Document

大学行政管理学会研究推進・支援研究会資料
山形大学の研究マネジメント
山形大学研究プロジェクト戦略室
教授 山崎 淳一郎
2008年6月21日
1
index
研究活動の活性化を通じて、Visionary-Universityをめざす
山形大学の概要
山形大学の沿革
山形大学の組織 -2.研究支援組織
結城プラン2008
研究プロジェクト戦略室 -2.戦略室の活動
山形大学バーチャル研究所
研究プロジェクトの戦略的展開
-2.先進的研究支援のための教員配置を伴うプロジェクト
-3.戦略的研究プロジェクトに対する任期付教員の支援
8. 1学部・部門 1プロジェクト
9. 結城プラン2008公募プロジェクト
10. 研究マネジメントの今後の課題
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
2
1.山形大学の概要
1949.5設置*6学部5研究科を擁する地方中規模総合大学
エリアキャンパス
もがみ
100km
小白川キャンパス
人文学部
地域教育文化学部
理学部
鶴岡キャンパス
農学部
飯田キャンパス
50km
米沢キャンパス
工学部
医学部
○21世紀テーマ:自然と人間の共生
○Leading concept:
地域に根ざし、世界を目指す
○経営の基本方針:
◇学生が主役となる大学創り
◇教育、特に教養教育の充実
○学生数:9,284人=学部 7,971人、
大学院 1,313人
○職員数:1,846人=教員853人、職員993人
○H20収支予算
330億円
教育研究診療等 285億円
うち授業料等収入 54億円、
附属病院収入104億円、
運営費交付金120億円
外部資金
13億円
施設整備費補助金 32億円
○科学研究費補助金 4億円(239件)
3
2.山形大学の沿革
旧制高校、師範学校、工業学校、農林専門学校が前身。2009年
創立60年を迎える。
昭和24.5~
人文学部
社会文化システム研究科
昭和42.6~
平成5.4~
山形高等学校
文理学部
理学部
理工学研究科
大正9.4~昭和25.3
昭和24.5~昭和46.4
昭和42.6~
昭和39.4~
教養部
山
昭和42.6~平成8.4
山形県師範学校
明治11.3~昭和26.3
山形青年師範学校
形
教育学部
昭和24.5~
教育学研究科
明治11.3~昭和26.3
地域教育文化
学部
平成17.4~
医学部
医学系研究科
昭和48.9~
昭和54.4~
工学部
理工学研究科
昭和24.5~
昭和39.4~
山形県立農林専門学校
農学部
農学研究科
明治11.3~昭和26.3
昭和24.5~
昭和45.4~
大
米沢高等工業学校
明治43.3~昭和26.3
学
平成5.4~
4
3.山形大学の組織(1/2)役員と部局等
学長と5理事による分権的執行体制の下、理事と事務局各部の緊
密な連携によるマネジメント体制を確立
役員
監査室
総括
研究プロジェクト戦略室
中島理事
評価分析室
教育/学生
形
大
学
保健管理センター
河田理事
研究/評価/
施設
小山理事
社会連携/
情報/国際
北野理事
総務/広報
三觜理事
財務/EM/
業務改善
業務改善等推進室
事務局
結城学長
山
エンロールメント・マネジメント室
人文学部
地域教育文化学部
理学部
附属病院 附属動物実験施設附属実験実習機器センター
医学部
工学部
附属やまがた科学フィールドセンター
農学部
附属図書館
附属学校
小学校
中学校 特別支援学校 幼稚園
学内共同教育研究施設
地域共同研究センター 遺伝子実験施設 学術情報基盤センター など
学内共同利用施設
放射性同位元素総合実験室 大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー など
5
3.山形大学の組織(2/2)役員と事務局
学長と5理事による分権的執行体制の下、理事と事務局各部の緊
密な連携によるマネジメント体制を確立
役員
事務局・業務組織
結城学長
監査室
総括/幹部人事
中島理事
教育/学生
高等教育研究企画センター長
外国語教育センター長
学務部
教育企画ユニット
修学支援ユニット
就職支援ユニット
入試ユニット
学生支援ユニット
研究プロジェクト戦略室長
評価分析室長
企画部
経営企画ユニット
研究支援ユニット
施設部
施設企画ユニット
施設管理ユニット
安全管理ユニット
情報サービスユニット
情報企画ユニット
国際センター長
学術情報部
学術情報ユニット
社会連携/情報/
国際交流
社会連携ユニット
国際交流ユニット
北野理事
教職研究総合センター長
人事ユニット
