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講義日程
講義ノートアクセスURL
http://www.osakac.ac.jp/labs/s-jeong/zugaku
第1回: 投影法とその種類
第2回: 点及び直線の投影
第3回: 副投影法
第4回: 平面の投影
第5回: 点、直線、平面の相互関係(交わる)
第6回: 点、直線、平面の相互関係(垂直)
第7回: 点、直線、平面の相互関係(交線、交角)
第8回: 中間テスト
第9回: テクニカルイラストレーション1(投影と視覚)
第10回: テクニカルイラストレーション2(斜投影)
第11回: テクニカルイラストレーション3(軸測投影)
第12回: 立体の投影と相互関係1(切断)
第13回: 立体の投影と相互関係2(相貫)
第14回: 期末テスト
第15回: まとめ
講義目標
1. 点・直線・平面間の相互関係を知る
2. 交わる2直線の共通垂線を求める
点・直線・平面の相互関係
(1)直線上にある点の投影


直線上の点は、正面図、平面図に直線上の点として投影
一方のみ直線上の点で投影される場合、直線上の点ではない
T
GL
GL
F
T
F
直線の平面図、正面図が共に基線に垂直な場合、点が
両方の直線の投影図上に存在しても、実際の点は直線上
にあるとは限らない。

T
T
GL
F
F
F
S
(2)相交わる二直線・ねじれ二直線
ねじれる場合
交わる場合
GL
T
GL
F
T
F
一致
F
不一致
S
一般的なねじれ二直線の投影図
平面図での二直線の交
点から基線に引いた垂
線と、正面図での二直線
の交点から基線に引い
た垂線が不一致すれば、
両直線はねじれ関係に
あると言える
不一致
GL
T
F
ねじれ二直線の共通垂線
𝒂𝟐
共通垂線の平面図
共通垂線
の交点
𝒂𝑻
𝒄𝟐
𝒒𝑻
𝒅𝑻
𝒑𝑻
𝒄𝑻
T
GL
F
𝒄𝟏
𝒒𝑭
𝒅𝑭
𝒑𝟏
𝒆𝑻
𝒒𝟏
T1
𝒂𝑭
𝒄𝑭
𝒑𝑭
GL1
𝒃𝑭
𝒃𝟐
𝒅𝟏
𝒆𝟏
𝒃𝟏 1 2
GL2
𝒇𝑭
𝒆𝑭
共通垂線の正面図
𝒅𝟐
𝒂𝟏
𝒇𝑻
𝒃𝑻
𝒑𝟐 𝒒𝟐
共通垂線の副投影
面での投影図
△CDE // AB
△CDEに平行な副投影面を設定すれば、
△CDEとABの実形図が投影できる
【問題3.8】
ねじれ二直線の共通垂線を描け。
1.
2.
CDに平行な線分を書いて利用すること
図の左側に副投影図を描くこと。