イメージ調査の手法を用いた 災害情報に対する住民の意識 3081-6007 小山研究室 久家 勇記 研究目的 災害用語には難解なものが多いが、改善を目的とした研究は乏し い 本研究では、イメージ調査の手法を用いたアンケート分 析を行い、市民が災害情報に抱くリスクイメージを調査 することを目的とする 先行研究では用語の認知度や印象の強さを段階的に尋 ねる設問がほとんどである。そこで、今回の研究では 用語の印象を具体的数値に置き換えて回答する設問を 増やし、結論の明確化を図った。 研究方法 静岡大学1年生966人を対象とし、2009年度前期の新入 生セミナーの授業で防災用語に関するアンケートを実施 調査対象 実施日 学部・学科 実施人数 教育学部(教員養 成)・理学部 258人 6月25日 教育学部 (教員養成,三課程) 272人 7月2日 農学部・人文学部 195人 7月9日 人文学部 241人 え 6月18日 得られたアンケート を学部ごとに分け、 Excelを使って集計・ グラフ化を行った 設問内容(抜粋) 災害 情報 大雨 大雨警報 洪水 洪水警報 津波 東海地震 富士山噴火 津波警報 観測情報・警戒宣言 噴火警戒レベル3(入山規制) 噴火警戒レベル4(避難準備) 噴火警戒レベル5(避難) 与えられた情報 からそれぞれの 災害が起こる確 率や規模の印象 を数値で回答 結果(抜粋) 確率(%) 70 60 65.9 60.4 50 43.5 66.1 63.3 50.6 46.3 39.4 40 41.9 30 20 大雨警報・緊急地震速報・東海地震の観測情報・警戒宣言の リスクイメージが高い!!! 10 0 大 雨 警 報 洪 水 警 報 津 波 警 報 緊 急 地 震 速 報 東 海 地 震 の 観 測 情 報 東 海 地 震 の 警 戒 宣 言 噴 噴 噴 火 火 火 警 警 警 戒 戒 戒 規レ 準レ 難レ 制ベ 備ベ )ベ ル )ル )ル 5 3 4 ( ( ( 避 入 避 山 難
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