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段落(paragraph)の修正例
段落のまずい例(原文) 3例
↓
修正例
↓
理由説明
段
落
原文
電子回路パッケージの組立において接点汚れや耐熱・耐溶剤
性から,後付けとなる部品があり,挿入,はんだ付け,洗浄を全
て人手で行うため大きな工数を要す。このため先付化を推進した
がコネクタ,切換えスイッチ,水晶発振子等は,部品の動向,実
装位置の点から今後とも後付部品として残ることが予測され工
数低減のあい路となる。これに対処するためには端面近傍に実
装するこれらの部品を汚さずに部分はんだ付,洗浄をし,他の部
分へ影響を及ぼさない自動部分はんだ付技術の開発が必要で
ある。本計画は通信機の後付け部品の部品形状,はんだ付位
置の変化に対応可能な自動部分はんだ付洗浄装置を開発し,
電子回路パッケージ組立作業の合理化を図るものである。
修正例1
電子回路パッケージの組立において接点汚れや耐熱・耐溶
剤性から,後付けとなる部品があり,挿入,はんだ付け,洗浄
を全て人手で行うため大きな工数を要す。このため先付化を
推進したがコネクタ,切換えスイッチ,水晶発振子等は,部品
の動向,実装位置の点から今後とも後付部品として残ること
が予測され工数低減のあい路となる。
これに対処するためには端面近傍に実装するこれらの部品
を汚さずに部分はんだ付,洗浄をし,他の部分へ影響を及ぼ
さない自動部分はんだ付技術の開発が必要である。
本計画は通信機の後付け部品の部品形状,はんだ付位置
の変化に対応可能な自動部分はんだ付洗浄装置を開発し,
電子回路パッケージ組立作業の合理化を図るものである。
説明
この文章は,部分はんだ付け洗浄装置開発の目的および
必要性について記したものである。
(1) 原文では三つの話,四つの文 計284文字が一つの段落
になっており,忙しい人の気を滅入らせる。
(2) 一つの段落は二,三文とし,強調しなければならない文
はそれ一つで段落にした方がよい。
修正例2
電子回路パッケージの組立では,接点汚れや耐熱・耐溶剤
性の点から,後付けとなる部品がある。この部品の挿入,は
んだ付け,洗浄をすべて人手で行うと大きな工数がいる。この
ため,先付け化を推進してきた。しかし,コネクタ,切換えスイ
ッチ,水晶発振子などは,部品の形状変化の動向,実装位置
の点から今後とも後付け部品として残ることが予測され,工数
低減のあい路となる。
あい路打開のためには,パッケージの端面近傍で,実装す
る後付け部品を汚さずに,はんだ付け・洗浄をし,他の部分へ
影響を及ぼさない局所的自動はんだ付け技術を開発する必
要がある。
本計画は,通信機の後付け部品の部品形状,はんだ付け
位置の変化に対応できる局所的はんだ付け・洗浄自動装置
を開発し,電子回路パッケージ組立作業の合理化を図るもの
である。
説明
(1)まず,文章として読めるように直す。
(2)文を短くした。「これ」,「これら」をやめ,先行文の術語を
用いた。読点を付加した。
(3)表記法を正しくした。おいて(文語)→で,後付→後付け,
はんだ付→はんだ付け
(4)言葉遣いを厳密にした。
部品の動向→部品の形状変化の動向
部分はんだ付け,洗浄をし→部分的にはんだ付け・洗浄
をし→「部分的に」をとる。
(5)部分はんだ付け・洗浄装置は,はんだ付けが部分的なの
は分かる。しかし,洗浄は全体か部分か不明である。
修正例3
本計画によつて,通信機用電子回路パッケージ組立作業の
合理化を図る。後付け部品の形状,はんだ付け位置の変化
に応じて局所的に,はんだ付け・洗浄をする自動装置を開発
する。
電子回路パッケージの組立では,接点汚れや耐熱・耐溶剤
性の点から,後付けとなる部品がある。この部品の挿入,は
んだ付け,洗浄をすべて人手で行うと大きな工数がいる。この
ため,部品の先付けを推進してきた。しかし,コネクタ,切換え
スイッチ,水晶発振子などは,部品の形状変化の動向,実装
位置の点から今後とも後付け部品として残ることが予測され,
工数低減のあい路となる。
あい路打開のために,パッケージの端面近傍で,実装する
後付け部品を汚さずに,はんだ付け・洗浄をし,他の部分へ
影響を及ぼさない局所的自動はんだ付け技術を開発する。
説明
(1)目的を文頭に持ってきた。目的・結論を先に,詳細説明を後
に!。
(2)洗浄はパッケージの全体か部分かが不明。また,自動かど
うかも不明。
(3)「化」を使うのを避ける。
(4)「端面近傍」はどこまで係るのか不明。文の後半全部に係る
として直した。