JAVA GUIプログラミング

JAVA GUIプログラミング
第1回
JAVAの実行
絵を描こう
第1回 内容
①
②
③
④
⑤

JAVAのファイルを作る
htmlのファイルを作る
コンパイルと実行
JAVAのプログラム構造の解説
絵を描こう
①JAVAのサンプルプログラム
まずはメモ帳で次のプログラムを作ってください
今回はHドライブに保存しましょう
ファイル名はExample1.javaとします
メモ帳で保存する際には、テキストファイル
ではなく、すべてのファイルで保存してください。
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class Example1 extends JApplet {
public void init()
{
}
public void paint(Graphics g)
{
}
}
②htmlファイルを作る
そしてHTMLファイルを準備しましょう
ファイル名は仮にex1.htmlとしましょう
<html>
<head>
<title>初めてのJAVA</title>
</head>
<body bgcolor="#00FFFF">
<p><applet code=“Example1.class" width="500"
height="500"></applet></p>
</body>
</html>
<html>
<head>
<title>初めてのJAVA</title>
</head>
JAVAのクラス
Example1を
<body bgcolor="#00FFFF">
幅500
高さ500で表示
<p><applet code=“Example1.class" width="500"
height="500"></applet></p>
</body>
</html>
③JAVAのコンパイルと実行
次に作ったソースをコンパイルします
まずはMS-DOSプロンプトを起動します
黒い画面で
C:¥windows>
という画面がでてくるでしょう
そうしたら、今回はHドライブにデータを保存したので
そこに移動します
C:¥windosw>
に続けてcd h:¥
と打ってください
そうしたら
H:¥>
と変わるはずです
C:¥windosw>
に続けてcd h:¥
cdとは
と打ってください
change directoryの略で
そこの場所に移動する命令です
そうしたら
H:¥>
と変わるはずです
MS-DOSでもUNIXでも同じです
コンパイルです
JAVAのコンパイルは
Javac ファイル名
です。今回はExample1.javaなので
javac Example1.java
と入力します。
エラーはでませんでしたか?
エラーがでなければコンパイル成功です。
エラーがあった人はもう一度ソースを見なおして
コンパイルしてみましょう
htmlファイルを開こう
では先ほどのex1.htmlを開いてみましょう
Internet Explorerのなかに縦500、横500の白色が
でるはずです。
これが出れば成功です。
JAVAのプログラムの解説
では、先ほどのExample1.javaを解説していきましょう。
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class Example1 extends JApplet {
public void init()
{
}
public void paint(Graphics g)
{
}
}
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class Example1 extends JApplet {
importといって
public void init()
C言語includeと同じです
{
必要な機能を読み込みます
}
public void paint(Graphics g)
{
}
}
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class Example1 extends JApplet {
public void init()
{
Example1というプログラムを作ります
必ずExample1.javaで保存します
}
public void paint(Graphics g)
{
}
}
必ずクラス名とファイル名は同じです
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class Example1 extends JApplet {
public void init()
ここは、プログラムの初期設定の部分です
{
{ }の間にプログラムを書きます
}
public void paint(Graphics g)
{
}
}
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class Example1 extends JApplet {
public void init()
{
}
public void paint(Graphics g)
実行後すぐに
{
絵を描く部分を担当しています
{ }の間にプログラムを書きます
}
}
⑤絵を描こう
では、これから絵を描く命令を紹介します
drawLine
drawLine(x1,y1,x2,y2)
点(x1、y1)から点(x2、y2)に線を引きます
drawLine(100,100,200,200);
とすると(100,100)から(200,200)へ線を引き
ます
drawRect
drawRect(x1,y1,w,h)
点(x1、y1)から幅w、高さhの長方形を描き
ます
fillRect
fillRect(x1,y1,w,h)
点(x1、y1)から幅w,高さh,による長方形を
塗りつぶします
drawOval
drawOval(x1,y1,w,h)
点(x1、y1)から幅w、高さhの長方形に内接
する楕円を描く
fillOval
drawOval(x1,y1,w,h)
点(x1、y1)から幅w、高さhの長方形に内接
する楕円を塗りつぶします。
では描いてみましょう
public void paint(Graphics g)
{
g.drawLine(100,100,200,200);
g.drawOval(200,100,50,50);
g.fillRect(100,300,80,40);
g.drawRect(300,100,50,80);
}
第1回 終わり
ということで、いろいろな絵を描いてみてください