景気と社会 - 駒澤大学

貨幣の法律と偽金
2013-05-30
MR1223 0
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はじめに
この発表では、たいていの日本人
が常日頃から使っているお金のこと
について述べる。
我々が何気なく目にしているお金
の模様、お金の法律、偽金のことな
ど、広く触れていく。
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目次
 記番号について
 お金の作製場所
 お金の法律
 偽金を発見したら
 過去の偽金事件簿
 偽金防止の工夫
 まとめ
 参考文献
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記番号について
 紙幣に印刷されているアルファベットと数字
「記番号」という
http://chigasakiws.web.fc2.com/index.html
近現代・日本のお金より
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記番号について
発行されるどのお札も同じルールがある
≪現在発行されている紙幣のルール≫
最初のアルファベット1~2文字
+
6ケタの数字
+
最後にアルファベット1文字
× IとOは使用不可
組み合わせは129億6千通り
発行が続く場合は色を変えて表示される
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お金の作製場所
 硬貨
→ 「独立行政法人造幣局」
本局:大阪
支局:東京、広島
 紙幣
→ 「独立行政法人国立印税局」
東京都北区の滝野川
神奈川県の小田原
岡山県の岡山市
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など
お金の法律
「通貨及証券模造取締法」
通貨と間違えやすい物質の製造・販売禁止
例) 図柄、大きさ、材質など
~地域通貨を自分たちで運営する場合~
1.通貨名を「円」以外にする
2.有効期限を設ける
3.会員限定にする
法律に触れ
ないように
する
http://www.city.hikone.shiga.jp/kikakushinkobu/gen/gen/h19.html 美しいひこね創造活動
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(上記画像)
偽金を発見したら
日本銀行に持っていくと鑑定してくれる
ただし、金額は交換してもらえない
↓
そのまま警察の管轄に
謝礼金はもらえるかもしれない…
(すでに犯人が捕まっていたらもらえない)
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過去の偽金事件簿
1993年 「506枚の1万円偽造」事件
磁気インクを使い、両替機を騙す
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2008年
岡山県 「100円硬貨偽造」事件
本物よりもチープなつくりだった
2012年
自宅プリンターで1万円札を30枚偽造
偽金防止の工夫
【コンセプト】
パソコン関連機器による作製を難しく
現金取り扱い器の検知能力強化
資格による偽造券の発覚を簡単にする
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偽金防止の工夫
 凹版印刷:インキ部分が盛り上がっている
 特殊インキ印:カラーコピー防止
 彩文模様:微細なので偽造を困難に。
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偽金防止の工夫
 ホログラム:きらきらする模様
 潜像模様:角度により数字が見えてくる
 マイクロ文字:通常の複製技術ではコピー不可能
とても小さな文字
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まとめ
普段から意識もせずに何気なく使っているもの
であるが、調べてみるとひとつひとつにきちんと
意味があって、とても面白かった。
まだまだあるけれど、この場ではすべてを語り
きれないのがとても残念である。
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参考文献
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ミュージアム巡り
http://blog.goo.ne.jp/tetsuro_adachi/e/4939b0cb6e0e053e35c88f
2360ac4344
日銀券の記番号
http://chigasakiws.web.fc2.com/e-gou2-kiban.html
紙幣のABC
http://www.bekkoame.ne.jp/~muraoka/shihei_1.html
お金の豆知識
http://www.boj.or.jp/announcements/education/data/are02c.pdf
#search='%E6%9C%AD+%E5%81%BD%E9%80%A0%E9%98%
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