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**2008 年 9 月 12 日 (第 7 版)
*2006 年 10 月 12 日 (第 6 版)
医療機器承認番号 21600BZZ00504000 号
*機械器具 7 内臓機能代用器 高度管理医療機器 胆管用ステント JMDN コード 17672000
ディスポーザブル胆管ドレナージステント V-System
再使用禁止
(MAJ-1416、MAJ-1417、MAJ-1418、MAJ-1419、MAJ-1420、MAJ-1421、MAJ-1422)
・ガイドカテーテル(一体型挿入具)
*【禁忌・禁止】
・本製品の『添付文書』、『取扱説明書』に従い本製品の使用方法
を習熟したうえで使用すること。患者の健康被害につながるおそ
れがある。
・再使用禁止
・分解および改造をしないこと。また、本製品は修理できない構造
になっている。人体への傷害、機器の破損につながるおそれがあ
り、また機能の確保ができなくなる。
・【使用目的、効能又は効果】に示した目的以外には使用しないこ
と。
【形状・構造及び原理等】
**1.構造・構成ユニット
(1)構成
本製品は以下の 7 モデルがあり、ガイドカテーテル、口金、プ
ッシャーチューブの構造からなる。
別体型挿入具
・MAJ-1416
・MAJ-1417
・MAJ-1418
・MAJ-1419
・MAJ-1420
・口金(MAJ-1417/1418/1419/1420 に付属)
一体型挿入具
・MAJ-1421
・MAJ-1422
**(2)各部の名称
・ガイドカテーテル(別体型挿入具)
・プッシャーチューブ
(MAJ-1416/1417/1418/1419/1420/1421/1422)
**2.作動・動作原理
ステントの『添付文書』を参照すること。
【使用目的、効能又は効果】
使用目的
本製品は、当社指定の内視鏡と組み合わせて経内視鏡的に胆管内
にステントを留置するためのものである。
取扱説明書を必ずご参照ください。
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組み合わせ可能な当社内視鏡
【品目仕様等】
モデル名
**仕様
ガイドカテーテル(別体型)
MAJ1417
モデル名
最大外径(mm)
全長(mm)
MAJ1418
MAJ1419
3200
2200
Φ1.8
2200
有効長
チャンネル径
(mm)
MAJ1420
MAJ-1421
Φ1.8
3200
モデル名
有効長
チャンネル径
(mm)
*MAJ-1422
Φ1.95
2090
MAJ-1416
Φ2.7
1700
モデル名
MAJ1419
最大外径(mm)
有効長(mm)
MAJ-1417
MAJ1420
MAJ-1418
MAJ1421
Φ3.05
Φ3.55
1550
MAJ1422
Φ3.55
1725
組み合わせ可能なステント
MAJ-1416
MAJ-277/278/279/280/281/282/283/284/285/286/287
PBD-200-0703/0705/0707/0709/0712/0715
PBD-201-0705/0707/0709/0712/0715
PBD-202-0705/0707/0709/0712/0715
PBD-203-0703/0704/0707/0710/0715
PBD-210-0703/0705/0707/0709/0712/0715
PBD-211-0703/0705/0707/0709/0712/0715
モデル名
組み合わせ
可能なステント
MAJ-1417
MAJ-1418
MAJ-1421
PBD-200-0803/0805/0807/0809/0812/0815
PBD-201-0805/0807/0809/0812/0815
PBD-202-0805/0807/0809/0812/0815
PBD-210-0803/0805/0807/0809/0812/0815
PBD-211-0803/0805/0807/0809/0812/0815
モデル名
組み合わせ
可能なステント
MAJ-1419
MAJ-1420
MAJ-1422
MAJ-259/260/261/262/263/264
PBD-200-1003/1005/1007/1009/1012/1015
PBD-201-1005/1007/1009/1012/1015
PBD-202-1005/1007/1009/1012/1015
