景気変動の見方と要因 経済学B(マクロ経済学) 第7回 畑農鋭矢 1 経済成長率変動の原因は? • 塩瀬盛道 1950年、東急フライヤーズに入団 通算打率10割 • 実力? 運? 好不調の波 • 経済成長率低下にも2つの見方 ①実力の低下 ②調子の低下 伝統的な景気変動の見方 A1(山) 実力 B1 B2 B3 実績 A2(谷) [A] [B] 拡張期 後退期 拡張期 好況期 不況期 伝統的な景気変動の見方(続き) • 実力=生産力(総供給)⇒潜在GDP・潜在成長率 • 実績=購買力(総需要) • 方向を重視した景気変動の見方[A] 上り調子⇒拡張 下り調子⇒後退局面 指標:景気動向指数 • ケインズ的な景気変動の見方[B] 総需要>総供給⇒好況 旺盛な購買欲⇒モノ不足⇒インフレ 総需要<総供給⇒不況 過剰な生産力⇒失業、遊休設備 指標:GDPギャップ 新しい見方 • RBC: Real Business Cycle Theory 実物景気循環論 (E・プレスコット) 実 • 実力も変動する? 力 • 景気変動 =実力の変動か? • 総需要ではなく 総供給が重要? 時間 経済政策への含意 • 伝統的な見方 不況の原因=購買力不足 経済政策の目標=総需要の拡大 ⇒総需要管理政策(財政政策) • 新しい見方 不況の原因=生産力の低調 経済政策の目標=生産性の上昇 ⇒生産活動の支援政策
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