長野県職員研修 講演資料 『協働の先にあるもの』 (『コモンズからはじまる、信州ルネッサンス革命』と「協働」の関係) 駒宮博男 (特活)地球の未来 理事長 (特活)ぎふNPOセンター特命理事長代理 中部環境サポートセンター設立準備会副代表 Ⅰ.コミュニティーの崩壊 ・国民国家の成立から始まったコミュニティーの崩壊 国家と個人の二極分離によるコミュニティーの崩壊 ・コモンズ(共有財産)と生態系(=唯一の生産財) コモンズ=生態系と、ガバナンス機構(コミュニティー)の同 時崩壊をもたらした19~20世紀 なぜ、「地域から」か 進まない、霞ヶ関からの改革 ・巨大な官僚組織の壁 ・強すぎる中央集権 ・進むのか、『三位一体改革』 改革は、危機を感じたコミュニティーから ・小さいところから ・遠いところから ・弱いところから 都市は危機感を感じていない ・東京のひとり勝ち ・グローバル経済VS地域経済 既に動き出した全国のコミュニティー ・新たなガバナンスの模索 ・地域内エネルギー自給 ・地域内食料自給 ・地域内公共サービス自給 どのような形態が考えられるか 国が考える形態 ・『地域振興協議会』 (第27次地方制度調査会答申) ・『地域再生プロジェクト』(内閣府) 県が考える形態 ・『コモンズからはじまる、信州ルネッサンス革命』(長野 県) ・『県民協働宣言』(岐阜県) 市が考える形態 ・市内分権(長野市、岐阜市、大垣市・・・・) ・徹底したアウトソース化(志木市・・・・) 町村が考える形態 ・NPO法人化(山岡、大和、加子母、・・・・・・・) ・地域振興協議会(高宮) ・観光協会(古川、恵那市三郷町・・・・) 改革は、 遠いところから、 小さいところから、 弱いところから 改革は、 遠いところから、 小さいところから、 弱いところから (岐 ・NPO法人 やすらぎの里いとしろ (野菜の青空市場からス タートし、石徹白村再興 を模索) ・エネルギー自給、 地域経済活性化を 模索 ・NPO法人コミシス大和 (高齢者、障害者福祉 青少年育成等) ・地域のNPO化を模索 阜県の場合) ・木質バイオマス発電 ・CATVのNPO化を模索 ・地域NPO化を模索 福岡町 ・NPO法人おたがいさま (地域社会福祉協議会と連携) ・地域NPO化を模索 ・エネルギー自給 ・コミュニティーバス (役場が中心) ・地域のNPO化を模索 ・NPO法人陶宅老所 (自治会との連携) ・NPO法人まちづくり山岡 (地域ガバナンスをNPOで) これまでのNPOとの比較 これまでのNPOとの比較 1.これまで ・都市型NPO ・『変わり者』、『少し左によった人たち』?? 2.ガバナンス模索型 ・地縁血縁組織の取り込み ・地域の有力者のリーダーシップ ( 官 と の つ な が り ) 公 的 イ メ ー ジ ( 民 主 導 組 織 ) 民 的 イ メ ー ジ 山岡 郡部型NPOの領域 (ガバナンス模索型NPO?) 大和 岐阜山村 いとしろ 都市型NPOの領域 陶宅老所 地縁血縁組織との関わりの強さ 補完性の原則による地域革命 補完性の原則の現状(『特異点』分析) 凡例 補完の方向 特異点 個人 家庭 コミュニティー 市町村 県 国 国際社会 理念型 ・コミュニティーが補完原則の頂点に ・持続社会においては有りうべき姿? ・合併後の山岡町? ・『コモンズからの信州革命』はこの思想? ・コミシス大和の目指すシステム? ・行政主導(首長主導)の考え方 ・『地方制度調査会』はこの思想? ・『NPO』、『コミュニティー』の意義は希薄? ・埼玉県志木市は、実はこのタイプ?? ・県の行動原理としての補完性の原則の姿 ・県が補完原則の頂点 ・論理的に言って、最も必然性のないシステム ・道州に移行した場合は、単なる中央集権 コミュニティー優 位型 市町村優位 型 県優位型 (アメリカ) 中央集権型 +アメリカ追 随型 それぞれの特徴 ・完全な理念型 ・個人が補完原則の頂点 ・条件として、完全なる自己の確立 ・コミュニティーの意義は希薄? ・『社会』、『リーダー』の意義も希薄? ・単なる理念であって有り得ない?? ・現在の我が国の状況 ・『逆補完性の原則』に従ったシステム ・補完原則の頂点はアメリカ?? ・現状の税制はこのシステムに従っている ・このシステムを崩さない限り『自治』は不可能 なんか、現実離れ? 『ヒト生態学』に合致? みんな頂点に立ちたがる! 良質なリーダーシップ?? 間接民主主義を堅持?? これには、もう飽き飽き!! 1940年体制の悪しき遺物 財政破綻の元凶!! 規模に従った相互補完性 誰が何をするか、何ができるかが最大の問題(実例)! 