
この場合、レポートメッセージは無視してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年4月5日
文書番号:04030501_j
複数のC言語ソースファイルをコンパイルするのと同時に、SQMlintでチェックした結果をレ
ポートファイルに出力したいのですが、 ソースファイル毎にレポートファイルを分けて出力
するにはどうすればいいでしょうか?
A.
High-performance Embedded WorkshopまたはTMの統合開発環境をご使用ください。
●High-performance Embedded Workshopをご使用の場合
[M3T-NC30, M3T-NC308]
(1) オプション - Renesas M16C Standard Tool Chainメニューを選択する。
(2) 表示されたダイアログでCタブのcategoryにMISRA C Rule Checkを選択する。
(3) [-r] Report file name:に以下を設定する。
$(CONFIGDIR)¥$(PROJECTNAME).csv
[M3T-CC32R]
(1) オプション - Renesas M32R Standard Tool Chainメニューを選択する。
(2) 表示されたダイアログでCタブのcategoryのMISRA C Rule Checkを選択する。
(3) [-misra_report] Report file name:に以下を設定する。
$(CONFIGDIR)¥$(PROJECTNAME).csv
●TMをご使用の場合
[M3T-NC30, M3T-NC308]
(1) プロジェクト - オプションブラウザメニューを選択する。
(2) CFLAGSを選択し[編集・・・]をクリックする。
(3) オプション変更のカテゴリに「MISRA-C チェックオプション」を選択する。
(4) -sqmlintオプションをチェックし、パラメータ文字列に以下を設定する。
-misra all -r $*.csv
[M3T-CC32R]
(1) プロジェクト - オプションブラウザメニューを選択する。
(2) CFLAGSを選択し[編集・・・]をクリックする。
(3) オプション変更のカテゴリに「MISRA-C チェックオプション」を選択する。
(4) -misra_reportオプションをチェックし、パラメータ文字列に以下を設定する。
$*.csv
[参考]
コマンドラインからコマンドを入力する場合には、コンパイルするファイルごとにレ
ポートファイル名を指定するようにしてください。
------------------------------------------------------------>nc308 -c test.c -sq -sqmlint "-misra all -r test.csv"
------------------------------------------------------------つまり、一度に1つのCソースファイルをコンパイルするようにしてください。
つぎのようにコマンドラインで実行した場合、test2.cに対するレポート結果のみが
report.csvファイルに保存されます。
------------------------------------------------------------>nc308 test1.c test2.c -sq -sqmlint "-misra all -r report.csv"
------------------------------------------------------------お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年10月6日
文書番号:03100601_j
Q.
検査可能なルールのうち、必要なルールのみを選択して検査できますか?
A.
SQMlintで検査可能なルールのうち、特定のルールを選んで検査することができます。 以下
の選択方法があります。
1. SQMlintで検査可能なルール全てを検査する。
2. SQMlintで検査可能なルールの中で、MISRA Cで「必須」とされている項目のみを検査
する。
3. SQMlintで検査可能なルールの中で、「必須」項目すべてと、「推奨」項目のなかで番
号指定した項目のみ検査する。
4. SQMlintで検査可能なルールの中で、番号を指定した項目のみ検査する。
SQMlintで検査可能なルールとツール番号については、 「MISRA Cルール対応表」を参照し
てください。
選択方法については、製品に付属のユーザーズマニュアルを参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022121_j
constを指定したポインタ変数がROMではなくRAM領域に配置されるのはなぜでしょうか?
例: const unsigned int *abc;
A.
ポインタ変数にconstを指定した場合、ポインタが指す領域に対してconst指定がなされたこ
とになり、 この領域への書き込みが禁止となります。しかし、ポインタ変数自身は、 const
を指定したことにならないため書き込み禁止とはならず、RAM領域へ配置されます。
ポインタ変数自身にもconstを指定する場合は以下のように宣言する必要があります。 const
指定された変数abcをプログラム中では初期化できないため定義の際に初期化する必要があり
ます。
例: const unsigned int array[2] = {0x1000, 0x2000};
const unsigned int * const abc = array; /* arrayのアドレスで初期化 */
[補足] constを指定した変数の扱いについて
const を指定した場合、配列とポインタおよびその組み合わせでは意味が大きく異なりま
す。
const char *ptr;
/* (1) */
const char ary[2];
/* (2) */
const char *ptrs[3]; /* (3) */
(1)では、ptrというポインタが作られます。 ポインタが指す先はconst(書き込み禁止)のた
めROM領域ですが、 ポインタ自身は書き変えが可能であり、ptr はRAM領域に配置され
ます。
RAM領域
ptr ------------|
|
|
--------------→
|
|
-------------
ROM領域
(const)
(2)では、書き込み禁止の要素が2個あるaryという配列と言う意味となりますので、 全て
ROM領域に配置されます。
RAM領域
ROM領域
(const)
ary ------------|
|
[0] |
|
|
|
|-------------|
|
|
[1] |
|
|
|
|-------------|
|
|
[2] |
|
|
|
|-------------|
|
|
[3] |
|
|
|
-------------
(3)は、(1)のようなポインタが3つ並んでいる配列、という意味になります。 ptrsの各要
素は全てRAM領域に配置されます。
RAM領域
ptrs ------------|
|
[0] |
--------------→
|
|
|-------------|
|
|
[1] |
--------------→
|
|
|-------------|
|
|
[2] |
--------------→
|
|
-------------
ROM領域
(const)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年2月21日
文書番号:05022120_j
Q.
以下のようなCソースプログラムをコンパイルすると、syntax errorが発生します。
file.c
-----------------------------------------#define SIZE 256
#include "inc.h"
-----------------------------------------inc.h
-----------------------------------------#define OK 0
#define NG 1
------------------------------------------
A.
Cソースプログラムに変数の宣言および定義がない場合、syntax errorが発生します。
#define、#include等の前処理指令およびマクロ名は、プリプロセッサで除去または置換され
ますので、 変数の宣言および定義がないとみなされます。
M3T-CC32Rは ANSI-C言語規格ANSI/ISO 9899-1990に準拠しており、 ANSI/ISO 9899-1990
では、Cソースプログラムには宣言または定義が1つ以上記述されていることが必要、 と規定
されているためこのようなエラーが発生します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年11月22日
文書番号:04112201_j
Q.
プログラムの一部をRAM領域にコピーして実行させたいのですが、 リンカlnk32Rで、セク
ションの配置順序および配置アドレスを指定する機能はありますか?
A.
リンク時に-SECオプションを指定してください。
再配置したいセクション名の先頭には@記号をつけてください。
例) 400番地で動作するセクション PROG1 を、0FE0000 に配置したい場合
lnk32R: -SEC @PROG1=400,PROG1=0FE0000
注: cc32Rコマンドでリンクを行う場合も同様です。
上記例では、PROG1をROM化した領域を示すセクションROM_PROG1が自動的に作成されま
すので、 ROM化したセクションからRAM領域へ転送してください。
lnk32RのROM化機能の詳細は、M3T-CC32R添付のユーザーズマニュアル (アセンブラ編)、
「第5章 ROM化」と「2.2 リンカの起動オプション」の-SECオプションに関する内容を参照
ください。
ROM化したセクションからRAM領域へ転送するプログラムのサンプルは、 M3T-CC32R添付
のユーザーズマニュアル (コンパイラ編) の「7.3 スタートアッププログラムの作成」で紹介
しているプログラム例の中に、 ROM_D(リンカによってROM化されたDセクション) → Dセク
ション(RAM上)への転送 (ラベル SKIP1: ∼ SKIP2 の間)がありますので参考ください。
※M3T-CC32Rの最新版ユーザーズマニュアルはマニュアルダウンロードサイトからダウン
ロードしていただけます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年5月20日
文書番号:04042001_j
標準ライブラリ関数を使用しないでプログラムを記述する場合、ヒープ領域のサイズを0(ゼ
ロ)としても問題ないでしょうか?
A.
Cの標準関数を全く使用しない場合には、ヒープ領域サイズを0としても問題ありません。
ただし、クロスツールキットに付属しているサンプルのスタートアッププログラム(*)では、
ユーザのmain関数を呼び出す際に_c_main関数を呼び出し、その関数内で標準ライブラリの
初期設定を行っているため、 ヒープ領域を使用します。
ヒープ領域サイズを0にする場合は、 スタートアッププログラムで_c_main関数を呼び出す部
分をmain関数の呼び出しに変更してください。
(1) High-performance Embedded Workshopを使用する場合
[新規プロジェクト作成時]
「New Project-3/6 - Setting the Contents of Files to be Generated」で、「Use Standard I/
O Library」のチェックをはずしてください。
[プロジェクト操作時]
[オプション(O)] → [Renesas M32R Standard Toolchain] を開き、 「Assembly」タブを選
択し、その中の「Category」を「Source」にします。 表示が変わりますので、その中の
「Show entries for」を「Defines」にしてください。 ここで、__STANDARD_IO__ の値を
0にすることで、main関数への呼び出しとなります。(これが1の場合は、_c_main関数へ
の呼び出しになります。)
(2) TMのデフォルト、またはsmp32Rディレクトリのstart.msを用いる場合、次の2箇所を変
更してください。
[25行め]
.import $_c_main
→ .import $main
[76,77行め]
SETH R0, #HIGH($_c_main) → SETH R0,#HIGH($main)
OR3 R0, R0, #LOW($_c_main) → OR3 R0, R0, #LOW($main)
* High-performance Embedded WorkshopおよびTMを使用する場合は、サンプルのスター
トアッププログラムをデフォルトで利用します。
参考:
ヒープ領域を使用する標準関数は、低水準関数 _get_coreを必要とする関数が該当します。
_get_coreを必要とする標準関数は、添付マニュアルの「CC32Rユーザーズマニュアル<Cコン
パイラ編>」 「11.1.1 C 標準ライブラリ」の「表11.3 C 標準ライブラリと低水準関数の対応
一覧」で確認ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2003年06月20日
文書番号:03062001_j
Cソースプログラム上で宣言した変数は、宣言した順序でメモリ上に配置されるのでしょう
か?
A.
変数がメモリ上に配置される順序は、Cソースプログラムで宣言した順序とは異なります。C
ソースプログラムの記述内容から、メモリ上への変数の配置順序を予想することはできませ
ん。
ソースプログラムを記述するときに、変数の配置位置を決定するには、以下のような方法が
あります。
●
変数を構造体メンバとして宣言する
構造体メンバのメモリへの配置順序は、宣言した順序と同じになります。
例)
---------------------------------struct {
int a;
int b;
int c;
} order;
---------------------------------※order.a, order.b, order.cの順にメモリ上に配置されます。
●
●
●
C言語からコンパイラでアセンブリソースファイルを生成し、これを編集する
C言語で変数宣言のみを記述したファイルを作成し、-Sオプション (アセンブリソース
ファイルを生成) を指定してコンパイルします。生成されたアセンブリソースファイル
を開いて、変数の定義順序をメモリに配置したい順序に変更します。
※ アセンブリソース上で定義した順にメモリ上に配置されます。
アセンブラで定義する
アセンブリソース上で変数を定義します。
※ アセンブリソース上で定義した順にメモリ上に配置されます。
拡張機能 "#pragma ADDRESS" で、変数を配置するアドレスを指定する
この場合、変数の配置順序と配置アドレスを同時に決定することができます。
例)
----------------------------------
#pragma ADDRESS var1 0x10000
#pragma ADDRESS var2 0x20000
char var1;
static char var2;
void func(void)
{
}
---------------------------------#pragma ADDRESS機能の詳細は、「M3T-CC32Rユーザーズマニュアル<<Cコンパイラ
編>>」の「A.3 #pragma拡張機能」を参照ください。
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最終更新日:2002年12月5日
文書番号:02120503_j
Q.
コンパイルを実行すると "internal error: object table overflow" が発生します。
A.
1つのC言語ファイル中に多くのシンボル (関数名や変数名など) を記述した場合に、エラー:
object table overflow が発生することがあります。
この場合はシンボルの数を減らしていただくか、コンパイルの際に-XXオプションを指定して
ください。-XXオプションを指定しない場合、シンボルの最大数は10000までです。
-XXオプションの指定例:シンボルの最大数を20000に設定
-------------------------------------% cc32R -c -XX=20000 file.c
-------------------------------------【注意】
-XX= に極端に大きな値を指定しないでください。メモリ不足エラー (out of memory,
cannot allocate object table) を発生する場合があります。
詳しくは、CC32Rマニュアル《Cコンパイラ編》 の「3.2.1 C コンパイラ起動オプション」を
参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年10月21日
文書番号:02102102_j
Q.
void型に typedef した型名を関数の引数に使用すると、エラー:unnamed parameterが発生
します。
A.
M3T-CC32R V.4.30 Release 00以降では
本制限事項を改修済みです。
M3T-CC32Rの制限事項として、void型に typedef した型名を関数の引数に使用することはで
きません。
リリースノートにも記載していますので参照ください。
関数の引数に、void型に typedef した型名を記述する場合は、typedef のかわりに#defineマ
クロを使用ください。
[例]
変更前
変更後
typedef void VOID;
int func(VOID)
{
return 0;
}
#define VOID void
int func(VOID)
{
return 0;
}
/* VOIDを#defineマクロに変更 */
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最終更新日:2002年7月5日
文書番号:02070502_j
Q.
MCUのDSP機能を使用したいのですが、ルネサス製M32R用Cコンパイラ M3T-CC32Rは、
DSP機能用命令を生成するコンパイルを行うのでしょうか?
A.
M3T-CC32Rは、Cの演算式からDSP機能用命令を生成することはできません。
CソースからDSP機能用命令を用いる場合は、asm関数 (インラインアセンブル機能)※ を使っ
て、DSP機能用命令をCソース中に埋めこんでください。
※ asm関数はM3T-CC32Rの拡張機能のひとつで、任意のアセンブリコード (DSP
機能用命令など) をCソース中に埋めこむことができます。詳細は、M3T-CC32R
ユーザーズマニュアル[Cコンパイラ編]をご参照ください。
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最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020503_j
Q.
M3T-CC32Rで#pragma ADDRESSで変数のアドレスを指定してコンパイルすると、
MapViewerで指定した変数の定義が表示されなくなりました。表示する方法を教えてくださ
い。
A.
M3T-CC32Rでは、#pragma ADDRESSを指定した変数のシンボルは、アセンブラの.EQU擬似
命令を使って定義されますが、MapViewerのデフォルトの設定では、.EQUで定義されたシン
ボルは表示されないようになっています。
次のようにMapViewerのオプションを操作して、.EQU擬似命令で定義されたシンボルも表示
するようにしてください。
1. MapViewerの次のメニューを開きます
Option(O) → MapView...(M)
2. 開いた「MapView」ダイアログの右側(Right Map View:)にある、「.EQU List」を
チェック状態にしてください。
3. OK ボタンを押して設定を有効にしてください。
この操作により、MapViewerの右側のビューに「.EQU」という項目が追加され、そこに
#pragma ADDRESS指定した変数に対応するシンボルが表示されるようになります。
なお、このオプション設定は保存されませんので、MapViewerを起動する度に行ってくださ
い。
[参考]
C変数の定義情報の参照には、TMのインスペクタが便利です。
TMのプロジェクトエディタで、cc32Rとlnk32Rに -g オプション(デバッグ情報有効) を付け
てリビルドを行い、TMのプロジェクトバーの「変数定義の参照」を押せば、変数の各種定義
情報が参照できます。
詳しくは、TMのマニュアルを参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年9月5日
文書番号:01090501_j
Q.
long型変数に最小値である-2147483648を代入すると、下記の「範囲外の指定をしている」
というワーニングがでます。マニュアルには、long型変数の最小値は-2147483648であると
記載されているのに何故でしょうか?
constant out of range due to unportable conversion
A.
「-2147483648」 はlong型変数の数値として問題ないため、マニュアルに記載しています。た
だし、ANSI-C言語仕様では、まず 「2147483648」 部分がunsigned long型になり、これに負
号をつける、つまりunsigned long型の範囲外になり、ここで特殊な変換をおこないます。コ
ンパイラはこの部分に対してワーニングを出しています。
通常、long型変数の最小値を記述される場合は、ANSI-C標準ヘッダファイルのlimits.hに定義
されているマクロ "LONG_MIN" をご使用ください。
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Q.
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051080_j
CC32Rにおいて、ビットフィールドをアクセスするにはどうすればいいでしょうか?
A.
次のいずれかの方法でアクセスしてください。
1. ビットフィールドを間接的にハーフワードアクセスにする方法(下記1.参照)
2. ビットフィールドを用いず、マクロで実現する方法(下記2.参照)
※マクロで実現する方法のほうが比較的効率が良いコードになります。
1. ビットフィールドを間接的にハーフワードアクセスにする方法
/* ビットフィールドの宣言 */
typedef
union
{
unsigned long Word; /* ワードデータアクセス用 */
struct
{
unsigned short dummy7bit :7; /* 予備(0固定)*/
unsigned short b8 :1;
/* ビットNo.8 */
unsigned short b7 :1;
/* ビットNo.7 */
unsigned short b6 :1;
/* ビットNo.6 */
unsigned short b5 :1;
/* ビットNo.5 */
unsigned short b4 :1;
/* ビットNo.4 */
unsigned short b3 :1;
/* ビットNo.3 */
unsigned short b2 :1;
/* ビットNo.2 */
unsigned short b1 :1;
/* ビットNo.1 */
unsigned short b0 :1;
/* ビットNo.0 */
} Bit;
} TypeP1;
/* アドレスの宣言 */
#define io_P1 (*(volatile TypeP1 *)0x00800100)
/* ビットフィールドを間接的にアクセスする関数の例 */
void
foo1()
{
TypeP1 work;
/* ビット No.8への書き込み */
work.Word = io_P1.Word; /* ハーフワードで読出す為 */
work.Bit.b8 = 0;
io_P1.Word = work.Word; /* ハーフワードで書込む為 */
}
/* ビット No.5への書き込み */
work.Word = io_P1.Word; /* ハーフワードで読出す為 */
work.Bit.b5 = 0;
io_P1.Word = work.Word; /* ハーフワードで書込む為 */
2. マクロを用いる場合
/* アドレスの宣言 */
#define io_P2 (*(volatile unsigned short *) 0x00800200)
/* 各ビットへのアクセス (予備ビットは常に0を書き込む) */
#define SET_P2_B5(x) (io_P2=(io_P2 & 0x03DF)|(x)<<5)
#define SET_P2_B8(x) (io_P2=(io_P2 & 0x02FF)|(x)<<8)
/* マクロによるアクセス関数の例 */
void
foo2()
{
/* ビット No.8に0を書き込む */
SET_P2_B8(0);
}
/* ビット No.5に0を書き込む */
SET_P2_B5(0);
[参考]
CC32Rでは、ビットフィールドを特定のサイズ (ハーフワードなど) でアクセスするような
コード生成をサポートしておりません。常に最小サイズでアクセスするようになっていま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051081_j
Q.
Cプログラムで、複数の浮動小数点定数を含む式で、コンパイル時に定数がひとつにまとめら
れない場合があります。なぜでしょうか。
A.
コンパイラは、演算順に従って定数式が定数に置き換えられるか調べていきます。浮動小数
点演算では、丸め処理で誤差が変化することがあるため、コンパイラが勝手に演算順序を変
える事ができません。
たとえば、deg が int型の変数だった場合、deg * 3.14 / 180 という式は、deg * 3.14 が定数
になりませんので、この演算を行う命令を生成します (つまり定数に置き換えられない)。一
方、3.14 / 180 * deg のような場合は、 3.14 / 180 が定数になりえますので、演算し定数に
置き換えます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051082_j
Q.
アセンブラでコードセクション中に.RES疑似命令や.DATA疑似命令を記述した場合に、
warning: caution! there are some data in code section
というワーニングメッセージが出ます。どうしてでしょうか。
A.
16ビット長の命令の直後にデータを配置することはM32RファミリCPUコアではリザーブさ
れております。アセンブラはコードセクション中にデータ (もしくは空き領域) がある場合に
注意を促すためにワーニングを出力しています。データはデータセクションに記述して頂く
ことを推奨いたします。
ただし、アセンブラに-warn_suppress_code_dataオプションを付けることで、このワーニン
グを抑止する事ができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051083_j
Q.
Cプログラムで short data = 0xFBEC; とすると、下記のワーニングがでます。なぜですか?
warning: constant out of range due to unportable conversion
A.
0xFBECは、short (= signed short) の範囲 (-0x8000∼0∼0x7fff) を超えているため、ワーニ
ングとなります。
unsigned shortを指定してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051084_j
Q.
Cプログラムで0xFF800000 と定数を記述すると、unsigned long として処理されます。long
ではないのですか?
A.
signed long (32ビット符号付き整数) の範囲は、-0x80000000∼0∼0x7fffffffです。これより
大きな値は、符号なし整数として扱われます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051085_j
Q.
アセンブラで、LDI R0,#H'80と記述した場合、H'80を8ビット即値と解釈すればR0には (符
号拡張されて) H'FFFFFF80の値が代入されます。一方、16ビット即値と解釈すればR0には
H'00000080が代入されます。
アセンブラではどちらで解釈されるのでしょうか。
A.
LDI命令には符号付きが指定できます。8ビット符号付き即値の範囲は、-H'80∼0∼H'7Fです
ので、 H'80は範囲外ですので16ビットと解釈されます。
以下に主なアセンブラ表記と実行時にR0に代入される値の対応を載せましたのでご覧下さ
い。
命令コード
アセンブラ表記
R0に代入される値
.....
90F0FF00
LDI R0,#-H'100
0xFFFFFF00
90F0FF01
LDI R0,#-H'FF
0xFFFFFF01
.....
90F0FF7F
LDI R0,#-H'81
0xFFFFFF7F
6080
LDI R0,#-H'80
0xFFFFFF80
.....
60FF
LDI R0,#-H'01
0xFFFFFFFF
6000
LDI R0,#0
0
6001
LDI R0,#H'01
0x00000001
.....
607F
LDI R0,#H'7F
0x0000007F
90F00080
LDI R0,#H'80
0x00000080
.....
90F000FF
LDI R0,#H'FF
0x000000FF
90F00100
LDI R0,#H'100
0x00000100
.....
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051086_j
Q.
CC32Rの-Vオプションで表示すると、パッケージと異なるバージョンが表示されるのです
が。
A.
"cc32R -- C compile driver -- Ver. 1.04.00" の表示は、コンパイルドライバ cc32R.exe (EWS版
では cc32R) のバージョンです。パッケージバージョンとは異なるものです。 cc32R -V を実
行して最初の行に V.X.XX Release X の形式で表示されているのがパッケージバージョンで
す。
当社にご連絡の際は、こちらのバージョン表記をご指定ください。
% cc32R -V
↓ これがパッケージバージョンです。
CC32R Compiler for M32R Family V.2.00 Release 1
Copyright 1995-1999 MITSUBISHI ELECTRIC CORPORATION
AND MITSUBISHI ELECTRIC SEMICONDUCTOR SYSTEMS CORPORATION
All Rights Reserved.
↓ これはドライバのバージョンです。
cc32R -- C compile driver -- Ver. 1.04.00
... (以下省略) ...
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年2月4日
文書番号:01051087_j
Q.
リンク時、グローバル変数や関数はどのような順序でメモリに配置されるのでしょうか。
A.
リンク時の配置規則はオブジェクト (∼.mo) のリンク順やライブラリの指定順により複雑と
なります。ここでは現バージョンにおける概略動作を説明します。
●
●
●
コンパイル時の規則
サイズが 1、2、4 (および4以上) ごとにまとめています。
同じサイズの場合は、コンパイラの処理の都合で順序が変わります。
アセンブル時の規則
アセンブリソースでの記述順と同じになります。
リンク時の規則
まず、セクション毎にまとめられ、-SECオプション等で指定したセクションの順に配
置します (指定がなかった場合、出現順にセクションを並べます)。各セクション内で
は、次のように配置されます。
❍ ライブラリでは、検索されたオブジェクトの順
❍ コマンド行に指定された複数オブジェクトでは、リンク指定されたオブジェクト
(∼.moファイル)の順
❍ 1つのオブジェクトファイルでは、変数の出現順と同じになります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051088_j
Q.
CD-ROMによるバージョンアップはできないのですか?
A.
有償にて承っております。詳しくはルネサス営業または特約店にご相談ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051089_j
Q.
Cのソース上で関数やグローバル変数をfar, nearに指定できますか?
A.
Cソース上でのfar, nearの指定はできません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051090_j
Q.
CC32Rのインストールを行いましたが、TM (統合化環境) がインストールされませんでし
た。なぜでしょうか?
A.
CC32R (V.2.00以降) のパッケージにはTMは含まれていますが、インストーラは別になって
おります。TMも利用される場合は、別途TM用インストーラをご使用ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051091_j
Q.
TMからCC32Rのヘルプを開こうとすると、エラーになってしまいました。原因として何が考
えられるでしょうか。
A.
インストール先ディレクトリを 「Program Files」 などの、空白を含むディレクトリ名にして
いることが考えられます。CC32Rはこのようなディレクトリ名には対応していません。もし
該当する場合は、お手数ですが一旦アンインストールの上、ディレクトリ先を変更して再度
インストールを行ってください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01051092_j
Q.
スモールとラージのように、異なるメモリモデルでコンパイルしたオブジェクト同士をリン
クすることは可能でしょうか?
A.
可能です。ただし、標準ライブラリを使用する場合は、largeモデル用 (m32RcRL.lib) を使用
してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051093_j
Q.
アセンブラで -m32rx 付きでアセンブルするとき、4バイト長命令に並列処理記述(||)を行っ
た場合は、どう処理されるのでしょうか。
A.
下記のようなメッセージのエラーとなります。
error: invalid parallel category
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01051094_j
Q.
I/O空間上のポートをC言語から制御するため、変数にアドレスを割り付けてこれに値を代
入・参照する方法を採っています。しかし、最後の代入・参照のみが残って他は削除されて
しまいます。なにか良い方法はありませんか?
A.
コンパイラの最適化の影響です。このような場合、変数をvolatile宣言してみてください。
volatile宣言はその変数への代入・参照を保証するもので、ポインタの指す領域に対しても有
効です。
ただし、volatile型のアクセス時のサイズや、複数のvolatile領域を単一の文に書いたような場
合の代入・参照順序は、最適化により変化する場合がありますので、コンパイラから出力さ
れるコードの挙動を注意深く確認いただきますようお願いします。
単一文内の代入・参照順序やアクセスサイズまでを精密に制御したい場合は、アセンブリ言
語にて直接記述するか、asm関数の利用もご検討ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01051095_j
Q.
Cプログラムで浮動小数点型の演算を記述すると、リンク時に __100_Faddd が未定義である
という次のようなエラーがでました。
error: external symbol not defined: "__100_Faddd"
A.
浮動小数点演算を利用されている場合は、標準ライブラリ (m32RcR.lib 他) をリンクするよう
にしてください。これは、CC32Rが、浮動小数点演算を関数呼び出しで実現しているためで
す。
なお、標準ライブラリを浮動小数点演算のためだけにリンクする場合 (C標準ライブラリを利
用していない場合) は、C標準ライブラリの初期化が不要なため、スタートアッププログラム
から _c_mainを呼び出す必要はありません。(CC32Rユーザーズマニュアル 「7.3.6 main関数
の呼び出し」 参照。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051096_j
Q.
Cソースにてたくさんの配列を記述したとき、コンパイルが中断してしまいます。
A.
10,000以上の要素を持つ配列の初期化式を記述していると、コンパイルが中断してしまいま
す。この問題は1998年10月16日にリリースしたCC32R V.1.00 Release 4 以降では改修され
ております。バージョンアップくださるようお願い致します。
バージョンアップされない場合は、配列の初期化式をアセンブリ言語ソースで記述するか、
またはSPARC, Solaris版の場合はUNIXのunlimitコマンドによりプロセスの最大スタックサイ
ズをハードウェアの上限値に設定してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051097_j
Q.
インラインアセンブリを使うと、インラインアセンブリが含まれるファイルの最適化の度合
が、大きく下がるのですがどうしてですか?
A.
インラインアセンブルを使用すると、モジュール全体の最適化の一部が抑止されます。イン
ラインアセンブル機能を使用される場合には、インラインアセンブルを使用している関数を
別モジュールで定義していただくよう推奨いたします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051098_j
Q.
W95E版は、W95J版とはどこが違うのですか?
A.
インストーラが英語表示されること、マニュアルおよびリリースノートが、英文で提供され
ること以外は同じです。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051099_j
Q.
リンク時に低水準関数がリンクできないというエラーが出るのですが?
A.
まず、お客さまのターゲットに合わせた低水準関数を用意していただく必要があります。低
水準関数のインターフェースはマニュアルに記載しておりますので、それに従って作成して
ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051101_j
Q.
Cソースとアセンブリソースをマージする機能はありますか?
A.
cmergeユーティリティが付属していますので、それをご利用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051102_j
Q.
PCでコンパイラのエラーメッセージはリダイレクトできないの?
A.
-@オプションを使用すると、表示メッセージは標準出力へ出力されるようになりますので、
それをリダイレクトすることでファイルに保存する事ができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051103_j
Q.
アセンブラで、条件付きアセンブルは出来ないのか?
A.
できます。アセンブラは、アセンブリプログラム中の以下のマクロ命令を、条件アセンブル
として認識します。
詳しくはマニュアルをお読みください。
.AIF .AELSE .AENDI: 条件により展開を選択します。
.AREPEAT .AENDR: 回数指定により、展開を繰り返します。
.AWHILE .AENDW: 条件により、展開を繰り返します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051104_j
Q.
charで宣言された変数に0xaaを代入するところで、constant out of range due ∼ ワーニング
が発生します。どうしてですか?
A.
char 型は、signed/unsigned の指定が無い場合、signed char とみなされます。 char の表現
できる数値範囲は、10進数で−128∼127となっています。 0xaa は 10進数で170であり、
char の範囲外となっておりますので、0xaa の値を charの範囲に丸め込み、10進数で−86の
値を代入するコードが生成されます。
よって、変数を unsigned char で宣言していただくか、代入する値を char の表現できる数値
範囲内に変更していただくことで、ワーニングメッセージが出なくなります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051105_j
Q.
「子プロセスが起動できない」 というメッセージが表示されて、コンパイルが止ってしまいま
す。
A.
環境変数 (M32RBIN,...等) を正しく設定して下さい。
環境変数を正しく設定されている場合でも本症状が出る場合には、常駐させている特定のウ
イルスバスターの原因が考えられます。
ウイルスバスターの常駐を止めることにより回避できます。
なお、本件は、ウイルスバスター側の問題ですので、詳細はウイルスバスター製造元 トレン
ドマイクロ社へお問い合わせ下さいますようお願いいたします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年1月22日
文書番号:01051106_j
Q.
CC32R V.2.00 から、「メモリモデル」 が導入されましたが、それぞれのメモリモデルを指定し
てコンパイルした場合、どのような違いがあるのでしょうか。
A.
次の処理に対して、生成されるアセンブラコードが異なります。
1. データ (変数) へのアクセス
データ (変数) にアクセスする場合に、24ビットのアドレスでアクセスするか
(LD24命令)、32ビットのアドレスでアクセスするか (SETH命令とLD/ST命令など
の組み合わせ) の違いがあります。
2. 関数の呼び出し
PC相対で呼び出すか (BL命令)、レジスタ直接で呼び出すか (JL命令) の違いがあり
ます。
3. 関数アドレスの取得
関数のアドレスを24ビットで取得するか (LD24命令)、32ビットで取得するか
(SETH命令とOR3命令の組み合わせ) の違いがあります。
これらの処理に対して、各メモリモデルで生成されるコードの一覧を以下に示します。
データ(変数、定数)へ
の
アクセス
Small
Model
LD24 R0,#_data
LD R0,@R0
関数呼び出し
BL $func
Small
SETH R0,#SHIGH(_data)
Model
BL $func
LD R0,@(LOW(_data),R0)
with
"memlarge"
Medium
Model
SETH R0,#SHIGH(_data)
BL $func
LD R0,@(LOW(_data),R0)
関数アドレスの
取得
LD24 R1,#$func
LD24 R0,#_pfunc
ST R1,@R0
LD24 R1,#$func
SETH R0,#HIGH(_pfunc)
OR3 R0,R0,#LOW(_pfunc)
ST R1,@R0
SETH R1,#HIGH($func)
OR3 R1,R1,#LOW($func)
SETH R0,#HIGH(_pfunc)
OR3 R0,R0,#LOW(_pfunc)
ST R1,@R0
Large
Model
SETH R1,#HIGH($func)
SETH R1,#HIGH($func)
OR3 R1,R1,#LOW($func)
SETH R1,#SHIGH(_data)
OR3 R1,R1,#LOW($func) SETH R0,#HIGH(_pfunc)
LD R0,@(LOW(_data),R0)
JL R1
OR3 R0,R0,#LOW(_pfunc)
ST R1,@R0
以下に、サンプルプログラム foo.c のCソースコードと、それぞれのメモリモデルでコンパイ
ルして生成されるアセンブルコードを示します。
- Sample C-Source Program
( foo.c )
1 extern int data;
2 extern void func(int);
3 extern void (*pfunc)(int);
4
5 void foo()
6 {
7
func(data);
8
pfunc = func;
9 }
10
[それぞれのメモリモデルで生成される、アセンブラコード]
- Small Model .SECTION P,CODE,
ALIGN=4
$foo:
ST
R14,@-R15
LD24
R0,#_data
LD
R0,@R0
ST
R0,@-R15
BL
$func
ADDI
R15,#4
LD24
R1,#$func
LD24
R0,#_pfunc
ST
R1,@R0
- Small Model ( with "-memlarge" option )
.SECTION P,CODE,ALIGN=4
$foo:
ST
R14,@-R15
SETH
R0,#SHIGH(_data)
LD
R0,@(LOW(_data),R0)
ST
R0,@-R15
BL
$func
ADDI
R15,#4
LD24
R1,#$func
SETH
R0,#HIGH(_pfunc)
OR3
R0,R0,#LOW(_pfunc)
ST
R1,@R0
:
- omitted :
.END
:
- omitted :
.END
- Medium Model -
- Large Model -
.SECTION P,CODE,ALIGN=4
.SECTION P,CODE,ALIGN=4
$foo:
$foo:
ST
R14,@-R15
ST
R14,@-R15
SETH
R1,#HIGH($func)
SETH
R0,#SHIGH(_data)
OR3
R1,R1,#LOW($func)
LD
R0,@(LOW(_data),R0)
SETH
R0,#SHIGH(_data)
ST
R0,@-R15
LD
R0,@(LOW(_data),R0)
BL
$func
ADDI
R15,#4
ST
R0,@-R15
JL
R1
SETH
R1,#HIGH($func)
ADDI
R15,#4
OR3
R1,R1,#LOW($func)
SETH
R1,#HIGH($func)
SETH
R0,#HIGH(_pfunc)
OR3
R1,R1,#LOW($func)
OR3
R0,R0,#LOW(_pfunc)
SETH
R0,#HIGH(_pfunc)
ST
R1,@R0
OR3
R0,R0,#LOW(_pfunc)
:
ST
R1,@R0
- omitted :
:
- omitted .END
:
.END
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051107_j
Q.
CC32R V.1.00 Release3 以前で作成したオブジェクトファイルを、CC32R V.1.00 Release4 以
降でリンクしたところ、"relocation out of range" のエラーが発生して、リンクできませんで
した。
CC32R V.1.00 Release3 以前 と CC32R V.1.00 Release4 以降 では、何か違いがあるのでしょ
うか?
A.
CC32R V.1.00 Release3 以前で作成されたオブジェクトファイルまたはライブラリファイル
を、CC32R V.1.00 Release4 のリンカでリンクした場合、"relocation out of range" のエラー
が発生する場合があります。これは、CC32R V.1.00 Release4 以降 のリンカによるリロケー
ションサイズ・オーバーフローのチェック機能に、CC32R V.1.00 Release3 以前のオブジェ
クトのリロケーション情報が対応していないために発生します。この場合のエラーメッセー
ジは、正常に出力されておりません。ロードモジュールファイルを生成される場合は、以下
の何れかの方法でご対処ください。
a. オブジェクトファイルまたはライブラリファイルを、CC32R V.1.00 Release4 以降で再
コンパイルもしくは再アセンブルしてください。
b. リンク時に-RSWオプションを指定 (lnk32R, cc32R で指定可) してください。-RSWオ
プションにより "relocation out of range" のエラーをワーニングにすることができま
す。ワーニングにすることで、ロードモジュールを生成することができます。
c. リンク時に-RSNオプションを指定 (lnk32Rで指定可) してください。-RSNオプションに
より、リロケーションサイズ・オーバーフローのチェックをRelease 3 と同じ条件で行
います。これにより、"relocation out of range" のメッセージを抑止することができま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01051108_j
スタートアップからmain関数までの流れがよく判りません。
A.
C標準ライブラリを使用しない場合 (下図のCASE-1) は、スタートアッププログラムからユー
ザープログラムのmain関数を直接呼び出します。
一方、C標準ライブラリを使用する場合 (下図のCASE-2) は、スタートアッププログラムから
ライブラリ初期化関数 (_c_main) を呼び出して初期化後にユーザープログラムのmain関数を
呼び出します。ライブラリ初期化関数はライブラリに含まれておりますので、作成する必要
はありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051109_j
Q.
CC32R V.1.00 以前のバージョンは、M32Rx に対応していますか?
A.
CC32R V.1.00 以前では、M32Rx には対応していません。
CC32R V.2.00 以降において、アセンブラレベルで、M32Rx の拡張命令に対応しています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051110_j
Q.
Solaris2.3に対応とありますが、Solaris2.5でも使用できますか?
A.
大丈夫です。 Solaris2.5は、2.3からのバイナリ互換が保証されております。まったく問題な
く動作します。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2005年1月20日
文書番号:05012001_j
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MR32Rを含むプログラムをビルド
するためには、 どのように設定すればよいでしょうか?
A.
はじめに、M3T-MR32Rをインストール済みであることを確認してください。
次の手順でワークスペースを作成してください。
1. 新規ワークスペースを作成する際に、 New Project-2/6-Select RTOSダイアログのRTOS
ドロップダウンメニューからM32R Family MR32R V.x.xx Release xxを選択してくださ
い。
2. リンカオプションを次のとおりに変更してください。
2.1 セクションの配置をリンカオプションに設定
(1) メニュー「オプション」のRenesas M32R Standard Toolchaineコマンドを実
行して Renesas M32R Standard Toolchaineダイアログボックスを開きます。
(2) Linkタブをクリックして、CategoryドロップダウンメニューからSectionを選
択します。 Select Optionドロップダウンリストから[-SEC] Section Location
を選択します。
(3) Add(セクションを新規登録)、またはRemove(登録セクションを削除)ボタン
および、Up,またはDownボタンを使用して、 アプリケーションプログラムに
合ったセクション配置となるようにします。 OKボタンを押して、Renesas
M32R Standard Toolchaineダイアログボックスを閉じます。
2.2 テンプレートファイルを使用してセクション配置を設定
(1) メニュー「オプション」のRenesas M32R Standard Toolchaineコマンドを実
行してRenesas M32R Standard Toolchaineダイアログボックスを開きます。
(2) Cfgタブをクリックして、Options Cfgテキストボックスに"-i"を書き加えま
す。 OKボタンを押して、Renesas M32R Standard Toolchaineダイアログ
ボックスを閉じます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月7日
文書番号:01051069_j
Q.
リアルタイムOS M3T-MR32Rには、M3T-MR32RKとM3T-MR32RSがあるのですが、違いを
教えてください。
A.
以下に両者の違いを示します。
M3T-MR32RK
M3T-MR32RS
M3T-MR32RS
(W/O SOURCE)
リアルタイムOS量産契
約
(ソースコード付き)
リアルタイムOS量産契
約
(ソースコードなし)
(1) 開発キット製品パッ
ケージ(M3Tアプリケーションプ
MRxxK)
ログラム(試作製
ソフトウェアの構
品)を開発するため (2) 量産権利
成
のプログラムが一式 (3) M3T-MR32Rカーネ
含まれています。
ルライブラリのソー
スファイル
(1) 開発キット製品パッ
ケージ(M3TMRxxK)
(2) 量産権利
リアルタイムOSを
組み込んだ試作製品
リアルタイムOSを組込
の数量に制限はあり
組み込み可能な数
んだ製品の生産台数に制
ませんが、試作製品
限はありません。
の開発目的に限定さ
れます。
リアルタイムOSを組込
んだ製品の生産台数に応
じて、2種類の契約形態
があります。
(1) 組込み数量1,000台
まで
(2) 組込み数量制限無し
製品概要
リアルタイムOS開
発キット
インストール可能な
ホストコンピュータ
の台数に応じて、3
種類の契約形態があ
ります。
(1) 1台のホストコ
ンピュータにイ
開発に使用可能な
ンストール可能 制限無し
ホストの台数
(2) 5台のホストコ
ンピュータにイ
ンストール可能
制限無し
(3) 10台のホストコ
ンピュータにイ
ンストール可能
M3T-MRxxKとM3T-MRxxSの契約形態の違いについては、 データシートサイトの「MRシ
リーズOSの契約について」にも掲載していますので、ご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年1月22日
文書番号:01051070_j
Q.
MR32R V.3.30 Release 1にバージョンアップしました。それに伴い、プログラムを修正しリ
ンクしたところ、次のエラーが表示されました。
lnk32R: "C:¥MTOOL¥lib32r¥mr32R.lib": error: external symbol not
defined:"__REL_BASE11"
__REL_BASE11などのシンボルは定義していないのですが、なぜエラーになるのですか。
A.
このシンボルは、CC32R V.3.00から機能追加された、ベースレジスタ機能をサポートするた
めに、必要なシンボルです。
ベースレジスタ機能を使用しない場合も、常に、__REL_BASE11, __REL_BASE12,
__REL_BASE13といったシンボルが、OSのカーネルから参照されているため、外部参照定義
をしておかないとリンクエラーとなります。
使用しない場合は、ベースレジスタにどのような値が入っても問題ありませんので、ダミー
としてこれらのシンボルを定義してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051071_j
Q.
MR32Rのメモリマネジメントでは、多数のフラグメントが発生した場合、実際には要求量の
メモリがあいているにも関わらずメモリ獲得に失敗する事がありますか?
それを防ぐためのメモリマネジメントがされているのでしょうか?
A.
フラグメンテーションによって、実際には要求量のメモリがあいているにも関わらずメモリ
獲得に失敗する事はあります。少しでもフラグメンテーション発生を防ぐために、メモリが
解放された際、結合可能な同じサイズの隣接メモリブロック同士を結合するようにしていま
す。
また、メモリ割り当て処理を高速化するため、メモリ獲得要求があれば、要求のあったサイ
ズからみて大きい方の一番近いサイズの固定メモリブロックを割り当てます。
例えば、固定長メモリブロックサイズが、
60bytes(48bytes)
120bytes(108bytes)
240bytes(228bytes)
480bytes(468bytes)
となっているとき、100bytes獲得要求があれば、2番目のサイズ120bytesの固定メモリブ
ロックが使用されます。
同じように200bytesの要求があった場合は、4番目のサイズ480bytesを2分割し、3番目のサ
イズ240bytesを2つ生成して割り当てます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051072_j
Q.
MR32Rユーザーズマニュアルの 「3.5.11 メモリプール管理機能」 の 「可変長メモリプール管
理機能」 では、メモリブロックの最大獲得サイズを400Bと指定したとき、実際に獲得される
サイズが400Bよりも大きくなっていますがなぜですか?
A.
MR32Rでは、指定された最大獲得サイズをもとに、4種類の固定長メモリブロックのサイズ
を次の順序で計算します。
1. 最小サイズを次の式から算出します。
( (最大獲得サイズ+ (メモリ管理領域-1) ) / 96+1 ) * メモリ管理領域
※メモリ管理領域は、各固定長メモリブロックを管理するために必要な領域で、
12Bytesを必ず使用します。
2. 最小サイズを2倍、4倍、8倍することで4つの固定長ブロックのサイズを算出します。
例えば、最大獲得サイズ=400Bと指定した場合に獲得される固定長メモリブロックサイズ
は、以下のように算出されます。
1番目のサイズ(最小サイズ) :((400+(12-1))/96+1)*12=60
2番目のサイズ(2*最小サイズ) :120bytes(108bytes)
3番目のサイズ(4*最小サイズ) :240bytes(228bytes)
4番目のサイズ(8*最小サイズ) :480bytes(468bytes)
したがって、この例では実際に獲得される固定長メモリブロックの最大サイズは、指定した
サイズよりも大きくなります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月21日
文書番号:01051073_j
Q.
MR32R V.1.00 Release 1 ∼ MR32R V.2.00 Release 2を使用する場合、コンフィグレーショ
ンファイルのシステム定義にheap_size (ヒープ領域のサイズ) を指定する項目がありますが、
ここでいうヒープ領域とは何に使われるのでしょうか?
cre/del/exd_tskを使用しなくても必要な領域なのでしょうか?
A.
システム定義項目で定義するheap_sizeは、cre_tsk,del_tsk,exd_tskを使用する場合にのみ定義
します。この定義によって使用される領域はタスクのスタック領域にあたります。また、こ
れらのシステムコールを使用しない場合でも、スタック領域は、同じ USER_STACKセクショ
ンに確保されます。
[参考]
heap_size,max_memsizeを定義する場合 (すなわちcre_tskなどを使用する場合) としない場合
の違いは以下のとおりです。
cre_tskなどを使用する場合は動的にスタック領域を確保・解放します。そのため、OSで管理
するためのデータが必要です。その管理データを生成するのにこれらの定義を行う必要があ
ります。cre_tskなどを使用しない場合は、スタック領域の動的な確保・解放をしないためそ
れを管理するための領域は必要ありません。そのため、システム定義でheap_size,
max_memsizeを定義する必要はありません。
さらに、heap_size,max_memsizeを定義する場合 (すなわちcre_tskなどを使用する場合) は
cre_tskなどを使用する場合は、OSの管理するメモリサイズ管理単位ごとにスタックが確保さ
れるので、実際にタスク生成時に指定したスタックサイズより余分にメモリを消費する事に
なります。
したがって、heap_size,max_memsizeを定義するしないにかかわらず、使用する領域は同じ
USER_STACKを使用しますが、定義する場合 (すなわちcre_tskなどを使用する場合) は、余分
にメモリが確保されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051074_j
Q.
システムクロックの間隔はいくらにすればいいですか?
A.
必要とするクロック間隔とその誤差を考慮して決定してください。たとえば、15ms間隔で行
う処理と20ms間隔で行う処理がある場合、そのどちらへも対応させようと考えると両者の最
大公約数である5msを設定すれば十分です。
ただし、誤差が最大で5msとなりますので、誤差をより小さくする必要がある場合は、もう
少し小さな間隔に設定する必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051075_j
Q.
プログラムが暴走してしまいます。
A.
下記の項目を確認してください。
●
スタックの量は必要十分なだけ確保していますか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051076_j
Q.
バージョンアップをすると今までのプログラムが動作しなくなりました。
A.
MR製品で提供されているスタートアップやインクルードファイルを新しいバージョンのもの
に変更しているかを確認してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051077_j
Q.
ソフト開発を外注に委託するのですが、量産契約はどちらで購入したら良いでしょうか?
A.
マイコンを組み込んだ製品の製造責任のある会社でご購入ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月7日
文書番号:05010701_j
Q.
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?
A.
量産契約を購入いただいている部署で製造する製品であれば、種類に制限はありません。 台
数は契約形態により異なり、以下の3パターンあります。必要に応じた量産契約製品をご購入
ください。
(1) 組込み数量1,000台まで、ソースコード無し
(2) 組込み数量制限無し、ソースコード無し
(3) 組込み数量制限無し、ソースコード付き
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月7日
文書番号:01051079_j
Q.
製品には開発キットM3T-MR32RKと量産契約M3T-MR32RSがあるが、量産契約のみ購入で
きるか?
A.
はい、量産契約のみ購入できます。
ただし、量産契約の製品パッケージには予め開発キットが含まれています。
(開発キットを含まない製品は販売しておりません)
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最終更新日:2002年9月11日
文書番号:04040506_j
Q.
M32Rファミリとビットマップ形式の表示コントローラ用画像メモリをバス接続する場合の
注意事項はありますか?
A.
M32Rファミリはビッグエンディアン形式のマイコンのため、 リトルエンディアン形式の
ビットマップ形式表示コントローラ用画像メモリを使用する場合、 M32Rファミリとのバス
接続の方法は、使用する表示コントローラ用画像メモリの色の深さとソフトウエアによる表
示コントローラ用画像メモリへのアクセスサイズ(バイト、ハーフワード、ワード)により異な
ります。
M32Rファミリ用図形描画ミドルウエアを使用する場合、表示コントローラ用画像メモリへ
のアクセスはワード単位で行いますので、下記のようにバス接続を行います。
●
●
16ビット/ピクセルで表示を行う場合は、16ビット単位でエンディアンが一致するよ
うにバス接続を行います。
8ビット/ピクセルで表示を行う場合は、8ビット単位でエンディアンが一致するように
バス接続を行います。
M32Rファミリ用図形描画ミドルウエアを用いた場合、 16ビット/ピクセルによる描画と8
ビット/ピクセルによる描画を同時に行うことはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月27日
文書番号:04040505_j
Q.
ミドルウエアを使用するアプリケーションをコンパイルする際、メモリモデルはどれを使用
したらよいでしょうか?
A.
M32Rファミリ用ミドルウエアはすべてラージモデルでコンパイルしています(2002年8月現
在)。 表1にM32Rファミリ用ミドルウエアの一覧を示します。
表1. ラージモデルでコンパイルしているM32Rファミリ用ミドルウエア(2002年8月現
在)
機能
製品名
JPEG
M3S-AE32R00
FAX-CODEC
M3S-AE32R01
JBIG
M3S-AE32R02
図形描画
M3S-AE32R03
FATファイルシステム
M3S-AE32R04
手書き文字認識
M3S-AE32R05
ラージモデルでコンパイルしたライブラリは、各メモリモデルのオブジェクトとのリンクが
可能です。 ただし、ラージモデル以外でコンパイルしたオブジェクトの場合、アクセス可能
なメモリ空間に制限があります。 そのため、ユーザプログラムがミドルウエアの関数を呼び
出したり、ミドルウエアの変数を読み書きする際、 ミドルウエアをユーザプログラムからア
クセス可能な領域に配置にする必要があります。
メモリモデルの詳細についてはM3T-CC32Rユーザーズマニュアル「A.2 メモリモデル」を参
照してください。
図1にユーザプログラムとミドルウエアのメモリ配置例を示します。
図1. メモリ配置例
一般にミドルウエアのコード名及びセクション名は、M3T-CC32Rが標準で出力するセクショ
ン名とは異なる名称となっており、 ユーザがリンク時にミドルウエアの配置位置を指定しま
す。ただし、ミドルウエアのセクション名、 初期値があるデータの有無、定数データの有無
などは各ミドルウエアによって異なります。
図1のメモリ配置例1ではミドルウエアのコード部とデータ部をH'0100 0000以降に配置して
います。 ユーザプログラムがミドルウエアの関数を呼び出すためには、ラージモデルでコン
パイルする必要があります。 ミドルウエアの関数をポインタ経由で呼び出す場合はラージモ
デルまたはミディアムモデルでコンパイルする必要があります。
メモリ配置例2の場合、ユーザプログラムのメモリモデルにかかわらずミドルウエアの関数を
呼び出すことが可能です。 ただし、ミドルウエアのデータ部をH'0100 0000以降に配置して
いるため、 ユーザプログラムがミドルウエアの変数にアクセスする必要がある場合は、 ユー
ザプログラムを-memlargeオプション付きのスモールモデル、メディアムモデル、 または
ラージモデルのいずれかでコンパイルしなければいけません。 ミドルウエアを使用する際に
ユーザプログラムがミドルウエア内の変数にアクセスする必要があるかどうかはそれぞれの
ミドルウエアによって異なります。
なお、M32Rファミリ用ミドルウエアはベースレジスタ相対によるメモリアクセスには対応し
ていません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年12月11日
文書番号:04040504_j
Q.
M32Rファミリ用のJPEGライブラリのミドルウエアでプログレッシブJPEG、ロスレスJPEG
データの作成は可能ですか?
A.
M32Rファミリ用のJPEGライブラリのミドルウエア(M3S-AE32R00)では、プログレッシブ
JPEG、 ロスレスJPEGデータには対応しておりません。
ベースラインJPEGデータの符号化、復号化に対応しています。
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最終更新日:2001年12月11日
文書番号:04040503_j
Q.
M32Rファミリ用のJPEGライブラリのミドルウエアで、DCFフォーマットデータは作成でき
ますか?
A.
M32Rファミリ用のJPEGライブラリのミドルウエア(M3S-AE32R00)では、 DCF規格に沿った
JPEGデータ部を作成することが可能です。
DCFフォーマットデータの中には、画像データ本体であるJPEGデータ部と、 日付、露出情報
などの付属情報部が格納されています。 付属情報部はユーザが作成する必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年12月11日
文書番号:04040502_j
M32Rファミリ用のFATファイルシステムのミドルウエアでは、ATAカード以外のメディア
(HDD等)でも使用できますか?
A.
ATAカード以外のメディアも対応可能です。
M32Rファミリ用のFATファイルシステムのミドルウエアは、 FAT管理を含むファイル操作を
行うファイルシステムライブラリ関数と各メディア対応のデバイスドライバから構成されま
す(図1参照)。
ただし、各メディア対応のデバイスドライバは、システム依存となりますので、お客様で作
成していただく必要があります。 なお、M32Rファミリ用のFATファイルシステムのミドル
ウエア製品にはATAのサンプルドライバが付属しています。
図1. M32Rファミリ用FATファイルシステムのミドルウエア構成
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年10月7日
文書番号:04040501_j
Q.
M32Rファミリ用ミドルウエアにはどのようなものがありますか?
A.
M32Rファミリ用ミドルウエアについては、「ルネサスミドルウエアサイト」 にミドルウエ
ア製品一覧表を掲載しておりますので、ご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020504_j
Q.
CB32RSIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050893_j
Q.
スクリプトウィンドウのOPENボタンから、PDxx.EXEとは別のディレクトリに存在する*.scr
ファイルをオープンし、その後、PDxx.EXEと同じディレクトリに存在するカスタムコマンド
をスクリプトウィンドウで実行すると、エラーが発生してカスタムコマンドを実行できませ
ん。
*.scrファイルをPDxx.EXEを同じディレクトリに置いた場合は正常にカスタムコマンドを実行
できますが、この場合、*.scrファイルをPDxxと同じディレクトリに置かねばならず不便で
す。
A.
ご指摘の現象は、カスタムコマンドのサーチパスを設定することで回避できます。スクリプ
トウィンドウでMacroPATHコマンドを実行してサーチパスを設定してください。
例えば、C:¥Mtool¥PD30に*.pファイルを格納している場合は以下のように入力します。
>MacroPATH C:¥Mtool¥PD30
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最終更新日:2004年1月9日
文書番号:04010902_j
Q.
以前はUSBインタフェースで正常に動作していたデバッガが、USBインタフェースで起動でき
なくなった。
A.
ザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしていませんか?
以下ザイリンクス社ホームページの問題に該当していないかどうか確認ください。
(1) 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って回避策を実行くださ
い。
(2) (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新のザイリンクス社製ソ
フトウェアをインストールください。
(3) (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザイリンクス社にお問
い合わせください。
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最終更新日:2004年1月9日
文書番号:04010901_j
Q.
USBドライバが正常にインストールできません。
A.
ザイリンクス社製ソフトウェアをインストールしていませんか?
以下ザイリンクス社ホームページの問題に該当していないかどうか確認ください。
(1) 該当している場合は、 ザイリンクス社ホームページの手順に従って回避策を実行くださ
い。
(2) (1)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、最新のザイリンクス社製ソ
フトウェアをインストールください。
(3) (1)(2)を実施してもUSBドライバをインストールできない場合は、ザイリンクス社にお問
い合わせください。
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最終更新日:2003年10月6日
文書番号:03100602_j
Q.
M3T-PD32R/PD32RMを使って、MCU内部のフラッシュメモリへのプログラムダウンロード
ができません。
A.
M3T-PD32R V.3.00 Release 1以降のバージョンを使用している場合は、 エミュレータ
(M32100T2-SDI-E)のRESET CTL.スイッチをLow STARTに設定して エミュレータの電源を再
投入してください。
M3T-PD32RM V.1.00 Release 1以降のバージョンを使用している場合は、 エミュレータ
(M32100T3-SDI-E/M32100T-EZ-E)のRESET CTL.スイッチを Low STARTに設定してエミュ
レータの電源を再投入してください。
MCU内には、フラッシュ領域のアドレス情報、セクタの構成が予め書き込まれています。
MCU内蔵フラッシュメモリへのプログラムダウンロードは、MCU内に書き込まれた これらの
情報を基に実行しています。 MCU内の情報を正常に取得出来ない場合には、フラッシュメモ
リへのダウンロードが 正常に実行できません。 エミュレータのRESET CTL.スイッチをHiz
STARTにして電源を投入した場合、 MCU内のフラッシュメモリ情報を正常に取得できないこ
とがあります。
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最終更新日:2003年1月7日
文書番号:03010701_j
Q.
「Error16317:送信されたコマンドは、このH/W環境では実行できません。」のエラーメッ
セージが表示されます。
【条件】
Flashメモリ内蔵のMCUをターゲットMCUとして使用している。
【操作】
次のどれかの操作を実施した場合にエラーが発生します。
(1) M3T-PD32Rの起動時
(2) プログラムの実行
(3) プログラムダウンロード
A.
