PowerPoint プレゼンテーション

あだちエコネット事業
- 地球にやさしいひとのまち -
2011年6月8日
足立区環境部
1
足立区って、どんな地域?
人口 66.8万人
面積 53.2k㎡
位置 東京23区の北東部
○つくばエクスレス(平成17年開業)
○日暮里・舎人ライナー(平成19年度開業)
協働で築く力強い足立区の実現
2
あだちエコネット事業 リサイクルステーションの風景
3
事業の位置づけと目的
◎ 事業の位置づけ
足立区環境教育基本方針・実施計画(H18.3)の重点プロジェクトのひとつとし
てスタート
◎目
的
• インセンティブを付与することで区民の継続的な環境行動につなげる。
• 廃ペットボトルの良質なリサイクルを実施。
• 足立区の理念「協働でつくる力強いまち足立の実現」に沿って、区民、事業者、
行政の連携・協働の事業を実施。
4
あだちエコネット事業の基本コンセプト
身近であれ
5
ペットボトル自動回収機 設置店舗マップ
5
6
ペットボトル自動回収機 設置店舗一覧
店
名
所在地
店
足立区西新井本町4‐25‐5
足立谷中店
足立区谷中5‐4‐18
佐野店
足立区佐野2-27-10
28
足立加平店
足立区加平3-4-1
足立区興野1-12-7
29
足立古千谷店
足立区古千谷本町2-17-20
足立区江北7‐21‐10
30
足立中央店
足立区中央本町4-23-20
足立区足立4‐1‐1
31
足立南花畑店
足立区南花畑2-15-12
足立小台店
足立区小台1‐17‐1
32
江北店
足立区江北5-16-24
一ツ家店
足立区一ツ家1-12-12
33
竹の塚店
足立区竹の塚6‐7‐1‐101
足立入谷店
足立区入谷1-26-15
東和店
足立区東和1-29-8
西新井店
足立区西新井2-26-16
栗原店
足立区栗原4‐16‐1
綾瀬店
足立区綾瀬3-4-25
25
2
アリオ西新井店
足立区西新井栄町1‐20‐1
26
ザ・プライス千住店
足立区千住3‐2
27
4
竹の塚店
足立区竹の塚5-17-1
5
ザ・プライス西新井店
鹿浜店
イトーヨーカドー
6
E-MART
7
H&Dイチカワ
8
9
オーケー
10
カズン
関原店
足立区関原2-15-4
34
11
ココスナカムラ
梅島店
足立区梅田7‐34‐12
35
五反野店
足立区中央本町2-26-12
36
保木間店
足立区保木間1‐12‐8
37
12
13
サミット
所在地
足立西新井本町店
1
3
名
BIG-A
ベニースーパー
ベルクス
松坂屋ストア
マルエツ
ヨークマート
14
三 徳
綾瀬店
足立区東綾瀬1‐26‐5
38
扇大橋駅前店
足立区扇2‐26‐1
15
カリブ
カリブ梅島
足立区梅田6‐9‐16
39
大谷田店
足立区大谷田5‐18‐11
16
スーパーいずみ
大谷田店
足立区大谷田1‐1
40
江北駅前店
足立区西新井本町2‐31‐20
17
生鮮市場さんよう
足立区西保木間2‐18‐10
41
竹の塚店
足立区西伊興 4-1-22
18
生鮮市場ヤオシチ
足立区千住龍田町28‐20
42
竹の塚東店
足立区東保木間 2-9-17
ライフ
19
青井店
足立区青井3‐1‐1
43
舎人店
足立区舎人6-1-6
20
足立島根店
足立区島根3-20-18
44
西新井店
足立区西新井7-14-20
足立区加賀1‐3
45
六町駅前店
足立区六町4‐3‐1
46
花畑店
足立区花畑4‐38‐11
21
西 友
加賀鹿浜店
22
北綾瀬店
足立区東和5‐12‐13
23
千住元町店
足立区千住元町35
西新井店
足立区梅島3‐32‐7
24
イオン
7
ワイズマート
あだちエコネットポイントのシステム
買物券など
区 民
割引サービス
提供
ペットボトル1本
5ポイント(0.5円)
ペットボトル
資源回収
《 店頭 》
スーパー
・ 運用コスト負担
・ ポイント原資提供
・ 区民への広報
・ 資源回収率の向上
・ 行政事業の効率アップ
・ コスト削減
・ 環境負荷の低減
1,000ポイント
で交換
《 店内 》
ポイント
端末
・ 回収場所の提供
・ 運用サポート
- 資源回収
足立区
ポイントカード
サービスカウンター
RVM
自動回収機
- ポイント交換
ポイント
代金精算
RVMサーバー
ポイントサーバー
リサイクル
サービスプロバイダー
使用履歴、
実績報告