凡例 中心となるセクター 誰が 何を 初等 中等 教育 高等 職業 高齢者 福祉 子育て 障害者 家庭医 医療 高度 先端 環境 地域 地球 外交 草の根 国家間 防衛 通貨 地域 円 個人 家庭 コミュニティー 市町村 県(道州) 国 国際社会 地域デザインの実際 ライフラインデザイン(ナチュラルリソースに依存) ・水の自給自足 ・食、エネルギーの自給自足 ナチュラルリソースのデータベース化 パブリックサービスデザイン(マンパワーに依存) ・医療 ・福祉 ・教育 マンパワーのデータベース化 都市と郡部の相互補完性 持続可能社会? サスティナブル・コミュニティー コンパクトな社会インフラ 衣食住 教育 医療 福祉 農地 水源 森林資源 相互依存 都市の機能 高度な科学技術を必要とする工業製品 高等教育 外交 防衛・治安維持 国際通貨管理 食、エネルギーが自給できるコミュニティー 教育、医療、福祉が自給できるコミュニティー Ⅱ.では、お上はどう変わるべきか 国も地方もご存知の通りの財政破綻。 机上の空論?行財政改革は、 行政には出来ません! 行政によるパブリック領域独占の背景 1)明治以来の強すぎる中央集権 ・外圧に対する正常な反応 ・しかし、江戸までは地方分権 2) 「御上」に従う思想と住民の官依存性 ・官依存的精神の源は? 歴史的御上従属意識 郡部経済環境(『国内ODA対象地域』) 3) 「1940年体制」が意味するもの ・果たして1945年はカタストロフィックな年だったか? ・「1940年体制」=「戦時体制」(野口悠紀夫) ・「戦時体制」の功罪 功 : 高度経済成長を為した、隠れた社会基盤 罪 : 中央集権+官僚主導=地域の崩壊 パブリック領域を考えなおす 構想日本「国と地方の税制を考える会」の仕分け作業とは A.仕分けの概略 国 細々事業レベル 8,760億円 6,627項目 5%(4%) 都道府県 59%(72%) 市町村 28%(16%) 民間 8%(8%) 不要な仕事 B.部局ごとの仕分けの概略 2)NPOによるパブリック領域の区分 ・山岡氏(日本NPOセンター常務理事)による区分 A B 民間主導 C 協働領域 ・早瀬氏(大阪ボランティア協会 取り組み領域 D E 行政主導 理事・事務局長)による区分 具体例 行政権力行使領域 許認可、刑の執行・身柄拘束、課税 人権保障領域 安全保障、生活保障、福祉、義務教育 公共財提供領域 道路・河川管理、(郵便) 行政・民間混在領域 各種公共サービスの実施 民間主導領域 問題発見、提案、新規サービス開発 民間自主管理領域 宗教・特定の価値観の普及 岐阜県版『協働ガイドライン』とは 1)協働ガイドラインの特徴 ・協働のためのルールと手順 ・県と、NPOの協働事業として作成 ・協働コーディネーター ・協働クリエーター ・『フィージビリティー調査』 フロー概要 フィージビリティー調査 NPOからの事業提案 事業化、予算化のための協議と 合意事項の協定(コンパクト) 議会の可決 事業実施に関する協議と合意(コンパクト) 事業の実施と評価 2)『フィージビリティー調査』とは何か ・細々事業ベースでの協働の可能性調査 可能性のある事業はNPOへ ・行政(県)とNPOの協働で行う 行政だけでは不可能 試験的に行った結果(8月には僅か4事業) 東濃の某市でも行ったが、なし! フィージビリティー調査のフロー 行政の仕事 行政の施策に対する アセスメント 協働に関するフィージビリティー調査 A B C 民間 D E 行政 NPO・行政の協働 民間・NPOへ 行政単独 X(不要な仕事) Ⅲ.今後の地域社会を考える ・市町村合併をどう捉えるか 従来型:シングルスタンダード 地域重視型:マルチスタンダード ・地域経済の本質的見直し 「国内ODA」に支えられてきた地域経済 「作らせない・買わせる」政策とは ・最終的には、抜本的税制改革が必要 基礎自治体に最大の徴税権を!! NPOへのダイレクトな資金の流れを!! 市町村合併をどう考えるか(その1) 従来型市町村合併の手法 従来型市町村合併の手法 1.『シングルスタンダード』方式 : 役所、役場 A市 ミニ中央集権化 B町 B町 A市 市町村合併 C町 E町 D村 ・役場機能縮小 ・地域の独自性崩壊 ・地域の公共サービス の質の低下 ・シングルスタンダード方式は、現在多くの自治体群で行われようとしている市町村合併の形態である。 ・この方式での合併は、短期的にせよ、行政コストの増大を招く恐れがあり、しかも、これまで行われてきた地域 ごとのきめ細かな公共サービスの質の低下は必至である。 ・また、この方式では、持続可能社会のソーシャルユニットである地域コミュニティーは完全に崩壊し、 『ミニ中央 集権化』が進展し、地域の活力は大幅にそがれる可能性がある。 ・『公平性』、『平等性』という縛りにより、地域間の行政サービスの差異を埋めるため、多大な支出を余儀なくさ れる。 ・また、同規模の市町村合併の場合、『覇権争い型合併』となり、暗礁に乗り上げる可能性が高い(既に多くの実 例あり)。 市町村合併をどう考えるか(その2) 望ましい市町村合併の形態を模索する 望ましい市町村合併の形態を模索する 2.