エミュレータの各処理では、MCU内蔵のFlashメモリを参照しています。処理中のFlashメモ
リ参照結果が不安定な場合や、期待値と異なる場合にこのエラーが発生します。
以下の項目をご確認ください。
【確認内容】
(1) MCUのFVCC端子
MCUにFVCCが存在する場合、FVCC端子の電圧がMCUの規定内であるかどうか。
また、電圧が安定しているかどうか。
(2) MCUのFP端子
MCUにFP端子が存在する場合、FP端子の電圧が安定しているかどうか。
(3) MCUの電源端子
MCUの電源端子の電圧が安定しているかどうか。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年6月20日
文書番号:02062002_j
Q.
M3T-PD32Rのトレース機能を使用するために、トレースウィンドウをオープンしたいのです
が、PD32Rウィンドウのトレースウィンドウをオープンするメニューが選択できない状態に
なっています。
A.
M3T-PD32Rのトレースウィンドウは、以下の条件をすべて満す場合に使用できます。
●
●
●
ターゲットMCUのトレース出力専用端子と、エミュレータがトレースインタフェース
ケーブルで接続されている。
M3T-PD32R起動時にオープンするInitダイアログのMCUタブで、正しいMCUファイル
が選択されている。
※ M3T-PD32Rリリースノートの "PD32R製品に添付のMCUファイル一覧" を参照し
て、正しいMCUファイルを選択してください。
M3T-PD32R起動時にオープンするInitダイアログのSDI Trace Cableタブで、ラジオボ
タン "Connect" が選択されている。
※ M3T-PD32R起動時にInitダイアログがオープンしない場合は、Ctrlキーを押しながら
M3T-PD32Rを起動すると、オープンします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020502_j
Q.
M32Rの割り込みベクタレジスタ(IVECT)をM3T-PD32R上で読み出す (RAMモニタ、DUMP
ウィンドウによる値の表示) と、割り込みが不定な動作をしてしまいます。M3T-PD32Rでの
値の表示=IVECTの読み出しが結びつかないためだと考えます。
A.
デバッガでメモリ内容を参照 (表示) する場合、メモリの読み込みが行われます。そのため、
読み込みにより状態が変化するSFRレジスタ等 (例:32170グループの割り込みベクタレジス
タ) をデバッガで参照する場合はご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062033_j
Q.
M3T-PD30F用のCOMプログラムとM3T-PD308F用のCOMプログラムがあるのですが、
M3T-PD30FとM3T-PD308Fを同時に起動した状態で、COMプログラムをそれぞれのデバッ
ガに連携させることはできますか?
A.
できません。
PDSDK COMキットで作成したCOMプログラムは、最初に起動したPDデバッガと連携して動
作します。 例えば、M3T-PD30F用をCOMプログラムA、M3T-PD308F用をCOMプログラムB
だとすると、 次の順番で各プログラムを起動した場合はCOMプログラムAもBもM3T-PD30F
と連携します。 M3T-PD308F用のCOMプログラムであってもM3T-PD308Fとは連携しませ
ん。
1.
2.
3.
4.
M3T-PD30Fを起動
M3T-PD308Fを起動
COMプログラムAを起動
COMプログラムBを起動
上の状態から、M3T-PD308FとCOMプログラムを連携させるためには、 一旦すべてのCOM
プログラムとM3T-PD30Fを終了してからもう一度COMプログラムを起動してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年11月5日
文書番号:02110501_j
Q.
PDSDK COMキットを利用して、ハードウェアの波形データ (通信の送受信波形など) を取得
することはできますか?
A.
PDSDK COMキットでは、デバッガのRAMモニタのデータを利用して波形などを表示させる
ことはできますが、ハードウェア上の波形データを直接取得することはできません。
また、RAMモニタのデータを利用する際は、以下の点にご注意ください。
●
●
RAMモニタは、バスアクセスのデータを取得します。
そのため、ターゲットプログラムによるアクセス以外のI/Oポートの変化はRAMモニタ
に反映されません。
PDSDK COMキットはRAMモニタのデータをサンプリング取得するため、すべての
RAMの変化は取得できません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年6月21日
文書番号:04062101_j
Q.
エミュレータM32100T-EZ-Eまたは、M32100T3-SDI-Eを使用中に次のような症状が発生し
ました。 これはエミュレータが故障しているのでしょうか?
●
●
エミュレータとパソコンを接続後、ERRORランプが点灯したままで消えない。
PD32RM起動後、INIT画面でシリアルNo.が表示されず、OKをクリックしても反応しな
い。
A.
エミュレータを使用中に通信異常または、電気的ノイズの発生によりファームウェアの一部
が消去された可能性があります。 次の手順でファームウェアをダウンロードしてください。
(1) エミュレータデバッガ(M3T-PD32RM)を終了してください。
(2) エミュレータの電源を切断してください。
(3) エミュレータの電源を再投入後2秒以内にエミュレータ本体部後面パネルのメンテナンス
スイッチを押してください。 メンテナンスモードへ切り替わると、SYSTEM STATUS LED
のSAFEが点滅します。
(4) SYSTEM STATUS LEDのSAFEの点滅を確認して、エミュレータデバッガを再起動してくだ
さい。
(5) Initダイアログ設定終了後、ファームウェア書き換えを促すメッセージが表示されますの
で、OKボタンをクリックしてください。(*1)
*1. ファームウェアのダウンロードには約3秒かかります。
ファームウェアをダウンロードしても、症状が改善されない場合はユーザーズマニュアルの
トラブルシューティングの章に記載している事項についてもご確認ください。 それらについ
ても問題がない場合は、エミュレータが故障している可能性があります。 エミュレータの修
理依頼については弊社ホームページを参照ください。
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最終更新日:2001年11月5日
文書番号:01110501_j
Q.
エミュレータM32xxxTx-SDI(-E)でフリーランを実行すると、ソフトウェアブレーク、ハード
ウェアブレークを設定していないにもかかわらず、プログラムが停止する事があります。何
が問題でしょうか?
A.
以下を確認ください。
1. ターゲットシステムの動作周波数が動作保証範囲であることを確認ください。
2. M32xxxTx-SDI(-E)システムをJTAG接続で使用している場合、ターゲットMCUとエミュ
レータ接続用コネクタの接続状態を確認ください。
(1) 入出力バッファを介して接続していますか?
(2) 各信号線は推奨接続図のとおりですか?
※ 推奨回路図は、M32100T2-SDI-E取り扱い説明書を確認ください。
また、JTAG接続の場合、ノイズによる誤動作が考えられます。以下(1) 、(2)のノイズ
対策を試してください。
(1) エミュレータ接続用コネクタに接続された以下の信号線と入出力バッファ間に50Ω
程度の直列抵抗を挿入する。信号線にノイズが発生している場合に有効です。
1番ピン (信号名:TCLK)
3番ピン (信号名:TDI)
4番ピン (信号名:TDO)
5番ピン (信号名:TMS)
6番ピン (信号名:TRST)
7番ピン (信号名:DBI)
(2) エミュレータ接続用コネクタのVcc (9番ピン) とVss (2番ピン) 間に0.1μFのセラ
ミックコンデンサを接続する。Vcc (2番ピン) にノイズが発生している場合に有効で
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01051056_j
実行形式ファイル program.x から、Sフォーマット形式のロードモジュール (motファイル) を
作成する方法を教えてください。
A.
m32r-elf-objcopy で作成することができます。ロードモジュール名が program.x 、作成した
いSフォーマット形式のファイル名がprogram.motである場合、コマンド行およびTMからそ
れぞれ次の手順で作成できます。
[コマンド行での作成手順]
次のようにコマンド行で実行します。
m32r-elf-objcopy -O srec program.x program.mot
"-O srec"オプションは、Sフォーマット形式を指定するオプション、program.xは入力ファイ
ル名、program.motは出力ファイル名になります。
なお、次のように出力ファイルを省略すると、入力ファイル (program.x) が直接Sフォーマッ
トに書き換えられてしまいますので、ご注意ください。
m32r-elf-objcopy -O srec program.x
[TMからの作成手順]
1. メニュー[Action] → [Other] → [m32r-elf-objcopy]を選択し、Tool Executeダイアログ
を表示します。
2. Parameter入力ボックスに、次のパラメータを入力します。
-O srec program.x program.mot
3. <OK>ボタンを押します。
m32r-elf-objcopy の詳細については、TW32R添付のオンラインマニュアルの中の、「Binary
Utilities」 マニュアルを参照ください。
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Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051057_j
TW32Rにおいて、アセンブラからCの関数を呼び出すにはどのようにすればよいでしょう
か?
A.
Cの関数の戻り値/引数の数/引数のデータ型に応じて、引数の一部をスタックに格納したり、
レジスタの待避を行なうなどの対応が必要になる場合がありますが、TW32Rにおける基本的
な関数の呼び出し手順は次の通りです。
1. r0からr3のレジスタに、Cの関数の第一引数から順に引数をセットする。
2. bl命令でCの関数をコールする。
3. Cの関数からの戻り値は、r0レジスタを参照する。
(Cの関数が戻り値を返す場合、r0にリターン値が返されます。戻り値を返さない場
合、r0は不定値になります)
詳細な仕様については、以下の電子マニュアルにて確認ください。 TW32Rをインストール
後に作成される、スタートメニューから参照できます。
[スタート] → [プログラム(P)] → [MITSUBISHI-TOOL] → [TW32R V.3.00
Release 1] → [TW32R ドキュメント]
1. M32R ABI - Application Binary Interface(英文)
(1) Function Calling Sequence の項に仕様がまとめられ
ています。
(2) Coding Examples の項には、関数呼び出しのアセン
ブラとC言語との対比が例として記載されています。
2. GNUツールリファレンス(和訳・参考)
上記 1. の一部を和訳したものです。 「引数の設定規
則」、「戻り値の設定規則」、「レジスタの使用規則」、「ス
タックフレームの構成」 が関連する項目となります。
他に、実際にC言語で関数呼び出しのプログラムを作成し、-S オプション付きでコンパイル
すれば、対応するアセンブラのプログラムが得られますので、これを利用していただくとい
う方法も有効です。
以下は、funccall.c という呼び出し側プログラムを、-S 付きでコンパイルした場合の例で
す。
funccall.c
extern int func(int, int, int, int);
int result;
void call_func(void)
{
result = func(0, 1, 2, 3);
}
DOSプロンプト上で、m32r-elf-gcc -S funccall.c を実行すると、下記のソースコード(funccall.
s)が得られます。
[注意]
●
●
●
TW32R(gcc)のバージョンやオプション指定により、命令の並び方などの
出力内容が若干変化する場合があります。
関数呼び出しに関係のない行は省略しています。
日本語のコメントは、説明用に追加したものです。
funccall.s
.section .text
.balign 4
.global call_func
call_func:
push fp
; (1) フレームポインタfp(R13)の待避
push lr
; (2) リンクレジスタlr(R14)の待避
mv fp, sp
; (3) この関数のフレームを形成
ldi r0, #0 ; 0x0 ; (4) 第1引数をR0にセット
ldi r1, #1 ; 0x1 ; (5) 第2引数をR1にセット
ldi r2, #2 ; 0x2 ; (6) 第3引数をR2にセット
ldi r3, #3 ; 0x3 ; (7) 第4引数をR3にセット
bl func
; (8) 関数呼出し
mv r4, r0
; (9) 戻り値(r0)を 変数resultに格納
ld24 r5, #result
st r4, @(r5)
pop lr
; (10) リンクレジスタlr(R14)の復帰
pop fp
; (11) フレームポインタfp(R13)の復帰
jmp lr
; (12) この関数自身を終了
.comm result,4,4
; 変数resultの格納領域
上記のアセンブラ出力例において、(4)∼(7)の引数の設定、(8)の分岐命令が関数呼出しの基
本処理となります。(9)は、r0をリターン値として利用するための処理で、戻り値に意味がな
い (void型) 関数を呼び出す場合は不要です。
(2), (10)は、リンクレジスタ(R14)の待避です。M32Rファミリでサブルーチンコールに使わ
れている bl命令は、サブルーチンから復帰するためのアドレスをスタックではなくレジスタ
に格納します。これはリンクレジスタと呼ばれ、R14が割り当てられています。通常、ほと
んどのプログラムは、別のプログラムのサブルーチンになっています (上記プログラムも例外
ではありません)。ですから、R14の値はその関数が終了 (上記の(12)) するまで保持する必要
があります。(2), (10)はそのための処理です。
(1), (3), (11)は、スタックフレームを形成するための処理です。 呼び出し側のプログラム内で
スタックフレームを使用しないのであれば、省略できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051058_j
Q.
TW32Rに同梱のGNUツールのオブジェクトコピー・変換ツール m32r-elf-objcopyで、-O srec
オプションを指定してSフォーマットファイルを作成した場合、TW32R V.3.00ではS3フォー
マットで作成されていたのに、TW32R V.3.10ではS2フォーマットが作成されました。
V.3.10からオブジェクトコピー・変換ツール m32r-elf-objcopyの仕様が変わったのでしょう
か?
変換対象のアドレス範囲は、0x00010000∼0x00FFFFFFです。
A.
アドレス範囲 0x00010000∼0x00FFFFFFにて3バイトアドレス範囲のS2フォーマットが作成
される動作は、GNUツール m32r-elf-objcopyの仕様です。
TW32R V.3.00で採用していたm32r-elf-objcopyでは、アドレス範囲が 0x00010000∼
0x00FFFFFFである場合に、4バイトアドレス範囲のS3フォーマットにて出力されていまし
た。
TW32RV.3.10に採用しました m32r-elf-objcopyでは、この点が改善され適切な3バイトアド
レス範囲のS2フォーマットで生成されるようになりました。
なお、オプションにより出力フォーマットの指定はできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01051059_j
TW32Rを使用していますが、M32160の割り込みベクタの記述方法がよくわかりません。ど
のように設定すればいいでしょうか?
A.
crt0.Sの .reset セクション部分を次のように変更して、各EITのエントリコードおよびICUベク
タテーブルの定義を追記してください。
[.resetセクション部の変更例]
/*
* reset vector
*/
#if defined(USE_RESET_VECTOR)
.section .reset, "ax", @progbits
_reset:
seth r0, #high(__rom_start)
or3 r0, r0, #low(__rom_start)
jmp r0
.balign 16
.global eit_SBI
.global entry_func
eit_SBI:
bra entry_func
.balign 16
.global eit_RIE
eit_RIE:
bra entry_func
.balign 16
.global eit_AE
eit_AE:
bra entry_func
.balign 16
.global eit_trap0
eit_trap0:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap1
eit_trap1:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap2
eit_trap2:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap3
eit_trap3:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap4
eit_trap4:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap5
eit_trap5:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap6
eit_trap6:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap7
eit_trap7:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap8
eit_trap8:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap9
eit_trap9:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap10
eit_trap10:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap11
eit_trap11:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap12
eit_trap12:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap13
eit_trap13:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap14
eit_trap14:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_trap15
eit_trap15:
bra entry_func
.balign 4
.global eit_EI
eit_EI:
bra entry_func
nop
nop
nop
nop
nop
nop
nop
nop
; ICU vector table should begin from 0x94
.balign 4
.global icu_table
icu_table:
.word entry_func
; MJT4
.word entry_func
; MJT3
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
.word
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
entry_func
; MJT2
; MJT1
; MJT0
; MJT7
; MJT6
; MJT5
; MJT4
; MJT3
; MJT2
; MJT1
; MJT0
; DMAC04
; SIO1
; SIO1
; SIO0
; SIO0
; A-D
; TID
; TOD
; DMA59
; SIO23
; RTD
.text
.global entry_func
entry_func:
bra entry_func
#endif /* defined(USE_RESET_VECTOR) */
[補足説明]
●
●
●
EITベクタエントリには各EIT処理への分岐命令を追加してあります。
ICUベクタテーブルには、各割り込みハンドラの先頭アドレス定義を追加してありま
す。
リンクエラーを避けるためにダミーの処理関数として、entry_funcを追加してありま
す。
[注意事項]
●
●
上記の記述では、EITベクタエントリ、ICUベクタテーブル共全てentry_func関数を処
理関数として定義してありますが、実際には必要な処理関数を作成していただき、作
成いただいた関数を処理関数として定義していただく必要があります。
各エントリの開始アドレスには十分ご注意願います (ICUベクタテーブルの開始アドレ
スは、0x94番地からになっています)。リンカオプション (-Map) にて、マップファイ
ルを作成することができますので、各セクションとシンボルが正しく配置されている
かどうかご確認ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051060_j
Q.
セクション内で大域変数はどのような順序で配置されるのでしょうか。
A.
基本的な処理について述べます。ただし、この内容は現状のツールの処理を調査したもので
す。今後のツール改訂によって変更される場合があります。実際に大域変数がどこに配置さ
れたかは、m32r-elf-objdump や m32r-elf-nmといったツールで確認していただきますようお
願いします。
1. 初期値有りデータ (.data セクション)
出現順となります。オブジェクト内ではソースに記述した順になり、これがひとまと
まりでリンクされます。
2. 初期値無しデータ (.bss セクション)
デフォルトではリンク順序は不定ですが、リンカ (m32r-elf-ld) に対し --sort-common
オプションを使用することで、リンク時に変数をサイズでソートして (ただしオブジェ
クト単位) 配置できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051061_j
Q.
ハーフワードアクセスの空間 (バイトアクセス不可) があり、ビットフィールド構造体を用い
てアクセスしようとしたところ、バイトアクセスコードが生成されることがあります。
ハーフワードでアクセスするための記述方法はありますか。
A.
ビットフィールド構造体で、ハーフワードでアクセスするためのコードを生成する機能はあ
りません。
ANSI Cでは、ビットフィールドに使用できる型は、int, signed int, unsigned intしか規定され
ていません。したがって、その他の型を記述した場合の動作は基本的にコンパイラ依存にな
ります。
また、指定した型は、変数の取り出し方 (ハーフワードアクセス) を定義したものではなく、
メンバ変数を演算などで扱う場合の型を定義したものなので、アクセス自体を制御すること
はできません。このような場合、直接ポインタ変数などを利用してアクセスする方法を検討
ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051062_j
Q.
long long型は使えますか?
A.
使えます。ただし、次の点に注意してください。
[long long型の注意事項]
1. 関数の引数やリターン値に使用する場合は、プロトタイプ宣言が必要です。
2. 標準ライブラリ関数群では、long longはサポートしていません。 具体的には、次のと
おりです。
1) printf系、sprintf系 関数で表示ができない。
2) limits.h に long long 型に関する定義がない。
3) long long 型を標準ライブラリ関数で引数やリターン値に使用したときの動作は不
定。
4) var_arg の型名に long long 型を指定した場合の動作は不定。
3. 乗除算では、浮動小数点演算と同様のランタイムライブラリが使用されます。(標準添
付のライブラリセットに含まれています。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051063_j
Q.
TW32Rにインラインアセンブル機能はありますか?
A.
あります。インラインアセンブル機能は、asm関数を使用します。asm関数の詳細は、
TW32R添付の電子マニュアル中の、「GNUツールリファレンス」 の、「asm関数」 に書かれて
おりますので、そちらを参照ください。
なお、コンパイル時に -ansi オプションを指定すると、asm関数は ANSI C には含まれないた
め、エラーとなります。V.2.00 Release 1 以前の TW32Rでは、TM (統合化開発環境) からビ
ルドすると、デフォルトで -ansiオプションが付加されますので同様にエラーとなります。こ
の場合はTMのビルド設定で -ansi オプションを非選択にしてください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
文書番号:01051064_j
as32Rのソースを、TW32Rのアセンブラ (m32r-elf-as) で利用するための変更点を教えてくだ
さい。
A.
次の情報を参考にしてください。
M32R用クロスツール アセンブリ言語対応情報
as32R → TW32R(m32r-elf-as)
([×] は、そのままの変換はできないことを示します。)
1. 定数表現
m32r-elf-asでは、C言語の定数表記で記述します。
10進数 123456
→ 123456
(変更不要)
16進数 h'1234abcd → 0x1234abcd 先頭を0xにする。
8進数 q'123456 → 0123456
先頭を0にする。
2進数 b'10101011 → 0b10101011 先頭を0bにする。
2. ディスプレースメント
2.1 分岐命令(8bit/24bit)
分岐命令にサイズ修飾子(.s または .l)を付けます。
bra
bc
bl
bnc
bra
bc
bl
bnc
label:8 → bra.s label
label:8 → bc.s label
label:8 → bl.s label
label:8 → bnc.s label
label:24 → bra.l label
label:24 → bc.l label
label:24 → bl.l label
label:24 → bnc.l label
2.2 ldi命令(8bit/16bit)
それぞれ、拡張ニモニック(ldi8 または ldi16)を使います。
ldi Rn, #const:8 → ldi8 Rn, #const
ldi Rn, #const:16 → ldi16 Rn, #const
1999.7.23 Rev.C
3. 擬似命令
(擬似命令の詳細は、TW32R添付のオンラインマニュアルの「Assembler - as」
の中の「Assembler Directives」の章を参照ください。)
3.1 セクション
セクションのcode/data属性は、許可属性で表現します。
code → "ax"
data → "aw"
割り付け(a)、実行可能(x)
割り付け(a)、書込み可(w)
また、align(アドレス整合)は、.balign擬似命令にして .sectionの直後の行に
書きます。
なお、locate=... によるセクションの絶対番地指定は、m32r-elf-asでは
等価な記述方法はありません。ldスクリプトでリンク時にアドレス指定を
行ってください。
.section P,code,align=4 → .section P,"ax"
.balign 4
.section D,data,align=4 → .section D,"aw"
.balign 4
.section P,code,locate=h'1234 → [×]
... ldスクリプトでリンク時にアドレス指定
3.2 データ設定
.data → .word
.data.w → .word
.data.h → .short または .hword
.data.b → .byte
3.3 文字列データ設定
.sdata → .ascii
ただし、<ASCIIコード> は、文字列中にC言語と同様のバックスラッシュ表記を
用いて記述してください。
<<例>>
.sdata "Hello, world"<10><0> → .ascii "Hello, world¥n¥0"
3.4 領域確保
.res.b → .space
サイズがバイト以外の場合は、数値を4倍、もしくは2倍してください。
.res 45 → .space 45*4
.res.w 45 → .space 45*4
.res.h 45
→
.space 45*2
3.5 シンボルの外部定義/参照
定義/参照に関らず、.globalを使用してください。
(最初から .global の場合は、変更の必要はありません。)
.export → .global
.import → .global
.global → (そのまま)
3.6 値シンボルの指定
命令の名前(.equ)は同じですが、文法が異なります。
symbol: .equ h'1234 → .equ symbol, 0x1234
以上
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051065_j
Q.
gccのパス名に半角カナ文字を指定すると、うまくコンパイルできないのですが。
A.
リリースノートでも触れておりますが、TW32R (gcc) は漢字を含むディレクトリやファイル
名を扱うことができません。 表現上 「漢字」 とは非7ビット文字全般を指しています。半角
カナ文字もこれらに含まれますので、ディレクトリやファイル名に指定しないようにしてく
ださい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051066_j
Q.
Sフォーマット形式のロードモジュール (motファイル) を作成するツールはありますか。
A.
m32r-elf-objcopyで作成することができます。
ロードモジュールが program.x 、作成したいmotファイルが program.motである場合、次の
ように実行します。
m32r-elf-objcopy -O srec program.x program.mot
なお、次のように出力ファイルを省略すると、入力ファイル (program.x) が直接Sフォーマッ
トに書き換えられてしまいますので、ご注意ください。
m32r-elf-objcopy -O srec program.x
m32r-elf-objcopyの詳細については、TW32R添付のオンラインマニュアルの中の、「Binary
Utilities」 マニュアルを参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051067_j
Q.
C++風の // から始まる行単位のコメントは使えますか。
A.
使えます。
ただし、コンパイル時に -ansi オプションを指定すると、 // から始まるコメントは ANSI Cに
は含まれないため、エラーとなります。
V.2.00 Release 1 以前の TW32Rでは、TM (統合化開発環境) からビルドすると、デフォルト
で -ansiオプションが付加されますので同様にエラーとなります。この場合はTMのビルド設
定で -ansi オプションを非選択にしてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051068_j
Q.
main関数をvoid型として宣言するとなぜワーニングになるのですか。
A.
ANSI Cでは main関数の戻り値はint型と定められています。
このため、TW32R (gcc) では mainがvoid型に変更されることに対して、ワーニングを出力し
ます。
ANSI規格外の記述に対する扱いはコンパイラの実装に任されているため、今回のケースのよ
うにTW32Rと他のコンパイラで扱いが異なる場合があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050922_j
Q.
MCUファイルにメモリマップを指定する際に注意することはありますか?
A.
MCUファイルにメモリマップを指定するときは、次の点にご注意ください。
●
●
●
●
MCUファイルで指定するメモリマップは、お客様のデバッグ環境 (ターゲット) で異な
ります。環境にあわせて設定してください。
メモリが存在しないアドレスのメモリアクセスサイズは0にしてください。
ターゲットボードに搭載しているメモリのアクセスサイズと、メモリマップのアクセ
スサイズを同じにしてください。
エミュレーションメモリを使用される場合は、エミュレーションメモリ配置アドレス
のメモリマップをアクセス可能に設定してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050923_j
Q.
デバッカでSoft Resetをした時、Reset Addressでなく別のアドレスからプログラムが始まりま
す。Reset Addressからプログラムを始めるにはどうすればいいですか?
A.
リセットベクタからの飛び先アドレスにグローバルラベルを設定し、リンカ LNK32Rの-eオ
プションでそのラベルをエントリポイントとして設定してください。
[参考]
デバッガPD32000は、リセットコマンド発行後、以下の仕様にしたがってプログラムカウン
タ (PC) を初期化します。
●
●
条件1:
ロードモジュールファイル中にエントリポイント情報が存在する場合は、エントリポ
イント情報として設定されているアドレスにPCを設定します。エントリポイント情報
とは、デバッガに対してプログラムの開始アドレスを指定するためのデバッグ情報の
ことです。 エントリポイントはリンカ LNK32Rの-eオプションで指定可能です。
条件2:
ロードモジュールファイル中にエントリポイント情報が存在しない場合 (プログラムを
ダウンロードしていない場合を含みます) は、デフォルト値として100h番地がPCに設
定されます。
[補足]
リセットベクタのプログラムをデバッグする (=正しくプログラム開始アドレスに分岐できる
か確認する) ための機能として、Reset Go機能があります。この機能は、ターゲットボード上
のシステムリセットを入力して頂く事により、リセットベクタから実行を開始できる機能で
す。PD32000のメインメニューの Debug→Reset Go で利用できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01050924_j
Q.
エミュレータM32000TB-2MB-Eにて、実行モジュールをロード後、デバッグ時にリセットベ
クタの領域を参照すると、タイムアウトのためnot responceのエラーを表示します。原因と
対策を教えてください。
A.
エミュレータデバッガPD32000は、メモリアクセスの際、512バイトのブロック単位でアク
セスする仕様になっています。したがって、7FFFFFF0h番地付近の領域を逆アセンブル表示
しようとすると、80000000h番地を超えてアクセスします。この領域にメモリが存在しない
場合、not responceのエラーを表示します。
対策としては、MPUファイルを利用し、メモリが存在する領域 (ターゲットメモリおよびエ
ミュレーションメモリをマッピングする領域) と、存在しない領域を明確に指定するようにし
てください。
メモリアクセスの仕様については、ユーザーズマニュアル セットアップ編の1.3.2節に記載し
ています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051054_j
Q.
エミュレーションポッドM32000TB-2MB-Eとターゲットボードと接続した状態で電源ON
(ICE、ターゲットの順) してもM32000TB-2MB-EのERRORランプが点灯しなくなってしまい
ました。このためエミュレータデバッガとの通信がエラーとなりエミュレータが起動できま
せん。
M32000TB-2MB-Eマニュアルには起動後デバッガとの通信が成功するまではERRORランプが
点灯し、通信成功するとランプが消えると書かれています。故障に至った要因はどのような
ものが考えられるでしょうか。
A.
故障原因として以下の場合が考えられます。
1. エミュレータ、ターゲットの電源投入順序の間違い。
2. エミュレータ、ターゲットの電源切断順序の間違い。
3. エミュレータ電源のON/OFFを短時間に繰り返す。電源OFF後は、数秒程度OFF状態に
し、再投入してください。
4. 過電圧等による故障。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051055_j
Q.
1. エミュレータとターゲット基板を接続するプローブが、基板上のM32R/Dチップの向
きとどのような位置関係になっているのでしょうか。チップの1番ピンの位置とプロー
ブケーブルの出し口の関係のわかる図があればご提示してください。
2. プローブから出ているケーブル長を教えてください。
3. ターゲット基板との接続形態を教えてください。
A.
1. ターゲットボード接続時のマイコンの1番ピン位置を図示します。ここをクリックして
ください。
2. M32000TB-2MB-Eの外形寸法は、
本体
:122mm×193mm
ケーブル長:290mm
プローブ部:93mm×70mm
となっております。
詳しくは、ここをクリックしてください。
3. 接続方法は以下のとおりです。
● NQPACK100RBをターゲットボードに半田付けします。
● YQPACK100RBをNQPACK100RBにねじ止めします。
● ネジ止めににはYQ-Guideを使用して下さい。
● YQPACK100RBにエミュレータプローブを接続します。
※NQPACK100RB、YQPACK100RB、YQ-Guideは各1セットをエミュレータに付属して
います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051119_j
Q.
Cソースにてたくさんの配列を記述したとき、コンパイルが中断してしまいます。
A.
10,000以上の要素を持つ配列の初期化式を記述していると、コンパイルが中断してしまいま
す。
配列の初期化式を、アセンブリ言語ソースで記述するか、または、SPARC, Solaris版の場合
は、UNIXのunlimitコマンドによりプロセスの最大スタックサイズをハードウェアの上限値に
設定してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051120_j
Q.
PC98版を使用していますが、昨年、NECから発売された、NXのマシンには使えるのでしょ
うか?
A.
PC98版はNXでは動作しません。
W95J版またはW95E版 (Windows 95対応) なら動作しますので、移行していただくようお願
いいたします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051100_j
Q.
マルチバイト文字 (日本語) はサポートしていますか?
A.
しておりません。コメント内のみです。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051121_j
Q.
char で宣言された変数に 0xaa を代入するところで、constant out of range due ∼ ワーニン
グが発生します。どうしてですか?
A.
char 型は、signed/unsigned の指定が無い場合、signed char とみなされます。char の表現で
きる数値範囲は、100進数で−128∼127となっています。
0xaa は 10進数で170であり、char の範囲外となっておりますので、0xaa の値を charの範囲
に丸め込み、10進数でー86の値を代入するコードが生成されます。
よって、変数を unsigned char で宣言していただくか、代入する値を char の表現できる数値
範囲内に変更していただくことで、ワーニングメッセージが出なくなります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051122_j
Q.
「子プロセスが起動できない」 というメッセージが表示されて、コンパイルが止ってしまいま
す。
A.
環境変数 (M16BIN,...等) を正しく設定して下さい。
環境変数を正しく設定されている場合でも本症状が出る場合には、常駐させている特定のウ
イルスバスターの原因が考えられます。
ウイルスバスターの常駐を止めることにより回避できます。
なお、本件は、ウイルスバスター側の問題ですので、詳細はウイルスバスター製造元 トレン
ドマイクロ社へお問い合わせ下さいますよう お願いいたします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051128_j
Q.
オプション-RBPPでコンパイルすると、リンク時に _mainが認識できません。
A.
オプション-RBPP でコンパイルした場合、Cプログラムの関数名は、オブジェクトモジュール
内では、先頭にドルマーク ($) を付けた名前となります。よって、先頭にドルマークを付加
した"$main"の名前で参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050998_j
Q.
プログラムが暴走してしまいます。
A.
下記の項目を確認してください。
1. 割り込みのレベルは正しく設定できていますか?
OS独立割り込み > OS割込み禁止レベル > OS依存割り込み
2. OS独立割り込みからシステムコールを発行していませんか?
3. スタックの量は必要十分なだけ確保していますか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051078_j
Q.
1つの量産契約で組み込むことのできる製品の種類と台数は?
A.
量産契約を購入いただいている部署で製造する製品であれば、種類と量は無制限です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051174_j
Q.
製品には開発キットMR1600Kと量産契約MR1600Sがあるが、量産契約のみ購入できるか?
A.
量産契約を購入するには開発キットを購入する必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年8月6日
文書番号:01072303_j
NC308WA V.3.00 Release 1では、関数先頭でenter命令を出力していましたが、V.3.10
Release 2では出力されないことがあるため、インラインアセンブリ記述でスタック引数が正
しく参照できません。enter命令の生成を制御できますか?
A.
NC308WA V.3.10では、不要なexter命令を出さないよう最適化を強化していますが、インラ
インアセンブリ記述中の処理内容は考慮されないので、引数や自動変数が#pragma ASM∼
#pragma ENDASM、asm()以外で一度も参照されていない場合、enter命令は不要と判断し出
力しません。
NC308WAでは、インラインアセンブリでC言語の変数を参照する方法として、asm("… $
$(又は$@) …", 変数名); の記述方法をサポートしています。
この方法では、変数の使用有無がコンパイラから正しく認識できますので、必要であれば
enter命令が生成されます。これ以外の方法でC言語の変数を参照すると、期待する動作をし
なかったり、たまたま動作していてもバージョン間の互換性がなくなります。そのような方
法で変数や引数を参照したり、関数の戻り値を設定したりしないでください。
推奨する記述方法を以下に示します。
[例1]
--------------------------------------------------void memset(char *p, char c, unsigned short n)
{
asm(" PUSHM A1,R0,R3 "); // 使用するレジスタは退避が必要
asm(" MOV.L $$[FB],A1 ", d); // 引数 d を A1 に転送
asm(" MOV.B $$[FB],R0L ", c); // 引数 c を R0L に転送
asm(" MOV.W $$[FB],R3 ", n); // 引数 n を R3 に転送
asm(" SSTR.B
");
asm(" POPM A1,R0,R3 "); // 使用したレジスタを復旧
}
--------------------------------------------------[例2]
--------------------------------------------------void memset(char *p, char c, unsigned short n)
{
asm(" PUSHM A1,R0,R3 "); // 使用するレジスタは退避が必要
asm(" MOV.L $@,A1 ", d); // 引数 d を A1 に転送
asm(" MOV.B $@,R0L ", c); // 引数 c を R0L に転送
asm(" MOV.W $@,R3 ", n); // 引数 n を R3 に転送
asm(" SSTR.B
");
asm(" POPM A1,R0,R3 "); // 使用したレジスタを復旧
}
--------------------------------------------------$$ は、自動変数の場合、FBレジスタ値からのオフセットに置換されます。外部変数の場合は
シンボルと、レジスタ変数の場合はレジスタ名と置換されます。
$@ は、自動変数、外部変数、レジスタ変数を示すオペランドに置換されます。 ($@ に対応
する変数の種別は、コンパイラが自動的に判断します。)
最適化によって関数引数や自動変数がレジスタ変数に変更されることがありますが、asm("$
$ 又は $@",変数) で記述されている変数は対象外になります。従って、例えば自動変数のFB
からのオフセットで書いたつもりの "$$" がレジスタ変数になってレジスタ名に展開されてし
まうようなことはありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051004_j
const宣言したものは、すべてROMセクションに配置されると考えていたのですが、以下のよ
うな記述をした場合、dataセクションに配置されてしまうようです。
ROMセクションに配置するにはどうすればよいでしょうか?
const S_TBL *sp_tbl[]={
p00, /* 構造体へのポインタ */
p01, /* 構造体へのポインタ */
p02, /* 構造体へのポインタ */
};
A.
上記の記述例において、sp_tblをROMに配置するには次のように記述してください。
S_TBL *const sp_tbl[]={
p00, /* 構造体へのポインタ */
p01, /* 構造体へのポインタ */
p02, /* 構造体へのポインタ */
};
また、sp_tblだけでなくp00, p01, p02もROMに配置するには次のように記述してください。
const S_TBL *const sp_tbl[]={
p00, /* 構造体へのポインタ */
p01, /* 構造体へのポインタ */
p02, /* 構造体へのポインタ */
};
[参考]
ポインタに対してconst宣言する場合、constの位置によってROMに配置されるものが異なり
ます。
以下の記述では、ROMに配置されるのは、a, b, cになります。
const int *i={a,b,c};
次の記述では、iがROMに配置されます。
int * const i={a,b,c};
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051005_j
Q.
関数を新しくコンパイラのライブラリに追加することはできますか?
ROMセクションに配置するにはどうすればよいでしょうか?
A.
次の手順で、関数をライブラリに追加できます。ここでは、NC308WAを使用した例を示し
ます。
1. Cソースファイルをコンパイルしてリロケータブルファイルを生成してください。
[例:new.r30を生成]
>nc308 -c new.c
2. ライブラリアンlb308を使用してリロケータブルファイルをライブラリに追加してくだ
さい。
[例:new.r30ファイルをnc308のライブラリファイルに追加]
>lb308 -a nc308lib.lib new.r30
[参考]
lb308の使用方法については、AS308ユーザーズマニュアルを参照してください。AS308ユー
ザーズマニュアルは、製品CD-ROMのnc308wa/manualディレクトリにあります。NC308WA
のWindows版をインストールすると、同時にインストールされますので、Windowsのスター
トメニューからも参照できます。
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最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051012_j
Q.
次のようにlmc308を実行したのですが、開始アドレスが変更されないのはなぜですか?
>lmc308 -E 00 test.x30
A.
-Eコマンドオプションは 「実行開始アドレス」 を登録するためのオプションです。
実行開始アドレスは、モトローラSフォーマットの最終行 "S8" レコードの5∼8桁に登録され
ます。このオプションで開始アドレスを変更することはできません。開始アドレスの変更は
PROMライタの機能を使用して行ってください。
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最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051013_j
Q.
開始アドレスを0xFC0000で記述したプログラムを、開始アドレスを0x000000のモトローラ
Sフォーマットに変換したいのですが?
A.
lmc308は、「開始アドレス」 を変更する機能はありません。PROMライタの機能を使って変更
してください。
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最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051014_j
Q.
10ビット幅、11ビット幅、3ビット幅の組み合わせのようなビットフィールドを、各フィー
ルドの間に空きビットを作らない (パディングしない) ように宣言するにはどうすればいいで
すか?
A.
全ての連続させたいフィールドを、フィールドのビット数の合計より大きいビット数である
同一な型で宣言すると、空きビットを作らず(パディングせず)にビットフィールドを詰め
て作成できます。
[プログラム例]
typedef struct {
unsigned long BIT0_9 :10;
unsigned long BIT10_20 :11;
unsigned long BIT21_23 : 3;
} BIT0_23;
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最終更新日:2005年1月7日
文書番号:01051175_j
Q.
製品には開発キットM3T-MR308Kと量産契約M3T-MR308Sがありますが、量産契約のみ購
入できますか?
A.
はい、量産契約のみ購入できます。
ただし、量産契約の製品パッケージには予め開発キットが含まれています。
(開発キットを含まない製品は販売しておりません)
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最終更新日:2000年12月5日
文書番号:01051176_j
Q.
メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
A.
メイルボックス機能を使用する場合は、使用するメッセージサイズに応じてコンパイルオプ
ションを以下のようにしてください。
1. メッセージサイズを32に指定した場合
コンパイルオプションに-Dfar_msg=1を追加してください。
リンクオプションのリンクライブラリにc308mrlm.lib, mr308lm.libを追加してくださ
い。
c308mr.lib, mr308.libが指定されている場合は、それを削除してください。
2. メッセージサイズを16に指定した、もしくは送信データサイズ指定をしない場合
コンパイルオプションに-Dfar_msg=1がある場合は削除してください。
リンクオプションのリンクライブラリにc308mr.lib, mr308.libを追加してください。
c308mrlm.lib, mr308lm.libが指定されている場合は、それを削除してください。
上記のようになっていない場合、snd_msgシステムコールが呼び出されず正しく動作しませ
ん。
[コンパイルオプションの変更方法]
●
●
TM V.3.0以降をお使いの場合
MR308のコンフィグレーションファイルのメッセージサイズ指定を設定または変更し
た場合、その指定に応じてTM上でコンパイルオプションに上記変更を加える必要があ
ります。
TM を使用しない場合
コンフィグレータのmakefile生成機能でmakefileを生成している場合は、再コンフィグ
レーションを行ってください。自動的にコンパイルオプションの変更を行います。
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最終更新日:2000年11月20日
文書番号:01051177_j
Q.
MR308でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル時の出
力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指定) すると、
リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
A.
コンパイルおよびアセンブル時にソースファイルにディレクトリを付加して指定する、もし
くは出力先ディレクトリを変更するなど、オブジェクトの出力先がMR308が提供するジャン
プテーブル生成ユーティリティm308tblを起動するディレクトリと異なる場合は、m308tbl
のオプションにその出力先ディレクトリを追記して起動するようにしてください。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051178_j
Q.
プログラムが暴走してしまいます。
A.
下記の項目を確認してください。
1. 割り込みのレベルは正しく設定できていますか?
OS独立割り込み > OS割り込み禁止レベル > OS依存割り込み
2. OS独立割り込みからシステムコールを発行していませんか?
3. スタックの量は必要十分なだけ確保していますか?
(タスクのスタックサイズ算出は、ユーティリティstk308またはstkviewerのご使用をお
勧めします)
4. loc_cpuまたはdis_dspを発行したままでタスクを終了 (ext_tskの発行) していません
か? loc_cpuまたはdis_dspを発行した場合、必ず、unl_cpuまたはena_dspを発行して
からタスクを終了 (ext_tskの発行) してください。
5. NMI割り込みおよび監視タイマ割り込みがOS依存割り込みになっていませんか?これ
らの割り込みは、必ず、OS独立割り込みにしてください。
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最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051179_j
Q.
タスク内で、レジスタバンクを切り替えても問題ありませんか?
A.
プログラム誤動作の原因となりますので、タスク内では、レジスタバンクの切り替えは、行
わないでください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051180_j
Q.
タスクのコンテキストとしては、レジスタバンク0とレジスタバンク1のどちらを使用してい
るのですか?
A.
タスク起動時のコンテキストは、レジスタバンク0のレジスタを使用しています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051181_j
Q.
OS依存割り込みハンドラ内でレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですが、どのよう
に記述すればよいのでしょうか?
A.
C言語でレジスタバンク1のレジスタを使ったOS依存割り込みハンドラの記述はできません。
アセンブリ言語のみ記述することができます。アセンブリ言語で記述する場合、割り込みハ
ンドラの入口と出口を以下に示すように記述してください。
(ret_intシステムコールを発行する前に必ずBフラグをクリアしてください。)
例)interrupt:
fset B ←
:
fclr B ←
ret_int
←
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051182_j
Q.
OS独立割り込みハンドラでレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですがコンフィグ
レーションファイルでどのように指定すればよいでしょうか?
A.
コンフィグレーションファイルからレジスタバンク1の指定は行えません。
C言語ソースファイル内の"id.h"のインクルード命令の後で、"#pragma INTERRUPT/B"宣言を
記述してください。
例)#include <mr308.h>
#include "id.h"
#pragma INTERRUPT/B OS独立割り込みハンドラ関数名
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051183_j
Q.
MR308カーネル内で、レジスタバンクの切り替えを行うのですか?
A.
MR308カーネル内では、レジスタバンクの切り替えは行っておりません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051184_j
Q.
コンパイル時にメイルボックス機能のシステムコールに関するところで "far pointer
(implicitly) casted by near pointer" のワーニングが出力されます。このワーニングがどうし
て出力されるのでしょうか?
A.
32ビットのメッセージを送信する場合に必要なコンパイルオプション "-Dfar_msg=1" が指定
されていないためであると考えられます。
このコンパイルオプションは、コンフィグレーションファイルのシステム定義内にある
message_size項目の指定が "16" になっているかあるいはこの項目を省略している場合、コン
フィグレータが生成するメイクファイルには出力されません。この項目に "32" を指定し、"m" オプション付きでコンフィグレータを起動するとこのコンパイルオプションがメイクファ
イル (makefile) に出力されます。
例)system{
:
message_size = 32 ← 16になっていたためワーニングが出力された
:
};
↓
cfg308 -m コンフィグレーションファイル
↓
make
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051185_j
Q.
リンク時に、シンボル "__TCB_tmrq_for" と "__TCB_tmrq_back" について、"value is
undefined" の ワーニングが出力されます。このワーニングはどうして出力されるのでしょう
か?
A.
コンフィグレーションファイルのシステム定義内にあるtimeout項目の指定が "NO" になって
いるからだと考えられます。"YES" を指定してください。
(tslp_tsk、twai_flg、twai_sem、trcv_msgのどれか1つでも使用される場合は、必ず、"YES"
を指定しなければなりません。)
例)system{
:
timeout = YES; ← NOになっていたためワーニングが出力された
:
};
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051186_j
Q.
MR308を使用する場合、動的にメモリ (可変長) を獲得するために、C言語標準関数mallocを
使用しても問題ないでしょうか?
A.
mallocは、ご使用にならないでください。メモリ確保を行う処理については、可変長メモリ
プール機能のシステムコールをご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051187_j
Q.
可変長メモリプール機能のシステムコールをハンドラ (割り込みハンドラ、周期起動ハンド
ラ、アラームハンドラ) から発行できるのでしょうか?
A.
可変長メモリプール機能のシステムコールは、タスクからしか発行できません。ハンドラか
らは、固定長メモリプール機能のシステムコールをご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051188_j
Q.
可変長メモリプール機能では、コンフィグレーションファイルで指定した (max_memsize) 値
をもとにして4種類のメモリブロックサイズで管理するということですが、その4種類のブ
ロックサイズの計算式を教えてください。
A.
4種類のブロックサイズ (下記a,b,c,d) は下記の計算式から算出されます。
a = (((max_memsize+(X-1))/64)+1) * 8
b=a*2
c=a*4
d=a*8
max_memsize : コンフィグレーションファイルで指定した値
X : ブロック管理用データサイズ (MR308では、8)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051189_j
Q.
マニュアルには、タスクに対してext_tskシステムコールを記述する必要はないとなっていま
すが、ソース再利用の関係からこのシステムコールを記述したいのですが、問題ありません
か?
A.
ext_tskシステムコールに関するコードが余分に出力されますが動作に問題ありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051190_j
Q.
周期起動ハンドラは、割り込み禁止状態で処理が開始されるのでしょうか?それとも、割り
込み許可状態で処理が開始されるのでしょうか?
A.
MR308のシステムクロック割り込みの割り込み優先レベルより高いレベルの割り込みのみが
許可された状態で開始されます。
("Iフラグ=1、IPL=システムクロック割り込み優先レベル"で開始されます。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年3月20日
文書番号:01051191_j
Q.
MR308のOS独立割り込みで多重を許可する場合、"#pragma INTERRUPT /E" により多重割り
込みの許可が行えますが、MR308のOS依存割り込みで多重割り込みを行う場合、同様の記述
方法はないのでしょうか?
ソースファイルはC言語で記述しています。
A.
MR308には、OS依存割り込みで多重割り込み許可にする#pragmaなどの機能はありません。
多重割り込みを許可する区間を以下のように記述してください。
#include <mr308.h>
#include "id.h"
void inthand(void) /* OS依存割り込みハンドラ */
{
/* 多重割り込み禁止区間 */
asm(" FSET I");
/* 多重割り込み許可区間 */
asm(" FCLR I");
← ここ以降禁止区間が無い場合は、省略可
/* 多重割り込み禁止区間 */
}
周期起動ハンドラ、アラームハンドラは、多重割り込み許可状態となっております。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051192_j
Q.
状態参照システムコール (ref_xxx) の拡張情報exinfには、どのような内容が格納されているの
でしょうか?
A.
拡張情報exinfは、常に不定です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051193_j
Q.
リターンパラメータを持つシステムコール (can_wup、wai_flg、twai_flg、pol_flg、
rcv_msg、trcv_msg、prcv_msg、pget_blf、pget_blk) がE_OKを返さない場合のリターンパラ
メータの値はどうなるのでしょうか?
A.
エラーコードがE_OK以外の場合は、不定になります。
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Q.
文書番号:01051194_j
MR308を使用したシステムに対するメイクファイル (makefile) を作りたいのですが (コン
フィグレータが生成するメイクファイルは使用しない)、注意事項があれば教えてください。
A.
下記4項目を必ず、メイクファイルに記述してください。
●
●
●
●
MR308ライブラリの指定
メイルボックス機能のメッセージサイズにより、リンクするMR308ライブラリが異な
ります。
32ビットのメッセージサイズを使用している場合、MR308ライブラリは、mr308lm.
libとc308mrlm.libを指定しなければなりません。また、16ビットのメッセージサイズ
を使用している場合は、mr308.libとc308mr.libを指定する必要があります。
コンパイルオプションの指定
メイルボックス機能関連のシステムコールを使用しているファイルをコンパイルする
時にコンパイルオプションの指定に注意してください。
32ビットのメッセージサイズを使用している場合、コンパイルオプションには、"Dfar_msg=1"を指定してください。16ビットの場合は、このコンパイルオプションの
指定は必要ありません。
アセンブルオプションの指定
システムコールを発行しているアセンブリ言語で記述したソースファイルをアセンブ
ルする場合には、必ず、アセンブルオプション "-F" を指定してください。
リンクを行う前の処理
リンクを行う前には、必ず、以下に示す2つの処理を以下に示す順序で実行してくださ
い。
1. mr308tbl
2. as308 mrtable.a30
mr308tblは、MR308が用意しているユーティリティです。r30ファイルが出力されて
いるディレクトリ上で実行してください。mr308tblを実行すれば、mrtable.a30ファイ
ルが生成されます。
上記に示した処理を実行した後、mrtable.r30ファイルを含めてリンクを実行してくだ
さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051195_j
Q.
イベントフラグのビットパターンの初期値は、不定ですか?
A.
イベントフラグのビットパターンの初期値は、0 (ゼロ) です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051196_j
Q.
OS独立割り込みハンドラに高速割り込みを使用したいのですがコンフィグレーションファイ
ルでどのように指定すればよいでしょうか?
A.
コンフィグレーションファイルから高速割り込みの指定は行えません。
C言語ソースファイル内の "id.h" のインクルード命令の後で、"#pragma INTERRUPT/B/F"宣
言を記述してください。高速割り込みを有効に使用する為に、高速割り込み内では、レジス
タバンク1のレジスタを使用してください。また、高速割り込みは、OS依存割り込みハンド
ラには、使用できません。
例)#include <mr308.h>
#include "id.h"
#pragma INTERRUPT/B/F OS独立割り込みハンドラ関数名
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月7日
文書番号:01051197_j
Q.
リアルタイムOS M3T-MR308には、M3T-MR308KとM3T-MR308Sがあるのですが、違いを
教えてください。
A.
以下に両者の違いを示します。
M3T-MR308K
M3T-MR308S
M3T-MR308S
(W/O SOURCE)
リアルタイムOS開
発キット
リアルタイムOS量産契
リアルタイムOS量産契約
約
(ソースコード付き)
(ソースコードなし)
ソフトウェアの
構成
アプリケーション
プログラム(試作
製品)を開発する
ためのプログラム
が一式含まれてい
ます。
(1) 開発キット製品パッ
ケージ(M3TMRxxK)
(1) 開発キット製品パッ
ケージ(M3T(2) 量産権利
MRxxK)
(3) M3T-MR308カーネル
(2) 量産権利
ライブラリ(mr308.
lib,mr308lm.lib)の
ソースファイル
組み込み可能な
数
リアルタイムOSを
組み込んだ試作製
品の数量に制限は
ありませんが、試
作製品の開発目的
に限定されます。
リアルタイムOSを組込
んだ製品の生産台数に
リアルタイムOSを組込ん 応じて、2種類の契約形
だ製品の生産台数に制限 態があります。
(1) 組込み数量1,000台
はありません。
まで
(2) 組込み数量制限無し
製品概要
開発に使用可能
なホストの台数
インストール可能
なホストコン
ピュータの台数に
応じて、3種類の契
約形態がありま
す。
(1) 1台のホストコ
ンピュータにイ 制限無し
ンストール可能
(2) 5台のホストコ
ンピュータにイ
ンストール可能
(3) 10台のホストコ
ンピュータにイ
ンストール可能
制限無し
M3T-MRxxKとM3T-MRxxSの契約形態の違いについては、 データシートサイトの「MRシ
リーズOSの契約について」にも掲載していますので、ご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2005年1月20日
文書番号:05012002_j
High-performance Embedded Workshopを使用してM3T-MRxx(*)を含むプログラムをビルド
するためには、 どのように設定すればよいでしょうか?
* M3T-MRxxは、M3T-MR308, およびM3T-MR30を示します。
コンパイラパッケージとM3T-MRxxの対応は以下のとおりで
す。
コンパイラパッケージ
M3T-MRxx
M3T-NC308WA
M3T-MR308
M3T-NC30WA
M3T-MR30
A.
はじめに、M3T-MRxxをインストール済みであることを確認してください。
次の手順でワークスペースを作成してください。
1. 新規ワークスペースを作成する際に、New Project-2/6-Select RTOSダイアログのRTOS
ドロップダウンメニューからM16C Family MRxxx V.x.xxRelease xxを選択してくださ
い。
2. オプションを次のとおりに設定してください。
インクルードファイルパスをコンパイルオプションに設定:
(1) メニュー「オプション」のRenesas M16C Standard Toolchaine(*)コマンドを
実行してRenesas M16C Standard Toolchaineダイアログボックスを開きま
す。
(2) Cタブをクリックして、CategoryドロップダウンメニューからSourceを選択
します。 Show entry forドロップダウンメニューからInclude file directories
を選択します。 AddボタンをクリックしてAdd include file directoryダイアロ
グボックスを開きます。
(3) Relative toドロップダウンメニューからConfiguration directoryを選択しま
す。 Sub-Directoryテキストボックスには何も入力しないでOKボタンをク
リックしてAdd include file directoryダイアログボックスを閉じます。
* コマンドおよびダイアログボックス名のRenesas M16C Standard Toolchain
は、 使用するコンパイラパッケージによって変わります。
コンパイラパッケージ 名前
-------------------------------------------------------M3T-NC308WA
Renesas M32C Standard Toolchain
M3T-NC30WA
Renesas M16C Standard Toolchain
インクルードファイルパスをアセンブラオプションに設定:
(1) Renesas M16C Standard ToolchaineダイアログボックスのAssemblyタブをク
リックします。 CategoryドロップダウンメニューからSourceを選択しま
す。 Show entry forドロップダウンリストからInclude file directoriesを選択
して[-I] The include file ...チェックボックスをチェックします。 Modifyボタ
ンを押して、Include file directoryダイアログボックスを開きます。
(2) Relative toドロップダウンリストからConfiguration directoryを選択しま
す。 Sub-Directoryテキストボックスには何も入力しないでOKボタンをク
リックしてInclude file directoryダイアログボックスを閉じます。
出力ファイル名をアセンブラオプションに設定:
(1) Renesas M16C Standard ToolchaineダイアログボックスのAssemblyタブをク
リックした状態で、 CategoryドロップダウンリストからOtherを選択しま
す。 Miscellaneous optionsオプションリストの[-F] Fixes the file name...
チェックボックスをチェックします。
3. メールボックス機能で使用するメッセージサイズにより以下の設定をします。
3.1 メールボックス機能において16ビットメッセージを使用する場合:
(1) Renesas M16C Standard ToolchaineダイアログボックスのLinkタブをクリッ
クします。
(2) CategoryドロップダウンリストからInputを選択します。 Show entries forド
ロップダウンリストからLibrary filesを選択します。 Addボタンをクリックす
るとibrary directoryとLibrary fileが表示されるのでLibrary fileを選択してク
リックするとAdd library fileダイアログボックスが開きます。
(3) Library nameテキストボックスに以下を記入して、OKボタンをクリックしま
す。
M3T-MR30を使用する場合:mr30.lib,c30mr.lib
M3T-MR308を使用する場合:mr308.lib,c308mr.lib
3.2 メールボックス機能において32ビットメッセージを使用する場合:
(1) Renesas M16C Standard ToolchaineダイアログボックスのCタブをクリック
します。
(2) CategoryドロップダウンリストからSourceを選択します。 Show entries for
ドロップダウンリストからDefinesを選択します。 Addボタンをクリックする
Add Deinfeダイアログボックスが開きます。
(3) Macroテキストボックスに、far_msg を入力します。 Replacementテキスト
ボックスに、1 を入力します。OKボタンをクリックしてAdd defineダイアロ
グボックスを閉じます。
(4) Renesas M16C Standard ToolchaineダイアログボックスのLinkタブをクリッ
クします。
(5) CategoryドロップダウンリストからInputを選択します。 Show entries forド
ロップダウンリストからLibrary filesを選択します。 Addボタンをクリックす
るとibrary directoryとLibrary fileが表示されるので、 Library fileを選択して
クリックするとAdd library fileダイアログボックスが開きます。
(6) Library nameテキストボックスに以下を記入して、OKボタンをクリックしま
す。
M3T-MR30を使用する場合:mr30lm.lib,c30mrlm.lib
M3T-MR308を使用する場合:mr308lm.lib,c308mrlm.lib
4. 以上の設定が終了したらRenesas M16C Standard ToolchaineダイアログボックスのOK
ボタンをクリックしてこれを閉じます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年05月20日
文書番号:03052001_j
Q.
M3T-PD308SIMおよびM3T-PD30SIMでプログラムダウンロードの際にエラー "ERROR 6200:
シンボルファイルフォーマットが異常です。" が発生します。
A.
M3T-PD308SIMおよびM3T-PD30SIMは、_Bool型のデバッグをサポートしていません。
プログラムに_Bool型を使用している場合は、コンパイル時にデバッグオプション gbool_to_char もしくは -gBTC を指定してください。
_Bool型を使用したプログラムのデバッグに関する情報は、コンパイラ (M3T-NC30WAおよび
M3T-NC308WA) のリリースノートに記載しております。製品のリリースノート最新版は、
オンラインバージョンアップの各製品のダウンロードページ に掲載しております。
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最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020505_j
Q.