ポイントシステム
サービスプロバイダー
8
循環型
リサイクル
ポイント
履歴管理
エコネットポイントカード
旧ポイントカード
新ポイントカード
1 ICカード(接触型)
1 ICカード(非接触型)
2 既存カードデザイン
2 オリジナルカードデザイン
3 匿名カード
3 匿名カード
4 ポイント情報はカード上に格納
4 ポイント情報はポイントサーバー上に記録
5 1枚約500円
5 1枚約150円
6 無料配布 スーパーのサービスカウン
ターでニックネームを記入で即時発行
6 無料配布 スーパーのサービスカウン
ターで即時発行
7 30万世帯に対して5万枚
7 30万世帯に対し6万枚+交通系ICカード
8 交通系ICカードにポイントをためられる
9
区民に対するインセンティブ
○ ペットボトル自動回収機利用者へのインセンティブ
1,000ポイントで100円分のお買い物券等に交換
ペットボトル1本につき5ポイントを付与(200本で100円相当を還元)
【例】
イトーヨーカドー
100円相当の買い物券
西友
100円相当の買い物券
サミット
サミットポイント100点に交換(100円相当)
ライフ
ライフポイント100点に交換(500点で500円分の商品券に交換)
ポイント発行累計 202,176,342ポイント
還元ポイント
109,760,000ポイント(=10,976,000円)
(H18年11月~H23年2月までの累計)
10
自動回収機の特性
21 年度使用 ペットボトル自動回収機仕様
仕 様
期待効果
機種名
TOMRA T-63 HCp Chipper
選別機能
センサー識別による PET 容器回収
中間処理施設における選別・分別プ
対象外容器の除去
ロセス削除 品質向上
無色/有色 分別・破砕後別々に保管
同上
分別機能
(分別は設定により可)
減容機能
破砕(1/8)処理スピード 2 秒/本
保管容量
640~1000 本=無色ボトル 600 本/有 回収効率の向上
色ボトル 40 本(破砕なしの場合)
対象容器
150mℓ~2ℓ
ディスプレイ
操作案内等の表示
特典提供
IC ポイントカード方式
インセンティブ
チケット発券(当りくじ方式)併用
リモート操作
PHS による遠隔操作、データ取得
オプション
バーコードリーダー、重量センサー
11
収集運搬の積載効率向上
回収拠点の作業性向上
生活者のリサイクル参加促進
オペレーション向上
回収拠点での効率化
かさばるペットボトルを回収現場で1/8に減容。貴重なスペースを有効に生かします。
丸容器のままの回収
(潰して回収箱に投入)
ペットボトル約700本
自動回収機による回収
(ラベル、汚れ選別後、破砕処理)
保管場所スペースが
1/8に
 回収拠点(店舗)の入替え作業の軽減
 保管場所の省スペース化
リサイクルルート各プロセスの
コストダウンの実現
 収集・運搬の効率化
12
ペットボトル回収方法による経済性と環境負荷の比較
<収集・選別・保管に関わる経済コストと環境負荷の変化>
ステーション収集方式⇒一部RVM設置 拠点収集方式
設定条件
人口
面積
: 310,000人
:16 km2
回収拠点数
集積所回収 : 8,000ヶ所
RVM & 拠点 : 30ヶ所/150ヶ所
年間ペットボトル回収量
: 744 トン
経
済
コ
ス
ト
環
境
負
荷
ス
テ
ー
シ
ョ
ン
収
集
方
式
約-53%
148円
70円
約-21%
0.033kg-CO2
0.026kg-CO2
一
部
R
V
M
拠
点
収
集
方
式
(注: 環境負荷は収集・選別・保管によって排出される二酸化炭素排出量の推定値)
(財) 社会経済生産性本部による試算
13
ペットボトル 新回収・リサイクルルートの特性
<排出>
<回収>
<収集・運搬>
<処理・再生>
集積所回収
自治体に
ルートの決定権なし
一般的な
ルート
指定法人ルート
積載量260kg/2t車
1,200kg ← 4.6台
住民
週1回
決められた時間
輸送効率が低い
分別排出
独自の契約ルート
中間処理施設
(圧縮・選別)
再生事業者
中間処理施設の負担大
RVM
独自の契約ルート
いつでも、
楽しく、便利
新ルート
積載量1,200kg/2t車
1,200kg ← 1台
ライフスタイル
に合わせ選択
RVMによる選別・破砕
ダイレクト
又は、積替・保管
回収現場で選別・破砕減容されている為
