コンクリート構造物を 長持ちさせるには

曲げを受ける鉄筋コンクリート部材
(状態II)
コンクリート工学研究室
岩城一郎
曲げを受ける鉄筋コンクリートはり
弾性体はりの力と変形の関係
力の釣合
M 
断面諸量
Px
2

M
y
I
外力
内力・断面力
応力
(荷重P)
(曲げモーメントM)
(曲げ応力σ)
(M-φ関係)
(σ-ε関係)
(P-δ関係)
Px(3l 2  4 x 2 )

48EI
変形
(変位δ)

M
EI
(曲率φ)


E
ひずみ(ε)
応力の算定における3つの仮定
教科書の解説
単鉄筋長方形(矩形)RCはりの解き方
(教科書別解)
As
p
bd
Es
n
Ec
k  np  (np ) 2  2np
z=jd
c  kd
j  1
k
3
z  d  yc'  jd
s 
M
As jd
2M
 
kbjd 2
'
c
1.中立軸の算定c
2.(水平)力のつり合い
3.モーメントのつり合い
4.応力の算定σs,σ’c
例題
演習問題
幅460mm,有効高さ400mm,鉄筋断面積11.92cm2,
Es=2.0×105N/mm2,Ec=2.5×104N/mm2
M=48kN・m
(1)中立軸深さcを求めよ.
(2)コンクリートの圧縮合力と鉄筋の引張合
力との距離zを求めよ.
(3)鉄筋の応力とコンクリート上縁の応力を
求めよ.