2012年 2月 震災後の意識調査から見えてくるもの[PDF - 東京ガス

東京ガス ニュースレター_表1表4(w210mm h297mm)
Seasonal
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NEWS LETTER
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お 届けします!役 立 つ 情 報&使えるデ ータ
今回の調査から見えること
「つながり」
「助け合い」
「備え」に加え、
「自分で考えて行動する」といった自立の意識の変化が見られました
今回の調査では
「つながり」
「助け合い」
「備え」
に次いで、
「必要
り、
自分ができることは協力するといった、
「 備え」
「自立」
と
「つなが
な情報は自分で調べて判断しなければと思った」
(30代女性)
、
「人
り」
「助け合い」の共存が求められるのではないでしょうか。
とのつながりは大事だけど、依存は良くない。自分ひとりでも生きて
日頃から、食料やエネルギーなどを備え、
自立しつつも、互いに助
いけるような気持ちでいようと思った」
(30代女性)
、
「自分がしっか
け合うことができるような社会に向かっていくのかもしれません。
りして子どもを守らなくてはいけない気持ちが強くなった」
(20代女
性)
といった
「自分で考えて行動する」
という意識変化が明らかにな
りました。
「つながり」
「 助け合い」
と相反しているようにも思えますが、
つな
がりも大事だけれど依存するのではなく、
自分ができないところは頼
【調査概要】
①「生活者の意識実態調査」
調査時期:2011年12月
調査対象:20代∼60代 男女
(一都三県、1,030人)
調査方法:インターネット調査
調査内容:生活者の震災後の意識・実態の変化をふまえ、生活者の
生活トレンドを明らかにすることを目的とした調査
東京ガス
(株) 都市生活研究所 主幹研究員 荻原美由紀
団塊ジュニア及び20代のライフスタイル、生活者の環境
意識等について、生活行動調査やインタビュー調査等に
より研究を行っている。生活者の視点で、求める暮らしを
実現できる提案を行っていきたいと思っています。
②「定期調査」
=
「震災後の生活者の意識・実態に関する調査」
調査時期:
震災前:2010年1月
(2,257サンプル)
、9月(2,000サンプル)
震災後:2011年5月
(2,123サンプル)
、2011年8月
(2,142サンプル)
2011年11月
(2,128サンプル)
調査対象:20代∼60代 男女
(一都三県)
調査方法:インターネット調査
調査内容:東日本大震災後の生活者の意識・行動・価値観の変化を定期的に
観測し、震災後の生活者ニーズ変化を捉えることを目的とした調査
とは
この「話のたまご」
に掲載されている情報に関する
お問い合わせや、
グラフ、画像のご使用について
は、下記までお願いいたします。
2012
東京ガス株式会社 広報部
2
INDEX
〒105-8527 港区海岸1-5-20
TEL.03-5400-3886
http://www.tokyo-gas.co.jp/tamago/
∼ 震災後の意識調査から見えてくるもの∼ ■ 震災後に「つながり・助け合い」
「備え」
「考える・行動する」意識が再認識により変化
■ 震災で得た2つの気付き
●「つながり・助け合い」意識の再認識と顕在化
■「備え」の内容の変化 日用品とエネルギー
●「備え」の意識の顕在化 ●エネルギーの備えも意識されるように ●万が一の備えであり、節電にも役立つ発電機器
●今回の調査から見えること ●調査概要 ●都市生活研究所とは ●省エネを一歩前進させる「創エネ」を自宅でも
震災後に「つながり・助け合い」
「備え」
「考える・行動する」意識が再認識により変化
2011年3月11日に発生した東日本大震災から1年が経とうとし
定期調査に加え、生活者の意識を探るために2011年12月に
ています。昨年末には恒例の新語・流行語大賞が発表され、
「帰宅
調査を実施し、
「 震災後に変化したこと」について自由記述で回
東京ガスの社内シンクタンクとして1986年7月に設立され
現在、
「 生活者研究」
では、意識や行動を把握するにとどま
難民」
「絆」
など、震災関連のことばが多くノミネートされていました。
答を得ました。その結果、
「 助け合いと自分自身の備えが必要と感
ました。生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境な
らず、
ニーズや価値観を深く洞察することにより、求められる生
昨年の3月の震災をきっかけに生活者の意識には、
どのような変化
じた」
(60代男性)
など
「つながり、助け合い」に分類される意識が
ど、
エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、提言するこ
活価値を発見しています。
また、発見された生活価値を暮らし
が起きたのでしょうか。
最も変化したことがわかり、次いで「水、
ガス、電気などのありがた
