大学教育における情報リテラシの方向性 伊藤 博文 Hirofumi Ito 豊橋創造大学短期大学部 Toyohashi Sozo Junior College ○ 佐野真一郎 Shinichiro Sano 豊橋創造大学短期大学部 Toyohashi Sozo Junior College 1.情報倫理の必要性――はじめに代えて―― 2.情報リテラシとしての情報倫理 2-1.情報リテラシの変遷 2-2.これからの情報リテラシ 3.情報倫理の必要性と現況の問題点 3-1.なぜ情報倫理が必要なのか 3-2.情報倫理教育の現状と問題点 4.まとめ 4-1.これからの大学教育における情報リテラシ 4-2.これからのネットワーク社会に求められること 2.情報リテラシとしての情報倫理 2-1.情報リテラシの変遷 1.PC出現以前 2.’90年代、Windows95出現以降 3.インターネット普及後 2-2.これからの情報リテラシ ☆ネットワークを意識させた情報リテラシ教育 3.情報倫理の必要性と現況の問題点 3-1.なぜ情報倫理が必要なのか 自律 インターネットの基本的設計思想 爆発的普及 分散 協調 背反的 ネットワーク社会の特質 管理可能性の高さ 3-2.情報倫理教育の現状と問題点 教育現場での実際 著作権法の遵守、プライバシー保護、ネットワーク犯罪の防止と いった既存の法規範を遵守することが主眼が置かれているが・・・ 自律的な行動規制を行えるような教育こそが必要 4.まとめ 4-1.これからの大学教育における情報リテラシ 主体性を持ったネットワーク社会の構成員を 育成するという観点 からの再教育 4-2.これからのネットワーク社会に求められること 法による他律的な規制ではなく、個による自律的な 行動抑制により社会の幸福と発展を実現する自発的 な行為が、「自律・分散・協調」を重んずるネット ワーク社会には馴染む ネットワークの特質を理解した上で自分の最善の選択ができる状態に あるようにするために、今、情報倫理の教育が必要
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