2009 年 xx 月 xx 日 マイクロソフト株式会社 本資料に記載されている情報は、2009 年 5 月現在のものです。 製品情報、製品・機能内容、開発スケジュール、マーケティング施策などの全ての情報は予告無く変更されることがあります。あらかじめご了承ください。 Active Directory の強化 ブランチ オフィスへの展開 読み取り専用ドメイン コントローラ セキュリティ強化 きめ細かなパスワード ポリシー、ディレクトリ監査 管理性の向上 New Active Directory Recycle Bin、Active Directory PowerShell etc… まとめ Active Directory の強化 基本アーキテクチャは変えずに機能強化 新しい利用形態の提供 管理性の向上 ・管理性の大幅な向上 ・コマンド ライン管理機能の強化 ・ブランチ オフィスへの展開 ・セキュリティ強化 ・管理性の向上、管理コストの削減 2005 年 2000 年 2003 年 ・Active Directory の実装 ・LDAP, Kerberos, DNS, PKI 等の標準技術の採用 ・クライアント PC 管理 ・セキュリティ・柔軟性の大幅な強化 ・IT インフラとしての管理機能を強化 ポリシー管理 (GPMC) パッチ管理 (WSUS) 権限管理 (RMS) フェデレーション (ADFS : WS 2003 R2 より) Windows Server 2008 から ID & アクセス管理に関連した 各種サービスを「Active Directory サービス」として統合 統一されたアーキテクチャの下、各サービスの連携を強化 複雑性の低減、展開の簡略化、管理性の向上を実現し、新機能が 必要になった際、迅速に構成することが可能に サーバーの役割として提供 Active Directory サービス Active Directory ドメイン サービス (AD DS) Active Directory 証明書サービス (AD CS) Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) Active Directory Active Directory ライトウェイト Rights ディレクトリサービス Management (AD LDS) サービス (AD RMS) 本資料の範囲 Active Directory ドメイン サービス (AD DS) ドメイン サービス 従来からの Active Directory セキュリティと柔軟性を強化、管理性を向上 Active Directory 証明書サービス (AD CS) 電子証明書の発行と管理 証明書サービスの後継機能 エンタープライズ環境向けに機能強化 Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) 組織を超えた異なる認証基盤の連携 WS-Federation 、WS-Security などに準拠した相互接続性 HTTP ベースのフェデレーション IIS 7.0 に対応 Active Directory ライトウェイトディレクトリ サービス (AD LDS) アプリケーション用の LDAP ディレクトリ サービス AD AM ( Active Directory Application Mode ) の機能を網羅 Active Directory Rights Management サービス(AD RMS) アプリケーションと連携したデジタル コンテンツ保護 Windows Rights Managements Services (RMS) を Active Directory サービスに統合 AD FS と連携し、組織を超えたコンテンツ保護を新たに実現 Windows Server 2003 までの基本アーキテクチャを踏襲しつつ、 ブランチ オフィスでの展開、セキュリティ強化、管理性 の向上を 目的とした実装 / 新機能を追加 読み取り専用ドメイン コントローラー (RODC) 読み取り専用のディレクトリを保持する DC としての構成が可能に きめ細かなパスワード ポリシー 同一ドメイン内での複数のパスワード ポリシーの実装 ディレクトリ監査機能の強化 より詳細な監査ログの記録が可能 Active Directory ドメイン サービスの OS からの分離 (サービス化) DC の再起動をより少なくする新しい実装 Active Directory のスナップショット表示 Active Directory のスナップショットをマウント、参照可能 Windows Server 2008 Active Directory ドメイン サービスの アーキテクチャを継承、主に管理性向上を目的とした機能強化および 新機能の追加 Active Directory Recycle Bin Active Directory 上のオブジェクトの復旧が容易に Active Directory PowerShell Active Directory の管理のためのコマンドレットの提供 Active Directory 管理センター PowerShell ベースの新しい管理ツールの提供 Best Practices Analyzer 誤った構成などを未然に防ぐための新機能の実装 Active Directory Web サービス Active Directory