地方会モデル案策定結果の現状 日本小児科学会 小児医療改革・救急プロジェクト 藤村正哲 (大阪府立母子保健総合医療センター) 日本小児科学会 ―わが国の小児医療・救急医療提供体制の改革に向けてー 高度専門医療 周産期センター 小児救急科 小児 ICU 救急搬送 中核病院 1次 入院・救急の集約化 救急・入院医療の広域化 病診連携の強化 身近な医療の継続 女性医師の増加 労働条件への配慮 3次救急 地域小児科センター 1次2次救急 ±NICU 小児科診療所 出 務 1次 医師当番 過疎地病院小児科 出 務 小児科診療所 一般病院小児科 小児医療提供体制の検討経過 日本小児科学会理事会・小児医療改革・救急プロジェクト(中澤) 2004年3月 「小児医療提供体制改革の目標と作業計画」策定 2004年6月 地方会「モデル案策定委員会」の設置 第一次「小児医療提供体制モデル案」策定作業開始 「地域小児科センター」、「中核小児科」、 「病院・過疎小児科」 の設定 2004年6月 支援URL: 「病院小児科・医師現状調査」 実施(~2006年3月) http://jpsmodel.umin.jp において情報、資料、検討結果を提供 2005年 地方会における検討の継続、病院調査の継続 合同策定委員会 2006年3月現在 4月、9月に開催、全国地方会代表が参加 36地方会で「第一次モデル案策定作業 」が終了 厚生労働省等の動向 2002年 医療提供体制の改革の基本的方向 (厚生労働省) 2005年 4月6日 厚労省「医師の需給に関する検討会(第3回)」 「病院小児科医の将来需要について」(日本小児科学会) 9月~11月 関連団体参加の「医師確保WG」(医政局、総務省、文科省) 10月6日 「わが国の小児医療提供体制の改革についての要望書」(日本 小児科学会) 12月 9日 12月22日 都道府県小児救急担当課長会議(厚労省) 「小児科・産科医師確保が困難な地域における当面の対応につ いて」~小児科・産科における医療資源の集約化・重点化の推 進~(厚労省4局長通知) 12月 産婦人科医療提供体制検討委員会発足(日本産科婦人科学会) 2006年 1月 「モデル医療計画の策定について」(厚労省医政局課長通知) 4月 「医療改革法案」の国会上程 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 地方会総括表 様式1-2「地域小児科センター病院用」(例) 「小児医療提供体制改革の目標と作業計画」 -改革ビジョンー 地方会総括表(地域小児科センター病院用)改訂04.8.24 2005年 * 月 3 日 最終改訂 地方会名 都道府県名 医療圏名(=二次医療圏規模) 地域小児科センター病院名 県立**病院 ①入院 日本小児科学会 日本小児科学会**県地方会 **県 阪神東 下記の「計画数値」と、病院調査から得られる「現状値」から、過不足が計算されます 医療圏内診療所の概数 主標榜科が小児科 15歳未満人口 151,261 医療圏面積平方Km 230.12 71 地域小児科センター病院と連携する病院小児科 病院小児科 過疎小児科 6 4 小児科一般病床総数 140 40 疾病新生児病床 合計 外来単位数(週) 42 182 8 48 専門外来番号 一般外来 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,12,14,15, 19,20 各種専門外来 総単位数 検診・育児相談・予防接 外来は半日が1単位 種など 57 39 26 14 13 8 主標榜科が非小児科 150 施設数 病床数 月間入院予定数 平均在院日数 夜勤医師定数 小児科一般病床 35 70 15 1 小児集中治療室病床 5 5 7 1 NICU管理料認可病床 9 10 60 1 その他の疾病新生児病床 合計 11 60 外来単位数(週) 20 105 週間予定受診数 15 一般外来 10 300 各種専門外来 総単位数 4 200 検診・育児相談・予防接種など 1 20 ②外来 小児科医師数(常勤) 地方会様式1-2 3 一般・専門小児科 一般・専門小児科(人) (専任) 6 新生児集中治療室 小児集中治療室 (兼任) 0 (兼任) 4 新生児集中治療室(人) 小児集中治療室(人) (専任) 10 (兼任) (専任) 0 4 常勤定数は週30時間 以上勤務のこと。研 修医も可、但し卒後 臨床研修2年を除 く。 小児科予定医師数 33 10 病院名と詳細は地方会様式2-2に記載のこと (専門外来番号)1.新生児,2.循環器,3.神経,4.血液,5.アレルギー,6.先天代謝異常,7.腎臓病,8.内分泌,9.感染症,10.呼吸器,11.栄養消化器,12.心身医学,13.臨床薬理,14.遺伝,15.精神神経,17.東洋医 学,18.