【1 事業の内容及び実施方法】 1.1. 事業内容(実施方法を含む) 1.1.1 粒界構造確認(EBSD測定) 記述内容 1/2 事業内容(実施方法を含む)について具体的に記述する。 事業内容(実施方法を含む) 1. 弊社は1979年に分析・試験業務を分離して総合試験研究会社として発足しました。以降長年にわたり蓄積した豊富な技 術とノウハウおよび最新鋭の設備を駆使し、材料や構造物などの分析、試験、測定、解析から試作、製造、さらには薄膜 ターゲット材料の製造、半導体検査装置の設計・製作など、課題解決型のサービスを行っております。 2. 実施方法 1) EBSD測定面の調製 研磨法による測定面調製を行うため以下の①~④に示す工程を実施します。 ① 精密切断機を使用してEBSD試験片をEBSD測定できるサイズに切断。 ② 湿式研磨(エメリー紙#500⇒#1000⇒#2400) ③ バフ仕上げ(ダイヤモンド6μm⇒1μm):鏡面仕上げ。 ④ OPS(コロイダルシリカ)仕上げ又は、電解研磨仕上げ。 補足:④は表面の加工歪を除去するために必要。 端面部実施の場合はOPS仕上げ。試料中央部測定の場合は電解研磨仕上げ。 2) EBSD分析および粒界性格解析 ① 1)で調製した測定面を有する試料をFE-SEMに装荷してEBSD分析を行う。 測定装置名称 ・FE-SEM :日本電子製 JSM-6500F、フィリップス社製 XL-30SFEG ・EBSPシステム:TSL社製 OIM Ver.4.0、OIM Ver.5.2 炉内構造部材開発(粒界構造確認(EBSD測定))提案書雛型(7-3) 【1 事業の内容及び実施方法】 1.1. 事業内容(実施方法を含む) 1.1.1 粒界構造確認(EBSD測定) 記述内容 2/2 事業内容(実施方法を含む)について具体的に記述する。 事業内容(実施方法を含む) ② 分析面を1mm×1mm□、測定ステップを2μmにして測定を行う。 ・総測定点数:25万点 結晶粒径が上記ステップ数で不適の場合は、ステップ数と測定範囲、視野を再検討する。 ③ OIM解析ソフトを使用し、対応粒界分布図および全粒界長さにおける対応粒界長を計算し、全粒界長さに対する対応粒界長 の割合を求める。 炉内構造部材開発(粒界構造確認(EBSD測定))提案書雛型(7-3)
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