CB308SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120505_j
M3T-NC308WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の
型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD308SIMで列挙型変数を参
照(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはな
ぜですか?
A.
M3T-PD308SIMでは列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイ
トに指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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最終更新日:2001年9月20日
文書番号:01092001_j
Q.
PD308SIM上でMR308を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR308で使用するタイマ
A0を設定するにはどうすればよいですか?
A.
PD308SIMに添付のI/Oスクリプトサンプルプログラム:
MR308用のタイマのサンプルプログラム (mr.ios) をI/Oウィンドウでロードしてください。
詳細は、「I/O スクリプトサンプルプログラムのご紹介」(34KB/11ページ) マニュアルをご参
照ください。
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最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072310_j
Q.
PD308SIMでローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。
A.
PD308SIMでローカルビットシンボルを参照したい場合、as308でアセンブルする際に "-S"
オプション、もしくは "-SM" オプションを指定すれば参照できるようになります。
なお、ローカルシンボルが参照できるのは、ローカルシンボルが定義されているソースファ
イルでプログラムの実行が停止している場合に限ります。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050925_j
Q.
以下のディレクトリ構成でTMのプロジェクトを生成し、作成したアブソリュートモジュール
ファイル (test.x30) をPD308SIMにロードした場合、スタートアッププログラムncrt0.a30
ファイルやC言語ソースファイルが表示できません。ソースファイルを表示する方法を教えて
ください。
C:¥File¥test.tmi
C:¥File¥test.tmk
←TMのメイクファイル
C:¥File¥c¥
←C言語ソースプログラム
C:¥File¥h¥
←ヘッダファイル
C:¥File¥asm¥ncrt0.a30, sect308.inc ←アセンブリ言語ソースプログラム
C:¥File¥abs¥test.x30
←アブソリュートモジュールファイル
A.
ソースファイルを表示するには、2つの方法があります。
[方法1]
PD308SIMの "Environ-Path" メニューで、"asm" ディレクトリと "c" ディレクトリにパスを設
定してください。
[方法2]
TMのプロジェクトで、test.x30を "File" ディレクトリに作成するように変更してください。
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最終更新日:2004年5月10日
文書番号:04051004_j
Q.
エミュレータデバッガのInitダイアログのMCUタグにある
□Debug the program using the Watchdog Timer.
はどのような場合にチェックすればいいのでしょうか?
A.
ユーザプログラムがMCUの監視タイマ機能(ウォッチドッグ)を使用している場合にチェッ
クしてください。
ウォッチドッグを使用しないユーザプログラムをデバッグする場合にはチェックしないでく
ださい。
Debug the program using the Watchdog Timer. をチェックした場合、 エミュレータはユーザ
プログラム停止中(stopボタンを押した場合やステップ実行時など)に、 一定期間ごとに監
視タイマスタートレジスタへの書き込みを行い、監視タイマをリフレッシュします。 このた
め、ウォッチドッグを使用しているユーザプログラムをデバッグする場合に本チェックボッ
クスをチェックしておくと、 ターゲット停止中もウォッチドッグタイマ割り込みが発生する
ことなくデバッグ作業を行うことができます。
一方、ウォッチドッグを使用しないユーザプログラムをデバッグする場合に本チェックボッ
クスをチェックしていると、 プログラムは正しく実行されませんのでご注意ください。
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最終更新日:2004年5月10日
文書番号:04051003_j
Q.
MCUの監視タイマ機能(ウォッチドッグ)を使用している状態でデバッグを行いたいのです
が、 デバッガを設定する必要がありますか?
A.
エミュレータデバッガのInitダイアログのMCUタグにある
□Debug the program using the Watchdog Timer.
をチェックしてください。
Debug the program using the Watchdog Timer. をチェックした場合、 エミュレータはユーザ
プログラム停止中(stopボタンを押した場合やステップ実行時など)に、 一定期間ごとに監
視タイマスタートレジスタへの書き込みを行い、監視タイマをリフレッシュします。 これに
よりウォッチドッグタイマ割り込みが発生することなくデバッグ作業を行うことができま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年3月5日
文書番号:04030502_j
Q.
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがあります。ど
うすれば区間時間計測ができますか?
A.
次のウィンドウがオープンしている間は、区間時間計測ウィンドウをオープンできません。
●
●
●
●
●
トレースポイント設定ウィンドウ
MRトレースウィンドウ
MRアナライズウィンドウ
タスクトレースウィンドウ
タスクアナライズウィンドウ
これらのウィンドウをクローズしてから区間計測ウィンドウをオープンしてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月5日
文書番号:03072230_j
Q.
「MRトレースウィンドウ」の履歴表示、および「MRアナライズウィンドウ」のグラフ表示
に、波線が表示されます。 この表示はどういう意味ですか?また、波線表示の計測には誤差
があるようですが、なぜですか?
A.
波線表示(45度の斜め格子ハッチ表示)は、その割り込みが "OS独立割り込み" であることを示
しています。
M3T-PD308, M3T-PD308F(※)のMRトレースウィンドウおよびMRアナライズウィンドウ
では、OS独立割り込みの終了タイミングを検出できません。そのため、OS独立割り込み処理
の終了タイミングを、別の割り込み発生を検出した時点として計測しています。
したがって、OS独立割り込み処理が発生した場合、OS独立割り込み及びOS独立割り込み発生
により影響を受ける部分(OS独立割り込みにより割込まれたタスク等)についての情報には誤
差が含まれます。
※ M3T-PD308Fでは、V.3.20 Release 1以降でこの制限事項が改修されています。オンライ
ンバージョンアップサイトにて、最新版を入手してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03062002_j
ターゲットプログラムを書き込んだROMを、ユーザターゲット(基板) に搭載しています。マ
イクロプロセッサモードで、そのターゲットプログラムをプログラム実行したいのですが正
常に動作せず、デバッグできません。
確認すべき項目、必要な設定はありますか?
A.
次の項目を確認してください。
1. ユーザターゲットとエミュレータは正しく接続されていますか?
アドレス、データ、CS0*∼CS3*、RD*、WR*(WRL*)、BHE*(WRH*)、CNVSS、BYTE、
RDY*, HOLD*, NMI*信号の接続をご確認願います。
M3T-PD308またはM3T-PD308F起動時に表示されるEMEMダイアログで、エミュレー
タが認識しているユーザターゲットの信号レベルをチェックしてください。
EMEMダイアログで確認できる以下信号レベルは、ユーザターゲットと合っています
か?
CNVSS, BYTE, RDY*, HOLD*, NMI*
2. M3T-PD308またはM3T-PD308F起動後、外部ROMをアクセスするためのSFR(スペ
シャルファンクションレジスタ) を設定し、外部ROMの内容がメモリウインドウで正し
く表示されますか?
デバッガのメモリウィンドウで以下の設定をチェックしてください。
❍ プロセッサモードビット(PM00,PM01)
❍ R/Wモード選択ビット(PM02)
❍ 外部領域モードビット(PM10,PM11)
❍ 外部領域データバス幅選択ビット(DS0∼DS3)
❍ 外部領域ウエイトビット(WCR0∼WCR7)
など
3. 外部ROMの内容を参照できていますか?
メモリウィンドウで外部ROM領域アドレスを指定して、内容を表示してください。
参照できない場合、以下の方法を試してください。
❍ 動作周波数を下げる。
❍ メインクロックの分周比を大きくする。
❍ ウェイト数を増やす。
※ エミュレータ使用時は、ユーザターゲットとエミュレータ内MCUの間にフレキシブ
ルケーブル等が介在するため、実MCU実装時よりもセットアップ時間が8[ns]程度余
分に必要となります。
4. ターゲットプログラムを実行する前に、リセットベクタの値を設定していますか?
エミュレータ接続時には、EMEMダイアログの設定に関係なく、エミュレータ側のリ
セットベクタ領域が選択されます。
ターゲットプログラム実行の前に、メモリウィンドウで必ずリセットベクタを設定し
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2002年1月21日
文書番号:02012101_j
M3T-NC308WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の
型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD308Fで列挙型変数を参照
(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜ
ですか?
A.
M3T-PD308Fでは列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイト
に指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 (→PD308Fにも該当します)を参照してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年5月10日
文書番号:04051005_j
Q.
エミュレータデバッガM3T-PD308には、MCUファイルとして "M30800.MCU"、"M30803.
MCU"、"M30835.MCU" が添付されています。
どのMCUファイルを選択したらよいですか?
A.
ご使用になるエミュレーションポッドにより、MCUファイルを選択してください。
エミュレーションポッドとMCUファイル一覧:
エミュレーションポッド
MCUファイル
M30800T-RPD-E(保守製品) M30800.MCU
M30803T-RPD-E
M30803.MCU
M30830T-RPD-E
M30835.MCU
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03070701_j
Q.
M16C/80グループ用エミュレーションポッド M30800T-RPD-E(保守製品) で、M16C/80グ
ループのRAM20KおよびRAM24KB版MCUのデバッグはできますか?
A.
できません。
M30800T-RPD-E(保守製品)は、M16C/80グループのRAM20KおよびRAM24KB版MCUに
は対応していません。RAM20KおよびRAM24KB版MCUのデバッグには、M30803T-RPD-Eを
使用してください。
M30803T-RPD-E使用時は、MCUファイル"M30803.MCU" を選択してください。 MCUファ
イルの内容を変更する必要はありません。 MCUファイルは、M3T-PD308 をインストールし
たディレクトリの下に格納されます。 (例:C:¥MTool¥PD308¥McuFiles)
エミュレーションポッドの対応MCU一覧
製品名
対応MCU
M30800T-RPD-E(保守製品) M16C/80グループ RAM10KB版
M30803T-RPD-E
M16C/80グループ RAM10KB, RAM20K,RAM24KB版
なお、M30800T-RPD-E(保守製品) から、M30803T-RPD-Eへのアップグレードをご希望の場
合は、ツール技術サポート窓口 へご相談ください。
アップグレードの詳細は こちら を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月20日
文書番号:02122001_j
Q.
外部ROM領域のコードにブレークポイントを設定する方法を教えてください。
A.
外部ROM領域をエミュレーションメモリに割り当てるとソフトウェアブレークポイントが使
用できます。
外部ROM領域をエミュレーションメモリに割り当てる方法は以下のとおりです。
●
●
●
M3T-PD308起動時にEmemダイアログのEmulation Memoryタブを開く。
Emulation Memory Allocateグループボックス内で以下のように設定する。
Bank領域 : 該当領域が含まれるバンクアドレスを指定
Length領域 : 該当領域が含まれるサイズを指定
Map領域 : "INTERNAL" を指定
M3T-PD308起動後、コードをダウンロードする。
※ 設定方法の詳細については、M3T-PD308ヘルプ「Ememダイアログ」→
「EmulationMemoryタブ」を参照ください。
[補足]
外部ROM領域のコードにH/Wブレークポイント(そのコードのAddressのRead検出) を設定す
る方法もあります。ただしこの場合は、プリフェッチ検出の際にもイベントが成立しますの
でご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月5日
文書番号:02120501_j
Q.
PCのOSをWindows 2000にアップグレードしたところ、エミュレータデバッガが起動しなく
なりました。PCとエミュレータは、専用パラレルインタフェース基板 (以下PCA4202G02と
表記) を使用して接続しています。
A.
PCA4202G02を使用するには、デバイスドライバをインストールする必要があります。
OSをWindows 2000にアップグレードした場合、デバイドライバがインストールされないた
め、PCA4202G02を使用できません。
OSをアップグレードした際は、M3T-PDxx (M3T-PD30, M3T-PD308, M3T-PD79, M3TPD77, M3T-PD38) を再インストールしてください。PCA4202G02用デバイスドライバも一
緒にインストールされます。
また、Windows NT 4.0/2000上でPCA4202G02を使用する場合、PCA4202G02が使用するI/
Oアドレス(7バイト)の先頭アドレスをWindowsのレジストリ情報に登録する必要がありま
す。M3T-PDxxに付属のユーティリティ setPca4202.exe を使用し、PCA4202G02が使用する
I/Oアドレス(7バイト)の先頭アドレスをレジストリ情報に登録してください。
setPca4202.exeは、M3T-PDxxをインストールしたディレクトリの下のDriversディレクトリ
に格納されています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020506_j
Q.
CB308のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120504_j
M3T-NC308WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の
型をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD308で列挙型変数を参照(マ
ウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜです
か?
A.
M3T-PD308では列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイト
に指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年10月19日
文書番号:01101901_j
Q.
エミュレータシステムPC4701、PC4816B専用パラレルインタフェース基板PCA4202G02
は、Windows 2000/NT 4.0上で使用できますか?
A.
使用できます。
制約事項はありませんが、PCA4202G02が使用するI/Oアドレス (7バイト) の先頭アドレスを
Windowsのレジストリ情報に登録する必要があります (PCA4202G02のI/Oアドレスは、出荷
時100hに設定されています)。
以下の条件に該当する場合は、M3T-PDxxに付属のユーティリティsetPca4202.exeを使用
し、PCA4202G02が使用するI/Oアドレス (7バイト) の先頭アドレスをレジストリ情報に登録
してください。
●
●
M3T-PDxxを初めてご使用になる場合
設定したI/Oアドレス(+7バイト)が他のデバイスと競合している場合
setPca4202.exeは、M3T-PDxxをインストールしたディレクトリ下のDriversディレクトリに
格納されています (例: C:¥mtool¥pdxx¥drivers)。
詳細はM3T-PDxxユーザーズマニュアルのセットアップ編 「Windows 2000/NT 4.0と専用パ
ラレル通信の組み合わせ」 をご覧ください。
また、ISAバスを持たない最新デスクトップパソコンやノートパソコンで専用パラレルインタ
フェース基板PCA4202G02をご使用になる場合は、USB−専用パラレル変換アダプタ UPI010Aをご用意しています。
詳細についてはこちらの関連FAQをご覧ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072311_j
Q.
PD308でローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。
A.
PD308でローカルビットシンボルを参照したい場合、as308でアセンブルする際に "-S" オプ
ション、もしくは "-SM" オプションを指定すれば参照できるようになります。
なお、ローカルシンボルが参照できるのは、ローカルシンボルが定義されているソースファ
イルでプログラムの実行が停止している場合に限ります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月5日
文書番号:01060501_j
Q.
以下のようにsrcコードを変更すると以下のワーニングメッセージが表示されます。
命令コードへの変換は最適化しないためでしょうか?
MOV.W #0020H,A0
↓
MOV.W #0030H,A0
A.
PD308上でのラインアセンブルでは最適化されませんので、srcコードの変更でもコードサイ
ズが変わることがあります。なお、命令コード入力時に命令フォーマット指定子を手動で指
定することで、ショート形式、ゼロ形式等のコードを生成することができます。
例) MOV.W:S #0030H,A0
命令フォーマット指定子に関しては、ソフトウェアマニュアルをご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050909_j
Q.
LAN接続でPD308を使用する場合に注意することはありますか?
A.
LAN接続にてPD308をご使用の場合、以下の点にご注意下さい。
1. LANで接続する前に、エミュレータのIPアドレス等の設定とファームウェアのダウン
ロードを、シリアル接続にて行ってください。
2. Windows 98上でLAN接続する場合、次のレジストリを設定する必要があります。
[Windows 98のレジストリ設定]
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥VXD
位 置:
¥MSTCP"
エントリ: "SackOpts"
値:
"0"
PD308 V.1.10 Release 1以降には、上記レジストリを設定するユーティリティプログ
ラムが添付されています。ユーティリティの詳細は、リリースノートの 「Windows 98
でエミュレータとLAN接続する場合について」 および1998/12/01付け発行のツール
ニュース 「三菱開発サポートツールWindows 98対応のお知らせ その2」 をご参照下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050884_j
Q.
ノートパソコンにLANカードを増設する場合に、推奨のLANカードや動作確認済のLANカー
ドがありますか?
A.
LANカードについては、特に指定していません。ご使用のPCで使用可能なものをご使用下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050885_j
Q.
スタンドアロン環境で使用時もハブ等が必要なのでしょうか?パソコンとPC4701HSを直接
接続できますか?
A.
ネットワーク (HUB) にPC4701HSを接続してください。
PCとPC4701HSを直接 (HUBを介さずに) 接続することも可能です。この場合、10BASE-Tク
ロスケーブル、または、10BASE-Tクロス変換ケーブルが必要になります。
詳細は、1998/06/16付け発行のツールニュース 「PD30, PD38, PD77, PD79 通信方式に関す
るお知らせ」 をご参照下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050886_j
Q.
ノートパソコンでLAN接続は可能ですか?このとき、特別に必要なものはありますか?
A.
ノートパソコンでもLAN接続可能です。
Windows上でTCP/IPが使用可能な環境であれば、他に必要なものはありません。ネットワー
ク (HUB) にPC4701HSを接続してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月5日
文書番号:01050910_j
Q.
M3T-PD308の区間計測ウィンドウでイベントの設定をしようとするとFetchボタンが選択で
きません。なぜでしょうか?
A.
M3T-PD308では、イベントにFetchを指定することはできません。コードのFetchを検出する
際には、そのコードのAddressのRead検出で代用してください。ただしこの場合は、プリ
フェッチ検出の際にもイベントが成立しますのでご注意ください。
[参考]
M16C/80シリーズMCUはFetchイベントを検出するデバッグ機能を持っていません。これ
は、M16C/80シリーズMCUの仕様です。したがって、M3T-PD308では、H/Wブレークや、
区間計測機能などで、Fetchイベントを指定することができません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050928_j
区間時間測定で、指定したアドレスの実行を計測イベントとして設定する場合、指定したア
ドレスのリードを計測イベントとして設定することになっています。この場合、そのアドレ
スがプリフェッチされたとき (実際の実行前) にその計測イベントを検出すると思うのです
が、意図しない計測を行う場合がありませんか?
A.
分岐命令後8バイト以内のアドレスに計測イベントを設定すると、意図しない計測イベントを
検出する場合がありますのでご注意ください。また、計測イベントに設定されてアドレスの
直前で割り込みが発生した場合も同様に、意図しない計測イベントを検出する場合がありま
すのでご注意ください。
主な例として以下の2つがあります。
例1)
以下のような記述において、隣接したfuncAの最終アドレス近くの命令実行時にfuncBの先頭
がプリフェッチされることがあります。funcBの実行時間を区間時間測定の条件として設定し
ていた場合、そのプリフェッチでfuncBの区間時間の計測が開始されます。
void funcA()
{
:
}
void funcB()
{
:
}
例2)
以下のような記述において、funcD();とa=0;のアドレス間隔が8バイト以下の場合、funcD()呼
び出し前に、a=0;のアドレスがプリフェッチされることがあります。a=0;のアドレスのリー
ドを計測開始イベントに設定している場合、funcD()呼び出し前のプリフェッチと、funcD()か
ら帰ってきた後の実際の実行前のプリフェッチとを二重に計測することになります。
void funcC()
{
:
funcD();
: <-- 8バイト以下
a=0; <-- このアドレスのリードを計測イベントとして設定する。
:
}
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最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01050888_j
Q.
PDxxの操作によりエミュレータMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょうか?
リアルタイムにデータを読み出す機能をPC4701でどのように実現しているのか簡単に教えて
いただけないでしょうか?
A.
リアルタイムRAMモニタ機能につきましては以下のように実現しております。
この際、MCUの実行を妨げることはありません。したがって、ユーザープログラム実行への
影響はありません。
1. MCUバスをエミュレータが監視する。
2. 該当領域のリードライトが発生した場合、バス上のデータをエミュレータに取り込
む。
3. エミュレータデバッガPDxxからの要求により、エミュレータ内部に取り込まれたデー
タをホストマシンに送信する。
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最終更新日:2000年6月20日
文書番号:01050890_j
Q.
ノートパソコン上でエミュレータデバッガPDxxを使用しています。
通信インタフェースにシリアル通信を使用していますが、RAMモニタウィンドウをオープン
しているとターゲットプログラム実行中にハングアップする場合があります。
ノートパソコンとの相性やOSの設定に問題があるのでしょうか?
A.
ノートパソコンのパワーマネージメント機能 (またはそれに準する機能) を無効にしてくださ
い。 パワーマネージメント機能が有効であった場合、RAMモニタ機能が中断され、その結
果、正常に動作できなくなります。
ノートパソコンにパワーマネージメント機能を無効にする設定がない場合は、シリアル通信
以外の通信インタフェースの使用、あるいはデスクトップ型パソコンの使用をご検討くださ
るようお願いします。
RAMモニタ機能は、ターゲットプログラム実行中のデータの変化を一定周期 (サンプリング
周期) で監視する機能です。エミュレータとパソコン間の通信量は、監視するRAMの量及び
サンプリング周期に依存します。よって、以下の方法により問題を回避できる場合もありま
す。
1. ASMウォッチウィンドウで参照する(監視するRAMアドレスを減らす)。
2. RAMモニタウィンドウのサンプリング周期を長くする。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050929_j
Q.
PD308 V.1.10 Release 1を使用すると次の動作が正しくない。
●
●
●
C ウオッチウインドウで C 言語変数の内容が正しく表示されない。
C ウオッチウインドウでリアルタイム表示されない。
スクリプトウインドウでPRINTコマンドの表示内容が正しくない。
A.
これらの問題は、PD308 V.1.10 Release 2 以降のバージョンで修正しております。オンライ
ンバージョンアップサイトにて、最新版をご入手下さい。
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最終更新日:2003年7月7日
文書番号:01050892_j
Q.
1. M3T-PDxx (M3T-PD308, M3T-PD30, M3T-PD79, M3T-PD77, M3T-PD38) をPC4701U
またはPC4701Mと組み合わせて使用する際M3T-PDxxのインストール時にエミュレー
タのシリアル番号を入力しますが、インストールの際に入力したシリアル番号以外の
PC4701U/PC4701Mを使用することはできますか?
2. PC4701U/PC4701Mに同梱された "Debug Tools" (旧称:"PDxx Service Pack") に含ま
れるM3T-PDxxを、PC4701U/PC4701M以外のPC4701エミュレータと組み合わせて使
用する事はできますか?
A.
1. 使用できます。エミュレータがPC4701U/PC4701Mであれば、問題なく動作します。
2. ご使用になる製品のライセンスIDをお持ちであれば使用できます。この場
合、"PC4701全機種対応版" としてインストールして頂く必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050894_j
Q.
RAMモニタウィンドウにおいて、アドレス0x46と0x500のデータを参照したいのですが、リ
アルタイムRAMモニタ機能の仕様が連続した1Kバイトとあるため、同時に参照することがで
きません。
RAMモニタ領域を分割することはできないのでしょうか?
A.
RAMモニタ領域を分割して使用することはできません (エミュレータPC4701の仕様です)。
参照するアドレスがRAMモニタ領域内となるようにRAMセクションの配置を工夫してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
最終更新日:2003年7月7日
文書番号:01051029_j
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMに入っているエミュレータデバッガ製品
の種類とライセンスIDを教えてください。
A.
エミュレータPC4701U/PC4701Mと組み合わせて使用できるエミュレータデバッガは、以下
の5製品です。
M32C/80,M16C/80シリーズ用 :M3T-PD308
M16C/60,30,20,10シリーズ用 :M3T-PD30
79xxシリーズ用
:M3T-PD79
77xxシリーズ用
:M3T-PD77
740ファミリ用
:M3T-PD38
PC4701U/PC4701Mに付属のCD-ROMには、上記の5製品以外のデバッガが入っている場合
もありますが、それらをインストールすることはできません。
上記の5製品は、PC4701U/PC4701Mと組み合わせてご使用になる場合のみ、無償で使用い
ただけます。ライセンスIDも不要です。
そのため、PC4701U/PC4701Mに付属のM3T-PDxxには、ライセンスID証書が添付されてい
ません。
ご使用の際は、インストール時にオープンする [ライセンス選択指定ダイアログ] で、
[PC4701U/M 専用版のインストール] をチェックした上で、PC4701U/PC4701Mのシリアル
番号を入力してください。
PC4701U/PC4701M専用のエミュレータデバッガの最新版
日本語版
英語版
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年10月5日
文書番号:01051030_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701UおよびエミュレータPC4701M, エミュレータPC4701HSは、中華人民
共和国でも使用可能でしょうか?また、使用に際して別途購入する部品はありますか?
A.
PC4701UおよびPC4701M, PC4701HSは、AC100V∼120V(50/60Hz), 200V∼240V
(50/60Hz)のAC電源電圧に対応しており、全世界で使用可能です。中華人民共和国(以下、中
国と略します)のAC電源の電圧は、110V/220V(50Hz)ですので、使用可能です。
ただし、中国のAC電源のプラグ形状は、A-2, C-2, B-3, O, BFと各種ありま
すので、実際に使用される場所でのプラグ形状の中国安全規格に適合して
いる AC電源ケーブルを別途ご用意いただく必要があります。PC4701Uお
よびPC4701M, PC4701HSのAC電源入力は、インレット形状(右図)で
すので、AC電源ケーブルごと差し替えが可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年2月20日
文書番号:01051031_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
PC4701エミュレータの種類を教えてください。
A.
PC4701エミュレータには、以下の6種類あります。
おもな PC4701U PC4701M PC4701HS PC4701L PC4700H PC4700L
仕様
販売中
保守品種
保守品種 保守品種 保守品種 保守品種
基本機
能:
プログ
ラム実
行
ステッ
プ実行
RAMモ
ニタな
ど
あり
高機
能:
リアル
タイム
トレー
ス
C0カバ
レッジ
状態遷
移ブ
レーク
など
シリ
アル
あり
なし
あり
なし
RS-232C(最大38,400bps)
あり
通 USB (※1)
信
パラ
I/
LPTパラレル(※2)
レル
F
LAN 10Base-T
なし
なし
なし
専用パラレル(※3)
10BaseT,10Base-5
なし
10BaseT,10Base5
なし
740ファミ
リ
電源
海外規
格対応
エミュ
レータ
デバッ
ガ
エミュレータに内蔵
外付け
エミュレータに内蔵
あり
なし
使用権バンドル
別売
(※4)
※1. USB 1.1 FullSpeedをサポートしています。
※2. プリンタポート。ECP, EPP, バイト互換, ニブル互換モードをサポートしています。
※3. パソコン側に別売の専用パラレルインタフェース基板PCA4202G02が必要です。
※4. ツールホームページから最新バージョンのエミュレータデバッガを無償ダウンロードできる権利
がバンドルされています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月22日
文書番号:03092201_j
Q.
エミュレータデバッガをインストールし、エミュレータをUSBで接続しても、新しいデバイ
スが認識されません。
A.
USBドライバが、使用しているパソコンに認識されているか、Windowsのデバイスマネー
ジャで確認してください。
Renesas Emulator → Renesas USB Interface 、
Mitsubishi Emulator → Mitsubishi USB Interface 又は、
Mitsubishi Emulator → Renesas USB Interface のいずれかを選択し右クリックの
プロパティを選択して、「デバイスの状態」が「正常に動作しています。」と表
示されていますか?
上記デバイスが見つからない場合は、以下の手順でUSBデバイスドライバをインストールし
てください。
1.
2.
3.
4.
エミュレータデバッガがインストールされていることを確認する。
ホストマシンとエミュレータをUSBケーブルで接続する。
エミュレータの電源を投入する。
USBデバイスが検出され、対応するデバイスドライバをインストールするためのウィ
ザードが起動します。
5. ウィザードのメッセージに従って、インストールを実行するとセットアップ情報ファ
イル(inf ファイル)を指定するためのダイアログがオープンします。
6. エミュレータデバッガをインストールしたディレクトリ下の musbdrv.inf ファイルを
指定してください。
USBインターフェイスを搭載したエミュレータは、OSに標準装備されているUSBデバイスド
ライバを使用できないため、エミュレータデバッガに付属しているドライバ(musbdrv.sys)を
必ずインストールしてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年9月20日
文書番号:01092006_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
ルネサスエミュレータ用の専用デバイスドライバ (Musbdrv.sys) をインストールしたのです
が、システムプロパティーのデバイスマネージャで見ると、USBのアイコンではなく、"?
マーク" のアイコンになってしまいます。
A.
USBドライバのインストール時にPC4701U同梱のCD-ROM中のDriverディレクトリを指定し
た場合に、Mitsubishi Emulatorが "?マーク" のアイコンで表示されます。これは、Driver
ディレクトリ中のMusbdrv.infの記述に誤りがあるために発生する現象です。アイコンの表示
が "?マーク" となっていますが、エミュレータPC4701Uとの通信には問題がありませんので
そのままご使用いただけます。
なお、PDxxのユーザーズマニュアルに従ってUSBドライバをPDxxインストーラが生成した
Driversディレクトリからインストールした場合には、この現象は発生しません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年10月5日
文書番号:01092005_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
USBケーブルを接続するとUSBドライバを追加するためのウィザードが起動します。 どうし
て自動的にインストールされないのですか?
A.
PC4701UをUSBインタフェースで使用する場合はルネサスエミュレータ用の専用デバイスド
ライバ (Musbdrv.sys) が必要になります。
ルネサス専用ドライバですので、パソコンに初めてPC4701Uを接続すると、Windowsはドラ
イバのインストールを要求してきます。キーボード、マウスなどポピュラーなデバイスは標
準のデバイスクラスが定義されているため、このドライバインストールが自動的に実施され
ます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
最終更新日:2001年4月5日
文書番号:01051032_j
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
スタンドアロンのPCとエミュレータPC4701UまたはエミュレータPC4701HSをLAN接続する
ことは可能でしょうか?
A.
PCとPC4701UまたはPC4701HSを1対1で接続するには、以下に示す2通りの方法がありま
す。
1. 10BASE-Tクロス接続
市販の10BASE-Tクロスケーブルまたは10BASE-Tクロス変換ケーブルを用意し、PCと
PC4701UまたはPC4701HSをクロス接続することで1対1の通信ができます。
詳細は、1998/06/16付け発行のツールニュース 「PD30, PD38, PD77, PD79通信方式
に関するお知らせ」 をご参照ください。
例)
PC----クロス変換ケーブル----PC4701UまたはPC4701HS
2. 専用ハブ接続
ネットワークに接続されていないハブをご用意いただき、 最少ネットワークを構成す
ることで1対1の通信が可能です。
例)
ハブ
| |
+---+ +---+
|
|
PC
PC4701UまたはPC4701HS
[PCとPC4701UまたはPC4701HSの設定方法]
上記いずれの接続方法についても、PC4701UまたはPC4701HSに、あらかじめ固定IPアドレ
スを設定しておく必要があります。 次に示す手順で、PCおよびPC4701UまたはPC4701HS
の設定を行ってください。
詳細は、各製品の取り扱い説明書を参照してください。
1. RS-232C接続などでPDxxを起動します。
2. PC4701UまたはPC4701HSのIPアドレス、サブネットマスク、ポート番号を設定しま
す。
❍ IPアドレスはPCと重複しない固定IPアドレスを設定します(DHCPは使用不可
能)。
❍ サブネットマスクはPCと同じ値を設定します。
❍ ポート番号はデフォルト(4700)のままで構いません。
3. PDxxを終了し、PC4701UまたはPC4701HSの電源を切ります。
4. LAN接続へ変更し、I/F切り換えスイッチをLANに設定してから、PC4701Uまたは
PC4701HSの電源を入れます。
5. PDxxを起動し、設定したIPアドレスを指定することで使用可能となります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01051033_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
ルネサスエミュレータのPCとの通信インタフェース展開方針は?
A.
新規開発のルネサスエミュレータ (4ビットMCU用、コンパクトエミュレータ類を除く) は、
今後以下の通信形態を標準装備するよう、統一を進めていきます。
●
●
●
USB:USB 1.1 FullSpeed
LPT:EPP、ECP、バイト、ニブルの各モード
LAN:10BASE-T Ethernet
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年4月20日
文書番号:01051034_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701でUSBインタフェースが装備されていない既存製品でUSBインタフェー
スは対応できませんか?
A.
PC4700HやPC4701HSなど、専用パラレルインタフェースを持つ製品向けに、PCのUSBポー
トを専用パラレルポートへ接続するための"USB <==>専用パラレル変換器"がパートナーベン
ダより発売されています。"USB−専用パラレル変換アダプタ"の詳細は、以下のURLをご参照
ください。
アイテック阪神株式会社ホームページ:http://www.itec.hanshin.co.jp/
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051035_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701HSまたはエミュレータPC4700HをLAN接続していますが、ホスト側の
設定がIPアドレスの自動取得になっていると接続できません。
A.
PC4701HSまたはPC4700Hとホストマシンを1対1で接続する場合、ホスト側のIPアドレスを
個別に指定してください。エミュレータのIPアドレスも同様です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01051036_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701HSまたはエミュレータPC4700HをLAN接続していますが、IPアドレス
を自動で取得する設定は出来ないのでしょうか?
A.
PC4701HSまたはPC4700Hエミュレータは、IPアドレスを自動で取得することはできませ
ん。IPアドレスを個別に指定してくださるようお願いします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年4月20日
文書番号:01051037_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701の専用パラレルインタフェース基板PCA4202G02の将来展開について
お聞きしたいことがあります。この基板は、パソコンのISAバスに接続するタイプですが、現
在発売されているパソコンはISAバスがサポートされていない製品が多数であることはご存じ
と思います。PCIバスに接続するタイプのパラレルインタフェース基板を開発する予定はあり
ませんか?
A.
ご指摘いただいた通り、現在のパソコンはISAバスを搭載していない製品が多数であるため、
パソコン機種の交換によりPC4701HS及びPC4700Hの専用パラレルインタフェースが使用で
きなくなる場合もあります。USBで通信が可能なPC4701Uであれば、パラレルインタフェー
ス基板が不要で高速ダウンロードも可能です。まずは、PC4701Uのご購入をご検討くださる
ようお願いいたします。
PC4700L/PC4700H/PC4701L/PC4701HSをご使用のお客様に対しては、"USB <==>専用パ
ラレル変換器"がパートナーベンダより発売されています。"USB−専用パラレル変換アダプ
タ"の詳細は、以下のURLをご参照ください。
アイテック阪神株式会社ホームページ:http://www.itec.hanshin.co.jp/
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文書番号:01051038_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701UまたはエミュレータPC4701Mとパソコンのプリンタポートとの接続
方法を教えてください。
A.
LPTポート接続の詳しい手順については、ご使用になるエミュレータデバッガに添付されて
いるマニュアルをご参照ください。マニュアル通りに接続しても通信できない場合は、本
ホームページ中のPC4701専用サイト 「LPTポート接続ヒント集」 を参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01051039_j
M16C/60シリーズ
Q.
エミュレーションポッドM306xxTx-RPD-Eを変換基板100LCC-80QSBとの組み合わせで使用
していますが、エミュレータPC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDが点灯しませ
ん。
A.
M306xxTx-RPD-Eと100LCC-80QSBとの組み合わせでは、PC4701のSTATUS OF TARGET側の
POWER LEDは点灯しません。PC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDは、MCUのす
べての電源ピン(Vcc)に電源供給がされていることを確認してLEDを点灯させています。
M16C/60, M16C/61, M16C/62グループの100ピン版MCUではVcc端子が2ピンあり、この2
ピンに電源供給がされていることを確認してLEDを点灯させています。80ピン版MCUでは
Vcc端子は1ピンのみであるため、100LCC-80QSBではこのVcc端子を100ピン版の片方のVcc
端子側へ変換するように接続しています。このため、100ピン版のもう一方のVcc端子は未接
続になっていますのでPOWER LEDは点灯しません。なおLEDが点灯しないこと以外には、デ
バッグ上の問題は発生しません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051040_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
1998年7月16日付け発行のツールニュース 「PC4701/PC4700/PC4901/PC4900エミュレー
タLANインタフェースご使用上のお願い」 で、改修対象製品となっているエミュレータ
PC4701HS/PC4700Hのシリアル番号を教えていただけないでしょうか。
A.
PC4701HS、またはPC4700HでLANモニタROMの不具合 (クラスCでの接続不良) が内在する
製品は、本体底面のシリアル番号末尾で判断可能です。
改修済みの製品には、以下に示すシリアル番号末尾が付加されています。
改修すべき(シリアル番号が古い)製品をお持ちの場合は、改修依頼されることをお勧めしま
す。
LANモニタROM改修済み製品のシリアル番号末尾
PC4701HS:CA、D、E以降
PC4700H:DA、EA、FA、G、H、I以降
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最終更新日:2000年2月21日
文書番号:01051041_j
740ファミリ
Q.
エミュレータPC4701とエミュレーションポッドM38000TL2-FPDを組み合わせて使用してい
るのですが、エミュレータシステム起動直後の PC4701のLED表示が取り扱い説明書の通り
になりません。取り扱い説明書では、正常時にはターゲットステータスLEDのRESETが消灯す
るとありますが、点灯したままです。エラーと思ったのですが、エミュレータデバッガは正
常に起動します。
A.
エミュレータデバッガPD38 V.3.00 Release 1 以降をご使用の場合は、RESETのLEDが点灯し
たままで正常となります。
PD38 V.3.00 Release 1 からファームウェアが変更になっており、起動直後にはMCUをリ
セット状態にするようにしております。このため、正常起動時は以下の通りRESETのLEDが点
灯となります。
POWER
CLOCK
RESET
RUN
HALT
:ターゲットシステム接続時 点灯、未接続時 消灯
:点灯
:点灯
:消灯
:消灯
PD38が正常に起動した場合に、MCUのリセット状態が解除され、RESETが消灯します。
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M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
最終更新日:2003年5月8日
文書番号:01051042_j
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータデバッガ起動時に「リセット不可状態です」や「デバッグモニタとの通信がで
きません。RESETコマンドを実行してください。」というエラーがでます。
A.
M32C/80,M16C/80シリーズ M16C/60,30,20,10シリーズ 79xxシリーズ 77xxシリーズ
以下の項目についてご確認下さい。
1. エミュレーションポッドとファームウェアの合致
エミュレーションポッドに対応するファームウェア名 (詳細はマニュアルを参照くださ
い) を MCUファイル内に記述していますか?
エミュレータデバッガ起動時にファームウェアのダウンロード指示表示がある場合、
メッセージに従ってファームウェアをダウンロードしてください。
2. リセット端子、NMI*端子、HOLD*端子等について正常な電圧レベル (デフォルト=Hi)
が供給されているかをご確認下さい。
3. 正しいMCUファイルが選択されているかどうかご確認下さい。
4. ターゲットシステム上に電源、GNDが正しく供給されているかご確認ください。
5. メモリ拡張モードやマイクロプロセッサモードで使用する場合、RDY*端子やHOLD*端
子が "H" レベルであることをご確認ください。
740ファミリ
以下の項目についてご確認下さい。
1. エミュレーションポッドとファームウェアの合致
エミュレーションポッドに対応するファームウェア名 (詳細はマニュアルを参照くださ
い) を MCUファイル内に記述していますか?
エミュレータデバッガ起動時にファームウェアのダウンロード指示表示がある場合、
メッセージに従ってファームウェアをダウンロードしてください。
2. リセット端子、HOLD*端子等について正常な電圧レベル(デフォルト=Hi)が供給され
ているかをご確認下さい。
3. 正しいMCUファイルが選択されているかどうかご確認下さい。
4. ターゲットシステム上に電源、GNDが正しく供給されているかご確認ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051043_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701の電源が入りません。
A.
以下の項目についてご確認下さい。
1. AC電源ケーブルはコンセントに正しく接続されていますか?
2. 電源電圧はPC4701の入力範囲にありますか?
3. エミュレータPC4701HSの場合は、専用電源ユニットPC4701PのDC電源出力ケーブル
がPC4701HSに正しく接続されていますか?
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051044_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
ファームウエアをダウンロードできません。
A.
以下の手順で、ファームウェアをダウンロードしてください。
1. エミュレータPC4701の電源を投入後、2秒以内にPC4701のリセットボタンを押しま
す。
2. PC4701のシステムステータスLEDのうち、"SAFE"が点滅していることを確認します。
3. エミュレータデバッガを起動します。
4. "We should download new firmware." というメッセージのダイアログが表示されます
ので、"OK"ボタンをクリックします。
※ダウンロード中はPC4701のシステムステータスLEDのうち、ERRORのLEDが点滅し
ますが、これはファームウェアをダウンロード中であることを示す表示であり、シス
テムの異常を示すものではありません。
5. ダウンロードの所要時間は、以下の通りです。
ダウンロード終了後、自動的に再起動し通常のモードに戻ります。
❍ USB インタフェース使用時
: 約20秒
❍ LPT インタフェース使用時
: 約20秒
❍ 専用パラレルインタフェース使用時
: 約30秒
❍ シリアルインタフェース使用時
: 約5分
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
最終更新日:2001年4月20日
文書番号:01051045_j
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータデバッガ起動時に"通信エラーが発生しました。"と表示されます。
A.
インタフェースの種類別に確認事項を以下に示します。
1. USBインタフェース接続の場合(PC4701U)
❍ USBインタフェースケーブルがエミュレータPC4701とホストマシンの双方に正
しく接続されていますか?
❍ PC4701のインタフェース選択スイッチがUSBの位置に設定されていますか?
❍ エミュレータデバッガのインタフェース設定は、USBになっていますか?環境設
定ファイル(.ini)のファイルの内容を確認してください。
❍ USBドライバ(musbdrv.sys)がホストマシンに認識されているか、デバイスマ
ネージャでご確認ください。
2. LPTインタフェース接続の場合(PC4701UまたはPC4701M)
❍ LPTパラレルインタフェースケーブルがPC4701とホストマシンの双方に正しく
接続されていますか?
❍ PC4701のインタフェース選択スイッチがLPT Parallelの位置に設定されていま
すか?
❍ エミュレータデバッガのインタフェース設定は、LPTになっていますか?環境設
定ファイル(.ini)のファイルの内容を確認してください。
❍ エミュレータデバッガでのLPTパラレルインタフェースのType,I/Oアドレスはホ
ストマシンに対応していますか?
3. LANインタフェース接続の場合(PC4701U)
❍ 10BASE-TケーブルがPC4701とハブの双方に正しく接続されていますか?
❍ PC4701とホストマシンを直接接続している場合は、10BASE-Tクロスケーブル
を使用していますか?
❍ PC4701のインタフェース選択スイッチがLANの位置に設定されていますか?
❍ エミュレータデバッガのインタフェース設定は、LANになっていますか?環境設
定ファイル(.ini)のファイルの内容を確認してください。
❍ PC4701のIPアドレス設定後、PC4701の電源を切って再起動しましたか?
❍ ホストマシンとPC4701を別ネットワークに設定している場合、OS上でゲート
ウェイを設定しましたか?
❍ PC4701に登録するゲートウェイのIPアドレスは、PC4701が使用するゲート
ウェイを指定しましたか?
4. LANインタフェース接続の場合(PC4701HS)
❍
❍
❍
❍
❍
LANインタフェースケーブルは正しく接続していますか?
PC4701のインタフェース選択スイッチがLANの位置に設定されていますか?
Ethernetケーブルとの接続では、10Base-5ではトランシーバケーブルを介して
トランシーバに、10Base-Tではハブに直接接続します。また、10Base-T用の中
継アダプタを使用してケーブルを延長している場合、アダプタとケーブルが接続
されているかを確認してください。
IPアドレス、ポート番号、サブネットマスクの設定を行いましたか?LANシステ
ム管理者に確認してください。
エミュレータデバッガのインタフェース設定は、LANになっていますか?環境設
定ファイル(.ini)のファイルの内容を確認してください。
5. パラレルインタフェース接続の場合(PC4701HS,PC4701L,PC4700H,PC4700L)
❍ パラレルケーブルが、PC4701とホストマシンの双方に正しく接続されています
か?
❍ PC4701のインタフェース選択スイッチがPARALLELの位置に設定されています
か?
❍ エミュレータデバッガのインタフェース設定は、パラレルになっていますか?環
境設定ファイル(.ini)のファイルの内容を確認してください。
❍ パラレルインタフェース基板は正しく設定されていますか?パラレルインタ
フェースを使用する場合、 パーソナルコンピュータとパラレルインタフェース
基板(PCA4202G02またはPCA4201)の I/Oアドレスが 衝突(重複)しているなどの
原因が考えられます。詳しくはインタフェース基板付属の取り扱い説明書を参照
してください。
6. シリアルインタフェース接続の場合
❍ シリアルケーブルが、PC4701とホストマシンの双方に正しく接続されています
か?
❍ PC4701のインタフェース選択スイッチがRS-232Cの位置に設定されています
か?
❍ エミュレータデバッガのインタフェース設定は、シリアルになっていますか?環
境設定ファイル(.ini)のファイルの内容を確認してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051046_j
M32C/80,M16C/80シリーズ M16C/60,30,20,10シリーズ 77xxシリーズ 740ファミリ
Q.
エミュレータPC4701のセルフチェックを行いますと、エラーになります。
A.
M32C/80,M16C/80シリーズ M16C/60,30,20,10シリーズ 77xxシリーズ
エミュレータPC4701ではセルフチェック処理を始める前に、エミュレーションポッド・
ファームウェア・エバリュエーションMCUの状態をチェックします。以下3点の項目に関し
て異常がある場合にエラーとなります。
1. エミュレーションポッドの接続状態
PC4701のエミュレーションポッド接続用コネクタにエミュレーションポッドが正しく
接続されていますか? 一度フレキシブル基板FLX120-RPDを取り外し、再度取り付け
た上に、FLX120-RPDの4ヶ所のネジ止めを行って下さい。
2. エミュレーションポッドとファームウェアの合致
エミュレータデバッガを起動したときにファームウェアをダウンロードする指示表示
がある場合、メッセージに従ってエミュレーションポッドに一致するファームウェア
をダウンロードしてください。エミュレーションポッドに対応するファームウェア名
については、エミュレーションポッドの取扱説明書を参照ください。
3. ターゲットとの接続状態
セルフチェックを行う場合は必ずターゲットシステムを外した状態で行って下さい。
またエミュレーションポッド上のスイッチについてもエミュレーションポッドの取扱
説明書を参照して設定下さい。
740ファミリ
エミュレータPC4701ではセルフチェック処理を始める前に、エミュレーションポッド・
ファームウェア・エミュレータMCU (またはエバリュエーションMCU) の状態をチェックしま
す。以下4点の項目に関して異常がある場合にエラーとなります。
1. エミュレーションポッドの接続状態
PC4701のエミュレーションポッド接続用コネクタにエミュレーションポッドが正しく
接続されていますか? 一度フレキシブル基板FLX120-RPDを取り外し、再度取り付け
た上に、FLX120-RPDの4ヶ所のネジ止めを行って下さい。
2. エミュレーションポッドとファームウェアの合致
エミュレータデバッガを起動したときにファームウェアをダウンロードする指示表示
がある場合、メッセージに従ってエミュレーションポッドに一致するファームウェア
をダウンロードしてください。エミュレーションポッドに対応するファームウェア名
については、エミュレーションポッドの取扱説明書を参照ください。
3. エミュレータデバッガのバージョン(エバリュエーションMCU)
エバリュエーションMCU方式のエミュレーションポッド(M3xxxxT-RPD-E)とPDB38ま
たはWDB38Nの組み合わせではセルフチェックはエラーとなります。PD38へのバー
ジョンアップをお願いします。
4. ターゲットMCU(エミュレータMCU)の状態
エミュレータMCU方式のエミュレーションポッド(M3xxxxTxx-FPD)を使用している場
合は以下3項目についてご確認願います。
❍ エミュレータMCUが正しくターゲットシステムに接続されていますか?
❍ エミュレータMCUに電源(MCUの仕様範囲内)及びクロックが入力されています
か?
エミュレーションポッドには電源供給機能がありませんので、 エミュレータ
MCUはターゲットシステムから電源を供給してください。
❍ ターゲットシステムでリセットICを使用している場合、一時的にリセットICを取
り外して10KΩ程度のプルアップ抵抗を実装してください。エミュレータを使用
したデバッグを終了した後、リセットICを使用してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年2月20日
文書番号:01051047_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータPC4701のブレーク・イベント出力ケーブルからブレーク信号が出力されるブ
レーク条件とはどのような条件でしょうか?
A.
PC4701が以下の要因を検出したときに、ブレーク信号が出力されます。
●
●
H/Wブレーク条件の成立
プロテクトブレーク条件の成立
※S/Wブレークでは、ブレーク信号は出力されません。
(S/Wブレークについては、エミュレーションポッド内で制御を行っており、エミュレーショ
ンポッドからも信号は出力されません。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051048_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
ユーザープログラム実行中においてエミュレータデバッガへのどの操作がMCUの動作に影響
を与えますか?
A.
(1) メモリ、ダンプウインドウの操作及びスクロール
操作を行うことによりユーザープログラムは一時中断されリアルタイム性は保証され
なくなります。
(2) リアルタイムRAMモニタの表示及び操作、スクロール
操作を行ってもユーザープログラムは中断されません。リアルタイム性は保証されま
す。
(3) ソースウィンドウの表示
ソース表示時の操作はリアルタイム性に影響を与えません。逆アセンブル表示および
MIX表示時に、ウィンドウのスクロール操作を行った場合にはユーザープログラムが
一時中断されリアルタイム性は保証されなくなります。
(4) ソースウィンドウでのマウスカーソル位置のRAMのチップ表示
チップ表示のデータ取得はユーザープログラムを一時中断させて行います。このた
め、ユーザープログラムのリアルタイム性は保証されません。リアルタイム性が要求
される場合は、変数上にカーソルを持っていかないでください。
(5) レジスタウインドウの操作
ユーザープログラム実行中は、実行直前の値を表示しています。また、ユーザープロ
グラム実行中の値の変更はできません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051049_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
エミュレータデバッガPDxxの操作によりMCUの実行状態に影響を及ぼすことはあるのでしょ
うか?リアルタイムにデータを読み出す機能をエミュレータPC4701でどのように実現してい
るのか簡単に教えていただけないでしょうか?
A.
リアルタイムRAMモニタ機能、リアルタイムトレース機能につきましては、以下のように実
現しております。この際、MCUの実行を妨げることはありません。したがって、ユーザープ
ログラム実行への影響はありません。
1. MCUバスをエミュレータが監視する。
2. 該当領域のリードライトが発生した場合、バス上のデータをエミュレータに取り込
む。
3. エミュレータデバッガPDxxからの要求により、エミュレータPC4701内部のRAMに取
り込まれたデータをホストマシンに送信する。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072302_j
M32C/80,M16C/80シリー
79xxシリー
M16C/60,30,20,10シリーズ
ズ
ズ
Q.
77xxシリー
ズ
740ファミ
リ
PC4701Uとターゲットシステムの電源投入および電源遮断のタイミングを教えてください。
A.
ターゲットシステムとエミュレータPC4701の電源投入タイミングは、「ターゲットシステム
→エミュレータPC4701」 の順番で出来るだけ短いタイミングで電源投入してください。
また、電源遮断タイミングは、逆に 「エミュレータPC4701→ターゲットシステム」 の順番で
出来るだけ短いタイミングで電源を遮断ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年8月5日
文書番号:03080502_j
Q.
M30830T-EPBを使用して、CPUクロックにPLLクロックもしくはオンチップオシレータク
ロックを選択した場合のデバッグは可能ですか?
A.
M30830T-EPBでは、PLLクロックもしくはオンチップオシレータクロックをCPUクロックに
設定した場合のデバッグはできません。
PLLクロックもしくはオンチップオシレータクロックをCPUクロックとして使用する場合は、
フラッシュマイコンで実装評価を行うか、モニタデバッガライブラリ等を用いて動作を確認
してください。
モニタデバッガライブラリを用いてのデバッグ手法は、こちら を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月20日
文書番号:02022002_j
Q.
エミュレータデバッガで、ポートP9方向レジスタの設定を変更しましたが、状態が変わりま
せん。
A.
1. ポートP9方向レジスタへ書き込みをおこなう際、以下の手順で書き込み許可用のプロ
テクトレジスタ(PRC2)の設定を変更すると、プロテクトは解除されず、書き込みがで
きません。
(1)『PRC2 をセット "1" する命令』のステップ実行
(2)『PRC2 をセット "1" する命令』から『ポートP9 方向レジスタまたはプロテクト対
象となるレジスタの設定』までの間でのブレークポイント設定
(3) ユーザプログラム実行中においてのDUMP WINDOW 上やSCRIPT WINDOW 上等か
らの『PRC2のセット "1"』
プロテクトレジスタ(PRC2)は設定後、任意の番地に書き込みを行うと "0" になります
ので、設定を変更した後はすぐにレジスタを書き換えてください。
ポートP9方向レジスタへ書き込みの確認方法としては、ポートP9方向レジスタへの書
き込み後ユーザプログラムを停止させ、RAMモニタウインドで "Clear" ボタンを押して
確認してください。
2. ポートP92が、ポート機能ではなく周辺機能として使用されていないか確認してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年2月20日
文書番号:03022002_j
Q.
M16C/80シリーズ用エミュレーションポッドM30803T-RPD-EおよびM30800T-RPD-E(保守
製品) の拡張エミュレーションメモリ1.5MBのメモリ容量を拡張することはできますか?
A.
拡張エミュレーションメモリの容量は1.5MBから4.0MBへ拡張することができます。
エミュレーションポッドに標準実装されているメモリボードを4MB拡張エミュレーションメ
モリボードM30800T-M04に交換してください。M30800T-M04は別途ご購入願います。
注意: エミュレータデバッガM3T-PD308 V.1.00 Release 1以降が使用できます。
ただし、EMEMダイアログ設定で、デバッグモニタバンクアドレスをF0∼FBに設定す
ることはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月20日
文書番号:02020501_j
Q.
エミュレータデバッガ(M3T-PD308またはM3T-PD30)で、フリーラン動作している最中
に、ターゲットシステムの電源のみをON/OFFすることはできないのでしょうか?
A.
各エミュレーションポッド(以下参照)は、ターゲットシステムの電源を切断することをサ
ポートしておりません。ターゲットシステムの電源のみを切断するとエミュレーションポッ
ドは、正常に動作しません。
該当エミュレーションポッド
M16C/10シリーズ用:M30100T-RPD-E
M16C/20シリーズ用:M302xxT-RPD-E
M16C/60シリーズ用:M306xxTx-RPD-E
M32C/80, M16C/80シリーズ用:M308xxT-RPD-E
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120503_j
Q.
M16C/6Nグループ用エミュレーションポッドM306N0T2-PRD-Eを使用してサブクロックの
みでの動作をデバッグしていますが、メインクロックは停止しているにもかかわらず、
UART、タイマなど正常に動作している周辺機能があります(評価用MCUではそれらは止まっ
ています)。回避方法と理由を教えてください。
A.
この現象を回避する方法はありません。
M306N0T2-PRD-Eだけでなく、M16C/80シリーズ用、 M16C/60シリーズ用、M16C/20シ
リーズ用エミュレーションポッドをご使用時はメインクロック停止ビットをセットしても、
内部クロックをカウントソースなどに使用している周辺機能は動作いたします。
以下の理由により、エミュレーションポッド使用時は周辺回路へ内部クロックが供給され続
けます。
●
●
エミュレーションポッド使用時は、エバリュエーションMCUのXINに方形波でクロッ
クを入力する必要があります。
エバリュエーションMCU、実MCU共に、メインクロック停止ビットをセットすると、
XIN, XOUT間に発振子を接続した場合は、クロックバッファが止まり発振しません
が、XINに方形波を入力している場合はXIN信号が内部クロックに供給されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120502_j
Q.
タイマ割り込みを使用したプログラムをデバッグしています。プログラムが停止した後でも
タイマ割り込み要求が発生します。なぜでしょうか?
A.
M16C/80シリーズ用, M16C/60シリーズ用, M16C/20シリーズ用エミュレーションポッドで
はプログラム停止中の動作は、特定アドレスでのループプログラム実行により実現していま
す。このためプログラムが停止している間でも、タイマやその他の周辺機能は動作しており
割り込み要求が発生することがあります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月7日
文書番号:01051198_j
Q.
製品には開発キットM3T-MR30Kと量産契約M3T-MR30Sがありますが、量産契約のみ購入で
きますか?
A.
はい、量産契約のみ購入できます。
ただし、量産契約の製品パッケージには予め開発キットが含まれています。
(開発キットを含まない製品は販売しておりません)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01051199_j
Q.
メイルボックス機能でメッセージサイズを変更するとうまく動作しなくなりました。
A.
メイルボックス機能を使用する場合は、使用するメッセージサイズに応じてコンパイルオプ
ションを以下のようにしてください。
1. メッセージサイズを32に指定した場合
コンパイルオプションに-Dfar_msg=1を追加してください。
リンクオプションのリンクライブラリにc30mrlm.lib, mr30lm.libを追加してくださ
い。
c30mr.lib, mr30.libが指定されている場合は、それを削除してください。
2. メッセージサイズを16に指定した、もしくは送信データサイズ指定をしない場合
コンパイルオプションに-Dfar_msg=1がある場合は削除してください。
リンクオプションのリンクライブラリにc30mr.lib, mr30.libを追加してください。
c30mrlm.lib, mr30lm.libが指定されている場合は、それを削除してください。
上記のようになっていない場合、snd_msgシステムコールが呼び出されず正しく動作しませ
ん。
[コンパイルオプションの変更方法]
●
●
TM V.3.0以降をお使いの場合
MR30のコンフィグレーションファイルのメッセージサイズ指定を設定または変更した
場合、その指定に応じてTM上でコンパイルオプションに上記変更を加える必要があり
ます。
TM を使用しない場合
コンフィグレータのmakefile生成機能でmakefileを生成している場合は、再コンフィグ
レーションを行ってください。自動的にコンパイルオプションの変更を行います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年11月20日
文書番号:01051200_j
Q.
MR30でアプリケーションプログラムを開発する場合、コンパイルおよびアセンブル時の出
力先ディレクトリを変更指定 (コンパイラは-dir、アセンブラは-Oオプション指定) すると、
リアルタイムOSのカーネルモジュールがリンクされなくなりました。
A.
