第4分科会 報告 「特定健診・特定保健指導の導 入をきっかけとした保健所の取 組」 <事例の特徴> 市町村の不安を共有した保健所の姿勢 医療制度改革への対応を根拠にした 保健所 の独自予算の確保 保健所と市町村とが目的共有して協働するた めの計画・戦略づくり合同研修会 保健所の特定健診・特定保健指導事業への直 接参画 保健所の医師会やその他地域資源のマネジメ ントによる環境づくりへのチャレンジ <論点> ○保健所と市町村の関係 ○迅速検査の導入と保健所の取組 ○健診は何のため? <ディスカッション> 保健所と市町村の関係 市町村は医師会や健診機関との交渉に振り 回され、どう取り組むかで悪戦苦闘している のに、保健所は「市町村の仕事」と割り切っ て、積極的な支援が得られない現状。 こんな保健所が、全国にどれだけあるんだ ろう? 保健所長のリーダーシップの大きさ <ディスカッション> 迅速検査の導入と保健所の取組 保健所の早い時期からの着手 行動力 モチベーションの一番高い時の活用 従来の健診を見直し新しい形への改善への 提案 しかし迅速検査を全国に普及することが大 切?ではない <ディスカッション> 健診は何のため? 健診自体が目的化してきた現状 住民と提供者側の狙いの違い 「何も言われないことが一番うれしい」受診者? 目的の確認 住民の自分の実態を知ることにより安心するた めに来ている 住民との大切な接点 コミュニケーションの場 住民自身が健康に関する自らのニーズを知る それに向けて自ら一歩が踏み出せるか <まとめ> まず ディスカッションの機会が日常業務で少ない 現場 このような原点や目的にかえった、 論理的な話し合いの場に乏しい ベクトルの方向の確認 住民へ向けた「良かれ」のベクトルにシフト 住民と共に 将来につなぐ 目指す方向へ向け たベクトルの重視 ハイリスクアプローチとポピュレーションアプ ローチの融合 健診自体がハイリスクアプローチ事業ではなく 健診を 目的を実現するための「受け皿」とし て他の事業と組み合わせるマネジメントができれ ば ポピュレーションアプローチと言ってもいい 保健・医療・福祉の連携 「予防」が保健行政・公衆衛生の「オリジナル」と位 置付けない姿勢 医療を予防の場に活用する方向 健診の個別化への流れを受け入れる 医療を受けている人たちから 脳卒中や糖尿病の合併症が起きている 地域資源のマネジメント 環境作り この機能をどう推進していくのかが重要 事件は現場で起きている 現場での話し合い 住民ニーズを掘り起こしそれを実現する 健診はそのツールとして活用できる しかし 健診や健康教育だけでは実現は困難 みんなが同じ方向を目指して つながって もっとコミュニケーションの場を ディスカッションの機会を!
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