運動スポーツ,19. リウマチ,20その他小児内科系 ③時間外診療・救急医療 (以下各小児)31外科.,32脳神経外科,33泌尿器科,34形成外科,35整形外科,36眼科,37耳鼻咽喉科,38心臓血管外科,39口腔外科,40その他小児専門 科 ①=開業医、②=病院医、③=その他応援医 外来部門 予定医師人数/診療日 小児救命救急部門 PICU 1.あり(a. 成人と共) 予定担当医師 開始時刻 終了時刻 17:00 8:00 14 150 9:00 8:00 23 100 週間予定入院数 20 平日夜間診療 1 ①( 15 %)②( 70 %)③( 15 %) 休日診療 2 ①( 30 %)②( 40 %)③( 30 %) 外来部門の運営主体は病院 1.はい いいえの場合の運営主体 時間外入院は小児科に入院する 1.はい いいえの場合の入院先 時間数 週間予定受診数 1.あり 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 地方会総括表 様式2-2「地域小児科センター病院」との連携小児科(例) 市立**病院 地域小児科センター病院名 地方会様式2-2 (モデル案としての病院小児科の想定規模) 病院名 病院名 病院名 病院名 A B C 病院名 病院名 病院名 病院名 病院名 病院名 病院名 D E F G H I J 病院の型(病院小児科=1、過疎小児科=2) 小児科一般病床数 疾病新生児病床数 合計 1 5 0 5 1 5 5 10 1 8 2 10 1 10 3 13 2 2 0 2 2 3 0 3 2 4 0 4 2 20 6 26 2 14 0 14 2 5 4 9 外来単位数(週) 一般外来 各種専門外来 総単位数 検診・育児相談・予防接種など 12 5 5 2 12 7 3 2 12 5 5 2 10 5 4 1 8 5 2 1 9 5 3 1 9 7 1 1 34 16 9 9 15 11 3 1 14 9 1 4 小児科予定医師数 4 3 3 5 2 2 2 4 3 2 山口県の小児医療提供体制モデル案 中核病院 地域小児科センター 一般小児科 過疎小児科 山口県には9つの二次医療圏があるが赤線で囲んだように 二つの医療圏を統合して6つの小児医療圏する案がモデル案 策定委員会で承認された. 小児医療改革・救急プロジェクト http://jpsmodel.umin.jp/ (管理者:青谷) このサイトは、日本小児科学会会員、モデル案策定委員会に対する情報提供を目的としています 文書 ファイル形式 サイズ 掲載日付 回答、未回答病院数(2006年1月現在)UPDATE エクセル 25kb 2005/07/08 地方会医師計画数と解析用ファイル(2006.1.5現在)UPDATE エクセル 133kb 2005/09/12 4,602kb 2005/12/13 2005年12月9日厚生労働省医政局主催、「全国小児救急医療関係主管課長会議」配布資料 「小児科・産科医師確保が困難な地域における当面の対応について」 PDF 2005年9月10日合同策定委員会説明スライド パワーポイント 422kb 2005/09/20 2005年9月10日合同策定委員会配布資料 ワード 775kb 2005/09/20 二次医療圏別・年齢別人口 エクセル 285kb 2005/09/12 「病院小児科・医師現状調査」調査票 PDF 137kb 2005/06/30 「地域小児科センター構想」について(解説付き) ワード 337kb 2005/06/27 「地域小児科センター構想」について パワーポイント 574kb 2005/06/13 病院小児科・医師現状調査結果(抜粋) ワード 320kb 2005/05/24 病院小児科医の将来需要について ワード 706kb 2005/04/06 小児医療改革説明資料(1) ワード 215kb 2005/03/03 「中核病院、地域小児科センター病院」の一覧表(県別集計) エクセル 32kb 2005/03/01 Q&A ワード 112kb 2005/03/01 小児医療改革説明資料(2) ワード 282kb 2005/03/01 作業計画全文 ワード 299kb 2005/02/19 作業計画全文 html - 2005/02/19 モデル案策定委員会専用書庫 掲載資料(要読み取りパスワード) ファイル形式 サイズ 掲載日付 更新日付 24.9Mb 2006/02/03 都道府県別医療機関配置白地図 ワード 地方会様式1,2記載病院一覧表(全国版)NEW エクセル 病院小児科・医師現状調査 総リスト(20051031) エクセル 2,394kb - 2005/12/01 病院小児科・医師現状調査 総医師リスト病院情報つき(20051031) エクセル 9,516kb - 2005/12/01 エクセル 499kb - 2005/07/08 日本小児科学会員がいる病院名簿(改訂データ) 