資料９ビジネスモデル検討ヒアリングについて 2014.2.20 オープンデータ流通推進コンソーシアム事務局ビジネスモデルの検討について目的／目標  今後のオープンデータ利活用の推進の参考とするため、オープンデータに関わるビジネスが継続的に行われるようなビジネスモデルについて検討をする。  実際には、あるビジネスモデルに対応して実際にそのビジネスを運営出来る会社・組織は限られるため、現実的にはベストプラクティスを整理することになると考える。  現時点ではオープンデータに関して多くの人が興味を持ち、その利活用策を検討している段階であり、ビジネスというレベルではオープンデータ利活用事例はまだ少ない状況にある。このため、まずはベストプラクティスへのヒントとなるような要件等について、整理・検討を行う。アプローチ  まず、利用場面を特定しやすく、利用イメージを喚起しやすいという観点から、地域に密着したビジネスに特化して検討を行いたい。  地域でビジネスを実施している企業／地域に密着した情報を取り扱っている企業等にヒアリングを行い、地域データの活用に関わる現状、オープンデータ活用の可能性、それに伴う課題等を聞き取り、今後、オープンデータ提供、利用していく可能性やその際のビジネスモデルの成立要件等について検討を行う。 1 ビジネスモデルの検討についてヒアリング対象 ① コンソーシアム会員のうち、地域でビジネスをしている企業や地域の情報化／ビジネス開発を行っている団体等 ② コンソーシアム会員以外でも、地域でビジネスを行っている企業  例：介護事業者、コンビニ、宅配業者、ホームセキュリティ、不動産会社、etc. ヒアリング対象の選定 ① コンソーシアム会員１３９団体について、業種、事業内容、地域性、地域データの取り扱い状況の整理を実施した。この中から幾つかヒアリングをお願いしたいと思います。業種業務内容地域性地域データの取り扱い状況団体 ITSに関する各種支援活動全国グループ活動の中でプローブデータ、地域ITSデータ等を扱う人材サービス人材派遣、転職支援全国地域の求人情報等を取り扱い情報サービス不動産情報提供全国地域の不動産物件情報を取り扱い情報サービス環境関連の調査、解析、開発、コンサルティング全国日照データ等の取り扱い情報サービス気象情報の提供全国各地の気象情報を取り扱い、XML気象データの無償提供等を実施情報サービス乗り換え案内コンテンツ提供、企業向けASP 全国地域の交通データを取り扱い情報サービスシミュレーション、解析サービス全国防災シミュレーションや環境シミュレーションで地域の環境情報等を取り扱い情報サービス空間情報コンサルティング、空間情報ソリューション提供全国各種空間情報、地域プロジェクトを通じた地域のエネルギー情報等の取り扱い IT／システムパッケージソフト、システム開発、乗り換え案内アプリ提供全国乗り換え案内で各地の交通データを取り扱い IT／システムシステム開発、ソリューション提供北海道地域野菜の産直データの取り扱い団体位置情報利用技術の研究等名古屋カウントダウン時刻表アプリにより、各地の時刻表データを取り扱い（入力はボランティア）団体研究開発、人材開発、起業支援京都スマホアプリで京都の観光情報やナビ情報を取り扱い情報サービス観光、地域振興用ナビアプリ及びサービスの提供京都ナビアプリを通じて、京都の各種地域情報を取り扱い団体ライフライン関係情報のポータルの構築運営関西関西地区のライフライン関連情報の取り扱い情報サービス不動産情報提供福岡福岡周辺の不動産情報の取り扱い団体先端技術の研究開発九州農業SNSプロジェクトで地域農業情報を取り扱い 2 ビジネスモデルの検討について主なヒアリング内容現状について      事業の内容事業の中で利用するデータ／内部的に生成されるデータ利用データの取得方法／取得時の課題提供しているデータ／理由／効果データの共有に対する要求オープンデータ利用の可能性について  オープンデータとしての利用が望ましいデータ／その品質  自身が生成するデータでオープンに出せるデータ／出す条件スケジュール  ヒアリング： 2月中旬～2月下旬  分析・整理： 2月下旬～3月上旬  事務局より直接にヒアリングのお願いの連絡をさせていただきますので、ご協力をよろしくお願いします。 3