への Web サービス インターフェースの追加 Authentication Mechanism Assurance ユーザーのクレデンシャルに応じたセキュリティ基盤の提供 オフライン ドメイン参加 コンピューターのドメイン参加がオフラインでも可能に Managed Service Account パスワード管理、SPN 管理の容易なサービス アカウントの実現 ブランチ オフィス ソリューション セキュリティ強化 管理性向上 セキュリティ強化 管理性向上 書き込みのできない、読み取り専用のディレクトリを持つ ドメイン コントローラーのインストール オプション 特徴 ディレクトリへの書き込みは行わない 書き込みの必要な処理は通常のドメイン コントローラー に紹介 ドメイン コントローラーの複製の方向は一方向のみ 通常のドメイン コントローラーからの複製を受けるのみ (インバウンドのみ) RODC からの複製操作 (アウトバウンド) は行わない 重要なデータをディレクトリに保持させないことが可能 ローカルにストアするパスワードの制御 重要な情報の複製制御 • • • • • 読み取り専用のディレクトリ 一方向の複製 パスワードの複製 管理者役割の分離 読み取り専用 DNS ディレクトリの変更は不可 誤った操作によって、ディレクトリ全体へ ダメージが及ぶことを回避 アカウントのパスワードは限定的に保持 盗難リスクの回避 RODC 書き込み可能な DC → RODC の方向のみ 監視、設計負荷が軽減 属性セットのフィルタリング 機密性の高い属性に対して複製のフィルタリングが可能 (アプリケーション開発者向けの機能) SchemaFlagsEx = 1 となっている属性 システムの重要な属性 (LSA等) はフィルタ不可 複製 書き込み可能な DC RODC 複製対象とするユーザーを管理者が定義可能 既定では無効 (複製可能なユーザーが定義されていない) パスワード複製ポリシーで明示的に定義 最初のログオン時に複製される (ユーザー単位) パスワード変更後の最初のログオン時に複製される パスワード複製ポリシーで複製ルールを定義 複製許可リスト (RODC の msDS-Reveal-OnDemandGroup 属性) 複製拒否リスト (RODC の msDS-NeverRevealGroup 属性) 履歴を保持 複製されたパスワードは一括でリセット可能 クリアはできない 18 複製しない (規定値) • 最もセキュア • 書き込み可能 DC との接続が不可能な場合には ログオン不可能 全員を複製対象にする • 最も簡単に構成可能だがセキュアでない ブランチオフィスのユーザーのみ複製 • 最も効果的だが設定の手間がかかる • msDS-AuthenticatedToAccountList 属性を監視して ブランチオフィスの利用者を把握する必要がある 19 ドメイン管理権限を与えずに、一般ユーザーに RODC の管理権限を委任 マシンの操作 : ローカル Administrator 権限 サーバーの保守作業が可能 ドメインの操作 : user 権限 ドメインに対する管理権限なし 他の DC に対する管理権限なし RODC のインストール時に指定 (あとから変更も可能) 1 ユーザーまたは 1 グループのみ指定可能 支店の管理者 RODC に DNS サーバーを構成可能 クライアントは RODC に照会して名前解決を実行 Active Directory 統合ゾーンにおける 動的更新は行わない 更新要求に対しては更新可能な DNS を紹介 RODC の DNS では、バックグラウンドで更新を実行した DNS サーバーから更新済みレコードの複製を行う RODC • ネットワーク障害を考慮する • DNS を RODC にインストールすることを推奨 • グローバルカタログを RODC にインストールすることを推奨 書き込み可能 DC RODC DNS GC DNS GC • サーバーの設置 • 同一サイトに 同一ドメインの RODC を設置しない • サイトトポロジ上もっとも近い場所に 2008 / 2008R2 DC を設置 • フォレストとドメインの機能レベル • Windows Server 2003 以上 22 Windows Server 2003 DC からは ドメインパーティションの複製が できないため、RODC の複製パートナーは 2008 以上でなければならない スキーマ ドメイン 構成 ドメイン Windows Server 2008/R2 DC アプリケーション ディレクトリ (DNS Zone) グローバルカタログ ドメイン RODC 23 Windows Server 2003 DC • RODC に対して書き込みを要求する アプリケーションの場合は注意 • • 書き込み可能 DC への [紹介] を追跡できるように 実装されている必要がある 紹介先にアクセスできない場合についても考慮が必要 • 複製が必要であるため、書き込み直後の参照は 注意が必要 • ユーザー管理系のアプリケーションなど 24 インストールウィザード • • • • Dcpromo.exe または サーバーマネージャーから起動 [詳細モード] を有効にすると [パスワード複製ポリシー] の設定が可能 自動応答ファイルを作成することが可能 メディアからインストールすることも可能 2ステージ インストール (委任インストール) • • • 