種田研究室 FM10019 古江 和栄 1.前回のおさらい 2.Piax on Androidの動作について 3.デモプログラムの動作について 4.これから 5.参考文献 PIAXは、ユビキタスP2Pサービスの1つの実現形であり、アプリケーショ ン開発をオーバーレイネットワークにより機能強化した分散エージェントを 使って行える点が特徴。 PIAXの扱うこのような分散エージェントのことを、P2Pエージェントと呼 ぶ。 オーバーレイネットワークの持つ強力な資源探索(discovery)機能を活用す ることで、“what to find” (アドレスではなく、属性を指定することで必要なオブジェクトを見つけ出 す機能) をスケーラブルに実現することができる。 これまでの分散エージェントの場合、アドレスが分からないとエージェント 同士の通信が出来なかった。P2Pエージェントの場合は、アドレスが分か らなくても必要なエージェントを発見し、通信を行うことが出来る。これに より、自律性と自由度の高いエージェントの分散環境が構築出来る。 ・フラッディング(全ピアへのメッセージ)を行なうオーバレイネットワーク の自動構成. ・WiFi (3G) が有効になった時点で,接続先などの設定無しに(または省略し て) P2P のオーバレイネットワークに自動的に参加. ・蓄積転送型メッセージ配信(あとから接続したピアへもメッセージを配信). ・仮想化オーバレイネットワーク(VON; Virtual Overlay Network) で,グ ループ化されたネットワークを構成. オーバーレイネットワーク 上 Android1 Android2 Android3 チャット プログラ ム メッセージ送 信 メッセージ受 信 終了(好き な タイミン グ) ピアの初期 化 隣接ピアの探 索 (TSDの起動) No 隣接ピアがいる? yes ピアの起動 隣接ピアへ接続 ピアの起動 スーパーノードがある場合、ピア間を相互接続することでネット ワークをさらに広げる事が出来る。 Android1 Android2 スーパーノード 現状ではデモプログラムの、「ピア同士のメッセージのやりとり」のみしか 出来ない。 これからはデモプログラムにJava Media Framework(厳密にはJMFではな いが) などの動画プラグインなどを導入してみたりして、P2Pで行う動画配信 システムを導入するなどの試行錯誤をしていこうと思っている。(とい うか今やってる) PIAX DTN for Android http://www.piax.org/?PIAX+DTN+for+Android ソフトウェア技術ドキュメントを勝手に翻訳 http://sites.google.com/a/techdoctranslator.com/jp/android/develo ping/tools/emulator#connecting Java Media Frameworkの参考サイト他 ご清聴ありがとうございま した
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