レポート課題(1班) • 次の手順に従い、各自で実験を行い、その結果を レポートにまとめて電子メールで提出せよ • レポートの宛先は • 提出期間を厳守すること、提出期間は 2007年1月9日(火)~1月12日(金)まで • 上のアドレスは自動応答する。ただし同一宛先に 連続して自動応答するためには、5分間のイン ターバルが必要 1 レポートの書式 • メールのSubject:(件名) は「情報ネットワーク」 • 本文の冒頭の3行を必ず次のように書く: name-e: Waseda Taro 半角英文字のこと student-id: 1G05R123-4 name-j: 早稲田太郎 先頭からコロン “:” までは半角とする。 (1行の空行) コロンの後に半角スペースを入れて (以下に解答を書く) も、入れなくでも、どちらでも良い。 • 解答はテキストで書き、添付ファイルを使わない 2 レポート課題: 以下の手順に従い、各自で 実測を行う 手順1.各自のコンピュータから、できるだけ遠隔 地にあると思われるコンピュータ 3台に対して pingコマンドを実行する。その結果として表示さ れるMinimum (Min)の時間(ミリ秒)を、相手の コンピュータの名前(ドメイン名、ドメイン名が不 明の場合にはIPアドレス)と一緒に報告する。 注意:できるだけ遠方のコンピュータを選ぶのが、 後の手順において結果を楽しむ秘訣。 pingの結果がうまく表示されない時は手順1B 3 手順1のヒント Windowsの場合 「スタート」メニュー 「すべてのプログラム」 「アクセサリ」 「コマンド プロンプト」 www.goto.info.waseda.ac.jp 17ミリ秒 (この例は遠隔地ではないので解答には不適) 4 手順1のヒント(2) UNIX, Linux, MAC OS の場合 シェルコマンドを受付ける状態(ターミナル、xterm, kterm等)でpingを実行。何行か表示の後に^Cで停止。 % ping www.nic.ad.jp PING wwwvip.nic.ad.jp (202.12.30.115): 56 data bytes 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=0 ttl=49 time=9.781 ms 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=1 ttl=49 time=2.610 ms 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=2 ttl=49 time=384.035 ms 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=3 ttl=49 time=35.916 ms ^C --- wwwvip.nic.ad.jp ping statistics --4 packets transmitted, 4 packets received, 0% packet loss round-trip min/avg/max/stddev = 2.610/108.086/384.035/159.801 ms www.nic.ad.jp 2.610ミリ秒 (この例は遠隔地ではないので解答には不適) 5 手順(2) 手順2.各自のコンピュータのIPアドレスを調べ る。IPアドレスを調べるには各種の方法があ る。どのような方法を採ったか、その方法の 説明と結果のIPアドレスを報告する。 6 手順2のヒント Windowsの場合には、コマンド プロンプトでipconfigコマ ンドの結果を見て、その時に使用していたインタフェー スとIPアドレスを見る。または、「スタートメニュー」「接 続」「すべての接続の表示」として、本実験に使用して いる接続方法を選び、左のメニューから「この接続の状 況を表示する」として現れた状態のボックスの「サポー ト」を見ると、IPアドレスが表示される。 UNIX/Linuxではipconfigコマンドである。必要ならばman ipconfigとしてオンラインマニュアルを参照。 MAC OSでは「システム環境設定」「ネットワーク」 「表示」のポップアップで使用しているインタフェースを 選択「TCP/IPパネル」で表示される。 7 手順(3) 手順3.手順1で対象として選んだ相手方のコ ンピュータの1つを選ぶ。自分のマシンと相手 のコンピュータの間の距離を、何らかの方法 で算出する。 この距離をシングルモードの光ファイバ中の 光速(180km/ミリ秒)で割り、片道の通信時 間の理論値を求めて報告する。 8 手順(4) 手順4.手順3で算出した理論値と、手順1で求 めた実測値は、通常は一致しない。 この理由を考える。実測値には理論計算で想 定している他の時間要素が加わっている。こ の想定外の要素とは何か。これを考察して、 各自の見解を報告する。 9 手順1B 手順1で遠隔地へのpingが失敗する場合 使用しているルータ等のNAPT(教科書p.158)の種類によっては、遠隔地へ のpingが出来ないことがある。 回復手段(1) 各自の所有するパソコンに拘泥せずに、 大学の端末室を利用する。この場合には標準の手順1 以下を実行する。 回復手段(2) 手順2を先行して行う。この時に「サポー ト」に表示される「デフォルトゲートウェイ」のIPアドレス に対してpingを実行する。この場合には短距離となり、 かつ相手が1つのコンピュータに限られるが、やむを得 ない。この回復手段を採る場合には、手順1において相 手が1つとなる。それを補う情報として、各自が使用して いるルータのメーカと型番を、手順1の報告の中で、で きる限り詳しく報告する。手順2以下は標準と同じ。 10 レポート提出上の注意 1. 送信:自分のメールアドレスを必ずCC:に入れる 2. 送信:履修や成績に関係するメールでは本文中 に自分の氏名と学籍番号を明記する 3. 送信:なるべく早稲田大学のドメイン(Wasedanet, 理工mse, 研究室)から送信する 4. HTML形式ではなく、テキスト形式で送信する 本科目では添付ファイルを使わないこと 5. 受信:Waseda-netではquota(容量)に注意 6. 受信:Waseda-netから携帯に転送する場合 転送先がuser unknownにならないように注意 11 全角と半角の違い • 全角‥「あ」「漢字」「Goto」 • 半角‥ A, English, Goto 全角 半角 Goto Got o 12 電子メール実践心得 • HTML形式のメールを送らない テキスト形式で送らないと素人と思われる HTML形式のメールはUNIXでは添付に見える Outlook Expressの場合には、ツール⇒オプション 13 Option ⇒ 送信 送信⇒ ◎ テキスト形式 □ 受信したメッセージと同じ形式…(チェックしない) 14 自動応答メッセージの注意事項 • 今回のレポート提出先のアカウントは、spam対策としてGrey listingを採 用している後藤研のメールサーバにあります。 • 諸君のレポートは、諸君のアカウントのメールサーバから最初に送信さ れた時には後藤研側で受信せず、再送された時に初めて受信します。こ の再送のタイミングは諸君自身では制御できません。 • 上記の理由のため、自動応答のメッセージが、諸君の送信の直後には 送信されません。 • Waseda Netなどの標準的なサーバは、想定した通りの再送動作を自動 的に行いますから、諸君は一度の送信をすれば良いのです。 • もし学外のISPのアカウントからレポートを送信して、1日間経過しても自 動応答がない場合には、最初の送信から2日以内に、同じアカウントから 再送してください。これが手動で再送したことになるので、後藤研側で受 信する筈です。最初の送信から2日間以上経過すると、再送ではなくて、 初めてのメールと見なされます。 • 今回のレポート回収は、後藤研側では自動応答とGrey listiingとの関係 を調査するための実験となっています。諸君の協力をお願いします。 15 レポートを送信したのに無応答 • 今回のレポート提出に関する問い合わせは 担当教員(後藤滋樹)宛にメールで問い合わ せる。 メールアドレスはCS学科事務所で教えてもら う。あるいは2年クラス担任の先生に尋ねる。 • レポート受付のアドレスには自動応答が仕掛 けてある。各種の相談をする時には、レポー トの受付アドレスではなく、教員個人宛のメー ルとする。 16
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