PowerPoint プレゼンテーション

大阪府泉南市りんくう南浜2-11 (〒590-0535)
TEL 0724-80-1670
FAX 0724-80-1655
E-mail [email protected]
URL http://www.jhsf.or.jp/index_b.html
Rinku-Minamihama 2-11, Sennan City Osaka 590-0535, Japan
関西空港
関西空港
建物
地上2階
敷地面積
1973.00m2
延べ床面積 1387.14m2
南
海
本
線
空
港
線
大阪湾
樽井浜口 車はここで右折
グラウンド
至大阪
湾岸南部処理場
スタジアム
正門
63
ハウス
ステーション
体育館
広場
レンタル
ニッケン
HS
難波駅から樽井駅
関西空港から樽井駅
樽井駅からHS(徒歩)
防波堤
樽井りんくう
南口
約1時間
約20分
約8分
至難波
自動車教習所
樽井駅
至和歌山
南海本線
タクシー
乗り場
泉佐野駅
ここで普通電車に乗り換え
ヒューマンサイエンス研究資源バンク
(財)ヒューマンサイエンス振興財団
HSRRB
HSRRB
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町13-4 共同ビル(小伝馬町駅前)
TEL:03-3663-8641 FAX:03-3663-0448
Kyodo Bldg. (Kodenma-cho Ekimae)
13-4 Nihonbashi Kodenma-cho Chuou-ku Tokyo 103-0001 Japan
(2001年6月作成)
財団法人ヒューマンサイエンス振興財団
Japan Health Sciences Foundation
Health Science Research Resources Bank
2001
2001
ヒューマンサイエンス研究資源バンク(HSRRB)
ヒューマンサイエンス研究資源バンク
デ
提ー
供タ
サベ
ーー
ビス
ス
財団法人ヒューマンサイエンス振興財団
( HS: Japan Health Sciences Foundation)
1984年10月に出された医薬品産業政策懇談会(旧厚生省薬務局長私
的諮問機関)の提言を踏まえて、1985年4月医薬品先端技術振興協会
が設立されました。財団法人ヒューマンサイエンス振興財団(以下HSと
記す)は、これを母体としてさらに発展的に改組され、厚生省(以下厚生
労働省と記す)の支援のもとに医薬品、化学品、食品、医用材料、繊維
等の企業128社によって、1986年4月に設立されました。
当財団は、保健医療、医薬品、医療・福祉機器、生活衛生等に関する
先端的・基盤的科学技術の振興をはかり、人類の健康と福祉に寄与す
ることを目的としております。
事業として、研究資源供給事業、創薬等ヒューマンサイエンス総合研
究事業、厚生科学研究推進事業、一般事業等を実施しております。
ヒューマンサイエンス研究資源バンク
( HSRRB: Health Science Research Resources Bank)
厚生労働省の支援のもとに、当財団に
財団法人ヒューマンサイエンス振興財団
「ヒューマンサイエンス研究資源バンク」(略称
理事長
HSRRB)を開設(1995.10)し、国立医薬品食品
総務部
衛生研究所、国立感染症研究所で収集、標準
経理部
研究企画部
化し、品質管理を行った細胞、遺伝子等を広く
ヒューマンサイエンス研究資源バンク
産官学の研究者に有償で分譲する業務を行っ
( HSRRB )
てきました。その後、急速な科学技術の進展
業務室
に伴い、研究資源バンク事業の一層の充実強
細胞バンク室
化を図るため、2000年10月、厚生労働省の支
遺伝子バンク室
援を得て大阪府泉南市りんくうタウンに新たな
動物胚バンク室
施設を開設し、これまで大阪市内で行ってきた
ヒト組織バンク室
業務を新施設に移管しました。新施設では従
データベース室
来行ってきた高等動物の細胞・遺伝子に加え、
ヒト組織、マウス胚等の研究資源も取り扱いま
す。これらの研究資源をヒューマンサエンス、
特に医学薬学分野や基礎生物学分野におけ
る研究のため産官学の研究者に提供します。
動物細胞
668株
また、医学薬学等の基盤的研究や画期的な医
遺伝子
4,438クローン
薬品の創製に有用な情報をデータベース化し、
動物胚
10系統
これを産官学の研究者に提供します。
(2001年6月現在)
研究資源保有数
当バンク及び国内外の研究資源に関する情報、
患者数の推移等の患者動向情報、その他文献
情報等の医学・薬学等の基盤研究や画期的な
医薬品の創製に有用な情報をデーターベース
化し、これを産官学の研究者に提供します。
