第3回 社会保険料・労働保険料の 賦課対象となる報酬等の範囲に関する検討会 平成24年9月28日 現物給与の取扱いについて 資料1 <現物給与の価額の適用についての課題> ○ 複数の支店がある場合、現物給与の価額の適用について取扱いが異なっている。 (1)一括適用事業所 勤務地(現に使用される事業所)の都道府県の現物給与の価額を適用 (2)当初から本社のみが適用事業所 適用事業所となっている本社の所在地の現物給与の価額を適用 <対応案> ○ 現物給与の価額の適用については、生活実態に近い価額とする観点から上記 (2)についても勤務地(現に使用される事業所)の都道府県の現物給与の価額 を適用する。 ※ 事業主の事務処理に変更が生じることとなるため、十分な周知を図り、理解を得て実 施していくことが必要。 【適用事業所】 本社 (東京都) 2,400円 (注)価格は、畳 1畳当たりの価格 1 A支店 (北海道) 2,400円 変更 【適用事業所】 本社 (東京都) 2,400円 A支店 (北海道) 870円 B支店 (大阪府) 2,400円 B支店 (大阪府) 1,480円 C支店 (沖縄県) 2,400円 C支店 (沖縄県) 970円 <スケジュール案(社会保険)> 平成24年10月 11月 12月 パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト の 実 施 平成25年1月 2月 告 示 等 の 改 正 ・・ 事H 業P 所へ への の掲 チ載 ラ シ の 送 等付 3月 周 知 期 間 4月 平 成 2 5 年 4 月 1 日 施 行 実務的な検討 ※平成25年4月1日施行 1.平成25年4月1日以降に被保険者の資格を取得する者については、取扱変更後の現物給与の価額に基 づき標準報酬月額を算定する。 2.平成25年4月1日前から被保険者資格を有する者については、平成25年4月に固定的賃金の変更が あったものとみなし、 ①4月から6月までの報酬の平均額に基づく標準報酬月額が、従前の標準報酬月額に比べ2等級以 上の差が生じた場合は、随時改定(7月改定) ②4月から6月までの報酬の平均額に基づく標準報酬月額が、従前の標準報酬月額に比べ2等級以 上の差が生じない場合は、定時決定(9月改定) となる。 ※労働保険についても、平成25年4月から取扱を明確化する。 2
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