プレゼン2.0 - Kitsuregawa, Toyoda Lab.

プレゼン2.0
東大生産研
豊田 正史
はじめに
「2.0とか言ってるくせにパワー
ポイント?」というツッコミはご
遠慮下さい。
• それでも納得いかない場合、
文句は前日に依頼してきた
福地2.0委員長まで。
プレゼン0.9
• PC用プレゼンツールの登場
– Persuasion
– Power Point
• しかし、プロジェクターで発表できるとは限ら
なかった
– 仕方がないのでOHPスライドに印刷
プレゼン1.0
• Power Pointなど使用
• 発表者が一方的に話す
• 聴講者は聞いて、最後に質問
プレゼン1.1
• WISSにおけるチャットの導入
– 聴衆が発表中にツッコミ可能
– しかし、話者が一方的に話すことに関しては変化
ほとんどなし
• なれた発表者がチャットを見ながら発表中にアドリブを
入れられた程度
プレゼン1.5
• プレゼンの構造化が可能に
– ハイパーリンク
– ズーミングインタフェース
– 階層構造プレゼン
• 主な対応システム
– Pad++ [1996]
– Hyper Mochi Sheet [1999]
なにがいいたいのかというと
ズーミングプレゼンは最近のものじゃ
ないんです
• ちゃんとリファーしてください。
プレゼン2.0とは
話者と聴衆の相互対話により
話者からのメッセージの伝達、
聴衆からのフィードバックを促進し
効率的な知識共有を行う
プラットフォーム
その意味において最近流行の
高橋メソッド
もんたメソッド
などは
断じて2.0ではない
2.0っぽいプレゼンの例
• ゲームブックプレゼン
現状
ノーフォロワー
今後の展望ープレゼン3.0に向けて
• さらなる話者と聴衆の相互作用を目指す
– プレゼンは発表前に話者と聴衆で共有されるべ
きである(Wiki的に)
– 当然、聴衆がプレゼンを発表前後を問わず
自由に書き換えられる
考えられうる事態(1)
• スライドの致命的な間違いを共著者が書き直
してくれて沈没をまぬかれる
考えられうる事態(2)
• 発表中に聴衆にスライドを正しく書き換えられ
アドリブで話す羽目になる。
考えられうる事態(3)
• 発表が終わって質疑応答に答えようと前のス
ライドを出してみたら内容が変わっていた。