製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! PSLXコンソーシアム 2003年度総会資料 PSLXの国際標準化へ向けての 基本方針 PSLXコンソーシアム http://www.pslx.org PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! なぜ、国際標準なのか?(メーカにとって) • 日本型モノづくりのつよみは、 – 取引先との良好なSCMにあった – 現場発の知恵にあった – 創造型ナレッジマネジメントにあった • 欧米型の多くの標準は、これらの方向とベクトルが異な る場合が多い • しかし、それが国際標準である以上、避けた企業はグ ローバルなビジネスに参加できない 日本発の独自の標準を作らなければ これ以上の発展は在り得ない!! PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! なぜ、国際標準なのか?(ベンダーにとって) • 生産スケジューラの市場規模 – 従業員300人以上の企業の工場(事業所)数は、50,000 ただし (50人以上だと+5万) – スケジューラー500万円(保守50万/年) – 合計:2500億円(250億円/年)×0.1 • 方策1:ソリューション(ERP/MES)展開 – 外資系ERP等との競合(デファクトとの競合) • 方策2:海外展開 – 国際標準の壁 – 日本のソフトウェアは海外で売れない!? PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 標準化の現代的意味 • デジュール標準 – スピードが遅い、実装より理論、経営的視 点の欠如、合議制による平凡化 • デファクト標準 – 機動性、経済原理、負け組みの打撃、独 占の弊害、将来の保守リスク • オープン標準 – 知的財産権、個人と企業の関係、ビジネ スモデルが未確立、組織マネジメント ただし、戦略的標準化と奉仕的標準化の区別あり PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! デジュール標準 • ISO – 国際的に通用させる規格や標準を策定するた めの標準化機関。この地域版がJISにあたる。 • IEC – 国際標準の中の電気分野のみを担当する標 準化機関。最近は、ISOとの連名がほとんど。 • UN/CEFACT – 国連の機関。EDIFACT(EDIの国際標準)を 持つ。ebXMLの事業運用ビュー(BOV)関連 の仕様を策定していた。 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! オープンスタンダード(オープン標準) • W3C – インターネット関連技術の中で、要素技術を中 心に標準化 – 知的財産権(IPR)は実質的にオープンであり 無償で利用可能 • OASIS – インターネット関連技術の中で、応用技術を中 心に標準化 – 知的財産権(IPR)によってロイヤリティととるこ とができる。ただし、非差別的であること。 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 日本工業調査会(JISC)の方針 • フォーラムとの連携 – フォーラム規格とは、業界の有力企業が集 まって標準化のための団体を作り策定した規 格。c.f. コンソーシアム規格 – デジュール標準化の際にはフォーラム規格と のリエゾンをとる – フォーラムへの積極的な支援 • TS(標準仕様書)制度の導入 • CSB(有資格標準化団体)制度 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! もくじ • • • • • • • はじめに PSLXコンソーシアムの方針 これまでの経緯 国際標準化の具体的な対象 プロジェクトの体制 スケジュール 今後の展開と課題 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! アクションプラン(今後の2年間) • アライアンスの強化 – 大手ITプロバイダー、大手ユーザーとの連携強化 – 大手標準化団体とのアライアンスの確立 • 実プロジェクトの推進 – SIヤーを通した実プロジェクトへの取り組み – 実プロジェクトを通したAPSビジネスモデルの提案 • 製品化、パッケージ化の支援 – スケジューラー、MES、ERP製品のPSLXサポートを促進 – ミドルウェアツールの開発支援と低価格化の促進 • 理論化、国際標準化の支援 – ISO、OASIS等における国際標準化作業の開始 – APSの理論化を国内外の学会と協調して実施 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! アクションプラン(2004年3月まで) • • • • • • 通信インタフェース開発支援 Webサービス上でのシステム実装支援 大手ベンダーまたはユーザとの連携強化 外部(ロゼッタネット、ECOM等)との協調 実プロジェクトでの活用実績の積上げ 仕様メンテナンス体制の確立 実際に使える技術として、世の中に認知される PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! アクションプラン(2005年3月まで) • • • • • • 実用化事例を通じたAPS理論化の推進 技術情報発信、パッケージ等の評価サイト 仕様(コア)のバージョンアップ 外部の関連仕様、業種別仕様への展開 仕様のコンフォーマンステスト環境整備 ISOにおけるスタディーグループ立上げ 効果が高い技術として、世の中に認知される PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 本年度の国際標準化の活動 • ISOでのワーキンググループ化 – ISO TC184(産業統合オートメーション)/ SC5(Architecture, communication, and integration frameworks)で標準化作業を開始 • OASISのTC立ち上げ – Production Planning and Scheduling TC(技術 委員会)の設置。委員会内でさらに外部のメン バーを交えて内容を吟味。 • 学会、国際会議等で発表 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! もくじ • • • • • • • はじめに PSLXコンソーシアムの方針 これまでの経緯 国際標準化の具体的な対象 プロジェクトの体制 スケジュール 今後の展開と課題 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! これまでの経緯 • 2003年4月・・・ISO/ TC184/SC5の全体会議 (韓国)にてプレゼン • 2003年5月・・・SC5の決議 448がWeb公開 • 2003年8月・・・PSLX技術 仕様書英語版を関係者 に送付 • 2003年9月・・・WGへの委 託事項ドラフト • 2003年10月・・・米国との アドホック会議(ワシント ンDCにて) PSLX Consortium © 2003 • 2003年6月・・・OASIS代 表とPSLX入会の可能性 について会見 • 2003年9月・・・OASISに PSLXコンソーシアムとし て正式加入 • 2003年10月・・・PSLX技 術委員会(PPS TC)提案 書提出 • 2003年10月・・・OASIS主 要メンバーと電話会議 • 2003年10月末・・・PPS TC プレスリリース(予定) 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! ISO TC184/SC5全体会議での発表 N770 Presentation on Planning and Scheduling Resolution448 として決議 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! RESOLUTION 448 (JEJU 24) – • PRESENTATION ON PLANNING AND SCHEDULING – SC 5 thanks Yasuyuki Nishioka, Hosei University and PSLX Consortium, for his presentation "Collaboration on Planning and Scheduling," explaining the activities of the PSLX Consortium. – SC 5 invites Japan to develop a proposal to form a study group to investigate areas of the PSLX Consortium activity that can be standardized by SC 5. SC 5 further invites Japan to contact Korea and USA – the two SC 5 members who have expressed potential interest in such a study group – regarding their support and involvement. – 6 IN FAVOR, 1 ABSTENTION - FRANCE PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! アドホック会議アジェンダ(10月30日) 10:00 am Start at NEMA (Washington DC) 1.Welcome and Introduction of Attendees 2.Review of Agenda and Objectives of Meeting 3.Overview of PSLX and Relevant Documents PSLX-02, PSLX-03, PSLX-04 4.Discussion of Relationship of PSLX to: IEC 62264, OMG CORBA, ISO 10746-2,3, ISO 15704, etc. 5.Opportunities for ISO/TC 184/SC 5 Standardization 6.Identification of Action Items 7.Adjournment End by 4:00 pm PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! OASISへの提案活動 会員登録済み PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! OASISのTC(技術委員会)とは • 個々の仕様を策定する母体であり、テーマ別に 現在63のTCが活動中。 • TCの立ち上げ、参加はOASISメンバーならだれ でも可能(ただし審査あり)。 • 委員会ドラフト(CD)承認までは、TC内ですべて 行う。 • CDをOASIS標準とするには投票が必要。20% のメンバーが賛成、原則反対がない場合成立。 • TCは独自の憲章を設定し、それにもとづいて活 動する。IPR等。 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 学術発表 • Collaborative Agents for Production Planning and Scheduling : A Challenge to Develop a New Software System Architecture for Manufacturing Management in Japan – Prof. Dr. Yasuyuki Nishioka, Dept. of Industrial and Systems Management, Hosei University; Vice Chairman of PSLX Consortium, Japan – ICPR(International Conference on Production Research) –17, August 3-7, 2003 -- Blacksburg, Virginia USA ダウンロード PSLX Consortium © 2003 http://www.pslx.org/en/doc/TR-001.pdf 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! もくじ • • • • • • • はじめに PSLXコンソーシアムの方針 これまでの経緯 国際標準化の具体的な対象 プロジェクトの体制 スケジュール 今後の展開と課題 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 勧告仕様書の構成 • 第0部:ガイダンス ISOへの提案内容 • 第1部:製造業のグランドデザイン • 第2部:APSエージェントモデル • 第3部:PSLXドメインオブジェクト • 第4部:XML標準規約 • 第5部:PSLX共通用語辞書 OASISへの提案内容 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 国際標準化の対象と範囲 • ISOへの提案範囲 – アーキテクチャとして変わらない部分、概念と して確定しておくべき部分 • APSエージェントモデル、 • PSLXドメインオブジェクト • OASISへの提案範囲 – ビジネス環境や技術進歩に応じて変わる可能 性がある部分、システムの実装に近い部分 • オブジェクト、インタフェース仕様、 • XMLスキーマ(全体、メッセージ別) PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! APSエージェントモデル サプライヤー の設計 サプライヤー のAPS サプライヤー の製造 ISOで標準化 設計 顧客の 設計 APS 顧客の APS 製造 顧客の 製造 外部インタフェース PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! APSエージェントモデル ISOで標準化 APS APS APS エージェント 内部インタフェース PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! APSエージェントモデル 外部 インタフェース ISOで標準化 内部インタフェース APS エージェ ント APS エージェ ント APS エージェ ント APS エージェ ント APS エージェ ント PSLX Consortium © 2003 APS エージェ ント APS ISOで標準化 PSLXドメインオブジェクト 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! OASISで標準化 事象 開始 品目 生成 事象 ロット 完了 在庫 品目 作業 消費 割当 タスク PSLX Consortium © 2003 負荷 資源 オーダ 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! ISOで 標準化 * * * Prod uct ion rule (rule) - * Prod uct ion (p rod uce) * constraint: clause: penalty: Precend ence rela t ion (p reced ence) * - * interval: constraint division: * * * * successor * Act ion (a ct ion) * * * - predecessor * - ID: quantity: unit: - * * name: specification: price: 0..1 * - time: ID: name: value: unit: - * * - - name: value: * * partof Peg g ing (p eg g ing ) consume * - produce quantity: unit: * name: specification: * * Wa y of ca lcula t ing (s ub ject ) * * * * - consume period: value: unit: period: consume * - quantity: unit: status: ID: time: produce * * quantity: unit: * produce 0..1 0..1 Direct ions (s ched ule) 0..1 Op et ion p rog res s (p rog res s ) 0..1 ID: specification: quantity: unit: * * * T ra ck ing (t ra ck ing ) Lot (lot ) * - 0..1 Pla n(p la n) * partof /ca lcula t ion v a lue (ca lcula t ion) * evaluation: restriction: name: PSLX Consortium © 2003 name: quantity: unit: specification: * - value: unit: time: * - * * * customer supplier 0..1 0..1 Pa rt y (p a rt y ) St a t e(s t a t e) restriction: - * * - * * - Ord er(ord er) name: Op era t ion a t t rib ut e (mod e) 0..1 release 0..1 0..1 * C ons t ra int rela t ion (cons t ra int ) time: unit: name: 1..* 0..1 duetime partof * Ind iv id ua l ev ent (occurrence) F ea t ure(fea t ure) * * 0..1 - name: specification: * Ba s ic unit (s d ) Op era t ion(op era t ion) * partof It em(it em) * 0..1 1..* value: unit: 0..1 * * * successor predecessor E v ent (ev ent ) * Sub s t a nce(s ub s t a nce) * - * * * Precond it ions (cond it ion) - 0..1 Op era t ion rela t ion (int erv a l) 0..* 0..1 ID: * * クラス図 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 作業と品目の関係 資源 ISOで標準化 * 品目 割付 生成 * 作業 * * PSLX Consortium © 2003 * 消費 * 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 記述サンプル(1) ISOで標準化 完成品 仕掛品 原材料 作業場 消費 作業場 消費 生成 品目 生成 品目 作 業 ロットロット 品目 作 業 ロットロット 作業指示 tracking PSLX Consortium © 2003 ロットロット 作業指示 tracking tracking 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 記述サンプル(2) ISOで標準化 作業場 タスク 完成品 仕掛品 原材料 作業指示 作 業 作業場 タスク 作業指示 作 業 割当 割当 資 源 PSLX Consortium © 2003 資 源 割当 資 源 資 源 タスク PSLXインタフェース仕様 ISOで標準化 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! OASISで標準化 initPlan 計画を初期化する setEstimation オーダ見積を設定する makePlan 計画を作成する getEstimation オーダ見積を照会する initSchedule スケジュールを初期化する setProgress 進捗情報を設定する makeSchedule スケジュールを作成する getProgress 進捗情報を照会する setCalculation 計算方法を設定する setStock 在庫情報を設定する getCalculation 計算方法を照会する getStock 在庫情報を照会する setPlan 計画を設定する setLoad 負荷情報を設定する getPlan 計画を照会する getLoad 負荷情報を照会する setSchedule スケジュールを設定する setCapacity 能力情報を設定する getSchedule スケジュールを照会する getCapacity 能力情報を照会する