とを目的に研究をおこなっています。
の中で具現化することに取り組んでいます。このため、価値を
東京ガス都市生活研究所では、東日本大震災後の生活者の
みを痛感。必要最低限のものは、
日頃からストックしておきたい」
25年にわたり、
「 生活者にとって本当に価値がある暮らし」
実現する空間の方向性を提案する
「生活空間提案研究(生
意識や行動の変化を明らかにするため、震災前の調査と同じ質
の提言を社内外に向けて発信してきました。
活空間コンセプト)」や、食や入浴などのエネルギー利用にお
問を用いて、昨年の5月より定期調査を実施しました。調査結果
が変化したようです
(グラフ2)
。
ける
「効用の検証」
を行っています。
によると下記の
(グラフ1)
のとおり、
「 つながり」
「助け合い」の意
12月の調査結果では、震災後の意識には変化がみられ、一
識は震災前後で大きな変化が見られませんでした。震災後、
これ
見、定期調査の結果と矛盾したように見えますが、
さらなる分析の
らについては意識の高まりが予想されましたが、本当に変化はな
結果、震災をきっかけに「再認識」
したことが理由であると推察さ
かったのでしょうか。
れました。
省エネを一歩前進させる「創エネ」を自宅でも
大規模発電所から送られてくる電
家族コミュニケーションを重視
50%
れています。
社会とつながりがないと不安
30%
陽光発電」。
1台で発電だけでなく
「お
20%
湯」
をつくり、給湯と暖房に利用できる
10%
家庭用燃料電池「エネファーム」。こ
0%
のふたつの併設で、節電はもちろん、
50%
40%
40%
太陽エネルギーを電気にかえる
「太
70%
60%
60%
所で作る 分散型エネルギーが注目さ
■震災後に変化したこと
(グラフ2)
(自由回答を分類 上位10項目)
■震災前後の意識
(グラフ1)
70%
力だけに頼らずにエネルギーを 使う場
多くの人と交流し知人を増やしたい
つながり
震災前 2011.5 2011.8 2011.11
未来に役立つことをしたい
他人のために役立ちたい
助け合い
10%
0%
*写真は設置イメージです。
30.3
備え
17.6
考える・行動する
12.9
9.4
省エネ・節約
9.4
震災前 2011.5 2011.8 2011.11
6.5
ありがたみを感じる
4.7
無駄しない
不安
「定期調査」
(2011年5・8・11月、震災前)
電力とお湯が安定的に供給されます。
つながり・助け合い
今を大切・充実
30%
20%
(30代女性)
といった「備え」や「考える・行動する」に関する意識
水・ガス・電気などのありがたみを痛感
必要最低限のものは、
日頃からストッ
クしておきたい
(30代女性)
3.6
環境意識
2.7
わからない
2.4
0%
助け合いと自分自身の備えが必要
と感じた
(60代男性)
5%
10%
15 %
20 %
25%
30 %
35 %
「生活者の意識実態調査」 (2011年12月)
東京ガス ニュースレター_P2P3(w420mm h297mm)
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震災で得た2つの気付き
エネルギーの備えも意識されるように
これまでは、生活者の約7割がいつでも電気やガスが使えるの
「つながり・助け合い」意識の再認識と顕在化
付いた」
(20代女性)、
「 些細なことにも幸せを感じるようになった」
震災をきっかけに、男女年代問わず、大きく2つの気づきを得た
(20代男性)、
「 今を大事にしようと思った」
(30代男性)、
「日常の
ことがわかりました。
いつでも電気が使用できることが当たり前ではないことを経験した
こともあり、備えとして、食料や飲料などのストックだけでなく、
エネル
ひとつは、
自分ひとりではどうにもならないことを経験したことで感
ありがたさを感じるようになった」
(50代女性)、
「これまで当たり前と
ギーにも目が向けられはじめているようです
(グラフ7)。
じた「家族の存在」や「助け合えること」の安心感です。約7割が
思っていたことがそうでないと分かった」
(50代男性)
などの回答が
■震災前後の意識について
(グラフ6)
「家族がいることで安心できることを再認識」
したと答えています
(グ
見受けられました。
ラフ3)
。
以上のように、震災前にも重視していたり、思っていたことが、震
具体的には
「家族だけではなく、親戚や近所の人とのつながりを
災時に「現実にどうにもならなくなること」や「当たり前ではなくなる」
もっと大事にしていこうと思った」
(20代女性)、
「 人との結びつき
という気付きを得て、つながりや助け合いを再認識し、顕在化した
がより大切だと感じた」
(30代男性)
、
「 今まで以上に家族とのつな
点が意識の変化と考えられます。
がりを大事にしたいと考えた」
(40代女性)、
「自分の家族だけじゃ
なく、隣近所も助け合っていかなくてはいけないと思った」
(40代男
性)、
「 大切なのは目には見えない人とのつながり・きずな・思いや
り」
(50代女性)
などの回答がありました。
