プログラミング演習3 第4回 ミニプロジェクト ミニプロジェクトについて • 1週目では丸や三角形などの形状を用いて 継承の復習、2週目ではボタンなどのレイア ウトや図形の描画などGUIの復習をしました • ミニプロジェクトでは、これら2つを組み合わ せておえかきツールを作ってみましょう 完成図の例 図形選択パネル メニュー 描画パネル 1) ボタンを選択 -> 選択された図形の描画準備 2) 描画パネルをクリック -> 選択された図形をクリックされた 座標に描画 ミニプロジェクトの流れ • • • • 基本図形クラスの設計 お絵かきツールの作成 複合図形クラスの設計 発展 実装の過程 Step1 Step2 Step3 • Circleクラスを参考にして四角形や三角形などの基本図形クラスを作る • お絵かきツールを作成し、メニューバー、描画パネルと図形選択パネルを配置する • 図形選択パネルにStep1で作成した図形の画像を貼り付けたボタンを表示する • 図形選択パネルのボタンを選んで、描画パネル上でクリックすると、クリックした場所に図形が描画さ Step4 れる Step5 • 複合図形クラスに共通するメソッドをまとめたCompoundDrawableを定義し、Treeクラスを描画する • TreeクラスのようなCompoundDrawableを実装するクラスをメンバーに持つ複合図形クラスを3個以 上作る 目標 • CompoundFigureクラスを定義し、複合図形クラスに共通する処理をまとめ、Step5で作ったクラスの 発展1 Superクラスとする 発展2 • おえかきツールにオリジナルの機能を追加する(Undoとかキャプチャとか) 複合図形クラスの定義 基本図形クラスとの違い 複合的 基本的 Drawable 継承 CompoundDrawable 共通なメソッドと特有なメソッドを分け、それぞれのインター フェースにまとめる draw(int x, int y, Graphics g) drawfill(int x, int y, Graphics g) setColor(Color c) getColor() setFilled(Boolean b) getFilled() getImage() getWidth() getHeight() getParts() setDefaultColor() CompoundDrawable Treeクラスの指針 • 課題1で設計したTreeクラスに描画処理を実装する • 基本図形と共通のメソッドはP. 9 - 11のBigCircleの実装例を 参考する • 複合図形はパーツ毎に色が異なるため、drawメソッドでは デフォルトカラーを指定するsetDefaultColorメソッドを呼ぶ 必要がある drawメソッド drawfillメソッド drawメソッド drawfillメソッド Tree クラスの実装例 (1/2) Tree クラスの実装例 (2/2) 発展 複合図形クラスをもっと簡潔に 複合的な図形でも共通の処理を抽象クラスにまとめると便利 継承 継承 他の複合的な形状のクラス Lesson03のスライド7を参考にするとよい スクロールバーをつける 表示するものが大きすぎてフレームやパネルに収まり切らない 場合はスクロールバーをつけると便利です ALWAYSに指定したためフレームに収まっ ていてもスクロールバーが出る バーを出す条件 AS_NEEDEDと指定し、フレームに収ま らなかったためスクロールバーが出た ファイルの読込み ファイルを読み込んでキャンバ スに張り付けたり、作品を画像 ファイルとして保存する ユーザに開くファイルを選んで貰う場 合はFileDialogを使う ユーザがファイルを選択した場合、 ファイルまでのパスとファイル名を取 得できるが、画像として読み込むのか、 中のテキストを読み込むのかは自分 で実装する必要がある その他 • • • • Ctrl+ZでUndo機能をつける getPartsメソッドを活かした描画の実現 図形を拡大・縮小して描画 描画前にプレビュー など 実装の過程 Step1 Step2 Step3 • Circleクラスを参考にして四角形や三角形などの基本図形クラスを作る • お絵かきツールを作成し、メニューバー、描画パネルと図形選択パネルを配置する • 図形選択パネルにStep1で作成した図形の画像を貼り付けたボタンを表示する • 図形選択パネルのボタンを選んで、描画パネル上でクリックすると、クリックした場所に図形が描画さ Step4 れる Step5 目標 • 複合図形クラスに共通するメソッドをまとめたCompoundDrawableを定義し、Treeクラスを描画する • TreeクラスのようなDrawableを実装するクラスをメンバーに持つ複合図形クラスを3個以上作る • CompoundFigureクラスを定義し、複合図形クラスに共通する処理をまとめ、Step5で作ったクラスの 発展1 Superクラスとする 発展2 • おえかきツールにオリジナルの機能を追加する(Undoとかキャプチャとか)
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