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川村静児(国立天文台),安東正樹(京大理),瀬戸直樹(京大理),佐藤修一(法大工),中村卓史(京大理),坪野公
天文学会 @広島大学
2010年3月27日
Sora
夫(東大理),高島健(JAXA-ISAS),船木一幸(JAXA-ISAS),沼田健司(NASA),神田展行(阪市大理),田中貴浩(京大基研),井岡邦仁
(KEK),青柳巧介(早大理工),我妻一博(東大理),浅田秀樹(弘前大理工),麻生洋一(東大理),新井宏二(Caltech),新谷昌人(東大地震
研),池上健(産総研),石川毅彦(JAXA-ISAS),石崎秀晴(国立天文台),石徹白晃治(東大理),石原秀樹(阪市大理),和泉究(東大天文),
市來淨與(名大理),伊東宏之(NICT),伊藤洋介(Univ. of Wisconsin),井上開輝(近大理工),上田暁俊(国立天文台),植田憲一(電通大
レーザー研),歌島昌由(JAXA),江尻悠美子(お茶大人間文化),榎基宏(東経大経営),戎崎俊一(理研),江里口良治(東大総合文化),大
石奈緒子(国立天文台),大河正志(新潟大工),大橋正健(東大宇宙線研),大原謙一(新潟大理),大渕喜之(国立天文台),岡田健志(東大
理),岡田則夫(国立天文台),河島信樹(近大KLC),川添史子(AEI),河野功(JAXA),木内建太(早大理工),岸本直子(JST),國中均
(JAXA-ISAS),國森裕生(NICT),黒田和明(東大宇宙線研),小泉宏之(JAXA-ISAS),洪鋒雷(産総研),郡和範(東北大理),穀山渉(東大
理),苔山圭以子(Birmingham Univ.),古在由秀(ぐんま天文台),小嶌康史(広大理),固武慶(国立天文台),小林史歩(Liverpool JMU),
西條統之(立教大理),齊藤遼(東大理),坂井真一郎(JAXA-ISAS),阪上雅昭(京大人環),阪田紫帆里(Nice Observatory),佐合紀親(京
大基研),佐々木節(京大基研),佐藤孝(新潟大工),柴田大(京大基研),真貝寿明(大工大情報),杉山直(名大理),鈴木理恵子(お茶大人
間文化),諏訪雄大(東大理),宗宮健太郎(Caltech),祖谷元(Univ. Tuebingen),高野忠(日大),高橋走(東大理),高橋慶太郎(名大理),高
橋忠幸(JAXA-ISAS),高橋弘毅(長岡技科大経営情報),高橋史宜(東大数物),高橋龍一(弘前大理工),高橋竜太郎(国立天文台),高森
昭光(東大地震研),田越秀行(阪大理),田代寛之(京大理),谷口敬介(UWM),樽家篤史(東大理),千葉剛(日大文理),辻川信二(東理大),
常定芳基(東工大理),豊嶋守生(NICT),鳥居泰男(国立天文台),内藤勲夫(無所属),中尾憲一(阪市大理),中澤知洋(東大理),中須賀真
一(東大工),中野寛之(RIT),長野重夫(NICT),中村康二(国立天文台),中村真大(電通大レーザー研),中山宜典(防衛大),西澤篤志(国
立天文台),西田恵里奈(お茶大人間文化),西山和孝(JAXA-ISAS),丹羽佳人(国立天文台),能見大河(東大工),橋本樹明(JAXA-ISAS),
端山和大(国立天文台),原田知広(立教大理),疋田渉(阪大理),姫本宣朗(日大生産),平林久(無所属),平松尚志(東大宇宙線研),福嶋
美津広(国立天文台),藤田龍一(RRI),藤本眞克(国立天文台),二間瀬敏史(東北大理),細川瑞彦(NICT),堀澤秀之(東海大工),前田恵
一(早大理工),松原英雄(JAXA-ISAS),蓑泰志(Caltech),宮川治(東大宇宙線研),宮本雲平(立教大理),三代木伸二(東大宇宙線研),向
山信治(東大数物),武者満(電通大レーザー研),森澤理之(京大理),森本睦子(JAXA-JSPEC),森脇成典(東大新領域),八木絢外(京大
理),山川宏(京大生存研),山崎利孝(国立天文台),山元一広(AEI),柳哲文(APCTP),横山順一(東大理),吉田至順(東北大理),吉野泰
造(無所属),若林野花(お茶大人間文化),Ke-Xun Sun(Stanford Univ.)
重力波とは?
• アインシュタインの一般
相対性理論により予言
• 潮汐的な空間のひずみ
が伝わっていく波
空間のひずみ~10-23程度
⇒まだ見つかっていない!
重力波を出す天体現象
• 中性子星やブラックホールの連星
運動とその合体
• 超新星爆発
• パルサー
重力波天文学
• 宇宙初期
• 未知なる天体
重力波で宇宙の始まりを観る
宇宙誕生
10 -43 秒
(プランク時間)
重力波
ニュートリノ
1秒
(陽子、中性子の形成)
電磁波
38万年
(晴れ上がり)
137億年
(現在)
レーザー干渉計による
重力波検出
重力波
ミラー
ビームスプリッター
ミラー
レンズ
干渉光
スクリーン
レーザー
鏡
アーム長が長いほど
感度が高い
鏡
鏡
レーザー
光検出器
鏡
レーザー
光検出器
世界の大型干渉計
LIGO (4 km)
GEO (600 m)
TAMA (300 m)
LCGT (3 km)
CLIO (100 m)
LIGO (4 km)
VIRGO (3 km)
干渉計を宇宙に持っていくと
もっと長くできる
• 信号が増える
-重力波と光の相互作用の時間が長くなるため
(ただし高周波では信号のキャンセルが起こる)
-低周波では重力波信号そのものが大きい
• ノイズが減る
-地面振動や重力場の揺らぎノイズ(@低周波)が小さい
低周波で感度がよくなる
スペース重力波アンテナDECIGO
Deci-hertz Interferometer Gravitational Wave Observatory
光共振器を使って感度を高める
アーム長:1000 km
ミラー直径:1 m
レーザー波長:532 nm
フィネス:10
レーザーパワー:10 W
ミラー質量:100 kg
鏡(浮いている)
光共振器
光検出器
光共振器
干渉計3台で1クラスター
レーザー
ドラッグフリー衛星
軌道とコンステレーション(案)
地球
背景重力波検出の
ため相関を取る
レコード盤軌道
太陽
角度分解能を上げる
DECIGOの目標感度と得られるサイエンス
原始ブラック
ホール
ダークマター
10-19
巨大ブラック
ホール形成の
メカニズム解明
10-20
10-21
合体
5年前
3ヶ月前
1 クラスター
10-22
ブランスディッ
ケ・パラメタ
10-23
10-24
10-25
2クラスター
相関解析
インフレーション
(3年間)
GW~210-16
インフレーション
10-26
の検証
10-3
10-2
10-1
1
10
周波数 [Hz]
合体
102
103
宇宙膨張の
加速度計測
⇒ダークエネル
ギーの制限
DECIGO最大の目的