PBD-210-1003/1005/1007/1009/1012/1015
PBD-211-1003/1005/1007/1009/1012/1015
PBD-421-1004/1005/1006/1007/1008/1009/
1010/1011/1012/1013/1014/1015
PBD-422-1003/1004/1005/1006/1007/1008/
1009/1010/1011/1012/1013/1014/1015
外径
(mm(inch))
(注:inch は参考
値)
モデル名
外径
(mm(inch))
(注:inch は参考
値)
Φ3.7 以上
MAJ1417
MAJ1419
MAJ-1422
1400mm 以下
Φ3.2 以上
Φ3.7 以上
組み合わせ可能な内視鏡の条件は【品目仕様等】を参照すること。
別体型挿入具(MAJ-1417/1418/1419/1420)を使用する場合
1.点検
『取扱説明書』の「9 使用法」に従って本製品およびステントの
点検をする。
2.内視鏡への挿入
(1)内視鏡の鉗子台を最大 UP にする。
(2)ガイドカテーテルの先端部を内視鏡の鉗子栓に挿入する。
(3)内視鏡の視野内あるいは X 線透視下でガイドカテーテルが内視
鏡から突き出ていないことを確認しながら内視鏡の鉗子台に突
き当たるまで押し進める。
(4)内視鏡の鉗子台にガイドカテーテル先端が突き当たったら鉗子
台を DOWN にする。
(5)ガイドカテーテルをさらに 20mm 程度挿入し、内視鏡の鉗子台
を UP にする。ガイドカテーテルの先端が視野内に入れること
ができる。
MAJ1421
MAJ1422
Φ0.89(0.035)
MAJ-1418
MAJ-1421
詳細は「取扱説明書」の「8 保管」、「9 使用法」、「10 廃棄」
を参照すること。
適用ガイドワイヤ
MAJ1416
Φ3.2 以上
MAJ1420
別体型挿入具(MAJ-1416)を使用する場合
1.点検
『取扱説明書』の「9 使用法」に従って本製品およびステントの
点検をする。
2.内視鏡への挿入
(1)内視鏡の鉗子台を最大 UP にする。
(2)ガイドワイヤの先端部(軟性部)を内視鏡の鉗子栓に挿入する。
(3)内視鏡の視野内あるいは X 線透視下でガイドワイヤが内視鏡か
ら突き出ていないことを確認しながら内視鏡の鉗子台に突き当
たるまで押し進める。内視鏡の鉗子台にガイドワイヤ先端が突
き当たったら鉗子台を DOWN にする。
(4)ガイドワイヤをさらに 20mm 程度挿入し、内視鏡の鉗子台を
UP にする。ガイドワイヤの先端が視野内に入る。
3.十二指腸乳頭への挿入
ガイドワイヤの先端部を目的部位まで押し進める。
4.ステントの留置
(1)ステントの先端側、挿入補助チューブおよびプッシャーチュー
ブをガイドワイヤに挿入する。
(2)ステント後端側のサイドフラップが内視鏡の鉗子栓から出てい
る状態で挿入を止め、挿入補助チューブがサイドフラップを覆
う位置まで挿入した後、プッシャーチューブを押し、ステント
を内視鏡に挿入する。
(3)ステント後端側のサイドフラップが十二指腸乳頭に突き当たる
まで、ステントを押し進める。
5.内視鏡からの引き抜き
(1)内視鏡の鉗子台を DOWN にする。
(2)内視鏡からプッシャーチューブ、ガイドワイヤ、挿入補助チュ
ーブを別々に引き抜く。
6.本製品の回収
ステントの回収には、回転把持鉗子(FG-44NR-1)を使用する。
7.廃棄
本製品の使用が終了したら、適切な方法で廃棄する。
Φ3.05
1550
モデル名
組み合わせ
可能なステント
モデル名
MAJMAJ1418
1419
1400mm 以下
【操作方法又は使用方法等】
プッシャーチューブ
モデル名
最大外径(mm)
有効長(mm)
Φ2.8
以上
MAJ1417
Φ1.95
ガイドカテーテル(一体型)
モデル名
最大外径(mm)
全長(mm)
MAJ1416
MAJ-1420
Φ0.89(0.035)
取扱説明書を必ずご参照ください。
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6.本製品の回収
「別体型挿入具使用の場合」参照。
7.廃棄
「別体型挿入具使用の場合」参照。
3.十二指腸乳頭への挿入
(1)ガイドカテーテルの手元側に口金を取り付ける。
(2)造影剤を満たしたシリンジを口金に取り付ける。
