愛知県「地域協働促進事業」 NPOと行政の協働促進セミナー 理解編 「協働をすすめるために・・・、NPOの理解を深め る」 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ 理事長 大西光夫 特定非営利活動法人 ボランタリーネイバーズとは • • • • • 「市民力のパワーアップ」「草の根支援」をコンセプトにNPO・まちづく り活動を支援 2001年6月成立。会員数約150名。事業規模4,300万円。 研修・情報提供・調査提言・ネットワーク促進等を行う 重点事業に、「都市・農山村交流」「市民メディア」「NPO会計支援」 「福祉NPO支援」「地縁組織とNPOの連携研究」「NPO支援基金づく り」等。 NPO・市民・行政の協働をテーマとした意見交換会、ワークショップ 運営、事業検証、研修など多数。 〒 461-0005 名古屋市東区東桜2-18-3,7022 TEL 052-979-6446 FAX 052-979-6448 E-mail [email protected] URL http://www.vns.npo-jp.net 2 中間支援組織とは 行政 市民 中間支援組織 企業 NPO 3 本セミナーの趣旨・ねらい • 行政のみなさんにNPOの実態、協働の実態を 知って頂き、 • NPOとの協働の効果・必要性、進め方等を理解し て頂き、 • まちづくりやNPO育成支援に役立て頂く。 – 理解セミナー – 実践セミナー 「協働の効果・必要性」 「協働の進め方」 4 話の項目 • 1、はじめに – 協働(論)の経過・時代の背景・市民の動きなど • 2、NPOとは何か – 広義のNPO,狭義のNPO – 特定非営利活動法人の実態を中心に • 3、協働について – 協働の定義・ルール・意義など 5 1 はじめに • • • • • • 協働(論)の経過 協働の必要性。-時代背景 行政からの必要性 市民の活躍 NPO法人生活バス四日市の事例 協働の効果の確認 6 1-1 協働(論)の経過 • ボランティア・市民活動への注目と評価 – 1995年阪神淡路大震災。-村山内閣。 • 特定非営利活動促進法(NPO法)成立 – 1998年3月。12月施行。-橋本内閣。 • 介護保険の開始(2000年) • 小泉改革(2001年4月~) – 行財政改革。官から民へ(民間にできることは民間で。 官は手を出さない。「小さな政府」論) 7 1-2 協働の必要性。-時代の背景 • 地球環境問題。-人類的な課題(深刻さ) • わが国・わがまちの課題 – 少子高齢社会、人口減少 – 農山村と都市の格差・疎外関係 – 累積赤字、低成長 • 行政からの必要性(合理化・ニーズ対応) • 市民の成熟・活躍(情報化社会) 8 1-3 行政からの必要性。 ー行政だけで乗り切れるか。 • • • • 「大きな政府」へは向かわない(補完性の原理型)。 赤字削減は至上命令。十分な資金がない。 行政原理(公平性・平等性)は越えてはならない。 幾つかの感想 – – – – – – 地域割り 業務のタテ割 単年度予算主義 チャレンジがない。 制度や施策は、地域にとっては荒っぽい 議会とマスコミ。 9 1-4 今後の行政イメージ • 小さな政府(補完性の原理型) • 行政は社会のコーディネーター・ファシリ テーター役へ転換を。 10 1-5 市民の活躍 • 月見山連合自治会(神戸市長田地区) – 阪神大震災を教訓に自治会とNPO(法人)の連携協働でまちづくり。 • NPO法人生活バス四日市 – 廃止となったバス路線を住民が企業・行政と地域協働で再開・運営。 • NPO法人移動ネットあいち – 愛知県内の福祉有償サービスを行うNPO法人・社福法人およそ100団体 の連合体のNPO法人。共通ニーズへのサービスと政策提言活動を展開。 • 「花水緑の会」(名古屋市緑区) – 行政とのパートナーシップで平成13年から5年余で12プロジェクト・約500名 の組織に発展。 • NPO法人夢未来くんま – 過疎高齢化の山村で女性たちが事業展開し、福祉から教育、環境保全な ど全面的な村づくり活動を推進。 11 生活バス四日市(運行地域と新旧路線) 12 13 市自主運行バス 山城富州原線 事業社名 三岐鉄道 運行本数 5往復 運行時間 7:37 18:22 神前高角線 三重交通 8往復 7:03 18:22 三重交通 13往復 生活バス四日市 5.5往復 (土、日曜日運休) 7:05 8:25 19:33 18:44 運行距離 19.1 km 所用時間 48分 24分 44分 31分 停留所数 29ヶ所 16ヶ所 31ヶ所 21ヶ所 19,666 人 39,913 人 - - 年間 利用者数 1日当たり の利用者 数 市委託費 収支率 H.13 12,080 人 8.7 km 磯津高花平線 生活バスよっかいち かすみ駅スーパーサンシ線 14.6 km 8.4 km H.14 13,775 人 19,207 人 37,131 人 H.15 15,606 人 21,179 人 41,031 人 H.13 33人 54人 109人 ― H.14 38人 53人 102人 68人 H.15 43人 58人 H.16 56人 55人 H.15 11,025 千円 9,555 千円 14,385 千円 3,600 千円 (補助金) H.16 11,025 千円 9,660 千円 14,805 千円 3,600 千円 (補助金) H.14 18.2 % 36.1 % 42.1 % - 36.5 % 41.2 % 100 %14 H.15 22.4 % 112人 109人 19,898 人 (土、日曜日運休) 77人 82人 生活バス四日市の教訓・成果 • アンケート調査し、ニーズを適確に把握。 • 交通の目的を「通勤・通学」から「生活」に変更。 • 住民が自発的に「地域の交通」を守るため地域資 源開発(人的資源・資金等)・体制づくり・知恵出し。 – 費用月90万円=企業協賛50万+行政30万+事業10万 • 行政(国・市)も協力(制度運用、補助金) ■成果 地域課題解決・生活確保・便利・豊に、利用者拡大、 市民育ち・コミュニティ形成、税負担分の軽減。 15 1-5 協働すべき • 協働の効果。 ー現場事例から。 – 資源を持ち寄ることで地域課題・難問が解決、生活が便利・豊 に – 市民参加・互助によるコミュニティ形成、市民育ちが進む – 地域ニーズの適確な把握でサービスの拡充、利用者増 – 行政の経営面の効果(経済効果)。 • NPOとは、同じ目的(「非営利・公益」)で一致で きる。 • まちづくりへの参画は市民の権利である。 – 「補完性の原理」「自治が原則」 16 2 NPOとは何か • • • • NPOの定義 NPOの特徴、意義・役割 NPO法人とは。 NPO法人の現況 17 2-1 NPOの言語的な定義 • Non profit organization=(民間の)非営利組織 • 非営利=利益分配の禁止 – サービスや製品の対価を得て良い。必要な費用を支払って良い。利益を分配 してはならない。本来目的とする「非営利事業」にしか使えない。 • 「公益性」が必要。ー不特定多数者への利益 – 非営利の概念は、公益だけに限定していないが、NPOの意義は、市民(民間) 公益活動にあるとする主張。 – 日本の場合、「公益法人」は、非営利が条件。ー広義のNPO・狭義のNPO – 国際的には、非営利を一般条件として法人格を付与し、公益性の順位付けな どにより、減免措置を適用し区別化している。 • 「組織性」が求められる。 – 自発性、自立性、主体性も求められる。 18 2-2 三つのセクターの構図 官 行政 公営企業 非営利 営 利 NPO 企業 民 間 19 2-3 NPOの位置 市民社会研究所・今田忠氏 政治 企業 行政 市民 NPO 20 2-4 三つのセクター比較。-NPOの特徴 ≪NPO・行政・企業の比較≫ 出所:東京都政策報道室「行政とNPO」 NPO 行政 企業 組織理念 社会的価値の実現 社会的合意 最大利益 行動原理 共感 法令 競争 特性 公平性・画一性 能率的・機敏 全体的 選択 自発性・互助性 受益範囲 部分的 21 2-5 法人の分類 非営利 公益 非公 益 市民社会研究所今田忠氏による 営利 ≪公益法人≫ 社団法人(民法) 財団法人(民法) 学校法人(私立学校法) 社会福祉法人(社会福祉法) 宗教法人(宗教法人法) 医療法人(医療法) 更生保護法人(更生保護事業法) 特定非営利活動法人(特定非営利活動促進法) ≪公共企業≫ 電気会社(商法・個別事業法) ガス会社(商法・個別事業法) 鉄道会社(商法・個別事業法) ≪中間的な団体≫ 中間法人(中間法人法) 労働組合(労働組合法) 信用金庫(信用金庫法) 協同組合(各種の協同組合法) 共済組合(各種の共済組合法) ≪営利企業≫ 株式会社(商法) 合名会社(商法) 合資会社(商法) 有限会社(有限会社法) 相互会社(保険業法) 22 2-6 市民活動団体の構図 公益団体(法人) 共益団体 財団法人、社団法人、社会福祉法人、学校法人、宗教法人 農協、生協、共済組合、同窓会、町内会、自治会など 市民活動団体(非営利) (←→ (営利)市民事業) ボランティア グループ 趣味グループ NPO法人 任意団体 緩やか 緩やか い 緩やか い 組織性 事業性 公益性 強い 強 強 23 2-7 市民活動団体の発展パターン ー福祉系NPOが生れてきたプロセスから 個人・数人 から活動が 始まる。 発意 立ち上がり期 皆で決めて皆で動 く。お金はあまり動 かない。 殆ど無 償・ボランティア。 共感者がさらに 広がる。 利用者も増える 共感の拡大 発展期(第1段 階) 役員と会員など役割 分担や組織化が進 む。謝金等お金も動 く。 事務所・事務局 を持つ。 社会的な事業になる。 (介護保険事業・支援費 事業) 社会性 成熟期(第2段階) 社会的責任が求められ る。法人化や法的ルー ルの遵守。雇用・被雇用、 労働とボランティアの分 離。経営感覚が要る。24 2-8 NPOとボランティア(団体)の違いと共通点 • NPOは組織の性格を表現 • ボランティアは個人の行動形態の表現 – 語義は、自発性、無償性、非対価性。語源は、志願兵。 傭兵と対比。労働者(被雇用者)←→ボランティア NPO ボランティア団体 事業性があり、対価性も求める。組 事業性薄い。対価性なし。組織性 織性が必要。 は弱い 公益性が求められる 自己実現性が高い 自発性は共通 25 2-9 NPOと地縁団体の比較 NPO 地縁団体 (テーマ型の市民団体。知縁団体) (地域型の市民団体) 活動領域 特定のテーマに特化 居住地に関わる課題全般 構成員 有志(少数)が参加。入退会自 由 全住民参加が原則(域内住民 のみ。