274kb 2006/01/30 - (データ管理者:青谷裕文) 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 地方会が提出した総括表(様式1)平成18年3月末現在 様式1の集計 様式1,2を策定した都道府県数 中核病院 地域小児科センター病院 36 都道府県 36 都道府県 78病院 262病院 3717 床 7916 床 (47.6 床) (30.2 床) 156 床 207 床 (平均病床数) (2.0 床) (0.8 床) NICU管理料認可病床 530 床 1096 床 (平均病床数) (6.8 床) (4.1 床) 899 床 2448 床 1108 人 1764 人 新生児集中治療 290 人 422 人 小児集中治療 119 人 67 人 348 病院 559 病院 予定病床数 3288 床 4316 床 予定医師数 960 人 1097 人 75 病院 185 病院 予定病床数 455 床 789 床 予定医師数 159 人 310 人 病院数 一般小児病床 (平均病床数) 小児集中治療病床 その他の疾病新生児病床 予定専任医師数 一般・専門小児科 連携する病院 一般小児科 過疎小児科 様式1(中核病院+地域小児科センター病院)の集計 様式1の集計 病院数 病床数 医師数 病院数 中核病院 地域小児科セ ンター病院 78 262 連携する病院 一般小児科 348 559 過疎小児科 75 185 3 ,7 1 7 7 ,9 1 6 小児集中治療病床 156 207 N IC U 管理料認可病床 530 1 ,0 9 6 その他の疾病新生児病床 899 2 ,4 4 8 一般小児科 3 ,2 8 8 4 ,3 1 6 過疎小児科 455 789 1 ,1 0 8 1 ,7 6 4 新生児集中治療 290 422 小児集中治療 119 67 一般小児科 960 1 ,0 9 7 過疎小児科 159 310 一般小児病床 一般・専門小児科 様式1 ,2 を策定した都道府県数 3 6 都道府県 合計 1 ,5 0 7 2 5 ,8 1 7 47県では約 6 ,2 9 6 8,200人 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 中核病院の計画数 中核病院数=78 中核病院の数 8 7 6 5 4 3 2 1 0 大 東 北 福 愛 埼 千 兵 栃 茨 沖 香 岡 京 石 群 大 鹿 宮 熊 長 佐 高 愛 徳 山 広 島 鳥 和 奈 滋 三 岐 長 山 福 富 新 福 秋 宮 岩 青 阪 京 海 岡 知 玉 葉 庫 木 城 縄 川 山 都 川 馬 分 児 崎 本 崎 賀 知 媛 島 口 島 根 取 歌 良 賀 重 阜 野 梨 井 山 潟 島 田 城 手 森 道 島 山 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 地域小児科センター病院の計画数 地域小児科センター病院数=262 地域小児科センター病院の数 25 20 15 10 5 0 埼 東 大 福 愛 千 北 広 兵 京 長 鹿 秋 岩 茨 石 群 岐 山 福 岡 愛 三 山 大 栃 沖 佐 高 島 鳥 滋 富 新 青 香 宮 熊 長 徳 和 奈 福 宮 玉 京 阪 岡 知 葉 海 島 庫 都 野 児 田 手 城 川 馬 阜 口 島 山 媛 重 梨 分 木 縄 賀 知 根 取 賀 山 潟 森 川 崎 本 崎 島 歌 良 井 城 道 島 山 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 中核病院当たりの小児人口 小児人口=1828万人 ←小児科集約化 人口密度の高い県は補正必要? 1中核病院当たり小児人口(人) 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 広 新 宮 福 長 岐 熊 三 鹿 兵 長 滋 青 愛 愛 奈 千 山 岩 東 埼 宮 京 大 大 秋 和 富 群 茨 福 岡 佐 山 沖 北 福 徳 高 島 栃 鳥 石 香 島 潟 城 島 野 阜 本 重 児 庫 崎 賀 森 知 媛 良 葉 口 手 京 玉 崎 都 阪 分 田 歌 山 馬 城 岡 山 賀 梨 縄 海 井 島 知 根 木 取 川 川 島 山 道 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 地域小児科センター病院当たりの小児人口 ←小児科集約化 人口密度の高い県は補正必要? 