労務ユニット
河田理事
研究/評価/施設
小山理事
総務/広報
総務部
附属学校事務ユニット
広報ユニット
国際化主幹
総務ユニット
三觜理事
財務/EM/業務改善
財務部
財務ユニット
経理ユニット
契約ユニット 財務分析ユニット
エンロールメント・マネジメント室 業務改善等推進室 6
3-2.研究支援組織
担当理事の下、役割に応じて機動的な運営組織・事務組織
山形大学[学長]
研究担当理事
研究プロジェクト戦略室
知的財産本部
社会連携担当理事
地域共同研究センター
大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー
《本部》
《学部》
企画部研究支援ユニット
3[1]
工学部事務ユニット
3[2]
学術情報部社会連携ユニット
2[1]
医学部事務ユニット
2[1]
農学部事務ユニット
1
7
4.結城プラン2008(1/2)
結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン
基本方針
①何よりも学生を大切にして、学生が主役となる大学創りをする。
②教育、特に教養教育を充実させる。
行動計画
研究を高度化させる。
重点事項
【研究】
●山形大学の研究を質と量の両面でレベルアップし、学生が誇りを持てるようにする。
●これまでの実績をベースに、「グローバルCOEプログラム」の採択をめざす。
●科学研究費補助金の申請件数を1,000件以上に引き上げる。
●42歳以下の若手教員を対象に、研究費の支援(20~30件、1件50万程度)を行う。
見直し
①2008年の年末に、このプランの達成状況を検証する。
②2009年の年頭に、新しく「結城プラン2009」を作成する。
8
4.結城プラン2008=研究=(2/2)
結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン
研究マネジメントの構築
■本学独自のYU-COE(山形大学先進的研究拠点)
の形成を図るために、人・モノ・資金の支援体制の
検討を進めます。
■本学において基礎研究を着実に推進するため、こ
れに携わる全ての研究者を対象とし、長期的視点
に立った支援制度の検討を進めます。
■テニュア・トラック制度の導入の検討を進めます。
■研究アドミニストレーターを養成し、研究のレベルアップ
を図り、競争的研究資金の倍増をめざします。
YU-COEの形成に向けた基盤整備
科学研究費補助金に対する取組
■科学研究費補助金の2009年度申請件数1,000件を
目指します(2008年度734件)。
■科研費不採択となった42歳以下の若手教員を対象
とし、次年度以降の採択に向け研究経費の支援を行
います(20~30件、1件50万円程度)。
■科研費新規応募に係る不採択件数は、毎年400~
500件ありますが、これらへの対策として、アドバイザ
ー制度を構築し、経験的立場からのアドバイスを行う
ことにより、採択率のアップをめざします。
女性教員・若手教員育成のための基盤整備
■21世紀COEの「地域特性を生かした分子疫学研究」
の成果を踏まえ、グローバルCOEプログラムの採択を目指 ■女性教員を対象とし、国内外で開催される国際学会
への旅費を支援します。
します。
■先進的研究プロジェクトに対する任期付教員の配置 ■新任教員を対象とし、スタートアップに係る研究支援
を行います(4件程度、1件100万円程度)。
を継続して支援します。
■医学、栄養学、スポーツ生理学、農学、工学など学問分 ■競争的資金に応募し惜しくも不採択となった中から、
野を超えた研究グループを組織し、メタボリック・シンドローム共 特に今後の進展が期待できる課題を選考し、1学部・
同研究プロジェクトを立ち上げるなど、学部間研究プロジェ 1プロジェクトとして研究資金を支援します。
クトの推進を図ります。
9
5.研究プロジェクト戦略室
科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部
間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等
室長
:河田 純男(研究担当理事)
専任教授:山﨑淳一郎
◇設置 平成18年4月
◇目的
本学の研究の活性化を図り,科学研究費補助金等の各種
研究費助成金,受託研究費,共同研究費等の外部資金獲得
額の拡充を図るため,本学の研究プロジェクトの調整及び国内
外機関との共同研究を戦略的に推進すること
◇業務内容
研究プロジェクトの全学的な調整,研究費助成金等の情報
収集・応募への支援等