退会可) 参加姿勢 意思決定 自発的(嫌になればやめる) 責任を負う人が強い影響力 一応自発的(消極的参加も) 可能な限り、合意重視 財源 会費、寄付金、事業収入、行政 補助、委託 自治会費、住民寄付、行政補 助、委託 強み 多様性・柔軟性・専門性 自治性・地域性・安定性 新たな動き 地域密着型活動重視 専門部会、NPOとの連携 26 2-10 NPOの役割、意義。 • 地域ニーズへの直接対応・サービス提供。 • 多様な主体や地域資源を開発結集し、地 域課題を解決する。 • 人々の生きがいづくりや地域コミュニティの 形成・社会参加を促進する。 • 制度改編や基盤づくりへの提言を行うこと で普遍化に寄与する。 27 2-11 NPO法人とは。 • 特定非営利活動法人とは? – 「民間・非営利・公益」の活動をする法人 – 特定(17分野を列挙) • ボランティア活動をはじめとする市民が行う 自由な社会貢献活動としての特定非営利 活動の健全な発展を促進し、もって公益の 増進に寄与することを目的とする。(特定非 営利活動促進法・第1条「目的」) 28 NPO法人 夢未来くん ま 浜松市熊地区 世帯数約300(全部会員) 人口約1100人の地区 1億円規模 40人の有給スタッフ 「道の駅」が拠点 29 NPO法人夢未来くんま • みんなが資源を持ち寄る。 • 地域コミュニティが支える(地域コミュニティ・大家 族システム)。ーたすけあい。 • 活動の動機は、切迫した地域の課題解決。 – 取り組みの経過は長い。(20年前から) • • • • 法人と任意団体の違い 会社(営利法人)とNPO法人(非営利)の違い 収益事業と非営利事業の組合せ 目的は、生きがい・みんなのため・村全体のため 30 2-12 他の公益法人との比較 • 「簡易に設立」(認証。許可と届出の中間)、「ゆるやかな 監督・自己管理・市民管理」を原則。 • 税制上の優遇措置は(少)ない。 • 「多様で多元的な目的」「柔軟な運営」 • 急速に拡大。 – 社団・財団法人(M34/2.6万)、社会福祉法人(S26/1.6万)、 宗教法人(S26/18万)・・・ • ちなみに株式会社は、準則主義(届出)。 31 2-13 NPO法人の現況 • NPO法人は発展成長している • 認証数・財政力・単純集計と人口比率 – 全国 – 愛知 – 市町村 • NPOの財政構造 32 ① NPOが発展・成長している ≪全国・東海3県NPO法人数の推移≫ (内閣府調査) 人口 (万) 98.12.31 法施行時 03.3.31 (4年目) 全国 1,277 0 10,664 17,853 7,189 67.4% 27,807 9,954 55.8% 愛知 725 0 290 525 235 81.0% 903 378 72.0% 岐阜 211 0 117 217 100 85.5% 383 166 76.5% 三重 187 0 171 241 70 40.9% 398 157 65.1% 04.7.31 (5.5年 目) 03から 増加 分 増加 率 06.7.31 (7.5年 目) 04から 増加 分 33 ② NPO法人認証数 上位10 (内閣府調査) 2006.7.31現在 認証数 順位 人口 順位 認証数÷人口 順位 平均値適用 東京都 5,017 1 12,571 1 39.91% 1 2,518 大阪府 2,101 2 8,817 2 23.83% 5 1,766 神奈川県 1,697 3 8,791 3 19.30% 14 1,761 千葉県 1,073 4 6,056 6 17.72% 22 1,213 北海道 1,089 5 5,627 7 19.35% 13 1,127 兵庫県 982 6 5,590 8 17.57% 25 1,120 愛知県 903 7 7,254 4 12.45% 45 1,453 福岡県 888 8 5,049 9 17.59% 24 1,011 埼玉県 941 9 7,054 5 13.34% 44 1,413 京都府 717 10 2,648 13 27.08% 2 530 全国 27,837 127,755 20.3% 34 ③ 認証数÷人口 上位10 (内閣府調査) 2006.7.31現在 認証数 順位 人口 順位 認証数÷人口 順位 平均値 適用 東京都 5,017 1 12,571 1 39.91% 1 2,518 京都府 717 10 2,648 13 27.08% 2 530 長野県 582 12 2,196 16 26.50% 3 440 大分県 303 25 1,210 34 25.04% 4 242 大阪府 2,101 2 8,817 2 23.83% 5 1,766 群馬県 469 13 2,024 19 23.17% 6 405 佐賀県 190 37 866 42 21.94% 7 173 滋賀県 302 24 1,380 31 21.88% 8 276 高知県 173 40 796 45 21.73% 9 159 三重県 398 16 1,867 22 21.32% 10 374 35 ④ 認証数÷人口 下位10 (内閣府調査) 2006.7.31現在 認証数 順位 人口 順位 認証数÷人口 順位 平均値 適用 秋田県 130 46 1,145 37 11.35% 47 229 茨城県 341 19 2,975 11 11.46% 