平成２５年度伊賀市地域活動支援事業成果報告会 地域支え合い体制支援システム 見守りネットワークの紹介 平成２６年６月２９日 （日） 桐ケ丘全体 （データー：ゼンリン地図＋国土地理院地図） 活動の目的 「桐ケ丘地区高齢者・ＨＣ互助ネットワーク 委員会」による見守りを促進する為、「地域支 え合い体制支援システム」に「見守りネット ワーク」のプログラムを製造追加する。そして、 高齢者と障がい者の状態変化に対応し、更 新可能な見守りマップと要援護者状態別台 帳を作成整備する。 事業内容 （１）見守り活動参加者（広が り）の課題対応 （２）見守り活動の課題対応 （３）活動広報の課題対応 （４）活動アイディア交換課題 対応 桐ヶ丘地区平常時・災害時の「見守り」 桐ケ丘自主防災会 ＋ 高齢者・HC互助会 ＋ HC互助ネットワーク委員会 の補完・協働による「互助会員・要援護者見守り・支え合い」 互助会支部 組長（福祉部会員）さんの役割 丁会長、組長代表、民生委員児童委員、老人クラ ブ丁幹事、福祉部会員、会員若干名 （１）茶話会開催（集会所） 拠点型見守り（困り事・悩み事相談） （２）日常見守り（異常察知・問題発見） 組長さんの役割 （支え合う組織） 桐ケ丘地区高齢者・ HC互助会（自治会） 組の互助会員へ配布物をお願いする時に は、組内会員名簿をお渡しします。 （１）互助会員へ「行事案内、お知らせ、互助 会支部活動手引書」等の配布や行事への 出欠確認をお願いします。 （２）組内会員名簿の「近況報告」欄に会員 の現況を簡単に記載し、丁会長さんに提出 願います。（アセスメントシート） （３）配布・集金等の訪問時の見守り （支える組織） 桐ケ丘地区高齢者・HC 互助ネットワーク委員会 （住民自治協議会） 桐ヶ丘自主防災会 （自治会） 地域ケアネットワーク会議 （１）ネットワーク参加団体・ 関係機関による見守り 社協青山支所・伊賀市青山支所・自治協 福祉部会・日赤青山地域奉仕団・民生委 員児童委員・桐ヶ丘青パト隊・NPO・老人 クラブ・いきいきサロンあじさい会・たんぽ ぽ会・桐ヶ丘あすなろ会、ふくし大学講座 終了者等（地域ケアネットワーク会議） （２）事務局によるワンストッ プサービスの提供 互助会員 要援護者 組長さんの役割 （１）防災用居住者名簿の返却 と更新 （２）防災訓練 ★防災訓練参加者集計表（組） ★安否確認＋見守り 隣組⇒組長⇒丁会長 地域活動を支える 「桐ヶ丘地域支え合い体制支援システム構築」 （ⅰ）自治会組織が独自で集約・一元管理する地域住民情報（自治会員居住者名 簿、防災用居住者名簿、高齢者・ＨＣ互助会名簿等）をゼンリン地図とリン クさせ て「見える化」して、地域内スキルマップを作成し、活動を支援する。 （桐ケ丘地区住民自治協議会事務局） （ⅱ）毎年増加する互助会員（高齢者）や要援護者に対応し、毎年度交代する組 長や丁会長の業務引き継を確実に行う為、必要資料（名簿・業務・手順書）をマ ニュアル化し提供する。また、事務局の事務や業務の効率化・簡略化を図る。 （ⅲ）平常時や災害時の見守り・安否確認活動や、災害時避難場所での要援護者 状態別対応に必要な資料を整備し、有効活用を図る。 （ⅳ）これまでに構築した、防災、防犯、景観整備、高齢者福祉（支え合い体制）等 の地域課題に対応する「仕組み」のＰＤＣＡサイクルを実施し、持続的で効果的 な改善活動を促進する。 支え合い体制支援システムの効果 「支え合い体制支援システム」 は、いろいろな環境設定が可能で、見守り活動に必要な いろいろな情報や地域の資源をゼンリン地図上に、みえる化し活動を支援する。 ①自主防災を促進（自主防災支援システム）： 更新可能な地域防災マップと名簿（防災 用居住者、災害時安否確認用防災訓練参加集計表、※要援護者状態別） ※伊賀市災 害時要援護者登録台帳の該当条件別台帳（６５歳以上の独り暮らし、６５歳以上のみの 世帯、障がい者手帳をお持ちの方、要介護３以上の方、在宅介護の方、車椅子使用の方、 認知症の方、難病患者等） ☞ 災害時指定避難場所での部屋割り等の対応に利用 ②地域支え合い促進（支え合い体制支援・見守り支援システム）： 更新可能な要援護者 支え合いマップ（見守りマップ）、アセスメントシートや高齢者・HC互助会活動による高齢者 や要援護者セーフティネット体制の構築 ③景観整備を促進： 更新可能な空き地（５６６区画：草刈り調査・要望書提出履歴）・空き 桐ケ丘地域支え合い 家（８３戸）・セカンドハウス（５２戸）、街路灯（４８７基の修理・電灯替履歴）、ゴミステー 体制支援システム ション利用者（５８ケ所）等の台帳とマップによる景観整備維持 ※数字：平成２６年４月現在 災害時の要援護者安 否確認と平常時の ④地域運営の支援を促進（事務と活動の効率化・持続化）：見守り支え合い活動 更新可能な各種名簿・台帳 と印刷（印刷内容項目設定機能、地図印刷範囲設定機能、世帯名表示・非表示地図選 支援ツール 択機能）、宛名ラベル印刷 ⑤セキュリティ（個人情報漏洩防止）： 操作するひとを限定 し、その人しか操作できない 仕組み（マスタ管理：システム利用者選定、パスワード設定） 管理者、運用責任者、事務局要員に、操作権限の階層分け セキュリティ（個人情報漏洩 防止） Ⅰ 管理者メニュー 1. システム利用者確認 より機能的 な活用が可 能となる。 新たに「見守り ワーク画面」に組 み直して、３つの データーベースを 包括したプログラ ムを作成 Ⅱ運用責任者メニュー 1. 運用ﾏｽﾀﾒﾝﾃﾒﾆｭ( 所属会グルーピング及 び要員設定等) 2. 業務ﾏｽﾀﾒﾝﾃﾒﾆｭｰ (養成講座及び自治会費 汚水集金方法及び、 地図階層設定等) 3. 各種帳票 (居住，組織，防災，高 齢者･HC互助，ゴミス テーション，街路灯，草 刈り，自治会費，汚水 処理費，地図印刷，高 齢者･HC互助等抽出 ﾃﾞｰﾀ宛名印刷等) 4. バックアップ (災害時持 出しノートへのバックアップ) Ⅲ事務局要員メニュー 1. 2. 3. 4. 居住情報更新画面 見守りネットワーク画面 防災用居住者名簿更新 防災訓練参加者集計更 新画面 5. 高齢者・ＨＣ互助会更新 6. アセスメント更新 7. 街路灯・電灯交換更新 8. 草刈調査更新画面 9. 自治会費入金管理 10. 汚水処理費未納管理 11. 自治会費特記事項投入 12. パスワード再設定 １．居住者情報更新画面 高齢者・ＨＣ互助会員の情報を、近況と共に表示 高齢者徘徊等、緊急用写真の取込 集合住宅入力 防災用居住 者名簿入力 情報 見守り対象者のデーターベース を同時表示（検索・更新） （１）居住者名簿 （２）防災用居住者名簿 （３）高齢者・ＨＣ互助会員名簿 ＋伊賀市災害時要援護者台帳 高齢者・ＨＣ互助会員 名簿入力情報 互助会員近況報告 アセスメントシート ２．高齢者・ＨＣ互助会更新 画面 １. 組長の表示 ２. 防災用居住者名簿 の居住構成の表示 任意加入者入力 ３. 見守り支援を希望 する方の識別（ア ンート調査回答） ４. 要援護者状態別該 当条件( 状態別識 別とリスト出力 ) ５. 伊賀市との情報共有 により、地域支援者 の保存 アンケート調査に 基づく「見守り希望 者」の情報入力し、 状態と地図情報を 抽出・検索。 防災用居住者名簿封書（別紙１） ①丁目・番地・組 ②氏名（世帯名） ③全居住者人数 ④内訳 乳幼児・小学生・中高生・ １８歳以上・６５歳以上 ⑤要援護者 ⑥ペット 犬・猫・その他 一人暮らし、６５才以上 のみの世帯、要援護者 のみ世帯等システムが 自動的に区分 桐ヶ丘地区住民自治協議会 9 ３．防災用居住者名簿更新画 面 高齢者 （６５歳以上） 要援護者 平成２５年度防災用居住者名簿集計 防災訓練日 平成２５年１０月６日 居住者名簿封書記載分類別集計表 提出 居住者 １８歳 ６５歳 要援護 乳幼児 小学生 中高生 犬 数 以上 以上 者 丁 自治会 会員数 提出 戸数 １丁目 238 225 680 29 35 47 449 120 26 ２丁目 194 175 529 12 40 38 352 87 ３丁目 257 248 765 32 52 54 510 ４丁目 203 193 591 26 29 51 ５丁目 279 273 781 42 57 ６丁目 201 192 565 21 ７丁目 201 192 575 ８丁目 205 194 合計 1,778 提出率 猫 その他 82 22 0 10 52 50 4 117 26 70 50 3 402 83 24 58 24 5 60 520 102 19 79 34 2 26 43 397 78 21 62 25 2 36 29 45 375 90 28 58 37 0 585 30 31 32 408 84 13 79 54 0 1,692 5,071 228 299 370 3,413 761 167 540 296 16 95.16% 伊賀市統計（平成２５年９月末現在） 世帯数：１，９００ 高齢化率 ：１４．