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 宮 熊 愛 新 兵 東 長 栃 大 北 奈 千 沖 宮 岡 福 茨 三 福 青 滋 和 埼 香 岐 大 群 愛 福 富 広 徳 京 佐 山 長 鹿 高 島 山 石 岩 鳥 秋 城 本 知 潟 庫 京 崎 木 阪 海 良 葉 縄 崎 山 岡 城 重 島 森 賀 歌 玉 川 阜 分 馬 媛 井 山 島 島 都 賀 口 野 児 知 根 梨 川 手 取 田 道 山 島 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 地域小児科センター病院の計画数と小児人口 現在まで 44都道府県で計画数 307センター 都道府県別 計画数: 地域小児科センター病院の数 小児人口20万人に3センター +中核病院 25 セ ン 20 タ ー 15 病 院 10 数 91 二次医療圏の数 351 ●やや多いが、一応妥 当な計画数で進行して いると考えられる 5 0 0 500 1000 小児人口(千人) 1500 2000 日本小児科学会会員一人当たりの小児人口 会員数=18,422 会員当たり小児人口 1800 1600 1400 1200 1000 800 600 400 200 0 北 青 岩 宮 秋 山 福 茨 栃 群 埼 千 東 神 新 富 石 福 山 長 岐 静 愛 三 滋 京 大 兵 奈 和 鳥 島 岡 広 山 徳 香 愛 高 福 佐 長 熊 大 宮 鹿 沖 海 道 森 手 城 田 形 島 城 木 馬 玉 葉 京 奈 川 潟 山 川 井 梨 野 阜 岡 知 重 賀 都 阪 庫 良 歌 山 取 根 山 島 口 島 川 媛 知 岡 賀 崎 本 分 崎 児 縄 全 国 島 会員当たり小児人口は比較的均等であり、医師密度は西高東低の傾向がある。 米国の小児科医一人当たり小児人口 Pediatrician-to-Population Ratios (# of children <18 years per post-GME clinical general pediatrician)n Alabama 2,229 Kentucky 2,514 North Dakota 2,755 Alaska 2,292 Louisiana 1,994 Ohio 1,815 Arizona 2,193 Maine 1,717 Oklahoma 2,680 Arkansas 2,797 Maryland 1,143 Oregon 2,049 California 1,828 Massachusetts 1,040 Pennsylvania 1,623 Colorado 1,966 Michigan 2,018 Rhode Island 1,227 Connecticut 1,220 Minnesota 2,234 South Carolina 2,220 Delaware 1,289 Mississippi 2,833 South Dakota 3,641 DC 484 Missouri 1,868 Tennessee 1,930 Florida 1,605 Montana 2,759 Texas 2,421 Georgia 1,914 Nebraska 2,608 Utah 2,551 Hawaii 1,242 Nevada 3,054 Vermont 1,236 Idaho 4,280 New Hampshire 1,577 Virginia 1,590 Illinois 1,770 New Jersey 1,125 Washington 2,055 Indiana 2,714 New Mexico 2,158 West Virginia 2,068 Iowa 3,004 New York 1,068 Wisconsin 2,100 Kansas 3.300 North Carolina 1,895 Wyoming 3,077 Source: Mapping Health Care Delivery for America’s Children Project (US Census 2000, AMA/AOA Masterfiles, 2000) 7 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 モデル計画案における 病院小児科医一人当たりの小児人口 小児人口/計画小児科医数 4500 4000 3500 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 ←医師過剰配置 医師過少配置→ 石 島 鳥 大 福 岡 青 山 全 千 大 和 香 佐 埼 栃 徳 秋 愛 岩 新 愛 岐 福 鹿 群 富 沖 三 高 奈 長 東 山 宮 宮 川 根 取 阪 岡 山 森 梨 国 葉 分 歌 川 賀 玉 木 島 田 媛 手 潟 知 阜 島 児 馬 山 縄 重 知 良 野 京 口 城 崎 山 島 大阪 東京 病院小児科医一人当たり、小児人口1500~2000 医師確保困難な状況で計画して、過小配置となることもある 4500 4000 