輸送効率高い
14
再生事業者
(国内)
ペットボトル新回収システムの概要
自動回収機を核とした
ペットボトルのリサイクルシステム
「楽しく、便利に、リサイクル!」
生活者の参加を促進する回収システム
導入効果
・ 回収形態
:新拠点回収(スーパー店頭) 自動回収機使用
・ 回収時間
:365日、資源を回収
・ インセンティブ:利用者に環境ポイントを発行 ICカード使用
・ 地域生活者の環境教育
・ 資源回収の推進
回収現場で一次処理
・ 回収現場の作業性アップ
・ 選別・分別: 容器の素材・形状を瞬時に識別、異物を排除
・ 減容
: 破砕処理 : 1/8に減容(TOMRA自動回収機)
・ 収集運搬の効率アップ
・ 中間施設の選別作業カット
リサイクルループの構築
・ 回収資源の品質アップ
・ 収集・リサイクルコストダウン
・ 回収から再生まで効率的・適正な循環型リサイクルループ
・ ボトルtoボトルのリサイクル 生活者にも見える資源の循環
成果
社会コストの削減
循環型社会の構築
15
環境負荷の低減
ペットボトル回収実績
足立区内での廃ペットボトル回収率 (推計)
足立区内発生量を約3,000トンと推計し、その86%にあたる2,579トンを回収。
(17年度の資源回収量1,835トンに、ごみの組成調査による「ごみ」混入率から推計した1,150トンをプラス)
自動回収機の回収実績
平成22年度は424トンで、総回収量の約16.4%を回収。
(単位:トン)
15年度
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
21年度
22年度
集積所回収
約20,000ヵ所
72
(モデル)
248
(モデル)
1,513
(本格)
1,615
1,701
1,871
1,883
1,962
店頭回収
約240ヵ所
580
575
189
193
自動回収機
による回収
-
-
-
75
(4店)
282
(17店)
363
(30店)
403
(30店)
424
(46店)
合計
652
823
1,835
1,943
2,209
2,439
2,475
2,579
322
253
226
集積所回収量、RVM回収量ともに増加しており、ごみ減量になっている。
16
205
ペットボトル自動回収機システム関連経費
回収・運営経費
18年度
回収量(㎏)
回収本数(千本)
単価(円/㎏)
回収経費(千円)
19年度
20年度
21年度
22年度
合計
74,599
282,114
362,638
402,831
423,819
1,546,001
2,044
8,002
10,378
11,587
12,212
44,223
148
124
120
104
104
114
11,054
34,883
43,659
41,874
44,056
175,526
エコネットポイントシステム運営経費
18年度
カード作成(枚)
19年度
20年度
21年度
22年度
合計
17,000
25,500
3,000
4,000
60,000
109,500
7,263
14,383
1,836
2,370
9,030
34,882
427
564
612
592
151
319
ポイントシステム構築費(千円)
21,385
0
0
0
2,205
23,590
ポイントシステム運営費(千円)
5,168
16,279
4,708
24,387
42,511
93,053
カード、システム(構築、運営)
経費計(千円)
33,816
30,662
6,544
26,757
53,746
151,525
年度別経費計
44,870
65,545
50,203
68,631
97,802
327,051
カード作成費(千円)
カード単価(円)
■ 平成22年度に新ポイントシステムへの切り替えを行った。
17
おもちゃトレード事業
スタート
再生おもちゃをGET
たまったポイントで
おもちゃと交換
使わなく(使えなく)なった
おもちゃをトレードセンターへ
※ペットボトルでためた
ポイントも使える
おもちゃトレード事業の
再利用ループ
エコポイントがたまる
おもちゃトレードセンター
で修理・再生
18
おもちゃトレードセンター
循環型食品リサイクル事業
現在は、紙にスタンプを
押す方式で運営中
小学校
ポイント取得
リサイクル施設
家庭
生ゴミ乾燥機