46 596 愛知県 903 7 7,254 4 12.45% 45 1,453 埼玉県 941 9 7,054 5 13.34% 44 1,413 愛媛県 208 33 1,468 27 14.17% 43 294 青森県 204 35 1,437 28 14.20% 42 288 富山県 164 43 1,112 38 14.75% 41 223 香川県 150 41 1,012 40 14.82% 40 203 栃木県 307 23 2,016 20 15.23% 39 404 新潟県 371 17 2,431 14 15.26% 38 487 36 ⑤全国・NPO法人 分野別(複数回答) (内閣府調査) 2006.7.31現在 活動分野 法人数 割合 1 保健・医療又は福祉の増進を図る活動 15751 57.5 1 2 社会教育の推進を図る活動 12801 46.7 2 3 まちづくりの推進を図る活動 11069 40.4 4 4 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 8851 32.3 6 5 環境の保全を図る活動 7807 28.5 7 6 災害救援活動 1838 6.7 15 7 地域安全活動 2606 9.5 12 8 人権の擁護又は平和の推進を図る活動 4208 15.3 9 9 国際協力の活動 5666 20.7 8 10 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 2421 8.8 13 11 子どもの健全育成を図る活動 10938 39.9 5 12 情報化社会の発展を図る活動 2092 7.6 14 13 科学技術の振興を図る活動 1055 3.8 17 14 経済活動の活性化を図る活動 2902 10.6 11 15 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 3738 13.6 10 16 消費者の保護を図る活動 1308 4.8 16 17 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 12320 44.9 373 ⑥愛知・NPO法人 分野別(複数回答) 愛知県調査(2006.9.27現在) 活動分野 1 保健・医療又は福祉の増進を図る活動 2 法人数 割合 順位 353 37.9% 1 社会教育の推進を図る活動 62 6.7% 6 3 まちづくりの推進を図る活動 82 8.8% 4 4 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 101 10.8% 2 5 環境の保全を図る活動 77 8.3% 5 6 災害救援活動 6 0.6% 17 7 地域安全活動 11 1.2% 12 8 人権の擁護又は平和の推進を図る活動 14 1.5% 10 9 国際協力の活動 34 3.6% 7 10 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 11 1.2% 12 11 子どもの健全育成を図る活動 94 10.1% 3 12 情報化社会の発展を図る活動 11 1.2% 12 13 科学技術の振興を図る活動 9 1.0% 15 14 経済活動の活性化を図る活動 12 1.3% 11 15 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 24 2.6% 8 16 消費者の保護を図る活動 7 0.8% 16 17 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 24 2.6% 388 ⑦NPO法人・人口比率・財政比較 愛知県調査の統計資料をもとにボランタリーネイバーズ作成 名古屋市 認 証 人口 H18年8月 認証数 ÷人口 順 位 県 補助金・基金 制度有無 2004度会計報告 より集計 報告団 体数 福 祉 支 援 財政額÷報告団 体 財政額÷ 人口 千種区 43 155,076 0.028% 4 6 430,424,554 29 11 1 14,842,226 2,776 東区 29 69,096 0.042% 2 3 311,445,130 21 1 1 14,830,720 4,507 北区 35 166,246 0.021% 7 11 298,127,986 26 16 1 11,466,461 1,793 西区 19 143,394 0.013% 10 25 318,220,475 13 7 24,478,498 2,219 中村区 44 134,412 0.033% 3 4 292,397,409 30 8 4 9,746,580 2,175 中区 94 71,046 0.132% 1 1 403,643,591 71 14 2 5,685,121 5,681 昭和区 25 104,964 0.024% 5 7 154,537,297 20 8 7,726,865 1,472 瑞穂区 17 105,390 0.016% 9 19 201,925,850 12 7 16,827,154 1,916 熱田区 15 63,703 0.024% 5 7 47,611,846 11 2 2 4,328,350 747 中川区 14 