・ヒューマンサイエンス研究資源バンク 細胞・遺伝子カタログ
第1版(1995年)、第2版(1996年)、最新リスト(ホームページ掲載)
・会報「Human Science」Vol.1 No.1(1989年)~Vol.12 No.3(2001年)+
・創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業報告書(1986年~2000年)+
・将来動向調査・国内基盤技術調査・一般事業関係調査各報告書(1986年~
2001年)+ 他
刊
行
物
細胞(1アンプル)、遺伝子(1サンプル)の分譲手数料(消費税込み)は
次の通りです。
なお、海外への送付手数料等はユーザー負担です。
細
胞
・
遺
伝
子
の
分
譲
〔細 胞〕
大学・国公立研究機関
(財)ヒューマンサイエンス振興財団賛助会員
一般研究機関
海外研究機関
17,000円
24,000円
29,000円
26,000円
ヒト単染色体導入細胞株のセット(JCRB2201-2223)は70%割引
〔遺伝子〕
大学・国公立研究機関
(財)ヒューマンサイエンス振興財団賛助会員
一般研究機関
海外研究機関
組換え体
8,900円
15,600円
18,900円
17,600円
ベクター
13,100円
23,100円
28,200円
26,400円
宿主
4,700円
8,000円
9,700円
8,800円
遺伝子をまとめて購入の時の割引:
30~99クローン
20%割引
100~499クローン
35%割引
500~999クローン
60%割引
1,000クローン以上
70%割引
事務室
p.1
P. 6
バンク事業
動
物
胚
バ
ン
ク
品質管理
優れた医薬品等の研究開発には、ヒトの高血圧や糖尿病等の
疾病の状態を呈する実験動物が必要不可欠です。このような
疾患モデルマウスの胚や精子を凍結保存するとともに、その
品質管理を行い、研究者に凍結標品で提供します。
研究資源
細胞は-160℃
遺伝子は-80℃
動物胚・精子は-196℃
で保存されています。
細胞
遺伝子
動物胚
ヒト組織
保存
マウス飼育ケージ
マウス胚および配偶子の保存法を検討し、生存率
の高い凍結融解方法を確立しました。液体窒素中
(-196℃)で保存された凍結マウス精子を37℃の湯
煎中で解凍し、0.25M蔗糖(37℃)を徐々に添加し
て希釈することにより受精率および2細胞への発
生率が改善されることを認めました。
(%
100
)
ディープフリーザー
(-80℃)
Quick dilution
Slow dilution
80
60
文献
竹島 勉ら,C57BLKS/J-m+/+lepr dbマウスの体外受精および得られた胚の凍結
保存.第93回日本繁殖生物学会 講演要旨 (2000).
N.Nakagata, Production of normal young following transfer mouse embryos
obtained by in vitro fertilization between cryopreserved gametes. J. Reprod.
Fert., 99, 77-80 (1993).
竹島 勉,中潟直己,尾川昭三,マウス精子の凍結保存.実験動物,40, 493-497.
N.Nakagata and T.Takeshima, High fertilizing ability of mouse spermatozoa
diluted slowly after cryopreservation. Theriogenology, 37,1283-1291 (1992).
40
年間分譲数(2000年度実績)
動物細胞株 2,065アンプル
(海外139アンプル)
20
0
運動性
受精率
発生率
受胎率
凍結マウス精子の生物活性
医学・薬学分野における研究開発の最終到達目標は、ヒトに
ついて何らかの知見を得ることであり、ヒトの細胞や組織を用い
て研究を行うことが必要不可欠となります。患者への十分な説明
と同意のもとに摘出されたヒト組織を、匿名化等の個人情報
保護に係る手続きを厳格に行った上で提供して頂き、当ヒト組織
バンクに保管します。ヒトの細胞や組織を用いて生命科学の研究
に携わる研究者や医薬品等の研究開発を行う研究者などの
要望に応じ譲渡します。
文献
p.5
遺伝子
液体窒素タンク
(-160℃, -196℃)
116サンプル
(海外4サンプル)
分 譲
情報提供
(データシート等)
ヒ
ト
組
織
バ
ン
ク
研究者へ提供
ドライシッパー
(動物胚、ヒト組織用)
発送用パッケージ
(細胞用)
神崎俊彦,ヒト組織等の医薬品研究開発への利用,-現状と展望-,日本薬剤師会雑誌,52,865-870 (2000).