インフレーション(宇宙誕生後10-35秒後)の直
接観測
–
–
–
–
–
インフレーション存在の実証
インフレーションモデルの正否の判断
パリティの破れの検証
テンソル、スカラー、ベクトルモードの分離
などなど
 成功すればノーベル賞確実
ロードマップ
2009 10
ミ
ッ
シ
ョ
ン
11
12 13
14
15 16
22 23 24
R&D
製作
R&D
製作
SWIM
17 18 19 20 21
DICIGOパスファインダー
(DPF) ⇒安東
目
的
要素技術の実証試験
ス
コ
ー
プ
衛星1台
アーム1本
25
26 27 28 29
R&D
製作
Pre-DECIGO
DECIGO
最小限のスペックで
重力波検出
重力波天文学の発展
衛星間共振器の実現
衛星3台
干渉計1台
衛星3台
干渉計3台
×4クラスター
DECIGO暫定組織
代表: 川村 (国立天文台)
副代表: 安東 (京大理)
運営委員会
川村 (国立天文台),安東 (京大理),瀬戸 (京大理),中村 (京大理),坪野 (東大理),
佐藤 (法政大工),田中 (京大基研),船木 (JAXA/ISAS),沼田 (Maryland),
神田 (阪市大理),井岡 (KEK),高島 (JAXA/ISAS),横山(東大理)
Pre-DECIGO
佐藤(法政大工)
検出器
サイエンス・データ
沼田 (Maryland)
安東 (京大理)
田中 (京大基研)
瀬戸 (京大理)
神田 (阪市大理)
衛星
船木 (JAXA/ISAS)
デザインフェーズ
DECIGO パスファインダー
ミッションフェーズ
リーダー: 安東 (京大理)
プロジェクトマネジャー:TBD
検出器
レーザー
上田
(国立天文台)
植田 (電通大)
武者 (電通大)
ドラッグフリー
ハウジング
佐藤 (法政大工)
森脇
(東大新領域)
坂井
(JAXA/ISAS)
スラスター
バス
船木
(JAXA/ISAS)
高島
(JAXA/ISAS)
データ
神田 (阪市大理)
最近の進展、現状、今後

DPF:小型科学衛星3号機
– 2011年ミッション提案書を提出
– それに向けてR&Dを推進中

DPFサイエンス検討会(2009年11月)
– 地球重力場測定の可能性検討
– 東大ビッグバンセンター主催

第8回DECIGOワークショップ(2010年6月)
– 日程、テーマ等、現在検討中
– 東大ビッグバンセンター主催
研究協力等

LISA
– 第1回LISA-DECIGOワークショップ開催(平成20年11月)
– サポートレター
– 第2回LISA-DECIGOワークショップ開催の検討中(平成21年2月?)

Stanford Univ.
– 帯電制御その他で共同研究 ⇒ MOU

NASA Goddard
– ファイバーレーザーの共同研究 ⇒ 検討開始

JAXA誘導制御グループ
– フォーメーションフライトの共同研究

東大ビッグバンセンター
– DECIGOがメインテーマの一つとなる

国立天文台・先端技術センター
– 協力体制についての検討中
まとめ




DECIGOにより、重力波天文学が大きく発展
することが期待できる。
DPFの打ち上げが最重要なステップ
そのために各研究機関との研究協力を行っ
ている
小型科学衛星3号機にぜひとも採択されたい
Sora
聞きたいな
宇宙の産声
DECIGOで!