『マルチスタンダード』方式 支所機能拡大 A市 B町 B町 A市 市町村合併 ・『ミニ行政 + NPO』で 地域の公共サービスを運 営 ・支所における、『ワンストッ プサービス』の徹底 C町 E町 行政のミニマム化 役場機能縮小 D村 ・マルチスタンダード方式での合併は、行政コストをミニマム化する。 ・地域の公共サービスの主体は、NPOと行政(支所)となり、新市の行政としての役割は、地域内で処理不能、あるいはス ケールメリットが得られないサ-ビスの提供、各種データの管理等にとどまる。即ち、新市の各地域を補完する役割を持つ。 ・支所での行政サービスを最大化するためには、新市内における情報ネットワークによる『ワンストップサービス』の徹底が不 可欠となる。 ・マルチスタンダード方式は、これまでに醸成された各地域の地域性を温存し、各地域の主体性に基づく自治(住民自治)を 基本とした考え方である。 ・この方式により、旧市の町単位の支所機能は拡大され、旧周辺町村の役場機能は縮小され、それぞれが同等レベルの機 能となることが必要である。これにより、旧市の町と、旧周辺町村が実質上平等なスタンスとなる。 ・また、様々な地域における公共サービスの差は、NPOが主体者であることで問題が消滅する(『平等』、『公平』という行政の 原理を使わずに済むため)。 ・従って、地域コミュニティーごとに公共サービスの質を争うことが可能となる合併形態と言える。 ・尚、コミュニティーの適正範囲に関しては、最大で5,000人位(中学校区)か? 参考)財団法人日本都市研究センター『近隣政府の制度設計』 地域の新たな産業構造を考える 1.これまでの地域経済の構造 2.これからの地域経済の構造 地域革命の最終課題=税制改革 税制改革と地方自治 1)これまでの税の流れ 1)これまでの税の流れ (従来の税制とNPO) 目減り 目減り 市町村 NPO 目減り 県 国 住民・企業 2)本当の自治を可能にする税の流れ(試案) 2)本当の自治を可能にする税の流れ(試案) (税制改正の主眼) 目減り 目減り 市町村 目減り 県 NPO 国 住民・企業 (市町村合併、道州制後の理想的形態) 市 NPO 道州 国 住民・企業 新恵那市の歳入歳出シミュレーション(事例研究) 市と恵那郡南部(恵南地域)5町村が合併して出来る新恵那市(仮称)を舞台に、行政サービスの収支を把握するために行った推計 ・各市町村のデータを単純集計 ・次に、県や国のデータを、重複がないように新恵那市に割り振り(割り振る際には、人口比率や市町村総生産などの統計デー を用いた) ・基本的には平成13年度の決算額を用いた(国の歳出は平成13年度補正済み予算額を、市町村総生産は平成12年度の数値 それぞれ用いた) 尚、急速に財政が悪化している平成1宇5年度の国家予算や地方財政計画の数字を用いると、税収は1割以上減少し、その分 国債増発で埋めるという歳入構造になっており、注意が必要!! 域で生まれる全ての税 市町村税 県税 国税 税合計 (基準財政需要額) 新恵那市 6,446,672 8,761,934 22,812,909 38,021,515 14,335,922 恵那市 4,380,421 5,919,651 15,450,107 25,750,179 6,899,152 岩村町 529,188 688,689 1,826,816 3,044,693 1,696,384 山岡町 494,797 691,140 1,778,906 2,964,843 1,686,866 明智町 694,108 921,466 2,423,362 4,038,936 2,022,951 串原村 120,121 120,975 361,644 602,740 689,556 上矢作町 228,037 420,013 972,075 1,620,125 1,341,013 2.地域ごとの歳入状況 地方税 交付金等 地方譲与税 利子割交付金 地方消費税交付金 ゴルフ場利用税交付金 特別地方消費税交付金 軽油・自動車交付金 地方特例交付金 地方交付税 補助金・負担金等 交通安全交付金 分担金・負担金 使用料 手数料 国庫支出金 国有提供交付金 県支出金 その他 財産収入 寄附金 繰入金 繰越金 諸収入 地方債 歳入合計 地方税 交付金等 補助金・負担金 その他 地方債 歳入合計 新恵那市 恵那市 6,446,672 4,380,421 11,742,304 4,888,043 353,183 191,597 296,980 198,228 529,747 337,500 224,434 34,143 0 226,029 122,571 218,845 149,660 9,893,086 3,854,344 6,336,544 2,598,774 6,298 4,356 324,418 226,349 451,017 227,077 231,842 181,648 3,261,884 1,085,487 0 2,061,085 873,857 3,753,604 1,359,796 334,338 37,630 99,402 16,987 1,402,807 383,723 