もうひとつは「当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくな
る」
ということです。こちらも7割以上が「あてはまる」
「ややあてはま
■震災によって実感したこと
(グラフ3)
40.0
ややあてはまる
28.9
20%
40%
どちらともいえない
18.9
60%
ややあてはまらない
20%
40%
あてはまる
100%
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
ては震災前にも意識がありましたが、
「 備え」に
ついても震災前に必要と思いながらも、多くの
人が危機感を持っておらず、震災をきっかけによ
り重視されるようになったことがわかりました
(グ
ラフ4)。
また、今回の震災では、連絡がとれなくなった
り、食料や飲料、
日用品を購入することができず
に困った方も多かったようです
(グラフ5)。
例えば、
「帰宅経路や防災グッズの購入など
時的な意向ではないと考えられます
(グラフ8)。
性)、
「 食料や家の防災を考えるようになりまし
38.5
くないことなどを考えた」
( 30代男性)
というよう
に、連絡手段を見直したり、食料や飲料の備え
について考えたいという声が聞かれました。
災害時の備えについて、
それほど真
剣に考えていなかった
2011.8 12.9
2011.11
31.5
28.9
32.6
28.4
38.0
39.1
28.5
11.8 10.6
36.3
15.0
13.1
37.7
14.8
12.9
12.6
30.2
2011.8 10.8
28.4
2011.11 10.3
27.9
0%
20%
やや欲しいと思う
36.1
34.9
35.9
40%
60%
0%
20 %
どちらともいえない
40 %
ややあてはまらない
80 %
100 %
あてはまらない
■震災前後の行動について
(グラフ5)
55.5
20 %
40 %
60 %
80 %
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
100%
欲しいとは思わない
23.6
37.4
68.9
20.0
2.8
発電機器を使用してみたい
10.1
33.7
電力会社購入する電力量が少なくてすむ
その他
80%
40.3
38.4
15.1
自然エネルギー発電なら気兼ねなく電気を使える
67.1
12.2
44.1
自分
(自宅)
で発電すれば気兼ねなく電気を使える
電話やメールで連絡が
取り合えなくなり困った
食料や飲料水が
手に入らなくなり困った
13.7
62.8
自分
(自宅)
で使用する電気は自分でまかないたい
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
12.7
「定期調査」
(2011年5・8・11月、震災前)
世の中で注目されている
60 %
11.2 9.8
13.2
どちらともいえない
停電時等に自宅の電源の備えになると思う
39.0
12.2
25.5
あまり欲しいとは思わない
停電時等に周囲の家の役に立てる
災害時の備えについて、真剣に考え
るようになった
12.4
26.3
経済的だと思う
28.9
12.3
13.0
2011.11 9.2
省エネになると思う
32.0
9.4 8.9
2011.8 9.3
2011.5
家庭用
蓄電機
30.4
30.9
13.3
2011.5 11.3
家庭用
発電機
100%
34.8
環境に良いと思う
35.6
37.1
電気やガス等のエネルギーは、
いつでも使
えるのが当たり前だと思っていた
0%
太陽光
発電機
欲しいと思う
省CO2になると思う
た」
( 50代女性)、
「これまであまり気にしなかっ
た避難場所の再確認、震災後の買いだめが良
27.5
100 %
あてはまらない
50%
16.5
節電になると思う
49.6
万が一の時にも
「なんとかなる」
と思っていた
ややあてはまる
0%
2011.5
■発電機器がほしい理由
(グラフ9)
いつでも食材や日用品が購入できるこ
とは当たり前のことだと思っていた
あてはまる
ややあてはまらない
80%
■機器の購入意向
(グラフ8)
「発電機器がほしい理由」に対する回答をみると、
「 停電時の備
期待されていることがわかりました
(グラフ9)。
■震災前後の意識について
(グラフ4)
自分自身の身の安 全を確 保したい」
(40代女
どちらともいえない
60%
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
非常時の備えとしてだけでなく、
日常の省エネや節電として活用が
「備え」の意識の顕在化
40 %
万が一の備えであり、節電にも役立つ発電機器
ます。理由についても、時間が経過しても大きな変化がみられず、
「備え」の内容の変化 日用品とエネルギー
ややあてはまる
20%
あてはまらない
きく購入意向が下がっていないことは注目すべき点だと思われ、一
80%
43.5
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
