携帯アプリについて

携帯アプリについて
情報工学科1組 石原 第2週目
前回の発表を見直し、改めて簡単に説明
携帯電話のアプリ機能に着目し、
その携帯アプリ(BREWアプリ)について調査・開発すること
により、そのノウハウを学んでいきたい。
※ここでのアプリとは、携帯電話上で動く各種ツールなど
のアプリケーションのことを指す
どんなアプリを製作するか
(明確には決まっていない(模倣))
 パソコンとの連動
携帯からパソコンを起動・操作
 ハードとの連動
パソコンに繋いだカメラを使って、研究室の様子を
見るとか、メモ帳等の文章・カメラで撮った画像を
プリンタで印刷するなど
開発にあたって
自分の持っている携帯電話がauなので、
BREWプログラミングによるアプリ開発。
BREW
Qualcommが開発したCDMA方式携帯電話向けプラットフォーム。
日本では、CDMA方式を採用しているKDDIがサービスを開始して
いる。
BREW 搭載の携帯電話ならどの機種でも同じアプリが利用可能
C/C++ 言語によるアプリ開発
前提条件: C/C++ 言語の基本知識
BREWの特長(1)
 「軽量」
BREW の実行環境は極めて少ないメモリで軽快に動作するように
実装されている。
その結果、ハイエンドからローエンドまで幅広く、多種多様な携帯電話
端末に搭載される可能性を秘めている。
 「拡張性」
エクステンション( Extension )の機構により、本体の開発に
直接加わっていないメーカーが BREW の API を拡張できる。
この仕組みを利用して、携帯電話機能そのものをカスタマイズできる。
BREWの特長(2)
 「世界標準」
BREW の API 仕様は世界共通。
BREW アプリは、世界の全ての BREW 携帯電話で
動作できる。
 「自在性」
BREW では携帯電話のハードを直接制御できたり、
機械語のプログラミングができる。端末のハードをフル
に活かした、自在性のあるアプリを開発できる。
BREW と 携帯 Java
基本的には変わらない。
ただ「 BREW は Java を高速にしただけ」
BREW も携帯 Java も目指すところは同じ。
BREW 2.1 と MIDP 1.0 (Java) を比べる
•ファイルシステム
使用可能 使用不可
•ネットワーク機能
UDP、TCP サーバー、TCP クライアント HTTPクライアントのみ
•アプリ間連携
可能 不可
•勝手アプリの配信
不可(QUALCOMM や KDDI の審査と検証に合格しなければいけない) iアプリは可能
•プログラミング言語
C/C++/アセンブラ … Java
BREWの開発手順
1. BREW開発キット(BREW SDK)
をインストールする。
2. ソースコードを作成する。
3. BREWエミュレータ用にコンパイ
ルを行って、BREWエミュレータ
上で動作確認を行う。
4. 携帯電話用にコンパイルを行って
携帯電話上での動作確認を行う。
携帯電話上での動作確認
アプリを携帯電話で実行するために必要なファイルは
以下になる。
 MIF ファイル
 携帯電話用モジュール ファイル
 認証ファイル
アプリでリソースファイルを使用している場合は.barファイルも必要
しかし・・・
問題点
これらのファイルを携帯電話にインストールするには、
“BREW AppLoader” というツールを必要になるが、
このツールは Qualcomm の許可を得ないと入手する
ことは不可能。つまり、実機でのテストでは出来ない。
~3.エミュレータ上で動作確認までとなる。
また、クアルコム社に対し、独占禁止法の疑いで日本の
公正取引委員会が調査に乗り出す可能性がある。
BREWが今後使えるかどうか不透明
今後の予定
参考書を見たり、既存のプログラムを参考にしつつ、
BREW、C/C++の基礎を学んでいく。
参考資料
株式会社 ソフィア・クレイドル HP
http://www.s-cradle.com/developer/index.html#brew