setParty 顧客/サプライヤ情報を登録する setCalendar カレンダー情報を設定する getParty 顧客/サプライヤ情報を照会する gteCalendar カレンダー情報を照会する setProduct 製品マスター情報を登録する setLot ロット情報を設定する getProduct 製品マスター情報を照会する getLot ロット情報を照会する setProcess 工程マスター情報を登録する setTask タスク情報を設定する getProcess 工程マスター情報を照会する getTask タスク情報を照会する setOrder オーダ情報を設定する getOrder オーダ情報を照会する PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 概念モデルからの変換 • • • • • • • create subclass divide class merge class create attribute class create relation class add/delete attribute move attribute through class relation • add/delete relation PSLX subsidiary • add constraints schema • change class name PSLX Consortium © 2003 実装モデル ISOで標準化 概念モデル PSLX ontology Rue 1 Rule 1 Rule 2 Rule 3 translatable ??? Not translatable 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! PSLX-XMLスキーマ a s s ig n - cons ume p rod uce qty: address: - * * loa d - - qty: address: * * task time: qty: * - * * OASISで標準化 - * * * * - * s t ock name: spec: address: p red eces s or qty: address: s ucces s or duration: * - * * - - name: spec: address: * * * p rog res s lot time: qty: duration: time: qty: * * * * res ource - it em name: spec: price: tasksize: - ord er name: spec: price: lotsize: * * name: spec: price: * * * * * ca lend a r - * * cha ng eov er time: - - name: spec: price: qty: duration: lotsize: tasksize: ev ent * - name: spec: price: time: * int erv a l duration: op era t ion - s up p lier duration: - d uet ime end relea s e s t a rt name: spec: address: * s hift - name: ca p a cit y * * PSLX Consortium © 2003 time: qty: loca t ion - * * time: address: cus t omer * - name: spec: address: * 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! PSLXタグ一覧 OASISで標準化 <pslx> <char> <produce> <event> <expression> <profile> <address> <consume> <ev> <op> <error> <description> <assign> <start> <parameter> <color> <time> <predecessor> <end> <query> <display> <duration> <successor> <release> <min> <unit> <spec> <partof> <duetime> <max> <translate> <location> <pegging> <customer> <earliest> <scale> <progress> <tracking> <supplier> <latest> <qty> <capacity> <lotsize> <item> <shortest> <price> <load> <tasksize> <resource> <longest> <base> <stock> <condition> <lot> <enumerate> <priority> <shift> <action> <task> <calendar> <changeover> <operation> <interval> <order> PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! ISO標準のイメージ • • • • • • • • ISO-XXX-1 目的、スコープ、コンセプト ISO-XXX-2 エージェントアーキテクチャ ISO-XXX-3 コアコンポーネント ISO-XXX-4 オブジェクト変換規則 ISO-XXX-5 インタフェース定義規則 ISO-XXX-6 コンフォーマンステスト方法 Annex PSLX-XMLオブジェクトモデル Annex PSLX-XMLスキーマ PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 関連する国際標準 • • • • • • • • • • • • • IEC 62264, Enterprise-control system integration ISO 18629, Process specification language ISO 10303, Product data representation and exchange OMG CORBA Architecture ISO 10746-2, 10746-3, Open Distributed Processing (ODP) ISO 13235, ODP Trading Function ISO 14750, ODP Interface Definition Language (IDL) ISO 14753, ODP Interface References and Binding ISO 14769, ODP Type Repository Function ISO 14771, ODP Naming Framework ISO 14662, Open-EDI Reference Model ISO 15704, Enterprise Reference Architecture