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第三者評価受審にあたって
社会福祉法人 天龍会
特別養護老人ホームすずらんの里
施設長 福田 道子
社会福祉法人天龍会 沿革
昭和63年6月
平成元年4月
平成11年4月
社会福祉法人天龍会 設立
軽費老人ホームすずらん苑開設(定員50名)
特別養護老人ホーム すずらんの里開設(入所定員50名)
ショートステイ(定員20名)
八代市デイサービスセンターすずらんの里(B型、E型)
八代市在宅介護支援センター
平成12年4月 併設通所介護(定員30名)
痴呆併設通所介護(定員10名・5名)
居宅介護支援事業所すずらんの里開設
平成12年10月 すずらんの里ヘルパーステーション開設
併設通所介護(定員35名へ変更)
平成18年4月 八代市委託事業配食サービス開始
地域密着型認知症対応型通所介護(定員12名・10名へ変更)
平成19年4月 小規模多機能型居宅介護なごみの広場開設
平成20年5月 地域密着型認知症対応型通所介護いこいの広場開設
(定員12名)
平成21年4月 養護老人ホームすずらんの杜(旧氷川寮)開設予定
事業所概要
○施設名:特別養護老人ホーム すずらんの里
○設 立:平成11年4月1日
○定 員:入所者50名、短期入所20名
○利用者の状況(平成20年11月1日現在)
男性4名、女性46名 平均年齢86.9歳
平均介護度 4.56
○稼働率(平成19年度実績)
入所97.6%(1日平均48.8名)、短期77.4%(1日平均15.5名)
○職員数(特養のみ)
施設長1名、事務職員3名、生活相談員1名、介護支援専門員1名、介護
職員27名(24.5名)、看護職員5名(4.7名)、機能訓練指導員1名、管理
栄養士1名、調理員4名
合計44名(平成20年11月1日現在)
※( )内数字は常勤換算数
第三者評価を受審するに至った経緯
これまで、職員の質の向上が、介護の質の向上に繋がると考え、
研修等への積極的な取り組みや職員の資格取得に対する支援、
各種会議等を通して取り組んできました。
【平成18年度研修実績】
○外部研修(研修、会議、セミナー等参加)
132件 参加職員 延べ248名
○施設内研修
19件 参加職員 延べ478名
新人職員研修、感染症予防研修、介護事故防止について、
身体拘束廃止について、褥瘡予防について、調理研修、介護技術etc
【資格取得への支援】
資格取得報奨金、昇給へ反映、スクリーングや試験日等への勤務
の配慮(年休取得や休日)
【職員面接】
年1回、施設長が全職員にアンケートと面接を行い、職員の待遇等
の意向や希望を直接聴く機会を設けている。
第三者評価を受審するに至った経緯
熊本県福祉サービス第三者評価制度がスタートしたのをきっかけに、提
供しているサービスを客観的に評価してもらいたい。
しかし・・・
当初、職員は第三者評価の受審について消極的であった。
・第三者評価について懐疑的(受けても受けなくても変わらない)
・業務量が増えるのではないか etc・・・
○施設長自らの強い意志により受審するに至る。
【職員に対して行った取り組み】
①職員会議を通して、第三者評価について説明を行う。(監査との
違い、効果等について)
②評価機関との契約後、評価機関からの説明会等を通して、第三
者評価について再度、理解を深める
受審にあたって期待したこと
①改善すべき点を明らかにし、課題の共有化を図るこ
とができる。
②サービスの質の向上に向けた積極的な姿勢をアピー
ルすることができる。
受審によって職員の意識や
意欲面で変化したこと
職員に対するアンケートの記入を通じて、全職員が事業
所のことをより深く知ることができ、自分が直接携わって
いない業務内容についても関心を持つことができた。
そのため、他職種の業務への理解が深まり、職種間の
チームワークがよくなりました。また、職員全体で現在提
供しているサービスを振り返るきっかけになり、評価結果
を受け業務内容の見直し等への意識が高まりました。
また、当初受審に対して消極的だった職員も、受審し
て良かったとの声が多数聞かれた。
受審したことによる効果(成果)
①課題が明確になった
評価項目ごとに評価内容や改善すべき点等が具体的
に記載されており、事業所として取り組まなければならな
い課題や改善事項が明確にでき、今後の事業に反映させ
やすかった。
②職員の意識が変わった
受審結果を受け、おおむね良い内容だったので、職員
の自信にも繋がった。また、課題も明確になったため、業
務内容の見直し等、改善意欲が向上した。
受審したことによる効果(成果)
③利用者の真の声に気づかされた
サービス内容や職員の接遇態度などおおむね、満
足されている内容の調査結果でしたが、利用者の不満
や要望、苦情等を職員に気兼ねなく言えるかの問いで
は、「言えない時もあります」「嫌なことも我慢します」な
どといった声が聞かれ、施設に対して遠慮されているこ
とが伺えました。
この内容を踏まえ、今まで以上に、利用者の気持ちを
汲み取ろうとする姿勢が職員にでてきた。
受審後の具体的な取り組み
受審結果を全職員で検討し、事業計画に反映させた
りし、改善に向け取り組みました。
①中・長期計画の作成
②外部監査の実施
平成20年9月、税理士に依頼し、外部監査の実施
③利用者や家族から相談、意見等を気軽に言える雰囲気作り
1)相談窓口、手続きが分かりやすい案内板の作成
2)アンケートの実施
家族会総会において受審結果の報告やホームページ、
施設内掲示にて受審結果情報を公開
他事業所の受審
平成19年度 通常規模型通所介護
平成20年度 認知症対応型通所介護
平成21年度 訪問介護事業所
受審済
受審中
受審予定