８％ 人口： ５，２６８人 世帯数：１４１ 防災安否確認・ゼンリン地図（世帯名非表示選択） 自主防災隣組（グループ）＋組安否確認体制（八丁目５組） グループ（隣組） 色分け 防災訓練 前に組長 に配布し 組会で打 ち合わせ ８丁目５組 避難場所 ４．居住情報検索画面 ゼンリン地図とのマッピングによる世帯情報の検索及び最新の情報への更新 １. 組、ｸﾞﾙｰ ﾌﾟ(隣組)検索 セカンドハウス 丁、地番、世 帯名称による 伊賀市全域の 照会 ２. 高齢・ＨＣ 互助ネットワ ーク参加組織 検索 地図表示変更 ３. 65才以上、 要援護者世帯別 検索： 一人暮らし 65才以上のみ 要援護者のみ 桐ヶ丘防災用居住者名簿封書表 要援護者欄記載の皆様各位 平成２６年２月１７日 桐ケ丘地区住民自治協議会 高齢者・HC 互助ネットワーク委員会 委員長 橋本 正納進 災害時に備え る 平常時の見守り 希望者確認ア ン ケ ート の件 平素は、 「安全・安心な住み良いまちづくり」を目指す桐ヶ丘地区活動にご協力 を賜り厚く御礼申し上げます。また、防災用居住者名簿封書表要援護者欄に記 載の皆様には、桐ヶ丘自治会と当住民自治協議会が補完・協働する、高齢者や 要援護者の見守り・支え合い活動にご理解を賜り有難うございます。 今般、当高齢者・HC 互助ネットワーク委員会は、災害時に要援護者の方々の 迅速な安否確認と避難支援に適切な対応が取れるように、「災害時の安否確認は 平常時の見守り活動の延長」との考えから、平常時にも災害時に備えた「見守り 個人の意思と プライバシーに配 慮した日常（平常 時）の見守り活動 ができる体制を整 える事が出来た。 活動」を目指すことに致しました。 つきましては、高齢者・HC 互助ネットワーク委員会のメンバーも、 「地域支え合 い体制支援システム」を活用して、個人情報保護を確保しつつ、災害時に向け た日頃（平常時）の見守り活動に参加する事に関して、アンケート方式で要援 護者の皆様にご相談申し上げますので、ご協力をお願い申し上げます。 別紙アンケート用紙に必要事項を記入の上、同封の返信用封筒に入れて郵送し て下さい。切手は必要ありません。 郵送締切日：平成２ ６ 年３ 月７ 日（土） ご承知の通り、桐ヶ丘地区は現在「普段の生活の中のちょっとした目配り・ 気配りで住民同士が支え合い・助け合う桐ヶ丘の見守り」をモットーに、見守 りが必要な方々の近くにおられる桐ケ丘自主防災会の隣組、組長、丁会長の皆 様に災害時の安否確認（避難支援）と日頃（平常時）の見守り活動を頂いてお ります。 更に、自治会の支え合う組織「桐ケ丘地区高齢者・HC 互助会」各支部の茶話会 などの交流機会など日頃の見守り活動と、当住民自治協議会の支える組織「高 齢者・HC 互助ネットワーク委員会」に参加する関係機関や団体が補完・協働し て互助会員（高齢者）要援護者の方々の異変や問題を察知し、関係者に迅速に ご連絡を頂き対応する体制が整っています。概要図裏面の通りですのでご確認 お願い致します。 以上 回答日： 平成２６年 月 日 満 歳 桐ケ丘地区住民自治協議会事務局宛 見守り 希望者ア ン ケ ート 用紙 （用紙―１） （１）住所 ：桐ヶ丘 丁目 （２）要援護者本人氏名 （４）世帯主との関係 番地 ： （３）年齢 ： ： （５）下記の該当欄に○をつけてください。 性別： ①男性 ②女性 見守り：①希望する ②希望しない （６）希望するに○をつけた方にお伺いします。希望する主な理由（該当する ものに○をつけて下さい。