事前に RODC アカウントを作成しておき、ブランチオフィスの 管理者にインストールを委任することが可能 アカウント作成時にウィザードを使用して必要情報を事前指定 ブランチオフィスでのインストールはほぼ自動的に完了 無人インストール • • • • dcpromo.exe /unattend コマンドに自動応答ファイルを指定して起動 インストールから再起動まですべてを自動的に実施 サーバー コア へのインストールでも使用可能 アンインストールも無人で実施 25 ブランチ オフィス ソリューション 管理性向上 同一ドメイン内で複数のパスワード ポリシーを 定義可能とする新実装 ※従来はパスワード ポリシーはドメイン単位でしか設定できなかった 異なるユーザーセット単位でポリシーを定義 例) システム管理者グループ 厳格な設定 (パスワードの有効期間:14 日) パワーユーザー 中間的な設定 (パスワードの有効期間:30日) 平均的なユーザー 一般的な設定 (パスワードの有効期間:90日) 適用できる単位 ユーザーオブジェクト (または inetOrgPerson) グローバル セキュリティ グループ 下記は不可 コンピュータ オブジェクト 非ドメイン ユーザー アカウント OU (組織単位) 新しいオブジェクトクラス Password Settings Container Password Settings オブジェクト (PSO) パスワード設定に対する属性 パスワードの履歴を記録する パスワードの有効期間 パスワードの変更禁止期間 最低限必要なパスワードの長さ パスワードは、複雑さの要件を満たす必要がある 暗号化を元に戻せる状態でパスワードを保存する アカウント ロックアウト設定に対する属性 ロックアウト期間 アカウント ロックアウトのしきい値 ロックアウト カウンタのリセット ADSI Edit の場合 ADSI Edit で Password Settings オブジェクトを 追加 (ウィザード) 属性に適切な値を入力 パスワード ポリシー アカウント ロックアウト ポリシー 適用するグループまたはユーザーを入力 識別名 (DN) で指定 例) CN=yamano,OU=Sales,DC=microsoft, DC=com 複数指定可 Ldifde の場合 Ldif ファイルを作成 (pso.ldf 等) Ldifde の実行 > ldifde -i -f pso.ldf サンプルファイル (pso.ldf) dn: CN=PSO1, CN=Password Settings Container,CN=System,DC=dc1,DC=contoso,DC=com changetype: add objectClass: msDS-PasswordSettings msDS-MaximumPasswordAge:-1728000000000 msDS-MinimumPasswordAge:-864000000000 msDS-MinimumPasswordLength:8 msDS-PasswordHistoryLength:24 msDS-PasswordComplexityEnabled:TRUE msDS-PasswordReversibleEncryptionEnabled:FALSE msDS-LockoutObservationWindow:-18000000000 msDS-LockoutDuration:-18000000000 msDS-LockoutThreshold:0 msDS-PasswordSettingsPrecedence:20 msDS-PSOAppliesTo:CN=user1,CN=Users,DC=dc1,DC=contoso,DC=com New Active Directory PowerShell の場合 Windows Server 2008 R2 では、 Active Directory PowerShell により設定可能 Cmdlet list: New-ADFineGrainedPasswordPolicy Set-ADFineGrainedPasswordPolicy Get-ADFineGrainedPasswordPolicy Remove-ADFineGrainedPasswordPolicy Add-ADFineGrainedPasswordPolicySubject Get-ADFineGrainedPasswordPolicySubject Remove-ADFineGrainedPasswordPolicySubject 変更された属性の古い値と新しい値を記録 (削除と作成のログとして記録) 変更された属性名と変更前の値 変更された属性名と変更後の値 監査ポリシーにサブカテゴリを追加 ディレクトリ サービスのアクセス ディレクトリ サービスの変更 ディレクトリ サービスのレプリケーション 詳細なディレクトリ サービス レプリケーション 設定方法 Windows Server 2008 サブカテゴリについては AuditPol コマンドで設定 Windows Server 2008 R2 サブカテゴリについてもグループ ポリシー エディタで設定可能 New Windows Server 2008 R2 では、AuditPol.exe だけでなく、GUI から 設定可能に グループ ポリシー エディタ イベントログへ記録 変更前の値 