10
5-2.研究プロジェクト戦略室の活動①
科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部
間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等
Ⅰ 研究者に対する情報提供・周知
◇科学研究費補助金説明会
年2回、学部ごと
①5~8月 使用ルール、補助条件等に関する説明会
*会計検査院実地検査受検対策(経験を踏まえて)
*使用ルールの趣旨徹底
②9~10月 公募要領の説明、獲得に向けての対策
*学術調査官OB、審査員OB等による審査員が注目
する申請書の書き方
*「計画調書作成のポイント」配付
◇科学技術振興調整費説明会
◇JST、農水省等の競争的資金、プロジェクト研究公募に
関する説明会
11
5-2.研究プロジェクト戦略室の活動②
科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部
間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等
Ⅱ 研究マネジメント
◇研究活動における不正行為防止に係る関係規定の整備
◇研究費等の不正使用防止ガイドライン策定の学内検討参画
◇グローイングアッププログラム制度の策定[山形大学版
若手教員在外研修制度]
◇学部間共同研究に関するリエゾン業務
◇研究関係情報の収集、学内への情報発信
→個別相談により研究者の業績とマッチングした競争的
資金申請の誘導・支援
12
研究プロジェクト戦略室
13
6.山形大学バーチャル研究所
自主的な学部間共同研究を推進するしくみ
◇制度化
◇趣旨
平成13年2月
自主的な共同研究の推進を支援し、本学の研究活動の活性化を図るために、
社会的要請の高い分野、学際的分野、先駆的分野などにおいて学部を横断し
た自主的共同研究を行うグループを研究組織として認定するもの
◇条件
*研究期間 原則として5年以内の研究
*成果公表 最終的に研究成果を論文等で公表
◇特徴
*専任教員、施設を持たない
*専門分野にとらわれない柔軟な研究を行う
*学長裁量経費によっても支援
14
6-2.認定バーチャル研究所
自主的な学部間共同研究を推進するしくみ
1.山形大学街づくり研究所
地方都市における中心市街地の活性化
2.山形大学共同研究組織(YURNS)
産学官民連携手法の研究
3.山形大学都市・地域学研究所
「都市・地域学」に関する総合的かつ学際的研究
4.データベースアメニティ研究所
インターネットとデータベースを使った技術に関する研究
5.GIS利活用研究所
地域活性化のためのGISの利活用法に関する実証的研究
6.山形大学地域共育創造研究所
地域共育カリキュラムの構築と教職大学院
7.山形大学特別支援教育臨床科学
研究所
発達障害児に対する実証に基づく教育支援方法の開発
8.総合スピン科学研究所
「スピン科学」に関する総合的かつ学際的研究
15
7.研究プロジェクトの戦略的展開(1/2)
先進的研究プロジェクトの推進のための仕掛け
1. 先進的研究支援のための教員配置を伴うプロジェクト
先進的研究プロジェクトに対し、任期付教員による人的支援を行うことによ
り、研究プロジェクトの研究環境を整備。
事業期間:平成18年度~平成22年度(5カ年)
事業内容:①教員配置に伴う人件費配分(600万円/4年間) 3件
②研究費配分(50万円/平成18年度のみ)
4件
2. 戦略的研究プロジェクトに対する任期付教員の支援
国際的に通用する、特に先進的研究の推進を図るため、任期付教員の配
置に必要な人件費を支援。
事業期間:平成19年度~平成22年度(4カ年)
事業内容:①教員配置に伴う人件費配分(500万円/4年間) 1件
②研究費配分(50万円/平成19年度のみ)
1件
16
7.研究プロジェクトの戦略的展開(2/2)
先進的研究プロジェクトの推進のための仕掛け
◇マネジメント上の特徴
1.事前評価(採択)
・外部者を含めた審査委員会による審査。
・書面審査とヒアリングによる2段階審査を実施。
2.中間評価
・事業2年度目に実施。
・学外有識者による書面審査(第1段審査)、学長・研究担当理事による
ヒアリング審査、役員会による書面審査(第2段審査)を実施。
・3年目以降の研究推進につながる改善点の指摘を中心に、評価コメント
を作成。
3.事後評価
・研究成果報告書に基づく事後評価を実施。
*研究評価・マネジメントのPDCAを回す戦略→他の事業への波及効果
17
7-2.先進的研究支援のための教員配置を
伴うプロジェクト採択課題