複数可） ①高齢者で日昼一人となるので心配 ②高齢者の一人暮らしで心配 ③身体が不自由（車椅子使用中など）で心配 ④認知症があり心配 ⑤在宅介護中（寝たきりなど）で心配 ⑥障害があり心配 ⑦乳幼児で心配 ⑧その他の心配事由があれば記載して下さい： （ ） 以上 （用紙―２） （１）住所 ：桐ヶ丘 丁目 番地 （２）要援護者本人氏名 ： （３）年齢 ： 満 歳 （４）世帯主との関係： （５）下記の該当欄に○をつけてください。 性別： ①男性 ②女性 見守り：①希望する ②希望しない （６）希望するに○をつけた方にお伺いします。希望する主な理由（該当する (課題）住民の中には（特に高齢者以外の住 民）、“地域支え合い体制支援システム”を 知らない人が多く、自治会の協力を得て、出 前講座の対象者を拡げたり、また回数も増 やす必要がある。 ものに○をつけて下さい。複数可） 先ず、自治会役員や組長に仕組みを理解し ①高齢者で日昼一人となるので心配 ②高齢者の一人暮らしで心配 てもらい、高齢者・ＨＣ互助会ネットワーク委 ③身体が不自由（車椅子使用中など）で心配 ④認知症があり心配 ⑤在宅介護中（寝たきりなど）で心配 ⑥障害があり心配 ⑦乳幼児で心配 員との連携を更に進めることが必要。 ⑧その他の心配事由があれば記載して下さい： （ ） 以上 ５．見守りネットワーク検索 画面 見守り対象者指定検索 ○全対象者データ指定 ○見守り希望者のみ指定 世帯主 同居高齢者 見守り対象者の全データ指定時、現況、553世帯、771名 見守り希望者アンケート調査結果 希望者：３９世帯 ４４名 ５．見守りネット ワーク 検索画面 見守りマップ（丁 別） 要援護者が存在する世帯への状態別ピンの色分、並びに 検索された地域に存在するネットワーク員のアウトラインによる色分 ひとり暮らし ６５才以上のみ世帯 要援護者のみ ネットワーク委員会参加団体 の加入者名簿（桐ヶ丘居住者 対象）も作成可能 世帯主 同居高齢者・HC ５．見守りネットワーク 画面 見守りマップ（組 別） 要援護者が存在する世帯への状態別ピンの色分、並びに 検索された地域に存在するネットワーク員のアウトラインによる色分 隣 組 ひとり暮らし ６５才以上のみ世帯 要援護者のみ 伊賀市社協の「市民ふ くし大学講座～見守り 支援員」養成講座修了 者に加入してもらう。 「見守りネットワークシ ステム」に登録し、見守 り活動に参加。活動の 輪が広がる。 要援護者状態別リスト作成テンプレート（１／２） 要援護者状態別リスト ◎災害時指定避難場所での部 屋割り等の対応に利用 ◎ネットワーク委員会で、見守り 希望者の対応協議に利用 プロジェクター、スクリーンを 購入し、高齢者・ＨＣ互助 ネットワーク委員会で見守り 協議に使用。また高齢者・Ｈ Ｃ互助会が開催する茶話会 に出前講座を実施して周知 活動を実施。また、視察研 修会にも活用。 視察・研修会 高齢者・ＨＣ互助ネットワーク委員会 茶話会 視察・研修会 第７回全国校区・小地域福祉活動サミットinみえ “地域支え合い体制支援システム”展示紹介と 分科会実践報告 桐ヶ丘の 取り組みを 全国に発信 茶話会・出前講座 今 後 の 活 動 展 望 “災害時の安否確認は、平常時の見守り活動 の延長”との考え（意識）を住民に浸透させ、 平常時にも災害時に備えた「見守り活動」を 目指す。活動の支援ツールとして“地域支え 合い体制支援システム＝見守りネットワーク” を最大限活用し、より重層的で的確な見守り・ 支え合い活動に繋げ、急増する高齢者に対 応できる態勢を構築する。 三つの組織「自主防災会（自治会）」「高齢者・ ＨＣ互助会（自治会）」「高齢者・ＨＣ互助ネット ワーク委員会（自治協）」の補完協働による 「桐ヶ丘の支え合い・見守り活動」のＰＤＣＡサ イクルを継続（改善活動）する。 住民の理解を深める為、出前講座 を継続する。また、視察研修会を 継続し、活動のヒントを吸収する。 平成２６年度自治協運営委員会（第１回） ご清聴ありがとうございました 桐ケ丘地区住民自治協議会 平成26年6月29日（日）
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