ISFJ2012政策合宿 Team G 2012年8月20日 Part 1 Part 2 Part 3 •2050年における日本の社会像 •アプローチ •私たちの提案する政策 Part 1 • 2050年における日本の社会像 Safety Energy Security Environment Efficiency Macro Economics Part 1 • 2050年における日本の社会像 エネルギーを効率的に配分 • 生産年齢人口の大幅な減少 • 財政の縮小 供給源の多様化 • エネルギー安全保障 Part 1 • 2050年における日本の社会像 兆kWh 1.2 1 10% 0.8 26% 0.6 0.4 0.2 20% 15% 30% 10% 63% 65% 60% 2010 2030 2050 0 再エネ 原子力 火力 • 2050年における日本の社会像 Part 1 2030 2012 2050 送電網の整備 発送電分離 電力自由化 スマートグリッドの普及 スマートシティの構築 証書制度構築 Part 2 • アプローチ 今後原発がベース電源になるとは考えにくい 再エネの供給割合が低い(G8中最下位) 再エネの発電コストが高い CO2排出量削減目標(2050年までに8割減) 市場メカニズムを通じた需給調整 ◦ エネルギー利用の効率化 ◦ エネルギー源の多様化 Part 3 • 私たちの提案する政策 電力市場自由化 スマートグリッド普及 証書取引制度 Part 3 • 私たちの提案する政策 小売りを全面 的に自由化 料金規制を 撤廃 価格競争 電気料金が 低下 ただし、適切な競争を生み出すために新規参入者の 確保(税制面、設備投資面での優遇措置)、法整備 や制度設計、適切なモニタリングによる市場の監視 などが不可欠である Part 3 • 私たちの提案する政策 メリット 双方向による需給調節 ピークシフトによる総需要量の減少 コ・ジェネレーションシステムや太陽光発電などの導入が進 む スマートグリッド スマートシティの構築 異業種間の交流(IT, 自動車、 住宅、家電、半導体) Part 3 • 私たちの提案する政策 決め手となる技術の不在 •多くの技術が開発途上 •太陽光・風力でも1%未満 普及への大きな障害 •開発の限界費用の上昇 長期的な技術発展を促進しつつ 技術を導入する必要性 Part 3 • 私たちの提案する政策 重くなる消費者負担 消費者側から価格に対して直接介入ができない 政府の介入余地が大きい ドイツの事例 ・太陽光発電の電力量はたったの3.3% ・負担は平均的な家庭で年間200ユーロ(2万600円) ⇒重い国民負担から導入の見直しがされている Part 3 • 私たちの提案する政策 120 証書の発行 100 80 60 再生可能エネルギー 非再生可能エネルギー 40 20 0 A社 B社 C社 Part 3 • 私たちの提案する政策 ②割合に応じて 証書発行 再生可能エネルギー 発電事業者 国 (経産省) ①証書の購入義務 ④新エネルギーの電気 電力購入会社 大型需要者 ③証書の購入 ⑤電気 消費者 Part 3 • 私たちの提案する政策 市場で低いコストでの生産を実現する競争 再生可能エネルギー技術全体での競争 ⇒全体として効率的な導入が実現 諸外国の事例 再生可能電力普及へのコスト/発電電力量で比較し て見ると、ドイツの8.3円/kWh、豪州3.4円/kWh Part 3 • 私たちの提案する政策 段階的に証書の購入義務を引き上げ ・再生可能エネルギー供給市場を競争的に ・基礎研究(実証研究まで)への重点的な投資 今後多くの技術に実証化の目途が立てば、これまで以 上に導入が加速化できる 市場メカニズムを通じた需給調整 ◦ エネルギー利用の効率化 ◦ エネルギー源の多様化 政府による ・市場のモニタリング ・適切な介入
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