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フォーラム
「富山・北陸の魅力の輸出拡大を目指して
-有名観光地だけでなく地方の光も-
主 旨 問 題 提 起
未来観光戦略会議専務理事
松 原 吉 隆
未来観光戦略会議URL
http://www.miraikanko.net/
2004.2.19
(C) CDL 2004
―産学公民による未来観光戦略会議は北陸地域における新たな観光の
プロデューサー、コーディネーターとして以下の目的の実現を目指す―
目 的
未来型国際広域観光ゲートウェイ「富山・北陸から北海道・東京・
京都等へのルート」の開発による新たな観光の創出、並びに
産学交流・企業誘致の促進を目的とし当フォーラムが地域活性化の
一助になれば幸いです。
目 標
①環日本海ゲートウェイ機能の一つとして観光を軸とした
富山・北陸とその他地域との連携の提言
②双方向(インバウンド・アウトバウンド)旅行社発掘・
創出並びに観光産業・旅行関連業界の活性化
③環日本海諸国との映像データ(ex CATV等)の相互交換の実現
④日韓中大学交流(単位互換、交歓旅行、日韓中観光学科学生
誘致)の実現並びに企業人の往来機会増の促進
(C) CDL 2004
未来観光の名称について
1.インバウンドとアウトバウンドの不均衡インバランス問題
の構造的解消観光産業の裾野強化を実現する姿勢が
未来型。
2.富山県が提唱する日本海学視点に立つ観光振興と環
境保全につながるモデルの構築と日本の観光グランド
デザインを目指すことが未来型。
3.観光地の生活の匂いを独自に感じ癒される観光から
感交という即ち「生活文化を味わえる『まち』観光で
リピータを呼べることが未来型。
一例「八尾の風の盆通年滞在化型」
4.科学技術教育自然文化環境福祉健康等、様々な切り口
からの国際広域知的教育・知的生産(ソフト)創出による
観光産業化や特定顧客層のオーダーメイドプランを即対
応できる観光ベンチャー創出可能なことが未来型。
(C) CDL 2004
未来型観光(1)
日本海学視点のサスティナブル・ツーリズム
• 経済的サスティナブル
– 利潤の追求、会社の存続
– 商業的に成立する産業
• 政治的サスティナブル
– 観光地とマーケットはホストとゲストの関係
– 観光は国家・地域のアイデンティティをアピールする手段
• 社会・文化的サスティナブル
– 観光地に根付く文化、伝統、歴史、風習すべてをサスティ
ナブルにしなければならないという発想
– あくまでも地元の根付いた人々の積極的な参加が優先
(C) CDL 2003
未来型観光(2)
多様化している観光客(生活者)は1回の観光で、名
所、文化体験、自然や人との触れあい、食の楽しみ、
温泉など、できるだけさまざまな観光体験や交流を行
いたいと考えている。
こうした多様なニーズには、一つの地域では対応が
困難な時代を迎えている。
そこで求められるのが「地域連携」「広域連携」「国際
連携」である。異なる体験を提供できる複数の地域が、
一つにまとまることで、観光客には行動の選択肢が
広がり、観光の目的地としての魅力が高まる。
(C) CDL 2003
未来観光-文化交流・仲介者の役割例
欧米・南半球
三方一両得
中国・韓国+
アセアン
欧州- 本物の伝統文化
近くにある先進国
米国- 多彩で刺激的で気
軽な異文化の国
四季のある国
観光関連企業
自治体
国
文化の
三方一両得
仲介者
観光客
地域住民
プロデューサー
日本海学視点
From 日本・北陸・富山
サティスナブル・ツーリズム コーディネーター
(C) CDL 2004
北陸観光クラスターへの期待
◆観光を取りまく潮流の大きな変化多様な観光ex産業観光・都市観光
~通過見物型、物見遊山型から参加体験型、自己実現型へ ~
余暇を利用して「自分自身を見つめたい」「向上心を高めたい」
未来型観光エリア
未来観光戦略会議
ものづくり
+
サービス
高度化
未来型観光施設
(商品)
「知」の結集
BT,IT,NewET,NT
文化
FC
ソフト
未来型観光システム
(C) CDL 2004
韓国人外国旅行者数の推移
年
人数(人)
伸率(%)
1998
1999
2000
2001
2002
6,084,414
7,123,407
26.9
10.5
17.1
3,066,926 4,341,546 5,508,242
-32.5
41.6
目的別訪日韓国人数(2002年)
2002
年
総計
観光客
商用客
その他客
一時上陸客
人数(人)
1,271,835
756,991
354,623
107,744
52,477
構成比
(%)
100.0
59.5
27.9
8.5
4.1
伸率(%)
12.2
15.9
4.8
7.8
24.3
(C) CDL 2004
韓国旅行社の日本に対するイメージ
地域的な特性
飛行時間が短い
温泉旅行が多い
価格が高い
ショッピングやオプションがない
ホテルのレベルが高い
旅行日程が短い
景色がいい
気候の差が少ない
時差がない
安全だ
旅行者の特性
高い年齢層の中産層が多い
家族旅行が多い
海外旅行経験のあるUserが多い
文化交流団体の訪問が多い
夫婦同伴や自由旅行、親孝行観
光が多い
休養目的が多い
現地に居住した経験のあるUser
が多い
(C) CDL 2004
(C) CDL 2004
韓国旅行社のモデル観光商品
地域
東京
九州
期間
2泊4日
3泊4日
4泊5日
3泊4日
4泊5日
沖縄
経費万W
目的
ターゲット(年令)
100 パックパック旅行 30代以下
80
イベント観光
〃
110
温泉観光
40代以上
60
〃
〃
60
グルメ観光
〃
3泊4日
4泊5日
2泊4日
70
65
40
イベント観光
自然観光
温泉観光
-
30代以下
〃
3泊4日
大阪
6泊7日
北海道 3泊4日
仙台
4泊5日
60
100
70
700
休養
観光
温泉観光
〃
40代以上
30代以下
40代以上
〃
福岡
〃(所
得)
上
中上
〃
〃
〃
中
中上
〃
〃
中
〃
中上
何故、観光によるまちづくりか
背 景
1.人口減の時代
2.産業構造の変化 ー 雇用創出
3.日本周辺国の経済成長 ー アジア市場
4.大学と観光 ー 産学公
観光立国・県・市町村
1.観光のとらえかた - 未来型の観光業
2.広域・国際観光推進のまちづくり
3.サービス業のものづくり化
4.ものづくりのサービス業化
最大の自動車産業例 ⇒ 質の高い拡がり
5.リピート化による交流人口、定住人口増
ー 産業観光・都市観光・街中再生 -
(C) CDL 2004
‐来て、観て魅て味て、泊まって又来て‐ 集客ビジター産業化
行きたい住みたい
これから発展するまち
1.交通(情報)アクセス
2.良好な住(情報)環境
コンセプト ①テーマ性 ②明確なターゲット③楽しさ
3.イメージ(全国レベル情報発信力)
情報発信し続ける地域・企業・お店・人・ 3点セット
4.リピート化による交流人口、定住人口増
I T
有効活用
(情報発信力)
(C) CDL 2004