平成 1 4 年 1 月 1 8 日各位東京都千代田区神田錦町三丁目７番地１セントラル硝子株式会社取締役社長中村良 ( コード番号 4 0 4 4 東証･大証各１部福証) 責任者総務部長石塚充夫（T E L 0 3 −3 2 5 9 −7 0 6 2 ）ｺﾝﾄﾗｸﾄ・ﾗﾎﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ「ｼﾝｸｴｽﾄﾗﾎﾞﾗﾄﾘｰｽﾞｲﾝｺｰﾎﾟﾚｲﾃｯﾄﾞ」 ( S y n Q u e s t L a b o r a t o r i e s , I n c . ) の買収に関するお知らせ当社は、2 0 0 2 年 1 月 1 7 日( 米国時間) 付けにて、フッ素化合物のｺﾝﾄﾗｸﾄ・ﾗﾎﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ企業であるｼﾝｸｪｽﾄﾗﾎﾞﾗﾄﾘｰｽﾞｲﾝｺｰﾎﾟﾚｲﾃｯﾄﾞ（SynQuest Laboratories,Inc. ）を買収し、同社の株式を 1 0 0 % 取得して完全子会社化いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。記１．買収の目的ｼﾝｸｪｽﾄﾗﾎﾞﾗﾄﾘｰｽﾞｲﾝｺｰﾎﾟﾚｲﾃｯﾄﾞ( S y n Q u e s t L a b o r a t o r i e s , I n c . ) < 以下S Q L 社と略す> は、1 9 9 4 年に米国フロリダ州に設立され、大学、企業、国の研究機関などの研究開発用途を中心としたフッ素化合物の受託製造・販売を行っているｺﾝﾄﾗｸﾄ･ﾗﾎﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ企業であります。 S Q L 社の2 , 0 0 0 種以上のフッ素化学品を掲載したカタログは、広く世界の研究機関に知られており、メールオーダーのいわゆるカタログビジネスと、一般の研究機関では合成の難しいフッ素化合物の受託合成を主たる業務としており、これまで培ってきた高いフッ素化技術に基づく少量規模での迅速な対応能力と、カタログビジネスを通じた情報量の多さは高く評価されております。一方、当社はファインケミカル事業強化の一環として、欧米におけるカスタムケミカル（医農薬原薬・中間体等の受託ビジネス）の一層の展開を図るべく、現地での情報収集、医薬メーカー等との密接なコンタクト、迅速な少量サンプルの提供等、機能の強化を推進して参りました。今回のS Q L 社の買収は、同社の有する上記の機能と当社の持つ工業化技術及び設備能力を融合し、両社でグラム規模から工業化規模までのフッ素化合物の総合的な受託製造体制を確立することにより、顧客に対しより信頼性の高い化合物受託製造のトータルソリューションサービスを提供することを目的としたものであります。また、当社のファインケミカル部門の海外戦略の一端として、S Q L 社を米国での研究開発拠点として位置づけ、当社研究員の同社への派遣等人的交流も行い、その成果を基に日米両国におけるフッ素系化合物の研究開発のスピード化を図り、同部門を強化、拡充することを狙いとしております。 1 ２．買収する会社の概要（2 0 0 1 年 1 2 月 3 1 日現在） ( １) 商号ｼﾝｸｪｽﾄﾗﾎﾞﾗﾄﾘｰｽﾞｲﾝｺ- ﾎﾟﾚｲﾃｯﾄﾞ( S y n Q u e s t L a b o r a t o r i e s , I n c . ) ( ２) 代表者社長ﾘﾁｬｰﾄﾞﾃﾞﾕﾎﾞｱｿﾝ（P r e s i d e n t ： D r ．R i c h a r d ( ３) 所在地米国フロリダ州アラチュア ( ４) 設立年 1994 年 ( ５) 主な事業の内容 ( ６) 社員 ( ７) 決研究開発用途を中心としたフッ素化学薬品の製造、加工及び販売数算１２名（内研究員７名）期１２月 ( ８) 発行済株式総数 500 株 ( ９) 売 U S $ ２．９５m i l l i o n 上 A.Du Boisson ）高３．取得株式数および取得前後の所有株式の状況 ( １) 取得前の所有株式数 ( ２) 取得株式数 ( ３) 取得後の所有株式数 0 株（所有割合 0 ％） 500 株 5 0 0 株（所有割合 1 0 0 ％）４．今後の見通し SQL 社の買収は、当社のファインケミカルを中心とする成長事業分野の拡大と収益力の強化につながるものと考えます。以上本件に関するお問い合わせ先セントラル硝子株式会社ﾌｧｲﾝｹﾐｶﾙ事業企画室森達也石田道夫 TEL 2 03-3259-7114