216,745 0.006% 16 55 21,956,751 10 5 1 2,195,675 101 港区 16 151,801 0.011% 12 30 44,875,580 9 5 4,986,176 296 南区 17 143,399 0.012% 11 26 221,831,327 13 9 17,063,948 1,547 守山区 12 161,717 0.007% 15 51 45,334,379 11 6 4,121,307 280 緑区 21 218,776 0.010% 14 34 151,552,514 14 9 10,825,180 693 名東区 30 157,556 0.019% 8 14 163,373,451 18 6 9,076,303 1,037 天白区 18 158,551 0.011% 12 30 141,892,617 14 4 10,135,187 895 449 2,221,872 0.020% 3,249,150,757 322 118 10,090,530 1,462 小計 1 13 39 ⑧NPO法人・人口比率・財政比較 愛知県調査の統計資料をもとにボランタリーネイバーズ作成 知多地域 認証 人口 H18年8月 認証数 ÷人口 順位 県 補助金・基金 制度有無 有り 2004度会計報告 より集計 報告団 体数 福 祉 支 援 財政額÷報告団 体 財政額 ÷人口 705,784,020 18 10 1 39,210,223 6,041 半田市 20 116,841 0.017% 1 16 常滑市 3 51,690 0.006% 8 55 66,665,358 3 1 22,221,786 1,290 東海市 8 105,312 0.008% 7 45 139,123,347 7 2 19,874,764 1,321 大府市 3 81,746 0.004% 9 65 458,135,721 3 3 152,711,907 5,604 知多市 9 83,795 0.011% 4 30 116,338,122 5 2 23,267,624 1,388 阿久比町 3 24,721 0.012% 2 26 23,175,351 1 1 23,175,351 937 東浦町 1 48,295 0.002% 10 71 89,584,614 1 1 89,584,614 1,855 南知多町 2 21,654 0.009% 6 39 388,300 1 388,300 18 美浜町 3 26,244 0.011% 4 30 16,857,720 2 2 8,428,860 642 武豊町 5 41,377 0.012% 2 26 76,954,264 5 1 15,390,853 1,860 57 601,675 0.009% 1,693,006,817 46 23 36,804,496 2,814 小計 1 2 40 ⑨NPO法人・人口比率・財政比較 愛知県調査の統計資料をもとにボランタリーネイバーズ作成 尾張・海部 地域 認証 人口 H18年8月 認証数÷ 人口 順位 県 補助金・基金 制度有無 2004度会計報 告より集計 報告団 体数 福 祉 支 援 財政額÷報告 団体 財政額÷ 人口 14,365,365 694 12,979,139 1,182 一宮市 34 372,760 0.009% 11 39 有り 258,576,572 18 7 瀬戸市 20 131,742 0.015% 6 20 有り 155,749,663 12 4 春日井市 29 297,543 0.010% 10 34 203,693,642 26 15 7,834,371 685 津島市 5 65,503 0.008% 13 45 30,617,782 4 3 7,654,446 467 犬山市 15 74,558 0.020% 3 12 140,994,583 12 3 11,749,549 1,891 江南市 14 99,436 0.014% 7 21 49,680,710 10 2 4,968,071 500 小牧市 8 147,726 0.005% 19 60 73,890,620 5 1 14,778,124 500 稲沢市 10 136,786 0.007% 16 51 25,911,600 6 3 4,318,600 189 尾張旭市 7 78,500 0.009% 11 39 33,198,756 3 11,066,252 423 岩倉市 4 47,990 0.008% 13 45 5,547,202 2 2,773,601 116 豊明市 5 68,661 0.007% 16 51 有り 8,549,632 2 4,274,816 125 日進市 15 79,627 0.019% 5 14 有り 25,107,726 11 3 2,282,521 315 愛西市 3 65,489 0.005% 19 60 2,775,880 1 1 2,775,880 42 清須市 3 55,539 0.005% 19 60 16,814,337 2 1 8,407,169 303 北名古屋市 11 78,542 0.014% 7 21 36,633,170 7 5 5,233,310 466 有り 有り 2 1 1 41 ⑩NPO法人・人口比率・財政比較 愛知県調査の統計資料をもとにボランタリーネイバーズ作成 尾張・海部 