先進的研究プロジェクトの推進のための仕掛け
《人件費配分》
助 手
医学部 嘉山孝正
放射線総合医学研究所HIMAC利用共同研究「重粒子線に
よるがん細胞殺傷メカニズムに関する検討」
工学部 城戸淳二
山形県有機エレクトロニクスバレー構想プロジェクト
農学部 安田弘法
熱帯の土壌微生物が植物・植食者・捕食者群集の多様性創
助 手
出とその共存に及ぼす影響
平成18年度~
平成19年度~
特任教授
平成18年度~
《研究費配分》
理学部 岩田高広
COMPASS国際共同実験での核子スピンの起源の研究
理学部 郡司修一
硬X線偏光天文学の創成
工学部 神谷 淳
完全メッシュレス法の開発と光学的応用
農学部 三橋 渉
植物・菌類のテルペノイド生合成酵素を利用した有用物質
開発基盤研究
18
7-3.戦略的研究プロジェクトに対する任期
付教員の支援 採択課題
先進的研究プロジェクトの推進のための仕掛け
《人件費配分》
理学部 岩田高広
CERN-COMPASSにおけるハドロン構造の研究
助 教
《研究費配分》
理工学研究科 松尾徳朗
次世代知的電子商取引研究プロジェクト
19
8.1学部・部門 1プロジェクト(1/3)
他大学ではみられない独創性等を有する教育、研究、社会貢献等
の諸活動を推進
■山形大学中期目標(抄)
2 研究に関する目標
(1)研究水準及び研究の成果等に関する目標
1.基礎研究を推進し、独創的で水準の高い研究成果を挙げる。
■山形大学中期計画(抄)
2 研究に関する目標を達成するための措置
(1)研究水準及び研究の成果等に関する目標を達成する措置
独創的・萌芽的研究テーマ(教育内容を含む)を公募し、1学部(1部門)
1件の採択・推進を図る。
①他大学に先駆けた先端的な研究又は先進的な教育
②独創的な発想に基づく教育又は研究
③地域又は地域住民と連携した教育、研究、社会貢献
④その他、社会に対してアピールできる(誇れる)もの
事業期間:1~4年(事業年度:平成16年10月~平成21年9月
配分金額:1課題当たり50万円~400万円
5年間)
20
8.1学部・部門 1プロジェクト(2/3)
他大学ではみられない独創性等を有する教育、研究、社会貢献等
の諸活動を推進
部局等名
プロジェクトの名称
人文学部
世界遺産「ナスカの地上絵」に関する学際的研究
地域教育
文化学部
「地域教育文化学部」設置に向けた総括的広報
理学部
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度
2年
1年
地域連携を基盤にした教育文化支援プロジェクト
4年
サイエンス@サイトプロジェクト
2年
理学部サイエンスネットワーク構築プロジェクト
卒後研修制度での獲得目標を含めた6年完結型の医学
教育の確立
2年
1年
医学部
医療安全の確保に向けた看護実践能力強化のための看
護技術自主トレーニングシステムの構築
CR(カスタマー・リレーションシップ)システム構築
工学部
1年
地域ものづくりクラスターにおける企業後継者を対象と
した経営管理実践MOTプログラムの開発
環境保全型水稲多収理論の構築
農学部
4年
地域食糧資源の活用による高度健康機能性食品素材・
成分の創出手法の開発と利用
3年
1年
1年
21
8.1学部・部門 1プロジェクト(3/3)
他大学ではみられない独創性等を有する教育、研究、社会貢献等
の諸活動を推進
部局等名
プロジェクトの名称
図書館
紅花の歴史文化と地域学術資料のデータベース化及び
情報発信
病院
患者と医療者の安全パートナーシップ確立のための教育ビデ
オによるリスクマネジメント
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度
2年
1年
院内がん登録データベースの構築
地域共同教
育センター
遺伝子実験
施設
地域資源を活用した高度機能性食品素材の戦略的開発
研究
4年
1年
産学連携業務における革新的標準化のための総合的知
識化システムの構築
ヘム代謝関連因子の生理機能解明
3年
1年
DNA組換え実験等の技術講習会実施による研究支援
博物館
山大文化財リサーチ・プロジェクト
事務局
省エネ指標の策定及び業務コストの検討-山大版鷹山
プロジェクト
山形大学ネット・インフォメーションセンター構築プロジェクト
4年
2年
1年
1年
2年
22
9.結城プラン2008=研究=(再掲)
結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン
研究マネジメントの構築
■本学独自のYU-COE(山形大学先進的研究拠点)
