大事なのは論証の仕方 • 科学にとって重要なのは、結論を導く科学的な論証 の仕方であり、最終的なメッセージではない • しかし、人やニュースは、統計的な解析や科学的 な証拠よりも、「特異的な現象」「物語」「アクション」 に目を向けがち • 一般の人が知りたいのは「科学的に見て、どこまで妥当 か」 問題! 研究者は論破しているにも 関わらず、公表していない 一般の人が間違った 情報を信じてしまう! 感動的な物語と伝説は検証されたか? 1.記者:「市民の側に立って、平和や環境保護運動に 熱心な研究者」を題材に記事を書いていた 2.医師:「結核の患者を食事の力で救った」という伝説 を作った 1.2の共通点・・・科学的な証拠がない! ⇒ 人も記者も医師でさえも感動物語に弱い! 人の姿勢から科学性を読み取ってはいけない • マスコミは、放射能のリスクを熱心に語る人をニュー スとして取り上げる • しかし、そのようなリスクを語る報道には、客観性がな く、記者の意見が偏りがち • 熱心に放射能のリスクを語るだけで、科学性はおい てけぼり ☆ニュースをうのみにするのではなく、科学的に整合性 があるかを見極めることが大事
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