学校における情報モラル指導の実際

変化するネットワーク社会に
対応するための情報モラル教育
千葉県柏市立土南部小学校
NPO柏インターネットユニオン
西田光昭
E-Mail [email protected]
http://www.kiu.ad.jp/~nishida/
変化するネットワーク社会に
対応するための情報モラル教育

情報モラルの指導


情報モラル指導のためのいろいろ
情報モラル
利用にあたっての指導
 コミュニケーションの場面で
 教科学習の中で
 学校における携帯モラルの指導


情報モラル指導の考え方
情報モラル指導のためのいろいろ





情報モラル指導資料
ネット社会の歩き方
情報モラル・ネットワーク
情報モラル研修教材
情報モラル授業サポートセンター

他にもいろいろ
指導のための資料


【インターネット活用ガイドブック,モラル・セキュリティ編】
http://www.cec.or.jp/books/guidebook.pdf
【インターネット活用のための情報モラル指導事例集】
http://www.cec.or.jp/books/H12/pdf/b01.pdf
ネット社会の歩き方
H17年
http://www.net-walking.net
http://www.cec.or.jp/net-walk/
情報モラル・ネットワーク
http://moralnet.kashiwa.ed.jp/
情報モラル研修教材
http://sweb.nctd.go.jp/kyouzai_new/index.htm
http://sweb.nctd.go.jp/2005/index.htm
“情報モラル” 授業サポートセンター
http://sweb.nctd.go.jp/g_support/
http://sweb.nctd.go.jp/support/
メーカーから
メーカーから2
利用にあたっての指導

学校でのコンピュータ





ユーザID ?
パスワード ?
めんどう
なぜいるの
もしないと・・
ユーザID と パスワード



個人カード
入学年度+イニシャル+生年月日
担任保管 → 個人管理
なぜいるの



グループウェアの掲
示板の書き込みで
誰だかわからない
消えてしまった
掲示板やメールの中で クラブ活動で



POST & BOARD を利用
(メール・掲示板体験システム)
意図的に,問題発言を投げかける
話し合いの場を作る
意図的な発言
話し合いの場を作る
○○くんへ・・・
私もあなたがすきでした。え?つきあうかって?
「すきでした。」過去形なので、いまは、ちがうという
ことでーす。
ゴメンナサイ・・・ゆるしてー!
△△こより
ふまじめ・・・?
みんなーーー!!!もっと、まじめ
なメール書けーーー!!!!
・・・え?このメールもふまじめで
すって!?まあ、そういわず
に・・・。
教科学習の中で



Copy & PASTE のやり方は簡単。
調べ学習では,よく行われる。
学習用のブラウザもある。
小学校における著作権指導の事例
4年生 国語を例に

主題「その写真は誰のもの?」

取りあげる時間
小学校4年 国語
すじ道を立てて考えよう
「アーチ橋の仕組み」
http://www.ps.nime.ac.jp/cyosakuken/c04/c04f_w500.htm
国語の学習の流れの中で
4 指導時数 10時間 本時 7/10
5 単元全体の流れ
◆実験の仕方を参考に,アーチ橋の仕組みについて
詳しく読み取る。
◆三つの大きなまとまりごとに,それぞれの内容を表
す題名(小見出し)をつける。
◆「ところで」「まず」「次に」などのはたらきについて
話し合う。
◆アーチ橋の仕組みを分かりやすく説明する文章を
書く。
◆様々な橋の作りをwebを利用して調べ,自分の感
想を含めてまとめる。
コピー & 貼り付け は簡単
自分のものと
人のもの
引 用
自分の意見・感想
コピー & 貼り付け
をしてる時に
その写真はだれの?
と聞いてみる
その写真はだれの 100%



撮った人のもの
みんなのもの
自分のもの
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
聞
い
た
聞
い
て
な
い
自分がかいた絵を使われたら




うれしい
はずかしい
いやだ
困る
他の人がかいたことに
なってたら
いやだ!
学校における携帯モラルの指導




活用しながらは難しい
生活の中には,日常的に
正しい知識を持たせる
思いこみによるイメージを揺さぶる
指導用コンテンツ活用の効果
携帯用コンテンツを使って

6年生は 6割がケータイを使う
携帯を使いますか
1
0%
20%
40%
60%
80%
自分の携帯を持っている
自分の携帯は持っていないが、家の人の携帯をよく使う
自分の携帯は持っていないし、携帯はあまり使わない
まったく使わない
100%
ケータイへのイメージ
開始時のケータイへのイメージ
0%
1 便利
20%
40%
2 どちらかというと便利
60%
80%
3 どちらかというと怖い
便利さに目が向いている
100%
4 怖い
コンテンツの利用
http://www.gakujoken.or.jp/moral/index.html
学習による変化
終了時のケータイへのイメージ
0%
1 便利
20%
40%
2 どちらかというと便利
60%
80%
3 どちらかというと怖い
100%
4 怖い
学習による変化
イメージの変化
前
後
0%
20%
1 便利
40%
2 どちらかというと便利
60%
3 どちらかというと怖い
80%
4 怖い
便利なだけではなくなってきた
100%
具体化のために
パソコン との 違い
情報モラル指導の考え方

日常モラルの延長
 周囲への影響を考える
 周囲の受け止め方を考える

情報安全教育
 被害者にならない
 加害者にならない


体験に結びつける
日常との違いを考える
情報モラルの学習の場


デジタルネットワークの特徴
相手と自分
考え方
態 度
知識
体験
基本操作
家庭とともに
情報モラルの指導




日常の生活の中で
日常のモラルが基本に
自分 と 相手 の関係
人の気持ちを考えてみる
ねばならない
知識
何が問題?
どう考える?
場を作る
デジタル
ネットワーク
特徴
おわり