スライド 1

調査すること
アポトーシスとがん、エイズの関係

調査の方法
インターネットを利用した

多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種。
個体をより良い状態に保つために積極的に引き
起こされる、管理・調節された細胞の自殺すな
わちプログラムされた細胞死のこと。
癌化した細胞はこれによって取り除かれ続けてお
り、ほとんどの腫瘍の成長は未然に防がれてい
る。
しかし・・・
ヒト乳頭腫(パピロマ)ウイルス(HPV) 子宮頚癌
アポトーシスを活性化するp53遺伝子を不活化する

EBウイルス(EBV)
リンパ腫
細胞にアポトーシスへの抵抗性をつけさせる

メラノーマ(最も危険な皮膚癌)
アポトーシスを誘導するApaf-1遺伝子の発現を阻害する

B細胞白血病やリンパ腫
アポトーシスを抑えるBcl-2遺伝子を多量に発現する

エイズ患者の特徴は、CD4陽性T細胞が減少し免疫
不全に陥ることである。HIVは確かにCD4陽性T
細胞に感染するが、実際に感染している細胞は
10万分の1にも満たない。
では、何が細胞を死滅させているのか?
答えはアポトーシスである。
感染していない細胞はHIVに感染した細胞に接触
するとアポトーシスを惹起され、死滅する
アポトーシスは、人間の免疫にとってなくて
はならない機能
だが、癌やエイズは免疫としてのアポトーシ
スを防止したり回避する能力がある。これ
が癌やエイズが恐れられている理由だろう