(3)ガイドカテーテルの先端部を十二指腸乳頭に挿入してシリンジ
のピストンを押し、造影剤を注入する。
(4)口金をガイドカテーテルからはずす。
(5)ガイドワイヤの先端部(軟性部)をガイドカテーテルに挿入し、
目的部位まで押し進める。
(6)ガイドワイヤをガイドにガイドカテーテルを目的部位まで押し
進める。
4.ステントの留置
(1)ステントの先端側、挿入補助チューブおよびプッシャーチュー
ブをガイドカテーテルに挿入する。
(2)ステント後端側のサイドフラップが内視鏡の鉗子栓から出てい
る状態で挿入を止めて、挿入補助チューブがサイドフラップを
覆う位置まで挿入した後、プッシャーチューブを押して本製品
を内視鏡に挿入する。
(3)ステント後端側のサイドフラップが十二指腸乳頭に突き当たる
まで、本製品を押し進める。
5.内視鏡からの引き抜き
(1)内視鏡の鉗子台を DOWN にする。
(2)内視鏡からプッシャーチューブ、ガイドワイヤ、ガイドカテー
テル、挿入補助チューブを別々に引き抜く。
6.本製品の回収
ステントの回収には、回転把持鉗子(FG-44NR-1)を使用する。
7.廃棄
本製品の使用が終了したら、適切な方法で廃棄する。
詳細は「取扱説明書」の「8 保管」、「9 使用法」、「10 廃棄」
を参照すること。
組み合わせ可能な内視鏡の条件は【品目仕様等】を参照すること。
*【使用上の注意】
本製品を使用する場合は、下記禁忌、禁止および重要な基本的注
意事項を厳守のこと。
迷入、逸脱、感染、組織の炎症、穿孔、大出血、粘膜損傷などに
つながるおそれや、機器の破損あるいは機能の低下につながるお
それがある。
禁忌・禁止
・ステントを留置後は、留置状態の確認、ステントの交換など定
期的な検査を行い、患者およびステントに異常のないことを確
認すること。ステントの留置状態によっては、十二指腸壁に接
触、穿孔、大出血、粘膜損傷などにつながるおそれがある。ま
た、まれに経時劣化によりステントが破損し、体内に脱落する
おそれや、内腔の閉塞、ステントの迷入、逸脱などにより患者
に悪影響を与えるおそれがある。
・保管環境などにより、まれにステントが劣化することがある。
異常のあるステントを使用するとステントの一部が破損し、脱
落につながるおそれがある。
・本製品は、医師または医師の監督下の医療従事者に使用される
ものであり、内視鏡の臨床手技については十分な研修を受けて
いることを前提としている。臨床手技の詳細はそれぞれの専門
の立場から判断すること。
・本製品は『取扱説明書』の「7 仕様」の表にある関連機器以外
との組み合わせで使用しないこと。
・使用前に必ず点検すること。なんらかの異常が疑われる場合は
使用しないこと。滅菌パックの破れ、シール部のはがれ、水な
どによるぬれなどの異常がないこと、本製品に曲がり、折れ、
そのほかの損傷がないことを確認すること。
・使用前にステントの全長にわたって亀裂や破断などの異常がな
いことを確認すること。ステントに異常が見つかった場合は直
ちに使用を中止すること。
・滅菌パックに記載されている使用期限の過ぎた本製品は使用し
ないこと。
・本製品を再滅菌しないこと。
・送液の点検は必ず患者に使用する造影剤を使用すること。
・内視鏡の視野が確保されていない状態で、本製品やガイドワイ
ヤを内視鏡に挿入しないこと。また、内視鏡の視野内あるいは X
線透視下で本製品やガイドワイヤの先端が確認できていない状
態で、本製品やガイドワイヤの一連の操作をしないこと。
・挿入具先端やガイドワイヤ先端を内視鏡から突き出している状
態で、急激な内視鏡のアングルや鉗子台の操作をしないこと。
・無理な力で挿入具先端やガイドワイヤ先端を体腔内の組織に押
し付けないこと。
・ステントを留置後は、留置状態の確認、本製品の交換など、定
期的な検査を行い患者および本製品に異常のないことを確認す
ること。
・挿入具およびガイドワイヤを内視鏡に挿入する場合は、必ず鉗
子台を最大 UP にすること。
・急激な突き出しはしないこと。
・無理な力で十二指腸乳頭に挿入しないこと。
・ステントはゆっくりと挿入すること。
・ガイドワイヤを手元部から挿入しないこと。
・プッシャーチューブを挿入したり、押し進める際、ガイドワイ
ヤが一緒に胆管内に押し込まれないようにすること。
・ステントを長期間留置しないこと。
・ステントの破損などの異常が認められた場合は、把持鉗子など
を使用して回収すること。
・ステントを引き抜くときは X 線透視下にてチューブが折れてい
