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地域人づくり事業(雇用拡大プロセス)
農と福祉の連携促進人材育成事業
○背景及び目的
・大阪府では、農空間の多様な担い手の参入促進と障がい者の雇用、就労の拡大を図るため、部局連携により「農と福祉の連携」を推進している。
・大阪府において、障がい者を雇用した企業等の農業参入も増加しているが、企業の法定雇用率の達成状況は依然として低く、平成30年度の精神障
がい者の雇用義務化に向けて、より一層障がい者の雇用促進を図る必要がある。
そこで
・農と福祉の連携分野において、失業中の健常者等を雇用し、キャリアパス研修を通じて人材育成を行い、研修終了後に障がい者雇用により農業へ参入
を検討している企業等への就労を支援することにより農と福祉の連携促進を図る。
○事業概要(イメージ図)
○課題
・障がい者雇用による企業等の農業参
入も増加している。
その一方で
・依然障がい者雇用率は低水準。
・平成30年度より、精神障がい者の雇
用義務付けにより、一層の雇用促進
が必要。
・農と福祉の橋渡し役が少ない。
○OJT
・農業技術のノウハウ獲得
・障がい者が行う加工・出荷業務支援方法の習得
・商品開発、販路開拓等のマーケティング業務体験
・連携企業との業務提携のノウハウの獲得 など
○解決策
・取り組みを進める上で、農業と障がい者雇用両方の知識を有する人
材び確保が不可欠。
・失業中の健常者等を雇用し、キャリアパス研修を通じて人材育成を
行い、今後障がい者雇用による農への参入を検討している企業等へ
の就労を支援することで、農と福祉の連携促進を図る。
農と福祉の連携促進に
従事する人材の育成
○OFF-JT
・相談支援研修
・就労支援に関する研修
・発達障害研修
・サービス管理者研修
・人権研修
・メンタルヘルス研修
農業以外の福祉事業者
新規雇用者
栽培施設
習得したノウハウを活か
し、農業以外の福祉事業
者において、障がい者の
就労環境整備を支援する
業務に従事。
研修施設等
○新規雇用者の事業後の役割
・事業終了後も継続的に雇用
し、経験を積むことで、よ
り高度な人材の育成を図る。
(→企業等への働きかけ)
・農業と障がい者雇用両方
の知識のある人材を必要
する企業等に就労し、農
と福祉の連携促進を担う。
など
人材育成担当者
研修終了後も継続的に雇
用し、さらなる経験を積
むことで、高度な人材育
成を行う。
他の企業等
(社会福祉法人等)
研修終了後
就労支援
農業参入を検討している
企業等は、農業・障がい
者雇用両方の知識を有す
る人材が必要。
障がい者雇用による農へ
の参入を検討している企
業等で就労し、農と福祉
の連携促進を図る。