原子で書いた文字「PEACE ’91

今後の予定
14日目
1月13日 エンジンの効率
口頭報告(2)の答あわせ
まとめ
口頭報告課題・追加演習レポート提出
15日目
1月20日 小テスト,小テストの答あわせ
16日目
1月27日 定期テスト
本日の課題
小テスト準備
答えを見ずに課題ができるまで演習を繰り返す.
1月17日(月) 昼休みに口頭報告レポートを返却(希望者のみ)1
融雪材(塩化カルシウム)で
雪が融けるのはなぜか?
2
氷水に塩化カルシウムを加えると
温度はどうなるか?
3
なぜ氷は0℃で融解するのか?
G
G  H  TS
液体
凝固
結晶
融解
T
融点
p107 図6-3
4
水に塩化カルシウムを溶かすと
沸点はどうなるか?
5
スターリングエンジンのしくみ(1)
冷却
加熱
6
スターリングエンジンのしくみ(2)
冷却
加熱
7
スターリングエンジンのしくみ(3)
冷却
加熱
8
スターリングエンジンのしくみ(4)
冷却
加熱
9
スターリングエンジンのしくみ(5)
冷却
加熱
10
スターリングエンジンの特徴
•
•
•
•
•
熱効率が良い.
低温度差でも動く.
熱源を選ばない.廃熱利用の可能性.
低騒音,低振動.
排気ガスがクリーン.
• 出力が弱い.瞬発力がない.
• サイズが大きい.
11
なぜ熱の流れはいつも高温→低温なのか?
S univ  0
冊子5.8節
p82
12
なぜ熱の流れはいつも高温→低温なのか?
高熱源
TH
Q
低熱源
TL
S univ  S H  S L
Q
Q
    0
TH
TL
13
エンジンの効率に限界はあるか?
S univ  0
冊子5.9節
p83
14
エンジンの効率に限界はあるか?
QH
QL
高熱源
エンジン
低熱源
TH
TL
W
力学的周囲
QL  QH  W
S univ  S therm,H  S therm,L
QH
QL
 
  0
=
TH
TL
15
高熱源
QH
QL
低熱源
エンジン
TH
TL
W
力学的周囲
QL  QH  W
最大効率のエンジンでは...
S univ
QH
QL
 
  0
TH
TL
w
QH  QL
TH  TL
効率    QH
QH
TH
熱源の温度差が大きいほど効率が良くなる.
16
高熱源
QH
エンジン
TH
低熱源
TL
W
力学的周囲
どんなにがんばっても QH  W は無理.
(第二種永久機関は実現でいない)
17
高熱源
QH
エンジン
TH
低熱源
TL
W
力学的周囲
力学的エネルギーを全て熱エネルギーに変換
するのは可能.
熱はエネルギーの墓場!
18
水飲み鳥
永久機関??
19
ペルチェ素子
電熱発電
20
口頭報告課題 答え合わせ
21
<エンタルピー>
H  E  PV
エンタルピー変化は吸熱量
H  q
エネルギー
or
エンタルピー
吸熱
系のエネルギー変化と吸熱
22
<エントロピー>
S  k lnW
エントロピーは乱雑さの指標
分子レベルでどちらが乱雑か考えよ!
S  H / T
の場合のみ.
G  0
G  H  TS
が成り立つのは
23
<自由エネルギー>
G  H  TS
Gが負なら変化が自発的に進行
(Gが正なら逆変化が自発的に進行)
G  H  TS
反応進行の要因
・H が負(発熱する)
・S が正(乱雑になる)
24
もしも原子が見えたなら...
25
触媒
活性化エネルギーが高すぎて
熱力学的な再安定状態が実
現しないことがある.
触媒は活性化エネルギーを
変化させる.
始状態
終状態
始状態と終状態は変わらない.
26
H
H
エネルギー
発熱
H-H
結合エネルギーと発熱
P41
図3-5
27
G
G  H  TS
気体
凝縮
液体
蒸発
沸点
T
28
力学的周囲 Emech
w
系
系
q
E
熱的周囲
E P
Eel
w   PV
q  H
H  E  PV
K, trans
3
 k BT
2
Euniv = 0
定圧過程では
E
E K

Etherm
宇宙
T により
変化
(Tに比例)
分子集合
状態に
より変化
化学反応
により
変化
29
重り = 力学的周囲
宇宙
(熱力学的世界)
= 系
+熱的周囲
+力学的周囲
系
系=現在注目している部分
恒温槽 = 熱的周囲
P59 図4-3
30
砂糖を加熱すると,どうなるか?
加熱したものを冷やすと,どうなるか?
ガラス
G
G  H  TS
×
過冷却液体
結晶
液体
融点
p109 図6-5
T
31
分子間ポテンシャルエネルギー
E  EK  EP  Eel
P39
図3-2
32
ポテンシャルエネルギーと力の関係
落下・上昇にともなう重力ポテンシャルエネルギー変化
力に従って落下
→ EP減少
力に逆らって上昇
→ EP増加
重力
力が大きいほどEP の
増減は大きくなる.
P32
図2-5
33
分子間距離とポテンシャルエネルギー
EP
固体・液体
気体
0
r
理想気体ならEp=0.
dE P

F
dr
34