変更後の値 グローバル監査ポリシー グループ ポリシーで有効化 (サブ カテゴリも有効になる) アクセス制御リスト (SACL) アクセス チェックを監査するかしないかをオブジェクトに 対して決定 スキーマ 監査対象の例外をスキーマに定義することが可能 各属性の searchFlags プロパティに設定 属性に変更が加えられても、変更イベントに記録しない ブランチ オフィス ソリューション セキュリティ強化 Active Directory ドメイン サービスをサービスとして実装 ※従来は OS と一体化 他のシステム サービスと同様、簡単に停止・再起動が可能 依存するサービスは、自動的にドメイン サービスの再起動時に 再起動 (FRS, KDC, etc) ドメイン サービスのオフライン操作をより迅速に Active Directory の DB (Ntds.dit) のメンテナンスがより容易に サーバー再起動によるダウンタイムを削減 サービスの停止中はメンバーサーバーとして動作、他のサービスは 継続して提供 複数の Active Directory インスタンスをホスト可能に Database Mounting Tool による Active Directory スナップショットの参照 Active Directory ドメイン サービスの開始 ドメイン サービスが開始されている状態 他の Windows 2000 Server または Windows Server 2003 を 実行する DC の場合と同じ Active Directory ドメイン サービスの停止 ドメイン サービスが停止されている状態 ディレクトリ サービス復元モードの DCと、ドメインに参加して いるメンバ サーバーの両方の特性を持つ ディレクトリ サービス復元モード 従来の Windows Server 2003 と同様 オンラインで Active Directory ドメイン サービスの スナップショット が参照可能に 削除されたデータの参照 (削除されたオブジェクトを実際に復元できるわけではない) さまざまな時点のデータと比較し、リカバリ計画の決定が迅速に 手順 スナップショットを取得 Ntdsutil.exe を実行 (タスクでスケジュール) スナップショットのボリュームを LDAP サーバー として公開 Dsamain.exe (Database Mining Tool) を実行 LDAP ポートに接続し表示 Ldp.exe を実行 NTDSUTIL.EXE VSS にてスナップ ショットの取得 DSAMAIN.EXE スナップショットを LDAPとして公開 LDP.EXE データの参照 (読み取り専用) New Active Directory (AD LDS) 上のオブジェクトに関する ごみ箱機能の追加 オブジェクト復旧に要する Active Directory ドメイン サービスのダウンタイム低減を実現可能 従来は… 誤操作などによる Active Directory オブジェクト削除への対応 -> バックアップからのリストアが必要 (ドメイン コントローラーの再起動が必要) Windows Server 2008 R2 では … Active Directory Recycle Bin 機能による 削除済み Active Directory オブジェクトの復旧が可能 (ドメイン コントローラーの再起動は不要) Windows Server 2008 R2 Active Directory の新機能 Windows Server 2008 R2 機能レベルの追加による実装 利用するためには Windows Server 2008 R2 機能レベル が必要 フォレスト内のすべてのドメイン コントローラーが Windows Server 2008 R2 である必要がある 既定では無効 一度有効とすると無効にはできない 新しい Active Directory オブジェクト ステートの追加 “Logically deleted” , ”Recycled Object” ステートの追加 オブジェクト削除に関するプロセスの変更 (Active Directory のスキーマ拡張) Recycle Bin 機能を利用しない場合には、Windows Server 2008 とほぼ同様 180 日 Live Object Tombstone Object オブジェクトの ほとんどの属性情報の削除 Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 Live Object Recycle Bin 有効 Deleted Object オブジェクトの 属性情報を維持 ※180 日間という期間は “msDS-deletedObjectLifetime 属性 により定義される – 変更可能 ガベージコレクションの 実行による完全な削除 ※180 日間という期間は “TombstoneLifetime 属性 により定義される – 変更可能 Recycled Object 180 日 180 日 Garbage collection Garbage collection ガベージコレクションの 実行による完全な削除 オブジェクトの ほとんどの属性情報の削除 ※既定では振る舞いは Tombstone Object と同様 Recycle Bin による復旧 バックアップからの復旧 Active