ファンド・スーパーマーケット型投信 販売について

ファンド・スーパーマーケット
型投信販売について
2011/1/14 入江洋志
今回のテーマ設定の背景
 回転売買の復活
 販売会社の厳選された商品ラインナップ
 販売員の説明不足
投資家は適切な商品を購入できてないのでは?
ファンド・スーパーマーケットなら自分に適した
商品出会えるかもしれない
ファンド・スーパーマーケットとは
自社・他社のグループ系列によらず、多数の運用会社
が提供する多数の投資信託を取り扱う、オンラインの
ディスカウント・ブローカー
特徴
①ノーロード投信、ローロード投信を多く取り扱う
②投信間のスイッチング(保有しているある投資を売っ
て、違う投信を購入すること)も無料で行える
投信を購入する際のコストを抑えられる。
多数の商品を一か所で検討できる。
各国のファンド・スーパーマーケット
このようなファンド・スーパー
マーケットは米国のみならず、
Charles Schwab
欧州にも広がっていった。
1992年にサービスを開始
ほとんどの投信が
⇒ファンド・スーパーマーケットの先駆け
Charles Schwabで
米ネット専業の証券会社
購入可能!!
現在の取り扱い商品数は約6300本
そのうち、ノーロード投信は約2000本
米国内の投信の数は約8000本(2005年末時点)
日本のファンド・スーパーマーケット
2006年10月23日サービス開始
日興コーディアルグループのコー
ディアル・コミュニケーションズ
株式会社により海外のファンド・
スーパーマーケットをモデルとし
て設立。
そのうち
ノーロード投信は
126本!!
運用会社 60社
投信スーパーセンター
メリット
①取扱銘柄が豊富(総銘柄617本、ノーロード126本)
②初心者向けの積み立て銘柄404本
③銘柄検索や比較が容易
④運用会社からレポートが閲覧できる。
デメリット
①自分の判断で購入しなければならない。
②オンラインのためインターネットにアクセスで
きない高齢者などは利用できない。
主要ネット証券の投信取扱商品数
取扱商品数 1022本
ノーロード 227本
取扱商品数 1056本
ノーロード 238本
ファンド・スーパーマー
この2社は委託運用会社も60社近くであり、取扱商品
ケットの傾向があるといえ
数においては「投信スーパーセンター」をしのぐ。
る。
論点 投信のインターネット型販
売の普及策について