設計責任を問う、第2弾

041025 ちょっと一休み(42)
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041025 ちょっと一休み(42)
ちょっと一休み(42)Rev.-1
041025版
「ちょっと一休み(26):「タイヤ脱論事故を設計分析
する 」がリリース済です。
設計責任を問う!
「ちょっと一休み(34):「ハインリッヒの悪魔の法則
」がリリース済です。
第 2 弾 !
このバックグラン
ド色は・・・
確か???
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041025 ちょっと一休み(42)
何度も、何度も・・・
ハインリッヒの法則・・・
トラブルの再発、人身事故、災害事故・・・
そして、社告やリコールを繰り返す設計集団や企業が存
在します。
その紐解きが
何故だと思いますか?
それは・・・
できないのです。
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041025 ちょっと一休み(42)
「トラブル再発」を設計分析する
2004年9月29日(水) 読売新聞の朝刊から抜粋
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著者の設計分析
■ M社 座席欠陥 バス30台
M社トラック・バスが今月リコールを届け出た大型路線バスの座席
部品の「欠陥隠し」を巡り、分社前のM社が2002年、この欠陥が原因
で二度の人身事故が発生した大阪市交通局の路線バスの計30台
について、欠陥部品を改良品に交換するなどの改修をしていたこと
が、28日明らかになった。
しっかりしなさい!
M社側はこれまで、最初のリコール隠し事件が発覚した2000年以降
親に恥をかかせるもの
は、欠陥部品をひそかに交換する「ヤミ改修」を中止したと説明して
ではありません!
いたが、その後も同様の措置を続けていた疑いが浮上した。
社名:M社トラック・バス株式会社
社長/CEO:V.P氏
資本金:200億円
設立:2003年1月6日
在籍人員:約16,000人(連結)
主な株主:D社(米国)
M自動車工業株式会社
我々と同じ技術者は一体、何をして
きたのでしょうか? 何を議論してき
たのでしょうか? 残念です!
講師の卒業大学、そのクラスメート
から4名がM社に勤務中です。
今年の12月末に恒例のクラス会が
開催されますので、真相をヒアリン
グして来ましょう。
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【引用文献・参考文献】
・2004年9月29日 読売新聞 朝刊
041025 ちょっと一休み(42)
「トラブル再発」を設計分析する
2004年9月29日(水) 読売新聞の朝刊から抜粋
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著者の設計分析
SITE MAP「i」のテキスト第18部をダウンロード!
■ リコール隠し 発覚後も"ヤミ改修"
国土交通省は、こうした行為が公共交通機関を対象に行われてい
た点を重視。リコールを避けて改修を行った経緯について説明を求
めている。
公共機関を対象?
信じられませんね!
この欠陥は、車両後部にある座席部品の留め具のかかり具合が不
十分なため、座席が前に倒れる恐れがあるというもの。
設計FMEAを実施していれば、こん
なことには・・・
M社によると、大阪市交通局の路線バスで最初に人身事故が発生
したのは2002年7月で、急ブレーキの際に非常口わきの座席の留め
具がはずれて前に倒れ、乗客が前に投げ出されて胸や足に打撲傷
を負った。
いつも犠牲になるのは、社会的に弱
い者たちです。
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何故なんでしょうか?
【引用文献・参考文献】
・2004年9月29日 読売新聞 朝刊
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「トラブル再発」を設計分析する
2004年9月29日(水) 読売新聞の朝刊から抜粋
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著者の設計分析
■ 繰り返すトラブル ⇒ 何故、防止できないのか?
同年9月にも同じ欠陥で人身事故が発生したため、M社は改良品
を製造。翌年2月までに同局のバス30台を改修し、数10万円に上る
費用も全額負担した。
この欠陥による人身事故は、2001年以降だけでも、大阪市交通局
の2件のほか、愛媛、兵庫、神奈川県で各1件ずつ発生。
兵庫と神奈川の事故は路線バス、愛媛の事故は観光バスで起きて
いた。
しかし、M社では当時、この欠陥について、品質保証部門が保安
基準違反にはあたらないなどと判断したため、リコール届け出は見
合わせていたという。
「・・・」
どうして、歯止めがかからないのでし
ょうか?
ここが知りたいところです。「保安基
準にはあたらない」と・・・
① 言わせられたのか?
② 自主判断で言ったのか?
同じ、設計者としてはここの真相が
知りたいところです。
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【引用文献・参考文献】
・2004年9月29日 読売新聞 朝刊
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「トラブル再発」を設計分析する
■ 設計者よ! 設計力とプライドを身に付けよう!
ここからは、M社とは無関係に一般論に入ります。
何度も、何度も・・・
トラブルの再発、人身事故、災害事故・・・
そして、社告やリコールを繰り返す『設計集団』や『企業』が存在します。
何故だと思いますか?
それは、特許出願率にも現れるように、その設計集団や企業の偏差値が低いからです。
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041025 ちょっと一休み(42)
「トラブル再発」を設計分析する
■ 設計者よ! 設計力とプライドを身に付けよう!
重要
ですから、事故防止対策の雛形と言われているハインリッヒの法則で、「1:29:300」の現
象は理解できても、その紐解きができないのです。
1
「1 :対策の鍵
29 : 300」の現象を理解できても、
29
紐の解き方が分からないのです!
真の対策
300
残念ですが、偏差値が低いのです。
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041025 ちょっと一休み(42)
「トラブル再発」を設計分析する
MAP「i」のテキスト第11部をダウンロード!
■ 設計者よ!SITE
設計力とプライドを身に付けよう!
でも、今はそれで良いではありませんか!再履修しましょう!
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041025 ちょっと一休み(42)
「トラブル再発」を設計分析する
■ 設計者よ! 設計力とプライドを身に付けよう!
結局、総合的な『設計力』がものを言います!
終わり
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