and Methodology ISO 14258, Concepts and rules for enterprise models PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! もくじ • • • • • • • はじめに PSLXコンソーシアムの方針 これまでの経緯 国際標準化の具体的な対象 プロジェクトの体制 スケジュール 今後の展開と課題 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! プロジェクトの体制 ISO TC184 PSLXコンソーシアム OASIS 技術専門委員会 /プロジェクト OASIS PPS-TC ISO TC184 SC5 PSLX-WG ISO TC184/SC5 国内対策委員会 ISO TC184/SC4 国内対策委員会 製造科学技術 センター(MSTC) PSLX Consortium © 2003 XML/EDI 標準化専門委員会 電子商取引 推進協議会(ECOM) 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! OASIS PPS-TCのメンバー • 西岡靖之,PSLXコンソーシアム ([email protected]) • 小島浩,PSLXコンソーシアム ([email protected]) • 岡宗秀一,PSLXコンソーシアム ([email protected]) • 中山健,日立製作所 ([email protected]) • 松川信也,日立製作所 ([email protected]) • 浜口幸雄,日立製作所 ([email protected]) • 前田智彦,富士通 ([email protected]) • 萩倉文子,富士通 ([email protected]) • 野村直之,リコー ([email protected]) • 佐々木宏明,個人 ([email protected]) • 川内晟宏,個人 ([email protected]) • 佐藤知一,個人 ([email protected]) PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! もくじ • • • • • • • はじめに PSLXコンソーシアムの方針 これまでの経緯 国際標準化の具体的な対象 プロジェクトの体制 スケジュール 今後の展開と課題 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! OASIS関連スケジュール • 2003年10月末・・・新しいTCのOASIS会員 向けアナウンス • 2003年10月末・・・プレスリリース • 2003年11月20-21日・・・OASIS Open Standards Days Tokyo 2003にてPSLX-TC (PPS-TC)の紹介 • 2003年12月18日・・・PSLX-TC第一回会合 • 2004年9月・・・PSLX-TCにてドラフト完成 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! ISO関連スケジュール • 2003年10月30日・・・SC5スタディーグルー プAdHoc会議にて方針決定 • 2004年3月頃まで・・・P-メンバー5カ国の参 加意思を受けてWGの設立承認 • 2005年3月・・・コンセプト部分のドラフトを 完成させ、投票へ。 • 2006年4月頃まで・・・コンセプト部分の投 票をクリアし、国際標準とする。 • 2007年頃まで・・・他のすべてのパートにつ いて国際標準化 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! PSLXコンソーシアムとしての対応 • PSLX技術仕様書の英語版承認 – 2003年11月末 • OASIS標準化プロジェクト立上げ – 2003年12月 • ISO国際標準化プロジェクト立上げ – 2004年3月 • OASIS仕様の実装プロジェクトスタート – 2004年9月 • PSLX技術仕様書のバージョンアップ – 2005年7月 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! スケジュール 項目/年月 OASIS立上げ OASIS CD OASIS 実装 OASIS 標準 ISO立上げ ISO-1 CD ISO-1 DIS ISO-* CD ISO-* DIS PSLX Consortium © 2003 03 04 10 1 05 4 7 10 1 06 4 7 10 1 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! もくじ • • • • • • • はじめに PSLXコンソーシアムの方針 これまでの経緯 国際標準化の具体的な対象 プロジェクトの体制 スケジュール 今後の展開と課題 PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 技術的な問題 • • • • XML/EDIとの境界をどう設定するか? 業種ごとの対応をどうするか? Webサービスとのつなぎをどうするか? ビジネスプロセス定義(BPSS、UBL)との 関係をどうとるか? • エージェントモデルアーキテクチャを、従来 の情報システムアーキテクチャとどう関係 づけるか? • 実装をどこまでサポートするか? PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! パテントポリシーの明確化と徹底 • グローバルな標準に対しては、基本的にロ イヤリティーフリー • 前提となる特許等が含まれる場合には申 請しなければならない • 仕様の利用は非差別的に公開されていな ければならない 課題 – どこで差別化するか? – どこで資金を捻出するか? – どうやって求心力を維持するか? PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! 国際標準化作業の費用負担 • ISO関係 – 製造科学技術センター(FA国際化関連予算: 経済産業省)、ただし事務局は無理。 • OASIS関係 – なし – 対策1:プロジェクトとしてベンダーから徴収 – 対策2:スポンサー企業(メーカー)を募集 – 対策3:別途助成事業等をさがす PSLX Consortium © 2003 製造業の未来を拓く! APSが未来を変える! おわりに • PSLXを実際に国際標準とするのは、非常 に大変な作業が必要。特に,人材が最も キーポイントとなる。 • 英語のコミュニケーション能力の問題をど うクリアーするか? OASISは当面は日本 語だが、最終的には英語で承認されなけ ればならない。 • 日本の企業(特にメーカー)からの支援を どうやって獲得するか? 最終的にはこの 点により勝敗が分かれるような気がする。 PSLX Consortium © 2003
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