建築構造演習 座屈実験(第二回) 鋼構造研究室 鋼材と木材の座屈 講義日程 10月12日(第一週):座屈に関する理論、実験方法の講 講義後、記録シートおよび荷重ひずみ関係をダウンロードしておく 10月19日(第二週): 座屈実験準備(測定、記録、試験体 製作) 講義後、最大耐力の推定 10月26日(第三週): 座屈実験(設置、載荷、観察、記録) 講義後、荷重ー変形関係ダウンロード 推奨:カメラ持参 レポート提出 提出日:12月2日(金)17時(時間厳守) 提出場所:11号館6階レポートボックス 実験に用いる試験体 材料と寸法 種類 材質 サイズ(公称値) 細長比(λ) A B C D 木材 つが 70mmx70mm 50 75 100 125 鋼 SS400 L-50x50x6 200 150 100 50 座屈式(線形弾性) P EI 2 2 L 細長比 E 2 2 非線形,非弾性の場合⇒Tangent-Modulus式 ⇒Johnson式(鋼材限定) L I/A 座屈実験概要 セットアップ 制御装置 荷重 変位 データロガー 変位計 デジタル データ コンピュータ (記録) 変位 ナイフエッジの考慮 ナイフエッジがあるため、座屈長さ Lと、材料の長 さ Leが異なる。 細長比 L クロスヘッド I/A 木材の場合 ナイフエッジ (ピン接合を実現) Le L ナイフエッジの高さを L から引いて Le を求め、 木材を切る。 鋼材の場合 ナイフエッジの高さを Le に足して L を求め、 λ を求める。 マーキングの必要性 試験体のセンターリングのためのマーキング •横から見えるように側面に明記 弱 •強軸・弱軸を明記 鋼材のマーキング A= 5.64 cm 2 I x = I y= 12.6 I max= 20.0 I min = 5.24 i x = iy = 1.50 i max = 1.88 i min = 0.96 C x = C y= 1.44 鋼材の断面性能 A= 5.64 cm 2 I x = I y= 12.6 I max= 20.0 I min = 5.24 i x = iy = 1.50 i max = 1.88 i min = 0.96 強軸 C x = C y= 1.44 14.4 弱軸 14.4 作業の手順 試験体製作 計測値は逐一 黒板に記入 1.木材断面形状測定 ノギス、定規で計測 2.木材試験体長さ計算(指定されたλに合うように) 木材の Le のチェックを受ける 3.木材切断 ノコギリでまっすぐに切るように 4.鋼材長さ計測、λ計算 ミクロメーター、ノギス、定規で計測 5.マーキング(センター、強軸・弱軸、グループ名)
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