家庭生ゴミ
肥料化
ためて
ポイント利用
有機農家
つかう
有機野菜
の持ち帰り
19
あだちエコネット事業の展開イメージ
エコネットポイントを媒体として、資源回収・リサイクルをはじめとする環境事業へのメニュー
を
順次拡大、将来的には他の公共事業への展開をめざす。
他の公共事業との連携
環境事業
STEP1
STEP2
STEP3
まちの緑化
ペットボトル回収事業
環境家計簿
マイバック運動
清掃活動
河川清掃
環
境
ま
ち
づ
く
り
健康スポーツ
ボランティア
まちの美化
駐輪場利用
環学
境校
教活
育動
循環型食品リサイクル事業
おもちゃトレード事業
資源集団回収
子どもエコくらぶ
環境学習
20
健康診断
安心安全
あの手この手のごみ減量・資源化推進
・粗大ごみ持込
・粗大ごみ再活用プロジェクト
・資源ごみの買取市
・ペットボトルキャップをワクチンへ
身近であれ、バリヤーをなくせ。
21
粗大ごみの処理費用が無料
家庭で不要となった家具などの粗大ごみの処分は、収集(有料)と持ち込
み(無料)を選択できます。
【 粗大ごみの無料受入れ 】
持ち込み回数や個数制限はあるが、区民が自分の車で指定施設(区内
の粗大ごみ中継施設)に持ち込む場合は無料で受け入れている。
これにより、
○年間の粗大ごみ処理依頼の約4割が自己持込
(他区でも自己持込みを実施しているが無料はなし)
○経費効果 収集車2台(作業員6人)削減
○委託費用 約4千万/年(粗大ごみ予約業務含まず)
○粗大ごみ再活用プロジェクトによる処理個数の削減
22
粗大ごみ再活用プロジェクト
粗大ごみ持込施設において、粗大ごみとして持ち込まれる家電製品等で、簡易な修理
やクリーニング等で再利用可能な製品を、民間事業者が所有者と交渉して買取ります。
(1個につき一律100円)
買取った製品は、専門業者を通じて主に途上国に輸出される。
■対象品目
オーディオ機器、ミシン類、石油ストーブ等
(輸出先となる途上国等の需要により、対象品目や買取価格が変動)
※テレビ、冷蔵庫などの家電リサイクル法対象品目は受入れしていないので対象外。
※個人が持ち込んだ粗大ごみのみが対象。行政による収集は処理料金を徴収しているので民間事
業者に売却しない。ただし、家具、自転車リサイクルセンターで活用する場合がある。
23
資源ごみ買取市
区民から資源を買い取ります
民間事業者が自社敷地を利用して、区民が持ち込んだ資源を市況に応じて買
い取ります。買い取られた資源は再生事業者に売却され原材料として利用されま
す。
区では、実施事業者の支援として、会場用のぼり旗の提供や区ホームページを
活用した周知などを行う他、開催回数に応じて補助金を交付します。
なお、実施事業者は、市況変動により買い取りで
きない(逆有償の)場合も、区民が持ち込んだ指定
品目は無料で受入れます。
平成22年度 実績
古紙(新聞)
201,197㎏
あき缶(スチール、アルミ)
9,329㎏
ペットボトル
4,255㎏
廃食油
4,887㎏
計:
219,668㎏
来場者数(延べ): 3,556人(延べ49回)
24
ペットボトルキャップ回収支援事業
不要なペットボトルキャップを集めてワクチンを提供しよう
ペットボトルキャップを売却し、その売上げ代金を世界の子どもたちにワクチ
ンを提供する団体に寄付しています。
区では回収拠点として、区施設7ヶ所、
ペットボトル自動回収機設置店舗46ヶ所に
回収ボックスを用意しています。
回収拠点からの回収や運搬は、いずれも民
間事業者が無償で行います。回収されたペッ
トボトルキャップは建築資材等の製造事業者
に原材料として売却され、売却代金が民間事
業者から世界の子どもたちにワクチンを提供
する団体に寄付されています。
合計 31,418.4㎏
12,567,360個相当(15,709人分)
(H20年12月~H23年4月までの累計)
25
分別の努力が実るリサイクル
2つの良いことがあると、人は動く。
環境に良い + 自分のためになる
○ ポイントやお金をゲットできる
○ 自分の都合に合わせて行動できる
など
環境に良い + 人のためになる
○ ワクチンの提供に協力できる
26
など
足立区環境基本計画まんが冊子
足立区役所ホームページでご覧になれます。 http://www.city.adachi.tokyo.jp
ご静聴ありがとうございました。
27