の形成を図るために、人・モノ・資金の支援体制の
検討を進めます。
■本学において基礎研究を着実に推進するため、こ
れに携わる全ての研究者を対象とし、長期的視点
に立った支援制度の検討を進めます。
■テニュア・トラック制度の導入の検討を進めます。
■研究アドミニストレーターを養成し、研究のレベルアップ
を図り、競争的研究資金の倍増をめざします。
YU-COEの形成に向けた基盤整備
科学研究費補助金に対する取組
■科学研究費補助金の2009年度申請件数1,000件を
目指します(2008年度734件)。
■科研費不採択となった42歳以下の若手教員を対象
とし、次年度以降の採択に向け研究経費の支援を行
います(20~30件、1件50万円程度)。
■科研費新規応募に係る不採択件数は、毎年400~
500件ありますが、これらへの対策として、アドバイザ
ー制度を構築し、経験的立場からのアドバイスを行う
ことにより、採択率のアップをめざします。
女性教員・若手教員育成のための基盤整備
■21世紀COEの「地域特性を生かした分子疫学研究」
の成果を踏まえ、グローバルCOEプログラムの採択を目指 ■女性教員を対象とし、国内外で開催される国際学会
への旅費を支援します。
します。
■先進的研究プロジェクトに対する任期付教員の配置 ■新任教員を対象とし、スタートアップに係る研究支援
を行います(4件程度、1件100万円程度)。
を継続して支援します。
■医学、栄養学、スポーツ生理学、農学、工学など学問分 ■競争的資金に応募し惜しくも不採択となった中から、
野を超えた研究グループを組織し、メタボリック・シンドローム共 特に今後の進展が期待できる課題を選考し、1学部・
同研究プロジェクトを立ち上げるなど、学部間研究プロジェ 1プロジェクトとして研究資金を支援します。
クトの推進を図ります。
23
9-2.結城プラン2008公募プロジェクト
競争的資金を獲得し、研究活動の活性化を図るために
科学研究費補助金に関する若手
教員研究助成
自由な発想に基づき、先進的で独創性のある研究を進める
若手教員で、科研費に応募したが不採択になったものに対
して、次年度以降の採択に向け、研究費の一部を支援。
20~30件程度/1件50万円
公募中(6/27まで)
科学研究費補助金計画書に関する
アドバイザー制度
科研費に応募・不採択となった研究者に対して、科研費研
究計画書の「書き方」を中心にアドバイスを行い、次年度
科研費の応募を支援。
相談申込受付中(6月末まで)
部局ごとに1~2名「アドバイザー」配置/2万円支給
女性教員の国際学会への旅費支援
新任教員のスタートアップ支援
大型の競争的外部資金獲得のため
の支援制度
女性教員育成のための基盤づくりとして、女性教員が国際
的にも活躍できる環境を整備。
6人程度/1件30万円上限
公募中(7/31まで)
若手教員育成のための基盤づくりとして、新任教員に対し
研究開始時の環境整備など、スタートアップに係る研究を
支援。
4件程度/1件100万円
公募中(7/31まで)
国の大型競争的資金(応募総額2,000万円以上)に応募、
不採択となった研究課題に対して、研究資金を支援。
6件程度/1件100万円
公募中(7/31まで)
24
10.研究マネジメントの今後の課題
研究活動の活性化を通じて、Visionary-Universityをめざす
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
中長期的な学術研究戦略の策定
科学研究費補助金の採択件数・配分額の拡充
YU-COE(山形大学先進的研究拠点)の形成
テニュア・トラック制度など人事制度の改革
研究アドミニストレーターの養成強化
研究マネジメントにおけるPDCAサイクル確立
学部間共同研究、大学間共同研究の推進
(ex.)最上川学、低炭素社会
25
ご静聴お疲れ様でした。
山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎
TEL.023-628-4838
FAX.023-628-4849
E-mail:[email protected]
「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法
山形大学HP→「研究案内」→「研究助成金情報」→
「研究プロジェクト戦略室」
この中に研修会資料などが検索できます。
(トップページからアクセスできます。)
http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.html
26