プログラミング入門 電卓を作ろう・パートI!! 電卓・・・どんなものか? 例えば、1+3を計算したい + まず、1のボタンを押す 次に、+のボタンを押す % 次に、3のボタンを押す √ MR M- M+ ÷ 次に、=のボタンを押す - /+ 7 8 9 × 結果が表示される!! C 4 5 6 - AC 1 2 3 ・ = 0 + プログラミングとは プログラムを作る≠パソコンに向かって作業する その前にやることがいっぱい 1.テーマを決める 2.あらすじを作る 3.シナリオを書く 4.プログラミング言語に 翻訳する⇒C言語 5.動かしてみる 6.確認する 7.バージョンアップする 電卓 電卓のシナリオ・・・とは 言っても 本格的な電卓のシナリオを 書くのは困難 簡単なところから初めて ・・・ただし、本質をつかむの % √ MR M- M+ ÷ - / + 7 8 9 × C 4 5 6 - AC 1 2 3 ・ = 0 + は困難 徐々に『バージョンアップ』 プログラミングのテクニック すぐに身につくものではない ので、訓練が必要 とりあえず、足し 算ができれば!? 『1+3=4』 C言語で電卓 シナリオ・・・というほどのものではないが “1+3”を実行したい 答え“4”を表示したい つまり 「1+3=4」 とディスプレイに表示できれば・・・ 表示⇒標準出力「printf(“・・・・”);」 ・・・先週やった!? C言語で電卓 C言語で実行するには プログラムを書く ビルドする 実行する C言語で電卓 前回勉強した標準(入)出力「printf」文を使う とりあえず、書いてある通りに作って実行!! 上記のプログラムを作成して、実行してみよう!! C言語で電卓 「プログラムの解説」 『“・・・”』の外 標準 出力 ここに、整数(あとに示す 数字)を表示する!! どこか? コンマ「,」の後に示 す整数(この場合 1+3の計算結果)を 「%d」の位置に表示 C言語で電卓 次に、3+5を計算したい 同じように、プログラムを書いて ビルドして 実行する ・・・とても、電卓とは思えない でも、やってみてください・・・ C言語で電卓 やっぱり、電卓とは違う・・・ より、電卓に近づけるために 『バージョンアップ』 電卓 もう一度、電卓を考えてみる 例えば、1+3を計算したい + まず、1のボタンを押す 次に、+のボタンを押す % 次に、3のボタンを押す √ MR M- M+ ÷ 次に、=のボタンを押す - /+ 7 8 9 × 結果が表示される!! C 4 5 6 - AC 1 2 3 ・ = 0 + 電卓 入力した数字はどこに行くのか? 1 + 3 1 + 3 + % √ MR - /+ M- M+ ÷ 7 8 9 × C 4 5 6 - AC 1 2 3 ・ = 0 + 1の入れ物 4 4 4の入れ物 +の入れ物 3の入れ物 メモリという入れ物へ ⇒メモリに入っている 数字を表示 ⇒入れ物は初めから 準備しておく!! C言語で電卓・・・メモリという入れ物 “変数” とりあえず、左の プログラムを実行 してみよう!! ↓ さっきと同じ結果 が出力されるはず C言語で電卓・・・メモリという入れ物 “変数” 「a」という名前をつけた、整 数を入れる、入れ物を準備 a 「b」という名前をつけた、整 数を入れる、入れ物を準備 b 「kekka」という名前をつけた、 整数を入れる、入れ物を準備 まずは整数(数字) の入れ物の作り方 kekka C言語で電卓・・・メモリという入れ物 “変数” 1 3 a b 1 + 3 4 kekka 入れ物に値 (数字)を代入 中の数字 を足して 「=」 『=』の意味: 左の『入れ物』に 右の『数字』を 入れる(代入する) C言語で電卓・・・メモリという入れ物 “変数” 結果の表示 1 3 a b 4 kekka 後の数字を出てくる順番に表示 ⇒ただし、「,」の後が入れ物の場合、入れ物の中の値 C言語で電卓 ~より一般化したい~ これでも、電卓とかけ離れている・・・。 何が違うか? 数字を自分で入力できる。 では、自分で数字を入力できるようにプロ グラムをバージョンアップしてみよう!! 電卓 キーボードから入れ物へ値を入力 1 + 3 1 + 3 + % √ MR - /+ M- M+ ÷ 7 8 9 × C 4 5 6 - AC 1 2 3 ・ = 0 + 1の入れ物 4 4 4の入れ物 +の入れ物 3の入れ物 メモリという入れ物へ 値を入力するにはどう すればよいか? ※ここでは、数字だけ を考える C言語で電卓 “標準入出力” ディスプレイに数字や文字を表示するとき 「printf(“・・・・・”);」を使った ⇒これを標準出力 では、キーボードから“ある入れ物に”数字を入力する 場合 「scanf(“%d”, &a);」を使う ⇒これを標準入力 この意味・・・”%d”、つまり、整数を入れ物「a」に入れる。 ※入れ物「a」の前についている「&」は、「scanf」を使う 場合の約束事 C言語で電卓 “標準入出力” とりあえず、左のプ ログラムを実行して、 確認してみよう!! 数字を入力した ら「Enter」を押す C言語で電卓 “標準入出力” 1 3 1 3 a b 実際には 入力できる数字は 任意(好きな数) 演習2 次の実行結果にあるように、入力した2つの数字の引き算の実 行結果も同時に表示するプログラムを作成しなさい。 ヒント ① 引き算は「-」を使う。 ② “1+3=4”を表示した後に、入れ物「kekka」に aーbの計算結 果を代入する。 ③ “1-3=-2”を表示する。
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