たり、狭窄部などへの引っ掛かりがないかを確認すること。
・滅菌パックに破れ、シール部のはがれ、水などによるぬれが発
生するおそれのある場所に保管しないこと。
詳細は「取扱説明書」の「8 保管」、「9 使用法」、「10 廃棄」
を参照すること。
組み合わせ可能な内視鏡の条件は【品目仕様等】を参照すること。
一体型挿入具(MAJ-1421/1422)を使用する場合
1.点検
「別体型挿入具使用の場合」参照。
2.内視鏡への挿入
(1)挿入補助チューブをガイドカテーテルを先端からプッシャーチ
ューブ先端を越える位置まで挿入する。
(2)ステント後端をガイドカテーテルを先端から挿入し、プッシャ
ーチューブ先端に突き当たるまで押し進める。
(3)ステント後端側のサイドフラップが挿入補助チューブで完全に
覆われていることを確認する。
(4)内視鏡の鉗子台を最大 UP にする。
(5)ガイドカテーテルの先端部を内視鏡の鉗子栓に挿入する。
(6)内視鏡の鉗子栓内に挿入補助チューブ先端が突き当たったら、
プッシャーチューブを保持し、内視鏡の視野内あるいは X 線透
視下でガイドカテーテルが内視鏡から突き出ていないことを確
認しながら内視鏡の鉗子台に突き当たるまで挿入具をさらに押
し進める。
(7)内視鏡の鉗子台にガイドカテーテル先端が突き当たったら鉗子
台を DOWN にする。
(8)ガイドカテーテルをさらに 20mm 程度挿入し、内視鏡の鉗子台
を UP にする。ガイドカテーテルの先端が視野内に入る。
3.十二指腸乳頭への挿入
(1)ガイドカテーテルの送液口金に、造影剤を満たしたシリンジを
取り付ける。
(2)ガイドカテーテルの先端部を十二指腸乳頭に挿入する。
(3)シリンジのピストンを押し、造影剤を注入する。
(4)シリンジをガイドカテーテルの送液口金から取りはずす。
(5)ガイドワイヤの先端部をガイドカテーテルに挿入し、目的部位
まで押し進める。
(6)ガイドワイヤをガイドにガイドカテーテルを目的部位まで押し
進める。
4.ステントの留置
(1)プッシャーチューブの口金を時計回りに回し、ガイドカテーテ
ルの送液口金からはずす。
(2)プッシャーチューブを押し、ステント後端側のサイドフラップ
が十二指腸乳頭に突き当たるまで、ステントを押し進める。
5.内視鏡からの引き抜き
「別体型挿入具使用の場合」参照。
取扱説明書を必ずご参照ください。
3/4
重要な基本的注意
・併用する医療機器の『添付文書』、『取扱説明書』を必ず参照
すること。
・不測の故障に備えて、予備の本製品を準備しておくこと。
・本製品の使用時および点検時には、適切な保護具を常に着用す
ること。
・抵抗が大きくて内視鏡への挿入が困難な場合は、無理なく挿入
できるところまで内視鏡のアングルや鉗子台を戻すこと。
・使用が終了した本製品は適切な方法で廃棄すること。
・本製品やガイドワイヤを内視鏡から勢いよく引き抜かないこと。
詳細は『取扱説明書』の「7 仕様」、「8 保管」、「9 使用法」、
「10 廃棄」を参照すること。
【貯蔵・保管方法及び使用期間等】
1.貯蔵・保管方法
水ぬれに注意し、常温、常湿で、かつ直射日光の当たらない清潔
な場所に保管すること。
詳細は『取扱説明書』の「8 保管」を参照すること。
**2.使用期間
滅菌パックに表示された使用期限を確認すること。
〔自己認証(当社データ)〕
【包装】
本製品には、以下の包装単位がある。
挿入具............................................................................1 個/単位
【製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称及び住所
等】
製造販売元:
オリンパスメディカルシステムズ株式会社
〒192-8507 東京都八王子市石川町 2951
TEL 0120-417149
製造元:
青森オリンパス株式会社
〒036-0357 青森県黒石市追子野木 2-248-1
販売元(問い合わせ先):
オリンパスメディカルシステムズ株式会社
〒163-0914 東京都新宿区西新宿 2-3-1 新宿モノリス
TEL 0120-417149
取扱説明書を必ずご参照ください。
GK4966 07
4/4
©2004 OLYMPUS MEDICAL SYSTEMS CORP. All rights reserved.
Printed in Japan 20080912 *0000