Directory PowerShell による設定が必要 GUI ツールからは設定することができない 注意点 一度有効にしたら無効にできない 機能レベルとして Windows Server 2008 R2 が必要 フォレスト内のドメイン コントローラーが全て Windows Server 2008 R2 である必要がある サポートされる Windows Server 2008 R2 のエディション Windows Server 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Server 2008 R2 Datacenter 以下のエディションではサポートされない Windows Server 2008 R2 for Itanium-Based Systems Windows Web Server 2008 R2 実行コマンド Enable-ADOptionalFeature “Recycle Bin Feature” –Scope Forest –Target “<Domain 名>” Active Directory PowerShell による利用が必要 GUI ツールからは利用できない 実行コマンド PowerShell Cmdlets の使用 Restore-ADObject 例) OU の復旧 Get-ADObject -Filter {Name -Like "*Sysplag*"} -SearchScope Subtree -IncludeDeletedObjects | Restore-ADObject New Active Directory ドメイン サービス (AD LDS) の管理性 を向上させるための PowerShell の実装 Active Directory ドメイン サービス (AD LDS) の構成 / 管理が可能 85 以上の Cmdlet による管理 Web サービス プロトコル (WS-*) の利用によるリモート管理の実現 Get-Command -CommandType Cmdlet *-AD* Add-ADComputerServiceAccount Add-ADDomainControllerPasswordReplicationPolicy Add-ADFineGrainedPasswordPolicySubject Add-ADGroupMember Add-ADPrincipalGroupMembership Clear-ADAccountExpiration Disable-ADAccount Disable-ADOptionalFeature Enable-ADAccount Enable-ADOptionalFeature Get-ADAccountAuthorizationGroup Get-ADAccountResultantPasswordReplicationPolicy Get-ADComputer Get-ADComputerServiceAccount Get-ADDefaultDomainPasswordPolicy Get-ADDomain Get-ADDomainController Get-ADDomainControllerPasswordReplicationPolicy Get-ADDomainControllerPasswordReplicationPolicyUsage Get-ADFineGrainedPasswordPolicy Get-ADFineGrainedPasswordPolicySubject Get-ADForest Get-ADGroup Get-ADGroupMember Get-ADObject Get-ADOptionalFeature Get-ADOrganizationalUnit Get-ADPrincipalGroupMembership Get-ADRootDSE Get-ADServiceAccount Get-ADUser Get-ADUserResultantPasswordPolicy Install-ADServiceAccount Move-ADDirectoryServer Move-ADDirectoryServerOperationMasterRole Move-ADObject New-ADComputer New-ADFineGrainedPasswordPolicy New-ADGroup New-ADObject New-ADOrganizationalUnit New-ADServiceAccount New-ADUser Remove-ADComputer Remove-ADComputerServiceAccount Remove-ADDomainControllerPasswordReplicationPolicy Remove-ADFineGrainedPasswordPolicy Remove-ADFineGrainedPasswordPolicySubject Remove-ADGroup Remove-ADGroupMember Remove-ADObject Remove-ADOrganizationalUnit Remove-ADPrincipalGroupMembership Remove-ADServiceAccount Remove-ADUser Rename-ADObject