コンパイルおよびアセンブル時にソースファイルにディレクトリを付加して指定する、もし
くは出力先ディレクトリを変更するなど、オブジェクトの出力先がMR30が提供するジャン
プテーブル生成ユーティリティmkmrtblを起動するディレクトリと異なる場合は、mkmrtblの
オプションにその出力先ディレクトリを追記して起動するようにしてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051201_j
Q.
プログラムが暴走してしまいます。
A.
下記の項目を確認してください。
1. 割り込みのレベルは正しく設定できていますか?
OS独立割り込み > OS割り込み禁止レベル > OS依存割り込み
2. OS独立割り込みからシステムコールを発行していませんか?
3. スタックの量は必要十分なだけ確保していますか?
(タスクのスタックサイズ算出は、ユーティリティstk30またはstkviewerのご使用をお
勧めします)
4. loc_cpuまたはdis_dspを発行したままでタスクを終了(ext_tskの発行)していませんか?
loc_cpuまたはdis_dspを発行した場合、必ず、unl_cpuまたはena_dspを発行してから
タスクを終了 (ext_tskの発行) してください。
5. NMI割り込みおよび監視タイマ割り込みがOS依存割り込みになっていませんか?
これらの割り込みは、必ず、OS独立割り込みにしてください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月5日
文書番号:02080501_j
Q.
M3T-MR30を使用したプログラムをTMで作成する場合に、ビルドを行うと、システムコール
などのシンボルが未定義であるエラー (value is undefined) が発生します。原因と対処方法を
教えてください。
A.
M3T-MR30のライブラリがリンクされていないことが考えられます。
以下のライブラリをリンクするように、TMのオプションブラウザより明示的に指定してくだ
さい。
メッセージサイズが32bitの場合:mr30lm.lib、c30mrlm.lib
メッセージサイズが16bitの場合:mr30.lib、c30mr.lib
詳細はTMのリリースノートを参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051220_j
Q.
コンパイル時にメイルボックス機能のシステムコールに関するところで "far pointer
(implicitly) casted by near pointer" のワーニングが出力されます。このワーニングがどうし
て出力されるのでしょうか?
A.
32ビットのメッセージを送信する場合に必要なコンパイルオプション"-Dfar_msg=1"が指定さ
れていないためであると考えられます。このコンパイルオプションは、コンフィグレーショ
ンファイルのシステム定義内にあるmessage_size項目の指定が "16" になっているか、あるい
はこの項目を省略している場合、コンフィグレータが生成するメイクファイルには出力され
ません。この項目に"32"を指定し、"-m"オプション付きでコンフィグレータを起動するとこ
のコンパイルオプションがメイクファイル(makefile)に出力されます。
例)system{
:
message_size = 32 ← 16になっていたためワーニングが出力された
:
};
↓
cfg30 -m コンフィグレーションファイル
↓
make
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051202_j
Q.
MR30を使用する場合、動的にメモリ (可変長) を獲得するために、C言語標準関数mallocを使
用しても問題ないでしょうか?
A.
mallocは、ご使用にならないでください。メモリ確保を行う処理については、可変長メモリ
プール機能のシステムコールをご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051203_j
Q.
可変長メモリプール機能では、コンフィグレーションファイルで指定した (max_memsize) 値
をもとにして4種類のメモリブロックサイズで管理するということですが、その4種類のブ
ロックサイズの計算式を教えてください。
A.
4種類のブロックサイズ (下記a,b,c,d) は下記の計算式から算出されます。
a = (((max_memsize+(X-1))/64)+1) * 8
b=a*2
c=a*4
d=a*8
max_memsize : コンフィグレーションファイルで指定した値
X : ブロック管理用データサイズ(MR30では、8)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051204_j
Q.
周期起動ハンドラは、割り込み禁止状態で処理が開始されるのでしょうか?それとも、割り
込み許可状態で処理が開始されるのでしょうか?
A.
MR30のシステムクロック割り込みの割り込み優先レベルより高いレベルの割り込みのみが
許可された状態で開始されます。
( "Iフラグ=1、IPL=システムクロック割り込み優先レベル" で開始されます。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年3月5日
文書番号:01051205_j
Q.
MR30のOS独立割り込みで多重を許可する場合、"#pragma INTERRUPT /E" により多重割り
込みの許可が行えますが、MR30のOS依存割り込みで多重割り込みを行う場合、同様の記述
方法はないのでしょうか?
ソースファイルはC言語で記述しています。
A.
MR30には、OS依存割り込みで多重割り込み許可にする#pragmaなどの機能はありません。
多重割り込みを許可する区間を以下のように記述してください。
#include <mr30.h>
#include "id.h"
void inthand(void) /* OS依存割り込みハンドラ */
{
/* 多重割り込み禁止区間 */
asm(" FSET I");
/* 多重割り込み許可区間 */
asm(" FCLR I");
← ここ以降禁止区間が無い場合は、省略可
/* 多重割り込み禁止区間 */
}
周期起動ハンドラ、アラームハンドラは、多重割り込み許可状態となっております。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
文書番号:01051206_j
MR30を使用したシステムに対するメイクファイル (makefile) を作りたいのですが (コンフィ
グレータが生成するメイクファイルは使用しない)、注意事項があれば教えてください。
A.
下記4項目を必ず、メイクファイルに記述してください。
●
●
●
●
MR30ライブラリの指定
メイルボックス機能のメッセージサイズにより、リンクするMR30ライブラリが異なり
ます。
32ビットのメッセージサイズを使用している場合、MR30ライブラリは、mr30lm.lib
とc30mrlm.libを指定しなければなりません。また、16ビットのメッセージサイズを使
用している場合は、mr30.libとc30mr.libを指定する必要があります。
コンパイルオプションの指定
メイルボックス機能関連のシステムコールを使用しているファイルをコンパイルする
時にコンパイルオプションの指定に注意してください。
32ビットのメッセージサイズを使用している場合、コンパイルオプションには、"Dfar_msg=1" を指定してください。16ビットの場合は、このコンパイルオプションの
指定は必要ありません。
アセンブルオプションの指定
システムコールを発行しているアセンブリ言語で記述したソースファイルをアセンブ
ルする場合には、必ず、アセンブルオプション "-F" を指定してください。
リンクを行う前の処理
リンクを行う前には、必ず、以下に示す2つの処理を以下に示す順序で実行してくださ
い。
1. mkmrtbl
2. as30 mrtable.a30
mkmrtblは、MR30が用意しているユーティリティです。r30ファイルが出力されてい
るディレクトリ上で実行してください。mkmrtblを実行すれば、mrtable.a30ファイル
が生成されます。
上記に示した処理を実行した後、mrtable.r30ファイルを含めてリンクを実行してくだ
さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051207_j
Q.
OS独立割り込みハンドラでレジスタバンク1のレジスタを使用したいのですがコンフィグ
レーションファイルでどのように指定すればよいでしょうか?
A.
コンフィグレーションファイルからレジスタバンク1の指定は行えません。C言語ソースファ
イル内の "id.h" のインクルード命令の後で、"#pragma INTERRUPT/B" 宣言を記述してくださ
い。
例)#include <mr30.h>
#include "id.h"
#pragma INTERRUPT/B OS独立割り込みハンドラ関数名
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051208_j
Q.
MR30カーネル内で、レジスタバンクの切り替えを行うのですか?
A.
MR30カーネル内では、レジスタバンクの切り替えは行っておりません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年1月7日
文書番号:01051209_j
Q.
リアルタイムOS M3T-MR30には、M3T-MR30KとM3T-MR30Sがあるのですが、違いを教え
てください。
A.
以下に両者の違いを示します。
M3T-MR30K
製品概要
リアルタイムOS開
発キット
M3T-MR30S
リアルタイムOS量産契
約
(ソースコード付き)
M3T-MR30S
(W/O SOURCE)
リアルタイムOS量産契
約
(ソースコードなし)
(1) 開発キット製品パッ
ケージ(M3Tアプリケーションプ
MRxxK)
(1) 開発キット製品パッ
ログラム(試作製
ケージ(M3T(2) 量産権利
ソフトウェアの構
品)を開発するため
MRxxK)
成
のプログラムが一式 (3) M3T-MR30カーネル
ライブラリ(mr30.lib, (2) 量産権利
含まれています。
mr30lm.lib)のソース
ファイル
リアルタイムOSを
組み込んだ試作製品
リアルタイムOSを組込
の数量に制限はあり
んだ製品の生産台数に制
組み込み可能な数
ませんが、試作製品
限はありません。
の開発目的に限定さ
れます。
リアルタイムOSを組込
んだ製品の生産台数に応
じて、2種類の契約形態
があります。
(1) 組込み数量1,000台
まで
(2) 組込み数量制限無し
インストール可能な
ホストコンピュータ
の台数に応じて、3
種類の契約形態があ
ります。
(1) 1台のホストコ
ンピュータにイ
開発に使用可能な
ンストール可能 制限無し
ホストの台数
(2) 5台のホストコ
ンピュータにイ
ンストール可能
(3) 10台のホストコ
ンピュータにイ
ンストール可能
制限無し
M3T-MRxxKとM3T-MRxxSの契約形態の違いについては、 データシートサイトの「MRシ
リーズOSの契約について」にも掲載していますので、ご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2003年1月7日
文書番号:03010702_j
M3S-STCP30はUDPをサポートしているようですが、APIレベルの細かいサポート状況と詳細
スペック等を教えてください。
A.
●
●
●
●
サポートAPI関数
1. UDP通信端点静的生成
T_UDP_CCEP変数
2. UDPデータ送信関数
udp_snd_dat
3. UDPデータ受信関数
udp_rcv_dat
4. UDP処理のキャンセル関数
udp_can_cep
UDP通信端点静的生成
UDP通信端点は、T_UDP_CCEP変数を使用し、静的に生成します。UDP通信端点の動
的生成には対応していません。
UDPデータ送信関数 (udp_snd_dat) 詳細
1. 一度に送信できるデータサイズは、最大1472Byteです。
(IPヘッダサイズ(20)+UDPヘッダサイズ(8)+データサイズ(1472) = 1500)
M3S-STCP30では、IPフラグメントに対応していないため、これ以上のデータを
送信する場合は、データを分割し1472Byte以下にする必要があります。
2. キューイングに対応しており、キューイングする数の設定は、ユーザが行いま
す。
キューイングとは、同一のUDP通信端点に対して、同時にUDP送受信のAPIを発
行した場合、既に処理中の場合に待ち状態になることです。
3. タイムアウトの指定としては、時間指定 (正の値) と永久待ち (TMO_FEVR) に対
応しています。ノンブロッキングコール (TMO_NBLK)、ポーリング (TMO_POL)
には対応していませんが、今後、サポートする予定です (時期未定)。
4. データの送信先のIPアドレスに、ブロードキャストアドレス、 マルチキャスト
アドレス、ループバックアドレスを指定することには対応していません。ブロー
ドキャストアドレス、マルチキャストアドレスの指定については、今後、サポー
トの予定です (時期未定)。
UDPデータ受信関数 (udp_rcv_dat) 詳細
1. 一度に受信できるデータサイズは、最大1472Byteです (udp_snd_datの1.と同
じ)。また、取得したいデータサイズ以上のデータが送信された場合、指定サイ
ズ分のみ受信します。
2. キューイングに対応しており、キューイングする数の設定は、ユーザが行いま
す (udp_snd_datの2.と同じ)。
3. タイムアウトの指定としては、時間指定 (正の値) と永久待ち (TMO_FEVR) に対
応しています。ノンブロッキングコール (TMO_NBLK)、ポーリング (TMO_POL)
には対応していませんが、今後、サポートの予定です (時期未定)。
●
UDP処理のキャンセル関数 (udp_can_cep) 詳細
処理中のUDPデータ送信、UDPデータ受信の処理をキャンセルします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020507_j
Q.
CB30SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120507_j
M3T-NC30WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の型
をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD30SIMで列挙型変数を参照
(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜ
ですか?
A.
M3T-PD30SIMでは列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイ
トに指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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最終更新日:2001年9月20日
文書番号:01092002_j
Q.
PD30SIM上でMR30を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR30で使用するタイマA0
を設定するにはどうすればよいですか?
A.
PD30SIMに添付のI/Oスクリプトサンプルプログラム:
MR30用のタイマのサンプルプログラム (mr.ios) をI/Oウィンドウでロードしてください。
詳細は、「I/O スクリプトサンプルプログラムのご紹介」(41KB/13ページ) マニュアルをご参
照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072308_j
Q.
PD30SIMでローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。
A.
PD30SIMでローカルビットシンボルを参照したい場合、as30でアセンブルする際に "-S" オプ
ション、もしくは "-SM" オプションを指定すれば参照できるようになります。
なお、ローカルシンボルが参照できるのは、ローカルシンボルが定義されているソースファ
イルでプログラムの実行が停止している場合に限ります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01050926_j
Q.
PD30SIM 上で M16C/62 が持つCRC演算機能のCRCコード生成ができますか?つまり、CRC
デ−タレジスタ,CRCインプットレジスタのアクセスでCRC生成が可能でしょうか?
A.
次に示す方法でCRC生成が可能です。
[方法]
I/Oウィンドウの Option-load メニューで crc.scr ファイルを登録してください。crc.
scr ファイルは、製品インストールディレクトリ¥PD30SIM¥SAMPLEにインストール
されています。
これで、CRCデ−タレジスタ,CRCインプットレジスタにアクセスするだけでCRCの結
果がCRCデ−タレジスタに格納されます。
[参考]
製品に添付しているPDFファイル「I/Oスクリプトサンプルプログラムのご紹介」の
CRCサンプルの項をご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年12月20日
文書番号:04122002_j
Q.
メモリ空間拡張機能(4Mバイトモード)を使用しています。 4Mバイトに拡張した領域をデ
バッガ上で参照できますか?
A.
M3T-PD30Fのウィンドウ(Cウォッチウィンドウやメモリウィンドウなど)は、 バンクレジ
スタの状態を考慮しませんので、4Mバイトに拡張した領域を正しく参照できません。 この
領域を参照する場合は以下のスクリプトコマンドを使用してください。
DumpByte2,
DumpWord2,
DumpLword2
書式:
DumpByte2 <バンク>, <オフセットビット>, <開始アドレス>, <終了アドレス>
バンクとオフセットビット、M16C上のアドレスを明示的に指定する必要があります。 スク
リプトウィンドウで "help DumpByte2" と入力すると、コマンドの書式が表示されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01050945_j
Q.
リリースノートによれば、PD30 は、IAR社のコンパイラ XLINK V.4.51F で生成したオブジェ
クトモジュールファイルをダウンロードできないとありますが、XLINK V.4.51G で生成した
オブジェクトモジュールファイルを PD30 にダウンロードすることは可能ですか?
A.
PD30 V.4.10 Release 1 は、 XLINK V.4.51G が生成したオブジェクトモジュールファイルを
ダウンロードすることができます。IAR社のコンパイラをご使用の場合は、PD30 リリース
ノートの「6.3. IAR 社製クロスツール対応について」もご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050946_j
Q.
PD30またはPDB30は38000シリーズのデバッグに使用できますか?
A.
できません。PD30は16ビットM16C/60、20シリーズ専用です。 38000シリーズ用の
Windows版デバッガはPD38です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050947_j
Q.
LANインタフェースの使用は可能ですか?
A.
はい、可能です。ただし、PD30のバージョンや接続するエミュレータにより以下の制限があ
ります。 なお、エミュレータPC4701MはLANインタフェースをサポートしておりません。
1. PDB30 V.2.00以前のバージョンでは LANインタフェースをサポートしておりません。
有償で最新版にバージョンアップいたします。
2. PDB30 V.2.00 Release 1 で、ROMサイズが200Kバイト以上の ターゲットプログラム
をダウンロードすると通信エラーが発生いたします。 本制限事項は、PD30および
PDB30 V.2.00 Release 2以上のバージョンでは改修済みです。
3. エミュレータPC4701LでLANインタフェースを使用する場合、 LANオプションの追加
が必要です。 この場合、ルネサス営業及び特約店までご連絡下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050948_j
Q.
パラレルインタフェースの使用は可能ですか?
A.
エミュレータPC4701Mをご使用の場合、パソコンに装備されているパラレルポートを使用で
きます。エミュレータPC4701HS、 PC4701Lをご使用の場合、別途、ルネサス専用パラレル
ボードの購入が必要です。専用パラレルボードの製品名は以下の通りです。
●
IBM PC/AT互換機用 PCA4202G02
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050949_j
Q.
PD30の英語版はありますか?
A.
はい、あります。IBM PC/AT互換機Windows 95/98/Windows NTをサポートしておりま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050950_j
Q.
複数のパソコンでPD30を使用する場合、パソコン台数分 PD30を購入する必要があります
か?
A.
はい、インストールするパソコン台数分の購入が必要です。PD30は使用権許諾契約によって
1台のコンピュータでのみ使用することが許可されております。
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最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01050951_j
Q.
ROM256K、RAM20Kのマイコンを開発するとき、PD30のワークエリアの設定をデフォルト
のまま使用できますか?
A.
RAM20Kを超えるMCUの場合、ワークエリア領域の変更をお願いします。ワークエリアをデ
フォルトのまま使用した場合、ワークエリアで指定したアドレスから10バイト程度の領域
は、ファームウェアが一時的に使用します。RAM 20K版のMCUを使用する場合、内部RAM領
域の一部がワークエリアと重なってしまうため、予期しないRAMの書き換えが発生する可能
性があります。
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最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01050952_j
Q.
ROM256K、RAM20Kのマイコンを開発するとき、PD30のMCUファイルをデフォルトのまま
使用できますか?
A.
ROM256Kを超えるMCUの場合、MCUファイルの修正をお願いします。MCUファイルで内部
ROMに指定されている領域は、プログラムから書き込みができなくなります。ROM 256K版
のMCUを使用する場合、デフォルトのMCUファイルでは内部ROM領域の一部にプログラムか
ら書き込み可能な領域ができてしまいます。
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050953_j
Q.
ターゲットMCUシリーズを変えるため、PC4701用エミュレーションポッドも変えました。
PC4701の電源を投入するたびにファームウェアのダウンロード要求が発生してしまいま
す。
A.
MCUファイルの設定が、前のターゲットMCUシリーズに対応した状態になっていると考えら
れます。ターゲットMCUシリーズに対応したMCUファイルを指定して、ファームウェアをダ
ウンロードしてください。
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最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050954_j
Q.
LAN接続でPD30を使用する場合に注意することはありますか?
A.
LAN接続にてPD30をご使用の場合、以下の点にご注意下さい。
1. LANで接続する前に、エミュレータのIPアドレス等の設定とファームウェアのダウン
ロードを、シリアル接続にて行ってください。
2. Windows 98上でLAN接続する場合、次のレジストリを設定する必要があります。
[Windows 98のレジストリ設定]
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥VXD
位 置:
¥MSTCP"
エントリ: "SackOpts"
値:
"0"
PD30 V.4.10 Release 1以降には、上記レジストリを設定するユーティリティプログラ
ムが添付されています。ユーティリティの詳細は、リリースノートの 「Windows 98で
エミュレータとLAN接続する場合について」 および1998/12/01付け発行のツール
ニュース 「三菱開発サポートツールWindows 98対応のお知らせ その2」 をご参照下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050955_j
PD30の起動時にMCUファイルの選択を聞いてくるのですが、ターゲットのMCUファイルが
見つかりません。どのようにすればいいのでしょうか?
A.
ターゲットMCUの使用状況にあったMCUファイルを記述してください。以下にMCUファイル
の記述例と記述内容を示します。
[MCUファイルの記述例]
0
3FF
400
2BFF
F0000
FFFFF
M30600
0
[MCUファイルの記述内容]
0
-> SFR 領域の先頭アドレス
3FF
-> SFR 領域の最終アドレス
400
-> RAM 領域の先頭アドレス
2BFF
-> RAM 領域の最終アドレス
F0000
-> ROM 領域の先頭アドレス
FFFFF
-> ROM 領域の最終アドレス
M30600 -> ファームウェアファイル名 ※1
0
-> MCUの種類 ※2
※1 ファームウェアファイル名は、ご使用になるエミュレーションポッドにより異なりま
す。 詳細はリリースノートをご参照下さい。
※2 メモリ空間拡張モード指定が必要か否かの情報を指定します。
(0:メモリ空間拡張モード指定が不要 / 1:メモリ空間拡張モード指定が必要)
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文書番号:01050956_j
Q.
PD30 V.4.00に添付されているMCUファイルの最終行に記述されている数字は何ですか。
A.
メモリ空間拡張モードを使用可能かどうか0か1で指定します。1を指定した場合は、INITダ
イアログからメモリ拡張モードの指定が可能になります。0を指定した場合は、メモリ空間拡
張モードの指定をできなくなります。それ以外の文字を入力した場合は、0を指定した場合と
同様の扱いになります。
詳細はリリースノートをご参照下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050957_j
Q.
MAPコマンドでメモリマップ情報を変更する場合に、注意事項はありますか。
A.
メモリマップ情報を変更する場合は、以下の点にご注意下さい。
●
●
●
●
SFR領域はEXTERNALに設定して下さい。
内部RAM領域はINTERNALに設定して下さい。
M16C/62のメモリ空間拡張機能をご使用の場合、アドレスが重複する領域は
EXTERNALに設定して下さい。
* なお、重複する領域はメモリによって異なります。
・メモリ空間拡張モード1の場合:4000H∼2FFFFH
・メモリ空間拡張モード2の場合:40000H∼BFFFFH
FFFCH∼FFFFH番地は、エミュレータが一時的にスタックとして使用しています。この
領域はINTERNALに設定して下さい。EXTERNALに設定する場合は、必ず読み書き可能
なメモリをこの領域に用意して下さい。
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文書番号:01050958_j
Q.
LAN通信機能を使用する場合、Windows 95で特別な設定が必要ですか?
A.
パソコンに以下の設定があれば、PD30で特別な設定は不要です。
1. Windows 95ネットワーク機能の設定でTCP/IPのプロトコルが設定されている。
2. LANが使用可能になっている。
なお、エミュレータPC4701LでLAN通信機能を使用する場合は、エミュレータにLANインタ
フェースオプションを追加する必要があります。
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Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120506_j
M3T-NC30WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の型
をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD30で列挙型変数を参照(マウ
スカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜです
か?
A.
M3T-PD30では列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイトに
指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01050959_j
Q.
プリプロセスコマンド#defineで定義したマクロ名を使って、ソースデバッグをすることはで
きませんか?
A.
#defineで定義したマクロ名は、コンパイル前にプリプロセッサで置換されるため、デバッグ
情報には出力されません。したがって、デバッガ使用中に#define定義されたマクロ名をラベ
ル、シンボルおよび変数名として使用することはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050960_j
Q.
M16C/62のメモリ空間拡張モード2を使用したプログラムをデバッグする際、拡張した領域
の値を示すポインタ変数をCウオッチウィンドウで表示すると表示される値が正しくありませ
ん。
A.
PD30のウィンドウからは、拡張した領域のメモリをアクセスすることはできません。そのた
め、正常な値は表示されません。拡張した領域のメモリをアクセスする場合は、バンク指定
可能なスクリプトコマンドを使用して下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050961_j
Q.
フロート(float)で使っている変数を小数点付き10進で表示、参照できるのでしょうか?
A.
PD30では、float型変数を10進で表示可能です。例えば0.5を表示する場合 5.000000E-001と
表示します。ただし、表示形式の変更はできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050962_j
Q.
PD30でstatic変数のアドレスを取得するにはどうすればよいですか?
A.
以下の手順でstatic変数のアドレス値を取得できます。
1. static変数にスコープがある位置までプログラムを実行する。
2. Script Windowをオープンし、printコマンドを実行する。
例えば、変数を "static char s_char;" と宣言している場合、 print &s_charを実行す
る。
3. アドレス値が表示される。
例えば上記の例だと (char &) &s_char = 0x424と表示される。 この場合、s_charのア
ドレス値は424Hである。
なお、Script Windowを使わずにC Watch Windowを使用することもできます。上記手順2の
ところでC Watch Windowをオープンし、ウォッチポイントに &s_charを登録すると、上記
と同じ実行結果を得ることができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年2月5日
文書番号:03020501_j
Q.
ステップ実行中に、ターゲットシステムをリセットした場合、正常にデバッグを続けられま
すか?
A.
ステップ実行前またはステップ実行中にターゲットシステムのリセット信号が "L" になった
場合、エミュレーションポッドは暴走する可能性があります。
ステップ実行前またはステップ実行中にターゲットシステムのリセット信号を "L" にしない
ようにしてください。
ターゲットシステムをリセットした時の動作をデバッグするには、以下の手順で実行してく
ださい。
(1) プログラムの先頭にソフトウエアブレークポイントを設定する。
(2) リセット時の動作を確認したい命令からRUN実行(プログラム実行開始)する。(注1)
(3) リセット信号が "H" になると、プログラムの先頭でソフトウエアブレークが掛か
る。
(注1) RUN実行する命令にソフトウエアブレークポイントを設定しないでください。
ソフトウエアブレークポイントを設定した命令からRUN実行すると、ステップ実
行中にターゲットシステムをリセットした時と同様に暴走する可能性がありま
す。
これは、エミュレーションポッド制御の仕様によるもので、ソフトウエアブレー
クポイントを設定した命令をステップ実行し、次の命令から通常のRUN実行をす
るためです。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020508_j
Q.
CB30のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072309_j
Q.
PD30でローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。
A.
PD30でローカルビットシンボルを参照したい場合、as30でアセンブルする際に "-S" オプ
ション、もしくは "-SM" オプションを指定すれば参照できるようになります。
なお、ローカルシンボルが参照できるのは、ローカルシンボルが定義されているソースファ
イルでプログラムの実行が停止している場合に限ります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年6月5日
文書番号:01060502_j
Q.
以下のようにsrcコードを変更すると以下のワーニングメッセージが表示されます。
命令コードへの変換は最適化しないためでしょうか?
MOV.W #0020H,A0
↓
MOV.W #0030H,A0
A.
PD30上でのラインアセンブルでは最適化されませんので、srcコードの変更でもコードサイ
ズが変わることがあります。なお、命令コード入力時に命令フォーマット指定子を手動で指
定することで、ショート形式、ゼロ形式等のコードを生成することができます。
例) MOV.W:S #0030H,A0
命令フォーマット指定子に関しては、ソフトウェアマニュアルをご参照ください。
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最終更新日:2001年1月22日
文書番号:01050963_j
Q.
PD30で、ハードウェアブレークポイントを設定していますが、実際にデバッガを動作させた
ときには、設定したポイントを過ぎたところでプログラムが停止しています。これはなぜで
しょうか?
A.
エミュレータはプログラム実行中にCPUのバスを監視しており、ハードウェアブレークイベ
ントの成立を検出した場合は、プログラムを停止するためにDBC割り込みを発生させます。
CPUがDBC割り込みを受け付けて、プログラムを停止するまでに数サイクルかかるため、プ
ログラムが停止するのは設定されたブレークポイントから、数サイクル分の命令が実行され
た後の位置になります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050964_j
Q.
PD30において、ブレークポイントを設定しないで、トレースポイントを通過したことを知る
方法はないでしょうか?
A.
トレースポイント成立後、ターゲットをブレークせずにトレースウィンドウを更新すること
でトレースポイントを通過したことを知ることができます。
次のようにトレースポイントを設定してください。
●
Trace Areaに"After", "About", "Before"のいずれかを指定してください。
After : トレース条件成立後の32Kサイクルを表示
About : トレース条件の前後32Kサイクルを表示
Before : トレース条件成立前の32Kサイクルを表示
詳細はPD30ユーザーズマニュアルをご参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050965_j
Q.
GUI入力ウィンドウでボタンを作成し、SAVEした後LOADするとエラー (ERROR10601) にな
り、読み込めません。回避方法を教えてください。
A.
GUI入力ウィンドウで作成したボタンのボタン名にスペースを含んでいるものと考えます。ボ
タン名にはスペースを入れないようにしてください。
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最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01050966_j
Q.
PD30のプロテクトブレークは、連続する256Kバイトの領域に対して指定できますが、複数
の領域に対して同時にプロテクトブレークを指定することはできないのですか。
[例]
00000h∼3FFFFhの領域
C0000h∼FFFFFhの領域
A.
プロテクトウィンドウおよびプロテクトコマンドからは、例のような領域に対して同時にプ
ロテクトをかけることはできません。これは、エミュレータPC4701M/PC4701HSのプロテ
クトブレーク機能の仕様によるものです。
PC4701M/PC4701HSのプロテクトブレークは、
1. BASEアドレスから256Kバイトの領域に対して1バイト単位で設定
2. 全領域に対して256バイト単位で設定
の2種類が存在し、PD30からは1.のみを設定することができます。
2.に関しては、カスタムコマンドにて対応しています。使用方法は、readmeファイルを参照
してください。
カスタムコマンドのダウンロード:m_pt.exe(自己解凍ファイル:33KB)
※カスタムコマンドはPD30 5.00 Release 1専用です。
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最終更新日:2000年3月21日
文書番号:01051015_j
Q.
ツールニュース番号 「MESCT-PC4701HS_TRGA-980716D」 の 「PC4701HS/PC4700Hエミュ
レータ区間時間測定ウィンドウご使用上のお願い」 の内容については、PD30 V.4.00 では、
修正されているのでしょうか?修正されていない場合は、上記ツールニュースにある、
phicount_j.exe を使用する必要がありますか?
A.
区間時間測定機能に関する制限事項は、エミュレータ本体の制限によるもので、改修はでき
ませんが、この制限事項を回避するために PD30 V.4.00 以降の区間時間測定ウィンドウでは
区間時間計測のリソース選択機能を追加しています。したがって、 phicount を使用する必要
はありません。
[計測リソースの選択方法]
PD30起動時にINITダイアログのTimeページで、Time Count ResourceにMCU Cycle を指定
し、MCUの動作クロックを入力して下さい。 例えば、動作クロック16MHzのMCUを2分周
モードで使用する場合は、8MHzと設定します。
詳細は、「PD30 V.4.00 ユーザーズマニュアル」 p.23 「区間時間計測の計測リソースの選択」
および 「PD30 V.4.10 Release 1リリースノート」 の 「5.13 区間時間測定ウィンドウについ
て」 をご参照下さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051016_j
Q.
ログファイルをオープンする際に既存のログファイル名を指定した場合、新しいデータは
ファイルの最後に追加されるのでしょうか?それとも上書きされるのでしょうか?
A.
PD30起動後に一度オープン/クローズして保存したログファイルを再びオープンした場合
は、既存のログファイルの最後に新たな内容を追加します。ただし、今回のPD30の起動以前
に既に作成されていたログファイルを再びオープンした場合は、上書きされます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062003_j
Q.
個人ユーザがE8を購入するルートはありますか。
A.
日本国内のお客様であれば、株式会社ソリスト、サンハヤト株式会社からE8をご購入いただ
けます。
●
●
●
株式会社ソリスト ホームページ http://www.soliste.jp/model/renesas_index.html
サンハヤト株式会社 ホームページ http://www.sunhayato.co.jp
共立電子産業株式会社 ホームページ http://keic.jp/info/
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062002_j
Q.
E8エミュレータの製品構成を教えてください。
A.
E8データシートの「製品パッケージ内容」に記載しておりますので、ご参照ください。
なお、UserSystem I/Fコネクタ(型式:7614-6002:住友スリーエム(株))は、製品に添付し
ておりません。お客様のほうでご用意ください。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062032_j
Q.
ウォッチウィンドウが表示されなくなってしまいました。 また、メニューからウォッチ、イ
ンスタントウォッチを選択できなくなりました。 表示させる方法はありますか?
A.
オプションメニューの[デバッグの設定]のデフォルトデバッグフォーマットを確認くださ
い。 Watchウィンドウを表示する場合、デフォルトデバッグフォーマットを‘Elf/
Dwarf2’に設定しておく必要があります。
設定後、High-performance Embedded Workshopを終了し、再起動してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062031_j
E8エミュレータでデバッグ完了後、マイコン単体で動作確認をする場合の注意事項はありま
すか。
A.
とくにE8の仕様に起因してマイコン単体での動作に問題が起きた事例を以下に記載します。
「Writing Flash Memoryモード」は通常のROMライタと同様に全ROM領域に対して書き込み
が可能です。 実チップ単体での動作確認をする場合は以下の事項に注意してください。
1. RES端子、NMI端子の処理
E8接続時はE8の内部回路により問題のなかったRES端子、NMI端子の処理が、 E8を外
した場合には不正な処理になり、結果としてマイコンが正常動作できない場合があり
ます。
(例:基板側でNMI端子のプルアップ抵抗が無ければE8を外すと端子処理がNCになって
しまう)
2. E8占有領域をSUMチェックで考慮しているか
各デバイス別マニュアルに記載しているようにE8に占有されるROM領域があります。
ユーザプログラムのイニシャライズ部でROM領域全てのSUMチェックをしているよう
な場合、 「download Emulator firmwareモード」と「Writing Flash Memoryモード」
では これらの領域のメモリ内容が違うためにSUM値も変わってしまいます。 ROMの
SUMチェックをする場合にはこのことを考慮のうえプログラムを作成してください。
3. WDTの設定
E8はエミュレータの仕様上、デバッグ中エミュレータがWDTをOFFにする場合があり
ます。 ゆえに、デバッグ中はリセットが発生しなくても実チップ単体動作時にリセッ
トが発生する場合があります。
また、以下のマイコンはWDTが初期値でONですのでご注意ください。
H8/38602RF、H8/38902F、H8/36912F、H8/38124F、H8/38104F、H8/36064F
なお、「download Emulator firmwareモード」であってもE8は内蔵フラッシュROMを
書き換えながらデバッグするエミュレータなので、 E8を外せば実チップで単体動作の
確認ができます。
しかし、PCブレークポイントなどを設定したままですと、ROMにブレーク用の命令が
書き込まれてしまい、 実チップ単体では正常に動作しない場合があります。
ですので、Does not download Emulator firmware モードで読み出すことを前提にどう
してもこちらのモードを使用したいのであれば、 ブレークポイントを全て外して書き
込み動作が行われたことを確認してからE8の接続を解除してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062030_j
Q.
E8を起動しマイコンと接続を行う途中でID Codeの入力を要求するダイアログが表示されます
が、 何を入力すればよいのでしょうか。
A.
●
●
Download emulator firmwareモードで起動した場合
お客様の任意の4桁(0000などFFFF以外の16進四桁まで入力可能です。)を 入力して
ください。このとき、フラッシュメモリ内容はすべて消去します。 IDコードの設定に
より、次回 Does not download emulator firmwareモードで起動した場合、 設定したID
コードの入力により、内蔵フラッシュメモリの内容を読み出すことができます。
Does not download emulator firmwareモードで起動した場合
前回 Download emulator firmwareモードで起動した時設定したIDコードを入力してく
ださい。 内蔵フラッシュメモリの内容を読み出すことができます。 正しくないIDコー
ドを入力した場合、フラッシュメモリ内容はすべて消去しますので、 Download
emulator firmwareモードで再度起動してください。
R8C/Tiny シリーズでは、ID コードをビルド時に指定します。 そのため Download emulator
firmwareモードで起動した場合、ID 入力のダイアログボックスはオープンしません。
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最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062029_j
Q.
以下のデバイスはE8で使用できないのでしょうか。
H8/36054F, H8/36034F, H8/36012F, H8/3684F, H8/3670F,
H8/3664N, H8/3687N, および H8/3694N
A.
H8/36054F, H8/36034F, H8/36012F, H8/3684F, H8/3670F,
H8/3664N, H8/3687N, および H8/3694NはE8で使用可能です。
デバイス名を以下の設定でご使用ください。
ただし、本来の内蔵ROM容量を超えるプログラムをダウンロードしてもエラーなどの表示は
されませんのでご注意ください。
使用デバイス
選択デバイス
H8/36054F
H8/36057F
H8/36034F
H8/36037F
H8/36012F
H8/36014F
H8/3684F
H8/3687F
H8/3670F
H8/3672F
H8/3664N
H8/3664F
H8/3687N
H8/3687F
H8/3694N
H8/3694F
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062028_j
Q.
H8/300H TinyシリーズをE8でデバッグ中に、ブレークが発生するとSSU、IIC2、SCI3がク
ロックを出力してしまいます。
A.
IOレジスタウィンドウでSynchronous Serial Communication Unit(SSU)のSSRDRレジスタ、
IIC Bus Interface Controller 2(IIC2)のICDRRレジスタ、 Serial Communication Interface 3
(SCI3)のRDRレジスタを表示している場合、 もしくはメモリウィンドウでそれらのレジスタ
アドレスを表示している場合に本現象が発生します。
デバッグ中にIOレジスタウィンドウ、メモリウィンドウが更新のされると、 該当するレジス
タがリードされその結果クロックが出力されてしまいます。
本現象を回避するには該当するレジスタにアクセスしないようにするしかありません。 IOレ
ジスタウィンドウの場合は該当するモジュールのレジスタ全てを見ないようにするか、
[High-performance Embedded Workshopインストールフォルダ]
¥Tools¥Renesas¥DebugComp¥Platform¥E8¥IOFiles
にある[使用マイコン].ioファイルの記述から該当レジスタを、E8ユーザマニュアル 「付録E
I/O ファ イルフォーマット」の項に従って削除してください。
メモリウィンドウの場合は、カーソルをメモリウィンドウ上に置き、 右クリックで「表示固
定」にすれば自動的に更新されることはありません。
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Q.
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062027_j
デバッグ作業中に「Communication Timeout Error」が表示され、デバッグが中断してしまい
ます。
A.
E8はブレーク中(ユーザプログラムを実行していない状態では)マイコンと通信を行っていま
す。 E8用のRAM領域をユーザプログラムが使用している場合、 E8からの命令に対してマイ
コン内部のE8用のファームが正常に動作できずこのエラーが表示されます。
以下に過去の事例を掲載します。
なお、E8が占有するRAM領域に関しては各デバイス別個別マニュアルの 「E8エミュレータ
と各MCU の相違点」の章に記載されています。
●
●
●
リンカの設定でE8用のRAMのアドレスを使用するような設定になっている。
→リンカの設定を見直してください。
ユーザプログラムのイニシャライズ部でRAMの初期化範囲を間違えた。
→プログラムの内容を見直してください。
ユーザプログラムの暴走によりE8用のRAM領域を使用してしまった。
→お手数ですがE8を初期化してください。
またR8C/Tinyシリーズの場合、E8エミュレータとMCUはデバッグ中、 UART1(送受信制御レ
ジスタ1)の機能を使用しています。 そのため、プログラム中でUART1を操作すると、
Communication Timeout Errorが発生します。 E8エミュレータの制限事項になりますので、
UART1は操作しないでください。
なお、CコンパイラM3T-NC30WAのサンプルスタートアッププログラム(ncrt0.a30)では、 標
準入出力関数(init関数)を使用する設定になっています。 これが設定されている場合、UART1
が初期化されます。
以下の方法で、標準関数入出力初期化処理を無効にしてください。
(1) スタートアップncrt0.a30中のinit関数呼び出し部をコメントアウトする。
; .glb _init
; jsr _init
(2) init関数呼び出し部を有効にしない。
(a) High-performance Embedded Workshopを使用する場合
新規プロジェクト作成時のウィザード "New Project-3/6-Setting the contents of Files
to be Generated" で表示される、 [Use Standard I/O Library]チェックボックスに
チェックしない。
(b) High-performance Embedded Workshopを使用する場合(プロジェクト作成後)
以下の手順でアセンブラオプション -D__STANDARD_IO__=1 のチェックをはずす。
1.
2.
3.
4.
5.
メニュー[オプション]→[Renesas M16C Standard Toolchain]を クリックする。
Renesas M16C Standard Toolchainダイアログボックスが表示される。
Assemblyタブをクリックする。
Category:Source、Show entries for:Definesを選択する。
[-D__STANDARD_IO__=1] Enable initialization for standard & I/O library.の
チェックをはずす。
6. OKボタンをクリックする。
(c) DOS窓上でコンパイル(High-performance Embedded Workshopを使用しない)
アセンブラオプション -D__STANDARD_IO__=1 を指定しない。
なお、init関数の有効/無効の設定については注意事項がありますので、 2004年5月1日発行
のRENESASツールニュースをご確認ください。
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Q.
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062026_j
E8と基板を接続した際に、「Boot Failed」「Communication Timeout Error」が 表示され
「Target Missing」になって接続できません。
A.
E8が接続できない原因は様々なケースが考えられます。 以下に過去の事例を掲載します。
1. 結線に間違いがあった。
マニュアルの結線図と再度比較をお願いいたします。
2. マイコン自体が正常に動作できていない。
要因としては以下の例が考えられます(端子等はマイコンにより有無があります)。
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
OSC1,OSC2等のクロック入力端子への入力クロックが規定外であったり、水晶
発振子が規定外のものを使用している。
TEST端子の端子処理を間違っている。
VCL端子等の安定化端子の処理を間違っている。
IRQAEC端子等の制御端子を"Low"レベルに固定している。
H8/38104F,H8/38124FマイコンでE8接続の際、外部クロック入力が必要であ
るが入力していない(リングオシレータ使用時)。
マイコンがICソケットに実装されている場合、ICソケットがルネサス推奨のも
のでなく接触不良を起こしている。 あるいはネジがしっかり絞まっていない。
Vcc端子への入力電圧が不足している(マスクROM版マイコンと異なる保証のも
のがあります)
水晶発振子を使用する際に端子にオシロスコープのプローブ等の容量負荷があ
り、発振できない。
3. Select Emulator Modeのマイコン名選択の間違い。
事例多数、この場合は即座に「Boot Failed」が表示されますので、再度マイコン名の
確認をお願いします。
4. 基板のパワーオンのタイミングを間違えた。
「Power on target board and press <Enter> key.」のダイアログが表示されてから基板
の電源を入れてください。 マイコン内部にパワーオンリセット時のみ初期化されるE8
との通信用回路が搭載されています(再接続時も同様です)。
5. 「System Clock」入力ダイヤログにおいて入力する周波数を間違えた。
H8/300L SLPシリーズなど内部2分周されるマイコンの場合でも、 外部入力クロック
の周波数を入れてください。
6. マイコンに電流がリークしていてパワーオンリセットができない。
マイコンの特定端子からVCC端子に電流リークが無いことを確認してください。 ユー
ザシステム(マイコン)の電源が落ちていても、 I/Oポート端子あるいはアナログ入力端
子に電圧が加わっていると、 マイコン内部回路からVCC端子あるいはAVCC端子にに電
流リークが発生します。 これはマイコンがパワーオンリセットできない上に、マイコ
ンのスペック違反となります。 ユーザシステム(マイコン)の電源オフ時には、I/Oポー
ト端子あるいはアナログ入力端子に電圧が加わわらない回路にしてください。
7. E8のACTランプが消えている状態である。
お手数ですが、High-performance Embedded Workshopを終了しE8のDIPスイッチ
が"1"であることを確認し、 USBコネクタを再度抜き差ししてからHigh-performance
Embedded Workshopを再起動してください。
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最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062025_j
Q.
サブアクティブモードのような低速モードでプログラムを実行したとき、E8エミュレータの
動作も遅くなるのですか?
A.
E8エミュレータではユーザプログラムがブレークした際、低速モードのままではブレーク中
の操作が遅くなるため、 アクティブモードに遷移します。再度プログラムを実行する場合
は、E8エミュレータがブレーク前の動作モードに戻す操作を行います。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062024_j
Q.
ユーザプログラム実行中、リアルタイムエミュレーションは常に保証されますか?
A.
E8エミュレータはユーザプログラム実行中に、 マイコン内蔵メモリやIOレジスタの参照・変
更する機能がありますが、 その場合は短時間ですがユーザプログラムの実行が中断し、エ
ミュレータ制御プログラムが動作します。
下記にユーザプログラムの実行が中断される操作を示します。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
[メニュ] -> [表示] -> [逆アセンブリ] 選択で開く[逆アセンブリ]ウィンドウ
[メニュ] -> [表示] -> [CPU] -> [メモリ]選択で開く[メモリ]ウィンドウ
[メニュ] -> [表示] -> [CPU] -> [IO] 選択で開く[IO]ウィンドウ
[メニュ] -> [表示] -> [グラフィック] -> [画像]選択で開く[画像]ウィンドウ
[メニュ] -> [表示] -> [グラフィック] -> [波形]選択で開く[波形]ウィンドウ
[ソース]ウィンドウでのツールチップウォッチ
[ソース]ウィンドウ上の変数上にカーソルをおくとメモリアクセスして変数の値を表示
します。
7. [メニュ] -> [表示] -> [コード] -> [スタックトレース]選択で開く[スタックトレース]ウィ
ンドウ
プログラム実行中に[スタックトレース]ウィンドウを開いた場合、メモリリードが発生
します。 プログラム実行前に[スタックトレース]ウィンドウを開いてそのままプログ
ラムを実行した場合は、メモリリードは発生しません。
参考値:
以下の環境でのユーザプログラムの停止時間を示します。
ホストコンピュータ:PentiumIII 500MHz
H8/3664F:システムクロック周波数 16MHz
コマンドラインウインドウから1バイトメモリリードを行った場合の、停止時間は約48msで
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062023_j
Q.
E8でH8/300H TinyシリーズとH8/300H SLPシリーズ、H8/300L SLPシリーズをデバッグす
る場合、 デバッグに使用する端子はポートと兼用である場合があります。 このようなポート
の設定はプログラムではどのようにすればいいでしょうか。 たとえばH8/3664FはP85、
P86、P87がデバッグ用の端子ですが、PCR8、PDR8はどのように設定すればいいですか。
A.
H8/3664Fの場合、E8接続時はP85、P86、P87はポートとしては使用できませんが、 P80∼
P84までの端子はE8接続中もポートとして使用できます。 お客様がPCR8を操作する場合に
はビット0∼4はお客様の設定で、ビット5、6、7は 初期値と同じ0をライトしてご使用くだ
さい。 これは他のデバイスでも端子が兼用のモジュールに関して同様に考えていただいて結
構です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062022_j
Q.
E8エミュレータでH8/300H TinyシリーズとH8/300H SLPシリーズ、H8/300L SLPシリーズ
を接続した状態で、 特定のポートのリード・ライト値が正しくない。
A.
例えば、H8/38024ではE8の制御にP34, P35, P36, P95を使用しますが、 P31, P32等の残り
のポートのPDRの内容には次のような制約があります。
●
●
●
ブレーク中はポート3、ポート9を使用して制御します。PDRはバイト単位で操作する
レジスタであるため、 E8が動作するにはPDR3, PDR9を「バイト単位で」リード/ラ
イトします。 その際、本来のPDRの内容はE8制御ソフトがブレーク直後に退避しま
す。 そしてプログラム実行の直前に退避していた値を書き戻すという操作をします。
High-performance Embedded Workshopのリフレッシュコマンドを実施した状態で
は、 E8の制御ソフトはブレーク直後に退避した内容をPC画面上に表示しているだ
け、 実際にPDRのアクセスを行なっていません。従って、ブレーク中に入力端子の状
態を変化させても (実際のマイコンのPDRには値が設定されますが)、 E8制御ソフト
はPDRを読みにいかず退避した値を表示しているため内容が更新されません。
同様にI/Oレジスタウインドウや、メモリウインドウでPDRのライトをしたとき、 E8制
御ソフトは画面上で値を更新しますが、実際にPDRに書込みを行なうのはプログラム
実行直前です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062021_j
Q.
H8/300H TinyシリーズとH8/300H SLPシリーズ、H8/300L SLPシリーズのコンパイル時の
CPUコアの設定は何でしょうか。
A.
High-performance Embedded Workshopのプロジェクトジェネレータでマイコン名を指定し
た場合に自動的に設定されます。 手動で設定する場合は以下になります。
H8/36049F以外のH8/300H Tinyシリーズ: 300H ノーマルモード
H8/36049F:
300H 16Mアドバンストモード
H8/300H SLPシリーズ:
300H ノーマルモード
H8/300L SLPシリーズ:
300Lモード
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062018_j
Q.
H8マイコン用の古いバージョンのコンパイラパッケージはE8で使用可能ですか?
A.
H8ファミリ用マイコンをご使用の場合、E8エミュレータがダウンロードできるデータ形式
は、下記の4種類です。
●
●
●
●
ELF/DWARF2(デバッグ情報付き.abs)
S-Record(モトローラフォーマット .mot)
Binary
Intel Hex
ソースコードデバッグをするためには、1.ELF/DWARF2の形式でプログラムをダウンロード
する必要があります。 その場合、H8ファミリ用コンパイラパッケージのVer4.0以降 (Highperformance Embedded Workshop1.2以降、 C/C++コンパイラVer4.0以降)をご使用くださ
い。
もし、Ver4.0より古いバージョンのコンパイラパッケージをご使用の場合は、 デバッグ情報
付きファイル(.abs)がSYSROFという形式のため、E8エミュレータではダウンロードできませ
ん。 S-Record、BinaryまたはIntel Hex形式のファイルを作成いただき、ダウンロードしてく
ださい。
S-Record、BinaryまたはIntel Hex形式のファイル作成方法:
Linkerの出力ファイル形式において、下記を指定してください。
❍ Stype via absolute
❍ HEX via absolute
❍ Binary via absolute
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062017_j
High-performance Embedded Workshop−エミュレータ環境でエミュレータとシミュレータ
の環境を併用したい。
A.
エミュレータやシミュレータのデバッグ環境の設定情報はデバッガセッションに保存されま
す。 エミュレータとシミュレータを併用する場合は、2つのデバッガセッションを用意する
必要があります。
デフォルトのデバッガセッションをシミュレータ用とし、 エミュレータ用に新規のセッショ
ンを作成する場合、以下の手順でセッションの作成を行って下さい。
<セッションの追加>
1. High-performance Embedded Workshopメニューの[オプション]→[デバッグセッショ
ン]を選択して下さい。
2. デバッグセッションダイアログで追加を押し、新規セッション追加を行って下さい。
3. デバッグセッションダイアログで[現在のセッション]のドロップダウンリストから新規
に追加したセッション名を選択してください。
<ダウンロードモジュールの設定>
1. High-performance Embedded Workshopメニューの[オプション]→[デバッグの設定]を
選択して下さい。
2. デバッグの設定ダイアログのターゲットに新規追加したセッション名を選択し、デ
フォルトデバッグフォーマット、 ダウンロードモジュールにシミュレータ用のデバッ
グセッションと同じロードモジュールを指定下さい。
以後、High-performance Embedded Workshop上でデバッグセッションのドロップダウンリ
ストを変更して頂くことで、 シミュレータとエミュレータを切り替えることができます。 こ
の場合、それぞれシミュレータ・エミュレータ用に保存された設定情報がクリアされること
がありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062015_j
Q.
High-performance Embedded Workshopを使用していて、 Watchウィンドウで"Not available
now."と表示される原因と対策方法を教えてください。
A.
"Not available now."は、次の3つの場合に表示されます。
1. Tool chainにて、Debugオプションが指定されていない場合
Tool chainにて、Debugオプションが指定されていない場合、デバッグ情報が存在しま
せんので、 対象変数を参照する事が出来なくなり、"Not available now."となります。
Tool chainにて、Debugオプションを指定して、アブソリュートファイルを作成しなお
す必要があります。
2. スコープの範囲内に存在しない場合
対象変数(ローカル変数)がスコープの範囲内に存在しない場合、 "Not available
now."となります。 スコープの範囲とは、現在のプログラムカウンタ値を含む関数を指
します。 Watchウインドウでローカル変数が参照できるのは、 対象変数を使用してい
る関数内にプログラム関数が存在するときに限定されます。
3. Tool chain の最適化機能により、変数そのものが存在しない場合
Tool chainの最適化機能ではプログラム構成を解析し、不要な処理を削除します。 最
適化によりWatchウインドウで参照しようとしている変数が「使用されていないため
削除」と判断された場合、 Watchウインドウで参照できず "Not available now."と表示
されます。 対象変数を最適化の対象から外したい場合は、対象変数をvolatile宣言して
ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062012_j
Q.
E8のRun Time Count機能で実行時間を計りましたが分解能がms単位のようです。
もっと細かい時間を測定したいのですが可能でしょうか。
A.
E8のRun Time Count機能はタイマリソースはPC(パソコン)になります。 そのため、ms単位
以下の細かい時間を測定することはできません。 また、デバッガソフトの処理時間も計測さ
れますのでご注意ください。
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最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062011_j
Q.
マイコン内蔵Flashメモリにソフトウエアブレークポイントを設定してデバッグをした後
High-performance Embedded Workshopを終了し、 再びHigh-performance Embedded
Workshopを起動するとソフトウエアブレークポイントの箇所に不当命令が残っています。
どうすれば元の命令に置き換えることができますか。
A.
[オプション]→[エミュレータ]→[システム]ダイアログボックス内の [Flash memory
synchronizasion]のコンボボックス上で[PC to flash meory]を選択してください。
ユーザプログラム停止時にフラッシュメモリ書込みのために待ち時間が生じますが、 フラッ
シュメモリの内容を元の命令に書き戻します。
なお、ユーザプログラムを実行中に強制的にHigh-performance Embedded Workshopを 終了
させてしまうとフラッシュメモリへの書き戻しはできなくなりますので注意してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062010_j
Q.
ターゲットボード上のリセットを発行した時の動作について教えてください。
A.
(1) ユーザプログラム実行中
ターゲットボード上のリセットは有効です。
リセット後、リセットベクタからプログラムが実行します。E8を接続していない場合と
同じ動作です。
(2) ユーザプログラムブレーク中
ターゲットボード上のリセットは無効です。
E8エミュレータのリセット機能をご使用ください。
(3) R8C/Tinyのデバッグ時には、ユーザプログラム実行中あるいはブレーク中のいずれの場
合もターゲットボード上からリセットを行なわないでください。 ユーザターゲットシス
テムからリセットするとE8エミュレータが制御できなくなってしまいます。 R8C/Tinyを
リセットする場合は、必ずHigh-performance Embedded Workshopのコマンドでリセット
してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062009_j
Q.
E8のコネクタのNC(ノンコネクト)ピンに何か信号が入っていた場合、影響があるのでしょ
うか。
A.
E8のコネクタのNC(ノンコネクト)ピンはE8内部で使用しております。 ここに入力信号を
接続すると信号の衝突が起き、E8の誤動作および破壊を招く可能性があります。 したがって
NCとなっているところには何も接続しないでください。接続した場合、動作保証ができませ
ん。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062008_j
Q.
E8使用時の各マイコンの使用上の制限を教えてください。
A.
マニュアルダウンロードサイトに掲載中のオンチップデバッギングエミュレータE8の マニュ
アル別冊「xxx接続時の注意事項」に各マイコン毎の制限や注意事項が 記載されていますの
で参照ください。
マニュアルダウンロードサイト:
●
●
●
R8C/Tinyシリーズ用
M16C/Tinyシリーズ用, M16C/62Pグループ用
H8/300H Tinyシリーズ用
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062007_j
Q.
マイコン仕様で規定しているフラッシュメモリの書き換え回数を超えた場合、 E8で何か不具
合が起きますか。
A.
フラッシュメモリの書き換え回数による影響は、使用条件によって大きな差があります。 既
定の回数を僅かでも超えると動作しなくなる、といったものではありません。
目安としては、フラッシュメモリ書き換え時間が極端に長くなったら、 規定回数を超えたも
のと考えてください。E8エミュレータではプログラムを実行する 直前にフラッシュメモリに
プログラムをダウンロードしますので、Goコマンド発行後 ステータスウインドウ
に"Download"の表示が出ている時間を参考にしてください。
(例) 同じサイズのプログラムを実行するのに以前は"Download"の表示が1秒以下だったが、 5
秒以上表示されるようになった。
→フラッシュメモリ書き換え回数規定を超えたと考えられます。マイコンを交換してく
ださい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062006_j
Q.
E8の動作環境としてPCのOSはWindows®98SE他が記載されていますが、 Windows®98、
Windows®NTでは動作しないのですか?
A.
Windows®98、Windows®NTではE8は動作いたしません。
Windows®98SE、Windows®ME、Windows®2000およびWindows®XP環境で、 E8をご使用
ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062004_j
Q.
E8のインタフェース端子には保護素子はついていますか?
ついているのなら回路構成を教えてください。
A.
マニュアルダウンロードサイトに掲載中のオンチップデバッギングエミュレータE8の マニュ
アル別冊「接続時の注意事項」に記載されていますので参照ください。
マニュアルダウンロードサイト:
●
●
●
R8C/Tinyシリーズ用
M16C/Tinyシリーズ用, M16C/62Pグループ用
H8/300H Tinyシリーズ用
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年6月20日
文書番号:05062001_j
Q.
R8C/TinyシリーズCPU書き換えモードのデバッグ中にプログラムが暴走するのですが、 対処
方法を教えてください。
A.
(1) ウォッチドッグタイマが動作していないかご確認ください。
R8C/10-13グループではWDTSに任意の値を書き込むとウォッチドッグタイマが起動する
仕様です。 この操作を行わないでデバッグをしてください。
(2) フラッシュメモリ制御レジスタ(FMR0)のビット5をユーザプログラム中で"1"にしない
でください。
E8エミュレータのファームウエアでfmr0レジスタのビット5を"1"に設定するため、 ユー
ザプログラムでfmr0レジスタのビット5を"0"に設定すると、動作しません。
詳細は、R8C/10-13グループ用のハードウェアマニュアルの「オンチップデバッガの注意
事項」をご参照ください。
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年7月15日
文書番号:04122005_j
Q.
E8エミュレータとE7エミュレータの違いを教えてください。
A.