神崎俊彦,ヒュ-マンサイエンス研究資源バンクの現状と展望,薬学図書館,42, 296-302 (1997).
p.2
嗅粘膜神経幹細胞の分化
細
胞
バ
ン
ク
ヒト、マウスなどの高等動物の細胞は、特別な培地
を使うとシャーレの中で増えます。当バンクでは、そ
れらの正常な組織やガン組織由来の細胞を培養し
て増やした後、液体窒素で凍結保存します。脳、肺、
胃、腎、消化器官、血液等の臓器由来の細胞を保
存しています。これらの培養細胞がそれぞれの組
織に特徴ある性質を保持していることを調べ、微生
物汚染がないかなどの品質をチェックし、希望する
研究者に凍結標品で提供します。
嗅粘膜の神経細胞
匂いは嗅粘膜にある神経細胞によってキャッチされ、そ
の情報が脳に伝えられます。普通の神経細胞は一旦死
んでしまうと新たに補充されることはほとんどありません
が、嗅粘膜にある神経細胞は次から次へと補充されてい
ます。これは嗅粘膜に神経細胞のタネとなる細胞(幹細
胞)があるからです。この細胞を調べれば、神経細胞が
どのように生みだされるのかが明らかになると期待され
ます。
前駆細胞の増殖
増殖
?
?
増殖
?
タネの細
胞?
神経細胞の前駆細胞
嗅粘膜にある神経細胞のタネのタネかもしれないマウス細胞
株DBC1.2細胞は神経細胞に特異的な分子も発現します。
タネのタネの細胞?
細胞バンクでは新たな培養細胞株を開発し、
その細胞株の性質の調査なども行っていま
す。図に記載したマウス中枢神経幹細胞株
MEB5細胞、マウス嗅神経前駆細胞のタネ
細胞であるDBC1.2細胞は独自に樹立した
細胞株です。ここで解析した細胞株の性質
についての情報を提供するとともに、細胞
に関する基礎的な知見を積み重ねています。
文献
M. Satoh, T. Yoshida, Expression of Neural Properties in Olfactory CytokeratinPositive Basal Cell Line, Develop. Brain Res. 121, 219-222 (2000).
M. Satoh, M. Takeuchi, Induction of NCAM expression in mouse olfactory
keratin-positive basal cells in vitro, Develop. Brain Res., 87 111-119, (1995).
ヒトなどの高等動物からウイルスに至るまで、いろいろな生物
の遺伝子が次々と明らかになっています。当バンクでは、主に
ヒトやマウスの遺伝子を凍結保存しています。DNA配列などの
品質をチェックした後、希望する研究者に提供します。
マウス中枢神経幹細胞株MEB5の分化
MEB5細胞は通常の条件で培養すると未分化な状態
で増殖しますが、培養条件を変えると神経細胞や、
グリア細胞に分化します。緑色の細胞が神経細胞、
赤い細胞がグリア細胞です。
DNA抽出機
遺
伝
子
バ
ン
ク
中枢神経幹細胞株の分化
脳には神経細胞や神経細胞を支持するアス
トログリア細胞、神経繊維をとりまいて電気
的な絶縁の役目をはたすオリゴデンドログリ
ア細胞があります。最近の研究から、これら
の細胞のすべてを生みだす神経幹細胞がヒ
トやマウスでみつかっています。細胞バンク
にはこのような神経幹細胞のモデルになる
培養細胞も保存されており、これらの性質を
解析することによって中枢神経系がどのよう
につくられるのか、その過程を知る手がかり
になります。
細胞死
未分化なMEB5細胞
増殖
上皮細胞
成長因子
上皮細胞成
長因子除去
神経細胞
白血病阻止
因子添加
オリゴデンドロ
グリア細胞
シーケンサー
文献
Y. Nakagaito, M. Satoh, H. Kuno, T. Iwama, M. Takeuchi, A. Hakura, T. Yoshida,
Establishment of an epidermal growth factor-dependent, multipotent neural
precursor cell line, In Vitro Cell. Dev. Biol., 34, 585-592 (1998).
アストログリア細胞
アストログリア細胞
Deposit No.
CO0104
Classification:
cellular oncogene
Indentification:
pPrpSp53
Definition:
p53cDNA
Source of DNA: normal human cell lines
M. Satoh, H. Sugino, T. Yoshida, Activin promotes astrocytic differentiation of a
multipotent neural stem cell line and an astrocyte progenitor cell line from murine
central nervous system, Neuroscience Lett., 284, 143-146 (2000).
p.3
p.4