テルモ注射針添付文書【2007年2月】(225.3 KB)

2007 年 2 月 28 日作成(新様式第1版)
医療機器認証番号
15200BZZ01381
機械器具 74 医薬品注入器
管理 単回使用注射用針(JMDN コード:30889000)
(単回使用皮下注射用針(JMDN コード:12745002))
テルモ注射針
再使用禁止
1)ゴム栓にゆっくり、まっすぐ刺通すること。また、同一箇
【禁忌・禁止】
所に繰り返し刺通しないこと。[刺通部位がくり抜かれ、
・再使用禁止
針管内に詰まりが生じる、又はゴム片等が混入する可能性
がある。]
【形状・構造及び原理等】
2)ゴム栓に対し斜めに刺したり、刺通中に横方向の力を加え
ないこと。[針管又は針もとに曲がりや破損が生じる可能
<構造図(代表図)>
性がある。]
プロテクター
針管
針もと
・アンプル等の薬液容器壁面に針先が当たらないように注意する
こと。[針先が変形し、切れ味が悪くなる可能性がある。]
・他の医療機器と接合する場合は以下の事項を順守すること。
1)過度な締め付けをしないこと。[針もとが外れなくなる、
又は針もとが破損する可能性がある。]
【使用目的、効能又は効果】
2)接合部分に薬液又は血液を付着させないこと。[接合部の
<使用目的>
緩み等が生じる可能性がある。]
注射、採血、輸血、採液
【使用上の注意】
【品目仕様等】
<重要な基本的注意>
・引抜き強さ:針管の外径に応じて、JIS に規定する力を加えた
・併用する医薬品及び医療機器の添付文書を確認後、使用するこ
とき、針管は針もとから引抜けない。(JIS T 3209 の 13.1)
と。
・漏れ:吸子を 5mL から 2mL の位置まで押し込んで 15 秒間、又
・使用中は本品の破損、接合部の緩み及び薬液漏れ等について、
は 0.2MPa の圧力を 15 秒間加えたとき、漏れない。(JIS T 3209
定期的に確認すること。
の 13.2)
・針もとに過剰な負荷をかけないこと。また、シリンジ等に接合
・弾性:8 度曲げて 1 分間保持後、放したとき、針管は元の位置
する場合は、プロテクターで針もとに過剰な回転負荷をかけな
に復元する。(JIS T 3209 の 13.3)
いこと。[針管又は針もとが破損し、薬液、血液等が漏れる可
・曲げ強さ:針管を 5mm の曲率半径で 90 度曲げたとき,折れな
能性がある。]
い。(JIS T 3209 の 13.4)
・接液部を汚染させないこと。
・リキャップする必要がある場合は、針刺しを防止するため、保
【操作方法又は使用方法等】
護具等を使用するか、プロテクターを手で持たずに台等に置い
1.必要に応じて、あらかじめ手袋を着用する。
て、プロテクターをまっすぐに被せること。[傾けると、針が
2.本品を包装から取り出し、シリンジ等と確実に接合し、使用
プロテクターを突き抜ける可能性がある。]
する。
・包装が破損、汚損している場合や製品に破損等の異常が認めら
注意・シリンジ等に接合する場合は、プロテクターを付けたまま
れる場合は使用しないこと。
接合する。
・包装を開封したらすぐに使用し、使用後は感染防止に留意し安
3.穿刺部位を消毒する。
全な方法で処分すること。
4.プロテクターをまっすぐ引いて外す。
5.穿刺部位に穿刺し、注射、採血、輸血、採液を行う。
6.針を抜去後、必要な場合は、止血を行う。
【貯蔵・保管方法及び使用期間等】
<貯蔵・保管方法>
<使用方法に関連する使用上の注意>
・水ぬれに注意し、直射日光及び高温多湿を避けて保管するこ
・プロテクターを外すとき、針先がプロテクターに触れないよう
と。
に注意すること。[針先が変形し、切れ味が悪くなる可能性が
ある。]
<有効期間・使用の期限>
・針管に直接手を触れないこと。[針刺し、感染の可能性があ
・使用期限は外箱に記載(自己認証による)
る。]
・あらかじめ接合部に緩みがないことを確認してから使用するこ
【包装】
と。また、使用中は定期的に緩み、外れがないことを確認する
・100 本/箱
こと。
・本品をバイアルや輸液容器等のゴム栓に刺通する場合は、以下
の事項を順守すること。
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【製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称及び住所等】
製造販売業者:テルモ株式会社
住
所:東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目44番1号
電 話 番 号:0120-128195
製 造 業 者:テルモ株式会社
NN 15200BZZ01381 501 01
、TERUMO、テルモはテルモ(株)の登録商標です。
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