地域 認証 人口 H18年8月 認証数÷ 人口 順位 県 補助金・基金 制度有無 2004度会計報 告より集計 報告団 体数 福 祉 支 援 財政額÷報告 団体 財政額÷ 人口 弥富市 2 42,755 0.005% 19 60 20,111,252 1 1 20,111,252 470 東郷町 8 39,922 0.020% 3 12 31,765,274 6 3 5,294,212 796 長久手町 15 47,083 0.032% 1 5 32,869,571 8 3 4,108,696 698 豊山町 1 13,655 0.007% 16 51 6,290,710 1 6,290,710 461 春日町 1 8,330 0.012% 9 26 0 0 0 0 大口町 5 21,645 0.023% 2 9 95,250,947 2 47,625,474 4,401 扶桑町 0 32,666 0.000% 27 72 0 0 0 0 七宝町 1 22,896 0.004% 24 65 0 0 0 0 美和町 1 23,837 0.004% 24 65 0 0 0 0 甚目寺町 2 39,162 0.005% 19 60 3,637,704 1 3,637,704 93 大治町 1 28,728 0.003% 26 70 0 0 0 0 蟹江町 3 36,773 0.008% 13 45 0 0 0 0 飛島村 0 4,414 0.000% 27 72 0 0 0 0 2,162,268 0.010% 1,257,667,333 140 8,983,338 582 小計 223 有り 55 4 42 ⑪NPO法人・人口比率・財政比較 愛知県調査の統計資料をもとにボランタリーネイバーズ作成 西三河地域 認証 人口 H18年8月 認証数 ÷人口 順位 県 補助金・基金制 度有無 有り 2004度会計報 告より集計 報告団 体数 福 祉 180,528,495 25 支 援 財政額÷報告 団体 財政額 ÷人口 9 7,221,140 493 岡崎市 32 366,235 0.009% 4 39 碧南市 4 71,829 0.006% 7 55 33,076,068 4 3 8,269,017 460 刈谷市 15 143,340 0.010% 3 34 291,784,196 11 8 26,525,836 2,036 豊田市 35 415,285 0.008% 6 45 547,266,212 25 9 21,890,648 1,318 安城市 11 172,793 0.006% 7 55 137,444,712 5 1 27,488,942 795 西尾市 18 104,874 0.017% 1 16 166,345,638 13 4 12,795,818 1,586 知立市 3 66,763 0.004% 10 65 2,480,000 1 2,480,000 37 高浜市 7 42,097 0.017% 1 16 26,696,355 3 8,898,785 634 一色町 0 24,048 0.000% 12 72 0 0 0 0 吉良町 1 22,259 0.004% 10 65 0 0 0 0 幡豆町 0 12,724 0.000% 12 72 0 0 0 0 幸田町 2 36,080 0.006% 7 55 2,195,000 2 1,097,500 61 三好町 5 57,129 0.009% 4 39 8,348,618 4 1 2,087,155 146 1,535,456 0.009% 1,396,165,294 93 35 15,012,530 909 小計 133 有り 有り 0 43 ⑫NPO法人・人口比率・財政比較 愛知県調査の統計資料をもとにボランタリーネイバーズ作成 東三河地域 認証 人口 H18年8月 認証数 ÷人口 順位 県 補助金・基金制 度有無 2004度会計報 告より集計 報告団 体数 福祉 支 援 財政額÷報告 団体 財政額 ÷人口 4,931,801 264 13,015,498 755 6,377,765 622 690,500 27 741,056 67 豊橋市 30 373,583 0.008% 8 45 98,636,013 20 6 豊川市 13 137,879 0.009% 7 39 104,123,980 8 4 蒲郡市 8 81,973 0.010% 5 34 51,022,123 8 1 新城市 5 51,614 0.010% 5 34 1,381,000 2 田原市 9 66,411 0.014% 3 21 4,446,336 6 設楽町 0 6,257 0.000% 9 72 0 0 0 0 東栄町 1 4,300 0.023% 2 9 0 1 0 0 豊根村 1 1,465 0.068% 1 2 0 0 0 0 音羽町 0 8,819 0.000% 9 72 0 0 0 0 小坂井町 3 21,783 0.014% 3 21 13,181,398 3 4,393,799 605 御津町 0 13,445 0.000% 9 72 0 0 0 0 小計 70 767,529 0.009% 272,790,850 48 15 2 5,683,143 355 愛知県合計 932 7,288,800 0.013% 7,868,781,051 649 246 21 12,124,470 