研究紹介 RFID 修士1年河野真也 RFIDについて RFIDとは？    Radio Frequency-IDentification 微小な無線チップにより人やモノを識別・管理する仕組みバーコードに代わる識別・管理技術 RFIDの利点      非接触でデータの読み出し（Read）、書き換え（Write）が可能汚れ、ほこり等の影響を受けにくい障害物があってもデータの交信が可能複数タグとの同時アクセスが可能データ容量が大きい現在の利用例        イモビライザー（車のキー） Suica Edy 回転寿司の自動清算ペット、家畜の管理図書館の蔵書管理飛行場等のコンテナ管理スーパーマーケットでの実証実験   METRO Group （独）ウォルマート（米）何に使われているか？  METROの場合      商品の搬入管理陳列棚の在庫管理商品情報の提供商品を取るとディスプレイに広告が流れる万引き防止リーダは、ショッピングカート・レジ・陳列棚など様々な場所に設置されている問題点  タグを貼り付けるものや場所によっては、読み取れないことがある   コスト    レジでの清算に使う場合、致命的な欠点タグ自体のコスト商品に貼る作業のコストプライバシー  リーダさえあれば何を持っているのか簡単にわかってしまう卒論『IPv6 アドレスによる RFID システム利用方式』卒論概要   RFIDタグにIPv6アドレスを割り当てることにより、IPv6ネットワークを経由してタグとの通信を可能にするその際に用いる、IPv6アドレスの割り当て方式を提案する  タグのEPCをもとにIPv6アドレスを割り当てる EPC (Electronic Product Code)   個体を識別するためのID 64bit、96bit、256bitの規格が存在   現在主流となっているのは96bitの規格以下の4つのフィールドを含む     Version Number Domain Manager Object Class Serial Number 下部構造を規定生産者や管理者を表わすタイプを表わす個体識別番号システム概要 (1) 1. 2. Savant 3. EPC リーダ IPv6アドレスタグタグからEPCを読み取るそのEPCをもとに、IPv6アドレスを取得タグに取得したアドレスを割り当てるシステム概要 (2) 1. ユーザタグの情報 2. アクセス Savant リーダタグ  ユーザはEPCをもとに IPv6アドレスを生成し、そのアドレスにアクセスする Savantはアクセスされたタグの情報をユーザに送信するユーザはタグのEPCと IPv6アドレス生成方法をあらかじめ知っているやったこと   実際に環境、システムを構築動作することを確認 RFIDをテーマとする場合の注意  プログラミングの知識が多少必要   Java or C++ 参考にできる論文が少ない   後藤研内にもないし、外部も少ないただし、これはRFIDに限った話ではないかも RFIDに関する情報  RFIDテクノロジ http://itpro.nikkeibp.co.jp/rfid/  AUTO-ID LABS JAPAN http://www.auto-id.jp/index-j.html  EPC global http://www.epcglobalinc.org/ 卒論についてスケジュール  理想は、      ~合宿 ~10月 11～12月 1月分野を決めるテーマ確定実験環境構築、データ収集論文執筆これくらいを目標としてやっていけば、最後に慌てずにすむと思います注意点など   テーマさえ決まってしまえば何とかなる全て順調にいくことはありえないので、余裕を持って取り組む    いいデータがとれないマシンが壊れる etc. 研究室にはなるべく来たほうがいい  誰かが教えてくれるかも？？？