以下に、両者のおもな違いを示します。
オンチップデバッギングエミュレータ
E8
オンチップデバッギングエミュレータ
E7
対象デバイス
R8C/TinyシリーズR8C/10∼13グループ(*1)
R8C/TinyシリーズR8C/14∼17グループ
R8C/TinyシリーズR8C/18∼19グループ(対応予定)
R8C/TinyシリーズR8C/1A,1Bグループ(対応予定)
R8C/TinyシリーズR8C/20∼25グループ(対応予定)
M16C/60シリーズM16C/62Pグループ(*1)
M16C/Tinyシリーズ(*1)
H8/300H Tinyシリーズ(*1)
H8/300H SLPシリーズ(*1)
H8/300L SLPシリーズ(*1)
R8C/TinyシリーズR8C/10∼13グループ
H8/300H Tinyシリーズ
H8/300H SLPシリーズ
H8/300L SLPシリーズ
電源供給機能
ターゲットボードに3.3Vまたは5.0V供給可能(最大
300mA)(*2)
なし
フラッシュ開発
E8をアダプタボードとしてR8C/10∼17グループの書
なし
ツールキット対応 き込みが可能
ファームウェア書 High-performance Embedded Workshopが自動で書き スイッチ操作をしてセットアップツール
き替え方法(*3) 替え
の起動が必要
(*1) ソフトウェアのアップデートが必要です。 オンラインバージョンアップサイトからアップデートプログラム
を入手してください。
(*2) High-performance Embedded Workshopでの電源オン・オフが可能です。
(*3) 新MCUに対応時に、ファームウェア(エミュレータ制御プログラム)を変更する場合があります。 この
ファームウェアの書き替え方法です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2005年7月15日
文書番号:04122004_j
Q.
E8エミュレータを使えば、E8がサポートしているどのルネサスマイコンでも1線式でデバッ
グできますか。
A.
R8C/TinyシリーズR8C/14∼17グループおよびR8C/18∼19グループ(対応準備中)のみ1線
式でデバッグ可能です。 以下のとおり、通信方式は使用されるマイコンによって異なりま
す。
MCU
通信方式
信号数
R8C/TinyシリーズR8C/10∼13 3線式
7 (CNvss,MODE,RxD,TxD,RESET,VCC,GND)
R8C/TinyシリーズR8C/14∼17 1線式
4 (MODE,RESET,VCC,GND)
R8C/TinyシリーズR8C/18∼19
1線式
(対応予定)
4 (MODE,RESET,VCC,GND)
M16C/60シリーズM16C/62P
4線式
10 (CNvss,SCLK,RxD,TxD,BUSY,EPM,CE,RESET,
VCC,GND)
M16C/Tinyシリーズ
4線式
10 (CNvss,SCLK,RxD,TxD,BUSY,EPM,CE,RESET,
VCC,GND)
H8/300H Tinyシリーズ
3線式
7 (ポート3本,NMI,RESET,VCC,GND)
H8/300H SLPシリーズ
3線式
7 (ポート4本,RESET,VCC,GND または ポート3
本,NMI,RESET,VCC,GND)
H8/300L SLPシリーズ
3線式
7 (ポート4本,RESET,VCC,GND または ポート3
本,NMI,RESET,VCC,GND)
お問い合わせ先:カスタマサポートセンタ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年8月5日
文書番号:03080501_j
Q.
M30620T-CPEを使用する場合、ターゲットシステムに接続するための変換基板はどのような
ものがありますか?
A.
M30620T-CPEとターゲットシステムとの接続に使用する変換基板は、こちら に掲載されて
いるアクセサリを推奨しています。 これらの変換基板をご使用ください。
上記以外の変換基板(M3T-DUMMY100S等) とM30620T-CPEを組み合わせて使用した場合
は、M30620T-CPEに接続されているケーブルを移動した時に発生するM30620T-CPEへの外
力などによりアクセサリが破損する恐れがあります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072301_j
Q.
M16C/62グループM16C/62A用コンパクトエミュレータM30620T-CPEを使用して、
M16C/61グループMCU (M30612) のデバッグはできますか?
A.
デバッグは可能ですが、以下の点に注意してください。
M30620T-CPEに搭載されているエバリュエーションMCUはM16C/62Aです。
M16C/61グループMCUのプログラム開発を行う場合、M16C/61グループMCUとM16C/62グ
ループMCU、およびM16C/62グループMCUとM16C/62AグループMCUとの違いを確認の
上、M30620T-CPEを使用してください。
●
●
M16C/61グループMCUとM16C/62グループMCUとの違い:
M16C/62グループデータシート (PDF 3.3MB)の287ページ
M16C/62グループMCUとM16C/62AグループMCUとの違い:
M16C/62Aグループデータシート (PDF 2.8MB)の271ページ
なお、以下のテクニカルニュースもご参照ください。
●
"M16C/62とM16C/62Aとの相違点 (含む低電圧版)" (PDF 32KB)
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年12月20日
文書番号:04122003_j
Q.
M16C/60,30シリーズ用エミュレーションプローブに搭載されているエミュレータMCUの内
臓フラッシュメモリの書き換えの保障回数は?
A.
内蔵フラッシュメモリの書き換え保証回数は100回です。
実際には10,000回以上の書き換えが可能と考えられます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年3月5日
文書番号:03030501_j
Q.
F8000h番地にアドレス一致割り込みを設定すると、エミュレータが暴走します。
A.
M16C/60, 30, 20シリーズ用エミュレーションポッドをご使用の場合、F6000h∼F63FFh番
地、F8000h∼F83FFh番地にアドレス一致割り込みを設定しないでください。
これは、デバッグ制御時にエミュレータが上記領域を使用しているためです。実際のMCUで
は上記領域に設定しても問題ありません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年9月20日
文書番号:02092001_j
Q.
プログラムでポートP9方向レジスタの設定を変更していますが、設定が変わりません。
A.
1. プロテクトレジスタ(PRC2)の設定が必要です。
プロテクトレジスタ(PRC2)は設定後、任意の番地に書き込みを行うと "0" になります
ので、プロテクトレジスタ設定後はすぐにポートP9方向レジスタを書き換えてくださ
い。
プロテクトレジスタ設定からポートP9方向レジスタ設定までの間に、割り込み、DMA
転送などにて書き込みサイクルが発生していないか、トレースウインドのバス表示に
て確認してください。
2. ポートP92が、ポート機能ではなく周辺機能として使用されていないか確認してくださ
い。
3. デバッガソフト操作時は、こちらのFAQ を参照ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051114_j
Q.
エミュレーションポッドプローブ部分のフレキシブルケーブルFLX100上のスルーホールとコ
ネクタとの接続を示した資料はありますか?
A.
はい、あります。ここをクリックして下さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月20日
文書番号:02022004_j
Q.
M16C/60シリーズ用エミュレーションポッドでシングルチップモードで動作するプログラム
をメモリ拡張モードまたはマイクロプロセッサモードにすると動作しません。
A.
メモリ拡張モード時およびマイクロプロセッサモード時は、HOLD(P54)とRDY端子(P57)端子
が有効になります。
エミュレータ起動時やユーザプログラム停止中のデバッグ操作(メモリのリフレッシュやメモ
リDUMP等)時にこれらの端子が "H" レベルでない場合、正常に動作しません。
1. ターゲットシステム接続時
HOLD端子およびRDY端子を "H" レベルにすることによりホールド状態、またはレ
ディー状態を解除できます。この場合、リセット端子、NMI端子も "H" レベルにして
ください。
2. ターゲットシステム未接続時(M30620T2-RPD-Eの場合)
ポッドに付属の抵抗アレイをポッド内部に取り付けプルアップすることによりホール
ド状態、またはレディー状態を解除できます。
3. ターゲットシステム未接続時(M30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eの場合)
ポッド内部のRDY/HOLD用のスイッチでプルアップすることによりホールド状態、ま
たはレディー状態を解除できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月20日
文書番号:02022001_j
Q.
エミュレータデバッガで、ポートP9方向レジスタの設定を変更しましたが、状態が変わりま
せん。
A.
1. ポートP9方向レジスタへ書き込みをおこなう際、以下の手順で書き込み許可用のプロ
テクトレジスタ(PRC2)の設定を変更すると、プロテクトは解除されず、書き込みがで
きません。
(1)『PRC2 をセット "1" する命令』のステップ実行
(2)『PRC2 をセット "1" する命令』から『ポートP9 方向レジスタまたはプロテクト対
象となるレジスタの設定』までの間でのブレークポイント設定
(3) ユーザプログラム実行中においてのDUMP WINDOW 上やSCRIPT WINDOW 上等か
らの『PRC2のセット "1"』
(4) ユーザプログラム停止中においてのDUMP WINDOW 上やSCRIPT WINDOW 上等か
らの『PRC2のセット "1"』
プロテクトレジスタ(PRC2)は設定後、任意の番地に書き込みを行うと "0" になります
ので、設定を変更した後はすぐにレジスタを書き換えてください。
ポートP9方向レジスタへ書き込みの確認方法としては、ポートP9方向レジスタへの書
き込み後ユーザプログラムを停止させ、RAMモニタウインドで "Clear" ボタンを押して
確認してください。
2. ポートP92が、ポート機能ではなく周辺機能として使用されていないか確認してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年10月5日
文書番号:01100503_j
Q.
M16C/6Nグループ用エミュレーションポッドM306N0T2-RPD-E (またはM306N0TB-RPD-E)
を使用しています。M16C/6NグループMCUは世代交代推奨機種になっております。将来、
M16C/6N0またはM16C/6N1からM16C/6NAまたはM16C/6NBにMCUを転換した場合、エ
ミュレーションポッドの再購入は必要になるのですか?
A.
M16C/6N0またはM16C/6N1からM16C/6NAまたはM16C/6NBにMCUを転換しても、
M306N0T2-RPD-EまたはM306N0TB-RPD-Eの再購入は必要ありません。ただし、
M306N0TB-RPD-Eでシリアル番号の末尾が "数字" または "A" ∼ "F" の製品は、2001年2月1
日付けMAEC TOOL NEWS でお知らせしたバージョンアップをお願いいたします。これは、
MCUをM16C/6NAまたはM16C/6NBに替えることとは無関係です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072304_j
Q.
ターゲットシステムにM30620T2-RPD-EまたはM306N0T2-RPD-Eを接続すると、ターゲット
システムの消費電流の増加量は、どのように見積もれば良いのでしょうか?
A.
以下に示すエミュレーションポッドはターゲットシステムのVcc端子から常に (低消費電力
モードなどのときも)、約1mAの電流を消費します。
●
●
●
●
●
●
●
M30620T2-RPD-E
M30620TL-RPD-E
M306V0T-RPD-E
M306V2T-RPD-E
M306K5T-RPD-E
M306N0T2-RPD-E
M306H1T-RPD-E
また、Vcc以外の端子も、実際のMCUと電気的特性が若干異なりますので、安定動作のた
め、安定化電源から電源を供給してください。 消費電流の最終評価は、実際のMCUにて実装
評価してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月5日
文書番号:01051296_j
Q.
M16C/62グループ (M16C/62) 用エミュレーションポッドM30620TB-RPD-Eを使用して、
M16C/61グループMCU (M30612) のデバッグはできますか?
A.
M16C/61グループMCUのプログラム開発を行う場合、M16C/61グループMCUとM16C/62グ
ループMCU、およびM16C/62グループMCUとM16C/62AグループMCUとの違いを確認の
上、M30620T2-RPD-EまたはM30620TB-RPD-Eを使用してください。
●
●
M16C/61グループMCUとM16C/62グループMCUとの違い:
16C/62グループデータシート(PDF 3.3MB) 287ページ
M16C/62グループMCUとM16C/62AグループMCUとの違い:
16C/62Aグループデータシート(PDF 2.8MB) 271ページ
なお、以下のテクニカルニュースもご参照ください。
M16C/62とM16C/62Aとの相違点 (含む低電圧版) (PDF 32KB)
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最終更新日:2000年12月20日
文書番号:01051118_j
Q.
エミュレーションポッドM306xxTx-RPD-Eを変換基板100LCC-80QSBとの組み合わせで使用
していますが、エミュレータPC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDが点灯しませ
ん。
A.
M306xxTx-RPD-Eと100LCC-80QSBとの組み合わせでは、PC4701のSTATUS OF TARGET側の
POWER LEDは点灯しません。PC4701のSTATUS OF TARGET側のPOWER LEDは、MCUのす
べての電源ピン(Vcc)に電源供給がされていることを確認してLEDを点灯させています。
M16C/60, M16C/61, M16C/62グループの100ピン版MCUではVcc端子が2ピンあり、この2
ピンに電源供給がされていることを確認してLEDを点灯させています。80ピン版MCUでは
Vcc端子は1ピンのみであるため、100LCC-80QSBではこのVcc端子を100ピン版の片方のVcc
端子側へ変換するように接続しています。このため、100ピン版のもう一方のVcc端子は未接
続になっていますのでPOWER LEDは点灯しません。 なおLEDが点灯しないこと以外には、デ
バッグ上の問題は発生しません。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051297_j
Q.
エミュレーションポッドM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eでは動作するターゲットシステ
ムが、エミュレーションポッドM30620T2-RPD-Eでは動作しません。M30620TB-RPD-Eと
M30620T2-RPD-Eの違いについて教えてください。
A.
M30620T/TB-RPD-EとM30620T2-RPD-Eでは、RESET*/RDY*/HOLD*の結線が異なります。
RESET*/RDY*/HOLD*
M30620T2-RPD-E ターゲットシステム未接続時は、自動的にプルアップしています。
(量産中)
ターゲットシステム接続時は、OPENにしています。
M30620T-RPD-E RESET* --> ポッド内部でプルアップしています。
M30620TB-RPD-E RDY*,HOLD* --> ポッド内部のスイッチ設定によって、プルアップ/
(生産中止)
OPENを設定できます。
そのため、ターゲットシステム接続時、ターゲットシステム上のRESET*/RDY*/HOLD*ピン
がOPENの時、次のようになります。
●
●
M30620T2-RPD-Eは動作しません。
M30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eは、ポッド内部のスイッチ設定によっては、動作
します。
ターゲットシステム上のRESET*/RDY*/HOLD*ピンの結線状況を確認してください。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051298_j
Q.
エミュレーションポッドM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-EでM16C/62Aの開発は可能で
しょうか?
A.
M16C/62Aに追加された機能を使用しなければ、M30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eで開発
可能です。
M16C/62Aで追加された機能をご使用いただくには、有償にてM30620T-RPD-E/M30620TBRPD-EをM16C/62A対応改造する必要があります。
M16C/62A対応改造については、下記ツールニュースをご参照ください。
2000年2月16日発行 MESC TOOL NEWS 「M16C/62A対応改造品(M30620TB-RPD-E,
M30620T-RPD-E)のM16C/62対応のお知らせ 」
1999年12月16日発行 MESC TOOL NEWS 「M30620TB-RPD-E, M30620T-RPD-E
M16C/62A対応改造受付のお知らせ」
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051299_j
M30620T-RPD-E、M30620TB-RPD-E、M30620T2-RPD-Eの拡張A/Dを使用する場合につい
てポートP0の0ビット目をA/D入力として使用する場合、
1. ポートP2の0ビット目は入出力ポートとして使用できますか?
2. ポートP10の0ビット目を入力に設定して、ポートP10の1∼7ビットは入出力ポートと
して使用できますか?
A.
M30620T-RPD-E,M30620TB-RPD-E,M30620T2-RPD-Eの3品種は次のような制限になりま
す。
[ポートP0をA-D入力選択している場合]
❍ P107∼P100の方向レジスタを8ビットすべて入力に設定してください。
❍ P107∼P100のプルアップ制御レジスタ設定は、プルアップなしに設定してくだ
さい。
❍ P107∼P100は入出力ポート、キー入力割り込み機能の入力端子として使用でき
ません。
[ポートP2をA-D入力選択している場合]
❍ P107∼P100の方向レジスタを8ビットすべて入力に設定してください。
❍ P107∼P100のプルアップ制御レジスタ設定は、プルアップなしに設定してくだ
さい。
❍ P107∼P100は入出力ポート、キー入力割り込み機能の入力端子として使用でき
ません。
[ポートP10をA-D入力選択している場合]
❍ 制限事項はありません。
したがって、ポートP0の0ビット目をA/D入力として使用する場合 = [ポートP0をA-D入力選
択している場合] に相当するので、
1. ポートP2の0ビット目は入出力ポートして使用できますか?
===>使用できます。
2. ポートP10の0ビット目を入力に設定して、ポートP10の1∼7ビットは入出力ポートと
して使用できますか?
===>使用できません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051300_j
Q.
固定ベクタテーブルの値が、ダウンロードしたプログラムで設定している値と異なるのです
が?
A.
DBC*ベクタとBRK命令のベクタは、エミュレータが使用しているため、設定した値とは異な
ります。
エミュレータでBRK命令による割り込みを使用しており、ベクタ値もエミュレータが変更し
ています。変更している値は、PD30で設定するWORK AREAのアドレスを飛び先として書き
込んでいます(デフォルト2C00h番地)。また、PD30でプログラムをRUNさせた時に書き込み
を行っているため、プログラムダウンロード直後(RUNさせる前)であれば、ベクタ値はプログ
ラム通りの値になっています。
本事項は、エミュレータの制限事項になります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051301_j
Q.
M30620T2-RPD-EとM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eの相違点についてお教えくださ
い。
A.
M30620T2-RPD-EとM30620T-RPD-E/M30620TB-RPD-Eの主な相違点は、次のとおりです。
動作電圧
動作周波数
対応MCUグループ
2.7V(1wait)時10MHz M16C/62グループ
5.0V(0wait)時16MHz (Aバージョン含む)
M30620T2-RPD-E(量産中)
2.7-5.5
M30620T-RPD-E(生産中止)
2.7-5.5
M30620TB-RPD-E(生産中
止)
3.0V(1wait)時10MHz M16C/62グループ
5.0V(0wait)時10MHz (Aバージョン含まず)
4.8-5.2
5.0V(0wait)時16MHz 同上
M30620T2-RPD-Eの詳細につきましては、マニュアルダウンロードサイトから マニュアルを
ダウンロードできますので、ご利用ください。
(注)M30620T/TB-RPD-EのM16C/62(Aバージョン)対応改造は、有償にて行っております。詳
細については、 1999年12月16日発行のMESC TOOL NEWS「M30620TB-RPD-E, M30620TRPD-E M16C/62A対応改造受付のお知らせ」をご覧ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051302_j
Q.
エミュレータデバッガPD30起動後、CS2の空間に対してSCRIPT WINDOWで "MAP 4000H,
027FFFh, EXTERNAL" とコマンドを打ち込み、PD30上で"Go"コマンドを実行するとプログラ
ムが止まってしまいます。
A.
M16C/6Xシリーズエミュレーションポッドでは、"Reset" コマンド実行時に、0FFFCh∼
0FFFFhの4バイトをスタック領域として使用します。"Reset" コマンド実行時に上記4バイト
のMAP設定が "EXT" 設定されており、ターゲットシステム上にリード/ライトできるメモリ
がない場合、スタック設定ができず、リセット解除後の "Go" コマンド実行により、誤った値
をPC値として実行するためです。
対処方法は、M30620T/TB-RPD-Eの場合、取り扱い説明書15ページに記載されておりますの
でご確認ください。その他のポッドについても、取り扱い説明書、第1章 「安全上の注意事
項」 の重要項目に記載があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051303_j
Q.
エミュレータの電源投入直後に、プログラム上でCS2の番地をアクセスしていないのに、CS2
がアクティブになることがあります。
A.
M16C/6Xシリーズのエミュレーションポッドでは、"Reset" コマンド実行時に、0FFFCh∼
0FFFFhの4バイトをスタック領域として使用します。そのため "Reset" コマンドや "Reset" コ
マンド実行後の最初の "Go" コマンド実行時には、スタックアクセスが発生し、CS2がアク
ティブになります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051304_j
Q.
ターゲットシステム上でリセット入力を行ったが正常動作しません。マスク版MCU等の実
MCUと比べて違いがありますか?また、エミュレータデバッガPD30からリセットを行う場
合との違いがありますか?
A.
1. 実MCUとのRESET入力の違いに関して
エミュレーションポッドM30620T/TB-RPD-Eでは、ターゲットシステム上からの
RESET信号をいったんゲートアレイに入力しています。その後、ゲートアレイから
MCUにRESET信号を出力しています。
ターゲットシステムからのRESET信号立ち上がり時間が非常に遅い場合(約1マイクロ
Sec.以上)、ゲートアレイのスレッショルド付近でM30620T/TB-RPD-Eは不安定な動作
をします。
そのため、ターゲットシステムからのRESET信号立ち上がり時間(0.2VCC --> 0.8VCC)
を1マイクロSec.以下にしてください。実MCUでは、このような制限はありません。
2. PD30のRESETとターゲットからのRESETの違い
PD30からのRESETを行う場合は、ユーザプログラムが停止中のみ受け付けます。逆に
ターゲットシステムからのRESETは、ユーザプログラム実行中のみ受け付けます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051305_j
Q.
M16C/62グループ用のエミュレーションポッドと接続し、エミュレータでセルフチェックを
実行してましたが正常に終了しません。何が問題でしょうか?
A.
セルフチェックを実行する前に、以下の設定を確認ください。
1. ターゲットシステムとは接続しないでください。
2. M16C/62グループ用のエミュレーションポッド内のスイッチSW5は"L"側,SW6
は"16"側に設定ください。
セルフチェックの詳細については、エミュレータのマニュアルを参照してください。
上記を確認しても問題が解決しない場合は、こちらまでお問い合わせください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
文書番号:01051306_j
エミュレータとエミュレーションポッドをタ-ゲットシステムに接続したが、起動しません(エ
ミュレ-タ本体のエラ-LEDが点灯)。何が問題でしょうか?
A.
以下の点を確認ください。
1. エミュレータとホストマシンが正しく接続されているかご確認ください。接続方法の
詳細は、エミュレータのマニュアルを参照ください。
❍ ホストマシン側のコネクタ
❍ エミュレータ側の通信コネクタ
❍ エミュレータとホストマシンの通信インタフェースの整合性
2. エミュレータとエミュレーションポッドがポッド付属のケーブル (FLX120-RPD) で正
しく接続されているかご確認ください。接続方法の詳細は、エミュレータのマニュア
ルを参照ください。
❍ エミュレータ側のコネクタ
❍ エミュレーションポッド側のコネクタ
3. エミュレーションポッドとポッドプローブ (FLX-100LCC) が正しく接続されているか
ご確認ください。
4. ポッドプローブ (FLX-100LCC) とターゲットが正しく接続されているかご確認くださ
い。
ターゲット形状により、接続方法は異なります。詳細はここを参照ください。
5. ターゲットシステム上に電源電圧,GNDが供給されているかご確認ください。
6. タ-ゲットシステム上のRESET端子,NMI端子が"HIGH"レベルであることをご確認くださ
い。
7. タ-ゲットシステム上の発振回路を用いている場合には、正しく発振しているかご確認
ください。
8. エミュレーションポッドのスイッチが正しく設定されているかご確認ください。ス
イッチ設定の詳細については、各エミュレーションポッドのマニュアルを参照くださ
い。
9. 各MCUモードによる端子の設定をMCUのマニュアルでご確認ください。
10. エミュレ-タ本体にご使用のエミュレーションポッドに対応したファ-ムウエアがダウン
ロ-ドされているかご確認ください。ファ-ムウエアのダウンロ-ド方法については、エ
ミュレ-タデバッガのマニュアルを参照ください。
上記を確認しても問題が解決しない場合は、こちらまでお問い合わせください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051307_j
Q.
エミュレーションポッドとエミュレータを接続したのに、エミュレータの電源が入りませ
ん。何が問題でしょうか?
A.
最初に以下の点を確認ください。
1. AC電源コ-ドがコンセントに正しく接続されているかご確認ください。
2. AC電源3P-2P変換コネクタが正しく接続されているかご確認ください。
上記を確認しても問題が解決しない場合は、 こちらまでお問い合わせください。
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Q.
最終更新日:1999年12月3日
文書番号:01050800_j
MCUに書き込みができません。何が原因でしょうか?
A.
MCUに書き込めない理由としては以下のことが考えられます。
1. 設定の誤り --> 取り扱い説明書を参照ください。
(1)書き込みを行うMCUに対応したスイッチ設定が行われているでしょうか?
(2)書き込みを行うMCUごとにROMライタ接続部を変更する製品は、正しい基板を装着
してください。
(3)書き込み領域の設定は正しいでしょうか?
(4)書き込みデバイスの設定は正しいでしょうか?
2. 汚れによる接触不良
(1)書き込みアダプタのROMライタへの挿入部の汚れ
書き込みアダプタのROMライタに装着する接触部分を、接点復活材等使用して
汚れを拭き取ってください。
(2)ROMライタのROM挿入部のソケット接点の汚れ、摩耗
ROMライタのROM挿入部のソケット接点の汚れ及び摩耗が原因とも考えられま
す。 ROMライタのソケットは交換可能な形状となっておりますので、一度も交
換されたことがない場合は交換されることをおすすめします。
* 書き込みアダプタのROMライタへの装着部分は、EPROMと形状が異なるた
め、EPROMではNGとならない場合がありますのでご注意ください。
(3)書き込みアダプタのソケット内部接点の摩耗
弊社書き込みアダプタは評価、実験を想定して開発されたものです。書き込みア
ダプタに使用しているICソケットの抜差による寿命は5000回程度であり、大量
の書き込み等行った場合、ソケットが摩耗する場合があります。この場合、書き
込みアダプタの交換が必要です。
3. ROMライタの問題
(1)推奨ROMライタ以外ものを使用している
MCUはEPROMと全く同じではないので、MCUの品種によってはROMライタと
の相性で使用できないROMライタが存在します。そのため弊社で書き込み確認
したROMライタを推奨ROMライタとして、取り扱い説明書やデータシートに記
載しております。
(2)ROMライタのデバイス認識コード読み出し機能
ROMライタのデバイス認識コード読み出し機能は、ご使用にならないようお願
いいたします。ご使用になられた場合、製品またはMCUを破壊する恐れがあり
ます。デバイス認識コードは、EPROM の製造メーカーコード及びデバイスコー
ドを示すために定義されたものです。MCUには定義されていません。
* ROMライタメーカによっては、「デバイス認識コード読み出し機能」は別の名
称で記述されていることがあります(IDコード等)。
4. 書き込みアダプタの故障
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最終更新日:1999年12月3日
文書番号:01051051_j
Q.
ルネサス製のパラレル入出力モード用書き込みアダプタ(PCA7412F-100等)でフラッシュマイ
コンの書き込みができますか。
A.
できません。フラッシュマイコンの書き込みにはパートナーベンダ製のフラッシュマイコン
用プログラマをご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年12月20日
文書番号:01050832_j
Q.
PROMマイコン用書き込みアダプタとギャングライタとを組み合わせて使用できますか?
A.
PROMマイコン用書き込みアダプタは開発、評価段階で使用する開発サポートツールです。
よって、大量書き込み目的のギャングライタについてはサポートしておりません。 また、
ギャングライタの多くは領域指定書き込みができないため、使用できない場合があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051052_j
Q.
推奨ROMライタ以外でのROMライタでの書き込みできますか?
A.
推奨ROMライタ以外でのROMライタでは、使用実績がないので分かりません。 弊社では、
実際に書き込み確認をしたROMライタを推奨ROMライタとしております。 その他のROMラ
イタについても、通常ベリファイチェックが通れば使用できるものと考えます (スクリーニン
グ等は別途必要です)。
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文書番号:01051053_j
Q.
M16C/60の内部ROM 128KBはどのように書き込みするのですか?
A.
M30610ECの書き込み方法は以下の通りです。
1. スイッチ設定: JP1 1M側
2. 領域指定 20000H∼3FFFFH(ROMライタ)
(00000H∼1FFFFHでも可)
E0000H∼FFFFFH(MCU)
3. 書き込みモード: ルネサスのM5M27C201モード
4. 書き込み: バイト書き込み方式
5. 注意事項
M5M27C101モードで00000H∼1FFFFHの領域指定をした場合、 00000H∼1FFFFH
はEPROMの全領域に当たるためROMライタは自動的に ページ書き込みモードになっ
てしまいます(ページ書き込みモードでは書き込みません)。
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Q.
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01051050_j
WDB30を起動すると、"エラー番号30 ファイルWDB30.KEY(22LINE)の記述に誤りがありま
す。"というエラーが発生します。WDB30.KEYは無編集です。
A.
WDB30にはファンクションキー定義ファイルのサンプル "WDB30.KEY" が、添付されていま
す。 このサンプルファイルは、PC4701HSおよびPC4700H用の定義ファイルであり、
PC4701LおよびPC4700Lでは使用できない機能のキー定義が含まれています。 そのため、
同ファイルをPC4701LまたはPC4700Lに対して使用される場合、WDBの起動時にこのよう
なエラーメッセージが表示されます。
本エラーが発生しないようにするためには、PC4701LおよびPC4700Lでは使用できない機能
が割り当てられているキーに他の機能を割り当 てるか、同定義部をコメントにして下さい。
以下に該当行を示します。
(22行目) SHIFT+F8 RPoint
(23行目) SHIFT+F9 RDisp
(24行目) SHIFT+F10 Cv
上記の3行に、
(22行目) #SHIFT+F8 RPoint
(23行目) #SHIFT+F9 RDisp
(24行目) #SHIFT+F10 Cv
のように行頭に#を挿入すれば、コメント行になります。
なお、上記の修正をされなかった場合は、WDBはファンクションキー定義ファイル内の全て
の定義を無視し、ファンクションキーの定義を強制的にデフォルトの定義にした上で、正常
に動作いたします。 したがって、ユーザーが記述したキー定義は無効になります。 (デフォ
ルトの定義内容→ユーザーズマニュアル50ページ、"3.1 キーの機能配置変更")
なお、本現象はWDB38Nでも同様に発生いたします。WDB38Nの場合は、WDB38N.KEYの
23∼25行目に上記と同様の修正をされますよう、お願いいたします。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月5日
文書番号:04040507_j
Q.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラ M3T-NC30WA V.5.20 Release 1 (*)で作成したワークスペー
スを、 R8C/Tiny専用無償版コンパイラ M3T-NC8C V.5.30 Release 1 以降で使用したい。
* 2004年4月1日から、製品名をM3T-NC30WAからM3T-NC8Cに変更しています。
A.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラ M3T-NC8C V.5.30 Release 1 以降は、 1台のPCでプロフェッ
ショナル版コンパイラと切り替えて利用できるようにコンパイラやアセンブラの名称を変更
しました。 このためワークスペースに互換性がありませんので、 お手数ですがR8C/Tiny専
用無償版コンパイラ M3T-NC8C V.5.30 Release 1 以降でワークスペースを再度作成してくだ
さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月5日
文書番号:03090109_j
Q.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cをコマンドラインで使用したい。
A.
1. 下記コマンドにより、環境変数を設定して下さい。
(a) SET BIN8C=C:¥MTOOL¥BIN
(b) SET LIB8C=C:¥MTOOL¥LIB8C
(c) SET INC8C=C:¥MTOOL¥INC8C
(d) SET TMP8C=C:¥MTOOL¥TMP
(e) SET PATH=%BIN8C%;%PATH%
注意:コンパイラシステムをC:¥MTOOLにインストールした場合のフォルダ構成で
す。
2. 下記コマンドにより、ビルドを行って下さい。
(a) nc8c c1.c
(b) as8c c1
(c) ln8c c1
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月5日
文書番号:03090108_j
Q.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cで作成したワークスペースをプロフェッショナル
版コンパイラで使用したい。
A.
プロフェッショナル版コンパイラ(M3T-NC30WA)は、R8C/Tiny専用無償版コンパイラ(M3TNC8C)で作成したワークスペースを開くことはできません。
お手数ですがプロフェッショナル版コンパイラ用のワークスペースを再度作成してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月1日
文書番号:03090107_j
Q.
メールアドレスの入力に対し、エラーではじかれてしまいます。
A.
お使いの環境によっては、半角数字の入力がはじかれる場合があります。 この場合には、
メールアドレス欄には適当なメールアドレスを入力して頂き、使用目的欄にその旨の記述お
よび正確なメールアドレスを入力して登録してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月1日
文書番号:03090106_j
Q.
ダウンロードに失敗してしまいました。再度登録しても良いのでしょうか。
A.
はい、構いません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月1日
文書番号:03090105_j
Q.
登録をしたのですが、パスワードを知らせるメールが送られてきません。
A.
通常、メール送付から数時間後にメールでのご連絡を行っております。 ただし、場合によっ
ては営業日1日から5日程度かかる場合がありますので、ご了承下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月1日
文書番号:03090104_j
Q.
ダウンロードしたファイルを複数のPCにインストールしても良いのでしょうか。
A.
弊社クロスツールは、ツールのコピーを認めていません。お手数ですが、必要な数の分だけ
ダウンロードして下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月5日
文書番号:03090103_j
Q.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cと、プロフェッショナル版コンパイラM3TNC30WAは何が違うのでしょうか。
A.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8CはR8C/Tinyシリーズのみ対応となります。 プロ
フェッショナル版はM16C/60、30、Tiny、20、10、R8C/Tinyシリーズ全ての製品が対象と
なります。 また、プロフェッショナル版は弊社ツール技術サポート窓口のサポートや無償不
具合修正の対象となりますが、M3T-NC8Cはその対象外となります。
重要: 2005年2月1日よりR8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cは、M3T-NC30WA無
償評価版コンパイラに一本化されています。 M3T-NC30WA無償評価版コンパイラについて
は、無償評価版ダウンロードサイトを参照してください。
以下に、両者の違いを一覧表で示します。
プロフェッショナル版コンパ
イラ
M3T-NC30WA
専用無償版コンパイラ
M3T-NC8C
バージョン
V.5.30 Release 1
プロフェッショナル版
V.5.30 Release 1相当(*)
ユーティリティツール
あり(MapViewer、
STKViewer、lib30)
なし
プログラムリンクサイズ
制限
なし
あり(64Kバイト)
マニュアル
あり
あり
使用期間
無制限
無制限
対応デバイス
M16C/60、30、Tiny、20、
10、シリーズ
R8C/Tinyシリーズ
R8C/Tinyシリーズ
サポート
無償バージョンアップ
ツール技術サポートあり
なし
動作確認済みOS
IBM PC/AT互換機
(Windows98/Me/
NT4.0/2000/XP, 日本語
Turbolinux 7 Workstation)
HP9000シリーズ700(HPUX 10.2x)
SPARCstation(Solaris 2.5)
IBM PC/AT互換機
(Windows98/Me/
NT4.0/2000/XP)
(*)High-performance Embedded Workshop、ツールチェーンは、プロフェッショナル版コン
パイラV.5.30 Release 1相当の機能を持っています。 ただし、コンパイラパッケージに同梱
されているツールに違いがあります(lib30など)。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月1日
文書番号:03090102_j
Q.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cを使って、製品の開発を行っても良いのでしょう
か。
A.
はい、可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月1日
文書番号:03090101_j
Q.
プロフェッショナル版コンパイラ同様、R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cもサポー
トを受けられるのでしょうか。
A.
R8C/Tiny専用無償版コンパイラM3T-NC8Cに対し、一切のサポートを行っていません。
不具合に対する修正およびリビジョンアップサービス、弊社ツール技術サポート窓口でのサ
ポートも受けられません。 これらサポートを受けるためには、プロフェッショナル版コンパ
イラをご購入頂く必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年5月20日
文書番号:04052001_j
Q.
const宣言している変数に定数を代入してもワーニングが出ない場合があります。
A.
M3T-NC79WAは、const宣言している変数への定数の代入に単純代入演算子(=)を使用して
いる場合のみワーニングを出力します。 複合代入演算子(+= や -= など)を使用している場
合はワーニングを出力しません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年7月22日
文書番号:03072229_j
Q.
NC77用に記述したプログラムをNC79で使用するには?
A.
1. Cコンパイラの言語仕様レベルでは互換性がありますが、アセンブラレベルでの関数名
の扱いが異なっています。アセンブラ記述で関数名と同じになるようなラベルを使用
していないか確認してください。
NC79
レジスタ引数を持つ関数
NC77
$function ?function
レジスタ引数を持たない関数 _function _function
2. NC79コンパイラを実行する際に、オプション "-fDP_offset_8(-fDP08)" を必ず指定して
ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072214_j
Q.
高級言語ソースレベルでデバッグを行うには?
A.
コマンド実行時に、C のソース行や構造化記述文のソース行でデバッグを行うための情報を
機械語ファイルに出力するようにコマンドオプションを指定してください。
>nc79 -g -S -c samp79.c
>as79 -s ncrt0.a79 samp79.a79
>ln79 -g -o samp79 ncrt0 samp79 -l nc79lib.lib
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072213_j
Q.
スタートアッププログラムの処理時間を短くするには?
A.
スタートアッププログラムncrt0.a79に記述されているセクションの初期化およびゼロクリア
のうち使用しない部分を削除することにより処理時間を短縮できます。
また、ゼロクリアを一括して行うことにより処理時間を短縮できる場合があります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072212_j
Q.
ROM 容量を圧縮するには?
A.
far 領域に配列データがあって、そのサイズが64K バイトを越えないとき有効な方法として、
要素数を指定していない配列がfar 領域にある場合に、-fsmall_array (-fSA)オプションを付加
してコンパイルを実行してください。
ROM 容量を圧縮し、処理速度を高速にできる可能性があります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072211_j
Q.
near/far 属性はどのように区別されますか?
A.
NC79はnear/far が指定されていない場合は、関数をfar、変数をnear として扱います。
変数は通常near として扱われますが、コマンドオプションを指定するとデフォルトの属性を
変更できます。
●
●
-ffar_ROM_data(-fFROM):
ROM データのデフォルト属性をfar にします。
-ffar_RAM_data(-fFRAM):
RAM データのデフォルト属性をfar にします。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072210_j
Q.
最適化オプションをつけるとコードが生成されない行がありますが問題ありませんか?
A.
コンパイラは、最適化オプションが指定されると文法上無意味であると思われるコードを生
成しません。
最適化を抑止したい場合は、"volatile" 修飾子を指定して最適化されないようにしてくださ
い。
最適化される例
・port を読み出すだけの関数
extern int port;
func()
{
port;
}
最適化されない例
volatile extern int port;
func()
{
port;
}
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072209_j
Q.
関数のプロトタイプ宣言は必要ですか?
A.
関数をプロトタイプ宣言することで、関数の引数の型拡張を抑止したり、引数をレジスタに
割り当てるなど、効率の良い関数呼び出しが可能になります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072208_j
Q.
関数名に相当するラベルにたいしてリンク時に未定義シンボルであるというエラーが出力さ
れますが原因は?
A.
関数のプロトタイプが宣言されているものとされていないものが混在している可能性があり
ます。
プロトタイプ宣言がされていない関数を見つけるには、コマンドオプション "Wnon_prototype(-WNP)" を指定してコンパイルを実行すると、該当する関数に対してワーニ
ングが出力されます。見つけだした関数をプロトタイプ宣言してください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072207_j
Q.
C言語で記述した関数名はアセンブリソース上ではどのような名前になるのですか?
A.
関数名はアセンブリソース上ではラベル名として現れます。
たとえば、関数名が "func_proto" のとき、アセンブリソース上では "$func_proto:" または
"_func_proto:" として表されます。"$func_proto:" と "_func_proto:" で、どのような場合にど
ちらのラベルが選択されるかの規則は次のように決まっています。
$func_proto
関数の引数のうち、一つ以上の引数がレジスタで渡されている関数
_func_proto
上記の条件にあてはまらないすべての関数
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072206_j
Q.
register修飾子を付けていない変数がレジスタ変数として扱われていますがなぜですか?
A.
最適化コマンドオプション "-O"、"-OR" および "-OS" を指定してコンパイルした場合、最適化
が行われた結果、レジスタ変数として扱われる場合があります。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072205_j
Q.
レジスタ (register) 記憶クラスを指定して、それをレジスタに割り当てるには?
A.
ローカル変数にレジスタ記憶クラスを指定し、その変数を確実にレジスタに割り当てるに
は、コンパイル時にコマンドオプション "-fenable_register(-fER)" を指定してください。
ただし、一部の型を持つ変数はレジスタに割り当てることができません。
レジスタ変数の宣言例)
register int i
また、レジスタ変数は関数の中で、関数呼び出しをまたいで使用しないように記述してくだ
さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072204_j
Q.
#include 指定でファイル名にパスを指定できますか?
A.
相対パス名を指定できます。
コンパイラは、#include で指定されているファイルを#include が記述されているファイルか
らの相対ディレクトリで検索します。絶対パス指定は、プログラムの移植性をそこなう可能
性があるため禁止しています。
src_1.c ファイル内でsrc_1.h を#include で指定する場合の記述は次のようになります。
src_1.c の記述
#include "..¥header¥src_1.h"
:
ファイル構成
C:¥work¥src_1.c
C:¥work¥src_2.c
:
C:¥header¥src_1.h
C:¥header¥src_2.h
:
注意!
このとき、パスを含めたファイル名の指定を "¥header¥src_1.h" と記述するとエラーとなり
ます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072203_j
Q.
「コマンドファイル」はどのように使うのですか?
A.
ソフトウェアの実行時にコマンドファイルを指定するときは、通常のファイルとの区別のた
めに、ファイル名の先頭に "@" を付加して指定します。
ln79 のコマンドファイル指定例)
>ln79 @cmdfile
コマンドファイル記述例)
sample
-order ram1,prog1=0f0000
-m -t
このコマンドファイル例は、次のようにln79 コマンドを入力した場合と同じ結果になりま
す。
>ln79 sample -order ram1,pog1=0f0000 -m -t
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072202_j
Q.
リンクするファイル数が多くてコマンド行の制限を越えてしまいます。リンクする方法はあ
りますか?
A.
コマンド行の内容をファイルに書き込んでln79を実行させることができます。このファイル
をコマンドファイルと呼びます。コマンドファイルについての詳しい情報は こちら を参照し
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072201_j
Q.
コマンドオプションが指定できない場合がありますがなぜですか?
A.
NC79は、コマンドオプションの大文字と小文字を区別します。コマンドオプションを指定す
る場合には、大文字小文字が一致していることを確認してください。
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最終更新日:2001年6月20日
文書番号:01062002_j
Q.
割り込み制御レジスタへのアクセス(書き込み・呼び出し)をC言語でプログラミングすると
AND命令のコードが生成されます。MCUのマニュアルではSTA、MOV命令で割り込み制御レ
ジスタをアクセスするように書かれています。C言語プログラムでSTA、MOV命令コードを生
成することはできますか。
A.
SFR領域のレジスタには、特定のアセンブラ命令を使用してアクセスする必要がある割り込み
レジスタがあります。STA、MOV命令で割り込みレジスタをアクセス必要がある場合、asm
関数を使用してプログラム中にアセンブラ命令を記述してください。
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Q.
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051295_j
条件コンパイルを行うプリプロセスコマンド#ifdef∼#endifのブロック内にダブルコーテー
ションを記述した個所でエラーが出力されますがなぜですか?
他の文字ではエラーになりません。#ifdefで識別子がマクロ定義されていない場合は、プログ
ラムの処理が行われないのではないでしょうか。
A.
NC79WAでは、トークン解析を行った後 #ifdef の解析を行っています。このため、下記の記
述は 「"」が閉じられていないためエラーとなります。
#ifdef NEVER
"
/*半角のダブルコーテーション*/
#endif
[参考]
本仕様は、ANSIにおいてコンパイラ依存 (すなわち未定義) であると解釈しております。他の
コンパイラの調査結果は以下のようになっております。この結果に示しますように、コンパ
イラによりその動作は異なっています。
(1)次のソースがエラーになるか?
#ifdef NEVER
"
/*半角のダブルコーテーション*/
#endif
SUNOS cc
:エラー無し
Solaris cc
:エラー無し
gcc -traditional-cpp :エラー無し
gcc
:エラー
("unterminated string or character constant")
ncXXwa
:エラー
("new_line in string")
(2) 次のソースがエラーになるか?
#if 0
/* コメント
#endif
SUNOS cc
:エラー
("missing */")
Solaris cc
:エラー無し
("警告: コメントの途中でファイルが終了しています")
gcc -traditional-cpp :エラー
("unterminated comment")
gcc
:エラー
("unterminated comment")
cpp30
:エラー
("EOF in comment")
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051210_j
Q.
製品には開発キットMR79Kと量産契約MR79Sがありますが、量産契約のみ購入できます
か?
A.
量産契約を購入するには開発キットを購入する必要があります。
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最終更新日:2002年8月5日
文書番号:01051211_j
Q.
プログラムが暴走してしまいます。
A.
下記の項目を確認してください。
1. 割り込みのレベルは正しく設定できていますか?
OS独立割り込み > OS割込み禁止レベル > OS依存割り込み
2. OS独立割り込みからシステムコールを発行していませんか?
3. スタックの量は必要十分なだけ確保していますか?
(タスクのスタックサイズ算出は、ユーティリティstk79またはstkviewerのご使用をお
勧めします)
4. loc_cpuまたはdis_dspを発行したままでタスクを終了 (ext_tskの発行) していません
か?
loc_cpuまたはdis_dspを発行した場合、必ず、unl_cpuまたはena_dspを発行してから
タスクを終了 (ext_tskの発行) してください。
5. NMI (Non Mascable Interrupt) からシステムコールを発行していませんか?
ウォッチドッグタイマ割込みなどのNMIはOS独立割り込みになりますので、システム
コールを発行することはできません。
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最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051212_j
Q.
コンパイル時にメイルボックス機能のシステムコールに関するところで "far pointer
(implicitly) casted by near pointer" のワーニングが出力されます。このワーニングがどうし
て出力されるのでしょうか?
A.
24ビットのメッセージを送信する場合に必要なコンパイルオプション "-Dfar_msg=1" が指定
されていないためであると考えられます。
このコンパイルオプションは、コンフィグレーションファイルのシステム定義内にある
message_size項目の指定が "16" になっているか、あるいはこの項目を省略している場合、コ
ンフィグレータが生成するメイクファイルには出力されません。この項目に"24"を指定し、"m" オプション付きでコンフィグレータを起動するとこのコンパイルオプションがメイクファ
イル (makefile) に出力されます。
例)system{
:
message_size = 24; ← 16になっていたためワーニングが出力された
:
};
↓
cfg79 -m コンフィグレーションファイル
↓
make
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最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051213_j
Q.
MR79を使用する場合、動的にメモリ (可変長) を獲得するために、C言語標準関数mallocを使
用しても問題ないでしょうか?
A.
mallocは、ご使用にならないでください。メモリ確保を行う処理については、可変長メモリ
プール機能のシステムコールをご使用ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051214_j
Q.
可変長メモリプール機能では、コンフィグレーションファイルで指定した (max_memsize) 値
をもとにして4種類のメモリブロックサイズで管理するということですが、その4種類のブ
ロックサイズの計算式を教えてください。
A.
4種類のブロックサイズ (下記a,b,c,d) は下記の計算式から算出されます。
a = (((max_memsize+(X-1))/64)+1) * 8
b=a*2
c=a*4
d=a*8
max_memsize : コンフィグレーションファイルで指定した値
X : ブロック管理用データサイズ(MR79では、8)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051215_j
Q.
周期起動ハンドラは、割り込み禁止状態で処理が開始されるのでしょうか?それとも、割り
込み許可状態で処理が開始されるのでしょうか?
A.
MR79のシステムクロック割り込みの割り込み優先レベルより高いレベルの割り込みのみが
許可された状態で開始されます。
( "Iフラグ=0、IPL=システムクロック割り込み優先レベル" で開始されます。)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年3月20日
文書番号:01051216_j
Q.
MR79のOS独立割り込みで多重を許可する場合、"#pragma INTERRUPT /E" により多重割り
込みの許可が行えますが、MR79のOS依存割り込みで多重割り込みを行う場合、同様の記述
方法はないのでしょうか?
ソースファイルはC言語で記述しています。
A.
MR79には、OS依存割り込みで多重割り込み許可にする#pragmaなどの機能はありません。
多重割り込みを許可する区間を以下のように記述してください。
#include <mr79.h>
#include "id.h"
void inthand(void) /* OS依存割り込みハンドラ */
{
/* 多重割り込み禁止区間 */
asm(" CLI");
/* 多重割り込み許可区間 */
asm(" SEI");
← ここ以降禁止区間が無い場合は、省略可
/* 多重割り込み禁止区間 */
}
周期起動ハンドラ、アラームハンドラは、多重割り込み許可状態となっております。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:1999年10月5日
文書番号:01051217_j
MR79を使用したシステムに対するメイクファイル (makefile) を作りたいのですが (コンフィ
グレータが生成するメイクファイルは使用しない)、注意事項があれば教えてください。
A.
MR79の下記の要因によってリンクするライブラリとコンパイルオプションが異なりますの
で、それぞれ下記のように設定してください。
1. モデルによる設定
● LM(ロングメッセージ)モデル
ライブラリ:mr79lm.lib, c79mrlm.lib
コンパイラオプション:-Dfar_msg=1 -fMJI
● LMI(ロングメッセージ・割り込み禁止時間短縮)モデル
ライブラリ:mr79lmi.lib, c79mrlm.lib
コンパイラオプション:-Dfar_msg=1
● SM(ショートメッセージ)モデル
ライブラリ:mr79sm.lib, c79mrsm.lib
コンパイラオプション:-fMJI
● SMI(ショートメッセージ・割り込み禁止時間短縮)モデル
ライブラリ:mr79smi.lib, c79mrsm.lib
コンパイラオプション:
2. DPRモードによる設定
● 4本モードの場合
ライブラリ:nc79lib.lib
コンパイラオプション:
アセンブラオプション:-M6
● 1本モードの場合
ライブラリ:nc79m8.lib
コンパイラオプション:-fDPO8
アセンブラオプション:-M8
3. タイムアウト機能による設定
● タイムアウト機能を使用する場合
コンパイラオプション:-Dtimeout=1
● タイムアウト機能を使用しない場合
コンパイラオプション:
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年3月20日
文書番号:01051218_j
Q.
リアルタイムOS MR79には、MR79KとMR79Sがあるのですが、違いを教えてください。
A.
カテゴリ
製品概要
MR79K
リアルタイムOS開発キット
MR79S
リアルタイムOS量産契約
ソフトウェアの構 アプリケーションプログラム リアルタイムOSのソース
成
を開発するためのプログラム ファイルプログラムのみ含
が一式含まれています。
まれています。
※ MR79Sだけでは、リアル
タイムOSを使用したアプリ
ケーションを作成すること
はできません。
組み込み可能な数 契約部署において10台まで
組み込むことが可能です。
契約部署において組み込む
ことのできる数は無制限で
す。
開発に使用可能な 1台のIBM PC/AT互換機、ま 20台のIBM PC/AT互換機、
ホストの台数
たはEWSで開発が可能で
またはEWSで開発が可能で
す。
す。
その他
MR79Sはお客様がOSを組み込んだシステムを量産するた
めの契約が主になっていますので、MR79Kを購入してい
ることが前提になっています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月5日
文書番号:02120502_j
Q.
"GUI Input Window" でボタンを作成し "Save" しましたが、M3T-PD79SIM (又はM3TPD77SIM, M3T-PD38SIM) 再起動時に、"ERROR 21001:ボタンファイルフォーマットが異常
です" というメッセージがでます。
A.
"GUI Input Window" でボタンを作成し、"Button Name:" でスペースを含む名前を指定した場
合、"Save" したボタンファイルを正常に "Load" できないため "ERROR 21001: ボタンファイ
ルフォーマットが異常です" が発生します。
"Button Name:" にはスペースを含む文字列を指定しないでください。
"GUI Output Window" でラベルを作成する場合も、"Name1:" および "Name2:" にはスペース
を含む文字列を指定しないでください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020509_j
Q.
CB79SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120511_j
M3T-NC79WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の型
をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD79SIMで列挙型変数を参照
(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜ
ですか?
A.
M3T-PD79SIMでは列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイ
トに指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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最終更新日:2001年9月20日
文書番号:01092004_j
Q.
PD79SIM上でMR79を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR79で使用するタイマA0
を設定するにはどうすればよいですか?
A.
PD79SIMに添付のI/Oスクリプトサンプルプログラム:
MR79用のタイマのサンプルプログラム (mr.scr) をI/Oウィンドウでロードしてください。
詳細は、「I/O スクリプトサンプルプログラムのご紹介」(41KB/12ページ) マニュアルをご参
照ください。
なお、タイマA0(タイマモード) のサンプルプログラム(timerA0_TMode.scr) を使用する場合
は、以下のプロシジャーを最終行に追加してください。
{
while(1){
pass #iswrite:0x47, 1 ;タイマA0レジスタへの書き込みを監視
set %tm_reload_reg = [0x46].w ;タイマA0レジスタの値をリロードレジスタに格納
}
}
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最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072306_j
Q.
PD79SIMでローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。
A.
PD79SIMでローカルビットシンボルを参照したい場合、as79でアセンブルする際に "-S" オプ
ション、もしくは "-SM" オプションを指定すれば参照できるようになります。
なお、ローカルシンボルが参照できるのは、ローカルシンボルが定義されているソースファ
イルでプログラムの実行が停止している場合に限ります。
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最終更新日:2004年3月5日
文書番号:04030503_j
Q.
デバッグ中に、区間時間計測ウィンドウがオープンできない状態になることがあります。ど
うすれば区間時間計測ができますか?
A.
次のウィンドウがオープンしている間は、区間時間計測ウィンドウをオープンできません。
●
●
●
トレースポイント設定ウィンドウ
タスクトレースウィンドウ
タスクアナライズウィンドウ
これらのウィンドウをクローズしてから区間計測ウィンドウをオープンしてください。
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最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020510_j
Q.
CB79のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120510_j
M3T-NC79WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の型
をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD79で列挙型変数を参照(マウ
スカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜです
か?
A.
M3T-PD79では列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイトに
指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年7月23日
文書番号:01072307_j
Q.
PD79でローカルビットシンボルを参照する方法を教えてください。
A.
PD79でローカルビットシンボルを参照したい場合、as79でアセンブルする際に "-S" オプ
ション、もしくは "-SM" オプションを指定すれば参照できるようになります。
なお、ローカルシンボルが参照できるのは、ローカルシンボルが定義されているソースファ
イルでプログラムの実行が停止している場合に限ります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050930_j
Q.
LAN接続でPD79を使用する場合に注意することはありますか?
A.
LAN接続にてPD79をご使用の場合、以下の点にご注意下さい。
1. LANで接続する前に、エミュレータのIPアドレス等の設定とファームウェアのダウン
ロードを、シリアル接続にて行ってください。
2. Windows 98上でLAN接続する場合、次のレジストリを設定する必要があります。
[Windows 98のレジストリ設定]
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥VXD
位 置:
¥MSTCP"
エントリ: "SackOpts"
値:
"0"
PD79 V.2.10 Release 1以降には、上記レジストリを設定するユーティリティプログラ
ムが添付されています。ユーティリティの詳細は、リリースノートの 「Windows 98で
エミュレータとLAN接続する場合について」 および1998/12/01付け発行のツール
ニュース 「三菱開発サポートツールWindows 98対応のお知らせ その2」 をご参照下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050931_j
Q.
ターゲットシステムのプロセッサモードは、MD0, MD1端子をGNDに接続し、ソフトウェア
でメモリ拡張モードに切り替えています。
このような設定の場合、EMEMのプロセッサモードには何を選択すればよいのでしょうか?
A.
BYTE端子の設定により、以下の何れかを指定してください。
BYTE端子の設定
EMEMの指定
BYTE端子がVss(GND)の場合 Memory Expanssion 16Bit
BYTE端子がVccの場合
Memory Expanssion 8Bit
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050932_j
Q.
デバッガ (PD79) の立ち上げ時に必ず 「プロセッサーモードとターゲットシステムが不一致で
す。」 というエラーメッセージが表示されます。このエラーは、どのプロセッサモードを指
定しても表示されます。エラーが出ないようにするにはどうすればよいでしょうか?
A.
1. Vss端子の電圧がGND (0V) になっているかご確認ください。
MD0, MD1がVss端子の電圧と異なる場合に、EMEMダイアログでシングルチップモー
ドやメモリ拡張モードを選択すると同エラーが表示されます。
2. BYTE端子が浮いていないかご確認ください。
3. 他に、ターゲットとPODの接続箇所で接触不良がある場合も同エラーが発生する可能
性があります。ターゲットとPODの接続を再確認してください。
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最終更新日:1999年11月19日
文書番号:01050933_j
Q.
PD79 V.1.10において、指定アドレスのメモリ内容を2バイト単位で変更する
setMemoryWordコマンド (MWコマンド) で偶数アドレスを指定した際に上位8ビットのメモ
リ内容が変更されません。なお、奇数アドレスを指定した場合にはこの問題は発生しませ
ん。
A.
PD79のMWコマンドで上位8ビットを書き込まない箇所がありました。お手数ですが、FW
(Fill Word)コマンドで代用していただくようお願いいたします。FWコマンドの書式は、FW
開始アドレス,終了アドレス,データです。 (本件は、1999年3月1日付ツールニュース 発行
済みです)
入力例:
MW 100000, 1234
↓
FW 100000, 100001, 1234
本制限事項は、PD79 V.2.00 Release 1以降で改修されています。オンラインバージョンアッ
プサイトにてPD79最新版を入手ください。
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文書番号:01050934_j
Q.
PD79 V.1.10のTaskTraceウィンドウでタスク名が表示されません。PD79 V.1.00では表示さ
れていました。
A.
タスク名が表示されない原因として、タスクに関する領域のメモリ内容が書き換わっている
可能性があります。その領域の中にはタスクが配置されているアドレスを示す箇所もありま
す。Task Trace Windowは、その領域からアドレスを求め、そのアドレスに配置されている
タスク名を表示するようにしています。異なったアドレスが示されると、そのアドレスから
タスク名を求めることはできませんので、本来タスク名を表示すべきところが(--------)という
表示になります。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051025_j
Q.
M37902T-RPD-E内のエミュレーションチップの電源(VDD)は、ICE本体からのみの供給とな
りますか。
ターゲット側の電源(VCC)は、ポッド内でどの様に処理されているのですか。
ポッドに供給される電源と、ターゲット電源に電位差がある場合、I/O端子出力等はどうなり
ますか。
A.