1,412,597 691,773 504,460 229,683 4,196,540 2,195,840 32,475,664 15,422,874 岩村町 529,188 1,466,340 36,925 22,737 47,207 19,077 山岡町 494,797 1,438,020 48,402 24,855 46,004 77,738 明智町 694,108 1,695,794 41,701 33,018 68,169 60,872 串原村 120,121 710,420 12,741 4,087 8,212 18,138 上矢作町 228,037 1,543,687 21,817 14,055 22,655 14,466 23,649 14,407 1,302,338 395,069 768 27,657 56,984 4,724 136,554 31,004 15,915 1,194,102 655,325 622 33,215 51,946 37,042 139,784 26,672 24,283 1,441,079 352,138 552 10,457 60,728 5,818 73,111 8,178 2,575 656,489 502,835 13,955 12,005 1,444,734 1,832,403 19,495 20,794 861 194,225 7,245 33,488 1,749 1,632,723 168,382 289,483 38,609 16,546 61,982 123,207 49,139 175,900 2,855,980 392,716 797,078 136,663 12,702 378,531 196,751 72,431 335,200 3,720,420 201,472 744,398 16,482 5,752 506,003 120,535 95,626 535,200 4,021,638 267,460 190,742 4,816 65,104 100,668 20,154 518,700 2,042,818 157,198 372,107 100,138 47,415 7,464 179,663 37,427 435,700 4,139,965 新恵那市 6,446,672 11,742,304 6,336,544 3,753,604 4,196,540 32,475,664 岩村町 529,188 1,466,340 395,069 289,483 175,900 2,855,980 山岡町 494,797 1,438,020 655,325 797,078 335,200 3,720,420 明智町 694,108 1,695,794 352,138 744,398 535,200 4,021,638 串原村 120,121 710,420 502,835 190,742 518,700 2,042,818 上矢作町 228,037 1,543,687 1,832,403 372,107 435,700 4,411,934 恵那市 4,380,421 4,888,043 2,598,774 1,359,796 2,195,840 15,422,874 4.地域ごとの歳出状況 議会費 総務費 民生費 衛生費 労働費 農林水産業費 商工費 土木費 消防費 教育費 災害復旧費 公債費 諸支出金 歳出合計 義務的経費 人件費 扶助費 公債費 その他経常経費 物件費 維持補修費 補助費等 その他 積立金 投資・出資・貸付金 繰出金 投資的経費 普通建設事業費 災害復旧事業費 歳出合計 人件費 扶助費 公債費 投資的経費 その他 合計 新恵那市 恵那市 428,894 189,969 4,701,360 1,730,398 4,116,081 2,151,019 3,883,686 2,503,500 115,889 55,401 3,100,768 1,092,871 892,068 236,856 4,601,725 2,734,731 1,152,653 516,356 3,022,854 1,741,340 1,801,357 62,374 3,634,310 2,028,131 0 31,451,645 15,042,946 岩村町 49,414 493,931 469,038 303,867 3,638 305,695 49,461 198,098 177,006 414,778 21,482 255,024 山岡町 49,469 938,878 419,299 262,310 8,858 540,575 93,433 471,828 150,257 241,233 明智町 57,117 619,564 629,215 422,841 20,056 491,497 67,198 635,979 165,722 317,301 480,994 串原村 32,581 363,233 141,421 104,934 