私個人から見た比較 震災 現地入り 滞在 現地伝手 活動内容 足 通信手段 携帯電話 東灘 1995/1/17 7日後 1週間 組織 医療 徒歩+バイク パソコン通信 なし 小千谷 2004/10/23 13日後 3日間 個人 医療+他 自家用車 ウェブ+メール あり 通信手段普及の変遷 世帯普及率 携帯電話 パソコン インターネット 1995 2004 10.6 93.6 15.6 77.5 0 88.1 数字は% 道路状況が 知りたかったが • TV,新聞では有用な情報なし • ポータルサイトでも道路情報なし • ネットは?国土交通省→道路局→北陸地 方整備局→長岡道路事務所は後日判明 情報がなかった?見つけられなかっ た? • 被災地内での内的因子:心理と行動の問題 – 現地実況優先:倒壊家屋,犠牲者,避難所 • 被災地内での外的因子:時間と人手の問題 – リアルタイムで更新するマンパワーの欠如 • 被災地外での認識の問題:情報発信側と受信側 通信インフラの整備だけでは対応不可能! “情報ロジスティッ ク”の配送体制の問 題 • • • • • 発信側の人手・時間・手段不足 発信側の受信側に関する知識不足 インターフェース部門の知識・ノウハウ不足 受信側での人手・時間・手段不足 受信側の発信側に関する知識不足 “情報ロジスティック”での品質管理 • • • • • 情報自体が生物(なまもの) 腐ったものは使い物にならない それだけでなく損害を起こす 傷んだ情報,傷みそうな情報は出さない 受け取る方にも吟味の目が必要 情報のロジスティックと管理: 災害コーディネーターと同様の悩み • 中の人間と外の人間の利点と欠点 • どういう人がいいか? – 背景(職業、性別、年齢、家族構成、被災度) • 固定制?交代制:引継ぎの問題 • 複数の分担制? • “災害コーディネーター”との兼任の問題 今回役立ったネットワークとノウハウ • TFC:8年前~ • 神戸市東灘区住之江公民館救護所:10年前~ • 兄弟子(吉山先生):25年前~ ネットワーク=損得勘定抜きの仲間 対策の鍵 原因の除去と欠如の補充 • 地域外のバックアップ勢力確保:普段からの交流 – 自治体レベル:災害姉妹都市 – 個人レベル:地域OB・OG • 地域の外を知る – 明日は我が身と災害現場を訪れる – どこに誰がいてどんなことを考えているか 結局は,地域医療の余力をネットワークの力で高めていくこと いくつかの提案 • 国道事務所以外の役所が道路情報を集めて, 定期的に報道発表する • 完全なものは期待しない(発信・受信双方で) • 道路・地理関係者幅広く募集し,活動してもらう →自分でもできることを発見してもらう – JAFに仕事をしてもらいながら – ゼンリンなどの地図会社 – 運送会社
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