1,080 有り 3 1 1 1 44 ⑬NPO法人の財政 財政規模 2003年度分は馬場英朗氏調査、2004年分はボランタリーネイバーズ調査 2003年度 団 体 数 100万未満 (%) 財政総額 2004年度 比率 団体 数 (%) 財政総額 比率 144 37.9 42,073,509 0.8 284 43.8 60,527,578 0.77 100万~500万未満 83 21.8 192,517,310 3.8 131 20.0 357,586,699 4.5 500万~1000万未満 52 13.7 361,380,137 7.2 68 10.4 479,050,463 6.1 1000万~5000万未満 74 19.5 1,812,399,713 35.9 127 19.6 2,872,672,028 36.5 5000万~1億円未満 19 5.0 1,365,236,233 27.0 24 3.7 1,733,352,723 22.0 8 2.1 1,277,364,668 25.3 15 2.3 2,365,591,560 30.1 1億円以上 回答数 380 調査団体数 471 5,050,971,570 649 7,868,781,051 45 ⑭NPO法人の財政 分野別 2003年度分は馬場英朗氏調査、2004年分はボランタリーネイバーズ調査 2003年度 団体数 全体 380 平均額 保健医療福祉 金額 2004年度 % 5,050,971,570 団体数 649 13,292,030 金額 % 7,868,781,051 12,124,470 151 3,212,657,238 63 (2,859,326,848 まちづくり 33 92,469,961 1.8 54 155,583,895 2.0 学術文化スポーツ 36 291,639,420 5.8 73 714,536,930 9.1 環境 33 266,390,129 5.3 51 383,522,047 4.9 6 106,423,883 2.1 6 93,109,467 1.2 121 1,081,390,939 21.4 219 1,616,522,331 20.5 (うち、介護保険事業) 災害救援 その他 63.6 246 4,905,506,381 62.3 未算出 46 ⑮NPO法 人の財政 -1億円 以上の団 体 総額 活動分野名 当該地区 1 304,168,923 学術・文化・芸術・スポーツ 豊田市 2 252,823,976 保健・医療・福祉 大府市 3 207,134,131 人権擁護・平和推進 名古屋市 4 200,613,776 保健・医療・福祉 大府市 5 167,074,574 保健・医療・福祉 半田市 6 144,575,420 環境保全 名古屋市 7 139,402,489 保健・医療・福祉 名古屋市 8 139,160,859 保健・医療・福祉 半田市 9 123,955,492 保健・医療・福祉 東海市 10 123,275,959 保健・医療・福祉 刈谷市 11 118,133,381 保健・医療・福祉 名古屋市 12 117,399,598 保健・医療・福祉 名古屋市 13 113,632,516 保健・医療・福祉 半田市 14 111,773,764 保健・医療・福祉 名古屋市 15 102,466,702 保健・医療・福祉 名古屋市 47 ⑯NPO法人の財政 収入構成 2003年度分は馬場英朗氏調査、2004年分はボランタリーネイバーズ調査 2003年度 団体数 全体 380 金額 2004年度 % 5,050,971,570 100 4,048,523,441 80.2 (407,036,065 (8.1) 補助金・助成金 362,856,365 その他(会費・寄付金 等) 639,591,764 事業収入 (うち、行政委託) 60 団体数 649 金額 % 7,868,781,051 100 5,921,389,584 75.3 7.2 588,608,213 7.5 12.6 1,358,783,254 17.3 48 ⑰ 日米の収入構成の比較 日本 アメリカ 国際平均 事業収益 52% 57% 53% 行政資金(外郭団体分含む) 45% 31% 35% 寄付(企業・個人・民間財団) 3% 13% 12% 204,266 2,068,069 金額(総額):億円 日本 金額(億円) アメリカ % 金額(億円) % 企業寄付 5,377 87.7 12,928 4.8 個人寄付 252 4.1 224,711 83.6 財団 499 8.1 31,156 11.6 総額 6,128 268,849 49 ⑱ 支出構造・人件費など 人件費 団体数(%) 専従責任者 人件費 0円 212(49.5%) 平均値 2,477,795 事務局新人 人件費 平均値 138,706 有給職員数 0名 80.1% 500万未満 128(29.9%) 最大値 1,1520,000 最大値 350,000 1名 500~1000万 26(6.1%) 62(14.5%) 最小値 20,000 最小値 5,000 2名~5名 4.6% 1000万以上 8.4% 中央値 2,312,497 中央値 150,000 6名以上 6.9% 50 2-14 NPO法人について。-まとめ • 急速に数量とも拡大している。 • 小規模から大規模まで、活動領域も多様、様々な団 体が誕生し、活躍している。 • 地域特性が表現されている。 • 福祉系が多く、規模も大きい。介護保険等制度的収 入の比率が大きい。 • 行政との協働、企業との協働、地域協働なども進ん でいる。 • 財政運営は厳しい。特に、人件費は脆弱。 • 行政の財政合理化に使うと疲弊衰弱しかねない。 51 3 協働について • • • • • • • 協働の定義 協働の意義 協働の原則 なんのための協働か 多様な協働のパターン NPOへの施策 まとめに代えて 52 3-1 協働の定義 「住民等と行政が、相互の立場や特性を認識・尊重し ながら、共通の目的を達成するために協力して活動 すること」(総務省H16) 「NPOと行政が、対等の関係で、相互の立場や特性 を認識・尊重しながら、共通の目的を達成するため に協力して活動すること。さらに、その活動を通じて、 相乗効果や住民自治力の向上が期待できること」(総 務省H18年「地方自治体とNPO等との協働推進に関する調査) 「共通の目的」「相互の尊重」「対等な関係」 「相乗効果」「住民自治力」 53 3-2 協働の意義(「あいちルールブック」より) 1 自立型の住民自治の地域社会をつくる 2 市民の社会貢献や自己表現・自己実現 の意欲を活かす場の拡大 3 新しい社会ニーズの発掘と課題解決 4 公共サービスの発展・充実,質の向上 5 公共サービスの担い手の多様化 54 3-3 協働の原則(「あいちルールブック」より) • 行政・NPO共通の姿勢 – – – – – 目的・目標の共有 相互理解 対等の関係 透明性の確保 評価の実施 • 行政の姿勢 – 組織横断的な連絡調整 – NPOに対する理解と配慮 • NPOの姿勢 – 守秘義務 – 公の資金を使う自覚と責任 55 3-4 なんのための協働か。 ー「協働のまちづくり」ー • • • • • 地域の歴史,文化,地域性を考える。 地域の潜在的な力を信頼し評価。 住民の多様性と住民構造。地域・人は変化する。 近隣地域との連携。広域連携。 ビジョンを示す。戦略をつくる。マネジメントする。 – – – – 長期・中期・短期 実現性・創造性・夢 若者が参加し賛同する計画(未来の担保) 組織づくりと資源(人・もの・金・情報)調達。 56 3-5 市民(民間)は幅広い ー協働の対象・あり方は多様ー 「目的」に応じた適切な協働の対象と仕組みを選ぶ 共益団体 公益法 人 自治会・町内会・ 協同組合 ボランティ ア団体 NPO法人 営利法 人 市民事業 コミュニティビジネス 任意団体 行政(国・県・市町) 57 3-6 協働の多様なパターン テ民 ィ・ N コP ミO ュ・ ニ市 家 庭 生 活 自 己 活 動 NPO/市民/ コミュニティ 行 行 政 醸コ 消 成ミ 費 ュ者 ニ活 テ動 ィ り公 園 づ く 交福 通祉 安活 全動 学都 校市 教計 育画 政 税課 徴税 収 ≪委託・共催・補助・後援・・・≫≪情報収集・政策形成・実践・評価≫ しかし、市民が主役・主体に 58 3-7 事業展開に沿って協働 市民・住民・NPO 発案 意見交 換 計画 の決 定 実践 反省・ 点検・ 教訓 化 行政 59 3-8 NPOへの施策 ー「支援と協働」ー • NPOは創生期、揺籃期 – 社会的支援システムの未成熟・寄付文化の格差等。 • 支援と協働の二つの観点が必要 – 支援=資源(人・もの・金・情報)の提供・社会的理解の促進。 • 人材=団塊世代・シニア世代への期待 • 金=次頁参照。 – 協働=モデル事業の創出・確立。 • 行政の合理化優先主義の陥穽もある – NPOが疲弊する。育たない。 • 行政ルール当てはめや法制化することの問題点 – NPOの特性が失われる。ー福祉有償運送・介護保険事業 – 委託事業のルールは協働の効果を発揮しにくい。 60 万博剰余金 万博剰余金 寄付型 助成型 貸付型 個人 団ボ 体ラ ン テ ィ ア その他の基金 寄 付 法人 つなぎ 設備投資 継続型 民間公益 NPO インフラ型 地縁組織 現場事業 募集 追 行 政 ポマ ーネ トジ メ ン ト サ 資 金 需 要 基盤確立 運営委員会 ・ 加 創業資金 単発型 企 業 非収益性 審査 大規模 小規模 評 価 ジテコ ネィミ スビュ ニ 業的 社 企会 61 3-9 まとめに代えて • • • • • 聞く、見る、知る。 現場を訪ねる。 話し合う。本音で話し合う。 コミュニケーション・相互理解・信頼が基礎。 試してみる。ー実践が最初。 62 実践のために。 ーNPOとの協働の感想・効果認識 • 行政担当者アンケートから• NPO側の意見・感想 – – – – 市民の啓発・意識化が進んだ。 市民の主体的参加が進んだ。 地域のニーズがよくわかった。 市民と知り合いになり、地域の人 材がわかった。 – 市民のネットワーク力が事業推進 に役立った。 – 協働相手の専門性が事業に効果 的だった。 • 情報収集での効果 • 事業実施(実行)での効果 – 社会的信用力が高まる。 – (公的)施設や場所が使え る。 – 資金(補填)が役立つ。 – 安心できる。 – 勉強になる。(公的事業を 推進するにあたり) – NPOへの(行政の)理解を 促進できる。 弱点を補う 相乗効果がある 63
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