電気電子数学補足資料

電気電子数学および演習
(第7章) 補足資料
Newton.sci の仕様
引数: 関数f(x), 導関数f’(x), xの初期値x0,
絶対誤差の許容範囲, 最大繰り返し回数
 表示内容: ニュートン法の各繰り返しにおける
解 x と その時の関数の値 y

繰り返し回数iでの近似解を
i 番目に格納したベクトルx
→
繰
り
返
し
回
数
返り値
近似解に対応する関数値を
i番目に格納したベクトルy
Newton2.sci の仕様
Newton2.sci の中で
求める必要はない

引数: 根を求めたい複素方程式の
実部を表す関数 f(x,y), 虚部を表す関数 g(x,y),
4つの偏導関数 fx(x,y),fy(x,y),gx(x,y),gy(x,y),
x, yの初期値x0, y0,
誤差の許容範囲,最大繰り返し回数 (合計10個)

表示内容: 繰り返し回数と,その繰り返しにおける
x, y, とそのときの f(x,y), g(x,y) の値

返り値: z (複素数の数値解) z=x+iy
最後に z=x($)+y($)*%i; と書けばよい
Newton2.sciの表示仕様
繰り返し iでの数値解の
繰り返しiでの数値解の
実数部を格納したベクトルx 虚数部を格納したベクトルy
→
繰
り
返
し
回
数
返り値:
対応するf(x,y) 対応するg(x,y)
Scilab上での虚数の表し方

Scilabで虚数単位を表す特殊変数“%i”を
使用すればよい.

(配布資料1章参照)

複素解 zの返し方


求める複素根をz=x+iyとする
ベクトルx,およびベクトルyを求め,
z = x($) + y($) * %i
を返すようにすればよい.
ヒント
ex3_Newton2.sci のはじめに以下の6つの関数を定義する
deff(’z=f(x,y)’, ’z=x^3-3*x*y^2+6*x^2-6*y^2+21*x+32’);
deff(’z=g(x,y)’, ’
’);
deff(’z=dfx(x,y)’, ’z=3*x^2-3*y^2+12*x+21’);
deff(’z=dfy(x,y)’, ’
deff(’z=dgx(x,y)’, ’
deff(’z=dgy(x,y)’, ’
’);
’);
’);