エミュレータ専用MCUへの電源(VDD)は、ジャンパスイッチの設定により以下の電圧となり
ます。ジャンパスイッチの詳細は取り扱い説明書を参照ください。
5V
:ユーザターゲット電源電圧に関わりなく5.0±0.1Vを供給します。
3.3V :ユーザターゲット電源電圧に関わりなく3.3±0.1Vを供給します。
SENSE :ユーザターゲット電源電圧をセンシングし、誤差±0.1Vを供給します。
ターゲットレス時及び5.0Vを越える場合は、自動で5.0Vを供給します。
いずれの場合も、ユーザターゲット電源はセンシングするのみであり、エミュレータ本体の
電源から生成/供給しています。
ジャンパスイッチの設定間違いやユーザターゲット電源電圧と差がある場合、 5V/3.3V設定
ではリーク電流が流れ続けます(MCUのすべての端子から!!)。
5.0Vマイコンをご使用でユーザターゲット電源(例えば4.5V)との電位差を少なくするために
は、 ジャンパスイッチをSENSEに設定してください。
3.3Vマイコンをご使用でSENSE設定にすると、 ターゲットレス時はMCUへ5.0Vが印可されま
すので注意が必要です。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051026_j
Q.
7920グループ(M37920S4CGP)をデバッグする際の注意点は?
A.
7920グループのエミュレータ専用MCUはフラッシュROM内蔵版のM37920FGCGSです。
M37920S4CGPをデバッグするために、MCUをマイクロプロセッサモードで動作させます。
取り扱い説明書にも記載していますが、フラッシュROM内蔵版MCUは、リセット中にポート
P0∼P12がHiZとなります。M37920S4CGPの端子状態とは異なりますのでご注意ください。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051027_j
Q.
7920グループ(M37920S4CGP)の開発を行う場合、
M37920T-RPD-E と M37900T2-RPD-E + M37920T-PRB
のどちらの購入がお奨めですか。両者の機能的な差はありますか。
A.
M37920T-RPD-EとM37900T2-RPD-E + M37920T-PRBでは、デバッグ機能としての差はあ
りません。
しかし、M37900T2-RPD-E+ M37920T-PRBは、M37920T-RPD-Eと比較して以下のメリッ
ト/デメリットがあります。
今後の品種展開はM379XXT-PRBを中心に行いますので、M37900T2-RPD-E + M37920TPRBのご購入をお勧めします。
[メリット]
●
●
MCUがユーザターゲットの直上にあるため、電気的等価性が向上しています。
7906グループなど他の7900シリーズへの機種変更が容易かつ安価となります。
[デメリット]
●
●
M37920T-PRBの基板サイズは70×70mmとなるため、接続時は周辺部品の高さに注
意が必要です。
M37920T-PRBは別売のため、初期購入費用は若干高くなります。
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最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051028_j
Q.
ユーザターゲット上のXIN端子から矩形波を入力し、XOUT端子は解放しています。エミュ
レーションポッド内では、発振基板(OSC-3)上に発振回路が実装されています。
1. エミュレータデバッガPD79起動時に、Internalクロックを選択してエミュレーション
ポッド内部の発振回路を使用したい場合、ユーザターゲット上のXIN端子から入力され
る矩形波の影響を受けないのですか?反対にExternalクロックを選択した場合、エミュ
レーションポッド内部の発振回路の影響を受けないのですか?
2. エミュレータデバッガPD79起動時に、クロック選択としてExternal/Internalを切り替
えた場合、エミュレーションポッド内部のハードウエア的にはどの様な切り換えが行
われるのでしょうか?
A.
1. エミュレータデバッガPD79でInternalクロックを選択した場合、ユーザターゲットか
ら入力されるXINの影響は受けません。また、Externalクロックを選択した場合、エ
ミュレーションポッド内の発振基板から入力されるXINの影響は受けません。
2. ユーザターゲットからのXIN入力及び発振基板からのXIN入力は、それぞれ制御ゲート
アレイに入力されており、エミュレータデバッガPD79から指定されたクロック入力源
をMCUのXINとして使用しています。
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072221_j
Q.
高級言語ソースレベルでデバッグを行うには?
A.
コマンド実行時に、C のソース行や構造化記述文のソース行でデバッグを行うための情報を
機械語ファイルに出力するようにコマンドオプションを指定してください。
>nc77 -gie -c samp77.c
>rasm77 -s ncrt0.a77
>link77 ncrt0 samp77,,,-ms -s -fsamp77
>s2ie samp77.sym
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072220_j
Q.
スタートアッププログラムの処理時間を短くするには?
A.
スタートアッププログラムncrt0.a77 に記述されているセクションの初期化およびゼロクリア
のうち使用しない部分を削除することにより処理時間を短縮できます。
また、ゼロクリアを一括して行うことにより処理時間を短縮できる場合があります。
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072219_j
Q.
near/far 属性はどのように区別されますか?
A.
NC77はnear/far が指定されていない場合は、関数をfar、変数をnear として扱います。
変数は通常near として扱われますが、コマンドオプションを指定するとデフォルトの属性を
変更できます。
●
●
-ffar_ROM_data(-fFROM):
ROM データのデフォルト属性をfar にします。
-ffar_RAM_data(-fFRAM):
RAM データのデフォルト属性をfar にします。
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072218_j
Q.
C言語で記述した関数名はアセンブリソース上ではどのような名前になるのですか?
A.
関数名はアセンブリソース上ではラベル名として現れます。
たとえば、関数名が "func_proto" のとき、アセンブリソース上では "?func_proto:" または
"_func_proto:" として表されます。"?func_proto:" と "_func_proto:" で、どのような場合にど
ちらのラベルが選択されるかの規則は次のように決まっています。
?func_proto
関数の引数のうち、一つ以上の引数がレジスタで渡されている関数
_func_proto
上記の条件にあてはまらないすべての関数
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072217_j
Q.
「コマンドファイル」はどのように使うのですか?
A.
ソフトウェアの実行時にコマンドファイルを指定するときは、通常のファイルとの区別のた
めに、ファイル名の先頭に "@" を付加して指定します。
link77 のコマンドファイル指定例)
>link77 @cmdfile
コマンドファイル記述例)
MAIN SUB
,
,WORKRAM=100 PROM=C000 DROM
,,
このコマンドファイル例は、次のようにlink77 コマンドを入力した場合と同じ結果になりま
す。
>link77 MAIN SUB,,WORKRAM=100 PROM=C000 DROM,,
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072216_j
Q.
リンクするファイル数が多くてコマンド行の制限を越えてしまいます。リンクする方法はあ
りますか?
A.
コマンド行の内容をファイルに書き込んでlink77を実行させることができます。このファイ
ルをコマンドファイルと呼びます。コマンドファイルについての詳しい情報は こちら を参照
してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072215_j
Q.
コマンドオプションが指定できない場合がありますがなぜですか?
A.
NC77は、コマンドオプションの大文字と小文字を区別します。コマンドオプションを指定す
る場合には、大文字小文字が一致していることを確認してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年04月21日
文書番号:03042101_j
Q.
NC77でスタックサイズ算出結果表示ファイル(拡張子.siz)を出力する オプション"-o"を指
定して"stk77 -s シンボルファイル名"を実行しましたが、 スタックサイズ算出結果表示ファ
イル名が、"シンボルファイル名.siz"に なりません。
A.
NC77で"stk77 -s シンボルファイル名"にオプション"-o"を指定する場合は、 以下のルールで .
sizファイルを生成します。
[NC77 V.3.20 Release 3以前のバージョンの場合]
(1)シンボルファイルから「# SOURCE」行を探します。
(2)最初に見つけた「# SOURCE」に記載されているファイル名の拡張子を .sizに置き換
えたファイル名で、.sizファイルを生成します。
[NC77 V.3.20 Release 4以降のバージョンの場合]
(1)シンボルファイルから「# SECTION INFORMATION」行を探します。
(2)「# SECTION INFORMATION」の次から数えて、最初に見つけたオブジェクト ファ
イル名またはライブラリ名の拡張子を.sizに置き換えたファイル名で、 .sizファイルを
生成します。
例) 見つけたファイル sample.r77
生成された.sizファイル sample.siz
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051288_j
Q.
自分で定義したセクションにプログラムを配置できません。どうしてでしょうか。
A.
プログラムの near/far属性により、セクション末尾には _N/_Fが強制的に追加されます。ところ
が、 セクション情報を記述したインクルードファイル (NC30のデフォルトでは、sect30.inc) に
_N や _F を追加したセクション名が定義されていないと、自分で定義したセクションにプログラ
ムが配置されないことになります。セクション情報を記述するインクルードファイルには、定義
したセクション名に _N または _F を付加したセクション名を記述してください。
プログラム例
#praga SECTION program under_program
near void n_func(void){ /* under_program_Nに配置 */ }
far void f_func(void){ /* under_program_Fに配置 */ }
セクション定義例
.SECTION
.SECTION
under_program_N
under_program_F
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051289_j
Q.
#pragma SECTION programを定義していないプログラムは無条件に program_F のセクショ
ンに配置されるのですか?変更は出来ないのですか?
A.
プログラムは、デフォルトでは program_N, program_Fセクションに配置されます。
#pragma SECTION で個別にセクションを変更することは可能ですが、デフォルトの名称自体
を定義する機能はありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051290_j
Q.
program_Nのセクションにプログラム本体が配置できていないようです。このセクションに
プログラム本体を配置するにはどの様にすれば良いでしょうか?
A.
program_N セクションのように、末尾に 「_N」 がつくセクションは near 指定した関数・デー
タが配置されます。配置したい関数・データを near 宣言してください。
(注意) near指定した関数・データは 16ビットアドレスでアクセスされますので、バンクをま
たがった操作は不可能になります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051291_j
Q.
機械語 (HEX) ファイルを複数のファイルに分割することはできますか?内部/外部ROMで
別々のHEXファイルを作りたいのですが。
A.
生成できるHEXファイルは一つのみです。プログラムコードを内部/外部ROMに分けて配置
することは可能です。
(次のFAQを参照してください。「プログラムのセクションを複数に分割するには、どうすれ
ばよいでしょうか?」)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01051292_j
プログラムのセクションを複数に分割するには、どうすればよいでしょうか?
現在、001000H∼00F00FHと010000H∼01EFFFFHに配置されているプログラムを
130000Hにもプログラムを配置したいのですが。
A.
「一つのセクションを離れた複数の領域にまたがって配置すること」 は不可能ですが、「個々
の関数を異なるセクションに配置すること」 は可能です。特定の関数群のみを特定のセク
ションに配置、かつそのセクションを .orgで 13000hに配置することができます。
[手順]
1. 13000h(外部 ROM)に配置したい関数群のみ、別のファイルにまとめます。別ファイル
が一個のファイルである必要はありません。
2. 13000h(外部 ROM)に配置したい関数を格納したファイルの先頭に 「#pragma
SECTION program mysection (変更後のセクション名)」 を記述します (任意のセクショ
ン名を指定できます)。
* これによりプログラムのセクションが mysection_N, mysection_Fに変更されます。
* この操作で変更されるのは programセクションのみです。データについては、別
途、同様の操作を行なう必要があります。
3. section.inc 中に、mysection_N, mysection_Fのアドレスを追加してください。
* 標準ライブラリは program_Fセクションに配置されます。最終的なマップファイル
で、program_N, program_Fセクションにデータが完全に残っていないことを確認する
までは、デフォルトのセクションを残しておくことをおすすめします。
[前提事項]
❍ 既定セクション名の命名規則詳細は、ユーザーズマニュアル 「NC77のメモリ配
置」 をご覧ください。
❍ デフォルトでは、near指定した関数は program_N, far指定した関数は
program_Fセクションに配置されます。
❍ #pragma SECTION program mysection と記述すると、near指定した関数は
mysection_N, far指定した関数はmysection_Fセクションに配置されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051293_j
Q.
NC77 V.5.00 (最適化なし) でコンパイルすると以前のバージョンよりコードサイズが大きく
なる場合があります。なぜでしょうか?
A.
NC77 V.5.00では、従来デフォルト (最適化なし) で行っていた処理の幾つかを最適化オプ
ションを指定した時に行うように変更しています。そのため最適化オプションを指定してい
ない場合は、コードサイズが増える場合があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051294_j
Q.
NC77をWindows95上で実行するとcan't analyze errorが出力されコンパイルできません。な
ぜでしょうか?
A.
本現象はウイルスチェックソフトを常駐させている場合に発生する可能性があります。ウイ
ルスチェックソフトの常駐を止めることにより本現象を回避できる場合は、ウイルスチェッ
クソフトが原因と考えられます。その場合はウイルスチェックソフトの製造元へお問い合わ
せ下さいますようお願い致します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年3月20日
文書番号:01051219_j
Q.
リアルタイムOS MR7700には、MR7700KとMR7700Sがあるのですが、違いを教えてくださ
い。
A.
カテゴリ
製品概要
MR7700K
リアルタイムOS開発キット
ソフトウェア アプリケーションプログラム
の構成
を開発するためのプログラム
が一式含まれています。
組み込み可能 契約部署において10台まで組
な数
み込むことが可能です。
MR7700S
リアルタイムOS量産契約
リアルタイムOSのソースファ
イルプログラムのみ含まれて
います。
※ MR7700Sだけでは、リア
ルタイムOSを使用したアプリ
ケーションを作成することは
できません。
契約部署において組み込むこ
とのできる数は無制限です。
開発に使用可 1台のIBM PC/AT互換機、また 20台のIBM PC/AT互換機、ま
能なホストの はEWSで開発が可能です。
たはEWSで開発が可能です。
台数
その他
MR7700Sはお客様がOSを組み込んだシステムを量産するため
の契約が主になっていますので、MR7700Kを購入しているこ
とが前提になっています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01051221_j
Q.
製品には開発キットMR7700Kと量産契約MR7700Sがあるが、量産契約のみ購入できるか?
A.
量産契約を購入するには開発キットを購入する必要があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020511_j
Q.
CB77SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120509_j
M3T-NC77WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の型
をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD77SIMで列挙型変数を参照
(マウスカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜ
ですか?
A.
M3T-PD77SIMでは列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイ
トに指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年9月20日
文書番号:01092003_j
Q.
PD77SIM上でMR7700を組み込んだプログラムを動作させる場合、MR7700で使用するタイ
マA0を設定するにはどうすればよいですか?
A.
PD77SIMに添付のI/Oスクリプトサンプルプログラム:
MR7700用のタイマのサンプルプログラム (mr.scr) をI/Oウィンドウでロードしてください。
詳細は、「I/O スクリプトサンプルプログラムのご紹介」(41KB/12ページ) マニュアルをご参
照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2003年5月8日
文書番号:01050927_j
IAR Systems製のCコンパイラ (ICC7700) で生成したオブジェクトファイルをM3T-PD77SIM
でデバッグできますか?
A.
M3T-PD77SIMは、IAR Systems製CコンパイラICC7700で作成したプログラムをデバッグす
ることができます。 EW7700(ICC7700)の以下のオプションを指定して、IEEE-695アブソ
リュート形式ファイルを作成してください。
1. コマンドラインで使用する場合
コンパイル時 "-r"オプション
アセンブル時 "-r"オプション
リンク時
"-o xxx.695"、"-f lnk7700.xcl"、"-FIEEE695"、"-ylmb"
2. ワークベンチ(EW)で使用する場合
メニュー[Project]→[Options...]を選択するとOptions For Target "xxx" ダイアログが開き
ます。
❍ CategoryでICC7700を選択
Debugタブ -- Generate debug informationをチェックします。
❍ CategoryでA7700を選択
Debugタブ -- Generate debug informationをチェックします。
❍ CategoryでXLINKを選択
Outputタブ -- Format領域でOtherをチェックし、Output formatにieee-695を選
びます。
Includeタブ -- XCL file name領域で、使用するXCLファイル(例:lnk7700.xcl)を
指定してください。
XCLファイルの編集 -- 使用するXCLファイルに-ylmbオプションを追記してくだ
さい。
XCLファイル名には、使用されるXCLファイル名を指定してください。
詳細は、ICC7700 のマニュアルを参照してください。
なお、M3T-PD77SIM V.3.00 Release 1以前のバージョンでは、アセンブラソースの
ソース レベルデバッグには対応しておりません。その場合は、M3T-PD77SIMの最新
版へバージョンアップしてください。
※M3T-PD77SIMの最新版は、オンラインバージョンアップサイトからダウンロードで
きます。
日本語版はこちら
英語版はこちら
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年12月20日
文書番号:02122002_j
Q.
外部ROM領域のコードにブレークポイントを設定する方法を教えてください。
A.
外部ROM領域をエミュレーションメモリに割り当てるとソフトウェアブレークポイントが使
用できます。
外部ROM領域をエミュレーションメモリに割り当てる方法は以下のとおりです。
●
●
●
M3T-PD77起動時にEmemダイアログのEMEMタブを開く。
Emem Addressリストに、該当領域を含むバンクを指定する。
M3T-PD77起動後、コードをダウンロードする。
※ 設定方法の詳細については、M3T-PD77ヘルプ「Ememダイアログ」→「EMEMタブ」を
参照ください。
[補足]
外部ROM領域のコードにH/Wブレークポイント(そのコードのAddressのRead検出) を設定す
る方法もあります。ただしこの場合は、プリフェッチ検出の際にもイベントが成立しますの
でご注意ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020512_j
Q.
CB77のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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Q.
最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01120508_j
M3T-NC77WAでのソースコンパイル時に、生成コード変更オプション "-fCE" にて列挙子の型
をint型でなく unsigned char型で扱っているのですが、M3T-PD77で列挙型変数を参照(マウ
スカーソルを近づけて表示)させると16ビットで表示する場合があります。これはなぜです
か?
A.
M3T-PD77では列挙型変数を2バイトで扱います。コンパイラで列挙子のサイズを1バイトに
指定した場合も同様で、列挙型変数は2バイトで表示します。
なお、以下のようなプログラムの場合、次のようにCウォッチウィンドウへキャストして登録
していただくことで、正しく参照できます。
[プログラム例]
---------------------------------typedef enum eTag {
ENUM0=0,
ENUM1,
ENUM2,
・・・
} ENUMTYPE;
ENUMTYPE enEnum;
---------------------------------[Cウォッチウィンドウへの登録例]
---------------------------------(eTag)(unsigned char)enEnum
---------------------------------Cウォッチウィンドウに登録する際は、必ず 「列挙タグ名」 (上記例の場合 "eTag") でキャスト
してください。typedefで宣言した型ではキャストしないでください。
この件に関する詳細は、2001年8月1日発行のMAEC TOOL NEWS 「PD32RSIM, PD308SIM,
PD30SIM, PD79SIM, PD77SIM, PD38SIM, PD32000, PD32R, PD308, PD30, PD79, PD77,
PD38, PD308M, PD30M ご使用上のお願い」 を参照してください。
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最終更新日:2001年2月20日
文書番号:01050935_j
Q.
PD77を起動したときに、"ERROR 11465 現在ターゲットMCUはリセット不可状態です ター
ゲットシステムをリセットして下さい"が発生します。このエラーの原因は何でしょうか?
A.
"ERROR 11465"が発生する原因としては、以下のことが考えられます。
1. エミュレータとポッド間または、ポッドとターゲットボード間の接触不良。
2. ターゲットボードのリセット回路周辺のトラブル (リセット信号が正常に出力されない
など)。
このエラーが発生した場合は、ポッドにターゲットボードを接続しない状態でファームウェ
アをダウンロードしてPD77が正常に起動するかを確認してください。
1. PD77が正常に起動した場合、ターゲットボードのリセット回路周辺を確認してくださ
い。
2. PD77が正常に起動しない場合、以下の可能性があります。
❍ ポッドの設定が正しくない。
❍ エミュレータまたはポッドが故障している。
また、エミュレータ、ポッド、ターゲットボードの接続が接触不良となっていないかも確認
してください。
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最終更新日:2001年2月5日
文書番号:01050936_j
Q.
IAR社のCコンパイラ (ICC7700) で生成したオブジェクトファイルをPD77でデバッグできま
すか?
A.
PD77は、IAR社製CコンパイラICC7700で作成したプログラムをデバッグすることができま
す。ただし、アセンブラソースのソースレベルデバッグには、対応しておりません。IAR社製
アセンブラA7700をご使用の場合は、A7700の"-r" (デバッグ情報を出力する) オプションは
指定しないでください。
ICC7700をご使用の場合は以下のオプションを指定して、IEEE-695 アブソリュート形式ファ
イルを作成する必要があります。
コンパイル時 "-r"オプション
リンク時
"-o xxx.695"、"-f lnk7700.xcl"、"-FIEEE695"、"-ylmb"
XCLファイル名には、ご使用になるXCLファイル名を指定してください。
詳細は、ICC7700のマニュアルを参照してください。
※本制限事項は、PD77 V.3.00 Release 1以降で改修されています。 オンラインバージョン
アップサイトにてPD77最新版を入手ください。
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最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050937_j
Q.
LAN接続でPD77を使用する場合に注意することはありますか?
A.
LAN接続にてPD77をご使用の場合、以下の点にご注意下さい。
1. LANで接続する前に、エミュレータのIPアドレス等の設定とファームウェアのダウン
ロードを、シリアル接続にて行ってください。
2. Windows 98上でLAN接続する場合、次のレジストリを設定する必要があります。
[Windows 98のレジストリ設定]
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥VXD
位 置:
¥MSTCP"
エントリ: "SackOpts"
値:
"0"
PD77 V.2.10 Release 1以降には、上記レジストリを設定するユーティリティプログラ
ムが添付されています。ユーティリティの詳細は、リリースノートの 「Windows 98で
エミュレータとLAN接続する場合について」 および1998/12/01付け発行のツール
ニュース 「三菱開発サポートツールWindows 98対応のお知らせ その2」 をご参照下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050938_j
区間時間測定で、指定したアドレスの実行を計測イベントとして設定する場合、指定したア
ドレスのリードを計測イベントとして設定することになっています。この場合、そのアドレ
スがプリフェッチされたとき(実際の実行前)にその計測イベントを検出すると思うのです
が、意図しない計測を行う場合がありませんか?
A.
分岐命令後3バイト以内のアドレスに計測イベントを設定すると、意図しない計測イベントを
検出する場合がありますのでご注意ください。また、計測イベントに設定されてアドレスの
直前で割り込みが発生した場合も同様に、意図しない計測イベントを検出する場合がありま
すのでご注意ください。
主な例として以下の2つがあります。
例1)
以下のような記述において、隣接したfuncAの最終アドレス近くの命令実行時にfuncBの先頭
がプリフェッチされることがあります。funcBの実行時間を区間時間測定の条件として設定し
ていた場合、そのプリフェッチでfuncBの区間時間の計測が開始されます。
void funcA()
{
:
}
void funcB()
{
:
}
例2)
以下のような記述において、funcD();とa=0;のアドレス間隔が3バイト以下の場合、funcD()呼
び出し前に、a=0;のアドレスがプリフェッチされることがあります。a=0;のアドレスのリー
ドを計測開始イベントに設定している場合、funcD()呼び出し前のプリフェッチと、funcD()か
ら帰ってきた後の実際の実行前のプリフェッチとを二重に計測することになります。
void funcC()
{
:
funcD();
: <-- 3バイト以下
a=0; <-- このアドレスのリードを計測イベントとして設定する。
:
}
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050939_j
Q.
ガイオ・テクノロジー株式会社のCコンパイラとPD77を組み合わせて使用できますか?
A.
PD77は、ガイオテクノロジー社製Cコンパイラには、対応しておりません。
PD77は、下記コンパイラに対応しております。
弊社製Cコンパイラ NC77
IAR社製Cコンパイラ EW7700(ICC7700)
なお、パートナーベンダの対応状況につきましては、ツールホームページにも記載されてお
りますのでご参考ください。
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最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050940_j
Q.
PD77で区間時間計測を行いたいのですが、区間時間測定ウィンドウのイベント設定
「set_event」 中の 「Fetch」 が選択出来ません (ボタンがグレー表示でアクティブにならない)。
選択できるのは 「addres」 「bitsymbol」 「trigger」 だけです。「Fetch」 が使えない場合があるの
でしょうか?
A.
PD77では、仕様上 「Fetch」 が使用できません。プリフェッチ時に該当アドレスに対してメモ
リのリードが発生します。このメモリリードの検出で代用していただくようお願いいたしま
す。以下に設定方法を示します。
●
「address」を選択し、下記のように設定してください。
Address欄
Type:Other
Address:該当アドレスを入力してください。
Operator:==
Data欄
Access:Read
Compare:Not Specify
ハードウェアブレークポイントの設定、トレースポイントの設定も同様に 「Fetch」 の代わり
に上記方法で代用していただくようお願いいたします。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年8月20日
文書番号:01051017_j
Q.
PC4701 (PC4701U, PC4701M, PC4701HS, PC4701L, PC4700H, PC4700L) 用エミュレー
ションポッドとターゲットを接続するために必要なアクセサリを教えてください。
A.
アクセサリガイドの「エミュレータとターゲットシステムの接続方法:7700ファミリ」で、
必要なマイコンシリーズを選びご確認ください。
それぞれのアクセサリの詳細についても、上記のページから参照可能です。
上記を確認しても問題が解決しない場合は、 下記窓口までお問い合わせください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年12月5日
文書番号:03120506_j
Q.
7700シリーズ用書き込みアダプタPCA4709でM37703MCUに書き込む場合、 PCA4709の
JP1スイッチはM37701側とM37705側のどちらに設定すればよいでしょうか?
A.
M37701側に設定してください。
※ M37703はM37701の後継機種です。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月20日
文書番号:01051019_j
Q.
PCA4708/PCA4773/PCA4774について「G0X」による違いを教えてください。
A.
PCA4774についての違いを以下に示します。
PCA4774G02: PCA4774にM5M27C101モード書き込み機能追加
PCA4774G03: PCA4774G02にM5M28F101書き込み機能追加
PCA4774G04: PCA4774G03にROM容量128KBまでの書き込み機能追加
PCA4774G05: PCA4774G04の形状変更(垂直型から水平型に変更)
*1 最新版のPCA4708G05/PCA4773G05/PCA4774G05のみ販売しております。
*2 この内容はPCA4708/PCA4773についても同様です。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050871_j
Q.
16ビット簡易ツール用エミュレータデバッガPDB77Mでソース表示が行われないのですが。
A.
以下の点についてご確認ください。
1. アセンブラを使用した開発の場合
簡易ツール付属のRASM77MにはPRE77が付属していないために、アセンブラを使用し
てのソース表示は行えません。RASM77をご使用ください。
2. コンパイラを使用した開発の場合
a) NC77起動時に -g、-gie オプションが指定されていますか?
b) PDB77Mの[Environ]→[PATH]設定ダイアログに正しいパスが指定されていますか?
→通常は設定不要ですが、複数ディレクトリにソースが配置される場合のみ設定が必
要となります。
オプションの意味については、各ユーザーズマニュアルをご参照ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050872_j
Q.
16ビット簡易ツール用エミュレータデバッガPDB77Mでシンボル情報が表示されないのです
が。
A.
以下の点についてご確認ください。
1. NC77起動時に -g、-gie オプションが指定されていますか?
2. RASM77/RASM77M起動時に -C、-S オプションが指定されていますか?
3. LINK77/LINK77M起動時に -S オプションが指定されていますか?
オプションの意味については、各ユーザーズマニュアルをご参照ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050856_j
Q.
エミュレータ本体MXXXXXT(L)-SBIを破損してしまい、修理をお願いしたいのですが。
A.
申し訳ありませんが、簡易ツールシステムでは修理サポートも行っておりません。
万が一、不良製品等がお客様に納品された場合、納品後30日以内にご連絡いただければお取
り替え致しますので、担当の(株)ルネサス テクノロジ、特約店、代理店までお問い合わせ
ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050873_j
Q.
M37702T-PACとPDB77M Ver.2.00 Release 1 の組み合わせで動作しますか?
A.
動作可能です。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050874_j
Q.
M37702T-PACに添付されているPDB77Mのバージョンを Ver.2.00 Release 1に移行する予定
はありませんか?
A.
現状、予定はありません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050875_j
Q.
16ビット用簡易ツールに添付されているコンパイラNC77無償評価版とNC77製品版は何が違
うのですか?
A.
NC77無償評価版は、NC77の性能を評価していただくために用意させていただいた製品で
す。Windows95上で動作し、インストール後、約4ヶ月間使用できます。最適化オプション
の選択ができない点 (常に最強の最適化を行う) や、スタック容量算出ユーティリティが付属
しない点などが製品版NC77と異なりますが、生成されるオブジェクトは同一です。
NC77無償評価版については、本ホームページのソフトウェアダウンロードサイトから 最新
版NC77WAがダウンロードできますので、ご利用ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年2月21日
文書番号:01050876_j
Q.
製品版ソフトウェアツールNC77WAで生成したファイルを16ビット簡易ツールに添付されて
いるエミュレータデバッガPDB77Mでダウンロードしてデバッグできますか?
A.
簡易ツールに添付されているエミュレータデバッガ (PDB77M) は、製品版エミュレータデ
バッガ (PD77) との互換性を保持しています(注意)。
よって、製品版ソフトウェアツールNC77WAで生成したファイルを簡易ツールのエミュレー
タデバッガで開発可能です。逆に、簡易ツールのソフトウェアツール(RASM77M)で生成
したファイルをフルスペックエミュレータでデバッグすることも可能です。
(注意)
簡易ツールに添付されているソフトウェアツールは、低価格で提供させていただくた
めに、技術サポート (技術お問い合わせ、バージョンアップサービス、製品の保守(製
品版との互換性の維持を含む)) は一切行っておりません。このため、今後の製品版ソ
フトウェアツールのバージョンアップに伴い、製品版ソフトウェアツールとの互換性
が保たれなくなる場合がありますので、ご了承ください。技術サポートが必要な場合
は、製品版のソフトウェアツールをご購入ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年2月21日
文書番号:01050859_j
Q.
簡易ツールシステム製品と製品版ソフトウェアツール (SRA74、NC77WA、PD38、PD77等)
との互換性について教えてください。
A.
簡易ツールに添付されるソフトウエアツールは、製品版ソフトウエアツールのサブセットと
なっており、その範囲で基本的な互換性 (操作方法やソースファイル記述など) があります
(注意)。
よって、簡易ツールで開発されたプログラムは、PC4701等のフルスペックエミュレータを使
用してデバッグすることができます。また、簡易ツールに添付されるエミュレータデバッガ
の基本的な操作方法は、製品版エミュレータデバッガPD38やPD77と同等であり、移行もス
ムーズにできます。
(注意)
簡易ツールに添付されているソフトウェアツールは、低価格で提供させていただくた
めに、技術サポート (技術お問い合わせ、バージョンアップサービス、製品の保守(製
品版との互換性の維持を含む)) は一切行っておりません。このため、今後の製品版ソ
フトウェアツールのバージョンアップに伴い、製品版ソフトウェアツールとの互換性
が保たれなくなる場合がありますので、ご了承ください。技術サポートが必要な場合
は、製品版のソフトウェアツールをご購入ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050860_j
Q.
簡易ツールのエミュレータは、PC4701システム等のフルスペックエミュレータと何が違うの
ですか?
A.
簡易ツールシステムには、フルスペックエミュレータがサポートしているハードウェアブ
レークやトレースなどの機能がありません。 そのぶん低価格化が可能となり、アセンブラか
らエミュレータデバッガまで、開発に必要なツールをオールインワンパッケージ製品として
提供することができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050877_j
Q.
M37702T-SBIのエミュレーションメモリのマッピング指定(外部・内部)は設定できます
か?
A.
動作モードにより異なります。制限内容は以下の通りです。
1. メモリ拡張モード
内蔵ROM領域以外の空間(スイッチにて設定)に対して、エミュレーションメモリを使
用する/しないが設定出来ますが、一括設定であり、細かい設定はできません。
2. マイクロプロセッサモード
エミュレーションメモリを、FFFF番地から0000番地に向かって、16KB、32KB、
48KB、 60KBのいずれかの設定を選択できます。エミュレーションメモリを選択して
いない領域は、全て外部アクセス (ターゲットシステム上へのアクセス) になります。
3. シングルチップモード
FFFF番地より60KBの領域にエミュレーションメモリが配置されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050878_j
Q.
M37702T-SBIの64KBのマッピングに制限はありますか?またフルスペックエミュレータ
PC4701やPC4816Bとマッピング状況は異なりますか?
A.
M37702T-SBIでは、エミュレーションメモリは0バンクにしか配置できません。また、フル
スペックエミュレータのような細かいマッピング設定はできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050864_j
Q.
ターゲットシステム側にSRAM等を実装し、それを拡張エミュレーションメモリとして使用す
ることは可能ですか?
A.
ターゲットシステム上にリード/ライト可能なメモリを用意して頂ければ、エミュレーショ
ンメモリの代わりに使用することができます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050865_j
Q.
簡易ツールはPC-9800シリーズで動作可能ですか?
A.
簡易ツールは8/16ビット用すべて、PC-9800シリーズには対応していません。また、対応の
予定もありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050879_j
Q.
M37702T-PACを購入したらNC77無償評価版とPDB77Mがついていなかったのですが。
A.
初期に生産されたM37702T-PACにはNC77無償評価版とPDB77Mは添付されていません。製
品に添付されている「PDB77M申込書」をお送りいただければ、無償で製品をお送り致しま
す。NC77無償評価版については、本ホームページのソフトウェアダウンロードサイトから最
新版がダウンロードできますので、ご利用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050866_j
Q.
エミュレータ本体(M38000T-SBI/M37702T-SBI/M37735TL-SBI)を単体で購入可能です
か?
A.
単体販売は行っておりません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050867_j
Q.
簡易ツールシステムのパンフレットはありませんか?
A.
簡易ツールシステム単体のカタログやパンフレットは、用意されておりません。紹介資料と
しては以下のものがありますのでご参照ください。
1. ホームページに掲載されている情報:
❍ 簡易ツールサイト
❍ 740ファミリ・ツールデータシート
❍ 7700ファミリ・ツールデータシート
2. 印刷物:[資料請求]
❍ 8ビット簡易ツールシステム紹介資料:Together No45 1996.10月号
❍ 16ビット簡易ツールシステムM37702T-PAC紹介資料:Together No48 1997.6
月号
❍ 16ビット簡易ツールシステムM37735T-PAC紹介資料:Together No50 1997.10
月号
❍ 8/16ビット簡易ツールシステム紹介資料:三菱マイクロコンピュータワンタイ
ムPROMマイコンカタログ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050868_j
Q.
簡易ツールを用意すればマスク化まで可能ですか?
A.
開発に必要なツールはひと通り含まれていますが、ROMライタおよび書き込みアダプタが別
途必要となります。それらをご用意いただければ、マスク化まで可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月5日
文書番号:01050869_j
Q.
現在、簡易ツールは何種類用意されているのですか?
A.
●
●
8ビット簡易ツールシステム
M37531T-PAC:7531グループ対応
M37471T-PAC:7471グループ対応(生産中止)
M38207T-PAC:3820グループ対応
M38067T-PAC:3806グループ対応(生産中止)
16ビット簡易ツールシステム
M37702T-PAC:7702グループ対応
M37735T-PAC:7733/7735グループ対応
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050870_j
Q.
どのような場合に簡易ツールを利用するのですか?
A.
OTPマイコンを使用した小規模開発やテスト開発、マイコン選定時の評価などに最適です。
また、ルネサスマイコンの入門/教育にも最適です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01051020_j
Q.
PDB77起動時に発生するエラーNo."1110", "1111", "1112", "1120"の原因として考えられる
ことはなんでしょうか?
A.
エラー発生原因として、エバリュエーションMCUやターゲットの接触不良が多く報告されて
います。POD内のエバリュエーションMCUやPC4816Aの各ボード、ターゲット接続部分等を
抜き差しして接触部分を点検してください。特に、エバリュエーションMCUのソケットは精
密にできているため、MCUのピンの曲がりや位置のずれによるショートにも注意してくださ
い。
ターゲットレスの状態でも発生するときは、エバリュエーションMCUの接触不良が一番の原
因と思われます。接点復活剤等で、MCUピンの酸化皮膜を落とすなどの処置もお試しくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月21日
文書番号:01051021_j
Q.
PDB77 でアセンブリソース行デバッグを行うにはどうすればいいでしょうか?現在、アセン
ブリソース画面がでてきません。
A.
PDB77では、C言語及び構造化記述言語での開発時のみソースレベルデバッグが可能です。
アセンブリ言語で開発したプログラムのソースレベルデバッグを行うには、 RASM77 起動の
前に、一度 PRE77 を起動する必要があります。その際、ファイルの拡張子が".A77"の場合は
エラーとなりますので、任意の拡張子(デフォルトで".P77")に変更してからPRE77を実行
してください。また、 PRE77 の起動オプションとして、[-C](ソースデバッグ情報の出力)
を指定してください。
その後、 RASM77 および LINK77 においてもデバッグオプションをつけて起動してくださ
い。RASM77のデバッグオプションは[-C]および[-S]です。LINK77のデバッグオプションは[S]です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01051022_j
エミュレータデバッガ(PDB77, SDB77P)を起動したときに「ERROR 1110 指定されたコマ
ンドを正常に実行することができません (コマンドの実行のための前処理ができません)」
または、「ERROR 1111 指定されたコマンドを正常に実行することができません (MCUの
HOLD が解除できません)」というエラーメッセージが表示されます。どうしてでしょう
か?
A.
以下の内容をご確認ください。
ターゲットシステムを接続していない場合は、3.の問題は発生いたしません。
1. エミュレータシステム(ハードウェア)のセットアップによる問題
→PC4816B本体内部にある基板が正しくスロットに挿入されていない可能性がありま
す。装着状況をご確認ください。
→PC4816BとM377XXTX-HPD間の100極ハーフピッチケーブルが正しく接続されてい
ない可能性があります。接続状況をご確認ください。
2. エミュレータデバッガ(PDB77、SDB77P)の設定による問題
→MCU情報が正しく設定されていない可能性があります。
設定内容を確認してください。設定内容については、「M377XXTX-HPD取り扱い説明
書のMCUコマンド記述例欄」を参照してください。
→マッピングを正しく設定していない可能性があります。
以下に示すエミュレータ使用上の制限事項を理解のうえ設定内容を確認ください。
エミュレータ使用時は、エミュレータがMCU空間の一部をワーク領域として使用しま
す。エミュレータが使用するワーク領域(1)∼(6)は、MCUがアクセス可能な領域に設定
する必要があります。
(1) ユーザースタック領域6バイト(スタックポインタの示す番地から下位方向への一
部)
(2) DBCベクタ領域(FFF8H∼FFF9H)
(3) BRKベクタ領域(FFFAH∼FFFBH)
(4) RESETベクタ領域(FFFEH∼FFFFH)
(5) 0バンク内モニタワーク領域(任意の6バイト)
0バンク内モニタワーク領域の開始アドレスは、エミュレータデバッガにより任意に設
定できます。
(6) デバッグバンク(任意の1バンク)
デバッグバンクは、エミュレータデバッガにより任意バンクに設定できます。
[マッピングの設定例]
C000∼ FFBF R/W EXT
FFC0∼ FFC5 R/W INT ; 0バンク内モニタワーク領域
FFC6∼ FFF7 R/W EXT
FFF8∼ FFFB R/W INT ; DBC、BRKベクタ領域
FFFC∼ FFFD R/W EXT
FFFE∼ FFFF R/W INT ; RESETベクタ領域
10000∼FEFFFF R/W EXT
FF0000∼FFFFFF R/W INT ; デバッグバンク
3. ターゲットシステムによる問題
→ターゲットシステムの電源電圧が保証範囲内でない可能性があります。
動作電圧をご確認ください。保証動作電圧については、「M377XXTX-HPD取り扱い説
明書 仕様欄」を参照してください。
→ターゲットシステムの端子状況に問題がある可能性があります。以下の内容をご確
認ください。
❍ エミュレータデバッガ起動時(MCU情報の設定時)、RESET、HOLD、RDY端子
が"H"レベルであることを確認してください。
❍ BYTE端子が、ご使用のバス幅に設定されているかをご確認ください。
シングルチップモード、メモリ拡張16ビットバスモード、マイクロプロセッサ
16ビットバスモードで使用する場合は、"L"レベルである必要があります。 メモ
リ拡張8ビットバスモード、マイクロプロセッサ8ビットバスモードで使用する
場合は、"H"レベルである必要があります。
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最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051023_j
Q.
エミュレーションポッドはエミュレータPC4700H用とエミュレータPC4816B用とで組み合わ
せによって変わるのでしょうか。
A.
エミュレーションポッドはエミュレータ本体によって変わります。
エミュレータ
本体
PC4701
PC4816
ポッド
M377XXT-RPD-E
M377XXTX-HPD
エミュレー
タデバッガ
PD77
PDB77
エミュレータデバッガPDB77はPC4816専用です。PC4701ではご使用になれません。
またPD77をPC4816でご使用になることもできません。
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最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051024_j
Q.
アセンブラRASM77で作成されたオブジェクトはエミュレータデバッガPDB77またはエミュ
レータデバッガPD77で使用できますか。
A.
RASM77でアセンブルしたオブジェクトは、エミュレータデバッガPDB77およびエミュレー
タデバッガPD77どちらでも読み込むことが可能です。また、バージョンによる制限も特にあ
りません。(一部旧バージョンの不具合による制限事項を除く)
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051018_j
Q.
以下の環境で使う場合の注意点を教えてください。
マイコン :M37702E8BFP(ROM60KB/RAM2KB)
使用条件 :25MHz/5V
環境
:PC4816B + M37702TL-HPD
A.
M37702E8BFPのデバッグには、M37702E8BFPの選別エバチップが必要です。
入手方法は、以下の形名にて購入ください。
発注形名 :MESH-TOOL-H
仕様明細 :M37702E8BFPセンベツチップ
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080501_j
Q.
cstartup.s31 29 行目辺りで、関数の外部参照宣言として、
EXTERN __low_level_init
EXTERN exit
と宣言していますが、これらは同じソースファイルで "PUBLIC" 宣言されています。
何故 EXTERN 宣言が必要なのですか?
A.
アセンブラA740では、同一ファイルに複数のモジュールが記述できます。 cstartup.s31に
は、CSTARTUP、lowinit、exit の3モジュールが存在しています。 モジュール間でシンボル
を参照するには、"EXTERN"、"PUBLIC" が必要です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080502_j
Q.
シンボル名の先頭に「?」を付加していますが、何か特別な意味があるのですか?
A.
これは"コンパイラ予約シンボル名"を表すために付けられているものです。したがって、
「?」で始まるシンボル名はご使用にならないでください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080503_j
Q.
cstartup.s31の64行、CSTACKセグメントの宣言では、サイズが0バイトとなっています。実
際のサイズはどこで設定しますか。
A.
lnk740.xclで設定します。
-Z(NPAGE)CSTACK+40=100
上記では、100H番地から、40Hバイト確保します。
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最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080504_j
Q.
セグメント宣言の":ROOT"について教えてください。
A.
リンカXLINKは、プログラム中で定義されていても他のモジュールから参照されていない変
数/関数のみを含んだセグメント部分を最適化のために、 リンク時に削除し、プログラムの
コードサイズを削減します。
他のモジュールから参照されていなくても、強制的にこのセグメント部分を残すには、セグ
メントにROOT属性を指定します。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080505_j
Q.
スタックエリアの設定で、
LDM #0Ch,3Bh ; set stack page : 3803 Group
と記述する部分がありますが、これはどういう意味ですか?
A.
CPU モードレジスタのモード設定を行っています。ここでは、スタックページを1ページに
設定しています。
なお、CPUモードレジスタには、お客様のご使用環境に合わせた値を設定してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080506_j
Q.
cstartup.s31の 192 行目にある、"LIMIT"について教えてください。
LIMIT expr_stack_start,0,100h,"Expression stack out of range"
A.
LIMIT は指定したシンボルの値の範囲をチェックする疑似命令です。
上記では、シンボルexpr_stack_startが0H∼100Hの範囲にない場合に、メッセー
ジ"Expression stack out of range"を表示します。 LIMIT 疑似命令は、プログラムコードを生
成するものではありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080507_j
Q.
cstartup.s31の206行目にある JSR main の後の
JMP REFFN exit
は必ず必要ですか?使わない場合、exit 関数は必要ないのですか?
A.
main()関数が無限ループである場合は必要ありません。 1chip マイコンの場合、プログラム
が終了するということは基本的にあり得ないからです。 しかし、何かの不具合でプログラム
が異常終了した場合、異常終了処理を exit 関数に作り込んでおくと、より安全です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080508_j
Q.
cstartup.s31の 347 行目辺りにある exit モジュールの中の
BRA *
について教えてください。また、これを
BRA init_C
と書き換えて、exit 関数のコールで強制的にリセットスタートさせるようにしても構わない
ですか?
A.
「*」はロケーション・カウンタを表しています。ジャンプ先は、同行となり、無限ループと
なります。 また、この行は、直前のコメント文にもあるように、ユーザーの定義したコード
へ置き換え可能です。したがって、init_C へジャンプして強制的にリセットスタートさせて
も構いません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080509_j
Q.
lnk740.xclの38行目の記述について教えてください。
-Z(ZPAGE)ZPAGE,C_ARGZ,Z_UDATA,Z_IDATA=41-FF
A.
上記では、ゼロページの41HにZPAGEセグメントを配置して、その後、C_ARGZセグメント、
Z_UDATAセグメント、Z_IDATAセグメントの順番で配置します。 何れかのセグメントがFFH
を超えるとエラーメッセージを表示します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080510_j
Q.
BITVARSセグメントについて教えてください。
-Z(BIT)BITVARS=200 -! address 40 (only) -!
A.
BITVARSセグメントは、ビット変数を割り付けるための領域です。 このセグメントは、拡張
キーワードbitで定義されたビット変数の中で、アドレスが未確定のビット変数用のセグメン
トです。
sfr SFR12=0x12;
bit BIT1=SFR12.1; /*アドレス0x12番地の1ビットに配置*/
bit Var1;
/*BITVARSに配置、ビット位置はリンク時に決定*/
このセグメントはゼロページに配置しなければならないセグメントで、通常は、ゼロページ
RAMの先頭を指定します。 BITVARSセグメントに指定する値は、ビット位置となります。 上
記の200Hは、40H番地(40H×8=200H)を示します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080511_j
Q.
1バイトを、バイトアクセスとビットアクセスの両方でアクセスするには、どのようにすると
できますか?
A.
下記の union 定義例およびCプログラム例のように記述すると、両方でアクセスできます。
ゼロページ(0H∼FFH)のビットアクセスには、SEB 命令または CLB 命令が使用されます。
Nページ(100H∼)のビットアクセスには、LDA、ORA、STA命令等が使用されます。
typedef union {
char byte ;
struct bit_flg {
char b0 : 1 ;
char b1 : 1 ;
char b2 : 1 ;
char b3 : 1 ;
char b4 : 1 ;
char b5 : 1 ;
char b6 : 1 ;
char b7 : 1 ;
} bitf ;
} bit_str ;
zpage bit_str Zflg ;
void main( void )
{
Zflg.byte = 0xFF ;
Zflg.bitf.b0 = 0 ;
}
// ビットorバイト型共用体宣言
// バイトアクセス用
// ビット型構造体
// ゼロページ・ビットorバイト変数
// LDM命令によるバイトアクセス(Zflgの値 : FFh)
// CLB命令によるビットアクセス(Zflgの値 : FEh)
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080512_j
Q.
16ビットデータの乗除算は、どのようにするとできますか?
A.
ICC740 では、16ビットデータ型として、
short、int、unsigned short、unsigned int
があります。上記の型を使用すれば、通常のC言語での記述方法で演算できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080513_j
Q.
定数のテーブルを ROM に配置する方法はありますか?
A.
次の2つの方法があります。
1. 型修飾子 const を使用する場合
const char arr[ ] = { 6, 9, 2, -5, 0 } ;
この場合、定数配列 arr は、CONST セグメントに入ります。
2. 別のセグメントに配置する場合
#pragma memory=constseg( TABLE )
/* 定数を別のセグメント(TABLE)に配置 */
char arr[ ] = { 6, 9, 2, -5, 0 } ;
#pragma memory=default
/* メモリ配置を元の状態に戻す */
この場合は、lnk740.xclにTABLEセグメントを登録する必要があります。
-Z(CODE)RCODE,Z_CDATA,N_CDATA,C_ICALL,C_RECFN,
CSTR,CCSTR,CODE,TABLE,CONST=8000-FEFF
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080514_j
Q.
2・8・10・16 進数について、10B,B'101, $80,10Q,D'42,20H,H'1A等の表記は使用
できますか。
A.
これらの表記は、C言語では使用できません。C言語で表記できるのは次の通りです。
●
●
●
●
8進数 … 数字のゼロを8進数の数字の前につける
例: 010 (10進数で 8)
10進数 … 10進数の数字のみ
例: 123 (10進数で 123)
16進数 …数字のゼロとアルファベットの X、または x(0X、または 0x)を16進数の
数字の前につける
例: 0x2A (10進数で 42)
2進数は、C言語では使用できません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080515_j
Q.
TMを使用して、M3T-ICC740ユーザーズマニュアルのプロジェクトの新規作成を試してみま
したが、 依存関係の更新をするとtutor3.cファイルに対してエラーが発生するのはなぜで
しょうか?
A.
tutor3.cのインクルードファイルintr740.hは、標準インクルードファイル(stdio.h等)と同じ
フォルダにあります。 ICC740では、以下のどちらで記述しても、上記フォルダを参照できま
す。
#include <intr740.h>
#include "intr740.h"
しかし、TM上で依存関係の更新をすると、""指定のファイルはカレントのフォルダ、また
は、-Iオプションで指定したフォルダを参照するように指定されます。 これらのフォルダ内
でintr740.hが見つからないため、エラーが発生します。
TMを使用して依存関係の更新を行う場合は、インクルードファイルを<>で指定してくださ
い。
#include <intr740.h>
ソースファイルに、#include "intr740.h"と記述する場合は、-Iオプションでintr740.hが存在
するフォルダを指定してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080516_j
Q.
sfr変数の設定方法及び使用方法について教えてください。
A.
sfr 変数はSFR領域のアドレスをシンボルに置き換えるものです。 メモリ上に領域を確保しま
せん。
使用方法は、次の通りです。
sfr Port1 = 0x02 ; // SFR 領域のアドレス0x0002番地を定義
Port1 = 0xC0 ;
// アドレス0x0002番地に 1100 0000 を設定
以下のようにビットを指定することが可能です。
Port1.2 = 1;
sfrは0ページ以外のSFR領域にも使用できますが、0ページ以外ではビットの指定はできませ
ん。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080517_j
Q.
bit変数の設定方法及び使用方法について教えてください。
A.
bit変数はSFR領域のビットをシンボルに置き換えるものです。 メモリ上に領域を確保しませ
ん。
使用方法は、次の通りです。
sfr Port1 = 0x02 ;
bit Potr1_4 = Port1.4 ; // Port1のビット4を定義
bit Port1_5 = 0x02.5; // SFR領域のアドレス0x02のビット5を定義
Port1_4 = 1 ;
// Port1のビット4を1に設定
Port1_5 = 0 ;
// アドレス0x02のビット5を0に設定
bitは0ページ以外のSFR領域には使用できません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080518_j
Q.
インライン関数の記述方法について教えてください。
A.
インライン関数 enable_interrupt を例にした場合のCプログラムの記述は、次の通りです。
enable_interrupt() ; 部分のコードは、 CLI命令 が出力されます。
#include <INTR740.h>
void main( void )
{
・
・
enable_interrupt() ;
・
・
}
// Intrinsic functions for the icc740
// CLI
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080519_j
Q.
C言語記述行の間にアセンブル記述はできますか? できる場合、その記述形態について教え
てください。
A.
__asm関数が使用できます。
__asm( "アセンブラ命令" ) ; "__"は、アンダーバーを2つ並べた記述です。
(例)
__asm( "PHA" ) ;
ただし、ご使用に際しましては、次の点にご注意ください。
asm 関数内で CPU のハードウェア資源(アキュムレータ、スタックポインタ等)をご使用に
なられる場合は、資源の退避/復帰を行ってください。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080520_j
Q.
プロセッサステータスレジスタの内容をCプログラムの中で参照できますか?
A.
直接、プロセッサステータスレジスタを見ることはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080521_j
Q.
コンパイラのバージョンによって、最適化の内容に相違はありますか?
A.
相違があります。また、同じバージョンでも最適化レベルを変更すれば、異なるコードが生
成されます。
したがって、マスク化発注時には、評価時にお使いになったものと同じバージョンのコンパ
イラ、最適化の種類、 最適化レベルをご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080522_j
Q.
メモリモデルについて教えてください。
A.
ICC740では以下の2つのメモリモデルをサポートしています。
(1) Tiny
(2) Large
M3T-ICC740では(2)のLargeモデルで新規プロジェクトを作成します。
(1)のTinyモデルでプロジェクト開発を行う場合は、オプションの変更を行ってください。
(2)では、グローバル変数およびローカル変数をNページ(100H∼)に配置します。 グロー
バル変数およびローカル変数をゼロページ(0H∼FFH)に配置する場合は、変数宣言(定義)
時にzpageを付加してください。
例) zpage int y;
(2)で使用するランタイムライブラリの変数もNページに配置されます。
(1)では、グローバル変数およびローカル変数をゼロページに配置します。 グローバル変数お
よびローカル変数をNページに配置する場合は、変数宣言(定義)時にnpageを付加してくださ
い。
例) npage int x;
(1)で使用するランタイムライブラリの変数もゼロページに配置されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080523_j
Q.
C_ARGZ、C_ARGNセグメントについて教えてください。
A.
ローカル変数用のセグメントです。
C_ARGZは、ゼロページ(0H∼FFH)内の自動変数や関数のパラメータを保持します。
C_ARGNは、Nページ(100H∼)内の自動変数や関数のパラメータを保持します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080524_j
アセンブラソースファイルでROM領域の先頭アドレスを設定するために、"ORG $A080" を定
義したところ、 リンク時に ROM 領域外であるエラーが発生してしまいました。 ROMサイズ
は200バイト程度であるため、ROM 領域外になるとは考えにくいのですが、 何かセグメント
の変更のようなものが必要なのですか?
A.
この場合のエラーは、セグメント制御疑似命令 RSEG を使用しているため発生していると考
えられます。
RSEG
ORG
PROG
$A080
RSEG で "ORG $A080" を使用した場合、該当セグメントの先頭からの相対位置を示します。
該当セグメントの先頭アドレスがリンク時に $A000 に割り付けられた場合、
$A000+$A080=$14080
となり、ROM 領域外となります。
RSEGは、lnk740.xcl内の ROM 領域設定により、リンク時に自動的にアドレスが割り付けら
れます。その設定箇所についての具体的内容は、次の通りです。
-Z(CODE)RCODE,Z_CDATA,N_CDATA,C_ICALL,C_RECFN,
CSTR,CCSTR,CODE,CONST=A080-FEFF
この行の"="の右に、ご使用マイコンに合った ROM 領域を設定してください。 上の例で
は、"A080H∼FEFFH 番地"となっています。 ROM領域がA080H番地から配置されています
ので、"ORG $A080"の行は必要ありません。
なお、絶対アドレスを使用する場合は ASEG をご使用ください。 ASEG を使用する場合、
lnk740.xcl内のRSEGの配置と重なることのないようにご注意してください。 領域が重なる
と、リンク時にエラーが発生します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080525_j
ICC740のスタックについて教えてください。
A.
740ファミリでは、スタックポインタ(S)で操作できる領域は0ページ(0H∼FFH)または1ペー
ジ(100H∼1FFH)で、最大256バイトです。 この領域を、関数のリターン値、Auto変数、引
数、テンポラリ変数領域、および関数の戻り番地に使用すると、使用できる関数は少なくな
ります。 ICC740では、多くの関数が使用できるようにスタックを以下のセグメントに分けて
配置しています。
●
●
●
●
EXPR_STACKセグメント:
関数のリターン値、テンポラリ変数領域として使用。
インデックスレジスタXで操作する。0ページに配置する。
INT_EXPR_STACKセグメント:
割り込み時の関数のリターン値、テンポラリ領域として使用。
インデックスレジスタXで操作する。0ページに配置する。
CSTACKセグメント:
通常のスタック(スタックポインタSの動作範囲)、JSR、PHA命令等で使用する。
0ページまたは1ページに配置する。
RF_STACKセグメント:
再帰呼び出し時の自動変数領域。 Nページ(100H∼)に配置する。
Auto変数、引数は静的変数として、以下のセグメントに配置されます。
●
●
C_ARGZセグメント:
拡張キーワードzpageを使用したAuto変数および引数、 オプション-mt指定時の拡張
キーワードのないAuto変数および引数に使用する。 0ページに配置する。
C_ARGNセグメント:
拡張キーワードnpageを使用したAuto変数および引数、 オプション-ml指定時の拡張
キーワードのないAuto変数および引数に使用する。 Nページに配置する。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080526_j
Q.
スタック領域を 0 ページまたは 1 ページのどちらにするかは、何を基準に判断すると良いで
すか?
A.
スタックのアクセス方法において、0/1 ページの違いによる差はありませんので、 1ページ
のRAM領域に余裕がある場合は、1ページに設定してください。 ICC740ではスタック領域を
CSTACKセグメントとして使用します。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080527_j
Q.
スタック領域を 1 ページから 0 ページに切り替える方法について教えてください。
A.
cstartup.s31とlnk740.xclを変更してください。
●
cstartup.s31
CPUモードレジスタの設定箇所においてスタックページ選択ビットを0ページに設定
<138行>
LDM #08h,3Bh ; 3803グループではCPUモードレジスタ:3Bh、
;
スタックページ選択ビット:ビット2
; 他のビットの値は、使用する環境に依存
●
lnk740.xcl
CSTACKセグメントの配置を以下のように変更
-Z(ZPAGE)CSTACK+40 -! NPAGEをZPAGEに変更 -!