Reset-ADServiceAccountPassword Restore-ADObject Search-ADAccount 52 Set-ADAccountControl Set-ADAccountExpiration Set-ADAccountPassword Set-ADComputer Set-ADDefaultDomainPasswordPolicy Set-ADDomain Set-ADDomainMode Set-ADFineGrainedPasswordPolicy Set-ADForest Set-ADForestMode Set-ADGroup Set-ADObject Set-ADOrganizationalUnit Set-ADServiceAccount Set-ADUser Uninstall-ADServiceAccount Unlock-ADAccount Active Directory Module Provider の実装 PSDrive としての AD (ADLDS、ADSnapshot) 管理 ネットワーク経由での複数フォレストの管理 コマンド プロンプトでのファイル管理のようなイメージでの AD 管理の実現 New Active Directory ドメイン サービス 管理用の 新しい ユーザー インターフェースを提供 以下の作成と編集 ユーザー グループ コンピューター 組織単位 (OU) Active Directory 管理センター ドメイン、DC ごとの ディレクトリ管理 ※ ADLDS の管理は不可 Active Directory PowerShell による 実装 ※ Active Directory Web サービスの利用 # TCP 9389 の使用 55 最近の 参照先 <List / Tree View ペイン> List View Tree View のビューの切り替えが可能 <Overview ペイン> 標準では以下のコンテンツ の登録 ・パスワードのリセット ・検索 ・Getting Started ドメインのオブジェクトに ついて管理・検索が可能 タスクペインでは、 ドメイン、フォレストの 機能レベル管理が可能 ドメインのオブジェクトに ついての条件を指定しての 検索が可能 検索条件として指定可能な項目 Users with disabled/enabled accounts Users with nonexpiring/expiring password 指定した期間内に最後のログオンした ユーザー 有効 (ロック) アカウントのユーザー 有効なアカウントを持ち、指定した日数 の間ログオンしていないユーザー 指定した日数でパスワードの有効期限が 切れるユーザー 指定したドメイン コントローラーの種類 として実行中のコンピューター 指定した期間の最終の変更 New Active Directory ドメイン サービスの構成に関する診断 およびベスト プラクティスの提示 Active Directory ドメイン サービスの構成について、 Issue、影響、解決方法、トピックなどの情報を提供 -> 誤った構成による障害の発生を未然に防ぐことが可能 サーバー マネージャーの 役割管理の機能として実装 Active Directory ドメイン サービスの構成について診断 診断結果について以下の 4 種類のタブで表示 ・Noncompliant ・除外 ・準拠 ・すべて 構成が意図的なものであるなど、設定の変更が必要ない場合には レポートから除外することも可能 Beta 時点では主に DNS の構成に関する診断を実行 ダウン レベルのドメイン コントローラーの構成に関して も情報の収集、診断が可能 DS BPA の実装 対象 Windows Windows Windows Windows Server 2008 R2 Server 2008 Server 2003 2000 Server PowerShell スクリプト の実行による実装 1) PowerShell スクリプト による情報の収集 (XML での保存) 2) XML Schema と収集 した情報の比較 3) 比較した結果を踏まえて レポートの生成 New Active Directory Web サービス (ADWS) の実装 Active Directory への Web サービス インターフェースの追加 Active Directory、ADLDS、AD Snapshot への接続が可能 Active Directory PowerShell のインターフェース Active Directory Web サービスが停止していた場合、PowerShell を利用 した操作は実行できない (eg. Active Directory 管理センター) Active Directory ドメイン サービスを構成することで自動的に インストールされる Active Directory Web サービス (ADWS) の構成 %windir%\ADWS フォルダにインストール Microsoft.ActiveDirectory.WebServices.exe.config ファイルで パラメーターの変更が可能 パラメーターの詳細については以下の URL を参照 <Active Directory Web Services> http://technet.microsoft.com/en-us/library/dd391908.aspx 