27,784 173,097 417,521 183,302 40,439 90,002 195,828 192,163 上矢作町 50,344 555,356 306,089 286,234 152 497,033 27,599 377,787 102,873 218,200 1,521,673 292,276 385,722 2,741,432 3,561,862 3,907,484 1,962,305 4,235,616 新恵那市 10,813,590 6,024,791 1,154,489 3,634,310 6,648,387 3,744,532 300,145 2,603,710 4,149,146 1,328,425 330,111 2,490,610 9,840,522 8,039,165 1,801,357 31,451,645 恵那市 6,185,217 3,308,899 848,187 2,028,131 2,807,368 1,945,353 220,875 641,140 1,578,044 263,482 246,787 1,067,775 4,472,317 4,409,943 62,374 15,042,946 岩村町 991,209 657,908 78,277 255,024 917,685 387,847 24,268 505,570 504,230 104,026 3,620 396,584 328,308 306,826 21,482 2,741,432 山岡町 1,133,170 652,975 94,473 385,722 925,183 466,385 12,642 446,156 589,292 432,548 2,662 154,082 914,217 914,217 明智町 1,192,199 616,593 94,612 480,994 984,768 410,724 27,120 546,924 848,582 279,282 33,725 535,575 881,935 881,935 3,561,862 3,907,484 串原村 533,795 327,797 13,835 192,163 323,392 159,970 11,689 151,733 117,919 7,672 649 109,598 987,199 791,371 195,828 1,962,305 上矢作町 778,000 460,619 25,105 292,276 689,991 374,253 3,551 312,187 511,079 241,415 42,668 226,996 2,256,546 734,873 1,521,673 4,235,616 新恵那市 6,024,791 1,154,489 3,634,310 9,840,522 10,797,533 31,451,645 恵那市 3,308,899 848,187 2,028,131 4,472,317 4,385,412 15,042,946 岩村町 657,908 78,277 255,024 328,308 1,421,915 2,741,432 山岡町 652,975 94,473 385,722 914,217 1,514,475 3,561,862 明智町 616,593 94,612 480,994 881,935 1,833,350 3,907,484 串原村 327,797 13,835 192,163 987,199 441,311 1,962,305 上矢作町 460,619 25,105 292,276 2,256,546 1,201,070 4,235,616 5.国、県の業務をどこまで負担できるか 平成13年度決算を基礎とする。国の歳出は平成13年度補正後予算額。他に案分比率の内、市町村民総生産はH12年度の数値を用いた。 新恵那市域の財政シミュレーション(単位:億円) 800 国公債費 県公債費 市公債費 国その他 県その他 市その他 国公共事業費 県公共事業費 市公共事業費 国人件費 県人件費 市人件費 国債 県債 市債 財政調整機能 国歳入その他 県歳入その他 市歳入その他 国税 県税 市税 700 600 500 400 現状では、都市からの補填部分 今後は、水源税、CO2固定税、治水税等の名 目で、目的税として都市が負担 300 200 100 現状では、いわゆる公共事業部分 0 今後は、都市住民も納得する、森林を中心とした自然 資源保全等の公共事業へ転換 バイオマスエネルギー産業、バイオマス化学産業等々、21世紀型 再生可能資源利活用産業が地域に花開く。 歳入 地方への財源移譲により仕切りが変わる。 それに伴い、地方の独立性が増す。 歳出 受益 新たな公共サービスの担い手であるNPOの積極的進出により、経費 を削減しつつ、質の高いサービスを確保。
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