え」が約7割と最も高く、ついで約6割が「節電になる」
と続いてい
前述のとおり、
「 つながり」
「助け合い」に関し
万が一のために、
自宅の電気やガスなどの
13.4
エネルギー源の確保について
検討していきたい
較的高くなっていますが、以後、
8月から11月と時間が経っても大
60%
45.8
100%
定期調査では、約4割の人が発電機や蓄電池を購入したいと
31.5
19.7
0%
8.7
80%
万が一のために、
食料や飲料水のストックは
続けていきたい
電池も話題になった機器として挙げられるのではないでしょうか。
29.4
42.1
0%
具体的には「今ある暮らしが当たり前ではない、
ということに気
あてはまる
39.1
回答しています。
5月は震災後間もないこともあり、購入意向は比
当たり前ではなくなること
に気付いた
る」
と答えています。
電気やガス等のエネルギーは、
いつでも使えるのが当たり前だ
と思っていた 0%
4.3
昨年は、節電グッズが話題になりましたが、太陽光発電機や蓄
あてはまる+ややあてはまる
家族がいることで安心
できることを再認識
■万が一の備えについて
(グラフ7)
は当たり前だと思っていました
(グラフ6)。
しかし、計画停電により、
20.6
2011.5
2011.8
2011.11
1.0
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
「定期調査」
(2011年5・8・11月、震災前)
東京ガス ニュースレター_P2P3(w420mm h297mm)
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震災で得た2つの気付き
エネルギーの備えも意識されるように
これまでは、生活者の約7割がいつでも電気やガスが使えるの
「つながり・助け合い」意識の再認識と顕在化
付いた」
(20代女性)、
「 些細なことにも幸せを感じるようになった」
震災をきっかけに、男女年代問わず、大きく2つの気づきを得た
(20代男性)、
「 今を大事にしようと思った」
(30代男性)、
「日常の
ことがわかりました。
いつでも電気が使用できることが当たり前ではないことを経験した
こともあり、備えとして、食料や飲料などのストックだけでなく、
エネル
ありがたさを感じるようになった」
(50代女性)、
「これまで当たり前と
ギーにも目が向けられはじめているようです
(グラフ7)。
じた「家族の存在」や「助け合えること」の安心感です。約7割が
思っていたことがそうでないと分かった」
(50代男性)
などの回答が
■震災前後の意識について
(グラフ6)
「家族がいることで安心できることを再認識」
したと答えています
(グ
見受けられました。
ひとつは、
自分ひとりではどうにもならないことを経験したことで感
ラフ3)
。
以上のように、震災前にも重視していたり、思っていたことが、震
具体的には
「家族だけではなく、親戚や近所の人とのつながりを
災時に「現実にどうにもならなくなること」や「当たり前ではなくなる」
もっと大事にしていこうと思った」
(20代女性)、
「 人との結びつき
という気付きを得て、つながりや助け合いを再認識し、顕在化した
がより大切だと感じた」
(30代男性)
、
「 今まで以上に家族とのつな
点が意識の変化と考えられます。
がりを大事にしたいと考えた」
(40代女性)、
「自分の家族だけじゃ
なく、隣近所も助け合っていかなくてはいけないと思った」
(40代男
性)、
「 大切なのは目には見えない人とのつながり・きずな・思いや
り」
(50代女性)
などの回答がありました。
もうひとつは「当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくな
る」
ということです。こちらも7割以上が「あてはまる」
「ややあてはま
■震災によって実感したこと
(グラフ3)
40.0
当たり前ではなくなること
に気付いた
る」
と答えています。
具体的には「今ある暮らしが当たり前ではない、
ということに気
20%
あてはまる
ややあてはまる
39.1
28.9
20%
40%
どちらともいえない
18.9
60%
ややあてはまらない
40%
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
時的な意向ではないと考えられます
(グラフ8)。
ては震災前にも意識がありましたが、
「 備え」に
ついても震災前に必要と思いながらも、多くの
人が危機感を持っておらず、震災をきっかけによ
り重視されるようになったことがわかりました
(グ
ラフ4)。
また、今回の震災では、連絡がとれなくなった
り、食料や飲料、
日用品を購入することができず
に困った方も多かったようです
(グラフ5)。
例えば、
「帰宅経路や防災グッズの購入など
性)、
「 食料や家の防災を考えるようになりまし
万が一の時にも
「なんとかなる」
と思っていた
くないことなどを考えた」
( 30代男性)
というよう
に、連絡手段を見直したり、食料や飲料の備え
について考えたいという声が聞かれました。
