Calorimetry in JUPITER 2004年5月19日 於 KEK 4号館 神戸大 M2 岸本 晋 内容 1. JUPITER 2. カロリメータ 現段階でカロリメータはどこまで入っているのか JUPITERとは JLC Unified Particle Interaction and Tracking EmuratoR GLC次世代Full Simulator Geant4ベース 重要な役割は検出器パラメータの最適化 Framework 検出器インストール、アンインストール、 構造の変更を簡単に行えるようにする JSF(JLC Study Framework)と連係して動かす 検出器パラメータの最適化から 物理解析に移行する段階で構造から見直す必要あり JUPITERの役割 Monte Carlo Truthを出力するところまで 検出器物質と粒子の反応部分のプログラムを 軽くするため HitのSmearing, DizitizingはJUPITER等の イベント再構成部分はJUPITERの外 → Sattelites JUPITERとSatelites JUPITER開発の背景 参考:保科さんD論 3Tデザイン OOPの発展 Geant4、C++ベースのもの 各検出器サブグループでパラメータのチューニングを容易に ビームラインからのバックグラウンドが検出器に与える影響を見積もるための 加速器衝突点付近の構造のインストール JIM/JLCSIMにないCDC Intermediate Trackerの詳細構造のインストール 自由にそれぞれの検出器をインストールできる仕様 部品の入れ替え、デザインパラメータの変更などによる検出器デザインの変更 イベント再構成段階で混入する誤差を正確に見積もるために 実験データ解析用プログラムと同じ工程をシミュレートできる仕様 JUPITERのディレクトリ構造 各検出器のモジュール化 kern == kernel 実験室がひとつ置かれているだけの ミニマムセットを提供 どこのサブグループにも 属さないファイル int main(int argc, char** argv) Geant4を走らせるために 必要なクラス Event, Run, Physicsに関係するクラス 視覚化のためのクラス JUPTERのベースクラス framework ベースクラス 検出器のジオメトリカルな部品が 共通してもつべき特性を集約 検出器の反応部分(sensitive detector)に関する 共通特性を集めたクラスとMonte-Carlo Truthを扱う J4VComponent, J4VXXXDetectorComponent J4VSensitiveDetector, J4VSD, J4VHit 物質の定義と管理を行うクラス J4MaterialStore, J4XXXMaterialStore JUPITERベースクラスのUML図 カロリメータ Materialの作成 J4VMaterialStore←J4CALMaterialStore J4CALMaterialStore::Create() 他のサブグループでも使う → まだ実装されていない Componentの作成 J4VDetectorComponent←J4VCALDetectorComponentを継承して EndCap, Barrelをつくる 部品クラス⇒形はある。 J4CAL, J4CALCone, J4CALEM, J4CALHD, J4CALTower Endcap, Barrelなどの概観はできている 実装すべきは、TowerのEM, HD内詳細構造
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