3500 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 Idaho South Dakota Wyoming Nevada Iowa Mississippi Arkansas Montana North Dakota Indiana Oklahoma Nebraska Utah Kentucky Texas Alaska Minnesota Alabama South Carolina Arizona New Mexico Wisconsin West Virginia Washington Oregon Michigan Louisiana Colorado Tennessee Georgia North Carolina Missouri California Ohio Illinois Maine Pennsylvania Florida Virginia New Hampshire Delaware Hawaii Vermont Rhode Island Connecticut Maryland New Jersey New York Massachusetts DC Kansas 米国の一般小児科医一人当たりの小児人口 米国小児科医一人当たり小児人口 数値は似ているが日本との比較はやや困難 米国の数値はpost-GME clinical general pediatrician 日本の病院小児科医に該当する医師数は算定不能(Hospitalistは普及不十分) 「わが国の小児医療提供体制の構想」・ 日本小児科学会 モデル計画案での計画小児科医師数/会員数比 会員数=18,422、うち認定医数=12,759(7割)(病院勤務=8,383、診療所=3,457) 計画小児科医師数/会員数比 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 東 宮 宮 山 高 富 徳 群 奈 香 岡 長 福 鳥 愛 三 秋 全 沖 栃 愛 和 山 鹿 新 島 佐 大 大 福 岩 岐 千 青 埼 石 京 崎 城 口 知 山 島 馬 良 川 山 野 岡 取 媛 重 田 国 縄 木 知 歌 梨 児 潟 根 賀 分 阪 島 手 阜 葉 森 玉 川 山 島 モデル案の計画医師数は、日本小児科学会会員数の5割~7割 兵庫県のモデル計画案と現状数値の比較 400% 350% 300% 250% 200% 150% 100% 50% 0% 小 児 科 一 数般 入 院 病 床 小 児 集 病中 床治 数療 室 入 院 N I 入C 院U 病管 床理 数料 認 可 そ の 入他 院の 病疾 床病 数新 生 児 入 院 病 床 数 合 計 一 般 (外 週来 単 ) 位 数 各 種 専 門 ( 週外 )来 単 位 数 防検 接診 種 ・ 数 な育 (ど 児 週 外相 )来 談 単 ・ 位予 小 児 科 医 合 計 兵庫県のモデル計画案と現状数値の比較 検診・育 児相談・ NICU管 その他の 一般外来 各種専門 小児科一 小児集中 予防接種 小児科医 理料認可 疾病新生 入院病床 単位数 外来単位 般入院病 治療室入 合計 など外来 入院病床 児入院病 数合計 数(週) (週) 床数 院病床数 単位数 床数 数 (週) 施設数 中核、地域 センター病 院 13 474 連携する小 児科 132 1053 計画値合計 145 1527 48 調査現状値 52 1156 2.79 1.32 計画/現状 比 156 799 160 108 28 332 312 1361 679 283 176 431 101 468 2160 839 391 204 763 29 89 291 1565 535 235 103 218 1.66 1.13 1.61 1.38 1.57 1.66 1.98 3.50 101 48 . . 病院調査 兵庫県 回答 病院数 会員 病院数 回答率 54 95 57% まとめ 1. 36都道府県(77%)で一次モデル計画案の策定が終了した。 中核病院 78、地域小児科センター病院 262 連携する病院小児科 907 2.病院の計画数を都道府県別、小児人口比で比較したところ、中核 病院:人口15万~30万、地域小児科センター病院:3万~7万が設 定されている。(総人口では各100万~200万人、20万~50万人) 3.病院小児科医一人当たり、小児人口1500~2000に設定されている。 4.モデル計画案で計画された医師数は、日本小児科学会会員数の5 割~7割に相当する。 5.病院小児科・医師現状調査回答病院の合計数値と、モデル計画案 の合計数値を照合、比較検討することによって、計画の妥当性を 評価することが必要である。
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