28.4
38.0
11.8 10.6
36.3
15.0
13.1
37.7
14.8
12.9
12.6
30.2
2011.8 10.8
28.4
2011.11 10.3
27.9
0%
20%
やや欲しいと思う
36.1
34.9
35.9
40%
60%
0%
20 %
どちらともいえない
40 %
ややあてはまらない
80 %
100 %
あてはまらない
■震災前後の行動について
(グラフ5)
55.5
20 %
40 %
60 %
80 %
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
100%
欲しいとは思わない
23.6
37.4
68.9
20.0
2.8
発電機器を使用してみたい
10.1
33.7
電力会社購入する電力量が少なくてすむ
その他
80%
40.3
38.4
15.1
自然エネルギー発電なら気兼ねなく電気を使える
67.1
12.2
44.1
自分
(自宅)
で発電すれば気兼ねなく電気を使える
電話やメールで連絡が
取り合えなくなり困った
食料や飲料水が
手に入らなくなり困った
13.7
62.8
自分
(自宅)
で使用する電気は自分でまかないたい
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
12.7
「定期調査」
(2011年5・8・11月、震災前)
世の中で注目されている
60 %
11.2 9.8
13.2
どちらともいえない
停電時等に自宅の電源の備えになると思う
39.0
12.2
25.5
あまり欲しいとは思わない
停電時等に周囲の家の役に立てる
28.5
12.4
13.0
26.3
経済的だと思う
28.9
12.3
2011.11 9.2
省エネになると思う
32.0
39.1
災害時の備えについて、真剣に考え
るようになった
0%
32.6
9.4 8.9
2011.8 9.3
2011.5
家庭用
蓄電機
31.5
28.9
2011.5 11.3
家庭用
発電機
30.4
30.9
13.3
環境に良いと思う
35.6
37.1
た」
( 50代女性)、
「これまであまり気にしなかっ
た避難場所の再確認、震災後の買いだめが良
2011.8 12.9
2011.11
欲しいと思う
省CO2になると思う
電気やガス等のエネルギーは、
いつでも使
えるのが当たり前だと思っていた
ややあてはまる
27.5
38.5
災害時の備えについて、
それほど真
剣に考えていなかった
あてはまる
太陽光
発電機
100%
34.8
節電になると思う
49.6
100 %
あてはまらない
50%
16.5
■発電機器がほしい理由
(グラフ9)
いつでも食材や日用品が購入できるこ
とは当たり前のことだと思っていた
自分自身の身の安 全を確 保したい」
(40代女
0%
2011.5
「発電機器がほしい理由」に対する回答をみると、
「 停電時の備
期待されていることがわかりました
(グラフ9)。
■震災前後の意識について
(グラフ4)
ややあてはまらない
80%
■機器の購入意向
(グラフ8)
非常時の備えとしてだけでなく、
日常の省エネや節電として活用が
「備え」の意識の顕在化
どちらともいえない
60%
万が一の備えであり、節電にも役立つ発電機器
ます。理由についても、時間が経過しても大きな変化がみられず、
「備え」の内容の変化 日用品とエネルギー
40 %
あてはまらない
きく購入意向が下がっていないことは注目すべき点だと思われ、一
100%
ややあてはまる
20%
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
較的高くなっていますが、以後、
8月から11月と時間が経っても大
80%
43.5
「生活者の意識実態調査」
(2011年12月)
え」が約7割と最も高く、ついで約6割が「節電になる」
と続いてい
前述のとおり、
「 つながり」
「助け合い」に関し
万が一のために、
自宅の電気やガスなどの
13.4
エネルギー源の確保について
検討していきたい
あてはまる
回答しています。
5月は震災後間もないこともあり、購入意向は比
60%
45.8
100%
定期調査では、約4割の人が発電機や蓄電池を購入したいと
31.5
19.7
0%
8.7
80%
万が一のために、
食料や飲料水のストックは
続けていきたい
電池も話題になった機器として挙げられるのではないでしょうか。
29.4
42.1
0%
電気やガス等のエネルギーは、
いつでも使えるのが当たり前だ
と思っていた 0%
4.3
昨年は、節電グッズが話題になりましたが、太陽光発電機や蓄
あてはまる+ややあてはまる
家族がいることで安心
できることを再認識
■万が一の備えについて
(グラフ7)
は当たり前だと思っていました
(グラフ6)。
しかし、計画停電により、
20.6
2011.5
2011.8
2011.11
1.0
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
「定期調査」
(2011年5・8・11月、震災前)