認証方式としては以下の 2 種類をサポート Kerberos シンプル認証 New オフライン ドメイン参加機能の実装によるドメイン参加 プロセスの改善 従来) クライアントがドメインに参加するためには必ずオンラインで ドメイン コントローラーと通信する必要あり ドメイン参加プロセスには OS の再起動が必要 今後) Windows 7 および Windows Server 2008 R2 に関しては オフラインでドメインへの参加が可能に ダウンレベルの OS については利用不可 ドメイン参加プロセスにおいて OS の再起動は不要 データセンターのサーバー、遠隔地へのサーバーの配置、 クライアントの一斉展開をより効率的に実行可能に Djoin.exe によるドメイン参加プロセスの実行 Djoin.exe は Windows 7、Windows Server 2008 R2 標準搭載 Djoin.exe の実行環境: Windows 7、Windows Server 2008 R2 (それ以外は NG) オフライン ドメイン参加の可能な OS Windows 7、Windows Server 2008 R2 (それ以外は NG) ドメイン コントローラー 既定では Djoin.exe の接続先となるドメイン コントローラーは Windows Server 2008 R2 /downlevel オプションを使用することで Windows Server 2008 R2 以前の ドメイン コントローラーでも利用可能 1) Djoin.exe による AD へのコンピューター オブジェクト の登録およびファイルの作成 Djoin /provision /domain <参加先のドメイン名> /machine <参加するコンピューター名> /savefile <ファイル名.txt> 2) Djoin.exe /provision の操作で作成されたファイルをド メインに参加するコンピューターにコピー 3) Djoin.exe によるオフラインドメイン参加の設定の実行 Djoin /requestODJ /loadfile <ファイル名.txt> /windowspath %SystemRoot% ※ 上記の手順以外にも Unattend.xml による構成も可能 • ポリシー項目を大幅に追加 • Windows Server 2008 • • • Windows Vista のポリシーに完全対応 Windows Server 2008 管理項目を追加 Windows Server 2008 R2 • • Windows 7 のポリシーに完全対応 Windows Server 2008 管理項目を追加 • ADMX テンプレートに対応 • • • XML 化 拡張性、保守性の向上 言語依存部と非依存部を分割 • グループポリシーオブジェクト (GPO) に コピーされない構造 • 作成される各 GPO の容量を削減 • DC 間の複製トラフィックを軽減 New ポリシーの設定項目、説明、コメント内の キーワードによるフィルタ表示 構成されたポリシーのみフィルタ表示 など フィルター設定後 • ふりがなでソート、検索が可能に • ふりがな属性の追加項目 • 姓 • 名 • 表示名 • 会社名 • 部署 Active Directory ユーザーとコンピュータ • 属性エディタ • ADSI Edit と同等の UI を実装 • DC 属性の表示 • DC の種類、サイト情報等を表示 • パスワード レプリケーション ポリシー タブ • RODC 上での認証情報など確認可能 • オブジェクト削除の防止 • 誤操作によるオブジェクト削除を防止 Active Directory はアーキテクチャを 保ちつつさらに進化 環境に応じたサーバー展開が可能に セキュアなサーバー構成の実現 運用をもっと容易に 本書に記載した情報は、本書各項目に関する発行日現在の Microsoft の見解を表明するものです。Microsoftは絶えず変 化する市場に対応しなければならないため、ここに記載した情報に対していかなる責務を負うものではなく、提示され た情報の信憑性については保証できません。本書は情報提供のみを目的としています。 Microsoft は、明示的または暗 示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。すべての当該著作権法を遵守することはお客様の責 務です。Microsoftの書面による明確な許可なく、本書の如何なる部分についても、転載や検索システムへの格納または 挿入を行うことは、どのような形式または手段(電子的、機械的、複写、レコーディング、その他)、および目的で あっても禁じられています。これらは著作権保護された権利を制限するものではありません。Microsoftは、本書の内容 を保護する特許、特許出願書、商標、著作権、またはその他の知的財産権を保有する場合があります。Microsoftから書 面によるライセンス契約が明確に供給される場合を除いて、本書の提供はこれらの特許、商標、著作権、またはその他 の知的財産へのライセンスを与えるものではありません。 © 2009 Microsoft Corporation. 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