この変更では、INT_EXPR_STACKセグメントの後にCSTACKが配置されます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080528_j
スタック(CSTACK、EXPR_STACK、INT_EXPR_STACK)の内容、サイズの見積り方法を教えて
ください。
A.
●
CSTACK(スタック)
ハードウェアスタックを保持するセグメントで、関数呼び出し時の戻りアドレス、割
り込み発生時の戻りアドレスやCPUレジスタなどを保持します。 このセグメントは、
cstartup.s31でのCPUモードレジスタの設定値に応じてゼロページ(0x00∼0xFF)、又は
1ページ(0x100∼0x1FF)に配置してください。
使用サイズは、以下を参考に見積もってください。
関数の最大ネスティング数×2バイト(戻り番地)
+割り込み時のスタック使用量
+MUL/DIV命令使用時のスタック使用量
+アセンブラ記述のスタック操作量
●
EXPR_STACK(式スタック)
通常の処理で式の評価を行っている間一時的に結果を保持するセグメントで、long型
やint型の乗算・除算時、又は関数のリターン値がchar型より大きなサイズの場合に使
用されます。 このセグメントは、ゼロページ(0x00∼0xFF)に配置してください。
使用サイズは、以下を参考に見積もってください。
❍
❍
❍
❍
❍
●
short型、int型の演算(乗算, 除算等)時は4バイト
long型の演算(加算等)時は8バイト
float型、double型の演算(加算等)時は16バイト
リターン値のサイズ
リターン値を変数に代入しないで、そのまま演算に使用している場合は、加算し
てください。
INT_EXPR_STACK(割り込み式スタック)
割り込み処理で式の評価を行っている間一時的に結果を保持するセグメントです。用
途はEXPR_STACKと同じです。 このセグメントは、ゼロページ(0x00∼0xFF)に配置し
てください。 プロジェクト生成時のlnk740.xclでは0バイトとなっていますが、
EXPR_STACKと同サイズを見積もってください。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080529_j
Q.
RF_STACK(再帰的スタック)セグメントについて教えてください。
A.
RF_STACKセグメントは、再帰的呼び出し発生時の自動変数(ローカル変数、パラメータ)を
保持するスタックです。
自動変数は、関数ごとに決まった別の領域を使用しますので、このままでは、再帰呼び出し
を行うと、関数呼び出しの前後で自動変数の値が保証されなくなります。
そこで、再帰呼び出し時に、このRF_STACKセグメントに自動変数を退避して、値を保証して
います。
RF_STACKセグメントのサイズは、再帰的呼び出しが無い場合は0バイトですが、再帰呼び出
しが有る場合は、最低256バイト確保されます。
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最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080530_j
Q.
多重割り込みを使用できますか?
A.
使用できますが、下記の制限事項があります。
<V.1.00 Release1 (ICC740 V2.16A)での制限事項>
多重割り込みを許可している割り込み関数内で、割り込み式スタックを使用する関数(Cラン
タイムライブラリ及びリターン値がchar型以外の関数)を呼び出さないでください。
なお、Cランタイムライブラリは、コンパイラが必要に応じて自動的に呼び出すもので、プロ
グラム上で明示的に呼び出せるものではありませんので、ご注意ください。 Cランタイムラ
イブラリは、signed char型の割り算等、多くの演算で呼び出されます。
V.1.00 Release1においてのプログラムでの回避策の一つとして、多重割り込みを許可してい
る割り込み関数内で、割り込み式スタックを使用する関数(Cランタイムライブラリ及びリ
ターン値がchar型以外の関数)が呼び出される場合、割り込み式スタックを使用している間、
割り込みを禁止状態にする方法があります。 ただし、その間、プログラムのリアルタイム性
が損なわれることになります。
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最終更新日:2004年9月21日
文書番号:04080531_j
Q.
Cプログラムからアセンブラルーチンを呼び出す際の注意点・スタックサイズについて教えて
ください。
A.
IAR社製マニュアル「ICCコンパイラ・プログラミング・ガイド第2版」の「第14章 アセンブ
リ言語インタフェース」に記述されているように、 C言語プログラムをコンパイルし、Cコン
パイラで生成したアセンブリ言語ソースを流用してアセンブリ言語化することを推奨しま
す。
関数のパラメータやリターン値はスタックに格納されません。アキュムレータ(A)、または他
のメモリ領域(C_ARGN,C_ARGZ, EXPR_STACKセグメント)に格納されます。
インデックスレジスタ(X)は、EXPR_STACKセグメントの操作に必要なレジスタですので、ア
センブラルーチンで使用する場合は、退避および復帰を行ってください。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080532_j
Q.
C言語の拡張キーワードのsfr変数をアセンブラファイルで参照できますか。
A.
アセンブラA740では、sfr変数が使用できます。
また、SFRヘッダファイルも以下のようにインクルードできます。
#include "io38000.h"
なお、インクルードファイルには以下の制限があります。
●
●
sfr 変数の宣言のみで、他のC言語固有の記述(外部変数の宣言等)を含まないこと。
コメントは、「/* コメント */」形式のみを使用すること。「// コメント」形式は使用
しないこと。
また、sfr変数を "EXTERN" 宣言で参照することはできません。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080533_j
Q.
C言語の拡張キーワードのbit変数をアセンブラファイルで参照できますか。
A.
アセンブラA740では、bit変数は使用できません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080534_j
DEFFN疑似命令の使用方法がよくわかりませんので教えてください。
A.
DEFFNはリンカXLINKがC_ARGN, C_ARGZセグメントのサイズを計算するために必要な疑似
命令です。
DEFFNは関数の定義側と呼び出し側で記述が異なります。
[定義側]
DEFFN function(u, 0, x, 0,0x8000+y ,0, z, 0), call[,...]
[呼び出し側]
DEFFN function(0x8000+y ,0, z, 0)
u: アドレス0x00∼0xffに設定するauto変数のサイズ
(キーワードzpageを付けて定義します)
x: アドレス0x100∼に設定するauto変数のサイズ
y: アドレス0x00∼0xffに設定する引数のサイズ
(キーワードzpgeを付けて定義します)
z: アドレス0x100∼に設定する引数のサイズ
call[,...]: 呼び出す関数の一覧
0x8000が定義と呼び出しを区別するマーカーとなります。 引数の偶数位置は「0」のままと
なります。
auto変数、引数がある場合、そのサイズをu,x,y,zに設定します。
以下に記述例を示します。
1. C関数func1()からアセンブラルーチンroutine1を呼び出す。
[C関数]
extern void routine1( void );
int func1( void )
{
routine1();
}
[アセンブラルーチン]
PUBLIC routine1
DEFFN routine1(0,0,0,0,0x8000,0,0,0)
RSEG CODE
routine1:
...
RTS
2. アセンブラルーチンroutine2からC関数void func2(void)を呼び出す。
[アセンブラルーチン]
EXTERN func2
DEFFN func2(0x8000,0,0,0)
RSEG CODE
routine2:
...
JSR REFFN func2
...
RTS
[C関数]
void func2( void )
{
...
}
リンカが関数を呼び出す場合、前処理が必要な場合があります。 そのため、直接関数名を書
くのではなく、REFFNを付けてください。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080535_j
Q.
リンク時に次のようなエラーが発生します。どうすれば、エラーを削除できますか?
Error[e16]: Segment EXPR_STACK (size: 0x20 align: 0) is too long for segment definition.
At least 0x18 more bytes needed.
The problem occurred while processing the segment placement command "-Z(ZPAGE)EXPR_STACK
+20",
where at the moment of placement the available memory ranges were "f8-ff"
A.
エラー発生の原因は、EXPR_STACK セグメントがゼロページ(∼FFH)内に入りきらないためです。
ゼロページの他のセグメントサイズを調整して、ゼロページに入るようにしてください。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080536_j
Q.
リンク時に次のようなワーニングが発生します。どうすれば、ワーニングを削除できますか?
Warning[w46]: External function "asm_routine" in module m ( .¥m.r31 ) has no global definition
A.
ワーニング発生の原因は、DEFFNの記述がないためです。
PUBLIC宣言行の次に以下のように記述してください。
DEFFN asm_routine(0,0,0,0,0x8000,0,0,0)
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080537_j
Q.
M3T-PD38 は IAR アセンブラのソースレベルデバッグが可能ですか?
A.
M3T-PD38 V.4.00 以降のバージョンで可能です。 M3T-PD38 V.4.00 より前のバージョンを
ご使用の場合は、バージョンアップしてください。
M3T-PD38SIMでは、V.2.10 以降のバージョンで可能です。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080538_j
Q.
M3T-PD38 で BreakPoint が設定できない行があります。なぜですか?
A.
Cコンパイラではコード効率を良くするために、複数行で最適化を行う場合があります。 こ
の場合、すべての行に行情報が出力されるわけではありません。 M3T-PD38では、行情報が
出力されている行にBreakPointが設定できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080539_j
Q.
言語拡張機能のsfr変数およびbit変数を、M3T-PD38 で参照する方法について教えてくださ
い。
A.
M3T-PD38 では、ICC740のsfr変数およびbit変数は表示できません。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080540_j
Q.
M3T-PD38 でリセットボタンを押した場合に、main 関数の先頭を表示する方法について教え
てください。
A.
M3T-PD38 で、下記の設定をしてください。
●
●
Environ → StartUp...を選択
StartUp ダイアログで、関数名に「main」を指定
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080541_j
Q.
PC4600+WDB38 で M3T-ICC740 がサポートされていますか?
A.
サポートしておりません。PC4701U+M3T-PD38 をご使用ください。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080542_j
Q.
簡易ツールシステムで M3T-ICC740 がサポートされていますか?
A.
サポートしておりません。
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最終更新日:2004年8月5日
文書番号:04080543_j
Q.
M3T-ICC740のプロテクト形式について教えてください。
A.
M3T-ICC740のICC740は、ソフトウエアプロテクト形式です。
製品登録時にHost ID(ホストID)を報告した1台のPCのみで使用できます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072225_j
スタックを1ページに設定した場合の乗除演算サブルーチンの使用方法
A.
スタックを0ページに設定している場合と異なる部分を説明します。
以下の処理を行ってから前項で説明している手順に従って乗除演算サブルーチンを使用して
ください。
スタックページを設定する
SRA74 の製品に付属しているライブラリソースファイル "sra74.a74" でスタックペー
ジを1ページに設定します。
ライブラリソースファイル内でシンボル.SPPAGE に0 を設定している部分を1 に書き
換えます。
----------------------------------------.SPPAGE = 0 ; default page( 0 page )
↓
.SPPAGE = 1 ; Stack page is set 1 page
----------------------------------------演算用ワーク領域を確保する
乗除算サブルーチンが使用するワーク領域を確保します。
❍ ゼロページRAM上に3 バイトのワーク領域 ".syswk" を確保します。
----------------------------------------.SECTION Z
:
.syswk .blkb 3
----------------------------------------注意!
演算用ワーク領域を割り込み処理ルーチンで使用する場合は、ワーク領域のデータを
スタックなどに待避するようにしてください。
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Q.
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072224_j
構造化記述命令で演算子*, /, % を使用している箇所でエラーが発生しますがなぜですか?
A.
SRA74 の構造化記述命令で演算子*, /, % を使用する場合は、SRA74 の製品に付属しているラ
イブラリソースファイル "sra74.a74" に記述されているサブルーチンを呼び出す必要があり
ます。
次に*, /, % 演算を行うためのプログラミング方法を説明します。ここでは、構造化記述命令
を使用しているプログラム名を "struct.a74" とします。
注意!
スタック領域を1 ページに設定している場合は次の「スタックを1 ページに設定
した場合の乗除演算サブルーチンの使用方法」を参照してください。
1. サブルーチンを呼び出す準備をする
構造化記述命令の乗除算が記述されているソースファイルに次の行を記述します。
-------------------.EXT .mult_8
.EXT .div_8
.EXT .mod_8
-------------------ラベル名
機能
.mult_8
乗算 (*) を行うサブルーチン
.div_8
除算 (/) を行うサブルーチン
.mod_8
剰余算 (%) を行うサブルーチン
2. sra74.a74 をアセンブルする
sra74.a74 をアセンブルし、リロケータブルファイルを生成します。
>sra74 sra74
3. ソースプログラムをアセンブルする
ソースプログラム "struct.a74" をアセンブルし、リロケータブルファイルを生成しま
す。
>sra74 struct
4. ソースプログラムのリロケータブルファイルとsra74.r74 をリンクする
struct.r74 とsra74.r74 をリンクし、機械語ファイル (struct.hex ファイル) を生成しま
す。
>link74 struct sra74,,,-Fstruct
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072223_j
Q.
「コマンドファイル」はどのように使うのですか?
A.
ソフトウェアの実行時にコマンドファイルを指定するときは、通常のファイルとの区別のた
めに、ファイル名の先頭に "@" を付加して指定します。
link74 のコマンドファイル指定例)
>link74 @cmdfile
コマンドファイル記述例)
-----------------------struct,,
ram1,prog1=f0000,
-m -s
-----------------------このコマンドファイル例は、次のようにlink74 コマンドを入力した場合と同じ結果になりま
す。
>link74 struct,,ram1 pog1=f0000 -m -s
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最終更新日:2003年07月22日
文書番号:03072222_j
Q.
リンクするファイル数が多くてコマンド行の制限を越えてしまいます。リンクする方法はあ
りますか?
A.
コマンド行の内容をファイルに書き込んでlink74 を実行させることができます。
このファイルをコマンドファイルと呼びます。コマンドファイルについての詳しい情報は こ
ちら を参照してください。
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最終更新日:2003年7月22日
文書番号:01050836_j
Q.
M37280でアプリケーション開発をしていますが、64Kバイトを超える領域をアクセスする
プログラムをアセンブル、リンクするにはどうすればいいでしょうか?
A.
SRA74は、M37280の64Kバイトを超える領域をアクセスするプログラムを記述するため
に、以下の機能を持っています。
●
●
●
●
●
単項演算子BK
単項演算子BL
.SECTION E(セクションE)
-BANK(SRA74,LINK74コマンドオプション)
CV74(シンボルファイルとHEXファイルをデバッガで利用可能なデータ形式に変換する
コンバータ)
※これらの機能はM37280専用で、他のマイコンでは使用できません。
以上の機能を使用して、M37280の64Kバイトを超える領域をアクセスするプログラムを開
発できます。
各機能の使用方法は こちら を参照してください。
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最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020513_j
Q.
CB38SIMのOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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最終更新日:2001年12月20日
文書番号:01122001_j
Q.
新しいマイコン用のプログラムをデバッグしようとしていますが、対応するSFRファイルが
M3T-PD38SIMに添付されていません。どう対処すればよいですか?
A.
SFRファイルがM3T-PD38SIMに添付されていない場合は、お客様自身でSFRファイルを作成
してください。SFRファイルの作成方法はリリースノートの 「7.1. SFR ファイルの作成方法」
を参照してください。
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Q.
最終更新日:2003年5月8日
文書番号:01050911_j
IAR Systems製のCコンパイラ (ICC740) で生成したオブジェクトファイルをM3T-PD38SIMで
デバッグできますか?
A.
M3T-PD38SIMは、IAR Systems製CコンパイラICC740で作成したプログラムをデバッグする
ことができます。 IAR Systems製ワークベンチEW740(ICC740)の以下のオプションを指定し
て、 IEEE-695アブソリュート形式ファイルを作成してください。
1. コマンドラインで使用する場合
コンパイル時 "-r"オプション
アセンブル時 "-r"オプション
リンク時
"-o xxx.695"、"-f lnk740.xcl"、"-FIEEE695"、"-ylmba"
2. ワークベンチ(EW)で使用する場合
メニュー[Project]→[Options...]を選択するとOptions For Target "xxx" ダイアログが開き
ます。
❍ CategoryでICC740を選択
Debugタブ -- Generate debug informationをチェックします。
❍ CategoryでA740を選択
Debugタブ -- Generate debug informationをチェックします。
❍ CategoryでXLINKを選択
Outputタブ -- Format領域でOtherをチェックし、Output formatにieee-695を選
びます。
Includeタブ -- XCL file name領域で、使用するXCLファイル(例:lnk740.xcl)を指
定してください。
XCLファイルの編集 -- 使用するXCLファイルに-ylmbaオプションを追記してくだ
さい。
XCLファイル名には、使用されるXCLファイル名を指定してください。
詳細は、ICC740 のマニュアルを参照してください。
なお、M3T-PD38SIM V.2.00 Release 1以前のバージョンでは、アセンブラソースの
ソース レベルデバッグには対応しておりません。その場合は、M3T-PD38SIMの最新
版へバージョンアップしてください。
※M3T-PD38SIMの最新版は、オンラインバージョンアップサイトからダウンロードで
きます。
日本語版はこちら
英語版はこちら
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最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050912_j
Q.
PD38SIMのサンプルファイル "timer1.scr" 使用して仮想割り込みを作成したのですが、割り
込みの発生するサイクル数が作成したものと違っています。なぜですか?
A.
サンプルファイル "timer1.scr" を使用して仮想割り込みを作成する場合、以下の部分をタイ
マ (内部クロックの8分周) にあわせて変更してください。
[変更後]
waitc (([0x0021]+1) * ([0x0020]+1) * 8)
[変更前]
waitc (([0x0021]+1) * ([0x0020]+1) * 16)
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最終更新日:2005年4月5日
文書番号:05040501_j
Q.
CコンパイラM3T-ICC740と、エミュレータデバッガM3T-PD38の組み合わせで、 IEEE-695
ファイルのロードを指定すると、以下のエラーメッセージが出力されてロードできません。
ERROR26601(C¥DOCME~1¥xxx¥LOCALS~1¥temp¥xxx.sym)作成出来ません
A.
M3T-PD38でIEEE-695ファイルのロードを指定すると、 HEXファイル(.hex)および 同名の
シンボルファイル(.sym)をテンポラリディレクトリに生成します。
そのため、デバッグ情報の格納先に、テンポラリディレクトリが指定されていない場合、エ
ラーがでます。 テンポラリディレクトリを設定してください。
テンポラリディレクトリの設定および変更方法:
InitダイアログのDebug Informationタブで、On Demandラジオボタンを選択し、 Temp Dir:
領域にテンポラリディレクトリを指定する。
注意: 書き込み権限のないユーザは、 Initダイアログの設定を変更できません。
書き込み権限を持つユーザでWindowsにログインしてください。
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最終更新日:2004年3月5日
文書番号:04030504_j
Q.
MCUの内蔵RAM領域で、シングルステップ実行やブレーク動作ができません。
A.
エミュレータMCUを使用したエミュレータ製品(M38000TL2-FPDおよびM38000T2-CPE)
では、 RAM領域上でのユーザプログラムのシングルステップ実行およびブレーク動作を行う
ことができません。
RAM領域にプログラムを移して実行する場合には、フリーランとトレース機能を組み合わせ
てデバッグを行ってください。
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Q.
最終更新日:2002年12月20日
文書番号:02111901_j
エミュレータデバッガM3T-PD38を起動すると、"ERROR 16215" が表示されて、エミュレー
タが動作しません。
A.
ERROR 16215は、M3T-PD38起動時、または起動後に実行したリセット処理が正常に行われ
なかった場合に出力されます。
以下を確認ください。
1. ターゲットシステム上に電源、GND、およびクロックが、MCUの仕様範囲内で正しく
供給されているか?
2. リセット端子、ONW*端子等に正常な電圧レベル(デフォルト=Hi)が供給されている
か?
(リセット端子およびONW*端子が "L" 固定であると、エミュレータは動作できません)
3. エミュレーションポッドのスイッチ設定 (RSS/RFS側またはRLSS/RLFS側) とVCCケーブ
ルの接続は正しく行われているか?
エミュレータMCUのタイプがRSS/RFSの場合:
エミュレーションポッドのスイッチをRSS/RFS側に設定しVCCケーブルは開放
(接続しない) にしてください。
エミュレータMCUのタイプがRLSS/RLFSの場合:
エミュレーションポッドのスイッチをRLSS/RLFS側に設定しVCCケーブルをター
ゲット上のVCCに接続してください。
4. エミュレーションポッドのリセットケーブルがターゲット上のリセット (MCUのリセッ
ト入力端子) に接続されているか?
5. M3T-PD38のInitダイアログでご使用になるMCUに合ったMCUファイルが選択されて
いるか?
6. ターゲットシステムのリセット回路に "H" 出力型のリセットICを使用していないか?
※ M38000TL2-FPDでデバッグを行う際には、オープンドレインタイプのリセットIC
またはCRによるリセット回路をご使用ください。
プルアップ抵抗値としては10kΩ程度を推奨します。M38000TL2-FPDでは、リセット
クリップを通じてターゲットに "L" を出力することにより、MCUのリセットを実現し
ています。"H" を出力するタイプのリセットICでは、ターゲット上のリセット回路を
"L" にすることができないため、正常にエミュレータが動作できません。
7. エミュレータのセルフチェックは正常終了するか?
※ セルフチェックは、エミュレータおよびエミュレーションポッドの故障や、ター
ゲットの接続状態が正常でない場合エラーになります。セルフチェックの方法につい
ては、エミュレーションポッドの取り扱い説明書を参照ください。
各設定の詳細はエミュレーションポッドの取り扱い説明書を参照ください。
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最終更新日:2002年2月5日
文書番号:02020514_j
Q.
CB38のOnTimer関数で周期的にデータをサンプリングすることを考えていますが、
_win_timer_setで設定する周期のLSBを教えてください。マニュアルにはミリ秒(以降、msと
記す)という記述をしていますが、テストする限りでは、1000ms以上の設定にすると設定ど
おりになりますが、10msの周期に設定すると約50msとなります。
A.
Windows 98/95では、タイマイベント発生の最短間隔は約55msです。そのため、Window
98/95では、_win_timer_setで周期を10msに設定してもタイマイベントの発生間隔は約
55msとなります。
Windows 2000では、PC環境(マザーボード等)に依存するものと推測します。
また、タイマイベント発生の時、タイマメッセージはアプリケーションのメッセージキュー
に入れられます。アプリケーションがタイマメッセージを指定されたとおりの間隔で受信す
るわけではなく、Windowsの挙動によって遅れる可能性もあります。
このようにタイマイベント間の間隔は正確ではありませんのでご注意ください。
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Q.
最終更新日:2001年2月20日
文書番号:01050880_j
PD38でプログラムを実行中に、スタックがオーバーフローしたことを検出することはできませんか?
A.
以下のような方法で、スタックがオーバーフローしたときに、ブレークを発生させることができます。
■RAMとして使用する領域をスタックが壊さないように事前に検出する方法
1. "スタック領域の最終アドレス(スタック領域内で一番若いアドレス)−1h" のアドレスに対して、PD38の
プロテクトウィンドウから "書き込み不可属性" を指定します。
2. プロテクトウィンドウの "Mode" ボタンを押してプロテクトブレークを "ON" に切り換え、ターゲットプ
ログラムを実行します。
3. 書き込み不可属性を指定したアドレスに対して書き込みを行った場合に、ターゲットプログラムが停止
します。
※この場合、書き込み不可属性を指定したメモリの内容は破壊される可能性があります。
■スタックオーバーフローを検出する方法
状態遷移ブレークを設定することによりスタックオーバーフローが発生した場合、ターゲットプグラムが停止
します。
1. ブレークポイントへの条件を設定します。
ここでは、A1,A2,A3の3点を使用します。
A1: 100hへの書き込み
A2: 100hの読み込み
A3: 1FFhへの書き込み
2. 組合せ条件を設定します。
State Transitionを選択してください。これにより、状態遷移図が表示されます。
3. 状態遷移図を設定します。
[Start→State1] のイベントにA1を設定
[State1→Break] のイベントにA3を設定
[State1→Start] のイベントにA2を設定
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Q.
最終更新日:2001年9月5日
文書番号:01050881_j
IAR社のCコンパイラ EW740(ICC740) で生成したオブジェクトファイルを PD38 でデバッグ
できますか?
A.
PD38は、IAR社製Cコンパイラ EW740(ICC740) で作成したプログラムをデバッグすること
ができます。
EW740(ICC740) の以下のオプションを指定して、IEEE-695 アブソリュート形式ファイルを
作成してください。
1. コマンドラインでご使用の場合
コンパイル時 "-r"オプション
アセンブル時 "-r"オプション
リンク時
"-o xxx.695"、"-f lnk740.xcl"、"-FIEEE695"、"-ylmba"
2. ワークベンチ(EW)でご使用の場合
メニュー[Project]→[Options...]を選択すると Options For Target "xxx" ダイアログが開
きます。
❍ Category で ICC740 を選択
Debug タブ -- Generate debug information をチェックします。
❍ Category で A740 を選択
Debug タブ -- Generate debug information をチェックします。
❍ Category で XLINK を選択
Output タブ -- Format 領域で Other をチェックし、Output format に ieee-695
を選びます。
Include タブ -- XCL file name 領域で、ご使用の XCLファイル(例:lnk740.xcl)を
指定してください。
XCLファイルの編集 -- ご使用のXCLファイルに -ylmba オプションを追記してく
ださい。
XCLファイル名には、ご使用になる XCLファイル名を指定してください。
詳細は、ICC740 のマニュアルを参照してください。
なお、PD38 V.4.10 Release 1 以前のバージョンは、アセンブラソースのソースレベルデバッ
グには対応しておりません。その場合は、PD38の最新版へバージョンアップしてください。
また、PDB38をご使用の場合もPD38の最新版へバージョンアップしてください。
※オンラインバージョンアップサイト(日本語版、英語版)にてPD38最新版を入手くださ
い。
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最終更新日:2000年10月5日
文書番号:01050882_j
Q.
M38000TL2-FPDを使用する場合、PD38で内部クロックを選択できますか?
A.
M38000TL2-FPDでは、常にエミュレータMCUに接続されたクロックが有効となります。
PD38で内部クロック (Internal) を選択した場合も、エミュレータMCUに接続されたクロック
を使用します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050883_j
Q.
LAN接続でPD38を使用する場合に注意することはありますか?
A.
LAN接続にてPD38をご使用の場合、以下の点にご注意下さい。
1. LANで接続する前に、エミュレータのIPアドレス等の設定とファームウェアのダウン
ロードを、シリアル接続にて行ってください。
2. Windows 98上でLAN接続する場合、次のレジストリを設定する必要があります。
[Windows 98のレジストリ設定]
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥VXD
位 置:
¥MSTCP"
エントリ: "SackOpts"
値:
"0"
PD38 V.3.10 Release 1以降には、上記レジストリを設定するユーティリティプログラ
ムが添付されています。ユーティリティの詳細は、リリースノートの 「Windows 98で
エミュレータとLAN接続する場合について」 および1998/12/01付け発行のツール
ニュース 「三菱開発サポートツールWindows 98対応のお知らせ その2」 をご参照下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050887_j
Q.
新しいマイコン用のプログラムをデバッグしようとしていますが、対応するMCUファイルが
PD38に添付されていません。どう対処すればよいですか。
A.
MCUファイルがPD38に添付されていない場合は、お客様自身でMCUファイルを作成してく
ださい。
MCUファイルの作成方法については、以下のドキュメントを参照してください。
PD38 V.3.10以前....PD38リリースノート
PD38 V.4.00以降....PD38のオンラインヘルプ
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050891_j
Q.
PD38のリアルタイム性はどの程度保証されているのですか?
A.
ユーザープログラム実行中は以下の条件でリアルタイム性が保証されます。
1. ユーザープログラム実行中に、
2. PD38が常にフォアグラウンド (PD38より前にほかのアプリケーションのウィンドウが
ない) にあり、
3. 各種ウィンドウの操作をしない (RAMモニタウィンドウは除く) とき
上記以外の操作を行ってもリアルタイム性が保証されるケースがありますが、リアルタイム
性を重視される場合は上記の状態でご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050895_j
Q.
8ビットマイコン用のプログラムをデバッグしています。
エミュレータPC4701がワーク領域として使用するユーザスタック容量は、何バイトですか?
また、その内訳を教えて下さい。
A.
PD38を使用して8ビットマイコン用のプログラムをデバッグする場合、エミュレータ
PC4701は、ユーザスタック領域を3バイト使用します。その3バイトは、ターゲットプログ
ラムをブレークした際のPC (プログラムカウンタ、2バイト) 及びPS (プロセッサステータス
レジスタ、1バイト) の待避に使用します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050896_j
Q.
IEEE-695ファイルをダウンロードしようとした際、以下のエラーが発生しました。
ERROR 30007: このデータ(line_no)は、サポートしていません。
原因と対応策を教えて下さい。
A.
PD38の仕様です。このエラーは、IEEE-695ファイル中のソース行情報が10000行以上の場
合に発生します。ソース行が10000行以上とならないよう、ソースプログラムの分割をお願
いします。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050897_j
Q.
PD38でカバレッジ計測結果を参照したところ、実行していないはずの命令をアクセスしたよ
うに表示されました。場所はRTS命令の次のアドレスです。ターゲットプログラムではこの
アドレスの命令を実行していません。実行していないのにアクセスしたように表示される原
因を教えて下さい。
A.
740ファミリマイコンの仕様です。
カバレッジ計測は、ターゲットプログラムがアクセスしたアドレスを記録する機能です。こ
のアクセスしたアドレスは、マイコンのアドレスバスに流れるアドレスを記録したもので
す。
RTS命令は1バイト命令ですが、RTS命令実行時のアドレスバスには次命令のアドレスが流れ
ます。その結果、カバレッジ計測結果において、RTS命令の次のアドレスがアクセスされた
ように表示されます。
このような現象は、以下の命令でも発生します(7600シリーズマイコンは、一部異なりま
す)。
●
●
●
全ての1バイト命令
ジャンプ命令(BRAのみ)
ブランチ命令(BCC/BNE等、ブランチしない場合は非該当)
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文書番号:01050898_j
Q.
PDB38 V.1.00は、LAN通信に対応していますか?
A.
PDB38 V.1.00は、LAN通信に対応しておりません。
LAN通信は、PD38 V.2.00より対応しております。PD38 V.2.00以降にバージョンアップして
ください。
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文書番号:01050899_j
Q.
マイコンM38199MFを使用しています。このマイコンは、RAMが2Kバイト (40h∼83Fh) 存
在します。
しかし、440h以上のアドレスに対し、データの変更ができません。変更するためにはどうす
れば良いですか?
A.
マイコンM38199MF用のターゲットプログラムをデバッグする場合、エミュレータMCUは
M38197RFSを使用します。M38197RFSのRAM領域は、1Kバイト (40h∼43Fh) です。440h
以上のアドレスに対し、データの変更ができないのはこのためです。
440h以上のRAMアドレスに対し、データを変更できるようにするためには、MAPコマンド
でアドレス440h∼83FhをInternalに設定してください。MAPの設定をInternalに設定するこ
とにより、エミュレーションポッド上のメモリ空間をアクセスします。これにより、440h∼
83FhのRAMメモリに対し、データの変更が可能となります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年11月3日
文書番号:01050900_j
Q.
IAR社製のCコンパイラICC740を使用しています。
ICC740では、ソースプログラム中にSFRシンボルを使用する事ができます。SFRシンボルと
は、SFRの各レジスタに対し、シンボルを割り当てたものです。このSFRシンボルが、メモリ
ウィンドウにおいて表示されません。
SFRシンボルは、メモリウィンドウで表示させる事ができないのですか?
A.
SFRシンボルの情報は、ICC740が生成するオブジェクトファイルに含まれておりません。メ
モリウィンドウでSFRシンボルが表示できないのはそのためです。
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文書番号:01050901_j
Q.
PD38およびPDB38はWindows 95でも動作しますか?
A.
はい、動作します。
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文書番号:01050902_j
Q.
PD38およびPDB38はシリアル通信で使用可能ですか?
A.
はい、シリアル通信の他、パラレル通信ができます。PD38 V.2.00以上ではLAN通信もサポー
トしております。
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文書番号:01050903_j
Q.
旧バージョンのPC4700HエミュレータをPD38およびPDB38で使用できますか?
(旧バージョンのPC4700Hエミュレータとは、シリアルNoの末尾が "B", "C" 以外のものを指し
ます。)
A.
いいえ、できません。
PD38およびPDB38は、シリアルNo.の末尾が "B", "C" またはPC4701HSで使用できます。
上記以外のPC4700Hエミュレータの場合はバージョンアップする必要があります。
バージョンアップをご希望される場合は、このホームページの問い合わせ先までご連絡下さ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050904_j
Q.
パソコンのメモリが不足の場合でも、ソースウィンドウ等での表示モード切り替えはできま
すか?
A.
はい、できます。
ただ、メモリ不足の場合は使用できるシンボル数に影響する可能性があります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050905_j
Q.
PD38はWindows NT版でも動作できますか?
A.
はい、PD38ではWindows 95およびWindows NT 4.0で動作します。PDB38では、パラレル
通信ができないので正式にはサポートしていません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050906_j
Q.
DOS用デバッガWDB38NからWindows用デバッガPD38へ移行できますか?
A.
はい、できます。
WDB38NからPD38へのグレードアップが可能です。
グレードアップの詳細は営業までお問い合わせ下さい。その際、WDB38Nのシリアル番号を
必ずご連絡下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050907_j
Q.
PDB38またはPD38はエミュレータPC4600と組み合わせて使用できますか?
A.
いいえ、できません。
PC4600と組み合わせるデバッガは、RTT74またはWDB38です。
PDB38及びPD38は、エミュレータPC4701専用のデバッガです。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年7月5日
文書番号:04070502_j
Q.
エミュレータシステムはSTP命令およびWIT命令の実行をサポートしていますか?
A.
エミュレータシステム上では、プログラムの実行方法により、STP命令およびWIT命令のサ
ポート状況が異なります。
●
●
プログラム実行中の動作
ユーザプログラム中でSTP命令またはWIT命令を実行した場合のクロックの停止動作お
よびクロック停止状態からの復帰動作は、 MCUと同じ動作になります。
シングルステップ実行およびオーバステップ実行時の動作
シングルステップ実行およびオーバステップ実行でSTP命令およびWIT命令を実行した
場合、 NOP命令として実行され、クロックの停止動作は行われません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月12日
文書番号:04032202_j
Q.
Dフラグが"1"(10進演算モードを有効)の状態でブレーク付きの実行を行うと正しいアドレ
スでブレークしません。 また、シングルステップも正常に実行できません。
A.
ファームウェアのバージョンを確認してください。 ファームウェアのバージョンが
Ver.1.02.00未満の場合には、ファームウェアをアップデートする必要があります。
ファームウェアのバージョンは以下の手順で確認できます。
(1) M3T-PD38Mを起動します。
(2) M3T-PD38Mのメニュー [Help] -> [About] を選択してください。
(3) Version ダイアログが表示されますので、ファームウェアM38000A1.C0のバージョンを
確認してください。
ファームウェアのアップデート方法:
上記の問題点を改修済みのファームウェア M38000A1.C0 Ver.1.02.00 をダウンロードして
使用してください。
(1) ファームウェアファイル firm.exe (154KB) をダウンロードしてください。
(2) firm.exeを解凍し、Readme_j.txtファイルの手順に従いファームウェアをアップデートし
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年4月12日
文書番号:04032201_j
Q.
コンパクトエミュレータM38000T2-CPEの電源投入時にセルフチェックエラーが発生し、 以
下に示すLED表示となりコンパクトエミュレータが起動できません。
セルフチェックエラー時のLED表示:
ケース1
ケース2
○ POWER SYSTEM
● SAFE STATUS
-----------------◎ POWER TARGET
○ CLOCK STATUS
○ RESET
◎ RUN
○ POWER SYSTEM
● SAFE STATUS
-----------------○ POWER TARGET
◎ CLOCK STATUS
◎ RESET
◎ RUN
凡例: ●消灯、○点灯、◎点滅
A.
ファームウェアをアップデートしてください。
ファームウェアのアップデート方法:
上記の問題点を改修済みのファームウェア M38000A1.C0 Ver.1.02.00 をダウンロードして
使用してください。
(1) ファームウェアファイル firm.exe (154KB) をダウンロードしてください。
(2) firm.exeを解凍し、Readme_j.txtファイルの手順に従いファームウェアをアップデートし
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年2月20日
文書番号:04022001_j
Q.
コンパクトエミュレータM38000T2-CPEにおいて、エミュレータMCUを使用したときの動作
保証条件を教えてください。
A.
M38000T2-CPEに対応するエミュレータMCUとそれぞれの動作保証条件は、 データシート
の「対応MCUおよびエミュレータMCU一覧」を参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年3月22日
文書番号:03122204_j
Q.
M3T-PD38M上でRESETボタンをクリックまたはresetコマンドを実行した場合やターゲット
からターゲットMCUをリセットした場合に、 エミュレーションメモリ領域のデータが書き換
わることがあります。
A.
ファームウェアのバージョンを確認してください。 ファームウェアのバージョンが
Ver.1.02.00未満の場合には、ファームウェアをアップデートする必要があります。
ファームウェアのバージョンは以下の手順で確認できます。
(1) M3T-PD38Mを起動します。
(2) M3T-PD38Mのメニュー [Help] -> [About] を選択してください。
(3) Version ダイアログが表示されますので、ファームウェアM38000A1.C0のバージョンを
確認してください。
ファームウェアのアップデート方法:
上記の問題点を改修済みのファームウェア M38000A1.C0 Ver.1.02.00 をダウンロードして
使用してください。
(1) ファームウェアファイル firm.exe (154KB) をダウンロードしてください。
(2) firm.exeを解凍し、Readme_j.txtファイルの手順に従いファームウェアをアップデートし
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年3月22日
文書番号:03122203_j
Q.
ユーザプログラムからブレークベクタアドレスをリードするようなプログラムを実行した場
合に、 プログラムがブレークしてしまいます。
A.
ファームウェアのバージョンを確認してください。 ファームウェアのバージョンが
Ver.1.02.00未満の場合には、ファームウェアをアップデートする必要があります。
ファームウェアのバージョンは以下の手順で確認できます。
(1) M3T-PD38Mを起動します。
(2) M3T-PD38Mのメニュー [Help] -> [About] を選択してください。
(3) Version ダイアログが表示されますので、ファームウェアM38000A1.C0のバージョンを
確認してください。
ファームウェアのアップデート方法:
上記の問題点を改修済みのファームウェア M38000A1.C0 Ver.1.02.00 をダウンロードして
使用してください。
(1) ファームウェアファイル firm.exe (154KB) をダウンロードしてください。
(2) firm.exeを解凍し、Readme_j.txtファイルの手順に従いファームウェアをアップデートし
てください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2004年3月22日
文書番号:03122202_j
Q.
4000∼4FFF番地を含む領域を、エミュレータデバッガM3T-PD38Mの各種ウィンドウやスク
リプトコマンドで参照または変更したり、 4000∼4FFF番地を含む領域で、プログラムを実
行した場合に以下の症状が発生する。
●
●
●
「ERROR 16224: ターゲットMCUが暴走しました。ターゲットシステムをリセットし
て下さい。」 エラーが発生する。
4000∼4FFF番地のデータが正しく表示されない。
4000∼4FFF番地のデータを正しく設定できない。
A.
ファームウェアのバージョンを確認してください。 ファームウェアのバージョンが
Ver.1.02.00未満の場合には、ファームウェアをアップデートする必要があります。
ファームウェアのバージョンは以下の手順で確認できます。
(1) M3T-PD38Mを起動します。
(2) M3T-PD38Mのメニュー [Help] -> [About] を選択してください。
(3) Version ダイアログが表示されますので、ファームウェアM38000A1.C0のバージョンを
確認してください。
ファームウェアのアップデート方法:
上記の問題点を改修済みのファームウェア M38000A1.C0 Ver.1.02.00 をダウンロードして
使用してください。
(1) ファームウェアファイル firm.exe (154KB) をダウンロードしてください。
(2) firm.exeを解凍し、Readme_j.txtファイルの手順に従いファームウェアをアップデートし
てください。
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最終更新日:2004年7月5日
文書番号:04070501_j
Q.
エミュレータシステムはSTP命令およびWIT命令の実行をサポートしていますか?
A.
エミュレータシステム上では、プログラムの実行方法により、STP命令およびWIT命令のサ
ポート状況が異なります。
●
●
プログラム実行中の動作
ユーザプログラム中でSTP命令またはWIT命令を実行した場合のクロックの停止動作お
よびクロック停止状態からの復帰動作は、 MCUと同じ動作になります。
シングルステップ実行およびオーバステップ実行時の動作
シングルステップ実行およびオーバステップ実行でSTP命令およびWIT命令を実行した
場合、クロックの動作停止はMCUと同じ動作になります。
復帰動作は復帰要因により以下のように異なります。
(1) リセットによる復帰
リセットベクタに設定しているアドレスでステップ動作を終了(ブレーク)しま
す。
(2) 割り込みによる復帰
割り込みルーチンを実行した後に、STP命令またはWIT命令の次の命令でステップ
動作を終了(ブレーク)します。 ただし、割り込みルーチンが無限ループなどに
なっている場合は、 割り込みルーチンを抜けることができないためタイムアウトエ
ラーが発生します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年9月22日
文書番号:03092204_j
Q.
M38C8デバッグ時のエミュレータとターゲットシステムとの接続方法は?
A.
M38C89RLFS(PGAパッケージ)をそのままターゲットシステムに変換するための基板はござ
いません。 エミュレータとターゲットシステムを接続する場合は、端子処理基板M38C89TADF上の ユニバーサル部を利用する方法をお勧めしています。 接続方法は以下のとおりで
す。
(1) ポッド → M3T-28DP-WS(エミュレーションポッドに付属) → M38C89T-ADFに接続。
(2) M38C89RLFSをM38C89T-ADFに装着
(3) M38C89T-ADF上のユニバーサル部(2.54ピッチコネクタ用スルーホール)とユーザター
ゲットシステムを接続。 ピン配置は、M38C89T-ADFのユーザーズマニュアルをご覧くだ
さい。
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Q.
最終更新日:2001年10月5日
文書番号:01100502_j
M38000TL2-FPDとM37531RSSの組み合わせで、以下のようなスタックポインタを設定する
命令をステップ実行するとエミュレータが 暴走してしまいます。回避方法を教えてくださ
い。
[例]
-----------------------------------------------------C000 LDX #3Fh
C002 TXS
; スタックポインタの設定
C003 LDM #C4,3Bh ; CPUモードレジスタ設定
C006 NOP
------------------------------------------------------
A.
エミュレータシステムでは、ステップ実行時や、ユーザープログラムの実行/停止時にユー
ザスタックポインタを3バイト使用します。
例のプログラムで2行目のTXS命令を実行時に、スタックポインタが一時的にM37531のSFR
領域 (内蔵RAMではない領域) を示すことになります。このため、エミュレータシステムがス
タックを正常にアクセスすることができなくなり暴走します。
これを回避するためにはスタックポインタの設定が完了する個所にブレークポイントを設定
し、プログラムを実行してください。例のプログラムでは、C006番地にブレークポイントを
設定して、実行してください。その後は、問題なくステップ実行することができます。
実際のMCUでは、これらの命令実行に際してスタックを使用することはないため問題は発生
しません。
また、エミュレータシステムではスタック領域に関して以下の制限事項があります。デバッ
グの際にはご注意ください。
●
●
●
本製品では、ワーク領域としてユーザスタックを最大3バイト消費します。
ユーザスタック領域に余裕がない場合、スタックとして使用できない領域 (SFR領域、
データを格納しているRAM領域およびROM領域) をワーク領域として使用し、ユーザ
プログラムの破壊やエミュレータ制御不能の原因となります。
したがって、ユーザスタック領域としてユーザプログラムで使用する最大容量に3バイ
トを加えた容量を確保してください。
本製品ではリセット解除後、MCUファイルで記載しているアドレスをスタック開始領
域として使用しています。
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Q.
最終更新日:2001年3月20日
文書番号:01050913_j
同一ターゲットシステム上で、エミュレータPC4701+M38000TL2-FPDの接続とOTPマイコ
ン (M37540E8GP) の実装を共有することは可能でしょうか?
A.
以下の方法で、OTPマイコンの実装とエミュレータの接続が可能です。
1. OTPマイコンを実装する場合
ターゲットシステム上のフットパターンにNQPACK032SA(*1)を半田付けし、次の順番
でOTPマイコンをNQPACK032SAに実装します。
(1) OTPマイコンをNQPACK032SA上に実装
(2) HQPACK032SA(*1)でOTPマイコンを固定
2. エミュレータを接続する場合
ターゲットシステム上のフットパターンにNQPACK032SA(*1)を半田付けし、次の順番
でエミュレータをNQPACK032SAに接続します。
(1) YQPACK032SA(*1)
(2) YQSOCKET032SAF(*1)
(3) TQSOCKET032SAF
(4) M37350T-PTCB(*2)
M37530T-PTC
(5) エミュレータMCU
(6) M38000TL2-FPD
備考(*1)
これらの製品は、別途ご用意ください。
製品に関する照会は、東京エレテック株式会社までお問い合わせください。
東京エレテック株式会社
TEL
03-5295-1661
FAX 03-5295-1662
E-Mail [email protected]
URL
http://www.tetc.co.jp/
備考(*2)
M37530-PTCBは、以下の製品で構成されています。
OTPマイコンの実装とエミュレータの接続を共用する場合は、以下の製品の(3)および
(4)は使用しません。
(1)M37530T-PTCB
(2)TQSOCKET032SAF
(3)TQSOCKET032SAP
(4)TQPACK032SA
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050914_j
Q.
3803および3804グループMCUの最大動作クロック周波数は16.8MHzですが、M38000TL2FPDの最大動作クロック周波数は16.0MHzです。M38000TL2-FPDは16.8MHzで動作するで
しょうか。
A.
M38000TL2-FPDは、エミュレータMCU M38049RLSSとの組み合わせ時に限り、最大
16.8MHz (5V時) で動作いたします。M38049RLSS以外のエミュレータMCUとの組み合わせ
時の最大動作周波数は、16.0MHz (5V時) です。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050915_j
Q.
3850/3851グループ (42ピンSSOP) の開発を行いたいのですが、ターゲットシステム上の42
ピンSSOPのフットパターンへの接続は可能ですか。
A.
2種類の変換基板42DIP-DMSおよびDIRECT42-450-50を使用してすることで可能です。エ
ミュレーションポッドからターゲットシステムまでの接続方法は、以下の通りになります。
エミュレーションポッドM38000TL2-FPD
→エミュレータMCU M38517RSS
→変換基板42DIP-DMS
→変換基板DIRECT42-450-50
→ターゲットシステム上の42ピンSSOPのフットパターン
変換基板42DIP-DMSとDIRECT42-450-50のデータシートは、以下のツールアクセサリガイド
に掲載しております。
(1) 接続方法
(2) 42DIP-DMSデータシート
(3) DIRECT42-450-50データシート
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年2月21日
文書番号:01050916_j
Q.
PC4701とM38000TL2-FPDを組み合わせて使用しているのですが、エミュレータシステム起
動直後のエミュレータ本体の表示が取り扱い説明書の通りになりません。取り扱い説明書で
は、正常時にはターゲットステータスLEDのRESETが消灯するとありますが、点灯したままで
す。エラーと思ったのですが、エミュレータデバッガは正常に起動します。
A.
PD38 V.3.00 Release 1 以降のエミュレータデバッガをご使用の場合は、RESETが点灯したま
まで正常となります。
PD38 V.3.00 Release 1 からファームウェアが変更になっており、起動直後にはMCUをリ
セット状態にするようにしております。このため、正常起動時は以下の通りRESETが点灯と
なります。
POWER ターゲット接続時 点灯、未接続時 消灯
CLOCK 点灯
RESET 点灯
RUN 消灯
HALT 消灯
PD38が正常に起動した場合に、MCUのリセット状態が解除され、RESETが消灯します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2003年2月20日
文書番号:03022003_j
Q.
3850グループのエミュレータMCUには、M38507ARLSSとM38517RSSの2種類あります
が、何が違うのですか?また、使用上の注意はありますか?
A.
3850グループMCUの仕様によって、使用するエミュレータMCUが異なります。
MCUの仕様とエミュレータMCUの対応は以下の通りです。
MCU仕様
3850グループA仕様
対応エミュレータMCU
M38507ARLSS
3850グループ標準品
M38517RSS
H仕様
M38507ARLSSとM38517RSSではエミュレータ用上面端子の仕様が異なるため、エミュレー
タの使用方法が異なりますのでご注意ください。
<M38507ARLSS の場合>
1. エミュレーションポッドのMCUタイプスイッチ(SW1)をRLSS/RLFS側に設定してくだ
さい。
2. エミュレーションポッドから出力されているVCC(SENSE)ケーブルをターゲットのVCC
に接続してください。
<M38517RSS の場合>
1. エミュレーションポッドのMCUタイプスイッチ(SW1)をRSS/RFS側に設定してくださ
い。
2. エミュレーションポッドから出力されているVCC(SENSE)ケーブルは開放にしてくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050917_j
Q.
エミュレータMCUとはどういうものですか。
A.
エミュレータMCUとはパッケージ上面にエミュレータ接続用の専用端子を持ったエミュレー
タ専用のMCUです。エミュレーションポッドM38000TL2-FPDの先端 (ユーザターゲット側)
に接続して使用します。エミュレーション回路を使用していないので、実際のMCUとの電気
的特性の相違が少ないという特徴があります。
ユーザーターゲットへ接続する場合には、直接または変換基板を使用して実際にご使用にな
るMCUのパッケージに変換する必要があります。
変換方法については、アクセサリガイドを参照ください。
エミュレータMCUのピンアサイン・電気的特性などのご照会は、最寄りのルネサス営業もし
くは特約店へお問い合わせください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050918_j
Q.
RFSタイプエミュレータMCU接続用変換基板32LCC-Sはネジロック機構が付いています。エ
ミュレータMCU M38867RFSに、接続できるでしょうか?
A.
エミュレータMCU M38867RFSは、ネジロック付きRFSタイプです。32LCC-SとM38867RFS
は接続可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年2月21日
文書番号:01050919_j
Q.
7451グループのエミュレータMCUは、M37451RFSとM37451RSSの2種類がありますが、何
が違うのですか?
A.
M37451RFSは80ピンQFP/LCCパッケージ、M37451RSSは64ピンSDIPパッケージです。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月21日
文書番号:01050920_j
Q.
38C3グループのエミュレータMCUは、M38C37RFSとM38C37RMFSの2種類がありますが、
何が違うのですか?
A.
M38C37RFS
:ポートP50は、リセット中及びリセット解除後、方向レジスタを出力に設
定するまで、入力となります。
M38C37RMFS :ポートP50は、リセット中及びリセット解除後、方向レジスタを入力に設
定するまで、出力("L"出力)となります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2000年1月20日
文書番号:01050921_j
3803/3804グループのエミュレータMCUは、M38049RSSとM38049RLSSの2種類がありま
すが、何が違うのですか?また使用上の注意はありますか?
A.
M38049RSSとM38049RLSSはエミュレータ用の上面端子の仕様が異なる以外はMCUとして
の仕様面での違いはありません。M38049RSSは発売中止となり、今後はM38049RLSSに移
行していきます。
M38049RSSとM38049RLSSではエミュレータの使用方法が異なりますのでご注意くださ
い。
<M38049RSSの場合>
1. エミュレーションポッドのMCUタイプスイッチ(SW1)をRSS/RFS側に設定してくだ
さい。
2. エミュレーションポッドから出力されているVCC(SENSE)ケーブルは開放にしてくだ
さい。
<M38049RLSSの場合>
1. エミュレーションポッドのMCUタイプスイッチ(SW1)をRLSS/RLFS側に設定してく
ださい。
2. エミュレーションポッドから出力されているVCC(SENSE)ケーブルをターゲットの
VCCに接続してください。
M38049RLSSを使用した場合の接続例
エミュレータMCU「M38049RLSS」は64ピンSDIPパッケージとなっていますので、ユーザ
ターゲット (お客様のシステム) へは、このエミュレータMCUを直接、または変換基板を介
して接続します。
3803グループMCUには3タイプのパッケージを用意しております。ターゲットシステム上
のフットパターンへの接続には、以下の接続方法があります。
1. MCUパッケージが64P4B (64ピン1.778mmピッチSDIP) の場合
(1) M38000TL2-FPD ->28DP-WS (もしくは28DP-WT) ->M38049RLSS ->ターゲット
上の64ピンSDIPソケット
2. MCUパッケージが64P6N-A (64ピン0.8mmピッチQFP) の場合
(1) M38000TL2-FPD ->28DP-WS (もしくは28DP-WT) ->M38049RLSS ->M38007TPRB ->ターゲット上の64ピンLCCソケット
(2) M38000TL2-FPD ->28DP-WS (もしくは28DP-WT) ->M38049RLSS ->64DIP-DMS
->DUMMY64 ->ターゲット上の64ピンLCCフットパターン
3. MCUパッケージが64P6Q-A (64ピン0.5mmピッチLQFP) の場合
(1) M38000TL2-FPD ->28DP-WS (もしくは28DP-WT) ->M38049RLSS ->M38007TPRB ->64LCC-QSD ->ターゲット上の64ピンLQFPフットパターン
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2004年1月9日
文書番号:03120507_j
M3T-PD38からMCUのEDMA機能(*)を使用して拡張メモリ領域にアクセスを行うには、どの
ようにすればよいのでしょうか。
備考(*):
EDMA機能を持つMCUシリーズ用のエミュレーションポッドは、 M37640T-RPD-E,
M37641T-RPD-E,M37641T2-RPD-Eがあります。
A.
拡張メモリ領域にアクセスする際には以下のような注意が必要です。
●
●
エミュレーションメモリを拡張メモリ領域に割り当てて使用する場合
M3T-PD38で、MAP 10000,1FFFF,INT と設定します。
ただし、エミュレーションメモリは、10000∼1FFFF番地へ固定的に割り付けられてい
ますので、 ポートを使用した複数のバンクを切り替えて使用するようなメモリ割り当
てには対応していません。
ユーザターゲット上のメモリをアクセスする場合
M3T-PD38で、MAP 10000,1FFFF,EXT と設定します。
M3T-PD38のDUMPウィンドウなどで拡張メモリ領域へアクセスする場合は、以下の手
順でアクセスを行います。
(1) システムに合わせたバンク切り替えポートへアクセスしたいバンク値
を出力する。
(2) DUMPウィンドウなどで1XXXX番地をアクセスする。
これにより、指定したバンクのXXXX番地へアクセスが行われます。
お客様のシステムによりバンク切り替えポートおよび出力する値は異なりますので、
DUMPウィンドウなどでデータをアクセスする前に上記(1)のように予めポートへバン
クを出力しておく必要があります。
※EMDA許可ビットは、10000番地以降のアクセスにより自動的に許可に設定されま
す。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01050835_j
Q.
ターゲットの電源としてバスパワード (USBケーブル経由で電源を供給する方式) を使用した
システムで、M37640T-RPD-Eを使用することができますか。
A.
M37640T-RPD-E (以降エミュレーションポッドと呼びます) では、ターゲットに供給される
電源電圧を監視し、同一電圧をエミュレーションポッド内部で生成しMCUに供給していま
す。エミュレーションポッドはこの監視機能にのみターゲットからの電源を使用します。 こ
のときターゲットから消費する電流は数mA以下です。
ターゲットでの消費電流と上記のエミュレーションポッドが消費する電流値の合計値が、バ
スパワードにより供給される電流値以下であれば、そのシステムでエミュレーションポッド
をご使用いただくことができます。
ただし、バスパワードにより供給される電源が安定していない (電圧値がふらつくなど) 場合
は、エミュレータの正常動作を保証することができませんので、別途電源を供給してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年2月20日
文書番号:02022003_j
Q.
プログラム書き込みアダプタの使用(書き込み)回数の保証値を教えてください。
A.
プログラム書き込みアダプタは、開発時における使用のみを想定しておりますので、特に使
用保証回数を定めておりません。過去の実績では、ICソケットの耐久性にもよりますが、約
5000回を越えてからICソケットの接点摩耗、または書き込みアダプタとROMライタとの接点
摩耗により書き込み不良が発生する傾向にあります。
※書き込み対象となるMCUの書き込み保証回数は、技術照会書にてMCU設計担当課宛にお問
い合わせください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01050943_j
Q.
PCA7435GP (生産中止品) 及びPCA7435GPG02 (生産中止品) とPCA7435GPG03の差異を教
えてください。
A.
PCA7435GPG03では、MCUのパッケージ変更 (32P6B -> 32P6U) に伴い、書き込みアダプタ
上のソケットを新パッケージ (32P6U) に対応したものに変更しています。PCA7435GP及び
PCA7435GPG02にて、新パッケージ (32P6U) のMCUを装着した場合、MCUが挿抜し難い、
または挿抜できないことがあります。PCA7435GP及びPCA7435GPG02をお持ちのお客様に
は、挿抜不具合対策品との交換を実施させていただいております。
詳しくは、ツールニュース 「MAECT-PCA7435GPG02-010516D」 をご覧ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01050944_j
Q.
PCA7435GP (又はPCA7435GPG02) からMCUを取り外せません。
A.
PCA7435GPG03では、MCUのパッケージ変更 (32P6B -> 32P6U) に伴い、書き込みアダプタ
上のソケットを新パッケージ (32P6U) に対応したものに変更しています。PCA7435GP及び
PCA7435GPG02にて、新パッケージ (32P6U) のMCUを装着した場合、MCUが挿抜し難い、
または挿抜できないことがあります。PCA7435GP及びPCA7435GPG02をお持ちのお客様に
は、挿抜不具合対策品との交換を実施させていただいております。
詳しくは、ツールニュース 「MAECT-PCA7435GPG02-010516D」 をご覧ください。
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最終更新日:2001年2月5日
文書番号:01050829_j
Q.
PCA7435GP / PCA7435SP / PCA7435FPを使用して7540グループMCUへの書き込みはでき
るのですか。
A.
PCA7435GP / PCA7435SP / PCA7435FP(生産中止品)は、753xグループ用のプログラム
書き込みアダプタで、7540グループには対応していません。
7540グループの書き込みには、753xグループおよび7540グループ対応の以下のプログラム
書き込みアダプタを使用してください。
PCA7435GPG02: 32ピン0.8mmピッチLQFPパッケージ用
PCA7435SPG02: 32 / 42ピン1.778mmピッチSDIPパッケージ用
PCA7435FPG02: 36ピン0.8mmピッチSSOPパッケージ用
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月21日
文書番号:01050830_j
Q.
MCUの内蔵ROM容量が32KB以下のMCUに書き込みをしたいのですが、うまく書き込めませ
ん。MCUに "1M" の印字がなかったのでデバイスの書き込みモードはM5M27C256を指定し
ています。
A.
MCUのパッケージ小型化に伴い、ROM容量が32KB以下でパッケージに"1M"の印字がないも
のでも書き込みモードにM5M27C101モードを指定する必要のあるMCUがあります。
最新の書き込みアダプタの取り扱い説明書またはツールニュース、各MCUのユーザーズマ
ニュアルをご参照の上、御使用のMCUにあった書き込みモードを設定してください。最新の
書き込みアダプタ取り扱い説明書は、マニュアルダウンロードサイトからダウンロードでき
ますのでご利用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1999年12月3日
文書番号:01050831_j
Q.
EPROM用書き込みアダプタ(PCA4738X-XXXA)でフラッシュマイコンの書き込みができます
か。
A.
できません。フラッシュマイコンの書き込みにはフラッシュマイコン専用書き込みアダプタ
PCA4738XF-XXXをご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050833_j
Q.
推奨ROMライタ以外でのROMライタでの書き込みできますか?
A.
推奨ROMライタ以外でのROMライタでは、使用実績がないので分かりません。弊社では実際
に書き込み確認をしたROMライタを推奨ROMライタとしております。その他のROMライタ
(領域指定が可能な製品) については、通常ベリファイチェックが通れば使用できるものと考
えます (スクリーニング等は別途必要です)。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050834_j
Q.
形名の末尾に "A" が付くものと付かないものがあります。違いはなんですか?
A.
"A" の付くものに関しては、MCUのROM容量32KB越えのものに対応したものです。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年4月5日
文書番号:02040502_j
Q.
リロケータブルアセンブラM3T-SRA74の構造化命令およびマクロ命令を使用したプログラム
を、エミュレータデバッガPDB38Mでデバッグできますか?
A.
はい、できます。
PDB38Mはソースラインデバッグに対応していますので、M3T-SRA74の構造化命令およびマ
クロ命令を使用したプログラムをPDB38Mでデバッグすることが可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050855_j
Q.
M38000T-SBIのセルフチェックが行われないのですが。
A.
以下の内容をご確認ください。
1. 製品に付属された端子処理基板で動作を確認してください。
正常動作を行った場合は、お客様のターゲットシステム上に問題がある可能性があり
ます。
2. ケーブル等の接続に誤りがありませんか?
3. ICソケットなどの逆さしはありませんか?
4. 電源をM38000T-SBIと端子処理基板の両方に供給していますか?
端子処理基板またはターゲット基板にも電源供給が必要です。
5. 端子処理基板のスイッチ設定に誤りがありませんか?
端子処理基板の設定はルネサスホームページの簡易ツールサイトのチュートリアルに
掲載されております。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年2月21日
文書番号:01050857_j
Q.
製品版ソフトウェアツールSRA74で生成したファイルを8ビット簡易ツールに添付されている
エミュレータデバッガPDB38Mでダウンロードしてデバッグできますか?
A.
簡易ツールに添付されているエミュレータデバッガ (PDB38M) は、製品版エミュレータデ
バッガ (PD38) との互換性を保持しています(注意)。
よって、製品版ソフトウェアツールSRA74で生成したファイルを簡易ツールのエミュレータ
デバッガで開発可能です。逆に、簡易ツールのソフトウェアツール (SRA74M) で生成した
ファイルをフルスペックエミュレータでデバッグすることも可能です。
(注意)
簡易ツールに添付されているソフトウェアツールは、低価格で提供させていただくた
めに、技術サポート (技術お問い合わせ、バージョンアップサービス、製品の保守(製
品版との互換性の維持を含む)) は一切行っておりません。このため、今後の製品版ソ
フトウェアツールのバージョンアップに伴い、製品版ソフトウェアツールとの互換性
が保たれなくなる場合がありますので、ご了承ください。技術サポートが必要な場合
は、製品版のソフトウェアツールをご購入ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050858_j
Q.
PDB38M Ver.1.00 Release 1 (8ビット簡易ツール用エミュレータデバッガ) で前回のデバッグ
環境 (ウィンドウの状態) などを保存することはできませんか?
A.
PDB38M Ver.1.00 Release 1 では環境保存の機能はありません。ただし、ASMウォッチの情
報については保存されます。
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最終更新日:2002年6月5日
文書番号:01050861_j
Q.
740ファミリ用簡易ツールシステムパッケージ製品を、他のエミュレータMCUと組み合わせ
て使用できますか?
A.
簡易ツールシステムパッケージ (以下簡易ツールパッケージ) に含まれるエミュレータ
M38000T-SBIはすべて共通の製品です。簡易ツールパッケージとして製品化されている品種
のエミュレータMCUに交換して使用することができます。端子処理基板およびターゲット接
続変換基板は、デバッグするMCUに対応したものを使用してください (なお、エミュレータ
MCUの他にこれらアクセサリ類を新たに用意される場合、簡易ツールパッケージの価格を上
回ることがあります)。
エミュレータMCUを交換して使用される場合の仕様は、デバッグするMCUに対応した製品の
仕様に準じます。
使用に際しては、デバッグするMCUに対応した製品の セットアップガイド を参照してくだ
さい。
また、エミュレータMCUに対応した定義体ファイルが必要となりますので、以下から右ク
リックでダウンロードしてください。
●
●
●
●
●
M37471用定義体ファイル (m37471.i38:1KB)
M37478用定義体ファイル (m37478.i38:1KB)
M37531用定義体ファイル (m37531.i38:1KB)
M37540用定義体ファイル (m37540.i38:1KB)
M38000用定義体ファイル (m38000.i38:1KB)
[重 要]
簡易ツールパッケージとして製品化されていない品種のエミュレータMCUとの組み合わせ動
作については、エミュレータMCUごとの特性の違いや仕様の違いにより正常に動作しない場
合もありますので、保証いたしかねます。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050862_j
Q.
M38000T-SBIではターゲットシステムを3V電源で使用できますか?
A.
8ビット簡易ツールに添付されているM38000T-SBIエミュレータは低電圧には対応していま
せん。
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文書番号:01050863_j
Q.
M37471T-PACをM37470のデバッグに使用できますか?
A.
ピッチ変換基板(PCA4906)を別途購入いただければご使用いただけます。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050822_j
Q.
IAR社のCコンパイラICC740でコンパイルしたプログラムを、XDB38でデバッグ可能でしょ
うか?
A.
EWS版エミュレータデバッガXDB38ではサポートしておりません。
Windows版エミュレータデバッガ "PD38" ではICC740対応のC言語ソースレベルデバッグを
サポートしております。XDB38からPD38にグレードアップくださるようお願い致します。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050838_j
Q.
WDB38N V.1.30の起動時に、ガイドメッセージファイル "WDB38N.GID" が読み込めずに強
制終了してしまいます。原因は何ですか?
A.
ガイドメッセージファイルのパスが正しく設定されていない可能性があります。
ユーザーズマニュアル《セットアップ/入門編》ではパス設定用の環境変数名は
"WDB38DAT" となっていますが、これは "WDB38NDAT" の誤りです。設定されている環境
変数名をご確認下さい。
本件の記述誤りについては、WDB38N V.1.30 Release 1のリリースノート23頁の正誤表で訂
正しております。
なお、それでも起動できない場合はガイドメッセージファイルが壊れている可能性がありま
すので、WDB38Nをインストールし直して下さい。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050839_j
Q.
「エラーNo.67」が発生するのですが、マニュアルにこのエラーは載っていません。
[エラーメッセージ]
エミュレータPC4700Hが不適当です。
[対処方法(処理内容)]
エミュレータPC4700Hをバージョンアップして下さい。
A.
これはV.1.30で追加されたエラーで、リリースノートに載っています。
WDB38N V.1.30では、シリアルナンバー末尾が "B" または "C" のPC4700Hを使用する必要が
あり、それ以外のPC4700H (シリアルナンバー末尾が数字のもの) を使用されている場合に、
このエラーメッセージが表示されます。
この場合、PC4700Hをバージョンアップされるようお願いいたします。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050840_j
Q.
エミュレーションポッドM38000TL2-FPDと使用した時、以下のようなエラーがある日突然
発生するようになりました。
1. WDB38N起動後、"エミュレータの初期設定を行っています。しばらくお待ち下さ
い。" と画面表示されて数秒後、"[エラー番号5]通信エラーが発生しました。" と画面
表示されます。
2. セルフチェックにてシステムステータスエラーが発生します。
《LEDの状態》
SYSTEM
TARGET
POWER : 点灯 POWER : 点灯
SAFE : 消灯 CLOCK : 点灯
ERROR : 点灯 RESET : 消灯
RUN : 消灯
HALT : 消灯
A.
ご使用になられているエミュレーションポッドM38000TL2-FPDは、製造工程上の問題が原
因で上記のような動作不良を起こす可能性があります。本体底面にあるシリアルナンバーの
末尾に "A" が付いていなければ、無償点検・修理の対象になります。修理が必要な場合は、
弊社生産管理課までお問い合わせ下さい。
なお、この件に関しては以下のお客様宛に'96年10月16日付けツールニュースにてお知らせ
いたしております。
●'96年10月16日までに、デバッガWDB38N、PDB38、XDB38の "お客様登録はがき" を返却
されましたお客様
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050841_j
Q.
WDB38N V.1.30 Release 1を起動すると(PC-9800シリーズ版)、以下のメッセージが表示され
ます。
「EMULATOR 5_5_D Rg 不適切です」
「EMULATOR 5_5_D Rg をVERSIONUPして下さい」
エミュレータPC4700Hは、旧バージョンのものを使用しています。
1. エラーが出るのは、エミュレータのバージョンが古いためですか?
2. IBM PC/AT互換機版でも同様の結果になりますか?
A.
1. はい。
PC4700Hをバージョンアップしていただくと、このエラーは発生しなくなります。
2. はい。
このエラーが発生する原因に、PC-9800シリーズ版、IBM PC/AT互換機版の違いは関
係ありません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050842_j
Q.
ソースプログラムモードにしようとしたのですが、エラーNo.41が発生して表示モード変更が
できません。 同時に表示される対処方法は満たしていると思いますし、SYMファイルにソー
ス行情報も入れています。
A.
ソースプログラムモードへ表示モードを変更するための条件には、以下のものがあります。
1. ソースプログラムのいずれかの行に対応する逆アセンブルの行頭が、現ソースウィン
ドウに表示されていなければなりません。
2. プログラムをダウンロードする時、属性(.HEX)を省略してHEXファイル及び同名の
SYMファイルの両方を読み込まなければなりません。
再度、上記条件が満たされているかどうかをご確認くださいますようお願い致します。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050843_j
Q.
WDB38N V.1.00起動時に、エラーNo.60と61が出て起動できません。
1. WDB38Nに付属しているファームウェアとエミュレータに搭載されているファーム
ウェアのバージョンが合っていないからだと思いますが、何とか起動する方法はあり
ませんか?
2. WDB38N V.1.30の中にM37451.Sというファームウェアはありますか?
3. M37451.MCUというファイルがない場合にそのファイルを作りたいのですが、内容は
次の通りで良いですか?
(上から順に)
7
DF
7F
FFFE
A.
1. 「エミュレータの電源を入れて2秒以内に、エミュレータのシステムリセットスイッチ
を押す。」 と、エミュレータのファームウェアを強制的にダウンロードすることができ
ます。
2. M37451.Sというファームウェアはありません。
V.1.30に付属されているファームウェアは、以下の通りです。
M38000H.S
M38000L.S
M37600H.S
M37600L.S
3. V.1.30には、M37451.MCUは付属しています。内容は以下の通りです。
(→WDB38N V.1.30 Release 1リリースノートP9・10)
(上から順に)
7 … スタックページ選択ビットの番号
DF … MCUモードレジスタのアドレス
7F … スタックのエンドアドレス
FFFE … リセットベクトルのアドレス
0 … POD番号
M38000 … ファームウェア名
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050844_j
Q.
WDB38NからPD38へグレードアップすることは可能ですか?
A.
可能です。価格や納期などにつきましては、最寄りの営業・特約店にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050845_j
Q.
WDB38Nで2つのHEXファイルを同時に読み込むことはできますか?
A.
WDB38Nで2つのHEXファイルは同時に読み込めません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050846_j
Q.
WDB38N V.1.30のブレーク時に発生するビープ音を消去することはできないですか?
A.
できません。ビープ音のボリュームを最小にしてお使い下さい。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050847_j
Q.
ソースウィンドウでの表示モード変更ができません。
HEXファイルとSYMファイルを添付しますのでよろしくお願いします。
A.
いただきましたHEXファイル及びSYMファイルの内容を参照した結果、FFFEh∼FFFFhに
"ソースラインデバッグ情報" が出力されていることが原因とわかりました。
弊社でサンプルプログラムを作成し、このFFFEh∼FFFFhにも "ソースラインデバッグ情報"
を出力するようにアセンブルした結果、同様の現象になりました。
このFFFEh∼FFFFhに "ソースラインデバッグ情報" を出力していると、ソースプログラム
モード及びソース/逆アセンブル混合モードへの表示モードの変更ができなくなる他、以下の
ような制限事項があります。
※リセットベクトルについて
リセットベクトルがFFFEh∼FFFFhのMCUのプログラム開発において、リセットベクト
ル設定行を含むソースプログラムを'-C'コマンドパラメータを付けてアセンブルした場
合、デバッガが正常に動作しないことがあります(CVコマンド等)。
[対策]
[詳細]
'-C'コマンドパラメータを付けずに、ソースプログラムをアセンブルして下さ
い。
または、リセットベクトルの設定を行う部分を別のソースプログラムに分割し
て、そのファイルには'-C'コマンドパラメータを付けずにアセンブルして下さ
い。
SRA74 V.2.00 Release 1のリリースノートを参照してください。
また、同Release 2においても同様です。
デバッガPD38を使用する場合は、本制限事項なしでご使用いただけます。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050848_j
Q.
WDB38Nのソースウィンドウで、サーチができません。[Alt]+[F2]を押すと、ビープ音のみで
す。
A.
ソースウィンドウでの文字列検索は、ソースウィンドウの表示モードがソースプログラム
モードの時のみ可能となります。表示モードがソースプログラムモード以外の時にはこの検
索機能は使用不可であり、ビープ音のみ鳴ります。ソースウィンドウの表示モードをご確認
くださいますようお願い致します。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050849_j
Q.
ICC740とWDB38Nの組合せで使用可能ですか?
A.
使用できません。
Windows版エミュレータデバッガ "PD38" ではICC740対応のC言語ソースレベルデバッグを
サポートしております。WDB38NをPD38にグレードアップしていただきますよう、お願い
致します。
PD38は、Windows 95およびWindows NT 4.0に対応したエミュレータデバッガであり、
WDB38Nに比べて操作性が格段に向上しております。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050850_j
Q.
IBM PC/AT互換機版の日本語版と英語版のソフトウェアは、基本的に異なりますか?
A.
ソフトウェアとしては別々のものであるため異なりますが、機能面では同じものです。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050851_j
Q.
1. SRA74, WDB38Nを、PC-9800シリーズ、DOS/Vの両方で使用できますか?
2. PC4600, PC4701と、それぞれに対応したポッドを、SRA74, WDB38Nで使用できます
か?
A.
1. できません。
PC-9800シリーズでご使用になられる場合は、PC-9800シリーズおよびその互換機用
のSRA74, WDB38Nを、DOS/Vでご使用になられる場合は、IBM PC/ATおよびその互換
機用のSRA74, WDB38Nをご購入される必要があります。
2. できません。
PC4600とそれに対応したポッドは、WDB38でご使用になれます。
PC4700とそれに対応したポッドは、WDB38Nでご使用になれます。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050852_j
Q.
WDB38Nで、M37451, M37471のデバッグは可能ですか?
A.
V.1.10以降のWDB38Nの場合は、付属のMCUファイル (M37451.MCU, M37471.MCU) にて
デバッグ可能です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050853_j
WDB38NをWindows 95のDOS窓で使用すると、リアルタイムRAMモニタの表示内容の更新
時間が遅くなります。
原因と対策を教えて下さい(DOSモードでは、通常通り更新されます)。
使用環境は以下の通りです。
インタフェース : RS232C 9600および19200 共にNG
A.
原因は、DOS窓でシリアル通信によりWDB38Nをご使用になられていることです。
DOS窓でご使用になられる場合は、パラレル通信にてWDB38Nを起動して下さい。また、シ
リアル通信を使用される場合は、DOSモードからWDB38Nを起動して下さい。
DOS窓でWDB38Nをご使用になられる場合、以下のような使用制限事項があります。なお、
正式なWindows対応は、PDB38にてサポートしております。WDB38NからはPD38へのグ
レードアップが可能ですので、ご検討下さいますようお願いいたします。
【Windows DOS窓上での制限事項】
1. ファイル名としてDOS形式の"8文字.3文字"のみ扱うことができます。また、ファイル
名に特殊文字を含めることもできません。
2. ファイル名にネットワークドライブ名(¥¥コンピュータ名で始まるファイル名)を使用
することができません。
使用するドライブ名に割当を行った上でご使用下さい。
3. パラレル通信のみ動作可能です。シリアル通信時はエラーが多発するなど動作が不安
定になります。
4. 標準メモリ版のみ使用できます。WDB38NXは動作しません。
※なお、MS-DOSモードでパソコンを再起動してWDB38Nをご使用になられる場合は、上記
制限事項の3および4の制限はなくなります。つまり、通信についてはシリアル・パラレルの
両方共使用可能となります。また、増設メモリ版も正常動作します(こちらも通信は、シリア
ル・パラレル共に使用可能です)。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050854_j
Q.
WDB38Nは、エミュレータPC4600に対応していますか?
A.
対応していません。WDB38Nは、エミュレータPC4700に対応しています。PC4600に対応し
ているデバッガは、WDB38です。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050823_j
Q.
WDB38からPD38へのグレードアップは可能ですか?
A.
PC4600用エミュレータデバッガWDB38からPC4701用エミュレータデバッガPD38へグレー
ドアップすることはできません。PC4701およびPD38を新規購入していただく必要がありま
す。
なお、PC4701用エミュレータデバッガWDB38NではPD38へのグレードアップは可能です。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050824_j
Q.
WDB38はDOS/Vマシンでも使用できますか?
A.
IBM PC/AT(DOS/V)版のWDB38は、DOS/Vマシンでもご使用になれます。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050825_j
Q.
WDB38はPC4701エミュレータ(PC4701HS/PC470lL/PC4700H/PC4700L)との組合せで使用
可能ですか?
A.
WDB38は、PC4701エミュレータでは使用できません。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050826_j
Q.
WDB38を動作させるためには、どんな基準でPCを選択すれば良いですか?
A.
WDB38は、以下の環境で動作します。
1. PC-9800シリーズ
❍ MS-DOS V.3.10/V.3.3X/V.5.00に対応しています。
❍ PC-98XA,PC-98HA,PC-98LTでは動作しません。
2. IBM PC/ATおよびその互換機種
❍ MS-DOS V.5.00、IBM PC-DOS V.5.0J/Vおよびその互換OSに対応しています。
❍ PC/XTでは動作しません。
なお、上記の両機種共、パソコンのCPUクロックについては、特に限定しません。また、
Pentium 200MHz、Windows 95のDOS窓およびDOSモードでの正常動作を確認しておりま
す。
【補足】
1. 正式なWindows対応は、PD38にてサポートしております。
2. PD38は、PC4701用エミュレータデバッガです(PC4600エミュレータには対応してい
ません)。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050827_j
Q.
Windows 95上でWDB38を使用できますか?
A.
Windows 95のDOS窓でWDB38を使用するのは、制限付きで可能です。制限内容は以下の通
りです。
1. ファイル名としてDOS形式の "8文字.3文字" のみ扱うことができます。
また、ファイル名に特殊文字を含めることもできません。ファイル名にネットワーク
ドライブ名(¥¥コンピュータ名で始まるファイル名)を使用することができません。使
用するドライブ名に割当を行なった上でご使用下さい。
2. パラレル通信のみ動作可能です。
シリアル通信時はエラーが多発するなど動作が不安定になります。
3. 標準メモリ版のみ使用できます。
WDB38Xは動作しません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050828_j
Q.
パートナーベンダ製のCコンパイラは使用できますか?
A.
WDB38は、構造化記述リロケータブルマクロアセンブラSRA74にしか対応していないため、
パートナーベンダ製のCコンパイラはご使用になられません。なお、PC4701用エミュレータ
デバッガPD38では、IAR社のCコンパイラICC740に対応しています。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050821_j
Q.
RTT74実行時、『!』コマンドでDOSプロンプトになりません。
A.
SETコマンドを使用して、環境変数COMSPECにCOMMAND.COMの格納先ディレクトリパス
名とファイル名(COMMAND.COM)を設定して下さい。
環境変数PATHがまだ設定されていない場合は、下記設定例のようにSETコマンドを使用して
環境変数PATHにCOMMAND.COMの格納先ディレクトリパス名を設定して下さい。
また、既に環境変数PATHが設定されている場合は、既存の設定値の最後尾に、";(セミコロ
ン)" と、続いてCOMMAND.COMの格納先ディレクトリパス名を追加設定して下さい。
なお、AUTOEXEC.BATで設定する場合は以下の2行を追加して下さい。
SET COMSPEC=A:¥COMMAND.COM
SET PATH=A:¥
(AドライブからMS-DOSを起動した際の設定例)
(詳細→RTT74 VER.2.10ユーザーズマニュアル第二版、 57ページ「シェル起動」の『注意事
項』欄)
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
Q.
最終更新日:2002年4月5日
文書番号:02040501_j
PC4600エミュレータはエミュレータデバッガM3T-PD38やエミュレーションポッド
M38000TL2-FPDと組み合わせて使用できますか?
A.
エミュレータデバッガM3T-PD38およびエミュレーションポッドM38000TL2-FPDは、
PC4701システム用の製品です。このため、それらをPC4600システムと組み合わせてご使用
になることはできません。
PC4600システムでは、エミュレータデバッガとしてWDB38またはRTT74 (MS-DOSベース、
生産中止品) をご使用ください。また、エミュレーションポッドはM38000T-POD (保守製品)
またはM38000TL-POD (保守製品) をご使用ください。
PC4600システムは、保守製品のため、新しく開発されたMCUに対応できない場合などがご
ざいますので、新規の開発にはPC4701システムをご使用いただくことをお勧めします。
ルネサス8ビットマイコンのデバッグ環境には、以下のとおり2種類あります。
1. PC4701システム
エミュレータ
:PC4701U
エミュレーションポッド :M38000TL2-FPD
エミュレータデバッガ
エミュレータMCU
:M3T-PD38 (Windowsベース)
:MCU毎に異なる
2. PC4600システム (保守製品)
エミュレータ
:PC4600+PC4000E
エミュレーションポッド :M38000T-POD (PC4600に付属) またはM38000TL-POD
エミュレータデバッガ
エミュレータMCU
:WDB38 または RTT74 (MS-DOSベース、生産中止品)
:MCU毎に異なる
※ PC4600システムとエミュレーションポッドM38000T-PODを組み合わせてデバッグする
場合は、PC4600システムの対応動作周波数および電圧を超えて使用することはできません。
PC4600+M38000T-PODの動作対応周波数と電圧は以下のとおりです。
最高動作周波数 :8MHz
対応動作電圧 :5V±5%
ターゲット動作電圧Vcc=4.5V未満のデバッグをする際は、PC4600+M38000TL-PODの組み
合わせでお使いいただきます。動作対応周波数と電圧は以下のとおりです。
最高動作周波 :12.5MHz (Vcc=5.0V、PC4600高速化バージョンアップキット使用
数
時)
対応動作電圧 :2.5∼5.5V
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050837_j
Q.
エミュレータPC4701システムで動作可能なMCUについては、エミュレータPC4600でも動作
可能ですか?
A.
PC4600とPC4701システムで使用するエミュレータMCU(M3XXXXRSS, M3XXXXRFS)は、同
一のものです。基本的にはどちらでも使用可能です。
ただし、PC4600はRLSS/RLFSタイプのエミュレータ MCU(M3XXXXRLSS, M3XXXXRLFS)に
対応しておりませんので、RLSS/RLFSタイプのエミュレータMCUと組み合わせてのご使用は
できません。
また、PC4600でご使用の場合、以下の注意が必要です。
1. PC4600での対応周波数は、最高XIN=8MHzです。
2. PC4600での対応電圧は、Vcc=5V±5%のみです。
3. PC4600では、MCUの微細化に伴う動作タイミングの違いなどの理由で動作保証でき
ない可能性があります。今後は、PC4701システムをご使用下さいますようお願いいた
します。
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最終更新日:2003年12月5日
文書番号:03120503_j
Q.
M34514M8用プログラムのデバッグを行っています。 このマイコンのRAMは384語(000h∼
17Fh)のはずですが、 M3T-PD45のダンプウィンドウやメモリウィンドウでは、 1FFhまでの
データが表示されています。 180h∼1FFhのデータはデバッグに使用できるのでしょうか?
A.
使用できません。
M34518M8はアドレス範囲180h∼1FFhのRAMは持っていませんので、 M3T-PD45としても
その領域を使用することはできません。 ダンプウィンドウやメモリウィンドウで1FFhまで表
示されるのは、 M3T-PD45の表示上の仕様です。
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最終更新日:2002年7月5日
文書番号:02070501_j
Q.
エミュレータPC4504にMCU基板を挿入して、M3T-PD45を立ち上げ、データファイルを読
み込もうとすると、"ERROR1522 DATファイルがない。" と表示されて、読み込むことがで
きません。
A.
M3T-PD45は、PC4504に挿入されたMCU基板の以下スイッチ設定にあわせて読み込むデー
タファイルを切り替えます。
●
●
MCUのROMサイズ指定スイッチ
MCUのグループ指定スイッチ
そのため使用されるターゲットMCUにあわせて、MCU基板内のスイッチ設定を行ってくださ
い。
スイッチ設定方法の詳細は、MCU基板 取り扱い説明書 の "スイッチ"(または "スイッチの説
明")を参照してください。
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最終更新日:2002年6月5日
文書番号:02060501_j
Q.
シリアルポートを搭載していないパソコンでPC4504を使用するために、USB-シリアル変換
アダプタを使用しようと考えています。この変換アダプタを使用して、PC4504と通信させる
ことは可能でしょうか。
A.
USB-シリアル変換アダプタ用のデバイスドライバが、USBポートを擬似的にシリアルポート
として認識させる仕様であれば、使用できるものと考えます。
M3T-PD45とPC4504は、以下のポート設定で動作します。
... 通信ボーレート : 9600bps または 19200bps
データビット : 8
パリティ
: なし
ストップビット : 2
フロー制御
: Xon/Xoff
USB-シリアル変換アダプタがこの設定をサポートしていれば、動作可能と考えられます。
USB-シリアル変換アダプタによっては、データビット、パリティ、ストップビットなどの
ポート設定に制限があり、接続できるシリアル機器も限定されている場合があります。
使用される変換アダプタの対応可否は、メーカにお問い合わせください。
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最終更新日:2002年2月20日
文書番号:02022005_j
Q.
マイコンM345xxxx用のプログラムを開発中ですが、使用しているM3T-PD45にM345xxxx用
に該当するデータファイルが含まれていません。他のMCU用のデータファイルを使用してプ
ログラムをアセンブルおよびデバッグすることはできますか?
A.
他のMCU用データファイルを使用することはできません。
データファイルは、ターゲットMCUの固有情報を格納しているファイルです。プログラムを
アセンブルおよびデバッグするには、そのMCU専用のデータファイルが必要です。
新MCU用のデータファイルは、以下のいずれかの方法で提供しています。
●
●
最新版M3T-PD45に添付
ツールニュースサイトからダウンロード
提供方法については、M3T-PD45のツールニュース を参照ください。
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最終更新日:2001年2月20日
文書番号:01050808_j
Q.
ASMウォッチウィンドウやメモリウィンドウにシンボルが表示されません。シンボルを表示
するにはどうすればいいでしょうか?
A.
ASMウォッチウィンドウやメモリウィンドウで指定や表示が可能なシンボルは、「ZXYシン
ボル」及び「ビットシンボル」です。 シンボルをZXYシンボルとして定義するには、以下の
ように記述してください。
[定義例]
sym0 .EQU 0,0,0
sym1 .EQU 0,0,1
sym2 .EQU 0,0,2
※シンボルは、Zの値を別に設定して"sym0 .EQU 0,0"のようにも定義できますが、この場合
はASMウォッチウィンドウやメモリウィンドウで指定や表示ができません。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050809_j
Q.
PC4504用エミュレータデバッガPD45で、タイマ制御レジスタなどの各種制御レジスタの設
定および参照する方法を教えてください。
A.
各種制御レジスタは、Registerコマンドでのみ、設定および参照できます。Registerコマンド
をご使用ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年8月7日
文書番号:01050810_j
Q.
PD45でエラー「No.1430:測定が終了していません。」が発生しました。これは、どんな場合
に発生するエラーですか?
A.
エラー1430は、時間測定の結果が得られなかった場合に発生します。
このエラーは、PD45起動時に発生する場合がありますが、エミュレータの故障ではありませ
んので、そのままご使用ください。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月21日
文書番号:01050811_j
Q.
レジスタウィンドウをオープンする際、"ERROR 1400: 指定したアドレス値が範囲外で
す。"というエラーが発生する場合があります。対応策を教えてください。
A.
レジスタウィンドウは、汎用レジスタ以外にデータポインタが指し示すRAMアドレスの内容
も表示します。 その値がRAMの範囲外を指し示しているものと思われます。 レジスタウィ
ンドウをオープンする前にZレジスタの値をRAMアドレスを指し示す値('0' 等)に変更して
ください。
(補足)
以下の内容を記述したスクリプトファイルを作成し、InitダイアログのInit Fileテキストボッ
クスでそのスクリプトファイル名を指定すると、PD45起動時に自動設定することができま
す。
x z,0 <--- Zレジスタの内容を'0'にする。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年7月5日
文書番号:01050812_j
Q.
実行時間計測の際、GOボタンを押下後、STOPボタン押下するまでの間に、MP StartからMP
Endの範囲を複数回通過した場合、表示される値は1回目に通過したときの時間ですか?
また、最長実行時間または最短実行時間を表示することはできますか?
A.
STOPボタン押下後に表示される実行時間は、計測開始イベントの成立から計測終了イベント
の成立までの時間です。 そのため、1回目に通過したときの時間を表示します。最長実行時
間および最短実行時間を表示することはできません。
Start
End
------------------------------------>
↑
↑
開始イベント成立
終了イベント成立
<-------------------->
表示される時間
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年3月3日
文書番号:01050813_j
Q.
割り込み発生周期を測定したところ、理論値と一致しない値になりました。正確な割り込み
周期を測定するにはどうすればよいのでしょうか?
A.
以下の手順で割り込み周期を計測してください。PD45マニュアルの77ページにも記述して
います。
1. ターゲットプログラム停止時の制御モードをクロック停止モード"STOP"に変更する。
2. 時間計測モードを「1. From Go to Break 」に変更する。
3. ターゲットプログラムのリセット後、タイマ割り込みルーチンの先頭アドレスをブ
レークポイントに指定し、パスカウント1回でターゲットプログラムを実行する。
4. ターゲットプログラムのリセット後、タイマ割り込みルーチンの先頭アドレスをブ
レークポイントに指定し、パスカウント2回でターゲットプログラムを実行する。
5. 4.で得られた実行時間から 3.で得られた実行時間を引く。
5.で得られた結果が割り込み周期となります。
(参考)
PD45ユーザーズマニュアルの77ページをご参照ください。
(補足)
レジスタ参照やメモリ参照する際、エミュレータのモニタプログラムは、ターゲットプログ
ラムを動作させます。その際、タイマも動作します。そのため、想定した割り込み周期より
も早くタイマ割り込みが発生し、その結果、想定した値よりも少なく値で表示される場合が
あります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050814_j
Q.
レジスタウィンドウのオープン時、以下のエラーが発生しますがなぜですか?
"Error 1400: 指定したアドレス値が範囲外です。"
A.
MCUが持つROMサイズを超えたアドレスをアクセスしている可能性があります。MCU基板の
ROMサイズ設定スイッチ(ロータリースイッチ)が、ご使用されるMCUのROMサイズに設定さ
れているかご確認下さい。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050816_j
Q.
リアルタイムにRAMの値を参照できますか?
A.
PD45用エミュレータPC4504では、リアルタイムにRAMの値を参照する機能はありません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
文書番号:01050817_j
Q.
通信ポートCOM2に対応していますか?
A.
通信ポートCOM2に対応しています。PD45起動時にオープンするダイアログで通信ポートの
切り替えが可能です。
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文書番号:01050818_j
Q.
製品パッケージ1つでIBM PC/AT互換機およびPC-9800シリーズ両パソコンに対応できます
か?
A.
製品パッケージ1つで対応可能です。ただし、動作環境としてPC-9800シリーズパソコンは、
サポートしておりませんのでご注意ください。また、ライセンス契約上、インストールでき
るのはお客様が指定されました1台のコンピュータシステムのみとさせていただいておりま
す。
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最終更新日:2005年4月5日
文書番号:05040502_j
Q.
アセンブラASM45で、ブランチ命令(BRN)をアセンブルすると、 Questionable Syntaxエ
ラーになります。
A.
ASM45は、ブランチ命令の記述を直接解析することができません。
アセンブルドライバAS4を使用してアセンブルしてください。 ASM45はAS4内部で起動しま
す。 AS4の使用方法は、エミュレータデバッガM3T-PD45またはM3T-PD45M (コンパクト
エミュレータ用)のリリースノートを参照ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年11月19日
文書番号:02111902_j
Q.
Windows 2000上で、ASM45を実行すると "run-time ERROR6009 -not enough space for
environment" エラーが発生することがあり、正常に動作しません。
A.
環境変数の領域が不足している可能性があります。環境変数の領域サイズを変更してくださ
い。
[変更方法]
Windowsのシステムディレクトリ(例 c:¥winnt¥system32) に格納されているconfig.ntファイ
ルに以下の行を追加し、xxxx部で環境変数の領域サイズを指定してください。
:
SHELL=%SystemRoot%¥system32¥command.com /E:xxxx
:
[例]環境変数の領域サイズを2048バイトにする場合
:
SHELL=%SystemRoot%¥system32¥command.com /E:2048
:
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最終更新日:2002年6月5日
文書番号:02060502_j
Q.
ブランチ命令最適化プログラム "AS4" から起動する最適化処理2 "OPT4P2.EXE" 実行時に
Line NO[ xxx]
File format error.
が表示されました。原因を教えてください。
A.
OPT4P2.EXEで発生したフォーマットエラーは、ブランチ命令の最適化によって確定した領
域と、ORG指定したアドレスがオーバーラップしたために発生しています。疑似命令.ORGで
指定したアドレス値の見直しをしてください。
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文書番号:01050815_j
Q.
ASM45においてユーザマクロは定義できますか?
A.
定義できません。
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Q.
最終更新日:2000年12月5日
文書番号:01050801_j
同一ターゲットシステム上で、エミュレータPC4504+M34514T-MCUの接続とOTPマイコン
(M34513E4FP)の実装を共有することは可能でしょうか?
A.
以下の方法で、OTPマイコンの実装とエミュレータの接続が可能です。
1. OTPマイコンを実装する場合
ターゲットシステム上のフットパターンにNQPACK032SA(*1)を半田付けし、次の順番
でOTPマイコンをNQPACK032SAに実装します。
(1) OTPマイコンをNQPACK032SA上に実装
(2) HQPACK032SA(*1)でOTPマイコンを固定
2. エミュレータを接続する場合
ターゲットシステム上のフットパターンにNQPACK032SA(*1)を半田付けし、次の順番
でM34514-MCUをNQPACK032SAに接続します。
(1) YQPACK032SA(*1)
(2) YQSOCKET032SAF(*1)
(3) TQSOCKET032SAF
(4) M34513T-PTCC(*2)
(5) M34514T-MCU
備考(*1)
これらの製品は、別途ご用意ください。製品に関するお問い合わせは、下記へお願い
します。
東京エレテック株式会社
TEL
03-5295-1661
FAX 03-5295-1662
E-Mail [email protected]
URL
http://www.tetc.co.jp/
備考(*2)
M34514T-MCUには、32LQFPパッケージ用ピッチ変換基板M34513T-PTCCが付属し
ており、下記製品で構成されています。
OTPマイコンの実装とエミュレータの接続を共用するようにした場合は、下記製品の
(3)および(4)は使用しません。
(1) M34513T-PTCC
(2) TQSOCKET032SAF
(3) TQSOCKET032SAP
(4) TQPACK032SA
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最終更新日:2000年10月20日
文書番号:01050802_j
Q.
M34502T-MCUにおけるポート出力状態は、RAMバックアップモード時に保持されるので
しょうか?
A.
実MCUの場合、ポート出力状態はRAMバックアップモード時に保持されます。
M34502T-MCUの場合、ポート出力状態はRAMバックアップモード時に保持されません。
M34502T-MCUでは、RAMバックアップモード時にポートD,P0,P1に"H"レベルが出力さ
れ、復帰後にRAMバックアップモード直前の状態がポートに出力されます。 このため、ポー
トD,P0,P1に"L"レベルを出力した状態でRAMバックアップモードとなるシステムの評価
は、評価用MCU (OTP版マイコン) により実施ください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年10月5日
文書番号:01050803_j
Q.
MCU基板のVDD端子は、ターゲットシステムへ電源電圧を出力すると書いてありますが、供
給可能な電流はどれくらいですか?
A.
MCU基板のVDD出力はIC(C-MOS):10個程度となります。
ユーザシステムの消費電流が大きい場合、エミュレータの電源の負荷が大きくなり正規の電
圧を供給できなくなる可能性があります。 この場合、エミュレータの誤動作の原因となるこ
とも考えられます。 従って、通常ご使用になる場合には、ユーザシステム用に別途、電源を
ご用意ください。
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最終更新日:2000年9月5日
文書番号:01050804_j
Q.
4500シリーズ用MCU基板M34502T-MCUにて、4507グループのデバッグは可能でしょう
か?
A.
4502グループは4507グループの仕様を包含しており、4507グループは4502グループより
以下の機能を削除した仕様となっています。
1. 電圧低下検出回路 (4507グループはなし)
2. パワーオンリセット回路 (4507グループはなし)
3. 中耐圧ポート (4507グループはノーマルポート)
MCU基板では電圧低下検出機能およびパワーオンリセット機能の評価を行えないため、MCU
基板を使用する上での相違はエミュレーションポートの入力特性のみとなります。その特性
は4502 > 4507となっています。このため、M34502T-MCUを使用して4507グループのデ
バッグを行うことに問題はありません。
アセンブラASM45では4507グループ用のデータファイルを使用するため、4502グループ専
用の命令を実行することはありません。ただし、レジスタの設定値についてはASM45で
チェックできませんので、レジスタの設定値についてはプログミング時にご注意ください。
※4507グループ用データファイルは、2000年9月1日発行のMESC TOOL NEWS 「PD45新
MCU対応のお知らせ」 からファイルm34506.exe(自己解凍形式の圧縮ファイルです)をダウ
ンロードしてください。
m34506.exeの実行方法および解凍内容も同ツールニュースを参照してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050805_j
Q.
MCU基板M34551T2-MCU内の発振をCR発振に変更する手順を教えてください。
A.
M34551T2-MCUはCR発振による動作は行えません。CR発振に関する評価は評価用MCUで
行ってください。
[補足]
エミュレータPC4504対応のMCU基板はエミュレーションモード動作時にX
端子を信号出
OUT
力として使用しているため、X 端子からの外部クロック入力による動作のみが可能となって
IN
います。 このため、CR発振による動作は制限事項となります。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050806_j
Q.
M34551T-MCUで4555グループも動作させるため基板改造等の対応は可能でしょうか?
A.
M34551T-MCUはM34551T2-MCUに改造はできません。M34551T2-MCUが既に提供されて
いるため、改造等による対応は一切行っておりませんのでご了承願います。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050807_j
Q.
M34551T-MCUで4555グループのデバッグは可能でしょうか?それとも、M34551T2-MCU
を購入しないと、デバッグは出来ないのでしょうか?
A.
M34551T-MCUを4551グループ対応で使用した場合、4555グループ専用の機能を使用した
デバッグを行うことができません。
このため、4555グループのD5/INT端子のキーオンウェイクアップ機能は使用できません。
また、4555グループは評価用マイコン (OTP版) を提供していませんので、この機能の評価を
行うことはできません。
このため、4555グループの開発にはM34551T2-MCUを使用されることを推奨します。
M34551T2-MCUには4555グループ対応のエバチップが添付されており、またエバリュエー
ションボードとしても動作可能な仕様となっています。 (ただし、一部機能はM34551E8BFP
により評価を行う必要があります。)
したがって、D5/INT端子のキーオンウェイクアップ機能を使用していなければ、M34551TMCUでの開発を行うことは可能です。また、評価用マイコンもM34551E8FPを使用できま
す。
お問い合わせ先:ツール技術サポート窓口
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最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01050941_j
Q.
PCA7442FP (生産中止品) とPCA7442FPG02の差異を教えてください。
A.
PCA7442FPG02では、MCUのパッケージ変更 (32P6B -> 32P6U) に伴い、書き込みアダプタ
上のソケットを新パッケージ (32P6U) に対応したものに変更しています。PCA7442FPに
て、新パッケージ (32P6U) のMCUを装着した場合、MCUが挿抜し難い、または挿抜できな
いことがあります。PCA7442FPをお持ちのお客様には、挿抜不具合対策品との交換を実施さ
せていただいております。
詳しくは、ツールニュース 「MAECT-PCA7435GPG02-010516D」 をご覧ください。
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最終更新日:2001年5月21日
文書番号:01050942_j
Q.
PCA7442FPからMCUを取り外せません。
A.
PCA7442FPG02では、MCUのパッケージ変更 (32P6B -> 32P6U) に伴い、書き込みアダプタ
上のソケットを新パッケージ (32P6U) に対応したものに変更しています。PCA7442FPに
て、新パッケージ (32P6U) のMCUを装着した場合、MCUが挿抜し難い、または挿抜できな
いことがあります。PCA7442FPをお持ちのお客様には、挿抜不具合対策品との交換を実施さ
せていただいております。
詳しくは、ツールニュース 「MAECT-PCA7435GPG02-010516D」 をご覧ください。
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最終更新日:1997年11月1日
文書番号:01050819_j
Q.
WDB45のマニュアルにPC-98XAでは動作不可と書かれてありますが、ペンティアムの
PC9821Xaシリーズでは使用できないのですか?
A.
マニュアルに記載されているPC-98XAは、数年前に販売されていた特殊なアーキテクチャの
マシンのことです。現在販売されているXaシリーズではWDB45は正常に動作いたします。
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最終更新日:2003年11月20日
文書番号:03012001_j
Q.
M3T-RTT72はWindows 2000で使用できますか?
A.
M3T-RTT72は、IBM PC/AT互換機上で動作しているWindows 2000のコマンドプロンプト上
で動作することを確認しています。 M3T-RTT72に含まれる、アセンブラASM72も同様で
す。
※ ただし、推奨している動作環境は以下の通りです。
ホストマシン
OS
IBM PC/AT互換機 DOS V.3.3X, V.5.0, V.6.20
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最終更新日:2002年5月10日
文書番号:02051001_j
Q.
M3T-RTT72はWindows 98/95のMS-DOSプロンプト上で使用できますか?
A.
M3T-RTT72はWindows 98/95上での動作をサポートしておりません (MS-DOSプロンプト
(DOS窓)上では、通信データが欠落することがあります)。MS-DOSモードであれば問題ありま
せんので、OSがWindows 98/95のパソコンでM3T-RTT72を使用する場合は、MS-DOSモード
で使用してください。アセンブラASM72は、MS-DOSプロンプト上でも正常に動作します。
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Q.
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01050820_j
M34250T-SETの先端部の形状はどのようになっているのですか。
A.
M34250T-SETは、エミュレータープローブの2.54mmピッチ20極ピンヘッダとターゲット上
の20ピンICソケット(20P4B対応)と接続します。プローブ先端の20極ピンヘッダのピン配
置は、MCUと同等となっています。ピンヘッダは、山一電機製FGP-20-01#を使用しており、
寸法は以下のとおりとなっています。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
ピン間1: 2.54mm
ピン間2: 22.86mm
ピン長: 3.0mm
縦: 27.6mm
横: 12.7mm
高さ: 6.5mm
なお、MCUパッケージ (20P2N-Aまたは20P2E-A) のフットパターンと直接接続する方法はあ
りません。
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最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051113_j
Q.
変換基板M30201T-56FPはどのような部品が製品パッケージに含まれていますか。
A.
M30201T-56FPは下記3点の部品が製品パッケージに含まれます。
1. M30201T-56FP(TQSOCKET056SBFは裏面に実装済み)
2. TQSOCKET056SBP
3. TQPACK056SB
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最終更新日:2005年1月7日
文書番号:02051002_j
Q.
42ピンRSSタイプエミュレータMCU用変換基板M37530T-PTCCには、 7531用エミュレータ
MCU (M37531RSS) と7532用エミュレータMCU (M37532RSS) を切替えるスイッチ (SW1)
が付いています。
7531および7532以外のエミュレータMCUを使用するときは、どちら側に設定するのです
か。
A.
使用するエミュレータMCUにあわせて、次に示すとおりにSW1を設定してください。
エミュレータMCU スイッチ設定
M37540RSS
7531側
M37542RSS
7531側
M37544RSS
7531側
SW1は下記の切り替えを行うスイッチです。
7531側:上面(エミュレータMCU)側の29番ピンを下面(32ピン)側の22番ピンへ接続
7532側:上面(エミュレータMCU)側の30番ピンを下面(32ピン)側の22番ピンへ接続
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最終更新日:2000年4月5日
文書番号:01051117_j
Q.
1. ユニバーサル基板との接続は具体的にどのようにするものでしょうか?
2. シール基板のレジスト、ランドの形状は?
A.
1. ユニバーサル基板との接続
SEAL100FPの裏面がシールになっておりますので、ユニバーサル基板とSEAL100FPの
ランドの位置を合わせていただいて、ハンダ付けしてください。
2. SEAL100FPのレジスト、ランド形状
SEAL100FPの外形につきましては、ここをご参照ください。
ユニバーサル基板とハンダ固定するSEAL100FPのランドはφ1.5[mm]の半円です。
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最終更新日:2002年10月21日
文書番号:02102101_j
Q.
38C8グループ M38C89RLFSを、端子処理基板 M38C89T-ADFに実装しようとしています。
M38C89T-ADFの取り扱い説明書は、M38C89RLFSに刻印されている文字の方向で実装する
方法を説明していますが、実物のM38C89RLFSには刻印がなく、実装する方向がわかりませ
ん。
A.
M38C89RLFSに文字がない場合は、以下のとおり実装してください。
M38C89RLFSの表面に●マーク、もしくは裏面に1ピンだけ飛び出したピン (位置表示用ピ
ン) があります。
M38C89T-ADFのICソケットのレバーを持ち上げ、以下の図のようにM38C89RLFSを装着し
てください。
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最終更新日:2000年8月25日
文書番号:01051111_j
Q.
アクセサリガイド には、42DIP-DMSにDIRECT42-450-50を接続して使用するとあります
が、DIRECT42-450-50の代わりにSSOP42B-450を接続して使用することはできますか?
A.
はい。できます。
DIRECT42-450-50とSSOP42B-450のコネクタは同一形状です。したがいまして、下記のよう
な接続をすることができます。
DIRECT42-450-50を使用した場合
MxxxxxRSS => 42DIP-DMS => DIRECT42-450-50 => ターゲットシステム
SSOP42B-450を使用した場合
MxxxxxRSS => 42DIP-DMS => SSOP42B-450 => ターゲットシステム
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2002年11月5日
文書番号:02110502_j
Q.
64ピン0.8mmピッチQFP 64P6N-AパッケージMCU用ダミーIC M3T-DUMMY64のソケット
(AXS4643R19K) を、64ピン0.8mmピッチLQFP 64P6U-AパッケージMCUに使用できます
か?
A.
使用できません。
64P6U-Aパッケージは、64P6N-Aパッケージとフットパターンは同じですが、64P6N-Aパッ
ケージよりリード長が短く、またリード幅が広いため、M3T-DUMMY64のソケットを使用す
ることはできません。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051115_j
Q.
ダミーIC DUMMY80を固定するソケットは、松下電工製ICソケット:AXS4806M19C (ネジ
止めタイプ) でも使用できますか。
A.
ダミーICソケットは、推奨しているICソケット以外では、勘合試験を行っておりませんので
保証できません。
DUMMY80を使用する場合は、松下電工製ICソケット:AXS4803M19を使用してください。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051116_j
Q.
ダミーIC DUMMY100Sは、山一電機製のICソケットに装着可能ですか。
A.
ダミーICソケットは、弊社が推奨しているICソケット以外では勘合試験を行っておりません
ので保証いたしかねます。
DUMMY100Sを使用する場合は、松下電工製ICソケット:AXS4003M291を使用してくださ
い。
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ルネサステクノロジ 開発環境 FAQ
最終更新日:2000年6月5日
文書番号:01051112_j
Q.
FLX-80QSBは、方向変換基板FLX100-T/Rに接続することができますか。
A.
FLX100-T/FLX100-Rは、プローブ形状がFLX100のポッドに直接接続できる変換基板との組
み合わせで使用できます。したがって、FLX-80QSBとポッドのプローブの間に接続して使用
できます。
接続例は、ツールホームページのアクセサリガイドを参照ください。
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To:
Subject: ユーザ登録完了通知書[製品名]
From: [email protected]
=============================================================================
発行日 xxxx年xx月xx日
[XXXXXXXXツール ユーザ登録完了通知書]
発行元
株式会社ルネサス テクノロジ
ツールユーザ登録窓口
E-Mail: [email protected]
FAX: 06-6398-6191
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は弊社ツール製品をご購入いただきありがとうございます。
正規ユーザとして、ご登録が完了いたしましたのでご通知申し上げます。
下記の内容をお確かめの上、誤りのある場合は上記窓口までご連絡くださります
ようお願い申し上げます。
今後とも弊社ツール製品をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
登録日 xxxx/xx/xx
--------------------------------------------------------------------------御社名
部署名
ご担当者名
電話番号
FAX番号
E-mail
国名
郵便番号
住所
製品名
OS名
ライセンスID
製品名
OS名
ライセンスID
以上
--------------------------------------------------------------------------ご登録の内容に変更が生じた場合は、以下のユーザ登録変更・抹消依頼書に
ご記入いただき、上記の登録完了通知書を添付したまま、
電子メールまたは、FAXにて窓口へご送信ください。
ユーザ登録変更・抹消依頼書はホームページにも掲載しております。
http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/toolhp/faq/faq/01090502_j.htm
--------------------------------------※以下のいずれかをチェックしてください。
□ ユーザ登録変更依頼書
□ ユーザ登録抹消依頼書
[ご登録を抹消されるお客様へ]
今後のサポートの参考にさせていただきますので、抹消理由をお聞かせください。
(例: 開発が完了したから
)
[新しいご登録内容]
御社名
部署名
ご担当者名(ふりがな)
電話番号
FAX番号
E-mail
郵便番号
住所
=============================================================================
to:
ツールユーザ登録窓口<[email protected]>
subject: ユーザ登録内容確認依頼書
------------------------------------------------[ご登録ユーザの情報]
会社名
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
E-mailまたはFAX:
住所
:
※ご登録ユーザ以外の方がお問い合わせされる場合は、以下のお問い合わせ
ユーザの情報もご連絡ください。
[お問い合わせユーザの情報]
所属部署名 :
ご担当者名 :
E-mailまたはFAX:
[通信欄]
------------------------------------------------以上
to:
ツールユーザ登録窓口<[email protected]>
subject: ユーザ登録変更依頼書
------------------------------------------------ユーザ登録変更依頼書
------------------------------------------------■現在のご登録内容
[お客様情報]
会社名
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
E-mailまたはFAX:
住所
:
[製品情報]
ソフトウェア製品
製品名
:
バージョン番号:
ライセンスID(またはシリアル番号):
ハードウェア製品
製品名
:
シリアル番号:
※現在のご登録内容を確認されたい場合は、上記アドレスまでお問い合わせください。
■新しいご登録内容
会社名
:
所属部署名
:
ご担当者名(ふりがな):
電話番号
:
FAX番号
:
E-mail
:
郵便番号
:〒
住所
:
■通信欄
------------------------------------------------以上
to:
ツールユーザ登録窓口<[email protected]>
subject: ユーザ登録抹消依頼書
------------------------------------------------ユーザ登録抹消依頼書
------------------------------------------------■現在のご登録内容
[お客様情報]
会社名
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
E-mailまたはFAX:
住所
:
[製品情報]
ソフトウェア製品
製品名
:
バージョン番号:
ライセンスID(またはシリアル番号):
ハードウェア製品
製品名
:
シリアル番号:
※現在のご登録内容を確認されたい場合は、上記アドレスまでお問い合わせください。
■抹消理由
今後のサポートの参考にさせていただきますので、ぜひお聞かせください。
例: 開発が完了したから
(
)
------------------------------------------------以上
to:
ツールユーザ登録窓口<[email protected]>
subject: ツールニュース受信中止依頼書
------------------------------------------------ツールニュース受信中止依頼書
------------------------------------------------■現在のご登録内容
[お客様情報]
会社名 :
所属部署名:
ご担当者名:
E-mail :
住所
:
[製品情報]
ソフトウェア製品
製品名
:
バージョン番号:
ライセンスID(またはシリアル番号):
ハードウェア製品
製品名
:
シリアル番号:
※現在のご登録内容を確認されたい場合は、上記アドレスまでお問い合わせください。
■中止理由
今後のサポートの参考にさせていただきますので、ぜひお聞かせください。
■コメント
以上
----------------------------------------------------------------------------ライセンスID対応ソフトウェアツールのユーザ登録データ
(インストール時に"regist.txt"ファイルが出力されますので、そちらをご利用ください。)
----------------------------------------------------------------------------ユーザ登録用紙
年
月
日
■宛先
株式会社ルネサス ソリューションズ
ツールユーザ登録窓口 ( 電子メールアドレス: [email protected] )
■お客さまのご連絡先
会社名
:
住所
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
電話番号
:
FAX番号 :
電子メール :
■製品情報
ソフトウェア名:
バージョン番号:
ホストマシン名:
OS名
:
ライセンスID:
■通信欄
-----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------インストール時に"support.txt"ファイルが出力されますので、そちらをご利用ください。
----------------------------------------------------------------------------技術サポート連絡書
年
月
日
■宛先
株式会社ルネサス ソリューションズ
ツール技術サポート窓口 ( 電子メールアドレス: [email protected] )
■お客さまのご連絡先
会社名
:
住所
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
電話番号
:
FAX番号 :
電子メール :
■開発環境(問題を再現させるために必要な情報です)
使用マイコン名 :
ホストマシン名 :
OS名
:
プログラミング環境(使用している製品の情報を記入)
統合化開発環境
:
バージョン
:V. .
コンパイラ/アセンブラ:
バージョン
:V. . Release
ライセンスID :
リアルタイムOS
:
バージョン
:V. . Release
ライセンスID :
シミュレータデバッガ :
バージョン
:V. . Release
ライセンスID :
デバッグ環境(使用している製品の情報を記入)
エミュレータデバッガ :
バージョン
:V. . Release
ライセンスID :
エミュレータ
:
シリアル番号
:
エミュレーションポッド:
シリアル番号
:
通信I/F種類
:
■通信欄
以上
-----------------------------------------------------------------------------
to:
ツールユーザ登録窓口<[email protected]>
cc:
subject: ライセンスID確認依頼書(特約店経由)
------------------------------------------------ユーザご記入欄
------------------------------------------------[製品情報]
製品名
:
バージョン :
リリース
:
購入年月日 :
[使用環境]
OS名
:
[ユーザ情報]
会社名
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
E-mail
:
TEL
:
FAX
:
住所
:
[通信欄]
------------------------------------------------特約店記入欄
------------------------------------------------発注番号※:
※ ルネサスへ製品を発注したときの発注番号(SR、マシンナンバー)。
発注番号が不明な場合、お客様のIDを検索できないことがあります。
その場合、ID紛失扱いとなり、再発行手続きをとらせていただきます。
[特約店情報]
会社名
:
所属部署名 :
担当者名
:
E-mail
:
TEL
:
FAX
:
[通信欄]
------------------------------------------------以上
to:
ツールユーザ登録窓口<[email protected]>
subject: ライセンスID紛失の連絡書
------------------------------------------------以下のすべてに該当します。
* ライセンスID証書
:紛失
* ユーザ登録
:未登録
* インストールしたホストマシン:なし
* CD-ROM
:なし
* 購入特約店
:不明
* 発注番号
:不明
[製品情報]
製品名
:
バージョン :
リリース
:
購入年月日 :
[使用環境]
OS名
:
[ユーザ情報]
会社名
:
所属部署名 :
ご担当者名 :
E-mail
:
TEL
:
FAX
:
住所
:
[通信欄]
------------------------------------------------以上